WO2021054213A1 - 情報端末装置、加熱調理器、レシピ表示プログラム、およびレシピ表示方法 - Google Patents
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Abstract
本開示は、情報端末装置(3)の表示部(3c)に料理のレシピを表示することが可能なレシピ表示方法である。本開示のレシピ表示方法は、第1ステップと、第2ステップと、第3ステップとを含む。第1ステップでは、料理の調理のための材料の品目および分量を含む材料情報と、料理の調理のための作業内容を含む作業内容情報とを、表示部(3c)に表示させる。第2ステップでは、材料情報の表示中には表示ボタン(8)を表示部(3c)に表示させず、作業内容情報の表示中には表示ボタン(8)を表示部に表示させる。第3ステップでは、使用者が表示ボタン(8)に触れると、作業内容情報の表示中に材料情報を表示部(3c)に表示させる。これにより、作業内容情報の表示中に容易に材料情報の表示に切り替えることができる。
Description
本開示は、料理のレシピを表示する情報端末装置および加熱調理器に関する。
特許文献1には、料理のレシピを表示するレシピ表示システム、レシピ表示方法、およびレシピ表示プログラムが開示されている。特許文献1に記載の技術によれば、使用する材料(食材、調味料)などと、各調理工程の作業内容とを表示することで、効率的に調理することができる。
しかしながら、上記従来のレシピ表示システムでは、レシピをスマートフォンなどの情報端末装置の画面に材料と作り方とを表示する際、使用者が画面を順にスクロールするか、複数の画面を切り替える必要がある。すなわち、情報端末装置の画面に対する操作が面倒であった。
本開示は、材料情報が表示されていない場合に、使用者が所定の画像に触れることで材料情報を表示することができる方法を提供することを目的とする。
本開示の一態様は、料理のレシピを表示することが可能な情報端末装置である。本態様の情報端末装置は、表示部と、制御部とを備える。制御部は、料理の調理のための材料の品目および分量を含む材料情報と、料理の調理のための作業内容を含む作業内容情報とを、表示部に表示させる。
制御部は、材料情報の表示中には表示ボタンを表示部に表示させず、作業内容情報の表示中には表示ボタンを表示部に表示させる。使用者が表示ボタンに触れると、制御部は、作業内容情報の表示中に材料情報を表示部に表示させる。
本開示の他の態様は、料理のレシピを表示することが可能な加熱調理器である。本態様の加熱調理器は、表示部と、制御部とを備える。制御部は、料理の調理のための材料の品目および分量を含む材料情報と、料理の調理のための作業内容を含む作業内容情報とを、表示部に表示させる。
制御部は、材料情報の表示中には表示ボタンを表示部に表示させず、作業内容情報の表示中には表示ボタンを表示部に表示させる。使用者が表示ボタンに触れると、制御部は、作業内容情報の表示中に材料情報を表示部に表示させる。
本開示のさらに他の態様は、情報端末装置または加熱調理器の表示部に料理のレシピを表示させることが可能なレシピ表示プログラムである。本態様のレシピ表示プログラムは、第1処理と、第2処理と、第3処理とを含む。
第1処理では、料理の調理のための材料の品目および分量を含む材料情報と、料理の調理のための作業内容を含む作業内容情報とを、表示部に表示させる。第2処理では、材料情報の表示中には表示ボタンを表示部に表示させず、作業内容情報の表示中には表示ボタンを表示部に表示させる。第3処理では、使用者が表示ボタンに触れると、作業内容情報の表示中に材料情報を表示部に表示させる。
本開示のさらに他の態様は、情報端末装置または加熱調理器の表示部に料理のレシピを表示させることが可能なレシピ表示方法である。本態様のレシピ表示方法は、第1ステップと、第2ステップと、第3ステップとを含む。
第1ステップでは、料理の調理のための材料の品目および分量を含む材料情報と、料理の調理のための作業内容を含む作業内容情報とを、表示部に表示させる。第2ステップでは、材料情報の表示中には表示ボタンを表示部に表示させず、作業内容情報の表示中には表示ボタンを表示部に表示させる。第3ステップでは、使用者が表示ボタンに触れると、作業内容情報の表示中に材料情報を表示部に表示させる。
本態様によれば、作業内容情報の表示中に容易に材料情報の表示に切り替えることができる。
本開示の第1の態様は、料理のレシピを表示することが可能な情報端末装置である。本態様の情報端末装置は、表示部と、制御部とを備える。制御部は、料理の調理のための材料の品目および分量を含む材料情報と、料理の調理のための作業内容を含む作業内容情報とを、表示部に表示させる。
制御部は、材料情報の表示中には表示ボタンを表示部に表示させず、作業内容情報の表示中には表示ボタンを表示部に表示させる。使用者が表示ボタンに触れると、制御部は、作業内容情報の表示中に材料情報を表示部に表示させる。
本開示の第2の態様の情報端末装置において、第1の態様に基づきながら、作業内容情報の表示中に使用者が表示ボタンに触れると、制御部は作業内容情報よりも前面に材料情報を表示部に表示させる。
本開示の第3の態様の情報端末装置において、第2の態様に基づきながら、制御部は、作業内容情報よりも前面に表示される材料情報とともに閉ボタンを表示部に表示させる。使用者が閉ボタンに触れると、制御部は材料情報の表示を表示部に終了させて、材料情報が表示される前の作業内容情報を表示部に表示させる。
本開示の第4の態様は、料理のレシピを表示することが可能な加熱調理器である。本態様の加熱調理器は、表示部と、制御部とを備える。制御部は、料理の調理のための材料の品目および分量を含む材料情報と、料理の調理のための作業内容を含む作業内容情報とを、表示部に表示させる。
制御部は、材料情報の表示中には表示ボタンを表示部に表示させず、作業内容情報の表示中には表示ボタンを表示部に表示させる。使用者が表示ボタンに触れると、制御部は、作業内容情報の表示中に材料情報を表示部に表示させる。
本開示の第5の態様の加熱調理器において、第4の態様に基づきながら、作業内容情報の表示中に使用者が表示ボタンに触れると、制御部は作業内容情報よりも前面に材料情報を表示部に表示させる。
本開示の第6の態様の加熱調理器において、第5の態様に基づきながら、制御部は、作業内容情報よりも前面に表示される材料情報とともに閉ボタンを表示部に表示させる。使用者が閉ボタンに触れると、制御部は材料情報の表示を表示部に終了させて、材料情報が表示される前の作業内容情報を表示部に表示させる。
本開示の第7の態様は、情報端末装置または加熱調理器の表示部に料理のレシピを表示させることが可能なレシピ表示プログラムである。本態様のレシピ表示プログラムは、第1処理と、第2処理と、第3処理とを含む。
第1処理では、料理の調理のための材料の品目および分量を含む材料情報と、料理の調理のための作業内容を含む作業内容情報とを、表示部に表示させる。第2処理では、材料情報の表示中には表示ボタンを表示部に表示させず、作業内容情報の表示中には表示ボタンを表示部に表示させる。第3処理では、使用者が表示ボタンに触れると、作業内容情報の表示中に材料情報を表示部に表示させる。
本開示の第8の態様のレシピ表示プログラムにおいて、第7の態様に基づきながら、第3処理において、作業内容情報の表示中に使用者が表示ボタンに触れると、作業内容情報よりも前面に材料情報を表示部に表示させる。
本開示の第9の態様のレシピ表示プログラムは、第8の態様に基づきながら、第4処理と、第5処理とをさらに含む。第4処理では、作業内容情報よりも前面に表示される材料情報とともに閉ボタンを表示部に表示させる。第5処理では、使用者が閉ボタンに触れると、材料情報の表示を表示部に終了させて、材料情報が表示される前の作業内容情報を表示部に表示させる。
本開示の第10の態様は、情報端末装置または加熱調理器の表示部に料理のレシピを表示させることが可能なレシピ表示方法である。本態様のレシピ表示方法は、第1ステップと、第2ステップと、第3ステップとを含む。
第1ステップでは、料理の調理のための材料の品目および分量を含む材料情報と、料理の調理のための作業内容を含む作業内容情報とを、表示部に表示させる。第2ステップでは、材料情報の表示中には表示ボタンを表示部に表示させず、作業内容情報の表示中には表示ボタンを表示部に表示させる。第3ステップでは、使用者が表示ボタンに触れると、作業内容情報の表示中に材料情報を表示部に表示させる。
本開示の第11の態様のレシピ表示方法は、第10の態様に基づきながら、第3ステップにおいて、作業内容情報の表示中に使用者が表示ボタンに触れると、作業内容情報よりも前面に材料情報を表示部に表示させる。
本開示の第12の態様のレシピ表示方法は、第11の態様に基づきながら、第4ステップと、第5ステップとをさらに含む。第4ステップでは、作業内容情報よりも前面に表示される材料情報とともに閉ボタンを表示部に表示させる。第5ステップでは、使用者が閉ボタンに触れると、材料情報の表示を表示部に終了させて、材料情報が表示される前の作業内容情報を表示部に表示させる。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態に係る調理システム10の概要を示すブロック図である。図1に示すように、調理システム10は、加熱調理器5と、サーバ1と、情報端末装置3とを備える。サーバ1は、インターネット2を介して加熱調理器5と通信する。情報端末装置3は、インターネット2を介してサーバ1などと通信する。
図1は、本実施の形態に係る調理システム10の概要を示すブロック図である。図1に示すように、調理システム10は、加熱調理器5と、サーバ1と、情報端末装置3とを備える。サーバ1は、インターネット2を介して加熱調理器5と通信する。情報端末装置3は、インターネット2を介してサーバ1などと通信する。
情報端末装置3は、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどを含む。調理システム10は複数の情報端末装置3を含んでもよい。情報端末装置3は、NFCなどの近距離無線通信モジュールを介して加熱調理器5と通信する(図1の破線矢印を参照)。情報端末装置3については後述する。
サーバ1は、レシピサーバ1aと、機器サーバ1bとを含む。レシピサーバ1aは、レシピなどを管理するサーバである。機器サーバ1bは、加熱調理器の機器情報などを管理するサーバである。レシピサーバ1aと機器サーバ1bとは一つのサーバで構成してもよい。一般的に、サーバ1はクラウドコンピューティング(Cloud Computing)で構成される。
加熱調理器5は、無線通信モジュール5aと、制御装置5bと、表示部5cと、開始ボタン5dとを備える。加熱調理器5は、家庭用の電子レンジ、誘導加熱調理器、炊飯器、ホームベーカリなどの調理機器に限らず、業務用の調理機器でもよい。加熱調理器5については後述する。
無線通信モジュール5aは、無線アクセスポイント4およびインターネット2を介して、サーバ1と情報を送受信する。無線アクセスポイント4は、無線LANの一例であるWi-Fi(登録商標)用のルータである。
図2は、サーバ1におけるレシピサーバ1aおよび機器サーバ1b、ならびに加熱調理器5の制御装置5bの簡略化した構成を示す。
図2に示すように、レシピサーバ1aは、記憶部1aaと通信部1abとを有する。機器サーバ1bは、記憶部1baと通信部1bbとを有する。制御装置5bは、記憶部5baと上述の無線通信モジュール5aとを有する。
あらかじめ、制御装置5bの記憶部5baは、機器メニューID、機種コード、シーケンス名、レシピのタイトルなどを記憶する。機種コードは、加熱調理器5の機種名を表す。
新たにサーバ1からダウンロードされた調理メニューの場合、記憶部5baは、これらの情報に加えてダウンロードメニューIDを記憶する。記憶部5baは、ダウンロードメニューID、機種コード、機器メニューID、レシピタイトル、シーケンス名を表形式で記憶する。以下、ダウンロードメニューIDをDLメニューIDと称す。
機器サーバ1bの記憶部1baは、DLメニューID、機種コード、機器メニューID、レシピタイトルを表形式で記憶する。レシピサーバ1aの記憶部1aaは、レシピID、DLメニューID、機器メニューID、レシピタイトルを表形式で記憶する。
各IDを関連づけることで、各種のレシピを加熱調理器5の調理シーケンスと関連づけることができる。
これにより、加熱調理器5が各種のレシピに基づいて適切に調理することができる。また、サーバ1において新たなレシピを準備し、新たなレシピに基づく調理シーケンスを加熱調理器5の制御装置5bにダウンロードすることもできる。さらに、加熱調理器5にあらかじめ備わる調理シーケンスから、新たなレシピに基づく調理シーケンスを選択することもできる。
図3は、加熱調理器5の制御装置5b、および、加熱調理器5に配置された、制御に関わる他の要素を示すブロック図である。図3に示すように、加熱調理器5の制御装置5bは、記憶部5baと、制御部5bbとを含む。
記憶部5baはメモリを含む。制御部5bbは、マイクロコンピュータ、入出力回路などを含む。制御装置5bは、無線通信モジュール5a、表示部5c、開始ボタン5d、および加熱部5fと有線または無線で接続される。制御装置5bは、表示部5c、開始ボタン5d、扉センサ5eなどからの信号に基づいて、無線通信モジュール5a、表示部5c、および加熱部5fを制御する。
本実施の形態では、表示部5cは液晶のタッチパネルで構成される。加熱部5fは、ヒータ、マグネトロン、誘導加熱コイルなど、食品を加熱することが可能なデバイスである。
図4は、加熱調理器5の外観を示す斜視図である。本実施の形態では、加熱調理器5は電子レンジである。図4に示すように、加熱調理器5は、扉5iと、筐体5jとを有する。加熱調理器5の筐体5j内に、加熱室(図示せず)が配置される。扉5iは、加熱室の前面開口を覆う。
扉5iは、その下部に配置されたヒンジ(図示せず)と、その前面上部に配置された把持部5hとを有する。加熱室の前面開口を取り囲む筐体5jの前枠に、扉センサ5e(図3参照)が配置される。扉5iが閉じられると、扉5iの背面が扉センサ5eに接触する。
扉5iの前面に、表示部5cと、開始ボタン5dとが配置される。表示部5cの奥には、複数のLED(Light Emitting Diode)を含むバックライト(Back Light(図示せず))が配置される。表示部5cは、加熱調理器5にダウンロードされた献立、調理メニュー、レシピを表示する。
使用者は、把持部5hを用いて扉5iを開け、加熱室内に食材を載置する。使用者が扉5iを閉じると、扉センサ5eは、扉5iが閉じられたことを検知する。この状態において使用者が開始ボタン5dを押すと、加熱調理器5は、献立、調理メニュー、レシピに基づく調理メニューに関する調理を開始する。
情報端末装置3は、インターネット2を介して情報を閲覧したり、サーバ1から情報をダウンロードしたりすることが可能である。情報端末装置3は、インストールされた種々のサービスを利用するためのアプリケーションソフトウェア(Application Software)を有する。以下、アプリケーションソフトウェアをアプリ(APP)と呼ぶ。
具体的には、あるアプリは、加熱調理器5を用いて調理される献立、調理メニュー、レシピを有する。別のアプリは、インターネット2を介して献立、調理メニュー、レシピ、これらに関連するIDなどを加熱調理器5にダウンロードする。さらに別のアプリは、インターネット2を介して加熱調理器5から送信される情報を入手する。
図5を用いて、情報端末装置3のハードウェア構成を説明する。図5に示すように、情報端末装置3は、制御部3aと、記憶部3bと、表示部3cと、通信部3dと、カメラ3eとを有する。
制御部3aはプロセッサ(Processor)を有する。このプロセッサが記憶部3bに記憶されている制御プログラムを読み出して実行することで、制御部3aは、記憶部3bと、表示部3cと、通信部3dと、カメラ3eとを制御する。
記憶部3bは、制御プログラムなどの各種データを記憶する不揮発性の記憶媒体を含む。例えば、この記憶媒体はフラッシュメモリである。記憶部3bは、情報端末装置3にインストールされる様々なアプリのプログラムも記憶する。
表示部3cは、例えば液晶のタッチパネルである。表示部3cは画像および動画を表示し、使用者からの指示を受け付ける。通信部3dは、情報端末装置3がインターネット2を介して外部装置と通信するためのインタフェースである。通信部3dは、IEEE802.11a/b/g/n/acなどに基づく無線通信、第4世代移動通信システム(通称4G)、および、第5世代移動通信システム(通称5G)に基づく無線通信を実行する。
カメラ3eは、撮影機能と、バーコード、QRコード(登録商標)などのコードを読み取る機能とを有する。
図6は、料理のレシピを表示するアプリが起動されて、料理のメニュー画面を表示する情報端末装置3の表示部3cの画面を示す。このアプリは、情報端末装置3にあらかじめインストールされている。
図6に示すように、このアプリを立ち上げると、最初に「おすすめ」の画面が表示される。画面を下方にスクロールすると、「おすすめ」のメニュー名(ハンバーグ&きのこソース(Hamburger Steak with Mushroom Sauce))とそのメニュー写真が現れる。
画面上段に、「おすすめ」、「人気」、「特集」という分類を表すタグ(Tag)が表示される。使用者がこれらのタグの一つに触れると、そのタグに対応するメニュー集の画面が表示される。表示されるメニュー集には、その使用者の使用履歴に基づく「おすすめ」メニュー集、多くの人に好まれる「人気」メニュー集が含まれる。
趣向の異なるメニュー集として、アプリの配信管理者が分析した「特集」メニュー集がある。「特集」メニュー集には、例えば季節に応じた調理メニューを特集したものがある。
画面下段に「ホーム(Home)」、「献立」、「コミュニティ(Community)」、「マイリスト(My List)」のアイコン(Icon)が表示される。使用者が「ホーム」アイコンに触れると、図6に示す画面が表示される。使用者が「献立」アイコンに触れると、1週間の献立、その日の主菜と副菜との組合せを決定するための画面が表示される。
使用者が「コミュニティ」アイコンに触れると、メニュー、レシピに関する他の使用者への質問を入力する画面、アプリの配信管理者からのお知らせを表示する画面などに遷移するための画面が表示される。使用者が「マイリスト」アイコンに触れると、その使用者が好むメニュー、いつも使用するレシピを登録するための画面が表示される。
画面の最上段には、虫メガネマークと「レシピを検索する」と記載されたサーチタブ(Search Tab)が表示される。使用者が虫メガネマークまたはサーチタブに触れると、検索するキーワードを入力するためキーボードが画面の下段に表示される(図7参照)。使用者がキーボードを用いてキーワードを入力して虫メガネマークに触れると、キーワードに関連したメニュー名のリストが表示される。
図8は、「低カロリー」というキーワードで検索し抽出されたメニューのリストである。図8に示すように、このリストには、メニュー名(例えば「低カロリーハンバーグ」)、メニュー写真、調理機器の名称(例えば「オーブンレンジ」)、調理機器のアイコン、カロリー数、塩分量がメニューごとに表示される。
画面をスクロールすると、使用者は各メニューを順に閲覧することができる。このようなリストにより、使用者は各メニューの外観、使用する調理機器などを知ることができ、このリストから所望のメニューを容易に選択することができる。
このようにして、使用者は必要なメニューを探し出すことができる。使用者が探し出したメニューのうちの必要なメニュー名の上のメニュー写真に触れると、そのメニューのレシピ画面が表示される。
ここでは、「さけと厚あげ焼き&野菜あん(Grilled Salmon and Thick Deep-fried Bean Curd with Vegetable Sauce)」というメニューを例に、メニューのレシピ画面の遷移について説明する。使用者が所望のメニューのメニュー写真に触れると、図9Aに示す画面が表示される。
図9A~図9Gは、メニューのレシピ画面を下方にスクロールしたときに順に現れる情報端末装置3の表示部3cの画面を示す。
図9Aに示すように、情報端末装置3は、その画面の中段付近に「さけと厚あげ焼き&野菜あん」というメニュー名と、メニュー名の上方にメニュー写真とを表示する。メニュー名の下方には、そのメニューに適した調理機器の日本語名称「オーブンレンジ」とそのアイコンとが表示される。「オーブンレンジ」とはコンベクション加熱機能付き電子レンジ(Microwave Oven with Convection Heating Function)である。一人分の料理における熱量(約296kcal)および塩分(1.1グラム)も表示される。
図9Aに示す画面には、ミールキット(Meal Kit)という商品を発注するための画像も表示される。使用者が「ミールキットを購入する」と記載されたボタンに触れると、このメニュー用の食材をまとめたミールキットを発注するための画面が現れる。
図9Aに示す画面を下方にスクロールすると、図9Bに示す画面が現れる。図9Bに示すように、画面の上段にこの画面のタイトルである「材料」が表示される。この画面は、使用する材料の品目および分量を含む材料情報を表示する。ここでは、4人分の材料が表示される。この人数は任意に選択可能である。
具体的には、材料情報は、使用する材料の品目(生さけ切り身、酒、しょうゆ、厚あげ(Thick Deep-fried Bean Curd)など)と、それぞれの材料の分量(4切れ、大さじ1/2、大さじ1/2、250グラムなど)とを含む。
図9Bに示す画面は、使用する付属品として「グリル皿」を表示する。この表示は、この調理のために「グリル皿」を「オーブンレンジ」の加熱室内に配置する必要があることを意味する。
図9Bに示す画面をさらに下方にスクロールすると、図9Cに示す画面が表示される。図9Cに示すように、画面の上段にこの画面のタイトルである「作り方」が表示される。図9C~図9Gに示す画面は、調理の下ごしらえの仕方、加熱調理器5の使い方、仕上げなどの調理に関する作業内容を表示する。
図9Cに示す画面は、その上段に「クッキングシートを準備する」を表示する。図9Cに示す画面は、その中段に「さけと厚あげの下ごしらえ」という項目に関する作業内容を含む作業内容情報を表示する。本実施の形態では、料理のレシピは材料情報と作業内容情報とを含む。
この項目には、「1.半分に切ったさけをAに途中上下を返しながら、約10分漬け込む」、「厚あげは4等分に切り、表面全体に刷毛で胡麻油を塗り、図のようにグリル皿に並べる」という作業内容が含まれる。図9Cに示す画面は、グリル皿上の食材の並べ方も表示する。
図9Dに示す画面は、その上段に「あんの下ごしらえ」という項目に関する作業内容を含む作業内容情報を表示する。この項目には、「2.直径25cmの耐熱ガラス製ボウルに切った材料を入れ、だし汁とBを混ぜ合わせる」、「浅い容器を用いると吹きこぼれます」という作業内容が含まれる。
図9Dに示す画面は、その中段に「加熱する」という項目に関する作用内容を含む作業内容情報を表示する。この項目には、「3.野菜の入ったボウルにクッキングシートで落しぶたをし、ラップなしで、庫内中央に置く」、「さけと厚あげを並べたグリル皿を上段に入れる」という作業内容が含まれる。図9Dに示す画面は、その下段に加熱室内におけるグリル皿とボウルとの様子も表示する。
図9Eに示す画面は、「加熱する」という項目に関する作業内容情報(図9D参照)に加えて、加熱室内におけるグリル皿とボウルとの様子も表示する。図9Eに示す画面は、使用するオーブンレンジの機種コード、メニュー番号、加熱の目安時間なども表示する。
さらに、図9Eに示す画面は、その最下段に「電子レンジへ送信」と記載された送信ボタン9を表示する。使用者が送信ボタン9に触れると、情報端末装置3は、このレシピに関してオーブンレンジを用いて調理するための情報を加熱調理器5に送信する。
具体的には、情報端末装置3はサーバ1を介して、加熱調理器5の制御装置5bに上述したIDなどの情報を送信する。レシピ(メニュー)に応じた下ごしらえなどの後、使用者が開始ボタン5dを操作すれば、調理が開始される。
図11に示す画面は、オーブンレンジ(加熱調理器5)に対して調理のための情報を送信中であることを示す。図12に示す画面は、調理のための情報の送信が完了したことを示す。
図9Fに示す画面は、その上段に「加熱後、上段のグリル皿を取り出してから、ボウルを取り出す。(取り出すときはやけどに注意する)」という作業内容を表示する。
図9Fに示す画面は、その中段に「仕上げる」という項目に関する作業内容を含む作業内容情報を表示する。この項目には、「4.野菜あんが熱いうちに、水溶き片栗粉を入れ、よく混ぜとろみを付ける」、「水溶き片栗粉は煮詰まり具合を見ながら加える量を調節してください」、「器にさけと、厚あげを盛りつけ、野菜あんをかける」という作業内容が含まれる。
図9Gに示す画面は、「仕上げる」という項目に関する作業内容情報(図9F参照)に加えて、その下段に「つくったコメントを投稿」と記載されたボタンを表示する。使用者がこのボタンに触れると、感想などを投稿するための画面が表示される。
図9C~図9Gに示す画面は、「材料」と記載された表示ボタン8を表示する。使用者が表示ボタン8に触れるなど操作すると、表示部3cに使用する材料の名前および分量が表示される。使用者は、図9C~図9Gに示す画面を閲覧中に、必要に応じて表示ボタン8に触れることで、使用する材料の名前および分量を閲覧することができる。
一方、図9Bに示す画面は、使用する材料の名前および分量を表示する。従って、図9Bに示す画面は表示ボタン8を表示しない。
図9C~図9Gに示す画面が表示される場合に、使用者が表示ボタン8に触れると、図10に示すように、表示中の作業内容情報の画面(図9C~図9G参照)よりも前面に、新たな画面が現れる。この画面をポップアップ画面(Pop-up Screen)6と呼ぶ。
ポップアップ画面6には、図9Bに示す画面と同様に、材料の名前および分量が含まれる材料情報が表示される。このようにして、作業内容情報の表示中に簡単な操作で材料情報を表示させることができる。
図10に示すように、ポップアップ画面6は閉ボタン7を含む。使用者が閉ボタン7に触れると、制御部3aはポップアップ画面6の表示を終了させる。これにより、ポップアップ画面6の後に隠れていた元の画面(図9C~図9G参照)が再び現れる。このようにして、材料情報の表示中に簡単な操作で元の画面に戻ることができる。
本実施の形態では、表示部3cの画面を上方または下方にスクロールすると、図9A~図9Gに示す画面が、一つの縦長の画面として連続的に移動する。しかし、本実施の形態はこれに限定されない。
例えば、この一つの縦長の画面を連続する複数の画面に分割して、各画面が表示部3cに収まるようにもよい。この場合、分割された各画面は、上矢印ボタンおよび下矢印ボタンを含む。使用者が上矢印ボタンに触れると一つ前の画面が表示され、使用者が下矢印ボタンに触れると次の画面が表示される。
本実施の形態では、「さけと厚あげ焼き&野菜あん」というメニューについて説明した。本実施の形態のアプリは、他のメニューについても、レシピに含まれた材料情報と作業内容情報とを表示することができる。本実施の形態によれば、使用者はレシピを参照しながら、加熱調理器5を用いて種々の料理を調理することができる。
上述のように、本実施の形態のアプリは、情報端末装置3において、記憶部3bに記憶され、制御部3aにより実行される。本実施の形態のアプリは、表示部3cに料理のレシピ画面を表示させることが可能なレシピ表示プログラムである。本実施の形態のレシピ表示プログラムは、以下に示すレシピ表示方法をソフトウェアとして具現化したものである。具体的には、本実施の形態のレシピ表示方法は第1ステップ~第6ステップを含む。
第1ステップでは、料理の調理のための材料の品目および分量を含む材料情報と、料理の調理のための作業内容を含む作業内容情報とを、表示部に表示させる。第2ステップでは、材料情報の表示中には表示ボタンを表示部に表示させず、作業内容情報の表示中には表示ボタンを表示部に表示させる。第3ステップでは、使用者が表示ボタンに触れると、材料情報を表示部に表示させる。
上記第3ステップにおいて、具体的には、作業内容情報の表示中に使用者が表示ボタン8に触れると、作業内容情報よりも前面に材料情報が表示部3cに表示される。
本実施の形態のレシピ表示方法は、第4ステップと第5ステップとをさらに含む。第4ステップでは、作業内容情報よりも前面に表示される材料情報とともに閉ステップを表示部に表示させる。第5ステップでは、使用者が閉ステップに触れると、材料情報の表示を表示部に終了させて、材料情報が表示される前の作業内容情報を表示部に表示させる。
本実施の形態のレシピ表示プログラムは、上記第1ステップ~第6ステップにそれぞれ対応する第1処理~第6処理を有する。
(実施の形態2)
以下、本開示の実施の形態2について説明する。
以下、本開示の実施の形態2について説明する。
上述のように、実施の形態1のアプリは、情報端末装置3にインストールされ、表示部3cにレシピ画面を表示させる。
本実施の形態は、実施の形態1のアプリと同様のアプリがインストールされた加熱調理器である。本実施の形態の加熱調理器は、基本的に実施の形態1の加熱調理器5と同じ構成(図3、図4参照)を有する。
ただし、本実施の形態では、制御部5bbは、実施の形態1のアプリに関する実施の形態1の制御部3aが有する機能を備える。記憶部5baは、実施の形態1のアプリに関する実施の形態1の記憶部3bが有する機能を備える。表示部5cは、実施の形態1のアプリに関する実施の形態1の表示部5cが有する機能を備える。
実施の形態1と同様に、本実施の形態のアプリは、実施の形態1のアプリに含まれた第1処理~第6処理を有するレシピ表示プログラムである。第1処理~第6処理は、実施の形態1のレシピ表示方法における第1ステップ~第6ステップをそれぞれ備える。
実施の形態1では、情報端末装置3の表示部3cにメニュー画面が表示される。使用者は、表示部3cに表示されたボタンに触れることで、所望のメニュー画面を閲覧することができる。実施の形態1では、調理を行う加熱調理器5以外に情報端末装置3を用意する必要がある。
一方、本実施の形態では、加熱調理器5の表示部5cにメニュー画面が表示される。使用者は、表示部5cに表示されたボタンに触れることで、所望のメニュー画面を閲覧することができる。表示されたレシピに応じた下ごしらえなどの後、使用者が加熱室内に食材を載置して開始ボタン5dを操作すると、調理が開始される。
本実施の形態によれば、加熱調理器5に備えられた要素を用いて、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
本開示は、スマートフォン、タブレット端末など、表示部を有する携帯の情報端末装置に適用可能である。しかし、本開示はこれに限るものではなく、表示部を有する電子レンジおよび冷蔵庫などの調理に関連する機器にも適用可能である。
1 サーバ
1a レシピサーバ
1aa、1ba、3b、5ba 記憶部
1ab、1bb、3d 通信部
1b 機器サーバ
2 インターネット
3 情報端末装置
3a、5bb 制御部
3c、5c 表示部
3e カメラ
4 無線アクセスポイント
5 加熱調理器
5a 無線通信モジュール
5b 制御装置
5d 開始ボタン
5e 扉センサ
5f 加熱部
5h 把持部
5i 扉
5j 筐体
6 ポップアップ画面
7 閉ボタン
8 表示ボタン
9 送信ボタン
10 調理システム
1a レシピサーバ
1aa、1ba、3b、5ba 記憶部
1ab、1bb、3d 通信部
1b 機器サーバ
2 インターネット
3 情報端末装置
3a、5bb 制御部
3c、5c 表示部
3e カメラ
4 無線アクセスポイント
5 加熱調理器
5a 無線通信モジュール
5b 制御装置
5d 開始ボタン
5e 扉センサ
5f 加熱部
5h 把持部
5i 扉
5j 筐体
6 ポップアップ画面
7 閉ボタン
8 表示ボタン
9 送信ボタン
10 調理システム
Claims (12)
- 料理のレシピを表示することが可能な情報端末装置であって、
表示部と、
前記料理の調理のための材料の品目および分量を含む材料情報と、前記料理の調理のための作業内容を含む作業内容情報とを、前記表示部に表示させるように構成された制御部と、を備え、
前記制御部は、前記材料情報の表示中には表示ボタンを前記表示部に表示させず、前記作業内容情報の表示中には前記表示ボタンを前記表示部に表示させるように構成され、
使用者が前記表示ボタンに触れると、前記制御部は、前記作業内容情報の表示中に前記材料情報を前記表示部に表示させるように構成された情報端末装置。 - 前記作業内容情報の表示中に前記使用者が前記表示ボタンに触れると、前記制御部は前記作業内容情報よりも前面に前記材料情報を前記表示部に表示させるように構成された、請求項1記載の情報端末装置。
- 前記制御部は、前記作業内容情報よりも前面に表示される前記材料情報とともに閉ボタンを前記表示部に表示させるように構成され、
前記使用者が前記閉ボタンに触れると、前記制御部は前記材料情報の表示を前記表示部に終了させて、前記材料情報が表示される前の前記作業内容情報を前記表示部に表示させるように構成された、請求項2記載の情報端末装置。 - 料理のレシピを表示することが可能な加熱調理器であって、
表示部と、
前記料理の調理のための材料の品目および分量を含む材料情報と、前記料理の調理のための作業内容を含む作業内容情報とを、前記表示部に表示させるように構成された制御部と、を備え、
前記制御部は、前記材料情報の表示中には表示ボタンを前記表示部に表示させず、前記作業内容情報の表示中には前記表示ボタンを前記表示部に表示させるように構成され、
使用者が前記表示ボタンに触れると、前記制御部は、前記作業内容情報の表示中に前記材料情報を前記表示部に表示させるように構成された加熱調理器。 - 前記作業内容情報の表示中に前記使用者が前記表示ボタンに触れると、前記制御部は前記作業内容情報よりも前面に前記材料情報を前記表示部に表示させるように構成された、請求項4記載の加熱調理器。
- 前記制御部は、前記作業内容情報よりも前面に表示される前記材料情報とともに閉ボタンを前記表示部に表示させるように構成され、
前記使用者が前記閉ボタンに触れると、前記制御部は前記材料情報の表示を前記表示部に終了させて、前記材料情報が表示される前の前記作業内容情報を前記表示部に表示させるように構成された、請求項5記載の加熱調理器。 - 情報端末装置または加熱調理器の表示部に料理のレシピを表示させることが可能なレシピ表示プログラムであって、
前記料理の調理のための材料の品目および分量を含む材料情報と、前記料理の調理のための作業内容を含む作業内容情報とを、前記表示部に表示させる第1処理と、
前記材料情報の表示中には表示ボタンを前記表示部に表示させず、前記作業内容情報の表示中には前記表示ボタンを前記表示部に表示させる第2処理と、
使用者が前記表示ボタンに触れると、前記作業内容情報の表示中に前記材料情報を前記表示部に表示させる第3処理と、を含むレシピ表示プログラム。 - 前記第3処理において、前記作業内容情報の表示中に前記使用者が前記表示ボタンに触れると、前記作業内容情報よりも前面に前記材料情報を前記表示部に表示させる、請求項7記載のレシピ表示プログラム。
- 前記作業内容情報よりも前面に表示される前記材料情報とともに閉ボタンを前記表示部に表示させる第4処理と、前記使用者が前記閉ボタンに触れると、前記材料情報の表示を前記表示部に終了させて、前記材料情報が表示される前の前記作業内容情報を前記表示部に表示させる第5処理とをさらに含む、請求項8記載のレシピ表示プログラム。
- 情報端末装置または加熱調理器の表示部に料理のレシピを表示させることが可能なレシピ表示方法であって、
前記料理の調理のための材料の品目および分量を含む材料情報と、前記料理の調理のための作業内容を含む作業内容情報とを、前記表示部に表示させる第1ステップと、
前記材料情報の表示中には表示ボタンを前記表示部に表示させず、前記作業内容情報の表示中には前記表示ボタンを前記表示部に表示させる第2ステップと、
使用者が前記表示ボタンに触れると、前記作業内容情報の表示中に前記材料情報を前記表示部に表示させる第3ステップと、を含むレシピ表示方法。 - 前記第3ステップにおいて、前記作業内容情報の表示中に前記使用者が前記表示ボタンに触れると、前記作業内容情報よりも前面に前記材料情報を前記表示部に表示させる、請求項10記載のレシピ表示方法。
- 前記作業内容情報よりも前面に表示される前記材料情報とともに閉ボタンを前記表示部に表示させる第4ステップと、前記使用者が前記閉ボタンに触れると、前記材料情報の表示を前記表示部に終了させて、前記材料情報が表示される前の前記作業内容情報を前記表示部に表示させる第5ステップとをさらに含む、請求項11記載のレシピ表示方法。
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JP2019167945A JP7340743B2 (ja) | 2019-09-17 | 2019-09-17 | 情報端末装置、加熱調理器、プログラムおよびレシピ表示方法 |
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WO2021054213A1 true WO2021054213A1 (ja) | 2021-03-25 |
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PCT/JP2020/034045 WO2021054213A1 (ja) | 2019-09-17 | 2020-09-09 | 情報端末装置、加熱調理器、レシピ表示プログラム、およびレシピ表示方法 |
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- 2019-09-17 JP JP2019167945A patent/JP7340743B2/ja active Active
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2020
- 2020-09-09 WO PCT/JP2020/034045 patent/WO2021054213A1/ja active Application Filing
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JP7340743B2 (ja) | 2023-09-08 |
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