JP2000005628A - 空気清浄器および空質調和装置 - Google Patents

空気清浄器および空質調和装置

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JP2000005628A
JP2000005628A JP17774298A JP17774298A JP2000005628A JP 2000005628 A JP2000005628 A JP 2000005628A JP 17774298 A JP17774298 A JP 17774298A JP 17774298 A JP17774298 A JP 17774298A JP 2000005628 A JP2000005628 A JP 2000005628A
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JP
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ozone
dust
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sensor
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JP17774298A
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English (en)
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Akiyoshi Hattori
章良 服部
信幸 ▲よし▼池
Nobuyuki Yoshiike
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Treating Waste Gases (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】副次的に発生するオゾンを有効かつ安全に定常
的に利用する空気清浄器を提供する。 【解決手段】本発明の空気清浄器は、風路2内に設けら
れた送風用ファン3と、前記送風用ファン3の吸気側に
設けた除塵フィルタ1と、前記除塵フィルタ1の排気側
に設けた放電素子4と、前記放電素子4により荷電され
た塵等を電気的に捕集する集塵部5と、前記放電素子4
から発生するオゾンおよび空気中の臭気成分を分解する
オゾン脱臭/分解触媒6と、前記オゾン脱臭/分解触媒
6を通過したオゾン濃度を制御するためのオゾンセンサ
7および制御回路8を具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭、オフイス、
自動車や電車など、人間が活動する空間の空気中に浮遊
するタバコの煙や、塵、花粉、臭気等を除去する空気清
浄器および空気浄化機能を有する冷暖房機、除湿機等の
空気調和装置である空質調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気清浄器には、送風用ファンに
より強制的に空気を除塵フィルタに通し除塵するもの
と、送風用ファンを用いずに自然の空気の流れを利用し
て除塵を行うものに大別できる。
【0003】前者の空気清浄器は、送風用ファンの吸気
側に除塵フィルタを設け、塵等を含む空気を送風用ファ
ンで強制的に除塵フィルタを通過させ、タバコの煙、
塵、花粉等を除去するものであり、一方、後者の空気清
浄器は、空気中の塵等を荷電する放電素子を有し、放電
素子が空気に含まれるタバコの煙、塵、花粉等を荷電
し、荷電した塵等を下流側に設けた逆電荷を付与した除
塵フィルタで除去するものであった。
【0004】前者の空気清浄器は、送風用ファンにより
屋内の空気を強制的に除塵フィルタに送り込むので、短
時間に屋内の空気中に浮遊するタバコの煙、塵、花粉等
を除去できるが、除塵フィルタの空隙より微細な塵は除
去できない。一方後者の空気清浄器は、自然の空気の流
れにより空気中を浮遊する塵等を放電素子により荷電
し、除塵する構成なので、屋内の空気を浄化するのに時
間がかかる。
【0005】そこで、送風ファンと放電素子の両方を用
いた空気清浄器が使われるようになり、微細な塵も短時
間で除去できるようになった。
【0006】また、従来の空質調和装置は、例えば、冷
暖房機、加湿機、除湿機等に、前記空気清浄器を組み合
わせたものであり、人間が活動する空間の温湿度環境の
調整と空気浄化を行うものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の送風用
ファンと放電素子を組み合わせた空気清浄器では、放電
素子部での、コロナ放電によりオゾンが発生し、環境基
準を満たさない有害な空気を排気するという問題が発生
するようになった。
【0008】また、従来の空質調和装置では、効率的に
温湿度環境と空気浄化の両方を行うことは不可能であっ
た。
【0009】本発明はこのような従来の空気清浄器では
副次的に発生する有害なオゾンを排気してしまうという
課題と、従来の空質調和装置では効率的に温湿度環境と
空気浄化の両方を行うことが出来ないという課題を考慮
し、副次的に発生するオゾンを有効かつ安全に定常的に
利用する空気清浄器と、空気浄化と空気調和の両方を効
率よく行うことができる空質調和装置を提供することを
目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、外部から
の空気が流れる風路と、前記風路内に設けられ、外部か
ら空気を取り入れる送風用ファンと、前記送風用ファン
の吸気側に位置し、前記空気中の埃を除去する除塵フィ
ルタと、イオンを発生し、前記風路内を流れる空気中の
塵を帯電させ、副次的に発生したオゾンで空気を殺菌す
る放電素子と、前記放電素子の排気側に位置し、前記放
電素子とは逆電荷を付与することによって、前記塵を吸
着し、除去する集塵部と、前記放電素子の排気側に位置
し、前記オゾンと空気中の臭気成分を吸着し、分解する
オゾン脱臭/分解触媒と、前記オゾン脱臭/分解触媒の
排気側に位置し、前記オゾン脱臭/分解触媒を通過した
オゾンの濃度を検知するオゾンセンサと、前記オゾンセ
ンサで測定された排気中のオゾン濃度が環境基準内にな
るように、前記送風用ファンの回転速度を調整し、また
は前記放電素子の印加電圧を調整し、または前記集塵部
の印加電圧を調整する制御回路と、を備えたことを特徴
とする空気清浄器である。
【0011】また第2の本発明(請求項2に対応)は、
前記風路の排気側に位置し、空気中の塵の量または汚染
度を測定し、室内あるいは車内の換気を使用者に促すダ
ストセンサ及び/または炭酸ガスセンサを備えたことを
特徴とする第1の本発明記載の空気清浄器である。
【0012】また第3の本発明(請求項3に対応)は、
外部からの空気が流れる風路と、前記風路内に設けら
れ、外部から空気を取り入れる送風用ファンと、前記送
風用ファンの吸気側に位置し、前記空気中の埃を除去す
る除塵フィルタと、前記風路内に設けられ、前記送風用
ファンにより取り入れられた空気の温湿度を調節する耐
食性の熱交換機と、イオンを発生し、前記風路内を流れ
る空気中の塵を帯電させ、副次的に発生したオゾンで前
記風路内を流れる空気及び前記熱交換機を殺菌する放電
素子と、前記放電素子の排気側に位置し、前記放電素子
とは逆電荷を付与することによって、前記塵を吸着し、
除去する集塵部と、前記放電素子の排気側に位置し、前
記オゾンと空気中の臭気成分を吸着し、分解するオゾン
脱臭/分解触媒と、前記オゾン脱臭/分解触媒の排気側
に位置し、前記オゾン脱臭/分解触媒を通過したオゾン
の濃度を検知するオゾンセンサと、前記オゾンセンサで
測定された排気中のオゾン濃度が環境基準内になるよう
に、前記送風用ファンの回転速度を調整し、または前記
放電素子の印加電圧を調整し、または前記集塵部の印加
電圧を調整し、または前記熱交換機を制御する制御回路
と、を備えたことを特徴とする空質調和器である。
【0013】また第4の本発明(請求項4に対応)は、
前記風路の排気側に位置し、空気中の塵の量及び/また
は汚染度を測定するダストセンサ及び/または炭酸ガス
センサと、を備え、前記制御回路は、室外あるいは車外
の空気を自動的に取り入れる機能をも有することを特徴
とする第3の本発明記載の空室調和器である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0015】まず、第一の実施の形態について概念を説
明した後、図面を参照して詳述する。
【0016】本発明の空気清浄器は、本体内に設けられ
た送風用ファンで空気を取り入れ、まず、前記送風用フ
ァンに対して吸気側に設けた除塵フィルタで埃を除去す
る。そして、前記送風用ファンによって導かれる風路内
に設けた放電素子で、マイナスイオンを発生し、空気中
の塵や花粉を帯電させ、前記集塵部で除去するととも
に、前記放電素子で副次的に発生するオゾンによる殺菌
と、前記オゾン脱臭/分解触媒でオゾンおよび空気中の
臭気成分を分解する。さらに、排気側のオゾン濃度をオ
ゾンセンサで測定し、制御回路で本体内の風速や前記放
電素子の印加電圧を調整して、排気側のオゾン濃度を環
境基準内に制御することができる。また、ダストセンサ
や炭酸ガスセンサを本体内の排気側に組み込むことによ
り、空気中の塵の量や汚染度を測定して、室内や車内な
どの換気を人に促すことができる。
【0017】以下、第一の実施の形態について図1を用
いて説明する。
【0018】図1は、第一の実施の形態である空気清浄
器である。
【0019】図1において、1は本体内部の風路2に取
り入れられた空気中の埃を除去するための除塵フィルタ
で、風路2内に設けられた送風用ファン3の吸気側に位
置する。前記送風用ファン3はモータなどにより駆動さ
れるものである。放電素子4は前記送風用ファン3によ
って導かれる風路2内に設けられ、高電圧などにより駆
動されるものである。集塵部5は、前記放電素子4に対
して排気側に位置し、前記放電素子4により帯電した塵
を取るために、前記放電素子4に対して逆電荷を発生す
るように電気的に駆動されるものである。さらに、本体
内の排気側に、前記放電素子4で副次的に発生したオゾ
ンと空気中の臭気成分を分解するために、オゾン脱臭/
分解触媒6が設けられている。そして、前記オゾン脱臭
/分解触媒6の排気側に、オゾン濃度を検知するための
オゾンセンサ7が設けられ、本体内の前記送風用ファン
3、放電素子4、集塵部5、オゾンセンサ7などを制御
する制御回路8は、空気中の塵や臭気成分、オゾンなど
の影響を受けないように、風路2外の本体内に設けられ
ている。なお、前記送風用ファン3は、風路2内に空気
を取り入れるためであり、前記除塵フィルタ1に対し
て、排気側に位置しておればよく、例えば、集塵部5と
オゾン分解/脱臭触媒6の間や、オゾンセンサ7の排気
側に設けてもよい。また、オゾン脱臭/分解触媒6に集
塵機能を付与させて、集塵部5と一体化してもよい。
【0020】次に、上記実施の形態の動作について説明
する。
【0021】本実施の形態の空気の浄化は、以下のよう
にして行われる。まず、本体内に設けられた送風用ファ
ン3で空気を取り入れ、風路2の入り口に設けられた除
塵フィルタ1で埃を除去する。そして、放電素子4でマ
イナスイオンを発生し、風路2内を流れる空気中の塵や
花粉を帯電させ、逆電荷を付与した集塵部5で除去す
る。このとき、前記放電素子4で副次的に発生するオゾ
ンにより、空気を殺菌される。また、オゾンおよび空気
中の臭気成分は、オゾン脱臭/分解触媒6に吸着し、触
媒上で反応して分解される。さらに、排気側のオゾン濃
度をオゾンセンサ7で測定し、排気中のオゾン濃度が環
境基準値である0.05ppm以内になるように、制御
回路8で送風用ファン3の回転速度を調整して、風量を
0.5〜15m/secの範囲で調節したり、放電素子
4の印加電圧を調整して、風路2内の風速や副次的なオ
ゾン発生量を制御する。なお、ダストセンサや炭酸ガス
センサを風路2内の排気側に組み込むことにより、空気
中の塵の量や汚染度を測定して、室内や車内などの換気
を人に促す機能も付与することができる。
【0022】上記のようにして、本実施の形態によっ
て、マイナスイオンを含み、副次的に発生するオゾンに
より殺菌・脱臭された空気が、安全かつ容易に作り出す
ことができる。
【0023】次に第二の実施の形態について、概念を説
明した後、図面を参照して詳述する。 本発明の空質調
和装置は、本体の吸気側に設けた除塵フィルタで埃を除
去する。そして、風路内に設けた耐食性の熱交換機で温
湿度を調節しながら、同じく風路内に設けられた放電素
子で、マイナスイオンを発生して、空気中の塵や花粉を
帯電させ、前記集塵部で除去するとともに、前記放電素
子で副次的に発生するオゾンにより、前記熱交換機およ
び空気の殺菌と、前記オゾン脱臭/分解触媒でオゾンお
よび空気中の臭気成分を分解する。さらに、オゾン脱臭
/分解触媒を通過したオゾン濃度をオゾンセンサで測定
し、制御回路で本体内の風速や前記放電素子の印加電圧
を調整して、排気側のオゾン濃度を環境基準内に制御す
ることができる。また、ダストセンサや炭酸ガスセンサ
を本体内の排気側に組み込むことにより、空気中の塵の
量や汚染度を測定し、室内と室外の吸気量もしくは車内
と車外の吸気量を制御して、温湿度制御部の機能を乱す
ことなく、かつ、脱臭機能による圧損を補いながら、室
内または車内の換気を自動的に行い、快適な温湿度と空
質空間を作り出すことができる。
【0024】以下、第二の実施の形態について図2を用
いて説明する。
【0025】図2は、第二の実施の形態である空室調和
装置である。
【0026】図2において、1は本体内部の取り入れら
れた空気中の埃を除去するための除塵フィルタで、送風
用ファン3の吸気側に位置する。前記送風用ファン3は
モータなどにより駆動されるものである。また、9も本
体内部の取り入れられた空気中の埃を除去するための除
塵フィルタで、10は前記送風用ファン3により取り入
れられた空気を冷やしたり暖めたりするための熱交換機
である。ここで、熱交換機10は、前記送風用ファン3
によって作り出される空気の流れの経路上に設けられて
おり、空気の温湿度調節機能を果たすものである。一
方、脱臭浄化機能は以下の構成によって果たされる。
【0027】空気中の塵を帯電させる放電素子4は、前
記送風用ファン3によって導かれる風路内に設けられ、
高電圧などにより駆動されるものである。集塵部5は、
前記放電素子4に対して排気側に位置し、前記放電素子
4により帯電した塵を取るために、前記放電素子4に対
して逆電荷を発生するように電気的に駆動されるもので
ある。そして、除塵された空気の流路上に、空気の清浄
度を測定するためのダストセンサ11が設けられてい
る。さらに、前記放電素子4で副次的に発生したオゾン
と空気中の臭気成分を分解するオゾン脱臭/分解触媒6
と、前記オゾン脱臭/分解触媒6の排気側に、オゾン濃
度を検知するためのオゾンセンサ7が設けられている。
また、本体内の送風用ファン3、放電素子4、集塵部
5、オゾンセンサ7、熱交換機10、ダストセンサ11
などを制御する制御回路12は、空気中の塵や臭気成
分、オゾンなどの影響を受けないように、風路外の本体
内に設けられている。なお、前記送風用ファン3は、本
体内に空気を取り入れるためであり、前記除塵フィルタ
1や除塵フィルタ9に対して、排気側に位置しておれば
よく、例えば、集塵部5とオゾン分解/脱臭触媒6の間
や、オゾンセンサ7の排気側に設けてもよい。また、ダ
ストセンサ11の位置は、オゾンセンサ7と同じにして
もよく、さらに上記構成に炭酸ガスセンサをオゾンセン
サ7の位置に付与したり、オゾンセンサ7とマイクロセ
ンサ化して一体にしてもよい。
【0028】次に、上記実施の形態の動作について説明
する。
【0029】本実施の形態の空気の脱臭浄化は、以下の
ようにして行われる。まず、本体内に設けられた送風用
ファン3で空気を取り入れる。このとき、室内または車
内の熱交換された空気や室外または車外の空気中の埃
は、除塵フィルタ1と温湿度調節部の除塵フィルタ9で
除去される。そして、放電素子4でマイナスイオンを発
生させ、送風用ファン3により導入された空気中の塵や
花粉を帯電し、逆電荷を付与した集塵部5で除去する。
このとき、空気は前記放電素子4で副次的に発生するオ
ゾンにより殺菌され、また、空気の除塵度合をダストセ
ンサ11により測定して確認を行う。一方、空気中のオ
ゾンおよび臭気成分は、オゾン脱臭/分解触媒6に吸着
し、触媒上で反応して分解される。さらに、排気側のオ
ゾン濃度をオゾンセンサ7で測定し、排気中のオゾン濃
度が環境基準値である0.05ppm以内になるよう
に、制御回路12で送風用ファン3の回転速度を調整
し、風量を0.5〜1.5m/secの範囲で調節した
り、放電素子4の印加電圧を調整して、風路内の風速や
副次的なオゾン発生量を制御する。なお、炭酸ガスセン
サを風路内の排気側に組み込み、空気中の炭酸ガス濃度
から、室内または車内の空気の汚染度を測定し、室外や
車外の空気を脱臭浄化機能の部分から取り入れる機構を
付与させることによって、室内や車内などの換気を温湿
度調節を乱すことなく自動的に行う機能も付与すること
ができる。
【0030】また、本実施の形態の空気の温湿度調節
は、以下のようにして行われる。まず、本体内に設けら
れた送風用ファン3で空気を取り入れる。このとき、本
体内に導入された室内または車内の空気は、熱交換機1
0によって、暖められたり冷やされたりする。本体内の
空気の流れは、温湿度調節時の条件により異なる。大き
い風量が必要なときは、熱交換機10を通った空気の大
半は脱臭浄化されずに排気される。一方、定常時の小さ
い風量のときには、空気の一部は、脱臭浄化を行う放電
素子4に導入され、集塵部5で除塵とオゾンにより殺菌
されて、再度、熱交換機10に導入されるものと、その
まま、オゾン分解/脱臭触媒6でオゾンと臭気成分の分
解が行われ、脱臭浄化されて排気されるものに別れる。
このとき、オゾンを含む空気が熱交換機10を通ること
により、熱交換機10内の殺菌が行われ、かびの発生を
抑えることができる。しかしながら、オゾンは酸化性が
強いため、熱交換機10には、耐食性の金属やセラミッ
クス皮膜を被覆した金属を用いることが好ましい。
【0031】上記のようにして、本実施の形態によっ
て、殺菌・脱臭と温湿度調節された空気を、安全にかつ
容易に作り出すことができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
副次的に発生するオゾンを有効かつ安全に利用でき、室
内または車外の空気の殺菌・脱臭をおこなうことができ
る空気清浄器を提供することができる。また、空気浄化
と空気調和の両方を効率よく行うことができる空室調和
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による空気清浄器の断面
【図2】本発明の一実施の形態による空質調和装置の断
面図
【符号の説明】
1 除塵フィルタ 2 風路 3 送風用ファン 4 放電素子 5 集塵部 6 オゾン脱臭/分解触媒 7 オゾンセンサ 8 制御回路 9 除塵フィルタ 10 熱交換機 11 ダストセンサ 12 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C080 AA07 BB02 BB05 CC01 CC12 HH02 JJ01 KK02 MM08 QQ11 QQ12 QQ17 QQ20 4D002 AA11 AB02 BA14 DA70 GA02 GA03 GB01 GB02 4D054 AA11 AA16 BA03 CA12 CA18 EA11 EA24 EA28

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの空気が流れる風路と、 前記風路内に設けられ、外部から空気を取り入れる送風
    用ファンと、 前記送風用ファンの吸気側に位置し、前記空気中の埃を
    除去する除塵フィルタと、 イオンを発生し、前記風路内を流れる空気中の塵を帯電
    させ、副次的に発生したオゾンで空気を殺菌する放電素
    子と、 前記放電素子の排気側に位置し、前記放電素子とは逆電
    荷を付与することによって、前記塵を吸着し、除去する
    集塵部と、 前記放電素子の排気側に位置し、前記オゾンと空気中の
    臭気成分を吸着し、分解するオゾン脱臭/分解触媒と、 前記オゾン脱臭/分解触媒の排気側に位置し、前記オゾ
    ン脱臭/分解触媒を通過したオゾンの濃度を検知するオ
    ゾンセンサと、 前記オゾンセンサで測定された排気中のオゾン濃度が環
    境基準内になるように、前記送風用ファンの回転速度を
    調整し、または前記放電素子の印加電圧を調整し、また
    は前記集塵部の印加電圧を調整する制御回路と、を備え
    たことを特徴とする空気清浄器。
  2. 【請求項2】 前記風路の排気側に位置し、空気中の塵
    の量または汚染度を測定し、室内あるいは車内の換気を
    使用者に促すダストセンサ及び/または炭酸ガスセンサ
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の空気清浄器。
  3. 【請求項3】 外部からの空気が流れる風路と、 前記風路内に設けられ、外部から空気を取り入れる送風
    用ファンと、 前記送風用ファンの吸気側に位置し、前記空気中の埃を
    除去する除塵フィルタと、 前記風路内に設けられ、前記送風用ファンにより取り入
    れられた空気の温湿度を調節する耐食性の熱交換機と、 イオンを発生し、前記風路内を流れる空気中の塵を帯電
    させ、副次的に発生したオゾンで前記風路内を流れる空
    気及び前記熱交換機を殺菌する放電素子と、 前記放電素子の排気側に位置し、前記放電素子とは逆電
    荷を付与することによって、前記塵を吸着し、除去する
    集塵部と、 前記放電素子の排気側に位置し、前記オゾンと空気中の
    臭気成分を吸着し、分解するオゾン脱臭/分解触媒と、 前記オゾン脱臭/分解触媒の排気側に位置し、前記オゾ
    ン脱臭/分解触媒を通過したオゾンの濃度を検知するオ
    ゾンセンサと、 前記オゾンセンサで測定された排気中のオゾン濃度が環
    境基準内になるように、前記送風用ファンの回転速度を
    調整し、または前記放電素子の印加電圧を調整し、また
    は前記集塵部の印加電圧を調整し、または前記熱交換機
    を制御する制御回路と、を備えたことを特徴とする空質
    調和器。
  4. 【請求項4】 前記風路の排気側に位置し、空気中の塵
    の量及び/または汚染度を測定するダストセンサ及び/
    または炭酸ガスセンサと、を備え、 前記制御回路は、室外あるいは車外の空気を自動的に取
    り入れる機能をも有することを特徴とする請求項3記載
    の空室調和器。
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