JP2000005100A - 便座の取付具 - Google Patents

便座の取付具

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JP2000005100A
JP2000005100A JP17682098A JP17682098A JP2000005100A JP 2000005100 A JP2000005100 A JP 2000005100A JP 17682098 A JP17682098 A JP 17682098A JP 17682098 A JP17682098 A JP 17682098A JP 2000005100 A JP2000005100 A JP 2000005100A
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JP
Japan
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toilet seat
shaft
toilet
stool
supporter
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JP17682098A
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English (en)
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Nobuyuki Tanaka
伸幸 田中
Masahiro Iguchi
昌広 井口
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】便座と便器との間を清掃する場合、ナットをボ
ルトから分離して便座枢支具を取り外さなくてはならな
いから、作業が簡単ではなく清掃がしにくい。 【解決手段】取付具Pは、便器Tの貫通孔hに挿通され
るスリーブ1とシャフト2とから構成される。スリーブ
1下方の収納空間1bに配設したバネ4により、シャフ
ト2を押し上げる方向へ付勢する。便座枢支具Eに装着
したシャフト2をバネ4に抗して下降させ、スリーブ1
の係止爪1eを軸部2bの係止凹部2cに係合させるこ
とにより、シャフト2が降下位置に保持され、便座枢支
具Eを所定位置に固定する。スリーブ1の係止爪1eを
回動させて軸部2bとの係合状態を解除すれば、バネ4
の付勢力によってシャフト2が上方へ押し上げられ、即
座に便座枢支具Eが便器Tの上方へ離隔し、便座枢支具
Eと便器Tとの間に隙間を形成した状態に保持するか
ら、便器T上面を清掃するのが容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便器の上面に便座
を取り付けるための取付具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】便器の上面へ便座を取り付ける手段とし
て、図5に示すように、温水洗浄装置Aに付属する各種
部品・機器を収納するボックス体Bに、便座Sを揺動可
能に枢支せしめ、このボックス体Bをボルト10・ナッ
ト20を用いて便器Tに固定するという構造が従来採用
されている。図6に示す如く、便座Sを枢支するボック
ス体Bの底部b1 に切欠溝Cを形成し、ボルト10の頭
部11をこの切欠溝Cに嵌挿する。そして、ボルト10
の軸部12を便器Tの貫通孔hに挿通させて下面側へ突
出させ、これに半球パッキン30,スリップワッシャー
40を介して、ナット20を螺合させて締めつけること
により、ボックス体Bが便器T上面に固定され、便座S
を取り付けることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】便座Sを支持している
ボックス体Bと便器Tとの間を清掃する場合、前記従来
の取付構造では、ナット20をボルト10から緩めて取
り外してから、ボックス体Bごとボルト10を便器Tか
ら抜き取らなくては、所望の清掃作業を行うことができ
なかった。そして清掃作業が終わった後は、ボックス体
Bのボルト10を再び便器Tの貫通孔hに嵌挿して、ナ
ット締めをしなくてはならなかった。このように、ボッ
クス体Bの着脱作業が簡単ではないので清掃がしにくい
という問題がある。また、ナット20を取り外したとき
に、ナット20自体や半球パッキン30やスリップワッ
シャー40を紛失するおそれがある。
【0004】そこで、ボックス体Bをボルト10に対し
水平方向にスライドさせることによって着脱できるよう
に構成して、ボルト10を便器Tから抜き取らなくても
ボックス体Bを取り外せるようにする構造も考えられ
る。しかし、単にこのような構造を採用した場合は、ボ
ックス体Bを取り外したあと、ボルト10の頭部が便器
Tの上面まで落ちるので、ボックス体Bを再度取り付け
るときに、ボルト10の頭部を持ち上げた状態に保持し
なくてはならないから、ボックス体Bの取付作業が難し
いという欠点が生ずる。
【0005】さらに、便器の上面にプレートを取り付
け、このプレートに対し便座又はボックス体を着脱可能
に装着することも行われているが、この場合は、プレー
トが便器上に残る部分は清掃ができないという問題があ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、便座を枢支す
る枢支具、例えば温水洗浄装置のボックス体などと便器
との間を清掃するに際し、便座の枢支具を便器から簡単
に引き離すことができる便座の取付具を提供するもので
あって、その特徴とするところは、便座を枢支する枢支
具の底部に装着される頭部と、該頭部に連設され便器の
貫通孔へ昇降可能に挿通される軸部とを有し、前記頭部
及び軸部を降下位置と上昇位置とに保持する手段を備え
ていることにある。
【0007】
【発明の実施の形態】〔第1の実施形態〕図1に、本発
明に係る便座の取付具Pの一例を示す。該取付具Pは、
温水洗浄装置の構成部品を収納するボックス体(図5参
照)やヒンジの支持部材など、便座を揺動可能に枢支す
る便座枢支具Eを便器へ取り付けるためのものであっ
て、便器Tの貫通孔hに挿通されるスリーブ1と、この
スリーブ1に収納されるシャフト2とから構成される。
シャフト2は、便座枢支具Eの底部eに設けられた収納
部Dへ嵌挿される頭部2aと、スリーブ1内へ昇降可能
に挿入される軸部2bとから成っている。スリーブ1
は、上端にフランジ部1cを有し、側周面に雄ネジ1a
が形成され、半球パッキン30及びスリップワッシャー
40を介して螺合させたナット20を締めつけることに
より、便器Tに固定される。スリーブ1の内部下方に
は、下端を蓋体5で閉塞した収納空間1bが設けられ、
この収納空間1bに配設したバネ4により、シャフト2
を仕切板3を介して押し上げる方向へ付勢している。な
お、上記バネ4の付勢力は、便座枢支具Eを上方へ押し
上げるのに適当な大きさに設定される。スリーブ1の途
中には係止爪1eが回動可能に設けられ、スリーブ1に
形成した開口部1dを通じて、この係止爪1eを、シャ
フト2の軸部2b側面に形成した係止凹2cに係合させ
ることができるよう構成されている。
【0008】かかる構成の取付具Pは、便座Sを便器T
に取り付けるときには、図1(A)に示すように、便座
枢支具Eに装着したシャフト2をバネ4に抗して下降さ
せ、この状態でスリーブ1の係止爪1eを軸部2bの係
止凹部2cに係合させる。これにより、シャフト2が降
下位置に保持され、依って便座枢支具E及び便座Sが便
器T上面の所定位置に固定される。清掃等を行う場合
は、同図(B)に示すように、スリーブ1の係止爪1e
を回動させて軸部2bとの係合状態を解除する。これに
より、バネ4の付勢力によってシャフト2が上方へ押し
上げられ、即座に便座枢支具Eが便器Tの上方へ離隔す
る。従って、便座枢支具Eを上昇させて便器Tとの間に
隙間を形成した状態に保持されるから、便器Tの上面を
清掃するのが容易になる。しかも、スリーブ1に設けた
係止爪1eを回動させる一動作だけで、便座枢支具Eを
便器Tから上昇させることができるから、作業性が非常
によい。
【0009】また、本発明に係る取付具Pは、シャフト
2を便器Tの上方に突出させた状態(図1(B)参照)
に保持することができるから、温水洗浄装置のボックス
体などの便座枢支具Eを取付具Pのシャフト2に対し例
えばスライドさせて着脱できるように構成した場合、こ
の便座枢支具Eをシャフト2から取り外す作業はもとよ
り、便座枢支具Eを再びシャフト2に装着する作業を能
率よく行うことができる。
【0010】〔第2の実施形態〕図2に、異なる形態の
取付具Qを示す。この取付具Qは、便座枢支具Eの底部
eに設けた収納部Dへ収納される頭部6と、この頭部6
に垂設され周面に雄ネジ7aが形成された軸部7とを有
し、上記頭部6と便器T上面との間においてバネ8及び
スペーサー9が軸部7に外嵌される。便座枢支具Eを取
り付けるには、同図(A)に示すように、軸部7を便器
Tの貫通孔hに挿通し、下側から半球パッキン30及び
スリップワッシャー40を介してナット20を螺合させ
て締めつける。これにより、便座枢支具Eが、便器T上
の所定位置に固定される。清掃等をする場合は、便器T
下側のナット20を緩めると、ナット20の回転に従
い、バネ8によって取付具Qの頭部6が下から押し上げ
られ、同図(B)のように、便座枢支具Eを便器Tの上
方へ引き離した状態に保持することができる。
【0011】〔第3の実施形態〕図3は、前記図2に示
す実施形態において、便座枢支具Eの底部eに設ける収
納部Dを高さ方向に拡張したものである。かかる構成に
より、同図(A)の固定状態から、ナット20を緩めて
取付具Qを同図(B)の如く上昇させる際に、頭部6の
上昇範囲を上記収納部Dの範囲内に収めることができ
る。従って、例えば便座枢支具Eを取付具Qに対しスラ
イドさせて着脱し得るようにした場合、便座枢支具Eを
便器Tの上方に持ち上げずに便器Tの表面を滑らせて、
その着脱作業を行うことができるから、温水洗浄装置の
ボックス体など重量物の着脱が容易になる。
【0012】〔第4の実施形態〕取付具を上昇位置及び
下降位置にそれぞれ保持するための手段は、図4に示す
ような構造でも可能である。同図に示す取付具Rは、便
器Tの貫通孔hにフランジ付きのナット部材Nを装着
し、便座枢支具Eの底部eに形成した収納部Dに頭部6
が挿入されるボルトMの軸部7を、上記ナット部材Nに
螺挿して構成したものである。ナット部材Nを回転する
ことにより、ボルトMを同図(A)に示す降下位置から
同図(B)に示す上昇位置へ移動させることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明に係る便座の取付具は、これを上
昇位置及び降下位置にそれぞれ保持する手段を備えてい
るので、便座枢支具の着脱作業を非常に能率よく行うこ
とができる。また取付具の昇降に伴って便座枢支具も昇
降するように構成した場合は、便座枢支具を便器から上
方に持ち上げた状態に保持することができるから、便器
の清掃作業を容易に行うことができる。さらに、便座枢
支具を着脱するためのプレート等が不要であるから、便
器の上面全体を確実に清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る便座の取付具の第1の実施形態
を示すものであって、図(A)は便座枢支具の取付状態
を示す断面図、図(B)は便座枢支具を便器から持ち上
げた状態を示す断面図である。
【図2】 本発明に係る便座の取付具の第2の実施形態
を示すものであって、図(A)は便座枢支具の取付状態
を示す断面図、図(B)は便座枢支具を便器から持ち上
げた状態を示す断面図である。
【図3】 本発明に係る便座の取付具の第3の実施形態
を示すものであって、図(A)は便座枢支具の取付状態
を示す断面図、図(B)は取付具の上昇状態を示す断面
図である。
【図4】 本発明に係る便座の取付具の第4の実施形態
を示すものであって、図(A)は便座枢支具の取付状態
を示す断面図、図(B)は便座枢支具を便器から持ち上
げた状態を示す断面図である。
【図5】 従来の便座の取付構造を示す分解斜視図であ
る。
【図6】 従来の便座の取付構造を示すものであって、
図(A)は要部の平面図、図(B)は正面断面図であ
る。
【符号の説明】
1…スリーブ 1a…雄ネジ部 1b…収納空間 1c
…フランジ部 1d…開口部 1e…係止爪 2…シャ
フト 2a…頭部 2b…軸部 2c…係合凹部 4…バネ 6…頭部 7…軸部 8…バネ 9…スペー
サー 20…ナット 30…半球パッキン 40…スリップワッシャー D…
収納部 E…便座枢支具 e…底部 h…挿通孔 P…取付具 Q…取付具 T…
便器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便座を便器上面へ取り付けるための取付
    具であって、便座を枢支する枢支具の底部に装着される
    頭部と、該頭部に連設され便器の貫通孔へ昇降可能に挿
    通される軸部とを有し、前記頭部及び軸部を降下位置と
    上昇位置とに保持する手段を備えていることを特徴とす
    る便座の取付具。
JP17682098A 1998-06-24 1998-06-24 便座の取付具 Pending JP2000005100A (ja)

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