JP2000005327A - 磁石付き健康器具 - Google Patents
磁石付き健康器具Info
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- JP2000005327A JP2000005327A JP10170030A JP17003098A JP2000005327A JP 2000005327 A JP2000005327 A JP 2000005327A JP 10170030 A JP10170030 A JP 10170030A JP 17003098 A JP17003098 A JP 17003098A JP 2000005327 A JP2000005327 A JP 2000005327A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 強力な磁力によって血行促進等の効果を高
め、指圧効果も得られるようにした健康器具を提供す
る。 【解決手段】 人体に接して使用される器具に磁石を取
付けた磁石付き健康器具において、大磁石10aの上に
少なくとも一つの小磁石10bを載せて磁力を高めた複
合磁石10を用い、この複合磁石10の小磁石10b
を、人体が当接する面に向けて配置する。小磁石10b
は、上面が球面状に突出していることが好ましい。この
健康器具は、例えば枕、腰枕、敷ふとん、椅子、足枕な
どに適用することができる。
め、指圧効果も得られるようにした健康器具を提供す
る。 【解決手段】 人体に接して使用される器具に磁石を取
付けた磁石付き健康器具において、大磁石10aの上に
少なくとも一つの小磁石10bを載せて磁力を高めた複
合磁石10を用い、この複合磁石10の小磁石10b
を、人体が当接する面に向けて配置する。小磁石10b
は、上面が球面状に突出していることが好ましい。この
健康器具は、例えば枕、腰枕、敷ふとん、椅子、足枕な
どに適用することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気作用によって
筋肉のコリや疲れを軽減できるようにした磁石付き健康
器具に関する。
筋肉のコリや疲れを軽減できるようにした磁石付き健康
器具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁石を利用した各種の健康器具が
市販されている。磁石が人体に対してコリや疲れを癒す
作用を有する理由は、種々検討されているが、人体に磁
石を作用させると、電磁誘導により血液中に電位差が生
じ、これが神経系統に影響を与えて、血液の循環が良く
なり、それによって、コリや疲れや痛みを癒す作用をも
たらすと考えられている。
市販されている。磁石が人体に対してコリや疲れを癒す
作用を有する理由は、種々検討されているが、人体に磁
石を作用させると、電磁誘導により血液中に電位差が生
じ、これが神経系統に影響を与えて、血液の循環が良く
なり、それによって、コリや疲れや痛みを癒す作用をも
たらすと考えられている。
【0003】従来の健康器具に用いられている磁石は、
多くの場合、表面がフラットで円盤形をしたフェライト
磁石からなっている。このフェライト磁石の磁力は、最
も強いものでも100〜150mT(ミリテスラ、10
00ガウス=100mTの関係にある)程度であった。
そして、磁石は、健康器具のクッション等の内部に埋設
され、人体に強く当るようにしたものはあまりなかっ
た。
多くの場合、表面がフラットで円盤形をしたフェライト
磁石からなっている。このフェライト磁石の磁力は、最
も強いものでも100〜150mT(ミリテスラ、10
00ガウス=100mTの関係にある)程度であった。
そして、磁石は、健康器具のクッション等の内部に埋設
され、人体に強く当るようにしたものはあまりなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】磁石の人体に対する上
述したような作用は、磁力が強くなればなるほど効果的
であると考えられる。ところが、従来から使用されてい
る円盤形のフェライト磁石においては、最も強いもので
も100〜150mT(ミリテスラ)程度が限度であ
り、磁石による血行促進等の効果を十分に得ることがで
きなかった。
述したような作用は、磁力が強くなればなるほど効果的
であると考えられる。ところが、従来から使用されてい
る円盤形のフェライト磁石においては、最も強いもので
も100〜150mT(ミリテスラ)程度が限度であ
り、磁石による血行促進等の効果を十分に得ることがで
きなかった。
【0005】また、従来の磁石は、表面がフラットであ
り、しかも健康器具のクッション等に埋設された状態で
取付けられていたので、人体に強く当接することはな
く、指圧効果等は期待できないものであった。
り、しかも健康器具のクッション等に埋設された状態で
取付けられていたので、人体に強く当接することはな
く、指圧効果等は期待できないものであった。
【0006】したがって、本発明の目的は、より強力な
磁力によって血行促進等の効果を高め、指圧効果も得ら
れるようにした健康器具を提供することにある。
磁力によって血行促進等の効果を高め、指圧効果も得ら
れるようにした健康器具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の磁石付き健康器具は、人体に接して使用さ
れる器具に磁石を取付けた磁石付き健康器具において、
前記磁石として、大磁石の上に少なくとも一つの小磁石
を載せて磁力を高めた複合磁石を用い、この複合磁石の
前記小磁石を、人体が当接する面に向けて配置したこと
を特徴とする。
め、本発明の磁石付き健康器具は、人体に接して使用さ
れる器具に磁石を取付けた磁石付き健康器具において、
前記磁石として、大磁石の上に少なくとも一つの小磁石
を載せて磁力を高めた複合磁石を用い、この複合磁石の
前記小磁石を、人体が当接する面に向けて配置したこと
を特徴とする。
【0008】本発明によれば、大磁石の上に少なくとも
一つの小磁石を載せることにより、大磁石の磁力と小磁
石の磁力とが相乗的に作用して、一般的なフェライト磁
石では得られないような強い磁力となる。このため、従
来の健康器具に用いられている磁石よりも強い磁力を有
する磁石を用いることにより、血行促進等の効果を高め
ることができる。
一つの小磁石を載せることにより、大磁石の磁力と小磁
石の磁力とが相乗的に作用して、一般的なフェライト磁
石では得られないような強い磁力となる。このため、従
来の健康器具に用いられている磁石よりも強い磁力を有
する磁石を用いることにより、血行促進等の効果を高め
ることができる。
【0009】また、大磁石の上に小磁石を載せたことに
より、小磁石が突起状となり、この小磁石を人体が当接
する面に向けて配置することにより、人体が当接したと
きに指圧効果も期待できる。更に、小磁石が人体に圧接
されて人体との距離が短くなるので、磁力による効果も
高めることができる。
より、小磁石が突起状となり、この小磁石を人体が当接
する面に向けて配置することにより、人体が当接したと
きに指圧効果も期待できる。更に、小磁石が人体に圧接
されて人体との距離が短くなるので、磁力による効果も
高めることができる。
【0010】したがって、本発明によれば、強い磁力に
よって血行促進等の効果を高め、小磁石によって指圧効
果も高めることができ、筋肉のコリや疲れや痛みを和ら
げる効果をより一層高めることができる。
よって血行促進等の効果を高め、小磁石によって指圧効
果も高めることができ、筋肉のコリや疲れや痛みを和ら
げる効果をより一層高めることができる。
【0011】本発明においては、前記大磁石の磁力が3
0mT以上であり、前記小磁石の磁力が30mT以上で
あり、前記複合磁石の磁力が35mT以上であることが
好ましく、それによって十分な磁気作用がもたらされ
る。
0mT以上であり、前記小磁石の磁力が30mT以上で
あり、前記複合磁石の磁力が35mT以上であることが
好ましく、それによって十分な磁気作用がもたらされ
る。
【0012】また、前記小磁石の前記人体が当接する面
に向けられる面が、球面状に突出していることが好まし
く、それによって磁力線が突出部に集中してより強い磁
力が作用するようにすることができ、人体に当接したと
きの指圧効果も高めることができる。
に向けられる面が、球面状に突出していることが好まし
く、それによって磁力線が突出部に集中してより強い磁
力が作用するようにすることができ、人体に当接したと
きの指圧効果も高めることができる。
【0013】更に、前記健康器具が、枕、腰枕、敷ふと
ん、椅子、足枕から選ばれた一種であることが好まし
く、それによってコリや疲れや痛みを和らげる作用を効
果的に得ることができる。
ん、椅子、足枕から選ばれた一種であることが好まし
く、それによってコリや疲れや痛みを和らげる作用を効
果的に得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1、2には、本発明を磁石付き
枕に適用した一実施形態が示されている。図1は同枕の
カバーの一部を切り欠いて示す斜視図、図2は同枕に取
付けられた磁石の斜視図である。
枕に適用した一実施形態が示されている。図1は同枕の
カバーの一部を切り欠いて示す斜視図、図2は同枕に取
付けられた磁石の斜視図である。
【0015】図2に示すように、この磁石付き枕に使用
される磁石は、ほぼ円盤形状の大磁石10aと、その上
面に吸着させて載せられた3つの小磁石10bとで構成
される複合磁石10からなっている。小磁石10bは、
下面が平面で上面が球面状に突出し、全体として円盤形
状をなしている。小磁石10bは、外れたりしないよう
に大磁石10aの上面に接着等の手段で固着されていて
もよい。
される磁石は、ほぼ円盤形状の大磁石10aと、その上
面に吸着させて載せられた3つの小磁石10bとで構成
される複合磁石10からなっている。小磁石10bは、
下面が平面で上面が球面状に突出し、全体として円盤形
状をなしている。小磁石10bは、外れたりしないよう
に大磁石10aの上面に接着等の手段で固着されていて
もよい。
【0016】大磁石10aの磁力は、好ましくは30m
T以上、より好ましくは90mT以上とされ、小磁石1
0bの磁力も、好ましくは30mT以上、より好ましく
は90mT以上とされる。こうして、大磁石10aの上
に小磁石10bを載せて得られる複合磁石10の磁力
は、好ましくは35mT以上、より好ましくは120m
T以上となる。例えば、大磁石10aとして100〜1
20mTのものを用い、小磁石10bとして140〜1
50mTのものを用いた場合には、複合磁石10の磁力
は170〜190mTとなる。健康器具に用いられてい
る一般のフェライト磁石で、このように強い磁力が得ら
れることは予想できないことであった。
T以上、より好ましくは90mT以上とされ、小磁石1
0bの磁力も、好ましくは30mT以上、より好ましく
は90mT以上とされる。こうして、大磁石10aの上
に小磁石10bを載せて得られる複合磁石10の磁力
は、好ましくは35mT以上、より好ましくは120m
T以上となる。例えば、大磁石10aとして100〜1
20mTのものを用い、小磁石10bとして140〜1
50mTのものを用いた場合には、複合磁石10の磁力
は170〜190mTとなる。健康器具に用いられてい
る一般のフェライト磁石で、このように強い磁力が得ら
れることは予想できないことであった。
【0017】図1に示すように、この磁石付き枕20
は、低反発性、すなわち比較的軟質のポリウレタンフォ
ーム21aと、高反発性、すなわち比較的硬質のポリウ
レタンフォーム21bとを上下に接合してなる枕本体2
1を有する。
は、低反発性、すなわち比較的軟質のポリウレタンフォ
ーム21aと、高反発性、すなわち比較的硬質のポリウ
レタンフォーム21bとを上下に接合してなる枕本体2
1を有する。
【0018】枕本体21の首筋が入る一辺には、中央部
を円弧状に切り欠いた切欠き部22が形成されている。
なお、この切欠き部22としては、コ字形、V字形、台
形などの様々な形状が適用可能であるが、自然なフィッ
ト感を与えるためには、円弧状が最も好ましい。切欠き
部22の内周22aは急傾斜面をなし、上縁22bは緩
傾斜面をなしている。
を円弧状に切り欠いた切欠き部22が形成されている。
なお、この切欠き部22としては、コ字形、V字形、台
形などの様々な形状が適用可能であるが、自然なフィッ
ト感を与えるためには、円弧状が最も好ましい。切欠き
部22の内周22aは急傾斜面をなし、上縁22bは緩
傾斜面をなしている。
【0019】切欠き部22の内周22aの両端部には、
一対の円形凹部23が形成され、これらの凹部23に嵌
合して、肩当接用の一対の複合磁石10が接着等の手段
によって取付けられている。肩当接用の一対の複合磁石
10の間隔は、両肩の付け根の肩の筋肉が位置する部分
が当接しやすい距離、例えば11〜26cm程度とされ
る。また、肩当接用の複合磁石10は、急傾斜面に配置
されるため、その磁力線が出る面は、床面に対して強く
傾斜した方向を向いている。
一対の円形凹部23が形成され、これらの凹部23に嵌
合して、肩当接用の一対の複合磁石10が接着等の手段
によって取付けられている。肩当接用の一対の複合磁石
10の間隔は、両肩の付け根の肩の筋肉が位置する部分
が当接しやすい距離、例えば11〜26cm程度とされ
る。また、肩当接用の複合磁石10は、急傾斜面に配置
されるため、その磁力線が出る面は、床面に対して強く
傾斜した方向を向いている。
【0020】同様に、切欠き部22の上縁22bの中央
寄り部分にも、一対の円形凹部23が形成され、これら
の凹部23に嵌合して、首当接用の一対の複合磁石10
が同じく接着等の手段によって取付けられている。首当
接用の一対の複合磁石10の間隔は、首筋の両側部分が
当接しやすい距離、例えば5〜15cm程度とされる。
また、首当接用の複合磁石10は、緩傾斜面に配置され
るため、その磁力線が出る面は、床面に緩やかに傾斜し
た方向を向いている。
寄り部分にも、一対の円形凹部23が形成され、これら
の凹部23に嵌合して、首当接用の一対の複合磁石10
が同じく接着等の手段によって取付けられている。首当
接用の一対の複合磁石10の間隔は、首筋の両側部分が
当接しやすい距離、例えば5〜15cm程度とされる。
また、首当接用の複合磁石10は、緩傾斜面に配置され
るため、その磁力線が出る面は、床面に緩やかに傾斜し
た方向を向いている。
【0021】更に、枕本体21の上面中央部には、人間
の頭部が嵌合する凹部26が形成されている。凹部26
は、頭部の軸線方向にやや長いなだらかな凹面状をなし
ており、頭部を安定支持すると共に、切欠き部22が首
筋や肩の付け根に当接しやすくする。
の頭部が嵌合する凹部26が形成されている。凹部26
は、頭部の軸線方向にやや長いなだらかな凹面状をなし
ており、頭部を安定支持すると共に、切欠き部22が首
筋や肩の付け根に当接しやすくする。
【0022】更にまた、枕本体21は、首部が当接する
辺、すなわち切欠き部22が設けられた辺の方が、それ
に対向する辺27の方よりも厚く形成されている。それ
によって、首筋や肩の付け根が、更に枕本体21に当接
しやすくなっている。
辺、すなわち切欠き部22が設けられた辺の方が、それ
に対向する辺27の方よりも厚く形成されている。それ
によって、首筋や肩の付け根が、更に枕本体21に当接
しやすくなっている。
【0023】また、枕本体21の表面は、布地等からな
るカバー28で覆われており、枕本体21のウレタンフ
ォームや、磁石10は、製品状態では外部から見えない
ようになっている。
るカバー28で覆われており、枕本体21のウレタンフ
ォームや、磁石10は、製品状態では外部から見えない
ようになっている。
【0024】この磁石付き枕20の使用に際しては、切
欠き部22が形成された部分に、首筋及び肩の付け根が
乗るように、枕20を頭部の下に敷く。このとき頭部
は、枕本体21の中央の凹部26に支持されて、首筋及
び肩の付け根が切欠き部22に当接しやすくなり、か
つ、首筋が自然に保たれる姿勢となる。
欠き部22が形成された部分に、首筋及び肩の付け根が
乗るように、枕20を頭部の下に敷く。このとき頭部
は、枕本体21の中央の凹部26に支持されて、首筋及
び肩の付け根が切欠き部22に当接しやすくなり、か
つ、首筋が自然に保たれる姿勢となる。
【0025】そして、切欠き部22の内周22aの両端
部に配置された肩当接用の一対の複合磁石10が両肩の
付け根に当接し、切欠き部22の上縁22bの中央寄り
部分に配置された首当接用の一対の複合磁石10が首筋
に当接する。このとき、切欠き部22に首部及び肩部が
入り込み、肩当接用の複合磁石10は内周22aの急傾
斜面に配置され、首当接用の複合磁石10は上縁22b
の緩傾斜面に配置されるため、それらの傾斜角度が肩の
付け根や、首筋の角度と合致し、コリや疲れが溜まりや
すいこれらの部分に密着しやすくなる。
部に配置された肩当接用の一対の複合磁石10が両肩の
付け根に当接し、切欠き部22の上縁22bの中央寄り
部分に配置された首当接用の一対の複合磁石10が首筋
に当接する。このとき、切欠き部22に首部及び肩部が
入り込み、肩当接用の複合磁石10は内周22aの急傾
斜面に配置され、首当接用の複合磁石10は上縁22b
の緩傾斜面に配置されるため、それらの傾斜角度が肩の
付け根や、首筋の角度と合致し、コリや疲れが溜まりや
すいこれらの部分に密着しやすくなる。
【0026】また、複合磁石10は、前記のように、大
磁石10aの上に小磁石10bが接合した形状をなし、
小磁石10bが表側に配置されるので、小磁石10bが
両肩の付け根や首筋に圧接され、指圧効果が得られると
共に、複合磁石10の強い磁力が作用して、血行を促進
させて、筋肉をほぐし、疲れを取る効果を高めることが
できる。
磁石10aの上に小磁石10bが接合した形状をなし、
小磁石10bが表側に配置されるので、小磁石10bが
両肩の付け根や首筋に圧接され、指圧効果が得られると
共に、複合磁石10の強い磁力が作用して、血行を促進
させて、筋肉をほぐし、疲れを取る効果を高めることが
できる。
【0027】図3には、本発明で使用される複合磁石の
他の例が示されている。この複合磁石11は、前記と同
様にほぼ円盤形状の大磁石11aと、その上面に吸着さ
せて載せられた小磁石11bとで構成されているが、小
磁石11bが一つとされている。これによって、小磁石
11bがより強く人体に当る(面圧が高まる)ため、指
圧効果が高められると共に、一つの小磁石11bからよ
り強い磁力を出させることができる。
他の例が示されている。この複合磁石11は、前記と同
様にほぼ円盤形状の大磁石11aと、その上面に吸着さ
せて載せられた小磁石11bとで構成されているが、小
磁石11bが一つとされている。これによって、小磁石
11bがより強く人体に当る(面圧が高まる)ため、指
圧効果が高められると共に、一つの小磁石11bからよ
り強い磁力を出させることができる。
【0028】なお、大磁石及び小磁石の形状は、上記の
例に限らず、正方形等の各種の形状が採用でき、小磁石
の数も大磁石に載せられる範囲で任意に設定することが
できる。ただし、小磁石の上面は、外方に突出した形状
をなすことが好ましく、それによって磁力線を集中させ
ることができると共に、人体に対する圧接力を強くして
指圧効果を高めることができる。
例に限らず、正方形等の各種の形状が採用でき、小磁石
の数も大磁石に載せられる範囲で任意に設定することが
できる。ただし、小磁石の上面は、外方に突出した形状
をなすことが好ましく、それによって磁力線を集中させ
ることができると共に、人体に対する圧接力を強くして
指圧効果を高めることができる。
【0029】図4には、本発明を磁石付き腰枕に適用し
た他の実施形態が示されている。この磁石付き腰枕30
は、ポリウレタンフォーム等からなる芯材を合成樹脂製
のカバーで覆ってなり、平面的に見たとき長方形をな
し、その長辺の一方に向かって肉厚の形状をなしてい
る。上面には、多数の突起31が形成され、指圧効果が
得られるようにしている。また、上面中央部に、円形凹
部32が3個ずつ2列に形成され、これらの円形凹部3
2に、図2に示した複合磁石10が嵌合して、接着等の
手段で固着されている。複合磁石10は、その小磁石が
載せられた面を上方に向けて配置されている。
た他の実施形態が示されている。この磁石付き腰枕30
は、ポリウレタンフォーム等からなる芯材を合成樹脂製
のカバーで覆ってなり、平面的に見たとき長方形をな
し、その長辺の一方に向かって肉厚の形状をなしてい
る。上面には、多数の突起31が形成され、指圧効果が
得られるようにしている。また、上面中央部に、円形凹
部32が3個ずつ2列に形成され、これらの円形凹部3
2に、図2に示した複合磁石10が嵌合して、接着等の
手段で固着されている。複合磁石10は、その小磁石が
載せられた面を上方に向けて配置されている。
【0030】この腰枕30の使用に際しては、例えば仰
向けになって腰から背中の部分を腰枕30の上面に載せ
る。その際、頭部を肉薄の方向に向けて、肉厚部分が特
に腰に当るようにすると効果的である。これによって背
筋が伸ばされてリラックスすると共に、腰枕30表面の
突起31が腰から背中の部分に当って指圧効果が得られ
る。また、複合磁石10の小磁石も押圧されて指圧効果
を高める。更に、複合磁石10の強い磁力が作用し、血
行促進作用等により、コリや疲れや痛みを癒す効果が得
られる。
向けになって腰から背中の部分を腰枕30の上面に載せ
る。その際、頭部を肉薄の方向に向けて、肉厚部分が特
に腰に当るようにすると効果的である。これによって背
筋が伸ばされてリラックスすると共に、腰枕30表面の
突起31が腰から背中の部分に当って指圧効果が得られ
る。また、複合磁石10の小磁石も押圧されて指圧効果
を高める。更に、複合磁石10の強い磁力が作用し、血
行促進作用等により、コリや疲れや痛みを癒す効果が得
られる。
【0031】図5、6には、本発明を磁石付き敷ふとん
に適用した他の実施形態が示されている。この敷ふとん
40は、芯材としてポリエステルからなる固わた41が
配置され、その外側が羊毛からなる中わた42で覆わ
れ、表面は綿等の側生地43で覆われている。そして、
片面には、図3に示した複合磁石11が、中わた42と
側生地43との間に、所定の配列で配置されている。こ
の場合、複合磁石11の小磁石が載置された面を表側に
向けられている。複合磁石11は、図6に示すように、
人間Mの肩部、腰部、足部など、筋肉のコリや疲れが溜
まりやすい部分に沿って配置されている。
に適用した他の実施形態が示されている。この敷ふとん
40は、芯材としてポリエステルからなる固わた41が
配置され、その外側が羊毛からなる中わた42で覆わ
れ、表面は綿等の側生地43で覆われている。そして、
片面には、図3に示した複合磁石11が、中わた42と
側生地43との間に、所定の配列で配置されている。こ
の場合、複合磁石11の小磁石が載置された面を表側に
向けられている。複合磁石11は、図6に示すように、
人間Mの肩部、腰部、足部など、筋肉のコリや疲れが溜
まりやすい部分に沿って配置されている。
【0032】この磁石付き敷ふとんは、人間Mが横たわ
ると、複合磁石11が体の各部に押圧され、複合磁石1
1の小磁石によって指圧効果が得られると共に、複合磁
石から発せられる強い磁力によって、血行促進作用によ
るコリや疲れや痛みを癒す効果がもたらされる。
ると、複合磁石11が体の各部に押圧され、複合磁石1
1の小磁石によって指圧効果が得られると共に、複合磁
石から発せられる強い磁力によって、血行促進作用によ
るコリや疲れや痛みを癒す効果がもたらされる。
【0033】図7には、本発明を磁石付き座椅子に適用
した他の実施形態が示されている。この座椅子50は、
畳みや床等に載置される底部51と、底部51の後部か
ら立設する支柱52を介して取付けられた背もたれ部5
3とを有している。背もたれ部53の表面には、円形の
凹部54が設けられ、これらの凹部54に図2に示した
複合磁石11が嵌合して接着等の手段で固着されてい
る。複合磁石11は、小磁石が取付けられた面を表側に
向けて配置されている。この座椅子50においても、前
記実施形態と同様な効果が得られる。
した他の実施形態が示されている。この座椅子50は、
畳みや床等に載置される底部51と、底部51の後部か
ら立設する支柱52を介して取付けられた背もたれ部5
3とを有している。背もたれ部53の表面には、円形の
凹部54が設けられ、これらの凹部54に図2に示した
複合磁石11が嵌合して接着等の手段で固着されてい
る。複合磁石11は、小磁石が取付けられた面を表側に
向けて配置されている。この座椅子50においても、前
記実施形態と同様な効果が得られる。
【0034】図8には、本発明を磁石付き足枕に適用し
た他の実施形態が示されている。同図(a)は開いた状
態を示す斜視図、同図(b)は閉じた状態を示す斜視図
である。この足枕60は、足に巻付けるタイプのもの
で、ポリウレタンフォーム等からなる芯材61と、この
芯材61の表面を覆う起毛された布カバー62とからな
る細長い本体を有している。そして、この本体の一方の
端部にバンド63が取付けられ、バンド63の先端部内
面には図示しないマジックファスナーが取付けられてい
る。このマジックファスナーは、本体の起毛された布カ
バー62に着脱可能に接合され、足に巻付けた状態で同
図(b)に示すように閉じた状態を保持できるようにな
っている。
た他の実施形態が示されている。同図(a)は開いた状
態を示す斜視図、同図(b)は閉じた状態を示す斜視図
である。この足枕60は、足に巻付けるタイプのもの
で、ポリウレタンフォーム等からなる芯材61と、この
芯材61の表面を覆う起毛された布カバー62とからな
る細長い本体を有している。そして、この本体の一方の
端部にバンド63が取付けられ、バンド63の先端部内
面には図示しないマジックファスナーが取付けられてい
る。このマジックファスナーは、本体の起毛された布カ
バー62に着脱可能に接合され、足に巻付けた状態で同
図(b)に示すように閉じた状態を保持できるようにな
っている。
【0035】そして、芯材61の内周面には、凹部64
が所定間隔で形成され、これらの凹部64に図2に示し
た複合磁石11が、その小磁石を表側(足が当接する
面)に向けて嵌合し、接着等の手段で固着されている。
複合磁石11は、芯材61と同様に布カバー62で覆わ
れて外部からは見えないようになっている。
が所定間隔で形成され、これらの凹部64に図2に示し
た複合磁石11が、その小磁石を表側(足が当接する
面)に向けて嵌合し、接着等の手段で固着されている。
複合磁石11は、芯材61と同様に布カバー62で覆わ
れて外部からは見えないようになっている。
【0036】この足枕60の使用に際しては、足の筋肉
等がつかれたときに、足に巻付けてバンド63のマジッ
クテープで固定する。芯材61の内周に配置された複合
磁石11は、布カバー62を介して足に当接され、小磁
石によって指圧効果がもたらされると共に、複合磁石1
1の強い磁力によって血行促進等がなされ、足の筋肉の
コリや痛みが癒される。
等がつかれたときに、足に巻付けてバンド63のマジッ
クテープで固定する。芯材61の内周に配置された複合
磁石11は、布カバー62を介して足に当接され、小磁
石によって指圧効果がもたらされると共に、複合磁石1
1の強い磁力によって血行促進等がなされ、足の筋肉の
コリや痛みが癒される。
【0037】図9には、本発明を磁石付き足枕に適用し
た他の実施形態が示されている。この足枕70は、ポリ
ウレタンフォーム等のクッション材からなる全体として
ブロック状の本体71を有し、この本体71には、その
上辺をU字状に切り欠いてなる2つの足載置部72が形
成されている。そして、足載置部72の内周には、円形
凹部73が所定間隔で形成され、この凹部73に図2に
示した複合磁石11が嵌合して接着等の手段で固着され
ている。複合磁石11は、その小磁石を表面側に向けて
配置されている。
た他の実施形態が示されている。この足枕70は、ポリ
ウレタンフォーム等のクッション材からなる全体として
ブロック状の本体71を有し、この本体71には、その
上辺をU字状に切り欠いてなる2つの足載置部72が形
成されている。そして、足載置部72の内周には、円形
凹部73が所定間隔で形成され、この凹部73に図2に
示した複合磁石11が嵌合して接着等の手段で固着され
ている。複合磁石11は、その小磁石を表面側に向けて
配置されている。
【0038】この足枕70の使用に際しては、足を足載
置部72に嵌合させて載せると、複合磁石11が足に当
接し、小磁石によって指圧効果がもたらされると共に、
複合磁石11の強い磁力によって血行促進等がなされ、
足の筋肉のコリや痛みが癒される。
置部72に嵌合させて載せると、複合磁石11が足に当
接し、小磁石によって指圧効果がもたらされると共に、
複合磁石11の強い磁力によって血行促進等がなされ、
足の筋肉のコリや痛みが癒される。
【0039】図10には、本発明を磁石付きベッドパッ
ドに適用した他の実施形態が示されている。このベッド
パッド80は、クッション性のある厚手の基材シート8
1の片面に複合磁石11を所定間隔で配列し、この複合
磁石11を挟んでカバーシート82を基材シート81に
被せ、両者を縫着することによって形成されている。複
合磁石11は、基材シート81とカバーシート82との
間に挟まれて固定されている。複合磁石11の小磁石
は、薄手のカバーシート82の方向に向けられている。
ドに適用した他の実施形態が示されている。このベッド
パッド80は、クッション性のある厚手の基材シート8
1の片面に複合磁石11を所定間隔で配列し、この複合
磁石11を挟んでカバーシート82を基材シート81に
被せ、両者を縫着することによって形成されている。複
合磁石11は、基材シート81とカバーシート82との
間に挟まれて固定されている。複合磁石11の小磁石
は、薄手のカバーシート82の方向に向けられている。
【0040】このベッドパッド80は、カバーシート8
2を上面にしてベッド等に敷き、人が横たわると、複合
磁石11の小磁石が体に押圧されて指圧効果が得られ、
複合磁石11の強い磁力によって血行促進等がなされ、
足の筋肉のコリや痛みが癒される。
2を上面にしてベッド等に敷き、人が横たわると、複合
磁石11の小磁石が体に押圧されて指圧効果が得られ、
複合磁石11の強い磁力によって血行促進等がなされ、
足の筋肉のコリや痛みが癒される。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
大磁石の上に少なくとも一つの小磁石を載せることによ
り、大磁石の磁力と小磁石の磁力とが相乗的に作用し
て、従来の健康器具に用いられている磁石よりも強い磁
力が得られ、血行促進等の効果を高めることができる。
また、大磁石の上に小磁石を載せたことにより、小磁石
が突起状となり、この小磁石を人体が当接する面に向け
て配置することにより、人体が当接したときに指圧効果
も期待できる。したがって、血行を促進させて、筋肉を
ほぐし、疲れを取る効果を高めることができる。
大磁石の上に少なくとも一つの小磁石を載せることによ
り、大磁石の磁力と小磁石の磁力とが相乗的に作用し
て、従来の健康器具に用いられている磁石よりも強い磁
力が得られ、血行促進等の効果を高めることができる。
また、大磁石の上に小磁石を載せたことにより、小磁石
が突起状となり、この小磁石を人体が当接する面に向け
て配置することにより、人体が当接したときに指圧効果
も期待できる。したがって、血行を促進させて、筋肉を
ほぐし、疲れを取る効果を高めることができる。
【図1】本発明を磁石付き枕に適用した一実施形態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】同磁石付き枕に使用される複合磁石を示す斜視
図である。
図である。
【図3】本発明で使用される複合磁石の他の例を示す斜
視図である。
視図である。
【図4】本発明を磁石付き腰枕に適用した他の実施形態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図5】本発明を磁石付き敷ふとんに適用した他の実施
形態を示す断面図である。
形態を示す断面図である。
【図6】同磁石付き敷ふとんの平面図である。
【図7】本発明を磁石付き座椅子に適用した他の実施形
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図8】本発明を磁石付き足枕に適用した他の実施形態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図9】本発明を磁石付き足枕に適用した更に他の実施
形態を示す斜視図である。
形態を示す斜視図である。
【図10】本発明を磁石付きベッドパッドに適用した他
の実施形態を示す斜視図である。
の実施形態を示す斜視図である。
10、11 複合磁石 10a、11a 大磁石 10b、11b 小磁石 20 磁石付き枕 30 磁石付き腰枕 40 磁石付き敷ふとん 50 磁石付き座椅子 60、70 磁石付き足枕 80 磁石付きベッドパッド
Claims (4)
- 【請求項1】 人体に接して使用される器具に磁石を取
付けた磁石付き健康器具において、前記磁石として、大
磁石の上に少なくとも一つの小磁石を載せて磁力を高め
た複合磁石を用い、この複合磁石の前記小磁石を、人体
が当接する面に向けて配置したことを特徴とする磁石付
き健康器具。 - 【請求項2】 前記大磁石の磁力が30mT以上であ
り、前記小磁石の磁力が30mT以上であり、前記複合
磁石の磁力が35mT以上である請求項1記載の磁石付
き健康器具。 - 【請求項3】 前記小磁石の前記人体が当接する面に向
けられる面が、球面状に突出している請求項1又は2記
載の磁石付き健康器具。 - 【請求項4】 前記健康器具が、枕、腰枕、敷ふとん、
椅子、足枕から選ばれた一種である請求項1〜3のいず
れか1つに記載の磁石付き健康器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10170030A JP2000005327A (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | 磁石付き健康器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10170030A JP2000005327A (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | 磁石付き健康器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000005327A true JP2000005327A (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=15897311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10170030A Pending JP2000005327A (ja) | 1998-06-17 | 1998-06-17 | 磁石付き健康器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000005327A (ja) |
-
1998
- 1998-06-17 JP JP10170030A patent/JP2000005327A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040622 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041019 |