JP2020135734A - 介護記録プログラム、介護記録装置及び介護記録システム - Google Patents

介護記録プログラム、介護記録装置及び介護記録システム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の被介護者の介護サービスに関する情報を一画面で一元的に管理することが可能な介護記録プログラムを提供する。【解決手段】介護サービス情報を入力するために操作される入力操作表示21A〜21Cと、介護サービスの提供を受ける複数の被介護者のそれぞれを特定するための複数の被介護者情報表示25Aと、介護サービスが提供される時間を示す複数の時間表示26と、いずれか一の被介護者情報表示25A及びいずれか一の時間表示26の両方に対応するように行列配置された複数の選択表示27とを含み、入力操作表示21A〜21Cは、異なる介護サービス情報を入力するために操作される複数のボタンで構成され、入力操作表示21A〜21Cを構成するいずれか一のボタンが選択されることによって、選択されたボタンに割り当てられた介護サービス情報の入力が可能となり、入力された介護サービス情報は、選択された一以上の選択表示27に関連づけられる。【選択図】図4

Description

本発明は、介護記録を作成するために、被介護者に提供される介護サービスに関する情報をコンピュータに処理させる介護記録プログラムと、介護記録プログラムがインストールされたコンピュータによって構成される介護記録装置と、複数の介護記録装置の間で各種情報を共有する介護記録システムとに関する。
介護サービスを提供する施設又は事業所においては、介護記録を残し、保管することが義務づけられる。介護記録には、介護サービスの利用者(被介護者)の生活全般の様子や介護サービスの内容が継時的に記載される。介護記録は、適切な介護サービスを提供していたことの証明となり、また、より質の高い介護サービスを提供するための重要な資料となる。
介護者が作成する主な介護記録として、例えば、ケース記録と業務日誌とを挙げることができる。ケース記録には、個々の被介護者の生活状況や提供した介護サービスの内容が時系列に記載される。ケース記録は、介護サービスの改善やケアプラン作成のための資料となる。一方、業務日誌には、ケース記録に記載された情報のうち、被介護者に関する重要事項が選別されて記載される。業務日誌に記載すべき重要事項とは、例えば、被介護者の訴え、言動、状態変化、状態異常など、介護を行う上で必要と判断される情報である。業務日誌は、例えば、日勤者から夜勤者への申し送りに活用される。
一般的に、介護記録は、罫線が印刷された記録用紙に手書きされていた。例えば、特開2001−219677号公報(特許文献1)には、介護項目が記載された介護項目記載欄と、介護項目記載欄の中から介護者が実施した介護項目をチェックする欄が設けられた介護項目実施欄と、介護項目を実施した日時を記入する日時記入欄とを備えた介護記録紙が提案されている。
また、近年、コンピュータで介護記録を作成するためのプログラムが普及しつつある。例えば、特開2016−85673号公報(特許文献2)には、介護者が携行し、被介護者に提供した介護サービスに関するを記録する介護記録用携帯端末が提案されている。特許文献2の介護記録用携帯端末は、介護者がその日に担当する介護項目を時系列で示したタイムテーブルが画面に表示される。このタイムテーブルは、縦軸を時間とし、時間帯毎に担当する被介護者の氏名と、被介護者に提供する介護項目の内容をイメージ化した介護項目イメージ画像とが表示される。このようなタイムテーブルの表示を見て、介護者は、何時、どの被介護者に、どのような介護サービスを提供するのかを把握する。そして、介護者が介護項目イメージ画像を選択すると、被介護者に提供した介護サービスに関する情報を入力することが可能となる。
特開2001−219677号公報 特開2016−85673号公報
介護サービスは、一日のケアプランに従って決められた時間に提供される。介護者は、決められた時間内に、被介護者に介護サービスを提供し、介護サービスに関する情報を記録する。特に、多数の被介護者が入居する大規模の介護施設では、一人の介護者が、複数の被介護者を担当する。この場合、介護者は、決められた時間内に、複数の被介護者に介護サービスを提供し、それぞれの介護サービスに関する情報を記録しなければならない。ところが、従来の介護記録用紙及び介護記録プログラムは、複数の被介護者の介護サービスに関する情報を効率よく記録することができず、記録した情報を介護記録の作成に有効活用することができなかった。
<介護記録用紙の問題点>
従来の介護記録用紙は、一人の被介護者の介護サービスに関する情報を記入する構成となっていた(特許文献1を参照)。このため、複数の被介護者の介護サービスに関する情報を記録する場合は、被介護者ごとに別の介護記録用紙を携行し、それぞれの介護記録用紙に情報を手書きしていた。手書きは、情報を詳細に記入するのに手間が掛かり、また、記入ミスが生じやすい問題がある。
また、介護者は、介護記録用紙に記入した情報に基づいて、業務日誌を作成しなければならない。業務日誌を作成するためには、介護記録用紙に記入した情報から重要事項を選別し、業務日誌に手書きする手間が掛かる。自らが担当する複数の被介護者について、日々、介護記録用紙及び業務日誌を手書きで作成する手間は、介護者にとって重い負担になる。したがって、多数の被介護者が入居する大規模の介護施設では、介護記録用紙を廃止して、介護記録プログラムを導入することが望まれる。
<介護記録プログラムの問題点>
従来の介護記録プログラムは、複数の被介護者の介護サービスに関する情報を入力することが可能である(特許文献2を参照)。しかし、従来の介護記録プログラムは、複数の被介護者の介護サービスに関する情報を、一画面に表示して一元的に管理することができないという問題がある。
すなわち、従来の介護記録プログラムは、被介護者ごとに介護サービスに関する情報を入力し、入力された情報を被介護者ごとに表示する構成となっていた。このため、従来の介護記録プログラムは、複数の被介護者の介護サービスに関する情報を、一画面で入力し、入力した情報を一画面に集約して表示することができなかった。このように、従来の介護記録プログラムは、複数の被介護者の介護サービスに関する情報を一元的に管理することができず、多数の被介護者が入居する大規模の介護施設において、非常に使い難いものであった。
また、従来の介護記録プログラムは、複数の被介護者のそれぞれに同一の情報を繰り返し入力する手間が掛かった。例えば、10人の被介護者が食事を完食した場合は、10人の被介護者のそれぞれに「完食」を示す情報を繰り返し入力しなければならない。同一の情報を繰り返し入力する手間は、複数の被介護者を担当する介護者の負担になる。
さらに、従来の介護記録プログラムにおいても、介護者は、介護記録プログラムに入力した情報に基づいて、業務日誌を作成しなければならない。従来の介護記録プログラムには、業務日誌を作成する機能がないので、介護記録プログラムに入力した情報から重要事項を選別し、業務日誌に手書きする手間が掛かる。
<発明の目的>
本願発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、複数の被介護者の介護サービスに関する情報を一画面で一元的に管理することが可能であり、記録した情報を介護記録の作成に有効活用することができる介護記録プログラム、介護記録装置及び介護記録システムを提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本発明の介護記録プログラムは、介護記録を作成するために、被介護者に提供される介護サービスに関する情報をコンピュータに処理させる介護記録プログラムであって、情報を入力するための画像をディスプレイに表示させる処理を実行する表示制御手段と、情報を入力するための処理を実行する入力制御手段と、入力された情報を記憶するための処理を実行する記憶制御手段と、を含み、前記画像は、入力操作表示領域と、前記ディスプレイの横方向又は縦方向に延びる被介護者情報表示領域と、前記被介護者情報表示領域と直交する方向に延びる時間表示領域と、前記被介護者情報表示領域及び前記時間表示領域の両方に隣接する選択表示領域と、を含み、前記入力操作表示領域は、介護サービス情報を入力するために操作される少なくとも一の入力操作表示を含み、前記被介護者情報表示領域は、介護サービスの提供を受ける複数の被介護者のそれぞれを特定するための複数の被介護者情報表示を含み、前記時間表示領域は、介護サービスが提供される時間を示す複数の時間表示を含み、前記選択表示領域は、いずれか一の前記被介護者情報表示及びいずれか一の前記時間表示の両方に対応するように行列配置された複数の選択表示を含み、前記入力操作表示は、異なる介護サービス情報を入力するために操作される複数のボタンで構成され、前記入力操作表示を構成するいずれか一の前記ボタンが選択されることによって、選択された前記ボタンに割り当てられた介護サービス情報の入力が可能となり、入力された介護サービス情報は、選択された一以上の前記選択表示に関連づけられる。
(2)好ましくは、上記(1)の介護記録プログラムにおいて、前記入力操作表示を構成する少なくとも一の前記ボタンには、あらかじめ所定の介護サービス情報が割り当てられており、所定の介護サービス情報を示す文字、図形又は色彩の少なくとも1つが表示される。
(3)好ましくは、上記(1)の介護記録プログラムにおいて、前記入力操作表示には、あらかじめ用意された複数の介護サービス情報のうちの一以上を選択して割り当てることが可能である。
(4)好ましくは、上記(1)の介護記録プログラムにおいて、前記入力操作表示には、ユーザーによって入力された一以上の任意の介護サービス情報を割り当てることが可能である。
(5)好ましくは、上記(1)〜(4)のいずれかの介護記録プログラムにおいて、前記入力操作表示が、任意のテキスト情報を入力するための前記ボタンを含む。
(6)好ましくは、上記(1)〜(5)のいずれかの介護記録プログラムにおいて、前記選択表示が、前記入力操作表示と同一又は類似の外観にデザインされる。
(7)好ましくは、上記(1)〜(6)のいずれかの介護記録プログラムにおいて、入力された介護サービス情報の内容を示す情報が、前記選択表示に表示される。
(8)好ましくは、上記(1)〜(7)のいずれかの介護記録プログラムにおいて、介護サービス情報が入力されたことを示す情報が、前記選択表示に表示される。
(9)好ましくは、上記(1)〜(8)のいずれかの介護記録プログラムにおいて、入力される介護サービス情報が、水分摂取、服薬、食事、便、尿、入浴、食事介助、配膳、身辺介助、口腔ケア、入浴介助、清拭介助、更衣介助、移乗又は移動介助、服薬介助、シーツ交換又は清掃、排泄介助、受診付添、血圧測定のうちから選択される一以上の情報である。
(10)好ましくは、上記(1)〜(9)のいずれかの介護記録プログラムにおいて、前記入力操作表示領域が、複数の前記入力操作表示を含み、前記選択表示領域には、複数の前記入力操作表示のうちから選択された一の前記入力操作表示に対応する複数の前記選択表示が表示される。
(11)好ましくは、上記(1)〜(10)のいずれかの介護記録プログラムにおいて、いずれか一の前記時間表示を選択することにより、選択された前記時間表示に対応する全ての前記選択表示が選択された状態になる。
(12)好ましくは、上記(1)〜(11)のいずれかの介護記録プログラムにおいて、前記時間表示領域が、1時間ごとに24時間分の前記時間表示を含み、9時間分の前記時間表示と、この9時間分の前記時間表示に対応する前記選択表示とが前記ディスプレイに表示される。
(13)好ましくは、上記(12)の介護記録プログラムにおいて、現在の時(o’clock)に相当する一の前記時間表示に対応する全ての前記選択表示が、他の前記選択表示と区別可能に表示される。
(14)好ましくは、上記(1)〜(13)のいずれかの介護記録プログラムにおいて、選択された一以上の前記選択表示に関連づけられた介護サービス情報を、前記ディスプレイに表示させる閲覧ボタンを備える。
(15)好ましくは、上記(1)〜(14)のいずれかの介護記録プログラムにおいて、被介護者の症状に関する情報を入力するために操作される症状入力ボタンを含み、一以上の前記選択表示が選択され、且つ前記症状入力ボタンが選択されることによって、症状に関する情報の入力が可能となり、入力された症状に関する情報には、前記選択表示に対応する前記被介護者情報と、前記症状に関する情報が入力された年月日及び時間の情報とが関連づけられる。
(16)好ましくは、上記(1)〜(15)のいずれかの介護記録プログラムにおいて、被介護者ごとに情報を入力し、又は入力された情報を閲覧するために操作される記録ボタンを含み、前記記録ボタンが選択されることによって、サービス計画表、業務日誌、支援経過記録、報告書、測定結果、介護サービス実施表、リハビリ記録、介護サービスの詳細、症状及びバイタルサインのうちの少なくとも1つに関する情報の入力又は閲覧が可能となる。
(17)好ましくは、上記(16)の介護記録プログラムにおいて、被介護者ごとに介護記録を作成するための処理を実行する介護記録作成手段を含み、前記介護記録作成手段は、前記選択表示に関連づけられた介護サービス情報と、前記選択表示に対応する被介護者情報と、前記介護サービス情報が入力された年月日及び時間の情報とに基づいて、前記業務日誌、前記支援経過記録及び前記介護サービス実施表のうちの少なくとも1つのデータを作成する。
(18)好ましくは、上記(16)の介護記録プログラムにおいて、前記バイタルサインに関する情報は、被介護者の体温の値を含み、前記介護記録作成手段は、被介護者情報と、前記体温の値と、前記体温の値が入力された年月日とに基づいて、前記体温の値の折れ線グラフを含む熱型表のデータを作成する。
(19)好ましくは、上記(16)の介護記録プログラムにおいて、前記バイタルサインに関する情報は、被介護者のSpO2の値を含み、前記介護記録作成手段は、被介護者情報と、前記SpO2の値と、前記SpO2の値が入力された年月日とに基づいて、前記SpO2の値の折れ線グラフのデータを作成し、前記SpO2の値の折れ線グラフを前記熱型表に表示させる。
(20)好ましくは、上記(18)又は(19)の介護記録プログラムにおいて、前記バイタルサインに関する情報は、被介護者の脈拍数の値を含み、前記介護記録作成手段は、被介護者情報と、前記脈拍数の値と、前記脈拍数の値が入力された年月日とに基づいて、前記脈拍数の値の折れ線グラフのデータを作成し、前記脈拍数の値の折れ線グラフを前記熱型表に表示させる。
(21)好ましくは、上記(18)〜(20)のいずれかの介護記録プログラムにおいて、前記バイタルサインに関する情報は、被介護者の最高血圧及び最低血圧の値を含み、前記介護記録作成手段は、被介護者情報と、前記最高血圧及び前記最低血圧の値と、前記最高血圧及び前記最低血圧の値が入力された年月日とに基づいて、同日に入力された前記最高血圧の値と前記最低血圧の値とを結ぶ棒グラフのデータを作成し、前記棒グラフを前記熱型表に表示させる。
(22)好ましくは、上記(18)の介護記録プログラムにおいて、前記折れ線グラフには、前記体温の値を示すプロットが含まれ、前記介護記録作成手段は、被介護者が頓服薬を服用したことを、前記プロットの表示形態によって前記熱型表に表示させる。
(23)好ましくは、上記(18)〜(22)のいずれかの介護記録プログラムにおいて、前記折れ線グラフには、前記体温、前記SpO2及び前記脈拍数のうちの少なくとも1つの値を示すプロットが含まれ、前記介護記録作成手段は、前記値が複数回の測定を経て得られたものであることを、前記プロットの表示形態によって前記熱型表に表示させる。
(24)好ましくは、上記(18)〜(23)のいずれかの介護記録プログラムにおいて、前記被介護者情報表示領域は、いずれか一の前記被介護者情報表示に対応するように配置された複数のバイタル表示ボタンを含み、前記バイタル表示ボタンは、前記バイタルサインに関する情報に異常な値が含まれる場合に異常を視覚的に報知し、前記バイタル表示ボタンが選択されることによって、前記熱型表が表示される。
(25)好ましくは、上記(16)〜(24)のいずれかの介護記録プログラムにおいて、前記介護記録作成手段は、被介護者情報と、前記バイタルサインに関する情報と、前記症状に関する情報と、前記バイタルサイン及び前記症状に関する情報が入力された年月日とに基づいて、被介護者の病態記録のデータを作成し、少なくとも前記バイタルサインに関する情報に含まれる異常な値を視覚的に報知する。
(26)好ましくは、上記(25)の介護記録プログラムにおいて、前記介護記録作成手段は、被介護者の既往歴に関する情報に基づいて、前記病態記録のデータを作成する。
(27)好ましくは、上記(25)又は(26)の介護記録プログラムにおいて、前記被介護者情報表示領域は、いずれか一の前記被介護者情報表示に対応するように配置された複数の症状表示ボタンを含み、前記症状表示ボタンは、前記症状に関する情報に異常な値が含まれる場合に異常を視覚的に報知し、前記症状表示ボタンが選択されることによって、前記病態記録が表示される。
(28)好ましくは、上記(1)〜(27)のいずれかの介護記録プログラムにおいて、前記被介護者情報表示が選択されることによって、被介護者の個人情報、病歴、障害、感染症、生活習慣、家系図、健康診断、日常生活動作(ADL)、全身管理、処方及び緊急連絡先のうちから選択される一以上の情報が表示される。
(29)好ましくは、上記(1)〜(28)のいずれかの介護記録プログラムにおいて、便に関する介護サービス情報が入力された日時に基づいて、被介護者の排便の時間間隔を算出する排便間隔算出手段と、前記排便の時間間隔を示す情報を、前記被介護者情報表示に対応させて前記ディスプレイに表示させる排便間隔表示ボタンと、を備える。
(30)好ましくは、上記(1)〜(29)のいずれかの介護記録プログラムにおいて、インターネットを通じてサーバにデータを送受信するための通信制御手段を含む。
(31)好ましくは、上記(1)〜(30)のいずれかの介護記録プログラムにおいて、前記介護記録プログラムの利用を開始するためのログイン処理を制御する認証制御手段を含み、前記認証制御手段は、一のユーザーがログインしている状態の前記介護記録プログラムに他のユーザーをログインさせることを可能とし、前記他のユーザーをログインさせる場合は、前記一のユーザーをログアウトさせる。
(32)上記目的を達成するために、本発明の介護記録装置は、上記(1)〜(32)のいずれかの介護記録プログラムがインストールされたコンピュータによって構成される。
(33)上記目的を達成するために、本発明の介護記録システムは、上記(32)に記載された複数の介護記録装置が、インターネットを通じてサーバに接続され、一の前記介護記録装置に入力された各種情報が、前記サーバのデータベースに記憶され、前記データベースを共有する他の前記介護記録装置に受信される。
本発明の介護記録プログラム、介護記録装置及び介護記録システムによれば、複数の被介護者の介護サービスに関する情報を一画面で一元的に管理することが可能であり、記録した情報を介護記録の作成に有効活用することができる。
図1(a)は、本実施形態に係る介護記録プログラムを含む健康管理プログラムをインストールしたコンピュータを示すブロック図である。図1(b)は、上記介護記録プログラムを示すブロック図である。 図2(a)、(b)は、上記健康管理プログラムのログイン画面に表示される画像を示す。図2(c)は、上記健康管理プログラムのメインメニュー画面に表示される画像を示す。 図3は、上記介護記録プログラムよって表示される複数の画面の遷移を示すブロック図である。 図4は、上記介護記録プログラムの一括入力画面を構成する画像を示す。図4に示す上記一括入力画面は、第1入力操作表示が選択された状態となっており、「水分」、「服薬」、「主食」、「副食」に関する情報を入力することが可能である。 図5は、上記一括入力画面を構成する複数の選択表示が個別に選択された状態を示す。 図6は、上記一括入力画面を構成する複数の選択表示が一括で選択された状態を示す。 図7(a)〜(d)は、上記第1入力操作表示を示す。図7(a)は、上記第1入力操作表示を構成するボタンのうち、「水分」に関する情報を入力するためのボタンが選択された状態を示す。図7(b)は、上記第1入力操作表示を構成するボタンのうち、「服薬」に関する情報を入力するためのボタンが選択された状態を示す。図7(c)は、上記第1入力操作表示を構成するボタンのうち、「主食」に関する情報を入力するためのボタンが選択された状態を示す。図7(d)は、上記第1入力操作表示を構成するボタンのうち、「副食」に関する情報を入力するためのボタンが選択された状態を示す。図7(e)は、「水分」、「服薬」、「主食」、「副食」に関する情報が入力された後の上記選択表示を示す。 図8は、上記一括入力画面を構成する画像を示す。図8に示す上記一括入力画面は、第2入力操作表示が選択された状態となっており、「尿」、「便」、「入浴」、「フリーコメント」に関する情報を入力することが可能である。 図9(a)〜(d)は、上記第2入力操作表示を示す。図9(a)は、上記第2入力操作表示を構成するボタンのうち、「尿」に関する情報を入力するためのボタンが選択された状態を示す。図9(b)は、上記第2入力操作表示を構成するボタンのうち、「便」に関する情報を入力するためのボタンが選択された状態を示す。図9(c)は、上記第2入力操作表示を構成するボタンのうち、「入浴」に関する情報を入力するためのボタンが選択された状態を示す。図9(d)は、上記第2入力操作表示を構成するボタンのうち、「フリーコメント」を入力するためのボタンが選択された状態を示す。図9(e)は、「尿」、「便」、「入浴」、「フリーコメント」に関する情報が入力された後の上記選択表示を示す。 図10は、上記一括入力画面を構成する画像を示す。図10に示す上記一括入力画面は、第3入力操作表示が選択された状態となっており、「その他」の介護サービス情報を入力することが可能である。 図11は、上記一括入力画面を構成する画像を示す。上記第3入力操作表示が選択されると、「その他」の介護サービス情報を選択するための複数の項目を含むウィンドウが表示される。 図12は、上記一括入力画面を構成する画像を示す。上記ウィンドウ中の項目追加ボタンが選択されると、介護サービス情報の文字入力が可能となる。 図13は、上記一括入力画面を構成する画像を示す。介護サービス情報の文字入力が完了すると、上記ウィンドウに新たな項目が追加される。 図14は、上記一括入力画面を構成する画像を示す。上記第3入力操作表示によって入力された「その他」の介護サービス情報は、上記選択表示に表示される。 図15は、上記一括入力画面を構成する上記第1入力操作表示及び閲覧ボタンが選択された状態を示す。上記第1入力操作表示及び閲覧ボタンが選択されると、「水分」、「服薬」、「主食」、「副食」に関する情報が表示される。 図16は、上記一括入力画面を構成する上記第2入力操作表示及び閲覧ボタンが選択された状態を示す。上記第2入力操作表示及び閲覧ボタンが選択されると、「尿」、「便」、「入浴」、「フリーコメント」に関する情報が表示される。 図17は、上記一括入力画面を構成する症状入力ボタンが選択された状態を示す。上記症状入力ボタンが選択されると、症状を入力するためのウィンドウが表示される。 図18は、上記一括入力画面を構成する記録ボタンが選択された状態を示す。上記記録ボタンが選択されると、週間サービス計画表、業務日誌、報告書一覧、測定一覧、サービス実施表、個別登録、リハビリ記録の各画面へ遷移するためのリンクボタンが表示される。 図19は、週間サービス計画表の入力画面を構成する画像を示す。 図20は、業務日誌の表示画面を構成する画像を示す。 図21は、報告書一覧の表示画面を構成する画像を示す。 図22は、測定一覧の表示画面を構成する画像を示す。 図23は、サービス実施表の表示画面を構成する画像を示す。 図24は、個別登録のうちの「排泄」の入力画面を構成する画像を示す。 図25は、個別登録のうちの「食事」の入力画面を構成する画像を示す。 図26は、個別登録のうちの「服薬」の入力画面を構成する画像を示す。 図27は、個別登録のうちの「入浴」の入力画面を構成する画像を示す。 図28は、個別登録のうちの「介護サービス」の入力画面を構成する画像を示す。 図29は、個別登録のうちの「症状」の入力画面を構成する画像を示す。 図30は、個別登録のうちの「バイタル」の入力画面を構成する画像を示す。 図31は、熱型表の表示画面を構成する画像を示す。 図32は、上記熱型表の表示画面を構成する画像を示す。折れ線グラフのプロット、棒グラフの上端又は下端にカーソルを合わせると、詳細情報が表示される。 図33は、病態記録の表示画面を構成する画像を示す。 図34は、リハビリ記録の表示画面を構成する画像を示す。 図35は、上記一括入力画面を構成する支援経過記録ボタンが選択された状態を示す。上記支援経過記録ボタンが選択されると、支援経過記録の表示画面が表示される。 図36は、上記支援経過記録の表示画面を構成する画像を示す。 図37は、上記支援経過記録の表示画面を構成するフリーコメントボタンが選択された状態を示す。上記フリーコメントボタンが選択されると、支援内容の入力画面が表示される。 図38は、上記一括入力画面を構成する画像を示す。上記一括入力画面中の担当者氏名を変更すると、他の担当者がログインするための入力画面が表示される。 図39は、上記一括入力画面を構成する画像を示す。図38に示す状態で担当者カードが使用された場合は、PINコードの入力画面が表示される。
以下、本発明の介護記録プログラム、介護記録装置及び介護記録システムの実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<介護記録装置>
図1(a)は、本実施形態の介護記録装置1の構成を示す。介護記録装置1は、本実施形態の介護記録プログラム12を汎用のコンピュータにインストールした構成となっている。汎用のコンピュータが介護記録プログラム12を実行することにより、介護記録装置1が実現される。
なお、介護記録装置1を構成する汎用のコンピュータの形態は、特に限定されるものではなく、例えば、デスクトップ型、ノートブック型、タブレット型等の各種パーソナルコンピュータ又はスマートフォンであってもよい。本実施形態では、タッチパネルディスプレイ4を備えたダブレット型のパーソナルコンピュータを採用している。
図1(a)に示すように、介護記録装置1は、主として、制御部2、記憶部3、タッチパネルディスプレイ4、ユーザーインターフェース5、音声入力部6、音声出力部7、無線通信部8、ICカードリーダー/ライター9を含む。
制御部2は、CPU(central processing unit)であり、コンピュータ全体の制御処理を実行する。記憶部3は、コンピュータに内蔵されたRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)、SDカードなどの外部メモリを含む記憶手段の総称である。記憶部3には、オペレーティングシステム(OS)10A、及び健康管理プログラム10Bが記憶される。本実施形態の介護記録プログラム12は、健康管理プログラム10Bに含まれる。この健康管理プログラム10Bの詳細については、後述する。
タッチパネルディスプレイ4は、主として、液晶ディスプレイの表面に位置入力部を積層した構成となっており、画面に表示された画像に触れることで直感的な操作が可能である。ユーザーインターフェース5は、例えば、キーボードやマウスなどのタッチパネルディスプレイ4以外の入力装置を含む。音声入力部6は、マイク及びマイク入力端子を含む。音声出力部7は、スピーカー及びヘッドホン入力端子を含む。
無線通信部8は、例えば、Wi−Fi通信、Bluetooth(登録商標)等を可能とする無線通信手段を含む。また、介護記録装置1を構成する汎用のコンピュータがスマートフォンの場合、無線通信部8は、例えば、3G、4G及びLTE(Long Term Evolution)等のモバイルデータ通信を可能とする無線通信手段を含む。本実施形態の介護記録プログラム12を含む健康管理プログラム10Bは、例えば、無線通信部8を介して、汎用のコンピュータにダウンロードされる。
ICカードリーダー/ライター9は、非接触型ICカードと無線通信し、データの読み書きを行う。例えば、ICカードリーダー/ライター9は、介護者、看護師、医師の所有するICカードのデータを読み込み、健康管理プログラム10Bのログイン処理を行う。また例えば、ICカードリーダー/ライター9は、被介護者のバイタルサインを測定する際に、被介護者の所有するICカードのデータを読み込み、バイタルサインの測定値を、特定の被介護者に対応させる。非接触型ICカードの技術方式として、例えば、ソニー株式会社の「FeliCa(登録商標)」を適用することができる。ICカードリーダー/ライター9は、「FeliCa(登録商標)」を搭載した測定機器から測定値データを読み込むことが可能である。
<健康管理プログラム>
健康管理プログラム10Bは、オペレーティングシステム10Aによって動作されるアプリケーションソフトウエアであり、制御部2によって実行される。健康管理プログラム10Bには、バイタル入力プログラム11、介護記録プログラム12、健康ケア記録プログラム13、医師管理プログラム14、管理プログラム15が含まれる。これら5つのプログラム11〜15は、介護者、看護師、医師によって使用され、これら三者が連携して被介護者の健康状態を管理するシステムを構築する。
バイタル入力プログラム11は、体温、血圧、呼吸数、SpO2、脈拍数、体重、血糖値等のバイタルサインの測定値を記録するためのものであり、介護者及び看護師に使用される。バイタル入力プログラム11に入力されたバイタルサインの測定値は、各プログラム11〜15に共通のデータベースに保存され、介護記録プログラム12、健康ケア記録アプリ13及び医師管理プログラム14に反映される。例えば、介護者又は看護師は、一日一回、被介護者のバイタルサインを測定し、バイタル入力プログラム11に入力する。
介護記録プログラム12は、介護サービス情報、例えば、水分摂取、服薬、食事、便、尿、入浴、食事介助、配膳、身辺介助、口腔ケア、入浴介助、清拭介助、更衣介助、移乗又は移動介助、服薬介助、シーツ交換又は清掃、排泄介助、受診付添、血圧測定などの情報を記録するためのものであり、介護者によって使用される。介護記録プログラム12に入力された介護サービス情報は、健康ケア記録アプリ13及び医師管理プログラム14に反映される。例えば、介護者は、被介護者に介護サービスを提供したその場で、介護記録プログラム12に情報を入力する。介護記録プログラム12については、後に詳述する。
健康ケア記録アプリ13は、介護記録プログラム12によって記録された介護サービス情報を閲覧し、及び看護に関する情報の記録するためのものであり、看護師によって使用される。健康ケア記録アプリ13には、被介護者の異常な測定値、異常な症状等を「警告」及び「注意」の二段階で表示する機能がある。例えば、「警告」に該当する情報には赤色の表示が関連付けられ、「注意」に該当する情報には黄色の表示が関連付けられる。健康ケア記録アプリ13に入力された看護に関する情報は、介護記録プログラム12及び医師管理プログラム14に反映される。
医師管理プログラム14は、指定した日付ごとに、被介護者の「警告」及び「注意」に該当する情報の一覧を表示するためのものであり、医師によって使用される。例えば、バイタル入力プログラム11又は健康ケア記録アプリ13によって、被介護者の異常な測定値、異常な症状等が記録された場合、医師管理プログラム14は、指定した日付ごとに、異常な情報だけを、「警告」を示す赤色、又は「注意」を示す黄色と関連付けて一覧に表示する。
管理プログラム15は、健康管理プログラム10Bのユーザー(介護者、看護師、医師)、及び健康管理プログラム10Bによって健康を管理される被介護者を登録するためのものであり、例えば、介護施設の管理者によって使用される。ユーザーは、管理プログラム15によって新規登録され、健康管理プログラム10Bの使用が可能となる。管理プログラム15により、ユーザーが使用可能なプログラム11〜15を設定することが可能である。また、管理プログラム15は、ユーザーに入力、編集、設定の権限を付与又は制限する機能がある。さらに、管理プログラム15によって、個々のユーザー、被介護者を認証するためのICカードを作成することが可能ある。
健康管理プログラム10Bは、ユーザーが図示しないアイコンを選択することで起動する。健康管理プログラム10Bが起動すると、図2(a)に示す画像を含むログイン画面が表示される。図2(a)に示す画像に「ユーザー名」及び「パスワード」を入力することで、健康管理プログラム10Bにログインすることができる。一方、上述したICカードリーダー/ライター9にICカードをかざすことによっても、健康管理プログラム10Bにログインすることが可能である。ICカードによってログインする場合は、図2(b)に示すPIN番号の入力が必要となる。
健康管理プログラム10Bへのログインが完了すると、図2(c)に示す画像を含むメインメニュー画面が表示される。メインメニュー画面には、バイタル入力プログラム11、介護記録プログラム12、健康ケア記録プログラム13、医師管理プログラム14、管理プログラム15を起動させるためのアイコンが表示される。なお、図2(c)に示すメインメニュー画面には、5つのプログラム11〜15に対応する5つのアイコンが表示されるが、実際は、管理プログラム15によって、使用を許可されたプログラム11〜15のアイコンのみが表示される。ユーザーが、図2(c)に示すいずれか1つのアイコンを選択することで、5つのプログラム11〜15のいずれか1つが起動する。
<介護記録プログラム>
次に、本実施形態の介護記録プログラム12について、図面を参照しつつ詳述する。
<<プログラム構成>>
図1(b)に示すように、介護記録プログラム12は、表示制御手段12A、入力制御手段12B、記憶制御手段12C、介護記録作成手段12D、通信制御手段12E及び認証制御手段12Fを含む。
表示制御手段12Aは、情報を入力するための画像をディスプレイに表示させる処理を実行する。入力制御手段12Bは、情報を入力するための処理を実行する。記憶制御手段12Cは、入力された情報を記憶するための処理を実行する。介護記録作成手段12Dは、被介護者ごとに介護記録を作成するための処理を実行する。通信制御手段12Eは、インターネットを通じてサーバにデータを送受信する。認証制御手段12Fは、介護記録プログラム12の利用を開始するためのログイン処理を制御する。
介護記録プログラム12は、ユーザーが、図2(c)中の鎖線で囲まれた「介護記録プログラム」のアイコンを選択することにより起動する。
<<複数の画面の遷移>>
介護記録プログラム12は、介護サービスに関する多種多様な情報を入力することができ、入力された情報に基づいて、数種の介護記録を自動作成することが可能である。多種多様な介護サービス情報を入力するために、及び数種の介護記録を表示するために、介護記録プログラム12は、図3に示す複数の画面20、30、40、50、60、70、80、90、100、110、120、130、140を切り替えて、タッチパネルディスプレイ4に表示させる。
図3中の矢印は、複数の画面20〜140の遷移を示すものである。ユーザーが、図2(c)に示す「介護記録プログラム」のアイコンを選択すると、図3の介護サービス情報一括入力画面20が表示される。介護サービス情報一括入力画面20には、他の画面30〜140に遷移するためのボタンが含まれる。ユーザーが、いずれかのボタンを選択することにより、タッチパネルディスプレイ4の表示が、他の画面30〜140のいずれかに切り替わる。
以下、介護記録プログラム12によって表示される各画面20〜140の構成及び機能について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
<<介護サービス情報一括入力画面>>
図4は、介護サービス情報一括入力画面20を構成する画像を示す。図4に示すように、介護サービス情報一括入力画面20は、入力操作表示領域20A、被介護者情報表示領域20B、時間表示領域20C、及び選択表示領域20Dの4つに区画される。このうち、被介護者情報表示領域20B及び選択表示領域20Dは、横方向にスクロールさせることが可能である。また、時間表示領域20C及び選択表示領域20Dは、縦方向にスクロールさせることが可能である。
<<<入力操作表示領域>>>
入力操作表示領域20Aは、介護サービス情報一括入力画面20の最も上に位置し、横方向に延びる。入力操作表示領域20Aには、その長手方向に沿って、第1〜第3入力操作表示21A〜21C、保存ボタン22A、クリアボタン22B、閲覧ボタン22C、ホームボタン23A、症状入力ボタン23B、記録ボタン23C、支援経過記録表示ボタン23D、フロア表示24A、日付表示24B、担当者表示24Cが配置される。
第1入力操作表示21Aは、「水分」、「服薬」、「主食」、「副食」に関する情報を入力するために操作される4つのボタンで構成される。第2入力操作表示21Bは、「尿」、「便」、「入浴」に関する情報、及び「フリーコメント」を入力するために操作される4つのボタンで構成される。第3入力操作表示21Cは、「その他」の介護サービス情報を入力するために操作されるボタンであり、ユーザーによって入力された任意の4つの介護サービス情報を割り当てることが可能である。
第1〜第3入力操作表示21A〜21Cは、いずれか1つだけを選択することが可能であり、2つ以上を選択することはできない。図4に示す介護サービス情報一括入力画面20は、第1入力操作表示21Aが選択された状態となっており、「水分」、「服薬」、「主食」、「副食」に関する情報を入力することが可能である。選択された第1入力操作表示21Aは、濃い色の輪郭線、及び背景色と異なる色彩で目立つように表示される。一方、選択されない第2及び第3入力操作表示21B、21Cは、薄い色の輪郭線、及び背景色と同じ色で目立たないように表示される。第1〜第3入力操作表示21A〜21Cの詳細については、後に図面を参照しつつ説明する。
保存ボタン22Aは、入力した情報のデータを保存させるために操作される。ここで、本実施形態の介護記録プログラム12は、オフライン状態で入力及び閲覧といった通常動作を行い、インターネットに接続されたサーバとデータの送受信を行う場合のみ、オンライン状態となる。保存ボタン22Aが選択されると、介護記録プログラム12は、コンピュータをオンライン状態にし、インターネットに接続されたサーバにデータを送信する。送信されたデータは、サーバのデータベースに保存される。このデータベースに保存されたデータは、図3に示すバイタル入力プログラム11、介護記録プログラム12、健康ケア記録プログラム13、医師管理プログラム14及び管理プログラム15によって共有される。
クリアボタン22Bは、入力した情報を保存する前に消去するために操作される。閲覧ボタン22Cは、第1及び第2入力操作表示21A、21Bによって入力された介護サービス情報を表示させるために操作される。閲覧ボタン22Cによって表示される画像については、後に図面を参照しつつ説明する。
ホームボタン23Aは、図2(c)に示すメインメニュー画面を表示させるために操作される。症状入力ボタン23Bは、被介護者の症状に関する情報を入力するために操作される。症状入力ボタン23Bが選択されると、図3の症状入力画面30が表示される。この症状入力画面30については、後に図面を参照しつつ説明する。
記録ボタン23Cは、被介護者ごとに情報を入力し、又は入力された情報を閲覧するために操作される。記録ボタン23Cが選択されると、図3の週間サービス計画表入力画面40、業務日誌表示画面50、報告書一覧表示画面60、測定一覧表示画面70、サービス実施表表示画面80、個別登録画面90、リハビリ記録表示画面100を表示させるためのリンクボタンが表示される。これらのリンクボタン及び各画面40〜100については、後に図面を参照しつつ説明する。
支援経過記録表示ボタン23Dは、図3の支援経過記録表示画面110を表示させるために操作される。支援経過記録表示画面110については、後に図面を参照しつつ説明する。
フロア表示24Aは、介護施設のフロアを選択するために操作される。本実施形態の介護記録装置1のユーザーは、フロア表示24Aを操作して、自らが担当するフロアを選択する。すると、選択したフロアに入居する全ての被介護者の氏名及び部屋番号が、被介護者情報表示領域20Bに表示される。日付表示24Bは、年月日を選択するために操作される。日付表示24Bによって年月日が選択されると、その年月日に入力された介護サービス情報が、被介護者情報表示領域20B及び選択表示領域20Dに表示される。
<<<被介護者情報表示領域>>>
被介護者情報表示領域20Bは、上述した入力操作表示領域20Aの直下に位置し、介護サービス情報一括入力画面20の横方向に延びる。被介護者情報表示領域20Bの長手方向に沿って、複数の被介護者のそれぞれを特定するための複数の被介護者情報表示25Aが配置される。本実施形態の被介護者情報表示25Aは、被介護者の氏名及び部屋番号である。
本実施形態の被介護者情報表示領域20Bは、20人分の被介護者情報表示25Aを表示する構成となっている。被介護者情報表示領域20B及び選択表示領域20Dを横方向にスクロールさせると、図4に表示されていない21人目以降の被介護者情報表示25Aが、被介護者情報表示領域20Bに表示される。
被介護者情報表示領域20Bにおける被介護者情報表示25Aの上方には、複数のバイタル表示ボタン25B及び複数の症状表示ボタン25Cが配置される。バイタル表示ボタン25B及び症状表示ボタン25Cは、複数の被介護者情報表示25Aのそれぞれに対応する。
バイタル表示ボタン25Bが選択されることによって、図3の熱型表表示画面120が表示される。また、バイタル表示ボタン25Bは、これに対応する被介護者のバイタルサインに関する情報に異常な値が含まれる場合に、異常を「警告」及び「注意」の二段階で表示する。例えば、バイタル表示ボタン25Bは、「警告」を示す赤色、又は「注意」を示す黄色に点灯する。
症状表示ボタン25Cが選択されることによって、図3の病態記録表示画面130が表示される。また、症状表示ボタン25Cは、これに対応する被介護者の症状に関する情報に異常が含まれる場合に、異常を「警告」及び「注意」の二段階で表示する。例えば、症状表示ボタン25Cは、「警告」を示す赤色、又は「注意」を示す黄色に点灯する。
<<<時間表示領域>>>
時間表示領域20Cは、上述した被介護者情報表示領域20Bの一端下方に位置し、介護サービス情報一括入力画面20の縦方向に延びる。時間表示領域20Cの長手方向に沿って、複数の時間表示26が配置される。各時間表示26は、介護サービスが提供される時間を示す。本実施形態の時間表示領域20Cは、9時間分の時間表示26を表示する構成となっている。時間表示領域20C及び選択表示領域20Dを縦方向にスクロールさせることにより、本実施形態の時間表示領域20Cには、1時間ごとに24時間分の時間表示26を表示することが可能である。
<<<選択表示領域>>>
選択表示領域20Dは、上述した被介護者情報表示領域20B及び時間表示領域20Cによって画定され、これらの両方に隣接する。選択表示領域20Dには、複数の選択表示27が行列配置される。各選択表示27は、いずれか一の被介護者情報表示25A及びいずれか一の時間表示26の両方に対応する。
ここで、図4に示す介護サービス情報一括入力画面20は、第1入力操作表示21Aが選択された状態となっており、各選択表示27には、第1入力操作表示21Aと同様の「水分」、「服薬」、「主食」、「副食」を示す図柄が表示される。各選択表示27の図柄は、第1〜第3入力操作表示21A〜21Cの選択に対応して切り替わる。第1〜第3入力操作表示21A〜21Cによって入力された介護サービス情報は、選択された一以上の選択表示27に関連づけられる。
その他、隣り合う被介護者情報表示25Aに対応する、バイタル表示ボタン25B、症状表示ボタン25C及び複数の選択表示27からなる縦の列は、交互に異なる色彩で表示される。図4に示す具体例では、奇数の部屋番号の被介護者情報表示25Aに対応する縦の列は暗い色(例:灰色)で表示され、偶数の部屋番号の被介護者情報表示25Aに対応する縦の列は明るい色(例:白色)で表示される。さらに、現在の時(o’clock)に相当する一の時間表示26(例:「16時」)に対応する、複数の選択表示27からなる横の行は、他の選択表示27と区別可能に表示される。例えば、図4中の「16時」に対応する複数の選択表示27からなる横の行は、他の選択表示27と異なる色彩(例:橙色)で表示される。
選択表示領域20Dに行列配置された複数の選択表示27の色分けすることにより、介護サービス情報を入力すべき所定の選択表示27を正確に特定することが容易となる。これにより、以下に述べる介護サービス情報の一括入力の操作を直感的に行うことが可能となる。
<<<介護サービス情報の一括入力手順>>>
上述した介護サービス情報一括入力画面20は、第1〜第3入力操作表示21A〜21C及び複数の選択表示27を用いて、複数の被介護者のそれぞれに同一の情報を一括入力することが可能である。以下、第1〜第3入力操作表示21A〜21C及び複数の選択表示27を用いた介護サービス情報の一括入力の手順について説明する。
まず、第1入力操作表示21Aによる介護サービス情報の入力手順について、図5〜図7を参照しつつ説明する。
図5に示す介護サービス情報一括入力画面20において、「水分」、「服薬」、「主食」、「副食」に関する情報を入力する場合は、第1入力操作表示21Aを選択する。第1入力操作表示21Aを選択すると、選択表示領域20Dに行列配置された全ての選択表示27が、第1入力操作表示21Aと同様の図柄に切り替わる。
次いで、介護サービス情報を入力する被介護者(被介護者情報表示25A)と、介護サービスを提供した時間(時間表示26)との両方に対応する選択表示27を選択する。この場合、図5に示すように、一又は複数の選択表示27を個別に選択することが可能である。選択された選択表示27の上には、チェックマーク27aが表示される。
また、図6に示すように、いずれかの一の時間表示26(例:「12時」)を選択すると、この時間表示26に対応する横の行の選択表示27が全て選択され、各選択表示27の上にチェックマーク27aが表示される。
次いで、第1入力操作表示21Aを用いた介護サービス情報の入力操作について説明する。図7(a)〜(d)に示すように、第1入力操作表示21Aは、水分入力ボタン211、服薬入力ボタン212、主食入力ボタン213、及び副食入力ボタン214で構成される。これらの4つのボタン211〜214には、「水分」、「服薬」、「主食」及び「副食」を示す図柄が表示される。
ユーザーは、4つのボタン211〜214のいずれか1つを選択して「水分」、「服薬」、「主食」又は「副食」に関する情報を入力する。入力された介護サービス情報は、図5又は図6において選択された一以上の選択表示27に関連づけられ、選択表示27に情報が表示される(図7(e)を参照)。
図7(a)に示すように、ユーザーが、水分入力ボタン211を選択すると、水分入力ウィンドウ2111が表示される。水分入力ウィンドウ2111は、被介護者が摂取した水分量の割合を入力するための「少」、「中」、「多」、「0」の4つのボタンを含む。ユーザーは、「少」、「中」、「多」、「0」の4つのボタンのいずれか1つを選択して、被介護者が摂取した水分量の割合を入力する。
また、水分入力ウィンドウ2111は、被介護者が摂取した水分量の数値(ml)を入力するための数値入力欄2111aを含む。ユーザーが、数値入力欄2111aを選択すると、テンキー表示2112が表示される。ユーザーは、テンキー表示2112を操作して、数値入力欄2111aに任意の数値(ml)を入力することが可能である。さらに、数値入力欄2111aに入力した数値(ml)は、「少」、「中」、「多」、「0」のいずれかの割合に換算され、4つのボタンのうちのいずれか1つが入力された状態になる。
図7(b)に示すように、ユーザーが、服薬入力ボタン212を選択すると、服薬入力ウィンドウ2121が表示される。服薬入力ウィンドウ2121は、被介護者の服薬を担当した者の氏名を入力するための担当者氏名入力欄2121aを含む。ユーザーが、担当者氏名入力欄2121aの横に設けられたボタンを選択すると、複数の担当者氏名を含むドロップダウンリスト(図示せず)が表示される。ユーザーは、このドロップダウンリスト中から被介護者の服薬を担当した者の氏名を選択する。
図7(c)に示すように、ユーザーが、主食入力ボタン213を選択すると、主食入力ウィンドウ2131が表示される。主食入力ウィンドウ2131は、被介護者が食べた主食の量の割合を「0」〜「10」段階で入力するためのボタンを含む。主食とは、日常の食事で主となる食べ物をいい、例えば、米飯やパンが該当する。ユーザーは、「0」〜「10」のいずれかのボタンを選択して、被介護者が食べた主食の量の割合を入力する。
図7(d)に示すように、副食入力ボタン214を選択すると、副食入力ウィンドウ2141が表示される。副食入力ウィンドウ2141は、被介護者が食べた副食の量の割合を「0」〜「10」段階で入力するためのボタンを含む。副食とは、主食とあわせて食べる物であり、おかずや惣菜が該当する。ユーザーは、「0」〜「10」のいずれかのボタンを選択して、被介護者が食べた副食の量の割合を入力する。
図7(e)に示すように、選択表示27は、第1〜第4領域271〜274に区画される。第1〜第4領域271〜274は、第1入力操作表示21Aを構成する4つのボタン211〜214のそれぞれに対応しており、「水分」、「服薬」、「主食」及び「副食」を示す図柄が表示される。
図7(a)に示す水分入力ウィンドウ2111の入力が完了すると、図7(e)に示す選択表示27の第1領域271の色彩が変更される。第1領域271の色彩は、例えば、白色から緑色に変更される。以下に説明する第2領域272〜274についても同様である。また、水分入力ウィンドウ2111の数値入力欄2111aに入力された水分量の数値(テキスト情報)は、選択表示27の第1領域271に表示される。
図7(b)に示す服薬入力ウィンドウ2121の入力が完了すると、図7(e)に示す選択表示27の第2領域272の色彩が、白色から緑色に変更される。
図7(c)に示す主食入力ウィンドウ2131の入力が完了すると、図7(e)に示す選択表示27の第3領域273の色彩が、白色から緑色に変更される。主食入力ウィンドウ2131に入力された主食の量の割合を示す「0」〜「10」のテキスト情報は、選択表示27の第3領域273に表示される。
図7(d)に示す副食入力ウィンドウ2141の入力が完了すると、図7(e)に示す選択表示27の第4領域274の色彩が、白色から緑色に変更される。副食入力ウィンドウ2141に入力された副食の量の割合を示す「0」〜「10」のテキスト情報は、選択表示27の第4領域274に表示される。
次に、第2入力操作表示21Bによる介護サービス情報の入力手順について、図8及び図9を参照しつつ説明する。
図8に示す介護サービス情報一括入力画面20において、「便」、「尿」、「入浴」、「フリーコメント」に関する情報を入力する場合は、第2入力操作表示21Bを選択する。第2入力操作表示21Bを選択すると、選択表示領域20Dに行列配置された全ての選択表示27が、第2入力操作表示21Bと同様の図柄に切り替わる。
次いで、介護サービス情報を入力する被介護者(被介護者情報表示25A)と、介護サービスを提供した時間(時間表示26)との両方に対応する一又は複数の選択表示27を選択する。選択された選択表示27の上には、チェックマーク27aが表示される。
また、図6と同様に、いずれかの一の時間表示26を選択すると、この時間表示26に対応する横の行の選択表示27が全て選択され、各選択表示27の上にチェックマーク27aが表示される。
次いで、第2入力操作表示21Bを用いた介護サービス情報の入力操作について説明する。図9(a)〜(d)に示すように、第2入力操作表示21Bは、便入力ボタン221、尿入力ボタン222、入浴入力ボタン223、及びフリーコメント入力ボタン224で構成される。これらの4つのボタン221〜224には、「便」、「尿」、「入浴」及び「フリーコメント」を示す図柄が表示される。
図9(a)に示すように、ユーザーが、便入力ボタン221を選択すると、便入力ウィンドウ2211が表示される。便入力ウィンドウ2211は、上下2段に配置された8つのボタンを含む。便入力ウィンドウ2211の上段には、被介護者が排泄した便の量の割合を入力するための「0」、「少」、「中」、「多」の4つのボタンが配置される。便入力ウィンドウ2211の下段には、被介護者が排泄した便の状態を入力するための「硬」、「柔」、「泥」、「その他」の4つのボタンが配置される。
ユーザーは、「0」、「少」、「中」、「多」の4つのボタンのいずれか1つを選択して、被介護者が排泄した便の量の割合を入力する。また、ユーザーは、「硬」、「柔」、「泥」、「その他」の4つのボタンのいずれか1つを選択して、被介護者が排泄した便の状態を入力する。「その他」のボタンを選択すると、フリーコメント入力欄2211aが表示される。フリーコメント入力欄2211aには、任意のテキスト情報を入力することが可能である。
図9(b)に示すように、ユーザーが、尿入力ボタン222を選択すると、尿入力ウィンドウ2221が表示される。尿入力ウィンドウ2221は、上下2段に配置された8つのボタンを含む。尿入力ウィンドウ2211の上段には、被介護者が排泄した尿の量の割合を入力するための「0」、「少」、「中」、「多」の4つのボタンが配置される。尿入力ウィンドウ2221の下段には、被介護者が排泄した尿の状態を入力するための「血尿」、「混濁尿」、「尿臭」、「その他」の4つのボタンが配置される。
ユーザーは、「0」、「少」、「中」、「多」の4つのボタンのいずれか1つを選択し、被介護者が排泄した尿の量の割合を入力する。また、ユーザーは、「血尿」、「混濁尿」、「尿臭」、「その他」の4つのボタンのいずれか1つを選択して、被介護者が排泄した尿の状態を入力する。「その他」のボタンを選択すると、フリーコメント入力欄2221bが表示される。フリーコメント入力欄2221bには、任意のテキスト情報を入力することが可能である。
また、尿入力ウィンドウ2221は、被介護者が排泄した尿の量の数値(ml)を入力するための数値入力欄2221aを含む。ユーザーが、数値入力欄2221aを選択すると、テンキー表示2222が表示される。ユーザーは、テンキー表示2222を操作して、数値入力欄2221aに任意の数値(ml)を入力することが可能である。さらに、数値入力欄2221aに入力した数値(ml)は、「0」、「少」、「中」、「多」のいずれかの割合に換算され、4つのボタンのうちのいずれか1つが入力された状態になる。
図9(c)に示すように、ユーザーが、入浴入力ボタン223を選択すると、入浴入力ウィンドウ2231が表示される。入浴入力ウィンドウ2231は、被介護者の入浴の実施状況を入力するためのものである。入浴入力ウィンドウ2231の初期状態は、上段の「実施」、「部分浴」、「異常」、「中止」の4つのボタンで構成される。4つのボタンのうちの「部分浴」のボタンが選択されると、下段の「シャワー浴」、「清拭」、「足浴」、「手浴」、「洗髪」の5つのボタンが出現する。
上段の「実施」、「部分浴」、「異常」、「中止」の4つのボタンは、これらのうちの複数を選択することが可能である。「実施」、「部分浴」、「異常」のボタンは、これらのうちの2つ又は3つを選択することができる。また、「異常」及び「中止」のボタンは、両方を選択することができる。「中止」のボタンが選択されると、図示しないフリーコメント入力欄が表示され、任意のテキスト情報を入力することが可能となる。
下段の「シャワー浴」、「清拭」、「足浴」、「手浴」、「洗髪」の5つのボタンは、これらのうちの一部又は全部を選択することが可能である。これらの5つのボタンを使用して、被介護者の部分浴の実施状況を詳しく記録することが可能である。
図9(d)に示すように、ユーザーが、フリーコメント入力ボタン224を選択すると、フリーコメント入力ウィンドウ2241が表示される。フリーコメント入力ウィンドウ2241には、任意のテキスト情報を入力することが可能である。
図9(e)に示すように、選択表示27の第1〜第4領域271〜274は、第2入力操作表示21Bを構成する4つのボタン221〜224のそれぞれに対応しており、「便」、「尿」、「入浴」及び「フリーコメント」を示す図柄が表示される。
図9(a)に示す便入力ウィンドウ2211の入力が完了すると、図9(e)に示す選択表示27の第1領域271の色彩が、白色から緑色に変更される。便入力ウィンドウ2211に入力された便の量の割合を示す「0」、「少」、「中」又は「多」のテキスト情報は、選択表示27の第1領域271に表示される。
図9(b)に示す尿入力ウィンドウ2221の入力が完了すると、図9(e)に示す選択表示27の第2領域272の色彩が、白色から緑色に変更される。但し、本実施形態では、被介護者の状態異常を示す色彩に変更される。すなわち、図9(b)に示す尿入力ウィンドウ2221は、下段の「血尿」のボタンが選択されている。「血尿」は、被介護者の尿の状態異常に該当する。このような場合、例えば、選択表示27の第2領域272の背景色は白色のまま変更されず、「尿」を示す図柄が赤色に変更される。さらに、選択表示27の第2領域272を囲む枠線272aが赤色に変更される。上記と同様に、尿入力ウィンドウ2221に入力された尿の量の割合を示す「0」、「少」、「中」又は「多」のテキスト情報は、選択表示27の第2領域272に表示される。
図9(c)に示す入浴入力ウィンドウ2231の入力が完了すると、図9(e)に示す選択表示27の第3領域273の色彩が、白色から緑色に変更される。但し、本実施形態では、被介護者の状態異常を示す色彩に変更される。すなわち、図9(c)に示す入浴入力ウィンドウ2231は、上段の「異常」のボタンが選択されている。このような場合、例えば、選択表示27の第3領域273の背景色は白色のまま変更されず、「入浴」を示す図柄が赤色に変更される。さらに、選択表示27の第3領域273を囲む枠線273aが赤色に変更される。
図9(d)に示すフリーコメント入力ウィンドウ2241の入力が完了すると、図9(e)に示す選択表示27の第4領域274の色彩が、白色から緑色に変更される。また、フリーコメント入力ウィンドウ2241に入力されたテキスト情報の最初から4文字は、選択表示27の第4領域274に表示される。
次に、第3入力操作表示21Cによる介護サービス情報の入力手順について、図10〜図14を参照しつつ説明する。
図10に示す介護サービス情報一括入力画面20において、「その他」の介護サービス情報を入力する場合は、第3入力操作表示21Cを選択する。第3入力操作表示21Cは、図柄がない枠線だけの外観であり、枠線の中央に「その他」の文字が表示される。また、第3入力操作表示21Cは、第1及び第2入力操作表示21A、21Bのように4つのボタンの集合体ではなく、全体が1つのボタンとなっている。
第3入力操作表示21Cを選択すると、選択表示領域20Dに行列配置された全ての選択表示27が、第3入力操作表示21Cと同様の外観に切り替わる。すなわち、選択表示27は、第3入力操作表示21Cと同様に、図柄がない枠線だけの外観になる。つまり、選択表示27の第1〜第4領域271〜274は、いずれも空白となる。
次いで、介護サービス情報を入力する被介護者(被介護者情報表示25A)と、介護サービスを提供した時間(時間表示26)との両方に対応する一又は複数の選択表示27を選択する。選択された選択表示27の上には、チェックマーク27aが表示される。
また、図10に示すように、いずれかの一の時間表示26を選択すると、この時間表示26に対応する横の行の選択表示27が全て選択され、各選択表示27の上にチェックマーク27aが表示される。
次いで、第3入力操作表示21Cを用いた介護サービス情報の入力操作について説明する。第3入力操作表示21Cを選択すると、図11に示す介護サービス項目入力ウィンドウ230が表示される。介護サービス項目入力ウィンドウ230は、7つの項目選択チェックボックス2301〜2307と、3つのブランクチェックボックス2308〜2310とで構成される。
選択チェックボックス2301〜2307には、7つの介護サービス情報があらかじめ割り当てられている。例えば、選択チェックボックス2301には「身辺介護」、選択チェックボックス2302には「口腔ケア」、選択チェックボックス2303には「更衣介助」、選択チェックボックス2304には「移乗・移動介助」、選択チェックボックス2305には「シーツ交換及び掃除」、選択チェックボックス2306には「レクリエーション」、選択チェックボックス2307には「巡回」が割り当てられている。
一方、ブランクチェックボックス2308〜2310には、ユーザーが任意の介護サービス情報を割り当てることが可能である。ブランクチェックボックス2308〜2310には、項目追加ボタン2308a〜2310aが設けられている。これらの項目追加ボタン2308a〜2310aのいずれかを選択すると、図12に示す項目入力ウィンドウ2311が表示される。項目入力ウィンドウ2311には、任意のテキスト情報を入力することが可能である。ユーザーは、任意の介護サービス情報(テキスト情報)を項目入力ウィンドウ2311に入力する。項目入力ウィンドウ2311に入力された介護サービス情報は、ブランクチェックボックス2308〜2310に割り当てられ、且つ表示される。つまり、ブランクチェックボックス2308〜2310は、任意の介護サービス情報を割り当てることにより、この任意の介護サービス情報が表示された項目選択チェックボックスに変化する。
例えば、図11に示すブランクチェックボックス2308の項目追加ボタン2308aを選択することによって、図12に示す項目入力ウィンドウ2311が表示される。この項目入力ウィンドウ2311に「体位変換」と入力した場合、ブランクチェックボックス2308は、図13に示す「体位変換」の項目選択チェックボックスに変化する。
ブランクチェックボックス2308が変化した「体位変換」の項目選択チェックボックスには、図13に示す項目編集ボタン2308bが追加される。項目編集ボタン2308bを選択すると、図12に示す項目入力ウィンドウ2311が表示され、ブランクチェックボックス2308に割り当てる任意の介護サービス情報を編集することができる。
上述した項目選択チェックボックス2301〜2307及びブランクチェックボックス2308〜2310のうち、最低1つ、最大4つを選択すると、選択したチェックボックスの介護サービス情報が、第3入力操作表示21Cに割り当てられる。
図13に示す具体例では、選択チェックボックス2301、2303、2306及びブランクチェックボックス2308が選択されている。この場合は、「身辺介護」、「更衣介助」、「レクリエーション」、「体位変換」の4つの介護サービス情報が、第3入力操作表示21Cに割り当てられる。
このような第3入力操作表示21Cを選択すると、図14に示すように、既に選択された選択表示27に「身辺介護」、「更衣介助」、「レクリエーション」、「体位変換」の4つの介護サービス情報が関連付けられ、且つ表示される。例えば、選択表示27の第1領域271には「身辺」、第2領域272には「レク」、第3領域には「更衣」の二文字が表示される。選択表示27の第4領域274には「体位変換」の四文字が表示される。
ここで、図13に示す7つの項目選択チェックボックス2301〜2307は、背景色を互いに異なる色彩としてある。一方、3つのブランクチェックボックス2308〜2310は、任意の介護サービス情報が割り当てられる前は、互いに同じ色彩の背景色であるが、任意の介護サービス情報が割り当てられた後は、互いに異なる色彩の背景色となる。選択されたチェックボックス2301〜2310の背景色は、図14に示すように、介護サービス情報が関連付けられた選択表示27の第1〜第4領域271〜274の色彩に反映される。
ユーザーは、選択表示27の第1〜第4領域271〜274に表示される文字及び色を見て、「身辺介護」、「更衣介助」、「レクリエーション」、「体位変換」の4つの介護サービス情報を直感的に理解することが可能である。
<<閲覧ボタン>>
次に、介護サービス情報一括入力画面20の入力操作表示領域20Aに配置された閲覧ボタン22Cについて、図15及び図16を参照しつつ説明する。ユーザーは、閲覧ボタン22Cを選択することにより、上述した第1及び第2入力操作表示21A、21Bによって入力した介護サービス情報を閲覧することができる。
まず、第1入力操作表示21Aによって入力した介護サービス情報を閲覧する場合の手順について説明する。
図15に示すように、ユーザーは、既に介護サービス情報が関連付けられた一又は複数の選択表示27を選択する。複数の選択表示27は、個別に選択してもよいし、時間表示26を選択することにより一括で選択してもよい。次いで、ユーザーは、第1入力操作表示21Aを選択した後、閲覧ボタン22Cを選択する。
すると、介護サービス情報一括入力画面20の上に、閲覧ウィンドウ240が表示される。閲覧ウィンドウ240の上辺には、5つの被介護者情報タブ241〜245が設けられている。これらの被介護者情報タブ241〜245の左右両側には、スピンボタン246L、246Rが設けられている。
被介護者情報タブ241〜245は、最大で5名の被介護者情報を表示する。例えば、本実施形態では、「15時」の時間表示26を選択することにより、この時間表示26に対応する横の行の選択表示27が全て選択されている(チェックマーク27aを参照)。つまり、20名の選択表示27が一括で選択されていることになる。被介護者情報タブ241〜245は、20名のうちの5名の被介護者情報を表示する。そして、スピンボタン246L、246Rは、被介護者情報タブ241〜245に表示される5名の被介護者情報を左右方向にスクロールさせ、20名の被介護者情報を全て表示させる。
ユーザーは、被介護者情報タブ241〜245のいずれか1つを選択すると、これに対応する一の選択表示27に関連付けられた「水分」、「服薬」、「主食」、「副食」に関する情報が、閲覧ウィンドウ240に表示される。閲覧ウィンドウ240に表示される介護サービス情報は、上述した図7(a)〜(d)に示す手順に従って入力されたものである。
次に、第2入力操作表示21Bによって入力した介護サービス情報を閲覧する場合の手順について説明する。
図16に示すように、ユーザーは、既に介護サービス情報が関連付けられた一又は複数の選択表示27を選択する。本実施形態では、「15時」の時間表示26に対応する横の行の選択表示27が全て選択されている(チェックマーク27aを参照)。次いで、ユーザーは、第2入力操作表示21Bを選択した後、閲覧ボタン22Cを選択する。
すると、介護サービス情報一括入力画面20の上に、閲覧ウィンドウ250が表示される。閲覧ウィンドウ250の構成は、図15に示す閲覧ウィンドウ240と同じである。閲覧ウィンドウ250の上辺には、5つの被介護者情報タブ251〜255が設けられている。これらの被介護者情報タブ251〜255の左右両側には、スピンボタン256L、256Rが設けられている。
ユーザーは、被介護者情報タブ251〜255のいずれか1つを選択すると、これに対応する一の選択表示27に関連付けられた「便」、「尿」、「入浴」、「フリーコメント」に関する情報が、閲覧ウィンドウ250に表示される。閲覧ウィンドウ250に表示される介護サービス情報は、上述した図9(a)〜(d)に示す手順に従って入力されたものである。
<<症状入力画面>>
図17は、症状入力画面30を示す。図17に示す症状入力画面30は、被介護者の症状に関する情報を入力するためにユーザーによって操作される。図4に示す介護サービス情報一括入力画面20において、ユーザーは、一又は複数の選択表示27を選択した後、症状入力ボタン23Bを選択する。すると、介護サービス情報一括入力画面20が暗転して操作できない状態となり、暗転した介護サービス情報一括入力画面20の上に症状入力画面30が表示される。
図17に示すように、症状入力画面30は、主として、大項目入力部31、小項目入力部32、被介護者情報表示33A、被介護者詳細表示ボタン33B、保存ボタン34A、閉じるボタン34Bで構成される。
大項目入力部31には、種々の症状名が表示された複数の大項目入力ボタン31aが含まれる。本実施形態の大項目入力ボタン31aには、「呼吸困難(息切れ)」、「咳嗽・喀痰」、「顔色不良」、「元気がない」、「転倒」、「浮腫」、「チアノーゼ」、「冷感」、「悪心・嘔吐」、「腹痛」、「頭痛」、「腰痛」、「掻痒感」、「けいれん」、「運動麻痺」、「認知機能障害」、「めまい」、「不眠」、「その他の症状」の合計19種の症状名が表示される。
ユーザーが、いずれかの大項目入力ボタン31aを選択すると、小項目入力部32の表示内容が変化する。具体的には、選択された大項目入力ボタン31aに表示された症状名に対応して、小項目入力部32の入力欄の数と、各入力欄の左側に表示される入力項目とが変化する。例えば、ユーザーが「呼吸困難(息切れ)」の大項目入力ボタン31aを選択すると、小項目入力部32の入力欄の数は6つになり、1〜5つ目の入力欄の左側に表示される入力項目は、「どのような」、「呼吸状態」、「状況」、「体位」、「起こり方」、「程度」となる。6つ目の「フリーコメント」の入力欄は、全ての大項目入力ボタン31aが選択された場合に共通して表示される。
ユーザーは、小項目入力部32の各入力欄に表示される入力項目に従って、症状の詳細を入力する。症状の詳細は、小項目入力部32の各入力欄に設けられた小項目ドロップダウンリスト32aを展開し、あらかじめ用意された複数の定型文から1つを選択する。フリーコメント入力欄32bには、任意のテキスト情報を入力することが可能である。
大項目入力部31及び小項目入力部32に入力した症状に関する情報は、ユーザーが保存ボタン34Aを選択することにより、インターネットに接続されたサーバのデータベースに保存される。上述したように、介護記録プログラム12は、サーバにデータを送信するときに、コンピュータをオフライン状態からオンライン状態にする。
データベースに保存された症状に関する情報は、被介護者情報、入力された年月日及び時間の情報と関連づけられる。その後、ユーザーが閉じるボタン34Bを選択することにより、図17に示す症状入力画面30は閉じられる。すると、図4に示す介護サービス情報一括入力画面20が明転して操作可能な状態となる。
ここで、ユーザーが、図4に示す複数の選択表示27のうちの1つだけを選択した場合は、図17に示す被介護者情報表示33A及び被介護者詳細表示ボタン33Bが表示される。被介護者情報表示33Aには、一の選択表示27に対応する被介護者の氏名が表示される。被介護者詳細表示ボタン33Bを選択すると、一の選択表示27に対応する被介護者の詳細情報が表示される。表示される詳細情報には、被介護者の基本情報、病歴、障害、感染症、生活習慣、家系図、健康診断の結果、日常生活動作(ADL)、全身管理、処方、緊急連絡先などが含まれる。
<<記録ボタン>>
図4に示す介護サービス情報一括入力画面20において、上述した症状入力ボタン23Bの隣には、記録ボタン23Cが配置されている。図18は、記録ボタン23Cが選択された状態を示す。記録ボタン23Cが選択されると、介護サービス情報一括入力画面20が暗転して操作できない状態となり、暗転した介護サービス情報一括入力画面20の上に「週間サービス計画表」、「業務日誌」、「報告書一覧」、「測定一覧」、「サービス実施表」、「個別登録」、「リハビリ記録」の各画面40〜100へ遷移するためのリンクボタン261〜267が表示される。
<<週間サービス計画表入力画面>>
図18に示す「週間サービス計画表」のリンクボタン261を選択すると、図19に示す週間サービス計画表入力画面40が表示される。週間サービス計画表入力画面40は、個々の被介護者のケアプラン(介護サービス計画書)を作成するためのものである。週間サービス計画表入力画面40への入力は、例えば、ケアマネージャー(介護支援専門員)が行う。ケアマネージャーは、被介護者やその家族等と面談し、必要な介護サービスを分析したうえで、一週間単位のケアプランを週間サービス計画表入力画面40に入力する。週間サービス計画表入力画面40に入力したケアプランは、サーバのデータベースに保存することにより、全てのユーザーの介護記録プログラム12に反映され、共有される。
図19に示す週間サービス計画表入力画面40の構成について説明する。週間サービス計画表入力画面40の最も上には、上述したリンクボタン261〜267が配置される。「週間サービス計画表」のリンクボタン261は、他のリンクボタン262〜267と異なる色で表示され、現在、選択された状態であることを示している。図19に示す状態において、他のリンクボタン262〜267のいずれかを選択すると、「業務日誌」、「報告書一覧」、「測定一覧」、「サービス実施表」、「個別登録」、「リハビリ記録」のいずれかの画面50〜100に遷移する。なお、図4に示す介護サービス情報一括入力画面20に戻る場合は、リンクボタン267の隣に配置された遷移ボタン41Dを選択する。
リンクボタン261〜267の下には、フロア表示41A、日付表示41B、担当者表示41Cが横方向に配置される。これらの表示41A〜41Cのさらに下には、複数の被介護者情報表示42が横方向に配置される。
フロア表示41Aは、その横に設けられたボタンを選択することにより、複数のフロア番号を含むドロップダウンリストを展開する。このドロップダウンリスト中の複数のフロア番号のうちから1つを選択すると、選択したフロアに入居する複数の被介護者の部屋番号及び氏名が被介護者情報表示42として表示される。被介護者情報表示42は、被介護者の部屋番号及び氏名の他に、この被介護者情報表示42が選択されたことを示す円形のインジケータを含む。
週間サービス計画表入力画面40にケアプランを入力する際には、フロア表示41Aによって所定のフロア番号を選択した後、いずれかの被介護者情報表示42を選択する。これにより、週間サービス計画表入力画面40は、選択した被介護者情報表示42についてのケアプランを入力することが可能な状態となる。
複数の被介護者情報表示42の下には、「月曜日」〜「日曜日」の曜日表示43が横方向に配置される。また、曜日表示43の一端側の下には、24時間分の時間表示44が縦方向に配置される。そして、曜日表示43と時間表示44との両方に隣接する箇所は、時間枠表示領域45となっている。時間枠表示領域45には、前半枠45aと後半枠45bとのペアが行列配置される。各ペア45a、45bは、いずれか一の曜日表示43及びいずれか一の時間表示44の両方に対応する。前半枠45aは、一の時間表示44の前半30分に相当し、後半枠45bは、一の時間表示44の後半30分に相当する。これらの前半枠45a及び後半枠45bには、一週間単位のケアプランを構成する介護サービスの名称が入力される。
複数の被介護者情報表示42の他端側の下には、サービス内容ボタン46Aが縦方向に配置される。サービス内容ボタン46Aは、時間枠表示領域45の前半枠45a及び後半枠45bに、介護サービスの名称を入力するための複数のボタンの集合である。本実施形態のサービス内容ボタン46Aには、「排泄介助」、「更衣介助」、「口腔清潔介助」、「水分補給介助」、「起床」、「入浴」、「レクリエーション」、「安否確認」、「朝食」、「昼食」、「夕食」、「定期薬」の各ボタンが含まれる。
いずれかのサービス内容ボタン46Aを選択した後、一又は複数の前半枠45a、後半枠45bを選択する。これにより、選択した前半枠45a、後半枠45bに、サービス内容ボタン46Aに表示された介護サービスの名称が入力される。このように、サービス内容ボタン46Aを用いて、所定の曜日表示43及び所定の時間表示44に対応する前半枠45a又は後半枠45bに介護サービスの名称を入力し、所定の被介護者のためのケアプランを作成する。
サービス内容ボタン46Aの下には、処理ボタン46Bが縦方向に配置される。本実施形態の処理ボタン46Bには、「コピー」、「削除」、「呼出し」、「印刷」の各ボタンが含まれる。
「コピー」の処理ボタン46Bは、前半枠45a及び後半枠45bに入力した介護サービスの名称を、異なる曜日間、又は異なる被介護者間でコピーするためのものである。例えば、「月曜日」の曜日表示43に対応する前半枠45a及び後半枠45bをコピー元に選択し、「火曜日」の曜日表示43に対応する前半枠45a及び後半枠45bをコピー先に選択し、コピーを実行する。これにより、「月曜日」の曜日表示43に対応する前半枠45a及び後半枠45bに入力した介護サービスの名称(すなわち、月曜日のケアプランの内容)が、「火曜日」の曜日表示43に対応する前半枠45a及び後半枠45bにコピーされる。
また例えば、「201号」の被介護者情報表示42をコピー元に選択し、「202号」の被介護者情報表示42をコピー先に選択し、コピーを実行する。これにより、「201号」の被介護者情報表示42について入力済の一週間のケアプランの内容が、「202号」の被介護者情報表示42の一週間の前半枠45a及び後半枠45bにコピーされる。
「削除」の処理ボタン46Bは、前半枠45a及び後半枠45bに入力した介護サービスの名称を削除するために用いられる。「削除」は、前半枠45a又は後半枠45bの一単位で実行することができる。また、一又は複数の時間表示44を選択することにより、この時間表示44に対応する横の行の前半枠45a及び後半枠45bに入力した介護サービスの名称を全て削除することも可能である。
「呼出し」の処理ボタン46Bは、一の被介護者情報表示42について入力済の一週間のケアプランの内容を呼び出し、他の被介護者情報表示42の一週間のケアプランの内容に反映させるために用いられる。例えば、「202号」の被介護者情報表示42を選択した状態において、「201号」の被介護者情報表示42について入力済の一週間のケアプランの内容を呼び出し、「202号」の被介護者情報表示42の一週間のケアプランの内容に反映させる。
「印刷」の処理ボタン46Bは、週間サービス計画表入力画面40の現在の表示内容をプリントアウトするために用いられる。
「印刷」の処理ボタン46Bの下には、クリアボタン47A及び保存ボタン47Bが横方向に並んで配置される。クリアボタン47Aは、週間サービス計画表入力画面40に入力した事項を全て削除するために用いられる。また、保存ボタン47Bは、週間サービス計画表入力画面40の現状を保存するために用いられる。保存ボタン47Bを選択すると、コンピュータがオンライン状態となり、インターネットに接続されたサーバにケアプランのデータが送信される。送信されたデータは、サーバのデータベースに保存され、全てのユーザーの介護記録プログラム12に反映される。
その他、時間枠表示領域45の下には、「週単位以外のサービス」を入力するためのフリー入力欄48Aが配置される。また、時間枠表示領域45と各ボタン46A、46Bとの間には、「主な日常生活上の活動」を入力するためのフリー入力欄48Bが配置される。これらのフリー入力欄48A、48Bには、任意のテキスト情報を入力することが可能である。
<<業務日誌表示画面>>
図18又は図19に示す「業務日誌」のリンクボタン262を選択すると、図20に示す業務日誌表示画面50が表示される。業務日誌表示画面50は、被介護者ごとの業務日誌を作成するためのものである。業務日誌には、被介護者に提供されたサービスの内容、被介護者の状態、特に、状態異常や事故報告など、担当者から他者へ報告すべき重要な事項が選別して記載される。業務日誌は、例えば、日勤者から夜勤者への申し送り、夜勤者から日勤者への申し送り、又は介護者から看護師又は医者への報告などに用いられる。
図20に示す業務日誌表示画面50の構成について説明する。業務日誌表示画面50の最も上には、上述したリンクボタン261〜267が配置される。「業務日誌」のリンクボタン262は、他のリンクボタン261、263〜267と異なる色で表示され、現在、選択された状態であることを示している。
リンクボタン261〜267の下には、施設棟表示51A、フロア表示51B、日付表示51Cが横方向に配置される。これらの表示51A〜51Cのさらに下には、複数の部屋番号表示52、被介護者情報表示53、時間表示54、支援内容表示55、記入者表示56が行列配置される。記入者表示56の横には、スクロールバー57が配置される。さらに、業務日誌表示画面50の最も下の中央には、作成ボタン58が配置される。
ユーザーが担当するいずれかの被介護者についての業務日誌を作成する場合には、施設棟表示51A、フロア表示51B、日付表示51Cをそれぞれ選択する。
施設棟表示51Aは、その横に設けられたボタンを選択することにより、複数の施設棟名を含むドロップダウンリストを展開する。このドロップダウンリスト中の複数の施設棟名のうちから1つを選択する。例えば、図20では「東棟」が選択されている。
フロア表示51Bは、複数のフロア番号を含むドロップダウンリストを展開する。このドロップダウンリスト中の複数のフロア番号のうちから1つを選択する。例えば、図20では「2F」が選択されている。
日付表示51Cは、その横に設けられたボタンを選択することにより、複数の年月日を含むドロップダウンリストを展開する。このドロップダウンリスト中の複数の年月日のうちから1つを選択する。業務日誌表示画面50には、選択された年月日に入力された情報が表示される。例えば、図20では「2018年2月10日(土)」が選択されており、その年月日に入力された情報が表示される。
施設棟表示51A、フロア表示51B、日付表示51Cがそれぞれ選択されると、ユーザーが担当した部屋番号、被介護者の氏名、介護サービスを提供した時間、提供した介護サービスの内容に関する情報がそれぞれ特定され、これらの情報が、部屋番号表示52、被介護者情報表示53、時間表示54、支援内容表示55に表示される。記入者表示56には、支援内容表示55に表示される情報を入力した担当者の氏名が表示される。
ここで、図20に示す部屋番号表示52、被介護者情報表示53、時間表示54、記入者表示56に表示される情報は、いずれも図4に示す介護サービス情報一括入力画面20で保存された情報が反映されたものである。
すなわち、図20に示す部屋番号表示52及び被介護者情報表示53に表示される情報は、図4において選択されたいずれかの選択表示27に対応する被介護者情報表示25Aの情報である。図20に示す時間表示54に表示される情報は、図4において選択されたいずれかの選択表示27に対応する時間表示26の情報である。図20に示す記入者表示56に表示される情報は、図4に示す担当者表示24Cの情報である。
また、図20に示す支援内容表示55に表示される情報は、図4に示す介護サービス情報一括入力画面20で保存された情報に加えて、後述する個別登録画面90(図24〜図30を参照)で保存された情報が反映されたものである。
すなわち、図20に示す支援内容表示55に表示される情報は、図4に示す第1〜第3入力操作表示21A〜21Cを用いて入力された介護サービス情報、及び図24〜図30に示される「排泄」、「食事」、「服薬」、「入浴」、「介護サービス」、「症状」、「バイタル」の各入力画面で入力された介護サービス情報である。
部屋番号表示52、被介護者情報表示53、時間表示54、支援内容表示55、記入者表示56は、行列配置を維持したままで全体を縦方向にスクロールさせることが可能である。縦の列を構成する全ての被介護者情報表示53には、チェックボックス53aがそれぞれ設けられている。
ユーザーは、行列配置された部屋番号表示52、被介護者情報表示53、時間表示54、支援内容表示55、記入者表示56を縦方向にスクロールさせ、各支援内容表示55に表示される情報を確認する。業務日誌に記載すべき内容の支援内容表示55があれば、この支援内容表示55に対応する被介護者情報表示53のチェックボックス53aを選択してチェックマークを表示させる。ユーザーは、業務日誌に記載すべき全ての情報を選択した後、作成ボタン58を選択する。これにより、ユーザーが選択した情報だけが記載された業務日誌が作成される。業務日誌は、例えば、汎用の表計算ソフトの形式で作成され、出力される。
<<報告書一覧表示画面>>
図18〜図20に示す「報告書一覧」のリンクボタン263を選択すると、図21に示す報告書一覧表示画面60が表示される。報告書一覧表示画面60は、被介護者ごとの報告書を作成し、作成した報告書を削除、閲覧又はアップロードするためのものである。報告書一覧表示画面60によって作成される報告書には、例えば、「事故」、「状況」、「ヒヤリハット」、「苦情」、「トラブル」、「ミス」やその他の事項が記載される。
図21に示す報告書一覧表示画面60の構成について説明する。報告書一覧表示画面60の最も上には、上述したリンクボタン261〜267が配置される。「報告書一覧」のリンクボタン263は、他のリンクボタン261、262、264〜267と異なる色で表示され、現在、選択された状態であることを示している。
リンクボタン261〜267の下、図21の左側の約1/3のスペースには、施設棟表示61A、フロア表示61B、複数の被介護者情報表示61C、スクロールバー61Dが一纏まりに配置される。施設棟表示61A及びフロア表示61Bが横並びに配置され、その下に複数の被介護者情報表示61Cが縦方向に配置される。
施設棟表示61Aは、その横に設けられたボタンを選択することにより、複数の施設棟名を含むドロップダウンリストを展開する。このドロップダウンリスト中の複数の施設棟名のうちから1つを選択する。例えば、図21では「東棟」が選択されている。
フロア表示61Bは、複数のフロア番号を含むドロップダウンリストを展開する。このドロップダウンリスト中の複数のフロア番号のうちから1つを選択する。例えば、図21では「2F」が選択されている。
施設棟表示61A及びフロア表示61Bがそれぞれ選択されると、選択された施設棟及びフロアの各部屋番号とそこに入居する被介護者の氏名とが、複数の被介護者情報表示61Cのそれぞれに個別に表示される。複数の被介護者情報表示61Cの横には、スクロールバー61Dが配置される。ユーザーは、複数の被介護者情報表示61Cを縦方向にスクロールさせ、報告書の作成等の対象となるいずれか一の被介護者情報表示61Cを選択する。各被介護者情報表示61Cは、それぞれ円形のインジケータを備えており、選択された一の被介護者情報表示61Cのインジケータに丸印が表示される。
リンクボタン261〜267の下、図21の右側の約2/3のスペースには、「個別報告一覧表」が表示される。「個別報告一覧表」は、第1及び第2日付表示62A、62B、ファイル表示ウィンドウ63、ファイル選択ボタン64A、ファイルパス表示窓64B、作成ボタン65、削除ボタン66、閲覧ボタン67、アップロードボタン68によって構成される。
「個別報告一覧表」のタイトル表示の下には、第1及び第2日付表示62A、62Bが配置される。第1及び第2日付表示62A、62Bは、報告書のデータファイルが作成又は更新された期間を指定するためのものである。第1日付表示62Aには、指定する期間の始めとなる年月日が入力される。第2日付表示62Bには、指定する期間の終わりとなる年月日が入力される。第1及び第2日付表示62A、62Bのそれぞれの横に設けられたボタンを選択することにより、カレンダー表示62Cが展開される。ユーザーは、任意の年月のカレンダー表示62Cから任意の日を選択することにより、第1及び第2日付表示62A、62Bのそれぞれに任意の年月日を入力することができる。なお、第1及び第2日付表示62A、62Bのそれぞれに同じ年月日を入力することにより、特定の1日を指定することも可能である。
第1及び第2日付表示62A、62Bの下には、ファイル表示ウィンドウ63が配置される。第1及び第2日付表示62A、62Bにより任意の期間を指定すると、その期間に作成又は更新された報告書の「ファイル名」と「更新日時」とがファイル表示ウィンドウ63に表示される。なお、「更新日時」には、報告書のデータファイルが最初に作成された日時も含まれる。ここで、ファイル表示ウィンドウ63に表示されるのは、既にサーバにアップロードされた報告書のデータファイルである。ユーザーは、ファイル表示ウィンドウ63に表示されるいずれかの報告書のデータファイルを選択し、後述する削除又は閲覧のいずれかの処理をすることが可能である。
ファイル表示ウィンドウ63の下には、ファイル選択ボタン64Aとファイルパス表示窓64Bとが横並びに配置される。ここで、ユーザーが作成した報告書のデータファイルは、介護記録プログラム12をインストールしたコンピュータに保存される。ファイル選択ボタン64Aを選択すると、報告書のデータファイルが保存された所定のフォルダーが開かれる。ユーザーがいずれかのデータファイルを選択すると、選択されたデータファイルの場所を示すパス(path)がファイルパス表示窓64Bに表示される。ファイルパス表示窓64Bに表示された報告書のデータファイルは、サーバにアップロードすることができる。
ファイル選択ボタン64A及びファイルパス表示窓64Bの下には、作成ボタン65、削除ボタン66、閲覧ボタン67、アップロードボタン68が横並びに配置される。
作成ボタン65は、新たな報告書を作成する場合に用いられる。ユーザーが作成ボタン65を選択すると、サーバから当該コンピュータに報告書のテンプレートのデータがダウンロードされる。報告書のテンプレートは、例えば、汎用の表計算ソフトの形式で作成される。ユーザーは、報告書のテンプレートをベースにして、選択したいずれか一の被介護者情報表示61Cに対応する被介護者の報告書を作成する。作成した報告書のデータファイルは、汎用の表計算ソフトの保存機能により、介護記録プログラム12をインストールしたコンピュータの所定のフォルダーに保存される。
削除ボタン66は、サーバにアップロードされた報告書のデータファイルを削除する場合に用いられる。ユーザーは、ファイル表示ウィンドウ63に表示されるいずれかの報告書のデータファイルを選択した後に、削除ボタン66を選択する。すると、選択された報告書のデータファイルがサーバから削除される。
閲覧ボタン67は、サーバにアップロードされた報告書のデータファイルを閲覧する場合に用いられる。ユーザーは、ファイル表示ウィンドウ63に表示されるいずれかの報告書のデータファイルを選択した後に、閲覧ボタン67を選択する。すると、選択された報告書のデータファイルがサーバから当該コンピュータの所定のフォルダーにダウンロードされ、閲覧可能となる。
アップロードボタン68は、当該コンピュータの所定のフォルダーに保存された報告書のデータファイルをサーバにアップロードするために用いられる。上述したように、ファイル選択ボタン64Aを選択すると、報告書のデータファイルが保存された所定のフォルダーが開かれる。ユーザーがいずれかのデータファイルを選択すると、選択されたデータファイルの場所を示すパス(path)がファイルパス表示窓64Bに表示される。この状態において、ユーザーがアップロードボタン68を選択すると、ファイルパス表示窓64Bに表示された報告書のデータファイルがサーバにアップロードされる。サーバにアップロードされた報告書のデータファイルは、全てのユーザーの介護記録プログラム12で閲覧可能となる。
<<測定値一覧表示画面>>
図18〜図21に示す「測定一覧」のリンクボタン264を選択すると、図22に示す測定値一覧表示画面70が表示される。測定値一覧表示画面70は、介護施設に入居する全ての被介護者のバイタルサインの測定値一覧を表示するためのものである。測定値一覧表示画面70によって表示されるバイタルサインの測定値には、例えば、「体温」、「最高血圧」、「最低血圧」、「脈圧」、「脈拍数」、「SpO2」、「呼吸回数」、「体重」、「血糖値」、「意識レベル」が含まれる。
図22に示す測定値一覧表示画面70の構成について説明する。測定値一覧表示画面70の最も上には、上述したリンクボタン261〜267が配置される。「測定値一覧」のリンクボタン264は、他のリンクボタン261〜263、265〜267と異なる色で表示され、現在、選択された状態であることを示している。
リンクボタン261〜267の下には、施設棟表示71A、フロア表示71B、日付表示71C、担当者表示71D、印刷ボタン71Eが横方向に配置される。これらの表示71A〜71Eのさらに下には、複数の部屋番号表示72、被介護者情報表示73、バイタルサインの測定値表示74A〜74Jが行列配置される。この測定値表示には、例えば、体温表示74A、最高血圧表示74B、最低血圧表示74C、脈圧表示74D、脈拍数表示74E、SpO2表示74F、呼吸回数表示74G、体重表示74H、血糖値表示74I、意識レベル表示74Jが含まれる。意識レベル表示74Jの横には、スクロールバー75が配置される。
施設棟表示71Aは、その横に設けられたボタンを選択することにより、複数の施設棟名を含むドロップダウンリストを展開する。このドロップダウンリスト中の複数の施設棟名のうちから1つを選択する。例えば、図22では「東棟」が選択されている。
フロア表示71Bは、複数のフロア番号を含むドロップダウンリストを展開する。このドロップダウンリスト中の複数のフロア番号のうちから1つを選択する。例えば、図22では「2F」が選択されている。
日付表示71Cは、その横に設けられたボタンを選択することにより、複数の年月日を含むドロップダウンリストを展開する。このドロップダウンリスト中の複数の年月日のうちから1つを選択する。測定値一覧表示画面70には、選択された年月日に測定された情報が表示される。例えば、図22では「2018年2月10日(土)」が選択されており、その年月日に測定された情報が表示される。
施設棟表示71A、フロア表示71B、日付表示71Cがそれぞれ選択されると、ユーザーが担当した部屋番号、被介護者の氏名、バイタルサインの測定値に関する情報がそれぞれ特定され、これらの情報が、部屋番号表示72、被介護者情報表示73、バイタルサインの測定値表示74A〜74Jに表示される。担当者表示71Dには、担当者であるユーザーの氏名が表示される。
ここで、図22に示す部屋番号表示72、被介護者情報表示73、バイタルサインの測定値表示74A〜74Jに表示される情報のソースは、次の2通りある。第1ソースとして、後述する個別登録画面90(図24〜図30を参照)のうちの図30に示される「バイタル」の入力画面で保存された情報が、バイタルサインの測定値表示74A〜74Jに反映される。第2ソースとして、図1(a)に示されるバイタル入力プログラム11で保存された情報が、バイタルサインの測定値表示74A〜74Jに反映される。
すなわち、図22に示すバイタルサインの測定値表示74A〜74Jに表示される情報は、図30に示される「バイタル」の入力画面で入力された「体温」、「呼吸回数」、「SpO2」、「体重」、「血圧(上)」、「血圧(下)」、「脈拍数」、「血糖値」、「意識レベル」の測定値に基づくものである。図22中の脈圧表示74Dには、図30に示される「血圧(上)」の測定値から「血圧(下)」の測定値を減算した値が表示される。一方、図示しないが、図1(a)に示されるバイタル入力プログラム11も、図30に示されるものと同様の「バイタル」の入力画面を表示させる機能を備える。
意識レベル表示74Jを除く、バイタルサインの測定値表示74A〜74Iには、正常な値が「黒」、警告すべき値が「赤」、注意すべき値が「黄」の数字で表示される。意識レベル表示74Jには、「正常」の文字、又は異常を表す「I-1」、「I-3」、「II-10」といった分類番号が表示される。異常を表す分類番号は、多数設けられており、各分類番号に対応して異常の状態が定義されている。したがって、ユーザーは、意識レベル表示74Jに表示された分類番号に基づいて、意識レベルの異常の状態を具体的に特定することができる。
ユーザーは、部屋番号表示72、被介護者情報表示73、バイタルサインの測定値表示74A〜74Jを縦方向にスクロールさせ、複数の被介護者のバイタルサインの測定値を閲覧することが可能である。そして、ユーザーは、印刷ボタン71Eを選択することにより、部屋番号表示72、被介護者情報表示73、バイタルサインの測定値表示74A〜74Jが行列配置された一覧表が、汎用の表計算ソフトの形式で出力され、印刷される。
<<サービス実施表表示画面>>
図18〜図22に示す「サービス実施表」のリンクボタン265を選択すると、図23に示すサービス実施表表示画面80が表示される。サービス実施表表示画面80は、一の被介護者に対して1ヶ月以内に実施された介護サービスの一覧表を出力させ、ユーザーに閲覧可能とする。
図23に示すサービス実施表表示画面80の構成について説明する。サービス実施表表示画面80の最も上には、上述したリンクボタン261〜267が配置される。「サービス実施表」のリンクボタン265は、他のリンクボタン261〜264、266、267と異なる色で表示され、現在、選択された状態であることを示している。
リンクボタン261〜267の下、図23の左側の約1/3のスペースには、施設棟表示81A、フロア表示81B、複数の被介護者情報表示81C、スクロールバー81Dが一纏まりに配置される。施設棟表示81A及びフロア表示81Bが横並びに配置され、その下に複数の被介護者情報表示81Cが縦方向に配置される。
施設棟表示81Aは、その横に設けられたボタンを選択することにより、複数の施設棟名を含むドロップダウンリストを展開する。このドロップダウンリスト中の複数の施設棟名のうちから1つを選択する。例えば、図23では「東棟」が選択されている。
フロア表示81Bは、複数のフロア番号を含むドロップダウンリストを展開する。このドロップダウンリスト中の複数のフロア番号のうちから1つを選択する。例えば、図23では「2F」が選択されている。
施設棟表示81A及びフロア表示81Bがそれぞれ選択されると、選択された施設棟及びフロアの各部屋番号とそこに入居する被介護者の氏名とが、複数の被介護者情報表示81Cのそれぞれに個別に表示される。複数の被介護者情報表示81Cの横には、スクロールバー81Dが配置される。ユーザーは、複数の被介護者情報表示81Cを縦方向にスクロールさせ、サービス実施表の作成等の対象となるいずれか一の被介護者情報表示81Cを選択する。各被介護者情報表示81Cは、それぞれ円形のインジケータを備えており、選択された一の被介護者情報表示81Cのインジケータに丸印が表示される。
リンクボタン261〜267の下、図23の右側の約2/3のスペースには、「サービス実施一覧表」の入力画面が表示される。「サービス実施一覧表」の入力画面には、日付表示82A及び閲覧ボタン83が含まれる。
日付表示82Aには、年月が入力される。日付表示82Aの横に設けられたボタンを選択することにより、カレンダー表示82Bが展開される。ユーザーは、任意の年のカレンダー表示82Bから任意の月を選択することにより、日付表示82Aに任意の年月を入力することができる。例えば、図23の日付表示82Aには「2018年2月」が入力されている。
日付表示82Aに任意の年月を入力した後、閲覧ボタン83を選択すると、図示しないサービス実施一覧表が出力される。このサービス実施一覧表は、一の被介護者に対して1ヶ月以内に実施された介護サービスの一覧表であり、例えば、汎用の表計算ソフトの形式で出力される。サービス実施一覧表は、例えば、図4に示す第1〜第3入力操作表示21A〜21Cを用いて入力された介護サービス情報に基づいて作成される。
<<個別登録画面>>
図24〜図30は、いずれも介護サービス情報の個別登録画面90を示す。個別登録画面90は、一の被介護者ごとに「排泄」、「食事」、「服薬」、「入浴」、「介護サービス」、「症状」、「バイタル」の介護サービス情報を個別に入力するためのものである。
<<<各個別登録画面に共通する構成>>>
まず、図24〜図30に示す各個別登録画面90に共通する構成について、図24を参照しつつ説明する。
図18〜図23に示す「個別登録」のリンクボタン266を選択すると、図24に示す「排泄」の個別登録画面90が表示される。図24に示す「個別登録」のリンクボタン266は、他のリンクボタン261〜265、267(これらの符号は、図18〜図23を参照)と異なる色で表示され、現在、選択された状態であることを示している。
これらリンクボタン261〜267の下、図24の右側の約2/3のスペースには、「排泄」、「食事」、「服薬」、「入浴」、「介護サービス」、「症状」、「バイタル」の各個別入力画面90へ遷移するための更なるリンクボタン281〜287が表示される。これらリンクボタン281〜287の下のスペースに「排泄」、「食事」、「服薬」、「入浴」、「介護サービス」、「症状」又は「バイタル」のいずれかの情報を個別入力するための専用画像が表示される(図24〜図30を参照)。
リンクボタン261〜267の下、図24の左側の約1/3のスペースには、担当者表示90A、日付表示90B、施設棟表示90C、フロア表示90D、被介護者情報表示90E、スクロールバー90Fが一纏まりに配置される。
担当者表示90Aには、担当者であるユーザーの氏名が表示される。日付表示90Bは、その横に設けられたボタンを選択することにより、カレンダー表示(例えば、図21のカレンダー表示62Cを参照)が展開される。ユーザーは、任意の年月のカレンダー表示から任意の日を選択することにより、日付表示90Bに任意の年月日を入力することができる。ここで、各個別入力画面90の日付表示90Bには、「時」と「分」の時間表示が含まれる。各個別入力画面90によって個別入力した情報は、この時間表示に表示された時刻と関連付けて保存される。
施設棟表示90Cは、その横に設けられたボタンを選択することにより、複数の施設棟名を含むドロップダウンリストを展開する。このドロップダウンリスト中の複数の施設棟名のうちから1つを選択する。例えば、図24では「東棟」が選択されている。
フロア表示90Dは、複数のフロア番号を含むドロップダウンリストを展開する。このドロップダウンリスト中の複数のフロア番号のうちから1つを選択する。例えば、図24では「2F」が選択されている。
施設棟表示90C及びフロア表示90Dがそれぞれ選択されると、選択された施設棟及びフロアの各部屋番号とそこに入居する被介護者の氏名とが、複数の被介護者情報表示90Eのそれぞれに個別に表示される。複数の被介護者情報表示90Eの横には、スクロールバー90Fが配置される。ユーザーは、複数の被介護者情報表示90Eを縦方向にスクロールさせ、情報入力の対象となるいずれか一の被介護者情報表示90Eを選択する。各被介護者情報表示90Eは、それぞれ円形のインジケータを備えており、選択された一の被介護者情報表示90Eのインジケータに丸印が表示される。
個別登録画面90の最も下の中央には、クリアボタン90G、保存ボタン90Hが横並びに配置される。個別登録画面90に入力した情報を全て削除するために用いられる。また、保存ボタン90Hは、個別登録画面90に入力した情報を保存するために用いられる。保存ボタン90Hを選択すると、コンピュータがオンライン状態となり、インターネットに接続されたサーバに入力した情報のデータが送信される。送信されたデータは、サーバのデータベースに保存され、全てのユーザーの介護記録プログラム12に反映される。
以上が、図24〜図30に示す各個別登録画面90に共通する構成についての説明である。以下、「排泄」、「食事」、「服薬」、「入浴」、「介護サービス」、「症状」、「バイタル」の各個別登録画面90に特有の構成について説明する。
<<<排泄の個別登録画面>>>
既に述べたとおり、図18〜図23に示す「個別登録」のリンクボタン266を選択すると、図24に示す「排泄」の個別登録画面90が表示される。また、図25〜図30に示す「排泄」のリンクボタン281を選択すると、図24に示す「排泄」の個別登録画面90が表示される。「排泄」の個別登録画面90は、一の被介護者の排泄に関する情報を個別に登録するために用いられる。
図24に示す「排泄」のリンクボタン281は、他のリンクボタン282〜287と異なる色で表示され、現在、選択された状態であることを示している。リンクボタン281〜287の下には、排泄のタイトルバー91が配置される。タイトルバー91中の左側には、「排泄」の文字と、「排泄」を直感させる図柄とが表示される。一方、タイトルバー91中の右側には、被介護者の氏名と、詳細情報表示ボタン91Aとが表示される。
複数の被介護者情報表示90Eのいずれか1つを選択すると、選択された一の被介護者の氏名がタイトルバー91に表示される。詳細情報表示ボタン91Aは、既に述べた図17の被介護者詳細表示ボタン33Bと同じである。詳細情報表示ボタン91Aを選択すると、あらかじめ登録された被介護者の基本情報、病歴、障害、感染症、生活習慣、家系図、健康診断の結果、日常生活動作(ADL)、全身管理、処方、緊急連絡先などの詳細情報が表示される。
タイトルバー91の下には、陰部洗浄チェックボックス91B及び排泄場所入力表示91Cが横並びに配置される。被介護者の陰部洗浄を行った場合は、陰部洗浄チェックボックス91Bを選択する。すると、陰部洗浄チェックボックス91Bにチェックマークが表示される。排泄場所入力表示91Cを選択すると、複数の排泄場所の名称を含むドロップダウンリスト(図示せず)が表示される。ユーザーは、このドロップダウンリスト中から被介護者の排泄場所を選択する。
陰部洗浄チェックボックス91B及び排泄場所入力表示91Cの下には、尿情報入力表示91Dが配置される。尿情報入力表示91Dは、尿の「量」、「尿状態」、「尿測」、「フリーコメント」に関する情報を入力するための画像を含む。
尿の「量」に関する情報を入力する場合は、「少」、「中」、「多」、「なし」のいずれか1つのインジケータを選択する。尿漏れがあった場合は、「尿漏れ」のチェックボックスを選択すると、チェックマークが表示される。なお、尿の「量」の「なし」のインジケータが選択された場合は、「尿漏れ」、「尿状態」、「尿測」に関する情報は、入力不可となる。
「尿状態」に関する情報を入力する場合は、「血尿」、「混濁尿」、「尿臭」、「異常なし」のいずれか1つのインジケータを選択する。被介護者の尿量を測定した場合は、「尿測」の数値入力欄に測定した尿量(ml)の数値を入力する。「フリーコメント」の入力欄には、任意のテキスト情報を入力することが可能である。
尿情報入力表示91Dの下には、便情報入力表示91Eが配置される。便情報入力表示91Eは、便の「量」、「回数」、「状態」、「フリーコメント」に関する情報を入力するための画像を含む。
便の「量」に関する情報を入力する場合は、「少」、「中」、「多」、「なし」のいずれか1つのインジケータを選択する。「少」、「中」、「多」のインジケータを選択した場合は、「回数」の数値入力欄に数値を入力する。「状態」の入力欄を選択すると、例えば、硬便、軟便、水様便など、便の状態を表す複数の選択肢を含むドロップダウンリスト(図示せず)が表示される。ユーザーは、このドロップダウンリスト中から被介護者の便の状態に合致するいずれかの選択肢を選択する。なお、便の「量」の「なし」のインジケータが選択された場合は、「回数」及び「状態」に関する情報は、入力不可となる。「フリーコメント」の入力欄には、任意のテキスト情報を入力することが可能である。
図24の左側、複数の被介護者情報表示90E及びスクロールバー90Fの下には、尿道カテーテル尿量入力表示91F及び消化器官ストーマ状態入力表示91Gが縦並びに配置される。尿道カテーテル尿量入力表示91Fには、被介護者が尿道カテーテルを使用している場合の導尿量(ml)の数値を入力する。一方、消化器官ストーマ状態入力表示91Gには、被介護者が消化器官ストーマ(人工肛門)を使用している場合の便の状態を入力する。消化器官ストーマ状態入力表示91Gの入力欄を選択すると、便の状態を表す複数の選択肢を含むドロップダウンリスト(図示せず)が表示される。ユーザーは、このドロップダウンリスト中から被介護者の便の状態に合致するいずれかの選択肢を選択する。
図24に示す「排泄」の個別登録画面90に入力した情報は、クリアボタン90Gを選択することによって全て削除することが可能であり、又は、保存ボタン90Hを選択することによってサーバのデータベースに保存される。サーバのデータベースに保存された情報は、全てのユーザーの介護記録プログラム12に反映される。
<<<食事の個別登録画面>>>
図24、図26〜図30に示す「食事」のリンクボタン282を選択すると、図25に示す「食事」の個別登録画面90が表示される。「食事」の個別登録画面90は、一の被介護者の食事に関する情報を個別に登録するために用いられる。
図25に示す「食事」のリンクボタン282は、他のリンクボタン281、283〜287と異なる色で表示され、現在、選択された状態であることを示している。リンクボタン281〜287の下には、食事のタイトルバー92が配置される。タイトルバー92中の左側には、「食事」の文字と、「食事」を直感させる図柄とが表示される。一方、タイトルバー92中の右側には、被介護者の氏名と、詳細情報表示ボタン92Aとが表示される。
複数の被介護者情報表示90Eのいずれか1つを選択すると、選択された一の被介護者の氏名がタイトルバー92に表示される。詳細情報表示ボタン92Aは、上述した図24の詳細情報表示ボタン91Aと同じであり、あらかじめ登録された被介護者の詳細情報が表示される。
タイトルバー92の下には、食事情報入力表示92Bが配置される。食事情報入力表示92Bは、食事の「種別」、「食事量」、「フリーコメント」に関する情報を入力するための画像を含む。
食事の「種別」に関する情報を入力する場合は、「朝」、「昼」、「夕」、「間食」のいずれか1つのインジケータを選択する。「朝」、「昼」、「夕」、「間食」の選択は、被介護者が食事をした時間に基づいて行う。例えば、食事の時間が6:00〜10:00の間であれば「朝」を選択する。食事の時間が11:00〜14:00の間であれば「昼」を選択する。食事の時間が16:00〜20:00の間であれば「夜」を選択する。これらの時間以外で被介護者が食事をした場合は「間食」を選択する。
食事の「食事量」に関する情報を入力する場合は、「主食」及び「副食」の各数値入力欄に、被介護者が食べた「主食」及び「副食」の割合を示す数値をそれぞれ入力する。「主食」及び「副食」の各数値入力欄を選択すると、図7(c)、(d)と同様のテンキー表示が表示される。ユーザーは、テンキー表示を操作して、「主食」及び「副食」の各数値入力欄に「1」〜「10」の任意の数値をそれぞれ入力することが可能である。「フリーコメント」の入力欄には、任意のテキスト情報を入力することが可能である。
食事情報入力表示92Bの下には、水分情報入力表示92Cが配置される。水分情報入力表示92Cは、被介護者が摂取した「水分量」に関する情報を入力するための画像を含む。「水分量」に関する情報を入力する場合は、「少」、「中」、「多」、「なし」のいずれか1つのインジケータを選択する。「少」、「中」、「多」のインジケータを選択した場合は、「水分量」の数値入力欄に数値(ml)を入力する。
水分情報入力表示92Cの下には、口腔ケア入力表示92Dが配置される。口腔ケア入力表示92Dを選択すると、口腔ケアの種類を示す複数の選択肢を含むドロップダウンリスト(図示せず)が表示される。ユーザーは、このドロップダウンリスト中から被介護者に実施した口腔ケアの種類を選択する。
図25の左側、複数の被介護者情報表示90E及びスクロールバー90Fの下には、介助レベル入力表示92E及び経管栄養入力表示92Fが縦並びに配置される。介助レベル入力表示92Eには、被介護者の食事についての介助レベルを入力する。介助レベル入力表示92Eの入力欄を選択すると、例えば、「自立」、「一部介助」、「全介助」といった複数の選択肢を含むドロップダウンリスト(図示せず)が表示される。ユーザーは、このドロップダウンリスト中から被介護者に合致するいずれかの選択肢を選択する。一方、経管栄養入力表示92Fには、被介護者がチューブ又はカテーテルなどを使用して水分や栄養を摂取している場合の摂取量(ml)の数値を入力する。
図25に示す「食事」の個別登録画面90に入力した情報は、クリアボタン90Gを選択することによって全て削除することが可能であり、又は、保存ボタン90Hを選択することによってサーバのデータベースに保存される。サーバのデータベースに保存された情報は、全てのユーザーの介護記録プログラム12に反映される。
<<<服薬の個別登録画面>>>
図24、図25、図27〜図30に示す「服薬」のリンクボタン283を選択すると、図26に示す「服薬」の個別登録画面90が表示される。「服薬」の個別登録画面90は、一の被介護者の服薬に関する情報を個別に登録するために用いられる。
図26に示す「服薬」のリンクボタン283は、他のリンクボタン281、282、284〜287と異なる色で表示され、現在、選択された状態であることを示している。リンクボタン281〜287の下には、服薬のタイトルバー93が配置される。タイトルバー93中の左側には、「服薬」の文字と、「服薬」を直感させる図柄とが表示される。一方、タイトルバー93中の右側には、被介護者の氏名と、詳細情報表示ボタン93Aとが表示される。
複数の被介護者情報表示90Eのいずれか1つを選択すると、選択された一の被介護者の氏名がタイトルバー93に表示される。詳細情報表示ボタン93Aは、上述した図24の詳細情報表示ボタン91Aと同じであり、あらかじめ登録された被介護者の詳細情報が表示される。
タイトルバー93の右下には、服薬担当者入力表示93Bが配置される。服薬担当者入力表示93Bには、被介護者の服薬を担当した者の氏名を入力する。服薬担当者入力表示93Bの入力欄の横に設けられたボタンを選択すると、複数の担当者氏名を含むドロップダウンリスト(図示せず)が表示される。ユーザーは、このドロップダウンリスト中から被介護者の服薬を担当した者の氏名を選択する。
服薬担当者入力表示93Bの下には、定期薬情報入力表示93Cが配置される。定期薬情報入力表示93Cは、「定期薬」の見出しの横に配置されたインジケータを選択することにより、情報の入力が可能となる。
定期薬情報入力表示93Cには、被介護者が定期薬を服用した時間を入力する。定期薬の服用時間として「起床時」、「朝(前)」、「朝(後)」、「昼(前)」、「昼(後)」、「夕(前)」、「夕(後)」、「時間指定」のいずれか1つのインジケータを選択する。例えば、服用時期が5:00〜7:00の間であれば「起床時」を選択する。服用時間が7:00〜9:00の間であれば「朝(前)」を選択する。服用時間が9:00〜11:00の間であれば「朝(後)」を選択する。服用時間が11:00〜12:00の間であれば「昼(前)」を選択する。服用時間が12:00〜13:00の間であれば「昼(後)」を選択する。服用時間が16:00〜18:00の間であれば「夕(前)」を選択する。服用時間が18:00〜20:00の間であれば「夕(後)」を選択する。これらの時間以外で被介護者が定期薬を服用した場合は「時間指定」を選択する。「時間指定」のインジケータを選択した場合は、図26中の鎖線で囲まれた時分入力表示が、定期薬情報入力表示93Cの枠内に表示される。この時分入力表示を用いて、被介護者が定期薬を服用した時分を入力する。
定期薬情報入力表示93Cの下には、頓服薬情報入力表示93Dが配置される。頓服薬情報入力表示93Dは、「頓服薬」の見出しの横に配置されたインジケータを選択することにより、情報の入力が可能となる。
頓服薬情報入力表示93Dは、定期薬情報入力表示93Cと同様の服用時間を入力するための画像の他に「症状」、「薬剤」に関する情報を入力するための画像、及び「バイタル影響」に関する情報を表示するための画像を含む。
「症状」の入力欄を選択すると、複数の症状名(例えば、図17を参照)の選択肢を含む図示しないドロップダウンリストが表示される。ユーザーは、このドロップダウンリスト中から被介護者の症状に合致するいずれかの選択肢を選択する。
「薬剤」の入力欄を選択すると、複数の薬剤名の選択肢を含む図示しないドロップダウンリストが表示される。ユーザーは、このドロップダウンリスト中から被介護者に頓服薬として服用させた薬剤名を選択する。
「バイタル影響」の欄には、頓服薬が被介護者のバイタルサインに与える影響が定型文で表示される。「バイタル影響」の欄に表示される定型文は、「症状」及び「薬剤」の各入力欄に入力された情報に基づいて選定される。
頓服薬情報入力表示93Dの下には、備考入力欄93Eが配置される。備考入力欄93Eには、任意のテキスト情報を入力することが可能である。
図26に示す「服薬」の個別登録画面90に入力した情報は、クリアボタン90Gを選択することによって全て削除することが可能であり、又は、保存ボタン90Hを選択することによってサーバのデータベースに保存される。サーバのデータベースに保存された情報は、全てのユーザーの介護記録プログラム12に反映される。
<<<入浴の個別登録画面>>>
図24〜図26、図28〜図30に示す「入浴」のリンクボタン284を選択すると、図27に示す「入浴」の個別登録画面90が表示される。「入浴」の個別登録画面90は、一の被介護者の入浴に関する情報を個別に登録するために用いられる。
図27に示す「入浴」のリンクボタン284は、他のリンクボタン281〜283、285〜287と異なる色で表示され、現在、選択された状態であることを示している。リンクボタン281〜287の下には、入浴のタイトルバー94が配置される。タイトルバー94中の左側には、「入浴」の文字と、「入浴」を直感させる図柄とが表示される。一方、タイトルバー94中の右側には、被介護者の氏名と、詳細情報表示ボタン94Aとが表示される。
複数の被介護者情報表示90Eのいずれか1つを選択すると、選択された一の被介護者の氏名がタイトルバー94に表示される。詳細情報表示ボタン94Aは、上述した図24の詳細情報表示ボタン91Aと同じであり、あらかじめ登録された被介護者の詳細情報が表示される。
タイトルバー94の下には、介助種別入力表示94Bが配置される。介助種別入力表示94Bには、被介護者に実施した入浴、シャワー浴などの介助種別に関する情報を入力する。介助種別に関する情報を入力する場合は、「入浴」、「シャワー浴」、「清拭」、「足浴」、「手浴」、「洗髪」のいずれか1つのチェックボックスを選択する。
介助種別入力表示94Bの下には、身体異常入力表示94Cが配置される。身体異常入力表示94Cには、被介護者の身体異常の有無を入力する。身体異常入力表示94Cは、身体異常の「無」、「有」に対応する2つのインジケータを含む。ユーザーは、入浴やシャワー浴などを実施した際に、被介護者の身体に異常がなかった場合は「無」のインジケータを選択し、異常があった場合は「有」のインジケータを選択する。「有」のインジケータを選択した場合、ユーザーは、被介護者の身体異常について、支援経過記録に記録することが望ましい。支援経過記録は、後述する支援経過記録表示画面110を用いて作成される(図35を参照)。
身体異常入力表示94Cの下には、入浴中止チェックボックス94Dが配置される。ユーザーは、入浴やシャワー浴などを中止した場合、入浴中止チェックボックス94Dを選択する。入浴中止チェックボックス94Dの下には、フリーコメント入力欄94Eが配置される。このフリーコメント入力欄94Eには、例えば、上述した被介護者の身体異常の詳細、又は入浴やシャワー浴などを中止した理由について、任意のテキスト情報を入力することが可能である。
図27に示す「入浴」の個別登録画面90に入力した情報は、クリアボタン90Gを選択することによって全て削除することが可能であり、又は、保存ボタン90Hを選択することによってサーバのデータベースに保存される。サーバのデータベースに保存された情報は、全てのユーザーの介護記録プログラム12に反映される。
<<<介護サービスの個別登録画面>>>
図24〜図27、図29、図30に示す「介護サービス」のリンクボタン285を選択すると、図28に示す「介護サービス」の個別登録画面90が表示される。「介護サービス」の個別登録画面90は、上述した「排泄」、「食事」、「服薬」、「入浴」以外で、一の被介護者に実施した介護サービスのテーマ等を個別に登録するために用いられる。
図28に示す「介護サービス」のリンクボタン285は、他のリンクボタン281〜284、286、287と異なる色で表示され、現在、選択された状態であることを示している。リンクボタン281〜287の下には、介護サービスのタイトルバー95が配置される。タイトルバー95中の左側には、「介護サービス」の文字と、「介護サービス」を直感させる図柄とが表示される。一方、タイトルバー95中の右側には、被介護者の氏名と、詳細情報表示ボタン95Aとが表示される。
タイトルバー95の下には、テーマ入力表示95Bが配置される。複数の被介護者情報表示90Eのうちから選択した一の被介護者に対し、上述した「排泄」、「食事」、「服薬」、「入浴」以外の介護サービスを実施した場合は、テーマ入力表示95Bを用いて、実施した介護サービスのテーマを入力する。テーマ入力表示95Bは、「レクリエーション」、「受診」、「外出」、「インシデント・アクシデント」、「クレーム」、「身辺介助」、「シーツ交換」、「安否確認」、「更衣」、「移乗・移動介助」、「その他」のテーマ表示と、これらのテーマ表示を選択するための複数のインジケータとを含む。一の被介護者に対して実施した介護サービスのテーマを入力する場合は、複数のインジケータのうちから1つ以上を選択する。
テーマ入力表示95Bの枠内において、テーマ表示及びインジケータの下には、「フリーコメント」の入力欄が配置される。選択した介護サービスのテーマについて、説明や特記すべき事項がある場合は、「フリーコメント」の入力欄に任意のテキスト情報を入力する。また、テーマ表示及びインジケータの横には、ユーザーが選択した任意の画像を表示させることが可能である。例えば、「フリーコメント」に入力した文章の説明に加えて、説明の参考になる画像をテーマ入力表示95Bの枠内に表示させることができる。
図28に示す「介護サービス」の個別登録画面90に入力した情報は、クリアボタン90Gを選択することによって全て削除することが可能であり、又は、保存ボタン90Hを選択することによってサーバのデータベースに保存される。サーバのデータベースに保存された情報は、全てのユーザーの介護記録プログラム12に反映される。
<<<症状の個別登録画面>>>
図24〜図28、図30に示す「症状」のリンクボタン286を選択すると、図29に示す「症状」の個別登録画面90が表示される。「症状」の個別登録画面90は、一の被介護者の症状に関する情報を個別に登録するために用いられる。
図29に示す「症状」のリンクボタン286は、他のリンクボタン281〜285、287と異なる色で表示され、現在、選択された状態であることを示している。リンクボタン281〜287の下には、症状のタイトルバー96が配置される。タイトルバー96中の左側には、「症状」の文字と、「症状」を直感させる図柄とが表示される。一方、タイトルバー96中の右側には、被介護者の氏名と、詳細情報表示ボタン96Aとが表示される。
タイトルバー96の下には、図17に示す症状入力画面30とほぼ同様の大項目入力部96B及び小項目入力部96Cが配置される。
大項目入力部96Bには、「呼吸困難(息切れ)」、「咳嗽・喀痰」、「顔色不良」、「元気がない」、「転倒」、「浮腫」、「チアノーゼ」、「冷感」、「悪心・嘔吐」、「腹痛」などの症状名と、これらの症状名を選択するための複数のインジケータとが縦並びに配置される。これらの症状名及びインジケータの横には、スクロールバー96bが配置される。ユーザーは、症状名及びインジケータを縦方向にスクロールさせ、被介護者に合致するいずれか1つの症状名を選択する。
ユーザーが、大項目入力部96Bのいずれか1つの症状名を選択すると、小項目入力部96Cの表示内容が変化する。具体的には、選択された症状名に対応して、小項目入力部96Cの入力欄の数と、各入力欄の左側に表示される入力項目とが変化する。例えば、ユーザーが「呼吸困難(息切れ)」の症状名を選択すると、小項目入力部96Cの入力欄の数は6つになり、1〜5つ目の入力欄の左側に表示される入力項目は、「どのような」、「呼吸状態」、「状況」、「体位」、「起こり方」、「程度」となる。6つ目の「フリーコメント」の入力欄は、全ての症状名が選択された場合に共通して表示される。
ユーザーは、小項目入力部96Cの各入力欄に表示される入力項目に従って、症状の詳細を入力する。症状の詳細は、小項目入力部96Cの各入力欄の右側に設けられたドロップダウンリストを展開し、あらかじめ用意された複数の定型文から1つを選択する。フリーコメント入力欄には、任意のテキスト情報を入力することが可能である。
図29に示す「症状」の個別登録画面90に入力した情報は、クリアボタン90Gを選択することによって全て削除することが可能であり、又は、保存ボタン90Hを選択することによってサーバのデータベースに保存される。サーバのデータベースに保存された情報は、全てのユーザーの介護記録プログラム12に反映される。
<<<バイタルの個別登録画面>>>
図24〜図29に示す「バイタル」のリンクボタン287を選択すると、図30に示す「バイタル」の個別登録画面90が表示される。「バイタル」の個別登録画面90は、一の被介護者のバイタルサインの測定値を個別に登録するために用いられる。
図30に示す「バイタル」のリンクボタン287は、他のリンクボタン281〜286と異なる色で表示され、現在、選択された状態であることを示している。リンクボタン281〜287の下には、バイタルのタイトルバー97が配置される。タイトルバー97中の左側には、「バイタル」の文字と、「バイタル」を直感させる図柄とが表示される。一方、タイトルバー97中の右側には、被介護者の氏名と、詳細情報表示ボタン97Aとが表示される。
タイトルバー97の下には、測定値入力表示97Bが配置される。測定値入力表示97Bの枠内には、体温入力部97a、呼吸数入力部97b、SpO2入力部97c、体重入力部97d、最高血圧入力部97e、最低血圧入力部97f、脈拍数入力部97g、血糖値入力部97h、観察・問診結果入力部97i、意識レベル入力部97jが、縦並びの2列で配置される。
このうち、体温入力部97a、呼吸数入力部97b、SpO2入力部97c、体重入力部97d、最高血圧入力部97e、最低血圧入力部97f、脈拍数入力部97g、血糖値入力部97hへの数値入力は、ユーザーが手入力するほかに、図1(c)に示すICカードリーダー/ライター9を介して、「FeliCa(登録商標)」を搭載した測定機器から測定値データを読み込むことが可能である。
体温入力部97aには、33.0〜42.0(℃)の範囲内で体温の測定値を入力することが可能である。呼吸数入力部97bには、1〜50(回)の範囲内で呼吸数の測定値を入力することが可能である。SpO2入力部97cには、0〜100(%)の範囲内でSpO2の測定値を入力することが可能である。体重入力部97dには、1.0〜200.0(kg)の範囲内で体重の測定値を入力することが可能である。最高血圧入力部97eには、0〜300(mmHg)の範囲内で最高血圧の測定値を入力することが可能である。これと同様に、最低血圧入力部97fにも、0〜300(mmHg)の範囲内で最低血圧の測定値を入力することが可能である。脈拍数入力部97gには、30〜250(bpm)の範囲内で脈拍数の測定値を入力することが可能である。血糖値入力部97hには、1〜9999(mg/dl)の範囲内で脈拍数の血糖値を入力することが可能である。
上述した体温入力部97a、呼吸数入力部97b、SpO2入力部97c、体重入力部97d、最高血圧入力部97e、最低血圧入力部97f、脈拍数入力部97g、血糖値入力部97hにそれぞれ入力した測定値は、プログラムによって正常な値か否かが判断される。異常な測定値は、「警告」及び「注意」の二段階で表示される。例えば、「警告」に該当する測定値は黄色い数字で表示され、「注意」に該当する測定値は赤色の数字で表示される。さらに、「警告」又は「注意」に該当する測定値が入力された場合は、この測定値が「警告」又は「注意」に該当する旨の定型文を含むウィンドウが表示される。
観察・問診結果入力部97iは、「正常」又は「異常」を選択するための2つのインジケータを備える。ユーザーは、観察又は問診の結果に基づいて、「正常」又は「異常」のいずれかを選択する。「異常」を選択した場合は、図示しないフリーコメント入力ウィンドウが表示される。ユーザーは、このフリーコメント入力ウィンドウに異常の状態を説明する任意のテキスト情報を入力する。
意識レベル入力部97jは、「正常」又は「異常」を選択するための2つのインジケータを備える。ユーザーは、被介護者の意識レベルについて、「正常」又は「異常」のいずれかを選択する。「異常」を選択した場合は、図示しないフリーコメント入力ウィンドウが表示される。ユーザーは、このフリーコメント入力ウィンドウに異常の状態を説明する任意のテキスト情報を入力する。
「バイタル」の個別登録画面90の最も下の中央より右側には、熱型表表示ボタン97C及び病態記録表示ボタン97Dが横並びに配置される。熱型表表示ボタン97Cを選択すると、図31に示す熱型表表示画面120が表示される。また、病態記録表示ボタン97Dを選択すると、図33に示す病態記録表示画面130が表示される。これらの熱型表表示画面120及び病態記録表示画面130については、後に図31〜図33を参照して詳しく説明する。
図30に示す「バイタル」の個別登録画面90に入力した情報は、クリアボタン90Gを選択することによって全て削除することが可能であり、又は、保存ボタン90Hを選択することによってサーバのデータベースに保存される。サーバのデータベースに保存された情報は、全てのユーザーの介護記録プログラム12に反映される。
<<<熱型表表示画面>>>
上述したように、図30に示す熱型表表示ボタン97Cを選択すると、図31に示す熱型表表示画面120が表示される。熱型表表示画面120は、一の被介護者の「血圧」、「SpO2」、「脈拍」、「体温」、「便通」、「尿回数」、「食事」、「入浴」等のバイタルサインの測定結果をグラフ、数値、記号によって表示する。熱型表表示画面120には、ユーザーが任意に選択した年月の1ヶ月分の測定結果を表示させることが可能である。
図31において、熱型表表示画面120の左端には、表示範囲操作部121、被介護者情報表示部122、基本操作部123が縦方向に配置される。
表示範囲操作部121は、年表示121a、月操作表示121b、週操作表示121c、戻すボタン121dで構成される。年表示121aには、現在、熱型表表示画面120に表示されているバイタルサインの測定結果が測定された年(西暦)が表示される。
月操作表示121bは、熱型表表示画面120に表示させるバイタルサインの測定結果が測定された年月を選択するために用いられる。月操作表示121bの月表示(図中の「1月」)を選択すると、図23に示すものと同じカレンダー表示が展開される。図23に示すように、このカレンダー表示には、年(西暦)表示と「1月」〜「12月」の選択肢とが含まれる。年表示の左右に表示された「<<」又は「>>」のボタンを選択することによって、年表示を前の年又は次の年に変更させることができる。カレンダー表示中の「1月」〜「12月」のいずれかを選択することにより、選択した年月に測定されたバイタルサインの測定結果が熱型表表示画面120に表示される。また、カレンダー表示で選択した月が、月操作表示121bの月表示に表示される。
月操作表示121bの月表示の左右に表示された「<」又は「>」のボタンを選択することによって、熱型表表示画面120に表示されるバイタルサインの測定結果が測定された月を、前の月又は次の月に変更させることができる。さらに、月操作表示121bの下には、週操作表示121cが配置される。週操作表示121cの「1週間」の表示の左右に表示された「<」又は「>」のボタンを選択することによって、熱型表表示画面120に表示されるバイタルサインの測定結果を、一週間ごとに前又は後に変更させることができる。
週操作表示121cの下には、戻すボタン121dが配置される。戻すボタン121dを選択することによって、熱型表表示画面120に表示されるバイタルサインの測定結果の年月が、最初に熱型表表示画面120を表示させたときの状態に戻る。
表示範囲操作部121の下には、被介護者情報表示部122が配置される。被介護者情報表示部122は、被介護者情報表示122aと詳細情報表示ボタン122bとで構成される。被介護者情報表示122aには、図30に示す被介護者情報表示90Eにおいて選択された一の被介護者の部屋番号、氏名、年齢が含まれる。詳細情報表示ボタン122bは、上述した図24の詳細情報表示ボタン91Aと同じであり、あらかじめ登録された被介護者の詳細情報が表示される。
基本操作部123は、設定ボタン123a、印刷ボタン123b、病態記録表示ボタン123c、戻るボタン123d、更新ボタン123eで構成される。
設定ボタン123aは、熱型表表示画面120の表示項目を選択するために用いられる。すなわち、後述するグラフ表示部124には、「血圧」、「SpO2」、「脈拍」、「体温」の4項目の全部又は一部を選択的に表示させることが可能である。また、「血圧」、「脈拍」、「体温」の3項目には、後述する基準域表示124fを選択的に表示させることが可能である。さらに、後述する数値・記号表示部125には、図31に示す「便通」、「尿回数」、「食事」、「入浴」の4項目ほかに、体重と血糖値との2項目を選択的に表示させることが可能である。設定ボタン123aを選択することにより、図示しない設定画面が展開する。この設定画面において、熱型表表示画面120に選択的に表示される表示項目の表示又は非表示を設定することができる。
設定ボタン123aの下には、印刷ボタン123bが配置される。印刷ボタン123bを選択することにより、図示しない印刷画面が展開する。この印刷画面において、熱型表表示画面120の表示内容を、図示しないプリンタに印刷させることが可能である。
印刷ボタン123bの下には、病態記録表示ボタン123cが配置される。病態記録表示ボタン123cは、上述した図30の病態記録表示ボタン97Dと同じであり、図33に示す病態記録表示画面130が表示される。
病態記録表示ボタン123cの下には、戻るボタン123dが配置される。戻るボタン123dを選択すると、熱型表表示画面120が、その前に表示されていた図30に示す「バイタル」の個別登録画面90に切り替わる。
戻るボタン123dの下には、更新ボタン123eが配置される。更新ボタン123eを選択すると、熱型表表示画面120に表示されるバイタルサインの測定結果が最新の状態に更新される。
次に、グラフ表示部124の構成について説明する。グラフ表示部124は、上述した表示範囲操作部121、被介護者情報表示部122、基本操作部123の右隣に配置される。グラフ表示部124は、主として、4つの縦軸、1つの横軸、3つの折れ線グラフ、1つの棒グラフで構成される。「SpO2」、「脈拍」、「体温」の測定結果は、それぞれ折れ線グラフにより表示される。「血圧」の測定結果は、棒グラフにより表示される。
グラフ表示部124の左端には、4つの縦軸、すなわち、血圧縦軸表示124A、SpO2縦軸表示124B、脈拍数縦軸表示124C、体温縦軸表示124Dが横並びに配置される。血圧縦軸表示124Aの枠内には、「40」〜「220」mmHgの数値が縦並びに表示される。SpO2縦軸表示124Bの枠内には、「88」〜「100」%の数値が縦並びに表示される。脈拍数縦軸表示124Cの枠内には、「50」〜「220」bpmの数値が縦並びに表示される。体温縦軸表示124Dの枠内には、「35.5」〜「40.0」℃の数値が縦並びに表示される。
ここで、血圧縦軸表示124A、SpO2縦軸表示124B、脈拍数縦軸表示124C、体温縦軸表示124Dのそれぞれの上端には、拡大表示ボタン124a〜124dが配置される。「血圧」の拡大表示ボタン124aを選択すると、後述する血圧グラフ1241が拡大表示される。「SpO2」の拡大表示ボタン124bを選択すると、後述するSpO2グラフ1242が拡大表示される。「脈拍」の拡大表示ボタン124cを選択すると、後述するグラフ1243が拡大表示される。「体温」の拡大表示ボタン124dを選択すると、後述するグラフ1244が拡大表示される。
グラフ表示部124の上端には、横方向に延びる日付横軸表示124Eが配置される。日付横軸表示124Eの枠内には、1ヶ月分の日付及び曜日が表示される。
グラフ表示部124の体温縦軸表示124D、日付横軸表示124E、後述する便通情報表示125Aに囲まれたスペースには、3つの折れ線グラフと1つの棒グラフとが表示される。3つの折れ線グラフは、SpO2グラフ1242、脈拍数グラフ1243、体温グラフ1244である。1つの棒グラフは、血圧グラフ1241である。図示しないが、4つのグラフ1241〜1244は、互いに異なる色で表示され、グラフどうしが重なった場合でも視覚的に区別可能となっている。
SpO2グラフ1242、脈拍数グラフ1243、体温グラフ1244は、いずれも図30に示す測定値入力表示97BのSpO2入力部97c、脈拍数入力部97g、体温入力部97a、又は図1に示すバイタル入力プログラム11に入力された「SpO2」、「脈拍数」、「体温」の各測定値に基づいて作成される。「SpO2」、「脈拍数」、「体温」の各測定値は、通常ドット表示124g、服薬ドット表示124h、主値変更ドット表示124iのいずれかによって、グラフ上に表示される。通常ドット表示124gは、被介護者に頓服薬を飲ませず、且つ1回の測定で得られた測定値を示す。服薬ドット表示124hは、通常ドット表示124gよりも直径の大きい円で構成される。服薬ドット表示124hは、被介護者に頓服薬を飲ませた後の測定で得られた測定値を示す。主値変更ドット表示124iは、白抜きの円で構成される。主値変更ドット表示124iは、複数回の測定で得られた測定値を示す。なお、複数回の測定を行う場合として、例えば、午前と午後で2回以上測定した場合、又は1回目の測定値が異常な値であったために2回以上測定した場合などがある。
血圧グラフ1241は、図30に示す最高血圧入力部97e、最低血圧入力部97f、又は図1に示すバイタル入力プログラム11に入力された「最高血圧」及び「最低血圧」の各測定値に基づいて作成される。各測定値は、通常バー表示124j又は服薬又は主値変更バー表示124kのいずれかによって、グラフ上に表示される。通常バー表示124jは、被介護者に頓服薬を飲ませず、且つ1回の測定で得られた測定値を示す。服薬又は主値変更バー表示124kは、被介護者に頓服薬を飲ませた後、又は複数回の測定で得られた測定値を示す。各バー表示124j、124kの上端は「最高血圧」、下端は「最低血圧」の測定値を示す。また、各バー表示124j、124kの長さは「最高血圧」と「最低血圧」との差の大きさを直感的にユーザーに伝える。
図32に示すように、SpO2グラフ1242、脈拍数グラフ1243、体温グラフ1244を構成する各ドット表示124g、124h、124iに、図示しないカーソルを合わせると、測定結果表示124mが表示される。測定結果表示124mには、測定日、表示項目、測定値、測定回数、症状、頓服薬の効果などの詳細情報が含まれる。また、血圧グラフ1241を構成する各バー表示124j、124kの上端又は下端に、図示しないカーソルを合わせると、「最高血圧」又は「最低血圧」の測定値を含む測定結果表示124mが表示される。
図31に戻り、脈拍数グラフ1243、体温グラフ1244、血圧グラフ1241のそれぞれの背後には、基準域表示124fを選択的に表示させることが可能である。基準域表示124fは、被介護者情報表示122aに表示される一の被介護者に固有の正常な測定値の範囲を示すものである。したがって、被介護者情報表示122aに表示される一の被介護者の測定値が、基準域表示124fを外れる場合は、一の被介護者の健康状態に異常が生じている可能性がある。
基準域表示124fの上限値及び下限値は、被介護者情報表示122aに表示される一の被介護者(同一固体)の測定値の平均μ及び標準偏差σに基づいて算出される。具体的に、基準域表示124fの上限値はμ+mσ、下限値はμ−nσにより算出される。この数式中のm、nは、0より大きい数であり、互いに同じ値又は異なる値である数を含む。m、nの値は、正常又は異常の判定基準の厳密さ、バイタルサインの種類、一の被介護者の既往歴等の種々の条件を考慮して適宜設定することができる。例えば、健康な高齢者のバイタルサインの測定値は、正規分布する傾向があり、約95%強の測定値がμ±2σの範囲に分布する。したがって、一例として、基準域表示124fの上限値をμ+2σ、下限値はμ−2σとすることが可能である。平均μ及び標準偏差σは、30日分以上の測定値に基づいて算出されることが好ましい。このような基準域表示124fに基づく健康状態の判定は、「血圧」、「脈拍」、「体温」の3項目以外のバイタルサインの測定値にも適用することが可能である。
次に、数値・記号表示部125の構成について説明する。数値・記号表示部125は、上述したグラフ表示部124の下に配置される。数値・記号表示部125には、便通情報表示125A、尿回数情報表示125B、食事割合情報表示125C、入浴実施情報表示125Dが含まれる。
便通情報表示125Aは、数値・記号表示部125の最も上に配置される。便通情報表示125Aの表示枠は、上下に2分割されており、上の表示枠に1ヶ月間毎日の便の「量」に関する情報が表示され、下の表示枠に便が「下痢」であったか否かの情報が表示される。
便通情報表示125Aに表示される便の「量」に関する情報には、便の回数を示す数値(例えば、図31中の「0」、「3」、「2」、「6」)と、便の量の割合を示す文字(例えば、図31中の「中」、「少」、「大」)が含まれる。便通情報表示125Aに表示される便の「量」に関する情報は、図9(a)に示す便入力ウィンドウ2211、又は図24に示す便情報入力表示91Eに入力された便の「量」及び「回数」に関する情報に基づく。
一方、便通情報表示125Aの下の表示枠には、便が「下痢」であったことを示す「○」の記号が表示される。便が「下痢」でない場合、便通情報表示125Aの下の表示枠には、空欄のまま何も表示されない。便通情報表示125Aに表示される便が「下痢」であったか否かの情報は、図9(a)に示す便入力ウィンドウ2211、又は図24に示す便情報入力表示91Eに入力された便の「泥」又は「状態」に関する情報に基づく。
便通情報表示125Aの下には、尿回数情報表示125Bが配置される。尿回数情報表示125Bには、1ヶ月間毎日の「尿回数」を示す数値(例えば、図31中の「4」、「5」、「3」)が表示される。尿回数情報表示125Bに表示される「尿回数」を示す数値は、図9(b)に示す尿入力ウィンドウ2221、又は図24に示す尿情報入力表示91Dに情報が入力された回数(1日に入力データが保存された回数)に基づく。
尿回数情報表示125Bの下には、食事割合情報表示125Cが配置される。食事割合情報表示125Cの表示枠は、上中下に3分割されており、上の表示枠に「朝」の食事割合、中間の表示枠に「昼」の食事割合、下の表示枠に「夜」の食事割合を示す1ヶ月分の数値(例えば、図31中の「○の中に10」、「9」、「7」、「8」)が表示される。食事割合情報表示125Cに表示される食事割合は、図7(c)に示す主食入力ウィンドウ2131、又は図25に示す食事情報入力表示92Bに入力された「主食」の食事割合に関する情報に基づく。なお、一の被介護者が「主食」を完食した場合は、「○の中に10」の数値が表示される。
食事割合情報表示125Cの下には、入浴実施情報表示125Dが配置される。入浴実施情報表示125Dには、1ヶ月間に、一の被介護者の入浴が実施されたこと(図31中の「○」)、及び一の被介護者の入浴が中止されたこと(図31中の「×」)が記号で表示される。入浴実施情報表示125Dに表示される入浴の実施「○」及び中止「×」の情報は、図9(c)に示す入浴入力ウィンドウ2231、又は図27に示す介助種別入力表示94B、入浴中止チェックボックス94Dに入力された情報に基づく。
ここで、数値・記号表示部125に表示される「便通」、「尿回数」、「食事」、「入浴」等のバイタルサインの測定結果に異常がある場合は、警告表示125e又は注意表示125fの二段階で表示される。警告表示125eは、「警告」に該当する異常な測定結果(数値又は記号)の背景色を赤色にする。注意表示125fは、「注意」に該当する異常な測定結果の背景色を黄色にする。
<<<病態記録表示画面>>>
上述したように、図30に示す病態記録表示ボタン97D、又は図31に示す病態記録表示ボタン123cを選択すると、図33に示す病態記録表示画面130が表示される。病態記録表示画面130の上端には、被介護者情報表示130a及び日付表示130bが配置される。被介護者情報表示130aには、図30に示す被介護者情報表示90Eにおいて選択された一の被介護者の氏名、年齢が表示される。日付表示130bによって任意の年月日を選択すると、その年月日における一の被介護者の病態記録が、被介護者情報表示130a及び日付表示130bの下のスペースに表示される。
病態記録表示画面130における被介護者情報表示130a及び日付表示130bの下のスペースには、バイタルサイン情報表示131、既往歴情報表示132、リスクファクター情報表示133、観察内容情報表示134、特記事項情報表示135、頓服薬情報表示136が表示される。
バイタルサイン情報表示131は、病態記録表示画面130の左側に配置される。バイタルサイン情報表示131は、上から順に、判定バー131a、体温表示131b、最高血圧表示131c、最低血圧表示131d、脈圧表示131e、脈拍数表示131f、呼吸数表示131g、SpO2表示131h、体重表示131i、飲水表示131j、意識レベル表示131k、尿量表示131lで構成される。これらの表示項目に表示される数値などの情報は、上述した介護サービス情報一括入力画面20、個別登録画面90又はバイタル入力プログラム11に入力された情報に基づく。
判定バー131aには、左から順に「2」、「1」、「正常」、「1」、「2」の5つの指標が表示される。これらの5つの指標を用いて、体温表示131b、最高血圧表示131c、最低血圧表示131d、脈圧表示131e、脈拍数表示131f、呼吸数表示131g、SpO2表示131hの各数値が正常か異常かを直感的に判定することが可能である。すなわち、体温表示131b、最高血圧表示131c、最低血圧表示131d、脈圧表示131e、脈拍数表示131f、呼吸数表示131g、SpO2表示131hの各数値は、「2」、「1」、「正常」、「1」、「2」の5つの指標のいずれかの下方に表示される。正常な数値は、バイタルサイン情報表示131のほぼ中央の「正常」の指標の下方に表示される。一方、異常な数値は、「正常」の指標から左又は右の方向にシフトして「2」、「1」、「1」、「2」のいずれかの指標の下方に表示される。ユーザーは、体温表示131b、最高血圧表示131c、最低血圧表示131d、脈圧表示131e、脈拍数表示131f、呼吸数表示131g、SpO2表示131hの各数値が表示される位置を見て、正常か異常かを直感的に判定することができる。
体温表示131b、最高血圧表示131c、最低血圧表示131d、脈圧表示131e、脈拍数表示131f、呼吸数表示131g、SpO2表示131hの各数値が異常な値である場合は、「警告」及び「注意」の二段階で表示される。「警告」に該当する異常な数値の背景色は赤色になる。「注意」に該当する異常な数値の背景色は黄色になる。
既往歴情報表示132は、バイタルサイン情報表示131の隣、病態記録表示画面130のほぼ中央に配置される。既往歴情報表示132には、一の被介護者の病歴が病名によって表示される。スクロールバー132aを操作することにより、既往歴情報表示132に含まれる全ての病名を表示させることが可能である。図1(a)に示す健康ケア記録プログラム13及び医師管理プログラム14によって病態記録表示画面130を表示させた場合に限り、既往歴情報表示132中の各病名の表示を選択すると、その病気に関する要約(例えば、入院日、症状、異常なバイタルサインの測定値、経過など)が表示される。また、既往歴情報表示132のタイトルバーには、詳細情報表示ボタン132bが配置される。詳細情報表示ボタン132bを選択すると、既往歴の詳細情報が記録された画面が表示される。既往歴情報表示132に表示される情報は、図1(a)に示す管理プログラム15に一の被介護者を登録する際に入力される。
リスクファクター情報表示133は、既往歴情報表示132の下に配置される。リスクファクター情報表示133には、一の被介護者の生活習慣(例えば、喫煙歴、飲酒歴、運動習慣、睡眠)が表示される。また、リスクファクター情報表示133のタイトルバーには、詳細情報表示ボタン133aが配置される。詳細情報表示ボタン133aを選択すると、リスクファクターの詳細情報が記録された画面が表示される。リスクファクター情報表示133に表示される情報は、図1(a)に示す管理プログラム15に一の被介護者を登録する際に入力される。
観察内容情報表示134は、リスクファクター情報表示133の隣、病態記録表示画面130の左側に配置される。観察内容情報表示134には、一の被介護者の症状に関する情報が表示される。スクロールバー134aを操作することにより、観察内容情報表示134に含まれる全ての症状に関する情報を表示させることが可能である。
観察内容情報表示134に表示される情報は、図1(a)に示す介護記録プログラム12及び健康ケア記録プログラム13に入力された情報に基づく。既に述べたように、介護記録プログラム12のユーザーは介護者であり、健康ケア記録プログラム13のユーザーは看護師である。図33に示される観察内容情報表示134中の症状に関する情報は、2種類の背景色で表示される。例えば、介護記録プログラム12から入力された症状に関する情報の背景色は、図中の薄い灰色で表示される。これに対し、健康ケア記録プログラム13から入力された症状に関する情報の背景色は、図中の白色で表示される。介護者が、介護記録プログラム12から入力した症状に関する情報は、健康ケア記録プログラム13を使用する看護師により選別され、最終的に、必要な情報だけが確定される。この結果、図1(a)に示す医師管理プログラム14によって病態記録表示画面130を表示させた場合、観察内容情報表示134には、健康ケア記録プログラム13によって確定された症状に関する情報だけが表示されるようになる。すなわち、医師管理プログラム14を使用する医師は、介護者及び看護師が入力した情報のうち、看護師が必要と考える情報だけが伝えられる。一方、介護者は、必要な情報か否かを深く考えずに、被介護者に異常な点があれば、観察内容を介護記録プログラム12に入力して報告すればよい。
観察内容情報表示134のタイトルバーには、詳細情報表示ボタン134b及び情報追加ボタン134cが配置される。詳細情報表示ボタン134bを選択すると、症状に関する詳細情報が記録された画面が表示される。一方、情報追加ボタン134cは、図1(a)に示す健康ケア記録プログラム13によって病態記録表示画面130を表示させた場合に限り、選択することが可能となる。すなわち、健康ケア記録プログラム13を使用する看護師のみが、一の被介護者の症状に関する情報を追加できる。情報追加ボタン134cを選択すると、図17の症状入力画面30と同様の入力画面が表示される。
特記事項情報表示135は、バイタルサイン情報表示131及びリスクファクター情報表示133の下に配置される。特記事項情報表示135には、一の被介護者の観察・問診の結果が異常であった場合、及び意識レベルが異常であった場合に入力された特記事項情報(フリーコメント)の情報が表示される。特記事項情報表示135に表示される特記事項情報は、例えば、図30に示す観察・問診結果入力部97iの「異常」を選択した場合のフリーコメント、図30に示す意識レベル入力部97jの「異常」を選択した場合のフリーコメント、及び図1(a)に示す健康ケア記録プログラム13に入力された特記事項情報に基づく。スクロールバー135aを操作することにより、特記事項情報表示135に含まれる全ての特記事項情報を表示させることが可能である。
特記事項情報表示135のタイトルバーには、詳細情報表示ボタン135b及び情報追加ボタン135cが配置される。詳細情報表示ボタン135bを選択すると、特記事項情報に関する詳細情報が記録された画面が表示される。一方、情報追加ボタン135cは、図1(a)に示す健康ケア記録プログラム13によって病態記録表示画面130を表示させた場合に限り、選択することが可能となる。すなわち、健康ケア記録プログラム13を使用する看護師のみが、一の被介護者の特記事項情報を追加できる。情報追加ボタン135cを選択すると、一の被介護者の特記事項情報を追加するためのフリーコメント入力画面が表示される。看護師は、このフリーコメント入力画面に任意の文章を入力して、特記事項情報表示135に表示される特記事項情報を追加することが可能である。
頓服薬情報表示136は、観察内容情報表示134の下に配置される。頓服薬情報表示136には、図26に示す頓服薬情報入力表示93D及び図1(a)に示す健康ケア記録プログラム13に入力された頓服薬情報が表示される。一の頓服薬情報には、頓服薬を服用する原因となった症状と、服用した薬剤名とが含まれる。スクロールバー136aを操作することにより、頓服薬情報表示136に含まれる全ての頓服薬情報を表示させることが可能である。頓服薬情報表示136のタイトルバーには、詳細情報表示ボタン136bが配置される。詳細情報表示ボタン136bを選択すると、頓服薬情報に関する詳細情報が記録された画面が表示される。
<<リハビリ記録表示画面100>>
図18〜図30に示す「リハビリ記録」のリンクボタン267を選択すると、図34に示すリハビリ記録表示画面100が表示される。リハビリ記録表示画面100は、被介護者ごとのリハビリ記録を作成し、作成したリハビリ記録を削除、閲覧又はアップロードするためのものである。
図34に示すリハビリ記録表示画面100の構成について説明する。リハビリ記録表示画面100の最も上には、上述したリンクボタン261〜267が配置される。「リハビリ記録」のリンクボタン267は、他のリンクボタン261〜266と異なる色で表示され、現在、選択された状態であることを示している。
リンクボタン261〜267の下、図34の左側の約1/3のスペースには、施設棟表示101A、フロア表示101B、複数の被介護者情報表示101C、スクロールバー101Dが一纏まりに配置される。施設棟表示101A及びフロア表示101Bが横並びに配置され、その下に複数の被介護者情報表示101Cが縦方向に配置される。
施設棟表示101Aは、その横に設けられたボタンを選択することにより、複数の施設棟名を含むドロップダウンリストを展開する。このドロップダウンリスト中の複数の施設棟名のうちから1つを選択する。例えば、図34では「東棟」が選択されている。
フロア表示101Bは、複数のフロア番号を含むドロップダウンリストを展開する。このドロップダウンリスト中の複数のフロア番号のうちから1つを選択する。例えば、図34では「2F」が選択されている。
施設棟表示101A及びフロア表示101Bがそれぞれ選択されると、選択された施設棟及びフロアの各部屋番号とそこに入居する被介護者の氏名とが、複数の被介護者情報表示101Cのそれぞれに個別に表示される。複数の被介護者情報表示101Cの横には、スクロールバー101Dが配置される。ユーザーは、複数の被介護者情報表示101Cを縦方向にスクロールさせ、リハビリ記録の作成等の対象となるいずれか一の被介護者情報表示101Cを選択する。各被介護者情報表示101Cは、それぞれ円形のインジケータを備えており、選択された一の被介護者情報表示101Cのインジケータに丸印が表示される。
リンクボタン261〜267の下、図34の右側の約2/3のスペースには、「リハビリ記録」のデータファイルの一覧表が表示される。「リハビリ記録」のデータファイルの一覧表は、第1及び第2日付表示102A、102B、ファイル表示ウィンドウ103、ファイル選択ボタン104A、ファイルパス表示窓104B、作成ボタン105、削除ボタン106、閲覧ボタン107、アップロードボタン108によって構成される。
「リハビリ記録」のタイトル表示の下には、第1及び第2日付表示102A、102Bが配置される。第1及び第2日付表示102A、102Bは、リハビリ記録のデータファイルが作成又は更新された期間を指定するためのものである。第1日付表示102Aには、指定する期間の始めとなる年月日が入力される。第2日付表示102Bには、指定する期間の終わりとなる年月日が入力される。第1及び第2日付表示102A、102Bのそれぞれの横に設けられたボタンを選択することにより、カレンダー表示102Cが展開される。ユーザーは、任意の年月のカレンダー表示102Cから任意の日を選択することにより、第1及び第2日付表示102A、102Bのそれぞれに任意の年月日を入力することができる。なお、第1及び第2日付表示102A、102Bのそれぞれに同じ年月日を入力することにより、特定の1日を指定することも可能である。
第1及び第2日付表示102A、102Bの下には、ファイル表示ウィンドウ103が配置される。第1及び第2日付表示102A、102Bにより任意の期間を指定すると、その期間に作成又は更新されたリハビリ記録の「ファイル名」と「更新日時」とがファイル表示ウィンドウ103に表示される。なお、「更新日時」には、リハビリ記録のデータファイルが最初に作成された日時も含まれる。ここで、ファイル表示ウィンドウ103に表示されるのは、既にサーバにアップロードされたリハビリ記録のデータファイルである。ユーザーは、ファイル表示ウィンドウ103に表示されるいずれかのリハビリ記録のデータファイルを選択し、後述する削除又は閲覧のいずれかの処理をすることが可能である。
ファイル表示ウィンドウ103の下には、ファイル選択ボタン104Aとファイルパス表示窓104Bとが横並びに配置される。ここで、ユーザーが作成したリハビリ記録のデータファイルは、介護記録プログラム12をインストールしたコンピュータに保存される。ファイル選択ボタン104Aを選択すると、リハビリ記録のデータファイルが保存された所定のフォルダーが開かれる。ユーザーがいずれかのデータファイルを選択すると、選択されたデータファイルの場所を示すパス(path)がファイルパス表示窓104Bに表示される。ファイルパス表示窓104Bに表示されたリハビリ記録のデータファイルは、サーバにアップロードすることができる。
ファイル選択ボタン104A及びファイルパス表示窓104Bの下には、作成ボタン105、削除ボタン106、閲覧ボタン107、アップロードボタン108が横並びに配置される。
作成ボタン105は、新たなリハビリ記録を作成する場合に用いられる。ユーザーが作成ボタン105を選択すると、サーバから当該コンピュータにリハビリ記録のテンプレートのデータがダウンロードされる。リハビリ記録のテンプレートは、例えば、汎用の表計算ソフトの形式で作成される。ユーザーは、リハビリ記録のテンプレートをベースにして、選択したいずれか一の被介護者情報表示101Cに対応する被介護者のリハビリ記録を作成する。作成したリハビリ記録のデータファイルは、汎用の表計算ソフトの保存機能により、介護記録プログラム12をインストールしたコンピュータの所定のフォルダーに保存される。
削除ボタン106は、サーバにアップロードされたリハビリ記録のデータファイルを削除する場合に用いられる。ユーザーは、ファイル表示ウィンドウ103に表示されるいずれかのリハビリ記録のデータファイルを選択した後に、削除ボタン106を選択する。すると、選択されたリハビリ記録のデータファイルがサーバから削除される。
閲覧ボタン107は、サーバにアップロードされたリハビリ記録のデータファイルを閲覧する場合に用いられる。ユーザーは、ファイル表示ウィンドウ103に表示されるいずれかのリハビリ記録のデータファイルを選択した後に、閲覧ボタン107を選択する。すると、選択されたリハビリ記録のデータファイルがサーバから当該コンピュータの所定のフォルダーにダウンロードされ、閲覧可能となる。
アップロードボタン108は、当該コンピュータの所定のフォルダーに保存されたリハビリ記録のデータファイルをサーバにアップロードするために用いられる。上述したように、ファイル選択ボタン104Aを選択すると、リハビリ記録のデータファイルが保存された所定のフォルダーが開かれる。ユーザーがいずれかのデータファイルを選択すると、選択されたデータファイルの場所を示すパス(path)がファイルパス表示窓104Bに表示される。この状態において、ユーザーがアップロードボタン108を選択すると、ファイルパス表示窓104Bに表示されたリハビリ記録のデータファイルがサーバにアップロードされる。サーバにアップロードされたリハビリ記録のデータファイルは、全てのユーザーの介護記録プログラム12で閲覧可能となる。
<<支援経過記録表示画面>>
既に述べたように、図19〜図34に示す遷移ボタン41Dを選択すると、図4に示す介護サービス情報一括入力画面20に遷移する。介護サービス情報一括入力画面20において、上述した記録ボタン23Cの隣には、支援経過記録表示ボタン23Dが配置されている。図35は、支援経過記録表示ボタン23Dが選択された状態を示す。支援経過記録表示ボタン23Dが選択されると、介護サービス情報一括入力画面20が暗転して操作できない状態となり、暗転した介護サービス情報一括入力画面20の上に支援経過記録表示画面110が表示される。
図36に支援経過記録表示画面110の詳細を示す。支援経過記録表示画面110は、ユーザーが被介護者ごとの支援経過記録を作成するためのものである。支援経過記録は、一の被介護者に提供された日々の介護サービスの具体的な内容の記録である。
図36に示す支援経過記録表示画面110において、「支援経過記録」のタイトルバーの下、左側の約1/3のスペースには、施設棟表示110A、フロア表示110B、複数の被介護者情報表示110C、スクロールバー110Dが一纏まりに配置される。施設棟表示110A及びフロア表示110Bが横並びに配置され、その下に複数の被介護者情報表示110Cが縦方向に配置される。
施設棟表示110Aは、その横に設けられたボタンを選択することにより、複数の施設棟名を含むドロップダウンリストを展開する。このドロップダウンリスト中の複数の施設棟名のうちから1つを選択する。例えば、図36では「東棟」が選択されている。
フロア表示110Bは、複数のフロア番号を含むドロップダウンリストを展開する。このドロップダウンリスト中の複数のフロア番号のうちから1つを選択する。例えば、図36では「2F」が選択されている。
施設棟表示110A及びフロア表示110Bがそれぞれ選択されると、選択された施設棟及びフロアの各部屋番号とそこに入居する被介護者の氏名とが、複数の被介護者情報表示110Cのそれぞれに個別に表示される。複数の被介護者情報表示110Cの横には、スクロールバー101Dが配置される。ユーザーは、複数の被介護者情報表示110Cを縦方向にスクロールさせ、支援経過記録の作成等の対象となるいずれか一の被介護者情報表示110Cを選択する。各被介護者情報表示110Cは、それぞれ円形のインジケータを備えており、選択された一の被介護者情報表示110Cのインジケータに丸印が表示される。
支援経過記録表示画面110において、「支援経過記録」のタイトルバーの下、右側の約2/3のスペースには、最も上に、第1日付表示111A、第2日付表示111B、フリーコメントボタン112が横並びに配置され、これらの下に、支援経過情報表示113が配置される。
第1及び第2日付表示111A、111Bは、支援経過情報表示113に表示される情報の期間を指定するためのものである。すなわち、上述した被介護者情報表示110Cによって一の被介護者を選択し、且つ第1及び第2日付表示111A、111Bによって所定の期間を指定すると、その期間内に一の被介護者に提供された介護サービスに関する情報が、支援経過情報表示113に表示される。
第1日付表示111Aには、指定する期間の始めとなる年月日が入力される。第2日付表示111Bには、指定する期間の終わりとなる年月日が入力される。第1及び第2日付表示111A、111Bのそれぞれの横に設けられたボタンを選択することにより、図34に示すものと同様のカレンダー表示が展開される。ユーザーは、任意の年月のカレンダー表示から任意の日を選択することにより、第1及び第2日付表示111A、111Bのそれぞれに任意の年月日を入力することができる。なお、第1及び第2日付表示111A、111Bのそれぞれに同じ年月日を入力することにより、特定の1日を指定することも可能である。
支援経過情報表示113は、チェックボックス113A、日付表示113B、時間表示113C、支援内容表示113D、記入者表示113E、スクロールバー113Fで構成される。チェックボックス113A、日付表示113B、時間表示113C、支援内容表示113D、記入者表示113Eは、互いに行列配置されており、一行で1つの介護サービスに関する情報を形成する。日付表示113Bには、介護サービスが提供された年月日が表示される。時間表示113Cには、介護サービスが提供された時分が表示される。支援内容表示113Dは、提供された介護サービスの内容が表示される。記入者表示113Eには、支援内容表示113Dに表示される情報を入力した介護者の氏名が表示される。
チェックボックス113A、日付表示113B、時間表示113C、支援内容表示113D、記入者表示113Eは、スクロールバー113Fを操作することにより、行列配置を維持したままで全体を縦方向にスクロールさせることが可能である。チェックボックス113Aは、支援経過情報表示113に表示される情報のうちから必要なものだけを選択するために用いられる。
ユーザーは、行列配置されたチェックボックス113A、日付表示113B、時間表示113C、支援内容表示113D、記入者表示113Eを縦方向にスクロールさせ、各支援内容表示113Dに表示される情報を確認する。支援経過記録に記載すべき内容の支援内容表示113Dがあれば、この支援内容表示113Dと同じ行に配置されたチェックボックス113Aを選択してチェックマークを表示させる。支援経過情報表示113において、チェックボックス113Aが選択された行の表示は、例えば、白色の背景色と黒色のフォントとで構成され、明確化される。一方、チェックボックス113Aが選択されていない行の表示は、例えば、灰色の背景色と白色のフォントとで構成され、意図的に不明確化される。
支援経過情報表示113の最も下の中央には、閉じるボタン114、作成ボタン115が横並びに配置される。ユーザーは、支援経過記録に記載すべき全ての情報を選択した後、作成ボタン115を選択する。これにより、ユーザーが選択した情報だけが記載された支援経過記録が作成される。支援経過記録は、例えば、汎用の表計算ソフトの形式で作成され、出力される。一方、閉じるボタン114は、支援経過記録表示画面110を閉じるために用いられる。閉じるボタン114が選択されると、支援経過記録表示画面110が閉じて、図4に示す介護サービス情報一括入力画面20が入力可能な状態に戻る。
フリーコメントボタン112は、支援経過情報表示113にフリーコメントを登録するために用いられる。フリーコメントボタン112を選択すると、図37に示すような、フリーコメント入力ウィンドウ1121が開く。フリーコメント入力ウィンドウ1121には、上から順に、担当者表示1121a、日時設定表示1121b、フリーコメント入力欄1121cが配置され、最も下の中央に閉じるボタン1121d、登録ボタン1121eが横並びに配置される。
担当者表示1121aには、フリーコメントボタン112を選択した現在のユーザーの氏名が表示される。日時設定表示1121bは、年月日、時分の入力部で構成される。日時設定表示1121bの年月日は、図34に示すものと同様のカレンダー表示から選択して入力する。日時設定表示1121bの時分は、それぞれドロップダウンリストから選択して入力する。フリーコメント入力欄1121cには、任意のテキスト情報を入力することが可能である。
登録ボタン1121eを選択すると、フリーコメント入力ウィンドウ1121の情報が支援経過情報表示113に登録される。すなわち、フリーコメント入力ウィンドウ1121の日時設定表示1121bに入力した年月日、時分の情報は、支援経過情報表示113の日付表示113B、時間表示113Cにそれぞれ表示される。フリーコメント入力ウィンドウ1121のフリーコメント入力欄1121cに入力した任意のテキスト情報は、支援経過情報表示113の支援内容表示113Dに表示される。フリーコメント入力ウィンドウ1121の担当者表示1121aの氏名は、支援経過情報表示113の記入者表示113Eに表示される。一方、閉じるボタン1121dを選択すると、フリーコメント入力ウィンドウ1121が閉じて、支援経過記録表示画面110が入力可能な状態になる。
<<ユーザーの変更>>
介護施設では、複数の介護者が交代で被介護者の介護にあたっている。このため、上述した介護記録プログラム12をインストールしたコンピュータは、複数のユーザーに交代で使用されることが想定される。既に述べたとおり、一のユーザーが介護記録プログラム12を利用するためには、図1(a)に示す健康管理プログラム10Bを起動させ、図2(a)、(b)に示すようなログインの手続をする必要がある。このため、介護記録プログラム12をインストールしたコンピュータを第1ユーザーから第2ユーザーへ引き継ぐ場合は、まず、第1ユーザーが、介護記録プログラム12を終了させ、健康管理プログラム10Bからログアウトし、その後、第2ユーザーが、健康管理プログラム10Bにログインし、介護記録プログラム12を起動させるという、重複した手間が掛かる。
このようなユーザー間の重複した手間を解消するため、本実施形態の介護記録プログラム12は、起動中の介護記録プログラム12を終了させることなく、現状のまま、第1ユーザーから第2ユーザーへ引き継ぐことが可能な構成となっている。
図38に示すように、介護サービス情報一括入力画面20における担当者表示24Cの右端には、担当者変更ボタン24cが配置される。担当者変更ボタン24cが選択されると、介護サービス情報一括入力画面20上に、ログイン画面300が表示される。
ログイン画面300は、図2(a)と同様のユーザー名入力部301、パスワード入力部302、ログインボタン303を備える。第2ユーザーは、ユーザー名入力部301、パスワード入力部302のそれぞれに「ユーザー名」、「パスワード」を入力し、ログインボタン303を選択することで、図1(a)に示す健康管理プログラム10Bにログインすることができる。第2ユーザーのログインが承認されると同時に、第1ユーザーを健康管理プログラム10Bからログアウトさせる処理が実行される。
一方、第2ユーザーは、図1(a)に示すICカードリーダー/ライター9にICカードをかざすことによって、健康管理プログラム10Bにログインすることも可能である。ICカードリーダー/ライター9がICカードから必要な情報を読み込んだ場合は、図39に示すPINコード入力画面310が表示される。
PINコード入力画面310は、図2(b)と同様のPINコード入力部311、閉じるボタン312、決定ボタン313を備える。第2ユーザーは、PINコード入力部311にPINコードを入力し、決定ボタン313を選択することで、図1(a)に示す健康管理プログラム10Bにログインすることができる。第2ユーザーのログインが承認されると同時に、第1ユーザーを健康管理プログラム10Bからログアウトさせる処理が実行される。なお、第2ユーザーがPINコードの入力をキャンセルしたい場合は、閉じるボタン312を選択すればよい。
以上の操作により、介護記録プログラム12をインストールしたコンピュータは、第1ユーザーが使用していた状態のままで、第1ユーザーから第2ユーザーへ引き継がれる。第1ユーザーによる介護記録プログラム12の終了、健康管理プログラム10Bのログアウト、第1ユーザーによる健康管理プログラム10B及び介護記録プログラム12の再起動の手間が省略され、第1ユーザーから第2ユーザーへ引き継ぎがよりスムーズになる。
1 介護記録装置
2 制御部
3 記憶部
4 タッチパネルディスプレイ
5 ユーザーインターフェース
6 音声入力部
7 音声出力部
8 無線通信部
9 ICカードリーダー/ライター
10A オペレーティングシステム(OS)
10B 健康管理プログラム
11 バイタル入力プログラム
12 介護記録プログラム
12A 表示制御手段
12B 入力制御手段
12C 記憶制御手段
12D 介護記録作成手段
12E 通信制御手段
12F 認証制御手段
13 健康ケア記録プログラム
14 医師管理プログラム
15 管理プログラム
20 介護サービス情報一括入力画面
20A 入力操作表示領域
20B 被介護者情報表示領域
20C 時間表示領域
20D 選択表示領域
21A 第1入力操作表示
21B 第2入力操作表示
21C 第3入力操作表示
22A 保存ボタン
22B クリアボタン
22C 閲覧ボタン
23A ホームボタン
23B 症状入力ボタン
23C 記録ボタン
23D 支援経過記録表示ボタン
24A フロア表示
24B 日付表示
24C 担当者表示
24c 担当者変更ボタン
25A 被介護者情報表示
25B バイタル表示ボタン
25C 症状表示ボタン
26 時間表示
27 選択表示
27a チェックマーク
30 症状入力画面
31 大項目入力部
31a 大項目入力ボタン
32 小項目入力部
32a 小項目ドロップダウンリスト
32b フリーコメント入力欄
33A 被介護者情報表示
33B 被介護者詳細表示ボタン
34A 保存ボタン
34B 閉じるボタン
40 週間サービス計画表入力画面
41A フロア表示
41B 日付表示
41C 担当者表示
41D 遷移ボタン
42 被介護者情報表示
43 曜日表示
44 時間表示
45 時間枠表示領域
45a 前半枠
45b 後半枠
46A サービス内容ボタン
46B 処理ボタン
47A クリアボタン
47B 保存ボタン
48A、48B フリー入力欄
50 業務日誌表示画面
51A 施設棟表示
51B フロア表示
51C 日付表示
52 部屋番号表示
53 被介護者情報表示
53a チェックボックス
54 時間表示
55 支援内容表示
56 記入者表示
57 スクロールバー
58 作成ボタン
60 報告書一覧表示画面
61A 施設棟表示
61B フロア表示
61C 被介護者情報表示
61D スクロールバー
62A 第1日付表示
62B 第2日付表示
62C カレンダー表示
63 ファイル表示ウィンドウ
64A ファイル選択ボタン
64B ファイルパス表示窓
65 作成ボタン
66 削除ボタン
67 閲覧ボタン
68 アップロードボタン
70 測定値一覧表示画面
71A 施設棟表示
71B フロア表示
71C 日付表示
71D 担当者表示
71E 印刷ボタン
72 部屋番号表示
73 被介護者情報表示
74A 体温表示
74B 最高血圧表示
74C 最低血圧表示
74D 脈圧表示
74E 脈拍数表示
74F SpO2表示
74G 呼吸回数表示
74H 体重表示
74I 血糖値表示
74J 意識レベル表示
75 スクロールバー
80 サービス実施表表示画面
81A 施設棟表示
81B フロア表示
81C 被介護者情報表示
81D スクロールバー
82A 日付表示
82B カレンダー表示
83 閲覧ボタン
90 個別登録画面
90A 担当者表示
90B 日付表示
90C 施設棟表示
90D フロア表示
90E 被介護者情報表示
90F スクロールバー
90G クリアボタン
90H 保存ボタン
91 排泄のタイトルバー
91A 詳細情報表示ボタン
91B 陰部洗浄チェックボックス
91C 排泄場所入力表示
91D 尿情報入力表示
91E 便情報入力表示
91F 尿道カテーテル尿量入力表示
91G 消化器官ストーマ状態入力表示
92 食事のタイトルバー
92A 詳細情報表示ボタン
92B 食事情報入力表示
92C 水分情報入力表示
92D 口腔ケア入力表示
92E 介助レベル入力表示
92F 経管栄養入力表示
93 服薬のタイトルバー
93A 詳細情報表示ボタン
93B 服薬担当者入力表示
93C 定期薬情報入力表示
93D 頓服薬情報入力表示
93E 備考入力欄
94 入浴のタイトルバー
94A 詳細情報表示ボタン
94B 介助種別入力表示
94C 身体異常入力表示
94D 入浴中止チェックボックス
94E フリーコメント入力欄
95 介護サービスのタイトルバー
95A 詳細情報表示ボタン
95B テーマ入力表示
96 症状のタイトルバー
96A 詳細情報表示ボタン
96B 大項目入力部
96b スクロールバー
96C 小項目入力部
97 バイタルのタイトルバー
97A 詳細情報表示ボタン
97B 測定値入力表示
97a 体温入力部
97b 呼吸数入力部
97c SpO2入力部
97d 体重入力部
97e 最高血圧入力部
97f 最低血圧入力部
97g 脈拍数入力部
97h 血糖値入力部
97i 観察・問診結果入力部
97j 意識レベル入力部
97C 熱型表表示ボタン
97D 病態記録表示ボタン
100 リハビリ記録表示画面
101A 施設棟表示
101B フロア表示
101C 被介護者情報表示
101D スクロールバー
102A 第1日付表示
102B 第2日付表示
102C カレンダー表示
103 ファイル表示ウィンドウ
104A ファイル選択ボタン
104B ファイルパス表示窓
105 作成ボタン
106 削除ボタン
107 閲覧ボタン
108 アップロードボタン
110 支援経過記録表示画面
110A 施設棟表示
110B フロア表示
110C 被介護者情報表示
110D スクロールバー
111A 第1日付表示
111B 第2日付表示
112 フリーコメントボタン
1121 フリーコメント入力ウィンドウ
1121a 担当者表示
1121b 日時設定表示
1121c フリーコメント入力欄
1121d 閉じるボタン
1121e 登録ボタン
113 支援経過情報表示
113A チェックボックス
113B 日付表示
113C 時間表示
113D 支援内容表示
113E 記入者表示
113F スクロールバー
114 閉じるボタン
115 作成ボタン
120 熱型表表示画面
121 表示範囲操作部
121a 年表示
121b 月操作表示
121c 週操作表示
121d 戻すボタン
122 被介護者情報表示部
122a 被介護者情報表示
122b 詳細情報表示ボタン
123 基本操作部
123a 設定ボタン
123b 印刷ボタン
123c 病態記録表示ボタン
123d 戻るボタン
123e 更新ボタン
124 グラフ表示部
124A 血圧縦軸表示
124B SpO2縦軸表示
124C 脈拍数縦軸表示
124D 体温縦軸表示
124a〜124d 拡大表示ボタン
124E 日付横軸表示
1241 血圧グラフ
1242 SpO2グラフ
1243 脈拍数グラフ
1244 体温グラフ
124f 基準域表示
124g 通常ドット表示
124h 服薬ドット表示
124i 主値変更ドット表示
124j 通常バー表示
124k 服薬又は主値変更バー表示
124m 測定結果表示
125 数値・記号表示部
125A 便通情報表示
125B 尿回数情報表示
125C 食事割合情報表示
125D 入浴実施情報表示
125e 警告表示
125f 注意表示
130 病態記録表示画面
130a 被介護者情報表示
130b 日付表示
131 バイタルサイン情報表示
131a 判定バー
131b 体温表示
131c 最高血圧表示
131d 最低血圧表示
131e 脈圧表示
131f 脈拍数表示
131g 呼吸数表示
131h SpO2表示
131i 体重表示
131j 飲水表示
131k 意識レベル表示
131l 尿量表示
132 既往歴情報表示
132a スクロールバー
132b 詳細情報表示ボタン
133 リスクファクター情報表示
133a 詳細情報表示ボタン
134 観察内容情報表示
134a スクロールバー
134b 詳細情報表示ボタン
134c 情報追加ボタン
135 特記事項情報表示
135a スクロールバー
135b 詳細情報表示ボタン
135c 情報追加ボタン
136 頓服薬情報表示
136a スクロールバー
136b 詳細情報表示ボタン
211 水分入力ボタン
2111 水分入力ウィンドウ
2111a 数値入力欄
2112 テンキー表示
212 服薬入力ボタン
2121 服薬入力ウィンドウ
2121a 担当者氏名入力欄
213 主食入力ボタン
2131 主食入力ウィンドウ
214 副食入力ボタン
2141 副食入力ウィンドウ
221 便入力ボタン
2211 便入力ウィンドウ
2211a フリーコメント入力欄
222 尿入力ボタン
2221 尿入力ウィンドウ
2221a 数値入力欄
2221b フリーコメント入力欄
2222 テンキー表示
223 入浴入力ボタン
2231 入浴入力ウィンドウ
224 フリーコメント入力ボタン
2241 フリーコメント入力ウィンドウ
230 介護サービス項目入力ウィンドウ
2301〜2307 項目選択チェックボックス
2308〜2310 ブランクチェックボックス
2308a〜2310a 項目追加ボタン
2308b 項目編集ボタン
2311 項目入力ウィンドウ
240、250 閲覧ウィンドウ
241〜245、251〜255 被介護者情報タブ
246L、246R、256L、256R スピンボタン
261〜267 リンクボタン
271〜274 第1〜第4領域
272a、273a 枠線
281〜287 リンクボタン
300 ログイン画面
301 ユーザー名入力部
302 パスワード入力部
303 ログインボタン
310 PINコード入力画面
311 PINコード入力部
312 閉じるボタン
313 決定ボタン

Claims (33)

  1. 介護記録を作成するために、被介護者に提供される介護サービスに関する情報をコンピュータに処理させる介護記録プログラムであって、
    情報を入力するための画像をディスプレイに表示させる処理を実行する表示制御手段と、情報を入力するための処理を実行する入力制御手段と、入力された情報を記憶するための処理を実行する記憶制御手段と、を含み、
    前記画像は、入力操作表示領域と、前記ディスプレイの横方向又は縦方向に延びる被介護者情報表示領域と、前記被介護者情報表示領域と直交する方向に延びる時間表示領域と、前記被介護者情報表示領域及び前記時間表示領域の両方に隣接する選択表示領域と、を含み、
    前記入力操作表示領域は、介護サービス情報を入力するために操作される少なくとも一の入力操作表示を含み、
    前記被介護者情報表示領域は、介護サービスの提供を受ける複数の被介護者のそれぞれを特定するための複数の被介護者情報表示を含み、
    前記時間表示領域は、介護サービスが提供される時間を示す複数の時間表示を含み、
    前記選択表示領域は、いずれか一の前記被介護者情報表示及びいずれか一の前記時間表示の両方に対応するように行列配置された複数の選択表示を含み、
    前記入力操作表示は、異なる介護サービス情報を入力するために操作される複数のボタンで構成され、
    前記入力操作表示を構成するいずれか一の前記ボタンが選択されることによって、選択された前記ボタンに割り当てられた介護サービス情報の入力が可能となり、入力された介護サービス情報は、選択された一以上の前記選択表示に関連づけられる、介護記録プログラム。
  2. 前記入力操作表示を構成する少なくとも一の前記ボタンには、あらかじめ所定の介護サービス情報が割り当てられており、所定の介護サービス情報を示す文字、図形又は色彩の少なくとも1つが表示される請求項1に記載の介護記録プログラム。
  3. 前記入力操作表示には、あらかじめ用意された複数の介護サービス情報のうちの一以上を選択して割り当てることが可能である請求項1に記載の介護記録プログラム。
  4. 前記入力操作表示には、ユーザーによって入力された一以上の任意の介護サービス情報を割り当てることが可能である請求項1に記載の介護記録プログラム。
  5. 前記入力操作表示が、任意のテキスト情報を入力するための前記ボタンを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の介護記録プログラム。
  6. 前記選択表示が、前記入力操作表示と同一又は類似の外観にデザインされた請求項1〜5のいずれか1項に記載の介護記録プログラム。
  7. 入力された介護サービス情報の内容を示す情報が、前記選択表示に表示される請求項1〜6のいずれか1項に記載の介護記録プログラム。
  8. 介護サービス情報が入力されたことを示す情報が、前記選択表示に表示される請求項1〜7のいずれか1項に記載の介護プログラム。
  9. 入力される介護サービス情報が、水分摂取、服薬、食事、便、尿、入浴、食事介助、配膳、身辺介助、口腔ケア、入浴介助、清拭介助、更衣介助、移乗又は移動介助、服薬介助、シーツ交換又は清掃、排泄介助、受診付添、血圧測定のうちから選択される一以上の情報である請求項1〜8のいずれか1項に記載の介護記録プログラム。
  10. 前記入力操作表示領域が、複数の前記入力操作表示を含み、前記選択表示領域には、複数の前記入力操作表示のうちから選択された一の前記入力操作表示に対応する複数の前記選択表示が表示される請求項1〜9のいずれか1項に記載の介護記録プログラム。
  11. いずれか一の前記時間表示を選択することにより、選択された前記時間表示に対応する全ての前記選択表示が選択された状態になる請求項1〜10のいずれか1項に記載の介護記録プログラム。
  12. 前記時間表示領域が、1時間ごとに24時間分の前記時間表示を含み、9時間分の前記時間表示と、この9時間分の前記時間表示に対応する前記選択表示とが前記ディスプレイに表示される請求項1〜11のいずれか1項に記載の介護記録プログラム。
  13. 現在の時(o’clock)に相当する一の前記時間表示に対応する全ての前記選択表示が、他の前記選択表示と区別可能に表示される請求項12に記載の介護記録プログラム。
  14. 選択された一以上の前記選択表示に関連づけられた介護サービス情報を、前記ディスプレイに表示させる閲覧ボタンを備えた請求項1〜13のいずれか1項に記載の介護記録プログラム。
  15. 被介護者の症状に関する情報を入力するために操作される症状入力ボタンを含み、
    一以上の前記選択表示が選択され、且つ前記症状入力ボタンが選択されることによって、症状に関する情報の入力が可能となり、入力された症状に関する情報には、前記選択表示に対応する前記被介護者情報と、前記症状に関する情報が入力された年月日及び時間の情報とが関連づけられる請求項1〜14のいずれか1項に記載の介護記録プログラム。
  16. 被介護者ごとに情報を入力し、又は入力された情報を閲覧するために操作される記録ボタンを含み、
    前記記録ボタンが選択されることによって、サービス計画表、業務日誌、支援経過記録、報告書、測定結果、介護サービス実施表、リハビリ記録、介護サービスの詳細、症状及びバイタルサインのうちの少なくとも1つに関する情報の入力又は閲覧が可能となる請求項1〜15のいずれか1項に記載の介護記録プログラム。
  17. 被介護者ごとに介護記録を作成するための処理を実行する介護記録作成手段を含み、
    前記介護記録作成手段は、前記選択表示に関連づけられた介護サービス情報と、前記選択表示に対応する被介護者情報と、前記介護サービス情報が入力された年月日及び時間の情報とに基づいて、前記業務日誌、前記支援経過記録及び前記介護サービス実施表のうちの少なくとも1つのデータを作成する請求項16に記載の介護記録プログラム。
  18. 前記バイタルサインに関する情報は、被介護者の体温の値を含み、
    前記介護記録作成手段は、被介護者情報と、前記体温の値と、前記体温の値が入力された年月日とに基づいて、前記体温の値の折れ線グラフを含む熱型表のデータを作成する請求項16に記載の介護記録プログラム。
  19. 前記バイタルサインに関する情報は、被介護者のSpO2の値を含み、
    前記介護記録作成手段は、被介護者情報と、前記SpO2の値と、前記SpO2の値が入力された年月日とに基づいて、前記SpO2の値の折れ線グラフのデータを作成し、前記SpO2の値の折れ線グラフを前記熱型表に表示させる請求項18に記載の介護記録プログラム。
  20. 前記バイタルサインに関する情報は、被介護者の脈拍数の値を含み、
    前記介護記録作成手段は、被介護者情報と、前記脈拍数の値と、前記脈拍数の値が入力された年月日とに基づいて、前記脈拍数の値の折れ線グラフのデータを作成し、前記脈拍数の値の折れ線グラフを前記熱型表に表示させる請求項18又は19に記載の介護記録プログラム。
  21. 前記バイタルサインに関する情報は、被介護者の最高血圧及び最低血圧の値を含み、
    前記介護記録作成手段は、被介護者情報と、前記最高血圧及び前記最低血圧の値と、前記最高血圧及び前記最低血圧の値が入力された年月日とに基づいて、同日に入力された前記最高血圧の値と前記最低血圧の値とを結ぶ棒グラフのデータを作成し、前記棒グラフを前記熱型表に表示させる請求項18〜20のいずれか1項に記載の介護記録プログラム。
  22. 前記折れ線グラフには、前記体温の値を示すプロットが含まれ、
    前記介護記録作成手段は、被介護者が頓服薬を服用したことを、前記プロットの表示形態によって前記熱型表に表示させる請求項18に記載の介護記録プログラム。
  23. 前記折れ線グラフには、前記体温、前記SpO2及び前記脈拍数のうちの少なくとも1つの値を示すプロットが含まれ、
    前記介護記録作成手段は、前記値が複数回の測定を経て得られたものであることを、前記プロットの表示形態によって前記熱型表に表示させる請求項18〜22のいずれか1項に記載の介護記録プログラム。
  24. 前記被介護者情報表示領域は、いずれか一の前記被介護者情報表示に対応するように配置された複数のバイタル表示ボタンを含み、
    前記バイタル表示ボタンは、前記バイタルサインに関する情報に異常な値が含まれる場合に異常を視覚的に報知し、前記バイタル表示ボタンが選択されることによって、前記熱型表が表示される請求項18〜23のいずれか1項に記載の介護記録プログラム。
  25. 前記介護記録作成手段は、被介護者情報と、前記バイタルサインに関する情報と、前記症状に関する情報と、前記バイタルサイン及び前記症状に関する情報が入力された年月日とに基づいて、被介護者の病態記録のデータを作成し、少なくとも前記バイタルサインに関する情報に含まれる異常な値を視覚的に報知する請求項16〜24のいずれか1項に記載の介護記録プログラム。
  26. 前記介護記録作成手段は、被介護者の既往歴に関する情報に基づいて、前記病態記録のデータを作成する請求項25に記載の介護記録プログラム。
  27. 前記被介護者情報表示領域は、いずれか一の前記被介護者情報表示に対応するように配置された複数の症状表示ボタンを含み、
    前記症状表示ボタンは、前記症状に関する情報に異常な値が含まれる場合に異常を視覚的に報知し、前記症状表示ボタンが選択されることによって、前記病態記録が表示される請求項25又は26に記載の介護記録プログラム。
  28. 前記被介護者情報表示が選択されることによって、被介護者の個人情報、病歴、障害、感染症、生活習慣、家系図、健康診断、日常生活動作(ADL)、全身管理、処方及び緊急連絡先のうちから選択される一以上の情報が表示される請求項1〜27のいずれか1項に記載の介護記録プログラム。
  29. 便に関する介護サービス情報が入力された日時に基づいて、被介護者の排便の時間間隔を算出する排便間隔算出手段と、
    前記排便の時間間隔を示す情報を、前記被介護者情報表示に対応させて前記ディスプレイに表示させる排便間隔表示ボタンと、を備えた請求項1〜28のいずれか1項に記載の介護記録プログラム。
  30. インターネットを通じてサーバにデータを送受信するための通信制御手段を含む請求項1〜29のいずれか1項に記載の介護記録プログラム。
  31. 前記介護記録プログラムの利用を開始するためのログイン処理を制御する認証制御手段を含み、
    前記認証制御手段は、一のユーザーがログインしている状態の前記介護記録プログラムに他のユーザーをログインさせることを可能とし、前記他のユーザーをログインさせる場合は、前記一のユーザーをログアウトさせる請求項1〜30のいずれか1項に記載の介護記録プログラム。
  32. 請求項1〜31のいずれか1項に記載された介護記録プログラムがインストールされたコンピュータによって構成される介護記録装置。
  33. 請求項32に記載された複数の介護記録装置が、インターネットを通じてサーバに接続され、一の前記介護記録装置に入力された各種情報が、前記サーバのデータベースに記憶され、前記データベースを共有する他の前記介護記録装置に受信される介護記録システム。
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