WO2022059365A1 - 基板用コネクタ - Google Patents

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WO2022059365A1
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章弘 西谷
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株式会社オートネットワーク技術研究所
住友電装株式会社
住友電気工業株式会社
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures

Definitions

  • the mating connection portion 31 is provided with claw-shaped locking pieces 34, 35 protruding from both sides in the left-right direction at a position near the rear end (a position close to the intermediate portion 32).
  • the locking pieces 34 and 35 are locked so as to bite into the inner surface of the hole 25 of the terminal holding portion 21.
  • the board connector 10 is fixed to the circuit board 80 in the second fixed state.
  • the first protruding portion 71 is fixed to the circuit board 80.
  • the housing 20 is fixed to the circuit board 80 so that the protruding direction of the hood 22 is along the plate surface of the circuit board 80.
  • the housing 20 can be fitted to the mating housing (not shown) in the front-rear direction (direction parallel to the plate surface of the circuit board 80).
  • the board connection portion 33 of the terminal fitting 30 is mounted in a through hole on the circuit board 80.
  • the board connection portion 33 is inserted into the hole 81 of the circuit board 80 and fixed by soldering.
  • the three projecting pieces 73 are each inserted into the holes 82 of the circuit board 80 and fixed by soldering.
  • the lower end of the housing 20 (the lower end in FIG. 9) is in contact with the upper surface of the circuit board 80.
  • the second protruding portion 72 protrudes rearward from the rear end of the housing 20.
  • the second protruding portion 72 protrudes rearward from the board connecting portion 33 of the terminal fitting 30.
  • the first protruding portion 171 projects downward from the lower end of the first plate portion 42.
  • the first protruding portion 171 has a base end portion 181 and a tip end portion 182.
  • the base end portion 181 has a rectangular plate shape.
  • the tip portion 182 has a rectangular plate shape that is longer in the front-rear direction than the base end portion 181. The four corners of the tip 182 are rounded.
  • the lower surface of the first protruding portion 171 is orthogonal to the housing fixing portion 41 and is a mounting surface 175 mounted on the circuit board 80.
  • the mounting surface 75 is arranged along the plate surface of the circuit board 80, and is soldered and fixed to the circuit board 80.
  • the second protruding portion 172 protrudes rearward from the rear end of the housing 20.
  • the second projecting portion 172 projects from the housing fixing portion 41 in the same direction (rearward) as the substrate connecting portion 33.
  • the second protruding portion 172 projects rearward from the board connecting portion 33 of the terminal fitting 30. Therefore, foreign matter approaching the substrate connecting portion 33 can easily hit the second protruding portion 172, and the second protruding portion 172 can prevent damage to the substrate connecting portion 33.

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

製造コストを低減しつつ、回路基板に対するハウジングの異なる向きの固定状態を実現することができる。 基板用コネクタ(10)は、ハウジング固定部(41)から互いに異なる方向に突出する一対の突出部(71,72)を有する平板状の固定部材(40)を備え、一対の突出部(71,72)のうちいずれか1つのみが選択的に回路基板(80)に固定され、一方の突出部(71)が回路基板(80)に固定される場合に、フード(22)の突出方向が回路基板(80)の板面に沿うように、ハウジング(20)が回路基板(80)に固定され、他方の突出部(72)が回路基板(80)に固定される場合に、フード(22)の突出方向が回路基板(80)の板面に交差するように、ハウジング(20)が回路基板(80)に固定される。

Description

基板用コネクタ
 本開示は、基板用コネクタに関するものである。
 特許文献1には、回路基板の表面に実装する基板用コネクタが開示されている。基板用コネクタは、ハウジングと、端子金具と、固定金具と、を備えている。ハウジングは、端子保持部と、フードと、を有している。端子保持部は、複数の端子金具が取り付けられている。フードは、端子保持部から突出している。固定金具は、金具本体部と、固定用半田接合部と、を有している。金具本体部は、ハウジングの収容凹部に収容される。固定用半田接合部は、金具本体部の下端縁から左右方向外方へ延出している。固定用半田接合部は、リフロー処理により回路基板の上面に固定されている。ハウジングは、フードの突出方向が回路基板の板面に平行となるように(水平実装)、固定金具によって回路基板に固定されている。
特開2019-220412号公報
 基板用コネクタの実装構成として、フードの突出方向が回路基板の板面に垂直となる構成(垂直実装)が考えられる。しかしながら、特許文献1の基板用コネクタの他に、垂直実装型の基板用コネクタを用意しようとした場合、特許文献1のハウジングや固定金具を利用することができない。そのため、部材点数が多くなり、コネクタの製造コストが増大してしまう。
 本開示は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、製造コストを低減しつつ、回路基板に対するハウジングの異なる向きの固定状態を実現し得る基板用コネクタを提供することができる。
 本開示の基板用コネクタは、
 端子金具と、
 前記端子金具を保持する端子保持部と、前記端子保持部から突出するフードと、を有するハウジングと、
 前記ハウジングに固定されるハウジング固定部と、前記ハウジング固定部から互いに異なる方向に突出する一対の突出部と、を有する平板状の固定部材と、
を備え、
 一対の前記突出部のうちいずれか1つのみが選択的に回路基板に固定され、
 一方の前記突出部が前記回路基板に固定される場合に、前記フードの突出方向が前記回路基板の板面に沿うように、前記ハウジングが前記回路基板に固定され、
 他方の前記突出部が前記回路基板に固定される場合に、前記フードの突出方向が前記回路基板の板面に交差するように、前記ハウジングが前記回路基板に固定される。
 本開示によれば、製造コストを低減しつつ、回路基板に対するハウジングの異なる向きの固定状態を実現することができる。
図1は、実施例1の基板用コネクタの斜視図である。 図2は、基板用コネクタの分解斜視図である。 図3は、基板用コネクタの平面図である。 図4は、基板用コネクタの背面図である。 図5は、基板用コネクタの固定部材及びその周辺を拡大してあらわす平面図である。 図6は、図5のA-A断面図である。 図7は、基板用コネクタが第1固定状態で回路基板に固定された状態をあらわす側面図である。 図8は、第2固定状態で固定するために用意された基板用コネクタの斜視図である。 図9は、基板用コネクタが第2固定状態で回路基板に固定された状態をあらわす側面図である。 図10は、実施例2において第3固定状態で固定するために用意された基板用コネクタの斜視図である。 図11は、基板用コネクタが第3固定状態で回路基板に固定された状態をあらわす側面図である。 図12は、第4固定状態で固定するために用意された基板用コネクタの斜視図である。 図13は、基板用コネクタが第4固定状態で回路基板に固定された状態をあらわす側面図である。 図14は、実施例3の基板用コネクタの斜視図である。 図15は、固定部材の斜視図である。 図16は、第3固定状態で固定するために用意された基板用コネクタの斜視図である。 図17は、基板用コネクタが第3固定状態で回路基板に固定された状態をあらわす側面図である。 図18は、第4固定状態で固定するために用意された基板用コネクタの斜視図である。 図19は、基板用コネクタが第4固定状態で回路基板に固定された状態をあらわす側面図である。
 [本開示の実施形態の説明]
 最初に本開示の実施形態を列記して説明する。
 本開示の基板用コネクタは、
 (1)端子金具と、
 前記端子金具を保持する端子保持部と、前記端子保持部から突出するフードと、を有するハウジングと、
 前記ハウジングに固定されるハウジング固定部と、前記ハウジング固定部から互いに異なる方向に突出する一対の突出部と、を有する平板状の固定部材と、
を備え、
 一対の前記突出部のうちいずれか1つのみが選択的に回路基板に固定され、
 一方の前記突出部が前記回路基板に固定される場合に、前記フードの突出方向が前記回路基板の板面に沿うように、前記ハウジングが前記回路基板に固定され、
 他方の前記突出部が前記回路基板に固定される場合に、前記フードの突出方向が前記回路基板の板面に交差するように、前記ハウジングが前記回路基板に固定される。
 本開示の構成によれば、共通の固定部材で、ハウジングの向きが異なる2つの固定状態(フードの突出方向が回路基板の板面に沿う固定状態と、フードの突出方向が回路基板から立ち上がる固定状態)を実現できる。このような部材の共通化により、基板用コネクタの製造コストを低減することができる。
 (2)前記ハウジングは、前記回路基板の板面に直交する側面を有し、前記側面に前記ハウジング固定部が固定され、前記突出部には、前記ハウジング固定部に対して直交し、前記回路基板に実装される実装面が設けられていることが好ましい。この構成によれば、基板用コネクタは、突出部の実装面を回路基板に実装することで、回路基板に対する表面実装にも対応することができる。
 (3)(2)において、前記ハウジング固定部に対して折り曲げた部分が前記実装面であり、前記実装面には、板厚方向に貫通する孔又はスリットが設けられていることが好ましい。この構成によれば、実装面が回路基板に実装される際に、実装面と回路基板との間の空気を、孔又はスリットを介して排除することができる。
 (4)一方の前記突出部が前記回路基板に固定されることで、前記フードの突出方向が前記回路基板の板面に沿うように前記ハウジングが前記回路基板に固定され、前記端子金具の基板接続部が前記端子保持部から前記フードとは反対側へ突出している場合に、他方の前記突出部は、前記ハウジング固定部から前記基板接続部と同じ方向へ突出していることが好ましい。この構成によれば、他方の突出部が基板接続部と同じ方向へ突出していることで、基板接続部に近づく異物が他方の突出部に当たり易くなる。そのため、他方の突出部によって基板接続部の損傷を防ぐことができる。
 [本開示の実施形態の詳細]
 [実施例1]
 本開示のレバー式コネクタを具体化した実施例1を、図1~図9を参照して説明する。本実施例1において、上下の方向については、図1,2,4,6~9にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。前後の方向については、図1,2,4,6~9にあらわれる左方、右方を、それぞれ前方、後方と定義する。左右の方向は、図3,4にあらわれる前方、後方を、それぞれ右方、左方と定義する。
(基板用コネクタの構成)
 本実施例1の基板用コネクタ10は、図7、図9に示すように、回路基板80の板面(表面)上に実装される。基板用コネクタ10は、図1に示すように、ハウジング20と、端子金具30と、固定部材40と、を備えている。ハウジング20は、図示しない相手ハウジングに嵌合可能である。
 ハウジング20は、合成樹脂製である。ハウジング20は、図2に示すように、端子保持部21と、フード22と、延出壁23と、固定部24と、を備えている。端子保持部21は、端子金具30を保持する。端子保持部21は、前後方向(ハウジング20と相手ハウジングの嵌合方向)に直交する板部分である。端子保持部21には、複数の孔25が前後に貫通して設けられている。複数の孔25は、上下二段で左右方向に並列されている。端子金具30は、各孔25に圧入して装着される。フード22は、端子保持部21から前方に突出する角筒状である。延出壁23は、端子保持部21の左右両端から後方に延出している。延出壁23の外面(他方の延出壁23とは反対側の側面)は、フード22の側面と面一になっている。
 ハウジング20は、基板用コネクタ10が回路基板80に実装された状態(図7、図9に示す状態)で、回路基板80の板面に直交する一対の側面26が設けられている。一対の側面26は、前後方向に平行である。側面26は、図2に示すように、延出壁23の外面とフード22の側面とによって構成されている。側面26には、固定部24が設けられている。
 固定部24には、後述する固定部材40が装着される。固定部24は、図5、図6に示すように、第1受け部51と、第2受け部61と、を備えている。第1受け部51は、固定部材40の前端側を受ける。第1受け部51は、第1延出部52と、第2延出部53と、を有している。第1延出部52は、ハウジング20の側面26から左右方向外側に延出している。第1延出部52の上端の後端側には、前後方向に沿った第1当止面54が設けられている。第1当止面54は、図6に示すように、固定部材40の後述する第1係止部46を当て止めする面である。第2延出部53は、第1延出部52から後方(第2受け部61側)に延出している。第2延出部53の下端には、図7に示すように、上方且つ前方に凹む第1凹部55が設けられている。
 第2受け部61は、図6に示すように、固定部材40の後端側を受ける。第2受け部61は、第3延出部62と、第4延出部63と、を有している。第3延出部62は、ハウジング20の側面26から左右方向外側に延出している。第3延出部62の上端には、前後方向に沿った第2当止面64が設けられている。第2当止面64は、固定部材40の後述する第2係止部47を当て止めする面である。第4延出部63は、第3延出部62から前方(第1受け部51側)に延出している。第4延出部63の下端には、図7に示すように、上方且つ後方に凹む第2凹部65が設けられている。第4延出部63の上端には、上方且つ前方に凹む第3凹部66が設けられている。
 端子金具30は、導電金属製である。端子金具30は、図2に示すように、断面矩形のピン状をなしている。端子金具30は、相手接続部31と、中間部32と、基板接続部33と、を有している。端子金具30は、前側から相手接続部31、中間部32、基板接続部33の順に並んでいる。相手接続部31は、中間部32からタブ状に細長く延出する形態である。相手接続部31は、ハウジング20と相手ハウジング(図示略)の嵌合時に、相手ハウジングに保持された相手端子金具(図示略)に電気的に接続される。相手接続部31には、後端寄りの位置(中間部32に近い位置)に、左右方向両側に張り出す爪状の係止片34,35が設けられている。係止片34,35は、端子保持部21の孔25の内面に食い込むようにして係止する。
 中間部32は、相手接続部31の後端に連なっている。中間部32は、矩形板状である。中間部32は、上下方向に直交する板面を有している。中間部32は、端子保持部21の孔25の内面に配される。
 基板接続部33は、中間部32の後端に連なっている。基板接続部33は、中間部32からタブ状に細長く延出する形態である。基板接続部33は、ハウジング20の回路基板80への固定時に、スルーホール実装又は表面実装され、回路基板70の導電部(図示略)に電気的に接続される。基板接続部33は、ハウジング20の回路基板80への固定状態に応じて、曲げ加工される。
 端子金具30は、図1に示すように、直線状の形態(基板接続部33が折り曲げていない状態)でハウジング20に組み付けられる。端子金具30は、端子保持部21の孔25に後側から挿通される。端子金具30がハウジング20に組み付けられた状態で、基板接続部33が端子保持部21から後方(フード22とは反対側)へ突出している。基板接続部33は、図3に示すように、ハウジング20(延出壁23)よりも後方に突出している。
 固定部材40は、金属製である。固定部材40は、図2に示すように、全体として平板状に形成されている。図1に示すように、一対の固定部材40が、ハウジング20の一対の固定部24にそれぞれ組み付けられる。
 固定部材40は、図2に示すように、ハウジング固定部41と、第1突出部71と、第2突出部72と、を備えている。ハウジング固定部41は、ハウジング20の固定部24に固定される。第1突出部71および第2突出部72のうちいずれか1つのみが選択的に回路基板80に固定される。ハウジング固定部41は、ハウジング20の側面26に固定される。ハウジング固定部41は、第1板部42と、第2板部43と、を有している。第1板部42の上端と、第2板部43の下端の前後方向中央部分が上下方向で連なっている。
 第1板部42は、前後方向に長い矩形板状である。第1板部42の下端には、後述する第1突出部71が設けられている。第1板部42の前後両端には、第1係止突起44、および第2係止突起45が設けられている。第2係止突起45は、第1係止突起44の上方に設けられている。第1係止突起44は、上方へ向けて次第に張り出す爪状の形態になっている。第2係止突起45は、上方へ向けて次第に張り出す爪状の形態になっている。第2係止突起45は、第1係止突起44よりも大きく突出している。
 第2板部43は、図2に示すように、前後方向に長い矩形板状である。第2板部43の前後方向のサイズは、第1板部42の前後方向のサイズよりも大きい。第2板部43の後端には、後述する第2突出部72が設けられている。第2板部43の前後両端は、第1板部42に対して前後方向に張り出している。第2板部43の前端は、ハウジング20の第1当止面54に係止する第1係止部46となっている。第2板部43の後端は、ハウジング20の第2当止面64に係止する第2係止部47となっている。
 第1突出部71は、図2に示すように、第1板部42の下端から下方に突出している。第1突出部71は、3つの突出片73を備えている。突出片73は、タブ状に細長く延出する形態である。3つの突出片73は、前後方向に等間隔に離隔して配されている。前後両側の突出片73は、第1板部42の前後両端から突出している。
 第2突出部72は、図2に示すように、第2板部43の後端から後方に突出している。第2突出部72は、3つの突出片74を備えている。突出片74は、タブ状に細長く延出する形態である。3つの突出片74は、上下方向に等間隔に離隔して配されている。上下両側の突出片74は、第2板部43の上下両端から突出している。
(固定部材の組み付け構造)
 固定部材40は、図6に示すようにハウジング20の固定部24に組み付けられる。固定部材40の板面は、ハウジング20の側面26に沿って配置される。第1板部42は、第1受け部51と第2受け部61の間に進入して受けられる。前側の第1係止突起44および第2係止突起45は、第1受け部51に食い込んで係止する。後側の第1係止突起44および第2係止突起45は、第2受け部61に食い込んで係止する。第1係止部46は、第1当止面54に当て止めされる。第2係止部47は、第2当止面64に当て止めされる。
 第1突出部71は、図6に示すように、ハウジング20の下端よりも下方に突出している。第2突出部72は、端子保持部21から基板接続部33と同じ方向(後方)へ突出している。第2突出部72は、ハウジング20の後端よりも後方に突出している。第2突出部72の後端は、前後方向において端子金具30の基板接続部33の後端と同じ位置にある。
 基板用コネクタ10に共通の固定部材40を用いることで、ハウジングの異なる向きの固定状態(後述する第1固定状態および第2固定状態)を実現できる。第1固定状態は、フード22の突出方向が回路基板80の板面に沿うように固定される状態(図9参照)である。第2固定状態は、フード22の突出方向が回路基板80から立ち上がるように固定される状態(図7参照)である。固定部材40を各固定状態で使用される共通の部材とすることで、基板用コネクタ10の製造コストを低減することができる。
(基板用コネクタの第1固定状態)
 基板用コネクタ10は、図7に示すように、第1固定状態で回路基板80に固定される。基板用コネクタ10の第1固定状態では、第2突出部72が回路基板80に固定される。基板用コネクタ10の第1固定状態では、フード22の突出方向が回路基板80の板面に交差するように、ハウジング20が回路基板80に固定される。ハウジング20は、上下方向(回路基板80の板面に直交する方向)で相手ハウジング(図示略)に嵌合可能となる。
 端子金具30の基板接続部33は、直線状の形態(基板接続部33が折り曲げていない状態)のままである。基板接続部33は、回路基板80にスルーホール実装される。基板接続部33は、回路基板80の孔81に挿入され、半田固定される。孔81は、例えば、円形で、回路基板80を板厚方向に貫通している。3つの突出片74は、それぞれ回路基板80の孔82に挿入され、半田固定される。孔82は、例えば、円形で、回路基板80を板厚方向に貫通している。ハウジング20の延出壁23の後端(図7では下側に位置する端部)は、回路基板80の上面に接している。第1突出部71は、ハウジング20の下端(図7では左側に位置する端部)よりも外側(図7では左側)に突出している。
(基板用コネクタの第2固定状態)
 基板用コネクタ10を後述する第2固定状態で回路基板80に固定する前に、図8に示すように、端子金具30の基板接続部33を、延出方向途中の箇所で屈曲させるように、曲げ加工する。上下両段の各孔25に装着された端子金具30において、基板接続部33の後端側を下方に屈曲させ、L字状にする。
 基板用コネクタ10は、図9に示すように、第2固定状態で回路基板80に固定される。基板用コネクタ10の第2固定状態では、第1突出部71が回路基板80に固定される。基板用コネクタ10の第2固定状態では、フード22の突出方向が回路基板80の板面に沿うように、ハウジング20が回路基板80に固定される。ハウジング20は、前後方向(回路基板80の板面に平行な方向)で相手ハウジング(図示略)に嵌合可能となる。
 端子金具30の基板接続部33は、回路基板80にスルーホール実装される。基板接続部33は、回路基板80の孔81に挿入され、半田固定される。3つの突出片73は、それぞれ回路基板80の孔82に挿入され、半田固定される。ハウジング20の下端(図9では下側に位置する端部)は、回路基板80の上面に接している。第2突出部72は、ハウジング20の後端よりも後方に突出している。第2突出部72は、端子金具30の基板接続部33よりも後方に突出している。
(本実施例の効果)
 以上のように、本開示の基板用コネクタ10によれば、共通の固定部材40で、ハウジング20の向きが異なる2つの固定状態(フード22の突出方向が回路基板80から立ち上がる第1固定状態と、フード22の突出方向が回路基板80の板面に沿う第2固定状態)を実現できる。このような部材の共通化により、基板用コネクタ10の製造コストを低減することができる。
 本開示の基板用コネクタ10では、第2固定状態で、端子金具30の基板接続部33が端子保持部21からフード22とは反対側へ突出している。第2突出部72は、ハウジング固定部41から基板接続部33と同じ方向へ突出している。この構成では、第2突出部72が基板接続部33と同じ方向へ突出していることで、基板接続部33に近づく異物が第2突出部72に当たり易くなる。そのため、第2突出部72によって基板接続部33の損傷を防ぐことができる。
 [実施例2]
 本開示の基板用コネクタ10を具体化した実施例2を、図10~図13を参照して説明する。本実施例2の基板用コネクタ10は、実施例1と同様に、ハウジング20と、端子金具30と、固定部材40と、を備えている。端子金具30の基板接続部33の先端は、実施例1と異なり、長さ方向で断面形状の等しい構成(直方体形状)になっている。
(基板用コネクタの第3固定状態)
 基板用コネクタ10を第3固定状態で回路基板80に固定する前に、図10に示すように、端子金具30の基板接続部33を、延出方向途中の複数箇所で屈曲させるように、曲げ加工する。上下両段の各孔25に装着された基板接続部33の後端側を、クランク状に屈曲させる。端子金具30をハウジング20に装着した状態で、端子金具30の基板接続部33は、端子保持部21からフード22とは反対側(後方)へ突出している。基板接続部33の後端(回路基板80の板面に沿うように配置される部分)の下面は、ハウジング20の下面と面一になっている。
 基板用コネクタ10を第3固定状態で回路基板80に固定する前に、図10に示すように、第1突出部71(3つの突出片73)をハウジング固定部41に対して左右方向外側(ハウジング20とは反対側)に折り曲げる。第1突出部71(3つの突出片73)を、ハウジング固定部41の板面に直交するように折り曲げる。前側の突出片73は、図11に示すように、第1凹部55の内側に入り込む。後ろ側の突出片73は、第2凹部65の内側に入り込む。第1突出部71の後述する実装面75は、ハウジング20の下面と面一になっている。
 基板用コネクタ10は、図11に示すように、第3固定状態で回路基板80に固定される。基板用コネクタ10の第3固定状態では、第1突出部71が回路基板80に固定される。基板用コネクタ10の第3固定状態では、フード22の突出方向が回路基板80の板面に沿うように、ハウジング20が回路基板80に固定される。ハウジング20の下端(図11では下側に位置する端部)は、回路基板80の上面に接している。ハウジング20は、前後方向(回路基板80の板面に平行な方向)で相手ハウジング(図示略)に嵌合可能となる。
 端子金具30は、回路基板80に表面実装される。端子金具30の基板接続部33の後端が、回路基板80の板面に沿うように配置され、回路基板80の導電部(図示略)に半田付けして電気的に接続される。
 第1突出部71の下面は、ハウジング固定部41に対して直交し、回路基板80に実装される実装面75となっている。実装面75には、スリット37が設けられている。スリット37は、互いに隣り合う突出片73の間に形成される隙間を構成する部分である。スリット37は、左右方向外側(ハウジング20とは反対側)に延びている。このため、実装面75が回路基板80に実装される際に、実装面75と回路基板80との間の空気を、スリット37を介して排除することができる。実装面75は、回路基板80の板面に沿うように配置され、回路基板80に半田付けして固定される。このように、第1突出部71を折り曲げて、実装面75を回路基板80に実装することで、基板用コネクタ10を回路基板80に対する表面実装にも対応させることができる。
 第2突出部72は、図11に示すように、ハウジング20の後端よりも後方に突出している。第2突出部72は、ハウジング固定部41から基板接続部33と同じ方向(後方)へ突出している。第2突出部72は、端子金具30の基板接続部33よりも後方に突出している。このため、基板接続部33に近づく異物が第2突出部72に当たり易くなり、第2突出部72によって基板接続部33の損傷を防ぐことができる。
(基板用コネクタの第4固定状態)
 基板用コネクタ10を第4固定状態で回路基板80に固定する前に、図12に示すように、端子金具30の基板接続部33を、延出方向途中の箇所で屈曲させるように、曲げ加工する。上段の各孔25に装着された端子金具30において、基板接続部33の後端側を上方に屈曲させ、L字状にする。下段の各孔25に装着された端子金具30において、基板接続部33の後端側を下方に屈曲させ、L字状にする。基板接続部33の後端(回路基板80の板面に沿うように配置される部分)の後面は、ハウジング20の後面(延出壁23の後面)と面一になっている。
 基板用コネクタ10を第4固定状態で回路基板80に固定する前に、図12に示すように、第2突出部72(3つの突出片74)をハウジング固定部41に対して左右方向外側(ハウジング20とは反対側)に折り曲げる。第2突出部72(3つの突出片74)を、ハウジング固定部41の板面に直交するように折り曲げる。下側の突出片73は、図13に示すように、第3凹部66の内側に入り込む。第2突出部72の後述する実装面75は、ハウジング20の後面(延出壁23の後面)と面一になっている。
 基板用コネクタ10は、図12に示すように、第4固定状態で回路基板80に固定される。基板用コネクタ10の第4固定状態では、第1突出部71が回路基板80に固定される。基板用コネクタ10の第4固定状態では、フード22の突出方向が回路基板80の板面に交差するように、ハウジング20が回路基板80に固定される。ハウジング20は、上下方向(回路基板80の板面に直交する方向)で相手ハウジング(図示略)に嵌合可能となる。
 端子金具30は、回路基板80に表面実装される。端子金具30の基板接続部33の後端が、回路基板80の板面に沿うように配置され、回路基板80の導電部(図示略)に半田付けして電気的に接続される。
 第2突出部72の後面(図13では下側の面)は、ハウジング固定部41に対して直交し、回路基板80に実装される実装面76となっている。実装面76には、スリット38が設けられている。スリット38は、互いに隣り合う突出片74の間に形成される隙間を構成する部分である。スリット38は、左右方向外側(ハウジング20とは反対側)に延びている。このため、実装面76が回路基板80に実装される際に、実装面76と回路基板80との間の空気を、スリット38を介して排除することができる。実装面76は、回路基板80の板面に沿うように配置され、回路基板80に半田付けして固定される。このように、第2突出部72を折り曲げて、実装面76を回路基板80に実装することで、基板用コネクタ10を回路基板80に対する表面実装にも対応させることができる。
 第1突出部71は、図13に示すように、ハウジング20の下端(図13では左側の端部)よりも下方(図13では左側)に突出している。第1突出部71は、ハウジング固定部41から基板接続部33の後端(図13では左端)と同じ方向へ突出している。第1突出部71は、基板接続部33の後端(図13では左端)よりも外側(図13では左側)に突出している。このため、基板接続部33に近づく異物が第1突出部71に当たり易くなり、第1突出部71によって基板接続部33の損傷を防ぐことができる。
(本実施例の効果)
 以上のように、本開示の基板用コネクタ10によれば、共通の固定部材40で、ハウジング20の異なる向きの固定状態(フード22の突出方向が回路基板80の板面に沿う第3固定状態と、フード22の突出方向が回路基板80から立ち上がる第4固定状態)を実現できる。このような部材の共通化により、基板用コネクタ10の製造コストを低減することができる。
 本開示の基板用コネクタ10では、第1突出部71には、ハウジング固定部41に対して直交し、回路基板80に実装される実装面75が設けられている。第2突出部72には、ハウジング固定部41に対して直交し、回路基板80に実装される実装面76が設けられている。この構成では、基板用コネクタ10は、第1突出部71の実装面75、又は第2突出部72の実装面76を回路基板80に実装することで、回路基板80に対する表面実装にも対応することができる。
 本開示の基板用コネクタ10では、実装面75に、それぞれスリット37が設けられている。この構成によれば、実装面75が回路基板80に実装される際に、実装面75と回路基板80との間の空気を、スリット37を介して排除することができる。実装面75に、それぞれスリット37が設けられている。この構成によれば、実装面75が回路基板80に実装される際に、実装面75と回路基板80との間の空気を、スリット37を介して排除することができる。実装面76のスリット38についても、同様の効果を奏する。
 [実施例3]
 本開示の基板用コネクタ10を具体化した実施例3を、図14~図19を参照して説明する。本実施例3では、固定部材の形状が実施例1,2と異なり、その他は実施例1,2と同様である。なお、実施例3において、実施例1,2と同一構造には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(固定部材)
 基板用コネクタ10は、図14に示すように、一対の固定部材140を備えている。固定部材140は、金属製である。固定部材140は、全体として平板状に形成されている。固定部材140は、図15に示すように、ハウジング固定部41と、第1突出部(一方の突出部)171と、第2突出部172(他方の突出部)と、を備えている。ハウジング固定部41は、実施例1,2のハウジング固定部41と同様の構成である。
 第1突出部171は、図15に示すように、第1板部42の下端から下方に突出している。第1突出部171は、基端部181と、先端部182と、を有している。基端部181は、矩形板状である。先端部182は、基端部181よりも前後方向に長い矩形板状である。先端部182の4つの角は、丸みを帯びている。
 第2突出部172は、図15に示すように、第2板部43の後端から後方に突出している。第2突出部172は、基端部183と、先端部184と、を有している。基端部183は、矩形板状である。先端部184は、基端部183よりも前後方向に長い矩形板状である。先端部184の4つの角は、丸みを帯びている。
 基板用コネクタ10に共通の固定部材140を用いることで、ハウジングの異なる向きの固定状態(後述する第3固定状態および第4固定状態)を実現できる。固定部材140を各固定状態で使用される共通の部材とすることで、基板用コネクタ10の製造コストを低減することができる。
(基板用コネクタの第3固定状態)
 基板用コネクタ10を第3固定状態で回路基板80に固定する前に、図16に示すように、実施例2の第3固定状態(図10参照)と同様に、曲げ加工する。
 基板用コネクタ10を第3固定状態で回路基板80に固定する前に、図16に示すように、第1突出部171をハウジング固定部41に対して左右方向外側(ハウジング20とは反対側)に折り曲げる。第1突出部171を、ハウジング固定部41の板面に直交するように折り曲げる。第1突出部171は、上下方向から見て固定部24を避けた位置に配される。第1突出部171の後述する実装面175は、ハウジング20の下面と面一になっている。
 基板用コネクタ10は、図17に示すように、第3固定状態で回路基板80に固定される。基板用コネクタ10の第3固定状態では、第1突出部171が回路基板80に固定される。基板用コネクタ10の第3固定状態では、フード22の突出方向が回路基板80の板面に沿うように、ハウジング20が回路基板80に固定される。ハウジング20の下端(図17では下側に位置する端部)は、回路基板80の上面に接している。ハウジング20は、前後方向(回路基板80の板面に平行な方向)で相手ハウジング(図示略)に嵌合可能となる。
 第1突出部171の下面は、ハウジング固定部41に対して直交し、回路基板80に実装される実装面175となっている。実装面75は、回路基板80の板面に沿うように配置され、回路基板80に半田付けして固定される。
 第2突出部172は、図17に示すように、ハウジング20の後端よりも後方に突出している。第2突出部172は、ハウジング固定部41から基板接続部33と同じ方向(後方)へ突出している。第2突出部172は、端子金具30の基板接続部33よりも後方に突出している。このため、基板接続部33に近づく異物が第2突出部172に当たり易くなり、第2突出部172によって基板接続部33の損傷を防ぐことができる。
(基板用コネクタの第4固定状態)
 基板用コネクタ10を第4固定状態で回路基板80に固定する前に、図18に示すように、実施例2の第4固定状態(図12参照)と同様に、曲げ加工する。
 基板用コネクタ10を第4固定状態で回路基板80に固定する前に、図18に示すように、第2突出部172をハウジング固定部41に対して左右方向外側(ハウジング20とは反対側)に折り曲げる。第2突出部172を、ハウジング固定部41の板面に直交するように折り曲げる。第2突出部172は、前後方向から見て固定部24を避けた位置に配される。第2突出部172の後述する実装面176は、ハウジング20の下面と面一になっている。
 基板用コネクタ10は、図19に示すように、第4固定状態で回路基板80に固定される。基板用コネクタ10の第4固定状態では、第2突出部172が回路基板80に固定される。基板用コネクタ10の第4固定状態では、フード22の突出方向が回路基板80の板面に交差するように、ハウジング20が回路基板80に固定される。ハウジング20は、上下方向(回路基板80の板面に直交する方向)で相手ハウジング(図示略)に嵌合可能となる。
 第2突出部172の後面(図19では下側の面)は、ハウジング固定部41に対して直交し、回路基板80に実装される実装面176となっている。実装面176は、回路基板80の板面に沿うように配置され、回路基板80に半田付けして固定される。
 第1突出部171は、図19に示すように、ハウジング20の下端(図19では左側の端部)よりも下方(図19では左側)に突出している。第1突出部171は、ハウジング固定部41から基板接続部33の後端(図19では左端)と同じ方向へ突出している。第1突出部171は、基板接続部33の後端(図19では左端)よりも外側(図19では左側)に突出している。このため、基板接続部33に近づく異物が第1突出部171に当たり易くなり、第1突出部171によって基板接続部33の損傷を防ぐことができる。
 [他の実施例]
 本発明は、上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示される。本発明には、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内でのすべての変更が含まれ、下記のような実施形態も含まれることが意図される。
 上記実施例1,2では、第1突出部71が3つの突出片73を備えていたが、3つ以外の数の突出片73を備えていてもよい。
 上記実施例1,2では、実装面75にスリット37が設けられていたが、スリット37の代わりに又はスリット37に加えて、板厚方向に貫通する孔が設けられていてもよい。実装面76にスリット38が設けられていたが、スリット38の代わりに又はスリット38に加えて、板厚方向に貫通する孔が設けられていてもよい。
 上記実施例1において、第1固定状態(図7参照)で、第1突出部71を左右方向に折り曲げてもよい。第2固定状態(図9参照)で、第2突出部72を左右方向に折り曲げてもよい。
 上記実施例2において、第3固定状態(図11参照)で、第2突出部72を左右方向に折り曲げてもよい。第4固定状態(図13参照)で、第1突出部71を左右方向に折り曲げてもよい。
 上記実施例3において、第3固定状態(図17参照)で、第2突出部172を左右方向に折り曲げてもよい。第4固定状態(図19参照)で、第1突出部171を左右方向に折り曲げてもよい。
10…基板用コネクタ
20…ハウジング
21…端子保持部
22…フード
23…延出壁
24…固定部
25…孔
26…側面
30…端子金具
31…相手接続部
32…中間部
33…基板接続部
34…係止片
35…係止片
37…スリット
38…スリット
40…固定部材
41…ハウジング固定部
42…第1板部
43…第2板部
44…第1係止突起
45…第2係止突起
46…第1係止部
47…第2係止部
51…第1受け部
52…第1延出部
53…第2延出部
54…第1当止面
55…第1凹部
61…第2受け部
62…第3延出部
63…第4延出部
64…第2当止面
65…第2凹部
66…第3凹部
70…回路基板
71…第1突出部(一方の突出部)
72…第2突出部(他方の突出部)
73…突出片
74…突出片
75…実装面
76…実装面
80…回路基板
81…孔
82…孔
140…固定部材
171…第1突出部
172…第2突出部
175…実装面
176…実装面
181…基端部
182…先端部
183…基端部
184…先端部

Claims (4)

  1.  端子金具と、
     前記端子金具を保持する端子保持部と、前記端子保持部から突出するフードと、を有するハウジングと、
     前記ハウジングに固定されるハウジング固定部と、前記ハウジング固定部から互いに異なる方向に突出する一対の突出部と、を有する平板状の固定部材と、
    を備え、
     一対の前記突出部のうちいずれか1つのみが選択的に回路基板に固定され、
     一方の前記突出部が前記回路基板に固定される場合に、前記フードの突出方向が前記回路基板の板面に沿うように、前記ハウジングが前記回路基板に固定され、
     他方の前記突出部が前記回路基板に固定される場合に、前記フードの突出方向が前記回路基板の板面に交差するように、前記ハウジングが前記回路基板に固定される基板用コネクタ。
  2.  前記ハウジングは、前記回路基板の板面に直交する側面を有し、
     前記側面に前記ハウジング固定部が固定され、
     前記突出部には、前記ハウジング固定部に対して直交し、前記回路基板に実装される実装面が設けられている請求項1に記載の基板用コネクタ。
  3.  前記ハウジング固定部に対して折り曲げた部分が前記実装面であり、
     前記実装面には、板厚方向に貫通する孔又はスリットが設けられている請求項2に記載の基板用コネクタ。
  4.  一方の前記突出部が前記回路基板に固定されることで、前記フードの突出方向が前記回路基板の板面に沿うように前記ハウジングが前記回路基板に固定され、前記端子金具の基板接続部が前記端子保持部から前記フードとは反対側へ突出している場合に、
     他方の前記突出部は、前記ハウジング固定部から前記基板接続部と同じ方向へ突出している請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の基板用コネクタ。
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