JP2000003225A - データ処理装置及びデータ処理システム - Google Patents

データ処理装置及びデータ処理システム

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JP2000003225A
JP2000003225A JP10168171A JP16817198A JP2000003225A JP 2000003225 A JP2000003225 A JP 2000003225A JP 10168171 A JP10168171 A JP 10168171A JP 16817198 A JP16817198 A JP 16817198A JP 2000003225 A JP2000003225 A JP 2000003225A
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JP
Japan
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clock signal
clock
latch circuit
bus
control
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JP10168171A
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English (en)
Inventor
Akifumi Tsukimori
昭文 月森
Ikuya Kawasaki
郁也 川崎
Mitsutake Yamamoto
充剛 山本
Shinichi Yoshioka
真一 吉岡
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部インタフェースのための入力初段ラッチ
回路や出力最終段ラッチ回路で無駄な電力が消費されな
いようにする。 【解決手段】 バスコントローラ(13)や周辺回路
(20〜22)等の回路モジュールに対するクロック供
給/供給停止の制御に連動して、それら回路に接続され
る入力初段ラッチ回路や出力最終段ラッチ回路等のクロ
ック同期動作形態の個々の外部インタフェース用ラッチ
回路(303、310〜312)に対しても、クロック
信号の供給/供給停止制御をきめ細かく行う。これによ
ってデータ処理装置の電力消費を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック信号に同
期動作されるデータ処理装置の低消費電力化に係り、例
えば、マイクロコンピュータ又はマイクロプロセッサな
どに適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータの低消費電力化を
図る技術として、中央処理装置がその動作プログラムに
従って所定のコントロールレジスタに制御データを設定
することにより、個々の内蔵モジュールの動作と動作停
止とを制御可能にする技術が特開平7−287699号
公報に開示されている。例えば動作の停止が選択された
内蔵モジュールにはクロック信号の供給が停止される。
【0003】前記内蔵モジュールを外部とインタフェー
スさせる回路部分には、入力初段ラッチ回路や出力最終
段ラッチ回路が配置されている。外部とのインタフェー
スもクロック信号に同期されなければならないからであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、そのような入力初段ラッチ回路や出力最終段ラッチ
回路に対しては、回路モジュール毎にその動作又は動作
停止を制御することは行われていなかった。例えば、シ
リアルコミュニケーションインタフェースコントローラ
が利用されないときも、当該シリアルコミュニケーショ
ンインタフェースコントローラに接続される入力初段ラ
ッチ回路や出力最終段ラッチ回路にはクロック信号が供
給されていた。これによって、そのような入力初段ラッ
チ回路や出力最終段ラッチ回路では無駄な電力が消費さ
れる。
【0005】また、そのような問題点はシリアルコミュ
ニケーションインタフェースコントローラのような周辺
回路ばかりでなく、バスコントローラのためのバスイン
タフェースのための入力初段ラッチ回路や出力最終段ラ
ッチ回路に対しても存在することが本発明者によって明
らかにされた。例えば、マイクロコンピュータにスリー
プモードが設定されたとき、CPUやバスコントローラ
が動作されないときでもバスインタフェース用の入力初
段ラッチ回路や出力最終段ラッチ回路にはクロック信号
が供給されていた。
【0006】本発明の目的は、外部インタフェースのた
めの入力初段ラッチ回路や出力最終段ラッチ回路で無駄
な電力が消費されないようにすることができるデータ処
理装置を提供することにある。
【0007】本発明の別の目的は消費電力の小さなデー
タ処理システムを提供することにある。
【0008】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれ、バス
コントローラ(13)や周辺回路(20〜22)等の回
路モジュールに対するクロック供給/供給停止の制御に
連動して、それら回路に接続される入力初段ラッチ回路
や出力最終段ラッチ回路等のクロック同期動作形態の個
々の外部インタフェース用ラッチ回路(303、310
〜312)に対しても、クロック信号の供給/供給停止
制御をきめ細かく行うものである。更に、本発明の詳し
い態様を以下に説明する。
【0010】《1》データ処理装置(1)は、クロック
信号を出力するクロックパルスジェネレータ(15)
と、前記クロックパルスジェネレータから出力されるク
ロック信号に同期してデータ処理を行う第1の回路
(2)と、前記クロックパルスジェネレータから出力さ
れるクロック信号に同期してデータ処理を行う複数の第
2の回路(20,21,22)と、前記第2の回路毎に
接続され当該第2の回路に供給される前記クロック信号
に同期動作される外部インタフェース用ラッチ回路(3
10,311,312)と、前記外部インタフェース用
ラッチ回路を外部端子に接続するインタフェースバッフ
ァ(313,314,315)と、前記第2の回路及び
これに対応される外部インタフェース用ラッチ回路毎に
クロック信号を供給する複数個の第1のクロックバッフ
ァ手段(201,316、210,317、220,3
18)と、前記複数個のクロックバッファ手段にクロッ
ク信号を出力させるか否かを個別的に決定するための第
1の制御情報(CB1,CB2,CB3)が書換え可能
に設定される第1のコントロールレジスタ手段(15
4)と、を半導体チップに有して成る。前記外部インタ
フェース用ラッチ回路は入力初段ラッチ回路や出力最終
段ラッチ回路である。
【0011】上記によれば、外部インタフェース用ラッ
チ回路へのクロック信号の供給及び停止を第2回路毎に
きめ細かく制御でき、これによってデータ処理装置の電
力消費を低減できる。前記第1の回路は例えば中央処理
装置(2)であり、前記第2の回路は前記中央処理装置
によってアクセスされる周辺回路(20,21,22)
である。このとき、前記第1の制御情報は、周辺回路毎
のモジュールストップ情報である。
【0012】《2》外部インタフェース用ラッチ回路に
対する前記クロック制御はバスコントローラを介するバ
ス制御にも拡張することができる。即ち、データ処理装
置は、前記クロックパルスジェネレータから出力される
クロック信号(CK2)に同期して外部バスアクセス制
御可能なバスコントローラ(13)と、前記バスコント
ローラに接続され前記クロック信号に同期動作される外
部バスアクセス用ラッチ回路(303)と、前記外部バ
スアクセス用ラッチ回路を外部端子に接続するバスイン
タフェースバッファ(305)と、前記バスコントロー
ラにクロック信号を供給する第2のクロックバッファ手
段(130)と、前記外部バスアクセス用ラッチ回路に
クロック信号を供給する第3のクロックバッファ手段
(300)と、前記第2のクロックバッファ手段にクロ
ック信号を出力させるか否かを決定するための第2の制
御情報(CB6)が書換え可能に設定される第2のコン
トロールレジスタ手段(154)と、前記第3のクロッ
クバッファ手段にクロック信号を出力させるか否かを決
定するための第3の制御情報(CB7)が書換え可能に
設定される第3のコントロールレジスタ手段(154)
とを更に有する。
【0013】《3》前記バス制御への拡張を行う場合、
ダイレクトメモリアクセスコントローラを考慮しなけれ
ばならない。前記クロックパルスジェネレータから出力
されるクロック信号(CK2)に同期してダイレクトメ
モリアクセス制御を行うと共に、前記外部バスアクセス
用ラッチ回路(303)及び前記バスインタフェースバ
ッファ(305)を前記バスコントローラ(13)と共
有するダイレクトメモリアクセスコントローラ(24)
を有する場合、前記ダイレクトメモリアクセスコントロ
ーラにクロック信号を供給する第4のクロックバッファ
手段(240)と、前記第4のクロックバッファ手段に
クロック信号を出力させるか否かを決定するための第4
の制御情報(CB4)が格納される第4のコントロール
レジスタ手段(154)とを更に設ける。
【0014】《4》前記バス制御への拡張を行う場合、
リフレッシュコントローラを考慮しなければならない。
即ち、前記クロックパルスジェネレータから出力される
クロック信号(CK2)に同期して外部メモリのリフレ
ッシュ制御を行うリフレッシュコントローラ(23)を
有する場合、前記リフレッシュコントローラに接続され
前記クロック信号に同期動作されるリフレッシュ制御用
ラッチ回路(304)と、前記リフレッシュ制御用ラッ
チ回路を外部端子に接続するリフレッシュ制御用インタ
フェースバッファ(305)と、前記リフレッシュコン
トローラ(23)及び前記リフレッシュ制御用ラッチ回
路(304)にクロック信号を供給する第5のクロック
バッファ手段(230,301)と、前記第5のクロッ
クバッファ手段にクロック信号を出力させるか否かを決
定するための第5の制御情報(CB5)が書換え可能に
設定される第5のコントロールレジスタ手段(154)
とを更に設ける。
【0015】上記の《3》、《4》において、前記中央
処理装置は特定の命令を実行してスリープモードに移行
するとき、前記第2のコントロールレジスタ手段の第2
の制御情報をクロック信号の出力停止指示状態に強制す
ると共に、第4のコントロールレジスタ手段の第4の制
御情報がクロック信号の出力停止指示状態であることを
条件に、第3コントロールレジスタ手段の第3の制御情
報をクロック信号の出力停止指示状態に強制する。この
制御により、スリープ状態においてダイレクトメモリア
クセスコントローラがモジュールストップ状態のとき、
バスインタフェースのための入力初段ラッチ回路及び出
力最終段ラッチ回路における無駄な電力消費を最大限減
らすことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図3には本発明に係るデータ処理
装置の一例であるマイクロコンピュータ1が示される。
同図に示されるマイクロコンピュータ(MPU)1は、
例えば公知の半導体集積回路製造技術によって単結晶シ
リコンのような1個の半導体基板(半導体チップ)に形
成される。このマイクロコンピュータ1は、特に制限さ
れないが、ローカルバスL−Bus、内部バスI−Bu
s、及びペリフェラルバスP−Busなどを有する。そ
れらバスはデータ、アドレス、制御信号の各信号線群を
備えている。
【0017】ローカルバスL−Busには中央処理装置
(CPU)2、ディジタル・シグナル・プロセッサ(D
SP)3、デバッグ制御回路としてのユーザデバッガ
(AUD)5、及びテストロジック(TST)6が結合
されている。前記ローカルバスL−Busと内部バスI
−Busとの間にはアドレス変換バッファ(TLB)1
0、キャッシュメモリ(Cache)11及びそれらの
制御ユニット(CCN)12が配置されている。内部バ
スI−Busはバスコントローラ(BSC)13を介し
てペリフェラルバスP−Busに接続される。ペリフェ
ラルバスP−Busには、特に制限されないが、シリア
ルコミュニケーションインタフェース(SCI)20、
タイマカウンタ(TMU)21、アナログ信号とディジ
タル信号との間の変換を行うアナログ・ディジタル変換
回路(ADC/DAC)22、DRAM(ダイナミック
・ランダム・アクセス・メモリ)やシンクロナスDRA
Mのためのリフレッシュコントローラ(FRC)23、
及びダイレクトメモリアクセスコントローラ(DMA
C)24が結合されている。
【0018】図3には代表的に3個の入出力ポート回路
30、31、32が示されている。入出力ポート回路3
0はバスコントローラ13に接続され、外部アドレスバ
スやデータバスとの接続などに利用可能なインタフェー
スポートとされる。他方の入出力ポート31は前記ペリ
フェラルバスP−Busに結合された周辺回路などのた
めの外部インタフェースポートとして利用可能にされ
る。入出力ポート回路32は、クロック信号CLK、割
込み信号INT、及びリセット信号RSTなどのインタ
フェースポートとされる。
【0019】前記CPU2は、特に制限されないが、汎
用レジスタや算術論理演算器で代表される演算部と、プ
ログラムカウンタなどの制御用レジスタ群、そして命令
のフェッチや解読並びに命令実行手順を制御したり演算
制御を行う命令制御部などを有する。CPU2は外部メ
モリなどから命令をフェッチし、その命令を命令デコー
ダにて解読することにより、当該命令に応じたデータ処
理を行う。
【0020】前記DSP3は、それ専用のバスX−Bu
s,Y−Busを介してXYメモリ(XYMEM)13
に接続される。XYメモリ13は内部バスI−Busに
もインタフェースされる。メモリコントローラ(XYC
NT)14はXYメモリ13に対するDSP3からのア
クセス要求と内部バスI−Bus側からのアクセス要求
とを監視し、アクセス要求の調停などを行なう。前記X
Yメモリ13はCPU2のワーク領域としても利用可能
にされている。CPU2はDSP3のためにデータフェ
ッチを行なうだけでなく、DSP3のための固定小数点
命令を含む全ての命令をフェッチする。
【0021】マイクロコンピュータ1は、特に制限され
ないが、32ビットの仮想アドレスで規定される仮想ア
ドレス空間と29ビットの物理アドレスで規定される物
理アドレス空間を扱う。仮想アドレスを物理アドレスに
変換するためのアドレス変換情報は仮想ページ番号とそ
れに対応される物理ページ番号を含んでいる。アドレス
変換テーブルはマイクロコンピュータ1の図示を省略す
る外部メモリに形成される。図示を省略する外部メモリ
は、入出力ポート回路30に接続されることになる。ア
ドレス変換テーブルのアドレス変換情報のうち、最近利
用されたものが前記アドレス変換バッファ(TLB)1
0に格納されることになる。アドレス変換バッファ10
はデータ及び命令のアドレス変換情報を有し、データフ
ェッチ又は命令フェッチのためにCPU2がローカルバ
スL−busに出力する仮想アドレスの仮想ページ番号
に応ずる物理ページ番号をアドレス変換情報から連想検
索する。検索の結果、目的とするアドレス変換情報があ
る場合(TLBヒット)、そのアドレス変換情報を用い
て、当該仮想アドレスを物理アドレスに変換する。前記
検索の結果、目的とするアドレス変換情報がない場合
(TLBミス)、目的とするアドレス変換情報を前記外
部メモリ上のアドレス変換テーブルから読み込む。上記
アドレス変換動作は前記制御ユニット12が制御する。
【0022】キャッシュメモリ11は、特に図示はしな
いが、4ウェイ・セットアソシアティブ形式の連想メモ
リ部を備える。連想メモリ部に対するインデックスは論
理アドレスの一部を用いて行われ、エントリのタグ部に
は物理アドレスが保有され、インデックスされたタグ部
はその論理アドレスが物理アドレスと比較され、その比
較結果に応じてキャッシュミス/ヒットが判定される。
【0023】前記キャッシュメモリ11は、データフェ
ッチ又は命令フェッチに際してアドレス変換バッファ1
0などを介して変換された物理アドレスを受け取り、こ
れに基づいて上述の通りキャッシュエントリの連想検索
を行う。検索結果がリードヒットであれば、ヒットに係
るキャッシュラインからその物理アドレスに応ずるデー
タがローカルバスL−busに出力される。検索結果が
リードミスであれば、ミスに係るデータを含む1キャッ
シュライン分のデータがバスコントローラ13及び入出
力ポート回路30を介して外部メモリから読み込まれ
て、キャッシュフィルが行われる。これによってキャッ
シュミスに係るデータが前記ローカルバスL−busに
読出される。検索結果がライトヒットした場合、キャッ
シュ動作モードがコピーバックモードならばヒットした
エントリにデータを書き込み、当該エントリのダーティ
ービットをセットする。ライトスルーモードではヒット
したエントリにデータを書き込むと共に外部メモリへの
データの書込みも併せて行われる。検索結果がライトミ
スである場合、コピーバックモードならキャッシュフィ
ルを行うと共にダーティービットをセットしてタグアド
レスを更新し、フィルを行ったキャッシュラインにデー
タを書き込む。ライトスルーモードの場合には外部メモ
リに対してのみ書込みを行う。
【0024】キャッシュフィルはキャッシュラインのデ
ータを前記図示を省略する外部メモリから読み込む動作
であり、読み込んだデータをキャッシュラインに書込む
ためにはキャッシュエントリのリプレースが行なわれ
る。このとき、無効なキャッシュエントリがある場合に
は当該無効なキャッシュエントリがリプレースされる。
無効なキャッシュエントリが無い場合、例えば、LRU
(Least Recently Used)等の論理に従って最も最近利
用されていないキャッシュエントリをリプレースの対象
とする。リプレース制御などは前記制御ユニット12が
行なう。
【0025】前記バスコントローラ13は、CPU2や
DMAC24によるアクセス対象回路(アクセス対象と
されるアドレスエリア)に応じて、アクセスデータサイ
ズ、アクセスタイム、ウェイトステートの挿入制御など
を行なって、バスサイクルを制御する。
【0026】上記マイクロコンピュータ1はクロックパ
ルスジェネレータ(CPG)15から出力されるクロッ
ク信号に同期動作される。マイクロコンピュータ1の内
外からの割込み要求や例外処理要求に対するマスク処理
や調停は割込みコントローラ(INTC)16が行な
う。
【0027】マイクロコンピュータ1は、評価専用のマ
イクロコンピュータではなく、所謂実チップであるが、
デバッグを支援するためにユーザデバッガ5を有する。
前記ユーザデバッガ5は、CPU2による分岐命令実行
や割込み発生によりCPU2の実行命令に分岐が発生し
たとき、これを検出し、分岐先アドレスと分岐元アドレ
スを計算できるデータ(分岐トレースデータ)を生成し
て外部に出力可能にする。
【0028】図1には前記マイクロコンピュータ1のク
ロック制御系が全体的に示されている。図1では各回路
のバス接続は図示を省略してある。
【0029】外部バスインタフェース用の前記入出力ポ
ート回路30には、入力初段ラッチ回路及び出力最終段
ラッチ回路として、前記BSC13やDMAC24に接
続される外部バスアクセス用ラッチ回路(BLAT)3
03と、前記RFC23に接続されるリフレッシュ制御
用ラッチ回路(RLAT)304が代表的に示されてい
る。外部バスアクセス用ラッチ回路303は、アドレス
信号の出力、データの入出力、及びバスアクセス用スト
ローブ信号(リード信号、ライト信号、バススタート信
号等)の出力のためのラッチ回路であり、クロックバッ
ファ300から出力されるクロック信号CK2に同期し
てラッチ動作を行う。前記リフレッシュ制御用ラッチ回
路304はDRAMのリフレッシュサイクルを制御する
ためにDRAMのRAS端子及びCAS端子に供給する
信号を出力する出力ラッチ回路であり、クロックバッフ
ァ301から出力されるクロック信号に同期してラッチ
動作を行う。前記外部バスアクセス用ラッチ回路303
及びリフレッシュ制御用ラッチ回路304は出力バッフ
ァや入力バッファを有するバスインタフェースバッファ
305を介して外部バスに接続可能にされる。
【0030】比較的低速動作の周辺インタフェース用の
前記入出力ポート回路31には、入力初段ラッチ回路及
び出力最終段ラッチ回路として、前記SCI20,TM
U21,ADC/DAC22に接続される周辺インタフ
ェース用ラッチ回路(PLAT)310、311,31
2が代表的に示されている。周辺インタフェース用ラッ
チ回路310、311,312は、出力バッファや入力
バッファを有する周辺インタフェースバッファ(PBU
F)313,314,315を介して、図示を省略する
外部機器に接続可能にされ、クロックバッファ316,
317,318から出力されるクロック信号に同期して
ラッチ動作を行う。
【0031】前記入出力ポート回路32に供給された外
部クロック信号CLKはCPG15に入力される。CP
G15は、特に制限されないが、入力されたクロック信
号CLKを分周して、周波数の異なるクロック信号CK
1〜CK3をクロックドライバ(CDRV)151〜1
53から出力する。クロック信号CK1〜CK3の周波
数はCK1>CK2>CK3とされている。
【0032】前記CPU2及びキャッシュメモリ11に
は相対的に周波数の高い高速クロック信号CK1が供給
される。CPU2及びキャッシュメモリ11はクロック
バッファ(CBUF)200、110を有し、供給され
たクロック信号CK1に基づいてノンオーバーラップ2
相などのモジュール内クロック信号を内部の回路に供給
する。
【0033】外部バスアクセス制御に用いられる回路、
例えばBSC13、DMAC24、RFC23及び入出
力ポート回路30には外部アクセス速度に対応した周波
数のクロック信号CK2が供給される。BSC13、D
MAC24及びRFC23は、クロックバッファ13
0、240、230を有し、供給されたクロック信号C
K2に基づいてノンオーバーラップ2相のモジュール内
クロック信号を内部の回路に供給する。入出力ポート回
路30は、クロックバッファ300、301を有し、ク
ロックバッファ300、301は供給されたクロック信
号CK2に基づいてラッチクロック信号を前記ラッチ回
路303,304に出力する。尚、BSC13はキャッ
シュメモリとの間でもデータ伝送を行うための、BSC
13には前記高速クロック信号CK1も実際には供給さ
れているが、それに関する構成は図1では図示を省略し
てある。
【0034】低速動作されれば十分な周辺回路、例え
ば、SCI20、TMU21、ADC/DAC22、及
び入出力ポート回路31には相対的に最も遅い周波数の
クロック信号CK3が供給される。SCI20、TMU
21及びADC/DAC22はクロックバッファ20
1,210及び220を有し、供給されたクロック信号
CK3に基づいてノンオーバーラップ2相などのモジュ
ール内クロック信号を対応する内部回路に供給する。入
出力ポート回路31はクロックバッファ316、31
7、及び318を有し、クロックバッファ316、31
7、及び318は供給されたクロック信号CK3に基づ
いてラッチクロック信号をラッチ回路310,311,
312に出力する。
【0035】CPG15が保有するクロック制御レジス
タ154は、前記クロックバッファ201,210,2
20,240,230,316〜318,300,30
1の活性/非活性を決定するための制御ビットCB1〜
CB7を有する。前記制御ビットCB1〜CB7はモジ
ュールストップビット若しくはモジュールストップ情報
として機能される。
【0036】制御ビットCB1が論理値“1”にされる
とクロックバッファ201及び316が活性化されクロ
ック信号を出力可能にされる。クロックバッファ201
及び316が活性化されることにより、SCI20及び
ラッチ回路310はクロック信号に同期して動作可能に
される。一方、制御ビットCB1が論理値“0”のとき
クロックバッファ201及び316は非活性にされクロ
ック信号を出力不可能にされる。このとき、SCI20
及びラッチ回路310の動作は停止され、電力を消費し
ない。同様に、制御ビットCB2は一対のクロックバッ
ファ210及び317の活性/非活性制御を行い、制御
ビットCB3は一対のクロックバッファ220及び31
8の活性/非活性制御を行う。したがって、SCI2
0、TMU21又はADC/DAC22の動作が非選択
にされると、それに対応されるラッチ回路310、33
1又は312の動作も停止され、無駄な電力を消費しな
い。
【0037】制御ビットCB5が論理値“1”にされる
とクロックバッファ230及び301が活性化されクロ
ック信号を出力可能にされ、これによってRFC23が
動作可能にされ、且つRFC23によって生成されたリ
フレッシュ制御信号がラッチ回路304を介して外部に
出力可能にされる。制御ビットCB5が論理値“0”に
されると、RFC23と共にクロックバッファ301も
非活性化されるから、ラッチ回路304も動作されず、
無駄な電力を消費しない。
【0038】前記制御ビットCB4が論理値“1”にさ
れるとクロックバッファ240が活性化されクロック信
号を出力可能にされる。クロックバッファ240が活性
化されることにより、DMAC24が動作可能にされ
る。前記制御ビットCB6が論理値“1”にされるとク
ロックバッファ130が活性化され、これによって、B
SC13が動作可能にされる。前記制御ビットCB7が
論理値“1”にされるとクロックバッファ300が活性
化され、これにより、ラッチ回路303を介して外部バ
スアクセスが可能にされる。
【0039】前記クロック制御レジスタ154に対する
制御情報の設定は、CPU2がユーザプログラムなどの
動作プログラムに従って任意に行うことができる。例え
ば、パワーオンリセットでは、CPU2は、リセット処
理プログラムに従って、少なくとも、BSC130及び
ラッチ回路304を活性化するようにクロック制御レジ
スタ154を初期設定する。その他の制御ビットの設定
状態は任意である。
【0040】リセット後のスリープモードにおいて、最
終的にCPU2及びBSC13の動作は停止されるが、
このときDMAC24が動作可能にされているならば外
部バスアクセス用のラッチ回路303にはクロックバッ
ファ300を介してクロック信号が供給されていなけれ
ばならない。しかしながら、DMAC24の動作が停止
される場合には、最早、外部バスアクセス用のラッチ回
路303の動作は、当該スリープ期間中不要である。こ
れに着目して、リセット後に、CPU2がスリープ命令
を実行してスリープモードに移行するときは、制御ビッ
トCB6を論理値“0”に強制してBSC13の動作を
停止させると共に、DMAC24のための制御情報CB
4がクロック信号の出力停止指示状態であることを条件
に、クロック制御ビットCB7をクロック信号の出力停
止指示状態に強制する。
【0041】これにより、スリープモードにおいて外部
バスアクセスを必要としない状態では、アドレス、デー
タ及び制御信号の多数のビットに応ずるラッチ回路30
3にクロック信号が入力されず、ラッチ回路303への
クロック信号の供給を維持した場合に比べ、スリープ時
の電力消費を10%程度低減することができる。
【0042】図2には前記ラッチ回路303の詳細な一
例が示される。図2にはラッチ回路を入出力ビット単位
で示してある。入力バッファ330と出力バッファ33
1は外部端子332を共有している。入力バッファには
入力ラッチ333が設けられ、出力バッファ331には
出力ラッチ334が設けられている。この構成は専用ポ
ートとされる。また、入力バッファ335と出力バッフ
ァ336は外部端子337を共有している。入力バッフ
ァ335の出力はセレクタ337を介して入力ラッチ3
38又はレジスタ339に接続される。出力バッファ3
36の入力には出力ラッチ340又は前記レジスタ33
9の出力がセレクタ341を介して接続される。レジス
タ339はCPU2によってアクセス可能なデータレジ
スタである。この構成は汎用ポートを成す。
【0043】以上説明したマイクロコンピュータによれ
ば、以下の作用効果を得ることができる。
【0044】バスコントローラ13や周辺回路20〜2
2等の回路モジュールに対する制御ビットCB6,CB
1〜CB3によるクロック供給/供給停止の制御に連動
して、それら回路に接続される入力初段ラッチ回路や出
力最終段ラッチ回路等の外部インタフェース用ラッチ回
路303、310〜312に対しても、クロック信号の
供給/供給停止制御をきめ細かく行うことができる。し
たがて、マイクロコンピュータ1の電力消費を低減でき
る。
【0045】外部インタフェース用ラッチ回路に対する
前記クロック制御はバスコントローラを介するバス制御
に拡張できるが、このとき、ダイレクトメモリアクセス
コントローラ24に対しても、制御ビットCB4による
モジュールクロック供給/供給停止に連動させて、バス
インタフェース用ラッチ回路303にもクロック信号の
供給/供給停止制御を行うことができる。同様に、リフ
レッシュコントローラ23に対しても、制御ビットCB
5によるモジュールクロック供給/供給停止に連動させ
て、バスインタフェース用ラッチ回路303のクロック
信号供給/供給停止制御を行うことができる。
【0046】前記CPU2がスリープ命令を実行してス
リープモードに移行すると、CPG15は動作状態を維
持し、CPU2へのクロック信号CK1の供給はクロッ
クバッファ200を介して停止される。DMAC24を
内蔵していなければ、CPU2の動作停止に連動してB
SC13及びバスインタフェース用ラッチ回路303へ
のクロック信号の供給も停止させればよい。DMAC2
4を内蔵する場合には、制御ビットCB6でBSC15
へのクロック信号の供給を停止させ、DMAC24に対
するモジュールストップビットとしての制御ビットCB
4がモジュール停止を指示する論理値“0”であること
を条件に、CB7をクロック停止指示レベルに強制し
て、バスインタフェース用ラッチ回路303の動作も停
止させる。この制御により、スリープ状態においてダイ
レクトメモリアクセスコントローラ24がモジュールス
トップ状態のとき、バスインタフェースのためのラッチ
回路303(入力初段ラッチ回路及び出力最終段ラッチ
回路)における無駄な電力消費を最大限減らすことが可
能になる。
【0047】図4にはマイクロコンピュータ1用いたデ
ータ処理システムの一例であるコンピュータシステムの
ブロック図が示される。このコンピュータシステムは、
プロセッサボード70と周辺装置によって構成される。
プロセッサボード70は、マイクロコンピュータ1を中
心に、当該マイクロコンピュータ1が結合されたプロセ
ッサバス71に、代表的に示されたSDRAM(シンク
ロナスDRAM)72及びPCI(Peripheral Compone
nt Interconnect)バスコントローラ73が結合され
る。PCIバスコントローラ73は低速の周辺回路をP
CIバス74を介してプロセッサバス71にインタフェ
ースするブリッジ回路として機能される。PCIバス7
4には、特に制限されないが、ディスプレイコントロー
ラ75、IDE(Integrated Device Electronics)イ
ンタフェースコントローラ76、SCSI(Small Comp
uter System Interface)インタフェースコントローラ
77及びその他のインタフェースコントローラ78が結
合されている。前記ディスプレイコントローラ75には
フレームバッファメモリ79が接続されている。
【0048】周辺装置として、前記ディスプレイコント
ローラ75に結合されたディスプレイ80、IDEイン
タフェースコントローラ76に結合されたハードディス
クドライブ(HDD)81、SCSIインタフェースコ
ントローラ77に結合されたイメージスキャナ82、そ
して、前記その他のインタフェースコントローラ78に
結合されたキーボード83及びモデム85等が設けられ
ている。
【0049】前記マイクロコンピュータ1はスリープ状
態等における電力消費量が小さいから、電池駆動される
ような場合に、上記データ処理システムの稼働時間を延
ばすことが可能になる。
【0050】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは言うまでもない。
【0051】例えば、上記実施例ではバスインタフェー
ス用ラッチ回路と、周辺回路のための外部インタフェー
ス用ラッチ回路との双方に対してクロック信号供給停止
制御を行うようにしたが、何れか一方だけに施してもよ
い。また、マイクロコンピュータに内蔵される回路は上
記の例に限定されず、適宜変更可能である。
【0052】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるマイク
ロコンピュータに適用した場合について説明したが、マ
イクロプロセッサ、機器組み込み制御用途のデータプロ
セッサなど、半導体チップに形成された種々のデータ処
理装置に適用することができる。
【0053】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0054】すなわち、外部インタフェース用ラッチ回
路へのクロック信号の供給及び停止を周辺回路等の第2
回路毎にきめ細かく制御でき、これによって、外部イン
タフェースのための入力初段ラッチ回路や出力最終段ラ
ッチ回路で無駄な電力が消費されないようにすることが
できる。
【0055】スリープ状態においてダイレクトメモリア
クセスコントローラがモジュールストップ状態のとき、
バスインタフェースのための入力初段ラッチ回路及び出
力最終段ラッチ回路における無駄な電力消費を最大限減
らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ処理装置の一例であるマイ
クロコンピュータをクロック制御系を中心に示したブロ
ック図である。
【図2】入出力ポート回路の詳細ない値例を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明に係るデータ処理装置の一例であるマイ
クロコンピュータを全体的に示したブロック図である。
【図4】図4には本発明に係るデータ処理装置の一例で
あるマイクロコンピュータを適用したデータ処理システ
ムの一例であるコンピュータシステムのブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 中央処理装置 13 バスコントローラ 15 クロックパルスジェネレータ 20 SCI 21 TMU 22 ADC/DAC 23 RFC 24 DMAC 30〜32 入出力ポート回路 154 クロック制御レジスタ CB1〜CB7 制御ビット 151〜153 クロックドライバ CK1〜CK3 クロック信号 201,210,220,316〜318 クロックバ
ッファ 130,300 クロックバッファ 230,301 クロックバッファ 310〜312 外部インタフェース用ラッチ回路 313〜315 インタフェースバッファ 303 外部バスアクセス用ラッチ回路 304 リフレッシュ制御用ラッチ回路 305 バスインタフェースバッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 充剛 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 吉岡 真一 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 Fターム(参考) 5B079 AA07 BA12 BB01 BC01 DD02 DD08 DD20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号を出力するクロックパルス
    ジェネレータと、前記クロックパルスジェネレータから
    出力されるクロック信号に同期してデータ処理を行う第
    1の回路と、前記クロックパルスジェネレータから出力
    されるクロック信号に同期してデータ処理を行う複数の
    第2の回路と、前記第2の回路毎に接続され当該第2の
    回路に供給される前記クロック信号に同期動作される外
    部インタフェース用ラッチ回路と、前記外部インタフェ
    ース用ラッチ回路を外部端子に接続するインタフェース
    バッファと、前記第2の回路及びこれに対応される外部
    インタフェース用ラッチ回路毎にクロック信号を供給す
    る複数個の第1のクロックバッファ手段と、前記複数個
    のクロックバッファ手段にクロック信号を出力させるか
    否かを個別的に決定するための第1の制御情報が書換え
    可能に設定される第1のコントロールレジスタ手段と、
    を半導体チップに有して成るものであるデータ処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1の回路は中央処理装置であり、
    前記第2の回路は前記中央処理装置によってアクセスさ
    れる周辺回路である請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の制御情報は、周辺回路毎のモ
    ジュールストップ情報である請求項2記載のデータ処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記クロックパルスジェネレータから出
    力されるクロック信号に同期して外部バスアクセス制御
    可能なバスコントローラと、前記バスコントローラに接
    続され前記クロック信号に同期動作される外部バスアク
    セス用ラッチ回路と、前記外部バスアクセス用ラッチ回
    路を外部端子に接続するバスインタフェースバッファ
    と、前記バスコントローラにクロック信号を供給する第
    2のクロックバッファ手段と、前記外部バスアクセス用
    ラッチ回路にクロック信号を供給する第3のクロックバ
    ッファと、前記第2のクロックバッファ手段にクロック
    信号を出力させるか否かを決定するための第2の制御情
    報が書換え可能に設定される第2のコントロールレジス
    タ手段と、前記第3のクロックバッファ手段にクロック
    信号を出力させるか否かを決定するための第3の制御情
    報が書換え可能に設定される第3のコントロールレジス
    タ手段と、を更に有して成るものである請求項3記載の
    データ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記クロックパルスジェネレータから出
    力されるクロック信号に同期してダイレクトメモリアク
    セス制御を行うと共に、前記外部バスアクセス用ラッチ
    回路及び前記バスインタフェースバッファを前記バスコ
    ントローラと共有するダイレクトメモリアクセスコント
    ローラと、前記ダイレクトメモリアクセスコントローラ
    にクロック信号を供給する第4のクロックバッファ手段
    と、前記第4のクロックバッファ手段にクロック信号を
    出力させるか否かを決定するための第4の制御情報が格
    納される第4のコントロールレジスタ手段を更に有して
    成るものである請求項4記載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記クロックパルスジェネレータから出
    力されるクロック信号に同期して外部メモリのリフレッ
    シュ制御を行うリフレッシュコントローラと、前記リフ
    レッシュコントローラに接続され前記クロック信号に同
    期動作されるリフレッシュ制御用ラッチ回路と、前記リ
    フレッシュ制御用ラッチ回路を外部端子に接続するリフ
    レッシュ制御用インタフェースバッファと、前記リフレ
    ッシュコントローラ及びリフレッシュ制御用ラッチ回路
    にクロック信号を供給する第5のクロックバッファ手段
    と、前記第5のクロックバッファ手段にクロック信号を
    出力させるか否かを決定するための第5の制御情報が書
    換え可能に設定される第5のコントロールレジスタ手段
    と、を更に有して成るものである請求項5記載のデータ
    処理装置。
  7. 【請求項7】 前記中央処理装置は所定の命令を実行し
    てスリープモードに移行するとき、前記第2のコントロ
    ールレジスタ手段の第2の制御情報をクロック信号の出
    力停止指示状態に強制すると共に、第4のコントロール
    レジスタ手段の第4の制御情報がクロック信号の出力停
    止指示状態であることを条件に、第3コントロールレジ
    スタ手段の第3の制御情報をクロック信号の出力停止指
    示状態に強制するものである、請求項5又は6記載のデ
    ータ処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項4乃至7の何れか1項記載のデー
    タ処理装置と、前記データ処理装置のバスインタフェー
    スバッファに結合されたバスと、前記バスを介して前記
    データ処理装置がアクセスする周辺LSIと、を含んで
    成るデータ処理システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006293768A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Univ Waseda マルチプロセッサシステム及びマルチグレイン並列化コンパイラ

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