JP2000006820A - 衝撃吸収式ステアリングコラム装置 - Google Patents

衝撃吸収式ステアリングコラム装置

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JP2000006820A JP17339598A JP17339598A JP2000006820A JP 2000006820 A JP2000006820 A JP 2000006820A JP 17339598 A JP17339598 A JP 17339598A JP 17339598 A JP17339598 A JP 17339598A JP 2000006820 A JP2000006820 A JP 2000006820A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品管理、組立作業が容易な構造で、しかも
二次衝突時に衝撃エネルギを効果的に吸収自在な構造を
実現する。 【解決手段】 ステアリングコラム2に固定する被支持
ブラケット5とエネルギ吸収部材19とを、1枚の金属
板により一体に造る。このエネルギ吸収部材19の幅
は、後方に向かう程広くなる。二次衝突時には、支持ブ
ラケット3aを構成する1対の支持板部4a、4aによ
り、上記エネルギ吸収部材19を扱きつつ、上記ステア
リングコラム2の前方への変位を許容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係る衝撃吸収式ス
テアリングコラム装置は、ステアリングコラムを衝突時
の衝撃を吸収できる構造とする事により、衝突時に於け
る乗員の生命保護を図るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の衝突時には、自動車が他の自動
車等と衝突する、所謂一次衝突に続いて、運転者がステ
アリングホイールに衝突する、所謂二次衝突が発生す
る。この二次衝突の際に運転者が受ける衝撃を少なく抑
え、運転者の生命保護を図る事を目的として、一端にス
テアリングホイールを固定するステアリングシャフト
を、強い衝撃が加わった場合に全長が縮まる、所謂コラ
プシブルステアリングシャフトとすると共に、このステ
アリングシャフトを挿通したステアリングコラムを衝撃
吸収式のものとする事が、一般的に行なわれている。
【0003】この様な目的で使用される衝撃吸収式のス
テアリングコラム装置として従来から、例えば実開平5
−75057号公報に開示されたものが知られている。
図16〜18は、この公報に記載された衝撃吸収式ステ
アリングコラム装置を示している。尚、図示の例は、ス
テアリングシャフト1の後端部(本明細書中の前後は、
自動車の進行方向で言う)に運転者に対向する状態で固
定した、図示しないステアリングホイールの高さ位置を
調節する為のチルト機構を組み込んだ構造を示してい
る。ステアリングコラム2は、内側に上記ステアリング
シャフト1を回転自在に支持すると共に、中間部に設け
たコラプシブル構造部(図示省略)により、軸方向に亙
る強い力が加わった場合には、全長が縮まる様にしてい
る。尚、上記ステアリングシャフト1も、軸方向に亙る
強い力が加わった場合には、全長が縮まる様にしてい
る。
【0004】上記ステアリングコラム2を車体に支持す
る為の支持ブラケット3は、左右1対の支持板部4、4
により、上記ステアリングコラム2の中間部下面に溶接
固定した被支持ブラケット5を挟持している。この被支
持ブラケット5の左右両側壁には切り欠き6、6を、上
記各支持板部4、4の一部でこれら各切り欠き6、6と
整合する部分には上下方向に長い長孔7、7を、それぞ
れ形成している。そして、上記切り欠き6、6及び長孔
7、7を一方から他方(図17の右から左)に挿通し
た、杆状の抑え部材である結合ボルト8の他端に、結合
ナット9を螺合させている。この結合ボルト8は、頭部
10と一方の長孔7の側縁との係合により、各長孔7、
7に沿って昇降する事はあっても、回転する事のない様
にしておく。又、上記結合ナット9は、チルトレバー1
1(本発明の実施の形態を示す図1、3参照。図16〜
17には省略。)により回転自在としている。従って、
このチルトレバー11の操作に基づいて上記結合ナット
9を回転させ、この結合ナット9と上記頭部10との間
隔を変化させれば、上記被支持ブラケット5を固定した
ステアリングコラム2を、上記支持ブラケット3に対し
固定したり、或は固定を解除して、上記ステアリングホ
イールの上下位置の調節を行なえる。
【0005】更に、上記結合ボルト8の中間部で、上記
被支持ブラケット5の内側に存在する部分には、エネル
ギ吸収部材12の後端部(前後は自動車の進行方向で表
わし、図16、18の右端部)を外嵌支持している。そ
して、このエネルギ吸収部材12の前端部(図16、1
8の左端部)は、上記ステアリングコラム2の中間部下
面に溶接固定している。従って、上記エネルギ吸収部材
12の後端部は、結合ボルト8及び支持ブラケット3を
介して、衝突時にも変位する事のない車体13に支持
し、前端部は、衝突時に前方に変位するステアリングコ
ラム2に支持する。このエネルギ吸収部材12は、可塑
性を有する1枚の金属板を打ち抜き形成する事により、
図18に示す様に、内側部分の肉が抜かれた形状に造っ
たもので、後端部を除いた部分を平板状に形成してい
る。
【0006】この様なエネルギ吸収部材12を組み込ん
で成る、従来の衝撃吸収式ステアリングコラム装置の場
合、衝突事故に伴なう二次衝突により、前記ステアリン
グコラム2を前方に押す衝撃力が加わった場合には、エ
ネルギ吸収部材12が、前後方向に伸長する方向に塑性
変形しつつ、上記ステアリングコラム2が前方に変位す
る事を許容する。上記エネルギ吸収部材12に設けた各
リング部14a〜14dの幅は、後端部のリング部14
dが最も大きく、前端部のリング部14aに向かうに従
って漸次小さくなる為、上記ステアリングコラム2の前
方への変位に基づき、上記エネルギ吸収部材12が伸長
するのに伴なって、上記ステアリングコラム2をそれ以
上前方に変位させる(エネルギ吸収部材12を伸長させ
る)為に要する力が大きくなる。この為、二次衝突時に
ステアリングコラム2を変位させる為に要する力は、始
めは小さく、変位が進むに従って次第に大きくなる。こ
の結果、ステアリングホイールにぶつかった運転者の身
体によって加わえられた衝撃力を効率的に受け止め、こ
の運転者の身体に大きなダメージが加わる事を防止でき
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した様な従来の衝
撃吸収式ステアリングコラム装置には、次のの様な
問題点があった。 エネルギ吸収部材12が独立した1個の部品である
為、部品管理並びに組立作業が面倒で、衝撃吸収式ステ
アリングコラム装置のコストを高くする原因となる。特
に、エネルギ吸収部材12の前端部とステアリングコラ
ム2の外周面とを、溶接により結合する作業が必要にな
り、組立作業の繁雑化に伴うコストアップが著しい。 二次衝突時にエネルギ吸収部材12を伸長させる為
に要するエネルギは、始めは小さく、次第に大きくな
る。この特性自体は好ましいものであるが、この特性を
変える事は難しく、より運転者の保護充実を図る場合に
対応できない可能性がある。即ち、二次衝突時に運転者
の身体からステアリングホイールに加えられた衝撃エネ
ルギを吸収する部材は、上記エネルギ吸収部材12の
他、ステアリングシャフト1やステアリングコラム2等
が存在する。上記衝撃エネルギの吸収は、これら各部材
が共働して行なう。従って、エネルギ吸収部材の特性
を、他の部材の特性との関係で調整した方が好ましい場
合がある。図16〜18に示した従来構造は、この様な
場合に対応できない。本発明の衝撃吸収式ステアリング
コラム装置は、上述の様な不都合を何れも解消すべく考
えたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の衝撃吸収式ステ
アリングコラム装置は、前述した従来の衝撃吸収式ステ
アリングコラム装置と同様に、運転者に対向する後端に
ステアリングホイールを固定するステアリングシャフト
を挿通自在なステアリングコラムと、このステアリング
コラムの中間部外周面に固定した、後端縁側に開口した
切り欠きを有する被支持ブラケットと、この被支持ブラ
ケットを両側から挟む1対の支持板部を有し、車体側に
固定される支持ブラケットと、これら両支持板部同士の
間に掛け渡すと共に、上記切り欠きを挿通した状態で上
記支持ブラケットに支持固定されて、上記各支持板部を
上記被支持ブラケットの両側面に押し付ける杆状の抑え
部材と、塑性変形自在な材料により造られ、上記被支持
ブラケットが上記支持ブラケットから脱落して上記ステ
アリングコラムが前方に変位する際に塑性変形する事に
より、上記ステアリングコラムに加えられた衝撃エネル
ギを吸収するエネルギ吸収部材とから成る。
【0009】特に、本発明の衝撃吸収式ステアリングコ
ラム装置に於いては、このエネルギ吸収部材は、上記被
支持ブラケットにその前端部を結合固定すると共に上記
1対の支持板部よりも後方に突出した部分の幅をこれら
1対の支持板部同士の少なくとも最も狭くなった部分の
間隔よりも大きくしたものである。そして、衝突事故に
伴って上記運転者の身体から上記ステアリングコラムに
加わる衝撃エネルギに基づき、上記支持ブラケットに対
して上記ステアリングコラムが前方に変位する際に、上
記1対の支持板部同士の間で上記エネルギ吸収部材を扱
きつつ幅を狭くする方向に塑性変形させる事により、上
記衝撃エネルギを吸収する。
【0010】
【作用】上述の様に構成する本発明の衝撃吸収式ステア
リングコラム装置は、エネルギ吸収部材と上記被支持ブ
ラケットとを、1枚の金属板を折り曲げる事により一体
に構成する事が可能になる。この為、部品管理及び組立
作業の簡素化、容易化が可能になる。二次衝突時には、
被支持ブラケットに形成した切り欠きから、杆状の抑え
部材が抜け出て、ステアリングコラムが前方に変位する
と共に、エネルギ吸収部材が、上記被支持ブラケットと
共に前方に変位する。そして、このエネルギ吸収部材の
幅方向両縁部が、支持ブラケットを構成する1対の支持
板部により扱かれる事で、幅を狭くする方向に塑性変形
する。この様に、上記エネルギ吸収部材が塑性変形する
事で、上記ステアリングコラムに加わった衝撃エネルギ
を吸収し、ステアリングホイールにぶつかった運転者の
身体に加わる衝撃を緩和する。上記エネルギ吸収部材を
塑性変形させつつ前方に移動させる為に要する力(エネ
ルギ)は、このエネルギ吸収部材の幅や幅方向に亙る剛
性に応じて変化する。従って、上記エネルギ吸収部材の
幅や幅方向に亙る剛性を変える事により、このエネルギ
吸収部材が衝撃エネルギを吸収する特性を、任意に調節
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜6は、本発明の実施の形態
の第1例を示している。ステアリングコラム2は、内側
にステアリングシャフト1を回転自在に支持すると共
に、中間部に設けたコラプシブル構造部(図示省略)に
より、軸方向に亙る強い力が加わった場合には、全長が
縮まる様にしている。勿論、上記ステアリングシャフト
1も、軸方向に亙る強い力が加わった場合には、全長が
縮まる様にしている。尚、上記ステアリングコラム2及
びステアリングシャフト1をコラプシブル構造とせず、
これらステアリングコラム2及びステアリングシャフト
1全体を前方に変位させる構造を採用する事も可能であ
る。この場合には、ステアリングシャフト1の前端部に
接続する中間シャフトを、収縮自在な構造とする。
【0012】上記ステアリングコラム2を車体13(図
16〜17参照)に支持する為の支持ブラケット3a
は、それぞれ鋼板等の金属板にプレス加工を施す事によ
り造った、取付板部15と抱持部16とを、溶接等によ
り互いに結合固定して成る。このうちの取付板部15
は、上記支持ブラケット3を車体13に固定する為のも
ので、固定時には図示しない1対のボルトにより、上記
取付板部15を、ダッシュボードの下側部分等で、車体
13に取付固定する。又、上記抱持部16は、上記金属
板をコ字形に折り曲げて成り、左右1対の支持板部4
a、4aを有する。そして、これら両支持板部4a、4
aにより、上記ステアリングコラム2の中間部下面に溶
接固定した被支持ブラケット5を挟持している。尚、図
示の例では、上記両支持板部4a、4aの前後両端部を
それぞれ幅方向外方に向け折り曲げている。この構成に
より、これら両支持板部4a、4aの剛性を確保すると
共に、これら両支持板部4a、4aの内側面前後両端縁
部を、滑らかな凸曲面としている。
【0013】上記被支持ブラケット5は、上記ステアリ
ングコラム2の外径よりも少し大きな幅を有する。従っ
て、上記両支持板部4a、4aの内側面を上記被支持ブ
ラケット5の左右両外側面に当接させた状態で、これら
両支持板部4a、4aの内側面と上記ステアリングコラ
ム2の外周面との間には、若干の隙間が存在する。この
様な被支持ブラケット5の左右両側壁には切り欠き6、
6を、上記各支持板部4a、4aの一部でこれら各切り
欠き6、6と整合する部分には上下方向に長い長孔7、
7を、それぞれ形成している。そして、上記切り欠き
6、6及び長孔7、7を一方から他方(図4の右から
左)に挿通した、杆状の抑え部材である結合ボルト8の
他端に、結合ナット9を螺合させている。この結合ボル
ト8は、頭部10と一方の長孔7の側縁との係合によ
り、各長孔7、7に沿って昇降する事はあっても、回転
する事のない様にしている。尚、図示の例では、上記各
切り欠き6、6の方向を、上記ステアリングコラム2の
軸方向(図1、2、5の左右方向)に対し傾斜させてい
る。この様な各切り欠き6、6は、上記ステアリングコ
ラム2を自動車に組み付けた状態で、ほぼ水平方向に向
く。
【0014】又、上記結合ナット9の外半部(図4の左
半部)には、チルトレバー11の基端部を結合固定し、
このチルトレバー11により上記結合ナット9を回転自
在としている。従って、このチルトレバー11の操作に
基づいて上記結合ナット9を回転させ、この結合ナット
9と上記頭部10との間隔を変化させれば、上記被支持
ブラケット5を固定したステアリングコラム2を、上記
支持ブラケット3aに対し固定したり、或は固定を解除
して、ステアリングホイールの上下位置の調節を行なえ
る。尚、上記被支持ブラケット5の底板部17には、こ
の被支持ブラケット5の幅方向(図1、2、5の表裏方
向、図4の左右方向、図3、6の上下方向)に亙り突条
18を形成して、上記底板部17の曲げ剛性を高めてい
る。従って、上記チルトレバー11の操作に基づいて上
記1対の支持板部4a、4a同士の間隔を狭めた場合
に、上記被支持ブラケット5がこれら両支持板部4a、
4a同士の間で突っ張り、上記支持ブラケット3aに対
する上記被支持ブラケット5の支持強度を十分に確保で
きる。
【0015】又、上記被支持ブラケット5の後端縁から
後方に延出する状態でエネルギ吸収部材19を、この被
支持ブラケット5と一体に設けている。このエネルギ吸
収部材19は、軟鋼板等の塑性変形自在な材料により造
られ、上記被支持ブラケット5が上記支持ブラケット3
aを構成する1対の支持板部4a、4aの間から抜け出
して、上記ステアリングコラム2が前方に変位する際に
塑性変形する事により、このステアリングコラム2に加
えられた衝撃エネルギを吸収する。
【0016】特に、本発明の衝撃吸収式ステアリングコ
ラムに於いては、上記エネルギ吸収部材19と上記被支
持ブラケット5とを、1枚の金属板を折り曲げる事によ
り一体に構成している。そして、このうちのエネルギ吸
収部材19は、上記被支持ブラケット5を構成する底板
部17の後端縁から後方に延出している。上記エネルギ
吸収部材19の平面形状は台形として、左右両側縁を互
いに反対方向に、且つ、上記底板部17から離れるに従
って幅が広くなる方向に傾斜させている。又、上記エネ
ルギ吸収部材19は、上記底板部17と単一平面上に位
置する基板部20と、この基板部20の左右両端縁部を
上方に曲げ起こして成る折り曲げ縁部21、21とから
成る。尚、これら各折り曲げ縁部21、21の前端部
は、上記被支持ブラケット5を構成する左右1対の側板
部22、22の後端縁で前記各切り欠き6、6の下側部
分に連続している。
【0017】又、図示の例では、上記基板部20の前部
及び中間部に、この基板部20の幅方向に亙る突条2
3、23を形成して、上記エネルギ吸収部材19の前部
及び中間部の、幅方向に亙る剛性を高くしている。更
に、上記基板部20の後部には透孔24を形成して、上
記エネルギ吸収部材19の後部の、幅方向に亙る剛性を
低くしている。本発明の衝撃吸収式ステアリングコラム
装置を組み立てた状態で、上述した様なエネルギ吸収部
材19は、前記支持ブラケット3aを構成する1対の支
持板部4a、4aの後端縁よりも後方に突出する。又、
これら両支持板部4a、4aの後端縁から上記エネルギ
吸収部材19の幅が広がり始める部分までは、距離L
(図3)だけ離隔させている。言い換えれば、上記エネ
ルギ吸収部材19の前端部で両支持板部4a、4aの後
端縁から後方に突出した部分のうち、上記距離L部分
は、前後方向に亙って幅が変化しない。
【0018】上述の様に構成する本発明の衝撃吸収式ス
テアリングコラム装置は、上記エネルギ吸収部材19と
前記被支持ブラケット5とを、1枚の金属板を折り曲げ
る事により一体に構成している為、部品管理及び組立作
業の簡素化、容易化を図れる。即ち、互いに一体に結合
された上記エネルギ吸収部材19と上記被支持ブラケッ
ト5とは、軟鋼板の如く塑性変形自在な金属板に、打ち
抜き、折り曲げ等のプレス加工を施す事により、容易に
且つ安価に造れる。そして、部品管理、組立作業は、こ
れらエネルギ吸収部材19と上記被支持ブラケット5と
を1個の部品として取り扱えるので、上述の様に、部品
管理及び組立作業の簡素化、容易化によるコスト低減を
図れる。
【0019】二次衝突時に伴って、前記ステアリングコ
ラム2に前方に向いた衝撃荷重が加わると、このステア
リングコラム2の中間部下面に溶接固定した上記被支持
ブラケット5が、前方に変位する。即ち、二次衝突時に
は、この被支持ブラケット5の左右両外側面と前記1対
の支持板部4a、4aの内側面との間に働く摩擦力に抗
して、上記被支持ブラケット5が前方に変位し、この被
支持ブラケット5の後端縁に形成した1対の切り欠き
6、6から、前記結合ボルト8が後方に抜け出る(実際
には、結合ボルト8はそのままの位置に留まり、上記被
支持ブラケット5が前方に変位する)。
【0020】尚、図示の例では、上記各切り欠き6、6
が水平方向に向いているので、二次衝突の初期段階に、
上記結合ボルト8がこれら各切り欠き6、6から円滑に
抜け出る。即ち、二次衝突発生の瞬間に上記ステアリン
グコラム2には、ほぼ水平方向の力が加わる。この力の
方向と上記各切り欠き6、6の方向とがほぼ一致するの
で、これら各切り欠き6、6の内側面と上記結合ボルト
8の周面とが強くすれ合う事を防止して、上記結合ボル
ト8が上記各切り欠き6、6から抜け出る事に対する抵
抗を小さくできる。しかも、前記エネルギ吸収部材19
の前端部は、前後方向に亙って幅が変化しない為、二次
衝突の初期段階ではこのエネルギ吸収部材19を塑性変
形させる必要がなく、上記各切り欠き6、6の方向を工
夫した事とあいまって、上記ステアリングコラム2の前
方への変位開始に要する荷重を小さくできる。この事
は、二次衝突発生の瞬間に運転者の身体に加わる衝撃を
緩和して、運転者の保護充実を図る為に有効である。
【0021】上述の様に、上記ステアリングコラム2と
共に上記被支持ブラケット5及びエネルギ吸収部材19
が、図5〜6に示す様に、前方に変位する。そして、こ
のエネルギ吸収部材19の幅方向両縁部が、前記支持ブ
ラケット3aを構成する1対の支持板部4a、4aの後
端縁部により扱かれる事で、幅を狭くする方向に塑性変
形する。この様に、上記エネルギ吸収部材19が塑性変
形する事により、上記ステアリングコラム2に加わった
衝撃エネルギを吸収し、ステアリングホイールにぶつか
った運転者の身体に加わる衝撃を緩和する。尚、上記エ
ネルギ吸収部材19の左右両端縁部にはそれぞれ折り曲
げ縁部21、21を形成しており、上記支持板部4a、
4aの後端縁部は、前述の様に滑らかな凸曲面としてい
る。従って、上記エネルギ吸収部材19の前方への変位
に伴う、上記エネルギ吸収部材19の幅方向両縁部と上
記各支持板部4a、4aの後端縁部との摩擦係合状態は
安定したものとなる。言い換えれば、摩擦係合状態で吸
収するエネルギが変動する事を防止して、二次衝突時に
吸収するエネルギを、上記エネルギ吸収部材19の形状
や厚さ等により定まる、所望値通りに規制できる。
【0022】又、二次衝突時に上記エネルギ吸収部材1
9を塑性変形させつつ前方に移動させる為に要する力
(エネルギ)は、このエネルギ吸収部材19の幅や幅方
向に亙る剛性に応じて変化する。又、この剛性は、この
エネルギ吸収部材19を構成する金属板の厚さにより変
える事ができる他、前記基板部20に突条23、23や
透孔24を形成するか否か、形成する場合にはその形状
及び大きさをどの様にするかにより、任意に調節可能で
ある。従って、上記エネルギ吸収部材19が衝撃エネル
ギを吸収する特性を、任意に調節できる。又、この特性
は、上記エネルギ吸収部材19の左右両端縁部の傾斜角
度を変える事によっても調節できる。更に、傾斜角度に
より上記特性を調節できる事を利用して、例えば、スト
ロークに余裕がない場合に、ステアリングコラム2が少
し変位する間に大きなエネルギを吸収させる事もでき
る。即ち、実施の形態の第2例を表した図7に示す様
に、エネルギ吸収部材19aの幅を急激に、且つ2段階
に亙り広げる様にすれば、ステアリングコラム2が少し
変位する間に、上記エネルギ吸収部材19aが、大きな
エネルギを吸収する。尚、エネルギ吸収部材19、19
aの前端縁と被支持ブラケット5を構成する側板部2
2、22の後端縁との連続部は、必ずしも図示の様に切
り欠き6、6の下側でなくても良く、後述する図13〜
15に示す第5例と同様に、上側に設けても良い。
【0023】次に、図8〜9は、本発明の実施の形態の
第3例を示している。本例の場合には、エネルギ吸収部
材19bを左右2分割構造にしている。即ち、被支持ブ
ラケット5の上部後端縁から後方に向け、左右1対の素
子25、25を延出している。これら各素子25、25
が合わさって上記エネルギ吸収部材19bを構成する
が、このエネルギ吸収部材19bの左右方向に亙る幅
は、後方に向かうに従って大きくなる。尚、上記各素子
25、25の後端部上縁は、ステアリングコラム2の中
間部側面に溶接固定している。従って、二次衝突に伴っ
てこのステアリングコラム2が前方に変位しても、これ
ら各素子25、25全体の間隔が狭くなる事を防止し
て、これら各素子25、25の両端縁部を確実に塑性変
形させ、上記ステアリングコラム2に加わった衝撃エネ
ルギを効率良く吸収できる。
【0024】エネルギを吸収する特性は、上記各素子2
5、25の外側縁部に形成した折り曲げ縁部21、21
の傾斜角度を変えたり、これら各折り曲げ縁部21、2
1の端縁(図示の例では上縁)から内方に折れ曲がった
折れ曲がり部26、26の幅方向に亙る剛性を変える等
により調節自在である。その他の構成及び作用は、前述
した第1例と同様であるので、同等部分には同一符号を
付して、重複する説明を省略する。
【0025】次に、図10〜12は、本発明の実施の形
態の第4例を示している。上述した第1〜3例は何れ
も、被支持ブラケット5(図1〜9)を、前述の図16
〜17に示した従来構造と同様、1枚の金属板により形
成していた。これに対して、本例の被支持ブラケット5
aは、ブラケット本体27と突っ張り板28との2個の
部材を組み合わせて成る。このうちのブラケット本体2
7は、鋼板等の金属板を略M字形に折り曲げて成り、ス
テアリングコラム2の中間部下面に、溶接固定してい
る。又、上記突っ張り板28は、上記ブラケット本体2
7を構成する左右1対の側板部22a、22aの内側面
同士の間に挟持して、これら両側板部22a、22a同
士の間隔が縮まる事を防止する。
【0026】即ち、上記突っ張り板28は、上記各側板
部22a、22aに形成した切り欠き6、6の周囲を囲
む様な断面円弧状に形成しており、左右両端縁部を上記
各側板部22a、22aの内側面に、溶接により結合固
定している。この様な突っ張り板28は、上記ステアリ
ングコラム2の高さ位置を固定すべく、チルトレバー1
1の操作に基づいて結合ボルト8の頭部10と結合ナッ
ト9との間隔を縮める場合に、上記1対の側板部22
a、22a同士の間で突っ張る。そして、上記両側板部
22a、22aの外側面と、支持ブラケット3aを構成
する1対の支持板部4a、4aの内側面との当接圧を十
分に確保させる。
【0027】この様なブラケット本体27と突っ張り板
28との2個の部材を組み合わせて成る被支持ブラケッ
ト5a自体は、従来からも知られているが、特に本例の
場合には、上記突っ張り板28の後端縁から後方に延出
する状態でエネルギ吸収部材19cを、この突っ張り板
28と一体に設けている。このエネルギ吸収部材19c
の形状自体は、前述の第1例の場合と同様のものであ
る。尚、図示の例では、第1例の場合とは異なり、幅方
向の剛性を調整する突条23、23や透孔24(図1、
2、3、5、6)を形成していないが、必要とするエネ
ルギ吸収特性に応じて形成する事は自由である。被支持
ブラケット5aをブラケット本体27と突っ張り板28
との2個の部材により構成し、それに合わせて各部の形
状を多少変えた以外の構成及び作用は、前述した第1例
の場合と同様であるから、同等部分には同一符号を付し
て重複する説明を省略する。
【0028】次に、図13〜15は、本発明の実施の形
態の第5例を示している。上述の第4例が、被支持ブラ
ケット5aを構成するブラケット本体27と突っ張り板
28とのうち、突っ張り板28の後端縁部から後方に連
続させてエネルギ吸収部材19cを設けていたのに対し
て、本例の場合には、ブラケット本体27の後端縁部か
ら後方に連続させてエネルギ吸収部材19dを設けてい
る。エネルギ吸収部材19dを一体に設ける部材が、突
っ張り板28からブラケット本体27に変わった以外の
構成及び作用は、上述した第4例の場合と同様である。
【0029】尚、以上に述べた各例は何れも、ステアリ
ングホイールの高さ位置の調節を自在とするチルト式ス
テアリング装置に、本発明の衝撃吸収式ステアリングコ
ラム装置を組み込んでいる。但し、本発明はこの様なチ
ルト式ステアリング装置に限らず、ステアリングホイー
ルの高さ位置を固定したままの構造にも適用できる。
又、図示の各例は何れも、エネルギ吸収部材の幅を後方
に向うに従って広く、且つ支持ブラケットを構成する1
対の側板部同士の間隔よりも大きくしているが、これと
は逆に、エネルギ吸収部材の幅をほぼ一定にし、上記1
対の側板部同士の間隔を、前方に向う程小さくする事も
できる。この場合、少なくともこれら1対の側板部の前
端部同士の間隔を、上記エネルギ吸収部材の幅よりも大
きくする。この様な構造でも、ステアリングコラムが前
方に変位する際に、上記エネルギ吸収部材を塑性変形さ
せて、衝撃エネルギを吸収できる。
【0030】
【発明の効果】本発明の衝撃吸収式ステアリングコラム
装置は、以上に述べた通り構成され作用するので、低コ
ストで、しかも運転者の保護充実を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す要部側面
図。
【図2】同じく部分切断側面図。
【図3】同じく底面図。
【図4】同じく図1のA−A断面図。
【図5】同じく二次衝突発生時の状態で示す部分切断側
面図。
【図6】同じく底面図。
【図7】本発明の実施の形態の第2例を示す、図3と同
様の図。
【図8】本発明の実施の形態の第3例を示す部分切断側
面図。
【図9】同じく底面図。
【図10】本発明の実施の形態の第4例を示す部分切断
側面図。
【図11】同じく底面図。
【図12】被支持ブラケットのみを取り出して示す、図
10のB−B断面図。
【図13】本発明の実施の形態の第5例を示す部分切断
側面図。
【図14】同じく底面図。
【図15】被支持ブラケットのみを取り出して示す、図
13のC−C断面図。
【図16】従来構造の1例を示す部分切断側面図。
【図17】同じく図16のD−D断面図。
【図18】同じくエネルギ吸収部材を取り出して示す底
面図。
【符号の説明】
1 ステアリングシャフト 2 ステアリングコラム 3、3a 支持ブラケット 4、4a 支持板部 5、5a 被支持ブラケット 6 切り欠き 7 長孔 8 結合ボルト 9 結合ナット 10 頭部 11 チルトレバー 12 エネルギ吸収部材 13 車体 14a、14b、14c、14d リング部 15 取付板部 16 抱持部 17 底板部 18 突条 19、19a、19b、19c、19d エネルギ吸収
部材 20 基板部 21 折り曲げ縁部 22、22a 側板部 23 突条 24 透孔 25 素子 26 折れ曲がり部 27 ブラケット本体 28 突っ張り板
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月26日(1998.6.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】尚、以上に述べた各例は何れも、ステアリ
ングホイールの高さ位置の調節を自在とするチルト式ス
テアリング装置に、本発明の衝撃吸収式ステアリングコ
ラム装置を組み込んでいる。但し、本発明はこの様なチ
ルト式ステアリング装置に限らず、ステアリングホイー
ルの高さ位置を固定したままの構造にも適用できる。
又、図示の各例は何れも、エネルギ吸収部材の幅を後方
に向うに従って広く、且つ支持ブラケットを構成する1
対の側板部同士の間隔よりも大きくしているが、これと
は逆に、エネルギ吸収部材の幅をほぼ一定にし、上記1
対の側板部同士の間隔を、前方に向う程小さくする事も
できる。この場合、少なくともこれら1対の側板部の前
端部同士の間隔を、上記エネルギ吸収部材の幅よりも
さくする。この様な構造でも、ステアリングコラムが前
方に変位する際に、上記エネルギ吸収部材を塑性変形さ
せて、衝撃エネルギを吸収できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者に対向する後端にステアリングホ
    イールを固定するステアリングシャフトを挿通自在なス
    テアリングコラムと、このステアリングコラムの中間部
    外周面に固定した、後端縁側に開口した切り欠きを有す
    る被支持ブラケットと、この被支持ブラケットを両側か
    ら挟む1対の支持板部を有し、車体側に固定される支持
    ブラケットと、これら両支持板部同士の間に掛け渡すと
    共に、上記切り欠きを挿通した状態で上記支持ブラケッ
    トに支持固定されて、上記各支持板部を上記被支持ブラ
    ケットの両側面に押し付ける杆状の抑え部材と、塑性変
    形自在な材料により造られ、上記被支持ブラケットが上
    記支持ブラケットから脱落して上記ステアリングコラム
    が前方に変位する際に塑性変形する事により、上記ステ
    アリングコラムに加えられた衝撃エネルギを吸収するエ
    ネルギ吸収部材とから成る衝撃吸収式ステアリングコラ
    ム装置に於いて、このエネルギ吸収部材は、上記被支持
    ブラケットにその前端部を結合固定すると共に上記1対
    の支持板部よりも後方に突出した部分の幅をこれら1対
    の支持板部同士の少なくとも最も狭くなった部分の間隔
    よりも大きくしたものであり、衝突事故に伴って上記運
    転者の身体から上記ステアリングコラムに加わる衝撃エ
    ネルギに基づき、上記支持ブラケットに対して上記ステ
    アリングコラムが前方に変位する際に、上記1対の支持
    板部同士の間で上記エネルギ吸収部材を扱きつつ幅を狭
    くする方向に塑性変形させる事により、上記衝撃エネル
    ギを吸収する事を特徴とする衝撃吸収式ステアリングコ
    ラム装置。
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