WO2019159312A1 - ステップ軸への固定の状態を目視確認できるエスカレーターのステップ - Google Patents
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- B66B23/00—Component parts of escalators or moving walkways
- B66B23/08—Carrying surfaces
- B66B23/12—Steps
Definitions
- One of the pair of handrails 6 is provided on the left of the plurality of steps 5.
- the other of the pair of handrails 6 is provided to the right of the plurality of steps 5.
- Each of the pair of handrails 6 is formed in an endless shape.
- Step 5 does not require a lever outside the base 12. Since the base 12 has a simple shape, the manufacturing cost can be reduced.
- the lifting spring may be a leaf spring, a mainspring spring or a coil spring.
- the fixed end 23 is disposed inside the upper base 13 from the opening 20.
- the fixed end 23 does not protrude from the inner surface 16.
- the fixed end 23 is rotatably provided.
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
この発明は、ステップ(5)にゴミ等が付着した場合においても、より確実にステップ(5)のステップ軸(4)への固定の状態を目視確認できるエスカレーター(1)のステップ(5)を提供することを目的とする。ステップ(5)は、踏み板(8)と、口金(12)と、持上げ部(21)と、を備える。踏み板(8)は、運転時に利用者(P)が乗込む平面を有する。口金(12)は、踏み板(8)の下方に設けられ、踏み板(8)をステップ軸(4)に固定する。口金(12)の内面(16)は、ステップ軸(4)に対向する。持上げ部(21)は、踏み板(8)がステップ軸(4)に固定されている場合に内面(16)から突出しない。持上げ部(21)は、踏み板(8)がステップ軸(4)に固定されていない場合に内面(16)から自由端(24)が突出することでステップ軸(4)から踏み板(8)を持上げて傾ける。
Description
本発明は、エスカレーターのステップに関する。
特許文献1にエスカレーターのステップの例が記載されている。ステップは、踏み板をステップ軸に固定する固定部を備える。固定部は、レバーとバネとを外側に備える。踏み板がステップ軸に固定されていない場合に、レバーは、バネの弾性力によりステップ軸から踏み板を持上げて傾ける。保守員は、踏み板の傾きによって、ステップのステップ軸への固定の状態を目視確認できる。
しかしながら、特許文献1のステップのレバーおよびバネには、エスカレーターの利用者の靴底等から落下したゴミ等が付着しうる。ゴミ等が付着した場合に、レバーまたはバネは、ゴミ等を噛み込むことによって動かないときがある。このとき、踏み板がステップ軸に固定されていない場合でも、踏み板が持ち上がらない。
本発明は、このような課題を解決するためになされた。本発明の目的は、ステップにゴミ等が付着した場合においても、より確実にステップのステップ軸への固定の状態を目視確認できるエスカレーターのステップを提供することである。
本発明に係るエスカレーターのステップは、エスカレーターの運転時に利用者が乗込む平面を有する踏み板と、踏み板の下方に設けられ踏み板をステップ軸に固定する固定部と、踏み板がステップ軸に固定されている場合に固定部のステップ軸に対向する内面から突出せず踏み板がステップ軸に固定されていない場合に内面から一部が突出することでステップ軸から踏み板を持上げて傾ける持上げ部と、を備える。
本発明によれば、ステップは、踏み板と、固定部と、持上げ部と、を備える。踏み板は、運転時に利用者が乗込む平面を有する。固定部は、踏み板の下方に設けられ、踏み板をステップ軸に固定する。固定部の内面は、ステップ軸に対向する。持上げ部は、踏み板がステップ軸に固定されている場合に内面から突出しない。持上げ部は、踏み板がステップ軸に固定されていない場合に内面から一部が突出することでステップ軸から踏み板を持上げて傾ける。これにより、ステップにゴミ等が付着した場合においても、保守員は、より確実にステップのステップ軸への固定状態を目視確認できる。
本発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一または相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係るステップを備えるエスカレーターの構成図である。
図1において、エスカレーター1の左右方向は、紙面に垂直な向きである。図1において、エスカレーター1の前後方向は、紙面の左右方向である。
図1は、本実施の形態に係るステップを備えるエスカレーターの構成図である。
図1において、エスカレーター1の左右方向は、紙面に垂直な向きである。図1において、エスカレーター1の前後方向は、紙面の左右方向である。
図1において、上部乗降口2aは、エスカレーター1の上部に設けられる。下部乗降口2bは、エスカレーター1の下部に設けられる。
上部機械室3aは、エスカレーター1の上部に設けられる。上部機械室3aは、上部乗降口2aの下方に設けられる。下部機械室3bは、エスカレーター1の下部に設けられる。下部機械室3bは、下部乗降口2bの下方に設けられる。
エスカレーター1は、複数のステップ軸4と、複数のステップ5と、一対の手すり6と、図示されない駆動装置と、制御盤7と、を備える。
複数のステップ軸4は、無端状に連結される。
複数のステップ5の各々は、複数のステップ軸4の各々に固定される。複数のステップ5は、無端状に配置される。複数のステップ5の各々は、踏み板8を備える。踏み板8は、エスカレーター1の運転時に利用者Pが乗り込む平面を有する。
一対の手すり6の一方は、複数のステップ5の左に設けられる。一対の手すり6の他方は、複数のステップ5の右に設けられる。一対の手すり6の各々は、無端状に形成される。
駆動装置は、上部機械室3aに設けられる。
制御盤7は、上部機械室3aに設けられる。
制御盤7は、駆動装置の動作を制御する。駆動装置は、上側を往路として複数のステップ軸4を循環移動させる。複数のステップ5の各々は、複数のステップ軸4の各々と同期して循環移動する。往路を移動する複数のステップ5は、エスカレーター1の一定傾斜部において、階段状に配置される。一対の手すり6は、複数のステップ5と同期して循環する。
エスカレーター1の上り運転時に、利用者Pは、ステップ5の踏み板8に一対の手すり6の一方を掴んで下部乗降口2bから乗る。利用者Pは、往路を移動するステップ5の踏み板8に乗って上部乗降口2aに移動する。
エスカレーター1の下り運転時に、利用者Pは、ステップ5の踏み板8に一対の手すり6の一方を掴んで上部乗降口2aから乗る。利用者Pは、往路を移動するステップ5の踏み板8に乗って下部乗降口2bに移動する。
続いて、図2および図3を用いて、ステップ5の構成を説明する。
図2は、本実施の形態に係るステップの側面図である。図3は、本実施の形態に係るステップの要部を拡大した斜視図である。
図2は、本実施の形態に係るステップの側面図である。図3は、本実施の形態に係るステップの要部を拡大した斜視図である。
図2は、ステップ5がステップ軸4に固定されている状態を示す。
ステップ軸4は、一対の軸受9を備える。一対の軸受9の各々は、ステップ軸4の中心軸の周りに回転可能に設けられる。一対の軸受9の各々は、例えばナイロンブッシュである。一対の軸受9の一方は、ステップ軸4の左右方向の一側に配置される。一対の軸受9の他方は、ステップ軸4の左右方向の他側に配置される。
ステップ5は、ライザー10と、一対のブラケット11と、一対の口金12と、を備える。
ライザー10は、踏み板8の前後方向の一縁部から垂れ下がる。
一対のブラケット11の一方は、踏み板8の一側とライザー10の一側とを連結する。一対のブラケット11の他方は、踏み板8の他側とライザー10の他側とを連結する。
口金12は、固定部の例である。一対の口金12の一方は、一対のブラケット11の一方の下部に設けられる。一対の口金12の他方は、一対のブラケット11の他方の下部に設けられる。一対の口金12の各々は、踏み板8の前後方向のライザー10の反対側で踏み板8の下方に配置される。
一対の口金12の各々は、上部口金13と、下部口金14と、を備える。
上部口金13は、上部固定部の例である。上部口金13は、ブラケット11に固定される。上部口金13は、締結穴15を有する。締結穴15は、前後方向のライザー10と反対側の端部を上方から下方に貫く。締結穴15は雌ねじである。上部口金13は、内面16を有する。内面16は、締結穴15より後方に配置される。内面16は、半円状に湾曲する。内面16は、ステップ軸4の軸受9の外周に上方から対向する。
上部口金13は、下部固定部の例である。下部口金14は、ステップ5の左右方向を回転軸として回転可能に上部口金13に連結される。下部口金14は、上部口金13の内面16より後方で連結される。下部口金14は、締結穴17を有する。締結穴17は、上部口金13の締結穴15と前後方向の同じ側の端部を上方から下方に貫く。締結穴17は雌ねじである。下部口金14は、内面18を有する。内面18は、上部口金13に連結される部分と締結穴17との間に配置される。内面18は、半円状に湾曲する。内面18は、ステップ軸4の軸受9の外周に下方から対向する。
一対の口金12の各々は、下部口金14が回転することで開閉するように構成される。一対の口金12の各々は、ステップ軸4の軸受9の各々にボルト19の締め付けによって固定される。
図3は、開いている状態の口金12を示す。
上部口金13は、内面16に、開口20を有する。
ステップ5は、一対の持上げ部21と、一対のねじりバネ22と、を備える。
一対の持上げ部21の各々は、一対の口金12の各々の上部口金13に設けられる。持上げ部21は、固定端23と、自由端24と、を有する。固定端23および自由端24は、持上げ部21の一部である。
固定端23は、開口20から上部口金13の内側に配置される。固定端23は、内面16から突出しない。固定端23は、回転可能に設けられる。
自由端24は、固定端23の反対側の端部である。
一対の持上げ部21の各々は、接触面25を有する。接触面25は、半円状に湾曲する。接触面25の曲率は、ステップ軸4の軸受9の外側面の曲率と同じである。接触面25は、開口20に収まる形状である。
ねじりバネ22は、持上げバネの例である。一対のねじりバネ22の各々は、一対の持上げ部21の各々の固定端23に設けられる。ねじりバネ22は、接触面25より上部口金13の側に配置される。ねじりバネ22の一端は、持上げ部21に固定される。ねじりバネ22の他端は、上部口金13に固定される。
口金12がステップ軸4に固定されていない場合に、ねじりバネ22は、持上げ部21の自由端24を、内面16の開口20から上部口金13の外側に向かって弾性力により突出させる。
口金12がステップ軸4に固定されている場合に、一対の持上げ部21の各々は、ねじりバネ22の弾性力に抗しながらステップ軸4の軸受9に押さえられる。この際、持上げ部21の自由端24は、内面16から突出しない。接触面25は、ステップ軸4の軸受9の外側面に沿って接触する。
続いて、図4および図5を用いて、ステップ5のステップ軸4への固定の状態を目視で確認する方法を説明する。
図4は、本実施の形態に係るステップの要部を拡大した側面図である。図5は、本実施の形態に係るステップの側面図である。
図4は、本実施の形態に係るステップの要部を拡大した側面図である。図5は、本実施の形態に係るステップの側面図である。
図4は、保守点検時のボルト19の取付け忘れまたはゆるみ等によって口金12がステップ軸4に固定されていない状態を示す。
この場合に、持上げ部21の自由端24は、ねじりバネ22の弾性力により内面16から突出する。持上げ部21は、口金12をステップ軸4から持上げる。ブラケット11は、口金12に追従して持上がる。踏み板8は、ブラケット11に追従して持上がる。
この際、図5に示されるように、踏み板8は傾く。保守員は、踏み板8の傾きによって、ステップ5がステップ軸4へ固定されていないことを目視で確認する。
以上に説明したように、本実施の形態に係るエスカレーターのステップは、踏み板8と、口金12と、持上げ部21と、を備える。踏み板8は、エスカレーターの運転時に利用者Pが乗込む平面を有する。口金12は、踏み板8の下方に設けられ、踏み板8をステップ軸4に固定する。口金12の内面16は、ステップ軸4に対向する。踏み板8がステップ軸4に固定されている場合に、持上げ部21は、内面16から突出しない。踏み板8がステップ軸4に固定されていない場合に、持上げ部21は、内面16から自由端24が突出することでステップ軸4から踏み板8を持上げて傾ける。
ゴミ等は、エスカレーター1の運転時に、利用者Pの靴底などから落下する。ゴミ等は、ステップ5の外側に付着する。エスカレーター1の運転時に、口金12は、固定されている。このとき、持上げ部21は、内面16から突出しない。このため、持上げ部21は、外部に露出しない。持上げ部21は、ステップ5の外側に付着したゴミ等が付着しない。ステップ5は、持上げ部21が小石またはゴミ等を噛み込むことによって動かなくなることを防ぐ。保守点検時のボルト19の取付け忘れまたはゆるみ等によって口金12がステップ軸4に固定されていない場合に、持上げ部21は、踏み板8を傾ける。これにより、ステップ5の外側にゴミ等が付着した場合においても、保守員は、より確実にステップ5のステップ軸4への固定の状態を目視で確認できる。
持上げ部21は、口金12の内部にある。このため、ステップ5を構成する部材をコンパクトにすることができる。ステップ5をステップ軸4から取り外して運搬または保管する場合に、持上げ部21は邪魔にならない。
ステップ5は、口金12の外部にレバーを備える必要がない。口金12は、形状が単純になるので、製造のコストが抑えられる。
また、ステップ5は、ねじりバネ22を備える。踏み板8がステップ軸4に固定されていない場合に、ねじりバネ22は、口金12のステップ軸4に対向する内面16から持上げ部21の自由端24を弾性力により突出させる。持上げ部21は、簡易な構造で踏み板8を持上げることができる。
また、持上げ部21は、接触面25を有する。踏み板8がステップ軸4に固定されている場合に、接触面25は、ステップ軸4の表面に沿って接触する。ステップ5は、接触面25とステップ軸4との間に隙間が生じることを防ぐ。ステップ5は、接触面25とステップ軸4との間の隙間からゴミ等が入り込むことを防ぐ。これにより、ステップ5は、保守員によるステップ5のステップ軸4への固定の状態の目視確認をより確実にできる。
また、口金12は、ステップ軸4に上方から対向する上部口金13を有する。持上げ部21は、上部口金13に設けられる。これにより、下部口金14が破損等によって脱落した場合においても、ステップ5は、ステップ軸4から踏み板8を持上げて傾けることができる。
また、一対の持上げ部21は、一対の口金12の各々に設けられる。ステップ5は、ねじりバネ22の1つ当たりの負荷を低減できる。持上げ部21は、より簡易な構造で踏み板8を持上げることができる。
なお、持上げ部21は、一対の口金12のいずれか一方のみに設けられてもよい。踏み板8がステップ軸4に固定されていない場合に、持上げ部21は、踏み板8の一側のみを持上げる。ステップ5は、前後方向および左右方向に傾く。踏み板8が固定されていないステップ5は踏み板8が非対称に傾くので、保守員は、踏み板8が固定されているステップとの差を確認しやすい。
持上げバネは、板バネ、ぜんまいバネまたはコイルバネ等であってもよい。
続いて、図6を用いて実施の形態1の変形例を説明する。
図6は、本実施の形態の変形例に係るステップの要部を拡大した側面図である。
図6は、本実施の形態の変形例に係るステップの要部を拡大した側面図である。
一対の軸受9の各々は、締結穴26を有する。締結穴26は雌ねじである。
一対の口金12の各々は、上部口金13を備える。
上部口金13は、ブラケット11に固定される。上部口金13は、締結穴15を有する。締結穴15は、前後方向のライザー10と反対側の端部を上方から下方に貫く。締結穴15は雌ねじである。上部口金13は、内面16を有する。内面16は、締結穴15より後方に配置される。内面16は、半円状に湾曲する。内面16は、ステップ軸4の軸受9の外周に上方から対向する。
一対の口金12の各々は、ステップ軸4の一対の軸受9の各々に締結穴15および締結穴26のボルト19の締め付けによって固定される。
持上げ部21は、上部口金13に設けられる。これにより、本変形例のように下部口金を備えない口金12においても、ステップ5は、ステップ軸4から踏み板8を持上げて傾けることができる。
実施の形態2.
本実施の形態では、実施の形態1で開示された例と相違する点について詳しく説明する。本実施の形態で説明しない特徴については、実施の形態1で開示された例のいずれの特徴が採用されてもよい。
本実施の形態では、実施の形態1で開示された例と相違する点について詳しく説明する。本実施の形態で説明しない特徴については、実施の形態1で開示された例のいずれの特徴が採用されてもよい。
図7を用いて、ステップ5の構成を説明する。
図7は、本実施の形態に係るステップの要部を拡大した側面図である。
図7は、本実施の形態に係るステップの要部を拡大した側面図である。
持上げ部21は、板バネである。板バネは、弾性を有する鋼板を曲げて形成される。鋼板は、弾性材料の例である。
一対の持上げ部21の各々は、一対の口金12の各々の上部口金13に設けられる。持上げ部21は、固定端23と、自由端24と、を有する。固定端23および自由端24は、持上げ部21の一部である。
固定端23は、開口20から上部口金13の内側に配置される。固定端23は、内面16から突出しない。固定端23は、回転可能に設けられる。
自由端24は、固定端23の反対側の端部である。
口金12がステップ軸4に固定されていない場合に、持上げ部21の自由端24は、内面16の開口20から上部口金13の外側に向かって弾性力により突出する。
口金12がステップ軸4に固定されている場合に、一対の持上げ部21の各々は、自らの弾性力に抗しながらステップ軸4の軸受9に押さえられる。持上げ部21の自由端24は、内面16から突出しない。
保守点検時のボルト19の取付け忘れまたはゆるみ等によって口金12がステップ軸4に固定されていない場合に、持上げ部21の自由端24は、内面16から突出する。持上げ部21は、口金12をステップ軸4から自らの弾性力により持上げる。ブラケット11は、口金12に追従して持上がる。踏み板8は、ブラケット11に追従して持上がる。
この際、踏み板8は、傾く。保守員は、踏み板8の傾きによって、ステップ5がステップ軸4への固定されていないことを目視で確認する。
以上に説明したように、本実施の形態に係るエスカレーターのステップは、持上げ部21を備える。持上げ部21は、弾性材料からなる。持上げ部21自体が弾性材料で形成されるので、ステップ5の部品の点数を減らすことができる。持上げ部21は、より簡易な構造で踏み板8を持上げることができる。
本発明に係るエスカレーターのステップは、ステップをステップ軸から着脱するエスカレーターシステムに適用できる。
1 エスカレーター、 2a 上部乗降口、 2b 下部乗降口、 3a 上部機械室、 3b 下部機械室、 4 ステップ軸、 5 ステップ、 6 手すり、 7 制御盤、 8 踏み板、 9 軸受、 10 ライザー、 11 ブラケット、 12 口金、 13 上部口金、 14 下部口金、 15 締結穴、 16 内面、 17 締結穴、 18 内面、 19 ボルト、 20 開口、 21 持上げ部、 22 ねじりバネ、 23 固定端、 24 自由端、 25 接触面、 26 締結穴
Claims (5)
- エスカレーターの運転時に利用者が乗込む平面を有する踏み板と、
前記踏み板の下方に設けられ、前記踏み板をステップ軸に固定する固定部と、
前記踏み板が前記ステップ軸に固定されている場合に前記固定部の前記ステップ軸に対向する内面から突出せず、前記踏み板が前記ステップ軸に固定されていない場合に前記内面から一部が突出することで前記ステップ軸から前記踏み板を持上げて傾ける持上げ部と、
を備えるエスカレーターのステップ。 - 前記踏み板が前記ステップ軸に固定されていない場合に前記内面から前記持上げ部の一部を弾性力により突出させる持上げバネ
を備える請求項1に記載のエスカレーターのステップ。 - 前記持上げ部は、弾性材料からなる請求項1に記載のエスカレーターのステップ。
- 前記持上げ部は、前記踏み板が前記ステップ軸に固定されている場合に前記ステップ軸の表面に沿って接触する接触面を有する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエスカレーターのステップ。
- 前記固定部は、前記ステップ軸に上方から対向する上部固定部を有し、
前記持上げ部は、前記上部固定部に設けられる請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のエスカレーターのステップ。
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121 | Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application |
Ref document number: 18906016 Country of ref document: EP Kind code of ref document: A1 |
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NENP | Non-entry into the national phase |
Ref country code: DE |
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122 | Ep: pct application non-entry in european phase |
Ref document number: 18906016 Country of ref document: EP Kind code of ref document: A1 |