JP2000003305A - フラッシュメモリ及びフラッシュメモリを搭載するシステム - Google Patents

フラッシュメモリ及びフラッシュメモリを搭載するシステム

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JP2000003305A
JP2000003305A JP10168276A JP16827698A JP2000003305A JP 2000003305 A JP2000003305 A JP 2000003305A JP 10168276 A JP10168276 A JP 10168276A JP 16827698 A JP16827698 A JP 16827698A JP 2000003305 A JP2000003305 A JP 2000003305A
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signal
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でシステムの使用可能な記憶容量
を拡張する安価なフラッシュメモリを提供する。 【解決手段】 本発明のフラッシュメモリは、外部より
入力されるアドレス信号によって指定されるセクタアド
レスにデータの読み書きを行うフラッシュメモリにおい
て、連続する拡張アドレスが0hから順に割り当てられ
ると共に、該拡張アドレスの値に応じて0hから順に連
続するアドレス空間が割り当てられた各々同じ記憶容量
の複数のフラッシュメモリチップと、外部より入力され
るアドレス信号の内、0hのアドレスが割り当てられる
フラッシュメモリチップのセクタアドレスの指定に関与
するビットの内、最上位に位置するビットよりも上位の
ビットデータの値が、上記割り当てられた拡張アドレス
の値と一致するフラッシュメモリチップをアクセス可能
な状態に切り換えるチップセレクト回路を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュメモリ
の容量の拡張に関する。
【0002】
【従来の技術】情報記録媒体としてフラッシュメモリチ
ップ(以下、単にチップという)を搭載するシステムに
おいて、該システムが使用可能な記憶容量を拡張するに
は、以下の2通りの方法がある。
【0003】第1の方法は、チップを大容量のものに交
換する方法である。例えば、システムの使用可能な記憶
容量を64Mbitから、128Mbitに拡張する場
合を想定する。この場合、既に搭載している64Mbi
tの記憶容量のチップを取り除き、かわりに128Mb
itの記憶容量のチップを搭載する。これにより、シス
テムの制御部がチップイネーブル信号を切り換えること
なく、連続してアクセス可能なアドレス空間が0〜3F
FFhから0〜7FFFhに拡大される。当該方法は、
システムが増設できるチップの数に制限がある場合に有
効である。しかし、当該第1の方法では、既に搭載され
ている64Mbitの記憶容量のチップが無駄になって
しまう。また、大容量のチップは高価である。
【0004】第2の方法は、チップを増設する方法であ
る。上記の場合と同様にシステムの使用する記憶容量を
64Mbitから128Mbitに拡張する場合を想定
する。この場合、既に64Mbitの記憶容量のチップ
を搭載しているシステムに、64Mbitの記憶容量の
チップを増設する。当該方法は、システムが増設できる
チップの数に余裕のある場合に有効である。
【0005】図10は、上記第2の方法に従い、既に6
4Mbitの記憶容量のチップ501を搭載するシステ
ムに、64Mbitの記憶容量のチップ502を増設し
た状態を示す図である。チップ501及び502には、
各々0h〜3FFFhのアドレス空間が割り当てられて
いる。制御部500は、データの書き込み又は読み出し
を行う際、”L”のチップイネーブル信号CE1#又は
CE2#を出力してチップ501又は502をアクセス
可能に切り換えた後、共通の信号線を介してデータの書
き込み又は読み出しのコマンドの出力、アクセスするセ
クタアドレスを指定するアドレス信号の出力、及び、書
き込みデータの出力又は読み出しデータの受け取りで構
成されるシーケンスを実行する。なお、上記チップイネ
ーブル信号の符号の後に使用する#は、信号レベルの反
転を意味し、チップ501,502がLowアクティブ
であることを意味する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記第2の方法によれ
ば、既に搭載している64Mbitのチップを無駄にす
ることなく、システムの制御部500の使用可能な記憶
容量を128Mbitに拡張することができる。しか
し、上記第1の方法では制御部500がチップイネーブ
ル信号を切り換えることなく連続してアクセス可能なア
ドレス空間が0〜7FFFhに拡張するのに対し、上記
第2の方法では制御部500がチップイネーブル信号を
切り換えることなく連続してアクセス可能なアドレス空
間は0〜3FFFhのままである。このため、アクセス
するデータのサイズによってはチップイネーブル信号を
繰り返し切り換えて、2つのチップ501及び502に
対して交互にデータの書き込み又は読み出しを行うこと
が必要となる。即ち、第2の方法は、上記第1の方法に
比べてチップイネーブル信号の切り換えに要する時間の
分だけアクセス速度が低下する。
【0007】また、上記第2の方法では、増設したチッ
プの数だけ制御に要するチップイネーブル信号の数が増
える。制御部500が制御できるチップイネーブル信号
の数には制限があり、一般にその数は少ない。このた
め、上記第2の方法では、十分な記憶容量の拡張を行う
ことができない場合がある。これに対し、上記チップイ
ネーブル端子の他に、チップセレクト用の信号を入力す
る専用の外部端子を備え、当該外部端子を介して入力さ
れる信号及びチップイネーブル信号の値に基づいて特定
されるチップをアクセス可能に切り換えるチップ選択回
路を内蔵する半導体装置が提案されている(特開平5−
210577号公報)。上記構成の半導体装置では、制
御に必要なチップイネーブル信号の数を増加することな
く、拡張できるチップの数を増加することができる。
【0008】しかし、上記構成の半導体装置を使用する
場合、システムの制御部500は、チップイネーブル信
号の他に、アクセスするチップを特定するチップセレク
ト信号を新たに用意する必要が生じる。また、データの
書き込み又は読み出し時において、制御部500は、コ
マンドの出力、アドレス信号の出力、及び、書き込みデ
ータの出力又は読み出しデータの受け取りで構成される
通常のシーケンスに、チップセレクト信号の生成及び出
力処理を追加することが必要となる。このためデータの
読み出し及び書き込み時におけるアクセス速度が低下し
てしまう。
【0009】本発明は、制御に必要なチップイネーブル
信号の数の増加や、アクセス速度の低下を伴わずに、シ
ステムの使用可能な記憶容量を拡張したフラッシュメモ
リ、及び当該フラッシュメモリを搭載するシステムを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のフラッシ
ュメモリは、外部より入力されるアドレス信号によって
指定されるセクタアドレスにデータの書き込み又は読み
出しを行うフラッシュメモリにおいて、複数のフラッシ
ュメモリチップであって、連続する拡張アドレスが0h
から順に割り当てられると共に、該拡張アドレスの値に
応じて0hから順に各フラッシュメモリチップを通して
連続するアドレス空間が割り当てられた各々同じ記憶容
量の複数のフラッシュメモリチップと、外部より入力さ
れるアドレス信号の内、0hのアドレスが割り当てられ
るフラッシュメモリチップのセクタアドレスの指定に関
与するビットの内、最上位に位置するビットよりも上位
のビットデータの値が、上記割り当てられた拡張アドレ
スの値と一致するフラッシュメモリチップをアクセス可
能な状態に切り換えるチップセレクト回路を備えること
を特徴とする。
【0011】本発明の第2のフラッシュメモリは、外部
より入力されるアドレス信号によって指定されるセクタ
アドレスにデータの書き込み又は読み出しを行うフラッ
シュメモリにおいて、複数のフラッシュメモリチップで
あって、連続する拡張アドレスが0hから順に割り当て
られると共に、該拡張アドレスの値に応じて0hから順
に各フラッシュメモリチップを通して連続するアドレス
空間が割り当てられ、外部より入力されるアドレス信号
の内、0hのアドレスが割り当てられるフラッシュメモ
リチップのセクタアドレスの指定に関与するビットの
内、最上位に位置するビットよりも上位のビットデータ
の値が、上記割り当てられた拡張アドレスの値と一致す
る場合にアクセス可能な状態に切り換わる同一記憶容量
の複数のフラッシュメモリチップを備えることを特徴と
する。
【0012】本発明の第1のシステムは、フラッシュメ
モリを搭載し、該フラッシュメモリに割り当てられてい
るアドレス空間の内、アドレス信号により指定するセク
タアドレスに対してデータの書き込み又は読み出しを行
う制御部を備えるシステムにおいて、上記フラッシュメ
モリは、複数のフラッシュメモリチップであって、連続
する拡張アドレスが0hから順に割り当てられると共
に、該拡張アドレスの値に応じて0hから順に各フラッ
シュメモリチップを通して連続するアドレス空間が割り
当てられた各々同じ記憶容量の複数のフラッシュメモリ
チップと、外部より入力されるアドレス信号の内、0h
のアドレスが割り当てられるフラッシュメモリチップの
セクタアドレスの指定に関与するビットの内、最上位に
位置するビットよりも上位のビットデータの値が、上記
割り当てられた拡張アドレスの値と一致するフラッシュ
メモリチップをアクセス可能な状態に切り換えるチップ
セレクト回路を備えることを特徴とする。
【0013】本発明の第2のシステムは、フラッシュメ
モリを搭載し、該フラッシュメモリに割り当てられてい
るアドレス空間の内、アドレス信号により指定するセク
タアドレスに対してデータの書き込み又は読み出しを行
う制御部を備えるシステムにおいて、上記フラッシュメ
モリは、複数のフラッシュメモリチップであって、連続
する拡張アドレスが0hから順に割り当てられると共
に、該拡張アドレスの値に応じて0hから順に各フラッ
シュメモリチップを通して連続するアドレス空間が割り
当てられ、外部より入力されるアドレス信号の内、0h
のアドレスが割り当てられるフラッシュメモリチップの
セクタアドレスの指定に関与するビットの内、最上位に
位置するビットよりも上位のビットデータの値が、上記
割り当てられた拡張アドレスの値と一致する場合にアク
セス可能な状態に切り換わる同一記憶容量の複数のフラ
ッシュメモリチップを備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のフラッシュメモリは、連
続する拡張アドレス(例えば、00,01,10,1
1)が割り当てられると共に、上記拡張アドレス順に連
続するアドレス空間(例えば、0〜3FFFh、400
0〜7FFFh,8000〜BFFFh,C000〜F
FFFh)が割り当てられた同一記憶容量(上記の場
合、64Mbitの記憶容量)の4枚のフラッシュメモ
リチップ(以下、単にチップという)を1パッケージ内
に収めたフラッシュメモリであって、外部より入力され
るアドレス信号の内、0hのアドレスの割り当てられる
フラッシュメモリチップ(上記の場合、0h〜3FFF
hの割り当てられているチップ)のセクタアドレスを指
定に関与するビットの内、最上位に位置するビットより
も上位のビットデータ(上記の場合、上位2ビット)の
値が、上記割り当てられた拡張アドレスの値と一致する
フラッシュメモリチップをイネーブルに切り換える機能
を備えることを特徴とする。これにより、チップイネー
ブル信号を切り換えることなく、システムの制御部が、
1つのチップで構成されるフラッシュメモリとして、連
続して使用可能なアドレス空間を(上記の例では0〜3
FFFhから0〜FFFFhの4倍に)拡張する。以
下、上記特徴を具備するフラッシュメモリの実施の形態
について説明する。
【0015】(1)実施の形態1 以下、実施の形態1にかかるフラッシュメモリ100に
ついて説明する。図1は、フラッシュメモリ100を搭
載するシステムの構成図である。フラッシュメモリ10
0は、拡張アドレス(00,01,10,11)が割り
当てられると共に、拡張アドレス順に連続するアドレス
空間(0〜3FFFh、4000〜7FFFh,800
0〜BFFFh,C000〜FFFFh)の割り当てら
れた64Mbitの記憶容量の4枚のフラッシュメモリ
チップ(以下、単にチップという)117〜120を、
1つのパッケージに内蔵する。システムの制御部50と
フラッシュメモリ100は、信号線51及び52により
接続される。
【0016】制御部50は、信号線52を介して”L”
のチップイネーブル信号CE#を出力してフラッシュメ
モリ100をアクセス可能な状態に切り換えた後に、信
号線51を介してデータの書き込み又は読み出しコマン
ドの出力、アドレス空間0〜FFFFhの内、アクセス
するセクタアドレスを指定する2バイト(16ビット)
のアドレス信号の出力、及び、書き込みデータの出力又
は読み出しデータの受け取りで構成されるシーケンスを
実行する。なお、上記チップイネーブル信号の符号の後
に使用する#は、信号レベルの反転を意味し、チップ1
17〜120がLowアクティブであることを意味す
る。後に説明するように、フラッシュメモリ100は、
チップを切り換えるための信号を別に用意することな
く、システムより入力されるアドレス信号の値に基づい
て、該アドレス信号により指定されるセクタアドレスが
割り当てられているチップをアクセス可能な状態に切り
換える。
【0017】図2は、フラッシュメモリ100の構成図
である。フラッシュメモリ100は、64Mbitの記
憶容量の4枚のチップ117〜120を内蔵する。チッ
プ117は、拡張アドレス”00”が割り当てられると
共に、0h〜3FFFhのアドレスが割り当てられてい
る。チップ118は、拡張アドレス”01”が割り当て
られると共に、4000h〜7FFFhのアドレスが割
り当てられている。チップ119は、拡張アドレス”1
0”が割り当てられると共に、8000h〜BFFFh
のアドレスが割り当てられている。チップ120は、拡
張アドレス”11”が割り当てられると共に、C000
h〜FFFFhのアドレスが割り当てられている。
【0018】4枚のチップ117〜120には、フラッ
シュメモリ100のパッケージ側部に設けるピン101
〜105,114〜116を介して動作電圧Vcc、リ
セット信号RES#等の所定の信号が入力される他、I
/O0〜I/O7の端子が割り当てられたピン106〜
113を介して、データの書き込み又は読み出しコマン
ド、2バイト(16ビット)のアドレス信号(各1バイ
トのSA1,SA2で構成される)、及び、書き込みデ
ータ又は読み出しデータの受け渡しが行われる。
【0019】制御部50より出力される上記アドレス信
号は、各1バイトのSA1,SA2よりなる16ビット
のデータであり、0〜FFFFhの範囲の値をとる。次
の表1は、I/O0〜I/O7より1バイト単位でパラ
レルに入力される信号SA1,SA2と、上記アドレス
の指定に用いる16ビットのデータ(A0〜A15)と
の対応を示す。なお、bitn(nは0〜7の整数)
は、1バイトデータの各ビット位置を表す。
【表1】
【0020】アドレス空間0〜3FFFhに対してアク
セスを行う場合、アドレス信号の上位2ビットのデータ
A14,A15(信号SA2のbit6,bit7のビ
ットデータ)は、”0”,”0”である。アドレス空間
4000〜7FFFhに対してアクセスを行う場合、ア
ドレス信号のビットデータA14,15は、”1”,”
0”である。アドレス空間8000〜BFFFhに対し
てアクセスを行う場合、アドレス信号のビットデータA
14,A15は、”0”,”1”である。アドレス空間
C000〜FFFFhに対してアクセスを行う場合、ア
ドレス信号のビットデータA14,15は、”1”,”
1”である。
【0021】フラッシュメモリ100は、制御部50よ
り入力される上記アドレス信号のビットデータA14,
A15(信号SA2のbit6及びbit7のビットデ
ータ)の値(A15,A14の順に並べたデータの値)
を拡張アドレスとして取り扱い、該当する拡張アドレス
の割り当てられたチップをアクセス対象として選択する
チップセレクト回路130(図中、点線で囲んで示す)
を備える。チップセレクト回路130は、デコーダ12
1及びNANDゲート122〜125より構成される。
なお、上記デコーダ121は、信号SA2が入力される
シーケンスでのみ有効となる。
【0022】デコーダ121は2つの入力端子及び4つ
の出力端子を持つ。上記2つの入力端子には、I/O
6,I/O7の割り当てられているピン112,113
が接続される。上記4つの出力端子は、2入力NAND
ゲート112〜115の一方の入力端子に接続される。
2入力NANDゲート112〜115の他方の入力端子
は、インバータ131を介してチップイネーブル端子1
20に接続されている。NANDゲート112〜115
の出力端子は、各チップ117〜120のチップイネー
ブル端子126〜129に接続されている。
【0023】ピン112及び113を介して入力される
上記アドレス信号のビットデータA14,A15(信号
SA2のbit6及びbit7のビットデータ)が”
0”,”0”の場合、デコーダ121は”H”の制御信
号をNANDゲート122に出力する。端子126を介
して入力されるチップイネーブル信号CE#が”L”の
場合、NANDゲート122は上記”H”の制御信号の
入力に応じて”L”の信号をチップ117のチップイネ
ーブル端子に出力し、拡張アドレス”00”及びアドレ
ス空間0〜3FFFhの割り当てられているチップ11
7をアクセス可能な状態に切り換える。
【0024】ピン112及び113を介して入力される
上記アドレス信号のビットデータA14,A15(信号
SA2のbit6及びbit7のビットデータ)が”
1”,”0”の場合、デコーダ121は”H”の制御信
号をNANDゲート123に出力する。端子126を介
して入力されるチップイネーブル信号CE#が”L”の
場合、NANDゲート123は上記”H”の制御信号の
入力に応じて”L”の信号をチップ118のチップイネ
ーブル端子に出力し、拡張アドレス”01”及びアドレ
ス空間4000〜7FFFhの割り当てられているチッ
プ118をアクセス可能な状態に切り換える。
【0025】ピン112及び113を介して入力される
上記アドレス信号のビットデータA14,A15(信号
SA2のbit6及びbit7のビットデータ)が”
0”,”1”の場合、デコーダ121は”H”の制御信
号をNANDゲート124に出力する。端子126を介
して入力されるチップイネーブル信号CE#が”L”の
場合、ANDゲート124は上記”H”の制御信号の入
力に応じて”L”の信号をチップ119のチップイネー
ブル端子に出力し、拡張アドレス”10”及びアドレス
空間8000〜BFFFhの割り当てられているチップ
119をアクセス可能な状態に切り換える。
【0026】ピン112及び113を介して入力される
上記アドレス信号のビットデータA14,A15(信号
SA2のbit6及びbit7のビットデータ)が”
1”,”1”の場合、デコーダ121は”H”の制御信
号をNANDゲート125に出力する。端子126を介
して入力されるチップイネーブル信号CE#が”L”の
場合、NANDゲート125は上記”H”の制御信号の
入力に応じて”L”の信号をチップ120のチップイネ
ーブル端子に出力し、拡張アドレス”11”及びアドレ
ス空間C000〜FFFFhの割り当てられているチッ
プ120をアクセス可能な状態に切り換える。
【0027】以上、説明したようにフラッシュメモリ1
00は、チップを切り換えるための信号を別に用意する
ことなく、システムより入力されるアドレス信号の値に
基づいて、該アドレス信号により指定されるセクタアド
レスが割り当てられているチップをアクセス可能な状態
に切り換える。このため、フラッシュメモリ100を使
用するシステムの制御部50は、64Mbitの記憶容
量の4枚のチップ117〜120からなるフラッシュメ
モリ100を、連続したアドレス空間0〜FFFFhを
有する256Mbitの記憶容量の1枚のチップからな
るフラッシュメモリと全く同様に取り扱うことができ
る。制御部50は、データの書き込み及び読み出し時
に、チップを切り換えるシーケンスを必要としないた
め、迅速なデータ処理を実現することができる。
【0028】なお、フラッシュメモリ100では、64
Mbitの記憶容量のチップを1枚のパッケージに4枚
内蔵する場合を想定したが、例えば、32Mbitの記
憶容量のチップを1枚のパッケージに8枚内蔵する構成
を採用してもよい。この場合、各チップに3ビットの拡
張アドレス(000,001,010,011,…)を
割り当てると共に、拡張アドレス順に連続するアドレス
空間(0〜1FFFh,2000h〜3FFFh,40
00〜5FFFh,6000〜7FFFh,…)を割り
当て、システムより入力されるアドレス信号(0〜FF
FFh)のビットデータA12,A13,A14を、A
14,A13,A12の順に並べてなる拡張アドレスと
して取り扱い、該当する拡張アドレスの割り当てられて
いるチップをイネーブルに切り換えるチップセレクト回
路を備えればよい。
【0029】(2)実施の形態2 以下、実施の形態2にかかるフラッシュメモリ200つ
いて説明する。図3は、フラッシュメモリ200を使用
するシステムの構成図である。フラッシュメモリ200
は、拡張アドレス(00,01,10,11)が割り当
てられると共に、拡張アドレス順にアドレス空間(0〜
3FFFh、4000〜7FFFh、8000〜BFF
Fh、C000〜FFFFh)の割り当てられた64M
bitの記憶容量の4枚のフラッシュメモリチップ22
0〜223を、1枚のパッケージに内蔵する。システム
の制御部150とフラッシュメモリ200は、信号線1
51及び152により接続される。
【0030】制御部150は、信号線152を介して”
L”のチップイネーブル信号CE#を出力してフラッシ
ュメモリ200をアクセス可能な状態に切り換えた後
に、信号線151を介してデータの書き込み又は読み出
しコマンドの出力、アドレス空間0〜FFFFhの内、
アクセスするセクタアドレスを指定する2バイト(16
ビット)のアドレス信号の出力、及び、書き込みデータ
の出力又は読み出しデータの受け取りで構成されるシー
ケンスを実行する。なお、上記チップイネーブル信号の
符号の後に使用する#は、信号レベルの反転を意味し、
チップ220〜223がLowアクティブであることを
意味する。後に説明するように、フラッシュメモリ20
0は、チップを切り換えるための信号を別に用意するこ
となく、システムより入力されるアドレス信号の値に基
づいて、該アドレス信号により指定されるセクタアドレ
スが割り当てられているチップをアクセス可能な状態に
切り換える。
【0031】図4は、フラッシュメモリ200の構成図
である。フラッシュメモリ200は、64Mbitの記
憶容量の4枚のチップ220〜223を内蔵する。チッ
プ220〜223は、データの記憶領域の他に、割り当
てられた拡張アドレスを記憶する各1バイトのレジスタ
部224〜227を備える。図5に示すように、各チッ
プ220〜223は、上記レジスタ部224〜227の
bit0及びbit1からなる2ビットデータに、割り
当てられた拡張アドレスの値を記憶する。bit2〜b
it7の各ビットデータは無視する。
【0032】チップ220〜223は、上記レジスタ部
224〜227に記憶する拡張アドレス(00,01,
…)順に、アドレス空間(0〜3FFFh,4000〜
7FFFh,…)が割り当てられる。チップ220は、
拡張アドレス”00”が割り当てられると共に、0〜3
FFFhのアドレス空間が割り当てられる。チップ22
1は、拡張アドレス”01”が割り当てられると共に、
4000〜7FFFhのアドレス空間が割り当てられ
る。チップ222は、拡張アドレス”10”が割り当て
られてると共に、8000〜BFFFhのアドレス空間
が割り当てられる。チップ223は、拡張アドレス”1
1”が割り当てられると共に、C000〜FFFFhの
アドレス空間が割り当てられる。
【0033】上記4枚のチップ220,221,22
2,223には、フラッシュメモリ200のパッケージ
側部に設けるピン201〜205,214〜216を介
して動作電圧Vcc、リセット信号RES#等の所定の
信号が入力される他、I/O0〜I/O7の端子が割り
当てられたピン206〜213を介して、データの書き
込み又は読み出しコマンド、アクセスするセクタアドレ
スを指定する2バイト(16ビット)のアドレス信号、
書き込みデータ又は読み出しデータの授受が行われる。
【0034】上記アドレス信号は、各1バイトのSA
1,SA2よりなる16ビットのデータ(A0〜A1
5)であり、0〜FFFFhの値を取る。なお、I/O
0〜I/O7より1バイト単位でパラレルに入力される
信号SA1,SA2と、上記セクタアドレスの指定に用
いる16ビットのデータ(A0〜A15)との対応は、
上記表1と同じである。
【0035】I/O6及びI/O7の割り当てられたピ
ン212及び213は、それぞれチップ220〜223
の拡張アドレス入力端子234及び235,236及び
237,238及び239,240及び241に接続さ
れる。また、チップイネーブル端子228は、チップ2
20〜223のチップイネーブル端子230〜233に
接続される。
【0036】各チップ220〜223は、フラッシュメ
モリ200のチップイネーブル端子228を介して”
L”のチップイネーブル信号CE#が入力されると共
に、拡張アドレス入力端子(234及び235,236
及び237,238及び239,240及び241)を
介して入力されるアドレス信号のビットデータA14及
びA15により特定される拡張アドレスの値(A15,
A14)が、自己に割り当てられた拡張アドレスと一致
する場合にのみアクセス可能な状態に切り換わる。当該
構成を採用することで、上記実施の形態1のフラッシュ
メモリ100で用いたデコーダ121を不要にして、内
部構成の簡単化を図ることができる。
【0037】図6は、フラッシュメモリチップ220の
構成を示す図である。チップ220は、レジスタ部23
4を内包する制御部240、信号SA1,SA2により
特定される論理セクタアドレスを物理セクタアドレスに
変更して出力するデコーダ241、データの記憶領域で
あるメモリセル242で構成される。なお、レジスタ部
224は、メモリセル242内の未使用領域に設けても
よい。
【0038】制御部240には、チップイネーブル端子
230を介してチップイネーブル信号が入力されると共
に、拡張アドレス入力端子234,235を介して信号
SA2のI/O6及びI/O7のビットデータA14及
びA15が入力される。レジスタ部224に格納する拡
張アドレスの値は、データの書き込み又は読み出し時以
外のときに、該フラッシュメモリ200を使用するシス
テムの制御部150が設定する。デコーダ241は、割
り当てられた拡張アドレスの値に基づいて特定されるア
ドレス空間を割り当てる。具体的には、拡張アドレス”
00”に対してアドレス空間0〜3FFFhを割り当て
る。拡張アドレス”01”に対してアドレス空間400
0〜7FFFhを割り当てる。拡張アドレス”10”に
対してアドレス空間8000〜BFFFhを割り当て
る。拡張アドレス”11”に対してアドレス空間C00
0〜FFFFhを割り当てる。
【0039】図7は、制御部240の実行する処理のフ
ローチャートである。まず、コマンドの受付を行う(ス
テップS1)。データの書き込み又は読み出しのコマン
ドを受け付けた場合には(ステップS1でYES)、信
号SA1及びSA2を受け付ける(ステップS2及びS
3)。コマンドの入力がされない場合には(ステップS
1でNO)、コマンドの入力を待機する。
【0040】信号SA2のbit6,bit7のデー
タ、即ちアドレス信号のビットデータA14及びA15
により特定される拡張アドレスの値(A15,A14)
がレジスタ部224に記憶する拡張アドレスの値と一致
する場合(ステップS4でYES)、デコーダ241を
イネーブルにして入力されたアドレス信号のデコードを
行い(ステップS5)、指定されたデータの書き込み又
は読み出しコマンドを実行する(ステップS6)。即
ち、制御部240によりイネーブルにされたデコーダ2
41は、I/O0〜I/O7の割り当てられたピン20
6〜213を介して入力されるアドレス信号により指定
された論理セクタアドレスに対応する物理セクタアドレ
スを特定し、データの書き込み又は読み出しを行う。こ
の後、上記ステップS1に戻る。
【0041】上記ステップS4において、アドレス信号
のビットデータA14及びA15により特定される拡張
アドレスの値(A15,A14)がレジスタ部224に
記憶する拡張アドレスの値と一致しない場合には(ステ
ップS4でNO)、再びステップS1のコマンドの受付
に戻る。
【0042】以上、説明したようにフラッシュメモリ2
00は、チップを切り換えるための信号を別に用意する
ことなく、システムより入力されるアドレス信号の値に
基づいて、該アドレス信号により指定されるセクタアド
レスが割り当てられているチップをアクセス可能な状態
に切り換える。このため、フラッシュメモリ200を使
用するシステムの制御部150は、64Mbitの記憶
容量の4枚のチップ220〜223からなるフラッシュ
メモリ200を、連続したアドレス空間0〜FFFFh
を有する256Mbitの記憶容量の1枚のチップから
なるフラッシュメモリと全く同様に取り扱うことができ
る。制御部150は、データの書き込み及び読み出し時
に、チップを切り換えるシーケンスを必要としないた
め、迅速なデータ処理を実現することができる。
【0043】なお、フラッシュメモリ200では、64
Mbitの記憶容量のチップを1枚のパッケージに4枚
内蔵する場合を想定したが、例えば、32Mbitの記
憶容量のチップを1枚のパッケージに8枚内蔵する構成
を採用してもよい。この場合、各チップのレジスタ部に
3ビットの拡張アドレス(000,001,010,0
11,…)を割り当てると共に、拡張アドレス順に連続
するアドレス空間(0〜1FFFh,2000〜3FF
Fh,4000〜5FFFh,6000〜7FFFh,
…)を割り当て、システムより入力されるアドレス信号
(0〜FFFFh)のビットデータA12,A13,A
14を、A14,A13,A12の順に並べてなる拡張
アドレスとして取り扱い、該当する拡張アドレスの割り
当てられているチップをイネーブルに切り換えるチップ
セレクト回路を備えればよい。
【0044】(3)実施の形態3 以下、実施の形態3にかかるフラッシュメモリ300に
ついて説明する。図8は、フラッシュメモリ300の概
略構成図である。フラッシュメモリ300は、64Mb
itの記憶容量の2つのフラッシュメモリチップ30
1,302を内蔵する。チップ301,302は、フラ
ッシュメモリ300のパッケージ側部に設けるI/O0
〜I/O7の割り当てられたピン群305を介して、デ
ータの書き込み又は読み出しコマンド、アクセスするセ
クタアドレスを指定するアドレス信号、書き込みデータ
又は読み出しデータのやり取りを行う。上記アドレス信
号は、上記実施の形態1及び2の場合と同様に、各1バ
イトの信号SA1,SA2で構成される2バイトのデー
タ(A0〜A14)である。チップ301,302に
は、端子306を介してチップイネーブル信号CE#が
入力される。上記チップイネーブル信号の符号の後に使
用する#は、信号レベルの反転を意味し、チップ301
及び302がLowアクティブであることを意味する。
【0045】フラッシュメモリ300の備える2つのチ
ップ301,302は、ASC端子303,304に入
力される信号の論理レベルの値(0,1)の順に、連続
するアドレス空間(0〜3FFFh、4000〜7FF
Fh)が割り当てられる。チップ302のASC端子3
04には、外部端子308を介して接地レベル、即ち、
論理レベルが”0”の信号が入力される。この場合、チ
ップ302には、0〜3FFFhのアドレス空間が割り
当てられる。チップ302は、”L”のチップイネーブ
ル信号CE#が入力されている場合であって、ピン群3
05を介して入力されるアドレス信号のビットデータA
14(信号SA2のbit6)の値が、ASC端子30
8に入力される信号の論理レベルと同じ場合、即ち、ア
ドレス信号のビットデータA14の値が、”0”の場
合、外部よりアクセス可能な状態に切り換わる。
【0046】チップ301のASC端子303には、外
部端子307を介してVccレベル、即ち、論理レベル
が”1”の信号が入力される。この場合、チップ301
には、4000〜7FFFhのアドレス空間が割り当て
られる。チップ301は、”L”のチップイネーブル信
号CE#が入力されている場合であって、ピン群305
を介して入力されるアドレス信号のビットデータA14
(信号SA2のbit6)の値が、ASC端子307に
入力される信号の論理レベルと同じ場合、即ち、アドレ
ス信号のビットデータA14の値が、”1”の場合、外
部よりアクセス可能な状態に切り換わる。
【0047】図9は、チップ301の内部構成図であ
る。チップ301は、制御部310、デコーダ部31
1、メモリセル312、ANDゲート313により構成
される。制御部310には、フラッシュメモリ300の
チップイネーブル端子306を介して入力されるチップ
イネーブル信号CE#が入力されると共に、2入力AN
Dゲート313の出力が入力される。ANDゲート31
3の一方の入力端子は、ASC端子303に接続され
る。ANDゲート313の他方の入力端子にはアドレス
信号のビットデータA14(信号SA2のbit6)の
データが入力される。即ち、ANDゲート313は、A
SC端子303に入力される信号の論理レベルの値が、
アドレス信号のビットデータA14の値に一致する場合
に”H”の信号を出力する。制御部310は、”L”の
チップイネーブル信号CE#が入力されると共に、”
H”の信号がANDゲート313より入力される場合
に、デコーダ311をイネーブルに切り換える制御信号
を出力する。
【0048】デコーダ311には、アドレス信号(A0
〜A15)が入力される。制御部310によりイネーブ
ルに切り換えられたデコーダ311は、アドレス信号の
デコードを行い、該アドレス信号により指定されるメモ
リセル312の物理セクタアドレスに対してデータの書
き込み又は読み出しを行う。
【0049】なお、ASC端子303をフラッシュメモ
リ300の側部に設けるVcc入力ピンと接続し、AS
C端子304をフラッシュメモリ300の側部に設ける
接地ピンと接続するアルミ配線を内部に設け、各チップ
に割り当てられるアドレス空間を固定してもよい。ま
た、チップ301,302にレーザトリミング可能なヒ
ューズを設け、当該ヒューズを切断する/切断しないの
設定により割り当てられるアドレス空間を変更する構成
を採用してもよい。また、チップ301,302にトラ
ンジスタを備え、該トランジスタへのデータの書き込み
により割り当てられるアドレス空間を設定する構成を採
用してもよい。当該構成を採用することで、外部端子3
07及び308を削除することができる。
【0050】以上、説明したようにフラッシュメモリ3
00は、チップを切り換えるための信号を別に用意する
ことなく、システムより入力されるアドレス信号の値に
基づいて、該アドレス信号により指定されるセクタアド
レスが割り当てられているチップをアクセス可能な状態
に切り換える。このため、フラッシュメモリ300を使
用するシステムの制御部(図示せず)は、64Mbit
の記憶容量の2枚のチップ301及び302からなるフ
ラッシュメモリ300を、連続したアドレス空間0〜7
FFFhを有する128Mbitの記憶容量の1枚のチ
ップからなるフラッシュメモリと全く同様に取り扱うこ
とができる。また、チップの切り換えるための信号を別
に用意する必要がないため、データの書き込み及び読み
出し時に、アクセスするチップを切り換えるシーケンス
を必要とせず、迅速なデータ処理を実現することができ
る。
【0051】上記フラッシュメモリ300では、64M
bitの記憶容量の2枚のチップを用いたが、各チップ
に2ビットの拡張アドレスのデータを入力するASC端
子を設け、該端子に入力される2ビットの論理データの
値(00,01,10,11)の順に、連続するアドレ
ス空間(0〜3FFFh,4000〜7FFFh,80
00〜BFFFh,C000〜FFFFh)を割り当て
る構成を採用することで、チップを4枚まで増設するこ
とが可能となる。
【0052】
【発明の効果】本発明の第1のフラッシュメモリでは、
チップを切り換えるための信号を別に用意することな
く、外部より入力されるアドレス信号の値に基づいて、
該アドレス信号により指定されるセクタアドレスが割り
当てられているチップをアクセス可能な状態に切り換え
ることができる。
【0053】本発明の第2のフラッシュメモリは、チッ
プを切り換えるための信号を別に用意することなく、シ
ステムより入力されるアドレス信号の値に基づいて、該
アドレス信号により指定されるセクタアドレスが割り当
てられているチップをアクセス可能な状態に切り換える
ことができる。
【0054】本発明の第1のシステムの制御部は、フラ
ッシュメモリの複数のチップに割り当てられているセク
タアドレスを指定するアドレス信号を出力するだけで、
適切なチップに対してアクセスすることができる。即
ち、制御部は、フラッシュメモリが複数のチップを内蔵
するにもかかわらず、1つのチップとして取り扱うこと
ができ、チップの選択用に特別な外部信号を用意する必
要がないため、迅速なデータ処理を実現することができ
る。
【0055】本発明の第2のシステムの制御部は、フラ
ッシュメモリの複数のチップに割り当てられているセク
タアドレスを指定するアドレス信号を出力するだけで、
適切なチップに対してアクセスすることができる。即
ち、制御部は、フラッシュメモリが複数のチップを内蔵
するにもかかわらず、1つのチップとして取り扱うこと
ができ、チップの選択用に特別な外部信号を用意する必
要がないため、迅速なデータ処理を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1にかかるフラッシュメモリを使
用するシステムの構成図である。
【図2】 実施の形態1にかかるフラッシュメモリの構
成を示す図である。
【図3】 実施の形態2にかかるフラッシュメモリを使
用するシステムの構成図である。
【図4】 実施の形態2にかかるフラッシュメモリの構
成を示す図である。
【図5】 レジスタ部のデータ構成を示す図である。
【図6】 フラッシュメモリチップの内部構成を示す図
である。
【図7】 チップ内の制御部がデータの読み出し又は書
き込み時に実行する処理のフローチャートである。
【図8】 実施の形態3にかかるフラッシュメモリの構
成を示す図である。
【図9】 フラッシュメモリチップの内部構成を示す図
である。
【図10】 従来のフラッシュメモリを使用するシステ
ムの構成図である。
【符号の説明】
50,150 システムの制御部、100,200,
300,500 フラッシュメモリ、51,52,15
1,152 信号線、101〜116,201〜216
ピン、117,118,119,120,220,2
21,222,223,301,302 フラッシュメ
モリチップ、121デコーダ、122,123,12
4,125 NANDゲート、240,310チップ内
の制御部、242,312 メモリセル、241,31
1 デコーダ、313 ANDゲート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部より入力されるアドレス信号によっ
    て指定されるセクタアドレスにデータの書き込み又は読
    み出しを行うフラッシュメモリにおいて、 複数のフラッシュメモリチップであって、連続する拡張
    アドレスが0hから順に割り当てられると共に、該拡張
    アドレスの値に応じて0hから順に各フラッシュメモリ
    チップを通して連続するアドレス空間が割り当てられた
    各々同じ記憶容量の複数のフラッシュメモリチップと、 外部より入力されるアドレス信号の内、0hのアドレス
    が割り当てられるフラッシュメモリチップのセクタアド
    レスの指定に関与するビットの内、最上位に位置するビ
    ットよりも上位のビットデータの値が、上記割り当てら
    れた拡張アドレスの値と一致するフラッシュメモリチッ
    プをアクセス可能な状態に切り換えるチップセレクト回
    路を備えることを特徴とするフラッシュメモリ。
  2. 【請求項2】 外部より入力されるアドレス信号によっ
    て指定されるセクタアドレスにデータの書き込み又は読
    み出しを行うフラッシュメモリにおいて、 複数のフラッシュメモリチップであって、連続する拡張
    アドレスが0hから順に割り当てられると共に、該拡張
    アドレスの値に応じて0hから順に各フラッシュメモリ
    チップを通して連続するアドレス空間が割り当てられ、
    外部より入力されるアドレス信号の内、0hのアドレス
    が割り当てられるフラッシュメモリチップのセクタアド
    レスの指定に関与するビットの内、最上位に位置するビ
    ットよりも上位のビットデータの値が、上記割り当てら
    れた拡張アドレスの値と一致する場合にアクセス可能な
    状態に切り換わる同一記憶容量の複数のフラッシュメモ
    リチップを備えることを特徴とするフラッシュメモリ。
  3. 【請求項3】 フラッシュメモリを搭載し、該フラッシ
    ュメモリに割り当てられているアドレス空間の内、アド
    レス信号により指定するセクタアドレスに対してデータ
    の書き込み又は読み出しを行う制御部を備えるシステム
    において、 上記フラッシュメモリは、複数のフラッシュメモリチッ
    プであって、連続する拡張アドレスが0hから順に割り
    当てられると共に、該拡張アドレスの値に応じて0hか
    ら順に各フラッシュメモリチップを通して連続するアド
    レス空間が割り当てられた各々同じ記憶容量の複数のフ
    ラッシュメモリチップと、外部より入力されるアドレス
    信号の内、0hのアドレスが割り当てられるフラッシュ
    メモリチップのセクタアドレスの指定に関与するビット
    の内、最上位に位置するビットよりも上位のビットデー
    タの値が、上記割り当てられた拡張アドレスの値と一致
    するフラッシュメモリチップをアクセス可能な状態に切
    り換えるチップセレクト回路を備えることを特徴とする
    システム。
  4. 【請求項4】 フラッシュメモリを搭載し、該フラッシ
    ュメモリに割り当てられているアドレス空間の内、アド
    レス信号により指定するセクタアドレスに対してデータ
    の書き込み又は読み出しを行う制御部を備えるシステム
    において、 上記フラッシュメモリは、複数のフラッシュメモリチッ
    プであって、連続する拡張アドレスが0hから順に割り
    当てられると共に、該拡張アドレスの値に応じて0hか
    ら順に各フラッシュメモリチップを通して連続するアド
    レス空間が割り当てられ、外部より入力されるアドレス
    信号の内、0hのアドレスが割り当てられるフラッシュ
    メモリチップのセクタアドレスの指定に関与するビット
    の内、最上位に位置するビットよりも上位のビットデー
    タの値が、上記割り当てられた拡張アドレスの値と一致
    する場合にアクセス可能な状態に切り換わる同一記憶容
    量の複数のフラッシュメモリチップを備えることを特徴
    とするシステム。
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