JP1727651S - 介護用ベルト - Google Patents

Abstract

本物品である介護用ベルトは、介護者に装着され、被介護者を座った状態から立ち上がらせるなど、被介護者をベッドから車いすなどに移乗する際に用いられる。 参考図１、２を用いて介護用ベルト１について説明する。 介護用ベルト１は、介護者の肩から背面にわたって架け渡されるたすき状の左側肩掛け部１０及び右側肩掛け部２０を備える。右側肩掛け部２０は、介護者の背面側において、左側肩掛け部１０に備える挿通部３０に右側肩掛け部２０を通して配置される。 左側肩掛け部１０には、介護者の肩にあたる部分に肩パッド１１が取り外し可能に装着される。左側肩掛け部１０は、調整金具１２により長さを調整可能である。左側肩掛け部１０には、環状の２つの金具１３が挿通部３０を挟んだ位置に設けられる。 右側肩掛け部２０には、介護者の肩にあたる部分に肩パッド２１が取り外し可能に装着される。右側肩掛け部１０は、調整金具２２により長さを調整可能である。右側肩掛け部２０には、環状の２つの金具２３が挿通部３０を挟んだ位置に設けられる。 ２つの金具１３及び２つの金具２３を通して、環状ベルト４０が取り付けられる。環状ベルト４０は、２つの金具１３及び２つの金具２３を通すことで四角形状となる。 環状ベルト４０には、上下左右の４カ所に把持用パッド５０が取り外し可能に装着される。 参考図１では、介護者が介護用ベルト１を装着した状態を示している。参考図１に示すように、介護用ベルト１は、介護者の背面側に把持用パッド５０が配置された状態で装着される。 参考図２は、介護者が被介護者を抱えた状態を示している。参考図２に示すように、介護者が被介護者を抱きかかえる際に、被介護者が把持用パッド５０（参考図１参照）を把持することで、介護者と被介護者とを容易に密着させることができ、被介護者を容易に立ち上がらせることが可能となる。 また、参考図２では、介護者に介護用ベルト１を装着した場合の使用状態について説明しているが、本物品の介護用ベルト１は、被介護者に装着されて使用されてもよい。