JP2000006718A - 自動車用ドアミラー - Google Patents

自動車用ドアミラー

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JP2000006718A
JP2000006718A JP17899798A JP17899798A JP2000006718A JP 2000006718 A JP2000006718 A JP 2000006718A JP 17899798 A JP17899798 A JP 17899798A JP 17899798 A JP17899798 A JP 17899798A JP 2000006718 A JP2000006718 A JP 2000006718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastening bolt
housing
head
door mirror
bolt
Prior art date
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Pending
Application number
JP17899798A
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English (en)
Inventor
Yasunobu Shimizu
保伸 清水
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 締結ボルトの頭部をハウジングに確実に支持
されるようにした自動車用ドアミラーを提供すること。 【解決手段】 半球状ピボット部1を有すると共にドア
2に設けられてなるステーベース3と、該半球状ピボッ
ト部1上に係合可能なる半球状凹部4を下部に有するハ
ウジング5とよりなり、該ハウジング5から前記ステー
ベース3に挿通されて支持された締結ボルト11を中心
として前記ステーベース3の半球状ピボット部1上を該
ハウジング5の半球状凹部4が回動可能なると共に前記
ハウジング5に形成したリブ10により前記締結ボルト
11の頭部11aが回り止めされてなる。前記締結ボル
ト11の頭部11aの下面11cには、該締結ボルト1
1が前記ステーベース3に締結されるに従がい、前記ハ
ウジング5に食い込みが可能なる爪部12が形成されて
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ドアミラ
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用ドアミラーは、図8に示
すように、半球状ピボット部1を有すると共にドア2に
設けられてなるステーベース3と、該半球状ピボット部
1上に係合可能なる半球状凹部4を下部に有すると共に
図示しないミラー本体を備えてなるハウジング5とより
なり、該ハウジング5から前記ステーベース3に挿通さ
れて合成樹脂製のワッシャ6及びコイル状のスプリング
7を介してナット8により支持された締結ボルト9を中
心として、前記ステーベース3の半球状ピボット部1上
を該ハウジング5の半球状凹部4が回動可能なると共に
前記ハウジング5に対向して形成したリブ10、10に
より前記締結ボルト9の頭部9aが回り止めされてなる
(類似技術として、実開平2ー80042号公報参
照)。尚、前記締結ボルト9の頭部9aは、前記リブ1
0、10に沿う直線状の部位を有する平板状に形成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、締結ボルト9の頭部9aの
平滑部9bをハウジング5のリブ10、10が横から回
らないように保持しているだけなので、ナット8の締結
トルクが大きいと、ハウジング5を作動させた際に、初
期ガタが発生するおそれがあり、該リブ10、10を締
結ボルト9の頭部9aで削り込んだり、締結ボルト9の
頭部9aとリブ10、10との回り止めが外れてしまっ
たりすることで、締結ボルト9が空転してしまうおそれ
がある。
【0004】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、締結ボルトの頭部をハウジン
グに確実に支持されるようにした自動車用ドアミラーを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、半球状ピボット部を有すると共にドアに設けられて
なるステーベースと、該半球状ピボット部上に係合可能
なる半球状凹部を下部に有すると共にミラー本体を備え
てなるハウジングとよりなり、該ハウジングから前記ス
テーベースに挿通されて支持された締結ボルトを中心と
して前記ステーベースの半球状ピボット部上を該ハウジ
ングの半球状凹部が回動可能なると共に前記ハウジング
に形成したリブにより前記締結ボルトの頭部が回り止め
されてなる自動車用ドアミラーにおいて、前記締結ボル
トの頭部の下面には、該締結ボルトが前記ステーベース
に締結されるに従がい、前記ハウジングに食い込みが可
能なる爪部が形成されてなることを特徴とする。
【0006】請求項1に記載の発明によれば、ナットを
締結ボルトに螺合させて、締結するに従がい、締結ボル
トの頭部の爪部がハウジングに食い込むことで、締結ボ
ルトの頭部がハウジングに確実に支持されることにな
る。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の自動車用ドアミラーであって、前記爪部は、前記締結
ボルトの頭部の張り出し側が、該頭部の下面に対して直
角に形成され、該締結ボルトのボルト部側が斜面状に形
成されてなることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、爪部の形
状が、締結ボルトの頭部の張り出し側が、該頭部の下面
に対して直角に形成されているので、ハウジングに食い
込む際に、頭部の変形が防止され、楔型にハウジングに
食い込んでいくことが可能になる。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の自動車用ドアミラであって、前記爪部
は、前記締結ボルトの頭部の張り出し側の幅寸法が、該
締結ボルトのボルト部側の幅寸法の略半分であることを
特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明によれば、爪部の形
状が、締結ボルトの頭部の張り出し側の幅寸法が、該締
結ボルトのボルト部側の幅寸法の略半分であるので、ハ
ウジングに食い込む際の抵抗が少なく、より食い込み易
いことになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0012】図1〜図7は、この発明の一実施形態を示
す図である。前記ステーベース3と、ハウジング5と、
ワッシャ6と、コイル状のスプリング7と、ナット8と
は従来例と同一であるので、説明を省略する。
【0013】本発明の特徴を備えてなる締結ボルト11
について、詳細に説明すると、平板状の頭部11aは、
厚さが2.5ミリ、長手寸法が20ミリ、短い寸法が1
1.2ミリで、半径約10ミリの円弧を長手方向に形成
されてなる略小判状をなし、その寸法16ミリの平滑部
11bは、ハウジング5のリブ10、10に挟まれる。
【0014】そして、締結ボルト11の頭部11aの下
面11cには、該締結ボルト11が前記ステーベース3
に締結される、つまりナット8が該締結ボルト11に螺
合されるに従がい、前記ハウジング5に食い込みが可能
なる爪部12が形成されてなる。
【0015】前記爪部12は、前記締結ボルト11の頭
部11aの張り出し11d側の面12aが、該頭部11
aの下面11cに対して直角に1ミリ突出形成され、該
締結ボルト11のボルト部13側の面12bが0.6ミ
リの傾斜幅を有する斜面状に形成されてなる。
【0016】また、前記爪部12は、前記締結ボルト1
1の頭部11aの張り出し11d側の幅寸法が、1.3
ミリであるのに対し、該締結ボルト11のボルト部13
側の幅寸法2.5ミリであるから、略半分である。
【0017】以上よりなるので、ナット8を締結ボルト
11に螺合させて、締結するに従がい、締結ボルト11
の頭部11aの爪部12がハウジング5に食い込むこと
で、締結ボルト11の頭部11aがハウジング5に確実
に支持されることになる。
【0018】また、爪部12の形状が、締結ボルト11
の頭部11aの張り出し11d側の面12aが、該頭部
11aの下面11cに対して直角に形成されているの
で、ハウジング5に食い込む際に、頭部11aの変形が
防止され、楔型にハウジング5に食い込んでいくことが
可能になる。
【0019】また、爪部12の形状が、締結ボルト11
の頭部11aの張り出し11d側の幅寸法が、該締結ボ
ルト11のボルト部13側の幅寸法の略半分であるの
で、ハウジング5に食い込む際の抵抗が少なく、より食
い込み易いことになる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ナットを
締結ボルトに螺合させて、締結するに従がい、締結ボル
トの頭部の爪部がハウジングに食い込むことで、締結ボ
ルトの頭部がハウジングに確実に支持されることにな
る。
【0021】請求項2記載の発明によれば、爪部の形状
が、締結ボルトの頭部の張り出し側が、該頭部の下面に
対して直角に形成されているので、ハウジングに食い込
む際に、頭部の変形が防止され、楔型にハウジングに食
い込んでいくことが可能になる。
【0022】請求項3に記載の発明によれば、爪部の形
状が、締結ボルトの頭部の張り出し側の幅寸法が、該締
結ボルトのボルト部側の幅寸法の略半分であるので、ハ
ウジングに食い込む際の抵抗が少なく、より食い込み易
いことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す自動車用ドアミラー
の取付部の断面図。
【図2】図1の分解斜視図。
【図3】図1の締結ボルトの斜視図。
【図4】図3の締結ボルトの正面図。
【図5】図4の側面図。
【図6】図4のA部の拡大図。
【図7】図5のB部の拡大図。
【図8】従来例の自動車用ドアミラーの取付部の断面
図。
【図9】図8の締結ボルトの斜視図。
【符号の説明】
1 半球状ピボット部 2 ドア 3 ステーベース 4 半球状凹部 5 ハウジング 6 ワッシャ 7 コイル状のスプリング 8 ナット 10 リブ 11 締結ボルト 11a 締結ボルトの平板状の頭部 11b 締結ボルトの平滑部 11c 締結ボルトの頭部の下面 11d 締結ボルトの頭部の張り出し 12 爪部 12a 締結ボルトの頭部の張り出し側の面 12b 締結ボルトのボルト部側の面 13 締結ボルトのボルト部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半球状ピボット部を有すると共にドアに
    設けられてなるステーベースと、該半球状ピボット部上
    に係合可能なる半球状凹部を下部に有すると共にミラー
    本体を備えてなるハウジングとよりなり、該ハウジング
    から前記ステーベースに挿通されて支持された締結ボル
    トを中心として前記ステーベースの半球状ピボット部上
    を該ハウジングの半球状凹部が回動可能なると共に前記
    ハウジングに形成したリブにより前記締結ボルトの頭部
    が回り止めされてなる自動車用ドアミラーにおいて、 前記締結ボルトの頭部の下面には、該締結ボルトが前記
    ステーベースに締結されるに従がい、前記ハウジングに
    食い込みが可能なる爪部が形成されてなることを特徴と
    する自動車用ドアミラー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用ドアミラーで
    あって、 前記爪部は、前記締結ボルトの頭部の張り出し側が、該
    頭部の下面に対して直角に形成され、該締結ボルトのボ
    ルト部側が斜面状に形成されてなることを特徴とする自
    動車用ドアミラー。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の自動車用
    ドアミラであって、 前記爪部は、前記締結ボルトの頭部の張り出し側の幅寸
    法が、該締結ボルトのボルト部側の幅寸法の略半分であ
    ることを特徴とする自動車用ドアミラー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10328657A1 (de) * 2003-04-17 2004-11-18 Busch & Müller KG Fahrzeugteilefabrik Rückspiegel-Anordnung mit Rückspiegel-Schwenkteil
US7163760B2 (en) 2001-12-28 2007-01-16 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Fuel cell stack having a bypass flow passage
JP2012166664A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Sakae Riken Kogyo Co Ltd 後写鏡

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DE10328657A1 (de) * 2003-04-17 2004-11-18 Busch & Müller KG Fahrzeugteilefabrik Rückspiegel-Anordnung mit Rückspiegel-Schwenkteil
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