WO2021152930A1 - 振れ補正機能付き光学ユニット - Google Patents

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Abstract

振れ補正機能付き光学ユニットは、光学モジュールをホルダが保持する可動体と、可動体を揺動可能に支持する複数の弾性部材と、光学モジュールの光軸を中心としてホルダを囲む枠体と、を備える。弾性部材の一方端は枠体に接続され、他方端はホルダに接続される。複数の弾性部材は、第1弾性部材と、第2弾性部材と、を含む。光軸方向から見て、第1弾性部材及び第2弾性部材は、ホルダを挟んで互いに対向する。可動体が静止した状態において、第1弾性部材がホルダに接続される方向を示す第1直線と、第2弾性部材がホルダに接続される方向を示す第2直線とが、光軸と平行な同一の平面に含まれる。

Description

振れ補正機能付き光学ユニット
本発明は、振れ補正機能付き光学ユニットに関する。
携帯端末、移動体に搭載される光学ユニットには、携帯端末や移動体の移動時の撮影画像の乱れを抑制するために、レンズを備える可動体を揺動或いは回転させて振れを補正する機構を備えるものがある。 
このような光学ユニットに関して、たとえば、像振れ補正を行う撮像装置は、可動部材と、支持手段と、駆動手段と、を備える。可動部材は、被写体画像を得る撮像手段の少なくとも一部を支持する。支持手段は、固定部材に対して可動部材を、撮像手段を構成する光学系の光軸上の揺動中心点を中心として球心揺動可能に支持する。駆動手段は、可動部材に推力を付与して球心揺動による像振れ補正を行わせる。支持手段は、被支持面と、保持部材と、複数の定位置ボールと、複数の調整ボールと、を備える。被支持面は、可動部材に設けられ、揺動中心点を中心とする球面の一部からなる。保持部材は、固定部材に対して、被支持面との距離を変化させる接離方向に移動可能である。複数の定位置ボールは、固定部材と可動部材の間に、光軸を中心とする周方向に互いの位置を異ならせ、かつ光軸に沿う方向で互いに同じ位置に設けられる。複数の定位置ボールのそれぞれは、固定部材に対して位置を一定として保持されて、被支持面に対して点接触する。複数の調整ボールは、光軸を中心とする周方向に互いの位置を異ならせ、かつ光軸に沿う方向で複数の定位置ボールとは位置を異ならせて設けられる。複数の調整ボールのそれぞれは、被支持面と保持部材の間に保持されて、被支持面に対して点接触する。(日本国公開公報特開2017-116861号公報参照)
日本国公開公報特開2017-116861号公報
しかしながら、可動体を支持する支持機構が、固定体と可動体との間で転動する複数のボールを備える構成では、装置の製造時に複数のボールの取り扱いが容易ではない。そのため、光学ユニットの生産性を向上することが難しいという問題がある。 
本発明は、振れ補正機能付き光学ユニットの生産性を向上することを目的とする。
本発明の例示的な振れ補正機能付き光学ユニットは、光学モジュールの振れを補正する。前記振れ補正機能付き光学ユニットは、可動体と、複数の弾性部材と、枠体と、を備える。前記可動体は、光学モジュールと、前記光学モジュールを保持するホルダと、を有する。複数の前記弾性部材は、前記可動体を揺動可能に支持する。前記枠体は、前記光学モジュールの光軸を中心として前記ホルダを囲む。前記弾性部材の一方端は、前記枠体に接続される。前記弾性部材の他方端は、前記ホルダに接続される。複数の前記弾性部材は、第1弾性部材と、第2弾性部材と、を含む。前記光軸方向から見て、前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材は、前記ホルダを挟んで互いに対向する。前記可動体が静止した状態において、前記第1弾性部材が前記ホルダに接続される方向を示す第1直線と、前記第2弾性部材が前記ホルダに接続される方向を示す第2直線とが、前記光軸と平行な同一の平面に含まれる。
本発明の例示的な振れ補正機能付き光学ユニットによれば、光学ユニットの生産性を向上することができる。
図1は、光学ユニットの斜視図である。 図2Aは、実施形態に係る光学ユニットの上面図である。 図2Bは、実施形態に係る光学ユニットの下面図である。 図2Cは、実施形態に係る光学ユニットのA1-A1断面図である。 図3Aは、第1変形例に係る光学ユニットの上面図である。 図3Bは、第1変形例に係る光学ユニットの下面図である。 図3Cは、第1変形例に係る光学ユニットのA2-A2断面図である。 図4Aは、第2変形例に係る光学ユニットの上面図である。 図4Bは、第2変形例に係る光学ユニットの下面図である。 図4Cは、第2変形例に係る光学ユニットのA3-A3断面図である。 図4Dは、第2変形例に係る光学ユニットのB3-B3断面図である。 図5Aは、第3変形例に係る光学ユニットの上面図である。 図5Bは、第3変形例に係る光学ユニットの下面図である。 図5Cは、第3変形例に係る光学ユニットのA4-A4断面図である。 図6Aは、第4変形例に係る光学ユニットの上面図である。 図6Bは、第4変形例に係る光学ユニットの下面図である。 図6Cは、第4変形例に係る光学ユニットのA5-A5断面図である。
以下に図面を参照して例示的な実施形態を説明する。 
なお、本明細書では、光学ユニット100において、可動体1が停止し且つ固定体2に対する可動体1のピッチング方向及びヨーイング方向の揺動角度が0度である状態を「可動体1が静止した状態」と呼ぶ。 
可動体1が静止した状態における光学モジュール11の光軸ALと平行な方向を「光軸方向DL」と呼ぶ。光軸方向DLのうち、後述するボトムカバー23からトップカバー22への向きを「光軸方向一方DL1」と呼び、トップカバー22からボトムカバー23への向きを「光軸方向他方DL2」と呼ぶ。各々の構成要素において、光軸方向一方DL1における端部を「光軸方向一方端部」と呼び、光軸方向他方DL2における端部を「光軸方向他方端部」と呼ぶ。また、各々の構成要素の側面において、光軸方向一方DL1を向く面を「光軸方向一方端面」と呼び、光軸方向他方DL2を向く面を「光軸方向他方端面」と呼ぶ。 
また、光軸ALと直交する2軸をそれぞれX軸、Y軸と呼ぶ。光軸AL、X軸、及びY軸は、互いに直交する。X軸は、後述する第1磁石131を通り、第1磁石131とホルダ12との対向方向と平行である。X軸と平行な方向を「X軸方向」と呼ぶ。X軸方向のうち、ホルダ12から第1磁石131に向かう方向を「方向X1」と呼び、第1磁石131からホルダ12に向かう方向を「方向X2」と呼ぶ。Y軸は、後述する第2磁石132を通り、第2磁石132とホルダ12との対向方向と平行である。Y軸と平行な方向を「Y軸方向」と呼ぶ。Y軸方向のうち、ホルダ12から第2磁石132に向かう方向を「方向Y1」と呼び、第2磁石132からホルダ12に向かう方向を「方向Y2」と呼ぶ。 
また、たとえば光軸AL及び後述する回転軸ARなどの所定の軸に直交する方向を該軸に対する「径方向」と呼ぶ。径方向のうち、軸へと近づく向きを「径方向内方」と呼び、軸から離れる向きを「径方向外方」と呼ぶ。各々の構成要素において、径方向内方における端部を「径方向内端部」と呼び、径方向外方における端部を「径方向外端部」と呼ぶ。また、各々の構成要素の側面において、径方向内方を向く側面を「径方向内側面」と呼び、径方向外方を向く側面を「径方向外側面」と呼ぶ。 
また、たとえば光軸AL及び後述する回転軸ARなどの所定の軸を中心とする回転方向を該軸に対する「周方向」と呼ぶ。 
また、方位、線、及び面のうちのいずれかと他のいずれかとの位置関係において、「平行」は、両者がどこまで延長しても全く交わらない状態のみならず、実質的に平行である状態を含む。また、「垂直」及び「直交」はそれぞれ、両者が互いに90度で交わる状態のみならず、実質的に垂直である状態及び実質的に直交する状態を含む。つまり、「平行」、「垂直」及び「直交」はそれぞれ、両者の位置関係に本発明の主旨を逸脱しない程度の角度ずれがある状態を含む。 
なお、以上に説明した事項は、実際の機器に組み込まれた場合において厳密に適用されるものではない。 
<1.実施形態>

振れ補正機能付き光学ユニット100は、後述する光学モジュール11の振れを補正する振れ補正機能を有する。以下では、振れ補正機能付き光学ユニット100を「光学ユニット100」と呼称する。 
図1は、光学ユニット100の斜視図である。図2Aは、実施形態に係る光学ユニット100の上面図である。図2Bは、実施形態に係る光学ユニット100の下面図である。図2Cは、実施形態に係る光学ユニット100のA1-A1断面図である。なお、図2Aは、光軸方向一方DL1側から光学ユニット100を見た平面図である。図2Bは、光軸方向他方DL2側から光学ユニット100を見た平面図である。図2Cは、可動体1が静止した状態における光軸ALを含む仮想の平面PLで切断した光学ユニット100の断面構造を示している。また、内部の構成を理解しやすくするため、図2Aではホルダ12、枠体21、トップカバー22を透過表示し、図3Bではボトムカバー23の図示を省略している。 
光学ユニット100は、可動体1と、固定体2と、複数のコイル3と、フレキシブルプリント基板30と、複数の弾性部材4と、を備える。光学ユニット100は、カメラ付きスマートフォン、フォトカメラ及びビデオカメラなどの撮像装置、ドローンなどの移動体に搭載されるアクションカメラなどに搭載される。光学ユニット100は、鉛直方向に対して傾くと、図示しないジャイロスコープなどのセンサにより検出される3次元方向の加速度、角速度、振れ量などの検出結果に基づいて可動体1の傾きを補正し、可動体1が有する後述の光学モジュール11の光軸ALの振れを補正する。 
<1-1.可動体>

可動体1は、固定体2に対して、揺動中心CPを中心として揺動可能である。揺動中心CPは、可動体1がたとえばピッチング方向及びヨーイング方向に回転する際の回転中心である。可動体1は、光学モジュール11と、光学モジュール11を保持するホルダ12と、を有する。前述の如く、光学ユニット100は、可動体1を備える。また、光学ユニット100は、光学モジュール11と、ホルダ12と、を有する。 
光学モジュール11は、本実施形態では、図示しないレンズを有する直方体形状のカメラモジュールである。 
ホルダ12は、本実施形態では樹脂製であり、光学モジュール11よりも径方向外方に配置され、光軸方向DLを中心とする周方向に光学モジュール11に囲む。ホルダ12は、光学モジュール11の径方向外側面に取り付けられる。なお、光軸方向DLは、可動体1が静止した状態における光軸ALと平行な方向である。可動体1が静止した状態において、固定体2に対する可動体1のピッチング方向及びヨーイング方向の揺動角度はそれぞれ0度である。 
また、可動体1は、複数の磁石13をさらに有する。本実施形態では、複数の磁石13は、第1磁石131と、第2磁石132と、を有する。 
第1磁石131は、ホルダ12の方向X1側の径方向外端部に配置される。より具体的には、ホルダ12の方向X1側の径方向外端部には方向X2に向かって凹む第1磁石保持穴(符号省略)が形成される。第1磁石保持穴には、第1磁石131の少なくとも一部が第1ヨーク(図示省略)とともに収容される。但し、この例示に限定されず、第1磁石131は、ホルダ12の方向X1側の径方向外側面上に固定されてもよい。 
第2磁石132は、ホルダ12の方向Y1側の径方向外端部に配置される。より具体的には、ホルダ12の方向Y1側の径方向外端部には方向Y2に向かって凹む第2磁石保持穴(符号省略)が形成される。第2磁石保持穴には、第2磁石132の少なくとも一部が第2ヨーク(図示省略)とともに収容される。但し、この例示に限定されず、第2磁石132は、ホルダ12の方向Y1側の径方向外側面上に固定されてもよい。 
本実施形態の例示に限定されず、磁石13は、ホルダ12の方向X2側の径方向外端部に配置される第3磁石とホルダ12の方向Y2側の径方向外端部に配置される第4磁石とのうちの少なくとも一方をさらに有してもよい。第3磁石、第4磁石はそれぞれ、第1磁石131、第2磁石132と同様に配置できる。
また、可動体1は、光軸ALと垂直な方向に広がる板状の基板14と、可撓性を有するフレキシブルプリント基板141と、をさらに有する。基板14は、光学モジュール11の光軸方向他方端面に配置される。基板14には、たとえば、光学モジュール11の電源回路及び駆動回路などが搭載される。フレキシブルプリント基板141は、基板14の方向X2側の端部から方向X2に延び、光学ユニット100の外部に引き出される。フレキシブルプリント基板141は、基板14を介して、光学ユニット100の外部に配置される装置、デバイス、回路などと、光学モジュール11とを電気的に接続する。 
<1-2.固定体>

固定体2は、枠体21と、トップカバー22と、ボトムカバー23と、を有する。枠体21は、光学モジュール11の光軸ALを中心としてホルダ12を囲む。光学ユニット100は、枠体21を備える。より具体的には、枠体21は、本実施形態では樹脂製であり、ホルダ12よりも径方向外方に配置され、光軸方向DLを中心とする周方向にホルダ12を囲む。 
トップカバー22は、ホルダ12の光軸方向一方端部に配置される。トップカバー22の中央には、厚さ方向に貫通する開口(符号省略)が形成される。該開口を通じて、光学モジュール11の一部(たとえばカメラモジュールのレンズ)が、光学ユニット100の外部に露出する。 
ボトムカバー23は、光軸ALと垂直な方向に広がる板状である。ボトムカバー23は、ホルダ12の光軸方向他方部に配置され、可動体1及びホルダ12の光軸方向他方部を覆う。なお、本実施形態の例示に限定されず、トップカバー22及びボトムカバー23は省略されてもよい。 
<1-3.コイル>

複数のコイル3は、第1コイル31と、第2コイル32と、を有する。 
第1コイル31は、枠体21のうちの可動体1よりも方向X1側の部分に配置され、第1磁石131とX軸方向に対向する。本実施形態では、方向X2に向かって凹む第1コイル保持穴(符号省略)が上記の部分の径方向外端部に形成される。第1コイル保持穴には、第1コイル31の少なくとも一部が収容される。なお、本実施形態の例示に限定されず、第1コイル保持穴は、上記の部分の径方向内端部に形成されて、方向X1に向かって凹んでもよい。或いは、第1コイル保持穴は、上記の部分をX軸方向に貫通してもよい。若しくは、第1コイル31は、枠体21の上記の部分の径方向内側面又は径方向外側面に配置されてもよい。 
第2コイル32は、枠体21のうちの可動体1よりも方向Y1側の部分に配置され、第2磁石132とY軸方向に対向する。本実施形態では、方向Y2に向かって凹む第2コイル保持穴(符号省略)が上記の部分の径方向外端部に形成される。第2コイル保持穴には、第2コイル32の少なくとも一部が収容される。なお、本実施形態の例示に限定されず、第2コイル保持穴は、上記の部分の径方向内端部に形成されて、方向Y1に向かって凹んでもよい。或いは、第2コイル保持穴は、上記の部分をY軸方向に貫通してもよい。若しくは、第2コイル32は、枠体21の上記の部分の径方向内側面又は径方向外側面に配置されてもよい。 
第1コイル31は、第1磁石131とともに第1磁気駆動機構71を形成する。第1磁気駆動機構71は、第1コイル31の通電により、Y軸方向を中心とする周方向に可動体1を回転させる駆動力を発生できる。第2コイル32は、第2磁石132とともに第2磁気駆動機構72を形成する。第2磁気駆動機構72は、第2コイル32の通電により、X軸方向を中心とする周方向に可動体1を回転させる駆動力を発生できる。光学ユニット100は、第1磁気駆動機構71及び第2磁気駆動機構72の駆動力によって可動体1を適宜回転させることで、たとえばピッチング方向及びヨーイング方向における光軸ALの振れ補正を行う。 
なお、第1磁気駆動機構71及び第2磁気駆動機構72において、本実施形態では、磁石13が可動体1に配置され、コイル3が固定体2に配置される。但し、この例示に限定されず、磁石13が固定体2に配置され、コイル3が可動体1に配置されてもよい。 
また、複数のコイル3は、複数の磁石13が前述の第3磁石を有する場合、第3コイルをさらに有してもよい。第3コイルは、枠体21のうちの可動体1よりも方向X2側の部分の径方向内端部に配置され、第3磁石とX軸方向に対向する。また、複数の磁石13が前述の第4磁石を有する場合、複数のコイル3は、第4コイルをさらに有してもよい。第4コイルは、枠体21のうちの可動体1よりも方向Y2側の部分の径方向内端部に配置され、第4磁石とY軸方向に対向する。第3コイル、第4コイルの配置及び機能はそれぞれ、第1コイル31、第2コイル32と同様にできる。たとえば、第3コイルは第3磁石とともに第3磁気駆動機構を形成し、第4コイルは第4磁石とともに第4磁気駆動機構を形成する。 
フレキシブルプリント基板30は、枠体21の方向X1側及び方向Y1側の径方向外側面に配置される。フレキシブルプリント基板30は、光学ユニット100の外部に配置される装置、デバイス、回路などと、第1コイル31及び第2コイル32とを電気的に接続する。 
<1-4.弾性部材>

複数の弾性部材4は、可動体1を揺動可能に支持する。前述の如く、光学ユニット100は、複数の弾性部材4を備える。弾性部材4は、ホルダ12及び枠体21間において直線的に延びる。弾性部材4の一方端は、枠体21に接続される。弾性部材4の他方端は、ホルダ12に接続される。 
本実施形態では、弾性部材4は、板バネである。板バネを用いることで、弾性部材4をコンパクトに配置できる。また、安価な板バネを弾性部材4に採用することで、製造コストを低減できる。従って、光学ユニット100の生産性を向上できる。但し、弾性部材4は、上述の例示に限定されない。弾性部材4は、弾性力を発生できる部材であればよく、たとえばスプリングコイル、ゴム製の線状部材であってもよい。 
図2Aに示すように、光軸方向から見て、複数の弾性部材4は、好ましくは、可動体1が静止した状態における光学モジュール11の光軸ALを中心とする周方向において、等間隔に配置される。こうすれば、可動体1が静止した状態における光軸ALの周りに、複数の弾性部材4を等配できる。従って、等配された弾性部材4により、可動体1をより安定的に支持できる。但し、図2Aに限定されず、複数の弾性部材4は、異なる間隔で配置されてもよい。 
複数の弾性部材4は、第1弾性部材41a,41bと、第2弾性部材42a,42bと、を含む。光軸方向DLから見て、第1弾性部材41a及び第2弾性部材42aは、ホルダ12を挟んで互いに対向する。これにより、光軸方向DLから見て第1弾性部材41a及び第2弾性部材42aを通る軸をピッチング方向及びヨーイング方向のうちの一方の回転軸として、可動体1は揺動できる。また、第1弾性部材41b及び第2弾性部材42bは、ホルダ12を挟んで互いに対向する。これにより、光軸方向DLから見て第1弾性部材41b及び第2弾性部材42bを通る軸をピッチング方向及びヨーイング方向のうちの他方の回転軸として、可動体1は揺動できる。なお、以下では、第1弾性部材41a,41bを「第1弾性部材41」と総称し、第2弾性部材42a,42bを「第1弾性部材41」と総称することがある。また、第1弾性部材41及び第2弾性部材42の数はそれぞれ、本実施形態では2個である。但し、本実施形態の例示に限定されず、第1弾性部材41及び第2弾性部材42の数はそれぞれ、1個であってもよいし、3個以上の複数であってもよい。 
図2Cに示すように、可動体1が静止した状態において、第1弾性部材41がホルダ12と接続される方向を示す第1直線L1と、第2弾性部材42がホルダ12と接続される方向を示す第2直線L2とが、光軸ALと平行な同一の平面PLに含まれる。本実施形態では、第1直線L1は、ホルダ12及び枠体21間において第1弾性部材41が延びる方向を示す。第2直線L2は、ホルダ12及び枠体21間において第2弾性部材42が延びる方向を示す。第1直線L1及び第2直線L2は、枠体21からホルダ12に向かうにつれて光軸方向他方DL2に延びる。 
上述の光学ユニット100によれば、可動体1及び枠体21間に複数のボールを配置しなくても、複数の弾性部材4によって可動体1を揺動可能に支持できる。複数のボールを配置しないことで、光学ユニット100が組み立て易くなるので、光学ユニット100の生産性を向上できる。 
また、弾性部材4が、ホルダ12及び枠体21間において直線的に延びることにより、光軸方向DLにおける光学ユニット100のサイズの小型化がし易くなる。 
さらに、ホルダ12を挟んで互いに対向する第1弾性部材41及び第2弾性部材42が延びる方向を示す第1直線L1及び第2直線L2が、光軸方向DLと平行な同一の平面PLに含まれる。そのため、第1弾性部材41及び第2弾性部材42が延びる方向を調整することにより、これらの方向の交点の位置を可動体1内の所望の位置に合わせることができる。たとえば、該交点の位置を光軸AL上の位置、特に可動体1の揺動中心CPに近付けることができる。また、第1弾性部材41及び第2弾性部材42の一方から他方に向かう方向において、第1弾性部材41から可動体1に作用する弾性力と、第2弾性部材42から可動体1に作用する弾性力とを上述の交点の位置で釣り合わせることができる。従って、複数の弾性部材4により、可動体1を安定的に揺動可能にすることができる。 
好ましくは、可動体1が静止した状態において、第1直線L1及び第2直線L2の交点は、光学モジュール11の光軸AL上に位置する。図2Cに示すように、上記の交点が光軸AL上に位置することにより、可動体1をより安定的に揺動可能にすることができる。 
さらに好ましくは、可動体1が静止した状態において、第1直線L1及び第2直線L2の交点は、揺動中心CPに位置する。揺動中心CPは、可動体1の内部にあり、好ましくは光学モジュール11の光軸AL上に位置する。なお、揺動中心CPは、光軸ALに近い位置にあってもよい。図2Cに示すように、上記の交点が揺動中心CPに位置することにより、可動体1をさらに安定的に揺動可能にすることができる。 
ただし、図2Cの例示に限定されず、上記の交点は、揺動中心CPからずれた位置にあってもよいし、光軸ALからずれた位置にあってもよい。上記の交点は、可動体1の内部において、揺動中心CPに近い位置にあってもよいし、光軸ALに近い位置にあってもよい。 
図2Cに示すように、揺動の際、可動体1は、光学モジュール11の光軸ALと垂直な回転軸ARを中心に回転可能である。好ましくは、該回転軸ARは、可動体1の揺動中心CPを通り、前述したように第1直線L1及び第2直線L2を含む同一の平面PLに含まれる。こうすれば、可動体1は、上述の回転軸ARを中心にたとえばピッチング方向又はヨーイング方向に回転できる。上述の回転軸ARが可動体1の揺動中心CPを通ることにより、可動体1は、揺動中心CPを変位させることなく、安定した状態で揺動できる。
<1-5.第1弾性部材及び第2弾性部材の配置>

次に、第1弾性部材41及び第2弾性部材42の配置について、実施例と複数の変形例とを挙げて説明する。なお、以下の説明では、実施例及び他の変形例と同様の構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。 
<1-5-1.配置の実施例>

実施例では図2Cに示すように、全ての弾性部材4が、揺動中心CPよりも光軸方向一方DL1に配置される。言い換えると、光軸方向DLにおいて、第1弾性部材41及び第2弾性部材42は、可動体1の揺動中心CPよりも光軸方向一方DL1に配置される。たとえば、第1弾性部材41及び第2弾性部材42は、光軸方向DLにおいて揺動中心CPよりもトップカバー22側に配置される。 
こうすれば、たとえば光学ユニット100の光軸方向一方DL1側から第1弾性部材41及び第2弾性部材42を取り付けできるので、第1弾性部材41が延びる方向と、第2弾性部材42が延びる方向を調整し易い。従って、両者の交点の位置を可動体1の内側の所望の位置(たとえば、光軸AL上の位置、特に揺動中心CPなど)に合わせる作業をし易くなる。 
<1-5-2.配置の第1変形例>

図3Aは、第1変形例に係る光学ユニット100の上面図である。図3Bは、第1変形例に係る光学ユニット100の下面図である。図3Cは、第1変形例に係る光学ユニット100のA2-A2断面図である。なお、図3Aは、光軸方向一方DL1側から光学ユニット100を見た平面図である。図3Bは、光軸方向他方DL2側から光学ユニット100を見た平面図である。図3Cは、光軸ALを含む仮想の平面PLで切断した光学ユニット100の断面構造を示している。また、内部の構成を理解しやすくするため、図3Aではトップカバー22の図示を省略し、図3Bではボトムカバー23の図示を省略している。 
第1変形例では、全ての弾性部材4が、揺動中心CPよりも光軸方向他方DL2に配置される。第1弾性部材41が延びる方向を示す第1直線L1と、第2弾性部材42が延びる方向を示す第2直線L2とが、枠体21からホルダ12に向かうにつれて光軸方向他方DL2に延びる。 
こうすれば、たとえば光学ユニット100の光軸方向DLのボトムカバー23側から第1弾性部材41及び第2弾性部材42を取り付けできるので、第1弾性部材41が延びる方向と、第2弾性部材42が延びる方向を調整し易い。従って、両者の交点の位置を可動体1の内側の所望の位置(たとえば、光軸AL上の位置、特に揺動中心CPなど)に合わせる作業がし易くなる。
<1-5-3.配置の第2変形例>

図4Aは、第2変形例に係る光学ユニット100の上面図である。図4Bは、第2変形例に係る光学ユニット100の下面図である。図4Cは、第2変形例に係る光学ユニット100のA3-A3断面図である。図4Dは、第2変形例に係る光学ユニット100のB3-B3断面図である。なお、図4Aは、光軸方向一方DL1側から光学ユニット100を見た平面図である。図4Bは、光軸方向他方DL2側から光学ユニット100を見た平面図である。図4Cは、仮想の平面PLaで切断した光学ユニット100の断面構造を示している。なお、平面PLaは、光軸AL、第1弾性部材41aが延びる方向を示す第1直線L1a、及び、第2弾性部材42aが延びる方向を示す第2直線L2aを含む平面である。図4Dは、仮想の平面PLbで切断した光学ユニット100の断面構造を示している。なお、平面PLbは、光軸AL、第1弾性部材41bが延びる方向を示す第1直線L1b、及び、第2弾性部材42bが延びる方向を示す第2直線L2bを含む平面である。また、内部の構成を理解しやすくするため、図4Aではトップカバー22の図示を省略し、図4Bではボトムカバー23の図示を省略している。 
第2変形例では、第1弾性部材41a及び第2弾性部材42aは、光軸方向DLにおいて揺動中心CPよりもトップカバー22側に配置される。図4Cに示すように、可動体1が静止した状態において、第1弾性部材41aがホルダ12と接続される方向を示す第1直線L1aと、第2弾性部材42aがホルダ12と接続される方向を示す第2直線L2aとが、光軸ALと平行な同一の平面PLaに含まれる。なお、第1直線L1aは、ホルダ12及び枠体21間において第1弾性部材41aが延びる方向を示す。第2直線L2aは、ホルダ12及び枠体21間において第2弾性部材42aが延びる方向を示す。第1直線L1a及び第2直線L2aは、枠体21からホルダ12に向かうにつれて光軸方向他方DL2に延びる。 
こうすれば、たとえば、光軸方向DLの同じトップカバー22側から第1弾性部材41a及び第2弾性部材42aを取り付けできる。従って、第1弾性部材41aが延びる方向と、第2弾性部材42aが延びる方向を調整し易い。よって、両者の交点の位置を可動体1の内側の所望の位置(たとえば、光軸AL上の位置、特に揺動中心CPなど)に合わせる作業がし易くなる。 
一方、第1弾性部材41b及び第2弾性部材42bは、光軸方向DLにおいて揺動中心CPよりもボトムカバー23側に配置される。図4Dに示すように、可動体1が静止した状態において、第1弾性部材41bがホルダ12と接続される方向を示す第1直線L1bと、第2弾性部材42bがホルダ12と接続される方向を示す第2直線L2bとが、光軸ALと平行な同一の平面PLbに含まれる。なお、第1直線L1bは、ホルダ12及び枠体21間において第1弾性部材41bが延びる方向を示す。第2直線L2bは、ホルダ12及び枠体21間において第2弾性部材42bが延びる方向を示す。第1直線L1b及び第2直線L2bは、枠体21からホルダ12に向かうにつれて光軸方向一方DL1に延びる。 
こうすれば、光軸方向DLの同じボトムカバー23側から第1弾性部材41b及び第2弾性部材42bを取り付けできる、従って、第1弾性部材41bが延びる方向と、第2弾性部材42bが延びる方向を調整し易い。よって、両者の交点の位置を可動体1の内側の所望の位置(たとえば、光軸AL上の位置、特に揺動中心CPなど)に合わせる作業がし易くなる。また、第1弾性部材41bが延びる方向と第2弾性部材42bが延びる方向との交点を、第1弾性部材41aが延びる方向と第2弾性部材42aが延びる方向との交点と同じ位置に合わせ易くなる。 
<1-5-4.配置の第3変形例>

図5Aは、第3変形例に係る光学ユニット100の上面図である。図5Bは、第3変形例に係る光学ユニット100の下面図である。図5Cは、第3変形例に係る光学ユニット100のA2-A2断面図である。なお、図5Aは、光軸方向一方DL1側から光学ユニット100を見た平面図である。図5Bは、光軸方向他方DL2側から光学ユニット100を見た平面図である。図5Cは、光軸ALを含む仮想の平面PLで切断した光学ユニット100の断面構造を示している。また、内部の構成を理解しやすくするため、図5Aではトップカバー22の図示を省略し、図5Bではボトムカバー23の図示を省略している。 
第3変形例では、光軸方向DLから見てホルダ12を挟んで互いに対向する第1弾性部材41及び第2弾性部材42は、光軸方向DLにおいて異なる側に配置される。たとえば、光軸方向DLにおいて、第1弾性部材41は、可動体1の揺動中心CPよりも光軸方向一方DL1に配置される。光軸方向DLにおいて、第2弾性部材42は、可動体1の揺動中心CPよりも光軸方向他方DL2に配置される。 
また、第1弾性部材41の第1直線L1は、枠体21からホルダ12に向かうにつれて光軸方向他方DL2に延びる。一方、第2弾性部材42の第2直線L2は、枠体21からホルダ12に向かうにつれて光軸方向一方DL1に延びる。つまり、光軸方向DLにおいて、上述の第1直線L1が延びる方向は、上述の第2直線L2が延びる方向とは逆である。 
第3変形例によれば、第1弾性部材41及び第2弾性部材42が延びる方向の調整により、光軸方向DLにおいて、第1弾性部材41から可動体1に作用する弾性力と、第2弾性部材42から可動体1に作用する弾性力とを、第1弾性部材41が延びる方向と第2弾性部材42が延びる方向との交点で釣り合わせることができる。たとえば、上述の弾性力を光軸AL上の位置、特に揺動中心CPで釣り合わせることができる。従って、可動体1は、より安定的に揺動できる。 
<1-5-5.配置の第4変形例>

図6Aは、第4変形例に係る光学ユニット100の上面図である。図6Bは、第4変形例に係る光学ユニット100の下面図である。図6Cは、第4変形例に係る光学ユニット100のA2-A2断面図である。なお、図6Aは、光軸方向一方DL1側から光学ユニット100を見た平面図である。図6Bは、光軸方向他方DL2側から光学ユニット100を見た平面図である。図6Cは、光軸ALを含む仮想の平面PLで切断した光学ユニット100の断面構造を示している。また、内部の構成を理解しやすくするため、図6Aではトップカバー22の図示を省略し、図6Bではボトムカバー23の図示を省略している。 
第4変形例では、第1弾性部材41a,41b及び第2弾性部材42a,42bのほか、複数の弾性部材4は、第3弾性部材43a,43bと、第4弾性部材44a,44bと、をさらに含む。 
光軸方向DLにおいて、第1弾性部材41a,41b及び第2弾性部材42a,42bは、図6Aに示すように、可動体1の揺動中心CPよりも光軸方向一方DL1に配置される。また、光軸方向DLにおいて、第3弾性部材43a,43b及び第4弾性部材44a,44bは、図6Bに示すように、可動体1の揺動中心CPよりも光軸方向他方DL2に配置される。 
次に、第1弾性部材41a,41b、第2弾性部材42a,42b、第3弾性部材43a,43b、及び第4弾性部材44a,44bの相対的な配置を説明する。なお、第1弾性部材41aから第4弾性部材44aの相対的な配置は、第1弾性部材41bから第4弾性部材44bの相対的な配置と同様である。以下では、第1弾性部材41a,41bを「第1弾性部材41」と総称する。同様に、第2弾性部材42a,42bを「第2弾性部材42」と総称し、第3弾性部材43a,43bを「第3弾性部材43」と総称し、及び第4弾性部材44a,44bを「第4弾性部材44」と総称する。 
第4変形例では、図6A及び図6Bに示すように、光軸方向DLから見て、第1弾性部材41は、揺動中心CPを中心とする周方向において第3弾性部材43と同じ位置に配置される。光軸方向DLから見て、第2弾性部材42は、光軸方向DLを中心とする周方向において第4弾性部材44と同じ位置に配置される。 
図6Aから図6Cに示すように、光軸方向DLから見て、第1弾性部材41及び第3弾性部材43と、第2弾性部材42及び第4弾性部材44とは、ホルダ12を挟んで互いに対向する。 
図6Cに示すように、可動体1が静止した状態において、第1弾性部材41がホルダ12と接続される方向を示す第1直線L1と、第2弾性部材42がホルダ12と接続される方向を示す第2直線L2と、第3弾性部材43がホルダ12と接続される方向を示す第3直線L3と、第4弾性部材44がホルダ12と接続される方向を示す第4直線L4とが、光軸方向DLと平行な同一の平面PLに含まれる。第4変形例では、第1直線L1は、ホルダ12及び枠体21間において第1弾性部材41が延びる方向を示す。第2直線L2は、ホルダ12及び枠体21間において第2弾性部材42が延びる方向を示す。第3直線L3は、ホルダ12及び枠体21間において第3弾性部材43が延びる方向を示す。第4直線L4は、ホルダ12及び枠体21間において第4弾性部材44が延びる方向を示す。 
第1直線L1及び第2直線L2は、枠体21からホルダ12に向かうにつれて光軸方向他方DL2に延びる。第3直線L3及び第4直線L4は、枠体21からホルダ12に向かうにつれて光軸方向一方DL1に延びる。つまり、光軸方向DLにおいて、第1直線L1及び第2直線L2が枠体21からホルダ12に向かって延びる向きは、第3直線L3及び第4直線L4が延びる向きとは逆である。
こうすれば、第1弾性部材41から第4弾性部材44が延びる方向をそれぞれ調整することにより、光軸方向DLにおいて、第1弾性部材41から第4弾性部材44のそれぞれから可動体1に作用する弾性力を上述の所定位置で釣り合わせることができる。たとえば、上述の弾性力を光軸AL上の位置、特に揺動中心CPで釣り合わせることができる。従って、可動体1は、さらに安定的に揺動できる。 
好ましくは、可動体1が静止した状態において、第1直線L1から第4直線L4の交点は、光学モジュール11の光軸AL上に位置する。図6Cに示すように、上記の交点が光軸AL上に位置することにより、可動体1をより安定的に揺動可能にすることができる。 
さらに好ましくは、可動体1が静止した状態において、第1直線L1から第4直線L4の交点は、揺動中心CPに位置する。揺動中心CPは、可動体1の内部にあり、好ましくは光学モジュール11の光軸AL上に位置する。なお、揺動中心CPは、光軸ALに近い位置にあってもよい。図6Cに示すように、上記の交点が揺動中心CPに位置することにより、可動体1をさらに安定的に揺動可能にすることができる。 
ただし、図6Cの例示に限定されず、第1直線L1から第4直線L4の交点は、揺動中心CPからずれた位置にあってもよいし、光軸ALからずれた位置にあってもよい。たとえば、該交点は、可動体1の内部において、揺動中心CPに近い位置にあってもよいし、光軸ALに近い位置にあってもよい。
<2.その他>

以上、本発明の実施形態を説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で上述の実施形態に種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態で説明した事項は、矛盾が生じない範囲で適宜任意に組み合わせることができる。
本発明は、固定体が可動体を揺動可能に支持する装置に有用であり、特に、可動体が光学モジュールを有する光学装置に有用である。
100・・・(振れ補正機能付き)光学ユニット、1・・・可動体、11・・・光学モジュール、12・・・ホルダ、13・・・磁石、131・・・第1磁石、132・・・第2磁石、14・・・基板、141・・・フレキシブルプリント基板、2・・・固定体、21・・・枠体、22・・・トップカバー、23・・・ボトムカバー、3・・・コイル、30・・・フレキシブルプリント基板、31・・・第1コイル、32・・・第2コイル、4・・・弾性部材、41,41a,41b・・・第1弾性部材、42,42a,42b・・・第2弾性部材、43,43a,43b・・・第3弾性部材、44,44a,44b・・・第4弾性部材、71・・・第1磁気駆動機構、72・・・第2磁気駆動機構、AL・・・光軸、AR・・・回転軸、CP・・・揺動中心、L1,L1a,L1b・・・第1直線、L2,L2a,L2b・・・第2直線、L3,L3a,L3b・・・第3直線、L4,L4a,L4b・・・第4直線、PL,PLa,PLb・・・平面、DL・・・光軸方向

Claims (9)

  1. 光学モジュールと前記光学モジュールを保持するホルダとを有する可動体と、

    前記可動体を揺動可能に支持する複数の弾性部材と、

    前記光学モジュールの光軸を中心として前記ホルダを囲む枠体と、を備え、

    前記弾性部材の一方端は前記枠体に接続され、前記弾性部材の他方端は前記ホルダに接続され、

    複数の前記弾性部材は、第1弾性部材と、第2弾性部材と、を含み、

    前記光軸方向から見て、前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材は、前記ホルダを挟んで互いに対向し、

    前記可動体が静止した状態において、前記第1弾性部材が前記ホルダに接続される方向を示す第1直線と、前記第2弾性部材が前記ホルダに接続される方向を示す第2直線とが、前記光軸と平行な同一の平面に含まれる、振れ補正機能付き光学ユニット。
  2. 前記可動体が静止した状態において、前記第1直線及び前記第2直線の交点は、前記光学モジュールの前記光軸上に位置する、請求項1に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
  3. 前記可動体が静止した状態において、前記第1直線及び前記第2直線の交点は、前記可動体の揺動中心に位置し、
    前記揺動中心は、前記可動体の内側で前記光学モジュールの光軸上に位置する、請求項1又は請求項2に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
  4. 前記可動体は、前記光学モジュールの前記光軸と垂直な回転軸を中心に回転可能であり、

    前記回転軸は、前記可動体の揺動中心を通り、前記同一の平面に含まれる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
  5. 前記光軸方向において、前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材は、前記可動体の揺動中心よりも前記光軸方向一方に配置される、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
  6. 前記光軸方向において、

     前記第1弾性部材は、前記可動体の揺動中心よりも前記光軸方向一方に配置され、

     前記第2弾性部材は、前記可動体の揺動中心よりも前記光軸方向他方に配置される、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
  7. 複数の前記弾性部材は、第3弾性部材と、第4弾性部材と、をさらに含み、

     前記光軸方向から見て、前記第3弾性部材及び前記第4弾性部材は、前記ホルダを挟んで互いに対向し、

    前記光軸方向において、

     前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材は、前記可動体の揺動中心よりも前記光軸方向一方に配置されるとともに、

     前記第3弾性部材及び前記第4弾性部材は、前記可動体の揺動中心よりも前記光軸方向他方に配置され、

     前記可動体が静止した状態において、前記第1直線と、前記第2直線と、前記第3弾性部材が前記ホルダに接続される方向を示す第3直線と、前記第4弾性部材が前記ホルダに接続される方向を示す第4直線とが、前記光軸と平行な前記同一の平面に含まれる、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
  8. 前記弾性部材は、板バネである、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
  9. 前記光軸方向から見て、複数の前記弾性部材は、前記可動体が静止した状態における前記光学モジュールの前記光軸を中心とする周方向において、等間隔に配置される、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
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