WO2020096062A1 - 車両の前部構造 - Google Patents

Abstract

フェンダー空間内にエアクリーナの空気取り入れ口が設けられる。スプラッシュシールドに沿って車両後方に流れる空気の流れを遮る複数の遮蔽板が、空気取り入れ口の前方でスプラッシュシールドの上方箇所に、車両前後方向に並んで設けられる。複数の遮蔽板のそれぞれには、一部が開口または切り欠かれて空気の通過を可能とした空気通過部が設けられる。隣り合う遮蔽板に設けられた空気通過部は、空気の流れ方向で互いに重ならない。

Description

車両の前部構造

　本発明は車両の前部構造に関する。

　日本国実開平０２－０９３１２４号公報は、ダッシュパネルの前方の車両前部空間にエンジン及びエアクリーナが配置され、エアクリーナの空気取り入れ口が、車両前部空間でフェンダーパネルの車幅方向内側かつスプラッシュシールドの上方箇所に配置された車両、を開示する。

　上記車両では、走行時に、フロントグリルの開口から車両前部空間に導入された空気が、フェンダーパネルの車幅方向内側でスプラッシュシールドの上方を通り、エアクリーナの空気取り入れ口に至る。走行時に、雪などの異物が空気と共にエアクリーナの空気取り入れ口に侵入すると、エンジンの燃焼効率が低下し、燃費が低下することが懸念される。

　本発明の実施の形態は、雪などの異物がエアクリーナの空気取り入れ口に侵入することを防止し、エンジンの燃焼効率を確保して燃費の向上を図る上で有利となる車両の前部構造、に関する。

　本発明の実施の形態によれば、車両前部に位置するエンジンルームの車幅方向外側で車両前後方向に延びるアッパーフレームと、前記アッパーフレームの車幅方向外側に設けられるフェンダーパネルと、前記フェンダーパネルのホイールアーチに沿って設けられるスプラッシュシールドと、で囲まれたフェンダー空間内にエアクリーナの空気取り入れ口が設けられる。前記空気取り入れ口の車両前方で前記スプラッシュシールドの上方箇所に、前記スプラッシュシールドに沿って車両後方に流れる空気の流れを遮る遮蔽板が車両前後方向に並んで複数設けられる。複数の前記遮蔽板には、一部が開口または切り欠かれて空気の通過を可能とした空気通過部がそれぞれ設けられる。隣り合う前記遮蔽板に設けられた前記空気通過部は、前記空気の流れ方向で互いに重ならない。

　本発明の実施の形態によれば、フロントグリルの開口から空気取り入れ口に向かって導かれる空気に雪などの異物が混入した場合に、複数の遮蔽板および空気通過部により構成されるラビリンス構造によってそれら異物の空気取り入れ口への侵入が防止される。このため、異物のエアクリーナへの侵入が防止される。この結果、エンジンの燃焼効率を確保され、燃費が向上する。

実施の形態の車両の前部右側部の側面図である。 実施の形態の車両の前部の平面図である。 図２のＸ－Ｘ線断面図である。 前遮蔽板の斜視図である。 前遮蔽板の取付状態を車両前方から見た正面図である。 図５のＹ－Ｙ線断面図である。 後遮蔽板の斜視図である。 後遮蔽板の取付状態を車両前方から見た斜視図である。

　以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
　以下の図面において符号ＵＰは車両上方を示し、符号ＦＲは車両前方を示し、符号ＩＮは車幅方向内側を示す。
　また、車両の左右は、車両の後方から前方を見ていうものとする。
　図１、図２に示すように、車両１０は、ダッシュパネル１２の前方でフロントグリル１４の後方に、車両前部空間Ｓ（エンジンルーム）を備える。車両前部空間Ｓは、車幅方向が後述する左右のアッパーフレーム３４で仕切られ、上方が開閉可能なフード１８で仕切られる。
　車両前部空間Ｓには、駆動輪を駆動する駆動源としてエンジン２０、エンジン２０に吸気を供給するエアクリーナ２２、インテークマニホールド２４、排気を排出する不図示のエキゾーストマニホールド、エンジン２０に冷却水を循環させるラジエータ２６、などが配置されている。
　図１，図２に示すように、フロントグリル１４には空気Ａ（走行風）を車両前部空間Ｓに導く開口１４０２が設けられている。

　図１～図３に示すように、エアクリーナ２２の空気取り入れ口２２０２は、本実施の形態では、右側のフェンダーパネル１６と右側のアッパーフレーム３４との間で、スプラッシュシールド３６の頂部の上方箇所に、車両側方に向けて設けられている。
　アッパーフレーム３４は、フロントピラーから前方に延在する鋼製の車両骨格部材である。フェンダーパネル１６は、アッパーフレーム３４の車幅方向外側に位置し、アッパーフレーム３４に取付けられる。
　スプラッシュシールド３６は、フェンダーパネル１６に設けられたホイールアーチ（前輪３０に沿った切り欠き）に沿って略円弧状に形成された樹脂製の部材である。スプラッシュシールド３６は、前輪３０から跳ね上げられる泥水や小石から車体を保護する。
　フロントグリル１４の開口１４０２から車両前部空間Ｓに導かれた空気Ａの一部は、ラジエータ２６の車幅方向の右側方を通り、スプラッシュシールド３６に沿って車両後方に流れ、フェンダーパネル１６とアッパーフレーム３４とスプラッシュシールド３６とで囲まれた空間であるフェンダー空間ＳＦに至り、このフェンダー空間ＳＦ内に設けられたエアクリーナ２２の空気取り入れ口２２０２に吸入される。

　図１に示すように、エアクリーナ２２の空気取り入れ口２２０２の車両前方でスプラッシュシールド３６の上方箇所には、複数の遮蔽板４０が設けられている。
　それぞれの遮蔽板４０は、スプラッシュシールド３６に沿って流れ空気取り入れ口２２０２に向かう空気Ａの流れを遮るように、車幅方向かつ車両上下方向に延びる。複数の遮蔽板４０は、車両前後方向に間隔をおいて設けられる。本実施形態では、２つの遮蔽板４０が、設けられる。本実施形態では、遮蔽板４０はフェンダー空間ＳＦよりも車両前方に設けられ、フェンダー空間ＳＦへの異物の進入を防止する。
　また、遮蔽板４０は、スプラッシュシールド３６の頂部よりも車両前方の箇所、すなわちスプラッシュシールド３６の車両前方に至るにつれて下方に変位するように傾斜している箇所に設けられている。

　図１、図４に示すように、２つの遮蔽板４０のうち、車両前方に位置する前遮蔽板４０Ａ（第２遮蔽板）は、取り付け板部４２と本体板部４４とを備えている。
　取り付け板部４２は、２つのボルト挿通孔４２０２を備える。ボルト挿通孔４２０２に挿通された不図示のボルトがアッパーフレーム３４に締結されることで、前遮蔽板４０Ａがアッパーフレーム３４に取り付けられている。
　前遮蔽板４０Ａは、スプラッシュシールド３６の頂部よりも車両前方の箇所、すなわちスプラッシュシールド３６の車両前方に至るにつれて下方に変位するように傾斜している箇所である傾斜部３６０２に位置する。取り付け板部４２がアッパーフレーム３４に取り付けられた状態で、図１に示すように、本体板部４４が上方に至るにつれて車両前方に変位するように傾斜している。
　図５に示すように、本体板部４４の下端は、スプラッシュシールド３６と若干の隙間を有してして設けられている。この隙間から、後述する後遮蔽板４０Ｂ（第１遮蔽板）により遮られた異物を車両前方側へ排出する。本実施形態では、スプラッシュシールド３６には車両前後方向に延びた溝部３６０２が車幅方向に並んで複数設けられており、この溝部３６０２により、異物の排出を行なう。
　本体板部４４の右側部すなわち車幅方向外側の側部は、フェンダーパネル１６の側面１６０２に近接して設けられている。
　本体板部４４の左側部すなわち車幅方向内側の側部は、アッパーフレーム３４に近接して設けられている。
　図４、図５に示すように、本体板部４４の上縁４４０４は、フェンダーパネル１６の上面１６０４とある程度の間隔を空けて設けられている。

　また、本体板部４４には、流路３８を流れる空気Ａが通過可能となるように形成された第１空気通過部４６Ａ、第２空気通過部４６Ｂが設けられている。
　第１空気通過部４６Ａは、本体板部４４の下部で車幅方向内側の箇所に設けられた開口４４１０により形成されている。
　第２空気通過部４６Ｂは、本体板部４４の下部で開口４４１０の車幅方向外側に設けられ、本体板部４４の上部に向かい延びるとともに、途中から本体板部４４の上部かつ車幅方向内側に向かい斜めに傾斜した開口４４１２により形成されている。
　したがって、図６に示すように、スプラッシュシールド３６に沿って流れる空気Ａは、第１空気通過部４６Ａ、第２空気通過部４６Ｂを通り、前遮蔽板４０Ａの車両後方に流れる。

　図６に示すように、第１空気通過部４６Ａ、第２空気通過部４６Ｂを形成する開口４４１０、４４１２は、本体板部４４に形成された空気Ａの流れ方向下流側（車両後方側）に凹んだ箇所に設けられている。
　具体的には、本体板部４４は、基板部４４０２と、基板部４４０２の中央箇所に設けられ空気Ａの流れ方向下流側（車両後方側）に凹んだ凹部４４０４、４４０６と、基板部４４０２の外縁に設けられ空気Ａの流れ方向上流側（車両前方側）に突出した縁部４４０８とにより形成される。開口４４１０、４４１２は、凹部４４０４、４４０６に設けられている。
　凹部４４０４、４４０６は、上述した開口４４１０、４４１２に対応した位置に、開口４４１０、４４１２の形状に沿ってそれぞれ形成されている。

　図１、図７、図８に示すように、２つの遮蔽板４０のうち、車両後方に位置する後遮蔽板４０Ｂは、アッパーフレーム３４に取着されフェンダーパネル１６を支えるフェンダーブラケット４８で構成されている。
　後遮蔽板４０Ｂは、フェンダーパネル１６の前端に位置しており、本体板部５６と、第１取り付け板部５０と、第２取り付け板部５２と、第３取り付け板部５４とを備えている。
　本体板部５６は、車幅方向及び車両上下方向に延びる板状の部材である。
　第１取り付け板部５０は、本体板部５６の車幅方向内側の箇所に設けられ、ボルトＢによりアッパーフレーム３４に取着されている。
　第２取り付け板部５２は、本体板部５６の下部かつ車幅方向外側の箇所に設けられ、フェンダーパネル１６の側面１６０２から車幅方向内側へ延びる第１フランジ部１６１２に溶接により取着される。
　第３取り付け板部５４は、本体板部５６の上部に設けられ、フェンダーパネル１６の上面１６０４から下方に延びる第２フランジ部１６１４に溶接により取着される。
　本体板部５６の第２取り付け板部５２と第３取り付け板部５４との間の縁部、言い換えると、本体板部５６の上縁５６０２には、その一部を車幅方向内側かつ車両下方に切り欠いた欠部５６１０が設けられている。第１フランジ部１６１２と第２フランジ部１６１４とは上下に間隔を空けて設けられる。この間隔と欠部５６１０によって空気Ａが十分に通過可能な第３空気通過部４６Ｃが形成されている。
　具体的には、第３空気通過部４６Ｃは、フェンダーパネル１６の第１フランジ部１６１２の上端と、第２フランジ部１６１４の下端と、本体板部５６の欠部５６１０と、に囲まれて形成されている。
　言い換えると、後遮蔽板４０Ｂに設けられる第３空気通過部４６Ｃは、後遮蔽板４０Ｂの車幅方向外側の端部を切り欠いた欠部５６１０で形成されている。
　フェンダーブラケット４８を車体（フェンダーパネル１６及びフロントサイドフレーム３４）に取り付けられた状態において、図１に示すように、本体板部５６は、上方に至るにつれて車両前方に変位するように傾斜している。

　図５、図６に示すように、前遮蔽板４０Ａの第１空気通過部４６Ａおよび第２空気通過部４６Ｂと後遮蔽板４０Ｂの第３空気通過部４６Ｃとは、空気Ａの流れ方向から見て重ならないように配置されている。言い換えると、空気Ａの流れ方向上流側から遮蔽板４０を見たとき、図５に示すように、第１空気通過部４６Ａを構成する開口４４１０および第２空気通過部４６Ｂを構成する開口４４１２内に後遮蔽板４０Ｂの本体板部５６の第３空気通過部４６Ｃが設けられていない箇所が位置している。また、前遮蔽板４０Ａの本体板部４４の第１空気通過部４６Ａおよび第２空気通過部４６Ｂが設けられていない箇所の空気Ａの流れ方向下流側に、第３空気通過部４６Ｃが配置されている。

　次に作用効果について説明する。
　本実施の形態では、空気取り入れ口２２０２より車両前方に車両前後方向に間隔をおいて複数の遮蔽板４０が設けられる。隣り合う前遮蔽板４０Ａおよび後遮蔽板４０Ｂに設けられた第１～第３空気通過部４６Ａ～４６Ｃは空気の流れ方向で互いに重ならないように配置されている。言い換えると、前遮蔽板４０Ａおよび後遮蔽板４０Ｂに、車幅方向および上下方向の位相をずらして空気Ａの通過を可能とした第１～第３空気通過部４６Ａ～４６Ｃが、設けられている。
　したがって、前遮蔽板４０Ａの本体板部４４、後遮蔽板４０Ｂの本体板部５６、第１～第３空気通過部４６Ａ～４６Ｃにより構成される流路構造が、いわゆるラビリンス構造（迷路構造）を構成する。このため、フロントグリル１４の開口１４０２から空気取り入れ口２２０２に向かって導かれる空気Ａに雪などの異物が混入した場合に、ラビリンス構造によってそれら異物の空気取り入れ口２２０２への侵入が防止される。この結果、異物のエアクリーナ２２への侵入が防止される。
　そのため、エンジン２０の燃焼効率を確保して燃費の向上を図る上で有利となる。
　また、後遮蔽板４０Ｂは、アッパーフレーム３４に設けられフェンダーパネル１６を支えるフェンダーブラケット４８で構成される。すなわち、ラビリンス構造が、フェンダーパネル１６を支えるフェンダーブラケット４８を利用して構成される。このため、部品点数の抑制を図り、コストダウンを図る上で有利となる。

　また、遮蔽板４０は、フェンダーパネル１６の前端部に設けられフェンダー空間ＳＦ内への空気の流入を規制する後遮蔽板４０Ｂと、後遮蔽板４０Ｂより空気の流れの上流側に設けられる前遮蔽板４０Ａとを含んでいる。
　後遮蔽板４０Ｂがフェンダー空間ＳＦの前に設けられているので、フェンダー空間ＳＦ内に異物が溜まることが抑制される。このため、空気の流れにより舞い上げられた異物が空気取り入れ口２２０２へ侵入することが防止される。この結果、エンジン２０の燃焼効率が確保さえ、燃費が向上する。

　また、後遮蔽板４０Ｂに設けられる第３空気通過部４６Ｃは、後遮蔽板４０Ｂの車幅方向外側の端部を切り欠いた欠部５６１０で形成されている。このため、エンジンルームから遠くより温度の低い空気が積極的に空気取り入れ口２２０２に取り入れられ、燃費が向上する。
　また、フロントサイドフレーム３４に設けられた空気取り入れ口２２０２に空気を導く際に、欠部５６１０で形成された第３空気通過部４６Ｃによりフロントサイドフレーム３４から車幅方向で離れた箇所から空気が導かれる。このため、空気の流れがより安定する。

　また、前遮蔽板４０Ａに設けられる第１、第２空気通過部４６Ａ、４６Ｂは、前遮蔽板４０Ａを貫通する開口４４１０、４４１２により形成される。開口４４１０、４４１２は、前遮蔽板４０Ａの空気の流れ方向の下流側に凹んだ凹部４４０４、４４０６内に設けられている。
　したがって、図６に示すように、第１空気通過部４６Ａおよび第２空気通過部４６Ｂを通過する空気Ａに乱流Ｆが生じやすくなる。乱流Ｆによって雪などの異物が第１空気通過部４６Ａおよび第２空気通過部４６Ｂを通過しにくくなる。このため、異物のエアクリーナ２２への侵入を防止する上でより有利となり、エンジン２０の燃焼効率を確保して燃費の向上を図る上でより有利となる。

　また、空気取り入れ口２２０２に向かって導かれる空気Ａに雪などの異物が混入している場合に、雪などの異物は、最も車両前方に位置する前遮蔽板４０Ａに衝突して下方に落下する割合が大きい。
　本実施の形態では、最も車両前方に位置する前遮蔽板４０Ａは、車両前方に至るに連れて次第に下方に変位するスプラッシュシールド３６の傾斜部３６０２の上方に配置される。このため、前遮蔽板４０Ａにより空気Ａから取り除いた異物が前遮蔽板４０Ａの前方に蓄積することが抑制される。
　したがって、異物のエアクリーナ２２への侵入を防止する上でより有利となり、エンジン２０の燃焼効率を確保して燃費の向上を図る上でより有利となる。

　本出願は、２０１８年１１月８日出願の日本特許出願特願２０１８-２１０９４３に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。

１０　車両
１６　フェンダーパネル
２０　エンジン
２２　エアクリーナ
２２０２　空気取り入れ口
３４　アッパーフレーム
３６　スプラッシュシールド
４０　遮蔽板
４０Ａ　前遮蔽板（第２遮蔽板）
４４０４　凹部
４４０６　凹部
４４１０　開口
４４１２　開口
４６Ａ　第１空気通過部（空気通過部）
４６Ｂ　第２空気通過部（空気通過部）
４６Ｃ　第３空気通過部（空気通過部）
４０Ｂ　後遮蔽板（第１遮蔽板）
４８　フェンダーブラケット
５６１０　欠部
Ｓ　車両前部空間（エンジンルーム）
ＳＦ　フェンダー空間

Claims (6)

1. 　フェンダー空間内にエアクリーナの空気取り入れ口が設けられた車両の前部構造であって、
   　前記フェンダー空間は、車両前部に位置するエンジンルームの車幅方向外側で車両前後方向に延びるアッパーフレームと、前記アッパーフレームの車幅方向外側に設けられるフェンダーパネルと、前記フェンダーパネルのホイールアーチに沿って設けられるスプラッシュシールドと、で囲まれた空間であり、
   　車両の前部構造は、
   　前記スプラッシュシールドに沿って車両後方に流れる空気の流れを遮る複数の遮蔽板、
   　を具備し、
   　前記複数の遮蔽板は、前記空気取り入れ口の車両前方で前記スプラッシュシールドの上方箇所に、車両前後方向に並んで設けられ、
   　前記複数の遮蔽板のそれぞれには、一部が開口または切り欠かれて空気の通過を可能とした空気通過部が設けられ、
   　隣り合う前記遮蔽板に設けられた前記空気通過部は、前記空気の流れ方向で互いに重ならない、
   　車両の前部構造。
2. 　前記複数の遮蔽板は、
   　前記フェンダーパネルの前端部に設けられ前記フェンダー空間内への空気の流入を規制する第１遮蔽板と、
   　前記第１遮蔽板より前記空気の流れの上流側に設けられる第２遮蔽板と、
   　を含む、
   　請求項１記載の車両の前部構造。
3. 　前記第１遮蔽板に設けられる前記空気通過部は、前記第１遮蔽板の車幅方向外側端部の一部を切り欠いた欠部により形成される、
   　請求項２記載の車両の前部構造。
4. 　前記第２遮蔽板は、前記空気の流れ方向の下流側に凹んだ凹部を有し、
   　前記第２遮蔽板に設けられる前記空気通過部は、前記第２遮蔽板を貫通する開口により形成され、
   　前記開口は、前記凹部内に設けられている、
   　請求項２又は３記載の車両の前部構造。
5. 　前記第２遮蔽板は、前記スプラッシュシールドの車両前方に至るに連れて次第に下方に変位する傾斜部の上方に配置されている、
   　請求項２から４の何れか１項記載の車両の前部構造。
6. 　前記第２遮蔽板は、前記アッパーフレームに設けられ前記フェンダーパネルを支えるフェンダーブラケットで構成されている、
   　請求項２から５のいずれか１項記載の車両の前部構造。

Images