WO2018062509A1 - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Abstract

太陽電池モジュールは、第1板部と、第2板部と、太陽電池部と、配線材と、第1封止材と、第2封止材と、を備えている。第2板部は、第1板部と対向している状態で位置している。太陽電池部は、第1板部と第2板部との間隙に位置している。配線材は、太陽電池部に電気的に接続されており、且つ第1板部に存在している貫通孔を介して、間隙内から該間隙外まで位置している。第1封止材は、間隙のうちの太陽電池部を覆う領域に位置している。第2封止材は、間隙のうちの第1封止材よりも貫通孔に近く且つ平面透視して貫通孔の全周を囲んでいる環状領域に充填されている状態にあるとともに、第1封止材よりも高い遮水性を有している。そして、第1板部および第2板部のうちの少なくとも一方が特定範囲の波長の光に対する透光性を有している。

Description

太陽電池モジュール
 本開示は、太陽電池モジュールに関する。
 太陽電池モジュールには、太陽電池で生じた電荷を取り出すための取り出し電極が、太陽電池の一方の面を保護するための基板の貫通孔を介して外部まで延びているものがある(例えば、特開2013-89751号公報の記載を参照)。
 太陽電池モジュールが開示される。
 太陽電池モジュールの一態様は、第1板部と、第2板部と、太陽電池部と、配線材と、第1封止材と、第2封止材と、を備えている。前記第2板部は、前記第1板部と対向している状態で位置している。前記太陽電池部は、前記第1板部と前記第2板部との間隙に位置している。前記配線材は、該太陽電池部に電気的に接続されており、且つ前記第1板部に存在している貫通孔を介して、前記間隙内から該間隙外まで位置している。前記第1封止材は、前記間隙のうちの前記太陽電池部を覆う領域に位置している。前記第2封止材は、前記間隙のうちの前記第1封止材よりも前記貫通孔に近く且つ平面透視して前記貫通孔の全周を囲んでいる環状領域に充填されている状態にあるとともに、前記第1封止材よりも高い遮水性を有している。前記第1板部および前記第2板部のうちの少なくとも一方が特定範囲の波長の光に対する透光性を有している。
図1は、第1実施形態に係る太陽電池モジュールの一例の構成を示す斜視図である。 図2は、図1のII-II線に沿った太陽電池モジュールの切断面の一例を示す端面図である。 図3は、図2の第1領域A1における太陽電池モジュールの一部の構成を示す拡大端面図である。 図4は、太陽電池モジュールの貫通孔の周辺の一部の構成の一例を示す透視図である。 図5は、太陽電池モジュールの製造方法の一例に係るフローを示す流れ図である。 図6は、太陽電池モジュールを製造する途中の状態の一例を示す斜視図である。 図7は、太陽電池モジュールを製造する途中の状態の一例を示す斜視図である。 図8は、太陽電池モジュールを製造する途中の状態の一例を示す斜視図である。 図9は、太陽電池モジュールを製造する途中の状態の一例を示す斜視図である。 図10は、太陽電池モジュールを製造する途中の状態の一例を示す斜視図である。 図11は、太陽電池モジュールを製造する途中の状態の一例を示す斜視図である。 図12は、フレームが取り付けられた太陽電池モジュールの一例の構成のうちの図1のII-II線に沿った切断面に対応する切断面を示す端面図である。 図13は、第2実施形態に係る太陽電池モジュールのうちの図2の第1領域A1に対応する領域の構成の一例を示す拡大端面図である。 図14は、フレームが取り付けられた第3実施形態に係る太陽電池モジュールの一例の構成のうちの図1のII-II線に沿った切断面に対応する切断面を示す端面図である。 図15は、第3実施形態に係る太陽電池モジュールのうちの図2の第1領域A1に対応する領域の構成の一例を示す拡大端面図である。
 太陽電池モジュールには、太陽電池の一方の面に、太陽電池を保護するためのガラスなどの保護基板が接合されているものがある。このような太陽電池モジュールは、例えば、基板の一面に光電変換体を形成し、この光電変換体上に集電電極を配し、この集電電極に第1端部が接続された取り出し電極を光電変換体上に配し、光電変換体をシール部材で被覆し、このシール部材上に保護基板を配することで作製される。このとき、例えば、取り出し電極の第2端部を、保護基板に存在している開口部を通じて光電変換体が存在している領域とは逆側に延びている状態で位置させ、開口部を塞ぐように封止部材を位置させることが考えられる。ここでは、封止部材として、例えば、ポリイソブチレン系またはブチル系の樹脂を用いることができる。また、シール部材として、例えば、エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)などを用いることができる。
 ところで、太陽電池モジュールについては、安定した出力が長期間維持される長寿命化が指向されている。そこで、本願発明者らは、太陽電池モジュールの長期間の信頼性を高めることができる技術を創出した。
 これについて、以下、各実施形態を図面に基づいて説明する。図面においては同様な構成および機能を有する部分に同じ符号が付されており、下記説明では重複説明が省略される。また、図面は模式的に示されたものである。図1から図4および図6から図15には、右手系のXYZ座標系が付されている。このXYZ座標系では、太陽電池モジュール100の長辺に沿った方向が+X方向とされ、太陽電池モジュール100の短辺に沿った方向が+Y方向とされ、+X方向と+Y方向との両方に直交する方向が+Z方向とされている。換言すれば、太陽電池モジュール100の厚さ方向に沿った方向が+Z方向とされている。
 <1.第1実施形態>
  <1-1.太陽電池モジュールの構成>
 第1実施形態に係る太陽電池モジュール100の構成を、図1から図4に基づいて説明する。図1から図3で示されるように、太陽電池モジュール100は、第1板部1と、第2板部2と、被保護部3と、端子ボックス4と、出力配線5と、を備えている。本実施形態では、第2板部2の+Z方向の側の盤面が、主として太陽光などの外光が照射される表面(前面ともいう)100fsとされている。また、第1板部1の-Z方向の側の盤面が、前面100fsよりも太陽光などの外光が照射されない表面(裏面ともいう)100bsとされている。
 第1板部1は、例えば、被保護部3を保護することができる。第1板部1の形状は、例えば、平板状である。具体的には、例えば、第1板部1として、長方形などの矩形状の盤面を有する平板が採用され得る。第1板部1は、例えば、特定範囲の波長の光に対する透光性を有していてもよいし、特定範囲の波長の光に対する透光性を有していなくてもよい。
 第1板部1の素材として、例えば、厚さが1mm以上で且つ5mm以下程度のガラスあるいはアクリルまたはポリカーボネートなどの樹脂が採用されれば、遮水性を有する第1板部1が実現される。これにより、太陽電池モジュール100の外部から被保護部3への水分の侵入が低減され得る。このとき、例えば、特定範囲の波長の光に対して透光性を有する第1板部1も実現され得る。これにより、例えば、裏面100bsに照射されて第1板部1を透過した光が、被保護部3に入射され、被保護部3内の太陽電池部3pvにおける光電変換に利用され得る。その結果、例えば、太陽電池モジュール100における出力が向上し得る。裏面100bsに入射される光は、例えば、太陽光の地面などにおける反射によって生じ得る。また、第1板部1の素材として、例えば、特定範囲の波長の光に対する透光性を有していないセラミックスなどが採用されてもよい。本明細書における特定範囲の波長としては、例えば、被保護部3内の太陽電池部3pvが光電変換し得る光の範囲の波長が採用される。特定範囲の波長に、太陽光を構成する照射強度の高い光の波長が含まれれば、太陽電池部3pvにおける光電変換効率が向上し得る。
 第1板部1には、貫通孔1hが存在している。この貫通孔1hは、太陽電池部3pvにおいて光電変換によって得られる電荷を太陽電池モジュール100の外部に出力するためのものである。貫通孔1hは、例えば、第1板部1をこの第1板部1の厚さ方向に貫通している。貫通孔1hは、例えば、第1板部1の一端面1Esから10mm以上で且つ40mm以下程度離れた位置などといったこの一端面1Esから近い位置に存在している。貫通孔1hは、穿孔用のドリルまたはジェット水流などによって第1板部1に形成され得る。
 第1実施形態では、例えば、正極用の貫通孔1hおよび負極用の貫通孔1hが存在している。そして、貫通孔1hにおける第1板部1を貫通している方向(貫通方向ともいう)に垂直な断面が略真円である。図1から図4の例では、貫通方向は、+Z方向である。また、例えば、貫通孔1hの貫通方向に垂直な断面の形状および大きさは、この貫通方向における位置に拘わらず略一定とされている。貫通孔1hの貫通方向に垂直な断面の形状は、例えば、四角形および六角形などの多角形あるいは楕円形などといった真円以外の形状であってもよい。ここで、例えば、貫通孔1hの貫通方向に垂直な断面の形状および大きさのうちの少なくとも一方が、この貫通方向において若干変化していてもよい。
 第2板部2は、例えば、第1板部1と対向している状態で位置している。そして、第1板部1と第2板部2との間隙3gに被保護部3が位置している。このため、第2板部2は、第1板部1とともに被保護部3を保護することができる。第1板部1と第2板部2とが間隙3gを挟んで離れている距離は、例えば、0.5mm以上で且つ5mm以下程度とされている。第2板部2の形状は、例えば、第1板部1と同様に平板状である。具体的には、例えば、第2板部2として、長方形などの矩形状の盤面を有する平板が採用され得る。第1実施形態では、第2板部2は、第1板部1と同一の外形を有している。
 また、第2板部2は、特定範囲の波長の光に対する透光性を有している。このため、例えば、前面100fsに照射されて第2板部2を透過した光が、被保護部3に入射され、被保護部3に含まれる太陽電池部3pvにおける光電変換に利用され得る。
 第2板部2の素材として、例えば、ガラスあるいはアクリルまたはポリカーボネートなどの樹脂が採用されれば、太陽電池モジュール100の外部から被保護部3への水分の侵入の低減が可能な遮水性を有する第2板部2が実現され得る。このとき、例えば、特定範囲の波長の光に対して透光性を有する第2板部2も実現され得る。ガラスとしては、例えば、厚さが1mm以上で且つ5mm以下程度の白板ガラス、強化ガラスおよび熱線反射ガラスなどといった光透過率の高い材料が採用され得る。
 被保護部3は、太陽電池部3pvと、配線材3tと、第1封止材3fiと、第2封止材3seと、を含んでいる。このため、第1板部1と第2板部2との間隙3gに、太陽電池部3pvが位置している。太陽電池部3pvは、例えば、第2板部2または第1板部1上に形成されてもよいし、第1板部1と第2板部2とに挟まれるように位置していてもよい。
 太陽電池部3pvは、例えば、入射される太陽光を電気に変換することが可能なN個(Nは1以上の整数)の太陽電池素子を有している。太陽電池素子としては、例えば、結晶系の太陽電池素子または薄膜系の太陽電池素子が採用され得る。結晶系の太陽電池素子としては、例えば、単結晶シリコン、多結晶シリコンまたはヘテロ接合型などのシリコン系の太陽電池素子あるいはIII-V族系などの化合物系の太陽電池素子が採用され得る。また、薄膜系の太陽電池素子として、例えば、シリコン系の太陽電池素子、化合物系の太陽電池素子またはその他のタイプの太陽電池素子が採用され得る。薄膜系におけるシリコン系の太陽電池素子には、例えば、アモルファスシリコンおよび薄膜多結晶シリコンを用いた太陽電池素子が含まれ得る。薄膜系における化合物系の太陽電池素子には、例えば、CIS半導体、CIGS半導体、カドミウムテルル(CdTe)半導体またはペロブスカイト構造を有する化合物などの化合物半導体が用いられた太陽電池素子が含まれ得る。CIS半導体は、カドミウム(Cd)、インジウム(In)およびセレン(Se)を含む化合物半導体である。CIGS半導体は、カドミウム(Cd)、インジウム(In)、ガリウム(Ga)およびセレン(Se)を含む化合物半導体である。薄膜系におけるその他のタイプの太陽電池素子には、例えば、有機薄膜または色素増感などのタイプの太陽電池素子が含まれ得る。ここで、例えば、N個の太陽電池素子が電気的に直列に接続される場合には、Nが大きければ大きい程、太陽電池モジュール100の出力が大きくなり得る。第1実施形態では、第2板部2上に複数の薄膜系の太陽電池素子を有する太陽電池部3pvが形成されている。
 配線材3tは、太陽電池部3pvに電気的に接続されている。この配線材3tは、第1板部1に存在している貫通孔1hを介して、第1板部1と第2板部2との間隙3g内からこの間隙3gの外まで延びている状態で位置している。換言すれば、配線材3tの長手方向の第1端部3t1(図8参照)は、太陽電池部3pvに電気的に接続されている。配線材3tの長手方向の第1端部3t1とは逆の第2端部3t2(図8から図10参照)は、第1板部1の第2板部2とは逆側に位置している。配線材3tとしては、例えば、帯状の形状を有するものが採用され得る。配線材3tの素材としては、例えば、銅などの導電性を有する金属などが採用され得る。ここでは、例えば、配線材3tとして、0.1mm以上であり且つ0.5mm以下程度の厚さと2mm以上であり且つ5mm以下程度の幅とを有する帯状のものが採用され得る。このように、配線材3tの幅が数mmである場合には、例えば、貫通孔1hの径が5mm程度であれば、配線材3tを折り曲げて貫通孔1hに通す工程でエラーが生じにくい。また、例えば、配線材3tの全面に半田が被覆されていれば、配線材3tが太陽電池部3pvなどへ容易に接合され得る。配線材3tは、例えば、はんだ付けによる接合によって、太陽電池部3pvに電気的に接続されている。
 第1封止材3fiは、第1板部1と第2板部2との間隙3gのうちの少なくとも太陽電池部3pvを覆う第2領域A2に位置している。第2領域A2として、例えば、第2板部2上に位置している太陽電池部3pvの第1板部1側(-Z方向の側)の全面を覆うような領域が採用され得る。第1封止材3fiは、太陽電池部3pvを覆うことで、この太陽電池部3pvを封止することができる。また、間隙3gの広範囲にわたって、間隙3gに第1封止材3fiが充填されることで、太陽電池部3pvに対して水分などが侵入しにくくなる。第1封止材3fiの素材としては、例えば、特定範囲の波長の光に対する透光性が優れたエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、トリアセチルセルロース(TAC)あるいはポリエチレンナフタレートなどのポリエステル樹脂などが採用され得る。第1封止材3fiは、例えば、2種類以上の封止材によって構成されていてもよい。
 第2封止材3seは、第1板部1と第2板部2との間隙3gのうちの第1封止材3fiよりも貫通孔1hに近い第3領域A3に充填されている状態にある。図4で示されるように、第3領域A3は、平面透視して貫通孔1hの全周を囲んでいる環状の領域(環状領域ともいう)である。図3および図4の例では、例えば、第3領域A3において、配線材3tが位置している領域を除く、第1板部1から第2板部2に至る領域が第2封止材3seによって埋められている。このため、第3領域A3が第2封止材3seで充填されている状態が実現されている。第2封止材3seは、第1封止材3fiよりも高い遮水性を有している。これにより、例えば、第1板部1と第2板部2との間隙3gのうちの貫通孔1hと第2板部2との間の第4領域A4に開口している部分(第1開口部ともいう)Op1が第2封止材3seによって封止されている。このとき、貫通孔1hのうちの第2板部2とは逆側に向けて開口している開口部(第2開口部ともいう)Op2から、太陽電池部3pvに至る経路のうちで、狭くなっている第1開口部Op1が遮水性の高い第2封止材3seで封止されている。このため、第1板部1の貫通孔1hを介した太陽電池モジュール100の外部から太陽電池部3pvに向けた水分などの侵入が低減され得る。その結果、太陽電池モジュール100における長期間の信頼性を高めることができる。第2封止材3seの素材としては、例えば、ブチル系の樹脂あるいはポリイソプロピレン系の樹脂などが採用され得る。
 ここで、例えば、図3で示されるように、環状の第3領域A3の厚さW1が、貫通孔1hの長さT1よりも大きければ、貫通孔1hを封止材で直接塞ぐ場合よりも、第1板部1の貫通孔1hを介した外部から太陽電池部3pvに向けた水分などの侵入が低減され得る。その結果、太陽電池モジュール100における長期間の信頼性を高めることができる。ここで、例えば、環状の第3領域A3の径方向の厚さW1が、周方向において変動している場合には、第3領域A3の厚さW1の最小値が、貫通孔1hの貫通方向における長さT1よりも大きければよい。第1実施形態では、例えば、第3領域A3の厚さW1が10mmとされ、貫通孔1hの長さT1が2mmとされる。ここでは、厚さW1を長さT1で除した値(W1/T1)は、例えば、2以上で且つ10以下とされる。このとき、例えば、第2封止材3seによる十分な封止と、第2封止材3seが位置している第3領域A3の十分な確保と、が容易に図られ得る。
 また、ここで、例えば、第1板部1と第2板部2との間隙3gのうちの貫通孔1hと第2板部2との間の第4領域A4に向けて開口している第1開口部Op1の面積をS1とする。また、ここで、例えば、貫通孔1hのうちの第2板部2とは逆側に向けて開口している第2開口部Op2の面積をS2とする。この場合、例えば、面積S1が面積S2よりも小さければ、例えば、貫通孔1hの第2開口部Op2から、太陽電池部3pvに至る経路のうちで、狭くなっている第1開口部Op1が遮水性の高い第2封止材3seで封止され得る。これにより、第1板部1の貫通孔1hを介した太陽電池モジュール100の外部から太陽電池部3pvに向けた水分などの侵入が低減され得る。その結果、太陽電池モジュール100における長期間の信頼性を高めることができる。第1実施形態では、例えば、第1板部1と第2板部2との間の距離L1が約1mmとされ、貫通孔1hの直径D1が約5mmとされる。このとき、面積S1(=5πmm=5mm×π×1mm)は、面積S2(6.25πmm=π×2.5mm×2.5mm)よりも小さい。
 端子ボックス4は、第1板部1のうちの第2板部2とは逆側の面としての裏面100bs上に位置している。端子ボックス4は、いわゆるジャンクションボックスと称されるものである。配線材3tは、端子ボックス4の開口(第3開口ともいう)Op3を介して、端子ボックス4内まで延びている状態で存在している。そして、配線材3tの第2端部3t2は、例えば、端子ボックス4内の第5領域A5で端子に接続されている。端子ボックス4は、裏面100bsに固定されている。端子ボックス4は、例えば、シリコンシーラントなどの樹脂が用いられて、裏面100bsに固定され得る。ここでは、貫通孔1hを裏面100bs側から覆うように、端子ボックス4が位置している。このとき、例えば、端子ボックス4が遮水性の高い樹脂の筐体4bを有し、この筐体と裏面100bsとの間が樹脂などによって塞がれれば、太陽電池モジュール100の外部から貫通孔1hへ向かう水分などの通過が低減され得る。
 ここで、図3で示されるように、例えば、端子ボックス4が、貫通孔1hに嵌まっている状態で位置している凸部4pを有している構成が考えられる。この構成が採用されれば、裏面100bsに端子ボックス4を取り付ける際に、例えば、貫通孔1hへ凸部4pを嵌め込むことで、端子ボックス4の位置合わせが容易に行われ得る。また、ここで、仮に太陽電池モジュール100を運ぶ際に、端子ボックス4に何らかの物体が衝突する場合を想定する。この場合には、例えば、貫通孔1hの貫通方向に対して交差する方向に端子ボックス4に力が加わり得る。このとき、例えば、凸部4pが貫通孔1hに嵌まっている状態で位置していれば、端子ボックス4が太陽電池モジュール100から脱落する不具合が生じにくい。その結果、太陽電池モジュール100における長期間の信頼性を高めることができる。
 出力配線5は、太陽電池モジュール100で得られる電気を外部に出力することができる。ここでは、出力配線5は、端子ボックス4内の第5領域A5において配線材3tと電気的に接続されている。そして、出力配線5は、端子ボックス4内の第5領域A5から端子ボックス4の外に延びている状態で存在している。
 太陽電池モジュール100の4つの端面Es1,Es2,Es3,Es4には、例えば、アルミニウムなどで構成されているフレームが取り付けられてもよい。このとき、フレームと端面Es1,Es2,Es3,Es4との間にブチル系の樹脂などの遮水性に優れた樹脂が充填されると、太陽電池モジュール100の端面Es1,Es2,Es3,Es4から太陽電池部3pvへの水分などの侵入が低減され得る。その結果、太陽電池モジュール100における長期間の信頼性が高められ得る。
  <1-2.太陽電池モジュールの製造方法>
 太陽電池モジュール100の製造方法の一例について、図5から図12に基づいて説明する。ここでは、図5で示されるステップST1からステップST8の第1工程から第8工程をこの記載の順に実施することで、太陽電池モジュール100を製造することができる。
 ステップST1では、第2板部2を準備する第1工程を実施する。ここでは、例えば、図6で示されるように、第2板部2として、長方形状の第1面2f1と第2面2f2とを有する平板状のガラス板などが準備される。
 次に、ステップST2では、太陽電池部3pvを配置する第2工程を実施する。ここでは、例えば、図7で示されるように、第2板部2の第2面2f2上に太陽電池部3pvを配置する。このとき、例えば、第2板部2を基板としてこの第2板部2上に太陽電池部3pvとしての薄膜系の光電変換素子などが形成されてもよいし、既に作製された1以上の光電変換素子を含む太陽電池部3pvが第2板部2上に置かれてもよい。図7の例では、8つの薄膜系の太陽電池素子が直列に接続された太陽電池部3pvが第2板部2上に形成されている。
 次に、ステップST3では、配線材3tを配置する第3工程を実施する。ここでは、例えば、図8で示されるように、太陽電池部3pvの正極に1本の配線材3tが接合され、太陽電池部3pvの負極に他の1本の配線材3tが接合される。太陽電池部3pvに対する配線材3tの接合は、例えば、はんだ付けなどで行われる。また、ここでは、配線材3tが、適宜折り曲げられることで所望の経路に沿って配置され得る。ここで、配線材3tは、例えば、太陽電池部3pvに接合される前に、所望の位置で折り曲げられてもよい。このとき、例えば、配線材3tにおいて、第1板部1の貫通孔1hに挿通させるために-Z方向に延びている状態で位置している部分が形成される。
 次に、ステップST4では、封止材となるシートを配置する第4工程を実施する。ここでは、例えば、図9で示されるように、太陽電池部3pvを覆うような領域に第1封止材3fiとなる樹脂(EVAなど)製のシート(第1シートともいう)St1が配置される。また、このとき、第2板部2上に第1シートSt1の2つの円形状の貫通孔St1h内のそれぞれに第2封止材3seとなる樹脂(ブチル系の樹脂など)製の円環状のシート(第2シートともいう)St2が配置される。このとき、各第2シートSt2の貫通孔St2hを配線材3tが-Z方向に挿通している状態とされる。
 次に、ステップST5では、第1板部1を配置する第5工程を実施する。ここでは、例えば、図10で示されるように、第1シートSt1および第2シートSt2の上に第1板部1が重ねられる。このとき、第1板部1の2つの貫通孔1hにそれぞれ配線材3tが-Z方向に挿通している状態とされる。ここでは、例えば、第1板部1として、長方形状の第1面1f1と第2面1f2とを有しており且つ一端面1Esの近くに2つの貫通孔1hが存在している平板状のガラス板などが用いられる。これにより、2本の配線材3tが配置された、第2板部2と、太陽電池部3pvと、第1シートSt1および第2シートSt2と、第1板部1とが積層された積層体SL1が形成される。
 次に、ステップST6では、積層体SL1を対象としたラミネート処理を行う第6工程を実施する。ここでは、ラミネート装置(ラミネータ)が用いられて、積層体SL1が一体化される。例えば、ラミネータでは、チャンバー内のヒーター盤上に積層体SL1が載置され、チャンバー内が50Paから150Pa程度まで減圧されつつ、積層体SL1が100℃から200℃程度まで加熱される。このとき、第1シートSt1および第2シートSt2が加熱によって流動可能な状態となる。この状態で、チャンバー内において、積層体SL1が、ダイヤフラムシートなどによって押圧されることで、積層体SL1が一体化した状態となる。これにより、太陽電池部3pvが第1封止材3fiによって覆われており、且つ第1封止材3fiよりも貫通孔1hに近い環状の第3領域A3に第2封止材3seが充填されている状態となる。このラミネート処理では、例えば、減圧下で積層体SL1の一体化が行われる。このため、例えば、溶融状態の第1シートSt1および第2シートSt2のそれぞれに気泡が入りにくい。これにより、溶融状態の第1シートSt1および第2シートSt2の押圧によって、第1封止材3fiおよび第2封止材3seが空孔の少ない緻密な状態となり得る。その結果、例えば、第1封止材3fiおよび第2封止材3seによる遮水性が向上し得る。
 次に、ステップST7では、端子ボックス4を取り付ける第7工程を実施する。ここでは、例えば、図11で示されるように、ステップST6で一体化された積層体SL1のうちの第1板部1の第2面1f2上に端子ボックス4が取り付けられる。このとき、例えば、配線材3tの第2端部3t2が端子ボックス4内の端子に接続された上で、シリコンシーラントなどの樹脂が用いられて、第1板部1の第2面1f2に端子ボックス4が固定される。この際、例えば、端子ボックス4の凸部4pが貫通孔1hに嵌め込まれることで、第1板部1の第2面1f2に対する端子ボックス4の位置合わせが容易に行われる。また、このとき、出力配線5は、予め端子ボックス4に接続されていてもよいし、後から端子ボックス4に接続されてもよい。以上のようにして、太陽電池モジュール100が製造される。
 次に、ステップST8では、太陽電池モジュール100にフレーム7を取り付ける第8工程を実施する。ここでは、例えば、図12で示されるように、太陽電池モジュール100の4つの端面Es1,Es2,Es3,Es4に、アルミニウム製のフレーム7が取り付けられる。このとき、フレーム7と端面Es1,Es2,Es3,Es4との間にブチル系の樹脂などの遮水性に優れた封止材7seが充填される。このようにして、フレーム7が取り付けられた太陽電池モジュール100が完成する。
  <1-3.第1実施形態のまとめ>
 第1実施形態に係る太陽電池モジュール100では、例えば、第1板部1と第2板部2との間隙3gのうち、貫通孔1hと第2板部2との間の第4領域A4に開口している第1開口部Op1とその周囲とを含む環状の第3領域A3に第2封止材3seが充填されている。これにより、例えば、貫通孔1hのうちの第2板部2とは逆側に向けて開口している第2開口部Op2から、太陽電池部3pvに至る経路のうち、狭くなっている第1開口部Op1が遮水性の高い第2封止材3seで封止され得る。このため、第1板部1の貫通孔1hを介した太陽電池モジュール100の外部から太陽電池部3pvに向けた水分などの侵入が低減され得る。したがって、太陽電池モジュール100における長期間の信頼性が高まり得る。
 <2.他の実施形態>
 本開示は上述の第1実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良などが可能である。
  <2-1.第2実施形態>
 上記第1実施形態において、例えば、第2封止材3seは、環状領域としての第3領域A3だけでなく、第4領域A4にも充填されていてもよい。具体的には、例えば、図13で示されるように、第2封止材3seが、環状領域としての第3領域A3から、貫通孔1hと第2板部2との間の第4領域A4にわたって位置している第2封止材3seAに変更されてもよい。この場合には、例えば、第1板部1の貫通孔1hを介して外部から太陽電池部3pvに向けて水分などが侵入しにくくなる。その結果、太陽電池モジュール100における長期間の信頼性が高まり得る。
  <2-2.第3実施形態>
 上記各実施形態において、例えば、図14および図15で示されるように、第1板部1の-Z方向の側の盤面が、主として太陽光などの外光が照射される前面100fsBとされ、第2板部2の+Z方向の側の盤面が、裏面100bsBとされてもよい。このとき、第1板部1が、特定範囲の波長の光に対する透光性を有していればよい。また、このとき、第2板部2は、特定範囲の波長の光に対する透光性を有していてもよいし、特定範囲の波長の光に対する透光性を有していなくてもよい。換言すれば、第1実施形態から第3実施形態においては、第1板部1および第2板部2のうちの少なくとも一方が、特定範囲の波長の光に対する透光性を有していればよい。また、第3実施形態では、例えば、図14で示されるように、端子ボックス4が前面100fsB上に位置していてもよい。そして、例えば、図14で示されるように、4つの端面Es1,Es2,Es3,Es4に、フレーム7の上下が反転されたような形状を有するフレーム7Bが取り付けられてもよい。
 <3.その他>
 上記各実施形態において、例えば、第1板部1に1つの貫通孔1hが存在しており、2本の配線材3tが、この1つの貫通孔1hを介して、間隙3g内から間隙3g外まで延びている状態で位置していてもよい。このとき、2本の配線材3tが接触して短絡が生じないように、1つの貫通孔1hの直径を大きくすればよい。
 上記各実施形態において、例えば、間隙3gにおいて、第1板部1と太陽電池部3pvとの間だけでなく、第2板部2と太陽電池部3pvとの間にも第1封止材3fiが存在していてもよい。この場合、太陽電池モジュールを製造する際には、例えば、第2板部2上に、1枚目の第1シートSt1、太陽電池部3pvおよび2枚目の第1シートSt1が、この記載の順に積層されればよい。
 上記各実施形態において、例えば、間隙3gのうち、第2封止材3seが存在している領域以外の領域では、第1封止材3fiで覆うことが可能である範囲内であれば、太陽電池部3pvが適宜位置していてもよい。例えば、太陽電池部3pvが複数の太陽電池素子を有する場合には、第2封止材3seの位置を避けて複数の太陽電池素子が位置していればよい。
 上記各実施形態および各種変形例をそれぞれ構成する全部または一部を、適宜、矛盾しない範囲で組み合わせ可能であることは、言うまでもない。
 1 第1板部
 1h 貫通孔
 2 第2板部
 3fi 第1封止材
 3g 間隙
 3pv 太陽電池部
 3se 第2封止材
 3t 配線材
 4 端子ボックス
 4p 凸部
 5 出力配線
 100 太陽電池モジュール
 A1 第1領域
 A2 第2領域
 A3 第3領域
 A4 第4領域
 A5 第5領域
 Op1 第1開口部
 Op2 第2開口部
 Op3 第3開口部

Claims (5)

  1.  第1板部と、
     該第1板部と対向している状態で位置している第2板部と、
     前記第1板部と前記第2板部との間隙に位置している太陽電池部と、
     該太陽電池部に電気的に接続されており、且つ前記第1板部に存在している貫通孔を介して、前記間隙内から該間隙外まで位置している配線材と、
     前記間隙のうちの前記太陽電池部を覆う領域に位置している第1封止材と、
     前記間隙のうちの前記第1封止材よりも前記貫通孔に近く且つ平面透視して前記貫通孔の全周を囲んでいる環状領域に充填されている状態にあるとともに、前記第1封止材よりも高い遮水性を有している第2封止材と、を備え、
     前記第1板部および前記第2板部のうちの少なくとも一方が特定範囲の波長の光に対する透光性を有している、太陽電池モジュール。
  2.  請求項1に記載の太陽電池モジュールであって、
     前記環状領域の径方向の厚さは、前記貫通孔の長さよりも大きい、太陽電池モジュール。
  3.  請求項1または請求項2に記載の太陽電池モジュールであって、
     前記第2封止材は、前記環状領域から前記貫通孔と前記第2板部との間の領域にわたって位置している、太陽電池モジュール。
  4.  請求項1から請求項3の何れか1つの請求項に記載の太陽電池モジュールであって、
     前記間隙のうちの前記貫通孔と前記第2板部との間の領域に向けて開口している第1開口部の面積は、前記貫通孔のうちの前記第2板部とは逆側に向けて開口している第2開口部の面積よりも小さい、太陽電池モジュール。
  5.  請求項1から請求項4の何れか1つの請求項に記載の太陽電池モジュールであって、
     前記第1板部のうちの前記第2板部とは逆側の面上に位置しており、前記貫通孔に嵌まっている状態で位置している凸部を有する端子ボックス、を備えている、太陽電池モジュール。
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