WO2021220359A1 - 車載機器の防振支持構造および車載機器 - Google Patents
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Abstract
車載機器の防振支持構造(100)においては、第1支持部(110)は、車両(10)の床下に位置して車両(10)に対して固定されている。第2支持部(120)は、車両(10)の床下に位置して車両(10)に対して固定されている。第2支持部(120)は、第1支持部(110)と離間しつつ第1支持部(110)の上側に位置している。被支持部(130)は、車載機器(20)に対して固定されている。被支持部(130)は、第1支持部(110)と第2支持部(120)とに接触しないように、少なくとも一部が第1支持部(110)と第2支持部(120)との間に位置している。被支持部(130)は、少なくとも第1弾性部材(140)および第2弾性部材(150)を介して、第1支持部(110)と第2支持部(120)とによって挟み込まれることで支持されている。
Description
本開示は、車載機器の防振支持構造および車載機器に関する。
車載機器の防振支持構造について記載した文献として、特開2020-6772号公報(特許文献1)がある。特許文献1に開示された車載機器の防振支持構造は、鉄道車両の取付機器防振支持構造であって、上記構造においては、床下機器が、鉄道車両の床構体に吊り下げ保持される。上記構造は、床下機器の保持にあたり防振ゴムを用いている。上記構造は、吊下ボルトを介して床下機器を床構体に固定している。床下機器は、複数の吊下ボルトによって支えられている。吊下ボルトが吊り下げられる吊点位置は、吊下ボルトにかかる吊点荷重が均一になるように配置されている。
車載機器の防振支持構造は、防振ゴムなどの弾性部材を含んでいる場合がある。しかしながら、特許文献1に開示されているように、防振ゴムなどの弾性部材を含む従来の車載機器の防振支持構造は、複数の吊下ボルトが必要となる、または、吊点荷重の調整などが必要となる場合がある。このため、従来の車載機器の防振支持構造は、その構造および組立方法が複雑であった。
本開示は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、構造および組み立てを簡素化できる、車載機器の防振支持構造を提供することを目的とする。
本開示に基づく車載機器の防振支持構造は、車両が、当該車両の床下に配置された車載機器を支持するためのものである。上記車載機器の防振支持構造は、第1支持部と、第2支持部と、被支持部と、第1弾性部材と、第2弾性部材とを備えている。第1支持部は、車両の床下に位置して車両に対して固定されている。第1支持部は、少なくとも一部が水平方向に延びている。第2支持部は、車両の床下に位置して車両に対して固定されている。第2支持部は、第1支持部と離間しつつ第1支持部の上側に位置している。被支持部は、車載機器に対して固定されている。被支持部は、第1支持部と第2支持部とに接触しないように、少なくとも一部が第1支持部と第2支持部との間に位置している。第1弾性部材は、第1支持部と被支持部との間に位置している。第2弾性部材は、第2支持部と被支持部との間に位置している。被支持部は、少なくとも第1弾性部材および第2弾性部材を介して、第1支持部と第2支持部とによって挟み込まれることで支持されている。
本開示によれば、ボルトなどの締結部材が必ずしも用いられることなく、被支持部が、弾性部材を介して支持部に支持されている。これにより、車載機器の防振支持構造は、弾性部材により防振性能を有するとともに、その構造および組み立てを簡素化できる。
以下、一実施の形態に係る車載機器の防振支持構造について図を参照して説明する。以下の実施の形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
図1は、一実施の形態において、車両と、車載機器の防振支持構造によって支持された車載機器とを示す概略側面図である。図2は、一実施の形態に係る車載機器の防振支持構造を示す概略側面図である。図3は、一実施の形態に係る車載機器の防振支持構造の構成を示す拡大側面図である。図4は、一実施の形態に係る車載機器の構成を示す平面図である。なお、図4においては車両を省略して図示している。
図1および図2に示すように、一実施の形態に係る車載機器の防振支持構造100は、車両10が、当該車両の床下に配置された車載機器20を支持するためのものである。
車両10は、具体的には鉄道用車両である。車両10は、床構体11を有している。すなわち、車両10の床下とは、床構体11の下方である。また、床構体11は、車両10の客室の床面の少なくとも一部を構成している。
車載機器20の具体的な機器の種類は特に限定されないが、本実施の形態において、車載機器20は具体的には車載用の変圧器である。
車載機器20においては、機械的な振動が発生する。この機械的な振動が直接的に床構体11に伝搬することで客室内の乗客に不快感を与える場合がある。または、車載機器20の機械的な振動により発生した音波が床構体11を介して客室内の乗客に伝わり、乗客に不快感を与える場合がある。このため、車載機器の防振支持構造100は、車載機器20の機械的な振動が発生しても、当該振動が車両10へ伝搬することをできる限り抑制できることが好ましい。
図3に示すように、本実施の形態に係る車載機器の防振支持構造100は、第1支持部110と、第2支持部120と、被支持部130と、第1弾性部材140と、第2弾性部材150と、スペーサ160とを備えている。
本実施の形態に係る車載機器の防振支持構造100は、車両10の床下に位置する支持本体部105をさらに備えている。支持本体部105は、車両10に直接接続されている。具体的には、支持本体部105は、車両10の床構体11に直接接続されている。支持本体部105は、上下方向に延びている。
第1支持部110は、車両10の床下に位置して車両10に対して固定されている。第1支持部110は、少なくとも一部が水平方向に延びている。本実施の形態においては、第1支持部110の全体が、水平方向に延びている。第1支持部110は、支持本体部105から車両10の進行方向Dの一方側に延出している。すなわち、第1支持部110は、支持本体部105を介して車両10に接続かつ固定されている。なお、第1支持部110は、支持本体部105から車両10の進行方向Dに交差する方向に延出していてもよい。
第2支持部120は、車両10の床下に位置して車両10に対して固定されている。第2支持部120は、第1支持部110と離間しつつ第1支持部110の上側に位置している。本実施の形態においては、第2支持部120は、水平方向に延びている。第2支持部120は、第1支持部110に沿って、支持本体部105から車両10の進行方向Dの一方側に延出している。すなわち、第2支持部120は、支持本体部105を介して車両10に接続かつ固定されている。なお、第2支持部120は、支持本体部105とは別の部材を介して車両10に接続かつ固定されてもよい。
図4に示すように、第1支持部110および第2支持部120の各々は、上下方向から見たときに、第1支持部110の延出方向(本実施の形態においては車両10の進行方向D)に直交する方向に沿って一様に延びている。また、支持本体部105、第1支持部110および第2支持部120の各々を構成する材料は特に限定されないが、たとえばステンレス鋼またはアルミニウム合金などが挙げられる。
図3に示すように、被支持部130は、車載機器20に対して固定されている。被支持部130は、第1支持部110と第2支持部120とに接触しないように、少なくとも一部が第1支持部110と第2支持部120との間に位置している。本実施の形態において、被支持部130は水平方向に延びている。被支持部130は、車載機器20より上方に位置している。
本実施の形態に係る車載機器の防振支持構造100は、吊下部135をさらに備えている。吊下部135は、被支持部130のうち第1支持部110と第2支持部120との間に位置していない部分から下方に延出している。吊下部135は、上下方向から見て第1支持部110側とは反対側において車載機器20の側面と接続されている。吊下部135は、たとえば溶接により車載機器20の側面と接続されている。すなわち、被支持部130は、吊下部135を介して車載機器20に接続かつ固定されている。
図4に示すように、被支持部130は、上下方向から見たときに、第1支持部110の延出方向(本実施の形態においては車両10の進行方向D)に直交する方向に沿って一様に延びている。また、車載機器の防振支持構造100は、被支持部130として複数の被支持部130を備えていてもよく、車載機器の防振支持構造100が複数の被支持部130を備えている場合は、複数の被支持部130は、たとえば第1支持部110の延出方向(本実施の形態においては車両10の進行方向D)に直交する方向に沿って互いに隣り合うように配置される。被支持部130および吊下部135の各々を構成する材料は特に限定されないが、ステンレス鋼または塗装された鋼などで構成される。
図3に示すように、第1弾性部材140は、第1支持部110と被支持部130との間に位置している。本実施の形態において、第1弾性部材140は、水平方向に延びる平板状の外形を有している。第1弾性部材140は、複数の第1弾性部材140として、第1支持部110と被支持部130との間に位置してもよい。この場合、複数の第1弾性部材140は、たとえば水平方向に互いに隣り合うように配置されてもよい。
本実施の形態において、第1弾性部材140は、上下方向において被支持部130と直接接している。第1弾性部材140は、後で説明するスペーサ160と同様のスペーサを介して上下方向において被支持部130と隣接してもよい。
また、本実施の形態において、第1弾性部材140は、上下方向において第1支持部110と直接接していないが、第1弾性部材140は、上下方向において第1支持部110と直接接していてもよい。
第2弾性部材150は、第2支持部120と被支持部130との間に位置している。本実施の形態において、第2弾性部材150は、水平方向に延びる平板状の外形を有している。第2弾性部材150は、複数の第2弾性部材150として、第2支持部120と被支持部130との間に位置してもよい。この場合、複数の第2弾性部材150は、水平方向に互いに隣り合うように配置されてもよい。
本実施の形態において、第2弾性部材150は、上下方向において被支持部130と直接接している。本実施の形態において、第2弾性部材150は、上下方向において第2支持部120と隣接している。第2弾性部材150は、後で説明するスペーサ160同様のスペーサを介して、上下方向において、被支持部130と隣接してもよいし、第2支持部120と隣接してもよい。
第1弾性部材140および第2弾性部材150は、ゴム組成物で構成されている。ゴム組成物に含まれるゴム成分は特に限定されない。ゴム組成物は、たとえば、天然ゴム、スチレン-ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、ニトリルゴム、または、ブチルゴムなどを含んでいてもよい。ゴム組成物で構成された第1弾性部材140および第2弾性部材150の各々は、被支持部130、第1弾性部材140、第2弾性部材150およびスペーサ160の各々に対して加硫接着していない。
スペーサ160は、第1支持部110と第2支持部120との間において、被支持部130と第1弾性部材140と第2弾性部材150と共に挟み込まれている。本実施の形態においては、具体的には、スペーサ160は、上下方向において、第1支持部110と第1弾性部材140との間に位置し、かつ、第1支持部110および第1弾性部材140の各々と互いに隣接している。
スペーサ160は、第1支持部110と第2支持部120との間において、上記とは異なる位置に位置してもよい。たとえば、スペーサ160は、上下方向において被支持部130と第1弾性部材140との間に位置し、かつ、被支持部130および第1弾性部材140の各々と互いに隣接してもよい。スペーサ160は、上下方向において被支持部130と第2弾性部材150との間に位置し、かつ、被支持部130および第2弾性部材150の各々と互いに隣接してもよい。スペーサ160は、上下方向において第2弾性部材150と第2支持部120の間に位置し、かつ、第2弾性部材150と第2支持部120の各々と互いに隣接してもよい。
スペーサ160を構成する材料は特に限定されないが、たとえば、ステンレス鋼などで構成される。
このように、被支持部130は、少なくとも第1弾性部材140および第2弾性部材150を介して、第1支持部110と第2支持部120とによって挟み込まれることで、ボルトなどの締結部材を用いることなく支持されている。
また、図3に示すように、本実施の形態に係る車載機器の防振支持構造100は、もう一方の他の支持本体部205と、他の第1支持部210と、他の第2支持部220と、他の被支持部230と、他の吊下部235と、他の第1弾性部材240と、他の第2弾性部材250と、他のスペーサ260とを備えている。他の支持本体部205、他の第1支持部210、他の第2支持部220、他の被支持部230、他の吊下部235、他の第1弾性部材240、他の第2弾性部材250および他のスペーサ260は、それぞれ、支持本体部105、第1支持部110、第2支持部120、被支持部130、吊下部135、他の第1弾性部材140、第2弾性部材150およびスペーサ160と同様の構成を有することができ、かつ、車両10および車載機器20に対して同様に位置することができる。
第1支持部110または第2支持部120が支持本体部105から延出する方向(本実施の形態においては、車両10の進行方向Dに沿う方向)に直交する方向から見て、他の支持本体部205、他の第1支持部210および他の第2支持部220は、上下方向を軸方向とする同一の中心軸に関して、それぞれ、支持本体部105、第1支持部110および第2支持部120と線対称となるように位置している。また、第1支持部110または第2支持部120が支持本体部105から延出する方向(本実施の形態においては、車両10の進行方向Dに沿う方向)に直交する方向から見て、他の被支持部230および他の吊下部235は、上下方向を軸方向とする車載機器20の中心軸に関して、それぞれ、被支持部130および吊下部135と線対称となるように位置している。
次に、本実施の形態に係る車載機器の防振支持構造100を製造する方法について簡単に説明する。本実施の形態に係る車載機器の防振支持構造100の製造方法は、被支持部配置工程と、スペーサ配置工程とを備える。
被支持部配置工程においては、被支持部130の少なくとも一部、第1弾性部材140および第2弾性部材150の各々を、第1支持部110と第2支持部120との間に配置する。本実施の形態においては、図3に示すように、第1支持部110および第2支持部120が、支持本体部105から進行方向Dに沿って延出している。このため、図4に示すように、被支持部130を、車両10の進行方向Dに対して直交する方向、すなわち、車両10の側方から、第1支持部110と第2支持部120との間に挿入する。
また、当該被支持部配置工程においては、被支持部130の少なくとも一部、第1弾性部材140および第2弾性部材150を配置する方法と同様にして、他の被支持部230の少なくとも一部、他の第1弾性部材240および他の第2弾性部材250の各々を、他の第1支持部210と他の第2支持部220との間に配置する。
スペーサ配置工程においては、スペーサ160を第1支持部110と第2支持部120との間に打ち込む。本実施の形態においては、図3に示すように、スペーサ160を、第1支持部110と第1弾性部材140との間に打ち込む。これにより、第1弾性部材140と第2弾性部材150とが上下方向に圧縮されつつ他の部材と隣接するため、第1支持部110と第2支持部120とによって、第1弾性部材140および第2弾性部材150を介してより強固に被支持部130を支持することができる。スペーサ160を配置する際は、被支持部130と固定された車載機器20は、たとえば油圧ジャッキにて持ち上げられた状態であることが好ましい。また、他のスペーサ260も、スペーサ160と同様に、他の第1支持部210と他の第2支持部220との間に配置すればよい。
上記の工程により、本実施の形態に係る車載機器の防振支持構造100を製造することができる。
上記のように、本実施の形態に係る車載機器の防振支持構造100は、車両10が、当該車両の床下に配置された車載機器20を支持するためのものである。上記車載機器の防振支持構造100は、第1支持部110と、第2支持部120と、被支持部130と、第1弾性部材140と、第2弾性部材150とを備えている。第1支持部110は、車両10の床下に位置して車両10に対して固定されている。第1支持部110は、少なくとも一部が水平方向に延びている。第2支持部120は、車両10の床下に位置して車両10に対して固定されている。第2支持部120は、第1支持部110と離間しつつ第1支持部110の上側に位置している。被支持部130は、車載機器20に対して固定されている。被支持部130は、第1支持部110と第2支持部120とに接触しないように、少なくとも一部が第1支持部110と第2支持部120との間に位置している。第1弾性部材140は、第1支持部110と被支持部130との間に位置している。第2弾性部材150は、第2支持部120と被支持部130との間に位置している。被支持部130は、少なくとも第1弾性部材140および第2弾性部材150を介して、第1支持部110と第2支持部120とによって挟み込まれることで支持されている。
これにより、ボルトなどの締結部材を必ずしも用いることなく、被支持部130を、第1弾性部材140および第2弾性部材150を介して第1支持部110および第2支持部120により支持できる。ひいては、車載機器の防振支持構造100は、第1弾性部材140および第2弾性部材150により防振性能を有するとともに、その構造および組み立てを簡素化できる。
また、本実施の形態に係る車載機器の防振支持構造100は、スペーサ160をさらに備えている。スペーサ160は、第1支持部110と第2支持部120との間において、被支持部130と第1弾性部材140と第2弾性部材150と共に挟み込まれている。
これにより、第1弾性部材140および第2弾性部材150を上下方向に圧縮させることで、第1支持部110および第2支持部120によって被支持部130をより強固に固定できる。
また、本実施の形態においては、第1弾性部材140および第2弾性部材150は、ゴム組成物で構成されている。第1弾性部材140および第2弾性部材150の各々は、被支持部130、第1弾性部材140および第2弾性部材150の各々に対して加硫接着していない。
これにより、加硫接着に伴う各部材の複合化および加硫工程を省略できるため、車載機器の防振支持構造100の構造および組み立てを簡素化できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 車両、11 床構体、20 車載機器、100 車載機器の防振支持構造、105,205 支持本体部、110,210 第1支持部、120,220 第2支持部、130,230 被支持部、135,235 吊下部、140,240 第1弾性部材、150,250 第2弾性部材、160,260 スペーサ。
Claims (5)
- 車両が該車両の床下に配置された車載機器を支持するための、車載機器の防振支持構造であって、
前記車両の床下に位置して前記車両に対して固定され、少なくとも一部が水平方向に延びる第1支持部と、
前記車両の床下に位置して前記車両に対して固定され、前記第1支持部と離間しつつ前記第1支持部の上側に位置する第2支持部と、
前記車載機器に対して固定され、前記第1支持部と前記第2支持部とに接触しないように、少なくとも一部が前記第1支持部と前記第2支持部との間に位置する、被支持部と、
前記第1支持部と前記被支持部との間に位置する第1弾性部材と、
前記第2支持部と前記被支持部との間に位置する第2弾性部材とを備え、
前記被支持部は、少なくとも前記第1弾性部材および前記第2弾性部材を介して、前記第1支持部と前記第2支持部とによって挟み込まれることで支持されている、車載機器の防振支持構造。 - 前記第1支持部と前記第2支持部との間において、前記被支持部と前記第1弾性部材と前記第2弾性部材と共に挟み込まれるスペーサをさらに備える、請求項1に記載の車載機器の防振支持構造。
- 前記第1弾性部材および前記第2弾性部材は、ゴム組成物で構成されており、
前記第1弾性部材および前記第2弾性部材の各々は、前記被支持部、前記第1弾性部材および前記第2弾性部材の各々に対して加硫接着していない、請求項1または請求項2に記載の車載機器の防振支持構造。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の前記車載機器の防振支持構造により前記車両に支持されている、車載機器。
- 変圧器である、請求項4に記載の車載機器。
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