JP2000001538A - 高分子化合物とそれを利用する素子 - Google Patents

高分子化合物とそれを利用する素子

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JP2000001538A
JP2000001538A JP10170216A JP17021698A JP2000001538A JP 2000001538 A JP2000001538 A JP 2000001538A JP 10170216 A JP10170216 A JP 10170216A JP 17021698 A JP17021698 A JP 17021698A JP 2000001538 A JP2000001538 A JP 2000001538A
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Japan
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polymer compound
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chemical formula
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JP10170216A
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English (en)
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Satoshi Ishii
聡 石井
Hodaka Tsuge
穂高 柘植
Yoichi Shimada
陽一 島田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 有機エレクトロルミネッセンス素子、光電変
換素子等の光機能素子で使用するのに好適なバインダー
機能を有し、高耐久性、高キャリア輸送性を有する高分
子化合物を提供することにある。 【解決手段】 1,000から5,000,000の範
囲のゲルパーミエイションクロマトグラフィーにより測
定したポリスチレン換算重量平均分子量を有し、 具体的には、例えば

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、良好な耐久性とキ
ャリア輸送性を持つ高分子化合物と、その高分子化合物
を含有する薄膜を用いる光機能素子、光電変換素子、有
機エレクトロルミネッセンス素子に関し、特に簡易な構
造を有しながら発光効率の高い有機エレクトロルミネッ
センス素子に関する。
【0002】
【従来の技術】現在種々の発光素子が使用されている
が、面発光が可能で、大面積の発光素子の製造可能性か
ら有機エレクトロルミネッセンス素子が注目されてい
る。
【0003】有機エレクトロルミネッセンス素子は、そ
の特徴から、自動車、自転車等の方向指示機やテールラ
ンプなど、パーソナルコンピューター、ファミリーコン
ピューターなどのディスプレイ、液晶表示装置のバック
ライト、玩具用発光素子、道路工事用夜間表示灯などの
用途に用いられることが予想される。
【0004】従来、有機エレクトロルミネッセンス素子
では、陽極/発光層/陰極の構造の単層有機エレクトロ
ルミネッセンス素子が知られている。陰極からは電子が
発光層に注入され、陽極からは正孔が発光層に注入され
る。注入された電子と正孔が、発光層内で再結合すると
きに発光が行われる。
【0005】その後、種々の構造を持った有機エレクト
ロルミネッセンス素子が開発されている。例えば、陽極
/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/陰極からなる多層
積層構造である。正孔輸送層/発光層/電子輸送層は薄
膜として形成されている。
【0006】正孔輸送層は陽極から注入される正孔を発
光層まで輸送するための層であり、電子輸送層は陰極か
ら注入される電子を発光層まで輸送するための層であ
る。発光層は正孔輸送層と陰極の間に設けられ、発光材
として蛍光物質を含んでいる。発光層は高い発光量子効
率を有する蛍光物質単体、あるいはこれらが低分子ある
いは高分子化合物中に分散させられた形で形成されてい
る。発光材は、色素レーザー用の色素、蛍光増白剤、あ
るいは紫外線照射により蛍光を示す蛍光物質の中から任
意に用いることができる。
【0007】上記構造以外に、例えば正孔注入層、電子
注入層、正孔阻止層が設けられた有機エレクトロルミネ
ッセンス素子も知られている。
【0008】例えば、特開平3−137186号公報に
は、陽極/正孔注入輸送層/発光層/正孔阻止層/陰極
からなる多層積層構造の有機エレクトロルミネッセンス
素子が開示されている。正孔阻止層は、発光層と陰極の
間に設けられる。正孔阻止層が設けられない場合には、
発光に寄与することがない正孔は発光層内を通過してゆ
く。正孔阻止層はそのような正孔を発光層内にとじ込
め、発光に寄与させるために使用される。この結果、高
い発光効率が得られる。
【0009】電子注入層は、発光層と陰極の間あるいは
正孔阻止層と陰極の間に設けられ、陰極からの電子の注
入を容易にする。正孔注入層は、発光層と陽極の間に設
けられ陽極からの正孔の注入を容易にする。
【0010】従来の有機エレクトロルミネッセンス素子
の製造において、各有機層は蒸着法により形成されてい
た。しかしながら、蒸着法で大面積の有機エレクトロル
ミネッセンス素子を生産することは生産効率の点で問題
がある。
【0011】そこで、有機層が浸漬塗工法により形成さ
れる有機エレクトロルミネッセンス素子が特開平3―1
37186号公報に開示されている。また、特開平4−
2096号公報には、有機層が塗布により形成されてい
る。これにより、生産効率を改善できる可能性がでてき
た。
【0012】ところが、十分な性能をもつ有機エレクト
ロルミネッセンス素子を得るには、厳しく管理された成
膜条件の下で、数十nmの有機薄膜を塗布形成する必要
がある。特開平3―137186号公報、また、特開平
4−2096号公報に述べられているように、有機層の
上に更に有機層を塗布形成する際には、下層が実質的に
溶解あるいは溶出しないことが大切である。
【0013】更に、製造過程における下層有機膜の溶出
の問題が解決できたとしても、湿式塗布法による有機エ
レクトロルミネッセンス素子は同じ電力では、蒸着法に
よる有機エレクトロルミネッセンス素子より発光効率が
劣るという問題がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】量子効率の点から積層
構造と単層構造を比較すると積層構造を有する有機エレ
クトロルミネッセンス素子の方が発光効率が高く優れて
いる。これは、積層構造では、界面でキャリアがブロッ
クされることにより、キャリアの再結合確率が高まり、
また、再結合部位が界面に集約され、金属電極による一
重項励起子の消光が防げることによる。よって積層構造
を有する有機エレクトロルミネッセンス素子では単層構
造の有機エレクトロルミネッセンス素子と比べて少ない
パワーで同じ発光を得ることができる。
【0015】そのような積層構造を実現するために従来
の有機エレクトロルミネッセンス素子では蒸着法が用い
られている。しかしながら、蒸着法では大規模な素子を
実現するのは困難である。また、生産効率も悪い。そこ
で、例えば塗布法のような湿式法により有機膜を形成す
ることが考えられた。この方法では、大規模な素子を容
易に実現でき、また生産効率もよい。
【0016】しかしながら、湿式法による有機エレクト
ロルミネッセンス素子では、キャリア輸送、発光を行う
低分子材料の結晶化を防ぎ、耐久性を上げる目的で、高
分子化合物がバインダーとして用いられており、この高
分子化合物のキャリアー伝導度が低いので、蒸着法によ
る有機エレクトロルミネッセンス素子と較べて、消費電
力が大きく発光効率が劣るという問題がある。
【0017】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものである。従って、本発明の目的は、キャリアー
を効率よく輸送することができ、それにより低消費電力
でより効率のよい発光を行うことができる有機エレクト
ロルミネッセンス素子を提供することにある。
【0018】本発明の他の目的は、上記の有機エレクト
ロルミネッセンス素子で使用するのに好適なバインダー
機能を有し、高耐久性、高キャリア輸送性を持つ高分子
化合物を提供することにある。
【0019】本発明の他の目的は、新規な高分子電子輸
送材を用いて高効率な、光電変換素子のような光機能素
子を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の高分子化
合物は、1,000から5,000,000の範囲のゲ
ルパーミエイションクロマトグラフィーにより測定した
ポリスチレン換算重量平均分子量を有し、望ましくは、
5,000から1,000,000の範囲の前記重量平
均分子量を有し、[化1]で表される繰り返し単位を有
する高分子化合物であり、望ましくは、前記繰り返し単
位の合計が、全繰り返し単位の50モル%以上含まれる
高分子化合物である。
【0021】ここで、R1からR6の各々は、水素、フ
ッ素、シアノ基、アルキル基、アルコキシ基、アルキル
チオ基、及びそれらの置換基のいずれかを有してもよい
アミノ基、アリール基、アリールオキシ基、複素環化合
物基の中から独立に選ばれる。Ar1からAr4の各々
は、置換基を有してもよいアリーレン基、複素環化合物
基の中から独立に選ばれ、Ar2は無くともよい。m
は、0から5までのいずれかの整数をとり、X1とX2
は酸素である。
【0022】また、Ar1とR1、及びAr2が存在す
るとき、Ar2とR2の少なくとも一方は縮合していて
もよい。
【0023】本発明の第2の高分子化合物は、1,00
0から5,000,000の範囲のゲルパーミエイショ
ンクロマトグラフィーにより測定したポリスチレン換算
重量平均分子量を有し、望ましくは、5,000から
1,000,000の範囲の前記重量平均分子量を有
し、[化2]で表される繰り返し単位を有する高分子化
合物であり、望ましくは、前記繰り返し単位の合計が、
全繰り返し単位の50モル%以上含まれる高分子化合物
である。
【0024】ここで、R1からR6の各々は、水素、フ
ッ素、シアノ基、アルキル基、アルコキシ基、アルキル
チオ基、及びそれらの置換基のいずれかを有してもよい
アミノ基、アリール基、アリールオキシ基、複素環化合
物基の中から独立に選ばれる。Ar1からAr4の各々
は、置換基を有してもよいアリーレン基、複素環化合物
基の中から独立に選ばれ、Ar2は無くともよい。m
は、2から5までのいずれかの整数をとり、jは、0か
ら3までのいずれかの整数をとり、X1とX2は酸素で
ある。
【0025】また、Ar1とR1、及びAr2が存在す
るとき、Ar2とAr2に隣接するR2の少なくとも一
方は縮合していてもよい。
【0026】本発明の第3の高分子化合物は、1,00
0から5,000,000の範囲のゲルパーミエイショ
ンクロマトグラフィーにより測定したポリスチレン換算
重量平均分子量を有し、望ましくは、5,000から
1,000,000の範囲の前記重量平均分子量を有
し、[化3]で表される繰り返し単位を有する高分子化
合物であり、望ましくは、前記繰り返し単位の合計が、
全繰り返し単位の50モル%以上含まれる高分子化合物
である。
【0027】ここで、R1からR6の各々は、水素、フ
ッ素、シアノ基、アルキル基、アルコキシ基、アルキル
チオ基、及びそれらの置換基のいずれかを有してもよい
アミノ基、アリール基、アリールオキシ基、複素環化合
物基の中から独立に選ばれる。Ar1からAr3の各々
は、置換基を有してもよいアリーレン基、複素環化合物
基の中から独立に選ばれ、Ar1は無くともよい。m
は、0から5までのいずれかの整数をとり、X1とX2
は酸素である。
【0028】また、Ar1が存在するとき、Ar1とR
2は縮合していてもよい。
【0029】更に、上記の高分子化合物において、前記
繰り返し単位内にYで示される分子構造は、[化4]
と、[化5]と、[化6]と、[化7]と、[化8]
と、[化9]と、[化10]とで示される結合のうちの
いずれかで置換されていてもよい。
【0030】また、前記繰り返し単位内にX1とX2で
示される結合の少なくとも一方は、それぞれ独立に[化
5]と、[化6]と、[化7]と、[化8]と、[化
9]と、[化10]と、[化38]とで示される結合の
うちのいずれかで置換されていてもよい。
【0031】ここで、[化10]中のR及び[化38]
中のR1、R2はそれぞれ独立に水素またはアルキル基
を示す。
【0032】この結果、上記の高分子化合物は、有機エ
レクトロルミネッセンス素子において有機層形成のため
に使用されるのに好適である。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の高分子化合物を
使用する有機エレクトロルミネッセンス素子について詳
細に説明する。
【0034】本発明の有機エレクトロルミネッセンス素
子は、陽極/正孔輸送層/電子輸送層/陰極の積層構造
を有する。ドーピング発光材料としての蛍光物質は、電
子輸送層内に分散されることが望ましいが、正孔輸送層
内に分散されてもよい。また、電子輸送層と正孔輸送層
の両方に分散されてもよい。あるいは、正孔輸送層中の
正孔輸送性有機物と、電子輸送層中の電子輸送性有機物
の少くとも一方が蛍光物質である場合は、ドーピング発
光材料としての蛍光物質は分散されていなくても良い。
【0035】ここで正孔輸送層が発光層である場合は、
正孔輸送層は正孔輸送発光層を意味する。また電子輸送
層が発光層である場合は、電子輸送層は電子輸送発光層
を意味する。また、必要により、他の層、例えば、発光
効率を向上させるために正孔阻止層や電子阻止層、ある
いはバッファ層として正孔注入層や電子注入層を設けて
もよい。
【0036】陽極としては透明絶縁性支持体、例えばガ
ラス基板上に形成された透明な導電性物質が用いられ
る。陽極の材料としては、酸化錫、酸化インジウム、酸
化錫インジウム(ITO)などの導電性酸化物、あるい
は金、銀、クロムなどの金属、よう化銅、硫化銅などの
無機導電性物質、ポリチオフェン、ポリピロール、ポリ
アニリン等の導電性ポリマーなどを挙げることができ
る。陰極が透明な場合には陽極は不透明な材料で形成さ
れてもよい。但し、陽極としてポリマーが使用されると
きは、正孔輸送層を形成するときに、溶出しないことが
必要である。
【0037】正孔輸送層は、正孔輸送性有機物を含む有
機層である。正孔輸送層用の有機物は、
【化40】 [化40]に示すポリ(N−ビニルカルバゾール)(以
下、PVKともいう)、
【化41】 [化41]に示すポリ(パラ−フェニレンビニレン)な
どの高分子からなることが好ましい。あるいは、
【化42】 [化42]に示すN,N’−ジフェニル−N,N’−ビ
ス(3−メチルフェニル)−1,1’−ビフェニル−
4,4’−ジアミン、
【化43】 [化43]に示す4,4’−ビス(9−カルバゾリル)
ビフェニル、
【化44】 [化44]に示すN,N’−ジフェニル−N,N’−ビ
ス(1−ナフチル)―1,1’−ビフェニル−4,4’
−ジアミン、
【化45】 [化45]に示す4,4’−ビス(10−フェノチアジ
ニル)ビフェニル、
【化46】 [化46]に示すカッパーフタロシアニン等の正孔輸送
性低分子からなることが好ましい。
【0038】電子輸送層は、本発明による高分子化合物
からなる有機層であり、蛍光物質を含有することが望ま
しい。また、電子輸送性低分子が分散されていてもよ
い。高分子化合物については以下に詳細に説明する。
【0039】本発明の第1の高分子化合物は、1,00
0から5,000,000の範囲のゲルパーミエイショ
ンクロマトグラフィーにより測定したポリスチレン換算
重量平均分子量を有し、望ましくは、5,000から
1,000,000の範囲の前記重量平均分子量を有
し、[化1]で表される繰り返し単位を有する高分子化
合物であり、望ましくは、前記繰り返し単位の合計が、
全繰り返し単位の50モル%以上含まれる高分子化合物
である。
【0040】ここで、R1からR6の各々は、水素、フ
ッ素、シアノ基、アルキル基、アルコキシ基、アルキル
チオ基、及びそれらの置換基のいずれかを有してもよい
アミノ基、アリール基、アリールオキシ基、複素環化合
物基の中から独立に選ばれる。Ar1からAr4の各々
は、置換基を有してもよいアリーレン基、複素環化合物
基の中から独立に選ばれ、Ar2は無くともよい。m
は、0から5までのいずれかの整数をとり、X1とX2
は酸素である。
【0041】また、Ar1とR1、及びAr2が存在す
るとき、Ar2とR2の少なくとも一方は縮合していて
もよい。
【0042】このような高分子化合物としては、以下の
ような繰り返し単位の分子構造を有するものがある。
【化11】 と、
【化12】 と、
【化13】 と、
【化14】 と、
【化15】 と、
【化16】 と、
【化17】 と、
【化18】 等である。
【0043】本発明の第2の高分子化合物は、1,00
0から5,000,000の範囲のゲルパーミエイショ
ンクロマトグラフィーにより測定したポリスチレン換算
重量平均分子量を有し、望ましくは、5,000から
1,000,000の範囲の前記重量平均分子量を有
し、[化2]で表される繰り返し単位を有する高分子化
合物であり、望ましくは、前記繰り返し単位の合計が、
全繰り返し単位の50モル%以上含まれる高分子化合物
である。
【0044】ここで、R1からR6の各々は、水素、フ
ッ素、シアノ基、アルキル基、アルコキシ基、アルキル
チオ基、及びそれらの置換基のいずれかを有してもよい
アミノ基、アリール基、アリールオキシ基、複素環化合
物基の中から独立に選ばれる。Ar1からAr4の各々
は、置換基を有してもよいアリーレン基、複素環化合物
基の中から独立に選ばれ、Ar2は無くともよい。m
は、2から5までのいずれかの整数をとり、jは、0か
ら3までのいずれかの整数をとり、X1とX2は酸素で
ある。
【0045】また、Ar1とR1、及びAr2が存在す
るとき、Ar2とAr2に隣接するR2の少なくとも一
方は縮合していてもよい。
【0046】このような高分子化合物としては、以下の
ような繰り返し単位の分子構造を有するものがある。
【化19】 と、
【化20】 と、
【化21】 と、
【化22】 と、
【化23】 と、
【化24】 と、
【化25】 等である。
【0047】本発明の第3の高分子化合物は、1,00
0から5,000,000の範囲のゲルパーミエイショ
ンクロマトグラフィーにより測定したポリスチレン換算
重量平均分子量を有し、望ましくは、5,000から
1,000,000の範囲の前記重量平均分子量を有
し、[化3]で表される繰り返し単位を有する高分子化
合物であり、望ましくは、前記繰り返し単位の合計が、
全繰り返し単位の50モル%以上含まれる高分子化合物
である。
【0048】ここで、R1からR6の各々は、水素、フ
ッ素、シアノ基、アルキル基、アルコキシ基、アルキル
チオ基、及びそれらの置換基のいずれかを有してもよい
アミノ基、アリール基、アリールオキシ基、複素環化合
物基の中から独立に選ばれる。Ar1からAr3の各々
は、置換基を有してもよいアリーレン基、複素環化合物
基の中から独立に選ばれ、Ar1は無くともよい。m
は、0から5までのいずれかの整数をとり、X1とX2
は酸素である。
【0049】また、Ar1が存在するとき、Ar1とR
2は縮合していてもよい。
【0050】このような高分子化合物としては、以下の
ような繰り返し単位の分子構造を有するものがある。
【化26】 と、
【化27】 と、
【化28】 と、
【化29】 と、
【化30】 と、
【化31】 と、
【化32】 と、
【化33】 と、
【化34】 等である。
【0051】更に、上記の高分子化合物において、前記
繰り返し単位内にYで示される分子構造は、[化4]
と、[化5]と、[化6]と、[化7]と、[化8]
と、[化9]と、[化10]等で示される結合のうちの
いずれかで置換されていてもよい。
【0052】また、前記繰り返し単位内にX1とX2で
示される結合の少なくとも一方は、それぞれ独立に[化
5]と、[化6]と、[化7]と、[化8]と、[化
9]と、[化10]と、[化38]等で示される結合の
うちのいずれかで置換されていてもよい。
【0053】ここで、[化10]中のR、及び[化3
8]中のR1、R2はそれぞれ独立に水素またはアルキ
ル基を示す。この様な高分子化合物としては、以下の様
な繰り返し単位の分子構造を有するのもがある。
【化35】 と、
【化36】 と、
【化37】 等である。
【0054】この結果、上記の高分子化合物は、有機エ
レクトロルミネッセンス素子において有機層形成のため
に使用されるのに好適である。
【0055】蛍光物質は、クマリン1、クマリン2、ク
マリン6、クマリン7、クマリン30、クマリン10
2、クマリン106、クマリン334、クマリン33
7、(2−(2−(4−(ジメチルアミノ)フェニル)
エテニル)−6−メチル−4H−ピラン−4−イリデ
ネ)プロパンジニトリル、ナイルレッドなどの色素類、
5,6,11,12−テトラフェニルナフタセン、キナ
クリドン、芳香族化合物、アントラセン、アニン系など
の芳香族アミン、芳香族イミンの誘導体、1,1,4,
4−テトラフェニル−1,3−ブタジエン、1−(9−
アントラセニル)−4−フェニル−1、3−ブタジエ
ン、1−(4−キノリル)−4−(P−ジメチルアミ
ノ)フェニル−1,3−ブタジエンなどのブタジエン誘
導体、アクリジンの誘導体、4,4’−ビス(5−メチ
ル−2−ベンゾオキサゾリル)スチルベンなどのスチル
ベンの誘導体、1,3−イソベンゾフランなどのイソベ
ンゾフランの誘導体、1,3−ジピレニルプロパンなど
のエキサイマーあるいはエキサイプレックス発光を示す
化合物、7−(p−メトキシベンジルアミノ)−4−ニ
トロベンゾオキサジアゾールなどのベンゾオキサジアゾ
ール誘導体、オキサゾール、オキサジアゾ−ル、ベンゾ
イミダゾール、チアゾール誘導体などの蛍光増白剤、8
−ヒドロキシキノリンおよびその誘導体の金属錯体、ル
テニウム錯体、希土類錯体、ベンゾイルトリフルオロア
セトン、フロイルトリフルオロアセトン、ヘキサフルオ
ロアセトンのユーロビウム錯体に代表されるような蛍光
性の金属錯体、希土類錯体、あるいはピコリン酸テルビ
ウムなどの希土類塩などをあげることができる。ここ
で、蛍光物質が正孔輸送層内に分散される場合は、蛍光
物質は電子輸送層の形成時に使用される溶媒に不溶であ
ることが望ましい。
【0056】電子輸送性低分子は、
【化47】 [化47]に示すトリス(8−ヒドロキシキノリナー
ト)アルミニウム、
【化48】 [化48]に示す3−(4−ビフェニリル)−5−(4
−tert−ブチルフェニル)−4−フェニル−1,
2,4−トリアゾール、
【化49】 [化49]に示す2−(4−ビフェニリル)−5−(4
−tert−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジ
アゾール(以下PBDともいう)、
【化50】 [化50]に示す4,4’−ビス(1,1−ジフェニル
エテニル)ビフェニル、
【化51】 [化51]に示す2,5−ビス(1−ナフチル)−1.
3.4−オキサジアゾール、
【化52】 [化52]に示される4,4’−(1,1−ビス(4−
メチルフェニル)エテニル)ビフェニル、
【化53】 2.5−ビス(4−ビフェニリル)−1,3,4−オキ
サジアゾールなどを挙げることができる。
【0057】陰極として好ましいのは例えばインジウ
ム、銀、金、銅、錫、アルミニウム、鉛、マグネシウ
ム、リチウム、ランタン、ユーロピウム、イッテルビウ
ムなどの金属や希土類単体、フッ化リチウム、あるいは
これらを複合して形成した半透明または不透明電極が挙
げられる。
【0058】次に、本発明の有機エレクトロルミネッセ
ンス素子の製造方法について説明する。
【0059】最初に、ガラス基板のような透明基板上に
陽極が蒸着される。
【0060】次に、上記正孔輸送層用の正孔輸送性高分
子あるいは低分子が第1の溶媒中に溶解され、その第1
の溶媒溶液が湿式法により陽極上に形成される。このと
き、溶剤は自然乾燥により蒸発して、正孔輸送層が形成
される。
【0061】本発明で使用される湿式法には、たとえば
キャスティング法、ブレードコート法、浸漬塗工法、ス
ピンコート法、スプレイコート法、ロール塗工法などの
通常の塗工法が含まれる。
【0062】次に、第2の溶媒中に本発明による高分子
化合物が溶解され、望ましくは、蛍光物質が溶解あるい
は分散される。この第2の溶媒は、正孔輸送層中の有機
物の溶解度パラメーターの可溶範囲外の溶解度パラメー
ターを有することが望ましい。例えば、第2の溶媒は、
正孔輸送層中の有機物がポリ(N−ビニルカルバゾー
ル)である場合8.8(cal/cm3)1/2以下または10.
1(cal/cm3)1/2以上の溶解度パラメーターを有する溶
媒で、かつ室温における前記溶媒中への水の溶解度が2
重量%以下である溶媒であることが望ましい。
【0063】また、この第2の溶媒溶液中に、電子輸送
性低分子が溶解あるいは分散させられていてもよい。本
発明による高分子化合物を含む第2の溶媒溶液を用い
て、湿式法により下層の正孔輸送層の上に電子輸送層が
形成される。
【0064】その後、陰極が蒸着法等により形成され、
有機エレクトロルミネッセンス素子が完成する。
【0065】
【実施例】以下に上記物質の合成例を説明する。 [合成例1]4,4’ジフルオロスチルベン20gと
2,2−ビス(4’−オキシフェニル)プロパン2ナト
リウム塩28gをジメチルスルオキシド100ml中で
180℃で4時間攪拌しながら重合した。この溶液を冷
却後、メタノール10l中に滴下した。この時、析出し
た固体を濾過し、ジクロロエタンに溶解し再びメタノー
ル10l中に滴下した。この操作を3回繰り返し、得ら
れた固体を乾燥して[化11]に示す重合体を2g得
た。
【0066】[合成例2]1フルオロ2(4フルオロベ
ンゼン)エチレン18gと2,2−ビス(4’−オキシ
フェニル)プロパン2ナトリウム塩28gをジメチルス
ルオキシド100ml中で180℃で4時間攪拌しなが
ら重合した。この溶液を冷却後、メタノール10l中に
滴下した。この時、析出した固体を濾過し、ジクロロエ
タンに溶解し再びメタノール10l中に滴下した。この
操作を3回繰り返し、得られた固体を乾燥し、[化2
6]に示す重合体を4g得た。
【0067】[合成例3]4,4’ジオキサスチルベン
2ナトリウム塩26gと4,4’−ジフルオロジフェニ
ルスルホン26gをジメチルスルオキシド100ml中
で180℃で4時間攪拌しながら重合した。この溶液を
冷却後、メタノール10l中に滴下した。この時、析出
した固体を濾過し、ジクロロエタンに溶解し再びメタノ
ール10l中に滴下した。この操作を3回繰り返し、得
られた固体を乾燥し、[化35]に示す重合体を5g得
た。
【0068】[合成例4]4,4’ジアミノスチルベン
22gと2,2−ビス(4’−フルオロフェニル)プロ
パン27gをジメチルスルオキシド100ml中で18
0℃で4時間攪拌しながら重合した。この溶液を冷却
後、メタノール10l中に滴下した。この時、析出した
固体を濾過し、ジクロロエタンに溶解し再びメタノール
10l中に滴下した。この操作を3回繰り返し、得られ
た固体を乾燥し、[化36]に示す重合体を4g得た。
【0069】[合成例5]4,4’ジクロロスチルベン
1モルと1(4クロロフェニル)2ナトリウムエチレン
1モルを混合し塩化アルミニウム10gの存在下で10
0℃で4時間攪拌しながら反応させ
【化39】 [化39]を得た。[化39]を40gと2,2−ビス
(4’−オキシフェニル)プロパン2ナトリウム塩28
gをジメチルスルオキシド100ml中で180℃で4
時間攪拌しながら重合した。この溶液を冷却後、メタノ
ール10l中に滴下した。この時、析出した固体を濾過
し、ジクロロエタンに溶解し再びメタノール10l中に
滴下した。この操作を3回繰り返し、得られた固体を乾
燥し[化19]に示す重合体を6g得た。
【0070】[実験例1]陽極兼基板として市販のIT
O基板(旭硝子製20Ω/□)を使用した。正孔輸送層
としてポリ(N−ビニルカルバゾール)9mgをジクロ
ロエタン1ml中に溶解しスピンコートにより1000
rpmで1秒間回転させて成膜をおこなった。この時、
ポリ(N−ビニルカルバゾール)の膜厚は50nmであ
った。その後電子輸送層として前記合成例に従い合成を
行った[化11]の高分子9mgとクマリン6 0.2
mgをエチルベンゼン1mlに溶解し溶液を作成しスピ
ンコートにより1000rpmで1秒間回転させて成膜
をおこなった。この時の合計膜厚は100nmであっ
た。更に、有機膜の上にMg、Agを元素比で10:1
の割合で200nm蒸着し陰極を形成した。更にAgの
みを100nm蒸着してシールした。この時の発光特性
は12Vにおいて300cd/mの緑色発光をした。
この時の電流密度は12mA/cmであった。
【0071】[比較例2]電子輸送層形成の溶液として
ポリスチレン9mg、PBD4mg、クマリン60.2
mgをエチルベンゼン1mlに溶解し作成した以外は、
実験例1と同様に素子を作成した。この時の発光特性は
12Vにおいて18cd/mの緑色発光をした。この
時の電流密度は0.9mA/cmであった。
【0072】[実験例2から5]
【表1】 電子輸送層形成の溶液として高分子を表1にあげたもの
を使用した以外は、実験例1と同様に素子を作成した。
この時の発光特性を[表1]に示す。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
有機エレクトロルミネッセンス素子において、電子輸送
層の形成に本発明の高分子化合物を用いることにより低
抵抗で高輝度を持つ高品質の素子を提供することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島田 陽一 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2H068 AA20 BB50 BB52 FA01 3K007 AB00 AB02 AB03 CA01 CB01 DA00 DB03 EB00 FA01 4J005 AA01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1,000から5,000,000の範囲
    のゲルパーミエイションクロマトグラフィーにより測定
    したポリスチレン換算重量平均分子量を有し、 【化1】 [化1]で表される繰り返し単位を有する高分子化合物
    であって、ここで、R1からR6の各々は、水素、フッ
    素、シアノ基、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチ
    オ基、及びそれらの置換基のいずれかを有してもよいア
    ミノ基、アリール基、アリールオキシ基、複素環化合物
    基の中から独立に選ばれ、Ar1からAr4の各々は、
    置換基を有してもよいアリーレン基、複素環化合物基の
    中から独立に選ばれ、Ar2は無くともよく、mは、0
    から5までのいずれかの整数をとり、X1とX2は酸素
    である高分子化合物。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の高分子化合物であって、
    Ar1とR1、及びAr2が存在するとき、Ar2とR
    2の少なくとも一方は縮合している高分子化合物。
  3. 【請求項3】1,000から5,000,000の範囲
    のゲルパーミエイションクロマトグラフィーにより測定
    したポリスチレン換算重量平均分子量を有し、 【化2】 [化2]で表される繰り返し単位を有する高分子化合物
    であって、ここで、R1からR6の各々は、水素、フッ
    素、シアノ基、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチ
    オ基、及びそれらの置換基のいずれかを有してもよいア
    ミノ基、アリール基、アリールオキシ基、複素環化合物
    基の中から独立に選ばれ、Ar1からAr4の各々は、
    置換基を有してもよいアリーレン基、複素環化合物基の
    中から独立に選ばれ、Ar2は無くともよく、mは、2
    から5までのいずれかの整数をとり、jは、0から3ま
    でのいずれかの整数をとり、X1とX2は酸素である高
    分子化合物。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の高分子化合物であって、
    Ar1とR1、及びAr2が存在するとき、Ar2とA
    r2に隣接するR2の少なくとも一方は縮合している高
    分子化合物。
  5. 【請求項5】1,000から5,000,000の範囲
    のゲルパーミエイションクロマトグラフィーにより測定
    したポリスチレン換算重量平均分子量を有し、 【化3】 [化3]で表される繰り返し単位を有する高分子化合物
    であって、ここで、R1からR6の各々は、水素、フッ
    素、シアノ基、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチ
    オ基、及びそれらの置換基のいずれかを有してもよいア
    ミノ基、アリール基、アリールオキシ基、複素環化合物
    基の中から独立に選ばれ、Ar1からAr3の各々は、
    置換基を有してもよいアリーレン基、複素環化合物基の
    中から独立に選ばれ、Ar1は無くともよく、mは、0
    から5までのいずれかの整数をとり、X1とX2は酸素
    である高分子化合物。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の高分子化合物であって、
    Ar1が存在するとき、Ar1とR2は縮合している高
    分子化合物。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれかに記載の高分子
    化合物において、前記繰り返し単位内にYで示される分
    子構造は、 【化4】 と、 【化5】 と、 【化6】 と、 【化7】 と、 【化8】 と、 【化9】 と、 【化10】 ([化10]中のRは、水素またはアルキル基を示す)
    とで示される結合のうちのいずれかで置換された高分子
    化合物。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のいずれかに記載の高分子
    化合物において、前記繰り返し単位内にX1とX2で示
    される結合の少なくとも一方は、それぞれ独立に [化
    5]と、[化6]と、[化7]と、[化8]と、[化
    9]と、[化10]と、 【化38】 とで示される結合のうちのいずれかで置換され、ここ
    で、[化10]中のR及び[化38]中のR1、R2は
    それぞれ独立に水素またはアルキル基を示す高分子化合
    物。
  9. 【請求項9】請求項1から8のいずれかに記載の高分子
    化合物において、前記ポリスチレン換算重量平均分子量
    が5,000から1,000,000の範囲を有する高
    分子化合物。
  10. 【請求項10】請求項1から9のいずれかに記載の高分
    子化合物において、前記繰り返し単位の合計が、全繰り
    返し単位の50モル%以上含まれる高分子化合物。
  11. 【請求項11】請求項1から10のいずれかに記載の高
    分子化合物を有効成分として含有する薄膜を用いること
    を特徴とする光機能素子。
  12. 【請求項12】請求項1から10のいずれかに記載の高
    分子化合物を有効成分として含有する薄膜を用いること
    を特徴とする光電変換素子。
  13. 【請求項13】請求項1乃至10のいずれかに記載の高
    分子化合物を有効成分として含有する薄膜を用いること
    を特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006243626A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Ricoh Co Ltd 光波長変換素子
JP2006251555A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Ricoh Co Ltd 光波長変換素子
CN109980125A (zh) * 2014-10-23 2019-07-05 剑桥显示技术有限公司 有机发光器件

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