WO2023153112A1 - 検出回路、光学センサ - Google Patents

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Abstract

例えば、検出回路12は、アナログ入力信号AINを積分することによりアナログ出力信号AOUTを生成するように構成された積分器(121~125)と、アナログ出力信号AOUTをデジタル出力信号DOUTに変換するように構成されたアナログ/デジタル変換器128と、積分器(121~125)の積分期間にデジタル出力信号DOUTが第1閾値d1に達するとアナログ出力信号AOUTを放電するように構成された制御部129と、を備える。

Description

検出回路、光学センサ
 本明細書中に開示されている発明は、光学センサ(例えば、スマートフォン用の照度センサ又は近接センサ)、及び、これに用いられる検出回路に関する。
 光を検出する光学センサは、様々なアプリケーションに搭載されている。
 なお、上記に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。
特開2021-110658号公報
 しかしながら、従来の光学センサ(特にこれに用いられる検出回路)では、高速動作とSN比向上を両立することが困難であった。
 例えば、本明細書中に開示されている検出回路は、アナログ入力信号を積分することによりアナログ出力信号を生成するように構成された積分器と、前記アナログ出力信号をデジタル出力信号に変換するように構成されたアナログ/デジタル変換器と、前記積分器の積分期間に前記デジタル出力信号が第1閾値に達すると前記アナログ出力信号を放電するように構成された制御部と、を備える。
 なお、その他の特徴、要素、ステップ、利点、及び、特性については、以下に続く発明を実施するための形態及びこれに関する添付の図面によって、さらに明らかとなる。
 本明細書中に開示されている発明によれば、高速動作とSN比向上を両立することのできる光学センサ、及び、これに用いる検出回路を提供することが可能となる。
図1は、光学センサの第1比較例を示す図である。 図2は、第1比較例における光検出動作の一例を示す図である。 図3は、光学センサの第2比較例を示す図である。 図4は、第2比較例における光検出動作の一例を示す図である。 図5は、段階放電期間がボトルネックとなる様子を示す図である。 図6は、アナログ出力信号の実波形と理想波形を示す図である。 図7は、光学センサの新規な実施形態を示す図である。 図8は、新規な実施形態における光検出動作の第1例を示す図である。 図9は、新規な実施形態における光検出動作の第2例を示す図である。 図10は、新規な実施形態における光検出動作の第3例を示す図である。
<光学センサ(第1比較例)>
 まず、光学センサの新規な実施形態の説明に先立ち、これと対比される比較例について簡単に説明する。図1は、光学センサの第1比較例を示す図である。本比較例の光学センサ10は、光を検出して電気信号に変換する半導体集積回路装置(照度センサICなど)であり、受光素子11と検出回路12を有する。
 受光素子11は、入射光に応じた受光信号IPD(=電流信号)を生成する光電変換素子である。受光信号IPDは、入射光が強いほど大きくなり、入射光が弱いほど小さくなる。受光素子11としては、フォトダイオードまたはフォトトランジスタを好適に用いることができる。
 検出回路12は、受光信号IPDを検出してアナログ出力信号AOUTを生成する回路部であり、オペアンプ121と、キャパシタ122と、スイッチ123~125を含む。
 オペアンプ121の反転入力端(-)は、アナログ入力信号AINの印加端に接続されている。オペアンプ121の非反転入力端(+)は、バイアス電圧VB(例えば、VB=0.5V)の印加端に接続されている。オペアンプ121の出力端は、アナログ出力信号AOUTの印加端に接続されている。なお、アナログ出力信号AOUTには、不図示の後段回路において、増幅処理及びA/D[analog-to-digital]変換処理などが施される。
 キャパシタ122(容量値C1)は、オペアンプ121の反転入力端(-)と出力端との間に接続されている。
 スイッチ123は、キャパシタ122に並列接続されており、切替信号SW1に応じてオン/オフされる。例えば、スイッチ123は、SW1=Hであるときにオンして、SW1=Lであるときにオフする。
 スイッチ124は、受光素子11(例えばフォトダイオードのカソード)とオペアンプ121の反転入力端(-)との間に接続されており、切替信号SW2に応じてオン/オフされる。例えば、スイッチ124は、SW2=Hであるときにオンして、SW2=Lであるときにオフする。
 スイッチ125は、受光素子11(例えばフォトダイオードのカソード)とバイアス電圧VBの印加端との間に接続されており、反転切替信号SW2B(=切替信号SW2の論理反転信号)に応じてオン/オフされる。例えば、スイッチ125は、SW2B=Hであるときにオンして、SW2B=Lであるときにオフする。
 図2は、第1比較例における光検出動作の一例を示す図であり、上から順に、光学センサ10の動作状態(STATE)、切替信号SW1及びSW2、反転切替信号SW2B、並びに、アナログ出力信号AOUTが描写されている。
 時刻t11以前は、光学センサ10の待機期間に相当する。このとき、SW1=SW2=Hとなり、SW2B=Lとなる。すなわち、スイッチ123及び124がオンして、スイッチ125がオフする。その結果、検出回路12は、受光信号IPD(延いてはアナログ入力信号AIN)の積分動作を行わない状態となるので、AOUT=VBとなる。
 時刻t11~t12は、光学センサ10の積分期間に相当する。このとき、SW1=SW2B=Lとなり、SW2=Hとなる。すなわち、スイッチ123及び125がオフしてスイッチ124がオンする。その結果、検出回路12は、受光信号IPD(延いてはアナログ入力信号AIN)の積分動作を行う状態となるので、アナログ出力信号AOUTがバイアス電圧VBから上昇していく。
 時刻t12以降は、光学センサ10の測定期間に相当する。このとき、SW1=SW2=Lとなり、SW2B=Hとなる。すなわち、スイッチ123及び124がオフして、スイッチ125がオンする。その結果、アナログ出力信号AOUTは、時刻t12直前の信号値に保持される。このアナログ出力信号AOUTは、受光信号IPDの大きさ(延いては入射光の強さ)に比例した電圧値を持ち、入射光の測定値として利用される。
 ところで、光学センサ10として、最も重要な特性の一つに検出感度がある。この検出感度を上げる方法としては、同じ入射光の強さに対してアナログ出力信号AOUTが大きくなればよいので、積分期間(=時刻t11~t12)を長くすることが考えられる。
 ただし、アナログ出力信号AOUTには、光学センサ10の電源電圧と回路方式に依存した上限値(出力ダイナミックレンジ)があり、アナログ出力信号AOUTが上限値に到達すると正しい積分動作ができなくなる。
 例えば、光学センサ10の電源電圧が3Vである場合には、検出回路12をどのような回路構成にしても、3V以上のアナログ出力信号AOUTを得ることはできない。また、オペアンプ121の出力段を形成するトランジスタが飽和しないよう、電圧マージンを取る必要もあるので、実際には3Vよりも低い電圧(例えば2.8V)がアナログ出力信号AOUTの上限値となる。 
 以下では、アナログ出力信号AOUTが上限値に達しないように、回路構成に工夫が凝らされた第2比較例について説明する。
<光学センサ(第2比較例)>
 図3は、光学センサの第2比較例を示す図である。本比較例の光学センサ10は、第1比較例(図1)を基本としつつ、検出回路12の構成要素として、放電部126と制御部127をさらに有する。
 放電部126は、オペアンプ121の反転入力端(-)に接続されており、制御部127から入力される切替信号SW3に応じて、キャパシタ122に蓄えられた電荷を放電する。具体的に述べると、放電部126は、例えばSW3=Hであるときにキャパシタ122の放電動作を行い、SW3=Lであるときにキャパシタ122の放電動作を停止する。
 制御部127は、アナログ出力信号AOUTと上限値VH及び下限値VL(ただしVL<VB<VH)をそれぞれ比較して、放電部126を制御するための切替信号SW3を生成する。また、制御部127は、キャパシタ122の放電回数(=切替信号SW3をハイレベルに立ち上げた回数)に基づいて、受光信号IPDの積分値データDATAを生成する機能も備えている。
 また、キャパシタ122の容量値C1は、固定値ではなく、反転切替信号S2Bに応じた可変値とされている。より具体的に述べると、S2B=Lであるときには、C1=C1aとなり、S2B=Hであるときには、C1=C1b(=m×C1a、ただしm>1)となる(例えば、m=32、C1a=0.5pF、C1b=16pF)。
 本比較例の光学センサ10では、入射光が強いほどキャパシタ122の放電動作が頻繁に発生することになる。そのため、キャパシタ122の放電を行う度にデジタルの積分値データDATAをインクリメントしていくようにすれば、アナログ出力信号AOUTを出力ダイナミックレンジに収めつつ、入射光を正しく測定することができる。
 図4は、第2比較例における光検出動作の一例を示す図であり、上から順に、光学センサ10の動作状態(STATE)、切替信号SW1及びSW2、反転切替信号SW2B、切替信号SW、アナログ出力信号AOUT、積分値データDATAが描写されている。
 時刻t21以前は、光学センサ10の待機期間に相当する。このとき、SW1=SW2=Hとなり、SW2B=Lとなる。すなわち、スイッチ123及び124がオンしてスイッチ125がオフする。その結果、検出回路12は、受光信号IPD(延いてはアナログ入力信号AIN)の積分動作を行わない状態となるので、AOUT=VBとなる。
 なお、上記の待機期間には、SW3=Lに維持されるので、キャパシタ122の放電動作は行われない。また、積分値データDATAは、初期値(=0)とされている。
 時刻t21~t22は、光学センサ10の積分期間に相当する。このとき、SW1=SW2B=Lとなり、SW2=Hとなる。すなわち、スイッチ123及び125がオフしてスイッチ124がオンする。その結果、検出回路12は、受光信号IPD(延いてはアナログ入力信号AIN)の積分動作を行う状態となるので、アナログ出力信号AOUTがバイアス電圧VBから上昇していく。
 また、上記の積分期間には、アナログ出力信号AOUTが上限値VHに達する度に、切替信号SW3がハイレベルに立ち上げられて、キャパシタ122の一括放電動作が行われる。その結果、アナログ出力信号AOUTは、上記の一括放電動作が行われる度に上限値VHからバイアス電圧VBまで低下する。すなわち、1回の一括放電動作により、アナログ出力信号AOUTは、放電量V1(=VH-VB)だけ低下する(例えば、VH=1.1V、VB=0.5V、V1=0.6V)。
 なお、積分値データDATAは、上記の一括放電動作が行われる度に、1つずつインクリメントされていく。本図に即して述べると、上記の積分期間に3回の一括放電動作が行われているので、時刻t22では、DATA=3となっている。
 時刻t22~t23は、光学センサ10の段階放電期間に相当する。このとき、SW1=SW2=Lとなり、SW2B=Hとなる。すなわち、スイッチ123及び124がオフしてスイッチ125がオンする。
 また、上記の段階放電期間には、キャパシタ122の容量値C1が積分期間における容量値C1a(例えば0.5pF)からより大きい容量値C1b(例えば16pF)に切り替えられた上で、キャパシタ122の段階放電動作が繰り返される。その結果、アナログ出力信号AOUTは、上記の段階放電動作が行われる度に、先出の放電量V1よりも小さい放電量V2(=V1/m)ずつ低下していく(例えば、m=32、V1=0.6V、V2=18.8mV)。このような段階放電動作は、アナログ出力信号AOUTが下限値VLを下回る時刻t23まで継続される。
 なお、積分値データDATAは、上記の段階放電動作が行われる度に、1/mずつインクリメントされていく。本図に即して述べると、上記の段階放電期間にn回の段階放電動作が行われているので、時刻t23では、DATA=3+(n/m)となっている。このように、上記の段階放電動作によれば、積分値データDATAの小数点以下を計測することができるので、積分値データDATAの分解能を向上させることが可能となる。
 結果として、本比較例の光学センサ10では、「受光信号IPD(延いては入射光)の強さに比例した電圧」を放電量V2(例えば18.8mV)で割った除算値が積分値データDATAとして得られる。
 この手法を採用すれば、積分期間を長く設定するほど、光学センサ10の検出感度を上げることができる。しかしながら、実際にはアプリケーション上の制約などにより、積分期間を無制限に延長することはできない。例えば、スマートフォン用の近接センサなどでは、10~100μs程度で積分動作を完了させる必要がある。
 図5は、段階放電期間がボトルネックとなる様子を示す図である。第2比較例の光検出動作を採用する場合には、積分期間だけでなく一定の長さの段階放電期間を必要とする。なお、本図の上段で示したように、積分期間を十分に確保することのできるアプリケーション(例えば高速応答が不要なアプリケーション)であれば、積分期間に対する段階放電期間の相対比率が低いので、光学センサ10の検出感度に影響を及ぼしにくい。
 一方、本図の下段で示したように、フリッカー動作など高速応答が求められるアプリケーションでは、段階放電期間がボトルネックとなるので、積分期間を十分に確保することができなくなり、検出感度の低下に繋がる。逆に、積分期間の確保(検出感度の維持)を優先すると、応答速度に制限が掛かるといったトレードオフが生まれる。
 図6は、アナログ出力信号AOUTの実波形と理想波形を示す図であり、上から順に、光学センサ10の動作状態STATE、切替信号SW1、及び、アナログ出力信号AOUTが描写されている。なお、アナログ出力信号AOUTについて、実線は実際の挙動を示しており、破線は理想的な挙動を示している。
 アナログ出力信号AOUTに発生するノイズには、2つのノイズ成分n1及びn2が含まれている。
 1つ目のノイズ成分n1は、時刻t31で積分動作を開始した瞬間、すなわち、切替信号SW1をハイレベルからローレベルに切り替えた瞬間(延いてはスイッチ123をオンからオフに切り替えた瞬間)に生じる電圧変動である。
 2つ目のノイズ成分n2は、受光素子11の寄生容量(容量値Cp)と積分容量(=キャパシタ122の容量値C1)との比でゲインアップされたオペアンプ121のアナログ出力信号AOUTが積分動作中に発生する電圧変動である。
 先述の段階放電動作は、時刻t32で積分動作を終了した時点におけるアナログ出力信号AOUTの電圧値を元に実施される。そのため、光学センサ10のSN比を向上するためには、上記2つのノイズ成分n1及びn2の影響を抑えることが重要となる。
 以下では、上記の考察に鑑み、高速動作とSN比向上を両立することのできる新規な実施形態について提案する。
<光学センサ(実施形態)>
 図7は光学センサの新規な実施形態を示す図である。本実施形態の光学センサ10は、先出の第1比較例(図1)を基本としつつ、検出回路12の構成要素として、アナログ/デジタル変換器128と制御部129をさらに有する。
 既出の構成要素であるオペアンプ121、キャパシタ122及びスイッチ123~125は、アナログ入力信号AINを積分することによりアナログ出力信号AOUTを生成する積分器を形成している。
 アナログ/デジタル変換器128は、アナログ出力信号AOUTをデジタル出力信号DOUTに変換する。なお、アナログ/デジタル変換器128は、例えば、逐次比較レジスタ型(いわゆるSAR[successive approximation register]型)であってもよい。
 制御部129は、上記積分器の積分期間にデジタル出力信号DOUTが信号値d1(=第1閾値に相当)に達すると、アナログ出力信号AOUTを放電するようにスイッチ123(=放電スイッチに相当)を制御する。また、制御部129は、アナログ出力信号AOUTの放電直前におけるデジタル出力信号DOUTの信号値と、積分期間の満了直前におけるデジタル出力信号DOUTの信号値を足し合わせて積分値データDATAを生成する(詳細については後述)。
 なお、先出の第2比較例(図3)と対比すると、本実施形態の光学センサ10は、段階放電動作を行うための放電部126、及び、アナログ出力信号AOUTと上限値VH及び下限値VLを比較するための制御部127に代えて、オペアンプ121の後段にアナログ/デジタル変換器128を接続した構成であると言える。
 図8は、本実施形態における光検出動作の第1例を示す図であり、上から順に、光学センサ10の動作状態(STATE)、切替信号SW1及びSW2、アナログ出力信号AOUT、デジタル出力信号DOUT、並びに、積分値データDATAが描写されている。
 時刻t41以前は、光学センサ10の待機期間に相当する。このとき、SW1=SW2=Hとなり、SW2B=Lとなる。すなわち、スイッチ123及び124がオンしてスイッチ125がオフする。その結果、検出回路12は、受光信号IPD(延いてはアナログ入力信号AIN)の積分動作を行わない状態となるので、AOUT=VBとなる。なお、上記の待機期間において、デジタル出力信号DOUT及び積分値データDATAは、いずれも初期値(=0)とされている。
 時刻t41~t43は、光学センサ10の積分期間(例えばT1=数十μs~数ms)に相当する。このとき、SW1=SW2B=Lとなり、SW2=Hとなる。すなわち、スイッチ123及び125がオフして、スイッチ124がオンする。その結果、検出回路12は、受光信号IPD(延いてはアナログ入力信号AIN)の積分動作を行う状態となるので、アナログ出力信号AOUTがバイアス電圧VBから上昇していく。
 また、アナログ/デジタル変換器128は、所定のサンプリング周期(例えばT2=数μs)でアナログ出力信号AOUTをA/D変換することにより、デジタル出力信号DOUTを生成する。従って、時刻t41以降、アナログ出力信号AOUTの上昇に伴い、デジタル出力信号DOUTの信号値も増大していく。
 なお、時刻t42で示したように、上記の積分期間には、デジタル出力信号DOUTが信号値d1に達する度に、切替信号SW1がハイレベルに立ち上げられてキャパシタ122の一括放電動作が行われる。その結果、アナログ出力信号AOUTは、上記の一括放電動作が行われる度に上限値からバイアス電圧VBまで低下する。また、デジタル出力信号DOUTは、アナログ出力信号AOUTの一括放電に伴い、信号値d1から初期値0にリセットされる。また、積分値データDATAは、アナログ出力信号AOUTの放電直前におけるデジタル出力信号DOUTの信号値d1に書き換えられる。
 キャパシタ122の一括放電動作が行われた後、切替信号SW1が再びローレベルに立ち下げられると、受光信号IPD(延いてはアナログ入力信号AIN)の積分動作が再開されるので、アナログ出力信号AOUTがバイアス電圧VBから上昇していく。また、これに伴い、デジタル出力信号DOUTの信号値も増大していく。
 時刻t43において、上記の積分期間が満了すると、SW1=SW2=Lとなり、SW2B=Hとなる。すなわち、スイッチ123及び124がオフしてスイッチ125がオンする。そして、制御部129は、アナログ出力信号AOUTの放電直前におけるデジタル出力信号DOUTの信号値(本図では時刻t42における信号値d1)と、積分期間の満了直前におけるデジタル出力信号DOUTの信号値(本図では時刻t43における信号値d2)を足し合わせて積分値データ(=d1+d2)を生成する。
 このように、本実施形態の光学センサ10であれば、先出の第2比較例(図3)と異なり、段階放電期間を要することなく、積分期間のみで積分値データを確定することができる。従って、高速応答が求められるアプリケーションでも、積分期間をより長く確保することができるので、検出感度を高めることが可能となる。
 図9は、本実施形態における光検出動作の第2例を示す図であり、上から順に、光学センサ10の動作状態(STATE)、切替信号SW1、及び、アナログ出力信号AOUTが描写されている。
 制御部129は、時刻t51~t52で示したように、待機期間から積分期間への移行に際して、スイッチ123をオフしてから所定時間T3の経過後にサンプリング数m(例えばm=64)だけアナログ出力信号AOUTのA/D変換を行い、デジタル出力信号DOUTの第1平均値AVE1を求める。
 なお、所定時間T3は、スイッチ123をオンからオフに切り替えた瞬間に生じる電圧変動(=図6のノイズ成分n1に相当)が平衡状態に至るだけの長さに設定すればよい。
 また、サンプリング数mは、アナログ出力信号AOUTの積分動作中に発生する電圧変動(=図6のノイズ成分n2に相当)を平滑化し得るだけの数に設定すればよい。
 時刻t52以降、制御部129は、定期的にアナログ出力信号AOUT(延いてはデジタル出力信号DOUT)を監視し、デジタル出力信号DOUTが信号値d1に達するか、或いは、積分期間が満了する時刻t53となるまでアナログ出力信号AOUTの積分動作を続ける。なお、本図では明示されていないが、積分期間の途中でデジタル出力信号DOUTが信号値d1に達した場合には、アナログ出力信号AOUTの放電動作が行われた後に積分動作が再開される。
 ここで、制御部129は、積分期間の満了直前におけるデジタル出力信号DOUTの第2平均値AVE2を求め、第2平均値AVE2から第1平均値AVE1を差し引いた差分値(=AVE2-AVE1)を、積分期間の満了直前におけるデジタル出力信号DOUTの信号値とする。
 なお、第2平均値AVE2のサンプリング数は、第1平均値AVE1のサンプリング数mに応じた値(例えば第1平均値AVE1のサンプリング数mと同値)であってもよい。
 また、本図では明示していないが、制御部129は、積分期間の途中でアナログ出力信号AOUTの放電動作を行う場合、アナログ出力信号AOUTの放電直前におけるデジタル出力信号DOUTの第2平均値AVE2を求め、第2平均値AVE2から先述の第1平均値AVE1を差し引いた差分値(=AVE2-AVE1)を、アナログ出力信号AOUTの放電直前におけるデジタル出力信号DOUTの信号値とする。
 このような信号処理によれば、図6のノイズ成分n1及びn2の影響を受け難くなるので、光学センサ10のSN比を向上することが可能となる。
 図10は、本実施形態における光検出動作の第3例を示す図であり、上から順に、光学センサ10の動作状態(STATE)、切替信号SW1及びSW2、並びに、アナログ出力信号AOUT(デジタル出力信号DOUTと理解してもよい)が描写されている。
 積分期間におけるアナログ出力信号AOUTの傾きは、アナログ入力信号AINの強度(延いては入射光の強度)により変化する。従って、積分期間中におけるキャパシタ122の放電タイミングは一定でない。
 そのため、先に説明したデジタル出力信号DOUTの平均化処理に際して、第1平均値AVE1及び第2平均値AVE2それぞれのサンプリング数mを固定値とした場合には、入射光の強度(延いてはアナログ出力信号AOUTの傾き)が大きいと、サンプリング完了前にデジタル出力信号DOUTが信号値d1(=放電制御用の第1閾値)に達してしまい、動作に破綻を来すおそれがある。
 そこで、先述した第1平均値AVE1のサンプリング数(延いては、第2平均値AVE2のサンプリング数)は、アナログ入力信号AINの強度に応じた可変値にするとよい。具体的に述べると、第1平均値AVE1のサンプリング数は、アナログ入力信号AINが大きいほど少なくなり、アナログ入力信号AINが小さいほど多くなるように、ダイナミックに設定することが望ましい。
 本図に即して述べると、積分期間の開始時におけるデジタル出力信号DOUTの第1平均値AVE1は、時刻t61においてスイッチ123がオフされてからアナログ出力信号AOUTが信号値a2に達するまでの間に得られたサンプリング数m1のデジタル出力信号DOUTから算出される。
 すなわち、第1平均値AVE1のサンプリング数m1は、アナログ出力信号AOUTが信号値a2(=サンプリング数設定用の第2閾値に相当)に達した時点でのサンプリング数に設定される。従って、サンプリング数m1は、アナログ出力信号AOUTの傾きが大きいほど少なくなり、アナログ出力信号AOUTの傾きが小さいほど多くなる。
 時刻t62においてアナログ出力信号AOUTが信号値a1(=放電制御用の第1閾値に相当)に達すると、先述のサンプリング数m1だけアナログ出力信号AOUTのA/D変換が行われてデジタル出力信号DOUTの第2平均値AVE2が求められる。
 そして、第2平均値AVE2から第1平均値AVE1を差し引いた差分値(=AVE2-AVE1)が、アナログ出力信号AOUTの放電直前におけるデジタル出力信号DOUTの信号値として取り扱われる。
 なお、デジタル出力信号DOUTの第2平均値AVE2が算出されると、時刻t63においてスイッチ123が一時的にオンされて、アナログ出力信号AOUTがバイアス電圧VBとなるまで放電される。
 上記の放電動作が行われた後、積分再開時におけるデジタル出力信号DOUTの第1平均値AVE1’は、時刻t63においてスイッチ123が再びオフされてからアナログ出力信号AOUTが信号値a2に達するまでの間に得られたサンプリング数m2のデジタル出力信号DOUTから算出される。
 すなわち、第1平均値AVE1’のサンプリング数m2は、アナログ出力信号AOUTが信号値a2に達した時点でのサンプリング数に設定される。なお、本図では、時刻t61~t63と比べて、時刻t63~t64におけるアナログ出力信号AOUTの傾きが急峻となっている。従って、サンプリング数m2がサンプリング数m1よりも小さくなる。
 その後、時刻t64における積分期間の満了直前に、先述のサンプリング数m2だけアナログ出力信号AOUTのA/D変換が行われて、デジタル出力信号DOUTの第2平均値AVE2’が求められる。
 そして、第2平均値AVE2’から第1平均値AVE1’を差し引いた差分値(=AVE2’-AVE1’)が、積分期間の満了直前におけるデジタル出力信号DOUTの信号値として取り扱われる。
<総括>
 以下では、上記で説明した種々の実施形態について総括的に述べる。
 例えば、本明細書中に開示されている検出回路は、アナログ入力信号を積分することによりアナログ出力信号を生成するように構成された積分器と、前記アナログ出力信号をデジタル出力信号に変換するように構成されたアナログ/デジタル変換器と、前記積分器の積分期間に前記デジタル出力信号が第1閾値に達すると前記アナログ出力信号を放電するように構成された制御部と、を備える構成(第1の構成)とされている。
 上記第1の構成による検出回路において、前記制御部は、前記アナログ出力信号の放電直前における前記デジタル出力信号の信号値と、前記積分期間の満了直前における前記デジタル出力信号の信号値を足し合わせて積分値データを生成する構成(第2の構成)にしてもよい。
 上記第1又は第2の構成による検出回路において、前記積分器は、反転入力端が前記アナログ入力信号の印加端に接続されて非反転入力端がバイアス電圧の印加端に接続されて出力端が前記アナログ出力信号の印加端に接続されるように構成されたオペアンプと、前記オペアンプの前記反転入力端と前記オペアンプの前記出力端との間に接続されるように構成された積分容量と、前記積分容量に並列接続されるように構成された放電スイッチとを含む構成(第3の構成)にしてもよい。
 上記第3の構成による検出回路において、前記制御部は、前記放電スイッチをオフしてから所定時間の経過後に前記デジタル出力信号の第1平均値を求めるとともに、前記アナログ出力信号の放電直前又は前記積分期間の満了直前における前記デジタル出力信号の第2平均値を求め、前記第2平均値から前記第1平均値を差し引いた差分値を、前記アナログ出力信号の放電直前又は前記積分期間の満了直前における前記デジタル出力信号の信号値とする構成(第4の構成)にしてもよい。
 上記第4の構成による検出回路において、前記第2平均値のサンプリング数は、前記第1平均値のサンプリング数に応じて設定される構成(第5の構成)にしてもよい。
 上記第5の構成による検出回路において、前記第1平均値のサンプリング数は前記アナログ入力信号の強度に応じた可変値である構成(第6の構成)にしてもよい。
 上記第6の構成による検出回路において、前記第1平均値のサンプリング数は、前記アナログ入力信号が大きいほど少なくなり、前記アナログ入力信号が小さいほど多くなる構成(第7の構成)にしてもよい。
 上記第7の構成による検出回路において、前記第1平均値のサンプリング数は、前記アナログ出力信号が第2閾値に達した時点でのサンプリング数に設定される構成(第8の構成)にしてもよい。
 上記第1~第8いずれかの構成による検出回路において、前記アナログ/デジタル変換器は、逐次比較レジスタ型である構成(第9の構成)にしてもよい。
 また、例えば、本明細書中に開示されている光学センサは、受光信号を生成するように構成された受光素子と、前記アナログ入力信号として前記受光信号の入力を受け付けるように構成された上記第1~第9いずれかの構成による検出回路と、を備える構成(第10の構成)とされている。
<その他の変形例>
 なお、本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲により規定されるものであって、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
   10  光学センサ
   11  受光素子(フォトダイオード)
   12  検出回路
   121  オペアンプ
   122  キャパシタ
   123  スイッチ
   124  スイッチ
   125  スイッチ
   126  放電部
   127  制御部
   128  アナログ/デジタル変換器
   129  制御部

Claims (10)

  1.  アナログ入力信号を積分することによりアナログ出力信号を生成するように構成された積分器と、
     前記アナログ出力信号をデジタル出力信号に変換するように構成されたアナログ/デジタル変換器と、
     前記積分器の積分期間に前記デジタル出力信号が第1閾値に達すると前記アナログ出力信号を放電するように構成された制御部と、
     を備える、検出回路。
  2.  前記制御部は、前記アナログ出力信号の放電直前における前記デジタル出力信号の信号値と、前記積分期間の満了直前における前記デジタル出力信号の信号値を足し合わせて積分値データを生成する、請求項1に記載の検出回路。
  3.  前記積分器は、
     反転入力端が前記アナログ入力信号の印加端に接続されて非反転入力端がバイアス電圧の印加端に接続されて出力端が前記アナログ出力信号の印加端に接続されるように構成されたオペアンプと、
     前記オペアンプの前記反転入力端と前記オペアンプの前記出力端との間に接続されるように構成された積分容量と、
     前記積分容量に並列接続されるように構成された放電スイッチと、
     を含む、請求項1又は2に記載の検出回路。
  4.  前記制御部は、前記放電スイッチをオフしてから所定時間の経過後に前記デジタル出力信号の第1平均値を求めるとともに、前記アナログ出力信号の放電直前又は前記積分期間の満了直前における前記デジタル出力信号の第2平均値を求め、前記第2平均値から前記第1平均値を差し引いた差分値を、前記アナログ出力信号の放電直前又は前記積分期間の満了直前における前記デジタル出力信号の信号値とする、請求項3に記載の検出回路。
  5.  前記第2平均値のサンプリング数は、前記第1平均値のサンプリング数に応じて設定される、請求項4に記載の検出回路。
  6.  前記第1平均値のサンプリング数は、前記アナログ入力信号の強度に応じた可変値である、請求項5に記載の検出回路。
  7.  前記第1平均値のサンプリング数は、前記アナログ入力信号が大きいほど少なくなり、前記アナログ入力信号が小さいほど多くなる、請求項6に記載の検出回路。
  8.  前記第1平均値のサンプリング数は、前記アナログ出力信号が第2閾値に達した時点でのサンプリング数に設定される、請求項7に記載の検出回路。
  9.  前記アナログ/デジタル変換器は、逐次比較レジスタ型である、請求項1~8のいずれか一項に記載の検出回路。
  10.  受光信号を生成するように構成された受光素子と、
     前記アナログ入力信号として前記受光信号の入力を受け付けるように構成された請求項1~9のいずれか一項に記載の検出回路と、
     を備える、光学センサ。
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