WO2020222306A1 - 歯のホワイトニング方法 - Google Patents

Abstract

本発明の課題は、歯のホワイトニングの効果を高めるため、好適な条件で研磨する等の手法を提供することである。　本発明においては、表面に凹凸を有する樹脂若しくは樹脂組成物からなる歯磨部材と、ジェル状の媒体に分散又は溶解しているクエン酸若しくはクエン酸金属塩とを用い、下記ステップ１～３を、番号順に行う、歯のホワイトニング方法を用いる。〔ステップ１〕歯面にクエン酸若しくはクエン酸金属塩１～７３％のジェルを塗布する、〔ステップ２〕３分間以上３７～４５度の温熱プレートで温熱する、〔ステップ３〕前記歯摩部材で、前記ジェルを除去しながらの摩擦を行う。

Description

歯のホワイトニング方法

　本発明は、歯のホワイトニング方法に関し、より詳細には、歯研磨器具を用いてホワイトニングする歯のホワイトニング方法に関する。

　歯のホワイトニングにおいて、従来は、過酸化水素を用い、エナメル質タンパクを溶かし、白くすることにより歯の表面を脱灰させることを伴うホワイトニングを行っていた（特許文献１）。
　また、ホワイトニングを行う作用によらずどの場合でも、歯のホワイトニング時には、歯の研磨を行うことが効果的であるところ、メラミン樹脂の発泡体であるメラミンフォームは、表面の微細な凹凸面により種々の物体に付着した汚れを効果的に除去することができるため、通常の歯ブラシによっては除去が困難な歯面に付着した黄ばみ、ヤニ等を比較的容易に除去する歯研磨器具に用いることが検討されている。
　ここで、歯のホワイトニングを行う器具として、例えば、把持部、該把持部から延在する支持部、該支持部に取り付けられる歯磨部材からなる歯研磨器具であって、前記歯磨部材は、磨面と平行な面の隔壁数と該磨面に垂直方向の面の隔壁数との比が１／３～１／５である圧縮メラミンフォームからなる歯研磨器具が記載されている（特許文献２）。
　しかし、特許文献１では、歯の表面の脱灰によりホワイトニングを行うため、歯の表面付近に付着した着色物質を分解することについては記載がなく、特許文献２では、歯のホワイトニングを行う条件として、メラミンフォームからなる歯磨部材を十分に水中に浸漬させたことを記載する程度であり、歯摩部材と同時に使用する薬剤、ホワイトニングを行う方法等について、詳細な検討を行っていない。

特開２０１４－１５２１６６号公報 特開２００７－２０２８０９号公報

　上記のように研磨効果の高い研磨部材を用いた場合においても、利用者の要求に応えるためには、未だ十分なホワイトニング効果を得ることまでには達していない場合がある。従って、歯のホワイトニングの効果を高める手法を開発する必要があるという課題があった。

　本発明の発明者は、上記課題を解決するため、表面に凹凸を有する樹脂若しくは樹脂組成物からなる歯磨部材と、クエン酸と、を用いてホワイトニングする歯のホワイトニング方法により、エナメル小柱間の着色物質にジェルに分散または溶解したクエン酸を一定時間活性化した状態で接触させることで、通常では除去できないエナメル小柱間の着色物質を除去でき、歯のホワイトニング効果、特に着色度が低下し、白色度が向上する効果を得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
　本発明のホワイトニング方法は、少なくとも、次の（１）～（３）を含む。
（１）表面に凹凸を有する樹脂若しくは樹脂組成物からなる歯磨部材と、ジェル状の媒体に分散または溶解しているクエン酸若しくはクエン酸金属塩とを用い、下記ステップ１～３を、番号順に行う、歯のホワイトニング方法。
〔ステップ１〕歯面にクエン酸若しくはクエン酸金属塩１～７３％のジェルを塗布する
〔ステップ２〕３分間以上３７～４５度の温熱プレートで温熱する
〔ステップ３〕前記歯摩部材で歯面を擦ることで、前記ジェルを除去しながらの摩擦を行う
（２）前記ジェル状の媒体に、アパタイトを含む剤が、分散若しくは溶解している状態である上記（１）に記載の歯のホワイトニング方法。
（３）前記歯磨部材が、メラミンフォームを含む、上記（１）又は（２）に記載の歯のホワイトニング方法。

　本発明の歯のホワイトニング方法を用いることにより、着色物質の除去により歯の自然な色を生かしてホワイトニングを行うことができる他、同時に使用する薬剤を選択し条件を調整することにより、白色度の高いホワイトニング効果を得ることができ、歯のホワイトニング効果が更に高まる。
　その作用機序は、より具体的には、次のように推測される。
　エナメル小柱間の着色物質は、タンパク質と結合、または混合され、歯に定着しており、そのタンパク質は、カルシウムイオンと結合したタンパク質である。
　クエン酸又はそのイオン等のキレート剤は、凝血の抑制効果等、特定のたんぱく質の分解性を向上させ得る作用を有することが知られているところ、歯のホワイトニングにおいても、着色物質であるタンパク質の一種に含まれるカルシウムイオンをキレートし溶解性を上昇させること等により、タンパク質が定着しにくくなり、着色物質が除去されやすくなり得る。
　また、本発明に係る歯のホワイトニング方法は、従来の過酸化水素を用いた歯の表面の脱灰を伴う歯のホワイトニング方法と異なるものであるため、本発明のホワイトニング方法により着色物質を除去した後に行うことができる。従って、従来のホワイトニング方法の前処理に本発明のホワイトニング方法を用いた場合、脱灰後の再石灰化により形成される歯の表面成分に着色物質が混入することを防ぐことができるため、歯のホワイトニング効果をさらに高め得る。
　即ち、本発明のホワイトニング方法においては、従来とは異なる作用を用いるホワイトニング方法、又は、前記作用に加えて従来用いていた作用を併用するホワイトニング方法により、ホワイトニング効果が得られる。

ホワイトニング効果の測定器により、歯冠と歯根の着色度を測定した結果を示す図である。

　本発明のホワイトニング方法の実施形態を、以下に示す。但し、本発明のホワイトニング方法の実施形態は、以下のものに限定されない。
〔実施形態１〕
　本発明の実施形態の一例である実施形態１は、凹凸を有する樹脂若しくは樹脂組成物からなる歯磨部材を有する歯研磨器具と、ジェル状の媒体と混合されている状態又は該媒体に溶解している状態の、クエン酸若しくはクエン酸金属塩とを用い、ジェル状の媒体を歯に塗布する施術、塗布したジェル及び歯の表面を加温する施術、及び、加温した状態で一定時間保持した後、ジェルを除去する施術を、順に行う歯のホワイトニング方法である。
＜凹凸を有する樹脂若しくは樹脂組成物＞
　本発明のホワイトニング方法においては、凹凸を有する樹脂若しくは樹脂組成物を用いて歯の研磨を行う。
　前記樹脂は、例えば、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂等が挙げられ、メラミン樹脂の発泡体であるメラミンフォームが好ましい。
　前記凹凸は、小孔の断面により形成されていても、樹脂に別の材料が分散したものでも、樹脂表面を成形することにより形成されていてもよい。表面の摩耗により凹凸の状態に大きな変化がないという点において、切断面に存在した小孔が、断面で分断されることにより形成されているものが好ましい。

＜キレート剤＞
　本発明のホワイトニング方法では、キレート剤は、クエン酸若しくはクエン酸塩が好ましい。更に、クエン酸またはクエン酸ナトリウム塩が特に好ましい。但し、本発明の目的を阻害しない範囲で、クエン酸に限定されず、クエン酸の代わりに、又は、クエン酸と併用して、他のキレート剤を用いてもよい。
　キレート剤の例としては、クエン酸など、配位子となる基がカルボキシル基のものが好ましい。
　キレート剤は、毒性、発ガン性など人体に悪影響を及ぼすものは避けるべきであり、人体に悪影響を及ぼすか、その可能性のあるキレート剤を用いる場合には、悪影響が及ばないよう、適切に除去し、体内に入らないよう適切な処置を行う。
　本発明のホワイトニング方法では、クエン酸は、カルシウムイオンをキレート化するために用いられる。クエン酸は、もともと凝血の抑制作用があるが、歯の着色物質の成分となるたんぱく質等もカルシウムを含んでおり、カルシウムイオンのキレート化は、着色物質の除去に有効であると考えられる。
　本発明のホワイトニング方法では、エナメル小柱間の着色物質に、ジェルに分散または溶解したクエン酸を一定時間活性化した状態で接触させることで、通常では除去できないエナメル小柱間の着色物質を除去でするために用いる。
　クエン酸は、金属塩などの塩でもよい。本発明において、クエン酸は、ジェルに粒子として分散するか、または溶解されて用いられる。
　クエン酸、クエン酸ナトリウムなどのクエン酸塩の歯に対する作用は、クエン酸、クエン酸イオンの特性によって、歯の表面の着色物質の連結を解くことを可能にする。
　また、クエン酸、クエン酸塩を歯に塗布した状態で、３７～４５度に加熱する事で、クエン酸イオンの活性度を上昇させることができる。

＜ジェル＞
　本発明のホワイトニング方法において用いるジェルは、口腔内で歯に塗布して使用することができるものであれば特に限定されない。例えば、特開２０１６－１０４７７７号公報に開示されているジェルを用いることができる。
　本発明において、ジェルは、歯のホワイトニング剤を溶解するか、又はそれと混合されホワイトニング剤を媒体中に分散させる。

　本発明のホワイトニング方法に用いられるジェルは、例えば、ポリビニルピロリドン、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、及びそれらの共重合体を含む。また、本発明において用いられるジェルは、粘度を調整するため、増粘剤を含んでもよい。いずれの口腔学的に許容される増粘剤も使用でき、制限なく、カルボキシビニルポリマーとしても知られるカルボマー、アイリッシュ・モスとしても知られるカラギーナンおよびより特別な－カラギーナン（イオタ－カラギーナン）、高分子量ポリエチレングリコール、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース（ＣＭＣ）のようなセルロース系ポリマーおよびそれらの塩、例えば、ＣＭＣナトリウム、カラヤ、キサンタン、アラビアゴムおよびトラガカントのような天然ゴム、コロイド状ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ならびにコロイド状および／またはフュームドシリカおよびそれらの混合物を含む。

　本発明のホワイトニング方法における様々な好ましい具体例において、担体がジェルに含まれ、クエン酸若しくはクエン酸等のキレート剤、及びその他の成分をジェル中に溶解又は分散する。前記担体は、ポリエチレングリコール、エチレンオキシド／プロピレンオキシド、およびシリコーンのポリマーおよび／またはコポリマーを含む。そのようなコポリマー／ポリマーを用いるならば、それらは、市販の物質から選択することができる。エチレンオキシド／プロピレンオキシドのブロックコポリマーが有用であるが、より高い分子量、例えば、＞５０００Ｄａが好ましい。さらに、低または中分子量ポリエチレングリコール、例えば、ＰＥＧ　４００、ＰＥＧ　６００、ＰＥＧ　８００、ＰＥＧ　１０００およびそれらの混合物も有用である。担体が、約１０，０００　ＣＰＳから約７００，０００　ＣＰＳ、好ましくは約３０，０００　ＣＰＳから約３００，０００　ＣＰＳの粘度を歯磨剤に付与することが好ましい。

＜歯摩部材＞
　本発明における歯摩部材は、樹脂若しくは樹脂組成物からなる。
　歯摩部材は、本発明の目的を阻害しない限り、いかなる形状であってもよい。
　歯摩部材は、表面に凹凸が存在する。凹凸は、表面に小孔の断面が並ぶものであってもよい。この場合、小孔は、樹脂若しくは樹脂組成物の隔壁に隔てられており、歯摩部材の表面の凸部分は、隔壁の断面である。
　本発明において用いられる歯摩部材は、ウレタン樹脂、ウレア樹脂、ナイロン、シリコーン、アクリル樹脂、ＰＶＡ樹脂等、皮、麻、サイザル麻、フェルト布、ポリエステル糸などによる不織布等が挙げられる。その中でも、本発明における歯摩部材は、熱硬化性樹脂がメラミンフォーム、ウレタンフォームのものが好ましい。

＜メラミンフォーム又はウレタンフォーム＞
　本発明のホワイトニング方法においては、凹凸を有する樹脂若しくは樹脂組成物が、メラミンフォームを含むものであってもよい。メラミンフォームは、歯摩部材（歯の研磨材）として用いることができ、歯の表面を薄く削りながら研磨するため、高い研磨能力を有する。
　本発明におけるメラミンフォームは、本発明の目的を阻害しない範囲において特に制限はなく、硬さ、弾力性、多孔質の孔の数、大きさなどの条件が合えば、掃用部材、研磨部材として多用途に用いられる材質のものを使用できる。

　空洞部が隔壁によって仕切られている形態のメラミンフォームを加熱しつつその厚さ方向に圧縮力を加える加熱圧縮処理により作製した、圧縮メラミンフォームを用いてもよい。例えば、特開２００２－１７２６３８号公報、特開２００２－２０１２９９号公報に記載の方法によるメラミンフォームであってもよい。圧縮メラミンフォームにおいては、圧縮メラミンフォームの圧縮面と平行な微細な凹凸が存在する表面が歯の磨面として使用される。
　また、磨面に直交する面（側面）における隔壁の厚さは、磨面における隔壁の厚さと同程度である。
　また、掃用部材として一般に市販されているメラミンフォームを用いてもよい。また、クエン酸又はクエン酸塩粒子の大きさ等、ホワイトニングを行う条件に応じ、一般的な市販品よりさらに小孔数の多い、例えば、小孔数が３００～３５０／２５ｍｍのメラミンフォームも使用することができる。

＜歯研磨器具＞
　ジェル状のホワイトニング剤の加温と、施術後のホワイトニング剤の除去を行うことができるものであれば制限はない。
　過度の加温による火傷の回避など、安全性を有するものが好ましい。
　歯研磨器具は、歯摩部材による研磨と、加温により、エナメル小柱間のエナメル小柱鞘に含まれる着色物質を除去する。着色物質が、有機性高分子（蛋白質）の場合は、凝固するときに必要なカルシウムイオンをキレートして凝固を抑制し得る。

〔実施形態２〕
　本発明の実施形態の変形例の一例である実施形態２は、凹凸を有する樹脂若しくは樹脂組成物からなる歯磨部材を有する歯研磨器具と、ジェル状の媒体と混合されている状態又は該媒体に溶解している状態の、クエン酸若しくはクエン酸金属塩を、ジェル状の媒体として歯に塗布する施術、塗布したジェル及び歯の表面を加温する施術、及び、加温した状態で一定時間保持した後、ジェルを除去する施術を、順に行った後、更に、過酸化水素を含む薬剤を歯面に塗布してホワイトニングを行い、更にアパタイトを含む剤を用いて歯の再石灰化を行う歯のホワイトニング方法である。
　クエン酸により、エナメル小柱表面又はエナメル小柱鞘に分散するなどして存在していた着色物質であるたんぱく質を除去し、歯表面の脱灰後、再石灰化を行う際、着色物質が再石灰化する層に取り込まれないようにすることで、再石灰化した歯の表面の白さを更に高めることができる。
＜アパタイトを含む剤＞
　本発明のホワイトニング方法は、前記ジェル状の媒体に、アパタイトを含む剤が、混合されているか又は該媒体に溶解している状態であるものであってもよい。アパタイトの再石灰化作用により、ホワイトニング効果をさらに高めることができる。
　アパタイトは、本発明の目的を阻害しない限り、公知のものを用いることができる。
　本発明のホワイトニング方法に用いるアパタイトとしては、例えば、天然又は人口のハイドロキシアパタイト等が挙げられ、歯の再石灰化作用を有することで、歯の表面の修復と白さの増強を行うことができる。歯の表面の白さを更に補うため、アパタイトを含む剤に、酸化チタン等の白色性を有し、有害性の少ない顔料、色素等を適量加えてもよい。

〔実施形態３〕
　本発明の実施形態の変形例の一例である実施形態３は、クエン酸又はクエン酸塩をエナメル小柱間の距離より小さい微粒子としてジェルに分散させることを含むホワイトニング方法である。
　エナメル小柱鞘に存在する成分にクエン酸又はクエン酸塩が溶解されるのではなく、エナメル小柱の間隙に物理的に押し込まれる形で有効成分であるクエン酸又はクエン酸塩が届き、たんぱく質の分解を更に促進することに加え、適度な硬さを有する微粒子により歯の表面の研磨効果が高まる。
　上記クエン酸又はクエン酸塩の微粒子の大きさとしては、一般的なエナメル小柱間の距離よりも小さく、歯摩部材により押し込まれる程度の大きさであり、０．１μｍ以下、好ましくは、０．０５マイクロメートル以下、より好ましくは、０．０２５マイクロメートル以下である。

　以下、本発明の実施例を示す。本発明は、下記実施例に限定されない。
〔実施例〕
　歯根及び歯冠の部分を含む歯面にクエン酸５０％のジェルを塗布した。次に、ジェルを塗布した部分５分間４０度の温熱プレートで温熱した。その後、メラミンフォームで、クエン酸ジェルを取りながら摩擦した。
　メラミンフォームを用いてクエン酸を歯面から拭き取った後、着色性を測定する検査装置（株式会社松風製ホワイトニング用測色器、シェードアップナビ、型名ＳＳＮ－１）により測定したところ、着色物質が除去され、着色度が低下していることが確認された。図１は、ホワイトニング施術の前後で、歯冠と歯根の着色度がＡ４からＡ３．５と低下している結果を示す図である。
　以上から、本発明の歯のホワイトニング方法により、歯の着色度が低下し、ホワイトニング効果が得られることが実証された。より具体的には、下記図１に示される通り、本発明のホワイトニング方法によるホワイトニングの前後で、歯冠及び歯根の両方において着色度が低下し、視覚的に歯の白さが高まることが実証された。

　本発明の歯のホワイトニング方法は、効果的に歯を白くし、美しく見せることができるため、審美歯科のクリニック等で用いることができる。

Claims (3)

1. 　表面に凹凸を有する樹脂若しくは樹脂組成物からなる歯磨部材と、
   　ジェル状の媒体に分散若しくは溶解しているクエン酸若しくはクエン酸金属塩とを用い、
   　下記ステップ１～３を、番号順に行う、歯のホワイトニング方法。
   〔ステップ１〕歯面にクエン酸若しくはクエン酸金属塩１～７３％のジェルを塗布する
   〔ステップ２〕３分間以上３７～４５度の温熱プレートで温熱する
   〔ステップ３〕前記歯摩部材で、前記ジェルを除去しながらの摩擦を行う
2. 　前記ジェル状の媒体に、アパタイトを含む剤が分散若しくは溶解している状態である請求項１に記載の歯のホワイトニング方法。
3. 　前記歯磨部材が、メラミンフォームを含む、請求項１又は２に記載の歯のホワイトニング方法。

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