JP2000000128A - 換気機能を有する収納装置 - Google Patents

換気機能を有する収納装置

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JP2000000128A
JP2000000128A JP16856198A JP16856198A JP2000000128A JP 2000000128 A JP2000000128 A JP 2000000128A JP 16856198 A JP16856198 A JP 16856198A JP 16856198 A JP16856198 A JP 16856198A JP 2000000128 A JP2000000128 A JP 2000000128A
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JP
Japan
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exhaust
storage box
exhaust hood
wall
air
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JP16856198A
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English (en)
Inventor
Hidefumi Morita
英文 森田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納内に有害な揮発性物質が溜まらず、必要
時に戸を開けても、異臭や不快感が生じない換気機能を
有する収納装置を提供するものである。 【解決手段】 収納箱3の一側面に給気口31が設けら
れ、別の側面に排気口32が設けられ、この収納箱3の
排気口32と排気装置1の排気フード2に設けられた開
口部23とが連通されてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納の換気装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、収納の換気装置には、収納が設置
される場所に合わせて色々な種類のものが用いられてい
るが、その中でも、実公平1−18048号公報に記載
のものがよく知られている。実公平1−18048号公
報に記載のものは、キッチンユニットの箱体の上部と下
部に収納を配置し、このキッチンユニットの箱体のほぼ
中央部にキッチンカウンターを載置し、キッチンカウン
ターの上面にコンロと、背部上に中空の立上壁とを設
け、この立上壁の上部と下部とに通気口を設けているも
のである。このキッチンユニットの箱体には、背部上に
中空の立上壁と、通気口とが設けられているから、コン
ロを使用したとしても、コンロの熱は立上壁で遮蔽され
て建物の壁面に伝わらず、壁面が厚くならず、安全で、
簡便なものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
建物内に使われる内装材、収納、家具等は、集成材や合
板等で作られたものが多く、集成材や合板等から有害な
揮発性物質が発生することがある。このため、室内を汚
染したり、特に、収納においては、普段戸を閉めて使っ
ているため、有害な揮発性物質が収納内に溜まり、必要
時に戸を開けると、異臭とともに不快を感じることがあ
る。
【0004】上記の実公平1−18048号公報に記載
のものでは、熱については立上壁で遮蔽されてコンロの
熱が建物の壁面に伝わらないようになされているが、収
納内の有害な揮発性物質については収納自体に給・排気
口や排気装置及び排気フード等が設けられておらず、収
納内には有害な揮発性物質が溜まって、必要時に戸を開
けると、異臭とともに、目や頭が痛くなるという問題が
あった。
【0005】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、その目的は、これらの問題点を解消し、
収納内に有害な揮発性物質が溜まらず、必要時に戸を開
けても、異臭や不快感が生じない換気機能を有する収納
装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
収納箱の一側面に給気口が設けられ、別の側面に排気口
が設けられ、この収納箱の排気口と排気装置の排気フー
ドに設けられた開口部とが連通されてなるものである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、収納箱の給気口と排気口が相対する側面に
設けられているものである。
【0008】本発明において、排気装置とは、壁に取り
付けられ、収納箱と排気フード内の空気を壁の外に出す
ことができるものであれば、適宜なものでよく、例え
ば、排気装置は排気フードとプロペラ状の羽根とモータ
ーとからなり、プロペラ状の羽根をモーターで回転させ
るようにして、プロペラ状の羽根とモーターとを壁面に
取り付けるようにしておくと、構造が簡単で、スイッチ
を入れて常時運転することができるので、好ましい。
【0009】本発明において、排気フードとは、開口部
を有し、この開口部と収納箱の排気口とが連通され、建
物の壁面に取り付けることができ、収納箱内の有害な揮
発性物質を壁の外に出すことができれば、適宜なもので
よく、例えば、箱形で底面を開口させて下方に向け、一
側面に開口部を設け、この開口部と収納箱の排気口とを
連通させ、この一側面に隣接する壁側側面に貫通孔を設
け、この貫通孔のほぼ中央部に排気装置のプロペラ状の
羽根の軸がくるようにしておくとよい。
【0010】本発明において、収納箱とは、建物の壁面
に取り付けることができ、一側面に給気口と、別の側面
に排気口とが設けられ、この排気口と排気フードの開口
部とが連通されていれば、適宜なものでよく、例えば、
壁に取り付けられる面に隣接する一側面に給気口と、他
側面に排気口と、反対側面に開閉戸と、収納箱内に棚と
を設けたものであると、構造が簡単であるので、好まし
い。
【0011】本発明において、排気フードと収納箱とは
隣接していてもよく、離れていてもよい。離れている場
合は、排気フードの開口部と収納箱の排気口をダクトで
繋いで、繋ぎ部分では空気が漏れないようにしておくと
よい。
【0012】本発明において、給気口にフィルターを設
けてもよい。フィルターを設けると、収納箱に埃が入ら
ないのでよい。フィルターは、給気の際、外部の埃を収
納箱に吸い込んで、収納箱内が汚れなければ、適宜のも
のでよく、例えば、最大通過粉塵の径が0.2mm以下
の目を持ったフィルターであると、収納箱に埃が入らな
いので、好ましい。又、排気口にメッシュを設けてもよ
い。メッシュを設けると、排気フードに虫が入らないの
でよい。メッシュは、排気フードの開口部を通って収納
箱の排気口から虫等が入らなければ、適宜のものでよ
く、例えば、通常使われている虫除けネットであると、
簡単に入手できるので、好ましい。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明は、収納箱の一側面に給気
口が設けられ、別の側面に排気口が設けられ、この収納
箱の排気口と排気装置の排気フードに設けられた開口部
とが連通されているから、排気装置のモーターを動かす
ことによって、排気フード内と収納箱内との空気を循環
させることができ、給気口より新鮮な空気を取り入れ、
収納箱の排気口と排気フードの開口部とから収納箱に溜
まった有害な揮発性物質を排気フード内から壁の外に出
すことができる。
【0014】請求項2記載の発明は、収納箱の給気口と
排気口が相対する側面に設けられているから、収納箱の
給気口より新鮮な空気を取り入れ、この給気口の反対側
の排気口より空気をを排出することができ、収納箱内と
の空気を循環させ、収納箱内の有害な揮発性物質を含ん
だ空気を排出するとができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1及び
図2を参照して説明する。図1は本発明の収納の換気装
置の斜視説明図、図2は本発明の収納の換気装置がキッ
チン内に取り付けられた状態を示す説明図である。図1
において、Aは換気機能を有する収納装置であり、換気
機能を有する収納装置Aは、壁に設けられた排気装置1
と収納箱3とからなっている。
【0016】この排気装置1は、壁に取り付けられ、排
気フード2 排気フードとプロペラ状の羽根11とモー
ター6とからなり、プロペラ状の羽根11をモーター6
で回転させるようになされ、モーターとスイッチ5とが
接続されている。排気フード2(長さ約40cm、高さ
約30cm、幅約20cm)は、断面形状が長方形の箱
体で、底面22を開口させて、短手方向の一側面のほぼ
中央部に開口部23が設けられ、この開口部23と収納
箱3の排気口32(後述説明)とを連通させ、長手方向
で壁に当接する他側面のほぼ中央部に貫通孔24が設け
られている。この貫通孔24のほぼ中央部に排気装置1
のプロペラ状の羽根11の軸がくるようになされてい
る。
【0017】収納箱3(長さ約80cm、高さ約30c
m、幅約40cm)は、断面形状が長方形の箱体で、短
手方向で壁側の一側面でのほぼ中央部に給気口31と、
この給気口31に対面する他側面に排気口32と、長手
方向で壁側と反対側面に開閉戸33と、収納箱内に棚
(図示省略)とが設けられている。この給気口31には
フィルター34と、排気口32には虫よけメッシュ35
とが設けられている。排気フード2の開口部23が設け
られた一側面と、収納箱3の排気口32が設けられた他
側面とが当接され、開口部23と排気口32とはほぼ同
じ大きさの孔になされ、開口部23と排気口32とから
空気が漏れないようになされている。
【0018】次に,本発明の換気機能を有する収納装置
Aの取付位置と取付方法を説明しながら、作用を説明す
る。図2に示すように、キッチンの上部のコーナー部の
壁で、給気口31を有する一側面が当接する側の壁に、
給気口31とほぼ同じ大きさの孔を開ける。次に、収納
箱3の開閉戸33が屋内側にくるようにして、収納箱3
をコーナー部の壁に取り付ける。次に、給気口31にフ
ィルター34と、排気口32に虫よけメッシュ35とを
取り付ける。
【0019】次に、排気フード2の屋外側のほぼ中央部
にプロペラ状の羽根11が嵌まる程度の大きさの貫通孔
24を開ける。次に、キッチンの上部の壁に貫通孔24
とほぼ同じ孔を開ける。次に、この孔の中で、孔の内周
面にプロペラ状の羽根11とモーター6を羽根11の軸
が孔の中心にくるようにして、プロペラ状の羽根11と
モーター6とを取り付ける。次に、プロペラ状の羽根1
1の軸が貫通孔24の中心にくるようにして、開口部2
3と収納箱3の排気口32とを合わせながら、排気フー
ド2をキッチンの上部の壁に取り付ける。
【0020】次に、プロペラ状の羽根11とモーター6
を羽根11の軸が貫通孔24の中心にくるようにして、
開口部23と収納箱3の排気口32とを合わせながら、
排気フード2の貫通孔24を屋外側に向けて、排気フー
ドをキッチンの上部の壁に取り付ける。
【0021】このようにすると、収納箱3の一側面に給
気口31が設けられ、別の側面に排気口32が設けら
れ、この収納箱3の排気口32と排気装置1の排気フー
ド2に設けられた開口部23とが連通されているから、
排気装置1のモーター6を動かすことによって、排気フ
ード2内と収納箱3内との空気を循環させることがで
き、給気口31より新鮮な空気を取り入れ、収納箱3の
排気口32と排気フード2の開口部23とから収納箱3
に溜まった有害な揮発性物質を排気フード2内から壁の
外に出すことができる。
【0022】又、収納箱3の給気口31と排気口32が
相対する側面に設けられているから、収納箱3の給気口
31より新鮮な空気を取り入れ、この給気口31の反対
側の排気口32より空気をを排出することができ、収納
箱3内との空気を循環させ、収納箱3内の有害な揮発性
物質を含んだ空気を排出するとができる。
【0023】以上、本発明実施例を図面に基づいて説明
してきたが、具体的な構成はこの実施例の限られるもの
ではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が
あっても本発明に含まれる。例えば、実施例では、排気
フード2と収納箱3とを隣接させて、排気フード2の開
口部23と収納箱3の排気口32を直接繋いでいるが、
図3に示すように、排気フード2bと収納箱3bとを離
して、排気フード2bの開口部23bと収納箱3bの排
気口32bをダクト4で繋いで、換気機能を有する収納
装置Bとし開口部23bと排気口32bとから、空気が
漏れないように繋いでもよい。又、実施例では、収納箱
3をキッチンの上部のコーナー部の壁に取り付け、収納
箱3の給気口31を壁に当接させて室外の空気を給気口
31から取り入れているが、壁から給気口31離して、
室内の空気を給気口31から取り入れるようにしてもよ
い。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、収納箱の一側面
に給気口が設けられ、別の側面に排気口が設けられ、こ
の収納箱の排気口と排気装置の排気フードに設けられた
開口部とが連通されているから、排気装置のモーターを
動かすことによって、排気フード内と収納箱内との空気
を循環させることができ、給気口より新鮮な空気を取り
入れ、収納箱の排気口と排気フードの開口部とから収納
箱に溜まった有害な揮発性物質を排気フード内から壁の
外に出すことができる。従って、収納内に有害な揮発性
物質が溜まらず、必要時に戸を開けても、異臭や不快感
が生じない。
【0025】請求項2記載の発明は、収納箱の給気口と
排気口が相対する側面に設けられているから、収納箱の
給気口より新鮮な空気を取り入れ、この給気口の反対側
の排気口より空気をを排出することができ、収納箱内と
の空気を循環させ、収納箱内の有害な揮発性物質を含ん
だ空気を排出するとができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すもので、収納の換気装置
の斜視説明図である。
【図2】本発明の実施例を示すもので、収納の換気装置
がキッチン内に取り付けられた状態を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例を示すもので、収納の換気
装置の斜視説明図である。
【符号の説明】
A、B 換気機能を有する収納装置 1 排気装置 11 羽根 2、2b 排気フード 22 底面 23、23b 開口部 24 貫通孔 3、3b 収納箱 31 給気口 32、32b 排気口 33 開閉戸 34 フィルター 35 虫よけメッシュ 4 ダクト 5 スイッチ 6 モーター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納箱の一側面に給気口が設けられ、別
    の側面に排気口が設けられ、この収納箱の排気口と排気
    装置の排気フードに設けられた開口部とが連通されてな
    ることを特徴とする換気機能を有する収納装置。
  2. 【請求項2】 収納箱の給気口と排気口が相対する側面
    に設けられていることを特徴とする請求項1記載の換気
    機能を有する収納装置。
JP16856198A 1998-06-16 1998-06-16 換気機能を有する収納装置 Pending JP2000000128A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6701876B2 (en) 2001-09-27 2004-03-09 Visteon Global Technologies, Inc. Electromechanical engine valve actuator system with reduced armature impact

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6701876B2 (en) 2001-09-27 2004-03-09 Visteon Global Technologies, Inc. Electromechanical engine valve actuator system with reduced armature impact

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