WO2022004379A1 - 粉末化粧料 - Google Patents
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- Examples 1 to 7 and Comparative Examples 1 to 6 The powder cosmetics of Examples 1 to 7 and Comparative Examples 1 to 6 listed in Tables 2 and 3 below were prepared by a dry method. Specifically, (13) to (25) were first dissolved and mixed at 80 ° C., and then returned to room temperature to prepare a hydrophilic gel in advance. Next, this hydrophilic gel is mixed with the remaining components (1) to (12) and (26) to (27) with a Henschel mixer, crushed with a palperizer, and then filled in a resin inner dish container, which is known. Dry press molding was performed by the above method to obtain a powdered cosmetic.
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Abstract
十分な保湿効果を有しながら、安定性及び使用性にも優れた粉末化粧料を提供することを目的とする。本発明に係る粉末化粧料は、(A)疎水変性ポリエーテルウレタン、ジェランガム、タマリンドガム、寒天、ラポナイトからなる群から選択されるゲル化剤と、(B)グリセリン、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコールからなる群から選択される多価アルコールとを含み、水の配合量が10質量%未満であることを特徴とする。
Description
本発明は、粉末化粧料に関する。より詳しくは、高い保湿効果を有し、安定性(パフやスポンジ等に対する化粧料の付着性(とれ))及び使用性(使用時に柔らかくしっとりとした使用感触)にも優れた粉末化粧料に関する。
粉末化粧料は、ファンデーションやアイシャドウ等のメーキャップ化粧料に汎用されている化粧料基剤である。一般に粉末化粧料は、主成分である粉末とその結合剤または付着剤として作用する油分とによって構成されている。粉末化粧料は粉体を主成分としているため、粉末が肌上の油分を吸いとることにより肌の保湿感が低下する傾向がある。
そこで、固型状ファンデーション等の粉末化粧料に種々の保湿剤を配合することが検討されてきた(特許文献1~3)。しかし、粉末化粧料に十分な保湿効果を与えるために保湿成分を高配合させると、特に多湿環境下で長時間保存したときに、吸湿により成形品が軟化し、強度低下により落下等の衝撃に対して著しく弱くなり割れを生じやすくなる。また、吸湿により成形品表面が固化してしまい、それ以上の使用ができない状態、いわゆるケーキングを生じやすくなり、製品としての品質劣化を生じる場合がある。
本発明は、前記実情に鑑みてなされたものであり、十分な保湿効果を有しながら、安定性及び使用性にも優れた粉末化粧料を提供することを目的とする。
本発明者らは上記の課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、所定のゲル化剤と、所定の多価アルコールとを配合することにより、粉末化粧料において優れた保湿性を有しながら、安定性及び使用性の改善を同時に実現できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(A)疎水変性ポリエーテルウレタン、ジェランガム、タマリンドガム、寒天、ラポナイトからなる群から選択されるゲル化剤と、
(B)グリセリン、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコールからなる群から選択される多価アルコールとを含み、
水の配合量が10質量%未満である粉末化粧料を要旨とするものである。
(A)疎水変性ポリエーテルウレタン、ジェランガム、タマリンドガム、寒天、ラポナイトからなる群から選択されるゲル化剤と、
(B)グリセリン、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコールからなる群から選択される多価アルコールとを含み、
水の配合量が10質量%未満である粉末化粧料を要旨とするものである。
特に、本発明に係る粉末化粧料は、
(A)疎水変性ポリエーテルウレタン、ジェランガム、タマリンドガム、寒天、ラポナイトからなる群から選択されるゲル化剤と、
(B)グリセリン、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコールからなる群から選択される多価アルコールとを含む親水性ゲルを含み、
水の配合量が10質量%未満であることが好ましい。
(A)疎水変性ポリエーテルウレタン、ジェランガム、タマリンドガム、寒天、ラポナイトからなる群から選択されるゲル化剤と、
(B)グリセリン、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコールからなる群から選択される多価アルコールとを含む親水性ゲルを含み、
水の配合量が10質量%未満であることが好ましい。
本発明は、十分な保湿効果を有するにもかかわらず、安定性と使用性に優れた粉末化粧料を実現することができる。すなわち、本発明に係る粉末化粧料は、化粧料の表面でケーキングを生じにくいため、パフやスポンジに対する化粧料のとれ(安定性)に優れる。また、化粧料が適度な硬度を保持できるため、使用時に柔らかくしっとりとした使用感触(使用性)を付与することができる。
本発明の粉末化粧料は、(A)ゲル化剤と、(B)多価アルコールとを必須に含む。以下、詳しく説明する。
<(A)ゲル化剤>
(A)ゲル化剤は、疎水変性ポリエーテルウレタン、ジェランガム、タマリンドガム、寒天、ラポナイトからなる群から選択され、これらの一種または二種以上を組み合わせて使用できる。特に、安定性及び使用性の観点から疎水変性ポリエーテルウレタン、ジェランガム、タマリンドガムが好ましい。また、疎水変性ポリエーテルウレタンとしては(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー、ポリウレタン-59が好ましく、なかでも(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマーが最も好ましい。
(A)ゲル化剤は、疎水変性ポリエーテルウレタン、ジェランガム、タマリンドガム、寒天、ラポナイトからなる群から選択され、これらの一種または二種以上を組み合わせて使用できる。特に、安定性及び使用性の観点から疎水変性ポリエーテルウレタン、ジェランガム、タマリンドガムが好ましい。また、疎水変性ポリエーテルウレタンとしては(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー、ポリウレタン-59が好ましく、なかでも(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマーが最も好ましい。
(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマーは、PEG-240と、デシルテトラデセス-20とヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)の共重合体からなる疎水変性ポリエーテルウレタンであり、親水性ゲル化剤として通常化粧料に広く使用されている。市販品としては、例えば、アデカノールGT-700(株式会社ADEKA製)を挙げることができる。
ポリウレタン-59は、エチルヘキシルグリセリンと、PEG-240と、テトラデシルオクタデセス-100とヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)の共重合体からなる疎水変性ポリエーテルウレタンである。市販品としては、例えば、アデカノールGT-930(株式会社ADEKA製)を挙げることができる。
ジェランガムは、直鎖状のヘテロ多糖類で、主鎖に2個のグルコース、1個のグルクロン酸、1個のラムノースの4糖が結合した多糖類である。市販品としては、例えば、ケルコゲル(DSP五協フード&ケミカル株式会社製)を挙げることができる。
タマリンドガムは、主鎖がグルコース、側鎖がキシロースとガラクトースで構成された、キシログルカンと呼ばれる構造をした多糖類である。市販品としては、例えば、グリロイド6C(DSP五協フード&ケミカル株式会社製)を挙げることができる。
寒天は、ゲル化力の高いアガロースを主成分とするものであれば特に制限されず、天然物又は市販品をそのまま使用することができる。市販品としては、例えば、伊那寒天PS-84、Z-10、AX-30、AX-100、AX-200、T-1、S-5、M-7(伊那食品工業株式会社製)等を好適に用いることができる。
ラポナイトは、ケイ酸マグネシウム・ナトリウムを主成分とする水膨潤性粘土鉱物である。市販品を用いることもでき、例えば、ラポナイトXLG(BYK社製)などを挙げることができる。
(A)ゲル化剤の配合量は、粉末化粧料全量に対して0.1~5.0質量%であり、好ましくは0.5~3.0質量%である。
(A)ゲル化剤の配合量が0.1質量%未満であるとべたつきが生じ、ケーキングが生じやすくなる傾向がある。一方、(A)ゲル化剤の配合量が5.0質量%を超えると、ゲルが硬くなりざらつきを感じる傾向がある。
(A)ゲル化剤の配合量が0.1質量%未満であるとべたつきが生じ、ケーキングが生じやすくなる傾向がある。一方、(A)ゲル化剤の配合量が5.0質量%を超えると、ゲルが硬くなりざらつきを感じる傾向がある。
<(B)多価アルコール>
(B)多価アルコールは、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコールからなる群から選択され、これらの一種または二種以上を組み合わせて使用できる。特に、保湿性に優れる等の観点からグリセリンが好ましい。
(B)多価アルコールは、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコールからなる群から選択され、これらの一種または二種以上を組み合わせて使用できる。特に、保湿性に優れる等の観点からグリセリンが好ましい。
本発明の粉末化粧料における、(A)ゲル化剤と(B)多価アルコールとの配合質量比は(A):(B)=1:2~1:15であり、より好ましくは1:5~1:10である。当該配合質量比の範囲外では、ケーキングが生じやすくなったり、使用感触が悪くなったりする傾向がある。
<任意成分>
本発明の粉末化粧料には、さらに、本発明の効果を損なわない範囲で必要に応じて、上記(A)ゲル化剤および(B)多価アルコールに加えて、通常化粧品や医薬品等に用いられる他の成分を配合することができる。主なものとして、粉末、油分、水、水性成分が挙げられ、そのほかにも例えば、水溶性高分子化合物、増粘剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、アミノ酸類、皮膚栄養剤、血行促進剤、制汗剤、殺菌剤、消炎剤、酸化防止剤、防腐剤、香料等を添加することができる。
本発明の粉末化粧料には、さらに、本発明の効果を損なわない範囲で必要に応じて、上記(A)ゲル化剤および(B)多価アルコールに加えて、通常化粧品や医薬品等に用いられる他の成分を配合することができる。主なものとして、粉末、油分、水、水性成分が挙げられ、そのほかにも例えば、水溶性高分子化合物、増粘剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、アミノ酸類、皮膚栄養剤、血行促進剤、制汗剤、殺菌剤、消炎剤、酸化防止剤、防腐剤、香料等を添加することができる。
<粉末>
本発明の粉末化粧料に配合できる粉末は、特に限定はされないが、例えば、タルク、セリサイト、マイカ、カオリン、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、フッ素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、金属石鹸、窒化ホウ素、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、セルロースパウダー、シリコーン系粉末、亜鉛華等の体質顔料;カーボンブラック、酸化チタン、酸化亜鉛、群青、紺青、酸化クロム、有機タール系色素、レーキ等の着色剤;雲母チタン、酸化鉄コーテッド雲母等の複合顔料;これらの粉末をシリコーン化合物、フッ素変性シリコーン化合物、フッ素化合物、高級脂肪酸、高級アルコール、脂肪酸エステル、金属石鹸、アミノ酸、4級アンモニウム塩、アルキルホスフェート等により疎水化処理したもの等が含まれる。粉末の配合量は、本発明の効果を達成できる限り限定されないが、通常、粉末化粧料全量に対して70~95質量%が好ましく、より好ましくは85~95質量%である。
本発明の粉末化粧料に配合できる粉末は、特に限定はされないが、例えば、タルク、セリサイト、マイカ、カオリン、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、フッ素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、金属石鹸、窒化ホウ素、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、セルロースパウダー、シリコーン系粉末、亜鉛華等の体質顔料;カーボンブラック、酸化チタン、酸化亜鉛、群青、紺青、酸化クロム、有機タール系色素、レーキ等の着色剤;雲母チタン、酸化鉄コーテッド雲母等の複合顔料;これらの粉末をシリコーン化合物、フッ素変性シリコーン化合物、フッ素化合物、高級脂肪酸、高級アルコール、脂肪酸エステル、金属石鹸、アミノ酸、4級アンモニウム塩、アルキルホスフェート等により疎水化処理したもの等が含まれる。粉末の配合量は、本発明の効果を達成できる限り限定されないが、通常、粉末化粧料全量に対して70~95質量%が好ましく、より好ましくは85~95質量%である。
<油分>
本発明の粉末化粧料に配合できる油分は、、一般的な化粧料に用いられ得るものであれば特に限定されるものではなく、液体油脂、固体油脂、ロウ、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコール、合成エステル油、シリコーン油等が挙げられる。
以下の説明において、POEはポリオキシエチレン、POPはポリオキシプロピレンの略記で、POE又はPOPの後ろのカッコ内の数字は当該化合物中におけるPOE基又はPOP基の平均付加モル数を表す。
本発明の粉末化粧料に配合できる油分は、、一般的な化粧料に用いられ得るものであれば特に限定されるものではなく、液体油脂、固体油脂、ロウ、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコール、合成エステル油、シリコーン油等が挙げられる。
以下の説明において、POEはポリオキシエチレン、POPはポリオキシプロピレンの略記で、POE又はPOPの後ろのカッコ内の数字は当該化合物中におけるPOE基又はPOP基の平均付加モル数を表す。
液体油脂としては、例えば、アボカド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン等が挙げられる。
固体油脂としては、例えば、カカオ脂、ヤシ油、馬油、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等が挙げられる。
固体油脂としては、例えば、カカオ脂、ヤシ油、馬油、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等が挙げられる。
ロウとしては、例えば、ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ホホバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げられる。
炭化水素油としては、例えば、流動パラフィン、オゾケライト、スクワラン、プリスタン、パラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げられる。
高級アルコールとしては、例えば、直鎖アルコール(例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等);分枝鎖アルコール(例えば、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2-デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等)等が挙げられる。
合成エステル油としては、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12-ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ-2-エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N-アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ-2-エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ-2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリ-2-エチルヘキサン酸グリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2-エチルヘキサノエート、2-エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オレイル、アセトグリセライド、パルミチン酸2-ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸-2-オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ-2-ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバシン酸ジ-2-エチルヘキシル、ミリスチン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-ヘキシルデシル、アジピン酸2-ヘキシルデシル、セバシン酸ジイソプロピル、コハク酸2-エチルヘキシル、クエン酸トリエチル等が挙げられる。
シリコーン油としては、ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ステアロキシメチルポリシロキサン、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、フルオロアルキル・ポリオキシアルキレン共変性オルガノポリシロキサン、アルキル変性オルガノポリシロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキサン、アミノ変性オルガノポリシロキサン、シリコーンゲル、アクリルシリコーン、トリメチルシロキシケイ酸、シリコーンRTVゴム等のシリコーン化合物等が挙げられる。
上記油分のうち、使用性および使用感等の観点から、シリコーン油を含むことが好ましい。
油分の配合量は、本発明の効果を達成できる限り限定されないが、通常、粉末化粧料全量に対して5~30質量%が好ましく、より好ましくは5~15質量%である。
油分の配合量は、本発明の効果を達成できる限り限定されないが、通常、粉末化粧料全量に対して5~30質量%が好ましく、より好ましくは5~15質量%である。
<水>
本発明は粉末化粧料に係ることから水を含まないことが好ましいが、必要に応じて少量の水を配合しても構わない。ただし、水分が多いとケーキングが生じやすくなるため、水を配合する場合は、粉末化粧料全量に対して10質量%未満とする必要があり、好ましくは8質量%未満、より好ましくは5質量%未満である。水としては、特に限定されないが、水道水、天然水、精製水、蒸留水、イオン交換水、純水等を挙げることができる。
本発明は粉末化粧料に係ることから水を含まないことが好ましいが、必要に応じて少量の水を配合しても構わない。ただし、水分が多いとケーキングが生じやすくなるため、水を配合する場合は、粉末化粧料全量に対して10質量%未満とする必要があり、好ましくは8質量%未満、より好ましくは5質量%未満である。水としては、特に限定されないが、水道水、天然水、精製水、蒸留水、イオン交換水、純水等を挙げることができる。
<水性成分>
本発明の粉末化粧料に配合できる水性成分は、水に可溶な成分であれば特に制約なく使用することができる。水性成分としては、例えば、エチルアルコール等の低級アルコール類等のほか、キレート剤、pH調整剤、防腐剤等も挙げられる。
本発明の粉末化粧料に配合できる水性成分は、水に可溶な成分であれば特に制約なく使用することができる。水性成分としては、例えば、エチルアルコール等の低級アルコール類等のほか、キレート剤、pH調整剤、防腐剤等も挙げられる。
<製造方法>
本発明の粉末化粧料の製造方法は特に限定されるものではなく、公知の方法を用いることができる。例えば、溶媒を用いずに粉末成分と油性成分を混合し、容器に充填して成型する「乾式製法」、粉末成分と油性成分とを揮発性分散媒に添加してスラリー化し、スラリーの状態で容器に充填し溶媒除去して固形化する「湿式製法」、スラリーを機械的な剪断力により微細液滴化し、微細液滴に乾燥ガスを送風して乾燥を行い、得られた乾燥粉末に対して通常の乾式成型を行う製法(「W&D製法」)を用いることができる。W&D製法の詳細は、例えば特開2007-55990号公報等に記載されている。
これらの製造方法のなかでも、溶媒除去工程や乾燥工程を含まない乾式製法が好ましい。
本発明の粉末化粧料の製造方法は特に限定されるものではなく、公知の方法を用いることができる。例えば、溶媒を用いずに粉末成分と油性成分を混合し、容器に充填して成型する「乾式製法」、粉末成分と油性成分とを揮発性分散媒に添加してスラリー化し、スラリーの状態で容器に充填し溶媒除去して固形化する「湿式製法」、スラリーを機械的な剪断力により微細液滴化し、微細液滴に乾燥ガスを送風して乾燥を行い、得られた乾燥粉末に対して通常の乾式成型を行う製法(「W&D製法」)を用いることができる。W&D製法の詳細は、例えば特開2007-55990号公報等に記載されている。
これらの製造方法のなかでも、溶媒除去工程や乾燥工程を含まない乾式製法が好ましい。
本発明の粉末化粧料の製造方法では、(A)ゲル化剤と(B)多価アルコールとを予め混合して親水性ゲル状にしてから他の成分と混合することが好ましい。予め親水性ゲル状とすることにより、(A)ゲル化剤及び(B)多価アルコールを粉末成分等と均一に混合することができ、化粧料を塗布する際の柔らかさ、なめらかさなどの優れた使用性と、とれの良さを実現することができる。
また、(A)ゲル化剤として(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマーを用いる場合には、結晶の析出を抑えるために、親水性ゲルにさらに少量の水を加えることが好ましい。水の配合量は、(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー:水の配合質量比が1:2~1:10となるように配合するのが好ましく、より好ましくは1:3~1:8である。ただし、この場合も、上述したように本発明の粉末化粧料における水の量を10質量%未満とする必要がある。
また、(A)ゲル化剤として(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマーを用いる場合には、結晶の析出を抑えるために、親水性ゲルにさらに少量の水を加えることが好ましい。水の配合量は、(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー:水の配合質量比が1:2~1:10となるように配合するのが好ましく、より好ましくは1:3~1:8である。ただし、この場合も、上述したように本発明の粉末化粧料における水の量を10質量%未満とする必要がある。
さらに、親水性ゲルにポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンを配合すると、とれがよく、使用性もより改善されるため好ましい。
親水性ゲルの配合量は、粉末化粧料全量に対して1~20質量%とするのが好ましく、5~15質量%とするのがより好ましい。
親水性ゲルの配合量は、粉末化粧料全量に対して1~20質量%とするのが好ましく、5~15質量%とするのがより好ましい。
本発明にかかる粉末化粧料は、粉末化粧料の範疇のあらゆる製品形態をとることが可能である。具体的には、ファンデーション、アイシャドウ、チークカラー、ボディーパウダー、パフュームパウダー、ベビーパウダー、プレスドパウダー、デオドラントパウダー等の製品形態をとることができる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳述するが、本発明はこれらにより何ら限定されるものではない。配合量は特記しない限り、その成分が配合される系に対する質量%で示す。
<親水性ゲルの評価>
以下の表に示すように、ゲル化剤と多価アルコールの異なる組合せを含む親水性ゲルを調製し、そのゲル化能を評価した。
ゲル化能は、それぞれの親水性ゲル(サンプル数N=5)について、以下の基準に従って官能評価により行った。
A:非常に良好(弾力性のあるゲル構造を形成)
B:良好(柔軟なゲル構造を形成)
C:普通(崩れやすいゲル構造を形成)
D:不良(ゲル化しない)
以下の表に示すように、ゲル化剤と多価アルコールの異なる組合せを含む親水性ゲルを調製し、そのゲル化能を評価した。
ゲル化能は、それぞれの親水性ゲル(サンプル数N=5)について、以下の基準に従って官能評価により行った。
A:非常に良好(弾力性のあるゲル構造を形成)
B:良好(柔軟なゲル構造を形成)
C:普通(崩れやすいゲル構造を形成)
D:不良(ゲル化しない)
表1に示されるように、(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー、ジェランガム、タマリンドガム、寒天、ラポナイトから選ばれるいずれかのゲル化剤と、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコールから選ばれるいずれかの多価アルコールとを組み合わせて親水性ゲルを調製した場合に、ゲル構造が形成されることが確認された(試料1~7)。特に、ゲル化剤として(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー、ジェランガム、タマリンドガムのいずれかを用いることにより非常に良好な感触のゲルを実現できた。
一方、上記ゲル化剤に代えて化粧料用のゲル化剤として広く用いられているカルボマーやキサンタンガムを配合したところ、十分なゲル構造は得られなかった(試料8及び9)。
一方、上記ゲル化剤に代えて化粧料用のゲル化剤として広く用いられているカルボマーやキサンタンガムを配合したところ、十分なゲル構造は得られなかった(試料8及び9)。
<実施例1~7及び比較例1~6>
以下の表2及び表3に掲げた実施例1~7及び比較例1~6の粉末化粧料を、乾式製法で調製した。具体的には、先ず(13)~(25)を80℃で溶解混合した後に室温に戻して予め親水性ゲルを調製した。次いで、この親水性ゲルを残りの成分(1)~(12)及び(26)~(27)とともにヘンシェルミキサーで混合し、パルペライザーで解砕した後、樹脂製の中皿容器に充填し、公知の方法で乾式プレス成型を行なって、粉末化粧料を得た。
以下の表2及び表3に掲げた実施例1~7及び比較例1~6の粉末化粧料を、乾式製法で調製した。具体的には、先ず(13)~(25)を80℃で溶解混合した後に室温に戻して予め親水性ゲルを調製した。次いで、この親水性ゲルを残りの成分(1)~(12)及び(26)~(27)とともにヘンシェルミキサーで混合し、パルペライザーで解砕した後、樹脂製の中皿容器に充填し、公知の方法で乾式プレス成型を行なって、粉末化粧料を得た。
得られた粉末化粧料について、柔らかさ、とれの良さについて、以下の方法で評価した。評価結果を表2及び表3に併せて示す。
<柔らかさ・とれの良さ>
化粧品評価専門パネル20名に実施例及び比較例の粉末化粧料を使用してもらい、官能特性(柔らかさ、とれの良さ)を以下の基準に従って5段階評価し、化粧料毎に評点を付し、さらに全パネルの評点の平均点を以下の4段階の判断基準に従って判定した。
(評価基準)
評価結果 : 評点
非常に良好 : 5点
良好 : 4点
普通 : 3点
やや不良 : 2点
不良 : 1点
(判定基準)
判定 : 評点の平均点
A : 4.5以上
B : 3.5以上~4.5未満
C : 1.5以上~3.5未満
D : 1.5未満
化粧品評価専門パネル20名に実施例及び比較例の粉末化粧料を使用してもらい、官能特性(柔らかさ、とれの良さ)を以下の基準に従って5段階評価し、化粧料毎に評点を付し、さらに全パネルの評点の平均点を以下の4段階の判断基準に従って判定した。
(評価基準)
評価結果 : 評点
非常に良好 : 5点
良好 : 4点
普通 : 3点
やや不良 : 2点
不良 : 1点
(判定基準)
判定 : 評点の平均点
A : 4.5以上
B : 3.5以上~4.5未満
C : 1.5以上~3.5未満
D : 1.5未満
表2及び表3に示されるように、(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー、ジェランガム、タマリンドガム、寒天、ラポナイトから選ばれるいずれかのゲル化剤と、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコールから選ばれるいずれかの多価アルコールを含む親水性ゲルを配合して得られた粉末化粧料は、塗布時に柔らかくしっとりとした使用性を有し、とれが良く安定性に優れていた(実施例1~7)。
特に、ゲル化剤として(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー、ジェランガム、タマリンドガムのいずれかを用いることにより極めて優れた使用性を実現することができた。
一方、上記ゲル化剤に代えてカルボマーやキサンタンガムを配合した場合や、ゲル化剤を配合しない場合、あるいは、上記多価アルコールに代えてポリエチレングリコール400、PEG/PPG-14/7ジメチルエーテルを配合した場合には、安定性や使用性が不十分であった(比較例1~5)。また、水の配合量を10質量%まで増やすと、化粧料の表面でケーキングが生じてしまい、化粧料のとれが著しく劣るほか、化粧料の外観までも損なわれる結果となった(比較例6)。
特に、ゲル化剤として(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー、ジェランガム、タマリンドガムのいずれかを用いることにより極めて優れた使用性を実現することができた。
一方、上記ゲル化剤に代えてカルボマーやキサンタンガムを配合した場合や、ゲル化剤を配合しない場合、あるいは、上記多価アルコールに代えてポリエチレングリコール400、PEG/PPG-14/7ジメチルエーテルを配合した場合には、安定性や使用性が不十分であった(比較例1~5)。また、水の配合量を10質量%まで増やすと、化粧料の表面でケーキングが生じてしまい、化粧料のとれが著しく劣るほか、化粧料の外観までも損なわれる結果となった(比較例6)。
Claims (10)
- (A)疎水変性ポリエーテルウレタン、ジェランガム、タマリンドガム、寒天、ラポナイトからなる群から選択されるゲル化剤と、
(B)グリセリン、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコールからなる群から選択される多価アルコールとを含み、
水の配合量が10質量%未満である粉末化粧料。 - (A)ゲル化剤の配合量が、粉末化粧料全量に対して0.1~5.0質量%である、請求項1に記載の粉末化粧料。
- (A)ゲル化剤と(B)多価アルコールの配合質量比が(A):(B)=1:2~1:15である、請求項1又は2に記載の粉末化粧料。
- 疎水変性ポリエーテルウレタンが(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマーである、請求項1~3のいずれか一項に記載の粉末化粧料。
- (A)疎水変性ポリエーテルウレタン、ジェランガム、タマリンドガム、寒天、ラポナイトからなる群から選択されるゲル化剤と、
(B)グリセリン、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコールからなる群から選択される多価アルコールとを含む親水性ゲルを含み、
水の配合量が10質量%未満である粉末化粧料。 - (A)ゲル化剤の配合量が、粉末化粧料全量に対して0.1~5.0質量%である、請求項5に記載の粉末化粧料。
- (A)ゲル化剤と(B)多価アルコールの配合質量比が(A):(B)=1:2~1:15である、請求項5又は6に記載の粉末化粧料。
- 親水性ゲルの配合量が、粉末化粧料全量に対して1~20質量%である、請求項5~7のいずれか一項に記載の粉末化粧料。
- 親水性ゲルがさらにポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンを含む、請求項5~8のいずれか一項に記載の粉末化粧料。
- 疎水変性ポリエーテルウレタンが(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマーである、請求項5~9のいずれか一項に記載の粉末化粧料。
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|---|---|---|---|
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| JP2004262760A (ja) * | 2003-01-08 | 2004-09-24 | Shiseido Co Ltd | 水膨潤性粘土鉱物積層粉体及びこれを配合した化粧料 |
| JP2014040385A (ja) * | 2012-08-21 | 2014-03-06 | Shiseido Co Ltd | 乳化化粧料 |
| WO2017188420A1 (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 株式会社 資生堂 | 水中油型固形化粧料 |
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| JPS6366111A (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-24 | Shiseido Co Ltd | 球状の有機複合粘土鉱物を配合した化粧料 |
| JP4808456B2 (ja) | 2004-09-27 | 2011-11-02 | 株式会社コーセー | 粉末状化粧料 |
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2021
- 2021-06-16 WO PCT/JP2021/022804 patent/WO2022004379A1/ja not_active Ceased
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Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN115697287B (zh) | 2025-09-26 |
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