JP2000002667A - はんだ検査装置 - Google Patents

はんだ検査装置

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JP2000002667A
JP2000002667A JP16705298A JP16705298A JP2000002667A JP 2000002667 A JP2000002667 A JP 2000002667A JP 16705298 A JP16705298 A JP 16705298A JP 16705298 A JP16705298 A JP 16705298A JP 2000002667 A JP2000002667 A JP 2000002667A
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JP
Japan
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light
circuit board
printed circuit
light source
solder
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JP16705298A
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English (en)
Inventor
Soichi Okuhara
聰一 奥原
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Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板上における1検査エリア当たり
1回の照明および1画面分の画像を取り込むことでクリ
ーム状はんだの印刷状態を検査することができるはんだ
検査装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ランドLA上にはんだSDが印刷された
プリント基板PBを照明する投光手段13と、投光手段
によって照明されたプリント基板の表面を垂直方向から
撮像する撮像手段14と、撮像手段によって撮像したプ
リント基板の画像から被検査データを作成する画像処理
手段24と、被検査データと予め入力した基準となる判
定データとを比較して各はんだ印刷箇所の印刷状態を検
査する検査手段26とを備え、投光手段はプリント基板
に略垂直な方向から赤色光を照射する赤色光源を有する
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品等を表面
実装するためにプリント基板上に印刷されたクリーム状
はんだの印刷箇所を撮像し、その撮像画像からクリーム
状はんだの印刷箇所の良否を検査するはんだ検査装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、プリント基板の所定のランド
(電極部)上にクリーム状はんだを印刷し、その上に電
子部品等を仮止めしてプリント基板をリフロー炉に通
し、電子部品等のはんだ付けを行う表面実装方式が用い
られている。
【0003】この場合、クリームはんだ印刷機によって
プリント基板に印刷したクリーム状はんだの各印刷箇所
を、画像処理技術を用いて検査し、印刷ずれ、印刷にじ
み、印刷かすれなどの印刷不良を検出する検査装置が知
られている(例えば、特開平4−104044号参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来例では、
印刷ずれ等の印刷不良を検出するために、プリント基板
に対して垂直方向、斜め方向、横方向から順次光を照射
し、各方向の光に対する反射光を垂直方向に設置した撮
像装置によって撮像し、得られた撮像信号を画像データ
に変換して処理し、印刷不良を検出するようにしてい
た。
【0005】すなわち、従来例ではプリント基板に対し
て3方向に設置した光源を時間順次に切り替えて光を照
射し、各方向毎に画像データを取り込むため、1検査エ
リア当たり3画面分の画像データを時間順次に取り込む
必要があった。
【0006】このため、各画像データを格納するメモリ
や、これら3画面分の画像データを同一視野像として処
理するための処理装置や、各光源を時間順次に点灯する
ための制御装置が必要となり、装置および制御が複雑に
なることからコスト面や信頼性の面で不都合が生じ、検
査時間も長くなるという不都合があった。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、プリント基板上における1検
査エリア当たり1回の照明および1画面分の画像取り込
みでクリーム状はんだの印刷状態を検査することができ
るはんだ検査装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による請求項1記
載のはんだ検査装置は、ランド上にはんだが印刷された
プリント基板を照明する投光手段と、投光手段によって
照明されたプリント基板の表面を垂直方向から撮像する
撮像手段と、撮像手段によって撮像したプリント基板の
画像から被検査データを作成する画像処理手段と、被検
査データと予め入力した基準となる判定データとを比較
して各はんだ印刷箇所の印刷状態を検査する検査手段と
を備え、投光手段はプリント基板に略垂直な方向から赤
色光を照射する赤色光源を有するものである。
【0009】本発明による請求項2記載のはんだ検査装
置は、請求項1に記載の発明において、投光手段は、プ
リント基板に略水平な方向から緑色光を照射する緑色光
源および青色光を照射する青色光源の少なくとも1つの
光源を有し、赤色光源と同時にプリント基板を照明する
ものである。
【0010】本発明による請求項3記載のはんだ検査装
置は、請求項1に記載の発明において、投光手段は、プ
リント基板に略水平な方向から白色光を照射する白色光
源を有し、赤色光源と同時にプリント基板を照明するも
のである。
【0011】本発明による請求項4記載のはんだ検査装
置は、請求項1に記載の発明において、投光手段は、プ
リント基板に略水平な方向から緑色光または青色光を照
射する緑色光源または青色光源のいずれか一方の光源
と、プリント基板に略斜め上方から一方の光源と異なる
青色光または緑色光を照射する他方の光源とを有し、こ
れら光源と赤色光源とで同時にプリント基板を照明し、
その混合色が白色となるように各光源が調整されている
ものである。
【0012】本発明によれば、投光手段によってプリン
ト基板を照明し、そのとき撮像した1画面分の画像のみ
によってクリーム状はんだの印刷状態の良否を検査する
ことができる。この場合、ランドの表面は鏡面状になっ
ており、ランド上に印刷されたクリーム状はんだの表面
は光を拡散する形状となっているので、プリント基板の
表面に略垂直方向から赤色光を照射することで、赤色光
の明度が高い箇所がランドの位置であることを識別で
き、クリーム状はんだの印刷状態を検査することができ
る。とくに基板のレジスト層が緑色系であり、クリーム
状はんだが青味のある灰色系であることから、それらと
異なる色系統の赤色光を使用することでランドの位置を
容易に識別することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるはんだ検査装
置の一実施の形態を示すブロック図である。このはんだ
検査装置は予め記憶されている検査時の基準となる判定
データと、被検査対象となるプリント基板PBを撮像し
て得られる被検査データとを比較し、プリント基板PB
の電極部(ランド)にクリーム状はんだが正しく印刷さ
れているか否かを検査するものである。
【0014】このはんだ検査装置は画像データ入力部1
および画像データ処理部2を備え、画像データ入力部1
はプリント基板PB上に印刷されたクリーム状はんだを
撮像し、その撮像信号を画像データ処理部2に入力す
る。画像データ処理部2は入力された撮像信号をディジ
タル画像データに変換し、この画像データに基づいて被
検査データを作成し、被検査データと判定データとを比
較してプリント基板PB上のクリーム状はんだの印刷状
態の良否を検査するものである。
【0015】(画像データ入力部)画像データ入力部1
は、プリント基板PBを載置するコンベア11、このコ
ンベア11をY方向(図の手前方向)に移動させるY軸
テーブル部12、コンベア11に載置されたプリント基
板PBを照射する投光部13、プリント基板PBを撮像
する撮像部14をその構成として含んでいる。
【0016】また、投光部13はプリント基板PBにそ
れぞれ異なる入射角で光を照射するリング状の発光体1
3a,13b,13cを備え、撮像部14はカラーテレ
ビカメラ15、このカラーテレビカメラ15をX方向
(図の横方向)に移動させるX軸テーブル部16を備え
ている。
【0017】Y軸テーブル部12およびX軸テーブル部
16は、それぞれ画像データ処理部2からの制御信号に
基づいて動作するモータ(図示せず)を備え、これらモ
ータの駆動によってY軸テーブル部12がコンベア11
をY方向へ移動させ、X軸テーブル部16がカラーテレ
ビカメラ15をX方向へ移動させ、これによりプリント
基板PBの表面全ての箇所をカラーテレビカメラ15で
撮像することができるように構成されている。
【0018】(画像データ処理部)画像データ処理部2
は、A/D変換部21、メモリ部22、撮像コントロー
ラ23、画像処理部24、XYテーブルコントローラ2
5、検査部26、ティーチング部27、検査結果記憶部
28を備え、これら各部はバスライン29を介して制御
部(CPU)30に接続されている。また、制御部30
はキーボード31、表示装置32、プリンタ33、通信
部34およびフロッピーディスク装置35に接続されて
いる。
【0019】A/D変換部21は撮像部14から供給さ
れるカラー信号R,G,Bを、ディジタル変換して制御
部30に画像データとして出力する。メモリ部22はR
AM(ランダム・アクセス・メモリ)を備え、制御部3
0の作業エリアとして使用される。
【0020】撮像コントローラ23は制御部30と投光
部13および撮像部14との間を接続するインターフェ
イス等を備え、制御部30からの指示に基づき投光部1
3の各発光体13a〜13cの光量の調整、撮像部14
のカラーテレビカメラ15の各色相光出力の相互バラン
スの制御などを行う。
【0021】画像処理部24は制御部30を介して供給
される画像データを処理し、プリント基板PBの被検査
データを作成して制御部30および検査部26へ供給す
る。XYテーブルコントローラ25は制御部30とX軸
テーブル部16およびY軸テーブル部12との間を接続
するインターフェイス等を備え、制御部30からの指示
に基づきX軸テーブル部16およびY軸テーブル部12
を制御する。
【0022】検査部26は検査モード時に制御部30か
ら供給される判定データと、画像処理部24から転送さ
れる被検査データとを比較して、プリント基板PBにお
けるクリーム状はんだの印刷状態の良否を判定し、その
検査結果を制御部30へ出力する。
【0023】ティーチング部27は検査時の基準となる
判定データが予め記憶されており、検査モード時に制御
部30から転送要求があると、この要求に応じて判定デ
ータを制御部30および検査部26に供給する。
【0024】検査結果記憶部28は検査時に検査部26
で検査した検査結果データを記憶する。検査結果データ
としては各はんだ印刷箇所に相当するランドの位置デー
タ、各部品の位置データ、各ランドにおけるはんだ印刷
状態の良否データ、不良内容に関するデータ等である。
【0025】キーボード31は操作情報やプリント基板
PBに関するデータ、プリント基板PB上のランドおよ
び部品に関するデータ等を入力するのに必要な各種のキ
ーを備え、このキーボード31から入力されたデータは
制御部30へ供給される。また、検査結果記憶部28に
記憶された検査結果データを表示装置32に表示するた
めの指示を行う。
【0026】表示装置32はCRT(ブラウン管)また
はLCD(液晶表示装置)等からなる画像表示手段で、
制御部30から供給される画像データ、判定結果、キー
入力データなどを画面上に表示する。また、検査結果記
憶部28に記憶された検査結果データに基づいてプリン
ト基板PBの各はんだ印刷箇所の良否を示す画像や所望
の印刷不良箇所を拡大して示す画像、不良内容の詳細等
を表示する。
【0027】(投光部)図2は、投光部13の第1の実
施の形態を示す概略的構成図で、側方から見た断面を示
している。この投光部13は蛍光灯などの白色光源から
なるリング状の発光体13a,13b,13cを、遮光
性を有する筐体13p内に上から順に配置し、プリント
基板PBに対してそれぞれ異なる入射角で光を照射する
ように構成されている。
【0028】筐体13pの上面板および底面板の中心部
には、それぞれ光通過孔13q,13rが穿設されてお
り、光通過孔13qの上方には撮像部14(図示せず)
が設置され、光通過孔13rの下方にはコンベア11上
に載置されたプリント基板PBが移動されて来るように
構成されている。
【0029】また、最上部の発光体13aの内周側には
赤色フィルタFRが傘状に設置されており、さらに発光
体13aと発光体13bとの間には緑色フィルタFGが
水平状に設置され、発光体13b,13cの内周側には
青色フィルタFBが垂直状に設置され、緑色フィルタF
Gの下側には遮光板13sが傾斜して設置され、発光体
13bの光が緑色フィルタFGに当たるのを防ぐように
構成されている。
【0030】こうして、発光体13aおよび赤色フィル
タFRによって赤色光源Rが構成されており、発光体1
3aおよび緑色フィルタFGによって緑色光源Gが構成
されており、発光体13b,13cおよび青色フィルタ
FBによって青色光源Bが構成されている。
【0031】この構成から明らかなように、赤色光源R
はプリント基板PBを略垂直方向から照射し、緑色光源
Gはプリント基板PBを斜め上方から照射し、青色光源
Bはプリント基板PBを略水平方向から照射するように
配置されている。
【0032】(検査動作)次に、プリント基板PB上に
印刷されたクリーム状はんだの印刷状態の良否を検査す
る動作について説明する。まず、制御部30はキーボー
ド31からプリント基板PBのIDナンバー(識別番
号)などを取り込むと共に、ティーチング部27から予
め記憶されている検査基準となる判定データを読み出
し、これを検査部26に供給する。
【0033】次いで、制御部30は撮像条件やデータの
処理条件を整え、検査をスタートさせる。プリント基板
PBがY軸テーブル部12上にセットされると、Y軸テ
ーブル部12およびX軸テーブル部16を制御してプリ
ント基板PBの検査エリアを投光部13の光通過孔13
rの下に移動させ、撮像部14によって撮像する。
【0034】このとき、投光部13は撮像コントローラ
23からの制御信号に基づいて発光体13a〜13cを
同時に点灯し、赤色光、緑色光、青色光を異なる入射角
で同時に照射し、3原色光の混合した光によってプリン
ト基板PBを照明する。撮像部14はその反射光像をカ
ラーテレビカメラ15で撮像する。
【0035】また、投光部13は、その照明下でプリン
ト基板PB上に印刷されたクリーム状はんだの印刷状態
を検出することを可能とするために、赤色光源R、緑色
光源G、青色光源Bを撮像コントローラ23によって制
御し、各光源からの各色相の光が混色によって完全な白
色光となるように制御する。
【0036】すなわち、赤色光源R、緑色光源G、青色
光源Bの発光体13a〜13cは混色により白色光とな
るような対波長発光エネルギー分布を有する赤色光スペ
クトル、緑色光スペクトル、青色光スペクトルの光を発
する発光体となるように各光源の光量を調整する。
【0037】撮像部14は、投光部13の上方に設置さ
れたカラーテレビカメラ15によってプリント基板PB
からの反射光を3原色のカラー信号R,G,Bに変換し
て画像データ処理部2へ供給する。
【0038】この撮像動作で得られた3原色のカラー信
号R,G,Bは、A/D変換部21で画像データに変換
され、メモリ部22にリアルタイムで記憶される。次い
で、制御部30はメモリ部22から各色相に対応する画
像データを画像処理部24へ転送する。画像処理部24
では各色相の画像データを各色相別の適当な閾値で2値
化するなどして、赤色、緑色、青色のパターンを抽出す
る。
【0039】また、制御部30は画像処理部24を制御
して各ランドの撮像パターンについて明度をチェックす
るなどして各ランドの位置を識別する。この後、制御部
30は各色相パターンとランド位置データとに基づいて
被検査データを作成する。
【0040】次いで、制御部30は被検査データを検査
部26に転送し、この被検査データと判定データとを比
較して、プリント基板PB上の各ランドにつきはんだ印
刷状態の良否を判定する。検査結果は検査結果記憶部2
8に記憶すると共に、表示部32およびプリンタ33か
ら出力する。
【0041】図3(a)は、発光体13a〜13cを同
時に点灯し、撮像部14で撮像して得たプリント基板P
B上のランド(電極部)LAと、そのランドLA上に塗
布されたクリーム状はんだSDとを示す撮像画像例であ
る。図(b)はそのときのランドLAとクリーム状はん
だSDとの状態を示す側面図である。この例は、はんだ
SDがランドLAに対して左上に位置ずれした不良状態
を示している。
【0042】同図において、クリーム状はんだSDは表
面に凹凸があり、光を拡散する形状となっているので、
白色に近いグレー(灰)色となる。これに対してランド
LAは表面がメッキによって鏡面状になっているので、
略垂直方向から照射される赤色光源Rからの赤色光のみ
がカラーテレビカメラ15に到達するように反射し、緑
色光源Gおよび青色光源Bからの緑色光および青色光は
カラーテレビカメラ15に到達しないため、赤色とな
る。図(c)に各光源からの光がランドLAで反射して
カラーテレビカメラ15に到達する位置関係を示す。
【0043】この場合、赤色光源Rをプリント基板PB
に対して略垂直方向に設置した理由は、もし緑色光源G
を設置するとランドLAが緑色となり、基板PBのレジ
スト層が緑色系であることから、それとの区別がつきに
くいためである。また、もし青色光源Bを設置するとラ
ンドLAが青色となり、クリーム状はんだSDは青白い
色であることから、それとの区別がつきにくいためであ
る。
【0044】図4(a)は、ランドLAの端部が緩斜面
になっている場合のランドLAとクリーム状はんだSD
とを示す撮像画像例であり、図(b)はそのときのラン
ドLAとクリーム状はんだSDとの状態を示す側面図で
ある。
【0045】この例では、ランドLAの端部が緩斜面と
なっているため、その部分で反射した緑色光源Gからの
緑色光および青色光源Bからの青色光がカラーテレビカ
メラ15に到達するので、ランドLAの最外周縁は青色
となり、その内周縁は緑色となる。図(c)に各光源か
らの光がランドLAで反射してカラーテレビカメラ15
に到達する位置関係を示す。
【0046】このように、基板PBのレジスト層が緑色
系であることから、それとの区別がつきやすいように、
緑色光源Gはプリント基板PBに対して斜め上方に設置
し、青色光源Bは略水平方向に設置することで、最外周
縁が青色となるように配慮している。
【0047】(投光部の他の実施の形態)図5は、投光
部13の第2の実施の形態を示す概略的構成図であり、
図2に示す構成図と同一部分には同一符号を付し、詳細
説明は省略する。本実施の形態においては、赤色光源R
を構成する発光体13aの上部に、反射板13tを傘状
に設置し、発光体13aの光を反射して下方のプリント
基板PBに光が照射されるのを補助する構成となってい
る。その他の構成は前述の図2に示す構成と同一であ
る。
【0048】図6は、投光部13の第3の実施の形態を
示す概略的構成図で、図2および図5に示す構成図と同
一部分には同一符号を付し、詳細説明は省略する。本実
施の形態においては、緑色フィルタFGに代えて遮光板
13uを設置し、青色フィルタFBに代えて発光体13
bの内周側を覆う形で遮光板13vを設置した構成とな
っている。その他の構成は前述の図5に示す構成と同一
である。
【0049】図7(a)は、図6に示す投光部13を用
いて撮像部14で撮像して得たプリント基板PB上のラ
ンドLAとクリーム状はんだSDの撮像画像例で、ラン
ドLAの端部が緩斜面になっている例である。図(b)
はそのときのランドLAとクリーム状はんだSDとの状
態を示す側面図である。
【0050】この例では、図(c)に示すように、略垂
直方向から赤色光が照射されるが、斜め上方からの照射
はなく、略水平方向からは発光体13b,13cの光が
そのまま白色光として照射するように構成されているの
で、ランドLAの端部が緩斜面となっていても、ランド
LAのほとんど全ての部分が赤色になる。
【0051】図8(a)は、投光部13の第4の実施の
形態を示す概略的構成図で、前述した実施の形態と同一
部分には同一符号を付し、詳細説明は省略する。本実施
の形態においては、図6に示す構成において、発光体1
3cの内周側に緑色フィルタFGおよび青色フィルタF
Bを垂直状に設置した構成となっている。その他の構成
は図6に示す構成と同一である。
【0052】この例では、図8(b)に示すように、略
垂直方向から赤色光が照射される、斜め上方からの照射
はなく、略水平方向からは緑色光および青色光が同時に
照射されるように構成されている。
【0053】図9(a)は、投光部13の第5の実施の
形態を示す概略的構成図で、前述した実施の形態と同一
部分には同一符号を付し、詳細説明は省略する。本実施
の形態においては、図8(a)に示す構成において、遮
光板13uに代えて赤色フィルタFRを水平状に設置し
た構成となっている。その他の構成は図8(a)に示す
構成と同一である。
【0054】この例では、図9(b)に示すように、略
垂直方向および斜め上方から赤色光が照射され、略水平
方向からは緑色光および青色光が同時に照射されるよう
に構成されている。
【0055】図10(a)は、投光部13の第6の実施
の形態を示す概略的構成図で、前述した実施の形態と同
一部分には同一符号を付し、詳細説明は省略する。本実
施の形態においては、図8(a)に示す構成において、
発光体13cの内周側に垂直状に設置されている緑色フ
ィルタFGおよび青色フィルタFBに代えてシアン色フ
ィルタFCを設置した構成となっている。その他の構成
は図8(a)に示す構成と同一である。
【0056】この例では、図10(b)に示すように、
略垂直方向から赤色光が照射され、斜め上方からの照射
はなく、略水平方向からは緑色と青色との中間色(水
色)であるシアン色の光Cが照射されるように構成され
ている。
【0057】図11(a)は、投光部13の第7の実施
の形態を示す概略的構成図で、前述した実施の形態と同
一部分には同一符号を付し、詳細説明は省略する。本実
施の形態においては、図10(a)に示す構成におい
て、発光体13cの内周側に垂直状に設置されているシ
アン色フィルタFCに代えて青色フィルタFGを設置し
た構成となっている。その他の構成は図10(a)に示
す構成と同一である。
【0058】この例では、図11(b)に示すように、
略垂直方向から赤色光が照射され、斜め上方からの照射
はなく、略水平方向からは青色光が照射されるように構
成されている。
【0059】なお、前述の実施の形態においては、発光
体として蛍光灯を用いる場合について述べたが、これに
限らず各色の複数の発光ダイオード群を用いて構成する
ようにしてもよい。この場合には各色フィルタや遮光板
が不要となり、構成の簡素化を図ることができる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、投光手段によってプリ
ント基板を照明し、そのとき撮像した1画面分の画像の
みによってクリーム状はんだの印刷状態を検査すること
ができるので、装置および制御が簡素化されコスト面や
信頼性の面での不都合が解消されると共に、検査時間も
短縮されるという有利な効果が得られる。
【0061】また、プリント基板の表面に略垂直方向か
ら赤色光を照射することで、基板のレジスト層が緑色系
であり、クリーム状はんだが青味がかった灰色系である
ことから、それらと別系統の赤色光を使用することで、
赤色光の明度が高い箇所がランドであることを容易に識
別することができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるはんだ検査装置の一実施の形態を
示すブロック図である。
【図2】図1に示す投光部の第1の実施の形態を示す概
略的構成図である。
【図3】(a)はプリント基板上のランドおよびクリー
ム状はんだを示す撮像図、(b)はランドおよびクリー
ム状はんだの状態を示す側面図、(c)は各光源からの
光がランドで反射してカメラに到達する位置関係を示す
図である。
【図4】(a)はプリント基板上のランドおよびクリー
ム状はんだを示す撮像図、(b)はランドおよびクリー
ム状はんだの状態を示す側面図、(c)は各光源からの
光がランドで反射してカメラに到達する位置関係を示す
図である。
【図5】投光部の第2の実施の形態を示す概略的構成図
である。
【図6】投光部の第3の実施の形態を示す概略的構成図
である。
【図7】(a)はプリント基板上のランドおよびクリー
ム状はんだを示す撮像図、(b)はランドおよびクリー
ム状はんだの状態を示す側面図、(c)は各光源からの
光がランドで反射してカメラに到達する位置関係を示す
図である。
【図8】(a)は投光部の第4の実施の形態を示す概略
的構成図、(b)は各光源からの光がランドで反射して
カメラに到達する位置関係を示す図である。
【図9】(a)は投光部の第5の実施の形態を示す概略
的構成図、(b)は各光源からの光がランドで反射して
カメラに到達する位置関係を示す図である。
【図10】(a)は投光部の第6の実施の形態を示す概
略的構成図、(b)は各光源からの光がランドで反射し
てカメラに到達する位置関係を示す図である。
【図11】(a)は投光部の第7の実施の形態を示す概
略的構成図、(b)は各光源からの光がランドで反射し
てカメラに到達する位置関係を示す図である。
【符号の説明】
1 画像データ入力部 2 画像データ処理部 11 コンベア 12 Y軸テーブル部 13 投光部 13a,13b,13c 発光体 13p 筐体 13q,13r 光通過孔 13s,13u,13v 遮光板 13t 反射板 14 撮像部 15 カラーテレビカメラ 16 X軸テーブル部 21 A/D変換部 22 メモリ部 23 撮像コントローラ 24 画像処理部 25 XYテーブルコントローラ 26 検査部 27 ティーチング部 28 検査結果記憶部 29 バスライン 30 制御部(CPU) 31 キーボード 32 表示装置 33 プリンタ 34 通信部 35 フロッピーディスク装置 FR 赤色フィルタ FG 緑色フィルタ FB 青色フィルタ FC シアン色フィルタ LA ランド PB プリント基板 SD はんだ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月26日(1998.6.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図3】
【図4】
【図1】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランド上にはんだが印刷されたプリント
    基板を照明する投光手段と、 前記投光手段によって照明された前記プリント基板の表
    面を垂直方向から撮像する撮像手段と、 前記撮像手段によって撮像した前記プリント基板の画像
    から被検査データを作成する画像処理手段と、 前記被検査データと予め入力した基準となる判定データ
    とを比較して各はんだ印刷箇所の印刷状態を検査する検
    査手段とを備え、 前記投光手段は前記プリント基板に略垂直な方向から赤
    色光を照射する赤色光源を有することを特徴とするはん
    だ検査装置。
  2. 【請求項2】 前記投光手段は、前記プリント基板に略
    水平な方向から緑色光を照射する緑色光源および青色光
    を照射する青色光源の少なくとも1つの光源を有し、前
    記赤色光源と同時に前記プリント基板を照明することを
    特徴とする請求項1記載のはんだ検査装置。
  3. 【請求項3】 前記投光手段は、前記プリント基板に略
    水平な方向から白色光を照射する白色光源を有し、前記
    赤色光源と同時に前記プリント基板を照明することを特
    徴とする請求項1記載のはんだ検査装置。
  4. 【請求項4】 前記投光手段は、前記プリント基板に略
    水平な方向から緑色光または青色光を照射する緑色光源
    または青色光源のいずれか一方の光源と、前記プリント
    基板に略斜め上方から前記一方の光源と異なる青色光ま
    たは緑色光を照射する他方の光源とを有し、これら光源
    と前記赤色光源とで同時に前記プリント基板を照明し、
    その混合色が白色となるように前記各光源が調整されて
    いることを特徴とする請求項1記載のはんだ検査装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007103665A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Yamaha Motor Co Ltd 実装基板の検査装置および印刷装置
US7551768B2 (en) * 2003-01-09 2009-06-23 Panasonic Corporation Image recognition apparatus and method for surface discrimination using reflected light
EP1675067A3 (en) * 2004-12-27 2011-06-08 Omron Corporation Image processing method, substrate inspection method, substrate inspection apparatus and method of generating substrate inspection data

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