JP6981077B2 - 遠心ファン - Google Patents
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Description
環状に形成され、中央に空気吸込口(31)を有する側板(3)と、
側板に対向して設けられ、側板と共に回転する主板(2)と、
側板と主板との間に回転方向に所定の間隔で配置され、側板および主板に接続される複数の翼(4)と、を備える遠心ファンであって、
翼は、
前縁(40)と回転中心(C)とを含む仮想面(S)に対し、後縁(41)が回転方向後側に位置するように設けられ、
前縁側の負圧面と主板とのなすスキュー角(θ1)より、後縁側の負圧面と主板とのなすスキュー角(θ2)が小さくなっており、
前縁と後縁との間の部位に回転方向後側に凸状の負圧面凸部(44)を翼のうち主板側と側板側の両方に有し、翼のうち主板側と側板側の両方において負圧面凸部より径方向外側の部位に回転方向前側に凸状の正圧面凸部(45)を有する。
さらに、請求項1に係る発明は、負圧面凸部が側板に接続する箇所の曲率より、負圧面凸部が主板に接続する箇所の曲率が大きく、
正圧面凸部が側板に接続する箇所の曲率より、正圧面凸部が主板に接続する箇所の曲率が大きい。
また、請求項2に係る発明は、負圧面凸部が主板に接続する箇所の曲率より、負圧面凸部が側板に接続する箇所の曲率が大きく、
正圧面凸部が主板に接続する箇所の曲率より、正圧面凸部が側板に接続する箇所の曲率が大きい。
第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。第1実施形態の遠心ファン1は、空調装置または換気装置などが備える送風機10に用いられるものである。
第2実施形態について図13を参照しつつ説明する。第2実施形態は、第1実施形態に対して翼4の形状の一部を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
第3実施形態について図14を参照しつつ説明する。第3実施形態も、第1および第2実施形態に対して翼4の形状の一部を変更したものであり、その他については第1および第2実施形態と同様であるため、第1および第2実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
第4実施形態について図15を参照しつつ説明する。第4実施形態は、第1実施形態と略同様の構成である。ただし、第4実施形態では、遠心ファン1の回転方向が上述した第1実施形態と逆向きになっている。また、第4実施形態では、翼4と主板2との接続部42を実線で示し、翼4と側板3との接続部43も実線で示している。これらのことは、後述する第5〜第32実施形態についても同じである。
第5実施形態について図16を参照しつつ説明する。第5実施形態の翼4は、少なくとも、側板3側の接続部43に負圧面凸部44と正圧面凸部45を有している。正圧面凸部45の曲率は、負圧面凸部44の曲率より大きく形成されている。詳細には、正圧面凸部45は、側板3に接続する箇所の曲率が、主板2に接続する箇所の曲率より大きい。また、負圧面凸部44は、側板3に接続する箇所の曲率が、主板2に接続する箇所の曲率より大きい。
第6実施形態について図17を参照しつつ説明する。第6実施形態の翼4は、主板2側の接続部42と側板3側の接続部43の両方に負圧面凸部44と正圧面凸部45を有している。正圧面凸部45の曲率は、負圧面凸部44の曲率より大きく形成されている。詳細には、負圧面凸部44は、主板2に接続する箇所の曲率と、負圧面凸部44が側板3に接続する箇所の曲率とが異なっている。また、正圧面凸部45も、主板2に接続する箇所の曲率と、正圧面凸部45が側板3に接続する箇所の曲率とが異なっている。これによれば、第6実施形態では、翼4の間の流路に風が流れやすくすることで、騒音を低減すると共に、昇圧特性を向上させることができる。
第7〜第9実施形態について図18〜図20を参照しつつ説明する。第7〜第9実施形態はそれぞれ、第4〜第6実施形態の変形例である。
第10〜第15実施形態について図21〜図26を参照しつつ説明する。第10〜第15実施形態はそれぞれ、第4〜第9実施形態の変形例である。
第16〜第21実施形態について図27〜図32を参照しつつ説明する。第16〜第21実施形態もそれぞれ、第4〜第9実施形態の変形例である。
第22実施形態について図33および図34を参照しつつ説明する。第22実施形態は、第1〜第21実施形態に対し、ストレート部47を設ける位置を変更したものである。
第23実施形態について図35および図36を参照しつつ説明する。第23実施形態は、第1〜第22実施形態に対し、ストレート部47を設ける位置を変更したものである。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
上述の実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、遠心ファンは、側板、主板、および複数の翼を備える。側板は、環状に形成され、中央に空気吸込口を有する。主板は、側板に対向して設けられ、側板と共に回転する。複数の翼は、側板と主板との間に回転方向に所定の間隔で配置され、側板および主板に接続される。このような構成において、翼は、前縁と回転中心とを含む仮想面に対し、後縁が回転方向後側に位置するように設けられる。また、翼は、前縁側の負圧面と主板とのなすスキュー角より、後縁側の負圧面と主板とのなすスキュー角が小さくなっている。さらに、翼は、前縁と後縁との間の部位に回転方向後側に凸状の負圧面凸部を有し、負圧面凸部より径方向外側の部位に回転方向前側に凸状の正圧面凸部を有する。
2 主板
3 側板
4 翼
40 前縁
41 後縁
44 負圧面凸部
45 正圧面凸部
C 回転中心
S 仮想面
Claims (2)
- 環状に形成され、中央に空気吸込口(31)を有する側板(3)と、
前記側板に対向して設けられ、前記側板と共に回転する主板(2)と、
前記側板と前記主板との間に回転方向に所定の間隔で配置され、前記側板および前記主板に接続される複数の翼(4)と、を備える遠心ファンであって、
前記翼は、
前縁(40)と回転中心(C)とを含む仮想面(S)に対し、後縁(41)が回転方向後側に位置するように設けられ、
前記前縁側の負圧面と前記主板とのなすスキュー角(θ1)より、前記後縁側の負圧面と前記主板とのなすスキュー角(θ2)が小さくなっており、
前記前縁と前記後縁との間の部位に回転方向後側に凸状の負圧面凸部(44)を前記翼のうち前記主板側と前記側板側の両方に有し、前記翼のうち前記主板側と前記側板側の両方において前記負圧面凸部より径方向外側の部位に回転方向前側に凸状の正圧面凸部(45)を有し、
前記負圧面凸部が前記側板に接続する箇所の曲率より、前記負圧面凸部が前記主板に接続する箇所の曲率が大きく、
前記正圧面凸部が前記側板に接続する箇所の曲率より、前記正圧面凸部が前記主板に接続する箇所の曲率が大きい、遠心ファン。 - 環状に形成され、中央に空気吸込口(31)を有する側板(3)と、
前記側板に対向して設けられ、前記側板と共に回転する主板(2)と、
前記側板と前記主板との間に回転方向に所定の間隔で配置され、前記側板および前記主板に接続される複数の翼(4)と、を備える遠心ファンであって、
前記翼は、
前縁(40)と回転中心(C)とを含む仮想面(S)に対し、後縁(41)が回転方向後側に位置するように設けられ、
前記前縁側の負圧面と前記主板とのなすスキュー角(θ1)より、前記後縁側の負圧面と前記主板とのなすスキュー角(θ2)が小さくなっており、
前記前縁と前記後縁との間の部位に回転方向後側に凸状の負圧面凸部(44)を前記翼のうち前記主板側と前記側板側の両方に有し、前記翼のうち前記主板側と前記側板側の両方において前記負圧面凸部より径方向外側の部位に回転方向前側に凸状の正圧面凸部(45)を有し、
前記負圧面凸部が前記主板に接続する箇所の曲率より、前記負圧面凸部が前記側板に接続する箇所の曲率が大きく、
前記正圧面凸部が前記主板に接続する箇所の曲率より、前記正圧面凸部が前記側板に接続する箇所の曲率が大きい、遠心ファン。
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JP2017145817A JP6981077B2 (ja) | 2017-07-27 | 2017-07-27 | 遠心ファン |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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JP2017145817A Active JP6981077B2 (ja) | 2017-07-27 | 2017-07-27 | 遠心ファン |
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