WO2021199319A1 - 情報処理装置、車両、情報処理装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、車両、情報処理装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

車両に渋滞の発生を通知する情報処理装置であって、前記車両の前方の道路で発生している渋滞の情報を取得する渋滞情報取得手段と、前記車両が前記渋滞の発生位置に到達するまでの到達時間を算出する算出手段と、前記前方の道路の道路情報を取得する道路情報取得手段と、前記到達時間と前記道路情報とに基づいて、前記渋滞の発生を通知する通知タイミングを制御する制御手段と、前記制御手段により制御された通知タイミングで通知を行う通知手段とを備える。

Description

情報処理装置、車両、情報処理装置の制御方法およびプログラム
 本発明は、情報処理装置、車両、情報処理装置の制御方法およびプログラムに関するものである。
 特許文献1では、基地局装置が渋滞の発生を検出した場合に、それを渋滞情報として報知し、端末装置が渋滞情報を受信すると、渋滞の発生を通知することを開示している。
特開2011-70652号公報
 しかしながら、従来の技術では、状況に応じて適切なタイミングで渋滞の発生を通知することは難しいという課題がある。
 本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、状況に応じて適切なタイミングで渋滞の発生を通知するための技術を提供することを目的とする。
 上記の目的を達成する本発明に係る情報処理装置は、
 車両に渋滞の発生を通知する情報処理装置であって、
 前記車両の前方の道路で発生している渋滞の情報を取得する渋滞情報取得手段と、
 前記車両が前記渋滞の発生位置に到達するまでの到達時間を算出する算出手段と、
 前記前方の道路の道路情報を取得する道路情報取得手段と、
 前記到達時間と前記道路情報とに基づいて、前記渋滞の発生を通知する通知タイミングを制御する制御手段と、
 前記制御手段により制御された通知タイミングで通知を行う通知手段と、
 を備えることを特徴とする。
 本発明によれば、状況に応じて適切なタイミングで渋滞の発生を通知することが可能となる。
 本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
 添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両(自動二輪車)及び前方車両の外観図である。 本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両(自動二輪車)のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置が実施する全体処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態1に係る通知タイミングの決定処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態2に係る通知タイミングの決定処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態3に係る通知タイミングの決定処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態1に係る状況の説明図である。
 以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
 また、本明細書において、前、後、上、側方(左/右)などの表現を用いる場合があるが、これらは、車両を基準に示される相対的な方向を示す表現として用いられる。例えば、「前」は車両の前後方向における前方を示し、「上」は車両の高さ方向を示す。
 (実施形態1)
 図1は、本発明を適用可能な鞍乗型車両の一例である自動二輪車100及び前方車両を含む図である。自動二輪車100は車車間通信(車車間通信400や車車間通信500)により前方車両(自動二輪車200や四輪車300など)と通信し、情報を送受信することができる。また、自動二輪車100は、路上に設置された路上装置と路車間通信を行い、情報を送受信することもできる。
 図2は、本発明の一実施形態に係る自動二輪車100のブロック図である。自動二輪車100は、情報処理装置10と、各種センサ20と、情報提示部30と、入力部40とを備えている。なお、情報提示部30及び/又は入力部40が情報処理装置10に含まれる構成としてもよい。
 情報処理装置10は、CPU等の処理部11と、RAM、ROM等の記憶部12と、外部デバイスと処理部11とを接続するインタフェース部13と、通信部14とを備える。処理部11は、記憶部12に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、本実施形態に係る処理を実行する。インタフェース部13は、情報提示部30及び入力部40と接続されている。通信部14は、車車間通信又は路車間通信により他の車両や路上に設置された路上装置と通信を行い、情報を送受信することができる。
 各種のセンサ20には、エンジン回転数センサ21、車速センサ22、カメラ23、レーダ24及び/又はライダ(Light Detection and Ranging(LiDAR))25等が含まれる。エンジン回転数センサ21は、エンジン101の回転数を検出するセンサである。車速センサ22は、自動二輪車100の車速を検出するセンサである。カメラ23は、例えばCCD/CMOSイメージセンサを用いた撮像装置である。レーダ24は、例えばミリ波レーダ等の測距装置である。また、ライダ25は、例えばレーザレーダ等の測距装置である。これらは、自動二輪車100の周辺情報を検出可能な位置、例えば、車両の前方側、後方側、上方側及び/又は側方側に配される。
 情報提示部30は各種情報を通知又は表示することで運転者に情報を提示する。入力部40は運転者による操作に基づいて各種情報の入力を受け付ける。
 <全体処理>
 図3は、本実施形態に係る情報処理装置10が実施する処理の手順を示すフローチャートである。本処理は、情報処理装置10の処理部11が記憶部102に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより実施される。
 [ステップS301]
 ステップS301において、処理部11は、通信部14を介して、車両(自動二輪車100)の前方の道路で発生している渋滞の情報を取得する。例えば、前方の道路にいる自動二輪車200や四輪車300から、渋滞が発生していることを示す情報を受信する。例えば、前方車両の速度情報を受信し、前方車両の所定以上の減速(急減速)が検出された場合に、渋滞の発生を認識することができる。あるいは、カメラ23により撮影された撮影情報を解析することにより、渋滞の発生を認識することができる。
 [ステップS302]
 ステップS302において、処理部11は、通信部14を介して前方車両から受信した速度情報及び位置情報を用いて、車両(自動二輪車100)が渋滞の発生位置に到達するまでの到達時間を算出する。ここでいう到達時間は、例えば、前方車両との車間距離を相対速度で除した値であるTTC(Time-To-Collision)である。
 [ステップS303]
 ステップS303において、処理部11は、前方の道路の道路情報を取得する。ここでいう道路情報とは、様々な種類の情報を含みうるものである。例えば、前方の道路の曲率や勾配の情報、或いは、前方の道路付近の天候情報(例えば雨天)、前方の道路の状態情報(例えば凍結)などである。本実施形態では、前方の道路の曲率情報を取得する場合を例に説明を行う。前方の道路の曲率の情報は、例えば前方車両が存在する位置の地図データと照合し、地図データから道路を特定して取得することができる。あるいは、カメラ23により撮影された撮影情報を解析することにより、前方の道路の曲率を推定してもよい。
 [ステップS304]
 ステップS304において、処理部11は、ステップS302で取得した到達時間と、ステップS303で取得した道路情報とに基づいて、渋滞の発生を通知する通知タイミングを制御する。本ステップの詳細は図4を参照して後述する。
 [ステップS305]
 ステップS305において、処理部11は、ステップS305で制御された通知タイミングで通知を行う。通知の方法は、例えばインタフェース部13を介して情報提示部30により提示することにより行う。提示は音声案内や表示画面における表示により行うことができる。これにより、車両(自動二輪車100)の乗員は、渋滞が迫っており、減速の必要があることを適切なタイミングで認識することができる。以上で図3の一連の処理が終了する。
 <通知タイミングの決定処理>
 続いて、図4のフローチャートを参照しながら、本実施形態に係る通知タイミングの決定処理(S304)の詳細な手順を説明する。
 [ステップS3041]
 ステップS3041において、処理部11は、ステップS303で取得した前方の道路の道路情報(本実施形態では道路の曲率)を用いて、前方の道路の曲率が所定値以上であるか否かを判定する。曲率が所定値以上である場合、ステップS3042へ進む。一方、曲率が所定値未満である場合、ステップS3043へ進む。
 [ステップS3042]
 ステップS3042において、処理部11は、ステップS302で算出した到達時間に基づいて、渋滞の発生を通知する通知タイミングを第1の通知タイミングに制御する。例えば、到達時間が第1の閾値(例えば18秒)以下となった場合に通知するように制御する。
 [ステップS3043]
 ステップS3043において、処理部11は、ステップS302で算出した到達時間に基づいて、渋滞の発生を通知する通知タイミングを第2の通知タイミングに制御する。例えば、到達時間が第2の閾値(例えば15秒)以下となった場合に通知するように制御する。以上で図4の一連の処理が終了する。
 このように、曲率が所定値以上である場合にカーブがあると判定し、カーブがある場合には、そうでない場合と比較して通知タイミングを早める制御を行う。例えば図7に示されるように、車両(自動二輪車100)の前方にカーブが存在する場合、カーブを曲がった先に渋滞が発生していることがあるが、そのような場合には、早めに通知を行う。
 これにより、見通しがよくない(視界がそれほど広くない)ときに、渋滞の発生を早期に通知することができるので、車両の乗員の安全性を向上させることができる。
 特に、自動二輪車においては、カーブ走行時に車両や乗員の姿勢が傾斜することから、渋滞に関する通知の認識や、制動等の対応動作が遅れる可能性があるが、早期に通知を行うことで認識及び対応動作のための時間を確保することができる。よって、車両の乗員の安全性を向上させることができる。
 [変形例]
 なお、上記の実施形態では、到達時間(TTC)に基づいて通知タイミングを決定する例を説明したが、前方の車両との距離に基づいて通知タイミングを決定してもよい。例えば、曲率が所定値以上のカーブがある場合には、前方車両までの距離が第1の閾値(例えば1.2km)以下となった場合に通知を行い、曲率が所定値未満である場合には、前方車両までの距離が第2の閾値(例えば1km)以下となった場合に通知を行うように制御してもよい。これにより、前方にカーブが存在する場合には、そうではない場合よりも早期に渋滞の発生を通知することが可能となる。
 あるいは、到達時間(TTC)と前方車両までの距離との両方に基づいて通知タイミングを制御してもよい。例えば、ステップS3042において、到達時間が第1の閾値(例えば18秒)以下となった場合、又は、前方車両までの距離が第1の閾値(例えば1.2km)以下となった場合に通知するように制御してもよい。そして、ステップS3043において、到達時間が第2の閾値(例えば15秒)以下となった場合、又は、前方車両までの距離が第2の閾値(例えば1km)以下となった場合に通知するように制御してもよい。
 (実施形態2)
 実施形態1では道路情報が道路の曲率である場合を例に説明を行った。これに対して、本実施形態では道路情報が道路の勾配である場合を例に説明を行う。前方の道路の勾配が所定値以上の勾配(下り勾配又は上り勾配)を有する場合は、車両の乗員が運転操作に注意が向いたり、前方の状況を確認しにくかったりすることがあるため、そのような場合には渋滞発生の通知タイミングを早くする。
 装置構成については実施形態1と同様であるため説明を省略する。また実施形態1の図3において説明した全体処理の流れも同様であるため詳細な説明は省略する。ステップS303において、処理部11は、前方の道路の道路情報を取得するが、本実施形態に係る道路情報は、前方の道路の勾配情報である。前方の道路の勾配情報は、例えば前方車両が存在する位置の地図データと照合し、地図データから道路を特定して取得することができる。あるいは、カメラ23により撮影された撮影情報を解析することにより、前方の道路の勾配を推定してもよい。
 <通知タイミングの決定処理>
 続いて、図5のフローチャートを参照しながら、本実施形態に係る通知タイミングの決定処理(S304)の詳細な手順を説明する。本フローチャートのステップS3042及びステップS3043の処理は図4と同様である。
 [ステップS4041]
 ステップS4041において、処理部11は、ステップS303で取得した前方の道路の道路情報(本実施形態では道路の勾配)を用いて、前方の道路の勾配が所定値以上であるか否かを判定する。勾配が所定値以上である場合、ステップS3042へ進む。一方、勾配が所定値未満である場合、ステップS3043へ進む。
 このように、前方の道路が所定値以上の勾配を有する場合に、渋滞発生の通知タイミングを早くすることで、車両の乗員の安全性を向上させることができる。
 (実施形態3)
 実施形態1では道路情報が道路の曲率である場合を例に説明を行った。これに対して、本実施形態では道路情報が前方の道路付近の天候情報である場合を例に説明を行う。例えば前方の道路付近の天候が雨天である場合は、渋滞発生の通知タイミングを早くする。
 装置構成については実施形態1と同様であるため説明を省略する。また実施形態1の図3において説明した全体処理の流れも同様であるため詳細な説明は省略する。ステップS303において、処理部11は、前方の道路の道路情報を取得するが、本実施形態に係る道路情報は、前方の道路の天候情報である。天候情報は、例えば通信部14を介して気象情報を配信している媒体(天気予報など)からインターネットを通じて取得してもよい。あるいは、前方車両のカメラにより撮影された撮影情報を解析することで道路が濡れていたり、雨が認識されたりした場合に、前方車両から車車間通信により雨天の情報を受信してもよい。
 <通知タイミングの決定処理>
 続いて、図6のフローチャートを参照しながら、本実施形態に係る通知タイミングの決定処理(S304)の詳細な手順を説明する。本フローチャートのステップS3042及びステップS3043の処理は図4と同様である。
 [ステップS5041]
 ステップS5041において、処理部11は、ステップS303で取得した前方の道路の道路情報(本実施形態では天候情報)を用いて、前方の道路付近の天候が雨天であるか否かを判定する。天候が雨天である場合、ステップS3042へ進む。一方、天候が雨天ではない場合、ステップS3043へ進む。
 このように、前方の道路付近の天候が雨天である場合に、渋滞発生の通知タイミングを早くすることで、車両の乗員の安全性を向上させることができる。
 [変形例]
 上述の各実施形態の処理に加えて、渋滞の発生の通知以降に車両(自動二輪者100)のハザードランプを自動的に点滅させる制御を行ってもよい。渋滞発生の通知が行われる状況では、より慎重な運転が求められることが多いため、後続車に渋滞の発生を知らせるためのハザードランプを自動的に点滅させることで乗員の手間を削減することができる。したがって、乗員の安全性をさらに向上させることが可能となる。
 また、ステップS303で取得する道路情報として、道路の状態情報を取得してもよい。例えば、前方車両のカメラにより撮影された撮影情報を解析することで、前方車両が走行している道路が凍結していたり、雨に濡れていたりすることを検出することができる。そして、道路が凍結していたり、雨に濡れていたりする場合には、そうでない場合よりも渋滞発生の通知タイミングを早くするように制御してもよい。これにより、乗員の安全性を向上させることが可能となる。
 また、道路情報に代えて或いは道路情報とともに、車両(自動二輪車100)の状態に基づいて、通知タイミングを制御してもよい。例えば自動二輪車100が所定以上傾斜している場合や、所定値以上の横加速度が検出されている場合に、そうでない場合と比較して通知タイミングを早くしてもよい。
 また、上述の各実施形態は、その一部又は全部を組み合わせてもよい。例えば、道路の曲率、勾配、天候のすべてを考慮し、各実施形態で示した条件を満たす数に応じて、通知のタイミングをさらに変更してもよい。例えば、道路の曲率が所定値以上であり、勾配が所定値以上であり、天候が雨天である場合、条件を満たす数は3となり、このときに最も通知タイミングを早くするように構成してもよい。そして、条件を満たす数が少ないほど通知タイミングを遅くしていくように構成してもよい。
 また、車両が自動運転機能を備えており、自動運転中であった場合、渋滞の発生が通知されたことに応じて、自動的に減速動作を行うように制御してもよい。
 また、上述の各実施形態では、自動二輪車100を例に挙げて説明を行ったが、自動二輪車に限定されない。例えば四輪車など他の車両であっても適用可能である。
 (その他の実施形態)
 また、各実施形態で説明された1以上の機能を実現するプログラムは、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給され、該システム又は装置のコンピュータにおける1以上のプロセッサは、このプログラムを読み出して実行することができる。このような態様によっても本発明は実現可能である。
 発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
 <実施形態のまとめ>
 第1の態様による情報処理装置は、
 車両(例えば100)に渋滞の発生を通知する情報処理装置(例えば10)であって、
 前記車両の前方の道路で発生している渋滞の情報を取得する渋滞情報取得手段(例えば11)と、
 前記車両が前記渋滞の発生位置に到達するまでの到達時間(例えばTTC)を算出する算出手段(例えば11)と、
 前記前方の道路の道路情報を取得する道路情報取得手段(例えば11)と、
 前記到達時間と前記道路情報とに基づいて、前記渋滞の発生を通知する通知タイミングを制御する制御手段(例えば11)と、
 前記制御手段により制御された通知タイミングで通知を行う通知手段(例えば11、30)と、
 を備える。
 これにより、状況に応じて適切なタイミングで渋滞の発生を通知することが可能となる。
 第2の態様による情報処理装置では、
 前記道路情報取得手段は、前記前方の道路の形状情報を前記道路情報として取得する。
 これにより、前方の道路形状に応じて適切なタイミングで渋滞の発生を通知することが可能となる。
 第3の態様による情報処理装置は、
 前記形状情報に基づいて前記前方の道路がカーブしているか否かを判定するカーブ判定手段(例えば11)をさらに備え、
 前記制御手段は、前記前方の道路がカーブしていると判定された場合、前記前方の道路がカーブしていないと判定された場合よりも前記通知タイミングを早くする。
 これにより、前方の道路がカーブしている場合に、車両の乗員に早期に渋滞の発生を認識させ、制動操作を行うための時間を十分に確保することが可能となる。
 第4の態様による情報処理装置では、
 前記カーブ判定手段は、前記前方の道路の曲率が所定値以上である場合に前記前方の道路がカーブしていると判定する。
 これにより、例えば前方を見通せないようなカーブがある場合に限定することができるため、見通しが十分であるような場合にまで通知を早期に行ってしまうことを防止することができる。
 第5の態様による情報処理装置では、
 前記制御手段は、前記通知手段による前記渋滞の発生の通知以降に前記車両のハザードランプを点滅させる。
 このように、後続車に渋滞の発生を知らせるためのハザードランプを自動的に点滅させることで、乗員の手間を削減することができる。したがって、乗員は車両の制動操作に意識を集中することができるため、乗員の安全性を向上させることができる。
 第6の態様による情報処理装置では、
 前記道路情報取得手段は、前記前方の道路の勾配情報を前記道路情報として取得する。
 これにより、前方の道路の勾配に応じて適切なタイミングで渋滞の発生を通知することが可能となる。
 第7の態様による情報処理装置は、
 前記勾配情報に基づいて前記前方の道路の勾配が所定値以上であるか否かを判定する勾配判定手段(例えば11)をさらに備え、
 前記制御手段は、前記勾配が前記所定値以上であると判定された場合、前記勾配が前記所定値未満であると判定された場合よりも前記通知タイミングを早くする。
 これにより、前方の道路に勾配があり、制動操作に乗員の意識が集中するような場合に、車両の乗員に早期に渋滞の発生を認識させ、制動操作を行うための時間を十分に確保することが可能となる。
 第8の態様による情報処理装置では、
 前記道路情報取得手段は、前記前方の道路付近の天候情報を前記道路情報として取得する。
 これにより、前方の道路付近の天候に応じて適切なタイミングで渋滞の発生を通知することが可能となる。
 第9の態様による情報処理装置では、
 前記天候情報に基づいて前記前方の道路付近の天候が雨天であるか否かを判定する天候判定手段(例えば11)をさらに備え、
 前記制御手段は、前記天候が雨天であると判定された場合、前記天候が雨天ではないと判定された場合よりも前記通知タイミングを早くする。
 これにより、前方の道路付近の天候が雨天であり、より慎重な制動操作が求められるような場合に、車両の乗員に早期に渋滞の発生を認識させ、制動操作を行うための時間を十分に確保することが可能となる。
 第10の態様による情報処理装置では、
 前記車両が他の車両(例えば200、300)と通信する通信手段(例えば14)をさらに備え、
 前記渋滞情報取得手段は、前記通信手段により前記車両の前方の他の車両が所定以上の減速を行ったことを示す情報が受信された場合に、前記前方の道路で渋滞が発生していることを認識する。
 これにより、前方車両の挙動に基づいて渋滞の発生を認識することが可能となる。
 第11の態様による情報処理装置では、
 前記渋滞情報取得手段は、前記車両に設けられたカメラ(例えば23)から取得した撮影情報に基づいて、前記前方の道路で渋滞が発生していることを認識する。
 これにより、他車両から受信する情報に依存せず、自車両で渋滞の発生を認識することが可能となる。
 第12の態様による車両は、
 第1乃至11の何れかの態様による情報処理装置を備える車両である。
 これにより、情報処理装置の処理を車両において実現することが可能となる。
 第13の態様による車両では、
 前記車両は鞍乗型車両である。
 これにより、制動操作の際に車両が傾斜したり、カーブで横加速度がかかる鞍乗型車両において、状況に応じた適切なタイミングで渋滞の発生を通知することが可能となるため、鞍乗型車両の乗員の安全性を向上させることができる。
 第14の態様による情報処理装置の制御方法は、
 車両(例えば100)に渋滞の発生を通知する情報処理装置(例えば10)の制御方法であって、
 前記車両の前方の道路で発生している渋滞の情報を取得する渋滞情報取得工程(例えばS301)と、
 前記車両が前記渋滞の発生位置に到達するまでの到達時間を算出する算出工程(例えばS302)と、
 前記前方の道路の道路情報を取得する道路情報取得工程(例えばS303)と、
 前記到達時間と前記道路情報とに基づいて、前記渋滞の発生を通知する通知タイミングを制御する制御工程(例えばS304)と、
 前記制御工程により制御された通知タイミングで通知を行う通知工程(例えばS305)と、
 を有する。
 これにより、状況に応じて適切なタイミングで渋滞の発生を通知することが可能となる。
 第15の態様によるプログラムは、
 コンピュータを、第1乃至11の何れかの態様による情報処理装置として機能させるためのプログラムである。
 これにより、情報処理装置の処理をコンピュータにより実現することが可能となる。

Claims (15)

  1.  車両に渋滞の発生を通知する情報処理装置であって、
     前記車両の前方の道路で発生している渋滞の情報を取得する渋滞情報取得手段と、
     前記車両が前記渋滞の発生位置に到達するまでの到達時間を算出する算出手段と、
     前記前方の道路の道路情報を取得する道路情報取得手段と、
     前記到達時間と前記道路情報とに基づいて、前記渋滞の発生を通知する通知タイミングを制御する制御手段と、
     前記制御手段により制御された通知タイミングで通知を行う通知手段と、
     を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2.  前記道路情報取得手段は、前記前方の道路の形状情報を前記道路情報として取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3.  前記形状情報に基づいて前記前方の道路がカーブしているか否かを判定するカーブ判定手段をさらに備え、
     前記制御手段は、前記前方の道路がカーブしていると判定された場合、前記前方の道路がカーブしていないと判定された場合よりも前記通知タイミングを早くすることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4.  前記カーブ判定手段は、前記前方の道路の曲率が所定値以上である場合に前記前方の道路がカーブしていると判定することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5.  前記制御手段は、前記通知手段による前記渋滞の発生の通知以降に前記車両のハザードランプを点滅させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6.  前記道路情報取得手段は、前記前方の道路の勾配情報を前記道路情報として取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7.  前記勾配情報に基づいて前記前方の道路の勾配が所定値以上であるか否かを判定する勾配判定手段をさらに備え、
     前記制御手段は、前記勾配が前記所定値以上であると判定された場合、前記勾配が前記所定値未満であると判定された場合よりも前記通知タイミングを早くすることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8.  前記道路情報取得手段は、前記前方の道路付近の天候情報を前記道路情報として取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9.  前記天候情報に基づいて前記前方の道路付近の天候が雨天であるか否かを判定する天候判定手段をさらに備え、
     前記制御手段は、前記天候が雨天であると判定された場合、前記天候が雨天ではないと判定された場合よりも前記通知タイミングを早くすることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10.  前記車両が他の車両と通信する通信手段をさらに備え、
     前記渋滞情報取得手段は、前記通信手段により前記車両の前方の他の車両が所定以上の減速を行ったことを示す情報が受信された場合に、前記前方の道路で渋滞が発生していることを認識することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11.  前記渋滞情報取得手段は、前記車両に設けられたカメラから取得した撮影情報に基づいて、前記前方の道路で渋滞が発生していることを認識することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  12.  請求項1乃至11の何れか1項に記載の情報処理装置を備えることを特徴とする車両。
  13.  前記車両は鞍乗型車両であることを特徴とする請求項12に記載の車両。
  14.  車両に渋滞の発生を通知する情報処理装置の制御方法であって、
     前記車両の前方の道路で発生している渋滞の情報を取得する渋滞情報取得工程と、
     前記車両が前記渋滞の発生位置に到達するまでの到達時間を算出する算出工程と、
     前記前方の道路の道路情報を取得する道路情報取得工程と、
     前記到達時間と前記道路情報とに基づいて、前記渋滞の発生を通知する通知タイミングを制御する制御工程と、
     前記制御工程により制御された通知タイミングで通知を行う通知工程と、
     を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  15.  コンピュータを、請求項1乃至11の何れか1項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
PCT/JP2020/014896 2020-03-31 2020-03-31 情報処理装置、車両、情報処理装置の制御方法およびプログラム WO2021199319A1 (ja)

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