JP3185430B2 - 基板検査方法およびその装置 - Google Patents

基板検査方法およびその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばプリント基板
(以下単に「基板」という)に実装された電子部品につ
き、はんだ付け前は電子部品の有無や姿勢などを、はん
だ付け後ははんだ付けの良否などを、それぞれ検査する
のに用いられる基板検査方法およびその装置に関連し、
殊にこの発明は、基板上に実装された複数の部品につ
き、それぞれの実装状態の良否(以下「実装品質」とい
う)を検査するのに必要な検査用データを基板検査装置
に教示するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被検査基板上の実装部品(はんだ
付け前のものとはんだ付け後のものとを総称して「実
装」という)について実装品質を検査するのに、目視に
よる検査が行われている。ところがこの種目視検査で
は、検査ミスの発生が避けられず、検査結果も検査する
者によりまちまちであり、また検査処理能力にも限界が
ある。
【0003】そこで近年、多数の部品が実装された基板
につき、実装品質を画像処理技術を用いて自動的に検査
する基板検査装置が実用化された。この基板検査装置を
使用する場合、検査に先立ち、被検査基板上のどの位置
に、どのような部品が、どのように実装されるかにつ
き、基板の種別毎に基板検査装置に教示する必要があ
る。この教示作業は一般に「ティーチング」と呼ばれ
る。
【0004】部品の実装品質の検査に関わる情報には、
被検査基板上に実装される部品の位置,種類,向きなど
の他に、各部品がはんだ付けされる基板上のランドに関
する情報(形状,長さ,幅など)、検査領域として設定
されるウィンドウに関する情報(形状,大きさなど)、
ランド上のはんだ付け状態などを表す特徴パラメータに
関する情報(色相,明度など)、特徴パラメータなどの
良否を判定するための判定基準など(以下、これらを
「検査用データ」と総称する)が含まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この検査用データは、
被検査基板の種類毎にオペレータが基板検査装置に手入
力しており、多大の労力と時間とを要し、また教示作業
中はその基板検査装置による検査ができないという問題
がある。
【0006】また、検査対象である基板群の中には、あ
る特定の基板の実装部品のうち任意の部品が間引かれた
実装状態の基板も存在するが、これら類似する基板につ
いても、オペレータは同様の手順で教示作業を行う必要
があって煩雑であり、しかも基板検査装置は基板の種類
毎に検査用データを保持することになるため、メモリ量
が膨大なものになる。
【0007】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、特定の基板についての検査用データを流用して
検査対象である基板の検査を行うことにより、教示に要
する労力と時間とを大幅に削減でき、メモリ容量も小さ
くて済む基板検査方法およびその装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、特定
のプリント基板に実装された複数個の部品のうち任意の
部品が間引かれた実装状態のプリント基板を検査対象と
して各実装部品の実装品質を検査するための基板検査方
法であって、前記特定の基板を検査するのに必要な実装
部品毎の検査用データと、これらの検査用データについ
て検査対象のプリント基板上の実装部品に対応する検査
用データと基板上に実装されていない部品に対応する検
査用データとを識別するための識別データとを作成して
おき、前記識別データに基づき前記検査対象のプリント
基板の検査に必要な検査用データを識別して、その識別
された検査用データにより各実装部品についての検査を
実行することを特徴としている。
【0009】請求項2の発明は、特定のプリント基板に
実装された複数個の部品のうち任意の部品が間引かれた
実装状態のプリント基板を検査対象として各実装部品の
実装品質を検査するための基板検査装置であって、前記
特定の基板を検査するのに必要な実装部品毎の検査用デ
ータと、これらの検査用データについて検査対象のプリ
ント基板上の実装部品に対応する検査用データと基板上
に実装されていない部品に対応する検査用データとを区
別するための識別データとを記憶する記憶手段と、前記
記憶手段に記憶された識別データに基づき前記検査対象
のプリント基板上の各実装部品に対応する検査用データ
を読み出して、これら検査用データを用いて各実装部品
についての検査を実行する検査実行手段とを備えたもの
である。
【0010】
【作用】特定のプリント基板から一部の実装部品が間引
かれた実装状態のプリント基板について教示を行う場合
には、特定の基板の各実装部品についての検査用データ
のうち間引きされずに残された部品に対応する検査用デ
ータを読み出すための識別データを設定するだけで良い
から、教示に要する時間や労力を大幅に削減することが
できる。また特定の基板に対する部品の間引き状態が異
なる複数のプリント基板を検査対象とする場合でも、各
検査対象のプリント基板毎に識別データを作成すれば、
特定の基板の検査用データを共有で使用することができ
るから、検査対象毎に検査用データを保持するのと比較
して、メモリ容量を小さくすることが可能となる。
【0011】
【0012】
【実施例】図1は、この発明が実施される基板検査装置
の全体構成を示す。この基板検査装置は、基準基板1S
を撮像して得られた前記基準基板1S上にある各部品2
Sの検査領域の特徴パラメータと、被検査基板1Tを撮
像して得られた前記被検査基板1T上にある各部品2T
の検査領域の特徴パラメータとを比較して、各部品2T
の実装品質を検査するためのもので、X軸テーブル部
3,Y軸テーブル部4,投光部5,撮像部6,制御処理
部7などをその構成として含んでいる。
【0013】前記X軸テーブル部3およびY軸テーブル
部4は、それぞれ制御処理部7からの制御信号に基づい
て動作するモータ(図示せず)を備えており、これらモ
ータの駆動によりX軸テーブル部3が撮像部6をX方向
へ移動させ、またY軸テーブル部4が基板1S,1Tを
支持するコンベヤ8をY方向へ移動させる。
【0014】前記投光部5は、異なる径を有しかつ制御
処理部7からの制御信号に基づき赤色光,緑色光,青色
光を同時に照射する3個の円環状光源9,10,11に
より構成されており、各光源9,10,11を観測位置
の真上位置に中心を合わせかつ観測位置から見て異なる
仰角に対応する方向に位置させている。
【0015】この実施例では、各光源9,10,11と
して白色光源に赤色,緑色,青色の各着色透明板を被せ
た構造のものが用いてあるが、これに代えて、赤色光,
緑色光,青色光をそれぞれ発生する3本の円環状のカラ
ー蛍光灯やネオン管を用いてもよい。
【0016】各光源9,10,11は混色により白色と
なるような対波長発光エネルギー分布を有する赤色光ス
ペクトル、緑色光スペクトル、青色光スペクトルの光を
発する光源をもって構成されると共に、各光源9,1
0,11から照射された赤色光、緑色光、青色光が混色
して白色光となるよう後記する撮像コントーラ18によ
り各色相光の光量の調整を可能としている。
【0017】つぎに撮像部6は、カラーテレビカメラが
用いられ、観測位置の真上位置に下方に向けて位置決め
してある。これにより観測対象である基板1S,1Tの
表面の反射光が撮像部6により撮像され、三原色のカラ
ー信号R,G,Bに変換されて制御処理部7へ供給され
る。
【0018】制御処理部7は、A/D変換部12,メモ
リ13,ティーチングテーブル14,画像処理部15,
判定部16,XYテーブルコントローラ17,撮像コン
トローラ18,制御部19,表示部20,プリンタ2
1,キーボード22,フロッピディスク装置23などで
構成されるもので、ティーチングモードのとき、基準基
板1Sについてのカラー信号R,G,Bを処理し、実装
状態が良好な各部品の検査領域について色相、明度など
の特徴パラメータを検出して判定データファイルを作成
する。
【0019】また制御処理部7は検査モードのとき、被
検査基板1Sについてのカラー信号R,G,Bを処理
し、被検査基板1T上の各部品2Tの検査領域につき
赤,緑,青の各色相パターンを検出して特徴パラメータ
を生成し、被検査データファイルを作成する。そしてこ
の被検査データファイルと前記判定データファイルとを
比較して、この比較結果から被検査基板1T上の各部品
2Tにつきはんだ付けの良否などの実装品質を自動的に
判定する。
【0020】図2は、はんだ付けが良好であるとき、部
品が欠落しているとき、はんだ不足の状態にあるときの
はんだ25の断面形態と、各場合の撮像部6による撮像
パターン,赤色パターン,緑色パターン,青色パターン
との関係を一覧表で例示したもので、いずれかの色相パ
ターン間には明確な差異が現れるため、部品の有無やは
んだ付けの良否を判定することが可能となる。
【0021】図1に戻って、A/D変換部12は前記撮
像部6からのカラー信号R,G,Bをディジタル信号に
変換して制御部19へ出力する。メモリ13はRAMな
どを備え、制御部19の作業エリアとして使用される。
画像処理部15は制御部19を介して供給された画像デ
ータを画像処理して前記被検査データファイルや判定デ
ータファイルを作成し、これらを制御部19や判定部1
6へ供給する。
【0022】ティーチングテーブル14はティーチング
時に制御部19から判定データファイルが供給されたと
き、これを記憶し、また検査時に制御部19が転送要求
を出力したとき、この要求に応じて判定データファイル
を読み出してこれを制御部19や判定部16などへ供給
する。
【0023】この基板検査装置は、図3(1)に示すよ
うな特定の基板24Aに実装された複数個の部品30の
うち、任意の部品群Zが間引かれた実装状態の基板24
B(図3(2)に示す)を検査対象として各実装部品3
0の実装品質を検査する場合において、検査対象である
前記基板24Bの各実装部品30の検査を、前記特定の
基板24Aを検査するのに必要な部品毎の検査用データ
を流用して行うようにしたものであって、図4および図
5にその具体的な方法が示してある。
【0024】図4は、複数の部品30が実装された特定
の基板24Aを、また図5は、図4に示す特定の基板2
4Aの実装部品30のうち右下隅の部品群Zが間引かれ
た実装状態の基板24Bを、それぞれ示すもので、前記
判定データファイルとして1個の検査用データファイル
26と複数個(この例では2個)の識別データファイル
27a,27bとが前記ティーチングテーブル14に記
憶させてある。
【0025】前記検査用データファイル26は、前記特
定の基板24Aを検査するのに必要な実装部品30毎の
検査用データをもって構成され、一方、前記識別データ
ファイル27a,27bは、検査対象である各基板24
A,24Bの各実装部品30に対応する前記検査用デー
タを他の検査用データと区別するための識別データをも
って構成される。
【0026】前記識別データは例えばフラグであって、
図4に示す基板24Aについての識別データファイル2
7aは、検査用データファイル26中のすべての実装部
品30についての検査用データが検査に必要であるか
ら、すべての実装部品30についての検査用データに対
してフラグ「1」が設定されている。
【0027】これに対して図5に示す基板24Bについ
ての識別データファイル27bは、検査用データファイ
ル26中、部品群Zを除く各実装部品30についての検
査用データのみが検査に必要であるから、部品群Zを除
く各実装部品30についての検査用データに対してはフ
ラグ「1」が、間引かれた部品群Zについての検査用デ
ータに対してはフラグ「0」が、それぞれ設定されてい
る。
【0028】従って検査に際して、検査対象の基板の種
類に応じて前記識別データファイル27a,27bを参
照し、「1」のフラグが設定された検査用データを検査
用データファイル26より読み出して検査が実行される
ことになる。
【0029】なお、識別データファイル27a,27b
は検査用データファイル26より独立させて基板の種類
毎に部品と対応付けてティーチングテーブル14に記憶
させることになるが、これに限らず、検査用データファ
イル26の中に基板の種類を示すデータと共に一体化し
て記憶させることも可能である。
【0030】図1に戻って、判定部16は、検査時に制
御部19から供給された判定データファイルと、前記画
像処理部15から転送された被検査データファイルとを
比較して、被検査基板1Tの各部品2Tにつきはんだ付
け状態の良否などを判定し、その判定結果を制御部19
へ出力する。
【0031】撮像コントローラ18は、制御部19と投
光部5および撮像部6とを接続するインターフェイスな
どを備え、制御部19の出力に基づき投光部5の各光源
9〜11の光量を調整したり、撮像部6の各色相光出力
の相互バランスを保つなどの制御を行う。
【0032】XYテーブルコントローラ17は制御部1
9と前記X軸テーブル部3およびY軸テーブル部4とを
接続するインターフェイスなどを備え、制御部19の出
力に基づきX軸テーブル部3およびY軸テーブル部4を
制御する。
【0033】表示部20は、制御部19から画像デー
タ、検査結果、キー入力データなどが供給されたとき、
これを表示画面上に表示し、またプリンタ21は、制御
部19から検査結果などが供給されたとき、これを予め
決められた書式(フォーマット)でプリントアウトす
る。
【0034】キーボード22は、操作情報や基準基板1
Sや被検査基板1Tに関するデータなどを入力するのに
必要な各種キーを備えており、キー入力データは前記制
御部19へ供給される。制御部19は、マイクロプロセ
ッサなどを備えており、図6〜図8に示す手順に従っ
て、ティーチングおよび検査における基板検査装置の動
作を制御する。
【0035】図6は、特定の基板24Aについて、検査
用データファイル26を作成するための教示手順をステ
ップ1(図中「ST1」で示す)〜ST7で示す。まず
同図のステップ1において、オペレータはキーボード2
2を操作して教示対象とする基板名の登録を行い、また
基板サイズをキー入力した後、つぎのステップ2で、良
好な実装品質を有する基板24Aについての基準基板1
SをY軸テーブル部4上にセットしてスタートキーを押
操作する。
【0036】つぎにステップ3で基準基板1Sの原点と
右上および左下の各角部を撮像部6にて撮像させて各点
の位置により基板サイズを入力すると、制御部19は入
力データに基づきX軸テーブル部3およびY軸テーブル
部4を制御して基準基板1Sを初期位置に位置出しす
る。
【0037】基準基板1Sが初期位置に位置決めされる
と、つぎのステップ4で撮像部6が基準基板1S上の領
域を撮像して部品30の各実装位置に関する情報が教示
される。
【0038】つぎのステップ5では、撮像部6により、
良好な実装品質を持つ最初の部品30の実装位置の画像
を撮像し、この部品30について画像および判定基準に
関する情報を教示して検査用データを作成する。
【0039】同様の手順が基準基板1S上のすべての部
品30について繰り返し実行されると、ステップ6の判
定が「YES」となってステップ7へ移行し、ステップ
4,5で教示された検査用データにより特定の基板24
Aを検査するのに必要な検査用データファイル26を作
成し、これをティーチングテーブル14に記憶させる。
【0040】図7は、検査対象である基板24Aまたは
24Bについて、識別データファイル27a,27bを
作成するための教示手順を示す。まずステップ1で前記
基板24Aの基板名を入力した後、つぎのステップ2で
良好な実装品質を有する基板24Aの基準基板1Sが搬
入されY軸テーブル4上にセットされると、この基板2
4Aについての検査用データファイル26が参照されて
前記表示部20に部品位置が示された基板全体の画像が
グラフィック表示される(ステップ3)。
【0041】つぎのステップ4で、オペレータはキーボ
ード22または図示しないライトペンやマウスなどを操
作して、画面上に示された部品のうち、間引かれている
部品を指定すると、その部品の検査用データに対し、識
別データとしてフラグ「0」がセットされる。同様の操
作が間引かれた部品の全てについて実行されると、ステ
ップ5の判定が「YES」となり、ステップ6で識別デ
ータファイル27aまたは27bが生成されてティーチ
ングテーブル14に記憶される(ステップ6)。そして
つぎのステップ7で該当する基板24Aまたは24Bの
基板名が入力され、つぎのステップ8で基準基板1Sが
搬出されてティーチングが終了する。
【0042】図8は、自動検査の手順を示すもので、同
図のステップ1,2で検査すべき基板名を選択して基板
検査の開始操作を行う。つぎのステップ3は、基板検査
装置への被検査基板1Tの供給をチェックしており、
「YES」の判定でコンベヤ8が作動して、Y軸テーブ
ル部4に被検査基板1Tが搬入され、自動検査が開始さ
れる(ステップ4,5)。
【0043】ステップ5において、制御部19は前記識
別データファイル27aまたは27bを参照して検査用
データファイル26より1番目の部品2Tについての検
査用データを読み出し、X軸テーブル部3およびY軸テ
ーブル部4を制御して、その1番目の部品2Tに対し撮
像部6の視野を位置決めして撮像を行わせ、検査領域内
の各ランド領域を自動抽出すると共に、各ランド領域の
特徴パラメータを算出して、被検査データファイルを作
成する。ついで制御部19は、この被検査データファイ
ルと検査用データファイル26とを比較して、1番目の
部品2Tにつきはんだ付けの良否などの実装品質を判定
させる。
【0044】このような検査が被検査基板1T上の全て
の部品2Tにつき繰り返し実行され、その結果、はんだ
付け不良などがあると、その不良部品と不良内容とが表
示部20に表示され或いはプリンタ21に印字された
後、被検査基板1Tは観測位置より搬出される(ステッ
プ7,8)。かくして同様の検査手順が全ての被検査基
板1Tにつき実行されると、ステップ9の判定が「YE
S」となって検査が完了する。
【0045】
【発明の効果】この発明は上記の如く、特定のプリント
基板を検査するのに必要な実装部品毎の検査用データを
作成するとともに、この特定のプリント基板に実装され
た複数個の部品のうち任意の部品が間引かれた実装状態
の検査対象のプリント基板については、実装部品に対応
する検査用データと実装されていない部品に対応する検
査用データとを識別するための識別データを設定するよ
うにしたから、部品の間引きがされた実装状態の基板に
ついては、識別データを設定することで前記特定の基板
と同様の検査用データを使用できるようになり、教示に
要する時間や労力を大幅に削減することができる。また
特定の基板に対する部品の間引き状態が異なる複数のプ
リント基板を検査対象とする場合でも、各検査対象のプ
リント基板毎に識別データを作成すれば、特定の基板の
検査用データを共有で使用することができるから、検査
対象毎に検査用データを保持するのと比較して、メモリ
容量が小さくて済むという効果を得ることができる。
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】基板検査装置の全体構成を示す説明図である。
【図2】はんだ付け状態の良否とパターンとの関係を示
す説明図である。
【図3】特定の基板および部品が間引かれた実装状態の
基板の構成を示す説明図である。
【図4】特定の基板についての判定データファイルの構
成を示す説明図である。
【図5】部品が間引かれた実装状態の基板についての構
成を示す説明図である。
【図6】検査用データファイルを生成するための教示手
順を示すフローチャートである。
【図7】識別データファイルを生成するための教示手順
を示すフローチャートである。
【図8】自動検査の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
7 制御処理部 14 ティーチングテーブル 19 制御部 24A,24B 基板 30 部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−250305(JP,A) 特開 平2−51076(JP,A) 特開 平3−217091(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/84 - 21/958 G01B 11/00 - 11/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定のプリント基板に実装された複数個
    の部品のうち任意の部品が間引かれた実装状態のプリン
    ト基板を検査対象として各実装部品の実装品質を検査す
    るための基板検査方法であって、前記特定の基板を検査するのに必要な実装部品毎の検査
    用データと、これらの検査用データについて検査対象の
    プリント基板上の実装部品に対応する検査用データと基
    板上に実装されていない部品に対応する検査用データと
    を識別するための識別データとを作成しておき、 前記識別データに基づき前記検査対象のプリント基板の
    検査に必要な検査用データを識別して、その識別された
    検査用データにより各実装部品についての検査を実行す
    ることを 特徴とする基板検査方法。
  2. 【請求項2】 特定のプリント基板に実装された複数個
    の部品のうち任意の部品が間引かれた実装状態のプリン
    ト基板を検査対象として各実装部品の実装品質を検査す
    るための基板検査装置であって、 前記特定の基板を検査するのに必要な実装部品毎の検査
    用データと、これらの検査用データについて検査対象の
    プリント基板上の実装部品に対応する検査用データと基
    板上に実装されていない部品に対応する検査用データと
    を区別するための識別データとを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された識別データに基づき前記検査
    対象のプリント基板上の各実装部品に対応する検査用デ
    ータを読み出して、これら検査用データを用いて各実装
    部品についての検査を実行する検査実行手段とを備えて
    成る基板検査装置。
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