JP2000004999A - 店舗用陳列棚 - Google Patents

店舗用陳列棚

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JP2000004999A
JP2000004999A JP10178783A JP17878398A JP2000004999A JP 2000004999 A JP2000004999 A JP 2000004999A JP 10178783 A JP10178783 A JP 10178783A JP 17878398 A JP17878398 A JP 17878398A JP 2000004999 A JP2000004999 A JP 2000004999A
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Takashi Kangen
崇 諌元
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 店舗用陳列棚は、その製品サイズが大きいた
め、搬送が困難であるとともに、組立に手間がかかる。 【解決手段】 左側板と、右側板と、天井部、及び/ま
たは、底板部とを、ヒンジを介して背板に重合すべく配
設し、折り畳み自在とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗用陳列棚に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、店舗等で使用されている商品陳列
用の棚は、工場において部品を製造し、さらに、製造さ
れた各部品を工場で組立し、完成品として店舗に搬入さ
れるか、または、製造された各部品を現場に搬入し、現
場で組立を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、商品の陳列棚
はその製品サイズが大きいため、工場で組立まで行った
場合、その陳列棚を、工場から搬入店舗まで搬送及び搬
入する際に、手間がかかるとともに、多くの人手を必要
としていた。
【0004】また、設置現場で組立てる場合には、各部
品の搬送及び搬入は完成品の搬送と比較して容易ではあ
るが、組立作業においては、各部品のサイズが大きいた
め、一人で組立作業を行うことは困難であるとともに、
組立作業に多くの時間と、大きな組立作業スペースとを
必要としていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決し、搬送容易性と組立容易性とを併せ持つべく、左
側板と、右側板と、天井部、及び/または、底板部と
を、ヒンジを介して背板に重合すべく配設し、折り畳み
自在としたことを特徴とする店舗用陳列棚を提供せんと
するものである。
【0006】また、本発明の店舗用陳列棚は以下の特徴
のいずれかを有するものである。
【0007】(1) 背板を上下背板に二分割し、同上
下背板を折り畳み自在にヒンジを介して接続し、同上下
背板にそれぞれ上左右側板と、下左右側板とをヒンジを
介して配設したこと。
【0008】(2) 左右側板を、背板の後面に重合す
べくヒンジを配設したこと。
【0009】(3) 背板の前面と後面とにそれぞれ陳
列棚板を配設すべく、左右側板を背板の前方及び後方に
張出状とするとともに、同左右側板を背板の前面または
後面に重合すべくヒンジを介して背板両側に配設したこ
と。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の店舗用陳列棚は、左側板
と、右側板と、天井部、及び/または、底板部とからな
る主要部品を、背板に重合すべく配設し、それぞれヒン
ジを介して接続し、折り畳み自在としたことにより、搬
送時には前記主要部品を背板に重合させ、搬送形態をコ
ンパクトにし、搬送容易性を向上させることができる。
【0011】さらに、左側板と、右側板と、底板部と、
及び/または、天井部とが、背板にヒンジを介してそれ
ぞれ接合されているので、組立時には、左右側板、天井
部、及び/または、底板部とをそれぞれヒンジに従って
引き起こし、左右側板と底板部、あるいは、左右側板と
天井部とを、ダボ等を介してそれぞれ係合することによ
り、容易に陳列棚の外枠を形成することができる。
【0012】その後、必要に応じた高さに陳列用の棚板
を配設することにより、手軽に陳列棚を組み立てること
ができるとともに、組立に要する時間を短縮することが
できる。
【0013】
【実施例】以下において、本発明の実施例を図面を用い
て詳説する。
【0014】本発明の陳列棚Aは、図1に示すように、
背板1と、左側板2と、右側板3と、底板部4と、天井
部5と、天井板51と、棚受け金具60と、棚板6とよ
り構成されている。
【0015】背板1には、図2に示すように、背板1の
棚板6を取りつける面(以下前面と呼び、その背面を後
面と呼ぶ)の上端部に、左右側板2,3の厚み分だけ突
設させた天井部取着部50を凸設し、また同様に、前面
の下端部にも、左右側板2,3の厚み分だけ突設させた
底板部取着部40を凸設している。
【0016】さらに、背板1の前面には、縦方向に2列
の金属製のスリット板11を所要の間隔を空けて平行に
配設している。
【0017】同スリット板11は上記の2列に限るもの
ではなく、棚板6に載置される品物の重量によっては、
3列あるいは4列として補強すべく配設してもよい。
【0018】同スリット板11は、棚受け金具60を取
着すべく設けられているものであり、同スリット板11
には、図3に示すように、矩形状のスリット窓12を縦
一列に所要間隔で穿設しており、前記棚受け金具60の
係合歯61、61をスリット窓12、12に挿入し、係
合歯61をスリット窓12の縁に係合させることによ
り、棚受け金具60はスリット板11に係止される。
【0019】背板1には、あらかじめ、スリット窓12
に対応する部分に溝部10を凹設しており、スリット窓
12に棚受け金具60の係合歯61が挿入できるべく構
成されている。
【0020】棚受け金具60の先端部には、図4及び5
に示すように、棚板6のずれを防止するべく、爪部62
を上向きに凸設し、かつ、棚受け金具60の上面に載置
する棚板6には、前記爪部62に対応する部分に爪受け
穴63を穿設し、爪部62と爪受け穴63とを嵌合させ
て棚板6を棚受け金具60に載置することにより、棚板
6のずれを防止している。
【0021】また、棚板6がガラス板等の薄手のもの
や、爪受け穴63の穿設の困難なものは、図6に示すよ
うに、爪部62をストッパーとして使用すべく、棚板6
及び棚受け金具60の寸法を設定する。
【0022】底板部4には、図7に示すように、床面側
にあたる底面の4角に、水平及び高さ調整のためのアジ
ャスター41をそれぞれ設けており、場合によっては、
前記アジャスター41のかわりにキャスター(図示せ
ず)等を配設してもよい。
【0023】また、底板部4の上面側には、左右側板
2,3との当接部に、上部を半球状とした玉ダボ7,7
をそれぞれ配設しており、図8に示すように、同玉ダボ
7,7を、左右側板2,3の底面側に配設した玉ダボ受
け部70,70に係合させることにより、左右側板2,
3を係止し、底板部4の所要の位置に左右側板2,3を
維持固定している。
【0024】天井部5は、図1に示すように、矩形の枠
体で形成されており、枠体の内側下端には、図9に断面
図として示すように、L型アングルにより、天井板51
を支持する支持部52を張り出して配設しており、同支
持部52に天井板51が載置される。
【0025】天井板51の材質は、木製でも、有機材料
でも、金属でも何であってもかまわず、天井部5の上に
在庫商品等を載置させておくことができるように構成し
ている。
【0026】また、天井板51は単なる平板状とするだ
けでなく、採光可能なように採光孔(図示せず)を穿設
しておいたものや、格子状に組んだもの、あるいは、照
明装置等を配設可能としたものでもよい。
【0027】さらに、天井部5自体を前記の枠状とせ
ず、平板状のものを用いてもよい。
【0028】ただし、天井部5の左右側板2,3との当
接部には、底板部4上面に配設されたものと同様の玉ダ
ボ7を配設し、かつ、左右側板2,3には、同玉ダボ7
を係止すべく玉ダボ受け部(図示せず)をそれぞれ凹設
し、左右側板2,3を天井板5により固定維持すべく構
成している。
【0029】上記のように構成された各主要部品を以下
のように接続する。
【0030】図10に示すように、左右側板2,3は、
背板1前面において背板1と重合すべく、背板1の左右
側部にそれぞれ側板用ヒンジ81を介して接続され、さ
らに、背板1前面に重合した左右側板2,3の上面に、
底板部4と天井部5とをそれぞれ所要の位置に重合して
配置し、底板部取着部40に底板部4を底板部用ヒンジ
(図示せず)を介して接続し、天井部取着部50に天井
部5を天井部用ヒンジ83、83を介して接続する。
【0031】上記のように接続された陳列棚Aは、はじ
めに、底板部4及び天井部5をそれぞれ下方及び上方に
押し開き、さらに、左右側板2,3をそれぞれ左右に押
し開き、底板部4及び天井部5に設けた玉ダボ7に、左
右側板2,3にそれぞれ設けた玉ダボ受け部70(図8
参照)を係合させ、左右側板2,3を固定維持すること
により、陳列棚Aの外枠を形成する。
【0032】その後、天井部5に天井板51を載置し、
また、背板1前面の所要の位置に棚板受け金具60を配
設し、同棚板受け金具60上に棚板6を載置することに
より、陳列棚Aが完成する。
【0033】上記のように、背板1に左右側板2,3、
底板部4、及び、天井部5をヒンジを介して接続し、重
合可能としたことにより、搬送形態がコンパクトとな
り、搬送性が向上するとともに、重合状態から左右側板
2,3、底板部4、及び、天井部5を拡開するだけで陳
列棚Aの外枠を組立てることができるので、組立作業が
容易となるとともに、組立時間を短縮することができ
る。
【0034】実施例2として、図11に示すように、背
板1を上下方向において二分割し、それぞれ上背板13
と下背板14とし、同上下背板13,14において、天
井部取着部50及び底板部取着部40とをそれぞれ下側
にして、上下背板13,14の後面をそれぞれ対面させ
て重合し、それぞれの上側端を背板用ヒンジ84を介し
て接続する。
【0035】前記上下背板13,14の寸法に合わせ
て、左右側板2,3も上左右側板23,33、下左右側
板24,34に2分割し、それぞれ上背板13、下背板
14前面に重合すべく配置し、側板用ヒンジ81を介し
て接続する。
【0036】次いで、実施例1と同様に、上背板13に
重合した上左右側板23,33の上面に天井部5を重合
すべく載置し、天井取着部50に天井部用ヒンジ83を
介して天井部5を接続するとともに、下背板14に重合
した下左右側板24,34の上面に底板部4を重合すべ
く載置し、底板取着部40に底板部用ヒンジ82を介し
て底板部4を接続する。
【0037】組立に際しては、はじめに、天井部5と底
板部4とをそれぞれ押し開き、さらに、下左右側板2
4,34、上左右側板23,33をそれぞれ押し開き、
天井部5及び底板部4に設けた玉ダボ7に、上左右側板
23,33及び下左右側板24,34にそれぞれ設けた
玉ダボ受け部70を係合させる。
【0038】次いで、上背板13を背板用ヒンジ84に
従って180度転回させ、下背板14の上部に押し上げ
ることによって、陳列棚Aの外枠を形成する。
【0039】この時、上左右側板23,33の下左右側
板24,34との接合面には、ダボ71を突設してお
き、また、下左右側板24,34の前記ダボ71に対応
する部位にダボ受け穴(図示せず)を穿設しておくこと
により、ダボ71とダボ受け穴を嵌合させ、上左右側板
23,33と下左右側板24,34とのずれを防止す
る。
【0040】その後、実施例1同様に、天井部5に天井
板51を載置し、また、背板1前面の所要の位置に棚板
受け金具60を配設し、同棚板受け金具60上に棚板6
を載置することにより、陳列棚Aが完成する。
【0041】また、図示していないが、他の実施例とし
て、前記上背板13を下背板14の上部に押し上げず、
上下背板13,14の後面をそれぞれ重合させたまま、
各背板13,14の前面に配設されたスリット板の所要
の位置に、それぞれ棚受け金具60を配設し、同棚受け
金具60上に棚板6を載置し、上下背板13,14を挟
んで両面に陳列棚板を配設するべく構成してもよい。
【0042】この時、上背板13に配設された天井部5
は底板部4として機能させるため、天井部5の床面側に
アジャスターを配設するとともに、天井板51の代わり
に底板(図示せず)を配設する。
【0043】上記のように、背板1を上下二分割とする
ことにより、組立前の重合状態をさらにコンパクトにす
ることができ、搬送性をさらに向上させることができ
る。
【0044】また、片面陳列棚としてだけでなく、両面
陳列棚としても構成することができるので、状況に合わ
せて使用状態を選択することが可能であるとともに、容
易に使用状態を変更することができる。
【0045】実施例3として、図12に示すように、左
右側板2,3を背板1の後面に重合すべく配設してもよ
い。
【0046】図12は、さらに天井部5をもたない陳列
棚Bの場合を例示しているが、まず、背板1の後面に左
右側板2,3を重合して配置し、側板用ヒンジ81を介
して左右側板2,3を背板1に接続するとともに、背板
1前面に底板部4を重合して配置し、同底板部4を底板
部用ヒンジ(図示せず)を介して背板1に接続する。
【0047】左右側板2,3には、底板部4と当接する
部分に、図13に示すように、ダボ73を突設するとと
もに、底板部4側面には、同ダボ73と対応する部位
に、ダボ受け穴74を穿設しておく。
【0048】組立に際しては、底板部4を押し開き、次
いで、左右側板2,3を背板1の前面方向に転回し、左
右側板2,3に突設したダボ73を、底板部4側面に穿
設したダボ受け穴74に嵌合させることにより、左右側
板2,3を底板部4に固定維持し、陳列棚Bの外枠を形
成する。
【0049】その後、背板1前面の所要の位置にそれぞ
れ棚板受け金具60を配設して、同棚板受け金具60上
に棚板6を載置することにより、陳列棚Bが完成する。
【0050】上記のように、左右側板2,3を背板1後
面に重合すべく配設することにより、背板1前面に底板
部取着部40、または、天井部取着部50を凸設する必
要がなく、背板1の製造を容易なものとすることができ
るとともに、背板1の重量が軽減され、搬送作業が容易
となる。
【0051】また、実施例4として、底板部4と天井部
5のどちらももたない陳列棚Cの場合、図14に示すよ
うに、陳列棚板の少なくとも一つを、左右側面にダボ7
5を突設したダボ付き陳列棚板64として、背板1前面
と重合すべく配置し、同ダボ付き陳列棚板64を背板1
前面にダボ付き陳列棚板64用ヒンジ(図示せず)を介
して接続する。
【0052】左右側板2,3は、実施例3と同様に、背
板1後面において重合すべく、側板用ヒンジ81を介し
て背板1に配設されるとともに、左右側板2,3には、
前記ダボ付き陳列棚板64の左右側部に突設されたダボ
75と嵌合すべく、所要の位置にダボ受け穴76を穿設
しておく。
【0053】組立に際しては、ダボ付き陳列棚板64を
押し開き、次いで、左右側板2,3を背板1の前面方向
に転回し、左右側板2,3に穿設したダボ受け穴76
と、ダボ付き陳列棚板64側面に突設したダボ75とを
嵌合し、左右側板2,3をダボ付き陳列棚板64に固定
維持し、陳列棚Cの外枠を形成する。
【0054】その後、所要の位置にそれぞれ棚板受け金
具60を配設して、同棚板受け金具60上に棚板6を載
置することにより、陳列棚Cが完成する。
【0055】実施例5として、背板1の前面と後面にそ
れぞれ棚板6を配設する陳列棚Dの場合、図15に示す
ように、背板1前面に、後面側天井板55と、前面側陳
列棚板65と、同前面側陳列棚板65の前面側支え板6
6とを、背板1前面と重合すべく配置し、それぞれヒン
ジ(図示せず)を介して接続すると共に、背板1後面上
部に、前記後面側天井板55の後面側支え板56を、背
板1後面と重合すべく配置し、背板1後面にヒンジ(図
示せず)を介して接続する。
【0056】後面側天井板55と、前面側陳列棚板65
にはそれぞれ左右両側にダボ77を突設している。
【0057】また、背板1に重合すべく配設された前面
側支え板66と、後面側支え板56は、組立の際、それ
ぞれ背板1に対して垂直に立設し、それぞれ前面側陳列
棚板65と後面側天井板55とを支持すべく構成してい
る。
【0058】従って、陳列棚Dの横幅が大きく、また、
棚板6に載置される商品の重量が大きいものでも、前面
側支え板66、または、後面側支え板56等を配設して
おくことにより、棚板6の確実な支持をすることができ
る。
【0059】左右側板2,3は、背板1の後面と重合
し、かつ、左右側板2,3の略中央部に背板1の側縁が
位置するべく配置させ、側板用ヒンジ(図示せず)を介
して左右側板2,3と背板1とを接続する。
【0060】また、左右側板2,3には、前記後面側天
井板55と、前面側陳列棚板65との左右両側にそれぞ
れ突設したダボ77と嵌合するダボ受け穴78を穿設し
ている。
【0061】組立の際には、左右側板2,3を背板1の
後面から、背板1の左右側に転回し、次いで、前面側支
え板66と後面側支え板56とをそれぞれ背板1の前後
面に垂設するとともに、前面側陳列棚板65を引き起こ
し、前記前面支え板66に載置するとともに、図16に
示すように、後面側天井板55を背板1の前面側から後
面側に転回し、後面支え板56に載置する。
【0062】次いで、前面側陳列棚板65及び後面側天
井板55の左右側面に配設したダボ77を、左右側板
2,3に配設されたダボ受け穴78に嵌合することによ
り、左右側板2,3を固定維持し、陳列棚Dの外枠を形
成する。
【0063】その後、背板1前面側に天井板53を載置
する。
【0064】背板1前面、及び左右側板2,3の前面側
の上部には、それぞれ天井板53を載置すべく、天井板
受け部54をあらかじめ凸設しておく。
【0065】また、背板1前面においては、スリット板
11の所要の位置に棚受け金具60を配設し、同棚受け
金具60の棚板6を載置する。
【0066】さらに、背板1後面においては、スリット
板11の配設が可能であれば、前面と同様にスリット板
11を配設しておき、棚受け金具60を所要の位置に取
着して棚板6を配設してもよいが、スリット板11の配
設が困難な場合には、図16および17に示すように、
左右側板2,3にそれぞれ2列のダボ受け穴列91,9
1を配設し、ダボ90を嵌合させることにより棚板6を
受け止めるべく構成し、棚板6を載置してもよい。
【0067】また、この時、前記棚板6の左右側縁にお
いて、左右側板2,3に配設されたダボ90と対応する
位置に、ダボ嵌合部92を凹設しておき、棚板6のずれ
を防止すべく構成してもよい。
【0068】上記のように組立てられる陳列棚Dでは、
左右側板2,3が同左右側板2,3の略中央部におい
て、背板1の左右端にヒンジを介して接続されることか
ら、両面に陳列棚板を有するものにおいても、軽量で、
搬送作業が容易であるとともに、かつ、組立作業が容易
な陳列棚Dを構成することができる。
【0069】実施例の3〜5において、底板部4にアジ
ャスター41の配設が困難な場合、または、底板部4自
体を持たない場合、背板1及び左右側板2,3の床面と
接合する面にアジャスター41を配設してもよい。
【0070】また、実施例1〜5において、左右側板
2,3の底板部4、または、天井部5、あるいは、実施
例4のダボ付き陳列棚板64等の玉ダボ7、及び、ダボ
71、73、75、77による係止が弱い場合には、T
字状、あるいは、L字状の補強金具等を用いて補強すべ
く構成してもよい。
【0071】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、店舗用陳列
棚の左右側板と、天井部、及び/または、底板部とを、
ヒンジを介して背板に重合すべく配設し、折り畳み自在
としたことにより、搬送形態をコンパクトなものとする
ことができ、搬送が容易となるとともに、組立の際、左
右側板と、天井部、及び/または、底板部とを、背板か
ら引き起こすだけで、容易に店舗用陳列棚の外枠を形成
することができ、組立時間を短縮することができる。
【0072】本発明の請求項2によれば、背板を上下背
板に二分割し、同上下背板を折り畳み自在にヒンジを介
して接続し、同上下背板にそれぞれ上下側板をヒンジを
介して配設したことにより、組立前の搬送形態をさらに
コンパクトにすることができ、搬送及び搬入作業がさら
に容易となる。
【0073】また、片面陳列棚としてだけでなく、両面
陳列棚としても構成することができるので、状況に合わ
せて使用状態を選択することが可能であるとともに、容
易に使用状態を変更することができる。
【0074】本発明の請求項3によれば、左右側板を、
背板の後面に重合すべくヒンジを配設したことにより、
背板に底板部取着部及び天井部取着部を突設する必要が
なく、背板の構造を簡素化することができるので、店舗
用陳列棚の重量が軽減され、搬送作業を容易とすること
ができる。
【0075】本発明の請求項4によれば、背板の前面と
後面とにそれぞれ陳列棚板を配設すべく、左右側板を背
板の前方及び後方に張出状とするとともに、同左右側板
を背板の前面または後面に重合すべくヒンジを介して背
板両側に配設したことにより、背板の両面に棚板を配設
する陳列棚においても、搬送作業が容易で、かつ、組立
作業が容易な陳列棚を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る陳列棚の説明図である。
【図2】陳列棚の背板説明図である。
【図3】陳列棚の棚受け金具の取付け状態説明図であ
る。
【図4】陳列棚の棚板載置の説明図である。
【図5】陳列棚の棚板載置状態側面図である。
【図6】陳列棚において薄型棚板を用いた場合の棚板載
置状態側面図である。
【図7】陳列棚の底板部正面図である。
【図8】玉ダボによる側板の係止状態説の明図である。
【図9】陳列棚の天井部の断面図である。
【図10】実施例1の店舗用陳列棚の組立状態説明図で
ある。
【図11】実施例2の店舗用陳列棚の組立状態説明図で
ある。
【図12】実施例3の店舗用陳列棚の組立状態説明図で
ある。
【図13】実施例3の側板係止方法の説明図である。
【図14】実施例4の店舗用陳列棚の組立状態説明図で
ある。
【図15】実施例5の店舗用陳列棚の組立状態説明図で
ある。
【図16】実施例5の店舗用陳列棚を背面側から見た組
立状態説明図である。
【図17】実施例5に係る店舗用陳列棚の棚板載置状態
説明図である。
【符号の説明】
A 陳列棚 1 背板 2 左側板 3 右側板 4 底板部 5 天井部 51 天井板 6 棚板 60 棚受け金具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左側板(2)と、右側板(3)と、天井
    部(5)、及び/または、底板部(4)とを、ヒンジを
    介して背板(1)に重合すべく配設し、折り畳み自在と
    したことを特徴とする店舗用陳列棚。
  2. 【請求項2】 背板(1)を上下背板(13,14)に
    二分割し、同上下背板(13,14)を折り畳み自在に
    ヒンジを介して接続し、同上下背板(13,14)にそ
    れぞれ上左右側板(23,33)と、下左右側板(2
    4,34)とをヒンジを介して配設したことを特徴とす
    る請求項1記載の店舗用陳列棚。
  3. 【請求項3】 左右側板(2,3)を、背板(1)の後
    面に重合すべくヒンジを配設したことを特徴とする請求
    項1記載の店舗用陳列棚。
  4. 【請求項4】 背板(1)の前面と後面とにそれぞれ棚
    板(6)を配設すべく、左右側板(2,3)を背板
    (1)の前方及び後方に張出状とするとともに、同左右
    側板(2,3)を背板(1)の前面または後面に重合す
    べくヒンジを介して背板(1)両側に配設したことを特
    徴とする請求項1記載の店舗用陳列棚。
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