WO2021251138A1 - システム - Google Patents

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勇次 國武
雅祥 平本
和宏 村上
直紀 杉村
敏之 尾上
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パナソニックIpマネジメント株式会社
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising

Abstract

本開示におけるシステムは、ユーザが所有する食材の在庫を示す在庫リストを管理する第1の管理部と、店舗から、通常よりも安価に販売される特売食材を示す特売食材情報を取得する第1の取得部と、在庫リストと特売食材情報とに基づいて、ユーザに提案する献立を作成する第1の作成部と、ユーザが店舗に入店したことを検知した際に、特売食材情報が示す特売食材の購入と、第1の作成部によって作成された献立とをユーザに提案する提案部と、を備える。

Description

システム
 本開示はシステムに関する。
 特許文献1には、食材の在庫に関する在庫情報と、安価に購入できる特売食材に関する特売情報とに基づいて、ユーザに提案する献立を決定するシステムが開示されている。
特開2019-045980号公報
 本開示は、在庫リストと特売食材情報とに基づいて作成された献立を適切なタイミングでユーザに提案するシステムを提供する。
 本開示におけるシステムは、ユーザが所有する食材の在庫を示す在庫リストを管理する管理部と、通常よりも安価に販売される特売食材を示す特売食材情報を店舗から取得する取得部と、在庫リストと特売食材情報とに基づいて、ユーザに提案する献立を作成する作成部と、ユーザが店舗に入店したことを検知した際に、特売食材情報が示す特売食材の購入と、作成部によって作成された献立とをユーザに提案する提案部と、を備える。
 本開示におけるシステムは、在庫リストと特売食材情報とに基づいて作成された献立を適切なタイミングでユーザに提案できる。
図1は、本開示の一実施形態のシステムを示す図である。 図2は、サーバ100のハードウェア構成を示す図である。 図3は、サーバ100が実行する処理を示すフローチャートである。 図4は、サーバ100が実行する処理を示すフローチャートである。 図5は、サーバ100が実行する処理を示すフローチャートである。 図6Aは、携帯端末110が表示する画面を示す図である。 図6Bは、携帯端末110が表示する他の画面を示す図である。 図6Cは、携帯端末110が表示する他の画面を示す図である。 図6Dは、携帯端末110が表示する他の画面を示す図である。 図7は、サーバ100が実行する処理を示すフローチャートである。
 (本開示の基礎となった知見等)
 発明者らが本開示に想到するに至った当時、食材の在庫に関する在庫情報と、安価に購入できる特売食材に関する特売情報とに基づいて、ユーザに提案する献立を作成するシステムが知られていた。このような状況において発明者らは、ユーザに提案すべき献立を作成しても、適切なタイミングでユーザに通知しないとユーザがその献立を活かすことができないという問題があることを発見した。例えば、掃除や洗濯等の家事を行っているタイミングに献立をユーザに提案しても、その時点ではユーザは献立のことをあまり意識しない可能性があり、また、その後買い物に行っても献立を提案されたこと自体をユーザが忘れている可能性がある。この問題を解決するために、発明者らは本開示の主題を構成するに至った。本開示は、在庫リストと特売食材情報とに基づいて決定された献立を適切なタイミングでユーザに提案するシステムを提供する。
 以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
 (実施形態)
 図1は、本開示の一実施形態のシステムを示す図である。本実施形態のシステムは、サーバ100と、ユーザが保持する携帯端末110と、店舗120と、で構成される。携帯端末110は例えばスマートフォン又はタブレット端末等であり、アプリケーション111がインストールされている。店舗120は、店舗サーバ121、ビーコン発信装置122、ショッピングカート123と、を有する。
 図1を用いてサーバ100の機能ブロックを説明する。在庫リスト管理部101は、ユーザが所有する食材の在庫を示す在庫リストを記憶する。在庫リストは、例えば食材の名称、在庫数、及び使用期限を管理するためのリストである。なお、使用期限は賞味期限又は消費期限の日付をそのまま使用してもよいし、賞味期限又は消費期限よりも少し前(例えば3日前)の日付を使用期限としてもよい。
 特売情報管理部102は、店舗120の特売食材を示す特売食材情報を店舗サーバ121から取得し、取得した特売食材情報を記憶する。特売食材とは、店舗120において通常よりも安価に販売される食材のことである。特売情報管理部102が記憶する特売食材情報は、例えば食材の名称、通常価格及び特売価格である。
 献立作成部103は、ユーザが指定した日時、あるいは、ユーザが指定した期間(例えば1週間)の献立を所定のアルゴリズムに従って作成する。献立作成部103は、少なくとも在庫リスト管理部101が記憶する在庫リストの情報を用いて献立を作成する。例えば、使用期限が近い食材が茄子であることを在庫リストが示していれば、献立作成部103は、使用する食材として茄子の重み付けを増やして献立を作成する。即ち、献立作成部103は、使用期限が近い食材をできる限り使い切れる献立を作成する。献立管理部104は、献立作成部103が作成した献立を記憶する。
 買い物リスト管理部105は、ユーザが作成した買い物リストを記憶する。買い物リストは、ユーザが店舗120で購入しようと考えている食材を示すリストであり、ユーザはこの買い物リストを見ながら店舗120で買い物を行う。ユーザは、携帯端末110のアプリケーション111が提供する操作画面を介して、在庫リスト管理部101が記憶する在庫リストの中から買いたい食材を買い物リストに追加したり、献立管理部104が記憶する献立に必要な食材を買い物リスト追加したりできる。買い物リストへの食材の追加方法はこれに限らず、例えば買いたい食材を手動で買い物リストに追加してもよい。
 入店検知部106は、ユーザが店舗120に入店したことを検知する。ユーザが店舗120に入店したことを検知する方法は、後ほど図4を参照して詳しく説明する。
 買い物経路作成部107は、買い物リスト管理部105が記憶する買い物リストに基づいて、ユーザが店舗120で買い物をする際に最適な買い物経路を作成する。買い物経路をどう作成するかについては、後ほど図5を参照して詳しく説明する。
 アプリケーション連携部108は、携帯端末110にインストールされているアプリケーション111とサーバ100との間の通信を制御する。店舗連携部109は、店舗120の店舗サーバ121とサーバ100との間の通信を制御する。
 次に図2を用いて、サーバ100のハードウェア構成を説明する。図2は、サーバ100のハードウェア構成を示す図である。プロセッサ201は例えばCPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro―processing unit)である。プロセッサ201がメモリ202に記憶されている制御プログラムを読み出して実行することで、図1で説明したサーバ100の機能ブロック及び後述するフローチャートが示す処理が実現される。メモリ202は例えばROM(Read only memory)であり、サーバ100の制御プログラムが記憶されている。記憶装置203は各種データを記憶する不揮発性の記憶媒体であり、例えばハードディスクドライブである。図1で説明した機能ブロックが記憶する情報は、記憶装置203に格納される。通信装置204は、サーバ100が外部装置(携帯端末110や店舗サーバ121)と通信するためのインタフェースである。通信装置204は、IEEE802.11a/b/g/n/ac等の無線LAN(Local Area Network)規格に基づく無線通信や、イーサネット(登録商標)に基づく有線LAN通信を実行する。
 次に、図3のフローチャートを用いて献立作成処理について説明する。まずステップ301において、献立作成部103は、献立を作成するか否かを判定する。アプリケーション111が提供する操作画面に対してユーザが献立の作成を指示すると、アプリケーション111が献立作成指示をアプリケーション連携部108に送信する。この献立作成指示をアプリケーション連携部108が受信すると、献立を作成すると献立作成部103が判定し、処理はステップ302に進む。一方、献立作成指示をアプリケーション連携部108がアプリケーション111から受信していない場合、献立作成指示を受信するまで待機する。
 次にステップ302において、献立作成部103は、ユーザが指定した日時、あるいは、ユーザが指定した期間の献立を作成する。このとき献立作成部103は、在庫リスト管理部101が記憶する在庫リストに基づいて、使用期限が近い食材をできる限り使い切れる献立を作成する。
 次にステップ303において、献立管理部104は、ステップ302で作成した献立を記憶する。
 次にステップ304において、献立作成部103は、ステップ302で作成した献立をユーザに提案する。具体的に説明すると、献立作成部103が作成した献立をアプリケーション連携部108がアプリケーション111に送信し、アプリケーション111がこの献立を表示することで献立がユーザに提案される。なお、提案された献立をユーザが気に入らない場合、献立作成部103が再度献立を作成してもよいし、ユーザが自分で好きな料理を選択してもよい。
 図3のフローチャートが示す処理によって得られる効果を説明する。ユーザにしてみれば、使用期限が近い食材を用いた献立をサーバ100から提案されるため、自宅の食材の廃棄を減らすことができる。
 次に、図4と図5のフローチャート及び図6A~図6Dを用いて、ユーザが店舗120に入店した際に実行される処理を説明する。まずステップ401において、入店検知部106は、ユーザが店舗120に入店したか否かを判定する。
 ユーザが店舗120に入店したことを検知する方法について詳しく説明する。本実施形態の場合、店舗120の入口又は店内の特定の位置にビーコン発信装置122が設置されていて、ビーコン発信装置122はBLE(BluetoothLowEnergy)のビーコンを周囲に発信している。このBLEビーコンには店舗120を示す店舗IDが含まれている。携帯端末110がこのBLEビーコンを受信したことをアプリケーション111が検知すると、アプリケーション111は店舗120に入店したことを示す入店通知をアプリケーション連携部108に送信する。この入店通知をアプリケーション連携部108が受信すると、ユーザが店舗120に入店したと入店検知部106が判定し、処理はステップ402に進む。一方、入店通知をアプリケーション連携部108がアプリケーション111から受信していない場合、入店通知を受信するまで待機する。
 次にステップ402において、特売情報管理部102が特売食材情報を店舗サーバ121から取得し、この特売食材情報に基づいて特売情報管理部102が特売食材の購入をユーザに提案する。アプリケーション連携部108が特売食材情報をアプリケーション111に送信し、アプリケーション111が特売食材の購入を促す画面を表示することで、特売食材の購入がユーザに提案される。図6Aの購入提案画面600は、このときアプリケーション111が表示する画面である。
 次にステップ403において、特売情報管理部102は、特売食材を買い物リストに追加するか否かを判定する。購入提案画面600においてユーザが「追加する」ボタン601をタッチすると、アプリケーション111はボタン601に対応する通知をアプリケーション連携部108に送信する。この通知をアプリケーション連携部108が受信すると、特売食材を買い物リストに追加すると特売情報管理部102が判定し、処理はステップ404に進む。一方、購入提案画面600においてユーザが「追加しない」ボタン602をタッチすると、アプリケーション111はボタン602に対応する通知をアプリケーション連携部108に送信する。この通知をアプリケーション連携部108が受信すると、特売食材を買い物リストに追加しないと特売情報管理部102が判定し、処理はステップ405に進む。
 次にステップ404について説明する。ステップ404において、買い物リスト管理部105は特売食材を買い物リストに追加する。
 次にステップ405について説明する。ステップ405において、献立作成部103は、特売食材を用いた献立を作成するか否かを判定する。図6Bの問い合わせ画面610は、ステップ405においてアプリケーション111が表示する画面である。問い合わせ画面610においてユーザが「作成する」ボタン611をタッチすると、アプリケーション111はボタン611に対応する通知をアプリケーション連携部108に送信する。この通知をアプリケーション連携部108が受信すると、特売食材を用いた献立を作成すると献立作成部103が判定し、処理はステップ406に進む。一方、問い合わせ画面610においてユーザが「作成しない」ボタン612をタッチすると、アプリケーション111はボタン612に対応する通知をアプリケーション連携部108に送信する。この通知をアプリケーション連携部108が受信すると、特売食材を用いた献立を作成しないと献立作成部103が判定し、処理は図5のステップ501に進む。
 次にステップ406について説明する。ステップ406において、献立作成部103は、在庫リスト管理部101が記憶する在庫リストと、特売食材とに基づいて献立を作成する。例えば、使用期限が近い食材がじゃがいもと人参であることを在庫リストが示し、また、特売食材が薄切りの牛肉であるとする。この場合、献立作成部103は、じゃがいも、人参、及び薄切りの牛肉を使用する料理(肉じゃが、又はカレー等)を献立として作成する。
 次にステップ407において、献立管理部104は、ステップ406で作成した献立を記憶する。
 次にステップ408において、献立作成部103は、ステップ406で作成した献立をユーザに提案する。具体的に説明すると、献立作成部103が作成した献立をアプリケーション連携部108がアプリケーション111に送信し、アプリケーション111がこの献立を表示することで献立がユーザに提案される。このときアプリケーション111が表示する画面は図6Cの献立提案画面620である。なお、提案された献立をユーザが気に入らない場合、「変更する」ボタン622を押すことで献立作成部103が再度献立を作成してもよいし、ユーザが自分で好きな料理を選択してもよい。また、ステップ406で作成した献立に必要な食材を買い物リストに追加してもよい。
 次に図5のステップ501について説明する。ステップ501の処理は、特売食材を用いた献立を作成しないとステップ405で判定された場合、又は、献立提案画面620においてユーザが「OK」ボタン621をタッチした場合に実行される。ステップ501において、買い物経路作成部107は、買い物リスト管理部105が管理する買い物リストに基づいて、ユーザに最適な買い物経路を作成する。店舗120の食材の配置、レジの配置、及び出入り口の位置等の情報を店舗連携部109が店舗サーバ121から取得し、これらの取得した情報と買い物リストとに基づいて、買い物経路作成部107がユーザに最適な買い物経路を作成する。ユーザに最適な買い物経路とは、例えば買い物リストの食材をすべてショッピングカートに入れながら最短でレジに移動できる経路を示す。
 次にステップ502において、買い物経路作成部107は、ステップ501で作成した買い物経路をユーザに通知する。具体的に説明すると、ステップ501で作成した買い物経路をアプリケーション連携部108がアプリケーション111に送信する。そしてアプリケーション111が図6Dの買い物経路画面630を表示することで、ステップ501で作成した買い物経路がユーザに通知される。なお、買い物経路画面630では詳しい説明は省略されているが、買い物経路作成部107によって作成された買い物経路は表示領域631に表示される。
 図4と図5のフローチャートが示す処理によって得られる効果を説明する。ユーザにしてみれば、通常よりも安価に購入できる特売食材を入店時に知ることができるため、特売食材を買い忘れる可能性を軽減できる。また、特売食材を用いた献立を入店時に提案されるため、特売食材を用いた献立をユーザが考える手間が軽減される。また、買い物リストに基づいて最適な買い物経路が提案されるため、ユーザは効率的に買い物を行うことができる。また、店舗120にしてみれば、特売食材の購入を店舗120に来たユーザ(客)に促すことができるため、特売食材の売り上げ向上が期待できる。また、特売食材の購入を入店時に促すため、例えばタイムセールのように突発的に特売食材を設定する場合であっても、特売食材の存在をユーザ(客)に周知させることができる。
 次に、図4と図5のフローチャートが示す処理の変形例を説明する。上述の説明では図6A~図6Dで説明した各画面を携帯端末110のアプリケーション111が表示すると説明したが、ユーザが使用するショッピングカート123のディスプレイに表示させてもよい。
 ここでユーザとショッピングカート123をどう対応付けるかを説明する。例えば、ショッピングカート123にBluetoothの機能を搭載し、携帯端末110とショッピングカート123をBluetoothでペアリングすることでユーザが使用するショッピングカート123を特定できる。そしてショッピングカート123に無線LANの機能とディスプレイを搭載することで、図6A~図6Dで説明した各画面をショッピングカート123のディスプレイに表示させることができる。
 次に図7のフローチャートを用いて、店舗120でユーザが購入した食材を在庫リストに登録する処理について説明する。
 ステップ701において、在庫リスト管理部101は、店舗120でユーザが購入した食材を示す購入情報を店舗120から取得したか否かを判定する。店舗連携部109が購入情報を店舗サーバ121から受信すると、購入情報を店舗120から取得したと在庫リスト管理部101が判定し、処理はステップ702に進む。一方、店舗連携部109が購入情報を店舗サーバ121から受信していない場合、購入情報を店舗サーバ121から受信するまで待機する。
 次にステップ702において、在庫リスト管理部101は、店舗120から取得した購入情報に基づいて在庫リストを更新する。在庫リスト管理部101は、購入情報が示す食材を在庫リストに登録する。ユーザにしてみれば、購入した食材が自動的に在庫リストに登録されるため、手動で在庫リストに登録する場合に比べて利便性が向上する。
 なお、購入情報が示す食材をアプリケーション111に送信し、アプリケーション111が購入した食材を一覧表示し、この中からユーザが在庫リストに登録する食材を選択してもよい。購入した食材をすぐに使用する場合もあるため、購入した食材の中から在庫リストに登録する食材をユーザに選択させることで、不要な食材を在庫リストに登録することを防止できる。
 以降は、本実施形態のシステムによって実現される他の実施形態を説明する。
 (他の実施形態1)
 ユーザが店舗120で購入した食材の情報を店舗サーバ121に記憶し、この情報を店舗サーバ121から取得するためのURLをレシートにQRコード(登録商標)又はバーコード等で記載してもよい。ユーザが携帯端末110のカメラ機能を用いてレシートのQRコード(登録商標)又はバーコード等を読み取ることで、ユーザが店舗120で購入した食材の情報を在庫リストに登録できる。
 (他の実施形態2)
 店舗120の食材をEC(electronic commerce)サイトで購入する場合があるが、ECサイトで購入した食材はすぐユーザの手元に届かず、配送されるまで時間がかかる。従って、ECサイトでの購入に関する購入情報はすぐに在庫リストに登録するのではなく、一旦保留状態で管理し、配送完了を確認したユーザの指示をトリガーにしてECサイトでの購入に関する購入情報を在庫リストに登録することが望ましい。
 (他の実施形態3)
 買い物リストの食材をすべて購入する場合の価格を、店舗120を含む複数の店舗に問い合わせて結果をユーザに提示してもよい。また、複数の店舗の中から所望の店舗にユーザがオンラインで購入できるようにしてもよい。また、買い物リストの食材がある店舗で品切れが発生している場合は、代替食材(例えば牛肉が品切れの場合は豚肉が代替食材として選択される)を選択していることを通知したうえで代替食材を購入する場合の価格をユーザに提案することが望ましい。
 (他の実施形態4)
 ユーザが買い物リストを見ながら買い物を行う際に、ショッピングカートに入れた食材のバーコードやQRコード(登録商標)等をユーザが携帯端末110で読み取ることで、買い物リスト上でその食材を買い物済み状態として扱っても良い。
 (他の実施形態5)
 複数のユーザの在庫リストの情報を店舗120が取得して分析することで、店舗120が食材の需要をより正確に推定できる。これにより、店舗120は食材の入荷をより最適化できる。また、ユーザが定期的に消費する食材があれば、その食材の定期配送を店舗120からユーザに提案することもできる。また、在庫リストの情報からユーザの嗜好を推定することができれば、ユーザの嗜好に応じた別の食材の購入を店舗120からユーザに提案することもできる。
 (他の実施形態6)
 ユーザは、消費期限や賞味期限が近い食材を積極的に購入する意思があることを店舗120に通知してもよい。この場合、店舗120は、消費期限や賞味期限が近い食材を通常よりも安価に購入できることをユーザに提案することで、食材の廃棄ロスを減らすことができる。また、ユーザにしてみれば、通常よりも安価に食材を購入できる機会が増える。
 (他の実施形態7)
 店舗120は、ユーザの自宅の冷蔵庫の収納状況を取得してもよい。例えばユーザが携帯端末110で冷蔵庫の庫内を撮影した撮影画像を店舗サーバ121に登録することで、店舗120が冷蔵庫の収納状況を取得できる。あるいは、冷蔵庫庫内に設けられたカメラが撮影した画像を、冷蔵庫が店舗サーバ121に送信してもよい。店舗120は、冷蔵庫の庫内に空きスペースがある場合に、その空きスペースに収納可能な食材の購入をユーザに提案できる。
 以上述べたように、本開示の一実施形態におけるシステムは、ユーザが所有する食材の在庫を示す在庫リストを管理する第1の管理部である在庫リスト管理部と、店舗から、通常よりも安価に販売される特売食材を示す特売食材情報を取得する第1の取得部である特売情報管理部と、在庫リストと特売食材情報とに基づいて献立を作成する第1の作成部である献立作成部と、ユーザが店舗に入店したことを検知した際に、特売食材情報が示す特売食材の購入と、献立作成部によって作成された献立とを提案する提案部と、を備える。
 なお、システムは、ユーザが購入する予定の食材を示す買い物リストを管理する第2の管理部である買い物リスト管理部と、買い物リストと特売食材情報とに基づいて、ユーザに最適な買い物経路を作成する第2の作成部である買い物経路作成部と、を更に備え、提案部は、買い物経路をユーザに提案するように構成されていてもよい。
 なお、システムにおいて、提案部による提案は、ユーザが保持する携帯端末の画面に提案内容を表示することで実行されてもよい。
 なお、システムにおいて、提案部による提案は、ユーザが使用するショッピングカートの画面に提案内容を表示することで実行されてもよい。
 なお、システムは、ユーザが店舗で購入した食材の情報を店舗から取得する第2の取得部として機能する在庫リスト管理部と、在庫リスト管理部が取得した食材の情報に基づいて、在庫リストを更新する更新部として機能する在庫リスト管理部と、を更に備えていてもよい。
 本開示は、献立をユーザに提案するシステムに適用できる。
 100 サーバ
 101 在庫リスト管理部
 102 特売情報管理部
 103 献立作成部
 104 献立管理部
 105 買い物リスト管理部
 106 入店検知部
 107 買い物経路作成部
 108 アプリケーション連携部
 109 店舗連携部
 110 携帯端末
 111 アプリケーション
 120 店舗
 121 店舗サーバ
 122 ビーコン発信装置
 123 ショッピングカート
 201 プロセッサ
 202 メモリ
 203 記憶装置
 204 通信装置

Claims (5)

  1.  ユーザが所有する食材の在庫を示す在庫リストを管理する第1の管理部と、
     店舗から、通常よりも安価に販売される特売食材を示す特売食材情報を取得する第1の取得部と、
     前記在庫リストと前記特売食材情報とに基づいて献立を作成する第1の作成部と、
     前記ユーザが前記店舗に入店したことを検知した際に、前記特売食材情報が示す特売食材の購入と、前記第1の作成部によって作成された献立とを提案する提案部と、を備えるシステム。
  2.  前記ユーザが購入する予定の食材を示す買い物リストを管理する第2の管理部と、
     前記買い物リストと前記特売食材情報とに基づいて、前記ユーザに最適な買い物経路を作成する第2の作成部と、を更に備え、
     前記提案部は、前記買い物経路を前記ユーザに提案する、
    請求項1に記載のシステム。
  3.  前記提案部による提案は、前記ユーザが保持する携帯端末の画面に提案内容を表示することで実行される、
    請求項1又は2に記載のシステム。
  4.  前記提案部による提案は、前記ユーザが使用するショッピングカートの画面に提案内容を表示することで実行される、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のシステム。
  5.  前記ユーザが店舗で購入した食材の情報を前記店舗から取得する第2の取得部と、
     前記第2の取得部が取得した前記食材の情報に基づいて、前記在庫リストを更新する更新部と、を更に備える、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のシステム。
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