WO2019145996A1 - 充放電器、車両充放電システム、充電器及び車両充電システム - Google Patents

充放電器、車両充放電システム、充電器及び車両充電システム Download PDF

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Abstract

充放電器は、車両に搭載された蓄電池への充電と蓄電池からの放電との少なくとも一方を制御する充放電部と、充放電部と蓄電池とを電気的に接続するためのケーブル(11)と、ケーブル(11)の蓄電池の側の端部に設けられていてケーブル(11)を車両に接続するコネクタ(12)とを有する。コネクタ(12)は、支軸(106a)を中心に回動し、車両のインレットと嵌合する凸部(106b)を含むラッチ(106)と、ラッチ(106)の回動を規制する機能を有するソレノイド(92)と、ソレノイド(92)の動作状態を示すソレノイドアンサー信号を出力するアンサー出力部(111)とを有する。

Description

充放電器、車両充放電システム、充電器及び車両充電システム
 本発明は、車両に搭載された蓄電池について充放電を行う充放電器及び車両充放電システム、並びに車両に搭載された蓄電池を充電する充電器及び車両充電システムに関する。
 近年、商用系統から供給される電力を用いて電気自動車に搭載された蓄電池を充電すると共に、電気自動車に搭載された蓄電池から宅内負荷である家電機器に電力を供給する充放電システムが普及しつつある。従来の充放電システムでは、電気自動車に搭載された蓄電池が商用系統から供給される電力により充電される場合、電気自動車用パワーコンディショナによって交流電力が直流電力に変換され、この直流電力が電気自動車に供給される。従来の充放電システムでは、電気自動車に搭載された蓄電池に蓄えられた電力が宅内負荷に供給される場合、電気自動車用パワーコンディショナによって電気自動車に搭載された蓄電池から出力される直流電力が交流電力に変換され、この交流電力が宅内負荷に供給される。
 電気自動車に搭載された蓄電池と充放電用の電力変換装置とを接続するコネクタには、充放電中にユーザがコネクタを電気自動車のインレットから抜くことができないようなロック機構が必要である。特許文献1は、ロックに必要なソレノイドを有するコネクタを開示している。
特開2015-230750号公報
 従来、塩害地では、海塩粒子がソレノイドの摺動部に固着するので、ソレノイドが適切に動作しないという問題が生じている。特許文献1はロック機構に関連する配線の断線を検知する技術を開示しているが、特許文献1において開示されている技術では、海塩粒子がソレノイドの摺動部に固着して摺動部の摩擦が増加することにより生じるソレノイドの不具合へ対応することはできない。ソレノイドが劣化した場合のソレノイドの劣化を示す情報を報知することに寄与する技術が提供されることが要求されている。
 本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ソレノイドが劣化した場合のソレノイドの劣化を示す情報を報知することに寄与する充放電器を得ることを目的とする。
 上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、車両に搭載された蓄電池への充電と前記蓄電池からの放電との少なくとも一方を制御する充放電部と、前記充放電部と前記蓄電池とを電気的に接続するためのケーブルと、前記ケーブルの前記蓄電池の側の端部に設けられていて前記ケーブルを前記車両に接続するコネクタとを有する。前記コネクタは、支軸を中心に回動するラッチを有する。前記ラッチは、前記車両のインレットと嵌合する凸部を含む。前記コネクタは、前記ラッチの回動を規制する機能を有するソレノイドと、前記ソレノイドの動作状態を示すソレノイドアンサー信号を出力するアンサー出力部とを更に有する。
 本発明は、ソレノイドが劣化した場合のソレノイドの劣化を示す情報を報知することに寄与することができるという効果を奏する。
実施の形態にかかる充放電器を有する充放電システムの構成を示す図 実施の形態にかかる車両充放電システムの構成を示す図 実施の形態にかかる充放電器の外観を示す図 実施の形態にかかる充放電システムの一部の回路の構成を示す図 実施の形態にかかる充放電器の充放電部と車両とのインターフェース部分の回路の構成を示す図 実施の形態にかかる充放電器におけるコネクタの回路の構成を示す図 実施の形態にかかる充放電器が有するケーブル及びコネクタの断面を示す図 実施の形態にかかる充放電器が有するアンサー出力部、劣化判定部及び表示機器の構成を示す図 実施の形態にかかる充放電器が有する電磁開閉器、アンサー出力部及び劣化判定部からの信号の出力タイミングを示す図 実施の形態にかかる充放電器が有する充放電部及び劣化判定部を構成する少なくとも一部の構成要素が処理回路によって実現される場合の処理回路を示す図 実施の形態にかかる充放電器が有する充放電部及び劣化判定部の少なくとも一部の機能がプロセッサによって実現される場合のプロセッサを示す図
 以下に、本発明の実施の形態にかかる充放電器、車両充放電システム、充電器及び車両充電システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
 図1は、実施の形態にかかる充放電器3を有する充放電システム100の構成を示す図である。充放電システム100は、太陽光をもとに発電する太陽電池1と、太陽電池1によって得られた直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナ2と、交流電力を直流電力に変換する機能を有すると共に直流電力を交流電力に変換する機能を有する充放電器3とを有する。
 充放電システム100は、蓄電池が搭載された車両4と、住宅に設置された分電盤5とを更に有する。車両4は、電気自動車である。車両4は、プラグインハイブリッド電気自動車であってもよい。充放電器3は、車両4に搭載された蓄電池への充電と当該蓄電池からの放電とを制御する。充放電システム100は、パワーコンディショナ2と充放電器3との接続と、パワーコンディショナ2と分電盤5との接続とを切り換える機能を有する切替開閉器6を更に有する。充放電システム100は、切替開閉器7と、切替開閉器7と商用系統10との間に配置される主幹漏電遮断器8と、保守用遮断器9とを更に有する。図1には、商用系統10も示されている。
 パワーコンディショナ2は、配線aを介して切替開閉器6に接続されている。配線dは、分電盤5と切替開閉器7とを接続している。配線bは、配線dに接続されている。切替開閉器6は、配線b及び配線dを介して分電盤5及び切替開閉器7の各々に接続されている。切替開閉器6は、配線cを介して充放電器3に接続されている。切替開閉器6は、配線aが接続される共通端子61と、配線bが接続される端子62と、配線cが接続される端子63と、接点64とを有する。
 分電盤5は、主幹ブレーカ5aと、主幹ブレーカ5aに接続される複数の分岐ブレーカ5bとを有する。宅内負荷70が、複数の分岐ブレーカ5bの各々に接続可能である。図1には、4個の分岐ブレーカ5bと1個の宅内負荷70とが例示されている。宅内負荷70は、交流電力をもとに動作する機器である。例えば、宅内負荷70は、冷蔵庫、照明機器、調理機器、電話機、テレビジョンセット又はオーディオ機器である。
 切替開閉器7は、分電盤5と主幹漏電遮断器8とを接続する機能と、分電盤5と充放電器3とを接続する機能とを有する。切替開閉器7は、配線dが接続される共通端子71と、配線eが接続される端子72と、配線fが接続される端子73と、接点74とを有する。端子72は、配線eを介して主幹漏電遮断器8の二次側に接続されている。宅内負荷70が分電盤5に接続されると共に、分電盤5と充放電器3とが切替開閉器7によって接続された場合、充放電器3は、車両4に搭載された蓄電池に蓄えられた電力を宅内負荷70へ供給することができる。
 主幹漏電遮断器8の一次側は、商用系統10に接続される。主幹漏電遮断器8の二次側は、配線e及び配線gに接続されている。配線gは、主幹漏電遮断器8の二次側と保守用遮断器9の一次側とを接続する。保守用遮断器9の二次側は、配線hを介して、充放電器3に接続されている。保守用遮断器9は、主幹漏電遮断器8と充放電器3との接続と分離とを行う。充放電器3の保守点検の際、保守用遮断器9によって、主幹漏電遮断器8と充放電器3とは分離される。
 充放電器3は、電流を遮断する機能を有する過電流遮断器30を有する。過電流遮断器30には、配線hが接続されている。充放電器3は、商用系統10の停電時にユーザが自立運転への移行を選択した際、商用系統10と充放電器3との接続を切り離す解列用開閉器31を更に有する。自立運転に関連する事項については、後に説明する。
 充放電器3は、車両4から供給される電力が商用系統10へ逆潮流することを防止する変流器32を更に有する。車両4の蓄電池に蓄えられた電力を商用系統10へ売電することができないため、変流器32は、充放電部33から出力される交流電力が商用系統10へ流入することを防止する。解列用開閉器31と変流器32とを接続する配線iには、配線cが接続されている。
 充放電器3は、双方向の電力変換手段であって車両4に搭載された蓄電池への充電と当該電池からの放電とを制御する充放電部33を更に有する。充放電部33は、商用系統10又はパワーコンディショナ2から供給される交流電力を直流電力に変換して出力する機能と、車両4から供給される直流電力を交流電力に変換して出力する機能とを有する。充放電部33の交流側には、変流器32及び配線fが接続されている。
 充放電器3は、充放電部33と車両4に搭載された蓄電池とを電気的に接続するためのケーブル11と、ケーブル11の蓄電池の側の端部に設けられていてケーブル11を車両4に接続するコネクタ12とを更に有する。充放電部33の直流側には、ケーブル11及びコネクタ12を介して車両4が接続される。ケーブル11は、充放電器3と車両4との間で電力、通信信号及び制御電源を伝送する。コネクタ12は、車両4のインレットに接続される。
 次に、充放電システム100の動作を説明する。充放電システム100の動作モードは、充電モードと放電モードとに大別される。
 充電モードでは、充放電システム100は、商用系統10から供給される電力と太陽電池1から供給される電力とを車両4に供給することができる。充電モードでは、商用系統10が停電した場合、解列用開閉器31が開くことにより、充放電器3が商用系統10から切り離され、太陽電池1によって得られた電力が切替開閉器6を介して充放電器3に供給され、車両4に搭載された蓄電池が充電される。
 放電モードでは、通常、太陽電池1の発電量と宅内負荷70の消費電力量とをもとに、車両4に搭載された蓄電池の放電量が調整される。蓄電池の放電量が宅内負荷70の消費電力量より少ない場合、不足する電力は商用系統10から供給される。
 充放電器3は、充電モードと放電モードとを切れ目なく切り替えるシームレス充放電を行うことができ、商用系統10の停電時には、太陽電池1の発電量と宅内負荷70の消費電力量とをもとに、車両4に搭載された蓄電池の放電量を調整する。つまり、放電モードでは、太陽電池1から供給される電力及び車両4から供給される電力が宅内負荷70に供給される。充放電器3が商用系統10から切り離された場合、シームレス充放電を行うと共に、太陽電池1から供給される電力及び車両4から供給される電力により宅内負荷70の運転を継続する運転モードは、自立運転モードと称される。
 以下に、充電モードの具体例を説明する。商用系統10が停電しておらず、かつ、充放電器3が正常に動作している場合、切替開閉器6、切替開閉器7、主幹漏電遮断器8、保守用遮断器9、過電流遮断器30及び解列用開閉器31の状態は、以下の通りである。
 (1)切替開閉器6の端子63が共通端子61に接続される。
 (2)切替開閉器7の端子73が共通端子71に接続される。
 (3)主幹漏電遮断器8は閉じている。
 (4)保守用遮断器9は閉じている。
 (5)解列用開閉器31は閉じている。
 (6)過電流遮断器30は閉じている。
 この状態において、商用系統10から供給される交流電力は、主幹漏電遮断器8、保守用遮断器9、過電流遮断器30、解列用開閉器31、変流器32、切替開閉器7、主幹ブレーカ5a及び分岐ブレーカ5bを介して、宅内負荷70に供給される。このとき、商用系統10の電力は、切替開閉器6を介してパワーコンディショナ2の交流出力側にも供給され、パワーコンディショナ2は、商用系統10の電力を検出して商用系統10と連系する運転を行う。
 商用系統10から供給される交流電力は、過電流遮断器30、解列用開閉器31及び変流器32を介して、充放電部33にも供給される。充放電部33は、商用系統10から供給される交流電力を直流電力に変換する。変換によって得られた直流電力は、ケーブル11を介して、車両4に搭載された蓄電池に供給される。これにより、車両4に搭載された蓄電池は充電される。
 以下、自立運転モードの具体例を説明する。商用系統10が停電し、かつ、充放電器3が正常に動作しているとき、切替開閉器6、切替開閉器7、主幹漏電遮断器8、保守用遮断器9、過電流遮断器30及び解列用開閉器31の状態は、以下の通りである。
 (1)切替開閉器6の端子63が共通端子61に接続される。
 (2)切替開閉器7の端子73が共通端子71に接続される。
 (3)主幹漏電遮断器8は閉じている。
 (4)保守用遮断器9は閉じている。
 (5)解列用開閉器31は開いている。
 (6)過電流遮断器30は閉じている。
 充放電部33は、車両4に搭載された蓄電池から供給される直流電力を交流電力に変換する。変換によって得られた交流電力は、切替開閉器7、主幹ブレーカ5a及び分岐ブレーカ5bを介して、宅内負荷70に供給される。
 自立運転時に充放電部33から出力された交流電力は、切替開閉器6を介して、パワーコンディショナ2の交流出力の側にも供給される。パワーコンディショナ2は、充放電部33から出力された交流電力を検出し、交流電力を出力する。
 一般住宅の消費電力は、単相200Vで通常3kWから12kWである。太陽電池1の発電量は、住宅の屋根に設置される太陽電池1の面積と日射量とにより変動し、一般的に2kWから12kWである。太陽電池1における電力変換効率の改善と住宅の屋根構造の改善とにより、太陽電池1の発電量は近年上昇する傾向にある。車両4に搭載された蓄電池の電力容量は1kWhから30kWhであり、電池性能の改善により、当該蓄電池の電力容量は飛躍的に増加する傾向にある。
 図2は、実施の形態にかかる車両充放電システム200の構成を示す図である。車両充放電システム200は、充放電器3を制御し、かつ充放電器3の動作状況を示す情報を表示すると共にユーザが操作を行う制御表示器95と、宅内制御装置96とを有する。宅内制御装置96は、図1に示す分電盤5に接続される宅内負荷70の電力消費の状態とパワーコンディショナ2の発電の状態とをもとに、充放電器3及び宅内負荷70の運転状態を制御するホームエネルギーマネジメントシステムである。図2の宅内制御装置96のブロックにおける文字列「ECOチェック」のなかの文字列「ECO」はEcologyの略語であって、「ECOチェック」は省エネルギのチェックを行うことを意味する。車両充放電システム200は、充放電器3を更に有する。つまり、充放電器3は、充放電システム100にも車両充放電システム200にも含まれている。
 車両充放電システム200は、充放電器3が自立運転を行う際、宅内負荷70における不要な消費電力の発生を抑えることができ、車両4の電池残量を有効に使用して、商用系統10の停電が比較的長期にわたって続いても宅内負荷70への電力の供給を継続することができる。これにより、ユーザは電気のある生活を継続することができる。ユーザは、制御表示器95を介して車両4に搭載された蓄電池の充電状況を確認することができる。そのため、ユーザは、宅外にある充放電器3に設けられている表示機器113をわざわざ確認しに行かなくても、宅内において蓄電池の充電状況を確認することができる。表示機器113の詳細については、後述する。
 図3は、実施の形態にかかる充放電器3の外観を示す図である。充放電器3は、筐体50と、筐体50の背面50aに設けられているホルダ50b及びホルダ50cとを有する。図3には、筐体50の背面50aから引き出されてホルダ50bとホルダ50cとに巻き付けられたケーブル11と、ケーブル11の端部に設けられたコネクタ12とがあわせて示されている。ホルダ50b及びホルダ50cは、コネクタ12が車両4のインレットに接続されない場合、ケーブル11及びコネクタ12を保持する。具体的には、ホルダ50b及びホルダ50cにはケーブル11が巻き付けられる。ホルダ50cは、コネクタ12を保持する。
 ユーザは、車両4に搭載された蓄電池の充放電を行う場合、コネクタ12をホルダ50cから抜き、ケーブル11をホルダ50b及びホルダ50cから解いて車両4まで持って行き、コネクタ12を車両4のインレットに挿入する。ユーザは、コネクタ12を当該インレットに挿入した後、充放電器3の運転スイッチ、制御表示器95又は宅内制御装置96を用いて充放電動作を開始させる。充放電動作の開始後、充放電器3は、分電盤5に接続された宅内負荷70の運転状況又はパワーコンディショナ2の発電状況により、車両4に搭載された蓄電池についてシームレスに充放電を行う。
 ユーザは、車両4を使用する場合、充放電器3の運転スイッチ、制御表示器95又は宅内制御装置96を用いて充放電動作を停止させる。ユーザは、充放電動作の停止後、コネクタ12を車両4のインレットから引き抜き、ケーブル11をホルダ50b及びホルダ50cに巻き付け、コネクタ12をホルダ50cに挿してケーブル11を筐体50に固定する。
 例えば、ケーブル11は、複数の電線の各々がビニルシースで二重に絶縁されたキャブタイヤケーブルである。低温時の取り扱いが重視される場合、キャブタイヤケーブルはゴム製のシースが用いられたケーブルであってもよい。例えば、電力線は、断面積が3.5mmから14mmまでである耐熱ビニル電線である。低温時の取り扱いが重視される場合、電力線は耐熱ゴム電線であってもよい。
 ケーブル11が急速充電用ケーブルである場合、電力線は、断面積が22mm以上の耐熱ゴム電線であってもよい。これにより、ケーブル11の軽量化が図られると共に低温時の取り扱い性が改善され、ケーブル11はユーザにとって使い易いものとなる。
 実施の形態では、ビニルシースが用いられており、ケーブル11のコストの低減が図られている。実施の形態では、ケーブル11における電力線は、断面積が3.5mmから14mmまでの耐熱ビニル電線である。これにより、車両4に搭載された蓄電池の端子電圧が200V前後であっても、ケーブル11は一般家庭の全負荷容量である3kWから12kWの電力に耐えることができる。
 コネクタ12の外装には、難燃性及び絶縁性を有する樹脂が用いられる。これにより、ケーブル11だけでなくコネクタ12の重量も軽減される。コネクタ12の外装が樹脂で形成されている場合、ユーザが冬場にコネクタ12を使用するときに手が冷たく感じることを軽減することができる。金型を用意すれば樹脂の外装は金属の外装より量産可能であるため、外装が樹脂で形成されているコネクタ12が一般家庭に比較的大量に普及することが見込まれる。
 図4は、実施の形態にかかる充放電システム100の一部の回路の構成を示す図である。車両4は、インレット90と、インレット90に接続されるコンタクタ81と、リチウムイオン電池であるメインバッテリ82と、充電ユニット83と、補機用バッテリ84と、インレット90に接続されコンタクタ81を駆動する駆動ユニット85と、車両制御ユニット86とを有する。コンタクタ81は、メインバッテリ82とインレット90との接続と遮断とを行う。充電ユニット83は、補機用バッテリ84から放電される電力と、車両4の駆動用モータから回生される電力と、車両4の外部から供給される電力とにより、メインバッテリ82を充電する。駆動ユニット85は、充放電器3から供給される制御電源と、車両制御ユニット86から供給される制御電源及び制御信号とにより、コンタクタ81の開閉を行う。
 コネクタ12は、ヒューズ91と、充放電中にコネクタ12とインレット90との嵌合をロックするための自己保持型のソレノイド92とを有する。
 充放電部33は、充放電器3の主回路を有する。充放電器3の主回路は、充放電器3に設けられていれば、充放電部33以外の場所に設けられてもよい。以下に、充放電器3の主回路を説明する。
 充放電部33は、商用系統10からの交流電力の入力を開閉する系統連携リレー51と、リアクタ52A及びリアクタ52Bと、複数の半導体スイッチを有し直流電力を交流電力に変換するインバータ主回路53、インバータ主回路54及びインバータ主回路55と、ダイオード56とを有する。ダイオード56のアノードは、インバータ主回路53とインバータ主回路54との間の直流母線に接続され、ダイオード56のカソードは電力供給ユニット65に接続される。直流母線に流れる電流は、電力供給ユニット65へ供給される。電力供給ユニット65は、制御ユニット69に電流を供給する。
 充放電部33は、コンデンサ57と、インバータ主回路54とインバータ主回路55との間に配置される高周波絶縁トランス58と、インバータ主回路55とケーブル11との間に配置されるコンデンサ59とを有する。コンデンサ57の一端は上記の直流母線に接続され、コンデンサ57の他端は電力供給ユニット65に接続され、直流母線に流れる電流は、電圧が平滑されて電力供給ユニット65に供給される。
 インバータ主回路54、インバータ主回路55及び高周波絶縁トランス58は、双方向コンバータ回路を構成する。当該双方向コンバータ回路は、インバータ主回路54とインバータ主回路55とを絶縁しながら、インバータ主回路54から出力される電力を車両4へ供給する。コンデンサ59は、当該双方向コンバータに印加される電圧を平滑する。
 充放電部33は、商用系統10から供給される交流電力を直流電力に変換して電力供給ユニット65に給電する整流回路60と、インバータ主回路53を駆動する駆動ユニット66と、インバータ主回路54を駆動する駆動ユニット67と、インバータ主回路55を駆動する駆動ユニット68と、制御ユニット69とを更に有する。3つの駆動ユニット66、駆動ユニット67及び駆動ユニット68の各々は、制御ユニット69から出力される制御信号により、インバータ主回路53、インバータ主回路54及びインバータ主回路55のうちの対応するインバータ主回路を構成する半導体スイッチを駆動する。
 充放電部33は、バッテリユニット80を更に有する。バッテリユニット80は、商用系統10の停電時において、駆動ユニット66と、駆動ユニット67と、駆動ユニット68と、制御ユニット69と、車両4の駆動ユニット85と、図1に示す解列用開閉器31とを制御するための制御電源を電力供給ユニット65に供給する。この構成により、充放電システム100は、商用系統10の停電時において図1に示す解列用開閉器31のコンタクタを解放すると共にコンタクタ81を構成する接点を閉じることにより、自立運転システムを構築する。
 制御ユニット69は、インバータ主回路54、インバータ主回路55及び高周波絶縁トランス58により構成される双方向コンバータ回路を制御する。制御ユニット69は、ケーブル11、コネクタ12及びインレット90を介して、車両4の車両制御ユニット86との通信を行う。制御ユニット69は、車両制御ユニット86との通信を行うことにより、メインバッテリ82の充放電を制御し、宅内負荷70の負荷の値の変動と太陽電池1の発電電力量の変動とに追従した電力制御を行う。
 ソレノイド92は、インレット90へ接続されたコネクタ12を充放電中にユーザが外すことができないようにロックをかけることを目的とするセット用のコイルと、ロックを解除することを目的とするリセット用のコイルとを有する。これら二つのコイルは、制御ユニット69によって制御される。
 図5は、実施の形態にかかる充放電器3の充放電部33と車両4とのインターフェース部分の回路の構成を示す図である。図5の一点鎖線より左側には、図1に示す充放電部33及びコネクタ12に設けられる回路が示されており、図5の一点鎖線より右側には図1に示す車両4に設けられる回路が示されている。制御電源Vcc1は、図1に示す充放電器3から車両4に供給される電源である。制御電源Vcc2は、図4に示す車両制御ユニット86から充放電部33に供給される電源である。例えば、制御電源Vcc1及び制御電源Vcc2の電圧は12Vである。
 制御電源Vcc1は、充放電開始用の開閉器26に供給される。開閉器26の他端には、第1の充電開始停止線40aの一端が接続されている。第1の充電開始停止線40aの他端は、抵抗を介してフォトカプラ16の一次側に配置されるダイオードのアノードに接続されている。当該ダイオードのカソードは、接地されている。
 第1の充電開始停止線40aは、コンタクタ81を構成する2個のスイッチの各々を駆動する2個のソレノイドにも接続されている。第1の充電開始停止線40aの他端は、フォトカプラ17の一次側に配置されているダイオードのアノードにも接続されている。
 上記の2個のソレノイドの各々には、開閉器15の一端が接続されている。コンタクタ81を駆動する開閉器15は、図4に示す駆動ユニット85に設けられている。開閉器15の他端は、第2の充電開始停止線40bに接続されることによって、抵抗を介してフォトカプラ17の一次側に配置されるダイオードのカソードに接続されている。
 第2の充電開始停止線40bの他端は、充放電開始用の開閉器27の一端に接続されている。開閉器27の他端は、充放電部33の側のグランドFG1と、コネクタ接続確認線40cの一端と、コネクタ12の接地線40eの一端とに接続されている。
 コネクタ接続確認線40cの他端は、抵抗を介してフォトカプラ13の一次側に配置されているダイオードのカソードに接続されている。当該ダイオードのアノードには、制御電源Vcc2が供給される。
 接地線40eの他端は、制御用電源19の負極に接続されると共に車両4の側のグランドFG2に接続されている。制御用電源19には、制御電源Vcc2が供給される。制御電源Vcc2は、図4に示す補機用バッテリ84から供給される電源である。
 トランジスタ18のコレクタには充電許可禁止線40dの一端が接続されており、トランジスタ18のエミッタは接地されている。充電許可禁止線40dの他端は、抵抗を介してフォトカプラ25の一次側のダイオードのカソードに接続されている。当該ダイオードのアノードには、制御電源Vcc1が供給される。
 トランジスタ18は、図4に示す車両制御ユニット86から出力される充電に関連する信号をもとに、充放電器3のフォトカプラ25の一次側のダイオードに電流を流し、又は当該ダイオードに流れる電流を停止する。これにより、トランジスタ18は、車両4についての充放電の許可を制御する。フォトカプラ25は、車両4から出力される充放電許可禁止の信号を、絶縁しながら図4に示す制御ユニット69に伝達する。
 充放電部33の側の充放電開始用の開閉器26及び開閉器27と、開閉器15とが閉じることにより、コンタクタ81が閉塞する。これにより、メインバッテリ82の電圧がインレット90に印加され、充放電可能な状態になる。
 フォトカプラ13は、コネクタ12の接続を確認するためのものである。コネクタ12がインレット90に接続されると、電流は、フォトカプラ13の一次側のダイオード、コネクタ接続確認線40c、充放電部33の側のグランドFG1及び接地線40eを介して、車両4のグランドFG2に流れる。これにより、フォトカプラ13の一次側のダイオードが発光し、図4に示す車両制御ユニット86にはコネクタ12がインレット90に接続されたことを示す情報が伝達される。
 フォトカプラ16及びフォトカプラ17は、充放電開始を示す信号を充放電器3から車両4の車両制御ユニット86に伝達する。
 CAN(Controller Area Network)通信線40g及びCAN通信線40fは、充放電部33と車両4との間のデータ転送に用いられる。充放電部33及び車両4は、CAN通信線40g及びCAN通信線40fを介して相互に電圧の情報を伝送する。充放電部33及び車両4は、CAN通信線40g及びCAN通信線40fを用いると共に、コネクタ12の接続の確認と、充放電許可と、充放電禁止と、充放電開始と、充放電停止とを行うハードウェアを用いて、ケーブル11の断線又は短絡を検出し、充放電部33の異常を更に検出する。これにより、異常が検出された場合、充放電部33及び車両4は、相互の機器の通電を停止して主回路を保護することができる。
 図6は、実施の形態にかかる充放電器3におけるコネクタ12の回路の構成を示す図である。コネクタ12は、抵抗検出部93と、ソレノイド92へ通電される電流を制御する電磁開閉器94とを更に有する。抵抗検出部93は、電磁開閉器94とグランドとの間の抵抗を検出する。電磁開閉器94は、ソレノイド92を駆動するための駆動信号をソレノイド92に出力する。
 更に言うと、電磁開閉器94は、通電中のコネクタ12がインレット90から脱落することを防止するため、通電開始直前にソレノイド92のセット用のコイルに比較的短時間の通電を行う。これにより、コネクタ12とインレット90とはロックされ、ユーザはコネクタ12をインレット90から外すことができなくなる。この状態でソレノイド92の電源が消失しても、ロックの状態は維持される。
 ユーザは、充放電が完了してコネクタ12をインレット90から外す場合、充放電器3の運転スイッチ、制御表示器95又は宅内制御装置96を用いて、充放電を停止させる。充放電が停止した後、電磁開閉器94は、通電開始直前にソレノイド92のリセット用のコイルに比較的短時間の通電を行う。これにより、コネクタ12がアンロック状態となり、ユーザはコネクタ12をインレット90から外すことができる。
 図7は、実施の形態にかかる充放電器3が有するケーブル11及びコネクタ12の断面を示す図である。コネクタ12は、図4に示す車両4のインレット90に嵌められるハウジング101と、ハウジング101とケーブル11との間に位置するコネクタケース102とを有する。コネクタ12は、コネクタケース102の内部に位置する電力線105と、電力線105に接続される金属製のコネクタピン104とを有する。電力線105は、ケーブル11の電力線に接続されている。コネクタピン104は、ハウジング101の内部に位置する。電力線105の先端には、コネクタピン104が圧着されている。
 コネクタピン104は、ハウジング101が車両4のインレット90に挿入した場合、インレット90の側に設けられた電極と接触する。これにより、当該電極と電力線105とがコネクタピン104を介して接続される。例えば、電力線105は、断面積が3.5mmから14mmまでの耐熱ビニル電線である。
 電力線105には、ヒューズ91が半田で接続されている。電力線105がコネクタピン104に接続されることにより、充放電部33の回路と車両4の充電ユニット83との間に電流が流れる。
 コネクタ12は、支軸106aを中心に回動して車両4のインレット90と嵌合する凸部106bを含むラッチ106と、ラッチ解除ボタン107と、ばね108と、レバー110とを更に有する。ラッチ106、ラッチ解除ボタン107の一部、ばね108及びレバー110は、コネクタケース102の内部に設けられている。
 凸部106bは、ラッチ106の一端の側に設けられている。図7は、凸部106bがハウジング101に形成された開口部101aに位置する状態を示している。凸部106bの端部は、楔形である。凸部106bの端部の形状が楔形であるので、凸部106bは、図4に示すインレット90に形成されている凹部と嵌合することができる。ラッチ106の他端106cは、レバー110の一端110bに接している。レバー110は、支軸110aを中心に回動する。レバー110の一端110bより支軸110a寄りの部位は、ばね108に付勢されている。レバー110の他端部110cは、ラッチ解除ボタン107と接している。
 ユーザがコネクタ12をインレット90に挿入する場合、ラッチ106の凸部106bの傾斜面がインレット90の内面に接して、ラッチ106が図7の反時計回りに回動する。ラッチ106に接しているレバー110は、ばね108の付勢力に抗して時計回りに回動する。これにより、ラッチ106の凸部106bがインレット90の開口から上記の凹部までの部分に引っかからず、ハウジング101はインレット90に挿入される。
 ハウジング101のインレット90への挿入が完了すると、ラッチ106の凸部106bがインレット90に形成された凹部に引っかかる。ハウジング101のインレット90への挿入が完了した状態のままでは、ユーザはコネクタ12をインレット90から引き抜くことはできない。ユーザは、コネクタ12を引き抜く場合、ラッチ解除ボタン107を押し下げる。ラッチ解除ボタン107が押し下げられることにより、レバー110がばね108の付勢力に抗して図7の時計回りに回動し、レバー110に接しているラッチ106が反時計回りに回動する。これにより、凸部106bとインレット90との嵌合は解除される。
 コネクタ12は、コネクタケース102の内部に、ラッチ解除ボタン107と対向するソレノイド92を有する。ソレノイド92は、ラッチ106の回動を規制する機能を有する。ソレノイド92は、セット用のコイルと、リセット用のコイルと、樹脂で形成された筐体92aを有する。セット用のコイル及びリセット用のコイルは、筐体92aの内部に配置されている。ソレノイド92は、可動片92b及びプッシュロッド92cを更に有する。プッシュロッド92cは、ラッチ解除ボタン107が移動する方向に筐体92aを貫通している。可動片92bは、プッシュロッド92cのラッチ解除ボタン107に近い側の一端に設けられている。
 可動片92bは、レバー110の他端部110cと対向している可動部材である。可動片92bは、コイルへの通電によりレバー110と対向する方向に進退動する。具体的には、可動片92bは、セット用のコイルが通電された場合にレバー110の側に押し出され、リセット用のコイルが通電された場合にレバー110から離れる側に動く。
 可動片92bがレバー110に近づく側に動くと、レバー110の他端部110cに可動片92bが押し当てられるため、ユーザは、ラッチ解除ボタン107を押し下げることができず、コネクタ12をインレット90から抜くことができない。
 可動片92bがレバー110から離れる側に動くと、レバー110の他端部110cと可動片92bとの間には隙間が形成される。これにより、ユーザは、ラッチ解除ボタン107を押し下げることができ、コネクタ12をインレット90から抜くことができる。
 可動片92b及びプッシュロッド92cは、ソレノイド92の摺動部である。コネクタ12は、ソレノイド92の動作状態を電気信号に変換してソレノイド92の動作状態を示すソレノイドアンサー信号を出力するアンサー出力部111を更に有する。
 実施の形態では、アンサー出力部111は、ソレノイド92のプッシュロッド92cに機械的に接触するマイクロスイッチである。実施の形態では、ソレノイド92のプッシュロッド92cが図7の下方に動くと、マイクロスイッチがオンになる。この構成により、アンサー出力部111は、ソレノイド92のプッシュロッド92cの上下動作を電気的に検知することができる。ソレノイド92のプッシュロッド92cが図7の下方に動くとマイクロスイッチがオンになるので、ソレノイドアンサー信号は、プッシュロッド92cの動作に連動した信号である。
 図8は、実施の形態にかかる充放電器3が有するアンサー出力部111、劣化判定部112及び表示機器113の構成を示す図である。充放電器3は、アンサー出力部111から出力されたソレノイドアンサー信号をもとにソレノイドの劣化状態を判定する劣化判定部112と、劣化判定部112によって判定されたソレノイド92の劣化状態を示す情報を表示する表示機器113とを更に有する。
 劣化判定部112は、電磁開閉器94の駆動信号に対応するソレノイドアンサー信号の応答時間を計測すると共に、応答時間があらかじめ決められた閾値より長いか否かを判定する。上記の駆動信号は、電磁開閉器94がソレノイド92を駆動するために電磁開閉器94からソレノイド92に出力される信号である。劣化判定部112は、応答時間が閾値より長いと判定した場合、ソレノイド92が劣化していると判断する。表示機器113は、コネクタケース102の外面に設けられている。具体的には、表示機器113は、ソレノイド92が劣化していると劣化判定部112によって判断された場合、ソレノイド92が劣化していることを示す情報を表示する。
 図9は、実施の形態にかかる充放電器3が有する電磁開閉器94、アンサー出力部111及び劣化判定部112からの信号の出力タイミングを示す図である。海塩粒子のプッシュロッド92cへの付着量の増加に伴いプッシュロッド92cの摺動抵抗が増加し、図9の中段で示す通り、アンサー出力部111のソレノイドアンサー信号が出力されるタイミングは、図9の上段の電磁開閉器94からの駆動信号に対し、初期の状態から徐々に遅れる。
 図9の「塩分固着(少)」という文字列は、海塩粒子のプッシュロッド92cへの付着量が相対的に少ないことを意味する。図9の「塩分固着(多)」という文字列は、海塩粒子のプッシュロッド92cへの付着量が相対的に多いことを意味する。「塩分固着(少)」が示す状況は、初期の時刻より後に生じる。「塩分固着(多)」が示す状況は、「塩分固着(少)」が示す状況が生じている時刻より後に生じる。
 図9の下段は、劣化判定部112の出力信号を示している。電磁開閉器94の駆動信号に対応するソレノイドアンサー信号の応答時間が閾値より長いと、劣化判定部112は、ソレノイド92が劣化していると判断する。ソレノイドアンサー信号の応答時間が閾値より長い場合、劣化判定部112は、ソレノイド92が劣化していることを示す情報を表示機器113に出力する。
 アンサー出力部111から出力されたソレノイドアンサー信号をもとにする情報は、充放電器3から図2に示す制御表示器95に伝送され、制御表示器95は、当該情報を表示する。例えば、劣化判定部112が当該情報を制御表示器95に伝送する。更に言うと、ソレノイドアンサー信号の応答時間が閾値より長い場合、例えば、劣化判定部112が、ソレノイド92が劣化していることを示す情報を制御表示器95に伝送し、制御表示器95は、ソレノイド92が劣化していることを示す情報を表示する。
 上述の通り、アンサー出力部111は、ソレノイド92の動作状態を示すソレノイドアンサー信号を出力する。劣化判定部112は、アンサー出力部111から出力されたソレノイドアンサー信号をもとにソレノイドの劣化状態を判定する。更に言うと、劣化判定部112は、電磁開閉器94の駆動信号に対応するソレノイドアンサー信号の応答時間が閾値より長いと、ソレノイド92が劣化していると判断する。
 制御表示器95は、アンサー出力部111から出力されたソレノイドアンサー信号をもとにする情報を表示する。ソレノイドアンサー信号の応答時間が閾値より長い場合、表示機器113及び制御表示器95は、ソレノイド92が劣化していることを示す情報を表示する。したがって、充放電器3は、ソレノイド92が劣化した場合のソレノイド92の劣化を示す情報を報知することに寄与することができる。
 加えて、表示機器113及び制御表示器95は、アンサー出力部111から出力されたソレノイドアンサー信号をもとにしたソレノイド92の劣化状態を示す情報を表示する。更に言うと、表示機器113及び制御表示器95は、ソレノイド92が劣化していることを示す情報を表示する。したがって、充放電器3及び車両充放電システム200は、ソレノイド92が劣化した場合にソレノイド92そのもの又はソレノイド92を含むコネクタ12のメンテナンス又は交換をユーザに促すことができる。
 更に言うと、充放電器3及び車両充放電システム200は、ソレノイド92が故障する前に、ソレノイド92そのもの又はコネクタ12のメンテナンス又は交換をユーザに促すことができる。ユーザは、ソレノイド92が故障する前にソレノイド92そのもの又はコネクタ12のメンテナンス又は交換を行うことができるので、車両4の蓄電池の充放電を突然に行うことができなくなる事態を回避することができる。
 電磁推力を発生させるために、プッシュロッド92cは電磁鋼によって形成されている。電磁鋼は、ステンレス鋼を含む電磁鋼以外の金属に比べて錆易いという問題を有する。しかしながら、上述の通り、充放電器3及び車両充放電システム200は、ソレノイド92が劣化した場合にソレノイド92又はコネクタ12のメンテナンス又は交換をユーザに促すことができる。
 そのため、ソレノイド92が劣化した場合にソレノイド92又はコネクタ12がメンテナンスされ又は交換される可能性が従来より高くなる。したがって、車両4の蓄電池の充放電を突然に行うことができなくなる事態を回避することができる。ひいては、充放電器3及び車両充放電システム200を比較的長期に使用することができるという効果が得られる。
 なお、上述した実施の形態では、充放電器3は、表示機器113を有する。しかしながら、充放電器3は、表示機器113を有さなくてもよい。
 また、上述した実施の形態では、アンサー出力部111はマイクロスイッチである。しかしながら、ソレノイド92の摺動部の状態を電気的に検出できれば、アンサー出力部111はマイクロスイッチ以外のデバイスであってもよい。
 また、上述した実施の形態では、充放電部33は、車両4に搭載された蓄電池への充電と当該電池からの放電とを制御する。しかしながら、充放電部33は、車両4に搭載された蓄電池への充電と当該電池からの放電とのうちの一方を制御してもよい。
 図10は、実施の形態にかかる充放電器3が有する充放電部33及び劣化判定部112を構成する少なくとも一部の構成要素が処理回路97によって実現される場合の処理回路97を示す図である。つまり、充放電部33及び劣化判定部112の機能の少なくとも一部は、処理回路97によって実現されてもよい。
 処理回路97は、専用のハードウェアである。処理回路97は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、並列プログラム化されたプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものである。充放電部33及び劣化判定部112の一部は、残部とは別個の専用のハードウェアであってもよい。
 図11は、実施の形態にかかる充放電器3が有する充放電部33及び劣化判定部112の少なくとも一部の機能がプロセッサ98によって実現される場合のプロセッサ98を示す図である。つまり、充放電部33及び劣化判定部112の少なくとも一部の機能は、メモリ99に格納されるプログラムを実行するプロセッサ98によって実現されてもよい。
 プロセッサ98は、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、又はDSP(Digital Signal Processor)である。図11には、メモリ99も示されている。
 充放電部33及び劣化判定部112の少なくとも一部の機能がプロセッサ98によって実現される場合、当該一部の機能は、プロセッサ98と、ソフトウェア、ファームウェア、又は、ソフトウェア及びファームウェアとの組み合わせによって実現される。
 ソフトウェア又はファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ99に格納される。プロセッサ98は、メモリ99に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、充放電部33及び劣化判定部112の少なくとも一部の機能を実現する。
 すなわち、充放電部33及び劣化判定部112の少なくとも一部の機能がプロセッサ98によって実現される場合、充放電器3は、充放電部33及び劣化判定部112の少なくとも一部によって実行されるステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ99を有する。メモリ99に格納されるプログラムは、充放電部33及び劣化判定部112の少なくとも一部が実行する手順又は方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
 メモリ99は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク又はDVD(Digital Versatile Disk)等である。
 充放電部33及び劣化判定部112の複数の機能について、当該複数の機能の一部を専用のハードウェアで実現し、当該複数の機能の残部をソフトウェア又はファームウェアで実現してもよい。このように、充放電部33及び劣化判定部112の複数の機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって実現することができる。
 制御表示器95の機能は、充放電部33及び劣化判定部112の各機能と同様に、処理回路によって実現されてもよいし、プロセッサによって実現されてもよい。
 上述した実施の形態では、充放電器3は、車両4に搭載された蓄電池への充電と当該蓄電池からの放電とを制御する。更に言うと、充放電器3は、充電についての処理と放電についての処理とを行う。具体的には、充放電器3の充放電部33は充電機能と放電機能とを有する。充放電部33は、充電機能のみを実現してもよい。
 また、充放電器3は、車両4に搭載された蓄電池への充電のみを制御する充電器に置き換えられてもよい。つまり、当該充電器は、充電についての処理のみを行う。その場合、充放電部33は、充電機能のみを有する充電部に置き換えられる。また、車両充放電システム200は、車両充電システムとなる。
 以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略又は変更することも可能である。
 1 太陽電池、2 パワーコンディショナ、3 充放電器、4 車両、5 分電盤、5a 主幹ブレーカ、5b 分岐ブレーカ、6,7 切替開閉器、8 主幹漏電遮断器、9 保守用遮断器、10 商用系統、11 ケーブル、12 コネクタ、13,16,17,25 フォトカプラ、15,26,27 開閉器、18 トランジスタ、19 制御用電源、30 過電流遮断器、31 解列用開閉器、32 変流器、33 充放電部、40a 第1の充電開始停止線、40b 第2の充電開始停止線、40c コネクタ接続確認線、40d 充電許可禁止線、40e 接地線、40g,40f CAN通信線、50 筐体、50a 背面、50b,50c ホルダ、51 系統連携リレー、52A,52B リアクタ、53,54,55 インバータ主回路、56 ダイオード、57,59 コンデンサ、58 高周波絶縁トランス、60 整流回路、61,71 共通端子、62,63,72,73 端子、64,74 接点、65 電力供給ユニット、66,67,68,85 駆動ユニット、69 制御ユニット、70 宅内負荷、80 バッテリユニット、81 コンタクタ、82 メインバッテリ、83 充電ユニット、84 補機用バッテリ、86 車両制御ユニット、90 インレット、91 ヒューズ、92 ソレノイド、92a 筐体、92b 可動片、92c プッシュロッド、93 抵抗検出部、94 電磁開閉器、95 制御表示器、96 宅内制御装置、97 処理回路、98 プロセッサ、99 メモリ、100 充放電システム、101 ハウジング、101a 開口部、102 コネクタケース、104 コネクタピン、105 電力線、106 ラッチ、106a,110a 支軸、106b 凸部、106c 他端、107 ラッチ解除ボタン、108 ばね、110 レバー、110b 一端、110c 他端部、111 アンサー出力部、112 劣化判定部、113 表示機器、200 車両充放電システム、a,b,c,d,e,f,g,h,i 配線、FG1,FG2 グランド、Vcc1,Vcc2 制御電源。

Claims (10)

  1.  車両に搭載された蓄電池への充電と前記蓄電池からの放電との少なくとも一方を制御する充放電部と、
     前記充放電部と前記蓄電池とを電気的に接続するためのケーブルと、
     前記ケーブルの前記蓄電池の側の端部に設けられていて前記ケーブルを前記車両に接続するコネクタとを備え、
     前記コネクタは、
      支軸を中心に回動し、前記車両のインレットと嵌合する凸部を含むラッチと、
      前記ラッチの回動を規制する機能を有するソレノイドと、
      前記ソレノイドの動作状態を示すソレノイドアンサー信号を出力するアンサー出力部とを有する
     ことを特徴とする充放電器。
  2.  前記ソレノイドは、プッシュロッドを有し、
     前記ソレノイドアンサー信号は、前記プッシュロッドの動作に連動した信号である
     ことを特徴とする請求項1に記載の充放電器。
  3.  前記アンサー出力部から出力された前記ソレノイドアンサー信号をもとに前記ソレノイドの劣化状態を判定する劣化判定部と、
     前記劣化判定部によって判定された前記ソレノイドの劣化状態を示す情報を表示する表示機器と
     を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の充放電器。
  4.  車両に搭載された蓄電池への充電と前記蓄電池からの放電との少なくとも一方を制御する充放電部を有する充放電器と、
     前記充放電器を制御し、かつ前記充放電器の動作状況を示す情報を表示する制御表示器とを備え、
     前記充放電器は、
      前記充放電部と前記蓄電池とを電気的に接続するためのケーブルと、
      前記ケーブルの前記蓄電池の側の端部に設けられていて前記ケーブルを前記車両に接続するコネクタとを更に有し、
     前記コネクタは、
      支軸を中心に回動し、前記車両のインレットと嵌合する凸部を含むラッチと、
      前記ラッチの回動を規制する機能を有するソレノイドと、
      前記ソレノイドの動作状態を示すソレノイドアンサー信号を出力するアンサー出力部とを有し、
     前記制御表示器は、前記アンサー出力部から出力された前記ソレノイドアンサー信号をもとにする情報を表示する
     ことを特徴とする車両充放電システム。
  5.  前記コネクタは、前記アンサー出力部から出力された前記ソレノイドアンサー信号をもとに前記ソレノイドの劣化状態を判定する劣化判定部を更に有し、
     前記制御表示器は、前記劣化判定部によって判定された前記ソレノイドの劣化状態を示す情報を表示する
     ことを特徴とする請求項4に記載の車両充放電システム。
  6.  車両に搭載された蓄電池への充電を制御する充電部と、
     前記充電部と前記蓄電池とを電気的に接続するためのケーブルと、
     前記ケーブルの前記蓄電池の側の端部に設けられていて前記ケーブルを前記車両に接続するコネクタとを備え、
     前記コネクタは、
      支軸を中心に回動し、前記車両のインレットと嵌合する凸部を含むラッチと、
      前記ラッチの回動を規制する機能を有するソレノイドと、
      前記ソレノイドの動作状態を示すソレノイドアンサー信号を出力するアンサー出力部とを有する
     ことを特徴とする充電器。
  7.  前記ソレノイドは、プッシュロッドを有し、
     前記ソレノイドアンサー信号は、前記プッシュロッドの動作に連動した信号である
     ことを特徴とする請求項6に記載の充電器。
  8.  前記アンサー出力部から出力された前記ソレノイドアンサー信号をもとに前記ソレノイドの劣化状態を判定する劣化判定部と、
     前記劣化判定部によって判定された前記ソレノイドの劣化状態を示す情報を表示する表示機器と
     を更に備えることを特徴とする請求項6又は7に記載の充電器。
  9.  車両に搭載された蓄電池への充電を制御する充電部を有する充電器と、
     前記充電器を制御し、かつ前記充電器の動作状況を示す情報を表示する制御表示器とを備え、
     前記充電器は、
      前記充電部と前記蓄電池とを電気的に接続するためのケーブルと、
      前記ケーブルの前記蓄電池の側の端部に設けられていて前記ケーブルを前記車両に接続するコネクタとを更に有し、
     前記コネクタは、
      支軸を中心に回動し、前記車両のインレットと嵌合する凸部を含むラッチと、
      前記ラッチの回動を規制する機能を有するソレノイドと、
      前記ソレノイドの動作状態を示すソレノイドアンサー信号を出力するアンサー出力部とを有し、
     前記制御表示器は、前記アンサー出力部から出力された前記ソレノイドアンサー信号をもとにする情報を表示する
     ことを特徴とする車両充電システム。
  10.  前記コネクタは、前記アンサー出力部から出力された前記ソレノイドアンサー信号をもとに前記ソレノイドの劣化状態を判定する劣化判定部を更に有し、
     前記制御表示器は、前記劣化判定部によって判定された前記ソレノイドの劣化状態を示す情報を表示する
     ことを特徴とする請求項9に記載の車両充電システム。
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