JPH11342057A - 磁石付き枕 - Google Patents

磁石付き枕

Info

Publication number
JPH11342057A
JPH11342057A JP15552198A JP15552198A JPH11342057A JP H11342057 A JPH11342057 A JP H11342057A JP 15552198 A JP15552198 A JP 15552198A JP 15552198 A JP15552198 A JP 15552198A JP H11342057 A JPH11342057 A JP H11342057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
pillow
neck
magnets
notch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15552198A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Nakamura
徹 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EMANTE IRYOKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
EMANTE IRYOKI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EMANTE IRYOKI SEISAKUSHO KK filed Critical EMANTE IRYOKI SEISAKUSHO KK
Priority to JP15552198A priority Critical patent/JPH11342057A/ja
Publication of JPH11342057A publication Critical patent/JPH11342057A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bedding Items (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁石がより効果的に作用するように、枕の形
状をも工夫した磁石付き枕を提供する。 【構成】 ポリウレタンフォーム等からなる枕本体21
の首部が当接する辺の中央部に凹状の切欠き部22を設
ける。この切欠き部22の内周22aの両端部の急傾斜
面に肩当接用磁石24を取付ける。また、上記切欠き部
22の上縁22bの緩傾斜面であって上記肩当接用磁石
24の位置よりも中心よりに、首当接用磁石25を配置
する。枕本体21の中央部には、必要に応じて頭部が嵌
合する凹部26を設けてもよい。肩当接用磁石24が肩
の付け根に密着し、首当接用磁石25が首筋に密着する
ことにより、磁気力が効果的に作用して血行が促進さ
れ、コリや疲れを和らげる効果を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気作用によって
コリや疲れを軽減できるようにした磁石付き枕に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、コリや疲れを癒すようにした各種
の枕が市販されている。例えば、枕の中央部に凹部を設
けて、首と背筋を正しい位置に保ち、筋肉の緊張を和ら
げるようにしたものや、枕の表面に近接してカバーの下
等に磁石を配置し、磁気作用によって血行促進などの効
果をもたらしたものなどが知られている。
【0003】図4には、従来の磁石付き枕の一例が示さ
れている。この枕10は、上面中央部がやや膨らんだ、
全体としてかまぼこ形状をなすウレタンフォーム等から
なる枕本体11と、この枕本体11の上面に形成した丸
い溝11aに埋設した複数の磁石12とを有している。
なお、図示していないが、枕本体11は、布地等からな
る適当なカバーで覆われて製品化されるため、製品状態
では磁石12は外部からは見えない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
枕においては、形状に工夫をもたらしたものや、磁石を
取付けたもの等があるが、磁石がより効果的に作用する
ように、枕の形状をも工夫したものはあまり見当たらな
い。
【0005】例えば、図4に示す枕10においては、全
ての磁石12が枕本体11の上面に沿って所定間隔で、
磁石12の磁力線が出る面を上方に向けて配置されてい
る。しかしながら、このような枕10では、コリや疲れ
が溜まる両肩の付け根や、首筋には、磁石12が十分に
密着せず、磁気力は磁石から離れるに従って急速に弱く
なるため、磁気力が効果的に作用しないという問題点が
あった。
【0006】したがって、本発明の目的は、磁石がより
効果的に作用するように、枕の形状をも工夫した磁石付
き枕を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の磁石付き枕は、磁石が取付けられた枕にお
いて、首部が当接する辺の中央部に凹状の切欠き部を有
し、この切欠き部に沿って磁石が配置されており、この
磁石は、前記切欠き部の内周両端部の急傾斜面に配置さ
れた肩当接用磁石と、前記切欠き部の上縁の緩傾斜面で
あって、前記肩当接用磁石の位置よりも中心よりに配置
された首当接用磁石とを有していることを特徴とする。
【0008】本発明によれば、切欠き部に首筋が入るよ
うに枕を配置し、頭を載せると、首筋の両側部に、切欠
き部の上縁部に配置された首当接用磁石が当接し、両肩
の付け根に、切欠き部の内周の両端部に配置された肩当
接用磁石が当接する。また、首当接用磁石は、緩傾斜面
に配置されていて上方を向いているので、磁石の磁力線
が出る面が首筋に密着しやすくなる。更に、肩当接用磁
石は、急傾斜面に配置されていて、水平方向寄りに向く
ように傾斜しているので、肩の付け根に密着しやすくな
っている。その結果、磁石の磁気力が、コリや疲れの溜
まりやすい、首筋や両肩の付け根に効果的に作用し、磁
気力による血行促進効果を高め、コリや疲れを軽減する
ことができる。
【0009】本発明の好ましい態様によれば、前記肩当
接用磁石は、前記切欠き部の内周両端部に配置された少
なくとも一対のものからなり、前記首当接用磁石は、前
記切欠き部の上縁の中央寄りに所定間隔離れて配置され
た少なくとも一対のものからなる。これによれば、コリ
や疲れの溜まりやすい、首筋や両肩の付け根に磁石が密
着するようにすることができる。
【0010】本発明の更に好ましい態様によれば、枕上
面の中央部に頭部が嵌合する凹部が形成されている。こ
れによれば、頭部が上記凹部に嵌合するため、肩から首
にかけての部分が枕に密着しやすくなり、枕に取付けら
れた磁石が首筋や両肩の付け根に更に密着しやすくな
る。また、枕によって、首筋が自然に保たれる姿勢とな
るので、リラックスして疲れをとる作用を高めることが
できる。
【0011】本発明の更に好ましい態様によれば、前記
首部が当接する辺の方が、それに対向する辺の方よりも
厚く形成されている。これによれば、首筋が枕に近接し
やすくなるため、上記と同様に磁石が首筋や両肩の付け
根に密着しやすくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜3には、本発明による磁石
付き枕の一実施形態が示されている。図1は同枕のカバ
ーの一部を切り欠いて示す斜視図、図2は同枕の使用態
様を示す平面図、図3は同枕の使用態様を示す側面図で
ある。
【0013】図1に示すように、この磁石付き枕20
は、低反発性、すなわち比較的軟質のポリウレタンフォ
ーム21aと、高反発性、すなわち比較的硬質のポリウ
レタンフォーム21bとを上下に接合してなる枕本体2
1を有する。
【0014】枕本体21の首筋が入る一辺には、中央部
を円弧状に切り欠いた切欠き部22が形成されている。
なお、この切欠き部22としては、コ字形、V字形、台
形などの様々な形状が適用可能であるが、自然なフィッ
ト感を与えるためには、円弧状が最も好ましい。切欠き
部22の内周22aは急傾斜面をなし、上縁22bは緩
傾斜面をなしている。
【0015】切欠き部22の内周22aの両端部には、
一対の円形凹部23が形成され、これらの凹部23に嵌
合して、一対の肩当接用磁石24が接着等の手段によっ
て取付けられている。図2に示すように、一対の肩当接
用磁石24の間隔Bは、両肩の付け根の肩の筋肉が位置
する部分が当接しやすい距離、例えば11〜26cm程
度とされる。また、図3に示すように、肩当接用磁石2
4は、急傾斜面に配置されるため、その磁力線が出る面
は、床面に対して強く傾斜した方向、好ましくは図3の
X=45〜75°となるように傾斜した方向を向いてい
る。
【0016】同様に、切欠き部22の上縁22bの中央
寄り部分にも、一対の円形凹部23が形成され、これら
の凹部23に嵌合して、一対の首当接用磁石25が同じ
く接着等の手段によって取付けられている。一対の首当
接用磁石25の間隔A(図2参照)は、首筋の両側部分
が当接しやすい距離、例えば5〜15cm程度とされ
る。また、首当接用磁石25は、緩傾斜面に配置される
ため、その磁力線が出る面は、床面に緩やかに傾斜した
方向、好ましくは図3のY=0〜15°となるように傾
斜した方向を向いている。
【0017】更に、枕本体21の上面中央部には、人間
Mの頭部Hが嵌合する凹部26が形成されている。凹部
26は、頭部Hの軸線方向にやや長いなだらかな凹面状
をなしており、頭部Hを安定支持すると共に、切欠き部
22が首筋Nや肩の付け根Sに当接しやすくする。
【0018】更にまた、枕本体21は、首部が当接する
辺、すなわち切欠き部22が設けられた辺の方が、それ
に対向する辺27の方よりも厚く形成されている。それ
によって、首筋Nや肩の付け根Sが、更に枕本体21に
当接しやすくなっている。
【0019】また、枕本体21の表面は、布地等からな
るカバー27で覆われており、枕本体21のウレタンフ
ォームや、磁石24、25は、製品状態では外部から見
えないようになっている。
【0020】次に、この磁石付き枕の使用方法について
説明すると、人間Mは、枕20の切欠き部22が形成さ
れた部分に、首筋M及び肩の付け根Sが乗るように、枕
20を頭部Hの下に敷く。このとき頭部Hは、枕本体2
1の中央の凹部26に支持されて、首筋M及び肩の付け
根Sが切欠き部22に当接しやすくなり、かつ、首筋が
自然に保たれる姿勢となる。
【0021】そして、切欠き部22の内周22aの両端
部に配置された一対の肩当接用磁石24が両肩の付け根
Sに当接し、切欠き部22の上縁22bの中央寄り部分
に配置された一対の首当接用磁石25が首筋Nに当接す
る。このとき、切欠き部22に首部及び肩部が入り込
み、肩当接用磁石24は内周22aの急傾斜面に配置さ
れ、首当接用磁石25は上縁22bの緩傾斜面に配置さ
れるため、それらの傾斜角度が肩の付け根Sや、首筋N
の角度と合致し、コリや疲れが溜まりやすいこれらの部
分に密着しやすくなる。その結果、磁石24、25から
出る磁気力が効果的にこれらの部分に作用し、血行を促
進させて、筋肉をほぐし、疲れを取る効果を高めること
ができる。
【0022】なお、上記実施形態では、枕本体21がポ
リウレタンフォームからなっているが、合成又は天然の
他の弾性材料からなっていてもよい。例えば、合成繊維
又は綿等の繊維状物を袋体に充填したものや、蕎麦殻
や、短いパイプやビーズなどの樹脂を袋体に充填したも
のなど、各種のものが使用できる。更には、ポリウレタ
ンフォームなどの合成樹脂材の内部に、上記繊維状物や
蕎麦殻や樹脂などを充填したものであってもよい。
【0023】また、上記実施形態では、切欠き部22の
内周22aの両端部に一対の肩当接用磁石24が配置さ
れ、切欠き部22の上縁22bの中央寄り部分に一対の
首当接用磁石25が配置されているが、磁石は、それぞ
れの部分にもっと多数配置されていてもよく、あるいは
上記切欠き部22の内周22a、上縁22b以外の部分
にも磁石が配置されていてもよい。
【0024】更に、切欠き部22の内周22a及び上縁
22bに沿って、ベルト状の一つの磁石をそれぞれ配置
してもよく、あるいは、枕本体21に埋設された一つの
磁石の磁力線が強く出る部分が、上記切欠き部22の内
周22a及び上縁22bにそれぞれ配置されるようにし
てもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コリや疲れの溜まりやすい、首筋や肩の付け根の部分に
磁石が密着しやすくなるため、これらの部分に磁力線が
効果的に作用し、血行を促進させて、筋肉をほぐし、疲
れを取る効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁石付き枕の一実施形態を示す斜
視図である。
【図2】同磁石付き枕の使用態様を示す平面図である。
【図3】同磁石付き枕の使用態様を示す側面図である。
【図4】従来の磁石付き枕の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 磁石付き枕 21 枕本体 22 切欠き部 23 凹部 24 肩当接用磁石 25 首当接用磁石 26 凹部 27 カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁石が取付けられた枕において、首部が
    当接する辺の中央部に凹状の切欠き部を有し、この切欠
    き部に沿って磁石が配置されており、この磁石は、前記
    切欠き部の内周両端部の急傾斜面に配置された肩当接用
    磁石と、前記切欠き部の上縁の緩傾斜面であって、前記
    肩当接用磁石の位置よりも中心よりに配置された首当接
    用磁石とを有していることを特徴とする磁石付き枕。
  2. 【請求項2】 前記肩当接用磁石は、前記切欠き部の内
    周両端部に配置された少なくとも一対のものからなり、
    前記首当接用磁石は、前記切欠き部の上縁の中央寄りに
    所定間隔離れて配置された少なくとも一対のものからな
    る請求項1記載の磁石付き枕。
  3. 【請求項3】 枕上面の中央部に頭部が嵌合する凹部が
    形成されている請求項1又は2記載の磁石付き枕。
  4. 【請求項4】 前記首部が当接する辺の方が、それに対
    向する辺の方よりも厚く形成されている請求項1〜3の
    いずれか1つに記載の磁石付き枕。
JP15552198A 1998-06-04 1998-06-04 磁石付き枕 Pending JPH11342057A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15552198A JPH11342057A (ja) 1998-06-04 1998-06-04 磁石付き枕

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15552198A JPH11342057A (ja) 1998-06-04 1998-06-04 磁石付き枕

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11342057A true JPH11342057A (ja) 1999-12-14

Family

ID=15607892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15552198A Pending JPH11342057A (ja) 1998-06-04 1998-06-04 磁石付き枕

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11342057A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100551913B1 (ko) * 2003-09-06 2006-02-16 인성파우더 테크(주) 메모리폼 베개
KR100565003B1 (ko) * 2002-08-02 2006-03-30 김정인 버섯 형상의 베개
WO2007111064A1 (ja) * 2006-03-29 2007-10-04 Kenjiro Sato
WO2009150692A1 (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 株式会社セレモ 枕および枕セット
CN105708256A (zh) * 2014-12-02 2016-06-29 休宁县弘忆成家居科技有限公司 一种芳香保健枕头
KR101975357B1 (ko) * 2018-05-15 2019-05-07 강병구 편백나무큐브와 계피나무껍질이 포함된 베개
KR20230034569A (ko) * 2021-09-03 2023-03-10 주식회사 에니스 자석스프링 모듈을 이용한 베개

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100565003B1 (ko) * 2002-08-02 2006-03-30 김정인 버섯 형상의 베개
KR100551913B1 (ko) * 2003-09-06 2006-02-16 인성파우더 테크(주) 메모리폼 베개
WO2007111064A1 (ja) * 2006-03-29 2007-10-04 Kenjiro Sato
US8020229B2 (en) 2006-03-29 2011-09-20 Kenjiro Sato Pillow
WO2009150692A1 (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 株式会社セレモ 枕および枕セット
CN105708256A (zh) * 2014-12-02 2016-06-29 休宁县弘忆成家居科技有限公司 一种芳香保健枕头
KR101975357B1 (ko) * 2018-05-15 2019-05-07 강병구 편백나무큐브와 계피나무껍질이 포함된 베개
KR20230034569A (ko) * 2021-09-03 2023-03-10 주식회사 에니스 자석스프링 모듈을 이용한 베개

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0488850B1 (en) Mattress for magnetic treatment
JPH02110592U (ja)
JPH11342057A (ja) 磁石付き枕
JPH02249510A (ja) 敷寝具
US5542910A (en) Neck support
JPH0889617A (ja) 背当て板及びそれを用いた腰ベルト
US20040123498A1 (en) Foot orthotic for supporting an arch of a foot, and related methods
JPH11196990A (ja) 多機能枕
JP3051804U (ja) 多機能枕
JPH09135764A (ja)
JP2000225202A (ja) 磁気治療具
JP2000005327A (ja) 磁石付き健康器具
JP3140276U (ja) 指圧効果用用具
EP0756841B1 (en) Pillow with firmness providing element
JP2911098B2 (ja) 磁気クッションシート
EP0677261A1 (en) Corrective inflatable lumbar cushion
JP3059800U (ja)
JP2528568Y2 (ja) 盆形推進具
KR19990005985U (ko) 지압구가 장설된 방석
KR200300577Y1 (ko) 에어셀을 갖춘 안장깔개
JPS5934371Y2 (ja) 可撓性磁性体を配設した寝具等用芯材
KR20120101758A (ko) 개선된 베개 겸용 장구
JP3044884U (ja) エアーサドル
KR20030021996A (ko) 마그넷 벨트
JPH1161509A (ja) ブラジャー