WO2023238917A1

WO2023238917A1 - 表示態様決定方法及びプログラム

Info

Publication number: WO2023238917A1
Application number: PCT/JP2023/021433
Authority: WO
Inventors: 由賀小林; みずき下釜; 将幸和田
Original assignee: オムロンヘルスケア株式会社
Priority date: 2022-06-08
Filing date: 2023-06-08
Publication date: 2023-12-14

Abstract

固定表示コンテンツと、第１移動表示コンテンツ群とを有し、表示領域に、固定表示コンテンツ群を表示する固定表示コンテンツ表示領域と、第１移動表示コンテンツ群の少なくとも一部を表示する移動表示コンテンツ表示領域を設定し、移動表示コンテンツ表示領域では、第１移動表示コンテンツ群に含まれる複数の移動表示コンテンツを第１の向きに並べ、第１の向きとは逆の第２の向きに移動可能に構成し、第１移動表示コンテンツ群を、第２の向きに移動させるとき、第１移動表示コンテンツ群に含まれる移動表示コンテンツであって、第２の向きにおける移動表示コンテンツ表示領域外となる移動表示コンテンツを、第１移動表示コンテンツ群とは異なる第２移動表示コンテンツ群に属する移動表示コンテンツとして指定し、第２移動表示コンテンツ群に加え、第１移動表示コンテンツ群から除く。

Description

表示態様決定方法及びプログラム

　本発明は、表示態様決定方法及びプログラムに関する。

　従来、スマートフォン等の表示部に、体重や血圧等の健康に関する複数種類の情報を表示させる技術が提案されている（例えば、特許文献１参照）。この場合、例えば、上下方向に並んで配置される複数の区画に、それぞれの種類の情報を表示することで、ユーザは、それぞれの情報を対比しながら閲覧することが可能である。そして、体重や血圧等の異なる情報を表示したグラフをそれぞれの区画に表示する場合に、画面をスクロールすることによって、異なるグラフを表示部に順次表示させることができる。また、それぞれの区画における横軸方向のスケールを合わせておくことで、それぞれの情報の横軸方向の変化（時間的変化）を対比しつつ閲覧することが可能となる。

特開２０２０－７５１５２号公報

　しかし、複数の情報について横軸方向の変化を対比しようとしても、画面をスクロールする場合、情報の表示サイズや表示される情報の数によっては、新しい情報が表示部に表示されるのに伴って、先に表示された情報は表示部には表示されなくなってしまうことがあり、この場合、複数の情報の横軸方向の変化を対比させて閲覧することは難しい。とりわけ健康状態の継続的又は長期的な変化の把握や、健康状態に継続的又は長期的に影響を及ぼす可能性のある事象の記録が、健康管理や疾病の治療には有益な情報を提供することから、複数の情報を見やすく対比できる技術が望まれていた。

　上記のような従来の技術に鑑み、本発明は、所定の順序が設定された複数のコンテンツを互いに対比可能に表示させる技術を提供することを目的とする。

　上記の課題を解決するため、本発明は、
　画像を表示可能な装置に表示制御指令を出力するコンピュータが、取扱可能な複数のコンテンツの表示態様を決定する表示態様決定方法であって、
　前記取扱可能な複数のコンテンツから少なくとも一つのコンテンツを選択して固定表示コンテンツとし、前記固定表示コンテンツの順序を定めて固定表示コンテンツ群に加え、残りのコンテンツの全部または一部について移動表示コンテンツとして指定し、前記移動表示コンテンツの順序を定めて移動表示コンテンツ群に加え、
前記移動表示コンテンツの一部または全部を指定して、第１移動表示コンテンツ群とし、
　前記移動表示コンテンツのうち、前記第１移動表示コンテンツ群に指定されなかった前記移動表示コンテンツを第２移動表示コンテンツ群とし、
　前記固定表示コンテンツ群に含まれる前記固定表示コンテンツ、前記第１移動表示コンテンツ群に含まれる前記移動表示コンテンツ、前記第２移動表示コンテンツ群に含まれる前記第２移動表示コンテンツの表示態様をそれぞれ決定するものであり、
　表示領域の一部に、前記固定表示コンテンツ群を表示する固定表示コンテンツ表示領域と、前記第１移動表示コンテンツ群の少なくとも一部を表示する第１移動表示コンテンツ表示領域を設定し、
　前記第１移動表示コンテンツ表示領域においては、前記第１移動表示コンテンツ群に含まれる複数の前記移動表示コンテンツを前記順序で第１の向きに並べ、かつ、前記順序を維持したまま前記第１の向きとは逆の第２の向きに移動可能に構成し、
　前記第２の向きへの前記第１移動表示コンテンツ群の移動量を含むユーザの指示に応じて、前記第１移動表示コンテンツ群を、前記第２の向きに、前記第１移動表示コンテンツ表示領域内を移動させるとき、前記第１移動表示コンテンツ群に含まれる前記移動表示コンテンツについて、その少なくとも一部が前記第２の向きにおける前記第１移動表示コンテンツ表示領域外となった場合に、前記第１移動表示コンテンツ表示領域外となった前記移動表示コンテンツの全部または一部を、前記第２移動表示コンテンツ群に属する移動表示コンテンツとして指定し、前記第２移動表示コンテンツ群に加え、遅くともその全体が前記第２の向きにおける前記第１移動表示コンテンツ表示領域外となるまでに前記第１移動表示コンテンツ群から除くことを特徴とする。

　これによれば、ユーザは、第２の向きへの移動表示コンテンツ群の移動量を含む簡単な指示を行うことにより、複数のコンテンツを互いに対比可能な表示態様とすることができる。

　本発明によれば、１以上の特定のコンテンツと、所定の順序が設定された複数のコンテンツを互いに対比可能に表示させる技術を提供できる。

図１は、実施例１に係る情報表示システムの概略構成図である。図２は、実施例１に係る端末の機能ブロック図である。図３は、実施例１に係る端末におけるコンテンツと、その表示態様の例を示す図である。図４は、実施例１に係る端末における他のコンテンツと、その表示態様の例を示す図である。図５は、実施例１に係る端末における他のコンテンツと、その表示態様の例を示す図である。図６は、実施例１に係る端末に表示されるコンテンツの変形例を示す図である。図７は、実施例１に係る端末にコンテンツを表示する第１表示パターンを説明する図である。図８は、実施例１に係る端末にコンテンツを表示する第１表示パターンを説明する図である。図９は、実施例１に係る端末にコンテンツを表示する第１表示パターンを説明する図である。図１０は、実施例１に係る端末にコンテンツを表示する第２表示パターンを説明する図である。図１１は、実施例１に係る端末にコンテンツを表示する第２表示パターンを説明する図である。図１２は、実施例１に係る端末にコンテンツを表示する第２表示パターンを説明する図である。図１３は、実施例２に係る端末にコンテンツを表示する第３表示パターンを説明する図である。図１４は、実施例２に係る端末にコンテンツを表示する第３表示パターンを説明する図である。図１５は、実施例２に係る端末にコンテンツを表示する第３表示パターンを説明する図である。図１６は、実施例２に係る端末にコンテンツを表示する第５表示パターンを説明する図である。図１７は、実施例２に係る端末にコンテンツを表示する第５表示パターンを説明する図である。図１８は、実施例２に係る端末にコンテンツを表示する第５表示パターンを説明する図である。図１９は、実施例２に係る端末にコンテンツを表示する第５表示パターンを説明する図である。図２０は、実施例３に係る端末にコンテンツを表示する第６表示パターンを説明する図である。図２１は、実施例３に係る端末にコンテンツを表示する第６表示パターンを説明する図である。図２２は、実施例３に係る端末にコンテンツを表示する第６表示パターンを説明する図である。図２３は、実施例３に係る端末にコンテンツを表示する第６表示パターンを説明する図である。図２４は、実施例３に係る端末にコンテンツを表示する第６表示パターンを説明する図である。図２５は、実施例４に係る端末にコンテンツを表示する第６表示パターンを説明する図である。図２６は、実施例４に係る端末にコンテンツを表示する第７表示パターンを説明する図である。図２７は、実施例４に係る端末にコンテンツを表示する第７表示パターンを説明する図である。図２８は、実施例５に係る端末にコンテンツを表示する第８表示パターンを説明する図である。図２９は、実施例５に係る端末にコンテンツを表示する第８表示パターンを説明する図である。図３０は、実施例５に係る端末にコンテンツを表示する第８表示パターンを説明する図である。図３１は、実施例５に係る端末にコンテンツを表示する第９表示パターンを説明する図である。図３２は、実施例５に係る端末にコンテンツを表示する第１０表示パターンを説明する図である。

　以下、本発明の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。

　＜実施例１＞
　以下に、本発明の実施形態の一例について説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。

　以下の各実施例では、本発明に係る表示態様決定方法に従って、端末１のタッチパネルディスプレイ１２に移動表示コンテンツ表示領域及び固定表示コンテンツ表示領域を設定し、各コンテンツ表示領域内における、対応する移動表示コンテンツまたは固定表示コンテンツの表示態様を決定する方法の例について説明する。ここで、移動表示コンテンツ表示領域は、タッチパネルディスプレイ１２において移動表示コンテンツが表示される領域である。後述するように、第２の移動表示コンテンツ群に属するコンテンツを表示する領域を設定する場合には、移動表示コンテンツ表示領域は、第１移動表示コンテンツ表示領域および第２移動表示コンテンツ表示領域として実現される。また、固定表示コンテンツ表示領域は、タッチパネルディスプレイ１２において固定表示コンテンツが表示される領域である。ただし、本発明に係る表示態様決定方法は、このように表示部を有する装置に適用されるのみならず、プロジェクタのように画像情報を投影する装置を接続したコンピュータに適用することもできる。また、本発明に係る表示態様決定方法を、現実空間、仮想空間、各超現実空間等の種々の空間に表示を行う装置に適用することができる。

　図１は、実施例１に係る情報表示システム１００の概略構成を示す。端末１は、例えば、スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ等の画像情報を表示可能な表示部を備えた情報処理装置である。端末は、例えば、血圧計１０１、体重体組成計１０２、活動量計１０３、睡眠計、体温計等の測定機器と、Bluetooth（登録商標）や音波等の無線通信又は有線通信によって接続される。また、端末１は、血圧計１０１等によって得られた測定値や、ユーザの活動記録およびこれらの情報に関連する各種情報を管理するアプリケーションソフトウェアを搭載しており、血圧計１０１等と連携し、血圧計１０１等によって得られた測定値やこの測定値を処理して得られた種々の情報を表示部に表示する。。

　図２は、端末１としてのスマートフォンの機能ブロック図である。端末１は、通信部１１、タッチパネルディスプレイ１２、記憶部１３、制御部１４を含んで構成される。端末１は、本発明のコンピュータに相当する。

　通信部１１は、血圧計１０１等との信号の送受信を司る通信インタフェースである。通信部１１は、無線通信方法による場合には、近距離無線通信に係る電波を含む電波を送受信する通信アンテナであり、血圧計１０１等から送信された計測情報を受信する他、他の電子機器や基地局とも電波の送受信を行う。通信部１１は、有線通信方法によるものであってもよく、所望の公知技術を採用することができる。

　タッチパネルディスプレイ１２は、各種情報を使用者に表示する画像表示部１２１と、使用者からの各種入力を受け付ける入力受付部１２２を有する。なお、端末１がＰＣの場合には、タッチパネルディスプレイではなく、画像表示部としてのディスプレイ等の表示装置と、入力受付部としてのキーボード、マウス等の入力装置とを備えてもよい。

　記憶部１３は、ＲＡＭなどの主記憶装置の他、例えばフラッシュメモリなどの長期記憶媒体を含んで構成され、生体情報、入力受付部１２２において受け付けた指示に基づいて画像表示部１２１における画像の表示制御を実現する表示制御プログラムを含むアプリケーションプログラム、などの各種の情報を記憶する。なお、ここで生体情報は、血圧計１０１、体重体組成計１０２、活動量計１０３、睡眠計、体温計等の測定機器による測定値と、服薬や飲食状況や症状メモ等のユーザによる入力値を含む。また、本実施例における生体情報は、測定機器による測定値やユーザによる入力値のほか、例えば気温・気圧・室温等の数値情報や、天気などのテキストないしコード化された情報を含む。。表示制御プログラムは、表示制御プログラムを記憶したサーバ等の情報処理装置に、ネットワークを介して接続し、通信部１１を通じて取得してもよいし、表示制御プログラムを記憶した、端末１の内部に導入された、または外部装置における記憶媒体から読み出してもよいし、端末１の記憶部１３に予め記憶されていてもよい。また、生体情報の一部または全部を、端末１の外部のサーバにおいて記憶しておき、表示制御プログラムの実行の都度、必要な生体情報を外部のサーバから端末１にダウンロードするようにしてもよい。また、表示制御プログラムの一部または全部を、端末１の外部のサーバにおいて記憶して実行し、端末１においては、表示のみが行われるようにしても構わない。なお、記憶部１３は、画像の表示制御に用いられる各種パラメータを記憶していてもよい。ここで各種パラメータとは、例えば、複数のコンテンツのうち何れを固定表示コンテンツと指定し何れを移動表示コンテンツと指定するかのパラメータを含んでいてもよい。あるいは、固定表示コンテンツおよび移動表示コンテンツの順序のパラメータや、何番目以降を第１移動表示コンテンツにするかのパラメータ、第２移動表示コンテンツ群に含められるコンテンツの数のパラメータ、固定表示コンテンツ表示領域の高さに関するパラメータを含んでいてもよい。また、表示領域やコンテンツのサイズに関するパラメータは、ピクセルなどを用いた絶対値として定めてもよいし、画面Ｓｃのサイズに対する比率として定めてもよい。

　記憶部１３に記憶された生体情報に基づいて、本発明の表示制御プログラムによってコンテンツが作成され、生体情報の内容は、コンテンツとして、端末１のタッチパネルディスプレイ１２に表示される。ここで、本実施例におけるコンテンツとは、生体情報を、各情報を互いに比較可能にする１つの属性（例えば日付）をもとに、適宜の区間（例えば日付を用いる場合では７日間等の任意の区間）に応じて、グラフや表などの適宜の手法で視覚化したものを表す。以降、本実施例では日付を用いた区間によってコンテンツを作成する場合を用いて説明を行い、日付を用いた区間を表示期間と称する。本実施例におけるコンテンツとして、例えば血圧測定値から生成した血圧グラフが挙げられる。また、各コンテンツのサイズは、それぞれ固有のサイズとしてもよいし、比較する軸の方向のみ合わせて、比較する軸と異なる方向の長さは各コンテンツ間で異ならせてもよいし、すべてのコンテンツを同一のサイズとしてもよい。本実施例では、タッチパネルディスプレイ１２の画面Ｓｃのサイズが、横方向（Ｘ軸方向）に対して縦方向（Ｙ軸方向）が長い場合であって、比較する軸（日付軸）を横方向（Ｘ軸方向）とし、少なくとも横方向のサイズを合わせて各コンテンツを生成した場合について記載している。

　制御部１４は端末１の制御を司る手段であり、例えばＣＰＵなどを含んで構成され、記憶部１３に格納された各種プログラムを実行することにより、端末１がこれらに応じた機能を発揮する。

　本実施例では、生体情報から生成するコンテンツとして、血圧コンテンツ２３、行動記録コンテンツ２４、歩数コンテンツ２５、体重コンテンツ２６、睡眠時間コンテンツ２７、消費カロリーコンテンツ２８、ＢＭＩコンテンツの７個のコンテンツを生成する場合を用いて説明する。これらのコンテンツの中から、まず、血圧コンテンツ２３を選択して固定表示コンテンツとして固定表示コンテンツ群に加える。残りのコンテンツ６個のうちの一部である、行動記録コンテンツ２４、歩数コンテンツ２５、体重コンテンツ２６、睡眠時間コンテンツ２７、消費カロリーコンテンツ２８の５個のコンテンツを移動表示コンテンツとして指定して、この順序で移動表示コンテンツ群に加える。すなわち、ＢＭＩコンテンツは本実施例においては固定表示コンテンツ、移動表示コンテンツのいずれにも指定されず、表示の対象外となる。さらに、本実施例では、移動表示コンテンツ群に指定された５個の移動表示コンテンツの１番目以降のコンテンツ（すなわち現在移動表示コンテンツ群に含まれる５個すべてのコンテンツ）を指定して第１移動表示コンテンツ群２０ａを作成する。また、移動表示コンテンツ群に含まれるすべての移動表示コンテンツが第１移動表示コンテンツ群に含まれることとなったので、この時点では第２移動表示コンテンツ群２０ｂに含まれるコンテンツの数は０個となる。ここで、第１移動表示コンテンツ群２０ａは本発明の第１移動表示コンテンツ群に相当し、第２移動表示コンテンツ群２０ｂは本発明の第２移動表示コンテンツ群に相当する。

　図３は、端末１のタッチパネルディスプレイ１２に表示されるコンテンツの組み合わせとその表示態様の例を示す。この例は、表示期間を７日として各コンテンツを生成した例である。本実施例では、タッチパネルディスプレイ１２の画面Ｓｃの図面内での上下左右がそれぞれ画面の上下左右に対応する。タッチパネルディスプレイ１２の画面Ｓｃ内には、上方から順に、対象年月領域２１、対象週間日付領域２２（以下、対象年月領域２１と、対象週間日付領域２２をまとめて、日付表示領域とも称する。）が配置されている。日付表示領域に続いて、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１が設定され、その内部に固定表示コンテンツである血圧コンテンツ２３が表示されている。固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に続いて、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２が設定され、その内部に表示される一連の移動表示コンテンツとして、第１移動表示コンテンツ群に含まれる、行動記録コンテンツ２４、歩数コンテンツ２５、体重コンテンツ２６、睡眠時間コンテンツ２７、消費カロリーコンテンツ２８がこの順に配置されている（図３では睡眠時間コンテンツ２７、消費カロリーコンテンツ２８の描画は省略している。）。

　画面Ｓｃのサイズが限られていることから、図３の状態では、画面Ｓｃ上の移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内には、一連の移動表示コンテンツのうち、行動記録コンテンツ２４の全部と、歩数コンテンツ２５の一部のみが表示されている。移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示された一連の移動表示コンテンツは、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内を上下方向に移動可能に表示されている。なお、後述する処理によって、第１移動表示コンテンツ群の１番目のコンテンツである行動記録コンテンツ２４が第２移動表示コンテンツ群２０ｂに加えられ、第１移動表示コンテンツ群２０ａから除かれると、第１移動表示コンテンツ群２０ａには、順に、歩数コンテンツ２５、体重コンテンツ２６、睡眠時間コンテンツ２７、消費カロリーコンテンツ２８が含まれることになり、各コンテンツをこの順序で配置したものが移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示される一連の移動表示コンテンツになる。固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１および移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内の各コンテンツの表示方法の詳細については後述する。

　対象年月領域２１には、下方に表示される各コンテンツが対象とする年月（ここでは２０２１年３月）が表示される。そして、対象年月領域２１の下方に隣接して設定される対象週間日付領域２２には、下方に表示される各コンテンツが対象とする１週間の日付と曜日が横方向に、８日（月曜日）から１４日（日曜日）まで順に表示される。この日付表示領域（対象年月領域２１及び対象週間日付領域２２）は、下方に表示される各コンテンツにおいて、情報を配置する際の横方向（Ｘ軸方向）の基準を示す。なお、図３は、横方向（Ｘ軸方向）の基準を一週間単位と定めた例であり、各コンテンツにおける横方向（Ｘ軸方向）の基準は週間表示に限られるものではない。

　図４には、端末１のタッチパネルディスプレイ１２において、横方向（Ｘ軸方向）の基準を、週間表示から変更した場合の、各コンテンツの例および画面の表示態様の例について示す。図４の説明において、図３の表示例と共通する表示については、適宜説明を省略する。図４の例では、横方向（Ｘ軸方向）の基準は月間表示とされている。また、図３では、日付表示領域を設けて対象期間を表示していたが、図４においては、日付の表示は血圧コンテンツ３１の一部に含まれており、血圧コンテンツ３１内に、横方向に、２０２１年３月という対象年月と、対象月間日付である１日から３１日までの１か月の各日付（ここでは、１日、７日、１４日、２８日のみが数字で表示され、他の日は黒点で表示されている。）として表示されている。すなわち、日付表示を固有の領域を設けてその中に表示する場合のほか、固定表示コンテンツの内部に日付表記を含めるように固定表示コンテンツ群に含まれる固定表示コンテンツの一部または全部を生成することができる。図４では、タッチパネルディスプレイ１２の画面Ｓｃの上方から順に、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２が配置されている。そして、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１内には、固定表示コンテンツとして血圧コンテンツ３１が表示される。移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２には、一連の移動表示コンテンツとして、第１移動表示コンテンツ群に含まれる、行動記録コンテンツ３２、歩数コンテンツ３３、体重コンテンツ３４の各コンテンツがこの順に配置され、その一部が画面Ｓｃ上の移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示されている。

　図５には、端末１のタッチパネルディスプレイ１２において、横方向（Ｘ軸方向）の基準を、さらに変更した場合の、各コンテンツの表示の例について示す。図３及び図４の表示例と共通する表示については、適宜説明を省略する。図５の例では、横方向（Ｘ軸方向）の基準は年間表示とされている。また、図５においては、月の表示は血圧コンテンツ４１の一部として表示されている。タッチパネルディスプレイ１２に表示される情報には、画面Ｓｃ（図７参照）上方から順に、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２が配置されている。そして、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１内には、血圧コンテンツ４１を選択して固定表示コンテンツとして表示される。移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２には、残りの取扱可能なコンテンツのうちの一部である、行動記録コンテンツ４２、歩数コンテンツ４３、体重コンテンツ４４の各コンテンツが、第１移動表示コンテンツとして表示される。ここでは、血圧コンテンツ４１においては、２０２１年という対象年４１１と、横方向に、対象月である１月から１２月までの１年の各月が表示されている。

　次に、上述の各コンテンツにの内容について詳細に説明する。なお、以下に説明する各コンテンツの横方向（Ｘ軸方向）の基準となる表示期間は、上述のように、７日間、１か月、１年など、適宜に設定しうる。図３の血圧コンテンツ２３、図４の血圧コンテンツ３１、図５の血圧コンテンツ４１は、各表示期間に対応する血圧の測定値をグラフ表示するコンテンツである。血圧コンテンツ２３では、縦方向の軸として、８０（ｍｍＨｇ）から１３０（ｍｍＨｇ）までの範囲が設定されている。また、血圧コンテンツ２３には、さらに、最低血圧目標値と最高血圧目標値を示す２本の横線２３６、２３７と、血圧が測定された日（ここでは、８日、９日、１１日、１２日の４日間）のそれぞれについて最高血圧値から最低血圧値に至るバー２３１と、最高血圧値２３４及び最低血圧値２３５を表す数値が、横方向に、各日付に対応する位置に表示される。最高血圧値及び最低血圧値は、当日に測定を複数回行った場合には、それぞれの平均値でもよいし、最高値及び最低値であってもよく、他の代表値であってもよい。各バーの上端２３２及び下端２３３はそれぞれ最高血圧値及び最低血圧値を示すが、最高血圧値が目標値以下である場合は黒色、目標値を超える場合は灰色というように異なる色で表示している。図面作成の便宜上、黒色と灰色で表示しているが、実際には青色と赤色のように違いが分かりやすい色で表示してもよい。最低血圧値についても、同様に目標値を大きく超える場合には灰色、目標値から大きく離れない場合には黒色で表示している。図４における血圧コンテンツ３１の表示内容は日付表示が血圧コンテンツ３１内に含まれていることを除き図３とほぼ同じであるが、１か月の各日付に対応して、血圧が測定された日の血圧がバーで表示される。図５の血圧コンテンツ４１の表示内容は、図３及び図４とほぼ共通であり、最高血圧値から最低血圧値に至るバーが、１か月単位で、各月に対応する位置に表示される。最高血圧値及び最低血圧値は、当月の平均値でもよいし、最高値及び最低値であってもよく、他の代表値であってもよい。

　図３における行動記録コンテンツ２４は、日付表示領域に表示されている日付に対応するユーザの行動記録を表示するコンテンツである。行動記録コンテンツ２４には、ユーザが入力した行動記録が、横方向に配置された各日付に対応して、該当日の行動記録として表示される。行動記録コンテンツ２４に表示される行動記録の種類としては、服薬、運動、野菜摂取、飲酒、睡眠、喫煙、通院等が挙げられる。そして、行動記録の詳細は、項目ごとの行動記録のアイコンＩｃ１～Ｉｃ１４で表示される。例えば、服薬についての行動記録として、服薬回数が表示され、行動記録のアイコンとして、それぞれの日の服薬状況（該当日に何回服薬したのか）を表す１回服薬アイコンＩｃ１、２回服薬アイコンＩｃ２、３回服薬アイコンＩｃ３が含まれる。また、運動についての行動記録としては、適度な運動の有無が表示され、行動記録のアイコンには、適度な運動を表す運動アイコンＩｃ４と、運動不足を表す運動不足アイコンＩｃ５とが含まれる。また、野菜摂取についての行動記録としては、野菜摂取の有無が表示され、行動記録のアイコンには、野菜を多く摂取したことを表す野菜摂取アイコンＩｃ６と、野菜不足を表す野菜不足アイコンＩｃ７が含まれる。また、飲酒についての行動記録としては、飲酒の有無が表示され、行動記録のアイコンには、飲酒したことを表す飲酒アイコンＩｃ８と、飲酒しなかったことを表す飲酒なしアイコンＩｃ９が含まれる。また、睡眠についての行動記録としては、十分な睡眠の有無が表示され、行動記録のアイコンには、十分睡眠がとれたことを表す睡眠アイコンＩｃ１０と、睡眠不足を表す睡眠不足アイコンＩｃ１１が含まれる。さらに、喫煙についての行動記録としては、喫煙の有無が表示され、行動記録のアイコンには、喫煙したことを表す喫煙アイコンＩｃ１２と、喫煙しなかったことを表す喫煙なしアイコンＩｃ１３が含まれる。さらに、通院についての行動記録としては、病院の診察の有無が表示され、行動記録のアイコンには、病院等で診察を受けたことを表す病院アイコンＩｃ１４が含まれる。

　図４における行動記録コンテンツ３２には、ユーザが入力した行動記録が、横方向に配置された各日付に対応して、該当日の行動記録として表示される。図４に示す行動記録コンテンツ３２では、左端に行動記録の各項目を示すアイコンＩｃ１等が縦に表示され、ユーザが入力した行動記録は、横方向の各日付に対応する位置に丸印３２１等で表示される。行動記録コンテンツ３２に表示される行動記録の種類としては、図３と同様、服薬、運動、野菜摂取、飲酒、睡眠、喫煙、通院等が挙げられる。そして、この丸印３２１等は、服薬状況については、各回の服薬に応じて黒色の丸印が表示される。その他の行動記録については、好ましい結果を黒色の丸印３２２、好ましくない結果を灰色の丸印３２３で表示している。例えば、運動については、運動したという好ましい結果は黒色の丸印で表示し、運動不足という好ましくない結果は灰色の丸印で表示している。塩分控えめについては、塩分を控えたという好ましい結果は黒色の丸印で表示している。塩分を控えたことを示す塩分控えめアイコンＩｃ１５が左端に示された行では、塩分を控えなかったという好ましくない結果は灰色の丸印で表示している。同様に、飲酒については、飲酒しなかったという好ましい結果は黒色の丸印で表示し、飲酒したという好ましくない結果は灰色の丸印で表示している。図４では、図面作成の都合上、黒色と灰色の丸印で表示しているが、黒色を青色、灰色を赤色で表示してもよく、そのようにすれば、行動の良否を色の違いによっても認識できるので好ましい。

　図５における、行動記録コンテンツの内容は図４とほぼ共通であるが、結果を示す丸印が１か月単位で表示され、横方向に配置された各月に対応して、該当月の行動記録として表示される。ユーザが入力した各日の行動記録から１か月単位の行動記録を導出する方法は特に限定されないが、例えば、１回目の服薬が記録された日数が半月を超える場合には、１回目の服薬の項目に黒色の丸印を表示するようにしてもよい。また、野菜を多く摂取したことが記録された日数が、野菜不足が記録された日数を超える場合に、野菜を多く摂取したことを表す項目に黒色の丸印を表示し、野菜を多く摂取したことが記録された日数が、野菜不足が記録された日数以下であった場合に、野菜を多く摂取したことを表す項目に灰色の丸印を表示するようにしてもよい。また、同様に、飲酒が記録された日数が、飲酒しなかったことが記録された日数を超える場合には、飲酒しなかったことを表す項目に灰色の丸印を表示し、飲酒が記録された日数が、飲酒しなかったことが記録された日数以下であった場合には、飲酒しなかったことを表す項目に黒色の丸印を表示するようにしてもよい。

　図６（Ａ）、（Ｂ）は、月単位の行動記録コンテンツ４２の他の例を示す。図６（Ａ）に示す行動記録コンテンツ４２１では、ユーザが入力した行動記録が、横方向に配置された各月に対応して、該当月の行動記録として表示される。図６（Ａ）では、結果を表す丸印が、大丸４２１１、中丸４２１２、小丸４２１３、極小丸４２１４の４種類の大きさで表示されている。例えば、丸印の大きさは、例えば、１か月のうちの１回目の服薬が記録された日数によって、１～７日までは極小丸４２１４、８～１４日までは小丸４２１３、１５～２１日までは中丸４２１２、２２日以上は大丸４２１１というように、１か月のうちに行動が実行された日数によって丸印の大きさを変えて表示することができる。また、野菜を多めに摂取したことが記録された日数から野菜を多めに摂取できなかったことが記録された日数を減じた結果が正又は０であれば、黒色の丸印をその日数に応じた大きさで表示し、減じた結果が負であれば、灰色の丸印をその日数に応じた大きさで表示するようにしてもよい。同様に、飲酒しなかったことが記録された日数から飲酒したことが記録された日数を減じた結果が正又は０であれば、黒色の丸印をその日数に応じた大きさで表示し、減じた結果が負であれば、灰色の丸印をその日数に応じた大きさで表示するようにしてもよい。また、各項目について、１か月のうちに対応する行動が記録された日数が０日である場合には、丸印を表示しないようにしてもよい。また、丸印の大きさに応じて色を変更してもよい。印の形状も円形に限定されるものではなく、適宜の図形の大きさ、色、有無を所定の基準で区別して表示してもよい。

　図６（Ｂ）に示す行動記録コンテンツ４２２においても、同様に、ユーザが入力した行動記録が、横方向に配置された各月に対応して、該当月の行動記録として表示される。ただし図６（Ｂ）では、各項目の各月の行動記録が数字で表示される。服薬状況については黒色の数字４２２１が表示されているが、運動その他の項目については、黒色の数字４２２２と灰色の数字４２２３の２色の数字が上下に分けて表示されている。この数字としては、例えば、実施回数、目標達成回数、実施率、目標達成率を表示することができる。また、行動記録の内容が、心電波形の異常波形の検出のように特定の症状（現象）の発生に関するものであれば、数字として、発生率（発生回数／測定（入力）回数）を表示してもよい。行動記録として数値化して表示される情報は、各項目の内容に応じて適宜設定することができ、上述の情報に限られない。

　図３、図４、図５、図６（Ａ）、（Ｂ）において示した行動記録コンテンツの表示例は、縦方向が、血圧、歩数及び体重のような数値ではなく、項目別に区分されたコンテンツの表示例であり、他にも、発生率や達成率を表す円グラフによって表示することもでき、表示態様は限定されないが、それぞれの情報が、横方向に配置された１週間又は１か月の各日、1年の各月に対応した位置に表示される。

　図３における歩数コンテンツ２５は、対象期間の日付に対応するユーザの歩数を表示するコンテンツである。歩数コンテンツ２５には、縦方向の軸として、２０００（歩）から６０００（歩）までの範囲が設定されている。また、歩数コンテンツには、横方向に配置された１週間の各日付に対応して、歩数が測定された日（ここでは、８日、９日、１０日、１１日、１２日の５日間）のそれぞれの歩数が棒グラフ２５１で表示され、棒グラフ２５１の上部に歩数値２５２が表示されている。図４における歩数コンテンツ３３の表示内容は図３とほぼ同様であるが、図４では、横方向に配置された１か月の各日付に対応して、歩数が測定された日の歩数が棒グラフ形式で表示される。図５における、歩数コンテンツ４３の表示内容は図４とほぼ同様であるが、図５では、横方向に配置された１年の各月に対応して、歩数が棒グラフ形式で表示される。ここでは、１か月単位の歩数を、当該月の歩数の平均値で表示しているが、歩数の表示態様はこれに限られず、１か月の歩数の合計値であってもよい。

　図３における体重コンテンツ２６、図４における体重コンテンツ３４、図５における体重コンテンツ４４は、対象期間の日付に対応するユーザの体重を表示するコンテンツである。各体重コンテンツには、縦方向の軸として、５５（ｋｇ）から６５（ｋｇ）までの範囲が設定されている。また、各体重コンテンツには、横方向に配置された各日付に対応する体重として、例えば体重コンテンツ２６においては、８日、１０日、１１日、１２日の４日間の測定値が折れ線グラフ２６１で表示され、折れ線グラフ２６１の上部に体重値２６２が表示されている。また、体重コンテンツ４４においては、各月の平均値をプロットしたグラフを表示しているが、他の代表値をプロットしたグラフを表示してもよい。

　画面Ｓｃに表示されるコンテンツとしては、他に、睡眠時間コンテンツ２７、消費カロリーコンテンツ２８（後述）等が存在する。睡眠時間コンテンツ２７は、対象期間の日付に対応するユーザの睡眠時間を表示するコンテンツである。睡眠時間コンテンツには、横方向に配置された各日付に対応する睡眠時間として、例えば、各日付の測定値が折れ線グラフで表示され、折れ線グラフの上部に睡眠時間が表示されるものである。また、消費カロリーコンテンツ２８は、対象期間の日付に対応するユーザの消費カロリーを表示するコンテンツである。消費カロリーコンテンツには、横方向に配置された各日付に対応する消費カロリーとして、例えば、各日付の測定値が折れ線グラフで表示され、折れ線グラフの上部に消費カロリーの値が表示されるものである。

　また、画面Ｓｃに表示されるコンテンツに含まれる情報は、上述のような人の心身の状態を示す指標や健康に関連する指標でもよいし、その他の情報であってもよい。また、各コンテンツにおける表示期間として今回は週（７日表示）、月（３１日表示）、年（１２ヶ月表示）等の例を示したが、コンテンツにおいて表示するデータの特性や画面サイズに応じて、１日（２４時間表示）や１０日きざみで３か月表示にする等、表示期間は適宜選択することが可能である。

（第１表示パターン）
　以下では、図３に例示した各コンテンツを、端末１のタッチパネルディスプレイ１２に表示する際の表示態様を決定する第１表示パターンについて説明する。

　図７は、図３に例示した各コンテンツの、端末１のタッチパネルディスプレイ１２における表示状態を示す。ここでは、破線で示した枠が、タッチパネルディスプレイ１２に画像が表示される範囲である画面Ｓｃを示す。図７を含む各図においては、端末１におけるコンテンツの表示態様の変化について説明するため、実際にはタッチパネルディスプレイ１２に表示されていないコンテンツについても、画面Ｓｃの外側に記載されている。また、第１表示パターンの説明に用いる図７、図８、図９の各図においては、図３と同様、睡眠時間コンテンツ２７、消費カロリーコンテンツ２８の表示は省略されている。ここでは、タッチパネルディスプレイ１２の画面内に日付表示領域、固定表示コンテンツ表示領域、移動表示コンテンツ表示領域の順に縦に（上から下に）隣接して配置されており、各コンテンツは、対応するコンテンツ表示領域内に縦方向に配置される場合を用いて説明する。また、本実施例における下方が本発明の第１の向きに相当し、本実施例における上方が本発明の第２の向きに相当する。第１の向きは、例えばタッチパネルディスプレイ１２の右方向であってもよく、コンテンツをタッチパネルディスプレイ１２上で、横方向に移動させるようにすることも可能であり、第１及び第２の向きも画面Ｓｃの形状に応じて適宜に設定することができ、横や縦に限定されるものではない。

　以下では、タッチパネルディスプレイ１２に表示されたコンテンツに対し、上下方向への移動指示により各コンテンツの表示態様を変化させる場合について説明する。なお、以下では、ユーザによる入力操作として、ユーザがタッチパネルディスプレイ１２の移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に相当する部分を指で触れ、タッチパネルディスプレイ１２に触れた状態で指を上下方向（±Ｙ方向）へ移動させる動作（スワイプ又はフリックともいう。）を行ったことにより、指の移動量に応じた＋Ｙ方向または－Ｙ方向への移動指示として入力される場合について説明するが、ユーザが操作のために触れる部分はタッチパネルディスプレイ１２の全体であってもよく、画面Ｓｃの右縁にスクロールバーやスライダのような操作用画像を表示し、ユーザが当該操作用画像に指を触れて操作をおこなってもよく、また、ユーザがタッチパネルディスプレイ１２に触れる以外の任意の操作方法、例えば端末１に接続されたキーボード等の入力装置に含まれる方向指示キーによる指示、マウスに設けられたホイールの回転などを用いることが可能である。ユーザによる入力操作が、本発明の、指示の入力に相当する。

　ここにおいて、日付表示領域、固定表示コンテンツ表示領域、移動表示コンテンツ表示領域等の各領域が隣接して配置されているとは、各領域間に隙間がなく連続して配置されている状態に限定する趣旨ではなく、各領域間に空白、枠線や区切り線、文字や装飾的な要素、あるいは広告等が存在する場合も含まれ、ユーザが複数コンテンツを表示する一連の領域として認識しうる程度の連続性があればよいという趣旨である。

　次に、図７を用いて、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１について詳細に説明する。固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１は、画面Ｓｃの表示モードの切り替えや、表示の停止又は終了等の特定の動作が行われない限り、画面Ｓｃに常時表示されるコンテンツである固定表示コンテンツが表示される画面Ｓｃ上の領域である。本実施例では、固定表示コンテンツ群に含まれる固定表示コンテンツは血圧コンテンツ２３の一つのみであるので、図７においては固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１には、血圧コンテンツ２３のみが表示されているが、固定表示コンテンツ群に複数の固定表示コンテンツが含まれる場合には、その全ての固定表示コンテンツが表示される。固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に複数のコンテンツが表示される場合には、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１における各固定表示コンテンツの表示の順序は予め設定されており、固定表示コンテンツの入れ替え等の別途の操作が行われない限り、その順序は変更されず固定されている。同様に、第１表示パターンにおいては、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１における各固定表示コンテンツの表示領域の高さも予め設定されている。なお、各固定表示コンテンツの表示領域の高さは、各々均等（同じ高さ）に設定されてもよいし、もとのコンテンツの高さに差がある場合には、その高さの比に応じた高さに設定されてもよい。

　次に、図７を用いて、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２について詳細に説明する。移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２は、画面Ｓｃ内の固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の下方（－Ｙ方向）に隣接して配置されている。移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内には、第１移動表示コンテンツ群２０ａに含まれる各移動表示コンテンツがその順序に従って上から順に並べて配置されてなる一連の移動表示コンテンツが、上下方向（Ｙ軸方向）にスクロール可能に表示される領域である。なお、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２における各移動表示コンテンツの高さは予め設定されている。

　図７の説明において、血圧コンテンツ２３は、本発明の固定表示コンテンツに相当する。行動記録コンテンツ２４、歩数コンテンツ２５、体重コンテンツ２６は、本発明の移動表示コンテンツに相当する。固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２は、それぞれ本発明の固定表示コンテンツ表示領域、移動表示コンテンツ表示領域に相当する。

　図８は、図７に示す状態から、ユーザ操作による上方（＋Ｙ方向）への移動指示を受けて、各コンテンツの表示態様が変化した状態のタッチパネルディスプレイ１２の画面Ｓｃの表示を示す。このとき、画面Ｓｃの移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示された一連の移動表示コンテンツが移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に対して上方へ移動し、行動記録コンテンツ２４の一部が移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２外となる。このとき、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２外となった行動記録コンテンツ２４の一部は、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに属する移動表示コンテンツとして指定され、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに加えられる一方、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示されている行動記録コンテンツ２４の一部は、引き続き第１移動表示コンテンツ群として残る。本実施例では、第２移動表示コンテンツ群２０ｂを表示する領域は設定されないので、第２移動表示コンテンツ群に属することとなった行動記録コンテンツ２４の一部（すなわち、行動記録コンテンツ２４のうち移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の外部となった部分）が非表示となる一方、表示位置が移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内となる部分は引き続き第１移動表示コンテンツ群として残ることによって、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に引き続き表示される。また、一連の移動表示コンテンツの表示位置が画面Ｓｃ上で上方へ移動するのに伴い、図７では歩数コンテンツ２５の下側部分で画面Ｓｃには表示されていなかった部分の表示位置が移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内となり、画面Ｓｃ上に表示されるようになる。このように、第１移動表示コンテンツ群２０ａに属する移動表示コンテンツをその順序で配置してなる一連の移動表示コンテンツは、具体的には行動記録コンテンツ２４を先頭にして、歩数コンテンツ２５、体重コンテンツ２６が、上下に連続しており、その順序、連続性および各コンテンツの大きさを保ったまま一体となって上方へ移動する。このとき、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の外部となる一連の移動表示コンテンツの先頭部分（ここでは行動記録コンテンツ２４の一部）は、その部分が第２移動表示コンテンツ群２０ｂに属する移動表示コンテンツとして指定され、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに加えられるとともに第１移動表示コンテンツ群２０ａから除かれる。本実施例では、第２移動表示コンテンツ群２０ｂを表示する領域は設定されないので、第２移動表示コンテンツ群に属することとなった行動記録コンテンツ２４の一部（すなわち、行動記録コンテンツ２４のうち移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の外部となった部分）が非表示となる。

　図９は、さらなる上方への移動指示により、表示態様が変化した状態のタッチパネルディスプレイ１２の画面Ｓｃの表示例を示す。このとき、一連の移動表示コンテンツの先頭部分である行動記録コンテンツ２４の表示位置がさらに上方に移動し、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２外へ移動する。そして、図９に示すように、行動記録コンテンツ２４の全体が、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２外へ移動したとき、行動記録コンテンツ２４の下端側の部分が第２移動表示コンテンツ群２０ｂに加えられ、第１移動表示コンテンツ群２０ａから除かれる。これによって行動記録コンテンツ２４の全体が第２移動表示コンテンツ群２０ｂに属することになるとともに、行動記録コンテンツ２４の全体が第１移動表示コンテンツ群２０ａに属さないこととなるため、行動記録コンテンツ２４が画面Ｓｃ上に表示されなくなる。

　図７、図８及び図９に示したように、第１表示パターンでは、一連の移動表示コンテンツに対する上方への移動指示により、各コンテンツは互いに連動して、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内でその表示位置を上方へ移動させる。そして、一連の移動表示コンテンツの先頭に位置し、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の上端側に表示されるコンテンツ（コンテンツの部分を含む）が、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２外へ移動すると、当該部分が第２移動表示コンテンツ群２０ｂに加えられ、第１移動表示コンテンツ群２０ａから除かれることにより非表示となり、コンテンツの全体が移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２外となるとき、そのコンテンツの全体が第２移動表示コンテンツ群２０ｂに加えられるとともに第１移動表示コンテンツ群２０ａから除かれ、画面Ｓｃ上に表示されなくなる。

　このように第１表示パターンに従って、各コンテンツを表示させることにより、ユーザは、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１内に表示されている固定コンテンツである血圧の履歴を表示したまま、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の上端側、すなわち血圧コンテンツ２３に隣接する領域に表示されるコンテンツを次々に切り替えることにより、血圧と、行動、歩数、体重の履歴とを比較して、それぞれの変化や、因果関係等の相互の関係を確認することができる。タッチパネルディスプレイ１２のように表示面積が限られたスマートフォンのような端末１においても、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内において、スワイプのような単純な操作によって血圧に近い、一瞥して視認しやすい表示位置にコンテンツを次々に移動させることにより、各コンテンツの比較がしやすい。また、上下方向に並んで配置された一連のコンテンツのうち、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２外に移動したコンテンツについては非表示とすることにより、他のコンテンツの表示領域を確保することができるので、表示された各コンテンツに表示された情報を把握しやすい。ここでは、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示されている移動表示コンテンツのうち、その一部が移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の上方側の表示領域外となった場合、表示領域外となった部分のみが第２移動表示コンテンツ群２０ｂに加えられて第１移動表示コンテンツ群２０ａからは除かれ、表示領域内の部分については第１移動表示コンテンツ群２０ａに残存する場合について述べたが、移動表示コンテンツの一部でも移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の上方側の表示領域外となった場合に、即座に当該コンテンツの全部を第２移動表示コンテンツ群２０ｂに加えるとともに第１移動表示コンテンツ群２０ａからは除くようにしてもよい。この場合、画面上では、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示されている１番目のコンテンツの一部が画面外になった場合、即座にその全体が非表示になる。さらに、この場合において、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の上端と、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示されている２番目のコンテンツの上端との間に空白が生じることとなるが、当該空白については何もせず移動表示コンテンツ全体の上方への移動に伴って空白部分を徐々に縮小するようにしてもよいし、１番目のコンテンツが非表示になり、空白が生じたら即座に２番目以降のコンテンツ、すなわちその時点で移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示されている一連の移動表示コンテンツの表示位置を、空白の高さ分上方に移動させ、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の上端に合わせて表示させるようにしてもよい。

　ここでは、タッチパネルディスプレイ１２の画面Ｓｃの表示が、図７に示す状態（初期状態）から、ユーザの操作による上方向への移動指示に応じて、画面Ｓｃの表示が図８、図９にそれぞれ示すような表示へと変化するように表示を制御する場合について説明した。ユーザが、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示されている一連の移動表示コンテンツに対し、下方（－Ｙ方向）への移動指示を入力した場合には、上方（＋Ｙ方向）への移動指示とは逆の順序で画面Ｓｃの表示が変化するように表示を制御する（以下に説明する表示パターン及び実施例についても同様である。）。例えば、タッチパネルディスプレイ１２の画面Ｓｃが、図９に示す状態において、下方（－Ｙ方向）への移動指示が入力されると、画面Ｓｃの表示は、図９に示す画像から、一連の移動表示コンテンツが全体として下方へ移動し、この結果、歩数コンテンツ２５及び体重コンテンツ２６が移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内で下方に移動し、体重コンテンツ２６の全部と歩数コンテンツ２５の下端側の一部は非表示になる。この結果、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の上端側に空きができることから、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に第２移動表示コンテンツ群２０ｂに含まれるコンテンツの一部を表示可能になるため、第２移動表示コンテンツ群２０ｂのうち、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに最後に加えられた要素である行動記録コンテンツ２４の下端側の一部を第２移動表示コンテンツ群２０ｂから除いて第１移動表示コンテンツ群２０ａの先頭に加え、その結果として第１移動表示コンテンツ群２０ａに含まれるコンテンツを一連の移動表示コンテンツとして表示する移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内の、固定表示コンテンツ表示領域に近い部分に、第１移動表示コンテンツ群２０ａの先頭に加えられた行動記録コンテンツ２４の下端側の一部が表示され、全体として、タッチパネルディスプレイ１２の画面Ｓｃの表示が図８に示す状態となる。さらなる下方への移動指示によって、同様の処理が行われた結果、行動記録コンテンツ２４の全部が第２移動表示コンテンツ群２０ｂから除かれて第１移動表示コンテンツ群２０ａの先頭に加えられ、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に行動記録コンテンツ２４がすべて表示され、図７に示す状態へと戻るように変化する。タッチパネルディスプレイ１２の画面Ｓｃが図７に示す画像から図８に示す画像を経て図９に示す画像へと変化する途中の状態の画面Ｓｃから、ユーザが、下方（－Ｙ方向）への移動指示を入力しても、同様の処理が行われ、画面Ｓｃの表示が変化する。

（第２表示パターン）
　以下に、図３に例示した各コンテンツの、端末１におけるタッチパネルディスプレイ１２における表示制御方法である第２表示パターンについて説明する。

　図１０は、図７に示す状態から、ユーザが上方への移動指示を入力した場合の第２表示パターンにおけるタッチパネルディスプレイ１２の画面Ｓｃの表示を示す。このとき、ユーザの移動指示に対し、まず、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１および移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の上下方向の高さの変化が生じ、続いて移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内での一連の移動表示コンテンツの移動が生じる。具体的には、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の高さが、図７に示す通常表示時の高さＨ１から図１０に示す拡大表示時の高さＨ２（Ｈ２＞Ｈ１）まで拡大し、同時に固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の上下方向の高さＨ２－Ｈ１だけ縮小する。このとき、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１内に表示されている固定表示コンテンツである血圧コンテンツ２３は、その表示内容を維持したまま、上下方向に縮小された血圧コンテンツ２３ｓｈｒとなる。また、一連の移動表示コンテンツの表示領域Ｒｅ２内での相対位置はこの時点では変化せず、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の拡大（すなわち、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の上端の画面Ｓｃの上方への移動）に伴い、一連の移動表示コンテンツの画面Ｓｃ内での表示位置も上方へ移動し、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示される部分が拡大した結果、歩数コンテンツ２５の全部が移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示されることとなる。ここでは、表示領域の高さが、本発明の表示領域の所定方向と直交する方向の長さに相当する。また、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の上下方向の高さＨ１及びＨ２が、それぞれ本発明の第１所定長さ、第２所定長さに相当する。

　なお、図７及び図１０に示す例では、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１には、血圧コンテンツ２３のみが表示されているが、固定表示コンテンツ群に複数の固定表示コンテンツが存在し、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に複数の固定表示コンテンツが表示された固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の高さが小さくなるときには、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に表示される複数の固定表示コンテンツは、それぞれの表示領域の高さの比を保った状態で、各固定表示コンテンツの表示領域の高さが小さくなる。

　移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の拡大は、図１０に示す所定の高さＨ２まで大きくなった段階で停止する。図１０に示す状態から、さらに、ユーザによる上方への移動指示によって表示態様が変化した場合を図１１に示す。上述のように、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の高さが所定の高さＨ２まで大きくなった段階で、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の上方向への拡大は停止するため、ユーザによる入力指示が、Ｈ２－Ｈ１に相当する量を上回る場合は、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の高さの縮小及び移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の高さの拡大後に、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の拡大に続いて移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内での一連の移動表示コンテンツの移動が生じる。移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内での一連の移動表示コンテンツの移動は、第１表示パターンにて説明したのと同様、一連の移動表示コンテンツのうち、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２外へ移動した部分が、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに加えられるとともに、第１移動表示コンテンツ群２０ａから除かれ、第２表示パターンにおいても第１表示パターンと同様に第２移動表示コンテンツ群２０ｂを表示する領域は設定されないことにより非表示となる。また、一連の移動表示コンテンツの表示位置が画面Ｓｃの上方へ移動するのに伴い、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内には歩数コンテンツ２５の下方に隣接する体重コンテンツ２６も表示されるようになる。

　上述したように、第２表示パターンにおいては、ユーザによる上方への移動指示に応じて、まず、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の高さが大きくなるとともに、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の高さが小さくなる。そして、図１０に示すように、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の拡大及び固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の縮小が完了した後に、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示された一連の移動表示コンテンツが、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に対して相対的に上方へ移動する。移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の拡大及び固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の縮小が完了するまでは、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の高さが大きくなるのに応じて、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に表示される一連の移動表示コンテンツの画面Ｓｃ上での表示位置は上方へ移動しているが、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に対する相対的な表示位置は変化せず、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の拡大に伴い、一連の移動表示コンテンツにおける下端側の部分の表示範囲が拡大するのみである。

　図１１に示す状態から、さらに、ユーザによる上方への移動指示によって表示態様が変化した場合を図１２に示す。図１２に示すように、一連の移動表示コンテンツの表示位置が上方へ移動するのに伴い、行動記録コンテンツ２４の移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２外に移動することになる部分が上端側から次第に拡大し、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に残る部分が次第に小さくなる。この場合においても、行動記録コンテンツ２４の移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２外となる部分が第２移動表示コンテンツ群２０ｂに加えられ、第１移動表示コンテンツ群２０ａから除かれることによって非表示となる。また、一連の移動表示コンテンツの表示位置が画面Ｓｃ上で上方へ移動するのに伴い、一連の移動表示コンテンツの下方側に配置されている歩数コンテンツ２５、体重コンテンツ２６が、画面Ｓｃ上の移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示される。

　このように第２表示パターンに従って、表示態様を変化させることにより、ユーザは、横方向に１週間の１日ごとの血圧の履歴と、同様に横方向に１週間の１日ごとに情報が配置された行動、歩数、体重の履歴とを比較して、それぞれの変化や、因果関係等の相互の関係を確認することができる。タッチパネルディスプレイ１２のように表示面積が限られたスマートフォンのような端末１においても、初期状態においては、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の面積が大きく、結果として、血圧コンテンツ２３の表示面積が広いため、血圧コンテンツ２３自体の情報を把握しやすい。一連の移動表示コンテンツを、移動させようとするときは、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の面積が縮小するとともに、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２が拡大するため、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に表示される一連の移動表示コンテンツの表示面積が広くなり、より多くの情報を一度に表示しやすくなり、各情報の比較もしやすい。また、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内において、血圧に近い、一瞥して視認しやすい表示位置に所望のコンテンツを移動させることにより、各コンテンツの比較がしやすい。また、上下方向に並んで配置された一連のコンテンツのうち、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２外に移動したコンテンツについては非表示とすることにより、他のコンテンツの表示領域を確保することができるので、表示された各コンテンツに表示された情報を把握しやすい。

　第２表示パターンでは、端末１のタッチパネルディスプレイ１２に表示された画面Ｓｃ（図７参照）から、最初に入力されたスクロール等の指示により、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の上側の端部が上側（移動表示コンテンツ群２０が移動する向き）に移動することにより移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の高さが上方向に拡大する例について説明した。しかし、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２及び固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１は、このタッチパネルディスプレイ１２の画面Ｓｃのように限られた表示領域（の一部）を分割して設定されるものに限られない。すなわち、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の、移動表示コンテンツ群２０が移動する向きとは逆向き（上述の例では下向き）の端部が、画面Ｓｃの逆向き（下側）の端部と接していない場合には、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の、移動表示コンテンツ群２０が移動する向きとは逆向きの端部が、移動表示コンテンツ群２０が移動する向きとは逆向きに移動することにより、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の高さが、移動表示コンテンツ群２０が移動する向きとは逆向きに拡大するようにしてもよい。

　また、上述の例では、端末１のタッチパネルディスプレイ１２に表示された画面Ｓｃ（図７参照）から、最初に入力されたスクロール等の指示により、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２が拡大する場合について説明したが、最初に入力されたスクロール等の指示により、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２が縮小するようにしてもよい（この場合には、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の高さが拡大することになる。）。このような移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の縮小は、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の上側の端部が、移動表示コンテンツ群２０が移動する向き（上述の例では上側に移動する）とは逆向き（上述の例では下向き）に移動することにより行われてもよい。また、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の下側の端部が、移動表示コンテンツ群２０が移動する向き（上述の例では上側に移動する）に移動することにより行われてもよい。

　上述の端末１では、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２及び固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１を同一のタッチパネルディスプレイ１２に表示しているため、両者の横方向の幅（移動方向に直交する方向の長さ）は同一であるが、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２及び固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の幅を異なるようにしてもよい。

　ここで、上述のように移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の高さが拡大する場合に、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２と画面Ｓｃのような表示面との相対的な位置関係は、表示面の構成に応じて種々の位置関係が可能である。移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の拡大に伴い、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２全体が表示面に対して上側（移動表示コンテンツ群２０が移動する向き）に移動する場合もあれば、下側（移動表示コンテンツ群２０が移動する向きと逆向き）に移動する場合もある。また、このとき、移動表示コンテンツ群２０と移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２との相対的な位置関係も種々であり得る。すなわち、移動表示コンテンツ群２０が移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２とともに移動する場合もあれば、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２のみが移動する場合もある。

　上述の移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２と表示面との総体的な位置関係、及び、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２と移動表示コンテンツ群２０との相対的な位置関係は、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２が縮小する場合についても同様である。

　＜実施例２＞
　以下、実施例２に係る情報表示システム１００について説明する。実施例１と共通する構成については、同様の符号を用いて詳細な説明を省略する。情報表示システム１００の構成は、端末１の構成を含め、実施例１と共通である。端末１のタッチパネルディスプレイ１２における各コンテンツの表示方法のみが異なる。

（第３表示パターン）
　以下に、図３に例示した各コンテンツの、端末１におけるタッチパネルディスプレイ１２における表示制御方法である第３表示パターンについて説明する。

　図１３は、第３表示パターンに係る画面Ｓｃの表示態様の例を示す。ここでは、移動表示コンテンツとして、歩数コンテンツ２５、体重コンテンツ２６、睡眠時間コンテンツ２７、消費カロリーコンテンツ２８が選択された場合を用いて説明する。このため、一連の移動表示コンテンツとしては、先頭から、歩数コンテンツ２５、体重コンテンツ２６、睡眠時間コンテンツ２７、消費カロリーコンテンツ２８で構成される。一連の移動表示コンテンツの先頭に位置するコンテンツが歩数コンテンツ２５であるので、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の最上部には、歩数コンテンツ２５が表示され、コンテンツの配置順に基づき、歩数コンテンツ２５の下方に、画面Ｓｃに収まる体重コンテンツ２６が表示されている。

　図１３の表示状態から、ユーザによる上方への移動指示によって表示態様が変化した場合を図１４に示す。第２表示パターンと同様、ユーザの上方への移動指示により、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の高さが大きくなるとともに固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１が縮小する。移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の高さは、図１３に示す高さＨ１から図１４に示す高さＨ３（Ｈ３＞Ｈ１）まで大きくなる。移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の拡大に伴い、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の上下方向の高さは縮小するが、血圧コンテンツ２３の表示内容は変化せず、上下方向に縮小された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２が表示される。また、第２表示パターンと同様、この時点では、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内の一連の移動表示コンテンツの相対的な位置は変化しないので、拡大した移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の下方に睡眠時間コンテンツ２７が表示される。また、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の上下方向の高さＨ１及びＨ３が、それぞれ本発明の第１所定長さ、第２所定長さに相当する。

　図１４に示す状態から、さらに、ユーザによる上方への移動指示によって表示態様が変化した場合を図１５に示す。このとき、図１５に示すように、画面Ｓｃ上に固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１と重ねて、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに属する移動表示コンテンツが表示される第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２が設定される。第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２との関係で、画面Ｓｃ上の固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の下方に隣接する位置に配置された従前の移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２を第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１と称する。第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２は、画面Ｓｃの横方向（Ｘ方向）に固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１と同じ長さ（幅）であり、画面Ｓｃの上下方向（Ｙ方向）に固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の少なくとも一部に重なる位置及び高さに設定される。本実施例においては、図１５に示すように、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２は、画面Ｓｃの上下方向に固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１と同じ位置及び高さに設定される。ユーザによる上方への移動指示に応じて、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１内に表示されている一連の移動表示コンテンツの先頭のコンテンツである歩数コンテンツ２５の表示位置が上方へ移動して、その全体が第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１外まで移動したとき、歩数コンテンツ２５の全体が第２移動表示コンテンツ群２０ｂに加えられ、第１移動表示コンテンツ群２０ａから除かれる。第３表示パターンにおいては、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２内に、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに属するコンテンツを透過処理して表示する制御を行う。このことにより、歩数コンテンツ２５が血圧コンテンツ２３に重なって表示される。なお、歩数コンテンツ２５が、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２において表示される表示態様としては、以下の態様が例示できる。すなわち、図１６（Ａ）に示す歩数コンテンツ２５が、図１６（Ｂ）に示すように透過処理されて歩数コンテンツ２５ｔｒのように半透明化し、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２の大きさに合わせて第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２内に表示されることにより、図１６（Ｃ）のように固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１内に表示されている血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２と重なって表示され、図１６（Ｄ）に示すように、横方向に同じ日付に対応してそれぞれ配置された血圧と、歩数が重なった重畳表示コンテンツ５１が画面Ｓｃに表示される態様が考えられる。また、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２内に歩数コンテンツ２５を表示するにあたって、図１６（Ｅ）に示す歩数コンテンツ２５ｔｒ２のようにタイトルと軸をコンテンツの右側に表示してもよいし、図１６（Ｆ）に示すようにグラフのみを透過処理し数字および文字を透過処理せず通常に表示してもよい。また、図１６（Ｇ）に示すように第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２内に透過処理した歩数コンテンツ２５を表示するにあたって、透過処理した歩数コンテンツを日付の幅の半分ほどずらすことにより歩数のグラフと血圧のグラフがずれて表示されるため、さらに分かりやすい表示が可能である。また、これらの透過処理とは別に、図１６（Ｄ）や図１６（Ｇ）に示すように重畳表示の際に、グラフの各数値の表示位置を各指標毎に振り分けることも可能である。なお、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに加えられた移動表示コンテンツ（例えば、歩数コンテンツ２５）の高さがどのような高さであっても、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２の高さと合わせて拡大縮小しても構わない。結果として、図１５、図１６に示すように、例えば血圧コンテンツ２３と歩数コンテンツ２５の高さを合わせた上で透過及び重畳表示することができ、２つの情報をより直接的に比較することが可能である。また、このとき、図１５に示すように、第１移動表示コンテンツ群２０ａからなる一連の移動表示コンテンツは、歩数コンテンツ２５が第１移動表示コンテンツ群２０ａから除かれたことにより、体重コンテンツ２６、睡眠時間コンテンツ２７、消費カロリーコンテンツ２８の順に配置されたものとなり、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１内に消費カロリーコンテンツ２８の一部までが表示される。ここでは、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１が本発明の第１移動表示コンテンツ表示領域に相当し、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２が本発明の第２移動表示コンテンツ表示領域に相当する。

　上述したように、ユーザの操作に応じて、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に表示された移動表示コンテンツ群２０を画面Ｓｃ上で上方へ移動させる場合には、図１３に示す初期状態から、まず、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の高さが大きくなるとともに、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の高さが小さくなる。さらに、図１４に示すように、拡大した移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示された歩数コンテンツ２５等のコンテンツが、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に対して相対的に上方へ移動し、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２に表示される。

　また、図１３、図１４及び図１５に示す例では、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に表示される固定表示コンテンツは血圧コンテンツ２３の１つであるが、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に複数の固定表示コンテンツがコンテンツを表示することもできる。このように、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に複数の固定表示コンテンツが表示される場合には、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２を、いずれかの１又は複数の固定表示コンテンツの表示領域と同じ位置及び上下方向の高さとなるように設定してもよく、このような第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２を複数設けてもよい。このとき、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１のうち、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２が重ならない部分を非停止領域に設定する。この非停止領域には、移動表示コンテンツが、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１内を移動する場合に、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２及びそれらの境界部分や非停止領域内を移動する場合には、透過処理されて固定表示コンテンツと重畳表示される。しかしながら、移動表示コンテンツが画面Ｓｃ上で停止する場合には、いずれかの第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２内に表示されるように表示位置が制御される。すなわち、移動表示コンテンツの表示が非停止領域に残ったり、複数の第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２にまたがった状態で停止して表示されることはない。

　図１５に示す状態から、さらに、ユーザによる上方への移動指示によって表示態様が変化した場合を図１７に示す。図１７に示す状態では、睡眠時間コンテンツ２７、消費カロリーコンテンツ２８等の移動表示コンテンツは、移動表示コンテンツ群２０の一部として表示位置が上方に移動する。一方、歩数コンテンツ２５と体重コンテンツ２６が、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動し、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の表示領域である固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１と重なる第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２に透過表示され且つ、重畳表示されている。図１７の例では、このとき、先に、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の表示領域である固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１と重なる第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２まで、第２移動表示コンテンツ群２０ｂの一部として移動している歩数コンテンツ２５ｔｒは、その表示位置を変えることなく、血圧コンテンツｓｈｒ２の表側（＋Ｚ方向）に表示されている。すなわち、図１８（Ａ）に示す通常の表示態様の血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の表側（＋Ｚ方向）に図１８（Ｂ）に示す半透明化した歩数コンテンツ２５ｔｒが重なり、さらに図１８（Ｃ）に示すように透過処理されて半透明化した体重コンテンツ２６ｔｒと重なる。このことにより、図１８（Ｄ）に示すように、横方向に同じ日付に対応してそれぞれ配置された血圧と歩数と体重が重なって構成される重畳表示コンテンツ５２が表示される。なお、その際、歩数コンテンツ２５、体重コンテンツ２６等の移動表示コンテンツの表示領域の上下方向の高さは、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２の上下方向の高さと同じ高さになる。また、このとき、移動表示コンテンツ群２０の画面Ｓｃ上での上方への移動に伴い、体重コンテンツ２６の下方に配置される睡眠時間コンテンツ２７、睡眠時間コンテンツ２７の下方に隣接する消費カロリーコンテンツ２８がタッチパネルディスプレイ１２の画面Ｓｃに表示される。

　このように第３表示パターンに従って、各コンテンツを表示させることにより、ユーザは、横方向に１週間の１日ごとの血圧の履歴と、同様に横方向に１週間の１日ごとに情報が配置された行動、歩数、体重、睡眠時間、消費カロリー等の履歴とを比較して、それぞれの変化や、因果関係等の相互の関係を確認することができる。また、血圧コンテンツ２３自体の情報を把握しやすい通常表示と、上下方向の高さがより小さい縮小表示とが設けられている。このため、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に表示されるコンテンツの表示面積が広くなり、情報を把握しやすく、比較もしやすい。また、上下方向に並んで配置された一連のコンテンツのうち、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１外の第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２に移動したコンテンツと、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２を重ねて表示する。このことにより、血圧と、歩数等の他の指標との日ごとの比較や１週間にわたる変化の比較や相互関係がより直接的に把握できることとなり、また、一覧性が向上する。

　＜実施例２の変形例＞
（第４表示パターン）
　以下に、タッチパネルディスプレイ１２における表示制御方法である第４表示パターンについて説明する。第４表示パターンでの画面Ｓｃの表示パターンは、図１３から図１５に示す画面Ｓｃまでの各コンテンツの表示パターンについては、上述の第３表示パターンと共通であり、図１５に示す画面Ｓｃから後の各コンテンツの表示が、第４表示パターンに独自の表示となる。

　図１９は、図１５に示す状態から、さらに、ユーザによる上方への移動指示によって表示態様が変化した場合を示す。図１５において、歩数コンテンツ２５が、第１移動表示コンテンツ群２０ａから第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動することで、通常の表示態様の血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の表（＋Ｚ方向）に半透明化した歩数コンテンツ２５ｔｒが重なって表示された状態から、体重コンテンツ２６の表示位置をさらに、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１と重なる第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２まで上方へ移動させた場合について考える。その場合に、図１９に示す例では、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに属する移動表示コンテンツは１つである。すなわち、通常の表示態様の（すなわち、半透明化されていない）血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の表側に重なって表示されるコンテンツは１つのみである。この場合、体重コンテンツ２６が第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動し、その表示位置が、新たに第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２（固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１）に移動すると、先に、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の表側に表示されていた歩数コンテンツ２５ｔｒは、第３移動表示コンテンツ群２０ｃに移動する。図１９で示す例では、第３移動表示コンテンツ群２０ｃのための移動表示コンテンツ表示領域は設定されていないので、結果として、歩数コンテンツ２５ｔｒは、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２に表示されなくなる。そして、半透明化した体重コンテンツ２６ｔｒが通常の表示態様の血圧コンテンツ２３ｔｒの表側に重なって構成される重畳表示コンテンツ５６が画面Ｓｃに表示される。なお、第２移動表示コンテンツ群２０ｂが表示される第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２の高さを、固定表示コンテンツが表示される固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の高さと同じとしている。そして、第１移動表示コンテンツ群２０ａから第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動する際に、歩数コンテンツ２５、体重コンテンツ２６等の移動表示コンテンツの表示領域の上下方向の高さは、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２の上下方向の高さと同じ高さになる。また、各移動表示コンテンツの上下方向の高さは、画面Ｓｃ上での上下方向の移動中に連続的に変化する。図１９に示すように、体重コンテンツ２６の表示位置が第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１から第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２に上方へ移動するのに伴い、下方に隣接する睡眠時間コンテンツ２７と、睡眠時間コンテンツ２７の下方に隣接する消費カロリーコンテンツ２８の表示位置も上方へ移動する。図１９には示していないが、睡眠時間コンテンツ２７の表示位置が、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１から第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２まで、上方へ移動すると、体重コンテンツ２６ｔｒが非表示となる。そして、代わって、睡眠時間コンテンツ２７が半透明化して血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の表側に表示される。消費カロリーコンテンツ２８の表示位置が、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１から第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２まで移動した場合も同様である。なお、上述のとおり、ユーザによる上方への移動指示によって、体重コンテンツ２６が第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動し、その表示位置が、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２に移動すると、歩数コンテンツ２５ｔｒは、第３移動表示コンテンツ群２０ｃに移動する。この状態において、ユーザが、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示されている一連の移動表示コンテンツに対し、下方（－Ｙ方向）への移動指示を入力した場合には、上方（＋Ｙ方向）への移動指示とは逆の順序で画面Ｓｃの表示が変化するように表示を制御する（以下に説明する表示パターン及び実施例についても同様である。）。例えば、ユーザにより、下方（－Ｙ方向）への移動指示が入力されると、第３移動表示コンテンツ群２０ｃに移動することで非表示となっていた歩数コンテンツ２５ｔｒは、第３移動表示コンテンツ群２０ｃから第２移動表示コンテンツ群２０ｂに戻り、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２に再表示される。また、体重コンテンツ２６が第１移動表示コンテンツ群２０ａに戻り、その表示位置が、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１に戻る。

　このように第４表示パターンに従って、各コンテンツを表示させることにより、ユーザは、横方向に１週間の１日ごとの血圧の履歴と、同様に横方向に１週間の１日ごとに情報が配置された行動、歩数、体重、睡眠時間、消費カロリー等の履歴とを比較して確認することができる。また、タッチパネルディスプレイ１２のように表示面積が限られたスマートフォンのような端末１においても、血圧コンテンツ２３の表示面積が広く、血圧コンテンツ２３自体の情報を把握しやすい通常表示と、上下方向の高さがより小さい縮小表示とが設けられている。このため、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に表示されるコンテンツの表示面積が広くなり、情報を把握しやすく、比較もしやすい。また、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内において、血圧に近い、一瞥して視認しやすい表示位置に所望のコンテンツを移動させることにより、各コンテンツの比較がしやすい。また、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に上下方向に並んで配置された一連のコンテンツのうち、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１外の第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２に移動して半透明化したコンテンツと、通常の表示態様の血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２を重ねて表示することにより、血圧と、歩数等の他の指標との日ごとの比較や１週間にわたる変化の比較がより行いやすくなる。また、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２と重ねて表示されるコンテンツの数が１に限定されるので、重畳表示されたそれぞれのコンテンツの情報を把握しやすく、比較がしやすい。血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２と重畳表示されるコンテンツが第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１外に移動するので、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１内に他のコンテンツの表示領域を確保することができ、表示された各コンテンツに表示された情報を把握しやすい。

　ここでは、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに属する移動表示コンテンツの数（本発明の所定数）が１の場合について説明したが、２以上の適宜の数に設定してもよい。その場合には、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に通常の表示態様で表示された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の表側（＋Ｚ方向）に設定された数の移動表示コンテンツが並べて表示される、すなわち、通常の表示態様で表示された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の表側に半透明化された移動表示コンテンツが設定された数だけ残ることになる。図１９に示す第４表示パターンの例において、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に表示される固定表示コンテンツは、縮小表示された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２である。移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２のうち、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に重ねて表示される第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２に表示される移動表示コンテンツは、半透明化された体重コンテンツ２６ｔｒであり、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２のうち、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１に表示される移動表示コンテンツは、睡眠時間コンテンツ２７と、消費カロリーコンテンツ２８である。

　＜実施例３＞
　以下、実施例３に係る情報表示システム１００について説明する。上述した各実施例と共通する構成については、同様の符号を用いて詳細な説明を省略する。情報表示システム１００の構成は、端末１の構成を含め、実施例１と共通である。端末１のタッチパネルディスプレイ１２における各コンテンツの表示方法のみが異なる。

（第５表示パターン）
　以下に、図１３に例示した各コンテンツ（行動記録コンテンツ２４は省略されている。）の、端末１のタッチパネルディスプレイ１２における表示制御方法である第５表示パターンについて説明する。第５表示パターンでの画面Ｓｃの表示パターンは、図１３から図１５に示す画面Ｓｃまでの各コンテンツの表示パターンについては上述の第３表示パターンと共通であり、図１５に示す画面Ｓｃから後の各コンテンツの表示が、第５表示パターンに独自の表示となる。

　第５表示パターンにおいては、図１５から、図１７とは異なる画面に変化する。図１５においては、通常の表示態様で表示された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２に歩数コンテンツ２５ｔｒが重なって表示されていた。ここでは、この状態から、さらに、ユーザによる上方への移動指示によって表示態様が変化した場合を図２０に示す。この例では、第１移動表示コンテンツ群２０ａから、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに、歩数コンテンツ２５ｔｒとの重畳表示コンテンツ５１が移動している。その結果、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２と歩数コンテンツ２５ｔｒとの重畳表示コンテンツ５１が表示された固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１（第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２でもある。）に重なるように、歩数コンテンツ２５に加えて体重コンテンツ２６が透過処理され重畳表示されている。その際、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動したコンテンツが、上方から並べられて、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２に表示される。結果として、上下方向の高さが小さくなった血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の表側（＋Ｚ方向）には、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２が表示された固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の上方の半分に歩数コンテンツ２５ｔｒｓが、下方の半分に体重コンテンツ２６ｔｒｓが、横方向に同じ日付に対応してそれぞれ表示される。すなわち、図２１（Ａ）に示すように、歩数コンテンツ２５ｔｒが半透明化し、表示領域の上下方向の高さが、通常の表示態様で表示された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の表示領域である固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の半分の高さになるように上下方向に縮小されて、コンテンツ表示領域Ｒｅ１の上側端部から配置される。そして、図２１（Ａ）に示すように、その歩数コンテンツ２５ｔｒｓの下方に隣接して、同様に、体重コンテンツ２６が半透明化され、表示領域の高さが、通常の表示態様で表示された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の表示領域である固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の半分の高さになるように上下方向に縮小されて表示される。このように上下方向に配置された歩数コンテンツ２５ｔｒｓと体重コンテンツ２６ｔｒｓが、図２１（Ｂ）に示す、上下方向に縮小されるとともに通常の表示態様で表示された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の表側（＋Ｚ方向）に重なり、図２１（Ｃ）に示すように、横方向に同じ日付に対応してそれぞれ配置された血圧と、上下に配置された歩数と体重が重なって構成される重畳表示コンテンツ５３が表示される。また、このとき、体重コンテンツ２６の第１移動表示コンテンツ群２０ａから第２移動表示コンテンツ群２０ｂへの移動に伴い、第１移動表示コンテンツ群２０ａにおいて体重コンテンツ２６の下方に配置された睡眠時間コンテンツ２７の表示位置が第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１内で上方へ移動する。さらに、睡眠時間コンテンツ２７の下方に配置された消費カロリーコンテンツ２８が、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１内に入り、タッチパネルディスプレイ１２の画面Ｓｃに表示される。なお、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２において、各コンテンツの表示領域は、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２の高さを、表示するコンテンツの数で除した高さとしてもよいし、各コンテンツを、第１移動表示コンテンツ群２０ａにおける各コンテンツの当初の高さの比に応じた高さとして上から並べて表示してもよい、

　このように第５表示パターンに従って、各コンテンツを表示させることにより、ユーザは、横方向に１週間の１日ごとの血圧の履歴と、同様に横方向に１週間の１日ごとに情報が配置された行動、歩数、体重、睡眠時間、消費カロリー等の履歴とを比較して確認することができる。タッチパネルディスプレイ１２のように表示面積が限られたスマートフォンのような端末１においても、血圧コンテンツ２３の表示面積が広く、血圧コンテンツ２３自体の情報を把握しやすい通常表示と、上下方向の高さがより小さい縮小表示とが設けられているため、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１に表示されるコンテンツの表示面積が広くなり、情報を把握しやすく、比較もしやすい。また、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１内において、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に表示された血圧に近い、一瞥して視認しやすい表示位置に所望のコンテンツを移動させることにより、各コンテンツの比較がしやすい。また、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１に上下方向に並んで配置された一連のコンテンツのうち、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１外の第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２に移動したコンテンツを半透明化し上下に並べて配置し、通常の表示態様で表示された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２に重ねて表示する。このことにより、血圧と、歩数、体重等の他の指標との日ごとの比較や１週間にわたる変化の比較がより把握しやすくなる。

　以下に、図１３に例示した各コンテンツ（行動記録コンテンツ２４は省略されている。）の、端末１のタッチパネルディスプレイ１２における表示制御方法である第６表示パターンについて説明する。第６表示パターンでの画面Ｓｃの表示パターンは、図１３から図１５、図１５から図２０に示す画面Ｓｃまでの各コンテンツの表示パターンについては上述の第５表示パターンと共通であり、図２０に示す画面Ｓｃから後の各コンテンツの表示が、第６表示パターンに独自の表示となる。

　図２２は、図２０に示した状態から、さらに、ユーザによる上方への移動指示によって表示態様が変化した場合を示す。図２０では、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２が表示された固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の上半分に歩数コンテンツ２５ｔｒｓ、下半分に体重コンテンツ２６ｔｒｓが表示されていた。これに対し、図２２では、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１の中で、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の最も近くに表示されていた睡眠時間コンテンツ２７が第１移動表示コンテンツ群２０ａから外れて、新たに第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動している。このことにより、最先に血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２が表示された固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に移動し、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の上側の端部に重畳表示されていた歩数コンテンツ２５ｔｒｓが第３移動表示コンテンツ群２０ｃに移動することで非表示となる。そして、体重コンテンツ２６ｔｒｓの表示位置が、歩数コンテンツ２５ｔｒｓと入れ替わり、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の上半分に移動し、半透明化され上下方向の高さが縮小された睡眠時間コンテンツ２７ｔｒｓの表示位置が、体重コンテンツ２６ｓｈｒと入れ替わり、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の下半分に移動している。これにより、体重コンテンツ２６ｔｒｓと睡眠時間コンテンツ２７ｔｒｓが、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の上側端部から、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１（第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２でもある。）への移動順に並べて、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１を覆うように配置され重畳表示コンテンツ５４が表示される。ここでは、通常の表示態様で表示された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の表側（＋Ｚ方向）に、上下に隣接して配置され、表示されるコンテンツの数は、２つに限定されている。

　上記においては、第１移動表示コンテンツ群２０ａから第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動して、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２において、表示される移動表示コンテンツの数が２の場合について説明したが、３以上の適宜の数に設定してもよい。また、上述のように、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の表側に、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の上端側から並んで配置される移動表示コンテンツの上下方向の高さが均等になるようにしてもよいし、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１において通常の表示態様で表示されていたときのそれぞれのコンテンツの表示領域の上下方向の高さの比と同じ比となる高さにそれぞれ設定してもよい。第２移動表示コンテンツ群２０ｂに属し、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２に表示されるコンテンツの高さは、その数に応じて適宜設定すればよい。図２０に示す第５表示パターンの例において、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に表示される固定表示コンテンツは、縮小表示された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２である。移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２のうち、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に重ねて表示される第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２に表示される移動表示コンテンツは、半透明化された歩数コンテンツ２５ｔｒｓ及び、半透明化された体重コンテンツ２６ｔｒｓであり、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２のうち、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１に表示される移動表示コンテンツは、睡眠時間コンテンツ２７と、消費カロリーコンテンツ２８である。なお、図２３には、第１移動表示コンテンツ群２０ａから第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動して、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２において、表示される移動表示コンテンツの数が４の場合について図示する。

　また、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動することで、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１（第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２でもある。）に上下に並んで配置され、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２と重畳表示されるコンテンツの数に上限（上述の例では２）を予め設定してもよい。例えば、並んで配置される各移動表示コンテンツの表示領域の上下方向の最小の高さが所定の高さ（例えば、固定値や第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２の上下方向の高さのａ％のような所定割合等）を下回らないように、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに属するコンテンツの数の上限を動的に決定してもよい。

　図２３は、図２０に示した状態から、さらに、ユーザによる上方への移動指示によって表示態様が変化した場合を示す。ここでは、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動することで、通常の表示態様で表示され、高さが小さくなった血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の表側（＋Ｚ方向）に表示されるコンテンツの数は限定されない。このため、歩数コンテンツ２５、体重コンテンツ２６、睡眠時間コンテンツ２７、消費カロリーコンテンツ２８の４つのコンテンツの表示位置が、いずれも血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２が表示された固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に移動した場合には、それぞれのコンテンツが、コンテンツの数に応じた高さ（ここでは１／４）に縮小され、上下方向に隣接し、それぞれ横方向に同じ日付に対応して配置される。これによって、歩数コンテンツ２５ｔｒｓ２、体重コンテンツ２６ｔｒｓ２、睡眠時間コンテンツ２７ｔｒｓ２、消費カロリーコンテンツ２８ｔｒｓ２が、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１（第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２でもある。）の上側端部から移動順に並んで、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１を覆うように配置される。図２４（Ａ）に、歩数コンテンツ２５ｔｒｓ２、体重コンテンツ２６ｔｒｓ２、睡眠時間コンテンツ２７ｔｒｓ２、消費カロリーコンテンツ２８ｔｒｓ２が、半透明化され、それぞれ高さが１／４に縮小された態様で上下に並んで配置された状態を示す。そして、図２４（Ｂ）に示す通常の表示態様で表示された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の表側（＋Ｚ方向）にそれらが重ねて表示され、図２４（Ｃ）に示すように、横方向に同じ日付に対応してそれぞれ配置された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２と、上下に配置された歩数コンテンツ２５ｔｒｓ２と体重コンテンツ２６ｔｒｓ２と睡眠時間コンテンツ２７ｔｒｓ２と消費カロリーコンテンツ２８ｔｒｓ２とが重なって構成される重畳表示コンテンツ５５が表示される。

　このように第７表示パターンに従って、各コンテンツを表示させることにより、ユーザは、横方向に１週間の１日ごとの血圧の履歴と、同様に横方向に１週間の１日ごとに情報が配置された行動、歩数、体重、睡眠時間、消費カロリー等の履歴とを比較して確認することができる。タッチパネルディスプレイ１２のように表示面積が限られたスマートフォンのような端末１においても、血圧コンテンツ２３の表示面積が広く、血圧コンテンツ２３自体の情報を把握しやすい通常表示と、上下方向の高さがより小さい縮小表示とが設けられている。このため、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１に表示されるコンテンツの表示面積が広くなり、情報を把握しやすく、比較もしやすい。また、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１内において、血圧に近い、一瞥して視認しやすい表示位置に所望のコンテンツを移動させることにより、各コンテンツの比較がしやすい。また、上下方向に並んで配置された一連のコンテンツのうち、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１外の第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２に移動したコンテンツを上下に並べて配置し、通常の表示態様で表示された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２に重ねて表示する。このことにより、血圧と、歩数等の他の指標との日ごとの比較や１週間にわたる変化の比較をより行いやすくなり、重畳して表示されるコンテンツが２つに限定されるので、視認性が高い。また、上下方向に並んで配置され、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２と重畳表示されるコンテンツの数が限定されないので、多様な指標の比較が可能になる。血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２と重畳表示されるコンテンツが第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１外の第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２に移動する。これにより、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１内に他のコンテンツの表示領域を確保することができ、表示された各コンテンツに表示された情報を把握しやすい。図２３に示す第７表示パターンの例において、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に表示される固定表示コンテンツは、縮小表示された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２である。移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２のうち、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に重ねて表示される第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２に表示される移動表示コンテンツは、半透明化された歩数コンテンツ２５ｔｒｓ２、体重コンテンツ２６ｔｒｓ２、睡眠時間コンテンツ２７ｔｒｓ２、消費カロリーコンテンツ２８ｔｒｓ２である。図２３においては、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２のうち、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１に表示される移動表示コンテンツはない。

　＜実施例４＞
　以下、実施例４に係る情報表示システム１００について説明する。上述した各実施例と共通する構成については、同様の符号を用いて詳細な説明を省略する。情報表示システム１００の構成は、端末１の構成を含め、実施例１と共通である。端末１のタッチパネルディスプレイ１２における各コンテンツの表示方法のみが異なる。

（第６表示パターン）
　以下に、図１３に例示した各コンテンツ（行動記録コンテンツ２４は省略されている。）の、端末１のタッチパネルディスプレイ１２における表示制御方法である第６表示パターンについて説明する。第６表示パターンでの画面Ｓｃの表示パターンは、図１３に示す画面Ｓｃまでの各コンテンツの表示パターンについては上述の第３表示パターンと共通であり、図１３に示す画面Ｓｃから後の各コンテンツの表示が、第６表示パターンに独自の表示となる。

　図２５に、図１３に示す状態から、図１４とは異なる画面に変化する例を示す。図１４では、図１３に示す画面Ｓｃから、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の下方に隣接する歩数コンテンツ２５がすべて表示された状態で、移動表示コンテンツ群２０の表示位置が上方へ移動するのに伴い、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の上下方向の高さが、図１３の高さＨ１から図１４の高さＨ３へと大きくなっている。図２５に示す画面Ｓｃでは、同様に、血圧コンテンツ２３の下方に隣接する歩数コンテンツ２５の表示位置が上方へ移動するのに応じて、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２が上下方向の高さが、図１３の高さＨ１から図２５の高さＨ４（Ｈ４＞Ｈ１）へと大きくなっている。図２５における血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の表示領域である固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の高さは、図１４における血圧コンテンツ２３ｓｈｒ２の表示領域である固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の高さと同じでもよいし、異なってもよい。このような図２５に示す状態から、歩数コンテンツ２５及び体重コンテンツ２６を含む移動表示コンテンツ群２０の表示位置を画面Ｓｃ上で上方へ移動させる。そうすると、図２６に示すように、第１移動表示コンテンツ群２０ａに属していた歩数コンテンツ２５が、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動する。そして、図２６における第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２において、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の下方に隣接する歩数コンテンツ２５の表示領域の上下方向の高さが、図２５に示す高さＨ５から図２６に示す高さＨ６へと小さくなり、図２６の画面Ｓｃには、上下方向に縮小された歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３が表示される。このとき、体重コンテンツ２６及び睡眠時間コンテンツ２７の表示位置の上方への移動に伴い、睡眠時間コンテンツ２７の下方に隣接する消費カロリーコンテンツ２８の一部が移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に入り、画面Ｓｃに表示される。

　図２５に示すように固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の上下方向の縮小及び移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２の上下方向の拡大が完了した状態から、さらに、歩数コンテンツ２５、体重コンテンツ２６及び睡眠時間コンテンツ２７を含む移動表示コンテンツ群２０の表示位置を画面Ｓｃ上の移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内で上方へ移動させる。そうすると、図２６に示すように、血圧コンテンツの下方に隣接し、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内で最も固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に近い位置に表示されている歩数コンテンツ２５は、第１移動表示コンテンツ群２０ａから第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動する。そして、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに属するコンテンツは縮小処理がなされる。すなわち、歩数コンテンツ２５の表示領域の上下方向の高さは、体重コンテンツ２６の表示位置が上方へ移動するのに伴い、次第に小さくなる。そして、図２７に示すように、体重コンテンツ２６の表示位置が、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の表示領域である固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の下方に隣接する位置、すなわち移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内で血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３に最も近い位置まで移動すると、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに属するコンテンツは、第３移動表示コンテンツ群２０ｃに移動し、歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３の表示領域が消滅し、歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３は非表示となる。このとき、体重コンテンツ２６の表示位置が画面Ｓｃ上で上方へ移動するのに伴い、睡眠時間コンテンツ２７の下方に隣接する消費カロリーコンテンツ２８が移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に入り、タッチパネルディスプレイ１２の画面Ｓｃに表示される。このように、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の下方に隣接する移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に表示される移動表示コンテンツ群２０の表示位置が上方へ移動するに伴い、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の下方に隣接するコンテンツの表示領域の上下方向の高さは次第に小さくなり、やがて表示領域が消滅し、非表示となる。それぞれのコンテンツは、横方向に同じ日付に対応して配置されているので、表示位置の上方への移動及び表示領域の上下方向の縮小においても、それぞれの横方向の対応関係は維持されている。

　このように第６表示パターンに従って、各コンテンツを表示させることにより、ユーザは、横方向に１週間の１日ごとの血圧の履歴と、同様に横方向に１週間の１日ごとに情報が配置された行動、歩数、体重、睡眠時間、消費カロリー等の履歴とを比較して確認することができる。タッチパネルディスプレイ１２のように表示面積が限られたスマートフォンのような端末１においても、血圧コンテンツ２３の表示面積が広く、血圧コンテンツ２３自体の情報を把握しやすい通常表示と、上下方向の高さがより小さい縮小表示とが設けられている。このため、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に表示されるコンテンツの表示面積が広くなり、情報を把握しやすく、比較もしやすい。また、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内において、血圧に近い、一瞥して視認しやすい表示位置に所望のコンテンツを移動させることにより、各コンテンツの比較がしやすい。また、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に上下方向に並んで配置された一連のコンテンツのうち、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の最も近くに表示されるコンテンツについては、表示領域の上下方向の高さが徐々に小さい縮小表示となり、最終的には非表示とする。このことにより、他のコンテンツの表示領域を確保するともに、血圧を含め多様な指標の比較が可能となる。図２６に示す第７表示パターンの例において、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に表示される固定表示コンテンツは、縮小表示された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３である。移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に表示される移動表示コンテンツは、歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３、体重コンテンツ２６、睡眠時間コンテンツ２７、消費カロリーコンテンツ２８である。なお、図２７において、歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３は非表示となり、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に表示される移動表示コンテンツは、体重コンテンツ２６、睡眠時間コンテンツ２７、消費カロリーコンテンツ２８となる。

　＜実施例５＞
　以下、実施例５に係る情報表示システム１００について説明する。上述した各実施例と共通する構成については、同様の符号を用いて詳細な説明を省略する。情報表示システム１００の構成は、端末１の構成を含め、実施例１と共通である。端末１のタッチパネルディスプレイ１２における各コンテンツの表示方法のみが異なる。

（第７表示パターン）
　以下に、図１３に例示した各コンテンツ（行動記録コンテンツ２４は省略されている。）の、端末１におけるタッチパネルディスプレイ１２における表示制御方法である第７表示パターンについて説明する。第８表示パターンでの画面Ｓｃの表示パターンは、図１３から図２６に示す画面Ｓｃまでの各コンテンツの表示パターンについては上述の第６表示パターンと共通であり、図２６に示す画面Ｓｃから後の各コンテンツの表示が、第７表示パターンに独自の表示となる。

　図２８に、図２６に示す状態から、図２７とは異なる画面に変化する例を示す。図２５では、図１３に示す画面Ｓｃから、血圧コンテンツ２３の下方に隣接する歩数コンテンツ２５がすべて表示された状態で、移動表示コンテンツ群２０の表示位置が画面Ｓｃ上で上方へ移動するのに応じて、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の上下方向の高さが縮小するとともに、第１移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２１の上下方向の高さが高さＨ１から高さＨ４まで大きくなっていた。図２５に示す状態から、さらに、歩数コンテンツ２５、体重コンテンツ２６及び睡眠時間コンテンツ２７を含む移動表示コンテンツ群２０の表示位置を画面Ｓｃ上の移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内で上方へ移動させると、歩数コンテンツ２５は、第１移動表示コンテンツ群２０ａから第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動する。そうすると、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２が小さくなることで、図２６に示すように、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の下方に隣接する歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３の表示領域の上下方向の高さが、図２５に示す高さＨ５から高さＨ６へと小さくなる。また、歩数コンテンツ２５の表示領域の上下方向の高さが縮小するとき、歩数コンテンツ２５の下方に配置された一連の移動表示コンテンツである体重コンテンツ２６、睡眠時間コンテンツ２７及び消費カロリーコンテンツ２８は、歩数コンテンツ２５の表示領域の下端の、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内の上方への移動に合わせて上方へ移動する。そうすると、歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３の下方に隣接する体重コンテンツ２６は、第１移動表示コンテンツ群２０ａから第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動する。そうすると、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２が小さくなることで、体重コンテンツ２６の上下方向の高さが図２６に示す高さＨ７から図２８に示す高さＨ８まで小さくなる。しかしながら、それ以上は小さくならず、所定の高さＨ８を維持する。体重コンテンツ２６ｓｈｒ３の高さＨ８は、例えば、固定値であってもよいし、高さＨ７のｃ％のように所定割合であってもよい。また、体重コンテンツ２６の表示領域の上下方向の高さが縮小するとき、体重コンテンツ２６の下方に配置された一連の移動表示コンテンツである睡眠時間コンテンツ２７及び消費カロリーコンテンツ２８は、体重コンテンツ２６の表示領域の下端の、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内の上方への移動に合わせて上方へ移動する。図２８は、このように、歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３と体重コンテンツ２６ｓｈｒ３の表示領域の上下方向の高さが、それぞれ所定の高さＨ６、Ｈ８（Ｈ８＜Ｈ７）まで小さくなった状態を示す。この高さＨ６、Ｈ８は、予め決めた一定値であってもよいし、それぞれのコンテンツが、第１移動表示コンテンツ群２０ａに属していた際の高さに比例する高さとして定義してもよい。この状態で画面Ｓｃには、表示領域の上下方向の高さが所定の高さＨ４まで小さくなった血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の下方に隣接して、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内には同様に表示領域の上下方向の高さが所定の高さＨ６まで小さくなった歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３が配置される。そして、歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３の下方に隣接して、同様に表示領域の上下方向の高さが所定の高さＨ８まで小さくなった体重コンテンツ２６ｓｈｒ３が配置され、体重コンテンツ２６ｓｈｒ３の下方に通常の表示態様の睡眠時間コンテンツ２７が配置されている。それぞれのコンテンツは、横方向に同じ日付に対応して配置されているので、表示位置の上方への移動及び表示領域の上下方向の縮小においても、それぞれの横方向の対応関係は維持されている。

　このように第７表示パターンに従って、各コンテンツを表示させることにより、ユーザは、横方向に１週間の１日ごとの血圧の履歴と、同様に横方向に１週間の１日ごとに情報が配置された行動、歩数、体重、睡眠時間、消費カロリー等の履歴とを比較して確認することができる。また、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内において、血圧に近い、一瞥して視認しやすい表示位置に所望のコンテンツを移動させることにより、各コンテンツの比較がしやすく、一覧性を向上させることができる。図２８に示す第７表示パターンの例において、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に表示される固定表示コンテンツは、縮小表示された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３である。移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に表示される移動表示コンテンツは、歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３、体重コンテンツ２６ｓｈｒ３、睡眠時間コンテンツ２７、消費カロリーコンテンツ２８である。

（第８表示パターン）
　以下に、図１３に例示した各コンテンツ（行動記録コンテンツ２４は省略されている。）の、端末１のタッチパネルディスプレイ１２における表示制御方法である第８表示パターンについて説明する。第８表示パターンでの画面Ｓｃの表示パターンは、図１３から図２８に示す画面Ｓｃまでの各コンテンツの表示パターンについては上述の第７表示パターンと共通であり、図２８に示す画面Ｓｃから後の各コンテンツの表示が、第８表示パターンに独自の表示となる。

　図２９は、図２８に示す、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内において歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３及び体重コンテンツ２６ｓｈｒ３の上下方向の縮小が完了した状態から、さらに、ユーザによる上方への移動指示によって表示態様が変化した場合を示す。ここでは、睡眠時間コンテンツ２７及び消費カロリーコンテンツ２８の表示位置の移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内での上方への移動に伴い、体重コンテンツ２６ｓｈｒ３の下方に隣接する睡眠時間コンテンツ２７が、第１移動表示コンテンツ群２０ａから第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動し、その表示領域である、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２における睡眠時間コンテンツ２７の上下方向の高さが図２８に示す高さＨ９から高さＨ１０まで次第に小さくなる。睡眠時間コンテンツ２７ｓｈｒ３の表示領域の上下方向の高さは、所定の高さＨ１０（Ｈ１０＜Ｈ９）まで小さくなると、それ以上は小さくならず、所定の高さＨ１０を維持する。睡眠時間コンテンツ２７ｓｈｒ３の表示領域の高さＨ１０は、例えば、固定値であってもよいし、高さＨ９のｄ％のように所定割合であってもよい。また、睡眠時間コンテンツ２７の表示領域の上下方向の高さが縮小するとき、睡眠時間コンテンツ２７の下方に配置された一連のコンテンツである消費カロリーコンテンツ２８は、睡眠時間コンテンツ２７の表示領域の下端の、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内の上方への移動に合わせて上方へ移動する。この状態では、上下方向の高さが縮小された睡眠時間コンテンツ２７ｓｈｒ３の下方に隣接する消費カロリーコンテンツ２８の一部が画面に表示されている。それぞれのコンテンツは、横方向に同じ日付に対応して配置されているので、表示位置の上方への移動及び表示領域の上下方向の縮小においても、それぞれの横方向の対応関係は維持されている。

　このように第８表示パターンに従って、各コンテンツを表示させることにより、ユーザは、横方向に１週間の１日ごとの血圧の履歴と、同様に横方向に１週間の１日ごとに情報が配置された行動、歩数、体重、睡眠時間、消費カロリー等の履歴とを比較して確認することができる。また、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内において、血圧に近い、一瞥して視認しやすい表示位置に所望のコンテンツを移動させることにより、各コンテンツの比較がしやすくなり、一覧性を向上させることができる。また、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に上下方向に並んで配置された一連のコンテンツのうち、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３に最も近くに表示されるコンテンツについては、表示領域の上下方向の高さが所定高さとなるまで小さくなる。さらに下方に隣接するコンテンツについても、表示領域の上下方向の高さが所定高さとなるまで小さくなり、さらに下方に隣接するコンテンツについても、表示領域の上下方向の高さが所定高さとなるまで小さくなる。図２９に示す第８表示パターンの例において、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に表示される固定表示コンテンツは、縮小表示された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３である。移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に表示される移動表示コンテンツは、歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３、体重コンテンツ２６ｓｈｒ３、睡眠時間コンテンツ２７ｓｈｒ３、消費カロリーコンテンツ２８である。以下に、図１３に例示した各コンテンツ（行動記録コンテンツ２４は省略されている。）の、端末１におけるタッチパネルディスプレイ１２における表示方法について説明する。この場合の画面Ｓｃの表示パターンは、図１３から図２９に示す画面Ｓｃまでの各コンテンツの表示パターンについては上述の第８表示パターンと共通であり、図２９に示す画面Ｓｃから後の各コンテンツの表示が、本表示方法に独自の表示となる。

　図３０は、図２９に示す、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内において歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３、体重コンテンツ２６ｓｈｒ３及び睡眠時間コンテンツ２７ｓｈｒ３の下方向の縮小が完了した状態から、さらに、ユーザによる上方への移動指示によって表示態様が変化した場合を示す。図２９に示した例では、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の下方に、歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３、体重コンテンツ２６ｓｈｒ３及び睡眠時間コンテンツ２７ｓｈｒ３が、表示領域の上下方向の高さがそれぞれ所定の高さＨ６，Ｈ８、Ｈ１０まで小さくなった状態で、上下方向に並んで配置されている。図３０では、睡眠時間コンテンツ２７ｓｈｒ３の下方に隣接して表示されている消費カロリーコンテンツの表示位置を画面Ｓｃ上で上方へ移動させるのに伴い、消費カロリーコンテンツ２８が第１移動表示コンテンツ群２０ａから第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動し、第２移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２２の表示領域の上下方向の高さが図２９に示す高さＨ１１から高さＨ１２まで次第に小さくなる。消費カロリーコンテンツ２８の表示領域の上下方向の高さは、所定の高さＨ１２（Ｈ１２＜Ｈ１１）まで小さくなると、それ以上は小さくならず、所定の高さＨ１２を維持する。消費カロリーコンテンツ２８ｓｈｒ３の表示領域の高さＨ１２は、例えば、固定値であってもよいし、高さＨ１１のｅ％のように所定割合であってもよい。また、消費カロリーコンテンツ２８の表示領域の上下方向の高さが縮小するとき、消費カロリーコンテンツ２８の下方に配置された不図示の一連の移動表示コンテンツは、消費カロリーコンテンツ２８の表示領域の下端の、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内の上方への移動に合わせて上方へ移動する。図３０では、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の下方に隣接する移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３に最も近い位置に表示された歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３、次に近い位置に表示された体重コンテンツ２６ｓｈｒ３、次に近い位置に表示された睡眠時間コンテンツ２７ｓｈｒ３、次に近い位置に表示された消費カロリーコンテンツ２８ｓｈｒ３が並んで配置される。このように、図３０に示す方法では、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示されたコンテンツを画面Ｓｃ上で上方へ移動させると、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３に最も近い位置に表示されるコンテンツから、次に近い位置に表示されるコンテンツへと順に、上下方向の表示領域の高さが所定高さまで小さくなって、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の下方に並んで配置される。それぞれのコンテンツは、横方向に同じ日付に対応して配置されているので、表示位置の上方への移動及び表示領域の上下方向の縮小においても、それぞれの横方向の対応関係は維持されている。なお、この状態では、歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３、体重コンテンツ２６ｓｈｒ３、睡眠時間コンテンツ２７ｓｈｒ３、消費カロリーコンテンツ２８ｓｈｒ３の全てが、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動し、第１移動表示コンテンツ群２０ａに属するコンテンツは無い状態となる。

　このように第８表示パターンに従って、各コンテンツを表示させることにより、ユーザは、横方向に１週間の１日ごとの血圧の履歴と、同様に横方向に１週間の１日ごとに情報が配置された行動、歩数、体重、睡眠時間、消費カロリー等の履歴とを比較して確認することができる。また、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内において、血圧に近い、一瞥して視認しやすい表示位置に所望のコンテンツを移動させることにより、各コンテンツの比較がしやすく、一覧性を向上させることができる。また、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に上下方向に並んで配置された一連のコンテンツのうち、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３に最も近くに表示されるコンテンツから順に、表示領域の上下方向の高さが所定高さとなるまで小さくなる。このことにより、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の下方に、上下方向の高さが縮小表示されたコンテンツが上下方向に並んで配置されるので、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示される他のコンテンツの表示領域を確保するともに、血圧を含め多様な指標の比較が可能となる。図３０に示す第８表示パターンの例において、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に表示される固定表示コンテンツは、縮小表示された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３である。移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に表示される移動表示コンテンツは、歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３、体重コンテンツ２６ｓｈｒ３、睡眠時間コンテンツ２７ｓｈｒ３、消費カロリーコンテンツ２８ｓｈｒ３である。

　＜実施例５の変形例＞
（第９表示パターン）
　以下に、図１３に例示した各コンテンツ（行動記録コンテンツ２４は省略されている。）の、端末１におけるタッチパネルディスプレイ１２における表示制御方法である第９表示パターンについて説明する。第９表示パターンでの画面Ｓｃの表示パターンは、図１３から図２８に示す画面Ｓｃまでの各コンテンツの表示パターンについては上述の第７表示パターンと共通であり、図２８に示す画面Ｓｃから後の各コンテンツの表示が、第９表示パターンに独自の表示となる。

　図３１は、図２８に示す状態から、さらに、ユーザによる上方への移動指示によって表示態様が変化した場合を示す。図２９に示した例では、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の下方に、歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３、体重コンテンツ２６ｓｈｒ３及び睡眠時間コンテンツ２７ｓｈｒ３が、表示領域の上下方向の高さがそれぞれ所定の高さＨ６、Ｈ８、Ｈ１０まで小さくなった状態で、上下方向に並んで配置されていた。図３１に示す例では、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに属するコンテンツの数が制限されている。例えば、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の下方に、表示位置の上方への移動に伴い、表示領域の上下方向の高さが所定高さまで小さくなった状態で表示されるコンテンツの数が２に限定されている。図２８に示す状態から、睡眠時間コンテンツ２７又は消費カロリーコンテンツ２８の表示位置を上方へ移動させると、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の下方に隣接して、最も近い位置に配置されている歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３は、第３移動表示コンテンツ群２０ｃに移動し、非表示となる。縮小表示されたコンテンツのうち、下方の端部に配置された体重コンテンツ２６ｓｈｒ３の下方に隣接する睡眠時間コンテンツ２７は表示位置が上方へ移動されるのに伴い、表示領域の上下方向の高さが次第に小さくなり、所定の高さＨ１０まで小さくなるとそれ以上は小さくならず、所定の高さを維持する。図３１では、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の下方には、表示領域の上下方向の高さがそれぞれ所定の高さＨ６、Ｈ８まで小さくなった歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３及び体重コンテンツ２６ｓｈｒ３に替わって、表示領域の上下方向の高さがそれぞれ所定の高さＨ８、Ｈ１０まで小さくなった体重コンテンツ２６ｓｈｒ３及び睡眠時間コンテンツ２７ｓｈｒ３が上下方向に並んで配置されている。そして、睡眠時間コンテンツの下方に隣接して、通常の表示態様の消費カロリーコンテンツがすべて画面に表示されている。それぞれのコンテンツは、横方向に同じ日付に対応して配置されているので、表示位置の上方への移動及び表示領域の上下方向の縮小においても、それぞれの横方向の対応関係は維持されている。血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の下方に、表示位置の上方への移動に伴い表示領域の上下方向の高さが小さくなった状態で上下方向に並んで表示されるコンテンツの数は２に限定されず、適宜の数のコンテンツが同様の態様で表示されてもよい。

　このように第９表示パターンに従って、各コンテンツを表示させることにより、ユーザは、横方向に１週間の１日ごとの血圧の履歴と、同様に横方向に１週間の１日ごとに情報が配置された行動、歩数、体重、睡眠時間、消費カロリー等の履歴とを比較して確認することができる。また、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内において、血圧に近い、一瞥して視認しやすい表示位置に所望のコンテンツを移動させることにより、各コンテンツの比較がしやすく、一覧性を向上させることができる。また、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に上下方向に並んで配置された一連のコンテンツのうち、表示領域の上下方向の高さが縮小されたコンテンツの数が例えば２に限定されている。これにより、縮小されたコンテンツのうち下側の端部に配置されたコンテンツの下方に隣接するコンテンツの表示領域の高さが縮小される場合には、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３に最も近くに表示され、最先に縮小表示されたコンテンツから順に表示されなくなる。従って、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示される他のコンテンツの表示領域を確保するともに、血圧を含め多様な指標の比較が可能となる。図３１に示す第９表示パターンの例において、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に表示される固定表示コンテンツは、縮小表示された血圧コンテンツ２３ｓｈｒである。移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に表示される移動表示コンテンツは、体重コンテンツ２６ｓｈｒ３、睡眠時間コンテンツ２７ｓｈｒ３、消費カロリーコンテンツ２８ｓｈｒ３である。

　＜実施例５の変形例２＞
（第１０表示パターン）
　以下に、図１３に例示した各コンテンツ（行動記録コンテンツ２４は省略されている。）の、端末１におけるタッチパネルディスプレイ１２における表示制御方法である第１０表示パターンについて説明する。第１０表示パターンでの画面Ｓｃの表示パターンは、図１３から図２６に示す画面Ｓｃまでの各コンテンツの表示パターンについては上述の第８表示パターンと共通であり、図２６に示す画面Ｓｃから後の各コンテンツの表示が、第１０独自の表示となる。

　図３２に、図２６に示す状態から、図２７とは異なる画面に変化する例を示す。図２５では、図１３に示す画面から、血圧コンテンツ２３の下方に隣接する歩数コンテンツ２５がすべて表示された状態で、移動表示コンテンツ群２０の表示位置を上方へ移動させるのに応じて、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２が上下方向の高さが高さＨ１から高さＨ４へと大きくなり、上方へ拡大するのに伴い、血圧コンテンツ２３の表示領域である固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１の上下方向の高さが小さくなっている。このような図２５に示す状態から、さらに、歩数コンテンツ２５、体重コンテンツ２６及び睡眠時間コンテンツ２７を含む移動表示コンテンツ群２０の表示位置を上方へ移動させると、図２６に示すように、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の下方に隣接する歩数コンテンツ２５が、第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動し、の表示領域の上下方向の高さが小さくなる。図２６に示す状態から、さらに歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３、体重コンテンツ２６及び睡眠時間コンテンツ２７を含む移動表示コンテンツ群２０の表示位置を上方へ移動させたとき、図２７に示すように歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３の表示領域が消滅するのではない。歩数コンテンツ２５ｓｈｒ３は表示領域の上下方向の高さが高さＨ１３まで小さくなると、表示内容が簡略化された簡略表示コンテンツとしての歩数コンテンツ２５ａｂｂに変更され、この簡略表示となった状態で、表示領域の高さは維持され、それ以上は小さくならない。簡略表示の内容は、コンテンツの内容に応じて適宜設定できるが、ここでは、歩数コンテンツ２５ａｂｂでは、「歩数」というタイトル表示と、棒グラフの上部に表示されていた歩数値のみが、横方向の日付に対応して配置されている。このとき、簡略表示された歩数コンテンツ２５ａｂｂの下方に隣接して体重コンテンツ２６、体重コンテンツ２６の下方に隣接して睡眠時間コンテンツ２７が、それぞれ画面Ｓｃに表示されている。それぞれのコンテンツは、横方向に同じ日付に対応して配置されているので、表示位置の上方への移動、表示領域の上下方向の縮小及び簡略表示においても、それぞれの横方向の対応関係は維持されている。ここでは、

　血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の下方において、表示領域の上下方向の縮小に伴い簡略表示に変更されて配置されるコンテンツの数は限定されない。第２移動表示コンテンツ群２０ｂに属するコンテンツの数というパラメータで制御することが可能である。図３２に示す状態から、歩数コンテンツ２５ａｂｂの下方に隣接して、体重コンテンツ２６、睡眠時間コンテンツ２７、消費カロリーコンテンツ２８と、順次表示領域の上下方向の高さが所定の高さまで小さくなったところで、順次コンテンツが第２移動表示コンテンツ群２０ｂに移動して、簡略表示に変更され、上下方向にすべて並んで配置されてもよいし、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の下方に隣接し、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３に最も近い位置に表示される最先に簡略表示されたコンテンツが第３移動表示コンテンツ群２０ｃに移動することで非表示となり、血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３の下方で、簡略表示に変更されて表示されるコンテンツが順次入れ替わり、所定の数の簡略表示されたコンテンツと通常の表示態様のコンテンツが表示されるようにしてもよい。

　このように第１０表示パターンに従って、各コンテンツを表示させることにより、ユーザは、横方向に１週間の１日ごとの血圧の履歴と、同様に横方向に１週間の１日ごとに情報が配置された行動、歩数、体重、睡眠時間等の履歴とを比較して確認することができる。また、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内において、血圧に近い、一瞥して視認しやすい表示位置に所望のコンテンツを移動させることにより、各コンテンツの比較がしやすく一覧性を向上させることができる。また、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内で、上方への移動に伴い、血圧コンテンツ２３に近いコンテンツの表示領域の上下方向の高さが縮小されるとともに簡略表示される。従って、移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２内に表示される他のコンテンツの表示領域を確保できるとともに、表示領域の上下方向の高さが縮小されたコンテンツの内容が簡略化されて表示されるので、表示内容を簡潔に把握でき、血圧を含め多様な指標の比較が可能となる。図３２に示す第９表示パターンの例において、固定表示コンテンツ表示領域Ｒｅ１に表示される固定表示コンテンツは、縮小表示された血圧コンテンツ２３ｓｈｒ３である。移動表示コンテンツ表示領域Ｒｅ２に表示される移動表示コンテンツは、歩数コンテンツ２５ａｂｂ、体重コンテンツ２６、睡眠時間コンテンツ２７である。

１　　　：端末
１２　　：タッチパネルディスプレイ
２０ａ　：第１移動表示コンテンツ群
２０ｂ　：第２移動表示コンテンツ群
２３　　：血圧コンテンツ
２４　　：行動記録コンテンツ
２５　　：歩数コンテンツ
２６　　：体重コンテンツ
Ｒｅ１　：固定表示コンテンツ表示領域
Ｒｅ２　：移動表示コンテンツ表示領域

Claims

　画像を表示可能な装置に表示制御指令を出力するコンピュータが、取扱可能な複数のコンテンツの表示態様を決定する表示態様決定方法であって、
　前記取扱可能な複数のコンテンツから少なくとも一つのコンテンツを選択して固定表示コンテンツとし、前記固定表示コンテンツの順序を定めて固定表示コンテンツ群に加え、残りのコンテンツの全部または一部について移動表示コンテンツとして指定し、前記移動表示コンテンツの順序を定めて移動表示コンテンツ群に加え、
前記移動表示コンテンツの一部または全部を指定して、第１移動表示コンテンツ群とし、
　前記移動表示コンテンツのうち、前記第１移動表示コンテンツ群に指定されなかった前記移動表示コンテンツを第２移動表示コンテンツ群とし、
　前記固定表示コンテンツ群に含まれる前記固定表示コンテンツ、前記第１移動表示コンテンツ群に含まれる前記移動表示コンテンツ、前記第２移動表示コンテンツ群に含まれる前記第２移動表示コンテンツの表示態様をそれぞれ決定するものであり、
　表示領域の一部に、前記固定表示コンテンツ群を表示する固定表示コンテンツ表示領域と、前記第１移動表示コンテンツ群の少なくとも一部を表示する第１移動表示コンテンツ表示領域を設定し、
　前記第１移動表示コンテンツ表示領域においては、前記第１移動表示コンテンツ群に含まれる複数の前記移動表示コンテンツを前記順序で第１の向きに並べ、かつ、前記順序を維持したまま前記第１の向きとは逆の第２の向きに移動可能に構成し、
　前記第２の向きへの前記第１移動表示コンテンツ群の移動量を含むユーザの指示に応じて、前記第１移動表示コンテンツ群を、前記第２の向きに、前記第１移動表示コンテンツ表示領域内を移動させるとき、前記第１移動表示コンテンツ群に含まれる前記移動表示コンテンツについて、その少なくとも一部が前記第２の向きにおける前記第１移動表示コンテンツ表示領域外となった場合に、前記第１移動表示コンテンツ表示領域外となった前記移動表示コンテンツの全部または一部を、前記第２移動表示コンテンツ群に属する移動表示コンテンツとして指定し、前記第２移動表示コンテンツ群に加え、遅くともその全体が前記第２の向きにおける前記第１移動表示コンテンツ表示領域外となるまでに前記第１移動表示コンテンツ群から除くことを特徴とする表示態様決定方法。
　請求項１に記載の表示態様決定方法であって、
　前記指示に応じて、前記第１移動表示コンテンツ群の、前記第１移動表示コンテンツ表示領域内の移動に先立ち、前記第１移動表示コンテンツ表示領域の前記第１の向き又は第２の向きの長さが第１所定長さから第２所定長さまで拡大又は縮小することを特徴とする表示態様決定方法。
　請求項２に記載の表示態様決定方法であって、
　前記第１移動表示コンテンツ表示領域の前記第１の向き又は第２の向きの長さが第１所定長さから第２所定長さまで拡大又は縮小するときに、
　第１移動表示コンテンツ表示領域の前記第２の向きの端部と前記第１移動表示コンテンツ群の相対位置は、前記移動表示コンテンツ領域の前記拡大又は縮小に伴い変化しないことを特徴とする表示態様決定方法。
　請求項２に記載の表示態様決定方法であって、
　前記第１移動表示コンテンツ表示領域の拡大縮小が行われたあと、第１移動表示コンテンツ表示領域の前記第２の向きの端部と前記第１移動表示コンテンツ群の相対位置が前記ユーザの指示に応じて変化し、前記第１移動表示コンテンツ表示領域の前記第２の向きの端部に位置する移動表示コンテンツの少なくとも一部が前記第１移動表示コンテンツ表示領域外となることを特徴とする表示態様決定方法。
　請求項２に記載の表示態様決定方法であって、
　前記第２所定長さが、前記第１所定長さより長い場合において、前記指示が最初に入力されたとき、該指示に含まれる前記移動量が、前記第２所定長さと前記第１所定長さの差に相当する移動量に達するまでは、該指示に応じて、前記第１移動表示コンテンツ表示領域の前記第２の向きの端部を前記第２の向きに移動させ、及び／又は、前記第１移動表示コンテンツ表示領域の前記第１の向きの端部を前記第１の向きに移動させることにより該第１移動表示コンテンツ表示領域の前記第２の向きの長さを拡大することを特徴とする表示態様決定方法。
　請求項２に記載の表示態様決定方法であって、
　前記第２所定長さが、前記第１所定長さより短い場合において、前記指示が最初に入力されたとき、該指示に含まれる移動量が、前記第１所定長さと前記第２所定長さの差に相当する移動量に達するまでは、該指示に応じて、前記第１移動表示コンテンツ表示領域の前記第２の向きの端部を前記第１の向きに移動させ、及び／又は、前記第１移動表示コンテンツ表示領域の前記第１の端部を前記第２の向きに移動させることにより該第１移動表示コンテンツ表示領域の前記第２の向きの長さを縮小することを特徴とする表示態様決定方法。
　請求項１に記載の表示態様決定方法であって、
　前記第２移動表示コンテンツ群に属する前記移動表示コンテンツの表示態様は、非表示であることを特徴とする表示態様決定方法。
　請求項１に記載の表示態様決定方法であって、
　前記第２移動表示コンテンツ群の少なくとも一部を表示する第２移動表示コンテンツ表示領域を設定することを特徴とする表示態様決定方法。
　請求項１に記載の表示態様決定方法であって、
　前記第１移動表示コンテンツ群に含まれる前記移動表示コンテンツが第２移動表示コンテンツ群に加えられ、前記第２移動表示コンテンツ群に属する移動表示コンテンツの数が所定数を超える場合に、前記第２移動表示コンテンツ群に属する移動表示コンテンツであって最先に前記第２移動表示コンテンツ群に加えられた前記移動表示コンテンツを、第２移動表示コンテンツ群とは異なる第３移動表示コンテンツ群に属する移動表示コンテンツとして指定し、前記第３移動表示コンテンツ群に加え、
　さらに、前記第３移動表示コンテンツ群に加えられた前記移動表示コンテンツを、前記第２移動表示コンテンツ群から除くことを特徴とする表示態様決定方法。
　請求項９に記載の表示態様決定方法であって、
　前記第３移動表示コンテンツ群に属する前記移動表示コンテンツの表示態様は、前記第１移動表示コンテンツ群に属する前記移動表示コンテンツの表示態様とは独立して決定することを特徴とする表示態様決定方法。
　請求項１０に記載の表示態様決定方法であって、
　前記第３移動表示コンテンツ群に属する前記移動表示コンテンツの表示態様は、非表示であることを特徴とする表示態様決定方法。
　請求項１０に記載の表示態様決定方法であって、
　前記第３移動表示コンテンツ群の少なくとも一部を表示する第３移動表示コンテンツ表示領域を設定することを特徴とする表示態様決定方法。
　請求項７又は１２に記載の表示態様決定方法であって、
　前記第２又は第３移動表示コンテンツ群に含まれる前記移動表示コンテンツの、前記第２又は第３移動表示コンテンツ表示領域内における表示態様は、各前記移動表示コンテンツの前記第１の向きの長さを縮小する縮小表示であることを特徴とする表示態様決定方法。
　請求項７又は１２に記載の表示態様決定方法であって、
　前記第２又は第３移動表示コンテンツ群に含まれる前記移動表示コンテンツの、前記第２又は第３移動表示コンテンツ表示領域内における表示態様は、各前記移動表示コンテンツを、互いに重ねて表示する重畳表示であることを特徴とする表示態様決定方法。
　請求項７又は１１に記載の表示態様決定方法であって、
　前記第２又は第３移動表示コンテンツ表示領域の少なくとも一方について、前記第１の向きに平行及び／又は直交する方向の長さを、前記固定表示コンテンツ表示領域の対応する長さと同じ長さとすることを特徴とする表示態様決定方法。
　前記コンピュータに請求項１乃至１５のいずれか１項に記載の表示態様決定方法を実行させるプログラム。