WO2020196913A1 - ステント - Google Patents

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Abstract

消化管の蠕動運動に対する追従性を発揮可能であるとともに、消化管の蠕動運動に対する留置後の位置ずれを抑制できる端部フレア部を有するステントを提供すること。 ステント6は、軸方向の端部に配置された端部フレア部72を備え、線材により形成されるステントであって、端部フレア部72は、軸方向の外側に突出する先端角部からなる山部721が周方向に連続して複数配置されることで、軸方向に視た場合に環状に形成され、ステント6が消化管に留置された状態において、山部721を構成する2辺721a,721aの成す角度θは、80°以下であり、複数の山部721の数は、3~11個である。

Description

ステント
 本発明は、ステントに関する。
 従来、血管や消化管等の生体管路の狭窄性疾患(腫瘍や炎症等)において、狭窄部にステントを留置して、狭窄部を拡張する治療が行われている。ステントとしては、例えば金属製や合成樹脂製のステントが知られている。
 ステントは、自己拡張性、復元性、腸管等の消化管への密着性、消化管の蠕動運動に対する追従性が求められる。
 これに対して、例えば、生分解性樹脂をジグザグ形状に加工して連結したステントに膜カバーをするものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-52834号公報
 また、ステントの端部の形状をフレア形状、即ちステントの端部径を中央部径よりも大きくすることにより、アンカー効果を持たせることが考えられる。しかしながら、生分解性ステントは、端部をフレア形状にしても、消化管の蠕動運動に対する追従性が十分ではないことがあり、また、消化管の蠕動運動に対して留置後の位置ずれが生じることもあり、要求される性能を発揮させることが困難なことがある。そのため、消化管の蠕動運動に対する追従性を発揮可能であるとともに、消化管の蠕動運動に対して留置後の位置ずれを抑制できる端部フレア部を有するステントが望まれている。
 従って、本発明は、消化管の蠕動運動に対する追従性を発揮可能であるとともに、消化管の蠕動運動に対する留置後の位置ずれを抑制できる端部フレア部を有するステントを提供することを目的とする。
 本発明は、軸方向の端部に配置された端部フレア部を備え、線材により形成されるステントであって、前記端部フレア部は、軸方向の外側に突出する先端角部からなる山部が周方向に連続して複数配置されることで、軸方向に視た場合に環状に形成され、前記ステントが消化管に留置された状態において、前記山部を構成する2辺の成す角度は、80°以下であり、複数の前記山部の数は、3~11個であるステントに関する。
 また、前記山部を構成する2辺は、軸方向の端部に配置された端部格子の2辺により構成されることが好ましい。
 また、前記ステントは、軸方向に並んで配置される複数の格子を有し、前記端部格子は、前記複数の格子における端部に配置されることが好ましい。
 また、前記山部を構成する2辺のうちの1辺の1辺長は、16~22mmであることが好ましい。
 また、前記端部フレア部における隣り合う前記山部同士は、軸方向の最も端部側の交点において固定されることが好ましい。
 本発明によれば、消化管の蠕動運動に対する追従性を発揮可能であるとともに、消化管の蠕動運動に対する留置後の位置ずれを抑制できる端部フレア部を有するステントを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る生分解性ステントを示す斜視図である。 ファイバー径がφ0.4mmの繊維を使用して作製したステントの端部フレア部について、ピッチ及山数に対応する先端角度及び1辺長の値を示す図であって、(a)は留置状態の値を示す図であり、(b)は芯棒に取り付けた状態の値を示す図である。 ファイバー径がφ0.4mmの繊維を用いたステントを使用して、端部フレア部における先端角度と1辺長とを変化させた場合において、生分解性ステントを腸管に留置した場合において、腸管の蠕動運動に対する位置ずれを示す図である。 ファイバー径がφ0.5mmの繊維を用いたステントを使用して、端部フレア部における先端角度と1辺長とを変化させた場合において、生分解性ステントを腸管に留置した場合において、腸管の蠕動運動に対する位置ずれを示す図である。 第2実施形態に係る生分解性ステントを示す斜視図である。
<第1実施形態>
 図1を参照して、第1実施形態に係る生分解性ステント6について説明する。
 図1は、本発明の第1実施形態に係る生分解性ステント6を示す斜視図である。
 本実施形態のステントは、生分解性繊維により構成される生分解性ステント6であり、図1に示すように、長手方向X(軸方向)に延びて形成され、縮径した状態から拡径した状態に変形可能である。図1に示す生分解性ステント6は、自然状態を示している。生分解性ステント6は、図1に示す自然状態から、縮径した状態に変形可能であり、縮径した状態で消化管に留置された場合には、消化管の大きさに応じて縮径した状態から拡径された状態に変形する。
 生分解性ステント6は、複数本の繊維60(線材)により網目状に編み込まれて円筒状に構成され、外周に繊維60によって形成されかつ規則正しく配列される菱形の空孔により構成される格子61を多数有する。複数の格子61は、軸方向に並んで配置されると共に、周方向に並んで配置される。生分解性ステント6の網目は、生分解性ステント6が縮径した状態において、軸方向に粗となり、生分解性ステント6が拡径した状態において、軸方向に密となる。本実施形態では、編み込まれた繊維60が交差する交差点は、固定されている。固定方法としては、例えば、接着、超音波溶着等の方法がある。少なくとも、後述する端部フレア部72における隣り合う山部721同士は、軸方向の最も端部側の交差点(交点)において固定される。本実施形態においては、生分解性ステント6は、編み込まれた繊維60が交差する交差点の全てにおいて固定されている。これにより、生分解性ステント6の圧縮強度が向上される。
 なお、端部フレア部72の隣り合う山部721同士が固定される交差点は、2本の直線状の繊維60が交差して固定されていてもよいし、2本の屈曲する繊維60で構成された屈曲部の頂点同士が固定されていてもよい。
 生分解性ステント6は、全体として長手方向Xに延びて形成されるステント本体部71と、生分解性ステント6の長手方向X(軸方向)の一方側の端部に配置される端部フレア部72と、を有する。
 ステント本体部71は、複数の格子61により網目を有する筒状に形成される。複数の格子61は、軸方向に並んで配置されると共に、周方向に並んで配置される。本実施形態においては、複数の格子61は、それぞれ、菱形の空孔により構成される。
 端部フレア部72は、本実施形態では、生分解性ステント6の長手方向の一方側の端部のみに設けられる。端部フレア部72は、消化管の健常部に当たるため、腸管等の消化管の蠕動運動に対する追従性・復元性と、消化管の蠕動運動に対して留置後の位置ずれを抑制できることが重要視される。なお、本実施形態においては、端部フレア部72を、生分解性ステント6の軸方向の一方の端部にのみ配置したが、これに限定されず、生分解性ステント6の軸方向の両端部に配置してもよい。
 端部フレア部72は、生分解性ステント6の一方側の端部において、軸方向の外側に突出する先端角部からなる山部721が周方向に連続して複数配置されることで、軸方向に視た場合に環状に形成される。より詳細には、複数の山部721は、それぞれ繊維60が生分解性ステント6の端部において屈曲されて形成される。複数の山部721の個数は、例えば、3~11個が好ましい。本実施形態においては、複数の山部721の個数は、例えば、3個である。
 山部721の2辺721a,721aは、軸方向に並んで配置される複数の格子61のうち、軸方向の端部に配置される端部格子611の2辺611a,611aにより構成される。
 端部フレア部72は、生分解性ステント6が消化管に留置された状態において、山部721の2辺721a,721aを構成する端部格子611の2辺611a,611aの成す先端角度θ(角度)が、80°以下になるように形成される。山部721の2辺721a,721aの成す先端角度θを80°以下に設定した理由は、後述する評価試験の結果によるものである。山部721の2辺721a,721aの成す先端角度θが80°以下の場合には、後述する評価試験の結果に示すように、蠕動運動を模した動作を10回繰り返した後において、消化管の蠕動運動に対する留置後の生分解性ステント6の位置ずれは、1cm以下である。
 本実施形態においては、端部フレア部72は、生分解性ステント6が消化管に留置された状態において、山部721の2辺721a,721aの成す先端角度θが、80°以下になるように形成され、かつ、複数の山部721の数が、3~11個となるように、複数の山部721が周方向に連続して配置されて構成される。このように構成される端部フレア部72は、周方向に並ぶ山部721の数と、山部721の2辺721a,721aの成す先端角度θとにより、周方向の密度と山部721の先端角部の突出長さが定まり、比較的疎な状態で、軸方向の外側に突出する先端角部からなる山部721が周方向に複数連続して形成される形状が定まる。本実施形態においては、端部フレア部72は、生分解性ステント6の端部において、ステント本体部71よりも、疎な状態で編まれて構成される。
 このように構成される端部フレア部72は、後述する評価試験の結果に示されるように、消化管の蠕動運動に対する留置後の生分解性ステント6の位置ずれは1cm以下であるため、消化管の蠕動運動に対する追従性を発揮可能であるとともに、消化管の蠕動運動に対して留置後の位置ずれを抑制することができる。
 図1に示すように、本実施形態においては、端部フレア部72において、山部721の頂点と谷部722の頂点との軸方向の距離(振幅)をピッチP1という。ステント本体部71において、格子61の軸方向に突出する山部の軸方向の距離(振幅)をピッチP2という。
 また、端部フレア部72において、山部721を構成する2辺721a,721aのうちの1辺721aの長さを1辺長Lという。山部721の1辺721aの1辺長Lは、山部721の頂点から谷部722の頂点までの長さである。
 本実施形態の生分解性ステント6においては、端部フレア部72においてピッチP1を大きく形成し、ステント本体部71において、端部フレア部72のピッチP1よりもピッチP2を小さく形成する。例えば、ステント本体部71のピッチP2に対する端部フレア部72のピッチP1の比率(ピッチP1/ピッチP2)は、3.3~7.0であることが好ましい。これにより、ステント本体部71と端部フレア部72とは急激なピッチの変化がない状態で形成される。また、ステント本体部71のピッチP2に対する端部フレア部72のピッチP1の比率(ピッチP1/ピッチP2)が3.3~7.0の範囲にあることで、消化管の蠕動運動に対しての追従性を向上できる。端部フレア部72は、消化管の健常部に配置され、ステント本体部71は、消化管の狭窄部に配置される。
 端部フレア部72を健常部に配置し、ステント本体部71を狭窄部に配置する理由について説明する。
 ステントのピッチP1が大きい場合は、留置する消化管の径が大きい箇所においても、山部721が、消化管の軸方向に対して平行に近くなり、消化管の蠕動運動に対して留置後のステントの位置ずれを抑制することができる。また、ステントのピッチP1が大きい場合には、網目が疎になるため、圧縮強度は低くなる。そのため、ピッチP1を大きくすることで、消化管の径が大きい箇所でも、消化管の蠕動運動に対して留置後のステントの位置ずれを抑制できる。ここで、健常部に配置されるステントには、高い圧縮強度が要求されない。そのため、ピッチP1が大きいステントは、消化管の径が大きく且つ高い圧縮強度が要求されない健常部に配置されることが好ましい。
 一方、ステントのピッチP2が小さい場合は、留置する消化管の径が小さくなれば、山部721が、消化管の軸方向に対して平行に近くなり、消化管の蠕動運動に対して留置後のステントの位置ずれを抑制することができる。また、ステントのピッチP2が小さい場合には、網目が密になるため、圧縮強度は高くなる。ここで、狭窄部に配置されるステントには、高い圧縮強度が要求される。そのため、ピッチP2が小さいステントは、消化管の径が小さく且つ高い圧縮強度が要求される狭窄部に配置されることが好ましい。
 また、端部フレア部72の山部721を構成する2辺721a,721aのうちの1辺721aの1辺長Lは、後述する評価試験の結果により、例えば、16~22mmの範囲であることが好ましい。端部フレア部72の山部721の1辺721aの1辺長Lが、例えば、16~22mmの範囲にある場合には、後述する評価試験の結果に示すように、消化管の蠕動運動に対する留置後の生分解性ステント6の位置ずれは1cm以下であるため、消化管の蠕動運動に対する追従性を発揮可能であるとともに、消化管の蠕動運動に対して留置後の位置ずれを抑制することができる。
 ステント本体部71及び端部フレア部72を構成する合成樹脂製の繊維60の材質は、特に制限はないが、復元性に富む材料が好ましい。例えば生分解性樹脂であれば、L-乳酸、D-乳酸、DL乳酸、グリコール酸、ε-カプロラクトン、パラジオキサノン、トリメチレンカーボネートからなるホモポリマー、コポリマー、ブレンドポリマーなどが挙げられる。なお、非生分解性樹脂であっても、復元性に富む材料であればよい。特に、ステント本体部71及び端部フレア部72を構成する繊維の材質として、例えば、ポリジオキサノン(PDO)が使用されることが好ましい。
 本実施形態において、生分解性ステント6は、例えば、ジグザグ形状で軸方向に延びる繊維を周方向に連結することで構成してもよいし、1本の繊維を編み込むことにより構成してもよい。
 また、ステント本体部71及び端部フレア部72を構成する合成樹脂製の繊維は特に制限はなく、モノフィラメント糸であってもよいし、マルチフィラメント糸であってもよい。なお、生体内の狭窄部においてステント本体部71の径方向外側から加わる圧力に対する反発力を強くする観点から、ステント本体部71を構成する合成樹脂製の繊維はモノフィラメント糸であることが好ましい。
 以上のステント本体部71及び端部フレア部72を構成する合成樹脂製の繊維のファイバー径(直径)は、例えば、0.05~0.7mmであり、好ましくは、0.4~0.6mmである。
 また、ステント本体部71の径の大きさは特に制限されないが、例えば、拡径した状態において直径が10~25mmであり、長さが、30~250mmである。
 端部フレア部72のピッチP1は、接する消化管の径がφ16mm~φ20mmの場合には、12mm以上にすることが好ましい。
 ステント本体部71のピッチP2は、接する消化管の径がφ12mm程度であれば、3mm以上にすることが好ましい。
 生分解性ステント6のステント本体部71の径は、対象となる消化管の径の太さよりも若干(例えば、1~2割程度)大きい径で形成される。生分解性ステント6を消化管の内部に留置させる場合には、生分解性ステント6を縮径させた状態で、対象となる消化管の内部に留置し、留置後に拡径させる。
 例えば、φ16mmの径の消化管に生分解性ステント6を留置する場合には、留置する生分解性ステント6のステント本体部71の径を、自然状態で、例えば、17~32mmの径の大きさに形成することが好ましい。また、留置する生分解性ステント6の端部フレア部72において、3~11個の山部721を周方向に連続して配置することが好ましく、山部721を構成する2辺721a,721aのうちの1辺721aの1辺長Lを、16~22mmに形成することが好ましい。また、端部フレア部72において、自然状態において、山部721を構成する2辺721a,721aの角度を、例えば、38.5~147.3°に形成することが好ましく、生分解性ステント6を消化管に留置した後に、山部721を構成する2辺721a,721aの角度が、例えば、36.2~78.4°になることが好ましい。
 ここで、図2~図4を参照して、本実施形態の生分解性ステント6を用いた場合の評価試験の結果について説明する。
 本評価試験においては、ファイバー径が0.4mm又は0.5mmのポリジオキサノン(PDO)のモノフィラメントを用いて、ステント本体部71と、一方側の端部に配置される端部フレア部72と、からなる図1に示す生分解性ステント6を、各パラメータ(山部の数、ピッチP1、先端角度θ、1辺長L)を変化させて作製した。端部フレア部72は、生分解性ステント6の端部において、山部721を周方向に連続して複数並べて形成した。
 例えば、本評価試験において、ファイバー径が0.4mmの繊維を用いて、φ16mmの腸管に留置した状態において、図2(a)に示す各パラメータ(山部の数、ピッチP1、先端角度θ、1辺長L)となる生分解性ステント6を作製した。
 ここで、腸管に留置した場合に生分解性ステント6は縮径されるため、φ20mmの芯棒に取り付けた生分解性ステント6を作製し、作製した生分解性ステント6をφ16mmの腸管に留置する。
 例えば、図2(a)の上側の表に示すように、山部の数が3個であって、留置状態における端部フレア部72のピッチP1が、7.0mm、8.7mm、11.0mm、11.8mm、13.5mm、16.3mm、19.0mm、22.0mmとなる生分解性ステント6を作製する場合には、それぞれ、φ20mmの芯棒に取り付けた場合に、例えば、留置状態のピッチP1よりも小さいピッチP1で作製することが必要となり、図2(b)に示すように、ピッチP1を、例えば、3.0mm、6.0mm、9.0mm、10.0mm、12.0mm、15.0mm、18.0mm、21.0mmで作製する。
 また、図2(a)の下側の表に示すように、山部の数が4個であって、留置状態における端部フレア部72のピッチP1が、5.6mm、7.7mm、10.1mm、11.0mm、12.8mm、15.7mm、18.7mm、21.5mmとなる生分解性ステントを作製する場合には、それぞれ、φ20mmの芯棒に取り付けた場合に、例えば、留置状態のピッチP1よりも小さいピッチP1で作製することが必要となり、図2(b)に示すように、ピッチP1を、例えば、3.0mm、6.0mm、9.0mm、10.0mm、12.0mm、15.0mm、18.0mm、21.0mmで作製する。
 この場合において、ピッチP1と山部の数とにより、図2(a)及び(b)に示すように、「先端角度」の理論値を算出できる。なお、1辺長は、留置状態である場合でも、芯棒に取り付けて作製する場合でも、同じ長さである。
 以上のように、本評価試験において、ファイバー径が0.4mmの繊維を用いて生分解性ステント6を作製する場合には、φ16mmの腸管に留置した状態におけるステントの各パラメータ(山部の数、ピッチP1、先端角度θ、1辺長L)の値(理論値)となるように、φ20mmの芯棒に取り付けて作製するステントの各パラメータ(山部の数、ピッチP1、先端角度θ、1辺長L)を算出した。そして、φ20mmの芯棒に取り付けた場合のステントの各パラメータ(山部の数、ピッチP1、先端角度θ、1辺長L)の値(理論値)となるように、ファイバーをφ20mmの芯棒に取り付けることで、留置する前の生分解性ステント6を作製した。
 本評価試験においては、このように作製したステントを用いて以下の試験を行った。
 試験方法としては、内径16mm又は20mmのポリエチレンチューブに、各パラメータ(山部の数、ピッチP1、先端角度θ、1辺長L)を変化させて作製した生分解性ステント6を留置して、ポリエチレンチューブに対して蠕動運動を模した動作を付与した。消化管に留置した生分解性ステント6に対して、ポリエチレンチューブを一方向に移動させて戻す蠕動運動を模した動作を10回繰り返し、初期位置からのステントの位置ずれを測定した。
 図3及び図4に示す評価結果について説明する。
 図3及び図4に示す評価結果は、ファイバー径がφ0.4mm又はφ0.5mmの繊維を使用して、端部フレア部72の山部721の数が3個又は4個の場合に、端部フレア部72の2辺721a,721aのうち1辺721aにおける1辺長Lの長さと、先端角度θとを変化させた生分解性ステント6を作製し、作製した生分解性ステント6を用いて、端部フレア部72の留置後の位置ずれ(migration)の距離を測定し、表に示したものである。なお、図3及び図4中の空欄部分の値は、実際には測定していないが、空欄部分の周辺の測定値から推定した。
 まず、図3に示す評価結果について説明する。
 図3に示す評価結果1は、ファイバー径がφ0.4mmの繊維を使用した場合の評価結果である。
 図3の(a)に示すように、山部の数が3個の場合に、端部フレア部72の山部721の1辺721aの1辺長L1の長さが14.5mm~23.5mmの範囲で、かつ、山部721を構成する2辺721aの成す先端角度θが、46.4~78.4°の範囲である場合に、生分解性ステント6の留置後の位置ずれが1cm以下であった。
 よって、山部721の数が3個の場合には、端部フレア部72の山部721の1辺721aの1辺長L1の長さが、14.5mm~23.5mmの範囲であり、かつ、山部721を構成する辺721a,721aの成す先端角度θが、78.4°以下であることが好ましいという評価結果が得られた。
 また、図3の(b)示すように、山部の数が4個の場合に、端部フレア部72の山部721の1辺721aの1辺長L1の長さが16.9mm~22.4mmの範囲で、かつ、山部721を構成する2辺721aの成す先端角度θが、36.2~61.4°の範囲である場合に、生分解性ステント6の留置後の位置ずれが1cm以下であった。
 よって、山部の数が4個の場合には、端部フレア部72の山部721の1辺721aの1辺長L1の長さが、16.9mm~22.4mmの範囲であり、かつ、山部721を構成する辺721a,721aの成す先端角度θが、61.4°以下であることが好ましいという評価結果が得られた。
 次に、図4に示す評価結果2について説明する。
 図4に示す評価結果2は、ファイバー径がφ0.5mmの繊維を使用した場合の評価結果である。
 図4の(a)に示すように、山部の数が3個の場合に、端部フレア部72の山部721の1辺721aの1辺長L1の長さが18.3mm~23.5mmの範囲で、かつ、山部721を構成する2辺721aの成す先端角度θが、46.4°~67.1°の範囲である場合に、生分解性ステント6の留置後の位置ずれが1cm以下であった。
 よって、山部の数が3個の場合には、端部フレア部72の山部721の1辺721aの1辺長L1の長さが、18.3mm~23.5mmmmの範囲であり、かつ、山部721を構成する2辺721a,721aの成す先端角度θが、67.1°以下であることが好ましいという評価結果が得られた。
 また、図4の(b)に示すように、山部の数が4個の場合に、端部フレア部72の山部721の1辺721aの1辺長L1の長さが12.7mm~22.4mmの範囲で、かつ、山部721を構成する2辺721aの成す先端角度θが、36.2°~65.9°の範囲である場合に、生分解性ステント6の留置後の位置ずれが1cm以下であった。
 よって、山部の数が3個の場合には、端部フレア部72の山部721の1辺721aの1辺長L1の長さが、12.7mm~22.4mmの範囲であり、かつ、山部721を構成する辺721a,721aの成す先端角度θが、65.9°以下であることが好ましいという評価結果が得られた。
 以上の評価結果2においては、端部フレア部72の山部721の2辺721a,721aの成す先端角度θは、78.4°以下であることが好ましいという評価結果が得られたため、例えば、80°以下であることが好ましい。また、端部フレア部72の山部721を構成する2辺721a,721aのうちの1辺721aの1辺長Lは、16.9mm~22.4mmの範囲であることが好ましいという評価結果が得られたため、例えば、16mm~22mmの範囲であることが好ましい。
 以上説明した本実施形態の生分解性ステント6によれば、以下のような効果を奏する。
(1)生分解性ステント6を、軸方向の端部に配置された端部フレア部72を備えて構成し、端部フレア部72を、軸方向の外側に突出する先端角部からなる山部721が周方向に連続して複数配置することで、軸方向に視た場合に環状に形成し、生分解性ステント6が消化管に留置された状態において、山部721を構成する2辺721a,721aの成す先端角度θを80°以下とし、複数の山部721の数を3~11個とした。これにより、評価試験の結果に示されるように、消化管の蠕動運動に対する留置後の生分解性ステント6の位置ずれが1cm以下であるため、消化管の蠕動運動に対する追従性を発揮可能であるとともに、消化管の蠕動運動に対して留置後の生分解性ステント6の位置ずれを抑制できる。
(2)端部フレア部72の山部721を構成する2辺721a,721aを、軸方向の端部に配置された端部格子611の2辺611a,611aにより構成した。これにより、端部格子611が格子状に形成されることで圧縮強度を有しているため、山部721の圧縮強度が強化される。よって、端部フレア部72において圧縮強度が確保された状態で、消化管の蠕動運動に対して留置後の生分解性ステント6の位置ずれを一層抑制できる。
(3)生分解性ステント6は、軸方向に並んで配置される複数の格子61を有し、端部格子611は、複数の格子61における端部に配置される。これにより、生分解性ステント6の全体としての圧縮強度を確保しつつ、端部フレア部72において、消化管の蠕動運動に対して留置後の生分解性ステント6の位置ずれを一層抑制できる。
(4)山部721を構成する2辺721a,721aのうちの1辺721aの1辺長は、16~22mmである。これにより、評価試験の結果に示されるように、消化管の蠕動運動に対する留置後の生分解性ステント6の位置ずれが1cm以下であるため、消化管の蠕動運動に対する追従性を発揮可能であるとともに、消化管の蠕動運動に対して留置後の生分解性ステント6の位置ずれを一層抑制できる。
(5)端部フレア部72における隣り合う山部721同士は、軸方向の最も端部側の交差点において固定される。これにより、端部フレア部72において圧縮強度が確保された状態で、消化管の蠕動運動に対して留置後の生分解性ステント6の位置ずれを一層抑制できる。
<第2実施形態>
 次に、本発明の第2実施形態について説明する。
 図5は、第2実施形態に係る生分解性ステント8を示す斜視図である。
 第2実施形態の生分解性ステント8は、図5に示すように、内側ステント6Aと、内側ステント6Aの外側に配置される外側ステント9と、を備える。内側ステント6Aの長手方向X(軸方向)の中央側の部分は、外側ステント9の内側に配置される。内側ステント6Aの構成は、第1実施形態の生分解性ステント6の構成と同様である。第2実施形態においては、第1実施形態で説明した構成については、その説明を省略する。
 外側ステント9は、合成樹脂製の繊維が組編みされて、長手方向X(所定方向)に延びる円筒状に形成される。外側ステント9は、内側ステント6Aの長手方向Xの中央側の部分の外周を覆うように配置される。外側ステント9は、内側ステント6Aの内側ステント6Aよりも径の細い合成樹脂製の繊維によって、内側ステント6Aよりも密な網目を有する。外側ステント9は、縮径した状態から拡径した状態に変形可能である。
 外側ステント9を構成する合成樹脂製の繊維の材質は、特に制限はないが、剛性に富む材料が好ましい。例えば、例えば生分解性樹脂であれば、L-乳酸、D-乳酸、DL乳酸、グリコール酸、ε-カプロラクトン、パラジオキサノン、トリメチレンカーボネートからなるホモポリマー、コポリマー、ブレンドポリマーなどが挙げられる。なお、非生分解性樹脂であっても、剛性に富む材料であればよい。特に、外側ステント9を構成する繊維の材質として、例えば、ポリL-乳酸(PLLA)が使用されることが好ましい。本実施形態においては、外側ステント9を構成する繊維は、例えば、ポリL-乳酸(PLLA)により形成されている。
 外側ステント9の形状は、特に制限はなく、例えば合成樹脂製の繊維を組編みした構造である。外側ステント9の端部は、特に制限はなく、自己拡張性に富む形状であることが好ましい。なお、外側ステント9は、自己拡張性、復元性、蠕動運動に対する追従性を有さなくてもよい。
 なお、本実施形態においては、ステントを、内側ステント6Aの外側に配置しているが、これに限定されない。例えば、シート状の生分解性シートを、内側ステント6Aの外側に配置してもよい。生分解性シートを内側ステント6Aの外側に配置する場合には、生分解性シートの材質として、例えば、乳酸カプロラクトンの共重合体などを用いることが好ましい。生分解性シートを内側ステント6Aの外側に配置した場合には、ステントを用いた場合と同様に強度が向上され、かつ、細胞の浸潤を防止できる。
 生分解性ステント8を消化管内に留置する場合には、まず、外側ステント9を、縮径した状態で消化管の内部に留置し、留置後に拡径させる。これにより、外側ステント9が拡径されて消化管内に留置される。その後、内側ステント6Aを、縮径した状態で外側ステント9の内側に留置し、留置後に拡径させる。これにより、内側ステント6Aの中央側が外側ステント9の内部に配置された状態で、内側ステント6A及び外側ステント9が重なるように留置される。
 以上説明した第2実施形態によれば、第1実施形態の効果(1)~(5)の他に、以下のような効果を奏する。
(6)生分解性ステント8を、縮径した状態から拡径した状態に変形可能な内側ステント6Aと、内側ステント6Aの中央側の部分の外周を覆うように配置され、縮径した状態から拡径した状態に変形可能な外側ステント9と、を含んで構成した。そのため、外側ステント9の内側からの内側ステント6Aの押圧力により、外側ステント9の強度を補強して、生分解性ステント8全体の強度を確保できる。これにより、内側ステント6Aの端部フレア部72により、消化管の蠕動運動に対して留置後の生分解性ステント6の位置ずれを抑制しつつ、外側ステント9の内側からの内側ステント6Aの押圧力により生分解性ステント8の全体の強度を確保した状態で消化管を押圧できるため、狭窄を防止しつつ、生分解性ステント8の移動を防止できる。
 以上、本発明のステントの好ましい一実施形態につき説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
 例えば、前記実施形態では、ステントとして、合成樹脂ステントを適用したが、これに限らない。ステントとして、金属ステントを適用してもよい。また、ステントとして、合成樹脂ステントを適用した場合において、前記実施形態においては、合成樹脂ステントとして、生分解性の繊維により構成した生分解性ステントを用いたがこれに限らない。即ち、生分解性を有さない合成樹脂繊維を用いてステントを構成してもよい。
 また、前記実施形態では、合成樹脂ステント6の山部721の数を3個又は4個に形成したが、これに限定されない。合成樹脂ステント6の山部721の数は、例えば、合成樹脂ステント6を小腸用のステントに適用した場合には、3~8個が好ましく、例えば、合成樹脂ステント6を食道用のステントに適用した場合には、3~11個が好ましい。
 6 生分解性ステント(ステント)
 6A 内側ステント(ステント)
 60 繊維(線材)
 61 格子
 72 端部フレア部(端部拡径部)
 611 端部格子
 721 山部
 721a 1辺
 L 1辺長
 θ 先端角度(角度)

Claims (5)

  1.  軸方向の端部に配置された端部フレア部を備え、線材により形成されるステントであって、
     前記端部フレア部は、軸方向の外側に突出する先端角部からなる山部が周方向に連続して複数配置されることで、軸方向に視た場合に環状に形成され、
     前記ステントが消化管に留置された状態において、前記山部を構成する2辺の成す角度は、80°以下であり、
     複数の前記山部の数は、3~11個であるステント。
  2.  前記山部を構成する2辺は、軸方向の端部に配置された端部格子の2辺により構成される請求項1に記載のステント。
  3.  前記ステントは、軸方向に並んで配置される複数の格子を有し、
     前記端部格子は、前記複数の格子における端部に配置される請求項2に記載のステント。
  4.  前記山部を構成する2辺のうちの1辺の1辺長は、16~22mmである請求項1~3のいずれかに記載のステント。
  5.  前記端部フレア部における隣り合う前記山部同士は、軸方向の最も端部側の交点において固定される請求項1~4のいずれかに記載のステント。
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