JP2018051281A - 介護サポートベルト - Google Patents

Abstract

【課題】 自力で身体を動かせない要介護者に対し、要介護者も介護者も少ない負担で要介護者の近距離の移動を簡易な方法で可能にさせる介護サポートベルトを提供する。【解決手段】 坐骨にコンタクトさせるために適度な幅を持った座面に、持ち手を取り付け、坐骨にコンタクトすることにより要介護者の負担を軽減し、持ち手を使うことにより介護者の負担を軽減し、シンプル構造でいつでも持ち運べる介護サポートベルト。【選択図】図１

Description

本発明は、身体が自分で動かせない人を、介護者が短い距離を動かすための介護サポートベルトに関するものである。

技術背景

従来、要介護者をベルトのついた椅子にのせて運ぶ道具があった（特許文献１参照）

特開 ２０１４−０３３９５８号公報

そのために次のような問題点があった。
（イ）座面に座らせるために要介護者を持ち上げなければならず、その際介護者が複数必 要であった。
（ロ）座面に座らせるために要介護者を持ち上げなければならず、その際要介護者に痛み を与える場合があった。
（ハ）装置にある程度の大きさがあり、介護者が持ち運ぶには不便であった。

坐骨は人体を抱えるときの力を入れる場所としては最適の場所であり、その部分に効果的に力がかかる必要最小限の幅をもつベルトとした。
介護者がひとりの場合も、二人の場合も最適な力がかかるベルトの長さとした。
介護者が力を入れやすいように、ベルトに持ち手をつけた。
要介護者の坐骨部分が滑らない様に、また装置を坐骨部分にすべりこませたり、抜いたりするのに適度な摩擦をもたせるために綿の生地を使った。
装置の持ち運びがしやすいように、必要最小限のシンプルな構造にした。

要介護者をベットから車いす、車いすからベットに移動させるとき、要介護者にも介護者にも負担が少なく実施できる。
要介護者がベットに寝た状態で、少し位置を頭方へ移動させるときなど、要介護者にも介護 者にも負担が少なく実施できる。
ポケットにも収まるサイズなので、介護者がいつでも携帯できる。

本発明の表面斜視図である。 本発明の裏面斜視図である。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
（イ）持ち手（１）は座面裏（３）とつながっている。
（ロ）座面裏（３）に綿生地の座面（２）が縫い付けてある。
（ハ）持ち手（１）は持ちやすいように、折り返して縫い合わせてある。
本発明は異常なような構成である。
本発明を使用するときは、座面（２）を要介護者の坐骨部分に滑りこませ、介護者は持ち手（１）を持って要介護者を持ち上げる。
移動が終わったら、持ち手（１）の片方を離し、要介護者の坐骨部分から引き抜く。

１ 持ち手
２ 座面
３ 座面裏

Claims (1)

1. 座面と持ち手を連結し、座面を要介護者の坐骨部分にコンタクトさせ、持ち手を使って要介護者にも介護者にも少ない負担で、要介護者の位置を移動させるための介護サポートベルト。

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