JPH08247091A - 遠心送風機 - Google Patents

遠心送風機

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JPH08247091A
JPH08247091A JP4564695A JP4564695A JPH08247091A JP H08247091 A JPH08247091 A JP H08247091A JP 4564695 A JP4564695 A JP 4564695A JP 4564695 A JP4564695 A JP 4564695A JP H08247091 A JPH08247091 A JP H08247091A
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Souzou Suzuki
創三 鈴木
Akihiro Yabushita
明弘 藪下
Takumi Kida
琢己 木田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機などに用いられる遠心送風機に関
し、羽根車出口における気流速度分布が主板側に偏在す
ることに起因する送風性能の劣化と乱流騒音の増加現象
を改善する。 【構成】 主板10近傍の羽根板断面の羽根出口角β2h
に対して側板11に接する羽根板断面の羽根出口角β2s
をβ2h+5゜≦β2s≦β2h+15゜の範囲内に設定し、
主板10近傍から側板11に接する部分までの羽根板9
の断面形状を連続的に変化させ、かつ、主板10近傍の
羽根板断面から側板11に接する羽根板断面までの羽根
取付角の平均値γo を43゜≦γo ≦46゜の範囲内に
設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機などに用い
られる低騒音化を図った遠心送風機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、遠心送風機は空気調和機など
の送風機として幅広く使用されており、近年は特に高性
能化・低騒音化に対する要請が非常に強くなっており、
羽根車形状の改善による性能改善方法が提案されてい
る。
【0003】以下、図面を参照しながら、実開昭63−
248223号公報などで提案されている従来の遠心送
風機について説明する。
【0004】図11〜図13は従来の遠心式送風機の構
成を示すものである。図において1は羽根車であり、複
数の羽根板2と、羽根板2を固定した主板3と、羽根板
2の反主板側端面に固定し吸込口4aを有する側板4よ
り構成されている。5は羽根車1に直結したモ−タであ
り、羽根車1とモ−タ5を収納するケーシング6に固定
されている。7は入口端部7aから出口端部7bにかけ
て湾曲しかつ出口端部7bの内径を吸込部最小径より大
とした吸込リングでありケーシング6に固定されてい
る。吸込リング7の出口端部7bは羽根車1の側板4の
吸込口4aの近傍に挿入されている。
【0005】また、羽根車1の吸込口径ds は羽根入口
径d1 より大きく設定されている。さらに、羽根車1の
回転軸に直交する羽根断面において、主板3近傍の羽根
断面A−Aから側板4に接する羽根断面B−Bまでは図
13に示す略同一断面形状としてあり、羽根断面B−B
よりさらに上の羽根上端部2a の断面では羽根板2の負
圧面側の板厚を徐々に薄くすると共に羽根板2の先端を
滑らかな曲面状にしてある(図示せず)。
【0006】以上のように構成された遠心送風機につい
て、以下その動作について説明する。
【0007】まず、モ−タ5の駆動力によって羽根車1
が回転すると、吸込リング7を介して空気が羽根車1内
に導入され、複数の羽根板2間を通過する際に静圧と動
圧を付加され羽根車1からケーシング6内に吐出され、
さらにケ−シング吹き出し口(図示せず)より吐出され
送風作用を為す。
【0008】このとき、羽根板2の吸込口径dS は羽根
入口径d1 より大きく設定しているため、羽根車1の吸
込口4aより流入する気流の平均流速は比較的低速とな
り羽根板2の先端から流入する際の衝突損失を低く抑
え、また羽根上端部2a より流入する気流に対しても羽
根上端部2a の形状を負圧面で薄く形成してあるため羽
根上端部2a における流入気流の剥離を抑制する作用を
為す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、羽根車1内に流入した気流は吸込口4a
における軸方向の流れが羽根板2間に流入する際に流れ
の方向が半径方向へ曲がるため、側板4に近いほど気流
の曲率が大きくなり流速が低下する。ところが、側板4
近傍の羽根板2の断面形状と主板3近傍の羽根板2の断
面形状は同等であり羽根板2が気流に与える作用も同等
となる。
【0010】従って、側板4の近傍では羽根板2に流入
する気流の速度が低いために羽根板2の出口における気
流速度も低くなり、図14に示すように羽根車1出口に
おける気流の流速分布は、側板4側では流速が主板3側
の流速にくらべ大幅に低下し遠心送風機の送風性能及び
送風効率を低下させ、さらにこの側板2近傍の流速の低
下が側板近傍の気流の剥離と乱れを引き起こし乱流騒音
を増加させるという問題があった。
【0011】本発明は上記課題に鑑み、側板側の気流流
速を増速し、羽根車出口における気流分布を均一化する
ことにより送風性能を改善し、側板近傍の気流の剥離と
乱れを抑制することにより、乱流騒音を低減することの
できる遠心送風機を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の遠心送風機は、主板と複数の羽根板と吸込口
を有する側板から成る羽根車と、側板の吸込口に挿入し
た吸込リングとを有し、前記羽根車の回転軸に直交する
羽根断面において、主板近傍羽根断面の羽根出口角β2h
に対して側板に接する羽根断面の羽根出口角β2sをβ2h
+5゜≦β2s≦β2h+15゜として主板から側板までの
羽根の断面形状を連続的に変化させ、かつ主板近傍羽根
断面から側板に接する羽根断面までの羽根取付角の平均
値γo を43゜≦γo ≦46゜としたのである。
【0013】また他の本発明の遠心送風機は、上記構成
に加えて前記羽根車の回転軸に直交する各羽根断面にお
いて、各羽根板断面形状を翼形に形成したうえ、羽根入
口部を主板部の羽根断面に内包させた構成を備えるもの
である。
【0014】
【作用】本発明では、主板側の羽根板の羽根出口角に対
して側板側の羽根板の羽根出口角を適正な範囲内で大き
くすることにより、側板側の羽根板の仕事量を主板側羽
根板の仕事量より増加させて側板側の流速を増速させ羽
根車出口における気流分布を均一化するとともに、側板
近傍の流れの急減速による流れの乱れの発生の抑制及び
側板表面の乱流境界層の発達と剥離による流れの乱れを
抑制し、流れの乱れによる乱流騒音の発生を抑える。さ
らに、主板近傍羽根断面から側板に接する羽根断面まで
の羽根取付角の平均値を適正な値に設定することによ
り、各羽根断面において羽根圧力面および負圧面におけ
る気流の剥離を抑制し、側板側の羽根出口角増加を効果
的に発生させる。
【0015】また、羽根車の回転軸に直交する各羽根断
面において、各羽根入口部断面を主板部の羽根入口部断
面に内包させることにより、側板側の羽根板後縁部は羽
根車回転方向に前傾するが羽根板前縁部は主板に対して
傾斜することはなく、羽根板は羽根板の厚みが大きい前
縁部が主板に垂直に接することになり、主板と羽根板の
接合強度が増加し、送風性能を向上させ送風騒音を低減
させたうえ、羽根車の機械的強度を高めることができ
る。しかも、羽根車を制作する際には、羽根板を負圧面
側と圧力面側に分割した別体の可動金型で成形すること
により、羽根板と主板の樹脂一体成形を可能にする。
【0016】
【実施例】以下、本発明による第1の実施例について、
図面を参照しながら説明する。尚、従来例と同一部分に
ついては重複を避けるため、同一の符号を付けて説明を
省略する。
【0017】図1〜図5は本発明の第1の実施例におけ
る遠心送風機の構造を示すものである。
【0018】8は羽根車であり、複数の羽根板9と、主
板10と、側板11とで構成している。11a は側板1
1に設けた吸込口である。羽根車8の吸込口径Ds は、
羽根入口径D1 より大きく設定してある。
【0019】さらに、羽根車8の回転軸に直交する羽根
断面において、主板10近傍の断面線C−Cにおける羽
根板断面9h の羽根出口角β2hを35゜に設定し、この
β2hに対して側板11に接する断面線D−Dにおける羽
根板断面9s の羽根出口角β2sをβ2h+5゜≦β2s≦β
2h+15゜の範囲内に設定してあり、主板10近傍から
側板11に接する部分までの羽根板9の断面形状を連続
的に変化させてある。
【0020】また、羽根板断面9h の羽根取付角γh を
45゜とし、羽根板断面9s の羽根取付角γs を43゜
に設定し、主板10近傍の羽根板断面9h から側板11
に接する羽根板断面9s までの羽根取付角の平均値γo
を44.5゜として43゜≦γo ≦46゜の範囲内に設
定してある。
【0021】また、断面線D−Dよりさらに上の羽根上
端部9a の羽根断面では羽根板9の負圧面側の板厚を徐
々に薄くすると共に羽根板9a の先端を滑らかな曲面状
にしてある(図示せず)。
【0022】以上のように構成された遠心送風機につい
て、以下その動作について説明する。
【0023】まず、モ−タ5の駆動力によって羽根車8
が回転すると、吸込リング7を介して空気が羽根車8内
に導入され、複数の羽根板9間を通過する際に静圧と動
圧を付加され羽根車8からケーシング6内に吐出され、
さらにケ−シング吹き出し口(図示せず)より吐出され
送風作用を為す。
【0024】このとき、従来例と同様に羽根板9の吸込
口径Ds は羽根入口径D1 より大きく設定しているた
め、羽根車1の吸込口11aより流入する気流の平均流
速は比較的低速となり羽根板9の先端から流入する際の
衝突損失を低く抑え、また羽根の上端部より流入する気
流に対しても羽根上端部9a の形状を負圧面で薄く形成
してあるため上端部9a における流入気流の剥離を抑制
する作用を為す。
【0025】本実施例では、主板10側の羽根板断面9
h の羽根出口角β2hに対して側板11側の羽根板断面9
s の羽根出口角β2sを大きくしていることにより、側板
11側の羽根板9の仕事量を主板10側羽根板9の仕事
量より増加させている。これによって、図6に示すよう
に側板側11の羽根車8出口の流速を増速させ、羽根車
8出口における気流分布を均一化し、送風性能は向上す
る。さらに、この作用によって側板11近傍の流れの急
減速による流れの乱れの発生を抑制し、かつ側板11表
面の乱流境界層の発達と剥離による流れの乱れを抑制
し、流れの乱れによる乱流騒音の発生が低減される。
【0026】しかし、側板11側の羽根板断面9s の羽
根出口角β2sを大きくする場合、主板10側の羽根板断
面9h の羽根出口角β2hに比較して羽根出口角β2sをあ
まり大きくし過ぎると羽根板断面9s の後縁部での気流
角度と羽根板断面9s の後縁部角度との差が拡大するた
め、羽根板断面9s の後縁部の流れが剥離しやすくな
り、損失が増加するとともに乱流騒音が増加する。従っ
て、羽根出口角β2sの最適値が存在する。
【0027】図7は主板10側の羽根板断面9h の羽根
出口角β2hに対する側板11側の羽根板断面9s の羽根
出口角β2sの値と遠心送風機の送風騒音の関係を示すも
のであり、羽根出口角β2sをβ2h+αと表現すると、α
が5゜≦α≦15゜の範囲であれば騒音レベルは十分低
い値となる。また、羽根板9周りの気流が剥離せずに流
動するためには羽根板9の取付角γが適正に設定される
必要がある。図8は主板10近傍の羽根板断面9h から
側板11に接する羽根板断面9s までの羽根取付角γの
平均値γo と遠心送風機の送風騒音の関係を示すもので
あり、γo が43゜≦γo ≦46゜の範囲であれば騒音
レベルは十分低い値となる。
【0028】以上のように本実施例の遠心式送風機は、
羽根車8の回転軸に直交する羽根断面において、主板1
0近傍の断面線C−Cにおける羽根板断面9h の羽根出
口角β2hに対して側板11に接する断面線D−Dにおけ
る羽根板断面9s の羽根出口角β2sをβ2h+5゜≦β2s
≦β2h+15゜の範囲内に設定し、主板10近傍から側
板11に接する部分までの羽根板9の断面形状を連続的
に変化させ、かつ、主板10近傍の羽根板断面9h から
側板11に接する羽根板断面9s までの羽根取付角の平
均値γo を43゜≦γo ≦46゜の範囲内に設定するこ
とにより、羽根車8出口の気流速度分布を均一化して送
風性能を向上させると共に、側板11側の羽根板断面9
s の後縁部の流れの剥離を抑制し、各羽根断面において
羽根圧力面および負圧面における気流の剥離を抑制する
ため、送風性能の向上と送風騒音の低減を効果的に実現
することができる。
【0029】尚、本実施例では羽根板9の吸込口径Ds
は羽根入口径D1 より大きく設定しているが、羽根入口
径D1 を羽根車外径D2 に対して0.675D2 ≦D1
≦0.8D2 としたうえ、前記側板11の吸込口径Ds
を0.75D2 ≦Ds ≦0.9D2 の範囲に設定するの
が望ましい。また、主板10近傍の羽根板断面9h の羽
根出口角β2hを35゜に設定したが、30゜≦β2h≦4
5゜の範囲に設定するのが望ましい。
【0030】次に、本発明による遠心送風機の第2の実
施例について図面を参照しながら説明する。
【0031】図9は、本発明の第2の実施例による遠心
送風機の羽根板断面形状を示すものである。第1の実施
例と異なるのは、羽根車8の回転軸に直交する断面にお
いて、主板10近傍の羽根板断面12a から側板11近
傍の羽根板断面12b までの各断面形状を翼型に形成し
たうえ、羽根前縁部形状が主板10近傍の羽根断面形状
12a の羽根前縁部形状に内包させる形状とした点にあ
る。
【0032】以上のように構成された第2の実施例の遠
心送風機について、以下その動作について説明する。
【0033】第1の実施例と同様に、主板10近傍の羽
根板断面12a の羽根出口角β2hに対して側板11に接
する羽根板断面12b の羽根出口角β2sをβ2h+5゜≦
β2s≦β2h+15゜の範囲内に設定し、主板10近傍か
ら側板11に接する部分までの羽根板9の断面形状を連
続的に変化させ、かつ、主板10近傍の羽根板断面9h
から側板11に接する羽根板断面9s までの羽根取付角
の平均値γo を43゜≦γo≦46゜の範囲内に設定し
てあるので、送風性能が向上し送風騒音が低減する。
【0034】さらに、主板10近傍の羽根板断面12a
から側板11近傍の羽根板断面12b までの各断面形状
を羽根前縁部形状が主板10近傍の羽根断面形状12a
の羽根前縁部形状に内包させる形状としており、羽根板
12の後縁部は羽根車8の回転方向に前傾するが、羽根
板12の前縁部は傾斜することがないため、羽根板12
は羽根の厚みが大きい前縁部が主板10に略垂直に接す
ることになり、主板10と羽根板12の接合強度が増加
し、羽根車8の機械的強度を高めることができる。
【0035】しかも、羽根車8を制作する際には、図1
0に示すように羽根板12の負圧面側に接し羽根車8の
回転軸方向にスライドする金型13と、羽根板12の圧
力面側に接し羽根車8の半径方向にスライドする金型1
4とに分割した別体の可動金型で成形することにより、
羽根板12と主板10の樹脂一体成形を可能とし、羽根
車8の組立精度向上と生産性の向上を実現することがで
きる。
【0036】以上のように、本実施例の遠心送風機は、
羽根車8の回転軸に直交する断面において、主板10近
傍の羽根板断面12a から側板11近傍の羽根板断面1
2bまでの各断面形状を翼形に形成したうえ、羽根前縁
部形状が主板10近傍の羽根断面形状12a の羽根前縁
部形状に内包させる構成を備えることにより、送風性能
が向上し送風騒音が低減すると共に、羽根車8の機械的
強度を向上させることができ、かつ可動金型用いて羽根
板12と主板10の樹脂一体成形を可能とし、羽根車8
の組立精度向上と生産性の向上をも実現することができ
る実用効果大なるものである。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明の遠心送風機
は、主板と複数の羽根板と吸込口を有する側板から成る
羽根車と、側板の吸込口に挿入した吸込リングとを有
し、前記羽根車の回転軸に直交する羽根断面において、
主板近傍羽根断面の羽根出口角β2hに対して側板に接す
る羽根断面の羽根出口角β2sをβ2h+5゜≦β2s≦β2h
+15゜として主板から側板までの羽根の断面形状を連
続的に変化させ、かつ主板近傍羽根断面から側板に接す
る羽根断面までの羽根取付角の平均値γo を43゜≦γ
o ≦46゜とすることにより、羽根車出口の気流速度分
布を均一化して送風性能を向上させると共に、側板側の
羽根板断面の後縁部の流れの剥離を抑制し、各羽根断面
において羽根圧力面および負圧面における気流の剥離を
抑制するため、送風性能の向上と送風騒音の低減を効果
的に実現することができる。
【0038】また、他の本発明の遠心送風機はさらに羽
根車の回転軸に直交する各羽根断面において、各断面形
状を翼形に形成したうえ、各羽根入口部断面を主板部の
羽根入口断面に内包させることにより、送風性能を向上
し送風騒音が低減すると共に、羽根車の機械的強度を向
上させることができ、かつ羽根板と主板の樹脂一体成形
を可能とし、羽根車の組立精度向上と生産性の向上をも
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の遠心送風機の縦断面図
【図2】同実施例の遠心送風機の羽根車の斜視図
【図3】同実施例の遠心送風機の羽根車の要部縦断面図
【図4】図3のD−D線断面図
【図5】図3のC−C線断面図
【図6】同実施例の遠心式送風機の羽根車出口の気流速
度分布を示す模式図
【図7】同実施例の遠心式送風機の羽根車の設計値αと
送風騒音との関係を示す特性図
【図8】同実施例の遠心式送風機の羽根車の設計値γo
と送風騒音との関係を示す特性図
【図9】本発明の第2の実施例の遠心送風機の羽根車の
要部横断面図
【図10】同実施例の羽根板を成形する金型の構造を示
す模式図
【図11】従来の遠心送風機の縦断面図
【図12】同従来例の遠心送風機の羽根車の要部縦断面
【図13】図12のA−A線断面図
【図14】同従来例の遠心送風機の羽根車出口の気流速
度分布を示す模式図
【符号の説明】
8 羽根車 9 羽根板 10 主板 11 側板 12 羽根板 β2s 羽根出口角 β2h 羽根出口角 γs 羽根取付角 γh 羽根取付角

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主板と複数の羽根板と吸込口を有する側
    板から成る羽根車と、側板の吸込口に挿入した吸込リン
    グとを有し、前記羽根車の回転軸に直交する羽根断面に
    おいて、主板近傍羽根断面の羽根出口角β2hに対して側
    板に接する羽根断面の羽根出口角β2sをβ2h+5゜≦β
    2s≦β2h+15゜として主板から側板までの羽根の断面
    形状を連続的に変化させ、かつ主板近傍羽根断面から側
    板に接する羽根断面までの羽根取付角の平均値γo を4
    3゜≦γo ≦46゜とした遠心式送風機。
  2. 【請求項2】 羽根車の回転軸に直交する各羽根断面に
    おいて、各羽根板断面形状を翼形に形成したうえ、各羽
    根入口部断面を主板部の羽根入口断面に内包させた請求
    項1記載の遠心送風機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001087162A (ja) * 1999-09-27 2001-04-03 Toto Ltd 人体乾燥装置および人体乾燥装置の設計方法
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