JP2000003317A - 電子メール処理装置及び電子メール処理方法並びに電子メール処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電子メール処理装置及び電子メール処理方法並びに電子メール処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2000003317A
JP2000003317A JP10167952A JP16795298A JP2000003317A JP 2000003317 A JP2000003317 A JP 2000003317A JP 10167952 A JP10167952 A JP 10167952A JP 16795298 A JP16795298 A JP 16795298A JP 2000003317 A JP2000003317 A JP 2000003317A
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Isamu Haneda
勇 羽田
Toshitaka Kaneda
敏孝 金田
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Sharp Corp
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    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
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  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 返信を要するメールにはマークを付し、返信
メールを受信したときに返信メールを要するマークを変
更し、回答があったことを記憶することで送受信状況管
理を行う電子メールの処理装置及び処理方法並びに処理
プログラムを記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】 メールの作成手段2と、表示手段2と、
記憶手段14と、送信手段82と、受信手段83と、を
備え、通信回線を介してメールの送受信を行う電子メー
ル処理装置において、返信を必要とする送信メールにマ
ークを付けるマーク付加手段と、前記マークが付加され
たメールに対する返信状況を記憶する返信状況記憶手段
145と、メールが送られて受信した際に、該メールが
前記マーク付きの送信メールに対する返信メールである
か否かを判別する返信メール識別手段と、前記該当する
メールを処理する返信メール処理手段と、を設けること
で実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ、携帯端末、ワークステーション等の情報機器に
備えられている電子メール処理装置及び電子メール処理
方法並びに電子メール処理プログラムを記録した記録媒
体に係り、特に返信を要する電子メールの送受信状況の
管理、あるいは未送信メールの取り扱い方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子メールに関する技術がその普
及に伴って多種多様なものが提案されてきている。その
なかでも、電子メールの送受信状況の管理、あるいは未
送信メールの取り扱い方法に関しては色々提案・開示さ
れている。
【0003】例えば、下記のものが挙げられる。
【0004】1)特開平7―202934号公報では、
メール作成時には送信指示するメールに対して回答期日
を指示し、指示された期日には、さきに送信されたメー
ルに対応して回答を要求する催促メールの送信を指示す
ることにより、回答期限付のメールに対して自動的にフ
ォローを行う技術が開示されている。
【0005】2)特開平7―143163号公報では、
遅延配信を行うメールを送信時刻が来るまで保留してお
き、且つ送信時刻が来るとメールを自動的に宛先に送信
することができる技術が開示されている。
【0006】3)特開平9―205460号公報では、
定型業務の変更や未定型業務のスケジュールの変更等を
保留データテーブル格納ファイル内の保留データテーブ
ルに反映し、保留データテーブルを参照してメッセージ
送信することにより、年間、半期、直近数日間のメッセ
ージ送信への業務量集中を緩和し、業務処理忘れ、業務
処理工数を最小限に抑えるとともに柔軟にスケジュール
の変更に対応できる技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
子メールの処理技術においては、なお以下のような問題
を有している。
【0008】前記1)においては、返信を必要とするメ
ールに対して催促のメールを送信することは可能であっ
ても、実際に返信メールが来ているかどうかを確認する
ためには面倒な操作を要し、返信メールが来ているユー
ザに対しても催促メールを送信してしまう等の問題があ
る。
【0009】前記2)においては、送信するメールを作
成する場合、必ず送信を行う日付時刻を指定する必要が
あり、メールの作成は行ったがその時点では保留にした
い場合には対応できない。さらに遅延配信のため、どの
メールがどの時点で送信されているのかを容易に把握す
ることができないといった問題がある。
【0010】前記3)においては、送信するメールを作
成する場合、必ず送信を行う日付時刻を指定する必要が
あり、メールの作成は行ったがその時点では保留にした
い場合には対応できない。送信をその指定した日時時点
でさらに延期する場合、再度日時の入力が必要となり、
操作が煩雑になり、未送信メールの管理が容易に把握で
きないといった問題がある。
【0011】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的とするところは、返信を
要するメールにはマークを付し、返信メールを受信した
ときに返信メールを要するマークを変更し、回答があっ
たことを記憶するとともに、未送信メールが存在してい
た場合にはその旨を警告し、警告表示を確認することで
自動的にメール送信画面を表示する電子メール処理装置
及び電子メール処理方法並びに電子メール処理プログラ
ムを記録した記録媒体を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
電子メール処理装置は、メールの作成手段と、メールの
表示手段と、メールの記憶手段と、メールの送信手段
と、メールの受信手段と、を備え、通信回線を介してメ
ールの送受信を行う電子メール処理装置において、返信
を必要とする送信メールにマークを付けるマーク付加手
段と、前記マークが付加されたメールに対する返信状況
を記憶する返信状況記憶手段と、メールが送られてきて
受信した際に、該メールが前記マーク付きの送信メール
に対する返信メールであるか否かを判別する返信メール
識別手段と、前記受信メールが該当する返信メールであ
った場合に処理する返信メール処理手段と、を設けてな
ることを特徴とする。
【0013】本発明の請求項2に係る電子メール処理装
置は、請求項1記載の電子メール処理装置において、返
信メール処理手段は、返信を必要とする送信メールに付
加されたマークを変更する処理と、マークが付加された
メールの返信状況を更新する処理と、を行うことを特徴
とする。
【0014】本発明の請求項3に係る電子メール処理装
置は、メールの作成手段と、メールの表示手段と、メー
ルの記憶手段と、メールの送信手段と、メールの受信手
段と、を備え、通信回線を介してメールの送受信を行う
電子メール処理装置において、未送信状態のメールを検
索し、その旨を警告するメール未送信警告手段を設けて
なることを特徴とする。
【0015】本発明の請求項4に係る電子メール処理方
法は、送信メール処理ステップと、受信メール処理ステ
ップと、を含み、通信回線を介してメールの送受信を行
う電子メール処理方法において、送信メール処理ステッ
プは、メールを作成するメール作成ステップと、返信を
必要とする前記メールに対してマークを付けるマーク付
加ステップと、前記マークが付加されたメールに対する
返信状況を記憶する返信状況記憶ステップと、前記メー
ルを送信するメール送信ステップと、を含み、受信メー
ル処理ステップは、メールを受信するメール受信ステッ
プと、受信したメールがマーク付きの送信メールに対す
る返信メールであるか否かを判別する返信メール識別ス
テップと、該受信メールが該当する返信メールであった
場合に返信を必要とするメールに対する回答であったこ
とを処理する返信メール処理ステップと、を含む、こと
を特徴とする。
【0016】本発明の請求項5に係る電子メール処理方
法は、請求項4記載の電子メール処理方法において、返
信メール処理ステップは、返信を必要とする送信メール
に付加されたマークを変更し、マークが付加されたメー
ルの返信状況の記録内容を更新し、返信状況を一覧表示
することを特徴とする。
【0017】本発明の請求項6に係る電子メール処理方
法は、送信メール処理ステップと、受信メール処理ステ
ップと、を含み、通信回線を介してメールの送受信を行
う電子メール処理方法において、未送信メール処理ステ
ップを含み、該未送信メール処理ステップは、未送信状
態のメールを検索し、その旨を警告するメール未送信警
告表示を行い、さらに前記表示された警告表示を確認
し、前記確認後にメールの送信を行ない、該メールの送
信画面を表示する、ことを特徴とする。
【0018】本発明の請求項7に係る記録媒体は、通信
回線を介してメールの送受信を行う電子メール処理装置
に、メールの送信時には、メールを作成する処理と、該
作成したメールを送信する処理と、その際に、返信を必
要とする前記メールに対してマークを付ける処理と、前
記マークが付加されたメールに対する返信状況を記憶す
る処理と、を、さらにメールの受信時には、メールを受
信する処理と、その際に、該受信したメールが前記マー
ク付きの送信メールに対する返信メールであるか否かを
判別する処理と、該受信メールが該当する返信メールで
あった場合に返信を必要とするメールに対する回答であ
ったことの処理と、を、実行させるプログラムを格納し
たものである。
【0019】本発明の請求項8に係る記録媒体は、通信
回線を介してメールの送受信を行う電子メール処理装置
に、未送信状態のメールを検索する処理と、前記検索に
て未送信メールが見つかった場合にその旨を警告する警
告表示の処理と、さらに前記表示された警告表示を確認
後、該メールの送信処理を行い、該メールの送信画面を
表示する処理と、を実行させるプログラムを格納したも
のである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明における電子メール
処理装置及び電子メール処理方法並びに電子メール処理
プログラムを記録した記録媒体の実施形態について図面
を用いて説明する。
【0021】まず、本発明における電子メール処理装置
及び電子メール処理方法並びに電子メール処理プログラ
ムを記録した記録媒体の基本概念・構成について説明す
る。
【0022】図1は、本発明における電子メール処理装
置の外観を示す斜視図である。
【0023】図1に示すように、1は電子メール処理装
置の本体キャビネット部であり、表示部と透明なタブレ
ットを一体とした入出力部2と、図示していない赤外線
通信部、ペン保持部等を有し、内部には上記入出力部
2、図示していない赤外線通信部、インターフェース等
を制御する各種制御回路及び必要な部分に電源を供給す
る電源部等を内蔵している。また、3は蓋部であり、本
体キャビネット部1背面にヒンジにて接続されており入
出力部2を覆うように回動し、持ち運び時に入出力部2
を保護する役目を果たしている。
【0024】図2は、表示部と透明なタブレットを一体
とした入出力部2の分解斜視図である。
【0025】2Aは薄型で文字を表示可能なマトリック
ス方式からなる液晶表示部であり、この液晶表示部2A
は必要に応じてELパネル等よりなるバックライトを背
面に設けてもよい。
【0026】2Bは上記液晶表示部2Aを覆う大きさを
有した透明タブレットであり、該透明タブレット2B
は、例えば透明なシート2枚の内側面に透明電極を設け
通常状態において各々の電極が接触しないように、小さ
な突起状のスペーサが規則正しく印刷されており、指あ
るいはペン等にてタッチして指示することにより透明電
極が接触し、選択された位置を透明タブレット2Bにて
検出することを可能としている。
【0027】2Cは固定キーを表示したフィルムであ
り、上記液晶表示部2Aと透明タブレット2Bとの間に
挿入されているもので、使用頻度の高い機能が分かりや
すい記号等で印刷されている。これにより、液晶表示部
2Aにて表示される表示内容と透明タブレット2Bの位
置情報の同期を取ることにより使用者が選択した液晶表
示部2Aの位置を検出することが可能となる。
【0028】図3は、電子メール処理装置の全体構成を
示す機能ブロック図である。
【0029】表示部と透明なタブレットを一体とした入
出力部2に関しては、上記記載内容と同一であるため説
明を省略する。
【0030】4は、透明タブレット2Bより座標情報を
取り出すためのタブレット制御部であり、透明タブレッ
ト2Bに対しては、それぞれの透明シートに設けられて
いる透明電極に接続されており、指あるいはペン等にて
タッチして指示された位置を上記両透明電極の接触によ
り座標検出を行っている。
【0031】5は、液晶回路部であり、液晶を点灯させ
るドット位置をビットマップとして記憶しており、必要
に応じてコモン回路6、セグメント回路7に表示用の信
号を送る。
【0032】8は、中央制御部であり、各種命令により
入力情報あるいは出力情報を制御するものである。
【0033】9は、図示していない発振子からのクロッ
ク信号により時間を計時するRTCであり、現在の日付
(年月日)、時刻(時分秒)を出力している。
【0034】10は、モジュラー部であり、通信回線と
接続され、電子メールの送受信やインターネットとのデ
ータの入出力を、モジュラー制御部11を介して行うも
のである。
【0035】12は、本体電源スイッチであり、本体電
源をON/OFFするスイッチである。
【0036】13は、ROMであり、液晶表示部2Aに
表示する文字のフォントを記憶したフォント情報エリア
131、上記中央制御部8の動作を示したプログラムを
記憶したプログラムエリア132、文字変換のための辞
書を記憶した辞書エリア133、タブレット制御部4に
て検出された座標を表示位置に対応する座標への変換を
行うための変換情報を記憶した座標情報エリア134を
有している。
【0037】14は、RAMであり、使用者が入出力部
2より入力した文章や図形等の各種データを記憶するデ
ータ記憶部141、プログラムメディア15をプログラ
ム読込み装置16を用いて電子メール処理装置本体にイ
ンストールしたときプログラムメディア15のプログラ
ムを保持するプログラム記憶部142、受信したメール
情報を記憶する受信メール記憶部143、送信したメー
ル情報を記憶する送信メール記憶部144、返信を要す
る送信メールの返信状況を記憶する返信状況記憶部(返
信状況メモリ)145を有している。
【0038】ここで、上記受信メール記憶部143及び
送信メール記憶部144は下記のような構成となってい
る。
【0039】受信メール記憶部143は、受信メール表
題143−1、発信元アドレス143−2、発信先アド
レス143−3、発信日時143−4、受信メール内容
143−5からなっている。
【0040】送信メール記憶部144は、送信メール表
題144−1、送信先アドレス144−2、送信日時1
44−3、送信メール内容144−4、返信要フラグ1
44−5からなっている。
【0041】また、返信状況記憶部145は図4に示す
ような構成となっている。
【0042】返信状況記憶部145は、返信要とした送
信メールの表題を示す表題145−1、発信元が送信し
た日時を示す送信日時145−2、返信が届いたかどう
かを示す返信有無フラグ145−3からなっている。な
お、返信有無フラグ145−3は返信が届いていないと
きには”0”であり、返信が届いたときには”1”に更
新される。
【0043】上記プログラムメディア15は、本体と分
離可能に構成される情報記録媒体であり、例えばCD−
ROM、MD、DVD等の光ディスク、フロッピーディ
スク、磁気テープ、ICカード、光カードなどが挙げら
れ、該プログラムメディア15内には、本体に読み込ま
れて実行される実行形式プログラム153、実行形式プ
ログラムを構築し得るソースプログラム151、中間プ
ログラム152が記録されている。
【0044】上記プログラム読み込み装置16は、上記
情報記録媒体に対応した装置であり、個数及びその形態
・形状は限定されないものとする。
【0045】ここで、本体キャビネット部1に予めプロ
グラムがインストールされていない場合、本体は内蔵さ
れているプログラムインストーラ(図示していない)を
起動し、上記プログラムメディア15を上記プログラム
読み込み装置16を用いて、本発明の電子メールの処理
を機能させるのに必要なプログラム及びデータを読み込
み、データはRAM14のデータ記憶部141へ、実行
プログラムのプログラムコードはRAM14のプログラ
ム記憶部142へそれぞれ格納される。
【0046】次に、上記中央制御部8の機能について図
5に示した詳細機能ブロック図を用いて説明する。
【0047】中央制御部8は、ROM13、RAM1
4、入出力制御装置等で構成された本発明の電子メール
処理装置における制御全般を担う制御部80と、外部と
のネットワーク通信を行うためのネットワークインター
フェース81と、指定された宛先にメールの送信を行う
メール送信手段82と、メールの受信を行い、受信した
メールを宛先毎に分類するメール受信手段83と、図3
に示した液晶表示部2Aを駆動する液晶表示回路部5を
制御する表示インターフェース部84と、図3に示した
透明タブレット部2Bを制御するタブレット制御部4か
ら情報が送られてくる入力インターフェース部85と、
メール送信手段82によって送信されたメールをRAM
14の送信メール記憶部144に、あるいはメール受信
手段83によって受信され宛先毎に分類されたメールを
RAM14の受信メール記憶部143に、格納したりま
たは読み出したりする記憶インターフェース部86と、
を備えている。
【0048】以下に、上記本発明における電子メール処
理装置及び電子メール処理方法並びに電子メール処理プ
ログラムを記録した記録媒体の基本概念・構成を用いた
実施例を説明する。
【0049】(第1の実施例)本発明の第1の実施例に
ついて図3から図12までを用いて説明する。
【0050】本実施例では、本発明の1つ目の目的とす
るところの、「返信を要するメールにはマークを付し、
返信メールを受信したときに返信メールを要するマーク
を変更し、回答があったことを記憶する」手段及びその
方法について説明する。
【0051】まず、メール送信時の操作について図6か
ら図9を用いて説明する。
【0052】図6は、メール送信時の表示画面を表した
図である。
【0053】使用者は、電子メールを送信する際に図6
(a)の画面を用いて送信するメールを作成する。
【0054】まず、使用者は、メールを送信する相手の
メールアドレスを宛先入力エリア21に入力し、表題を
表題入力エリア22に入力し、内容入力エリア23に送
信したいメール内容を入力する。
【0055】次に、作成したメールに返信を希望する場
合には、返信要入力エリア24にタッチする。返信要入
力エリア24にタッチすると、図6(b)に示すように
返信要入力エリア24に返信要枠と、チェックマークが
同時に表示される。ここで、返信を希望しない場合に
は、返信要入力エリア24にタッチしないで図6(a)
のように返信要入力エリア24を空欄にしておく。な
お、返信要入力エリア24にタッチして返信要枠とチェ
ックマークによるマーク類を表示させた状態で、もう一
度返信要入力エリア24にタッチすると、図5(a)の
ようにマーク類は消える。
【0056】次に、図6(a)、(b)のいずれの場合
においても、送信ボタン51にタッチすると、電子メー
ル処理装置は入力された各種情報をRAM14の送信メ
ール記憶部144に記憶し、宛先入力エリア21に入力
されたメールアドレスにメール送信する。このとき、表
題入力エリア22に入力された表題と、送信された日時
と、返信要入力エリア24の状態である返信要フラグと
が、RAM14の返信状況記憶部(返信状況メモリ)1
45内の表題145−1、送信日時145−2、返信有
無フラグ145−3のメモリ部分にそれぞれ記憶され
る。
【0057】一方、図6(a)、(b)のいずれの場合
においても、送信ボタン51ではなく、戻るボタン50
にタッチした場合には、入力したデータは全てキャンセ
ルされ、送信メールを作成する以前の画面に戻る。
【0058】図7は、送信メール一覧表示画面と、この
送信メール一覧表示画面から指示された送信メールの表
示画面を表した図である。
【0059】図7(a)の送信メール一覧表示画面で
は、送信メール一覧表示リスト25に、返信が必要と指
定したかどうかを示す返信要エリア24Lと、メールを
送信した宛先21L、送信した日時20L、送信メール
の表題22Lが表示されている。
【0060】ここで、リスト中で返信要状態が空白に表
示された送信メールの返信要エリア24Lにタッチする
と、マークが付加表示され、該送信メールの送信日時2
0Lと表題22Lと返信要状態24LがRAM14の返
信状況記憶部145にそれぞれ記憶される。
【0061】また、リスト中の返信要エリア24Lで既
に返信要枠とチェックマークが表示されている部分にタ
ッチするとチェックマークは消え、RAM14の返信状
況記憶部145から対応するデータが削除される。
【0062】さらに、表示されているリストの中から指
定したい送信メールにタッチ、つまり送信メールの返信
要エリア24Lを除く宛先、送信日時、表題のいずれか
の部分にタッチすると、該当するメールの詳細内容が読
み出され、図7(b)に示すように送信メールの表示画
面が表示される。
【0063】返信要エリア24Lにチェックマークが表
示されている送信メールを指定すると、図7(b)に示
すように送信メールの表示画面においても返信要入力エ
リア24にチェックマークが表示されている。
【0064】図7(b)の表示画面において戻るボタン
50にタッチした時には、送信メールの表示画面を閉
じ、図7(a)の送信メール一覧表示画面に戻る。
【0065】さらに、図7(a)の表示画面において戻
るボタン50にタッチした時には、送信メール一覧表示
画面を閉じ、それ以前の画面に戻る。
【0066】図8は、返信要としたメールの返信メール
を含めた受信メールの一覧表示画面を表した図である。
【0067】図8(a)の受信メール一覧表示画面で
は、受信メール一覧表示リスト26に、返信状態を示す
返信要エリア34Lと、送られてきたメールの発信元3
1L、発信された日時30L、受信メールの表題32L
が表示されている。
【0068】ここでリスト内の所望のメールに対する返
信メールを作成するためには、所望のメールに軽くタッ
チして反転表示等のカーソルを該当メール上に表示さ
せ、この状態で返信ボタン52にタッチすると、指定し
た受信メールの各種データを用いて返信メールを作成す
る画面を表示することができる。
【0069】また、リスト内の所望のメールの詳細を表
示する場合には、所望のメールに軽くタッチして反転表
示等のカーソルを該当メール上に表示させ、この状態で
さらにタッチすると、該当するメールの詳細内容が読み
出され、図8(b)に示すように受信メールの表示画面
が表示される。
【0070】図8(b)においては、受信メールの表示
内容として発信元エリア31、受信メールの表題32、
受信メールの内容33、返信要表示エリア34での返信
要状態が表示されている。ここでも上記図8(a)と同
様に返信ボタン52にタッチすると、指定した受信メー
ルの各種データを用いて返信メールを作成する画面を表
示することができる。
【0071】上記図6において返信要として作成し、送
信したメール「企画会議開催の件」の返信メールを受信
したときには、返信要エリア34Lは図8(a)に示す
ようにマークがチェックマークのみが削除された形態に
変更される。
【0072】図8(a)において返信要エリア34Lに
マークが表示されている受信メールを指定すると、図8
(b)に示す送信メールの表示画面においても返信要表
示エリア34に同じマークが表示される。
【0073】ここで返信ボタン52にタッチすると、現
在表示されている受信メールの各種データを用いて返信
メールを作成する画面を表示する。
【0074】また、戻るボタン50にタッチした時に
は、受信メールの表示画面を閉じ、図8(a)の受信メ
ール一覧表示画面に戻る。
【0075】さらに、図8(a)の画面において戻るボ
タン50にタッチした時には、送信メール一覧表示画面
を閉じ、それ以前の画面に戻る。
【0076】なお、上記返信ボタン52は、一覧表示画
面の返信要エリア34L及び一件表示画面の返信要表示
エリア34にマークが表示されている場合のみ有効であ
るような説明(この状況の場合にのみボタン52を押し
ても動作する)を行ったが、これに限定されるものでは
ない。
【0077】図9は、返信要としたメール群の返信状況
の一覧を示す表示画面図である。
【0078】図示しないメニュー手段により返信状況一
覧表示の指示を行ったときに、RAM14の返信状況記
憶部145からデータを読み出し、図9に示すように返
信状況一覧を表示する。
【0079】この図は、RAM14の返信状況記憶部1
45の内容が図4に示すときの状態を表したものであ
る。
【0080】図9の返信状況一覧表示画面では、返信状
況一覧表示リスト27に、返信状態を示す返信要エリア
44Lと、送信した日時40L、送信メールの表題42
Lが表示されている。
【0081】例えば、メール「企画会議開催の件」のよ
うに返信があった場合には、返信要エリア44Lのマー
クからチェックマークが削除され、枠のみが残った形状
に変更される。
【0082】ここで、戻るボタン50にタッチした場合
は、返信状況一覧表示画面を閉じ、それ以前の画面に戻
る。
【0083】以上の操作を行うための動作に関して、図
5の機能ブロック図を用いて説明する。なお、図5に示
された中央制御部8の構成は上記であらかじめ説明して
いるのでここではその説明を省略する。
【0084】送信されたメールは、宛先である受信側で
ネットワークインターフェース81を介してメール受信
手段83により受信され、宛先ごとに分類され、記憶イ
ンターフェース部86を介してRAM14の確保された
領域である受信メール記憶部143に格納される。
【0085】送信するメールは、図6に示す送信メール
作成画面からの入力信号にしたがって表示インターフェ
ース部84を介して入出力部2に画面表示される。例え
ば、返信要入力エリア24にタッチすると、制御部80
から表示インターフェース部84に信号が出力され、返
信要入力エリア24が空白であればマークを表示し、マ
ークが表示されていればマークを削除する。
【0086】メール送信に必要なデータを全て入力した
後、送信ボタン51をタッチしたときには、制御部80
から記憶インターフェース部86に信号が出力され、入
出力部2に表示している送信メールデータはRAM14
の送信メール記憶部144に記憶される。
【0087】次に、送信メールは、送信メール記憶部1
44に記憶された送信メールデータに基づき、メール送
信手段82により、メールの送信処理が行われる。
【0088】さらに図6の場合は、送信指示時に記憶イ
ンターフェース部86に信号が出力され、返信要入力エ
リア24の状態に応じて、記憶されている送信メールの
返信要フラグ144−5の値を決定する。そのため、こ
の値が返信要の場合には、返信状況記憶部145に送信
メールの表題を示す表題145−1、送信した日時を示
す送信日時145−2、返信が届いたかどうかを示す返
信有無フラグ145−3を記憶する。なお、返信有無フ
ラグ145−3は送信時点では返信が届いていないので
“0”である。該当するメールの返信が届いた場合に、
返信有無フラグ145−3の値は“1”に更新される。
【0089】次に、以上の動作を行うための処理に関し
て図10から図12のフローチャートを用いて説明す
る。
【0090】図10は、メールの送信処理を表わすフロ
ーチャートであり、各ステップごとに処理を説明する。
【0091】S1−1)メールの送信画面を表示する。
【0092】S1−2)返信要フラグをクリア(“0”
に)しておく。
【0093】S1−3)入出力部2にペンタッチされる
まで待つ。
【0094】S1−4)ペンが入出力部2をタッチされ
た場合には、そのタッチ位置を読み込む。
【0095】S1−5)ペンタッチされた位置がどこで
あるかを判断する。ペンタッチ位置が戻るボタン50で
あれば、メールの送信画面を閉じて、これ以前の表示画
面に戻る。
【0096】S1−6)ペンタッチ位置が宛先入力エリ
ア21であれば、宛先となるメールアドレスを入力す
る。
【0097】S1−7)宛先入力エリア21に入力され
たメールアドレスを表示し、S1−3に戻る。
【0098】S1−8)ペンタッチ位置が表題入力エリ
ア22であれば、表題を入力する。
【0099】S1−9)表題入力エリア22に入力され
た表題を表示し、S1−3に戻る。
【0100】S1−10)ペンタッチ位置が内容入力エ
リア23であれば、送信したいメール内容を入力する。
【0101】S1−11)内容入力エリア23に入力さ
れた内容を表示し、S1−3に戻る。
【0102】S1−12)ペンタッチ位置が返信要入力
エリア24であれば、返信要の状態が要であるか否かに
よりマークが表示されているかどうかを判断する。
【0103】S1−13)返信要入力エリア24にマー
クが表示されていなければ、返信要入力エリア24にマ
ークを表示し、S1−3に戻る。
【0104】S1−14)返信要入力エリア24にマー
クが表示されていれば、返信要入力エリア24からマー
クを削除し、S1−3に戻る。
【0105】S1−15)ペンタッチ位置が送信ボタン
51であれば、宛先入力エリア21に表示している宛先
となるメールアドレスをRAM14の送信メール記憶部
144の宛先メモリ144−2に記憶する。
【0106】S1−16)表題入力エリア22に表示し
ている表題を送信メール記憶部144の表題メモリ14
4−1に記憶する。
【0107】S1−17)内容入力エリア23に表示し
ている内容を送信メール記憶部144の内容メモリ14
4−4に記憶する。
【0108】S1−18)返信要入力エリア24にマー
クが表示されているかどうかを判断する。返信要入力エ
リア24にマークが表示されていない場合には、S1−
20に進む。
【0109】S1−19)返信要入力エリア24にマー
クが表示されている場合には、RAM14の送信メール
記憶部144の返信要フラグ144−5に“1”を記憶
する。
【0110】S1−20)メールを送信した日時をRA
M14の送信メール記憶部144の送信日時144−3
に記憶する。
【0111】S1−21)表題と送信日時と返信要状態
をRAM14の返信状況記憶部(返信状況メモリ)14
5の表題145−1、送信日時145−2、返信要有無
フラグ145−3にそれぞれ記憶する。
【0112】S1−21)メールの送信画面を閉じる。
【0113】S1−22)RAM14の送信メール記憶
部144の各記憶内容に基づいてメールの送信処理を行
い、処理を終了する。
【0114】図11は、送信メール一覧表示時の処理を
示すフローチャートであり、各ステップごとに処理を説
明する。
【0115】S2−1)RAM14の送信メール記憶部
144から送信メールのデータを読み出す。
【0116】S2−2)上記で読み出したデータに基づ
いて図7(a)に示すような送信メール一覧画面を表示
する。
【0117】S2−3)入出力部2にペンタッチされる
まで待つ。
【0118】S2−4)ペンが入出力部2をタッチされ
た場合には、そのタッチ位置を読み込む。
【0119】S2−5)ペンタッチされた位置がどこで
あるかを判断する。
【0120】ペンタッチ位置が戻るボタン50であれ
ば、処理を終了する。つまり、この送信メール一覧表示
を行う以前の表示画面に戻る。
【0121】S2−6)ペンタッチ位置が表示されてい
るメールの返信要エリア24Lの部分を除くいずれかの
場所であれば、指示された送信メールをRAM14の送
信メール記憶部144から読み出す。
【0122】S2−7)上記で読み出したデータに基づ
いて図7(b)に示すような送信メールの画面を表示す
る。
【0123】S2−8)入出力部2にペンタッチされる
まで待つ。
【0124】S2−9)ペンが入出力部2をタッチされ
た場合には、そのタッチ位置を読み込む。
【0125】S2−10)ペンタッチされた位置がどこ
であるかを判断する。
【0126】ペンタッチ位置が戻るボタン50であれ
ば、上記S2−2に戻り、ペンタッチ位置が戻るボタン
50以外であれば、上記S2−8に戻る。
【0127】S2−11)ペンタッチ位置が表示されて
いるメールの返信要エリア24Lの部分であれば、指示
された送信メールをRAM14の送信メール記憶部14
4から読み出す。
【0128】S2−12)指示された送信メールの返信
要エリア24Lの部分にマークが表示されているかどう
かを判断する。
【0129】S2−13)返信要エリア24Lの部分に
マークが表示されていなければ、返信要のマークを表示
する。
【0130】S2−14)上記S2−11で読み出した
送信メールの送信要フラグ144−5に“1”を記憶す
る。
【0131】S2−15)RAM14の返信状況記憶部
145に上記S2−11で読み出した送信メールのデー
タから表題145−1と送信日時145−2を記憶し、
さらに上記S2−14での送信要フラグ144−5に基
づいて送信要有無フラグ145−3に“0”を記憶す
る。その後、上記S2−3に戻る。
【0132】S2−16)指示された送信メールの返信
要エリア24Lの部分にマークが表示されていれば、返
信要のマークを削除する。
【0133】S2−17)上記S2−11で読み出した
送信メールの送信要フラグ144−5に“0”を記憶す
る。
【0134】S2−18)RAM14の返信状況記憶部
145から上記S2−11で読み出した送信メールのデ
ータに該当するデータを削除する。その後、S2−3に
戻る。
【0135】図12は、メール受信時の処理を示すフロ
ーチャートであり、各ステップごとに処理を説明する。
【0136】S3−1)メールを受信するまで待つ。
【0137】S3−2)メールを受信すれば、受信した
メールをRAM14の受信メール記憶部143に記憶す
る。
【0138】S3−3)RAM14の返信状況記憶部1
45のデータを読み出す。
【0139】S3−4)上記で読み出した返信状況記憶
部145のデータである表題145−1、送信日時14
5−2を用いて受信メールのデータとを比較する。
【0140】S3−5)受信したメールが返信状況記憶
部145のデータの返信メールであるかどうかを判断す
る。
【0141】ここで、受信したメールが返信状況記憶部
145のデータの返信メールでなければ、S3−7に進
む。
【0142】S3−6)受信したメールが返信状況記憶
部145のデータの返信メールであれば、返信状況記憶
部145の返信有無フラグ145−3に“1”を記憶す
る。
【0143】S3−7)図8(a)に示す受信メール一
覧画面を表示する。
【0144】S3−8)入出力部2にペンタッチされる
まで待つ。
【0145】S3−9)ペンが入出力部2をタッチされ
た場合には、そのタッチ位置を読み込む。
【0146】S3−10)ペンタッチされた位置がどこ
であるかを判断する。
【0147】ペンタッチ位置が戻るボタン50であれ
ば、受信メール一覧画面を閉じて、それ以前の表示画面
に戻る。
【0148】S3−11)ペンタッチ位置が返信ボタン
50であれば、指定されているメールの内容を返信メー
ル作成用にRAM14の受信メール記憶部143から読
み出す。
【0149】S3−12)上記で読み出しデータに基づ
いて、メール送信処理(図10の処理の一部分を活用)
を行う。その後、処理を終了する。
【0150】S3−13)ペンタッチ位置が表示された
メールのどれかであれば、指定されたメールの内容をR
AM14の受信メール記憶部143から読み出す。
【0151】S3−14)上記で読み出したデータに基
づいて図8(b)に示すような受信メールの画面を表示
する。
【0152】S3−15)入出力部2にペンタッチされ
るまで待つ。
【0153】S3−16)ペンが入出力部2をタッチさ
れた場合には、そのタッチ位置を読み込む。
【0154】S3−17)ペンタッチされた位置がどこ
であるかを判断する。ペンタッチ位置が戻るボタン50
であれば、処理を終了する。つまり、本処理以前の表示
画面に戻る。
【0155】S3−18)ペンタッチ位置が返信ボタン
52であれば、指定されているメールの内容を返信メー
ル作成用にRAM14の受信メール記憶部143から読
み出す。
【0156】S3−19)上記で読み出したデータに基
づいて、メール送信処理(図10の処理の一部分を活
用)を行う。その後、処理を終了する。
【0157】なお、メール送信処理については、図10
において説明を行ったため、ここでは省略する。
【0158】以上、本実施例の電子メール処理装置及び
電子メール処理方法によって、返信を要するメールには
マークを付し、返信メールを受信したときに回答があっ
たことを記憶し、返信メールを要するマークを変更する
ことによって、それを使用者に示すことにより、使用者
自身が容易に返信を要するメールの状況とそのメールに
対する回答状況を一目で判断することができ、返信を要
するメールの管理が容易にできる効果を有している。
【0159】(第2の実施例)本発明の第2の実施例に
ついて図13、14と図3から図12のいずれかを用い
て説明する。
【0160】本実施例では、本発明の2つ目の目的とす
るところの、「未送信メールが存在していた場合にはそ
の旨を警告し、警告表示を確認することで自動的にメー
ル送信画面を表示する」手段及びその方法について説明
する。
【0161】図13は、未送信メールが存在していた場
合における表示画面図である。
【0162】図示しないメニュー手段によりメールシス
テムを起動した時、作成はしたが、送信を行っていない
メールがあるかどうかを判断し、未送信メールがあれば
図13(a)に示すように未送信メールがある旨をアイ
コン28により表示する。アイコン28には、未送信メ
ールの表題が表示され、どのメールが未送信であるかが
容易にわかるようになっていて、この上をタッチする
と、図13(b)に示すように、アイコン28で示され
る未送信メールの詳細が表示される。
【0163】図13(b)の画面は、通常の送信メール
作成の画面と同様のものであり、この画面において、送
信処理、編集処理を行うことができる。
【0164】以上の操作を行うための動作に関して、図
5の機能ブロック図を用いて説明する。なお、図5に示
された中央制御部8の構成は上記であらかじめ説明して
いるのでここではその説明を省略する。
【0165】メールシステムを起動すると、制御部80
から記憶インターフェース部86に信号が出力され、R
AM14内の送信メールを記憶している送信メール記憶
部144から未送信メールを抽出する。
【0166】未送信メールを抽出した後、制御部80か
ら表示インターフェース部84に信号が出力され、入出
力部2上にアイコン28により未送信メールがあること
を警告する表示を行う。
【0167】このアイコン28をタッチしたときには、
入出力部2からの入力インターフェース部85を介して
送られてきた信号を制御部80が認識し、その結果の指
示信号が記憶インターフェース部86に出力され、アイ
コン28に対応する未送信メールデータがRAM14内
の送信メールを記憶している送信メール記憶部144か
ら読み出され、メール送信画面が表示される。
【0168】次に、メール送信手段82により、上記で
読み出されたデータに基づき、送信メールの作成を行
い、メール送信処理を行う。
【0169】次に、以上の動作を行うための処理に関し
て、図14のフローチャートを用いて説明する。
【0170】図14は、未送信メールの検出を該メール
の送信処理を表わすフローチャートであり、各ステップ
ごとに処理を説明する。
【0171】S4−1)メールシステムを起動する。
【0172】S4−2)RAM14の送信メール記憶部
144から順に送信メールのデータを読み出す。
【0173】S4−3)読み出したメールが未送信メー
ルであるかどうかを判断する。判断の結果、もし未送信
メールでないならば、S4−6に進む。
【0174】S4−4)未送信メールであれば、この未
送信メールの表題を読み出す。
【0175】S4−5)上記で読み出した未送信メール
の表題を付記したアイコン28を表示する。
【0176】S4−6)次に読み出すための送信メール
があるか否かを調べるために、次の送信メールのデータ
を読み出す。
【0177】S4−7)全ての送信メールから未送信メ
ールの有無を調べたかどうかを判断する。全ての送信メ
ールから未送信メールの有無を調べていない場合には、
S4−3に戻る。また、全ての送信メールから未送信メ
ールの有無を調べ終わっていた場合には、次に進む。
【0178】S4−8)入出力部2にペンタッチされる
まで待つ。
【0179】S4−9)ペンが入出力部2をタッチされ
た場合には、そのタッチ位置を読み込む。
【0180】S4−10)ペンタッチされた位置がどこ
であるかを判断する。
【0181】ペンタッチ位置がアイコン28上以外の場
所であれば、それに該当する処理へ進む。
【0182】S4−11)ペンタッチ位置がアイコン2
8上であれば、アイコン28に表示されている表題から
該当する未送信メールのデータをRAM14の送信メー
ル記憶部144から読み出す。
【0183】S4−12)上記で読み出したデータに基
づいて図13(b)に示すようなメールの送信画面を表
示する。
【0184】S4−13)上記で読み出しデータに基づ
いて、メール送信処理(図10の処理の一部分を活用)
を行う。その後、処理を終了する。
【0185】なお、メール送信処理については、図10
において説明を行ったため、ここでは省略する。
【0186】さらに、上記説明では、図13(b)のメ
ール送信画面は返信要入力エリア24が存在していない
タイプのものを例として挙げたが、これに限定されるの
ものではない。例えば、図6(a)、(b)に示す返信
要入力エリア24が存在するタイプのものであってもよ
い。
【0187】以上、本実施例の電子メール処理装置及び
電子メール処理方法によって、未送信メールがあった場
合にその旨を警告し、警告表示を確認することで自動的
にメール送信画面を表示することにより、未送信メール
の有無を容易に把握することができ、メールの出し忘れ
を防止することができる効果を有している。
【0188】なお、上記第1及び第2の実施例の電子メ
ール処理装置における処理方法は、記録媒体であるプロ
グラムメディア15にも格納されているものとする。こ
れは、もし電子メール処理装置本体に記憶されていない
場合は、プログラムメディア15に記憶されているプロ
グラムをプログラム読み取り装置16によって読み取
り、本発明の目的とするところの処理を実行する。
【0189】このプログラムメディア15は、本体と分
離可能に構成される情報記録媒体であり、例えばCD−
ROM、MD、DVD等の光ディスク、フロッピーディ
スク、磁気テープ、ICカード、光カードなどが挙げら
れ、該プログラムメディア15内には、本体に読み込ま
れて実行される実行形式プログラム153、実行形式プ
ログラムを構築し得るソースプログラム151、中間プ
ログラム152が記録されており、このプログラムを起
動することで上記第1及び第2の実施例の電子メールの
処理が実行できる。
【0190】以上、ここで挙げた各実施例および適用例
は、本発明の主旨を変えない限り前記記載内容に限定さ
れるものではない。
【0191】
【発明の効果】本発明における電子メール処理装置及び
電子メール処理方法並びに電子メール処理プログラムを
記録した記録媒体では、各請求項において以下の効果が
得られる。
【0192】本発明の請求項1、2、4、5、7におい
ては、返信を要するメールにはマークを付し、返信メー
ルを受信したときに回答があったことを記憶し、返信メ
ールを要するマークを変更することによって、それを使
用者に示すことにより、使用者自身が容易に返信を要す
るメールの状況とそのメールに対する回答状況を一目で
判断することができ、返信を要するメールの管理が容易
にできる効果を有している。
【0193】本発明の請求項3、6、8においては、
未送信メールがあった場合にその旨を警告し、警告表示
を確認することで自動的にメール送信画面を表示するこ
とにより、未送信メールの有無を容易に把握することが
でき、メールの出し忘れを防止することができる効果を
有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子メール処理装置の外観斜視図
である。
【図2】本発明による電子メール処理装置の液晶表示部
の構成を示す分解斜視図である。
【図3】本発明による電子メール処理装置の全体構成を
示す機能ブロック図である。
【図4】本発明による電子メール処理装置の返信状況メ
モリの詳細項目を説明する図である。
【図5】本発明による電子メール処理装置の中央制御部
の詳細を示す機能ブロック図である。
【図6】本発明による電子メール処理装置での送信メー
ルの作成を示す表示画面図である。
【図7】本発明による電子メール処理装置での送信メー
ル一覧を示す表示画面図である。
【図8】本発明による電子メール処理装置での返信メー
ル到着時の受信メール一覧を示す表示画面図である。
【図9】本発明による電子メール処理装置での返信状況
を示す表示画面図である。
【図10】本発明による電子メール処理装置での送信メ
ール作成送信時の処理を示すフローチャートである。
【図11】本発明による電子メール処理装置での送信メ
ール一覧表示時の処理を示すフローチャートである。
【図12】本発明による電子メール処理装置でのメール
受信時の処理を示すフローチャートである。
【図13】本発明による電子メール処理装置での未送信
メールの警告表示画面図である。
【図14】本発明による電子メール処理装置での未送信
メールの警告表示時における処理を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 電子メール送受信装置の本体キャビネット部 2 入出力部 3 蓋部 4 タブレット制御部 5 液晶回路部 6 コモン回路部 7 セグメント回路部 8 中央制御部 9 RTC 10 モジュラー部 11 モジュラー制御部 12 本体電源スイッチ 13 ROM 14 RAM 15 プログラムメディア

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メールの作成手段と、メールの表示手段
    と、メールの記憶手段と、メールの送信手段と、メール
    の受信手段と、を備え、通信回線を介してメールの送受
    信を行う電子メール処理装置において、 返信を必要とする送信メールにマークを付けるマーク付
    加手段と、 前記マークが付加されたメールに対する返信状況を記憶
    する返信状況記憶手段と、 メールが送られてきて受信した際に、メールが前記マー
    ク付きの送信メールに対する返信メールであるか否かを
    判別する返信メール識別手段と、 前記受信メールが該当する返信メールであった場合に処
    理する返信メール処理手段と、を設けてなることを特徴
    とする電子メール処理装置。
  2. 【請求項2】 返信メール処理手段は、返信を必要とす
    る送信メールに付加されたマークを変更する処理と、マ
    ークが付加されたメールの返信状況を更新する処理と、
    を行うことを特徴とする請求項1記載の電子メール処理
    装置。
  3. 【請求項3】 メールの作成手段と、メールの表示手段
    と、メールの記憶手段と、メールの送信手段と、メール
    の受信手段と、を備え、通信回線を介してメールの送受
    信を行う電子メール処理装置において、 未送信状態のメールを検索し、その旨を警告するメール
    未送信警告手段を設けてなることを特徴とする電子メー
    ル処理装置。
  4. 【請求項4】 送信メール処理ステップと、受信メール
    処理ステップと、を含み、通信回線を介してメールの送
    受信を行う電子メール処理方法において、 送信メール処理ステップは、メールを作成するメール作
    成ステップと、返信を必要とする前記メールに対してマ
    ークを付けるマーク付加ステップと、前記マークが付加
    されたメールに対する返信状況を記憶する返信状況記憶
    ステップと、前記メールを送信するメール送信ステップ
    と、を含み、 受信メール処理ステップは、メールを受信するメール受
    信ステップと、受信したメールがマーク付きの送信メー
    ルに対する返信メールであるか否かを判別する返信メー
    ル識別ステップと、該受信メールが該当する返信メール
    であった場合に返信を必要とするメールに対する回答で
    あったことを処理する返信メール処理ステップと、を含
    む、ことを特徴とする電子メール処理方法。
  5. 【請求項5】 返信メール処理ステップは、返信を必要
    とする送信メールに付加されたマークを変更し、マーク
    が付加されたメールの返信状況の記録内容を更新し、返
    信状況を一覧表示することを特徴とする請求項4記載の
    電子メール処理方法。
  6. 【請求項6】 送信メール処理ステップと、受信メール
    処理ステップと、を含み、通信回線を介してメールの送
    受信を行う電子メール処理方法において、 未送信メール処理ステップを含み、 該未送信メール処理ステップは、未送信状態のメールを
    検索し、その旨を警告するメール未送信警告表示を行
    い、さらに前記表示された警告表示を確認し、前記確認
    後にメールの送信を行ない、該メールの送信画面を表示
    する、ことを特徴とする電子メール処理方法。
  7. 【請求項7】 通信回線を介してメールの送受信を行う
    電子メール処理装置に、 メールの送信時には、メールを作成する処理と、該作成
    したメールを送信する処理と、その際に、返信を必要と
    する前記メールに対してマークを付ける処理と、前記マ
    ークが付加されたメールに対する返信状況を記憶する処
    理と、を、 さらにメールの受信時には、メールを受信する処理と、
    その際に、該受信したメールが前記マーク付きの送信メ
    ールに対する返信メールであるか否かを判別する処理
    と、該受信メールが該当する返信メールであった場合に
    返信を必要とするメールに対する回答であったことの処
    理と、を、実行させるプログラムを格納した記録媒体。
  8. 【請求項8】 通信回線を介してメールの送受信を行う
    電子メール処理装置に、 未送信状態のメールを検索する処理と、前記検索にて未
    送信メールが見つかった場合にその旨を警告する警告表
    示の処理と、 さらに前記表示された警告表示を確認後、該メールの送
    信処理を行い、該メールの送信画面を表示する処理と、
    を実行させるプログラムを格納した記録媒体。
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Cited By (4)

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