JP2000002331A - 変速操作倍力装置 - Google Patents

変速操作倍力装置

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JP2000002331A
JP2000002331A JP16667998A JP16667998A JP2000002331A JP 2000002331 A JP2000002331 A JP 2000002331A JP 16667998 A JP16667998 A JP 16667998A JP 16667998 A JP16667998 A JP 16667998A JP 2000002331 A JP2000002331 A JP 2000002331A
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piston
power
cylinder
shift
booster
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JP16667998A
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Isao Suzuki
鈴木  勲
Yoshio Inoue
善雄 井上
Shinji Abe
進治 阿部
Atsushi Sugano
淳 菅野
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Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Braking Systems Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/26Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms
    • F16H61/28Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms with at least one movement of the final actuating mechanism being caused by a non-mechanical force, e.g. power-assisted
    • F16H61/30Hydraulic or pneumatic motors or related fluid control means therefor
    • F16H2061/301Hydraulic or pneumatic motors or related fluid control means therefor for power assistance, i.e. servos with follow up action

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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダ本体をシフトレバーと一緒に移動さ
せてピストン及びピストンロッドを移動させず、しかも
ピストンロッドを摩耗・損傷させない。 【解決手段】 チェンジレバー(変速指令操作手段)か
ら、リンク(変速指令操作力伝達手段)を介して伝達さ
れる変速指令操作力を倍力して、変速機のシフトレバー
4を操作する変速操作倍力装置1cであって、該倍力装
置1cのパワーシリンダ2のシリンダ本体10を、シフ
トレバー4に一体的に設け、該シリンダ本体10内に摺
動可能に配設されるピストン5のピストンロッド6の端
部6aを、変速機の本体に連結し、ピストンロッド6が
パワーピストン5に対し回動自在であり、パワーシリン
ダ2の作動時に、パワーピストン5を非作動位置に保持
するピストン位置保持手段14を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの車両
に搭載される変速操作倍力装置に関し、特に、その改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両、特に大型変速機を有するバ
スやトラックでは、変速操作倍力装置に流体圧(特に空
気圧)を使用するアクチュエータが組み込まれ、チェン
ジレバーの軽い操作力で円滑な変速操作をすることがで
きるようになっている。
【0003】この種の変速操作倍力装置としては、例え
ば、図15に示すものがある。同図において、変速操作
倍力装置101は、通常、パワーシリンダ部102と、
制御弁機構103と、その端部がチェンジレバー側に連
結される操作ロッド104とからなっている。
【0004】パワーシリンダ部102は、シリンダ本体
106と、該シリンダ本体106内に摺動可能に配設さ
れて、該シリンダ本体106内を2つの圧力室107
a,107bに区画するピストン108と、該ピストン
108をその外周面に取り付け、かつその端部が変速機
のシフトレバー側に連結されたストライカ109を有す
る中空のピストンロッド110とからなる。また、制御
弁機構103は、中空のピストンロッド110内に配設
されており、該ピストンロッド110内に摺動可能に配
設された操作ロッド104により開閉操作される。
【0005】そして、前記チェンジレバーの操作による
操作ロッド104と、ピストンロッド110との相対的
変位により、弁機構103を介して圧力室107a,1
07bの一方に高圧空気を、他方に低圧空気を導入し、
ピストン108とともに、ピストンロッド110を操作
ロッド104の操作による変位に追従させるようにし
て、前記チェンジレバーの軽い操作力を倍力し、ストラ
イカ109を介して前記変速機のシフトレバーを回動し
て、変速操作する装置である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の変速機操作倍力装置101にあっては、次のような
問題点があった。すなわち、 (a) 該倍力装置101のハウジングと、前記変速機
のシフトレバーとが、別体であるため、構造が複雑で、
大型化してしまう。
【0007】(b) 倍力装置101の前記変速機のシ
フトレバーへの操作力(出力)と、前記チェンジレバー
からの変速指令操作力(入力)との、それぞれの作用点
が同じであるため、 前記チェンジレバーの操作ストロークを変えること
ができない。したがって、操作性が悪い。 倍力装置101の前記変速機への取付けの自由度が
なく、車両搭載性が悪い。
【0008】(c) 倍力装置101のパワーシリンダ
部102と制御弁機構103とのハウジングが一体的構
造であるため、前記と同様に、 変速操作レバーの操作ストロークを変えることがで
きない。したがって、操作性が悪い。 倍力装置101の前記変速機への取付けの自由度が
なく、車両搭載性が悪い。
【0009】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的は前記問題点を解消し、前記変速操作レバーの
操作ストロークが可変であり、前記変速機への取付けの
自由度を有する変速操作倍力装置を提供することにあ
る。
【0010】本発明の他の目的は、前記変速操作レバー
の操作性がよく、かつ、車両への搭載性がよく、シリン
ダ本体をシフトレバーと一緒に移動させてピストン及び
ピストンロッドをその軸線方向に移動させず、しかもピ
ストンロッドが摩耗や損傷を受けない変速操作倍力装置
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の構成は、変速指令操作手段から、変速指令操
作力伝達手段を介して伝達される変速指令操作力を倍力
して、変速機のシフトレバーに操作する変速操作倍力装
置において、次の通りである。
【0012】前記変速操作倍力装置のパワーシリンダの
シリンダ本体を、前記シフトレバーに一体的に形成、ま
たは配設するとともに、該シリンダ本体内に摺動可能に
配設されるパワーピストンの出力軸端が、前記変速機の
本体、または該変速機本体を固定する車体に連結され、
前記パワーシリンダの作動用圧力源が圧縮空気、液圧及
び負圧のいずれかから選定される。
【0013】また、前記パワーピストンの両側にそれぞ
れ圧力室を設けてもよく、前記パワーシリンダには2つ
のシリンダ室を有し、該2つのシリンダ室をそれぞれ圧
力室と大気室とに区分する2つのパワーピストンを設け
てもよく、前記パワーピストンがダイヤフラム型であっ
てもよく、前記パワーピストンの両側の受圧面積を同じ
にすることもでき、前記パワーピストンの両側に突出し
たピストンロッドを設け、該ピストンロッドを前記パワ
ーシリンダのシリンダ本体でガイドすることも可能であ
る。
【0014】さらに、前記パワーシリンダの作動時に、
前記パワーピストンを非作動位置に保持するピストン位
置保持手段を設けることもでき、前記ピストン位置保持
手段が、パワーピストンのピストンロッドに対し、揺動
可能であってもよく、一端を非作動時の前記パワーピス
トンに対応する変速機本体の位置に揺動自在に連結した
揺動レバーを設け、該揺動レバーの他端を揺動自在に該
パワーピストンのピストンロッド先端に連結することも
可能である。
【0015】そして、前記パワーピストンのピストンロ
ッド先端が係合する係合ガイドを有するロッド先端支持
部材を変速機本体に固着して設け、ピストンロッド先端
が非作動位置に対し前記パワーピストンと一緒に揺動自
在に保持されるようにしてもよく、パワーシリンダのシ
リンダ本体をシフトレバーに一体的に設け、該シリンダ
本体内に摺動可能に配設されるピストンの出力軸端が、
前記変速機の本体、または該変速機本体を固定する車体
に連結され、前記パワーシリンダには2つのシリンダ室
を有し、該2つのシリンダ室をそれぞれ圧力室と大気室
とに区分する2つのパワーピストンを設け、前記パワー
シリンダの作動時に、前記パワーピストンを非作動位置
に保持するピストン位置保持手段を設け、該ピストン位
置保持手段には、一端が揺動可能に変速機本体に係合す
ると共に他端が該パワーピストンに対し揺動可能に係合
するピストンロッドを有することにしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の好
適な実施の形態を詳しく説明する。本発明の変速操作倍
力装置は、シリンダ本体と、該シリンダ本体内に摺動可
能に配設されて、該シリンダ本体を2つの圧力室に区画
するピストンと、該ピストンに連結される出力軸として
のピストンロッドとからなるパワーシリンダ部と、前記
シリンダ本体に一体的に形成され、または該シリンダ本
体に連動される弁本体と、該弁本体内に摺動可能に配設
されるとともに、弁機構を有し、かつその端部がチェン
ジレバー側に連結される操作スプールとからなり、前記
弁機構が前記操作スプールの操作により開閉される制御
弁とを備える装置であって、前記パワーシリンダ部のシ
リンダ本体は、変速機のシフトレバーに一体的に形成、
または配設されるとともに、前記ピストンロッドの一端
が、前記変速機の本体、または該変速機本体を固定する
車体に固着されている。そして、前記操作スプールと前
記弁本体との相対的変位により、前記制御弁を介して前
記圧力室の一方に高圧空気を、前記圧力室の他方に低圧
空気(大気圧)を導入し、前記シリンダ本体を前記操作
スプールの変位に追従させ、かつ前記操作スプールの操
作力を倍力するようにした装置である。
【0017】図1ないし図6は、本発明の変速操作倍力
装置の第1の実施の形態を示し、図1は変速操作倍力装
置を変速機に装着するときの概略構成図、図2は該倍力
装置の構造を示す縦断面図、図3は図2の底面図、図4
は図2の左側面図であって、該倍力装置が変速機へ取り
付けられたときの図、図5は図2の右側面図、図6は図
5のVI-VI 線による主要部断面図であり、いずれも非作
動時を示す。
【0018】図1において、変速機Tに装着される変速
操作倍力装置1は、パワーシリンダ部2と、制御弁3
と、それらを一体的に形成し、その一端が変速機Tのシ
フト軸Taに連結されるシフトレバー4とからなり、パ
ワーシリンダ部2のピストン5は、そのピストンロッド
6を介して変速機Tの本体Tb側に固定され、制御弁3
の操作スプール7は、リンク機構8を介して、チェンジ
レバー9に連結されている。
【0019】そして、チェンジレバー9の操作により、
操作スプール7を変位させると、圧縮空気が供給されて
いる制御弁3の作動により、該圧縮空気をパワーシリン
ダ部2に給排し、該パワーシリンダ部2のシリンダ本体
10を介して、操作スプール7の変位に追従させなが
ら、シフトレバー4を操作し、変速機Tのシフト軸Ta
を回動するようになっている。
【0020】図2〜図6において、パワーシリンダ部2
のシリンダ本体10内には、シリンダ穴10aが形成さ
れ、該シリンダ穴10aは、内部に摺動自在に配設され
たピストン5により、圧力室(A)11aと圧力室
(B)11bとに区画されている。該ピストン5には、
シリンダ本体10を摺動自在に貫通された出力軸として
のピストンロッド6が固着されている。パワーシリンダ
部2の上部(変速機Tのシフト軸Ta側)に、制御弁3
が、そのスプール軸線がパワーシリンダ部2のシリンダ
軸線に平行になるように配設されている。
【0021】制御弁3の弁本体20内には、両端側が小
径に形成された2段径からなる操作スプール7が、該両
端部を図示しないガイド部材により案内されながら摺動
自在に支持されており、かつ該操作スプール7の中央部
に対応する位置には排気室21が設けられ、該排気室2
1は、カバー22により形成された大気室23を介し
て、大気に連通している。
【0022】また、操作スプール7の両端側の弁本体2
0には、シフトレバー4の内部に形成された空気通路2
4を介して、該シフトレバー4の側端の供給口24aに
接続された圧縮空気源に連通する空気室(A)25a,
空気室(B)25bが形成されている。弁本体20の、
空気室(A)25a,空気室(B)25bのそれぞれと
排気室21との間には、操作スプール7の作動により、
圧縮空気が給排されるとともに、パワーシリンダ部2の
圧力室(A)11a、圧力室(B)11bに連通する作
動圧室(A)26a、作動圧室(B)26bがそれぞれ
形成されている。
【0023】制御弁3の操作スプール7の両側は、それ
ぞれ大小径の2段に形成され、そのうちの小径部には、
小シート径のリング状シート部材を有する供給弁(A)
27a、供給弁(B)27bが、大径部には、大シート
径のリング状シート部材を有する排気弁(A)28a、
排気弁(B)28bがそれぞれ設けられている。
【0024】すなわち、非作動時に閉の供給弁(A)2
7aは、空気室(A)25aと作動室(A)26aとの
間に、非作動時に開の排気弁(A)28aは、作動室
(A)26aと排気室21との間に、非作動時に閉の供
給弁(B)27bは、空気室(B)25bと作動室
(B)26bとの間に、非作動時に開の排気弁(B)2
8bは、作動室(B)26bと排気室21との間に、そ
れぞれ形成されている。
【0025】さらに、図2に示すように、操作スプール
7の空気室(B)25b側の端部近くには、その外周に
可動に配置された2個のばね受部材29a,29bの間
にばね30が配設され、かつ該両ばね受部材29a,2
9bの該ばね30の当接面の反対側面が非作動時、弁本
体20の段部にそれぞれ当接しており、操作スプール7
が中立位置よりどちらかに摺動すると、ばね受部材29
a,29bのいずれか一方が該操作スプール7に係合す
るとともに、他方は弁本体20の段部に当接のままにな
り、該操作スプール7のストロークに応じて、ばね30
を撓ませる構造になっており、いわゆる、該操作スプー
ル7の中立位置保持機構(または反力機構)を形成して
いる。
【0026】操作スプール7の中央部に対応して、弁本
体20に形成された排気室21内で、図6に示すよう
に、該操作スプール7に嵌合されるとともに、ガイド部
材41,41により案内される入力伝達部材40が配設
されており、該入力伝達部材40を介して、チェンジレ
バー9からリンク機構8を経て操作される入力が、操作
スプール7に伝達されるようになっている。
【0027】この倍力装置1は、パワーピストンの非作
動位置に保持するパワーピストン位置保持手段14を備
えている。パワーピストン位置保持手段14は、図3に
示すように、パワーシリンダ部2のピストンロッド6の
端部6aが、2個のボールジョイント15a,15b
と、その長さの調整可能なねじ機構を有する回動レバー
16とを介して、そのレバー回動中心点が変速機Tのシ
フト軸Taの揺動中立軸線17上に位置するように、変
速機本体(または、該変速機本体を固定した車体)Tb
に連結されて構成されている。
【0028】次に、変速操作倍力装置1の動作につい
て、説明する。制御弁3は、図2に示す非作動位置で
は、圧縮空気源からの空気は、弁本体20の空気室
(A)25a,空気室(B)25bまで供給されてお
り、パワーシリンダ部2の圧力室(A)11a、圧力室
(B)11bは、排気弁(A)28a、排気弁(B)2
8b、排気室21を介して、大気に開放されており、非
動作状態になっている。
【0029】チェンジレバー9を操作し、入力伝達部材
40を介して、操作スプール7を図2で右方向に動かす
と、まず、排気弁(B)28bが閉となり、次いで供給
弁(B)27bが開となる。すると、空気室(B)25
bに供給されている空気が供給弁(B)27b、作動圧
室(B)26bを経て、パワーシリンダ部2の圧力室
(B)11bに導入される。すると、その空気圧で、ピ
ストン5を左方向に押そうとするが。該ピストン5は、
そのピストンロッド6の端6aが回動レバー16を介し
て、回動レバー回動中心点で前記変速機本体Tbに固定
されているので、該ピストン5は、パワーシリンダ部2
の軸方向には動かず、導入された空気圧により、シリン
ダ本体10の方が図2で右方向に動く。
【0030】このとき、前記パワーシリンダ部2の圧力
室(A)11aは、その容積が小さくなるが、該圧力室
(A)11a内の空気は、前記排気弁(A)28a、排
気室21、排気カバー22による大気室23を介して、
大気に排出されるので、該圧力室(A)11a内には圧
力は発生しない。(このとき、供給弁(A)27aは
閉、排気弁(A)28aは開のままである)
【0031】パワーシリンダ部2のシリンダ本体10が
右方向に動くと、操作スプール7に対して、制御弁3の
弁本体20は、供給弁(B)27bを閉、排気弁(B)
28bを開の方向に動くので、チェンジレバー9からの
操作による操作スプール7のストローク分だけ、弁本体
20が追従するように回動して、供給弁(B)27b、
排気弁(B)28bがともに閉の状態で保持される。こ
のパワーシリンダ部2のシリンダ本体10とシフトレバ
ー4との回動により、シフト軸Taが回動するので、変
速機Tのシフト動作が行われる。
【0032】なお、このとき、制御弁3の弁本体20の
作動室(B)26bに導入された空気圧が、操作スプー
ル7に対し、2段に形成される大、小径の差により、左
方向に押圧するように作用するので、その作用力が操作
入力に対し、反力として作用する。
【0033】パワーシリンダ部2のシリンダ本体10の
回動に伴い、該シリンダ部2の軸方向が傾き、それに応
じて、ピストン5の軸方向も傾く。このとき、ピストン
5のピストンロッド6の端6aに、揺動自在に連結され
た回動レバー16が、変速機本体Tbに取り付けられた
レバー回動中心点を中心に回動するので、該ピストン5
の変速機本体Tbに対する位置は、非動作時と同じで、
その位置で、パワーシリンダ部2の軸方向の傾きに応じ
て、ただ回動するようになる。
【0034】変速機Tのシフト動作が完了して、チェン
ジレバー9から、そのシフト位置のまま手を離すと、操
作スプール7への指令操作入力が零になるので、該操作
スプール7は、該スプール7端側に配設されたばね30
の付勢力により、非動作位置に保持され、供給弁(B)
27bは閉、排気弁(B)28bは開の位置になる。す
ると、パワーシリンダ部2の圧力室(B)11bに導入
されていた空気は、排気弁(B)28b、排気室21、
排気カバー22による大気室23を介して、大気に排出
されるが、変速機Tをニュートラル位置に戻す力は作用
しないので、シフト位置に保持される。
【0035】次に、変速機Tをニュートラル位置に戻す
ため、チェンジレバー9の操作により、操作スプール7
を左方向に動かすと、排気弁(A)28aが閉、供給弁
(A)27aが開となる。すると、弁本体20の空気室
(A)25aに導入されている空気が、供給弁(A)2
7a、作動圧室(A)26aを介して、パワーシリンダ
部2の圧力室(A)11aに導入され、シリンダ本体1
0は、左方向に回動し、ニュートラル位置に戻る。な
お、このニュートラル位置からチェンジレバー9を操作
し、入力伝達部材40を介して、操作スプール7を左方
向に動かす場合でも、前述に準じて、同様に動作する。
【0036】図2において、パワーシリンダ部2のスト
ロークに対して、制御弁3における入力伝達部材40へ
の操作ストロークは、パワーシリンダ部2と入力伝達部
材40の、変速機Tのシフト軸Taからのそれぞれの距
離L1およびL2の比に比例して、変えることができ
る。すなわち、同図によれば、入力伝達部材40への操
作ストロークは、パワーシリンダ部2のストロークに対
して、L2/L1に、小さくできる。
【0037】本発明の上記実施の形態の場合、入力伝達
部材40のシフトレバー4への作用位置と、パワーシリ
ンダ部2のシフトレバー4への作用位置とが、異なって
いるが、パワーシリンダ部2と入力伝達部材40の、変
速機Tのシフト軸Taからのそれぞれの距離L1および
L2を、ともに等しくすれば、シフトレバー4へのそれ
ぞれの作用位置を、同じ位置にすることができる。
【0038】図7および図8は、本発明の変速操作倍力
装置の第2の実施の形態を示し、図7は、該倍力装置の
構造を示す縦断面図、図8は、図7のVIII-VIII 線矢視
による制御弁の操作スプールと入力伝達部材との連結構
造図で、非作動時を示し、図2と同一部材には同一符号
を付して、その説明を省略する。図7において、パワー
シリンダ部2の上部(変速機Tのシフト軸Ta側)に、
制御弁53が、そのスプール軸線がパワーシリンダ部5
2のシリンダ軸線に平行になるように配設されている。
【0039】倍力装置1aの制御弁53の弁本体60内
には、両端側が小径に形成された2段径からなる操作ス
プール57が、該両端部をガイド部材62a,62bに
より案内されながら摺動自在に支持されており、かつ該
操作スプール57の中央部に対向する、弁本体60には
空気室65が設けられ、該空気室65は、シフトレバー
4の内部に形成された空気通路64を介して、該シフト
レバー4の上端に接続された圧縮空気源に連通する。ま
た、操作スプール60のスプール軸線上には、排気貫通
穴61が設けられ、該排気貫通穴61は、カバー22に
より形成された大気室23を介して、大気に連通してい
る。
【0040】また、操作スプール57の両端側には、排
気貫通穴61に連通する排気通路(A)61a、排気通
路(B)61bが形成されている。弁本体60の、空気
室65と排気通路(A)61a、排気通路(B)61b
のそれぞれとの間には、操作スプール57の作動によ
り、圧縮空気が給排されるとともに、パワーシリンダ部
52の圧力室(A)11a、圧力室(B)11bに連通
する作動圧室(A)66a、作動圧室(B)66bがそ
れぞれ形成されている。
【0041】制御弁53の操作スプール57の両側は、
それぞれ大小径の2段に形成され、そのうちの小径部に
は、小シート径のリング状シート部材を有する排気弁
(A)68a、排気弁(B)68bが設けられ、大径部
には、大シート径のリング状シート部材を有する供給弁
(A)67a、供給弁(B)67bがそれぞれ設けられ
ている。
【0042】すなわち、空気室65と作動室(A)66
aとの間には、非作動時閉の供給弁(A)67aが、作
動室(A)66aと排気通路(A)61aとの間には、
非作動時に開の排気弁(A)68aが、空気室65と作
動室(B)66bとの間には、非作動時に閉の供給弁
(B)67bが、作動室(B)66bと排気通路(B)
61bとの間には、非作動時に開の排気弁(B)68b
が、それぞれ形成されている。
【0043】さらに、図7に示すように、操作スプール
57の排気通路(B)61b側の端部近くには、図7に
示すように、2個のリテーナ29a,29b間にばね3
0が配設された、いわゆる該スプールの中立位置保持機
構(または反力機構)が形成されている。
【0044】また、図8に示すように、弁本体60に、
操作スプール57の軸線に平行に入力伝達部材42が、
ガイド部材43により案内されながら、摺動自在に配設
されており、その端部42aが、操作スプール57の端
部57aに連結部材44により、互いに固着され、かつ
連動するようになっている。該入力伝達部材42を介し
て、チェンジレバー9からリンク機構8を経て操作され
る入力が、操作スプール57に伝達されるようになって
いる。
【0045】その動作は、前記第1の実施の形態におけ
る動作の説明に準じて動作し、パワーシリンダ部52の
シリンダ本体10を介して、操作スプール57の変位に
追従しながら、シフトレバー4を操作し、変速機Tのシ
フト軸Taを回動するようになっている。
【0046】図9は本発明の第3の実施の形態に係る変
速操作倍力装置の構造を示す縦断面図、図10はその側
面図である。この倍力装置1bは、図2に示した倍力装
置1に比較してシフトレバー4の幅を広くしてあり、シ
フトレバー4の上端中央に供給口24aを開け、この供
給口24aの近傍に空気通路24を有している。また、
この倍力装置1bは、シリンダ本体10の一端に受穴1
0bがあり、シリンダ本体10の他端に受部材32が嵌
着されている。
【0047】ピストン5は、両側の受圧面積が同一にな
るように形成され、シリンダ本体10内を区分して2つ
の圧力室11a,11bを画成し、ピストンロッド6が
貫通して両側から突出している。また、ピストン5は、
外周に沿った2つの環状溝と内周に沿った環状溝とを有
し、各環状溝にシールリング18a,18b,18cを
配設してそれらの部分のシールがなされており、両側の
止め輪19でピストンロッド6に固定されている。
【0048】ピストンロッド6は、一端がシリンダ本体
10の受穴10bで、他端が受部材32の中心の受穴3
2bでそれぞれ摺動自在に支承されている。図2の場合
と同一又は対応するその他の部分には同一符号を付けて
示し、動作についても図2に示したのと同様なので、重
複説明を省略する。
【0049】図11及び図12は本発明の第4の実施の
形態に係る倍力装置のそれぞれ一端側及び他端側を示す
縦断面図であって、図11及び図12の2つの図面で一
部重複して全体が表されており、図13はその側面図で
ある。この倍力装置1cは、シリンダ本体10に2つの
シリンダ室を有し、各シリンダ室をそれぞれのパワーピ
ストン5で圧力室11a,11bと大気室12a,12
bとに区分してあり、各パワーピストン5に対応するそ
れぞれのピストンロッド6を備えている。
【0050】シリンダ本体10は、仕切壁10cを一体
に設けて2つのシリンダ室を形成し、各シリンダ室が摺
動自在なパワーピストン5によって圧力室11a,11
bと大気室12a,12bとに区分されており、作動圧
室26a,26bと、それぞれ対応する各圧力室11
a,11bとを連通させる連通路13a,13bが互い
に交差する方向に沿って開けられている。
【0051】2つのパワーピストン5は、同一形状のも
のを対称配置してあり、互いに背向する面の中央に球面
凹部5aを有し、該球面凹部5aにピストンロッド6の
内端部6bが当接している。ピストンロッド6は、シリ
ンダ本体10から外部に突出した外端部6aと、パワー
ピストン5の球面凹部5aに当接する球面状の内端部6
bとを有し、球面状内端部6bを中心にしてパワーピス
トン5に対して揺動自在であ、外端部6aが変速機本体
Tbに揺動自在に連結されている。この場合、ピストン
ロッド6のガイドが省かれている。シフトレバー4、操
作スプール7及びその他の各部は図9に示したものと同
じなので同一部分に同一符号を付けてその部分の説明を
省略する。
【0052】かかる倍力装置1cの制御弁3の動作は、
図2に示した倍力装置1の場合と同じである。そして、
仕切壁10cの左側の圧力室11aに圧縮空気が供給さ
れると、シリンダ本体10が右方向に動き、シフトレバ
ー4が時計方向とは反対の方向へ回動する。仕切壁10
cの右側の圧力室11bに圧縮空気が供給されると、シ
リンダ本体10が左方向に動き、シフトレバー4が時計
方向へ回動する。シリンダ本体10の移動に際して、そ
の軸線の方向が変更されるが、ピストンロッド6はピス
トン5に対し内端部6bを中心に回動自在であるから、
シリンダ本体10とパワーピストン5とピストンロッド
6とには何ら無理な力が作用することなく摺動抵抗のな
い円滑な動作を行うことができ、ピストンロッド6の摩
耗、損傷が確実に防止される。
【0053】図14は本発明の第5の実施の形態に係る
倍力装置を示す縦断面図である。シフトレバー4、操作
スプール7等は第3及び第4の実施の形態と同じであ
り、シリンダ本体10及びパワーピストン5は第2の実
施の形態と同じなので、それぞれ同じ部分に同じ符号を
付けてある。この倍力装置1dの場合、ピストンロッド
6は、外端部6aに直交する方向に突出した係合ピン3
4を設けてある。
【0054】変速機本体Tbには、ピストン位置保持手
段14を構成するロッド先端支持部材35が固着されて
いる。このロッド先端支持部材35は、パワーピストン
5と結合されているピストンロッド6の内端部6bを中
心に係合ピン34の中心を通る円弧に沿ってガイド溝3
6が設けられており、該ガイド溝36に係合ピン34が
嵌入され、ピストンロッド6を揺動自在に案内する。こ
の第5の実施の形態の場合も、ピストンロッド6は、ガ
イド溝36に案内される係合ピン34を介して回動自在
になっているため、摩耗、損傷がない。
【0055】なお、本発明は、前記実施の形態における
技術に限定されるものではなく、種々の変形、変更、付
加が可能である。例えば、本発明の上記実施の形態で
は、制御弁をスプール弁としているが、制御弁は、ポペ
ット弁でも良い等、同様な機能を果たす他の態様の手段
によってもよい。また、ロッド先端支持部材35のガイ
ド溝36に代えてガイド穴にすることもでき、ロッド先
端支持部材35に代えて変速機本体Tbにレバーを設
け、該レバーの先端にピストンロッド6の外端部6aを
ピン接合してもよく、ピストンロッド6がシリンダ本体
10を貫通し、該ピストンロッド6の両端とピストン5
の位置とをワイヤ等で繋いでもよい。さらに、パワーシ
リンダの作動用圧力源には圧縮空気、液圧及び負圧のい
ずれかから選定することができ、パワーピストンをダイ
ヤフラム型とすることもできる。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
変速操作倍力装置によれば、該変速操作倍力装置のパワ
ーシリンダのシリンダ本体を、シフトレバーに一体的に
形成、または配設するとともに、該シリンダ本体内に摺
動可能に配設されるピストンの出力軸端が、変速機の本
体、または該変速機本体を固定する車体に連結されるの
で、変速操作レバーの操作ストロークが、所要のストロ
ークに可変であり、また、変速機への取付けの自由度が
あるとともに、該倍力装置の簡素化と小型化を図ること
ができる。同時に、該倍力装置によれば、変速操作レバ
ーの操作性や操作フィーリングがよくなり、かつ、制御
弁の配置を自由に変えることができるので、車両への搭
載性をよくすることができる。このため、本発明に係る
倍力装置によれば、その生産性と保守性の向上を図るこ
とができる。また、本発明に係る倍力装置は、パワーシ
リンダの作動時に、パワーピストンの非作動位置に保持
するパワーピストン位置保持手段を設け、パワーピスト
ン位置保持手段が、パワーピストンのピストンロッドに
対し、揺動可能であることにより、シリンダ本体をシフ
トレバーと一緒に移動させ、ピストン及びピストンロッ
ドをその軸線方向に移動させず、しかもピストンロッド
が摩耗や損傷を受けないようにすることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る変速操作倍力
装置を示し、該倍力装置を変速機に装着するときの概略
構成図である。
【図2】図1の倍力装置の構造を示す縦断面図である。
【図3】図2の底面図である。
【図4】図2の左側面図であって、該倍力装置が変速機
へ取り付けられたときの図である。
【図5】図2の右側面図である。
【図6】図5のVI-VI 線による主要部断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る変速操作倍力
装置を示し、該倍力装置の構造を示す縦断面図である。
【図8】図7のVIII-VIII 線矢視による制御弁の操作ス
プールと入力伝達部材との連結構造図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係る変速操作倍力
装置を示し、該倍力装置の構造を示す縦断面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態に係る変速操作倍
力装置の一端側を示し、該倍力装置の構造を示す縦断面
図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態に係る変速操作倍
力装置の他端側を示し、該倍力装置の構造を示す縦断面
図である。
【図13】図11の側面図である。
【図14】本発明の第5の実施の形態に係る変速操作倍
力装置を示す縦断面図である。
【図15】従来の変速操作倍力装置を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d 変速操作倍力装置 2,52 パワーシリンダ部 3,53 制御弁 4 シフトレバー 5 ピストン 6 ピストンロッド 6a 外端部 6b 内端部 7,57 操作スプール 8 リンク機構 9 チェンジレバー 10 シリンダ本体 11a,11b 圧力室 12a,12b 大気室 13a,13b 連通路 14 ピストン位置保持手段 15a,15b ボールジョイント 16 回動レバー 20,60 弁本体 35 ロッド先端支持部材 36 ガイド溝(係合ガイド) 40 入力伝達部材 41 ガイド部材 T 変速機 Ta シフト軸 Tb 変速機本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 進治 埼玉県東松山市神明町2丁目11番6号 自 動車機器株式会社松山工場内 (72)発明者 菅野 淳 埼玉県東松山市神明町2丁目11番6号 自 動車機器株式会社松山工場内 Fターム(参考) 3J067 AA01 AB13 AB14 DB03 DB04 DB15 EA61 FA18 FA22 FB61 FB90 GA01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速指令操作手段から、変速指令操作力
    伝達手段を介して伝達される変速指令操作力を倍力し
    て、変速機のシフトレバーを操作する変速操作倍力装置
    において、 該変速操作倍力装置のパワーシリンダのシリンダ本体
    を、前記シフトレバーに一体的に形成、または配設する
    とともに、該シリンダ本体内に摺動可能に配設されるパ
    ワーピストンの出力軸端が、前記変速機の本体、または
    該変速機本体を固定する車体に連結され、前記パワーシ
    リンダの作動用圧力源が圧縮空気、液圧及び負圧のいず
    れかから選定されていることを特徴とする変速操作倍力
    装置。
  2. 【請求項2】 前記パワーピストンの両側にそれぞれ圧
    力室を設けたことを特徴とする請求項1に記載の変速操
    作倍力装置。
  3. 【請求項3】 前記パワーシリンダには2つのシリンダ
    室を有し、該2つのシリンダ室をそれぞれ圧力室と大気
    室とに区分する2つのパワーピストンを設けたことを特
    徴とする請求項1に記載の変速操作倍力装置。
  4. 【請求項4】 前記パワーピストンがダイヤフラム型で
    あることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の変
    速操作倍力装置。
  5. 【請求項5】 前記パワーピストンの両側の受圧面積を
    同じにしたことを特徴とする請求項2に記載の変速操作
    倍力装置。
  6. 【請求項6】 前記パワーピストンの両側に突出したピ
    ストンロッドを設け、該ピストンロッドを前記パワーシ
    リンダのシリンダ本体でガイドしたことを特徴とする請
    求項5に記載の変速操作倍力装置。
  7. 【請求項7】 前記パワーシリンダの作動時に、前記パ
    ワーピストンを非作動位置に保持するピストン位置保持
    手段を設けたことを特徴とする請求項2に記載の変速操
    作倍力装置。
  8. 【請求項8】 前記ピストン位置保持手段には、前記パ
    ワーピストンに対し先端が揺動可能であるピストンロッ
    ドを備えたことを特徴とする請求項7に記載の変速操作
    倍力装置。
  9. 【請求項9】 一端を非作動時の前記パワーピストンに
    対応する変速機本体の位置に揺動自在に連結した揺動レ
    バーを設け、該揺動レバーの他端を揺動自在に該パワー
    ピストンのピストンロッド先端に連結したことを特徴と
    する請求項8に記載の変速操作倍力装置。
  10. 【請求項10】 前記パワーピストンのピストンロッド
    先端が係合する係合ガイドを有するロッド先端支持部材
    を変速機本体に固着して設け、ピストンロッド先端が非
    作動位置に対し前記パワーピストンと一緒に揺動自在に
    保持されていることを特徴とする請求項8に記載の変速
    操作倍力装置。
  11. 【請求項11】 変速指令操作手段から、変速指令操作
    力伝達手段を介して伝達される変速指令操作力を倍力し
    て、変速機のシフトレバーを操作する変速操作倍力装置
    において、 パワーシリンダのシリンダ本体を前記シフトレバーに一
    体的に設け、該シリンダ本体内に摺動可能に配設される
    ピストンの出力軸端が、前記変速機の本体、または該変
    速機本体を固定する車体に連結され、前記パワーシリン
    ダには2つのシリンダ室を有し、該2つのシリンダ室を
    それぞれ圧力室と大気室とに区分する2つのパワーピス
    トンを設け、前記パワーシリンダの作動時に、前記パワ
    ーピストンを非作動位置に保持するピストン位置保持手
    段を設け、該ピストン位置保持手段には、一端が揺動可
    能に変速機本体に係合すると共に他端が該パワーピスト
    ンに対し揺動可能に係合するピストンロッドを有するこ
    とを特徴とする変速操作倍力装置。
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