JP2005309550A - リモートコピー方法及びリモートコピーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】
中間の記憶システムを経由して、第1から第3の記憶システムへのデータの転送をさせる必要がある構成において、中間にある第2の記憶システムに余計な論理ボリュームを持たせなくてはいけないという課題がある。
【解決手段】
情報処理装置との間でデータの送受信を行う第1の記憶システムと、第2の記憶システムと、第3の記憶システムとを有し、第2の記憶システムは、当該データが書き込まれるべき第2の記憶領域を仮想的に持ち、当該記憶領域に書き込まれたデータとデータに関する更新情報とが書き込まれる第3の記憶領域を有している。第1の記憶システムから送信されたデータは、第2の記憶領域には書き込まれずに、データと更新情報として第3の記憶領域に書き込まれ、当該領域に書き込まれたデータと更新情報は、第3の記憶システムから読み出されるものであることを特徴とする構成を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、記憶システムに関し、特に複数の記憶システム間でのデータの複製に関する。
近年、顧客に対して継続したサービスを提供するために用いる記憶システム(第1の記憶システムと呼ぶ)に障害が発生した場合でも、データ処理システムがサービスを提供できるよう、他の記憶システム(第1の記憶システムと比較的近い距離にある記憶システムを第2の記憶システム、第2の記憶システムよりも遠距離にある記憶システムを第3の記憶システムと呼ぶ)を第1の記憶システムとは別に設置し、他の記憶システムで第1の記憶システムのデータの複製を蓄積しておく技術が重要になっている。第1の記憶システムに格納された情報を第2及び第3の記憶システムに複製する技術として、以下の特許文献に開示された技術が存在する。
特許文献1には、第2の記憶システムが第1の記憶システムの複製対象のデータに対応する複製データを二つ持ち、第3の記憶システムが、その複製データの1つを保持する技術が開示されている。
特許文献2には、第2の記憶システムが第1の記憶システムの複製対象のデータに対応する複製データを一つだけ持ち、特許文献1に示されるようなリモートコピーを実施するための冗長な論理ボリュームを必要とせず、第3の記憶システムが、その複製データを得ることができるようにするための技術が開示されている。
米国特許6209002号公報 特開2003−122509号公報
上述のとおり、従来技術では遠距離にある第3の記憶システムで第1の記憶システムのデータの複製を得るために、中間に第2の記憶システムを置き、データロスを防止しつつ長距離リモートコピーを実現している。
しかし、ユーザによっては、遠距離へのコピーによってデータの障害耐性を高めつつ、システム運用のコストにも配慮したリモートコピーシステムを必要とする場合もある。例えば、第1の記憶システムにあるデータの複製を遠距離にある記憶システムに保持させるだけでよいとするような場合である。
万一の障害のために、遠距離にある記憶システムに第1の記憶システムにあるデータの完全な複製を持たせるためには、第1の記憶システムの性能への影響を考慮に入れると、中間に第2の記憶システムを配置し、この第2の記憶システムを経由して、第1の記憶システムから遠距離にある第3の記憶システムへのデータの転送をさせる必要がある。このような場合は、中間にある第2の記憶システムで使用する論理ボリュームを出来るだけ小さくて済むようすることが望まれる。
しかし、第2の記憶システムから、遠距離にある第3の記憶システムにデータをリモートコピーさせようとする場合は、第2の記憶システムが第1の記憶システムと同じボリューム(複製ボリューム)を持つ必要がある。このボリュームは、第1の記憶システムのボリュームの容量が大きくなればなるほど大きくなる。
無論、特許文献2の開示技術を適用したとしても、第1の記憶システムの複製対象のボリュームと同容量のボリュームを第2の記憶システム内に持つことは避けられない。
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、第1サイトから第3サイトへの複製を行う場合に、そのための第2の記憶システムでのボリュームの使用を最小限、または無くすことを目的とする。さらに他の目的は、あるボリュームの領域を複数の上位装置が書き込みの対象とできるようにして、ボリュームの可用性(availability)を高めることにある。
上述の目的を達成するために、本発明の一形態は、以下の構成を有する。
第1の情報処理装置との間でデータの送受信を行う第1の記憶システムと、第2の情報処理装置と第1の記憶システムに接続され、第1の記憶システムからデータを受信する第2の記憶システムと、第2の記憶システムに接続され、第2の記憶システムからデータを受信する第3の記憶システムとを有し、第1の記憶システムは、情報処理装置からのデータが書き込まれる第1の記憶領域を有しており、第2の記憶システムは、上記データの複製を格納する論理アドレスを有しているが、記憶領域は割り当てられておらず、上記データとその更新情報とが書き込まれる第2の記憶領域を有しており、第1の記憶システムから送信されたデータは、当該データと更新情報として第2の記憶領域に書き込まれ、第3の記憶システムは、第2の記憶システム内の第2の記憶領域から読み出されたデータとデータに関する更新情報とが格納される第3の記憶領域とを有するものであり、第2の記憶領域に格納されるデータ及び更新情報は、第3の記憶システムから読み出されるものであることを特徴とする構成を有する。第2の記憶システムは、上記データの複製を格納する論理アドレスを有しているが、記憶領域は割り当てられておらず、当該記憶領域は、第2の情報処理装置とのデータの送受信に使用することができる構成を有する。
本発明によれば、第2記憶システムが、第1の記憶システムの複製対象のデータの完全な複製を持つことなく、第3の記憶システムへの複製対象データの複製を行うことができる。これにより、第2の記憶システムにおけるボリューム容量の低減を図ることができ、また、アサイン不要になった実際のボリュームを別用途で使用可能になる。さらに、ボリュームの特定の領域を複数の上位装置が利用できるようにすることもできる。ここでいう上位装置とは、そのボリュームの特定領域に対するデータの書き込み命令や読み出し命令を発行する情報処理装置で、第1の記憶システムから発行される書き込みコマンドによって、第2の記憶システムのボリュームに対する書き込みが実行される場合は、第1の記憶システムは、第2の記憶システムの上位装置となる。無論、サーバー等の情報処理装置が記憶システムに対する上位装置となりうることは言うまでもない。
本発明の実施形態を図を参照しながら以下説明する。
(第1の実施例)
図1は、本発明の1実施例を示す図であって、複数の記憶システムからなるリモートコピーシステムの全体を示す図である。記憶システム10は、ホストコンピュータ5と接続線210を介して接続される。(以下、適宜この記憶システム10を第1の記憶システムと言い、この第1の記憶システムとホストコンピュータ5とからなるデータ処理システムを第1のサイトという。)
記憶システム15は、第1の記憶システム10と接続線220を介して接続される。(以下、適宜、この記憶システム15を第2の記憶システムと呼び、少なくともこの第2の記憶システムを含むデータ処理システムを第2のサイト或いは、中間サイトと呼ぶ。)
記憶システム20は、第2の記憶システムである記憶システム15と接続線240を介して接続される。(以下、適宜この記憶システム20を第3の記憶システムと呼び、少なくともこの第3の記憶システム20を含むデータ処理システムを第3のサイトと呼ぶ。)
接続線210、220、240は、ファイバーケーブル等の接続線で直接接続される構成されるほか、インターネット等の広域回線を介在する接続であっても良い。
第1サイトの記憶システム10は、論理ボリューム110(ORG1)、 論理ボリューム120(ORG2)を保持する。本実施例では、論理ボリューム110(ORG1)に複製対象となるオリジナルデータが格納されるものとする。
第2サイトの記憶システム15は、論理ボリューム110(ORG1)の複製を論理ボリューム150(Data1)として保持する。第3サイトの記憶システム20は、複製データが格納される論理ボリューム200(Data2)を保持する。
ここで、記憶システム10、15、20内に定義される論理ボリュームの容量や物理的な格納位置(物理アドレス)は、各記憶システムに接続したコンピュータ等の保守端末(図示しない)もしくはホストコンピュータ5、6、7を用いてそれぞれ指定できる。
以下の説明において、複製対象のデータと複製データとの区別を容易とするために、複製対象のデータが蓄積される論理ボリュームを正論理ボリューム、複製データが蓄積される論理ボリュームを副論理ボリュームと呼ぶこととする。一対の正論理ボリュームと副論理ボリュームをペアと呼ぶ。正論理ボリュームと副論理ボリュームの関係および状態等は、後述する各記憶システム内の共有メモリ(SM)70にペア設定情報テーブル500として保存される。
まず、図2を用いて図1に示す記憶システム10のハード構成の1例を示す。図1で記憶システム15として説明した第2の記憶システムは、第2の記憶システム15として簡略して示している。
第1の記憶システム10は、ホストコンピュータ5と接続するための複数のチャネルアダプタ50を有し、これらチャネルアダプタ50は接続線210を介してホストコンピュータ5や第2の記憶システム15と接続される。
チャネルアダプタ50は、接続部55を介して、キャッシュ60に接続され、上位装置から受領したコマンドを解析し、ホストコンピュータ5の所望するデータの、キャッシュ上への読み出しや書き込みを制御する。論理ボリューム110(Org1)と論理ボリューム120(Org2)は、複数のHDD100上に添って配置される。
図3は論理ボリュームとHDD100上の物理アドレスとを定義づけるとともに、論理ボリュームの容量やフォーマット形式等の属性情報およびペア情報を定義したテーブルの一例を示している。ここでは説明の便宜のために、論理ボリューム番号がデータセンタ内の各論理ボリュームにユニークなものとして取り扱う。
なお、論理ボリューム番号を各記憶システム単位でユニークに定義し、記憶システム自体の識別子と併せて特定するように設定することも可能である。ボリューム状態において未使用とあるのは論理ボリュームが設定されているが、未使用であることを示し、正とあるのは前述のペアボリュームの正ボリュームとして正常に動作できる状態にあることを示している。正常とあるのは、他の論理ボリュームとペアは設定されていないが、正常な状態であることを示している。副とある場合は、そのボリュームがペアの副ボリュームとなっており、正常に動作できることを示す。ペアの状態を示すボリューム状態情報については後述する。
この図3に示す例は、本願のデータセンタシステムの論理ボリュームの状態を示している。論理ボリューム番号1は、第1の記憶システム10の論理ボリューム110(Org1)を示し、第2の記憶システム15の論理ボリューム150(Data1)とペア番号1というペアを構成している状態を示している。同様に、第2の記憶システム15の論理ボリューム151(JNL1)は、論理ボリューム番号3として記述されている。以下、同様に、第3の記憶システム20の論理ボリューム201を論理ボリューム番号4、第3の記憶システムの論理ボリューム200を論理ボリューム番号5として記述されている。なお、未使用ではあるが論理ボリューム番号6として、論理ボリューム120(Org2)が定義されている。
図3の物理アドレスの欄は実際のHDD100上のアドレスを示している。図2のディスクアダプタ80上のマイクロプロセッサ(図示しない)はこの情報に基づいて、キャッシュ60から実際のHDD上にデータを記録する動作やHDD100上からキャッシュ60にデータを読み出したりする動作を制御する。
記憶システム10を代表として説明したが、図1に示すほかの記憶システム15,20もほぼ同様の構成からなる。接続部55は、チャネルアダプタとキャッシュ等をダイレクトに接続するスイッチ等で構成される他、バスによる接続方式をとることもできる。なお、キャッシュ60内に共有メモリ70がある状態の図となっているが、共有メモリ70は、キャッシュ60とは別に接続部55に接続される構成でもよい。
次に、図1を用いて、第1サイトの記憶システム10の正論理ボリューム110(ORG1)へのデータ更新を、第2サイト(中間サイト)の記憶システム15を介して、第3サイトの記憶システム20の論理ボリューム200(Data2)に反映する動作について説明する。
ここで、まずジャーナルデータについて説明する。説明を容易にするために、ここでは他と区別してデータが更新される更新元の論理ボリュームをソース論理ボリュームと呼び、その更新元論理ボリュームのコピーを保持するボリュームをコピー論理ボリュームと呼ぶ。
ジャーナルデータは、あるソース論理ボリュームにデータ更新があった場合に、少なくとも更新データそのものと、その更新がソース論理ボリュームのどの位置にあったのかを示す更新情報(例えば、ソース論理ボリューム上の論理アドレス)とからなる。
つまりソース論理ボリュームのデータに対する更新があった場合にジャーナルデータを保持しておけば、そのジャーナルデータからソース論理ボリュームを再現することができる。
ある時点でのソース論理ボリュームと同じデータイメージを持つコピー論理ボリュームがあることを前提として、それ以降のソース論理ボリュームに対するデータの更新がある都度、上述のジャーナルデータを保持しておけば、そのジャーナルデータを用いてある時点以降のソース論理ボリュームのデータイメージをコピー論理ボリュームに再現可能なのである。
ジャーナルデータを用いれば、ソース論理ボリュームと同じ容量を必要とすることなく、ソース論理ボリュームのデータイメージをコピー論理ボリュームに再現させることができる。ジャーナルデータを保持するボリュームを以下ジャーナル論理ボリュームと称する。
図4を用いてさらに具体的に説明する。図4は、あるソース論理ボリュームのアドレス700番地から1000番地のデータが更新された状態(更新データ630)を示している。この場合、ある論理ボリュームと対をなすジャーナル論理ボリュームは、ジャーナルデータ950として、更新されたデータそのものを、ライトデータ領域9100にライトデータ610として記録し、例えばどの位置が更新されたかというような更新に関わる情報は更新情報領域9000に更新情報620として記録される。
ジャーナル論理ボリュームは、更新情報620を格納する記憶領域9000(更新情報領域)とライトデータを格納する記憶領域9100(ライトデータ領域)に分割して使用される。更新情報領域9000は、更新情報領域9000の先頭から、更新された順(更新番号の順)に更新情報を格納し、更新情報領域の終端に達すると、更新情報領域の先頭から格納する。ライトデータ領域9100は、ライトデータ領域9100の先頭からライトデータを格納し、ライトデータ領域9100の終端に達すると、ライトデータ領域9100の先頭からライトデータを格納する。無論、ジャーナル論理ボリュームのために確保された容量がオバーフローする前にコピー先の論理ボリュームに対してジャーナル論理ボリューム内の情報に基づいて、更新作業を行う必要があることは言うまでもない。更新情報領域9000およびライトデータ領域9100の比は、固定値でもよいし、保守端末あるいはホストコンピュータ5により設定可能としてもよい。
図1において、ホストコンピュータ5から記憶システム10内の正論理ボリューム110(ORG1)のデータに対するライト命令を受信すると(図1で示す矢印250)、第1の記憶システム内の正論理ボリューム110(ORG1)のデータが更新される。そして、当該更新された正論理ボリューム110(ORG1)とペアとなっている第2(中間サイト)の記憶システム15の内の論理ボリューム150(Data1)も同様に更新される(同期ペアの更新)。このことにより第2の記憶システム15は、第1の記憶システム10で障害が発生した場合でも、直ちにその業務を引き継ぐことができる。これは、第2の記憶システム15が、ホストコンピュータ5が使用している正論理ボリューム110(ORG1)と同じデータイメージを持つ副論理ボリューム150(Data1)を保持しているからである。
一方、第2サイトの記憶システム15は、論理ボリューム150(Data1)へのデータ更新があると、論理ボリューム151(JNL1)(以下、適宜ジャーナルボリュームと呼ぶ)にジャーナルデータの保存を行う(図1で示す矢印260)。
第2の記憶システム15のジャーナルデータの蓄積用論理ボリューム151(JNL1)に蓄積されたジャーナルデータは、接続線240を介して、遠距離にある第3の記憶システム20内のジャーナル蓄積用の論理ボリューム201(JNL2)に非同期で転送(図1で示す矢印270)される(以下PUSH方式という。)。第3の記憶システム20は、記憶システム20内部のジャーナルボリューム201(JNL2)のジャーナルデータを用いて、第2の記憶システム15の論理ボリューム150に対応する論理ボリューム200(Data2)を再生する(図1で示す矢印280、リストア処理)。
第2の記憶システム15のジャーナルボリューム内のデータを、第3の記憶システム20から読み出して、記憶システム20内の論理ボリューム201(JNL2)に蓄積する(以下、PULL方式という。)ようにしても良い。
このPULL方式を具体的に説明する。第2の記憶システム15は、第3の記憶システム20からジャーナルデータをリードする命令(以下、ジャーナルリード命令という。)を受信すると、ジャーナル論理ボリューム151(JNL1)からジャーナルを読み出し、第3の記憶システム20に送信する。
その後、第3の記憶システム20は、後述するリストア処理350によって、ジャーナル論理ボリューム(JNL2)201からジャーナルデータを読み出し、論理ボリューム200(Data2)のデータを更新する。これにより、第1サイトの記憶システム10の正論理ボリューム110(ORG1)に生じたデータ更新を第3サイトの記憶システム20の副論理ボリューム200(Data2)に反映する処理が完了する。
ジャーナルデータをジャーナルボリューム201に保存することにより、例えば、記憶システム20の負荷が高い場合、ジャーナルデータ受信時に副論理ボリューム200(Data2)のデータ更新、すなわち、ジャーナルデータを利用して、正論理ボリューム110(ORG1)の複製を副論理ボリューム200(Data2)に作ること(リストア処理350)を行わず、しばらく後、記憶システム20の負荷が低い時に、副論理ボリューム200(Data2)のデータを更新することもできる。
図1に示す第2の記憶システム15内の論理ボリューム151(JNL1)は、前述したようにジャーナルデータ専用の記憶領域で、データ複製対象の記憶領域より少なくすることが可能であり、第2の記憶システム15内の記憶領域の消費を抑えて、第1の記憶システム10から、第2、第3の記憶システム15、20へのデータの複製を可能とするものである。
次に、前述した記憶システム10の論理ボリューム110(ORG1)へのデータ更新を中間サイトの第2の記憶システム15、第3サイトの第3の記憶システム20に反映する動作を行うにあたり、データセンタシステム全体の設定について具体的に説明する。
図1に示すような複数サイトからなるデータセンタシステムを構築するために、まず、例えば、論理ボリューム150(Data1)とジャーナルボリューム151(JNL1)とがジャーナルグループとなるための設定を要する。ジャーナルグループとは、論理ボリューム同士のペアのことで、先に説明した通り、論理ボリュームと、その論理ボリュームへのデータのライト命令があった場合に、そのライト命令をライト先アドレス等の更新情報とライトデータに区分して蓄積しておくジャーナルボリュームと、からなる。
図1の例では、記憶システム15について、論理ボリューム150(Data1)と論理ボリューム151(JNL1)とがジャーナルグループであり、記憶システム20においては、論理ボリューム201(JNL2)と論理ボリューム200(Data2)とが、ジャーナルグループである。
図5に示すフローチャートは、本願発明のデータセンタシステムの初期設定手順を示している。ユーザは、ホストコンピュータ5、6、7あるいは図1では図示していない保守端末が持つGUI(graphical user interface)を用いて、各記憶システムのジャーナルグループを設定する(ステップ900、905)。
図1において、第2、第3サイトの記憶システム15、記憶システム20内のジャーナルグループ、すなわち、Data1とJNL1のペア、Data2とJNL2のペアを、それぞれジャーナルグループ1、ジャーナルグループ2と呼ぶこととする。ジャーナルグループはジャーナルペアと呼ばれることもある。具体的には、図7に示すようにジャーナルグループ設定情報テーブル550として共有メモリ70に保持される。
さらに、ユーザは、各記憶システムに接続される保守端末あるいはホストコンピュータ5、6を使用して、データ複製対象を示す情報とデータ複製先を示す情報を指定して、ペア登録指示を第1及び第2の記憶システム10、15に行う(ステップ910)。具体的には、図1の論理ボリューム110(ORG1)と論理ボリューム150(Data1)との間にペア関係を設定する。
ペアとして設定されると、そのペアの態様(ステータス)に応じて、正論理ボリュームに対して発生した書き込み処理が、副論理ボリュームに対する各種の処理を行う契機となる。例えば、ペアの態様(ステータス)には、サスペンド状態、ペア状態、初期コピー状態等があり、ペアの態様(ステータス)が、ペア状態の場合は、正論理ボリュームに書き込まれたデータが、副論理ボリュームにも書き込まれるという処理がなされ、サスペンド状態の場合は、正論理ボリュームに書き込まれたデータが、副論理ボリュームには反映されず、その差分がビットマップを用いて第1の記憶システム10内に保持される。
ジャーナルグループの設定情報や、このペアの設定情報は、前述の通り、図2に示す共有メモリ(SM)70に蓄積され、チャネルアダプタ50上のマイクロプロセッサはその情報に基づいて、処理を実行する。無論この処理は、処理が発生する度に共有メモリ(SM)70を参照する方法にとどまらず、チャネルプロセッサのローカルメモリ上に同プロセッサの処理に必要な情報を予め転送しておいてもよい。
図6は、ペアの状態を示すペア設定情報テーブル500の一例である。図6の1行目にペア番号1として、第1の記憶システム10の論理ボリューム110(Org1)(論理ボリューム番号1)と第2の記憶システム15の論理ボリューム150(Data1)(論理ボリューム番号2)のペアが生成されたことが記述されている。図5のステップ910では、さらに、論理ボリューム110(Org1)と論理ボリューム150(Data1)のデータイメージを同一にするための初期化処理である初期コピーが行われる。
次のステップ915では、論理ボリューム150(Data1)、論理ボリューム200(Data2)を指定して、ペアを形成し、初期コピーを行う。前述のステップ910の処理と同様に論理ボリューム150(Data1)と論理ボリューム200(Data2)とに同一のデータイメージを持たせるためである。
図6のペア番号2の行にこのペアが設定された状態を示す。このペアは初期コピー処理の終了後解除される(ステップ920)。
第1の記憶システムの論理ボリューム110(ORG1)のデータイメージが記憶システム15、20の論理ボリューム150(Data1)、200(Data2)までコピーされたら、記憶システム15、20内にあるコピープログラムは、形成コピー終了を保守端末もしくはホストコンピュータ5へ報告する。この初期化処理後、記憶システム20でのデータの正確なリストア処理(リカバリ)が可能になる。
次に、図8、図9を用いて本発明の記憶システムの実施形態における記憶システムの動作を詳細に説明する。
図8は、第2サイトの記憶システム15が行うデータの書き込み処理を示す図である。第2の記憶システム15は、接続線220でチャネルアダプタ50を介して、第1サイトの記憶システム10と接続されている。第1の記憶システム10は、接続線210を介してホストコンピュータ5と接続されている。
まず、第1の記憶システム10は接続線210を介してホストコンピュータ5からのデータの書き込み命令を受領する(図8の矢印250)。論理ボリューム110(ORG1)にデータが書き込まれると、第2の記憶システム15は、接続線220を介して、第1の記憶システム10からのデータ書き込み命令を受領する。
図8で示す矢印1100は、第2サイトの記憶システム15における、データ複製先の論理ボリューム150(Data1)へのデータ書き込み命令を受信した場合のデータの流れである。
チャネルアダプタ50は、第1の記憶システムから論理ボリューム150(Data1)へのデータの書き込み命令を受領すると、その書き込みデータと更新情報を、キャッシュ60に保持する。キャッシュ60上の書き込みデータは、ディスクアダプタ80によって、論理ボリューム150(Data1)にキャッシュに書き込まれたのとは別のタイミングで書き込まれる(図8の矢印1110)。
同様にキャッシュ60上に記録された更新情報(少なくとも更新されたアドレスを含む)は、論理ボリューム151(JNL1)の更新情報領域に書き込まれ、さらにライトデータが論理ボリューム151(JNL1)のライトデータ領域に蓄積される(図8の矢印1120)。ディスクアダプタ80は、キャッシュ60上のライトデータと更新情報をHDD上の論理ボリューム151(JNL1)に割り付けられたアドレスに書き込む(図8の矢印1130、1140)。
一方、第3の記憶システム20に接続線240を介して接続されるチャネルアダプタ51は、記憶システム20からの論理ボリューム151(JNL1)の読み出し命令を受領する。この点については、図11で後述する。なお、チャネルアダプタ50と51は、同じ構成のチャネルアダプタであるが、説明の便宜のために適宜区別して番号を付与する。
図9は、第2のサイトの記憶システム15の論理ボリューム150(Data1)が、第1のサイトの記憶システムからの命令を受領した場合の処理を示すフローチャートである。
図8のチャネルアダプタ50に搭載されたマイクロプロセッサ(以下、チャネルアダプタ50とする。)は、第1の記憶システム10からのアクセス命令を受領すると、その命令の種類を調べる(図9のステップ1210)。チャネルアダプタは、図8のチャネルアダプタ50のように書き込み命令を受ける場合と、チャネルアダプタ51のようにチャネルアダプタ50が他の記憶装置からのリード命令を受領する場合があるからである。
受領したアクセス命令がライト命令ではない場合であって、第3の記憶システム20からのジャーナルリード命令である場合、後述するジャーナルリード受信処理を行う(ステップ1215、1220)。
ステップ1210で、アクセス命令がライト命令の場合は、論理ボリューム150(Data1)のボリューム状態を調べる(ステップ1240)。
ボリュームの状態は、図3に示すように、各論理ボリュームの状態が表形式で、先述の通り共有メモリ(SM)70にボリューム情報として、蓄積されている。
ステップ1240で、論理ボリューム150(Data1)のボリューム状態が、正常ではない場合は、論理ボリューム150(Data1)へのアクセスは不可能なため、ホストコンピュータ5に異常を報告して終了する(ステップ1230)。
ステップ1240で、論理ボリューム150(Data1)のボリューム状態が、正常の場合、チャネルアダプタ50は、キャッシュメモリ60を確保し、データを受領する(ステップ1250)。具体的にはデータの受領準備ができたことを、第1の記憶システム10に報告し、その後第1の記憶システム10がライトデータを第2の記憶システム15に送信する。第2の記憶システム15のチャネルアダプタ50は、ライトデータを受信し、準備したキャッシュメモリ60に保存する(ステップ1250、図8の矢印1100)。その後、ステップ1260で、第1の記憶システム10へ処理の終了を報告をする。
次にチャネルアダプタ50は、共有メモリ(SM)70に記録されているジャーナルグループ設定情報テーブル550(図7参照)を参照して、論理ボリューム150(Data1)がジャーナルグループを持つ論理ボリュームかどうかを調べる(ステップ1270)。
ここで、図7について詳細に説明する。図7は、ジャーナルペアがどの論理ボリューム間にペア形成されているかを示す図である。第一行には、論理ボリューム番号2と3がジャーナルグループであることを示している。具体的には記憶システム15の論理ボリューム150(Data1)と論理ボリューム151(JNL1)とがジャーナルペアを形成していることを示している。
論理ボリューム150(Data1)がジャーナルグループを持つ論理ボリュームの場合は、このボリュームとジャーナルグループを形成しているジャーナル論理ボリューム151(JNL1)に対してジャーナル作成処理を行う(ステップ1265)。その後、任意のタイミングで、ディスクアダプタ80によりHDD上に定義された論理ボリューム150(Data1)及び論理ボリューム151(JNL1)へのデータの書き込みが行なわれる(ステップ1280、図8の矢印1130、1140)。
以上のようにして、第2の記憶システム15内のジャーナルの作成が行われ、このジャーナルデータは、ジャーナルボリューム151(JNL1)に順次格納されていく。当該ジャーナルデータは、一定の要因を契機にして、第3の記憶システム20のジャーナルボリューム201(JNL2)に送信される。その1つの方法が先に説明したプッシュ(PUSH)方式であり、他の方法として次のプル(PULL)方式がある。プル(PULL)方式の場合を図10を用いて説明する。
図10はジャーナルリード命令を受信した第2の記憶システム15のチャネルアダプタ51の動作(ジャーナルリード命令受信処理)を説明する図、図11はそのフローチャートである。以下、これらを用いて、第2の記憶システム15が、第3の記憶システム20からジャーナルリード命令を受信した場合の動作について説明する。
第2の記憶システム15内のチャネルアダプタ51は、第3の記憶システム20からアクセス命令を受信し(図10の矢印1410)、アクセス命令がジャーナルリード命令である場合、チャネルアダプタ51は、図7を参照してジャーナルグループ状態が“正常”であるかを調べる(ステップ1510)。ステップ1510で、ジャーナルグループ状態が“正常”以外、例えば、“障害”の場合は、第3の記憶システム20にジャーナルグループ状態を通知し、処理を終了する。第3の記憶システム20は、通知されたジャーナルグループ状態に応じて処理を行う。例えば、ジャーナルグループ状態が“障害”の場合は、ジャーナルリード処理を終了する(ステップ1515)。
ステップ1510で、ジャーナルグループ状態が“正常”の場合、チャネルアダプタ51は、ジャーナル論理ボリュームの状態を調べる(ステップ1520)。
ステップ1520で、ジャーナル論理ボリュームのボリューム状態が“正常”でない場合は、例えば、“障害”の場合は、図7に示すジャーナルグループ状態を“障害”に変更し、記憶システム20にジャーナルグループ状態を通知し、処理を終了する(ステップ1525)。
ステップ1530で、チャネルアダプタ51は、送信していないジャーナルデータが存在するかを調べ、存在すれば、ジャーナルデータを第3の記憶システム20に送信する(ステップ1550)。全てのジャーナルを記憶システム20に送信済みである場合は、第3の記憶システム20に“ジャーナル無“を送信する(ステップ1560)。その後、ジャーナルデータが内在していた領域を開放する(ステップ1570)。
未送信のジャーナルが存在する場合を図10を用いてさらに詳細に説明する。未送信のジャーナルデータが存在する場合、チャネルアダプタ51は、キャッシュメモリ60を確保し、ディスクアダプタ80に更新情報及びライトデータをキャッシュメモリ60に読み込むことを命令する(図10の矢印1440)。
ディスクアダプタ81のリードライト処理は、HDD100上を分散して形成されている論理領域である論理ボリューム151(JNL1)から更新情報とライトデータとを読み込み、キャッシュメモリ60に保存し、チャネルアダプタ51に通知する(図10の矢印1430、1450)。
チャネルアダプタ51は、ライトデータと更新情報とのキャッシュへのリード終了の通知を受け、更新情報とライトデータを第3の記憶システム20にキャッシュ60から送信し、その後ジャーナルを保持しているキャッシュメモリ60を開放する(図10の矢印1460)。
チャネルアダプタ51は、前回のジャーナルリード命令の処理時に、第3の記憶システム20に送信したジャーナルの記憶領域を開放する(ステップ1570)。
なお、前述したジャーナルリード受信処理では、第2の記憶システム15は、ジャーナルデータを一つずつ第3の記憶システム20に送信していたが、複数同時に記憶システム20に送信してもよい。
1つのジャーナルリード命令で、送信するジャーナルデータ数は、第3の記憶システム20がジャーナルリード命令内に指定してもよいし、ジャーナルグループ登録の際等に、ユーザが第2の記憶システム15もしくは、第3の記憶システム20に指定してもよい。
さらに、第2の記憶システム15と第3の記憶システム20の接続パス240の転送能力もしくは、負荷等により、動的に1つのジャーナルリード命令で送信するジャーナルデータ数を変更してもよい。また、ジャーナル数でなく、ジャーナルのライトデータのサイズを考慮し、ジャーナルの転送量を指定してもよい。
前述したジャーナルリード命令受信処理では、ジャーナルデータを記憶装置100からキャッシュメモリ60に読み込んでいたが、キャッシュメモリ60に存在する場合は、当該処理は不要である。
前述したジャーナルリード受信処理内のジャーナルの記憶領域の開放処理は、
次のジャーナルリード命令の処理時としたが、第3の記憶システム20にジャーナルを送信した直後に開放してもよい。また、第3の記憶システム20が、ジャーナルリード命令内に開放してよい更新番号を設定し、第2の記憶システム15は、その指示に従って、ジャーナルの記憶領域を開放してもよい。
ジャーナルデータを受信した第3の記憶システム20は、ジャーナルボリューム201(JNL2)に、受信したジャーナルデータを格納する。その後、記憶システム20は、ジャーナルリストアを行う。
第3の記憶システム20は、ジャーナルリストアプログラムを実行して、ジャーナルボリューム201(JNL2)から論理ボリューム200(Data2)へデータのリストアを行う。尚、リストアが終わったジャーナルが格納されていた領域はパージ(開放)され、新たなジャーナルの格納に利用される。
次に、このジャーナルリストア処理について詳細に説明する。図12はリストア処理を説明する図で、図13はそのフローチャートである。
以下、図12、13を用いて、第3の記憶システム20のチャネルアダプタ53が、ジャーナルを利用し、データの更新を行う動作について説明する。リストア処理は記憶システム20のディスクアダプタ80が処理を行ってもよい。
図13のステップ2010で、リストア対象のジャーナルデータが論理ボリューム201(JNL2)に存在するかを調べる。チャネルアダプタ53は、ジャーナルデータが存在しない場合、リストア処理は一旦終了し、一定時間後、リストア処理を再開する(ステップ2010)。
ステップ2010で、リストア対象のジャーナルデータが存在する場合、最も古い(最小)ジャーナルデータに対して次の処理を行う。ジャーナルデータに更新番号を連続的に付与し、最古(最小)の更新番号を持つジャーナルの更新情報からリストア処理を行えばよい。チャネルアダプタ53は、キャッシュメモリ60を確保し(図12の矢印1910)、ディスクアダプタ80に更新情報最古のものから、更新情報とライトデータを読み出す(ステップ2020、図12の矢印1920、1930)。
具体的には、第3の記憶システムのディスクアダプタ83はリードライト処理340により、更新情報が格納されているHDD100から更新情報を読み込み、キャッシュメモリ60に保存し、チャネルアダプタ53に通知する。
同様に、第3の記憶システム20のディスクアダプタ83は、読み込んだ更新情報を元にライトデータを取得し(ステップ1930)、論理ボリューム200(Data2)の更新されるべき部分に対応したキャッシュメモリ60の領域に読み込むことを命令する(ステップ2020、図12の1940)。
そして、リストア処理とは非同期で、ディスクアダプタ83は副論理ボリュームキャッシュ領域からライトデータを副論理ボリューム200(Data2)に書き込む(図12の矢印1950、ステップ2030)。その後、副論理ボリューム200(Data2)に反映された副論理ボリューム(JNL2)の更新情報とライトデータが存在した領域を開放(パージ)する(ステップ2040)。引き続きリストア処理を行うか判定し(ステップ2050)、行う場合はステップ2010に戻り、そうでない場合は終了する。
前述したリストア処理では、記憶装置100からキャッシュメモリ60にジャーナルを読み込んでいたが、キャッシュメモリ60に存在する場合は、当該処理は不要である。
(第2の実施例)
次に、第2の実施例について説明する。図14は、本願第2の発明の概念を説明する図である。第1の実施形態と異なるのは、第2の記憶システムの論理ボリューム150(Data1)が、仮想的に設定されたボリュームであって、実際にデータを蓄積する記憶領域を有していない点である。図15は、初期設定手順を示したものである。図16は本願の第2の実施例を実現するためのペア情報テーブルである。図17は、本実施例におけるアクセス命令受信処理におけるデータの流れを説明するものである。図18は、本願第2の発明における第2の記憶システム15の処理を示すフローチャートである。以下、図15、図16、図17及び図18を用いて説明する。
まず、図15に示すフローチャートは、本願第2の実施形態のおける初期設定手順を示している。ユーザは、ホストコンピュータ5、6、7あるいは図14では図示していない保守端末が持つGUI(graphical user interface)を用いて、第3の記憶システム20のジャーナルグループを設定する(ステップ3000)。具体的には、論理ボリューム200(Data2)と論理ボリューム201(JNL2)とを図7に示すようなジャーナルグループ設定情報テーブルに記述する。
次に、ユーザは、各記憶システムに接続される保守端末あるいはホストコンピュータ5、6、7を使用して、データ複製対象を示す情報とデータ複製先を示す情報を指定して、ペア設定を行う(ステップ3100)。具体的には、図14の論理ボリューム110(ORG1)と論理ボリューム200(Data2)との間にペア関係を設定する。
このステップ3100では、論理ボリューム110(Org1)、論理ボリューム200(Data2)を指定して、ペアを形成し、初期コピーを行う。論理ボリューム110(Org1)と論理ボリューム200(Data2)とに同一のデータイメージを持たせるためである。そして、初期コピー処理の終了後ペアは解除される(ステップ3200)。
次に、第1の記憶システム10と第2の記憶システム15内の論理ボリューム110(Org1)と論理ボリューム150(Data1)との間にペア関係を設定する(ステップ3300)。
図16は本願第2の実施例におけるペア情報テーブル510である。その構成は先に説明した図6とほぼ同じであるが、異なるのは仮想化されているかどうかを示すデータをペアごとに保持する点である。図16のペア番号1に示すペアにおいて、仮想化の欄がONになっている。これは、ペアの副論理ボリュームが仮想化されていることを示す。
論理ボリューム150(Data1)と論理ボリューム151(JNL1)をジャーナルグループとして登録する(ステップ3400)。
以上が、第2の実施例における初期設定の手順である。この初期化処理後、記憶システム20でのデータの正確なリストア処理(リカバリ)が可能になる。
次に、図17について説明する。図17に示す第1の記憶システム10は、ホストコンピュータ5からデータの書き込みコマンドを受領すると、指定された論理ボリューム110(Org1)にデータの書き込みを行う(図17に示す矢印250)。第1の記憶システム10は、その書き込みの際、この論理ボリューム110(Org1)とペアになっている他の記憶システムの論理ボリューム(本実施例においては、第2の記憶システム15の論理ボリューム(Data1))がある場合は、チャネルアダプタ50を介して、ホストコンピュータ5から受領したものと同じデータの書き込みコマンドを第2の記憶システムに対して発行する。この書き込みコマンドは、第2の記憶システムのチャネルアダプタ54で受領され、チャネルアダプタ54上のプロセッサによって命令受信処理310が行われる。
この命令受信処理310は、第1の実施例、即ち、第2の記憶システム15の論理ボリューム150(Data1)に実体がある場合は、書き込みコマンドを分析して、指定された論理ボリュームの書き込み先に対応するキャシュ上の領域に、書き込みデータを記憶するとともに、更新情報を書き込むジャーナルボリューム151(JNL1)の書き込まれる領域に対応するキャッシュ上に更新情報を蓄積する。ディスクアダプタ80は、適宜キャッシュ上のデータを対応する論理ボリューム領域に書き込む処理を行う。
これに対して、第2の実施例においては、第2の記憶システム15は、まず書き込み先として指定された第2の記憶システム15の論理ボリューム150(Data1)が、実体を有するとして取り扱うべき論理ボリュームであるかどうかの判定を、図16に示すペア情報テーブル510を参照して行う。第2の記憶システム15は、第2の記憶システム15(自身)の論理ボリューム(Data1)150が、仮想化されている論理ボリュームであることを認識する。第2の記憶システム15は、この論理ボリューム(Data1))150が実体を有しないとして取り扱うので、ライトデータを、論理ボリューム(JNL1)151のライトデータ領域に対応するキャッシュ領域に蓄積し(図17に示す矢印1111)、さらに当該書き込み命令が、論理ボリューム(Data1))150のどの領域に対して行われるものであったかを更新情報として、論理ボリューム(JNL1)151の更新情報領域に対応するキャッシュ領域に蓄積する(図17に示す矢印1111、1120)。ディスクアダプタ80は、適宜のタイミングで、キャッシュ上のデータに対応する論理ボリュームが規定されるHDD100上にデータを書き込む(図17の矢印1130、1140)。
図18を用いてさらに詳細に説明する。第2の記憶システム15のチャネルダプタ54が、アクセス命令を受信すると、まずその命令がライト命令であるかどうかを確認する(ステップ9210)。ライト命令でない場合、例えば、ジャーナルリード命令等の命令である場合には、その処理を行う(ステップ9215、9220)。
次にライト命令を受領したボリュームが正常なボリュームであるかどうかを判定する(ステップ9240)。そして、ボリューム状態が正常でない場合には、保守端末を介して命令を発行した上位装置に異常報告を通知して、処理を終了する(ステップ9230)。次に書き込み先となった論理ボリュームが仮想的な論理ボリュームであるかどうかを、図16のペア情報テーブル510を用いて判定する(ステップ9250)。仮想的なボリュームである場合には、ジャーナル作成処理(ステップ9265)を行い、処理の完了後に上位装置(第1の記憶システム)に対して終了報告を通知する(ステップ9275)。
仮想的なボリュームでない場合には、その論理ボリュームに対応するキャッシュ領域にデータを受信して(ステップ9260)、上位装置へ終了報告する(ステップ9270)。次に、論理ボリュームがジャーナルグループを持つ論理ボリュームであるかどうかを判定する(ステップ9280)。ジャーナルグループを持つ論理ボリュームである場合は、ジャーナル作成処理(ステップ9265)を行う。
このようにペア情報テーブル510に、副側論理ボリュームが仮想化されているかどうかを示す仮想化情報を併せ持つことで、副側論理ボリュームに対する実際の書き込みを抑止することができる。これにより、副側論理ボリュームに実体的な記憶容量を持たすことなく、リモートコピーの相手先として定義させることが可能となる。
(第3の実施例)
次に第3の実施例について説明する。第3の実施例においては、さらにこの仮想化された副論理ボリュームを他の用途に利用可能にするための構成を説明する。
図19は、第3の実施例を概念的に示した図である。図14に示す第2の実施例と異なる点について詳細に説明する。図14については、説明の便宜のために、第2の記憶システム15に、第1の記憶システム10を上位装置として、データの書き込み命令を受領するチャネルアダプタ56と、接続線255を介してホストコンピュータ6に接続されるチャネルアダプタ57と、第3の記憶システム20に接続されるチャネルアダプタ58とを明示して説明する。図1、図14においてもチャネルアダプタが存在することは言うまでもない。第1の記憶システムの論理ボリューム(Org1)110は、第2の記憶システム15の論理ボリューム150(Data1)とリモートコピーペアを形成しており、第2実施例と同様に、論理ボリューム150(Data1)は仮想化されている。この論理ボリューム150(Data1)から、第3の記憶システムの論理ボリューム200(Data2)へのデータのコピーは、第2の実施例において説明した通りである。
第3の実施例においては、さらにチャネルアダプタ57を介して、ホストコンピュータ6に接続されている。そして、このホストコンピュータ6から論理ボリューム150(Data1)への書き込みを可能にする点が第3の実施例の大きな特徴である。
次に論理ボリューム150(Data1)をホストコンピュータ6で利用可能とするための共有メモリ70上の構成情報の持ち方について説明する。構成情報には、前述の各テーブル(図3、図7、図16)のほか図20に示すチャネルアダプタと上位装置との接続関係を示すチャネルアダプタ接続情報テーブル5000を保持する。
第2の記憶システム15の各チャネルアダプタ上のプロセッサは、上位装置からのアクセス要求(データのリードライト要求)を受領すると、図20の接続情報テーブル5000を参照して自身に接続されている上位装置または他のチャネルアダプタを判定する。第2の記憶システム15のチャネルアダプタは、上位装置に他の記憶装置または他の記憶装置のチャネルアダプタが設定されている場合には、リモートコピーであると判断して、第2の実施例で説明した手順にしたがって、その書き込み先となっている論理ボリュームが仮想化されているかどうかを判定して、書き込み対象となっている論理ボリュームが仮想化されていない場合は、書き込み処理を行う。一方、当該論理ボリュームが仮想化されている場合には実施例2で示しているようにジャーナルボリュームへの書き込みのみを行う。
チャネルアダプタは、自身に接続されている上位装置が他の記憶システム(または記憶システムのチャネルアダプタ)ではないと判定した場合には、その対象となっている論理ボリュームへの書き込み処理を実行する。この処理は、その書き込み対象となった論理ボリュームに対応するキャッシュ領域にデータを書き込むことで行い、そのキャッシュ領域への書き込みとは非同期にディスクアダプタがHDD100上に定義されている論理ボリュームへの書き込みを行う。このように、記憶システムはI/O(アクセス要求)を受領したデータを指定された論理ボリュームに書き込んで良いか判定する。
記憶システムは、論理ボリュームが仮想化されているかどうかの判定をすることしか出来ないから、そのボリュームに実際に書き込んでよいかどうか判断できない。そこで、どの上位装置からのデータを実際に書き込んでよいかを、どのチャネルアダプタが受領したデータであるかによって識別することで、他の上位装置によって仮想化されている論理ボリュームを利用することができるのである。
なお、他の方法として、リモートコピーで転送されるデータセットにリモートコピーデータであることを示す識別子が存在する場合は、それを利用して、リモートコピーの場合のみ仮想化されているボリュームへの書き込みを制限するようにしても良い。
本発明においては、仮想化することが有効な事例としてリモートコピーを例示して説明したが、リモートコピー以外の機能、例えば、SCSIの標準コマンドであるE−COPYコマンドの対象となっている論理ボリュームを仮想化することも可能である。
なお、図14において、命令受信処理やリードライト処理320は、チャネルアダプタ56、57、58においてなされることは言うまでもない。またこの処理は他のプロセッサに割り当てることも可能である。
(第4の実施例)
次に、第4の実施例につき説明する。図21は、ホストコンピュータ5または保守端末に表示されるリモートコピーペア生成の設定画面の一例を示したものである。図21の例では、ユーザは画面4000上のペアの生成の設定を行う領域4600にあるペアボリューム指定表示部4100に、ペアとしてVol#1とVol#2を設定している状態である。ユーザは、ペア生成の設定を行うに際して、ペアの生成の設定を行う領域4600にある仮想Vol指定表示部4300で副論理ボリュームにあたるVol#2を仮想化するかどうかを選択することができる。図21の例では、副論理ボリュームにあたるVol#2は、仮想化が選択されている状態である。
各記憶システム内のチャネルアダプタごとに、どの記憶システムもしくは上位装置と接続されているかを示す領域4700には、接続設定部4400があり、この接続設定部により、各チャネルアダプタと記憶システムの接続関係の設定が可能となっている。なお、チャネルアダプタの接続先は、他の記憶システムもしくは上位装置のチャネルアダプタであってもよい。
接続設定部の画面例では、チャネルアダプタ56、57、58は、それぞれ第1の記憶システム10、ホストコンピュータ5、第3の記憶システム20に接続されていることを示している。
さらに、図21に示すように、上位装置が使用しているボリュームを示す領域4800に論理ボリューム使用設定部4500があり、この論理ボリューム使用設定部4500により、各ホストコンピュータが使用する論理ボリュームの設定が可能となっている。論理ボリューム使用設定部4500の画面例では、論理ボリューム150は、ホストコンピュータ6に使用されている設定になっている。ここで注意が必要なのは、論理ボリューム150はすでにホストコンピュータ6に使用されているので、ペアボリューム指定表示部4100で、Vol#2に論理ボリューム150を指定する場合には、仮想化の設定を行わなければペア指定できないようになっている点である。
以上により、ユーザは、安全性、耐障害性を重視する場合は、第2の記憶システム15の論理ボリューム150(Data1)を仮想化しない選択を、第2の記憶システム15内のボリューム容量を最大限活用したい場合には、仮想化する選択をすることで、目的、費用に応じたシステムの構築が可能となる。なお、仮想化した後の、第1の記憶システム10から第3の記憶システム20へのデータの複製の手順は、第2の実施例で示した通りである。
(第5の実施例)
次に、第5の実施例として、第1の記憶システム10に障害が発生した場合において、第1の記憶システム10とは遠距離にある第3の記憶システム20で業務を継続(フェイルオーバー)させる場合について説明する。
図22に示すように、第1の記憶システム10、ホストコンピュータ5、第1の記憶システム10から遠距離にある第3の記憶システム20、その間に介在する第2の記憶システム15、ホストコンピュータ6、第3の記憶システム20に接続されているホストコンピュータ7が接続線により接続されている構成である。第1の記憶システムに何らかの障害が発生した場合に、遠距離にある第3の記憶システム20で業務を引き継いで行う際に問題となるのは、第1の記憶システムが保持する論理ボリューム110(ORG1)と第3の記憶システム20が保持する論理ボリューム200(Data2)が同じデータとなっていない場合である。すなわち、第1の記憶システムと第2の記憶システムの間は同期であるが、第2の記憶システムと第3の記憶システムの間は非同期であるため、第1の記憶システム10の複製対象のデータの複製が第3の記憶システム20に完全に作られているわけではないのである(論理ボリューム200(Data2)に未到達分のデータが反映されていない)。
そこで、第3の記憶システムで業務を再開するために、まず未到達分のデータの反映をすることになる。第2、3の実施例及び仮想化する選択をした第4の実施例では、第2の記憶システム15に論理ボリューム150(Data1)を持たないが、ジャーナルボリューム151(JNL1)にジャーナルデータが存在するので、当該ジャーナルデータを第3の記憶システム20に送信し、図22に示すリストア処理350により論理ボリューム200(Data2)に未到達分のデータを反映させる。これにより、複製対象のデータの完全な複製を第3の記憶システム20の論理ボリューム200(Data2)に作ることができる。その後、第3の記憶システム20でホストコンピュータ7からの命令を受け付けることができるようになる。
これにより、第2の記憶システムの論理ボリューム150(Data1)を仮想化しボリューム容量を低減しつつも、障害に対する耐性を保つことができるのである。
(第6の実施例)
また、第6の実施例として、図23に示すように、第2の記憶システム15で業務を継続させたい場合には、第2の記憶システム15の論理ボリューム150(Data1)は仮想化されているため、新たに第2の記憶システム15に論理ボリュームをアサインする必要がある。そして、第2の記憶システム15に論理ボリュームをアサイン後、第3の記憶システム20からジャーナルリード処理330によりジャーナルデータを取得し、第2の記憶システム15内でリストア処理350を行う。
これにより、第2の記憶システム15に新規にアサインした論理ボリュームに第1の記憶システム10の複製元論理ボリュームの複製を作成することができる。その後、第2の記憶システム15はホストコンピュータ6からの命令を受け付けることができるようになる。
以上、発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
本発明の第1の実施形態を示す図である。 記憶システムの内部構造を示した図である。 ボリューム情報テーブルを示す図である。 ジャーナルを説明するための図である。 初期コピー処理を示したものである。 ペア設定情報を示す図である。 ジャーナルグループ設定情報テーブルを示す図である。 アクセス命令受信処理の流れを説明する図である。 アクセス命令受信処理を説明するフローチャートを示した図である。 ジャーナルリード命令を受信した記憶システム15のチャネルアダプタ50の動作(ジャーナルリード受信処理)を説明する図である。 ジャーナルリード命令受信処理を説明するフローチャートである。 リストア処理を説明する図である。 リストア処理のフローチャートを説明する図である。 本発明の第2の実施形態を示す図である。 第2の実施形態における初期設定処理を示したものである。 ペア設定情報を示す図である。 第2の実施形態におけるアクセス命令受信処理の流れを説明する図である。 第2の実施形態におけるアクセス命令受信処理のフローチャートを説明する図である。 本発明の第3の実施形態を示す図である。 接続情報テーブルを示す図である。 第4の実施形態におけるホストコンピュータ5または保守端末に表示されるペア生成の設定画面の一例を示したものである。 第1サイトの障害時に第3サイトで業務を引き継ぐ場合を示す図である。 第1サイトの障害時に第2サイトで業務を引き継ぐ場合を示す図である。
符号の説明
5、6、7 ホストコンピュータ
10 第1の記憶システム
15 第2の記憶システム
20 第3の記憶システム
110 第1の記憶システム内の論理ボリューム(Org1)
120 第1の記憶システム内の論理ボリューム(Org2)
150 第2の記憶システム内の論理ボリューム(Data1)
151 第2の記憶システム内のジャーナルボリューム(JNL1)
200 第3の記憶システム内の論理ボリューム(Data2)
201 第3の記憶システム内のジャーナルボリューム(JNL2)
210、220、240 接続線

Claims (10)

  1. 情報処理装置に接続され、前記情報処理装置との間でデータの送受信を行う第1の記憶システムと、
    前記第1の記憶システムに接続され、前記第1の記憶システムからデータを受信する第2の記憶システムとを有するリモートコピーシステムにおいて、
    前記第1の記憶システムは、前記情報処理装置から送信されたデータが書き込まれる第1の記憶領域を有しており、
    前記第2の記憶システムは、前記第1の記憶システムから送信された前記データの書き込み先となる論理アドレスで定義される仮想ボリュームを有し、さらに前記論理アドレスに書き込まれるべきデータと当該データに関する更新情報とが書き込まれる第2の記憶領域とを有しており、
    前記第1の記憶システムから前記第2の記憶システムの前記論理ボリュームに書き込まれるべく送信された前記データは、前記論理アドレスで示される領域へのデータの書込みに代えて、前記データの更新情報と併せて前記第2の記憶領域に書き込まれることを特徴とするリモートコピーシステム。
  2. 請求項1記載のリモートコピーシステムにおいて、前記第2の記憶領域は、前記第1の記憶領域よりも小さいことを特徴とするリモートコピーシステム。
  3. 第1の共有メモリを参照して第1の論理ボリュームへのデータ書き込みを制御する第1の記憶制御部とを有する第1の記憶システムと、
    第2の共有メモリを参照して第2の論理ボリュームへのデータ書き込みを制御する第2の記憶制御部とを有する第2の記憶システムと、からなるリモートコピーシステムにおいて、
    このリモートコピーシステムは、
    前記第1の共有メモリ内に、前記第1の論理ボリュームと前記第2の論理ボリュームとの対応関係を規定するペア情報を記憶し、前記第2の共有メモリ内に、前記第1の論理ボリュームと前記第2の論理ボリュームとの対応関係を規定するペア情報と、前記第2の論理ボリュームへのデータの書き込みがあった場合にそのデータとそのデータの更新情報を記憶するジャーナルボリュームを規定する情報とを、記憶し、
    前記第1の記憶システムは、前記第1の論理ボリュームへの第1のデータの書き込みがあった場合に、前記第1の共有メモリ内のペア情報に基づいて前記第2の論理ボリュームを対象として前記第1のデータの書き込み命令を前記第2の記憶制御部へ発行し、
    前記第2の記憶システムは、前記第1の記憶システムから前記第2の論理ボリュームへ書き込む命令を受領した場合に前記第2の共有メモリを参照して、前記第2の論理ボリュームとして規定される領域が、前記第2の論理ボリューム以外の論理ボリューム領域として規定されている場合には、前記第2の論理ボリュームへ第1のデータの書き込みを行わずに前記ジャーナルボリュームに第1のデータとその第1のデータの更新情報とを書き込み、前記第2の論理ボリュームとして規定される領域が前記第2の論理ボリューム以外の論理ボリュームとして規定されていない場合には前記第2の論理ボリュームに第1のデータを書き込むことを特徴とするリモートコピーシステム。
  4. 複数の記憶装置と、情報処理装置からデータの書き込み命令を受領して前記記憶装置へのデータの書き込みを制御する記憶制御部とからなる記憶システムにおいて、
    前記記憶システムは、前記記憶装置上に論理ボリュームを定義するための情報を構成情報として記憶する共有メモリを有し、
    前記共有メモリで定義される第1の論理ボリュームの前記記憶装置上の領域と、前記共有メモリで定義される第2の論理ボリュームの前記記憶装置上の領域とが、少なくとも一部は重複する領域となるように定義されることを特徴とする記憶システム。
  5. 情報処理装置に接続され、前記情報処理装置との間でデータの送受信を行う第1の記憶システムと、
    前記第1の記憶システムに接続され、前記第1の記憶システムからデータを受信する第2の記憶システムとを有するリモートコピーシステムにおいて、
    前記第1の記憶システムは、前記情報処理装置から送信されたデータが書き込まれる第1の記憶領域を有しており、
    前記第2の記憶システムには、前記第1の記憶システムから送信された前記データの書き込み先となる論理アドレスを有し、さらに前記論理アドレスに書き込まれるべきデータと当該データに関する更新情報とが書き込まれる第2の記憶領域とを有しており、前期論理アドレスに記憶領域が割り当てられている場合、前記記憶領域には前記データが、第2の記憶領域には前記データと前記更新情報が、書き込まれ、
    前記論理アドレスに記憶領域が割り当てられていない場合、前記データと前記更新情報は前記第2の記憶領域に書き込まれることを特徴とするリモートコピーシステム。
  6. 請求項5記載のリモートコピーシステムにおいて、前記第2の記憶領域は、前記第1の記憶領域よりも小さいことを特徴とするリモートコピーシステム。
  7. 情報処理装置に接続され、前記情報処理装置との間でデータの送受信を行う第1の記憶システムと、
    前記第1の記憶システムに接続され、前記第1の記憶システムからデータを受信する第2の記憶システムと、
    前記第2の記憶システムに接続され、前記第2の記憶システムからデータを受信する第3の記憶システムとを有するリモートコピーシステムにおいて、
    前記第1の記憶システムは、前記情報処理装置から送信されたデータが書き込まれる第1の記憶領域を有しており、
    前記第2の記憶システムには、前記第1の記憶システムから送信された前記データの書き込み先となる論理アドレスを有し、さらに前記論理アドレスに書き込まれるべきデータと当該データに関する更新情報とが書き込まれる第2の記憶領域とを有しており、前期論理アドレスに記憶領域が割り当てられている場合、前記記憶領域には前記データが、第2の記憶領域には前記データと前記更新情報が、書き込まれ、
    前記論理アドレスに記憶領域が割り当てられていない場合、前記データと前記更新情報は前記第2の記憶領域に書き込まれ、
    前記第3の記憶システムは、前記第2の記憶システム内の前記第2の記憶領域から読み出された前記データと前記データに関する更新情報とが格納される第3の記憶領域と、第1の記憶領域の複製先である第4の記憶領域を有するものであり、
    前記第2の記憶領域に格納される前記データ及び前記更新情報は、所定の時間が経過してから、前記第3の記憶システムから読み出されて前記第3の記憶領域に書き込まれ、その後前記第2の記憶領域は開放可能となり、当該領域は新たな格納に利用されることを特徴とするリモートコピーシステム。
  8. 請求項7記載のリモートコピーシステムにおいて、前記第2および第3の記憶領域は、前記第1および第4の記憶領域よりも小さいことを特徴とするリモートコピーシステム。
  9. 第1の情報処理装置に接続され、前記第1の情報処理装置との間でデータの送受信を行う第1の記憶システムと、
    第2の情報処理装置と前記第1の記憶システムに接続され、前記第2の情報処理装置との間でデータの送受信を行い、前記第1の記憶システムからデータを受信する第2の記憶システムと、
    前記第2の記憶システムに接続され、前記第2の記憶システムからデータを受信する第3の記憶システムとを有するリモートコピーシステムにおいて、
    前記第1の記憶システムは、前記情報処理装置から送信されたデータが書き込まれる第1の記憶領域を有しており、
    前記第2の記憶システムは、前記第1の記憶システムから送信された前記データの書き込み先となる論理アドレスを有し、さらに前記論理アドレスに書き込まれるべきデータと当該データに関する更新情報とが書き込まれる第2の記憶領域とを有しており、
    前記第3の記憶システムは、前記第2の記憶システム内の前記第2の記憶領域から受領する前記データと前記データに関する更新情報とが格納される第3の記憶領域と、第1の記憶領域の複製先である第4の記憶領域を有するものであり、
    前記第1の記憶システムから前記第2の記憶システムの前期論理アドレスに書き込まれるべく送信された前記データは、前記更新情報と併せて前記第2の記憶領域に書き込まれ、前記論理アドレスには前記第2の情報処理装置とのデータの送受信のために記憶領域が割り当てられ、前記第2の記憶領域に格納される前記データ及び前記更新情報は、前記第3の記憶システムから読み出されて前記第3の記憶領域に書き込まれ、その後前記第2の記憶領域は開放可能となり、当該領域は新たな格納に利用されることを特徴とするリモートコピーシステム。
  10. 請求項9記載のリモートコピーシステムにおいて、前記第2および第3の記憶領域は、前記第1および第4の記憶領域よりも小さいことを特徴とするリモートコピーシステム。
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