WO2022009284A1 - 多翼羽根車および遠心送風機 - Google Patents

多翼羽根車および遠心送風機 Download PDF

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Abstract

多翼羽根車は、回転軸を中心に回転し、回転軸に沿って見て円形形状である主板と、主板の外周縁に沿って互いに間隔を空けて配列され、回転軸に沿った方向に延びる複数の翼(4)と、回転軸に沿った方向に主板と離れた位置に設けられて複数の翼(4)の周囲を囲む環状の補強リング(5)と、を備える。翼(4)には、外周縁側となる外縁部(4a)に、翼(4)の出口方向と異なる方向であって主板の径方向の外側に向かう方向に突出する突出部(6)が設けられ、突出部(6)を介して複数の翼(4)と補強リング(5)とが接続されている。

Description

多翼羽根車および遠心送風機
 本開示は、複数の翼を有する多翼羽根車および遠心送風機に関する。
 多翼羽根車は、複数の翼を環状に配列した羽根車を回転運動させて、羽根車の内周から吸い込んだ空気を翼と翼の間から遠心方向へ吹き出す構造をしている。この回転運動によって、多翼羽根車の翼には遠心力が作用するため、一般的に複数の翼を固定する環状の補強リングが翼の外縁部に接続されている。補強リングを設けることで、翼の変形等を抑えることができる。
 また、特許文献1に開示されているように、多翼羽根車の回転によって大きな風量を得るために、翼の形状を回転方向に対して前向きの羽根とし、翼の出口角を90°より大きくした多翼羽根車が用いられており、例えば、翼の出口角を150~170°とした多翼羽根車がある。
特開平6-74195号公報
 出口角を90°より大きくした翼では、補強リングとの接続角度が鋭角になり応力が集中しやすい箇所が生じる。そのため、翼と補強リングとを接続させるだけでは、翼の変形を十分に抑えることができないという問題があった。
 本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、翼の変形を抑えることのできる多翼羽根車を得ることを目的とする。
 上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示は、回転軸を中心に回転し、回転軸に沿って見て円形形状である主板と、主板の外周縁に沿って互いに間隔を空けて配列され、回転軸に沿った方向に延びる複数の翼と、回転軸に沿った方向に主板と離れた位置に設けられて複数の翼の周囲を囲む環状の補強リングと、を備える。翼には、外周縁側となる外縁部に、翼の出口方向と異なる方向であって主板の径方向の外側に向かう方向に突出する突出部が設けられ、突出部を介して複数の翼と補強リングとが接続されている。
 本開示によれば、翼の変形を抑えることのできる多翼羽根車を得ることができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる遠心送風機の斜視図 実施の形態1にかかる多翼羽根車の斜視図 実施の形態1にかかる多翼羽根車の上面図 図3に示すK部分を拡大した部分拡大図 図4に示すV-V線に沿った断面図 比較例にかかる多翼羽根車の上面図 図6に示すL部分を拡大した部分拡大図 変形例1にかかる多翼羽根車の部分拡大図 変形例2にかかる多翼羽根車の部分拡大図 変形例3にかかる多翼羽根車の部分拡大図 図10に示すXI-XI線に沿った断面図 変形例4にかかる多翼羽根車の断面図であって、図10に示すXI-XI線に沿った断面図に相当する図 変形例5にかかる多翼羽根車の断面図であって、図10に示すXI-XI線に沿った断面図に相当する図 実施の形態1における多翼羽根車が備える補強リングの位置の一例を示す断面図 変形例6にかかる多翼羽根車の断面図であって、図10に示すXI-XI線に沿った断面図に相当する図 変形例6にかかる多翼羽根車の斜視図 変形例7にかかる多翼羽根車の断面図であって、図10に示すXI-XI線に沿った断面図に相当する図 変形例8にかかる多翼羽根車の断面図であって、図10に示すXI-XI線に沿った断面図に相当する図 変形例9にかかる多翼羽根車の断面図であって、図10に示すXI-XI線に沿った断面図に相当する図 実施の形態1にかかる多翼羽根車と比較例にかかる多翼羽根車とに加わる最大応力値を比較する図
 以下に、実施の形態にかかる多翼羽根車および遠心送風機を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
 図1は、実施の形態1にかかる遠心送風機の斜視図である。遠心送風機7は、スクロールケーシング8と、多翼羽根車1と、駆動モータ2とを備える。スクロールケーシング8は、多翼羽根車1を内部に収容する。スクロールケーシング8には、内部に空気を取り込むための吸込口10と、内部から空気を吹き出すための吹出口9とが形成されている。駆動モータ2は、スクロールケーシング8内の多翼羽根車1を回転させる。遠心送風機7では、多翼羽根車1が回転することで、吸込口10から吸い込まれた空気が吹出口9から吹き出される。
 図2は、実施の形態1にかかる多翼羽根車の斜視図である。図3は、実施の形態1にかかる多翼羽根車の上面図である。多翼羽根車1は、駆動モータ2によって回転軸11を中心に回転される。多翼羽根車1は、回転軸11に沿って見て円形形状の主板3を備える。多翼羽根車1は、主板3の外周縁に沿って互いに間隔を空けて配列され、回転軸11に沿った方向に延びる複数の翼4を備える。多翼羽根車1は、回転軸11に沿った方向に主板3と離れた位置に設けられて複数の翼4の周囲を囲む環状の補強リング5を備える。
 図4は、図3に示すK部分を拡大した部分拡大図である。図5は、図4に示すV-V線に沿った断面図である。翼4の外縁部4aには、翼4の出口角αによって定まる出口方向Aとは異なる方向であって、主板3の径方向の外側に向かって突出する突出部6が設けられている。複数の翼4と補強リング5の内周面5aとは、突出部6を介して接続されている。
 多翼羽根車1が駆動モータ2によって回転させられることで、多翼羽根車1の外周部に遠心力Fが作用する。また、遠心力Fと対向する方向に突出部6が設けられることで、向心力Gは突出部6を通じて翼4に作用する。突出部6を介して翼4と補強リング5とが接続されることで、翼4と補強リング5との接続角度が鋭角でなくなるため、翼4と突出部6との接続箇所に生じる応力が集中しにくい。したがって、翼4の変形を抑えることができる。翼4と突出部6との接続箇所に生じる応力が集中しにくいため、翼4をさらに薄型化したり、強度の低い安価な材料で翼4を形成したりすることが可能となり、多翼羽根車1の製造コストの抑制を図ることができる。
 また、図5に示すように、翼4の外縁部4aと補強リング5の内周面5aとの間に、翼4の外縁部4aから突出された突出部6が設けられることで、回転軸11に沿って補強リング5を投影した場合に、主板3はその投影先から避けた位置に設けられていることになる。これにより、多翼羽根車1を射出成型で製造する場合に、回転軸11に沿った方向に金型を抜くことができる。回転軸11に沿った方向に金型を抜くことができるので、金型の抜き取りを考慮して主板3の形状を変更する必要がない。したがって、金型の形状の簡素化および金型の設計にかかる費用を抑えることができ、多翼羽根車1の製造コストの抑制を図ることができる。
 図6は、比較例にかかる多翼羽根車の上面図である。図7は、図6に示すL部分を拡大した部分拡大図である。比較例にかかる多翼羽根車101は、翼4の外縁部4aが補強リング105と直接接続されている。比較例にかかる多翼羽根車101では、翼4と補強リング5が鋭角に接続されているため、遠心力Fによって翼4と補強リング5との接続箇所P,Qに応力が集中しやすい。したがって、翼4の変形を十分に抑えることができない場合があった。これに対して、本実施の形態1にかかる多翼羽根車1では、突出部6を介して翼4と補強リング5とを接続することで、応力が集中しにくくなり、多翼羽根車1の変形を抑えることが可能となる。
 また、比較例にかかる多翼羽根車101では、翼4の外縁部4aに直接補強リング105が接続されているため、補強リング105を回転軸11に沿って投影した投影先が主板3と重なってしまう。したがって、多翼羽根車1を射出成型で製造する場合に、回転軸11に沿った方向に金型を抜くために主板3の形状を変更する必要があり、製造コストが増大してしまう。これに対して、本実施の形態1にかかる多翼羽根車1では、回転軸11に沿った方向に金型を抜くことができるため、主板3の形状の変更が不要となり、製造コストを抑制することができる。
 図8は、変形例1にかかる多翼羽根車の部分拡大図である。図4に示した例では、多翼羽根車1は回転方向に対して前向き羽根の形状であるため、翼4の厚みによって翼4の負圧面4bと翼4の正圧面4cでは曲率半径が異なり、突出部6へ接続する角度も翼4の負圧面4b側と翼4の正圧面4c側で異なる。そのため、翼4と突出部6との接続箇所に発生する応力は翼4の負圧面4b側と翼4の正圧面4c側とで大きさが異なる。
 そこで、変形例1にかかる多翼羽根車1では、図8に示すように、翼4の外縁部4aに設けられた突出部6について、主板3の径方向の外側に向かって、突出部6の断面積、形状および接続する角度に変化を設ける。これにより、翼4の負圧面4bに発生する応力と翼4の正圧面4cに発生する応力の低減を別々に図ることができるため、多翼羽根車1の強度の更なる向上を期待できる。
 翼4の外縁部4aに接続する突出部6の接続面積は大きいほど、翼4と突出部6との接続箇所に発生する応力が低減する。一方で、突出部6の重量が増えるほど、翼4に作用する遠心力も増すために翼4と突出部6との接続箇所に発生する応力が増加する。そこで、変形例1にかかる多翼羽根車1では、主板3の径方向の外側に向かって主板3の周方向に沿った幅を縮小させていくことで、突出部6の断面積を減少させている。これにより、突出部6と翼4の接続面積を確保しつつ突出部6の重量を抑えて突出部6と翼4を接続できるので、より効果的に羽根車の強度の向上を期待できる。
 図9は、変形例2にかかる多翼羽根車の部分拡大図である。上述したように、翼4の負圧面4bよりも翼4の正圧面4cの方が、曲率半径が小さいため、突出部6と接続する角度が鋭角となる。そのため、翼4の負圧面4bと突出部6との接続箇所に発生する応力よりも、翼4の正圧面4cと突出部6との接続箇所に発生する応力の方が高くなる。そこで、変形例2にかかる多翼羽根車1では、回転軸11に沿って見て、翼4の正圧面4cと接続する突出部6の側面6aは、回転軸11からの放射線Mと重なっている。なお、突出部6の側面6aは、多翼羽根車1の回転方向前方側となる面である。突出部6における向心力Gは回転軸11に向かって最大となるため、回転軸11からの放射線Mと重なるように側面6aを形成することで、翼4の正圧面4cと突出部6との接続箇所に発生する応力をより一層低減することができる。
 図10は、変形例3にかかる多翼羽根車の部分拡大図である。図11は、図10に示すXI-XI線に沿った断面図である。図12は、変形例4にかかる多翼羽根車の断面図であって、図10に示すXI-XI線に沿った断面図に相当する図である。図13は、変形例5にかかる多翼羽根車の断面図であって、図10に示すXI-XI線に沿った断面図に相当する図である。
 変形例3から変形例5にかかる多翼羽根車1では、補強リング5には、径方向内側を向く複数の内周面5a1,5a2が設けられ、内周面5a1,5a2の少なくともいずれか一方は、回転軸11に対して傾斜している。これにより、補強リング5は、径方向内側の端部から径方向内側に向けて回転軸11に沿った方向の幅が拡大し、周方向に沿った面で切断した断面の断面積も拡大する。
 ここで、多翼羽根車1の翼4と突出部6との接続箇所および補強リング5と突出部6との接続箇所には曲げ応力が作用するため、物質内部よりも表面にて応力が大きくなる。変形例3から変形例5にかかる多翼羽根車1では、補強リング5に複数の内周面5a1,5a2を設けることで、補強リング5に接続する突出部6の回転軸方向における断面形状および接続する角度を、複数の内周面5a1,5a2に応じて調節することができる。そのため、補強リング5の内周面が1面のみで形成された場合と比べて、発生する応力に応じて翼4の外縁部4aに接続する突出部6の接続面積を維持しつつ、突出部6の重量をより一層抑えることができる。なお、図10に示した変形例3にかかる多翼羽根車1では、物質内部の応力が小さい領域において突出部6が小さくなっている。なお、内周面は3つ以上の面で形成されていてもよい。
 図14は、実施の形態1における多翼羽根車が備える補強リングの位置の一例を示す断面図である。図14に示すように、多翼羽根車1が回転した際に、補強リング5では径方向内側から径方向外側に向けて空気が流れる。変形例3から変形例5にかかる多翼羽根車1では、補強リング5が径方向内側の端部から径方向内側に向けて回転軸11に沿った方向の幅が拡大しているため、径方向内側から径方向外側に向けてながれる空気を円滑に通過させることができる。これにより、騒音の低減と送風性能の向上を図ることができる。
 また、図14に示すように、多翼羽根車1内を流れる空気には慣性力が生じるために、主板3側に偏った速度分布となる。したがって、図14に示すように、補強リング5を多翼羽根車1の翼4の外縁部4aの回転軸11に沿った方向の中間に設けた場合には、補強リング5に複数の内周面5a1,5a2を設けて径方向内側の端部から径方向内側に向けて回転軸11に沿った方向の幅を拡大させて空気の流れを円滑にした効果が大きくなる。
 なお、多翼羽根車1の翼4の間から吹き出す空気が補強リング5の周囲を流れやすくなるように、内周面5aには凹凸や曲面を設けてもよい。
 図15は、変形例6にかかる多翼羽根車の断面図であって、図10に示すXI-XI線に沿った断面図に相当する図である。図16は、変形例6にかかる多翼羽根車の斜視図である。変形例6にかかる多翼羽根車1では、補強リング5の一部が翼4の外縁部4aと直接接続されている。具体的には、補強リング5のうち主板3側を向く面である下面5bと、補強リング5のうち主板3側と反対側を向く面である上面5cとで、径方向に沿った幅を異ならせている。変形例6にかかる多翼羽根車1では、下面5bの径方向に沿った幅が上面5cの径方向に沿った幅よりも広くなっている。また、下面5bが、上面5cよりも径方向内側に張り出すことで、補強リング5の内周面のうち主板3に近い側の領域が翼4の外縁部4aに直接接続されている。これにより、突出部6と翼4の接続面積が減少して羽根車の強度向上の効果は減少するものの、補強リング5を一体成形しやすくなるので、製造コストの抑制を図ることができる。
 図17は、変形例7にかかる多翼羽根車の断面図であって、図10に示すXI-XI線に沿った断面図に相当する図である。変形例7にかかる多翼羽根車1では、変形例6で示した例とは逆に、上面5cの径方向に沿った幅が下面5bの径方向に沿った幅よりも広くなっている。また、上面5cが、下面5bよりも径方向内側に張り出すことで、補強リング5の内周面のうち主板3に近い側の領域が翼4の外縁部4aに直接接続されている。
 図18は、変形例8にかかる多翼羽根車の断面図であって、図10に示すXI-XI線に沿った断面図に相当する図である。図19は、変形例9にかかる多翼羽根車の断面図であって、図10に示すXI-XI線に沿った断面図に相当する図である。
 変形例8および変形例9にかかる多翼羽根車1では、突出部6について補強リング5の内周面5aと接続させつつ、補強リング5のうち主板3側を向く面である下面5b側にも延伸、あるいは接続させることで多翼羽根車1の強度向上を図っている。
 図20は、実施の形態1にかかる多翼羽根車と比較例にかかる多翼羽根車とに加わる最大応力値を比較する図である。最大応力値は、構造解析から算出されている。図20に示すように、比較例にかかる多翼羽根車101に対して、図9に示した変形例2にかかる多翼羽根車1のほうが約7%、図11に示した変形例3にかかる多翼羽根車1で約14%最大応力値が低減している。
 本実施の形態1で例示した多翼羽根車は、片吸込式の遠心送風機だけでなく、両吸込式の遠心送風機にも適用することができる。また、空調換気用途の送風機だけでなく、その他の機器にも適用することができる。また、各変形例で示した突出部6の形状と、補強リング5の形状とを組み合わせてもよい。
 以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、変形例同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
 1,101 多翼羽根車、2 駆動モータ、3 主板、4 翼、4a 外縁部、5,105 補強リング、5a,5a1,5a2 内周面、5b 下面、6 突出部、7 遠心送風機、8 スクロールケーシング、9 吹出口、10 吸込口、11 回転軸。

Claims (7)

  1.  回転軸を中心に回転し、前記回転軸に沿って見て円形形状である主板と、
     前記主板の外周縁に沿って互いに間隔を空けて配列され、前記回転軸に沿った方向に延びる複数の翼と、
     前記回転軸に沿った方向に前記主板と離れた位置に設けられて複数の前記翼の周囲を囲む環状の補強リングと、を備え、
     前記翼には、前記外周縁側となる外縁部に、前記翼の出口方向と異なる方向であって前記主板の径方向の外側に向かう方向に突出する突出部が設けられ、
     前記突出部を介して複数の前記翼と前記補強リングとが接続されていることを特徴とする多翼羽根車。
  2.  前記突出部は、前記径方向の外側に向かうにしたがって断面積が変化することを特徴とする請求項1に記載の多翼羽根車。
  3.  前記突出部は、前記径方向の外側に向かうにしたがって前記回転軸に垂直な面で切断した断面の断面積が小さくなることを特徴とする請求項2に記載の多翼羽根車。
  4.  前記突出部は、前記主板の回転方向前方側となる面が、前記回転軸に沿って見て前記回転軸からの放射線と重なることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の多翼羽根車。
  5.  前記補強リングは、前記径方向の外側に向かうにしたがって前記主板の周方向に沿った面で切断した断面の断面積が大きくなることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の多翼羽根車。
  6.  前記補強リングにおいて、内周面の一部が前記翼の外周縁と接続されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の多翼羽根車。
  7.  請求項1から6のいずれか1つに記載された多翼羽根車と、
     前記多翼羽根車を収容したスクロールケーシングと、を備えることを特徴とする遠心送風機。
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