JP2000001207A - 加工機械 - Google Patents

加工機械

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JP2000001207A
JP2000001207A JP16815898A JP16815898A JP2000001207A JP 2000001207 A JP2000001207 A JP 2000001207A JP 16815898 A JP16815898 A JP 16815898A JP 16815898 A JP16815898 A JP 16815898A JP 2000001207 A JP2000001207 A JP 2000001207A
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work
workpiece
movable
clamp
processing machine
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JP16815898A
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Masahiro Yokoi
正裕 横井
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YKK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下面が平坦でない長尺なワークを正しい姿勢
で搬送できるようにする。 【解決手段】 ワークをクランプするワーククランプ4
9をワーク長手方向に移動して案内ローラ31と補助ロ
ーラ32に沿ってワークを長手方向に搬送し、その補助
ローラ32を上下方向及びワーク短手方向に移動自在と
し、ワークの低い下面を案内ローラ31に接し、ワーク
の高い下面を補助ローラ32に接して下面が平坦でない
ワークを正しい姿勢で搬送できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物用サッシを形
成するサッシ材等のワークを加工する加工機械に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特開平8−224665号公報に示す加
工機械が提案されている。この加工機械は加工機、クラ
ンプ機構、ワーク搬送機構、加工ワーク搬送機構、ワー
ク移載機構等を備え、ワーク移載機構でワークをワーク
搬送機構に移載し、ワーク搬送機構でワークを加工機ま
で搬送し、そのワークをクランプ機構でクランプして加
工機で加工し、加工した加工ワークを加工ワーク搬送機
構で搬送するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のワーク搬送機構
はローラコンベヤであり、H鋼や角パイプ鋼のように断
面形状が正しい矩形状のワークを搬送できるが、建物用
サッシを形成するサッシ材のように不定形な断面形状の
ワークを正しい姿勢で搬送できない。
【0004】前述のクランプ機構はクランプ片をクラン
プシリンダで往復移動してローラコンベヤ上のワークを
クランプするものであり、前述のようにH鋼、角パイプ
鋼などであればクランプできるが、前述のサッシ材のよ
うに不定形な断面形状のワークを正しい姿勢でクランプ
できない。
【0005】以上のことから、前述の加工機械はサッシ
材のように不定形な断面形状のワークを加工する機械と
しては好ましくない。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした加工機械を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、所定位置
に供給されたワークAを一方向に搬送するワーク搬送機
構2と、このワーク搬送機構2の搬送方向端部寄りに設
けたクランプ機構3、加工機4を備えた加工機械におい
て、前記ワーク搬送機構2はワーク送り部30とワーク
送りガイド部と補助ローラ32を備え、前記補助ローラ
32は上下方向及びワーク搬送方向と直交する方向に移
動自在でワーク送りガイド部よりも上方に突出可能であ
ることを特徴とする加工機械である。
【0008】第2の発明は、第1の発明において、ワー
ク送り部30は、ワーク搬送方向に往復動する移動体3
4と、この移動体34に上下方向及びワーク搬送方向と
直交する横方向に移動自在で、かつ回転動自在に取付け
たワーククランプ49を有する加工機械である。
【0009】第3の発明は、所定位置に供給されたワー
クAを一方向に搬送するワーク搬送機構2と、このワー
ク搬送機構2の搬送方向端部寄りに設けたクランプ機構
3、加工機4を備えた加工機械において、前記クランプ
機構3はワークの搬送方向と直交する両面をクランプす
る前後ワーク支持片と、ワークの上下面をクランプする
ワーク支持台86、上下可動ワーク支持片93と、上下
方向及びワーク搬送方向と直交方向に移動自在で、かつ
ワーク支持台86よりも上方に突出可能なワーク支持パ
ッド96を有することを特徴とする加工機械である。
【0010】第4の発明は、第3の発明において、前後
固定ワーク支持片87と前後可動ワーク固定片90でワ
ークの搬送方向と直交する両面をクランプし、この前後
可動ワーク固定片90を上下動自在とし、前記上下可動
ワーク支持片93をワーク搬送方向と直交する方向に移
動自在とした加工機械である。
【0011】
【作 用】第1の発明によれば、ワーク送り部30に
よってワーク送りガイド部に沿ってワークを搬送でき
る。また、補助ローラ32をワークの下面形状に応じて
上下方向及びワーク搬送方向と直交する方向に移動する
ことで下面形状が平坦でなく凹凸のあるワークを正しい
姿勢で搬送ガイドできる。このようであるから、不定形
な断面形状のワークを正しい姿勢でスムーズに加工機、
クランプ機構に向けて搬送できる。
【0012】第2の発明によれば、ワーククランプ49
でワークをクランプし、移動体34とともにワーククラ
ンプ49を移動することでワークを搬送できる。しか
も、ワーククランプ49は上下方向、ワーク搬送方向と
直交方向に移動するからワークの任意の位置をクランプ
できるし、ワーククランプ49は回転動するからワーク
の水平ではなく斜めの部分でもクランプでき、これらが
相俟って不定形な断面形状のワークをクランプして搬送
することができる。
【0013】第3の発明によれば、ワークの下面の形状
に応じてワーク支持パッド96を上下方向、ワーク搬送
方向と直交方向に移動することで、下面が平坦でなく凹
凸や段差を有するワークを正しい姿勢で確実にクランプ
できる。
【0014】第4の発明によれば、ワークの搬送方向と
直交する方向の一側面の上下方向の任意の部分を前後可
動ワーク支持片90で支持できるし、ワークの上面にお
ける搬送方向と直交方向の任意の部分を上下可動ワーク
支持片93で支持できるから、ワークの一側面、上面が
任意の形状であっても確実にクランプできる。これによ
って、任意の断面形状のワークを確実にクランプでき
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に示すように、長尺なワーク
を短手方向に供給するワーク供給機構1、このワーク供
給機構1で供給されたワークを長手方向に搬送するワー
ク搬送機構2、このワーク搬送機構2の搬送終端部に搬
送方向に順次並設した第1のクランプ機構3、加工機
4、第2のクランプ機構5、切断機6、第3のクランプ
機構7、加工終了して所定長さに切断された加工ワーク
を搬送する加工ワーク搬出機構8、この加工ワーク搬出
機構8で搬送された加工ワークを排出する加工ワーク排
出機構9で加工機械としてある。
【0016】長尺なワークAはワーク供給機構1で短手
方向(矢印a方向)に給送される。この供給されたワー
クAはワーク搬送機構2で長手方向(矢印b方向)に加
工機4まで搬送されて第1のクランプ機構3でクランプ
される。この状態でワークAを加工機4で加工し、加工
終了後に第1のクランプ機構3をアンクランプ作動して
ワークAを切断機6まで搬送する。第2・第3のクラン
プ機構5,7でワークAをクランプし、切断機6で所定
の長さに切断する。切断した加工ワークは加工ワーク搬
出機構8で矢印c方向に搬送され、加工ワーク排出機構
9で矢印d方向に排出される。
【0017】前記ワーク供給機構1は図2に示すよう
に、複数の第1コンベヤ10と複数の第2コンベヤ1
1、ワーク長さ方向に向う横フレーム12に長手方向に
間隔を置いて設けた複数の縦ガイドローラ13、複数の
位置決め用ローラ14を備えている。前記第1コンベヤ
10と第2コンベヤ11はモータ15で駆動される共通
の駆動軸16で駆動されるので、各第1コンベヤ10、
各第2コンベヤ11は同期して同一速度で駆動される。
【0018】前記縦ガイドローラ13は図3に示すよう
に、横フレーム12の一側縦面12aにブラケット1
7、縦ピン18で揺動自在に取付けた取付ブラケット1
9に回転自在に取付けてあり、この取付ブラケット19
と横フレーム12の下面とに亘ってシリンダ20が連結
され、そのシリンダ20を伸縮することで縦ガイドロー
ラ13は揺動変位する。
【0019】前記位置決め用ローラ14は図4,図5,
図6に示すように取付けてある。横フレーム12の一側
縦面12aにブラケット21を取付け、このブラケット
21に一対のガイド22を設け、このガイド22に沿っ
て摺動体23をシリンダ24で摺動自在に設け、その摺
動体23に揺動体25を揺動アクチュエータ26、例え
ば空圧モータで揺動自在に支承し、その揺動体25に取
付けた軸27に位置決め用ローラ14が回転自在に取付
けてある。
【0020】このようであるから、位置決め用ローラ1
4はワーク供給機構1によるワーク供給方向に往復動す
ると共に、ワーク供給機構1によるワーク供給高さ、つ
まり供給ラインBよりも下方の倒伏姿勢と、供給ライン
Bよりも上方のパスラインCよりも上方に突出した起立
姿勢とに上下揺動する。
【0021】ワーク供給機構1は前述の構成であるか
ら、ワークAは第1・第2コンベヤ10,11で縦ガイ
ドローラ13に当るまで短手方向に供給される。この状
態で位置決め用ローラ14を起立姿勢とすると共に、横
フレーム12に向けて移動することでワークAを複数の
縦ガイドローラ13に押し当てて横フレーム12と平行
になった正しい姿勢とすることができる。
【0022】前記ワーク搬送機構2は図1に示すワーク
送り部30と、図2に示す案内ローラ31、補助ローラ
32を備えている。前記ワーク送り部30は図1,図
7,図8,図9に示すように、横フレーム12の上面、
他側縦面に取付けたガイドレール33に沿って長手方向
に移動自在な移動体34を備え、この移動体34に取付
けた移動用モータ35でピニオン36を回転し、そのピ
ニオン36を横フレーム12に取付けたラック37に噛
合し、ピニオン36を回転することで移動体34が横フ
レーム12の長手方向に往復移動する。
【0023】前記移動体34に昇降体38が上下動自在
に取付けてあり、移動体34に取付けた昇降用モータ3
9で縦送りネジ杆40を回転し、その縦送りネジ杆40
を昇降体38に回転自在で上下に動かないように設けた
ナット部材41にネジ合してある。前記昇降体38には
モータ42で回転される横送りネジ杆43が設けてあ
り、この横送りネジ杆43にねじ合したナット部材44
は横移動体45に回転自在でかつ移動しないように取付
けてあり、モータ42で横送りネジ杆43に回転すると
横移動体45がワーク供給機構1によるワーク搬送方向
に往復移動する。
【0024】前記横移動体45に筒軸46が横フレーム
12の長手方向に向けて取付けてあり、この筒軸46内
に回転軸47が回転用モータ48で回転自在に支承して
ある。この回転軸47の筒軸46より突出した部分にワ
ーククランプ49が取付けてある。このワーククランプ
49は図10に示すように固定クランプ片50と、クラ
ンプ用シリンダ51で揺動する可動クランプ片52を備
え、その固定クランプ片50と可動クランプ片52でワ
ークをクランプする。
【0025】このようであるから、ワーククランプ49
は横フレーム12の長手方向に往復移動、回転動、ワー
ク供給方向(ワーク短手方向)に往復移動する。
【0026】前記案内ローラ31は図11と図12と図
13に示すように取付けてある。横フレーム12の下面
に固着したブラケット53にプレート54をシリンダ5
5で上下動自在に取付け、このプレート54に固着した
ローラ取付ブラケット56に案内ローラ31が回転自在
に取付けてある。この複数の案内ローラ31でワークガ
イド部を形成している。なお、案内ローラ31の替りに
滑り易い材質の受片を複数設けてワークガイド部として
も良い。
【0027】このようであるから、案内ローラ31は供
給ラインBよりも下方位置とパスラインCと同一高さ位
置に上下移動する。
【0028】前記補助ローラ32は図14と図15に示
すように取付けてある。横フレーム12の下面にブラケ
ット60を固着し、このブラケット60のガイドレール
61に沿って横移動体62をワーク供給方向に移動自在
に取付ける。この横移動体62に取付けたラック63に
ピニオン64を噛合し、このピニオン64をブラケット
60に回転自在に支承した駆動軸65に固着する。この
駆動軸65は図2に示すように複数のブラケット60に
貫通してモータ66で回転駆動される。
【0029】前記横移動体62に縦移動体67が上下動
自在に設けられ、この縦移動体67にはモータ68と、
モータ68で回転される縦送りネジ杆69が取付けてあ
り、この縦送りネジ杆69にネジ合したナット部材70
が横移動体62に回転自在で移動しないように取付けて
ある。前記縦移動体67の上部に補助ローラ32がワー
ク供給方向に向う水平軸71で回転自在に取付けてあ
る。
【0030】このようであるから、補助ローラ32は供
給ラインBよりも下方位置とパスラインCよりも上方位
置とに亘って上下動すると共に、ワーク供給方向に往復
移動する。
【0031】次にワーク供給機構1で所定位置まで供給
されたワークAを加工機4に向けて搬送する動作を説明
する。ワーク供給時に供給ラインBよりも下方位置であ
った案内ローラ31を上方に移動してパスラインCと同
一高さとして第2コンベヤ11上のワークAを案内ロー
ラ31で持ち上げて案内ローラ31でワークAの下面を
支持する。
【0032】図12に仮想線で示すようにワークAの下
面が平坦面であれば案内ローラ31で支持できるが、例
えば図16(a),(b),(c)に示すようにワーク
Aの下面が低い下面A−1と高い下面A−2を有する高
さの異なる場合には補助ローラ32をパスラインCより
も上方位置とすると共に、ワーク供給方向に移動して高
い下面A−2に補助ローラ32を位置合せて案内ローラ
31と補助ローラ32でワークAを正しい姿勢で支持す
る。
【0033】ワーククランプ49を横フレーム12に沿
って移動してワークAの一部分をクランプする。この時
ワーククランプ49はワーク供給方向、上下方向に移動
すると共に、回転動するからワークAの任意の部分で
も、水平でない部分でもクランプできる。この状態で移
動体34を横フレーム12に沿って移動してワーククラ
ンプ49とともにワークAを案内ローラ31、補助ロー
ラ32に沿って加工機4に向けて搬送する。
【0034】このようであるから、図16(a),
(b),(c)に示すような不定形な断面形状のワーク
A(サッシ材)を正しい姿勢で確実に搬送することがで
きる。
【0035】前記第1のクランプ機構3は図17,図1
8,図19に示す構造である。横フレーム12の長手方
向端部寄りにはフレーム枠組体80が設置され、このフ
レーム枠組体80に本体81が取付けてある。この本体
81は一側縦板82と他側縦板83をL字状のスペーサ
84で間隔を置いて連結してある。一側縦板82と他側
縦板83には前記ワーク搬送機構2と対向する開口窓部
85がそれぞれ形成してあり、その開口窓部85にワー
クが挿入される。
【0036】前記開口窓部85の下部開口縁に沿って板
状のワーク支持台86が一側縦板82と他側縦板83に
亘って固着してあり、このワーク支持台86は前述のパ
スラインCと同一高さである。前記一側縦板82の横フ
レーム12寄りに前後固定ワーク支持片87が固着さ
れ、一側縦板82の横フレーム12と反対寄りに前後ク
ランプシリンダ88が移動機構89で上下動自在に取付
けてあり、この前後クランプシリンダ88によって前後
可動ワーク支持片90が前後固定ワーク支持片87に向
けて往復動する。
【0037】前記一側縦板82の上部寄りに上下クラン
プシリンダ91が移動機構92でワーク供給方向に往復
動自在に設けてあり、この上下クランプシリンダ91で
上下可動ワーク支持片93が上下動する。
【0038】前記一側縦板82の下部寄りに横移動体9
4が移動機構95でワーク供給方向に往復動自在に設け
てあり、この横移動体94にワーク支持パッド96がモ
ータ97によって上下動自在に設けてある。このワーク
支持パッド96はワーク支持台86の開口部99より上
方に突出可能となっている。
【0039】次にワークをクランプする動作を説明す
る。ワーク搬送機構2でパスラインCに沿って搬送され
たワークAはワーク支持台86の上面に沿って摺動す
る。ワークAを所定位置まで搬送したら、前後クランプ
シリンダ88で前後可動ワーク支持片90を移動してワ
ークAの短手方向両側面を前後固定ワーク支持片87と
前後可動ワーク支持片90でクランプする。
【0040】前後可動ワーク支持片90の上下寸法は前
後固定ワーク支持片87の上下方向寸法よりも小さいの
で、前後クランプシリンダ88を上下に移動して前後可
動ワーク支持片90を上下に移動することで、ワークA
の短手方向一側面における上下方向任意部分を支持でき
る。
【0041】上下クランプシリンダ91で上下可動ワー
ク支持片93を下方に移動することでワークAの上下面
をワーク支持台86とでクランプする。この上下可動ワ
ーク支持片93のワーク供給方向寸法は小さく、しかも
上下クランプシリンダ91とともにワーク供給方向に移
動するので、ワークAの上面における短手方向任意部分
を支持できる。
【0042】また、図16(a),(b),(c)に示
すようにワークAの下面が低い下面A−1と高い下面A
−2を有する高さの異なる場合にはワーク支持パット9
6を上下動及びワーク供給方向に移動して高い下面A−
2にワーク支持パット96を接することでワークAを正
しい姿勢で支持する。
【0043】このようであるから、図16(a),
(b),(c)に示すような不定形な断面形状のワーク
Aでも確実にクランプすることができる。
【0044】前記移動機構89,92,95はガイドレ
ール100、ガイドレール100に沿って移動するナッ
ト部材101、ナット部材101にネジ合した送りネジ
杆102、送りネジ杆102を回転する移動用モータ1
03を備え、ナット部材101に前後クランプシリンダ
88、上下クランプシリンダ92、横移動体94がそれ
ぞれ固着してある。横移動体94にナット部材105が
固着され、モータ97で送りネジ杆106を回転するこ
とで横移動体94に対してモータ97、ワーク支持パッ
ト96が上下動する。
【0045】前記加工機4は図20に示すように、ワー
ク挿通部110を有するフレーム本体111にワーク挿
通部112を有するヘッド113を回転自在に取付け、
このヘッド113に複数の加工具114を周方向に90
度間隔で取付けたもので、ワークAを第1のクランプ機
構3でクランプした状態でワークAの四面を加工でき
る。
【0046】前記第2のクランプ機構5は第1のクラン
プ機構3と同様である。
【0047】前記切断機6は図21,図22,図23に
示すように、基部フレーム120にフレーム121をワ
ーク供給方向に向けて取付け、このフレーム121に移
動体122を送り用モータ123と送りネジ杆124と
ナット部材125で往復動自在に取付け、その移動体1
22に駆動モータ126で回転駆動される回転カッタ1
27を取付けてある。
【0048】このようであるから、駆動モータ126で
回転カッタ127を回転駆動しながら送り用モータ12
3を駆動して移動体122を移動することで、回転カッ
タ127がワークAの短手方向に移動するのでワークA
を所定長さに切断できる。
【0049】前記第3のクランプ機構7は第1のクラン
プ機構3と同様である。
【0050】前記加工ワーク搬出機構8は図24に示す
ように、複数の駆動ローラ130と複数の縦ガイドロー
ラ131と補助ローラ132を備え、駆動ローラ130
はパスラインCと同一高である。補助ローラ132は前
述のワーク搬送機構2の補助ローラ32と同様に上下動
及びワーク短手方向に移動する。
【0051】前記加工ワーク排出機構9は図24に示す
ように、隣接する駆動ローラ130間に配設した第1排
出コンベヤ134と、この第1排出コンベヤ134と連
続した第2排出コンベヤ135を備えている。前記第2
排出コンベヤ135は図25に示すようにパスラインC
よりも若干高く、第1排出コンベヤ134はシリンダ1
36でパスラインCよりも下方位置とパスラインCより
も上方位置とに亘って上下揺動される。
【0052】このようであるから、駆動ローラ130で
搬送した加工ワークA′をパスラインC(駆動ローラ1
30)から持ち上げて第1排出コンベヤ134、第2排
出コンベヤ135で排出できる。
【0053】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、ワーク送
り部30によってワーク送りガイド部に沿ってワークを
搬送できる。また、補助ローラ32をワークの下面形状
に応じて上下方向及びワーク搬送方向と直交する方向に
移動することで下面形状が平坦でなく凹凸のあるワーク
を正しい姿勢で搬送ガイドできる。このようであるか
ら、不定形な断面形状のワークを正しい姿勢でスムーズ
に加工機、クランプ機構に向けて搬送できる。
【0054】請求項2に係る発明によれば、ワーククラ
ンプ49でワークをクランプし、移動体34とともにワ
ーククランプ49を移動することでワークを搬送でき
る。しかも、ワーククランプ49は上下方向、ワーク搬
送方向と直交方向に移動するからワークの任意の位置を
クランプできるし、ワーククランプ49は回転動するか
らワークの水平ではなく斜めの部分でもクランプでき、
これらが相俟って不定形な断面形状のワークをクランプ
して搬送することができる。
【0055】請求項3に係る発明によれば、ワークの下
面の形状に応じてワーク支持パッド96を上下方向、ワ
ーク搬送方向と直交方向に移動することで、下面が平坦
でなく凹凸や段差を有するワークを正しい姿勢で確実に
クランプできる。
【0056】請求項4に係る発明によれば、ワークの搬
送方向と直交する方向の一側面の上下方向の任意の部分
を前後可動ワーク支持片90で支持できるし、ワークの
上面における搬送方向と直交方向の任意の部分を上下可
動ワーク支持片93で支持できるから、ワークの一側
面、上面が任意の形状であっても確実にクランプでき
る。これによって、任意の断面形状のワークを確実にク
ランプできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加工機械の全体概略平面図である。
【図2】ワーク供給機構の平面図である。
【図3】縦ガイドローラの取付部詳細平面図である。
【図4】位置決め用ローラの取付部詳細平面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】図4の側面図である。
【図7】送り部の詳細平面図である。
【図8】図7の正面図である。
【図9】図7の断面側面図である。
【図10】ワーククランプの詳細正面図である。
【図11】案内ローラの取付部詳細平面図である。
【図12】図11の側面図である。
【図13】図11の正面図である。
【図14】補助ローラの取付部詳細側面図である。
【図15】図14の正面図である。
【図16】ワークの断面図である。
【図17】第1のクランプ機構の詳細正面図である。
【図18】図17のD−D断面図である。
【図19】図17のE−E断面図である。
【図20】加工機の正面図である。
【図21】切断機の詳細平面図である。
【図22】図21の側面図である。
【図23】図22のF−F断面図である。
【図24】加工ワーク搬送機構とワーク排出機構の平面
図である。
【図25】ワーク排出機構の側面図である。
【符号の説明】
1…ワーク供給機構、2…ワーク搬送機構、3…第1の
クランプ機構、4…加工機、5…第2のクランプ機構、
6…切断機、7…第3のクランプ機構、8…加工ワーク
搬出機構、9…加工ワーク排出機構、12…横フレー
ム、30…送り部、31…案内ローラ、32…補助ロー
ラ、34…移動体、38…昇降体、45…横移動体、4
9…ワーククランプ、86…ワーク支持台、87…前後
固定ワーク支持片、90…前後可動ワーク支持片、93
…上下可動ワーク支持片、96…ワーク支持パット、1
27…回転カッタ、130…駆動ローラ、134…第1
排出コンベヤ、135…第2排出コンベヤ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定位置に供給されたワークAを一方向
    に搬送するワーク搬送機構2と、このワーク搬送機構2
    の搬送方向端部寄りに設けたクランプ機構3、加工機4
    を備えた加工機械において、 前記ワーク搬送機構2はワーク送り部30とワーク送り
    ガイド部と補助ローラ32を備え、前記補助ローラ32
    は上下方向及びワーク搬送方向と直交する方向に移動自
    在でワーク送りガイド部よりも上方に突出可能であるこ
    とを特徴とする加工機械。
  2. 【請求項2】 ワーク送り部30は、ワーク搬送方向に
    往復動する移動体34と、この移動体34に上下方向及
    びワーク搬送方向と直交する横方向に移動自在で、かつ
    回転動自在に取付けたワーククランプ49を有する請求
    項1記載の加工機械。
  3. 【請求項3】 所定位置に供給されたワークAを一方向
    に搬送するワーク搬送機構2と、このワーク搬送機構2
    の搬送方向端部寄りに設けたクランプ機構3、加工機4
    を備えた加工機械において、 前記クランプ機構3はワークの搬送方向と直交する両面
    をクランプする前後ワーク支持片と、ワークの上下面を
    クランプするワーク支持台86、上下可動ワーク支持片
    93と、上下方向及びワーク搬送方向と直交方向に移動
    自在で、かつワーク支持台86よりも上方に突出可能な
    ワーク支持パッド96を有することを特徴とする加工機
    械。
  4. 【請求項4】 前後固定ワーク支持片87と前後可動ワ
    ーク固定片90でワークの搬送方向と直交する両面をク
    ランプし、この前後可動ワーク固定片90を上下動自在
    とし、 前記上下可動ワーク支持片93をワーク搬送方向と直交
    する方向に移動自在とした請求項3記載の加工機械。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102502187A (zh) * 2011-09-30 2012-06-20 郑斌 生产金属锁甲用的分度进给传送机构及其方法

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