JP2000000446A - 純水比抵抗調整装置及びウエハ洗浄装置 - Google Patents

純水比抵抗調整装置及びウエハ洗浄装置

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JP2000000446A
JP2000000446A JP16643498A JP16643498A JP2000000446A JP 2000000446 A JP2000000446 A JP 2000000446A JP 16643498 A JP16643498 A JP 16643498A JP 16643498 A JP16643498 A JP 16643498A JP 2000000446 A JP2000000446 A JP 2000000446A
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gas
container
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hollow fiber
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JP16643498A
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Keita Suzuki
啓太 鈴木
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CO2 濃度ムラの発生及び気泡の蓄積を防止
した純水比抵抗調整装置、並びにそのような純水比抵抗
調整装置を備えたウエハ洗浄装置を提供する。 【解決手段】 本純水比抵抗調整装置10は、ガス透過
膜からなる多数本の中空糸膜の束を有し、CO2 ガスを
中空糸膜の内側から外側に透過させるCO2 ガス給気モ
ジュール14を内蔵する密閉容器12を備え、純水を一
時的に容器内に滞留させ、モジュールから容器内の純水
にCO2 を溶解させて、純水の比抵抗を調整する。容器
は、開閉弁付きガス抜き管46を最高部に有し、水平面
に対して傾斜した上蓋板16を備えた縦型容器である。
純水の入口は、上蓋板を貫通し、下端にノズル口を有す
る純水入口ノズル18と、U字状に懸架された多数本の
中空糸膜の束のU字中央を通ってU字底部まで上蓋板か
ら下方に垂下し、純水入口ノズルの下部を内側に収容す
る有底上部開口の筒体28とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、純水比抵抗調整装
置に関し、更に詳細には、CO2 濃度ムラの発生及び気
泡の蓄積を防止した純水比抵抗調整装置、並びにそのよ
うな純水比抵抗調整装置を備えたウエハ洗浄装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造過程では、多くのプロ
セス工程の前後で、ウエハを純水で洗浄してウエハ上の
薬剤、パーティクル或いは汚染物を除去している。純水
比抵抗調整装置とは、純水に炭酸ガスを溶解させて純水
の比抵抗値を調整する装置であって、例えば、ウエハを
純水で洗浄する際、静電気の発生によりウエハ洗浄の効
率が低下したり、ウエハに対する放電破壊現象が生じた
りするのを防止するために、半導体装置を製造する工場
に供給する純水の比抵抗を調整するために使用されてい
る。
【0003】ここで、図5を参照して、純水比抵抗調整
装置が組み込まれた、ウエハの純水洗浄装置の構成を説
明する。図5はウエハの純水洗浄装置の構成を示す模式
図である。ウエハの純水洗浄装置90は、ウエハを洗浄
する純水にCO2 ガスを溶解して純水の比抵抗を調整す
る純水比抵抗調整装置92と、比抵抗が調整された純水
を高圧に昇圧する高圧純水ポンプ94と、高圧純水ポン
プ94によって高圧に昇圧された純水をノズルからウエ
ハに噴出してウエハを洗浄する純水洗浄装置本体96と
を備えている。純水は、純水供給システム(図示せず)
から純水供給管98を介して純水比抵抗調整装置92に
送入され、そこでCO2 ガスを溶解して比抵抗が調整さ
れ、次いで高圧純水ポンプ94の吸い込み側に入る。次
いで、純水は、高圧純水ポンプ94により高圧に昇圧さ
れた後、吐出側から吐出され、高圧純水管100を介し
て純水洗浄装置本体96に送られる。
【0004】純水洗浄装置96は、真空吸着方式、また
は外径チャック方式によってウエハを保持しつつ回転軸
102の周りに回転するウエハステージ104と、高圧
純水(ジェット水)を噴出するノズル106と、ノズル
106のスキャン機構108とを備えている。ウエハを
洗浄する際には、ウエハを吸着したウエハステージ10
4を回転させ、ノズル106からジェット水を噴出させ
つつスキャン機構108によりノズル106でウエハ全
面をスキャンし、ウエハ上のパーティクル、汚染物を除
去し、洗浄する。
【0005】高速回転しているウエハ上にノズル106
から噴出したジェット水が衝突した際に、静電気がウエ
ハ上に発生し、ウエハ上のパーティクルを静電吸着し、
除去し難くする。更には、静電気の発生により、ウエハ
が静電破壊されることもある。そこで、この静電気の発
生の抑制するために、純水比抵抗調整装置92を使っ
て、CO2 ガスを純水に溶解し、静電気が発生し難いよ
うに、純水の比抵抗を調整する。
【0006】ここで、図6を参照して、従来の純水比抵
抗調整装置92の構成を説明する。図6は従来の純水比
抵抗調整装置92の横断面図である。従来の純水比抵抗
調整装置92は、図6に示すように、一枚のガス透過平
膜110によりガス室112と純水室114とに長手方
向に区画された横型容器116を備えている。純水は純
水入口118から入り純水室114を流れ純水出口12
0から流出する。CO2 ガスがCO2 ガス入口122か
ら入りCO2 ガス室112を流れつつ一部がガス透過平
膜110を透過して純水室114を流れる純水に溶解
し、残りはCO2 ガス出口124から流出する。また、
CO2 ガス入口122に接続されたCO2 ガス管126
には開閉弁128が設けてある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した純水
比抵抗調整装置には、以下のような問題があった。第1
の問題は、純水室114を流れる純水中にはCO2 濃度
ムラが発生していることである。即ち、ガス透過平膜1
10に沿って純水室114の上部を流れる純水のCO2
濃度は比較的に高く、ガス透過平膜110から離れた純
水室114の下部を流れる純水のCO2 濃度は比較的に
低いというCO2 濃度ムラが発生し、そのために、純水
の比抵抗を所望の値に安定して制御することが難しいと
いうことである。例えば、純水比抵抗調整装置の直後の
純水と、ウエハ洗浄を行う直前のCO2濃度を示す純水
比抵抗値が異なり、静電気の抑制をもたらす比抵抗値に
設定するのが困難であった。第2の問題は、純水室11
4に気泡が発生した際に、放出する手段がないために気
泡が純水に同伴されて流出することである。気泡を同伴
した純水が、高圧純水ポンプに入ると、高圧純水ポンプ
の昇圧機能の障害になり、キャビテーション等のポンプ
トラブルを発生させる原因となっていた。第3の問題
は、CO2 ガスの消費量が理論必要量に比べて著しく多
いという問題で、コスト高になった。
【0008】本発明の目的は、CO2 濃度ムラの発生及
び気泡の蓄積を防止した純水比抵抗調整装置、並びにそ
のような純水比抵抗調整装置を備えたウエハ洗浄装置を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、CO2 濃度
ムラの発生原因は、ガス透過平膜に沿って流れる純水の
流れと、ガス透過平膜から離れたところを流れる純水の
流れとが存在することにあると考え、一枚のガス透過平
膜に代えて、ガス透過膜の中空糸膜の多数本を束にした
ガス給気モジュールを使用し、純水が各中空糸膜に沿っ
て流れるようにすることにした。また、気泡が純水に同
伴して流出しないように、縦型容器を使用し、容器天井
の最高部にガス抜き管を設けることを考えた。更には、
CO2 ガス出口側にCO2 ガス流量絞り弁を設けること
を考えた。そして、本発明者は、以上の着想を基にして
実験を行い、本発明を完成するに到った。
【0010】上記目的を達成するために、上述の知見に
基づいて、本発明に係る純水比抵抗調整装置(以下、第
1の発明と言う)は、ガス透過膜からなる多数本の中空
糸膜の束を有し、中空糸膜の内側中空部を通過するCO
2 ガスを中空糸膜の外側に透過させるガス給気モジュー
ルと、ガス給気モジュールを内蔵し、かつ純水がガス給
気モジュールの外側を流れる密閉容器とを備え、ガス給
気モジュールにCO2ガスを導入して、容器内を流れる
純水にCO2 ガスを溶解させ、純水の比抵抗を調整する
装置であって、容器は、開閉弁付きガス抜き管を最高部
に有し、水平面に対して傾斜した上蓋板を容器上部に備
えた縦型容器として構成され、CO2 ガスを導入するC
2 ガス入口及び余剰のCO2 ガスを排出するCO2
ス出口は、それぞれ、上蓋板に離隔して設けられ、ガス
給気モジュールの中空糸膜は、一端がCO2 ガス入口
に、他端がCO2 ガス出口に連結されて容器内にU字状
に懸架され、純水の入口は上蓋板に、純水の出口は容器
の底部にそれぞれ設けられていることを特徴としてい
る。
【0011】第1の発明では、容器が縦型容器であるか
ら、純水中のガス、気泡は、上昇して、容器内で上蓋板
の最高部の直ぐ下に蓄積するので、上蓋板の最高部に設
けられたガス抜き管を介してガス、気泡を外部に放出す
ることができる。また、純水はガス給気モジュールの束
状の中空糸膜に沿って中空糸膜に接触しつつ上部から下
部に流れるので、CO2 濃度ムラが生じない。ガス給気
モジュールは、市販のものを使用できる。
【0012】第1の発明の好適な実施態様では、純水の
入口は、上蓋板を貫通し、下端にノズル口を有する純水
入口ノズルと、U字状に懸架された多数本の中空糸膜の
束のU字中央を通ってU字底部まで上蓋板から下方に垂
下し、純水入口ノズルの下部を内側に収容する有底上部
開口の筒体とを備え、純水は純水入口ノズルの下端開口
から流出し、筒体と純水入口ノズルとの間の環状の流路
を取って筒体の上部開口から溢流する。以上の構成によ
り、純水は、筒体の上部開口から溢流し、容器内に一様
に分散し、ガス給気モジュールの束状の中空糸膜に沿っ
て中空糸膜に接触しつつ上部から下部に流れるので、更
に一層、CO2 濃度ムラの発生が防止される。
【0013】本発明に係る別の純水比抵抗調整装置(以
下、第2の発明と言う)は、ガス透過膜からなる多数本
の中空糸膜の束を有し、中空糸膜の内側中空部を通過す
るCO2 ガスを中空糸膜の外側に透過させるガス給気モ
ジュールと、ガス給気モジュールを内蔵し、かつ純水が
ガス給気モジュールの外側を流れる密閉容器とを備え、
ガス給気モジュールにCO2 ガスを導入して、容器内を
流れる純水にCO2 ガスを溶解させ、純水の比抵抗を調
整する装置であって、容器は、閉止された両端部を上部
に有し、下方にU字状に懸架されたパイプ状に形成さ
れ、CO2 ガスを導入するCO2 ガス入口及び余剰のC
2 ガスを排出するCO2ガス出口は、それぞれ、容器
の一方及び他方の端部に設けられ、ガス給気モジュール
の中空糸膜は、一端がCO2 ガス入口に、他端がCO2
ガス出口に連結されて容器に沿ってU字状に懸架され、
純水の入口はCO2 ガス出口と同じ端部に、純水の出口
はCO2 ガス入口と同じ端部に、それぞれ、設けられ、
開閉弁付きガス抜き管が、U字形パイプ状容器の上部両
端部に設けられていることを特徴としている。
【0014】第2の発明では、容器がU字形パイプ状容
器であるから、純水中のガス、気泡は、上昇して、容器
内で両端部の直ぐ下に蓄積するので、端部に設けられた
ガス抜き管を介してガス、気泡を外部に放出することが
できる。また、純水は、ガス給気モジュールの束状の中
空糸膜に沿って確実にかつ一様に中空糸膜に接触しつつ
U字形パイプ状容器の一端から他端に流れるので、CO
2 濃度ムラが生じない。更に、第2の発明では、ガス給
気モジュールと接触してCO2 濃度が高くなった純水
が、導入された直後のCO2 ガスと接触するので、一層
CO2 濃度調整が容易である。
【0015】本発明に係る純水比抵抗調整装置(以下、
第3の発明と言う)は、ガス透過膜からなる多数本の中
空糸膜の束を有し、中空糸膜の内側中空部を通過するC
2ガスを中空糸膜の外側に透過させるガス給気モジュ
ールと、ガス給気モジュールを内蔵し、かつ純水がガス
給気モジュールの外側を流れる密閉容器とを備え、ガス
給気モジュールにCO2 ガスを導入して、容器内を流れ
る純水にCO2 ガスを溶解させ、純水の比抵抗を調整す
る装置であって、容器は、開閉弁付きガス抜き管を最高
部に有し、水平面に対して傾斜した上蓋板を容器上部に
備えた縦型容器として構成され、CO2 ガスを導入する
CO2 ガス入口及び余剰のCO2 ガスを排出するCO2
ガス出口は、それぞれ、上蓋板に離隔して設けられ、ガ
ス給気モジュールの中空糸膜は、一端がCO2 ガス入口
に、他端がCO2 ガス出口に連結されて容器内にU字状
に懸架され、純水の入口は及び純水の出口は、それぞ
れ、上蓋板に設けられ、かつ純水の出口は、上蓋板から
容器の底板近傍に下降し、下端に開口を備える内管を有
し、純水が容器の底部から内管を通って純水の出口から
流出することを特徴としている。
【0016】第3の発明では、容器が縦型容器であるか
ら、純水中のガス、気泡は、上昇して、容器内で上蓋板
の最高部の直ぐ下に蓄積するので、上蓋板の最高部に設
けられたガス抜き管を介してガス、気泡を外部に放出す
ることができる。また、比抵抗が調整された純水は、容
器の底部から内管を介して純水の出口から流出するの
で、仮にガスが最高部に滞留していても、純水に同伴し
て流出することがない。また、純水はガス給気モジュー
ルの束状の中空糸膜に沿って中空糸膜に接触しつつ上部
から下部に流れるので、CO2 濃度ムラが生じない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、実施形態例を挙げ、添付
図面を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつ詳細
に説明する。実施形態例1 本実施形態例は、第1の発明に係る純水比抵抗調整装置
の実施形態の一例であって、図1は本実施形態例の純水
比抵抗調整装置の構成を示す模式的断面図、図2は内筒
の側面図である。本実施形態例の純水比抵抗調整装置1
0は、縦型の密閉容器12と、容器12に内蔵されたC
2 ガス給気モジュール14とから構成されている。容
器12の上部には、水平面に対して傾斜して設けられ、
容器12を覆う上蓋板16が設けてある。上蓋板16に
は、上蓋板16をほぼ垂直に貫通して内部に挿入された
純水入口ノズル18と、CO2 ガス給気モジュール14
のCO2 ガス入口及び出口にそれぞれ接続されたCO2
ガス入口ポート20及びCO2 ガス出口ポート22とが
設けてある。
【0018】純水入口ノズル18は、純水供給源(図示
せず)から来た純水供給配管24に接続され、下端に純
水出口開口26を備えている。上部で開口した有底の円
筒状の内筒28が、図2に示すように、支持部材30に
支持されて上蓋板16から下方に垂下し、純水入口ノズ
ル18を筒内に収容して、純水入口ノズル18と内筒2
8との間に環状の純水流路案内部32を形成している。
以上の構成により、純水供給配管24により供給された
純水は、純水入口ノズル18の下端開口26から流出
し、環状の純水流路案内部32を経て、内筒28の上部
開口から一様に分散して容器12の内部に流れ込む。
【0019】CO2 ガス入口ポート20は、CO2 ガス
の供給源(図示せず)にCO2 ガス入口配管34を介し
て接続され、出口ポート22は、CO2 ガス流量絞り弁
36を介してCO2 ガス出口配管38に接続されてい
る。CO2 ガス給気モジュール14は、市販のガス給気
モジュールであって、多数本の中空糸膜で構成され、一
端がCO2 ガス入口ポート20に、他端がCO2 ガス出
口ポート22に連結されて容器12内にU字状に懸架さ
れ、CO2 ガスは中空糸膜の内側中空部を流れつつ中空
糸膜を透過して中空糸膜外側の純水中に拡散して溶解す
る。
【0020】更に、容器12の底部には、高圧純水ポン
プに接続した純水配管40に接続された純水出口ポート
42が設けられ、上蓋板16の最高部には、開閉弁44
を備えたガス抜き管46が接続されている。
【0021】本実施形態例の純水比抵抗調整装置10で
は、CO2 ガス給気モジュール14から給気されたCO
2 ガスが純水に溶解し、純水比抵抗値を任意の所定値に
下げるというものである。尚、純水比抵抗調整装置10
では、CO2 ガスの圧力、流量を調節することにより、
純水の比抵抗値を調整することができる。以下に、純水
比抵抗調整装置10の使用方法を説明する。 1)立ち上げ時(セッティング時) 純水が、純水入口ノズル18及び内筒28を経て、容器
12内に入る。容器12内に入った純水は、CO2 ガス
給気モジュール14の上部から下部に回りこむようにし
て純水出口ポート42から純水配管40を経て高圧純水
ポンプに入る。この間に、CO2 ガス給気モジュール1
4から給気されたCO2 ガスが、純水に溶解し、所定の
比抵抗値に調整する。一方、CO2 ガスは、CO2 ガス
入口ポート20からCO2 ガス給気モジュール14に入
り、一部純水に溶解しつつ、CO2 ガス出口ポート22
から流出する。純水比抵抗調整装置10の立ち上がり
時、CO2給気モジュール14が純水に馴染んでいない
ために、CO2 ガスが、CO2 ガス給気モジュール14
から円滑に純水に給気できないこともある。そこで、C
2 ガス出口ポート22に設けたCO2 ガス流量絞り弁
36は、開放のままにしておく。
【0022】2)気泡発生時 純水比抵抗調整装置10の立ち上げ時には、CO2 ガス
以外のガスが、容器12内に入り込み易く、気泡が発生
し、容器12の上部に蓄積する。本実施形態例では、上
蓋板16が傾斜しているので、上蓋板16の最高部のガ
ス抜き管46の取り付け部分に蓄積する。そこで、本純
水比抵抗調整装置10では、立ち上げ時に、時々、開閉
弁44を開放して、ガス抜き管46から容器12内の水
圧により純水と共にガス気泡を放出する。気泡がなくな
ったら、開閉弁44を閉止する。
【0023】3)純水の比抵抗調整時 CO2 ガス給気モジュール14が純水に馴染んだ段階
で、CO2 ガス給気モジュール14からCO2 ガスを純
水に給気させながら、この状態で1日程度放置し、その
後、CO2 ガス流量絞り弁36を閉にする。この段階
で、CO2 ガス入口ポート20でのCO2 ガスの圧力、
流量及び純水の流量を調節することにより、純水の比抵
抗を調整することができる。本純水比抵抗調整装置10
では、純水が内筒28の上部開口から溢流するようにし
て容器12内に流れ込み、次いでCO2 ガス給気モジュ
ール14に沿って下向き流で下方に流れるので、CO2
ガス濃度ムラが生じない。
【0024】改変例 実施形態例1の純水比抵抗調整装置10は、基本的に
は、縦置きであるが、天井等の関係から純水比抵抗調整
装置10の高さに制限がある場合には、斜め置きするこ
ともできる。但し、気泡が容器12内に滞留しないよう
に、ガス抜き管46が最上部に位置するように容器12
を斜め置きする。
【0025】実施形態例2 本実施形態例は、第1の発明に係る純水比抵抗調整装置
の実施形態の別の例であって、図3は本実施形態例の純
水比抵抗調整装置の構成を示す模式的断面図である。本
実施形態例の純水比抵抗調整装置50は、図3に示すよ
うに、内筒28を備えていないこと及び純水入口ノズル
18が容器12内に挿入されていないことを除いて、実
施形態例1の純水比抵抗調整装置10の構成と同じ構成
を備えている。本実施形態例では、純水は、純水入口ノ
ズル18から直接に容器12内に入り、CO2 ガス給気
モジュール14の中空糸膜に沿って下向き流で下方に流
れるので、実施形態例1と同様に、又は実施形態例1よ
り多少劣ることはあっても、CO2 ガス濃度ムラが生じ
ない。また、ガス気泡を抜く機能は実施形態例1と同様
に備えている。また、実施形態例1と同様に斜め置きも
できる。
【0026】実施形態例3 本実施形態例は、第3の発明に係る純水比抵抗調整装置
の実施形態の一例であって、図4は本実施形態例の純水
比抵抗調整装置の構成を示す模式的断面図である。本実
施形態例の純水比抵抗調整装置60は、図4に示すよう
に、U字状の密閉容器62と、U字状の容器62の形状
に合わせるように内蔵されたCO2 ガス給気モジュール
64とから構成されている。容器62の一方の頭部66
には、純水入口ポート68と、CO2 ガス給気モジュー
ル64のCO2 ガス出口に接続されたCO2 ガス出口ポ
ート70とが設けられ、容器62の他方の頭部72に
は、純水出口ポート74と、CO2 ガス給気モジュール
64のCO2 ガス入口に接続されたCO2 ガス入口ポー
ト76とが設けられている。また、容器62の双方の頭
部66、72には、それぞれ、開閉弁78を有するガス
抜き管80、及び開閉弁82を有するガス抜き管84が
設けてある。
【0027】純水入口ポート68は、純水供給源(図示
せず)から来た純水供給配管86に接続され、純水出口
ポート74は、高圧純水ポンプ(図示せず)に接続した
純水配管88に接続されている。CO2 ガス入口ポート
76は、CO2 ガスの供給源(図示せず)にCO2 ガス
入口配管77を介して接続され、CO2 ガス出口ポート
70は、CO2 ガス流量絞り弁75を介してCO2 ガス
出口配管79に接続されている。CO2 ガス給気モジュ
ール64は、U字形パイプ状容器62に沿って装着され
た多数本の中空糸膜で構成され、CO2 ガスは中空糸膜
の内側を流れつつ中空糸膜を透過して中空糸膜外側の純
水中に拡散して溶解する。
【0028】実施形態例3の純水比抵抗調整装置60
は、ガス、気泡を2本のガス抜き管80、84で抜くこ
とを除いて、実施形態例1の純水比抵抗調整装置10と
同様にして操作する。実施形態例3では、純水は、CO
2 ガス給気モジュール64の束状の中空糸膜に沿って確
実にかつ一様に中空糸膜に接触しつつU字形パイプ状容
器62の一端から他端に流れるので、実施形態例1及び
2に比べて更に一層CO2 濃度ムラが生じない。
【0029】従来の純水比抵抗調整装置92に代えて、
前述したウエハの純水洗浄装置90に、実施形態例1か
ら3のいずれかの純水比抵抗調整装置を組み込むことに
より、一層効率良くウエハを洗浄することができる。
【0030】実施形態例4 本実施形態例は、第3の発明に係る純水比抵抗調整装置
の実施形態の一例であって、図7(a)は本実施形態例
の純水比抵抗調整装置の構成を示す模式的断面図、図7
(b)は本実施形態例の純水比抵抗調整装置の上面図で
ある。本実施形態例の純水比抵抗調整装置130は、図
7に示すように、縦型の密閉容器132と、容器132
に内蔵されたCO2 ガス給気モジュール134とから構
成されている。容器132の上部には、容器132を覆
う上蓋板136が、ボルト133によりOリング135
を介して連結されている。上蓋板136の下面137
は、中央が最高部で中央から周辺に向かって水平面に対
して下向きに傾斜している。
【0031】上蓋板136には、上蓋板16をそれぞれ
貫通した純水入口ポート138と、純水出口ポート13
9と、CO2 ガス給気モジュール134のCO2 ガス入
口及び出口にそれぞれ接続されたCO2 ガス入口ポート
140及びCO2 ガス出口ポート142とが設けてあ
る。純水出口ポート139は、更に上蓋板136の下面
137から容器132の底板近傍に下降し、下端に開口
を備える内管144を有する。比抵抗が調整された純水
は、容器132の底部から内管144を通って純水出口
ポート139から流出する。CO2 ガス入口ポート14
0は、CO2 ガスの供給源(図示せず)にCO2 ガス入
口配管(図示せず)を介して接続され、CO2 ガス出口
ポート142は、CO2 ガス流量絞り弁(図示せず)を
介してCO2 ガス出口配管(図示せず)に接続されてい
る。CO2 ガス給気モジュール134は、市販のガス給
気モジュールであって、多数本の中空糸膜で構成され、
一端がCO2 ガス入口ポート140に、他端がCO2
ス出口ポート142に連結されて容器132内にU字状
に懸架され、CO2ガスは中空糸膜の内側中空部を流れ
つつ中空糸膜を透過して中空糸膜外側の純水中に拡散し
て溶解する。更に、上蓋板136の中央部には、開閉弁
(図示せず)を備えたガス抜き管(図示せず)が接続さ
れているガス抜きポート146が設けられている。
【0032】実施形態例4では、上蓋板136の中央部
にガスが集まるので、そこに設けられたガス抜き管を介
してガス、気泡を外部に放出することができる。また、
比抵抗が調整された純水は、容器132の底部から内管
144を介して純水出口ポート139から流出するの
で、仮にガスが中央部に滞留していても、純水に同伴し
て流出することがない。また、純水はガス給気モジュー
ルの束状の中空糸膜に沿って中空糸膜に接触しつつ上部
から下部に流れるので、CO2 濃度ムラが生じない。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、純水がCO2 ガス給気
モジュールの中空糸膜に沿って接触しつつ流れるので、
CO2の濃度ムラの発生を抑制することができる。よっ
て、所定の比抵抗を有する純水を安定して得ることがで
きる。また、容器内で気泡発生があっても、容器上部に
気泡を蓄積させ、そこに設けたガス抜き管を介して外部
に放出することができる。これにより、純水比抵抗調整
装置の後段に設けられた純水高圧ポンプに気泡が入り込
み、キャビテーション等のポンプトラブルの発生が防止
される。本発明によれば、立ち上げ後、CO2給気モジ
ュールが純水に馴染んだ段階で、CO2 ガス出口に設け
たCO2 ガス流量絞り弁を閉止することにより、供給し
たCO2 ガスを完全に水に溶解させることができるの
で、CO2 ガスの過剰消費を抑制し、また絞り弁を調整
することにより、必要最小流量のCO2 ガスによって純
水の比抵抗を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1の純水比抵抗調整装置の構成を示
す模式断面図である。
【図2】実施形態例1の純水比抵抗調整装置の内筒を示
す側面図である。
【図3】実施形態例2の純水比抵抗調整装置の構成を示
す模式断面図である。
【図4】実施形態例3の純水比抵抗調整装置の構成を示
す模式断面図である。
【図5】ウエハの純水洗浄装置の構成を示すフローシー
トである。
【図6】従来の純水比抵抗調整装置の構成を示す横断面
図である。
【図7】図7(a)は本実施形態例の純水比抵抗調整装
置の構成を示す模式的断面図、図7(b)は本実施形態
例の純水比抵抗調整装置の上面図である。
【符号の説明】
10……実施形態例1の純水比抵抗調整装置、12……
縦型の密閉容器、14……CO2 ガス給気モジュール、
16……上蓋板、18……純水入口ノズル、20……C
2 ガス入口ポート、22……CO2 ガス出口ポート、
24……純水供給配管、26……純水出口開口、28…
…内筒、30……支持部材、32……純水流路案内部、
34……CO2 ガス入口配管、36……CO2 ガス流量
絞り弁、38……CO2 ガス出口配管、40……純水配
管、42……純水出口ポート、44……開閉弁、46…
…ガス抜き管46、50……実施形態例2の純水比抵抗
調整装置、60……実施形態例3の純水比抵抗調整装
置、62……U字状の密閉容器、64……CO2 ガス給
気モジュール、66……容器の一方の頭部、68……純
水入口ポート、70……CO2 ガス出口ポート、72…
…容器の他方の頭部、74……純水出口ポート、75…
…CO2 ガス流量絞り弁、76……CO2 ガス入口ポー
ト、77……CO2 ガス入口配管、78……開閉弁、7
9……CO2 ガス出口配管、80……ガス抜き管、82
……開閉弁、84……ガス抜き管、86……純水供給配
管、88……純水配管、90……ウエハの純水洗浄装
置、92……純水比抵抗調整装置、94……高圧純水ポ
ンプ、96……純水洗浄装置本体、98……純水供給
管、100……高圧純水管、102……回転軸、104
……ウエハステージ、106……ノズル、108……ス
キャン機構、110……ガス透過平膜、112……ガス
室、114……純水室、116……横型容器、118…
…純水入口、120……純水出口、122……CO2
ス入口、124……CO2 ガス出口、126……CO2
ガス管、128……開閉弁。120……実施形態例4の
純水比抵抗調整装置、132……容器、133……ボル
ト、134……CO2 ガス給気モジュール、135……
Oリング、136……上蓋板、137……下面、138
……純水入口ポート、139……純水出口ポート、14
0……CO 2 ガス入口ポート、142……CO2 ガス出
口ポート、144……内管、146……ガス抜きポー
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C11D 17/08 C11D 17/08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス透過膜からなる多数本の中空糸膜の
    束を有し、中空糸膜の内側中空部を通過するCO2 ガス
    を中空糸膜の外側に透過させるガス給気モジュールと、
    ガス給気モジュールを内蔵し、かつ純水がガス給気モジ
    ュールの外側を流れる密閉容器とを備え、ガス給気モジ
    ュールにCO2 ガスを導入して、容器内を流れる純水に
    CO2 ガスを溶解させ、純水の比抵抗を調整する装置で
    あって、 容器は、開閉弁付きガス抜き管を最高部に有し、水平面
    に対して傾斜した上蓋板を容器上部に備えた縦型容器と
    して構成され、 CO2 ガスを導入するCO2 ガス入口及び余剰のCO2
    ガスを排出するCO2ガス出口は、それぞれ、上蓋板に
    離隔して設けられ、 ガス給気モジュールの中空糸膜は、一端がCO2 ガス入
    口に、他端がCO2 ガス出口に連結されて容器内にU字
    状に懸架され、 純水の入口は上蓋板に、純水の出口は容器の底部にそれ
    ぞれ設けられていることを特徴とする純水比抵抗調整装
    置。
  2. 【請求項2】 純水の入口は、上蓋板を貫通し、下端に
    ノズル口を有する純水入口ノズルと、U字状に懸架され
    た多数本の中空糸膜の束のU字中央を通ってU字底部ま
    で上蓋板から下方に垂下し、純水入口ノズルの下部を内
    側に収容する上部開口有底の筒体とを備え、 純水は、純水入口ノズルの下端開口から流出し、筒体と
    純水入口ノズルとの間の環状の流路を取って筒体の上部
    開口から溢流するようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載の純水比抵抗調整装置。
  3. 【請求項3】 ガス透過膜からなる多数本の中空糸膜の
    束を有し、中空糸膜の内側中空部を通過するCO2 ガス
    を中空糸膜の外側に透過させるガス給気モジュールと、
    ガス給気モジュールを内蔵し、かつ純水がガス給気モジ
    ュールの外側を流れる密閉容器とを備え、ガス給気モジ
    ュールにCO2 ガスを導入して、容器内を流れる純水に
    CO2 ガスを溶解させ、純水の比抵抗を調整する装置で
    あって、 容器は、閉止された両端部を上部に有し、下方にU字状
    に懸架されたパイプ状に形成され、 CO2 ガスを導入するCO2 ガス入口及び余剰のCO2
    ガスを排出するCO2ガス出口は、それぞれ、容器の一
    方及び他方の端部に設けられ、 ガス給気モジュールの中空糸膜は、一端がCO2 ガス入
    口に、他端がCO2 ガス出口に連結されて容器に沿って
    U字状に懸架され、 純水の入口はCO2 ガス出口と同じ端部に、純水の出口
    はCO2 ガス入口と同じ端部に、それぞれ、設けられ、 開閉弁付きガス抜き管が、U字形パイプ状容器の上部両
    端部に設けられていることを特徴とする純水比抵抗調整
    装置。
  4. 【請求項4】 ガス透過膜からなる多数本の中空糸膜の
    束を有し、中空糸膜の内側中空部を通過するCO2 ガス
    を中空糸膜の外側に透過させるガス給気モジュールと、
    ガス給気モジュールを内蔵し、かつ純水がガス給気モジ
    ュールの外側を流れる密閉容器とを備え、ガス給気モジ
    ュールにCO2 ガスを導入して、容器内を流れる純水に
    CO2 ガスを溶解させ、純水の比抵抗を調整する装置で
    あって、 容器は、開閉弁付きガス抜き管を最高部に有し、水平面
    に対して傾斜した上蓋板を容器上部に備えた縦型容器と
    して構成され、 CO2 ガスを導入するCO2 ガス入口及び余剰のCO2
    ガスを排出するCO2ガス出口は、それぞれ、上蓋板に
    離隔して設けられ、 ガス給気モジュールの中空糸膜は、一端がCO2 ガス入
    口に、他端がCO2 ガス出口に連結されて容器内にU字
    状に懸架され、 純水の入口は及び純水の出口は、それぞれ、上蓋板に設
    けられ、かつ純水の出口は、上蓋板から容器の底板近傍
    に下降し、下端に開口を備える内管を有し、純水が容器
    の底部から内管を通って純水の出口から流出することを
    特徴とする純水比抵抗調整装置。
  5. 【請求項5】 CO2 ガス出口にCO2 ガス流量絞り弁
    を備えていることを特徴とする請求項3又は4に記載の
    純水比抵抗調整装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の純水比抵抗調整装置を
    備え、純水比抵抗調整装置で比抵抗が調整された純水で
    ウエハを洗浄するようにしたことを特徴とするウエハ洗
    浄装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003106941A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Tomey Corporation ソフトコンタクトレンズの測定方法
KR101129317B1 (ko) 2011-05-24 2012-03-26 주식회사 하이필 산소수 발생기
CN103357271A (zh) * 2013-08-07 2013-10-23 清华大学 一种热侧加压的膜蒸馏方法和装置
KR101342147B1 (ko) 2012-09-06 2013-12-13 주식회사 디엠에스 세정액 공급장치

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