JP2000005924A - 正面フライス - Google Patents

正面フライス

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JP2000005924A
JP2000005924A JP10171896A JP17189698A JP2000005924A JP 2000005924 A JP2000005924 A JP 2000005924A JP 10171896 A JP10171896 A JP 10171896A JP 17189698 A JP17189698 A JP 17189698A JP 2000005924 A JP2000005924 A JP 2000005924A
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cutting
tool
flank
throw
supply
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JP10171896A
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Masaharu Takiguchi
正治 滝口
Hiroo Torii
弘生 鳥井
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工具本体1の内部に切削油剤等の供給路18
が形成された正面フライスにおいて、切削油剤等を切刃
14や切刃14による被削材Wの切削部位Pに確実かつ
効率的に供給し、とりわけ切刃14に連なる逃げ面6B
やこの逃げ面6B側における切削部位Pの十分な冷却や
潤滑を行う。 【解決手段】 軸線O回りに回転される円盤状の工具本
体1の先端外周部に切刃14が設けられてなる正面フラ
イスにおいて、工具本体1に切削油剤等の供給孔18を
形成し、この供給孔18を、切刃14が形成されたスロ
ーアウェイチップ6の工具回転方向T後方側を向く着座
面6Cと、この着座面6Cに密着するシート部材8の取
付面8Aに形成された凹溝16とにより画成される凹孔
17等の供給路を介するなどして、切刃14に連なる逃
げ面6Bに隣接して開口させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被削材に平坦面を
形成するための正面フライスに係わり、特に工具本体に
切削油剤等の供給孔が形成された正面フライスに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】金属材料の切削加工においては、工具の
切刃および該切刃による被削材の切削部位の冷却や潤
滑、あるいは切刃によって削り取られた切屑の円滑な排
出のため、クーラント(切削油)や圧縮空気(エア
ー)、あるいはミストといった切削油剤等を切削部位に
供給しながら切削することが一般的に行われている。そ
して、近年の切削加工の高効率化、高加工精度化への要
求の高まりに伴い、かかる切削油剤等の供給に対して
も、より効率的かつ確実に切削油剤等を供給することが
求められるようになってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、特に被削材に
平坦面を形成するための正面フライスによる切削加工に
おいては、とりわけ仕上げ加工を行う場合などにおいて
より高い加工精度が要求されるため、一層効率的かつ確
実に切削油剤等を切削部位に供給しなければならない。
ところが、このような正面フライスを初めとする転削工
具における一般的な切削油剤等の供給手段は、例えば工
作機械に設けられた供給装置のフレキシブルホースの先
端を切削部位に向けるなどして、当該工具の工具本体の
外部から切削油剤等を供給するようなものであったた
め、切削油剤等を確実かつ均一に切刃による切削部位に
供給するのが困難であった。
【0004】その一方で、一部では工作機械の主軸から
工具本体の内部を通して切削油剤を供給する手段も検討
されてはいるが、このようなものにおいては、工具本体
に形成された切削油剤等の供給孔が、切刃に連なるすく
い面に対向する方向に形成されているため、すくい面上
を流れる切屑に遮られることによって切削油剤等が切削
部位に到達するのが阻害され、やはり十分な冷却効果や
潤滑効果を得るのは困難であった。そして、上記工具本
体外部から切削油剤等を供給する場合や、工具本体内部
から供給する場合でも切刃のすくい面に対向する方向に
切削油剤等を供給する場合には、このように切削油剤等
が切屑に遮られたり、あるいはすくい面自体に遮られた
りするため、特に切刃の逃げ面にまで切削油剤等を確実
に到達させることはきわめて困難とされており、逃げ面
摩耗によって切刃の寿命が短縮されたり、逃げ面に溶着
が生じて加工精度の劣化を招いたりすることが避けられ
なかった。
【0005】本発明は、このような背景の下になされた
もので、特に工具本体の内部に切削油剤等の供給路が形
成された正面フライスにおいて、切削油剤等を切刃や該
切刃による被削材の切削部位に確実かつ効率的に供給
し、とりわけ切刃に連なる逃げ面やこの逃げ面側におけ
る切削部位の十分な冷却や潤滑を行うことが可能な正面
フライスを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、こ
のような目的を達成するために、本発明は、軸線回りに
回転される円盤状の工具本体の先端外周部に切刃が設け
られてなる正面フライスにおいて、上記工具本体に切削
油剤等の供給孔を形成し、この供給孔を、上記切刃に連
なる逃げ面に隣接して開口させたことを特徴とする。従
って、このような正面フライスによれば、上記供給孔の
開口部から排出された切削油剤等は、切屑に遮られたり
することなく、隣接する逃げ面と被削材の加工面とに間
に画成される逃げの隙間から切刃による切削部位に確実
に到達するので、特にこの逃げ面側において、切刃や該
切刃による切削部位の効率的な冷却、潤滑を図ることが
可能となる。
【0007】ここで、このような正面フライスにおいて
は、上記切刃が、工具本体に着脱可能に取り付けられる
スローアウェイチップに形成された、いわゆるスローア
ウェイ式の正面フライスが一般的であり、またこのよう
なスローアウェイ式正面フライスでは、上記スローアウ
ェイチップを、該スローアウェイチップの工具回転方向
後方側を向く着座面に密着するシート部材等の取付部材
を介して上記工具本体に取り付けたものが知られてい
る。そこで、このような取付部材を介してスローアウェ
イチップを取り付けたスローアウェイ式の正面フライス
において、上述のように供給孔をスローアウェイチップ
の切刃に連なる逃げ面に隣接して開口させるには、上記
取付部材に、一端が上記供給孔に連通するとともに他端
が上記スローアウェイチップの逃げ面に連なる該取付部
材の側面に開口する供給路を形成し、この供給路を介し
て上記供給孔を上記逃げ面に隣接して開口させるように
すればよい。
【0008】しかるに、このように構成された正面フラ
イスによれば、上記供給孔から供給された切削油剤等
は、取付部材に形成された供給路から排出されて切刃お
よび被削材の切削部位に確実に到達することになり、ス
ローアウェイチップには何等加工を施すことなく、切削
油剤の供給を行うことが可能となる。ここで、このよう
な構成を採る場合、上記供給路を形成するに際しては、
取付部材に上記供給孔に連通する貫通孔を形成してこれ
を供給路とすることも勿論可能であるが、例えば上記ス
ローアウェイチップの着座面に密着する上記取付部材の
取付面に凹溝を形成し、この凹溝と上記着座面とによっ
て上記供給路を画成するようにすれば、供給路の他端が
切刃や逃げ面により隣接して開口することとなり、さら
に確実かつ効率的な切削油剤等の供給を図ることができ
る。また、上記供給路を、供給孔に連通する上記一端か
ら取付部材の上記側面に開口する他端に向けて放射状に
形成するようにすれば、より広い範囲において切刃およ
び切削部位に切削油剤等を供給することが可能となる。
【0009】一方、このように工具本体に形成された切
削油剤等の供給孔を切刃に連なる逃げ面に隣接して開口
させるには、上記工具本体の外周部に、一端が上記供給
孔に連通するとともに他端が上記逃げ面に臨むようにし
て開口する管状部材を取り付け、この管状部材を介して
上記供給孔を逃げ面に隣接して開口させるようにするこ
とも可能である。しかるに、このような正面フライスで
は、逃げ面に臨むように開口する上記管状部材の他端の
位置を適当に設定することにより、この管状部材の他端
から排出される切削油剤等を、上記逃げの隙間を通して
切刃や被削材の切削部位に確実に到達させることができ
るとともに、上述したスローアウェイ式の正面フライス
以外の正面フライスでも、このような逃げ面側からの切
削油剤等の供給を行うことが可能となる。さらにまた、
上記各正面フライスにおいて、上記工具本体に、上記供
給孔に供給される切削油剤等を一旦保持する保持部を形
成するようにすれば、より安定した切削油剤等の供給を
促すことが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1ないし図6は、本発明の第1
の実施形態を示すものである。図1および図2に示すよ
うに、本実施形態において工具本体1は軸線Oを中心と
した略円盤状をなし、この工具本体1の中心部には上記
軸線Oに沿って取付穴2が貫設されるとともに、該工具
本体1の後端面3にはこの取付穴2の開口部から上記軸
線Oに対する直径方向に延びるキー溝4,4が形成され
ており、当該工具本体1は、これらのキー溝4,4を図
示されない工作機械の主軸端側に設けられたキーに嵌合
させた上で、上記取付穴2に挿通されるやはり図示され
ない取付ボルトによって上記主軸端に取り付けられ、軸
線O回りに工具回転方向Tに回転させられて切削加工に
供される。なお、この工作機械の主軸端の先端面には、
上述のようにして工具本体1を主軸端に取り付けた状態
で上記後端面3の外周側に密着する部分に、工作機械側
の切削油剤等の供給手段の供給孔が開口させられてい
る。
【0011】さらに、工具本体1の先端部は先端側に向
かうに従い工具外周側に向けて拡径するように形成され
ており、この先端部の外周には、工具本体1の外周面を
切り欠くようにして、工具外周側を向く面5Aが凹曲面
状をなすチップポケット5が複数周方向に等間隔に形成
されるとともに、これらのチップポケット5…の工具回
転方向Tの後方側には、それぞれスローアウェイチップ
6が取り付けられている。ここで、上記チップポケット
5の工具回転方向T後方側には、該チップポケット5よ
りもさらに工具内周側に凹むようにして凹所7が形成さ
れており、この凹所7には、工具回転方向Tの後方側か
ら工具回転方向T側に向けて順に、本実施形態における
取付部材としてのシート部材8と、上記スローアウェイ
チップ6およびサポータ9と、スローアウェイチップ6
取付用のクサビ部材10およびサポータ9取付用のクサ
ビ部材11とが挿入されている。
【0012】また、上記凹所7の工具外周側を向く底面
7Aには、その工具回転方向T側に図示されない一対の
クランプネジ穴が工具先端側と後端側とに並ぶように形
成されるとともに、これらのクランプネジ穴の工具回転
方向T後方側には、該底面7Aから一段工具外周側に突
出する凸部7Bが形成され、さらにこの凸部7Bの後方
側には、該突部7Bより僅かに工具内周側に凹むように
凹部7Cが画成されている。そして、上記スローアウェ
イチップ6はサポータ9とともに、シート部材8とクサ
ビ部材10,11との間に挟まれるようにして上記凹所
7に挿入され、クサビ部材10,11に挿入されたクラ
ンプネジ12,13を上記クランプネジ穴にねじ込むこ
とにより、シート部材8ごと工具回転方向T後方側に押
さえ付けられて工具本体1に固定される。
【0013】なお、本実施形態において上記スローアウ
ェイチップ6は、超硬合金等の硬質材料から形成されて
方形平板状をなすポジティブスローアウェイチップであ
り、そのすくい面6Aとされる方形面と、このすくい面
6Aの周囲に配置されて逃げ面6Bとされる側面との稜
線部には主切刃14が形成されるとともに、上記すくい
面6Aのコーナ部には、主切刃14に鈍角に交差する副
切刃15が形成されている。しかるに、このスローアウ
ェイチップ6は、上記すくい面6Aを工具回転方向T側
に向けるとともに、このすくい面6Aとは反対側の着座
面6Cを上記シート部材8に密着させ、また上記副切刃
15を工具回転方向T側から見て上記軸線Oに直交する
ように、かつこの副切刃15に連なる上記主切刃14を
工具外周側に向かうに従い工具後端側に向かうように傾
斜させ、さらにこの状態で工具後端側を向く2つの側面
を上記サポータ9と底面7Aに形成された上記凸部7B
とにそれぞれ当接させて、クサビ部材10とシート部材
8との間に挿入され、上記クサビ部材10によって固定
されている。
【0014】さらに、上記シート部材8は、本実施形態
では図5および図6に示すように略偏5角形の平板状に
形成されていて、その一方の偏5角形面を取付面8Aと
して工具回転方向T側に向けるとともに一の側面8Bを
凹所7の上記凹部7Cに密着させて該凹所7に挿入さ
れ、上記取付面8Aにスローアウェイチップ6の上記着
座面6Cとサポータ9とが載置されて密着させられた上
で、上述のようにクサビ部材10,11により押さえ付
けられて固定されている。そして、このシート部材8の
取付面8Aには、スローアウェイチップ6の着座面6C
が密着する部分に、上記一の側面8Bから、この一の側
面8Bとは反対側に位置して、上記着座面6Cを密着さ
せた状態で上記スローアウェイチップ6の逃げ面6Bに
連なることとなる他の一の側面8Cにかけて、当該取付
面8Aを横切るように凹溝16が形成されている。
【0015】ここで、本実施形態では、この凹溝16は
図5および図6に示すように、上記一の側面8B側の一
端16Aが上記取付面8Aから当該側面5Bにかけて斜
めに、かつ断面半円状に切り欠かれて形成されるととも
に、この一端16Aから上記他の一の側面8Cに向けて
延びる部分は、該一端16Aから複数に分岐して放射状
に延び、かつそれぞれ側面8C側の他端16Bに向かう
に従いその幅および深さが漸次小さくなるように形成さ
れている。そして、このような凹溝16が形成された取
付面8Aに上記スローアウェイチップ6の着座面6Cが
密着することにより、シート部材8とスローアウェイチ
ップ6との間には、該凹溝16と着座面6Cとによって
凹孔17が画成されることとなり、この凹孔17は、上
記凹溝16が分岐した他端16B側において、上記スロ
ーアウェイチップ6が密着した状態でその副切刃15か
ら主切刃14の略中央部までの部分に連なる逃げ面6B
に隣接して開口するように形成されて、本実施形態にお
ける切削油剤等の供給路とされている。
【0016】一方、上記工具本体1には、該工具本体1
を上述のように工作機械の主軸端に取り付けた状態で、
この主軸端に形成された工作機械側の上記切削油剤等の
供給孔に連通するように、上記スローアウェイチップ6
…と同数の切削油剤等の供給孔18…が形成されてい
る。ここで、本実施形態では、工具本体1の上記後端面
3に、上記キー溝4,4を避けるように半円弧状に周方
向に延びる凹溝19,19が形成されていて、これらの
凹溝19,19が本実施形態における保持部とされてお
り、上記主軸端に形成された工作機械側の切削油剤等の
供給孔は、当該工具本体1を取り付けた状態で、各凹溝
19,19にそれぞれ開口するように形成されている。
そして、上記各供給孔18…は、これらの凹溝19,1
9から分岐して上記軸線Oに平行に工具先端側に延びた
後、図1に示すように先端外周側に曲折してそれぞれ上
記凹所7の底面7Aの上記凹部7Cに開口させられ、こ
の凹所7に上記シート部材8を装着した状態で、該シー
ト部材8の上記凹溝16の一端16Aに連通するように
なされている。
【0017】このような正面フライスにおいて、工作機
械の供給手段から供給された切削油剤等は、工具本体1
の後端面3に保持部として形成された上記凹溝19,1
9に流れて一旦保持され、さらに各供給孔18…を通っ
て工具先端外周側に流れ、スローアウェイチップ6の着
座面6Cとシート部材8の凹溝16とにより画成される
供給路としての上記凹孔17を介して、主切刃14およ
び副切刃15に連なるスローアウェイチップ6の逃げ面
6Bの工具回転方向T後方側に隣接する位置から工具外
周に排出される。そして、このように排出された切削油
剤等は、図4に示すようにこのスローアウェイチップ6
の逃げ面6Bと上記主切刃14および副切刃15によっ
て切削された被削材Wの加工面Sとの間に画成される逃
げのための隙間を通り、主切刃14および副切刃15や
これらによって切削される被削材Wの切削部位Pに到達
する。
【0018】従って、上記正面フライスによれば、スロ
ーアウェイチップ6の上記すくい面6Aを流れる被削材
Wの切屑Cには何等遮られることなく、主切刃14およ
び副切刃15や被削材Wの切削部位Pに確実かつ効率的
に供給することが可能となって、十分な冷却効果や潤滑
効果を得ることができる。このため、主切刃14および
副切刃15への溶着等を防いで加工精度の向上を促すこ
とが可能となり、特に上記副切刃15による仕上面精度
が向上されることによって平滑な平坦面を被削材Wに形
成することができるとともに、これら主切刃14および
副切刃15の摩耗等を抑えてスローアウェイチップ6の
寿命の延長を図ることができ、とりわけ逃げ面6Bの摩
耗が効果的に抑制されるので、被削材Wの上記加工面S
との間の逃げを長期に渡って十分に確保して切削抵抗の
低減を図ったり、あるいは切削速度を増大させて加工効
率の向上を図ったりすることが可能となる。
【0019】ここで、本実施形態では、上記主切刃14
および副切刃15が工具本体1に着脱可能に取り付けら
れるスローアウェイチップ6に形成された、スローアウ
ェイ式の正面フライスとされており、このような構成を
採るに際して、このスローアウェイチップ6を、その工
具回転方向Tの後方側を向く着座面6Cに密着するシー
ト部材8(取付部材)を介して上記工具本体1に取り付
け、このシート部材8の上記着座面6Cに密着する取付
面8Aに、一端16Aが工具本体1の供給孔18に連通
するとともに他端16Bがシート部材8の上記他の一の
側面8Cに開口する凹溝16を形成し、この凹溝16と
上記着座面6Cとにより画成される凹孔17を供給路と
して、上記供給孔18を逃げ面6Bに隣接して開口させ
るようにしている。従って、本実施形態においては、上
記スローアウェイチップ6には何等の加工を施すことな
く、例えば規格品のスローアウェイチップをそのまま使
用した場合にも、上記供給路を介して供給孔18から逃
げ面6B側に切削油剤等を供給することが可能となる。
【0020】しかも、本実施形態ではこの供給路が、上
述のようにシート部材8の取付面8Aに形成された凹溝
16とスローアウェイチップ6の着座面6Cとによって
画成された凹孔17であり、従ってこの凹孔17はシー
ト部材8の上記他の一の側面8Cにおいて、スローアウ
ェイチップ6の逃げ面6Bとの境界部に開口することと
なるので、切削油剤等の供給孔18を逃げ面6Bにより
隣接せしめて主切刃14や副切刃15および切削部位P
に近い位置に開口させ、これら主切刃14や副切刃15
および切削部位Pへの切削油剤等の供給を一層確実かつ
効率的なものとすることが可能となる。さらに本実施形
態では、この供給路を画成するシート部材8の凹溝16
が、その供給孔18に連通する一端16Aからシート部
材8の上記他の一の側面8Cに開口する他端16Bに向
けて放射状に形成されており、このため上記副切刃15
から主切刃14の略中央部までの広い範囲に亙って逃げ
面6B側から切削油剤等を供給することが可能となり、
主切刃14や副切刃15およびこれらによる切削部位P
を満遍なく冷却、潤滑させることができる。
【0021】なお、本実施形態では、上記供給路を画成
する凹溝16がその一端16Aにおいて分岐して放射状
に他端16B側に延びるように形成されており、このた
め分岐した各凹溝16の間にはシート部材8の取付面8
Aが残されることとなって、スローアウェイチップ6の
着座安定性を確保することができるという効果を奏する
とともに、これら分岐した凹溝16が他端16B側に向
けて幅狭かつ浅くなるように形成されており、これによ
り凹孔17の他端16B側がノズル状となって一層効率
的な切削油剤等の供給が可能であるという効果も得てい
るが、上記着座安定性を十分に確保することが可能であ
る場合などには、このような構成を採ることなく、上記
凹溝16を例えば三角形をなして他端16B側に向けて
幅広となる放射状に延びるように形成したり、あるいは
単に真っ直ぐに形成したりしてもよい。また、本実施形
態では、上述のように取付部材としてのシート部材8の
取付面8Aに凹溝16を形成し、この凹溝16とスロー
アウェイチップ6の着座面6Cとによって画成される凹
孔17を切削油剤等の供給路としているが、例えばシー
ト部材8自体に、一端が上記供給孔18に連通するとと
もに他端がシート部材8の上記他の一の側面8Cに開口
する凹孔を貫設し、この凹孔を介して上記供給孔18を
逃げ面6Bに隣接して開口させるようにしてもよい。
【0022】一方、本実施形態では、工具本体1の後端
面3に切削油剤等の保持部として凹溝19,19が形成
されており、工作機械側から供給された切削油剤等はこ
れらの凹溝19,19に流れて溜まり込み、一旦保持さ
れた後、供給孔18から凹孔17を介して上記逃げ面6
B側から主切刃14や副切刃15およびその切削部位P
に供給される。このため、本実施形態によれば、この凹
溝19が、保持部としていわゆるレザーバの機能を果た
して、供給孔18への切削油剤等の流入量を安定させる
ことができるので、特に当該切削油剤等が液体である場
合において、工作機械側からの切削油剤等の供給が不安
定であっても、供給孔18から主切刃14や副切刃15
およびその切削部位Pに向けては、安定した切削油剤等
の供給を可能とすることができる。しかも、本実施形態
では、1つの凹溝19から複数の供給孔18…に切削油
剤等が供給されるようになされており、従ってこれらの
供給孔18…の間では均一に切削油剤等を供給可能であ
るという利点も得ることができる。
【0023】次に、図7ないし図11は、本発明の第2
の実施形態を示すものであって、図1ないし図6に示し
た第1の実施形態と共通する部分には、同一の符号を配
して説明を省略する。すなわち、この第2の実施形態
は、工具本体1に形成される上記切削油剤等の供給孔1
8が、工具本体1の上記凹所7の工具後端側に一旦開口
させられるとともに、工具本体1の外周部には、一端2
1Aがこの供給孔18の開口部に接続されて該供給孔1
8に連通するとともに他端21Bがスローアウェイチッ
プ6の上記逃げ面6Bに臨むようにして開口する金属パ
イプ等の管状部材21が取り付けられており、この管状
部材21を介して上記供給孔18が逃げ面6Bに隣接し
て開口させられていることを特徴とする。
【0024】ここで、本実施形態では上記供給孔18
は、上記シート部材8が取り付けられる凹所7の上記凹
部7Cの工具後端側に開口するように形成されており、
その開口部18Aは一段拡径するように形成されてい
る。また、この凹部7Cに取り付けられるシート部材8
は、スローアウェイチップ6の着座面6Cに密着する上
記取付面8Aが、上記第1の実施形態のような凹溝が形
成されることなく平坦面とされる一方、このスローアウ
ェイチップ6の逃げ面6Bに連なる上記他の一の側面8
Cの工具後端側には、凹部7Cに密着させられる側面8
B側に凹むように切欠部8Dが形成されており、この切
欠部8Dは、その工具先端側の部分が図8や図11に示
すように先端側に向かうに従い工具回転方向T側に向け
て切り上がるように形成されている。
【0025】そして、上記管状部材21は、その一端2
1Aが上記供給孔18の拡径した開口部18Aに嵌挿さ
れることにより、該供給孔18に接続されて連通すると
ともに、中途部分が図7に示すように「く」字状に2段
に曲折され、さらに上記他端21Bがシート部材8の上
記切欠部8Dに嵌め入れられて、この切欠部8Dの切り
上がった先端部から工具先端側かつ工具回転方向T側に
向けて、上記逃げ面6Bに臨んで開口するように配置さ
れている。なお、本実施形態では図7に示されるよう
に、この管状部材21は上記スローアウェイチップ6や
工具本体1よりも工具外周側に張り出すように配設され
ているが、切削に使用されるスローアウェイチップ6の
主切刃14よりも工具後端側に位置しているため、この
管状部材21が被削材Wに干渉するようなことはない。
【0026】しかるに、このように構成された第2の実
施形態の正面フライスにおいても、工具本体1に形成さ
れた切削油剤等の供給孔18が、上記管状部材21を介
して上記逃げ面6Bに隣接して開口しているので、上記
第1の実施形態と同様にこの逃げ面6B側から切屑Cに
遮られることなく、主切刃14や副切刃15およびその
切削部位Pに確実かつ効率的に切削油剤等を供給するこ
とが可能となる。また、この第2の実施形態において
は、上記管状部材21の形状や逃げ面6Bに臨んで開口
する上記他端21Bの向き等を適宜に設定することによ
り、切削油剤等の供給部位を切削条件等に応じて比較的
容易に変更することが可能であり、例えば主切刃14に
よる切り込み量が小さい場合などには、上記他端21B
をより副切刃15側に向けて開口するように設定した
り、あるいは特定の部分に切削油剤等を集中的に供給し
たい場合には、この他端21Bをノズル状に形成したり
することができる。
【0027】なお、この第2の実施形態では、スローア
ウェイ式の正面フライスにおいて、管状部材21を介し
て供給孔18を上記逃げ面6Bに隣接して開口させた場
合について説明したが、かかる管状部材21を用いた場
合には、上記第1の実施形態のようにシート部材8等の
取付部材に凹溝16を形成したりして供給路としての凹
孔17を形成する必要がなくなるので、このような取付
部材を要するスローアウェイ式の正面フライス以外の、
例えば切刃が形成されたチップを工具本体にろう付け等
によって接合してなる正面フライスや、あるいは工具本
体に直接切刃が形成されたいわゆるソリッドの正面フラ
イスにおいても、その切刃に連なる逃げ面側から切削油
剤等を供給することが可能となる。
【0028】また、この第2の実施形態や上記第1の実
施形態では、工具本体1に形成された凹所7に、工具回
転方向T側に向けて順に、取付部材としてのシート部材
8、スローアウェイチップ6およびサポータ9、クサビ
部材10,11を挿入して取り付けたスローアウェイ式
正面フライスについて説明したが、同様にクサビ部材を
用いてスローアウェイチップを取り付けるスローアウェ
イ式正面フライスでも、シート部材を用いずに、工具回
転方向側に向けて順にクサビ部材とスローアウェイチッ
プとを凹所に挿入し、スローアウェイチップをクサビ部
材によって工具回転方向側に押圧して取り付ける正面フ
ライスも知られており、そのような正面フライスに本発
明を適用することも可能である。
【0029】すなわち、この場合には、上記クサビ部材
が、スローアウェイチップの工具回転方向後方側を向く
着座面に密着する取付部材となるので、このクサビ部材
の上記着座面に密着する取付面に凹溝を形成して上記着
座面とによって凹孔を画成するようにしたり、あるいは
このクサビ部材に直接凹孔を貫設したりして、工具本体
の供給孔に連通する供給路を形成すれば、第1の実施形
態と同様の効果を得ることができる。また、このクサビ
部材に切欠部を形成するなどして、工具本体の外周部
に、一端が上記供給孔に連通するとともに他端が上記逃
げ面に臨むようにして開口する管状部材を取り付けるよ
うにすれば、第2の実施形態と同様の効果を得ることが
できる。
【0030】さらにまた、上記第1、第2の実施形態で
は、このように本発明をスローアウェイ式の正面フライ
スに適用した場合について説明しているが、工具本体に
形成された切削油剤等の供給孔を切刃に連なる逃げ面に
隣接して開口させるといった本発明の基本的構成は、上
述したスローアウェイ式正面フライス以外の正面フライ
スにも適用可能である。すなわち、上述したような切刃
が形成されたチップを工具本体にろう付け等によって接
合してなる正面フライスにおいては、このチップがろう
付けされる工具本体のチップ取付座の底面に、一端が工
具本体に形成された切削油剤等の供給孔に連通するとと
もに他端が上記チップの逃げ面に連なる工具本体の外周
面に開口する凹溝を形成し、この凹溝と上記チップの着
座面とによって画成される凹孔を介して上記供給孔をチ
ップの逃げ面に隣接して開口させたり、あるいは上記供
給孔を上記逃げ面に連なる工具本体の外周面に該逃げ面
に隣接して直接開口させたりすることが可能である。ま
た、工具本体に直接切刃が形成されたソリッドの正面フ
ライスなどにおいては、供給孔を直接逃げ面上に開口す
るように形成してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
工具本体に形成された切削油剤等の供給孔を、切刃に連
なる逃げ面に隣接して開口させることにより、切刃によ
って生成される切屑に妨げられることなく、確実かつ効
率的に切削油剤等を切刃や該切刃による切削部位に供給
してその潤滑や冷却を図ることが可能となり、とりわけ
逃げ面摩耗を抑えて切刃の寿命の延長や切削抵抗の低
減、加工効率の向上を図るとともに、切刃への溶着等を
防止して加工精度の向上を促して、特に当該正面フライ
スにより形成される平坦面を、優れた仕上面精度に加工
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を示す側断面図であ
る。
【図2】 図1に示す実施形態を工具先端側から見た底
面図である。
【図3】 図1に示す実施形態のスローアウェイチップ
6周辺を示す、図1におけるX方向視の拡大図である。
【図4】 図3におけるY方向視の図である。
【図5】 図1に示す実施形態のシート部材(取付部
材)8を示す平面図である。
【図6】 図5におけるZZ断面図である。
【図7】 本発明の第2の実施形態を示す側断面図であ
る。
【図8】 図7に示す実施形態を工具先端側から見た底
面図である。
【図9】 図7に示す実施形態のスローアウェイチップ
6周辺を示す、図7におけるX方向視の拡大図である。
【図10】 図9におけるY方向視の図である。
【図11】 図10におけるZZ断面図(サポータ9は
図示略)である。
【符号の説明】
1 工具本体 6 スローアウェイチップ 6A すくい面 6B 逃げ面 6C 着座面 7 凹所 8 シート部材(取付部材) 8A シート部材8の取付面 8C シート部材8の逃げ面6Bに連なる側面 14 主切刃 15 副切刃 16 凹溝 17 凹溝16と着座面6Cとにより画成される凹孔
(供給路) 18 切削油剤等の供給孔 19 凹溝(保持部) 21 管状部材 O 工具本体1の軸線 T 工具回転方向 W 被削材 C 切屑 P 主切刃14による被削材Wの切削部位 S 主切刃14によって被削材Wが切削された加工面
フロントページの続き Fターム(参考) 3C022 GG01 HH01 HH07 HH08 LL03 MM03 MM04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線回りに回転される円盤状の工具本体
    の先端外周部に切刃が設けられてなる正面フライスにお
    いて、上記工具本体には切削油剤等の供給孔が形成され
    ており、この供給孔は、上記切刃に連なる逃げ面に隣接
    して開口させられていることを特徴とする正面フライ
    ス。
  2. 【請求項2】 上記切刃は、上記工具本体に着脱可能に
    取り付けられるスローアウェイチップに形成されてい
    て、このスローアウェイチップは、該スローアウェイチ
    ップの工具回転方向後方側を向く着座面に密着する取付
    部材を介して上記工具本体に取り付けられており、この
    取付部材には、一端が上記供給孔に連通するとともに他
    端が上記スローアウェイチップの逃げ面に連なる該取付
    部材の側面に開口する供給路が形成されていて、この供
    給路を介して上記供給孔が上記逃げ面に隣接して開口さ
    せられていることを特徴とする請求項1に記載の正面フ
    ライス。
  3. 【請求項3】 上記スローアウェイチップの着座面に密
    着する上記取付部材の取付面には凹溝が形成されてお
    り、この凹溝と上記着座面とによって上記供給路が画成
    されていることを特徴とする請求項2に記載の正面フラ
    イス。
  4. 【請求項4】 上記供給路は、上記一端から他端に向け
    て放射状に形成されていることを特徴とする請求項2ま
    たは請求項3に記載の正面フライス。
  5. 【請求項5】 上記工具本体の外周部には、一端が上記
    供給孔に連通するとともに他端が上記逃げ面に臨むよう
    にして開口する管状部材が取り付けられており、この管
    状部材を介して上記供給孔が上記逃げ面に隣接して開口
    させられていることを特徴とする請求項1に記載の正面
    フライス。
  6. 【請求項6】 上記工具本体には、上記供給孔に供給さ
    れる切削油剤等を一旦保持する保持部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに
    記載の正面フライス。
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