WO2024106181A1 - 表示制御方法、及び、表示制御システム - Google Patents

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直人 川村
大輔 西村
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Abstract

表示制御方法は、工事会社に属するユーザが使用する第一情報端末の表示部に、工事会社と工事会社に工事用の部材を販売する販売業者との間の連絡内容を工事案件ごとに示す連絡画面を表示するステップを含む。

Description

表示制御方法、及び、表示制御システム
 本発明は、表示制御方法、及び、表示制御システムに関する。
 一戸建て住宅、集合住宅、ビルなどの建築物の施工を管理するための施工管理システムが知られている。特許文献1には、施主、監理者及び施工業者を含めた総合的な建築物の施工管理システムが開示されている。
特開2009-134685号公報
 本発明は、工事会社に関連する業務を支援することができる表示制御方法等を提供する。
 本発明の一態様に係る表示制御方法は、コンピュータによって実行される表示制御方法であって、工事会社に属するユーザが使用する第一情報端末の表示部に、前記工事会社と前記工事会社に工事用の部材を販売する販売業者との間の連絡内容を工事案件ごとに示す連絡画面を表示するステップを含む。
 本発明の一態様に係るプログラムは、前記表示制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
 本発明の一態様に係る表示制御システムは、工事会社に属するユーザが使用する第一情報端末の表示部に、前記工事会社と前記工事会社に工事用の部材を販売する販売業者との間の連絡内容を工事案件ごとに示す連絡画面を表示する情報処理部を備える。
 本発明によれば、工事に関連する業務を支援することができる。
図1は、実施の形態に係る業務支援システムの機能構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態に係る業務支援システムの表示画面の表示動作の一例を示すシーケンス図である。 図3は、ホーム画面の一例を示す図である。 図4は、案件一覧画面の一例を示す図である。 図5は、案件詳細画面の一例を示す図である。 図6は、見積依頼画面の一例を示す図である。 図7は、添付書類の選択画面の一例を示す図である。 図8は、「チャット」のタブが選択されているときのチャット画面の一例を示す図である。 図9は、「書類」のタブが選択されているときのチャット画面の一例を示す図である。 図10は、見積依頼への回答メッセージが表示されたチャット画面の一例を示す図である。 図11は、受信トレイ画面の一例を示す図である。 図12は、紐付けの確認画面の一例を示す図である。 図13は、書類の紐付けが行われた旨のメッセージが表示されたチャット画面の一例を示す図である。 図14は、紐付けオブジェクトが「紐付け済み」に変更された、受信トレイ画面の一例を示す図である。 図15は、発注依頼画面の一例を示す図である。 図16は、発注依頼メッセージが表示されたチャット画面の一例を示す図である。 図17は、販売業者向けのチャット画面の一例を示す図である。 図18は、見積依頼ボタン、及び、発注依頼ボタンが表示された案件一覧画面の一例を示す図である。
 以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
 なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
 (実施の形態)
 [構成]
 まず、実施の形態に係る業務支援システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る業務支援システムの機能構成を示すブロック図である。
 図1に示される業務支援システム10は、住宅などの施設の電気工事を行う電気工事会社の間接業務(電気工事以外の業務)を支援するためのシステムである。業務支援システム10は、具体的には、電気工事会社と、電気工事会社に電気工事用の部材を販売する販売業者との間で行われる、部材の見積、及び、部材の発注などのやり取りに用いられるコミュニケーションツールを提供する。業務支援システム10は、具体的には、サーバ装置20と、電気工事会社が使用する第一情報端末30と、販売業者が使用する第二情報端末40とを備える。
 サーバ装置20は、電気工事会社と販売業者との間のメッセージの送受信、及び、見積書などの情報の管理を行う。サーバ装置20は、通信部21と、情報処理部22と、記憶部23とを備える。
 通信部21は、サーバ装置20が第一情報端末30及び第二情報端末40とインターネットなどの広域通信ネットワーク50を介して通信を行うための通信回路(通信モジュール)である。通信部21は、例えば、有線通信を行う有線通信回路であるが、無線通信を行う無線通信回路であってもよい。通信部21が行う通信の通信規格については特に限定されない。
 情報処理部22は、電気工事会社と販売業者との間のメッセージの送受信、及び、見積書などの書類(情報)の管理を行う。情報処理部22は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。情報処理部22の機能は、例えば、情報処理部22を構成するマイクロコンピュータまたはプロセッサ等が記憶部23に記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって実現される。
 記憶部23は、情報処理部22によって実行されるコンピュータプログラムなどが記憶される記憶装置である。また、記憶部23には、電気工事会社と販売業者との間のメッセージ、及び、見積書などの書類(情報)が記憶される。記憶部23は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)によって実現されるが、半導体メモリによって実現されてもよい。
 第一情報端末30は、電気工事会社(より詳細には、電気工事会社の従業員)が、サーバ装置20へアクセスするために使用する情報端末である。第一情報端末30は、例えば、パーソナルコンピュータなどの据え置き型の情報端末であるが、スマートフォンまたはタブレット端末などの携帯型の情報端末であってもよい。第一情報端末30は、入力受付部31と、表示部32と、情報処理部33と、記憶部34と、通信部35とを備える。
 入力受付部31は、電気工事会社の従業員である第一ユーザの入力を受け付ける。入力受付部31は、例えば、マウスまたはキーボードなどの入力デバイスであり、第一ユーザの操作(クリック操作など)を入力として受け付ける。また、入力受付部31は、タッチパネルなどのその他の入力デバイスであってもよく、この場合、第一ユーザのタップ操作などを入力として受け付ける。
 表示部32は、画像を表示する。表示部32は、例えば、液晶パネルまたは有機EL(Electro Luminescence)パネルなどの表示パネルによって実現される。
 情報処理部33は、入力受付部31によって受け付けられた入力に応じて表示部32へ画像を表示する処理などを行う。情報処理部33は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。情報処理部33の機能は、例えば、情報処理部33を構成するマイクロコンピュータまたはプロセッサ等が記憶部34に記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって実現される。
 記憶部34は、情報処理部33によって実行されるコンピュータプログラムなどが記憶される記憶装置である。記憶部34は、例えば、半導体メモリによって実現される。
 通信部35は、第一情報端末30がサーバ装置20と広域通信ネットワーク50を介して通信を行うための通信回路(通信モジュール)である。通信部35は、例えば、無線通信を行う無線通信回路であるが、有線通信を行う有線通信回路であってもよい。通信部35が行う通信の通信規格については特に限定されない。
 第二情報端末40は、販売業者(より詳細には、販売業者の従業員)が、サーバ装置20へアクセスするために使用する情報端末である。第二情報端末40は、例えば、パーソナルコンピュータなどの据え置き型の情報端末であるが、スマートフォンまたはタブレット端末などの携帯型の情報端末であってもよい。第二情報端末40は、入力受付部41と、表示部42と、情報処理部43と、記憶部44と、通信部45とを備える。
 入力受付部41は、販売業者の従業員である第二ユーザの入力を受け付ける。入力受付部41は、例えば、マウスまたはキーボードなどの入力デバイスであり、第二ユーザの操作(クリック操作など)を入力として受け付ける。また、入力受付部41は、タッチパネルなどのその他の入力デバイスであってもよく、この場合、第二ユーザのタップ操作などを入力として受け付ける。
 表示部42は、画像を表示する。表示部42は、例えば、液晶パネルまたは有機ELパネルなどの表示パネルによって実現される。
 情報処理部43は、入力受付部41によって受け付けられた入力に応じて表示部42へ画像を表示する処理などを行う。情報処理部43は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。情報処理部43の機能は、例えば、情報処理部43を構成するマイクロコンピュータまたはプロセッサ等が記憶部44に記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって実現される。
 記憶部44は、情報処理部43によって実行されるコンピュータプログラムなどが記憶される記憶装置である。記憶部44は、例えば、半導体メモリによって実現される。
 通信部45は、第二情報端末40がサーバ装置20と広域通信ネットワーク50を介して通信を行うための通信回路(通信モジュール)である。通信部45は、例えば、無線通信を行う無線通信回路であるが、有線通信を行う有線通信回路であってもよい。通信部45が行う通信の通信規格については特に限定されない。
 [表示画面の表示動作例]
 業務支援システム10は、電気工事会社に属する第一ユーザの要求に応じた情報を含む表示画面を第一情報端末30の表示部32に表示することができる。以下、業務支援システム10の表示画面の表示動作(言い換えれば、表示制御方法)について説明する。図2は、表示動作の一例を示すシーケンス図である。なお、サーバ装置20の記憶部23には、第一情報端末30への第一ユーザの入力等に基づいて、工事案件に関する情報(サーバ装置20から第一情報端末30へ提供される情報)が記憶されているものとする。
 電気工事会社に属する第一ユーザは、第一情報端末30に対して表示画面を表示するための各種入力を行い、入力受付部31は、このような入力を受け付ける(S11)。情報処理部33は、受け付けられた入力に応じて、要求情報をサーバ装置20へ送信する(S12)。要求情報は、入力に応じた表示画面情報(表示画面を表示するために必要な情報)の提供をサーバ装置20へ要求するための情報である。要求情報は、より具体的には、通信部35によってサーバ装置20へ送信される。要求情報には、受け付けられた入力の内容(どのような入力が行われたか)を示す情報が含まれる。
 サーバ装置20の通信部21は、要求情報を受信する。情報処理部22は、受信された要求情報に含まれる上記情報に基づいて、表示画面を表示するための表示画面情報を生成する(S13)。また、情報処理部22は、生成した表示画面情報を第一情報端末30へ送信する(S14)。表示画面情報は、より具体的には、通信部21によって第一情報端末30へ送信される。
 第一情報端末30の通信部35は、表示画面情報を受信する。情報処理部33は、受信された表示画面情報に基づいて、表示部32に表示画面を表示する(S15)。ステップS15において表示される表示画面は、具体的には、後述のホーム画面、受信トレイ、案件一覧画面、及び、チャット画面などである。
 このように、業務支援システム10は、電気工事会社に属する第一ユーザの要求に応じた表示画面を第一情報端末30の表示部32に表示することができる。
 なお、業務支援システム10は、販売業者に属する第二ユーザの要求に応じた表示画面を第二情報端末40の表示部42に表示することもできる。この場合のシーケンス図については図2と同様であり、図2の説明において第一情報端末30が第二情報端末40に適宜読み替えられればよいため、詳細な説明が省略される。
 [ホーム画面]
 以下、電気工事会社向けの表示画面であって第一情報端末30の表示部32に表示される表示画面について説明する。まず、ホーム画面について説明する。図3は、ホーム画面の一例を示す図である。
 図3に示されるように、ホーム画面は、工事会社と販売業者との間のメッセージ(連絡内容とも記載される)の直近の履歴(新着通知)を示す画面である。ホーム画面は、タイムライン画面と言い換えることができる。ホーム画面の左側には、メニュー領域が表示されている。メニュー領域は、ホーム画面を表示するためのオブジェクト(「ホーム」に相当)、受信トレイを表示するためのオブジェクト(「受信トレイ」に相当)、案件一覧画面を表示するためのオブジェクト(「案件一覧」に相当)、及び、チャット画面を表示するためのオブジェクト(「チャット」に相当)などを含む。なお、オブジェクトは、言い換えれば、アイコンである。
 [案件一覧画面]
 入力受付部31により、メニュー領域の案件一覧画面を表示するためのオブジェクトを選択する入力が受け付けられると、表示部32には案件一覧画面が表示される。図4は、案件一覧画面の一例を示す図である。
 図4に示されるように、案件一覧画面は、電気工事会社が管理する複数の工事案件を一覧化した表示画面である。案件一覧画面には、案件名、依頼元名/顧客名(電気工事の依頼者)、ステータス、及び、電気工事会社の担当者名などが一覧表示されている。新たな工事案件は、画面左上の「案件作成」オブジェクトを選択することにより作成される。つまり、「案件作成」オブジェクトが選択されると、新たな工事案件の情報が、サーバ装置20の記憶部23に記憶(登録)される。
 [案件詳細画面]
 案件一覧画面において、複数の工事案件のそれぞれの最も右側には、「案件詳細」オブジェクトが設けられている。入力受付部31により、「案件詳細」を選択する入力(言い換えれば、複数の工事案件のうち一つの工事案件を選択する入力)が受け付けられると、表示部32には案件詳細画面が表示される。図5は、案件詳細画面の一例を示す図である。
 図5に示されるように、案件詳細画面は、選択された一つの工事案件に関する詳細情報を表示する画面である。案件詳細画面には、案件名(「○○工場 照明改修工事」に相当)が表示され、案件名の下に「概要」、「書類」、及び、「データ」の3つのタブが設けられている。図5は、「書類」タブが選択された状態の案件詳細画面を示しており、「電気図面」及び「現調メモ(現地調査メモの略)」などは、書類が格納されているフォルダ名である。フォルダが選択されると、そのフォルダに格納されている書類の、書類名、共有者、及び、共有日時が一覧表示される。なお、書類は、サーバ装置20の記憶部23にあらかじめ記憶(登録)されている。
 案件詳細画面から確認できる書類は、案件詳細画面が示す工事案件についての全ての書類であり、複数の販売業者のそれぞれとの間でやりとりされた書類である。これに対し、後述のチャット画面から確認できる書類は、チャット(メッセージ交換)の相手(つまり、特定の販売業者)との間でやりとりされた書類である。つまり、書類は、後述のチャットルームと同様に、工事案件ごとに、かつ、販売業者ごとに管理されており、案件詳細画面からは工事案件ごとに書類を確認することができ、チャット画面からは工事案件ごとに、かつ、販売業者ごとに書類を確認することができる。
 案件詳細画面の右上には、案件詳細画面から案件一覧画面へ画面遷移するためのオブジェクト(「案件一覧へ」に相当)が設けられている。また、案件詳細画面には、チャットボタン32a、見積依頼ボタン32b、及び、発注依頼ボタン32cが設けられている。
 チャットボタン32aは、選択中の工事案件のチャット画面へ遷移するためのオブジェクトである。後述のように、チャット画面は、電気工事会社と販売業者との間のメッセージを、工事案件ごとに、かつ、販売業者ごとに示す画面(連絡画面の一例)である。メニュー領域の「チャット」オブジェクトが選択された場合は、チャット画面のトップ画面へ遷移することになるが、チャットボタン32aが選択された場合には、選択中の工事案件のチャット画面(トップ画面よりも下位のレイヤに相当する画面)が表示されるため、電気工事会社に属する第一ユーザは、選択中の工事案件へ素早くアクセスすることができる。
 見積依頼ボタン32bは、見積依頼画面を表示するためのオブジェクトの一例である。また、発注依頼ボタン32cは、発注依頼画面を表示するためのオブジェクトの一例である。なお、案件詳細画面には、見積依頼ボタン32b、及び、発注依頼ボタン32cは、少なくとも一方が表示されればよい。
 [見積依頼画面、及び、添付書類の選択画面]
 入力受付部31により見積依頼ボタン32bを選択する入力が受け付けられると、表示部32には見積依頼画面が表示される。図6は、見積依頼画面の一例を示す図である。
 図6に示されるように、見積依頼画面には、依頼先(つまり、販売業者)の入力欄、回答希望日の入力欄、添付書類の入力欄、及び、備考の入力欄が含まれる。
 依頼先の入力欄の右側に設けられた選択ボタンが選択されると、依頼先の一覧画面が表示され、電気工事会社に属する第一ユーザは、一つまたは複数の依頼先を選択する(言い換えれば、依頼先情報を入力する)ことができる。依頼先の一覧画面には、例えば、過去に見積依頼を行った依頼先が一覧表示される、つまり、依頼先の一覧画面は、見積依頼の履歴を示す画面と考えることもできる。なお、依頼先は、あらかじめサーバ装置20の記憶部23に記憶(登録)されている。
 回答希望日の入力欄の右側に設けられた選択ボタンが選択されると、カレンダーが表示され、電気工事会社に属する第一ユーザは、回答希望日を選択することができる。なお、ここでの回答希望日は、見積依頼に対する回答希望日である。
 添付書類の入力欄の右側に設けられた選択ボタンが選択されると、添付書類の選択画面が表示される。図7は、添付書類の選択画面の一例を示す図である。
 図7に示されるように、添付書類の選択画面から、サーバ装置20の記憶部23にあらかじめ記憶(登録)された書類を添付書類として選択することができる。なお、上述のように、書類は、「電気図面」及び「現調メモ」などのフォルダに分けて格納されている。
 また、電気工事会社に属する第一ユーザは、添付書類の選択画面の左下のアップロードボタン(「ファイルをアップロードする」の右側のオブジェクト)を選択することで、第一情報端末30の記憶部34に記憶されている書類を添付することもできる。
 以上のように、依頼先、回答希望日、及び、添付書類が入力された後、図6の見積依頼画面の右下の依頼ボタンが選択されると、チャット画面を通じて一つまたは複数の依頼先(販売業者)へ見積依頼が送信される。なお、添付書類には、工事に使用する部材情報が含まれており、添付書類の入力は、工事で使用する部材情報の入力と言い換えることができる。
 [チャット画面]
 チャット画面は、工事会社と販売業者との間のメッセージを、工事案件ごとに、かつ、販売業者ごとに示す。図8は、チャット画面の一例を示す図である。
 図8に示されるように、チャット画面の左側には、工事案件の一覧が表示され、工事案件が選択されると、当該工事案件に関与する一つ以上の販売業者が一覧表示される。第一情報端末30の入力受付部31により、工事案件及び販売業者を選択する入力が受け付けられると、チャット画面の右側に、選択した工事案件について、電気工事会社と販売業者とのメッセージのやり取りが表示される。図8の例では、○○工場 照明設備改修工事という案件について、電気工事会社が特定の販売業者(「伊勢/福西電機(株)」に相当)とのメッセージのやり取りが表示されている。
 一つの電気工事会社と一つの販売業者とのメッセージのやり取り(他の販売業者が閲覧できないやり取り)をチャットルームという単位で表現すると、チャットルームは、工事案件ごと、かつ、販売業者ごとに準備されている。例えば、工事案件がn件(nは自然数)で、n件の工事案件それぞれにm(mは自然数)件の業者が関与しているとした場合、n×m個のチャットルームが準備される。このようにチャットルームが工事案件ごとに準備されている(記憶部23においてメッセージが工事案件ごとに管理されている)ことで、電気工事会社に属する第一ユーザ、及び、販売業者に属する第二ユーザは、メッセージがどの工事案件に関するものであるかを容易に把握することができる。
 上記図6の見積依頼画面を通じて見積依頼が送信されると、電気工事会社と、依頼先に選択された販売業者とのメッセージを示すチャットルームに見積依頼メッセージが表示される。依頼先が複数選択されている場合には、複数の依頼先に対応する複数のチャットルームのそれぞれに見積依頼メッセージが表示される。このように、業務支援システム10によれば、電気工事会社に属する第一ユーザは、簡単に複数の依頼先(販売業者)へ見積依頼を行うことができる。
 なお、販売業者に属する第二ユーザは、第二情報端末40の入力受付部41へ所定の入力を行うことにより、表示部42に図8と同様の販売業者向けのチャット画面(後述の図17参照)を表示することができ、見積依頼メッセージ(部材情報を含む見積依頼)は、第二情報端末40宛てに出力されるともいえる。見積依頼メッセージは、言い換えれば、見積依頼を含む連絡内容である。
 図8のチャット画面においては、「チャット」のタブ32dに加えて、「書類」のタブ32eが設けられている。「書類」のタブ32eが選択されると、チャットルームを通じて依頼先に送信された書類(つまり、依頼先に閲覧を許可した書類)、及び、チャットルームを通じて依頼先から受信した書類の一覧画面が表示される。図9は、「書類」のタブ32eが選択されているときのチャット画面の一例を示す図である。このようにチャットルームに書類の一覧画面が表示されることで、電気工事会社に属する第一ユーザは、どの書類をどの依頼先に開示したかを容易に把握することができる。
 販売業者に属する第二ユーザは、第二情報端末40の入力受付部41へ所定の入力を行うことにより、見積依頼への回答を、チャットルームにおけるメッセージ(以下、回答メッセージとも記載される)として送信することができる。図10は、見積依頼への回答メッセージが表示されたチャット画面の一例を示す図である。見積依頼への回答メッセージは、言い換えれば、見積情報を含む連絡内容である。
 回答メッセージに添付された書類は、例えば、サーバ装置20の情報処理部22により、当該書類の内容に応じて自動的にフォルダに振り分けられ、電気工事会社に属する第一ユーザは、チャットルームの書類の一覧画面(図9)から書類を確認することができる。書類が見積依頼への回答である場合、当該書類は、「仕入見積」のフォルダ(図9に図示)に自動的に格納される。自動振り分けに失敗した書類は、チャットルームにおける書類の一覧画面の「その他」のフォルダへ格納される。電気工事会社に属する第一ユーザは、この書類を別のフォルダへ移動することができ、例えば、「仕入見積」のフォルダに移動させる。
 以上説明したように、業務支援システム10は、電気工事会社に属する第一ユーザの販売業者に属する第二ユーザへの見積依頼業務を支援することができる。
 [電子メール経由での見積依頼への回答]
 ところで、販売業者の中には、チャットルームを使用せずに電子メールでのやり取りを希望する業者が存在する。電子メールでのやり取りを希望する販売業者のために、電気工事会社に属する第一ユーザがチャットルームにおいてメッセージを送信すると、あらかじめ登録された第一電子メールアドレス(販売業者の電子メールアドレス)宛にチャットルームにおけるメッセージと同一内容の電子メールを送信する機能を有している。なお、この電子メールには、チャットルームへのリンク(URL)が記載されており、販売業者に属する第二ユーザは、電子メールからチャットルームへアクセスすることもできる。
 ここで、電子メールの送信元の第二電子メールアドレスは、業務支援システム10(サーバ装置20)においてあらかじめ準備されたものであり、工事案件ごと、かつ、販売業者ごとに準備されている。例えば、工事案件がn件(nは自然数)で、n件の工事案件それぞれにm件(mは自然数)の業者が関与しているとした場合、第二電子メールアドレスはn×m個準備される。つまり、一つの電気工事会社に対してn×m個の第二電子メールアドレスが準備されることとなる。また、第二電子メールアドレスは、チャットルームと1対1で対応する。
 販売業者が上記同一内容の電子メールに対して返信すると、返信された電子メールは受信トレイに格納される。図11は、受信トレイ画面の一例を示す図である。
 図11に示されるように、受信トレイ画面の左側には、受信された電子メールの一覧が表示される。入力受付部31により、電子メールの一つを選択する入力が受け付けられると、受信トレイ画面の右側には、選択された電子メールの詳細情報と、選択された電子メールに添付された書類を、工事案件及び販売業者(言い換えれば、チャットルーム)に紐付けるための紐付けボタン32fとが表示される。なお、後述のように、紐付けボタン32fは、選択された電子メールに添付された書類を紐付ける、工事案件及び前記販売業者を確認する確認画面を表示するためのオブジェクトでもある。
 入力受付部31により、紐付けボタン32fを選択する入力が受け付けられると、表示部32には、紐付けの確認画面が表示される。図12は、紐付けの確認画面の一例を示す図である。
 図12に示されるように、確認画面においては、書類名、案件名、及び、共有者(販売業者の名称)が自動入力される。上述のように、販売業者からの電子メールの宛先(第二電子メールアドレス)とチャットルームとは1対1で対応しており、チャットルームは工事案件ごと、かつ、販売業者ごとに準備されていることから、サーバ装置20の情報処理部22は、選択された電子メールの宛先(第二電子メールアドレス)から案件名、及び、共有者(販売業者の名称)を容易に特定し、自動入力することができる。
 また、確認画面においては、書類の保管場所の入力欄も表示される。入力欄の右側に設けられた選択ボタンが選択されると、保管場所(フォルダ名)がリスト表示され、第一ユーザは、保管場所を選択することができる。
 保管場所が選択された後、確認画面の右下の決定ボタン32g(「書類を紐付ける」に相当)を選択する入力が受け付けられると、確認画面に表示された内容にしたがって書類の紐付けが行われる。具体的には、電気工事会社と確認画面に表示された共有者との間のチャットルームに、紐付けが行われた旨のメッセージが表示される。図13は、書類の紐付けが行われた旨のメッセージが表示されたチャット画面の一例を示す図である。なお、図13に示されるように、書類の紐付けが行われた旨のメッセージの前に、販売業者がチャットではなく電子メールの返信を行った旨のメッセージも表示される。
 電子メールに添付されていた書類は、確認画面で選択された保管場所に格納されている。図13に示されるチャット画面が表示されているときに「書類」のタブ32eが選択されると、格納された書類を確認することができる。このように、サーバ装置20の情報処理部22は、確認画面を通じて決定された工事案件における、電気工事会社と、確認画面を通じて決定された販売業者との間のメッセージを示すチャットルームに、電子メールに添付された書類を紐付けることができる。
 決定ボタン32gが選択された後に受信トレイ画面を表示すると、図11の紐付けボタン32fが「紐付け済み」に変更され、選択できないようになる。図14は、紐付けボタン32fが「紐付け済み」に変更された、受信トレイ画面の一例を示す図である。
 以上説明したように、業務支援システム10においては、サーバ装置20の情報処理部22は、販売業者が電子メールに添付した書類についても、チャットに添付した書類と同様に管理することができる。上述のように、このような管理は、電子メールアドレスとチャットルームとを1対1で対応させることで容易に実現可能である。しかしながら、このような管理は、一つの電気工事会社に一つの電子メールアドレスを割り当て、当該電子メールアドレス宛ての電子メールの内容を解析して振り分けることによっても実現可能である。
 [発注依頼画面]
 また、案件一覧画面(図5)が表示されているときに、入力受付部31により発注依頼ボタン32cを選択する入力が受け付けられると、発注書を生成するための表示画面(図示せず)が順次表示される。業務支援システム10においては、見積り依頼に対する回答の書類(ファイル)を流用して発注書を作成するツール(ファイル形式変換ツールなど)が準備されており、電気工事会社に属する第一ユーザは、このようなツールを利用して発注書を作成することができる。また、第一ユーザは、第一情報端末30の記憶部34に記憶されたデータをアップロードして発注書を作成することも可能である。なお、発注書には、工事に使用する部材の情報が含まれており、発注書を作成するための入力は、工事で使用する部材情報の入力と言い換えることができる。
 発注書の作成が完了すると、表示部32には発注依頼画面が表示される。図15は、発注依頼画面の一例を示す図である。
 図15に示されるように、発注依頼画面には、依頼先(つまり、販売業者)の入力欄、テンプレートの入力欄、及び、備考の入力欄が含まれる。
 依頼先の入力欄の右側に設けられた選択ボタンが選択されると、依頼先の一覧画面が表示され、第一ユーザは、依頼先を選択(言い換えれば、依頼先情報を入力)することができる。依頼先の一覧画面は、例えば、過去に発注依頼を行った依頼先が一覧表示される、つまり、依頼先の一覧画面は、発注依頼の履歴を示す画面と考えることもできる。なお、依頼先は、あらかじめサーバ装置20の記憶部23に記憶(登録)されている。
 テンプレートの入力欄の右側に設けられた選択ボタンが選択されると、テンプレートの一覧画面が表示され、第一ユーザは、テンプレートを選択することができる。上記のように作成された発注書の内容は、選択されたテンプレートに応じた書式に整えられる。
 以上のように、依頼先、回答希望日、及び、添付書類が入力された後、図15の発注依頼画面の右下の依頼ボタンが選択されると、チャット画面を通じて依頼先(販売業者)へ発注依頼が送信される。具体的には、電気工事会社と、依頼先に選択された販売業者との連絡内容を示すチャットルームに発注依頼メッセージが表示される。図16は、発注依頼メッセージが表示されたチャット画面の一例を示す図である。
 なお、販売業者に属する第二ユーザは、第二情報端末40の入力受付部41へ所定の入力を行うことにより、表示部42に図16と同様の販売業者向けのチャット画面(後述の図17参照)を表示することができ、発注依頼メッセージ(部材情報を含む発注依頼)は、第二情報端末40宛てに出力されるともいえる。
 また、図示されないが、チャットルームにはその後、販売業者から電気工事会社への請求書を含む請求メッセージ(言い換えれば、請求情報を含む連絡内容)が表示される。
 以上説明したように、業務支援システム10は、電気工事会社に属する第一ユーザの、販売業者に属する第二ユーザへの発注依頼業務を支援することができる。
 [補足:販売業者向けのチャット画面]
 上記実施の形態において説明した、販売業者向けのチャット画面は、例えば、図17のような画面である。図17は、販売業者向けのチャット画面の一例を示す図であり、具体的には、見積依頼メッセージが表示された状態のチャットルームが表示されている。
 なお、販売業者向けの表示画面のメニュー領域に含まれるオブジェクトの数は、電気工事会社向けの表示画面のメニュー領域に含まれるオブジェクトの数よりも少ない。販売業者向けの表示画面のメニュー領域は、具体的には、ホーム画面を表示するためのオブジェクト(「ホーム」に相当)、案件一覧画面を表示するためのオブジェクト(「案件一覧」に相当)、及び、チャット画面を表示するためのオブジェクト(「チャット」に相当)の3つのオブジェクトのみを含む。
 [変形例]
 上記実施の形態では、見積依頼ボタン32b、及び、発注依頼ボタン32cは、案件詳細画面に表示された。ここで、業務支援システム10は、見積に特化したシステムとして実現されてもよく、この場合、案件詳細画面には、見積依頼ボタン32bが表示され、発注依頼ボタン32cは表示されなくてもよい。また、業務支援システム10は、発注に特化したシステムとして実現されてもよく、この場合、案件詳細画面には、見積依頼ボタン32bが表示されず、発注依頼ボタン32cが表示されてもよい。つまり、案件詳細画面には、見積依頼ボタン32b、及び、発注依頼ボタン32cの少なくとも一方が表示されればよい。
 また、見積依頼ボタン32b、及び、発注依頼ボタン32cの少なくとも一方は、案件詳細画面に加えて、または、案件詳細画面に代えて、案件一覧画面に表示されてもよい。図18は、見積依頼ボタン32b、及び、発注依頼ボタン32cが表示された案件一覧画面の一例を示す図である。
 また、上記実施の形態では、業務支援システム10は、主として電気工事会社向けのシステムとして説明されたが、電気工事会社以外の他の工事会社向けのシステムとして実現されてもよい。他の工事会社としては、住宅工事(新築・リフォーム)、管工事、空調工事、ガス工事、修繕工事、または、太陽光発電システムの設置工事などを行う工事会社が例示される。
 また、上記実施の形態で説明された表示画面は一例であり、業務支援システム10は、上述した表示画面の全てを表示する必要はなく、少なくとも一部を表示すればよい。
 [効果等]
 以下、本明細書の開示内容から得られる発明を例示し、例示される発明から得られる効果等について説明する。
 発明1は、業務支援システム10などのコンピュータによって実行される表示制御方法である。表示制御方法は、工事会社に属するユーザが使用する第一情報端末30の表示部32に、工事会社と工事会社に工事用の部材を販売する販売業者との間の連絡内容を工事案件ごとに示す連絡画面を表示するステップを含む、表示制御方法である。ここでの連絡画面は、例えば、図8、図9、図10、図13、及び、図16などのチャット画面(工事案件ごとにチャットルームが準備されている)に相当する。
 このような表示制御方法により、連絡内容が工事案件ごとに表示されれば、工事会社に属するユーザは、連絡内容がどの工事案件に関するものであるかを容易に把握することができる。つまり、表示制御方法は、工事会社に関連する業務を支援することができる。
 発明2は、表示制御方法は、さらに、工事会社またはユーザが管理する複数の工事案件を一覧化した案件一覧画面を表示部32に表示するステップを含む、発明1の表示制御方法である。ここでの案件一覧画面は、例えば、図4に相当する。
 このような表示制御方法により案件一覧画面が表示されれば、工事会社に属するユーザは、複数の工事案件を一目で把握することができる。
 発明3は、表示制御方法は、さらに、案件一覧画面が表示されているときに、複数の工事案件のうち一つの工事案件を選択する第一入力を受け付けるステップと、受け付けられた第一入力に基づいて、選択された一つの工事案件に関する詳細情報と、見積依頼画面を表示するためのオブジェクト、及び、発注依頼画面を表示するためのオブジェクトの少なくとも一方とを表示するステップとを含む、発明2の表示制御方法である。見積依頼画面を表示するためのオブジェクトは、例えば、図5の見積依頼ボタン32bに相当し、発注依頼画面を表示するためのオブジェクトは、例えば、図5の発注依頼ボタン32cに相当する。
 このような表示制御方法によれば、工事会社に属するユーザは、案件一覧画面から一つの案件を選択した後に表示される画面(案件詳細画面)から、見積依頼及び発注依頼の少なくとも一方を行うことができる。
 発明4は、案件一覧画面は、見積依頼画面を表示するためのオブジェクト、及び、発注依頼画面を表示するためのオブジェクトの少なくとも一方を含む、発明2に記載の表示制御方法である。ここでの案件一覧画面は、例えば、図18に相当する。
 このような表示制御方法によれば、工事会社に属するユーザは、案件一覧画面から、見積依頼及び発注依頼の少なくとも一方を行うことができる。
 発明5は、表示制御方法は、さらに、見積依頼画面または発注依頼画面が表示されているときに、見積または発注を依頼する販売業者を指定する依頼先情報の入力と、一つの工事案件で使用する部材情報の入力を受け付けるステップと、受け付けられた依頼先情報の入力、及び、部材情報の入力に基づいて、依頼先情報で指定される販売業者が使用する第二情報端末40宛てに、部材情報を含む見積依頼または発注依頼を出力するステップとを含む、発明3の表示制御方法である。発明5は、例えば、図6の見積依頼画面に情報を入力すると、第二情報端末40の表示部42に、図17のような見積依頼メッセージが表示される動作に相当する。発明5は、例えば、図15の発注依頼画面に情報を入力すると、第二情報端末40の表示部42に、発注依頼メッセージが表示される(図示せず)動作にも相当する。
 このような表示制御方法によれば、工事会社に属するユーザは、見積依頼または発注依頼を行うことができる。
 発明6は、表示制御方法は、さらに、案件一覧画面が表示されているときに、複数の工事案件のうち一つの工事案件を選択する第二入力を受け付けるステップと、受け付けられた第二入力に基づいて、選択された一つの工事案件に関する詳細情報、及び、当該工事案件に関連する販売業者と工事会社との間の連絡内容を示す連絡画面を表示するためのオブジェクトを表示するステップとを含む、発明2~5のいずれかの表示制御方法である。発明6は、例えば、図4の案件一覧画面が表示されているときに一つの工事案件を選択すると、図5の案件詳細画面が表示される動作に相当する。連絡画面を表示するためのオブジェクトは、例えば、図5のチャットボタン32aである。
 このような表示制御方法によれば、工事会社に属するユーザは、案件一覧画面から一つの案件を選択した後に表示される画面(案件詳細画面)から、連絡画面に容易にアクセスすることができる。
 発明7は、表示制御方法は、さらに、表示部32の少なくとも一部にメニュー領域を表示する表示ステップを含み、メニュー領域は、(1)案件一覧画面を表示するためのオブジェクト、及び、(2)工事会社と販売業者との間の連絡内容の直近の履歴を示すタイムライン画面を表示するためのオブジェクトを含む、発明2~6のいずれかの表示制御方法である。案件一覧画面を表示するためのオブジェクトは、例えば、図3~図16、及び、図18の各画面の左側の「案件一覧」に相当し、タイムライン画面は、例えば、図3のホーム画面に相当し、タイムライン画面を表示するためのオブジェクトは、例えば、図3~図16、及び、図18の各画面の左側の「ホーム」に相当する。
 このような表示制御方法によれば、工事会社に属するユーザは、案件一覧画面を通じて複数の工事案件を一目で把握することができ、かつ、タイムライン画面を通じて連絡内容の直近の履歴を把握することができる。
 発明8は、表示制御方法は、さらに、表示部32の少なくとも一部にメニュー領域を表示する表示ステップを含み、メニュー領域は、(1)案件一覧画面を表示するためのオブジェクト、及び、(2)工事会社と販売業者との間の連絡内容を示す連絡画面を表示するためのオブジェクトを含む、発明2~6のいずれかの表示制御方法である。案件一覧画面を表示するためのオブジェクトは、例えば、図3~図16、及び、図18の各画面の左側の「案件一覧」に相当し、連絡画面を表示するためのオブジェクトは、例えば、図3~図16、及び、図18の各画面の左側の「チャット」に相当する。
 このような表示制御方法は、工事会社に属するユーザは、案件一覧画面を通じて複数の工事案件を一目で把握することができ、かつ、連絡画面を通じて販売業者との間の連絡内容を把握することができる。
 発明9は、表示制御方法は、さらに、連絡画面が表示されているときに、工事案件及び販売業者を選択する第三入力を受け付けるステップと、受け付けられた第三入力に基づいて、工事案件に関して販売業者に送信した見積依頼または発注依頼を含む連絡内容と、販売業者から受信した見積情報または請求情報を含む連絡内容とを表示するステップとを含む、発明5の表示制御方法である。発明9は、図10のチャット画面において画面左側で工事案件及び販売業者を選択すると、画面右側に見積依頼メッセージ(見積依頼)と、回答メッセージ(見積情報)とが表示される動作に相当する。また、発明9は、図16のチャット画面において画面左側で工事案件及び販売業者を選択すると、画面右側に発注依頼メッセージ(発注依頼)と、請求情報(図示せず)とが表示される動作に相当する。
 このような表示制御方法によれば、工事会社に属するユーザは、連絡画面を通じて、見積依頼または発注依頼を行うことができる。
 発明10は、表示制御方法は、さらに、表示部32の少なくとも一部にメニュー領域を表示する表示ステップを含み、メニュー領域は、(1)案件一覧画面を表示するためのオブジェクト、及び、(2)販売業者からの電子メールの受信トレイ画面を表示するためのオブジェクトを含む、発明2~6のいずれかの表示制御方法である。案件一覧画面を表示するためのオブジェクトは、例えば、図3~図16、及び、図18の各画面の左側の「案件一覧」に相当し、受信トレイ画面を表示するためのオブジェクトは、例えば、図3~図16、及び、図18の各画面の左側の「受信トレイ」に相当する。
 このような表示制御方法によれば、工事会社に属するユーザは、案件一覧画面を通じて複数の工事案件を一目で把握することができ、かつ、受信トレイ画面を通じて販売業者からの電子メールの内容を確認することができる。
 発明11は、表示制御方法は、さらに、受信トレイ画面が表示されているときに、販売業者からの電子メールの一つを選択する第四入力を受け付ける受付ステップと、受け付けられた第四入力に基づいて、選択された電子メールの詳細情報と、選択された電子メールに添付された書類を紐付ける工事案件及び販売業者を確認するための確認画面を表示するためのオブジェクトとを表示するステップとを含む、発明10の表示制御方法である。発明11は、図11の受信トレイ画面において画面左側で電子メールの一つを選択すると、画面右側に電子メールの詳細情報と、紐付けボタン32f(図12の確認画面を表示するためのオブジェクト)とが表示される動作に相当する。
 このような表示制御方法によれば、工事会社に属するユーザは、電子メールに添付された書類を、工事案件及び販売業者に紐付けて管理することができる。
 発明12は、確認画面は、選択された電子メールに添付された書類を紐付ける、工事案件及び販売業者を決定するためのオブジェクトを含み、決定された工事案件における、工事会社と決定された販売業者との間の連絡内容に、選択された電子メールに添付された書類を紐付けるステップを含む、発明11の表示制御方法である。ここでのオブジェクトは、例えば、図12の決定ボタン32gに相当する。
 このような表示制御方法によれば、工事会社に属するユーザは、電子メールに添付された書類を、連絡内容(工事案件及び販売業者)に紐付けて管理することができる。
 発明13は、発明1~12のいずれかの表示制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
 このようなプログラムにより、連絡内容が工事案件ごとに表示されれば、工事会社に属するユーザは、連絡内容がどの工事案件に関するものであるかを容易に把握することができる。つまり、プログラムは、工事会社に関連する業務を支援することができる。
 発明14は、工事会社に属するユーザが使用する第一情報端末30の表示部32に、工事会社と工事会社に工事用の部材を販売する販売業者との間の連絡内容を工事案件ごとに示す連絡画面を表示する情報処理部22(または情報処理部33)を備える、表示制御システムである。上記実施の形態の業務支援システム10は、表示制御システムの一例である。
 このような表示制御システムにより、連絡内容が工事案件ごとに表示されれば、工事会社に属するユーザは、連絡内容がどの工事案件に関するものであるかを容易に把握することができる。つまり、表示制御システムは、工事会社に関連する業務を支援することができる。
 (その他の実施の形態)
 以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
 例えば、上記実施の形態において開示された表示画面、及び、表示画面への入力操作は一例であり、業務支援システムにおいては、同様の機能を有する他の表示画面、及び、同様の目的で行われる他の操作が採用されてもよい。例えば、上記実施の形態におけるオブジェクトの選択は、クリック操作に基づいて行われてもよいし、タップ操作に基づいて行われてもよい。
 また、上記実施の形態では、業務支援システムは、複数の装置によって実現されたが、単一の装置として実現されてもよい。例えば、業務支援システムは、サーバ装置に相当する単一の装置として実現されてもよいし、第一情報端末に相当する単一の装置として実現されてもよいし、第二情報端末に相当する単一の装置として実現されてもよい。業務支援システムが複数の装置によって実現される場合、業務支援システムが備える構成要素は、複数の装置にどのように振り分けられてもよい。
 例えば、上記実施の形態における装置間の通信方法については特に限定されるものではない。また、装置間の通信においては、図示されない中継装置(例えば、無線ルータなど)が介在してもよい。
 また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
 また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
 また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。例えば、各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として一つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
 また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
 例えば、本発明は、第一情報端末、第二情報端末、サーバ装置、または、業務支援システム(表示制御システム)として実現されてもよい。本発明は、業務支援システムなどのコンピュータが実行する表示制御方法として実現されてもよい。本発明は、このような表示制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよい。このようなプログラムには、情報端末にインストールされる専用のアプリケーションプログラムが含まれる。また、本発明は、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
 その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
 10 業務支援システム
 20 サーバ装置
 21、35、45 通信部
 22、33、43 情報処理部
 23、34、44 記憶部
 30 第一情報端末
 31、41 入力受付部
 32、42 表示部
 32a チャットボタン
 32b 見積依頼ボタン
 32c 発注依頼ボタン
 32d、32e タブ
 32f 紐付けボタン
 32g 決定ボタン
 40 第二情報端末
 50 広域通信ネットワーク

Claims (14)

  1.  コンピュータによって実行される表示制御方法であって、
     工事会社に属するユーザが使用する第一情報端末の表示部に、前記工事会社と前記工事会社に工事用の部材を販売する販売業者との間の連絡内容を工事案件ごとに示す連絡画面を表示するステップを含む
     表示制御方法。
  2.  前記表示制御方法は、さらに、前記工事会社または前記ユーザが管理する複数の工事案件を一覧化した案件一覧画面を前記表示部に表示するステップを含む
     請求項1に記載の表示制御方法。
  3.  前記表示制御方法は、さらに、
     前記案件一覧画面が表示されているときに、前記複数の工事案件のうち一つの工事案件を選択する第一入力を受け付けるステップと、
     受け付けられた前記第一入力に基づいて、選択された前記一つの工事案件に関する詳細情報と、見積依頼画面を表示するためのオブジェクト、及び、発注依頼画面を表示するためのオブジェクトの少なくとも一方とを表示するステップとを含む
     請求項2に記載の表示制御方法。
  4.  前記案件一覧画面は、見積依頼画面を表示するためのオブジェクト、及び、発注依頼画面を表示するためのオブジェクトの少なくとも一方を含む
     請求項2に記載の表示制御方法。
  5.  前記表示制御方法は、さらに、
     前記見積依頼画面または前記発注依頼画面が表示されているときに、見積または発注を依頼する前記販売業者を指定する依頼先情報の入力と、前記一つの工事案件で使用する部材情報の入力を受け付けるステップと、
     受け付けられた前記依頼先情報の入力、及び、前記部材情報の入力に基づいて、前記依頼先情報で指定される前記販売業者が使用する第二情報端末宛てに、前記部材情報を含む見積依頼または発注依頼を出力するステップとを含む
     請求項3に記載の表示制御方法。
  6.  前記表示制御方法は、さらに、
     前記案件一覧画面が表示されているときに、前記複数の工事案件のうち一つの工事案件を選択する第二入力を受け付けるステップと、
     受け付けられた前記第二入力に基づいて、選択された前記一つの工事案件に関する詳細情報、及び、当該工事案件に関連する前記販売業者と前記工事会社との間の連絡内容を示す連絡画面を表示するためのオブジェクトを表示するステップとを含む
     請求項2に記載の表示制御方法。
  7.  前記表示制御方法は、さらに、前記表示部の少なくとも一部にメニュー領域を表示する表示ステップを含み、
     前記メニュー領域は、
     (1)前記案件一覧画面を表示するためのオブジェクト、及び、
     (2)前記工事会社と前記販売業者との間の連絡内容の直近の履歴を示すタイムライン画面を表示するためのオブジェクトを含む、
     請求項2に記載の表示制御方法。
  8.  前記表示制御方法は、さらに、前記表示部の少なくとも一部にメニュー領域を表示する表示ステップを含み、
     前記メニュー領域は、
     (1)前記案件一覧画面を表示するためのオブジェクト、及び、
     (2)前記工事会社と前記販売業者との間の連絡内容を示す連絡画面を表示するためのオブジェクトを含む、
     請求項2に記載の表示制御方法。
  9.  前記表示制御方法は、さらに、
     前記連絡画面が表示されているときに、前記工事案件及び前記販売業者を選択する第三入力を受け付けるステップと、
     受け付けられた前記第三入力に基づいて、前記工事案件に関して前記販売業者に送信した見積依頼または発注依頼を含む連絡内容と、前記販売業者から受信した見積情報または請求情報を含む連絡内容とを表示するステップとを含む
     請求項5に記載の表示制御方法。
  10.  前記表示制御方法は、さらに、前記表示部の少なくとも一部にメニュー領域を表示する表示ステップを含み、
     前記メニュー領域は、
     (1)前記案件一覧画面を表示するためのオブジェクト、及び、
     (2)前記販売業者からの電子メールの受信トレイ画面を表示するためのオブジェクトを含む、
     請求項2に記載の表示制御方法。
  11.  前記表示制御方法は、さらに、
     前記受信トレイ画面が表示されているときに、前記販売業者からの電子メールの一つを選択する第四入力を受け付ける受付ステップと、
     受け付けられた前記第四入力に基づいて、選択された前記電子メールの詳細情報と、選択された前記電子メールに添付された書類を紐付ける前記工事案件及び前記販売業者を確認するための確認画面を表示するためのオブジェクトとを表示するステップとを含む
     請求項10に記載の表示制御方法。
  12.  前記確認画面は、選択された前記電子メールに添付された書類を紐付ける、前記工事案件及び前記販売業者を決定するためのオブジェクトを含み、
     決定された前記工事案件における、前記工事会社と決定された前記販売業者との間の連絡内容に、選択された前記電子メールに添付された書類を紐付けるステップを含む
     請求項11に記載の表示制御方法。
  13.  請求項1~12のいずれか1項に記載の表示制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14.  工事会社に属するユーザが使用する第一情報端末の表示部に、前記工事会社と前記工事会社に工事用の部材を販売する販売業者との間の連絡内容を工事案件ごとに示す連絡画面を表示する情報処理部を備える
     表示制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020112845A (ja) * 2019-01-08 2020-07-27 ジブンハウスマテリアル株式会社 建築資材受注システム
US20220164844A1 (en) * 2019-07-09 2022-05-26 Dong Ha Precision Co., Ltd. Method and system for providing production and distribution platform

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