WO2021149122A1 - 無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法 - Google Patents

無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法 Download PDF

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Abstract

適切かつ効率的にデータを中継すること。この課題を解決するために、無線通信装置(100)は、自装置を含む複数の無線通信装置へ送信される信号を受信し、受信信号に含まれるデータを取得する受信制御部(124)と、他の無線通信装置から送信される再送要求であって前記データの再送を要求する再送要求を検出する検出部(127)と、前記再送要求が検出された場合に、前記受信制御部(124)によって取得されたデータを前記他の無線通信装置へ送信する送信部(123)とを有する。

Description

無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法
 本発明は、無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法に関する。
 現在のネットワークにおいては、モバイル端末(スマートフォンやフィーチャーホン)のトラフィックがネットワークのリソースの大半を占めている。また、モバイル端末が使用するトラフィックは、今後も拡大していく傾向にある。
 一方で、IoT(Internet of Things)サービス(例えば、交通システム、スマートメータ、装置等の監視システム)の展開に合わせて、多様な要求条件を持つサービスに対応することが求められている。そのため、第5世代移動体通信(5G又は、NR(New Radio))の通信規格では、4G(第4世代移動体通信)の標準技術(例えば、非特許文献2~12)に加えて、さらなる高データレート化、大容量化、低遅延化を実現する技術が求められている。
 なお、第5世代通信規格については、3GPPの作業部会(例えば、TSG-RAN WG1、TSG-RAN WG2等)で技術検討が進められており、2017年12月に標準規格書の初版が出されている(非特許文献13~39)。
 上述したように、多種多様なサービスに対応するために、5Gでは、eMBB(Enhanced Mobile Broad Band)、Massive MTC(Machine Type Communications)、及びURLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communication)に分類される多くのユースケースのサポートを想定している。
 また、3GPPの作業部会では、NR-V2X(New Radio Vehicle to Everything)通信についても議論されている。NR-V2Xは、例えば、サイドリンクチャネルを用いて、自動車間通信を行うV2V(Vehicle to Vehicle)、自動車と歩行者(Pedestrian)間で通信を行うV2P(Vehicle to Pedestrian)、自動車と標識等の道路インフラ間で通信を行うV2I(Vehicle to Infrastructure)、及び自動車とネットワーク間で通信を行うV2N(Vehicle to Network)等の総称である。V2Xに関する規定は、例えば非特許文献1に記載されている。
 NR-V2Xにおけるリソース配置に関しては、制御チャネル(PSCCH:Physical Sidelink Control CHannel)とデータチャネル(PSSCH:Physical Sidelink Shared CHannle)をTDM(Time Division Multiplexing)又はFDM(Frequency Division Multiplexing)させる配置方法がある。なお、PSCCHのリソースには、例えば、対応するPSSCHのデータの変調方式及び符号化率に関する情報などを含むSCI(Sidelink Control Information)がマッピングされる。また、サイドリンクのチャネル品質を向上するために、フィードバックチャネル(PSFCH:Physical Sidelink Feedback CHannel)が導入されている。
3GPP TS 22.186 V16.2.0(2019-06) 3GPP TS 36.211 V16.0.0(2019-12) 3GPP TS 36.212 V16.0.0(2019-12) 3GPP TS 36.213 V16.0.0(2019-12) 3GPP TS 36.300 V16.0.0(2019-12) 3GPP TS 36.321 V15.8.0(2019-12) 3GPP TS 36.322 V15.3.0(2019-09) 3GPP TS 36.323 V15.5.0(2019-12) 3GPP TS 36.331 V15.8.0(2019-12) 3GPP TS 36.413 V16.0.0(2019-12) 3GPP TS 36.423 V16.0.0(2019-12) 3GPP TS 36.425 V15.0.0(2018-06) 3GPP TS 37.340 V16.0.0(2019-12) 3GPP TS 38.201 V16.0.0(2019-12) 3GPP TS 38.202 V16.0.0(2019-12) 3GPP TS 38.211 V16.0.0(2019-12) 3GPP TS 38.212 V16.0.0(2019-12) 3GPP TS 38.213 V16.0.0(2019-12) 3GPP TS 38.214 V16.0.0(2019-12) 3GPP TS 38.215 V16.0.1(2020-01) 3GPP TS 38.300 V16.0.0(2019-12) 3GPP TS 38.321 V15.8.0(2019-12) 3GPP TS 38.322 V15.5.0(2019-03) 3GPP TS 38.323 V15.6.0(2019-06) 3GPP TS 38.331 V15.8.0(2019-12) 3GPP TS 38.401 V16.0.0(2019-12) 3GPP TS 38.410 V16.0.0(2019-12) 3GPP TS 38.413 V16.0.0(2019-12) 3GPP TS 38.420 V15.2.0(2018-12) 3GPP TS 38.423 V16.0.0(2019-12) 3GPP TS 38.470 V16.0.0(2019-12) 3GPP TS 38.473 V16.0.0(2019-12) 3GPP TR 38.801 V14.0.0(2017-03) 3GPP TR 38.802 V14.2.0(2017-09) 3GPP TR 38.803 V14.2.0(2017-09) 3GPP TR 38.804 V14.0.0(2017-03) 3GPP TR 38.900 V15.0.0(2018-06) 3GPP TR 38.912 V15.0.0(2018-06) 3GPP TR 38.913 V15.0.0(2018-06)
 V2Xにおいては、無線通信装置のグループを形成し、グループ内の各無線通信装置に対してデータを送信するグループキャストが頻繁に実行されると考えられる。すなわち、例えば所定範囲内に位置する自動車や歩行者が有する無線通信装置がグループを形成し、グループキャストによって各自動車の進行方向や挙動がグループ内で共有される。また、道路インフラ、自動車及び歩行者が有する無線通信装置がグループを形成し、グループキャストによって道路インフラから警報や指示がグループ内の自動車及び歩行者へ通知される。
 このような場合、例えば互いの距離が遠く離れている無線通信装置間では、伝搬損失などによりデータが正しく送受信されないことがある。つまり、無線回線品質によっては、グループキャストされたデータが、グループ内の一部の無線通信装置に受信されない。そこで、データを受信した無線通信装置が、グループ内の他の無線通信装置へデータを転送し中継することが考えられる。
 しかしながら、グループ内でデータを中継する無線通信装置を決定するのは困難であるという問題がある。具体的には、例えばグループ内で決定されるクラスタヘッダなどの代表の無線通信装置が固定的に中継局となる場合には、この無線通信装置と他の無線通信装置との間の無線回線品質によっては、適切な中継が困難なことがある。また、グループ内で適応的に中継局を決定する方法については、これまでに具体的な検討例がない。特に、V2Xによる無線通信システムがネットワークに接続されておらず、例えば自動車及び歩行者が有する無線通信装置のみからグループが形成される場合には、ネットワークから中継局が指定されることがない。このため、グループ内で自律的に中継局を決定することが要求され、適切なデータの中継を実現することが難しくなっている。
 開示の技術は、かかる点に鑑みてなされたものであって、適切かつ効率的にデータを中継することができる無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法を提供することを目的とする。
 本願が開示する無線通信装置は、1つの態様において、自装置を含む複数の無線通信装置へ送信される信号を受信し、受信信号に含まれるデータを取得する受信制御部と、他の無線通信装置から送信される再送要求であって前記データの再送を要求する再送要求を検出する検出部と、前記再送要求が検出された場合に、前記受信制御部によって取得されたデータを前記他の無線通信装置へ送信する送信部とを有する。
 本願が開示する無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法の1つの態様によれば、適切かつ効率的にデータを中継することができるという効果を奏する。
図1は、一実施の形態に係る無線通信システムの具体例を示す図である。 図2は、一実施の形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。 図3は、一実施の形態に係る無線通信方法を示すシーケンス図である。 図4は、グループキャストの一例を示す図である。 図5は、フィードバックの一例を示す図である。 図6は、データ中継の一例を示す図である。 図7は、一実施の形態に係る端末装置の動作を示すフロー図である。 図8は、無線回線品質と誤り率の関係の具体例を示す図である。
 以下、本願が開示する無線通信装置、無線通信システム及び無線通信方法の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
 図1は、一実施の形態に係る無線通信システムの具体例を示す図である。図1に示すように、無線通信システムは、複数の自動車に搭載される端末装置UE#1~#7を有する。端末装置UE#1~#7は、同一のグループに所属し、互いに無線通信可能である。すなわち、例えば端末装置#UE3がデータをグループキャストすると、このデータは、端末装置UE#1、UE#2、UE#4~#7によって受信される。具体的には、端末装置#UE3は、例えばSCI(Sidelink Control Information)などの制御情報をPSCCH(Physical Sidelink Control CHannel)などの制御チャネルによって送信し、データの送信に用いられるPSSCH(Physical Sidelink Shared CHannel)などのデータチャネルの情報をグループ内に報知する。端末装置UE#3以外の端末装置UE#1、UE#2、UE#4~#7は、制御チャネルの制御情報を受信して復号することにより、データを含むデータチャネルを特定する。そして、端末装置UE#3がデータチャネルによってデータを送信すると、端末装置UE#1、UE#2、UE#4~#7は、データチャネルのデータを受信して復号する。
 このとき、無線回線品質によっては、端末装置UE#3が送信したデータの復号に失敗する端末装置がある。すなわち、例えば端末装置UE#3から遠く離れた端末装置UE#7においては、グループキャストされたデータの復号に失敗し、正しいデータが得られない。なお、データチャネルと比較して制御チャネルは高い信頼性で送信されるため、無線回線品質が不良であっても、制御情報は各端末装置によって正しく復号される。このため、例えば端末装置UE#7は、制御チャネルの復号に成功して制御情報からデータチャネルを特定するにも関わらず、このデータチャネルの復号に失敗することがある。
 このような場合、データチャネルの復号に失敗した端末装置UE#7は、データの再送を要求するNAKを送信する。具体的には、端末装置UE#7は、PSFCH(Physical Sidelink Feedback CHannel)などのフィードバックチャネルによって、NAKを送信する。つまり、例えばPSCCHなどの制御チャネルが正しく受信されたにも関わらず、例えばPSSCHなどのデータチャネルが正しく受信されない場合には、端末装置UE#7は、NAKをフィードバックする。これに対して、制御チャネル及びデータチャネルの双方を正しく受信した端末装置UE#1、#2、#4~#6は、何もフィードバックしない。フィードバックチャネルとして用いられる無線リソースは、あらかじめ決められていても良いし、制御チャネルの制御情報によって指定されても良い。
 一方、データチャネルの復号に成功した端末装置UE#1、#2、#4~#6は、何もフィードバックしないため、他の端末装置のフィードバックチャネルを監視することができる。そして、いずれかの端末装置からNAKが送信されたことを検出すると、データチャネルの復号により得られた受信データを再送データとしてNAKの送信元へ送信する。すなわち、ここでは、端末装置UE#3から受信されたデータが、NAKの送信元の端末装置UE#7に対して送信される。また、端末装置UE#3も他の端末装置のフィードバックチャネルを監視することができ、いずれかの端末装置からNAKが送信されたことを検出すると、再送データをNAKの送信元へ送信する。このとき、再送データを送信する端末装置#1~#6は、同一の無線リソースを利用して再送データを送信する。再送データの送信に用いられる無線リソースは、あらかじめ決められていても良いし、制御チャネルの制御情報によって指定されても良い。
 このように、NAKを受信した端末装置UE#1、#2、#4~#6は、端末装置UE#3から受信したデータを中継し、NAKの送信元の端末装置UE#7へ送信する。そして、端末装置UE#7は、中継局となる複数の端末装置UE#1、#2、#4~#6から同一の信号を同時に受信することで、SNR(Signal to Noise Ratio)ゲイン及びダイバシティゲインを獲得することができる。また、端末装置UE#7は、端末装置UE#3から受信した初回送信データと端末装置UE#1、#2、#4~#6から受信した再送データとを例えばチェイス合成(chase combining)などのソフト合成(soft-combining)することにより、データの復号結果を改善することができる。
 図2は、端末装置UE#1~#7と同等の構成を有する端末装置100の構成を示すブロック図である。端末装置100は、無線通信部110、プロセッサ120及びメモリ130を有する。
 無線通信部110は、他の無線通信装置との間で信号を送受信する。具体的には、無線通信部110は、送信信号に対して所定の無線送信処理を施し、アンテナを介して他の端末装置や基地局装置などの無線通信装置へ無線送信する。また、無線通信部110は、アンテナを介して信号を無線受信し、受信信号に対して所定の無線受信処理を施す。
 プロセッサ120は、例えばCPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)又はDSP(Digital Signal Processor)などを備え、端末装置100の全体を統括制御する。具体的には、プロセッサ120は、制御情報生成部121、送信データ生成部122、送信制御部123、受信制御部124、NAK生成部125、受信データバッファ部126、NAK検出部127及び再送データ取得部128を有する。
 制御情報生成部121は、例えばSCIなどの制御情報を生成する。制御情報生成部121が生成する制御情報には、データの符号化率及び変調方式の情報、データの送信に用いられるデータチャネルの無線リソースを特定する情報、フィードバックチャネルの無線リソースを特定する情報、データの再送に用いられる無線リソースを特定する情報などが含まれていても良い。
 送信データ生成部122は、グループ内の無線通信装置へグループキャストする送信データを生成する。送信データ生成部122が生成する送信データは、初回送信される初回送信データである。また、NAK検出部127によってNAKが検出された場合には、送信データ生成部122が生成した送信データは、再送される再送データとなる。
 送信制御部123は、制御情報及び送信データを符号化及び変調して無線リソースにマッピングし、送信信号を生成する。すなわち、送信制御部123は、制御情報を制御チャネルにマッピングし、送信データをデータチャネルにマッピングして送信信号を生成する。また、送信制御部123は、NAK生成部125によってNAKが生成された場合、NAKをフィードバックチャネルにマッピングして無線通信部110から送信させる。さらに、送信制御部123は、再送データ取得部128によって再送データが取得された場合、再送データを再送用の無線リソースにマッピングして無線通信部110から送信させる。
 受信制御部124は、無線通信部110から受信信号を取得し、受信信号に対する受信処理を実行する。具体的には、受信制御部124は、制御チャネルの復調及び復号を実行して制御情報を取得し、制御情報に従ってデータチャネルの復調及び復号を実行する。受信制御部124は、データチャネルを復号した結果、復号が失敗した場合、その旨をNAK生成部125へ通知する。一方、受信制御部124は、データチャネルの復号が成功した場合、復号により得られた受信データを受信データバッファ部126へ出力する。さらに、受信制御部124は、データチャネルの復号が成功した場合、このデータチャネルに対応するフィードバックチャネルの復調及び復号を実行する。
 NAK生成部125は、受信制御部124からデータの復号が失敗した旨が通知された場合、データの再送を要求するNAKを生成する。そして、NAK生成部125は、生成したNAKを送信制御部123へ出力する。
 受信データバッファ部126は、受信制御部124による復号により得られた受信データを一時的に保持する。このとき、受信データバッファ部126は、データチャネルを復号して得られる受信データとともに、制御チャネルを復号して得られる制御情報を一時的に保持する。
 NAK検出部127は、受信制御部124によって復号されるフィードバックチャネルを監視し、フィードバックチャネルの復号結果からNAKを検出する。すなわち、NAK検出部127は、データの復号が失敗した他の無線通信装置からフィードバックチャネルを用いて送信されるNAKを検出する。フィードバックチャネルとして用いられる無線リソースは、あらかじめ決められていても良いし、制御情報によって指定されても良い。
 再送データ取得部128は、NAK検出部127によってNAKが検出された場合、受信データバッファ部126から再送データを取得する。具体的には、再送データ取得部128は、受信データバッファ部126に保持された受信データと制御情報を再送データとして取得する。そして、再送データ取得部128は、取得した再送データを送信制御部123へ出力する。なお、再送データ取得部128は、受信データバッファ部126から取得される制御情報に、データの初回送信及び再送を示すインデックスが含まれる場合には、このインデックスを再送を示すものに変更した上で、受信データと制御情報を再送データとする。再送データの送信に用いられる再送用の無線リソースは、あらかじめ決められていても良いし、制御情報によって指定されても良い。また、再送データ取得部128は、自装置が送信した送信データに対するNAKが検出された場合には、送信データ生成部122から送信データを取得し、取得した送信データを再送データとして送信制御部123へ出力しても良い。
 メモリ130は、例えばRAM(Random Access Memory)又はROM(Read Only Memory)などを備え、プロセッサ120による処理に用いられる情報を記憶する。
 次いで、上記の端末装置100と同等の端末装置UE#1~#7を有する無線通信システムにおける無線通信方法について、図3に示すシーケンス図を参照しながら説明する。以下においては、端末装置UE#3がデータをグループキャストする場合の無線通信方法について説明する。
 UE#3は、制御チャネルによって制御情報をグループキャストする(ステップS101)。すなわち、UE#3の制御情報生成部121によって生成された制御情報がUE#1、#2、#4~#7へ送信される。制御情報には、データの送信に用いられるデータチャネルの無線リソースを特定する情報が含まれるため、UE#1、#2、#4~#7は、制御情報に従ってデータチャネルに対する受信処理を行う。また、UE#3は、データチャネルによって送信データをグループキャストする(ステップS102)。すなわち、UE#3の送信データ生成部122によって生成された送信データがUE#1、#2、#4~#7へ送信される。
 ここで、制御チャネルは、データチャネルに比べて高い信頼性で送信されるため、制御情報は、グループ内のUE#1、#2、#4~#7によって正しく復号される。一方、送信データは、グループ内のUE#1、#2、#4~#6によって正しく復号されるものの、UE#7によっては正しく復号されないものとする。すなわち、例えば図4に示すように、UE#7がUE#3から比較的遠くに位置し無線環境が悪いため、UE#3から送信された送信データは、UE#7において受信に失敗するものとする。
 なお、図3においては、便宜上、制御情報の送信(ステップS101)と送信データの送信(ステップS102)とを分けて示したが、制御情報と送信データは、異なる無線リソースを用いて同時に送信されても良い。
 データの受信に失敗したUE#7は、フィードバックチャネルによってデータの再送を要求するNAKを送信する(ステップS103)。すなわち、UE#7のNAK生成部125によって生成されたNAKが、制御情報によって通知されたフィードバックチャネルを用いて送信される。
 このとき、データの受信に成功したUE#1、#2、#4~#6は、データの受信に成功した旨のACKを送信することなく、フィードバックチャネルを監視する。すなわち、UE#1、#2、#4~#6は、フィードバックチャネルを用いた送信処理を実行することなく、フィードバックチャネルに対する受信処理を実行する。このため、例えば、UE#4~#6は、UE#7から送信されたNAKを受信する。すなわち、例えば図5に示すように、UE#7から比較的遠くに位置し無線環境が悪いUE#1、#2を除く、UE#4~#6がNAKを受信する。また、データの送信元であるUE#3もNAKを受信する。
 このように、データの受信に成功したUE#1、#2、#4~#6がフィードバックチャネルを用いてACKを送信しないため、各UE#1~#7が半二重通信(half duplex)を行う場合でも、UE#1~#6は、フィードバックチャネルに対する受信処理を行ってNAKの有無を監視することができる。
 ここでは、UE#3~#6のNAK検出部127がUE#7からのNAKを検出するため、データの送信元であるUE#3が、再送要求されたデータを再送しても良い(ステップS104)。さらに、データの送信元ではなくNAKを検出したUE#4~#6が、UE#3から受信して復号したデータをUE#7へ送信する(ステップS105)。すなわち、UE#4~#6の受信データバッファ部126に保持されたデータ及び制御情報を再送データとして、この再送データがNAKの送信元のUE#7へ送信される。具体的には、例えば図6に示すように、UE#4~#6は、制御情報によって通知された再送用の無線リソースを用いて、同時に再送データをUE#7へ送信する。
 UE#4~#6それぞれとUE#7との間の距離が異なるため、UE#4~#6が同時に再送データを送信しても、UE#7における再送データの受信タイミングは一致しない。ただし、再送データの受信タイミングのずれがCP(Cyclic Prefix)のサイズより小さければ、UE#4~#6からの再送データが互いに干渉することはなく、SNRゲイン及びダイバシティゲインが向上し、データの復号精度を向上することができる。また、UE#7は、復号が失敗した初回送信データと再送データとをソフト合成することにより、さらに復号精度を向上することができる。
 このように、UE#7からのNAKを受信したUE#4~#6が再送データを送信することにより、UE#7からのNAKを受信可能な無線環境にある端末装置によって、UE#3からのデータが中継されることになる。したがって、UE#7に対してデータを中継可能な無線環境にある端末装置が適応的にUE#3からのデータを中継することができ、適切かつ効率的にデータを中継することができる。
 次に、端末装置UE#1~#7と同等の構成を有する端末装置100がデータを受信した後の動作について、図7に示すフロー図を参照しながら説明する。
 無線通信部110によってデータが受信されると(ステップS201)、受信制御部124によって受信データの復号が実行される。そして、受信制御部124によって復号が成功したか否かが判断され(ステップS202)、復号が失敗した場合には(ステップS202No)、NAK生成部125によってNAKが生成される(ステップS207)。NAKは、制御情報によって通知されたフィードバックチャネルを用いて、送信制御部123及び無線通信部110を介して送信される(ステップS208)。
 一方、受信データの復号が成功した場合には(ステップS202Yes)、受信データバッファ部126によって受信データが保持される(ステップS203)。このとき、受信データに対応する制御情報も受信データバッファ部126によって保持される。その後、制御情報によって通知されたフィードバックチャネルが監視され(ステップS204)、NAK検出部127によってNAKが検出されなければ(ステップS204No)、受信データが中継されることなく、処理が終了する。これに対して、NAK検出部127によってNAKが検出されると(ステップS204Yes)、再送データ取得部128によって、受信データバッファ部126から受信データ及び制御情報が再送データとして取得され(ステップS205)、再送データは、送信制御部123及び無線通信部110を介して送信される(ステップS206)。すなわち、NAK検出部127によってNAKが検出された場合には、受信データバッファ部126に保持された受信データが中継される。
 このように、NAKを検出した端末装置が受信データを中継するため、データの復号に失敗したNAKの送信元は、再送データを受信してデータの復号精度を改善することができる。特に、NAKを検出する端末装置の数が多くなる場合には、これらの端末装置が同時に送信する再送データを用いた復号を実行することができるため、復号精度を大きく改善することができる。
 具体的に、図8は、再送データを送信する端末装置の数が増える場合の無線回線品質と誤り率の関係を示す図である。図8において、黒丸で示すグラフは再送データを送信する端末装置が1つである場合のSNR(Signal to Noise Ratio)とブロックエラーレート(BLER:BLock Error Rate)との関係を示す。また、三角形で示すグラフは再送データを送信する端末装置が2つの場合、四角形で示すグラフは再送データを送信する端末装置が4つの場合、白丸で示すグラフは再送データを送信する端末装置が8つの場合のそれぞれSNRとBLERとの関係を示す。
 図8に示すように、再送データを送信する端末装置の数が多くなるほど、同じBLERを満たすためのSNRが低くても良い。すなわち、多くの端末装置がNAKを検出して再送データを送信するほど、無線回線品質が悪くても良好な誤り率を達成することが可能となる。図8に示す例では、再送データを送信する端末装置の数が2倍になると、SNRにしておよそ3dBのゲイン増加が見込めることがわかる。
 以上のように、本実施の形態によれば、グループキャストされたデータの復号に失敗した端末装置は、フィードバックチャネルを用いてNAKを送信する。そして、データの復号に成功した端末装置は、フィードバックチャネルにおいてNAKを検出すると、復号した受信データを再送データとして送信する。このため、グループ内でNAKを受信可能な範囲の端末装置が受信データを中継することになり、データを中継可能な無線環境にある端末装置が適応的にデータを中継することができ、適切かつ効率的にデータを中継することができる。
 なお、上記一実施の形態においては、複数の端末装置がネットワークに接続されていない無線通信システムの場合について説明したが、複数の端末装置がネットワークに接続されており、例えば基地局装置と無線通信する無線通信システムにも上記一実施の形態と同様の中継方法を適用することができる。すなわち、例えば基地局装置がグループに属する複数の端末装置に対してデータをグループキャストする場合、データの復号に失敗した端末装置がNAKを送信し、データの復号に成功しNAKを検出した端末装置がデータを中継しても良い。このように、無線通信システムがネットワークに接続する場合でも、ネットワークから中継局が指定されることなく、NAKを検出した端末装置が自律的に中継局となってデータを中継することができる。
 110 無線通信部
 120 プロセッサ
 121 制御情報生成部
 122 送信データ生成部
 123 送信制御部
 124 受信制御部
 125 NAK生成部
 126 受信データバッファ部
 127 NAK検出部
 128 再送データ取得部
 130 メモリ

Claims (8)

  1.  自装置を含む複数の無線通信装置へ送信される信号を受信し、受信信号に含まれるデータを取得する受信制御部と、
     他の無線通信装置から送信される再送要求であって前記データの再送を要求する再送要求を検出する検出部と、
     前記再送要求が検出された場合に、前記受信制御部によって取得されたデータを前記他の無線通信装置へ送信する送信部と
     を有することを特徴とする無線通信装置。
  2.  前記検出部は、
     フィードバックチャネルを用いて送信される再送要求を検出することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3.  前記受信制御部は、
     受信信号に含まれる制御情報をさらに取得し、
     前記検出部は、
     前記制御情報によって無線リソースが指定されるフィードバックチャネルにおいて再送要求を検出する
     ことを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
  4.  前記受信制御部は、
     受信信号に含まれる制御情報をさらに取得し、
     前記送信部は、
     前記制御情報によって指定される再送用の無線リソースを用いて、前記受信制御部によって取得されたデータを送信する
     ことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  5.  自装置を含む複数の無線通信装置へ送信される信号を受信し、受信信号に含まれるデータを取得する受信制御部と、
     前記受信制御部によるデータの取得が失敗した場合、当該データの再送を要求する再送要求を送信する送信部と、
     前記複数の無線通信装置のうち前記再送要求を検出した他の無線通信装置から前記データを受信する受信部と
     を有することを特徴とする無線通信装置。
  6.  前記受信制御部は、
     受信信号に含まれる制御情報をさらに取得し、
     前記送信部は、
     前記制御情報によって無線リソースが指定されるフィードバックチャネルを用いて再送要求を送信する
     ことを特徴とする請求項5記載の無線通信装置。
  7.  送信装置と、第1の無線通信装置と、第2の無線通信装置とを有する無線通信システムであって、
     前記送信装置は、
     データを含む信号を前記第1の無線通信装置及び前記第2の無線通信装置へ送信する無線送信部を有し、
     前記第1の無線通信装置は、
     前記送信装置から送信された信号を受信し、受信信号に含まれるデータを取得する第1受信制御部と、
     前記第2の無線通信装置から送信される再送要求であって前記データの再送を要求する再送要求を検出する検出部と、
     前記再送要求が検出された場合に、前記第1受信制御部によって取得されたデータを前記第2の無線通信装置へ送信する第1送信部とを有し、
     前記第2の無線通信装置は、
     前記送信装置から送信された信号を受信し、受信信号に含まれるデータを取得する第2受信制御部と、
     前記第2受信制御部によるデータの取得が失敗した場合、当該データの再送を要求する再送要求を送信する第2送信部と、
     前記第1の無線通信装置から前記データを受信する受信部とを有する
     ことを特徴とする無線通信システム。
  8.  複数の無線通信装置へ送信される信号を受信し、
     受信信号に含まれるデータを取得し、
     他の無線通信装置から送信される再送要求であって前記データの再送を要求する再送要求を検出し、
     前記再送要求が検出された場合に、前記受信信号から取得されたデータを前記他の無線通信装置へ送信する
     処理を有することを特徴とする無線通信方法。
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