WO2017212530A1 - 投入計画生成方法、投入計画生成プログラムおよび投入計画生成システム - Google Patents

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Abstract

生産性を向上可能な製品投入計画の生成時間を短縮すること。投入計画生成方法は、次の処理をコンピュータが実行する。コンピュータは、生産ラインから搬出させる製品の順序を受付ける。コンピュータは、仮想的な生産ラインである仮想ラインの搬出部へ、受付けた順序の逆順序および所定の間隔で製品を投入する。コンピュータは、仮想ラインの投入部から搬出される製品の間隔および順序で仮想ラインの投入部へ製品を投入する。コンピュータは、仮想ラインの搬出部から搬出される製品の順序が、受付けた順序と一致する場合に、仮想ラインの投入部から搬出される製品の間隔および順序の逆順序を、生産ラインへ投入する製品の間隔および順序として決定する。

Description

投入計画生成方法、投入計画生成プログラムおよび投入計画生成システム
 本発明は、投入計画生成方法、投入計画生成プログラムおよび投入計画生成システムに関する。
 従来、処理する品種毎に複数の処理装置が設けられる生産ラインの生産性を向上させることを目的として、装置毎の投入計画を生成する方法が考案されている。
特開2003-233410号公報 特開2006-268567号公報 特開平8-276350号公報
 しかしながら、生産ラインの数や生産ラインに設けられる処理装置の数が増加すると、生産性を向上可能な投入計画を生成する処理量が複雑化するので、投入計画の生成に要する時間が嵩む。
 一つの側面では、本発明は、生産性を向上可能な製品投入計画の生成時間を短縮することができる投入計画生成方法、投入計画生成プログラムおよび投入計画生成システムを提供することにある。
 一つの態様では、投入計画生成方法は、投入部と搬出部との間に、生産する製品の種類およびタクトタイムが異なる生産ルートが並設された生産ラインから搬出させる製品の順序を受付ける処理をコンピュータが実行する。投入計画生成方法は、製品の通過経路および通過時間が前記生産ラインにおける製品の通過経路およびタクトタイムと同一な仮想ラインの搬出部へ、受付けた前記順序の逆順序および所定の間隔で製品を投入する第1シミュレーションを実行する処理をコンピュータが実行する。投入計画生成方法は、前記第1シミュレーションの結果である前記仮想ラインの投入部から搬出される製品の間隔および順序に基づいて、該順序の逆順序で前記仮想ラインの投入部へ製品を投入する第2シミュレーションを実行する処理をコンピュータが実行する。投入計画生成方法は、前記第2シミュレーションの結果である前記仮想ラインの搬出部から搬出される製品の順序が、受付けた前記順序と一致する場合に、前記仮想ラインの投入部から搬出される製品の間隔および順序の逆順序を、前記生産ラインへ投入する製品の間隔および順序として決定する処理をコンピュータが実行する。
 生産性を向上可能な製品投入計画の生成時間を短縮することができる。
図1は、実施例の投入計画生成システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、生産ラインの一例を示す図である。 図3は、第1シミュレーションの一例を示す図である。 図4は、第1シミュレーションの一例を示す図である。 図5は、第1シミュレーションの一例を示す図である。 図6は、第1シミュレーションの一例を示す図である。 図7は、第1シミュレーションの一例を示す図である。 図8は、第2シミュレーションの一例を示す図である。 図9は、対比例の投入計画および総処理時間の一例を示す図である。 図10は、実施例の投入計画および総処理時間の一例を示す図である。 図11は、故障発生前の製品当初投入計画における製品搬送の時刻表の一例を示す図である。 図12は、故障発生時の製品投入計画における製品搬送の時刻表の一例を示す図である。 図13は、故障発生前の製品当初投入計画における製品の移動位置および時間の関係の一例を示す図である。 図14は、故障発生時の製品投入修正計画における製品の移動位置および時間の関係の一例を示す図である。 図15は、実施例の投入計画生成処理の一例を示すフローチャートである。 図16は、投入計画生成プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
 以下、図面に基づいて、本願の開示する投入計画生成方法、投入計画生成プログラムおよび投入計画生成システムの実施例を詳細に説明する。なお、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下の実施例は、矛盾しない範囲で適宜組みあわせてもよい。
 図1は、実施例の投入計画生成システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示す投入計画生成システム1は、生産ライン10と、端末装置20と、情報処理装置100とを有する。生産ライン10は、例えば、処理前の製品が投入される投入部と、処理後の製品が搬出される搬出部との間に、生産する製品の種類およびタクトタイムが異なる複数本の生産ルートが並設される。
 また、図1では、端末装置20の数が1つの例を示したが、端末装置20の数は限定されず、任意の数の端末装置20を有してもよい。さらに、図1では、情報処理装置100は、1つの装置としたが、情報処理装置100の各機能部および各記憶部は、SaaS(Software as a Service)等のクラウドコンピューティングサービスを用いて構成されてもよい。
 生産ライン10、端末装置20および情報処理装置100の間は、ネットワークNを介して相互に通信可能に接続される。かかるネットワークNには、有線または無線を問わず、インターネットを始め、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)等の任意の種類の通信網を採用できる。
 生産ライン10は、投入部から投入される製品を製品の種類に対応する生産ルートへ順次搬送し、各生産ルートにて、製品に対して製品の種類に応じた処理を施して搬出部へ搬送する。さらに、生産ライン10は、各生産ルートの稼働状況をリアルタイムで情報処理装置100へ送信する。
 ここで、図2を用いて生産ライン10の一例について説明する。図2は、生産ライン10の一例を示す図である。図2に示すように、生産ライン10は、例えば、処理前の製品が投入される投入部と、処理後の製品が搬出される搬出部との間に、A用ルート11、B用ルート12およびC用ルート13という3本の生産ルートが並設される。
 A用ルート11は、種類名がAの製品に対して処理を行う生産ルートであり、タクトタイムが5分である。B用ルート12は、種類名がBの製品に対して処理を行う生産ルートであり、タクトタイムが10分である。C用ルート13は、種類名がCの製品に対して処理を行う生産ルートであり、タクトタイムが15分である。生産ライン10は、図2に太線矢印で示すように、投入部側から搬出部側へ製品を流しつつ、各製品に対して処理を行う。
 なお、本実施例では、生産ライン10が3本の並設される生産ルートを有する場合を例に挙げて説明するが、生産ルートの本数は3本に限定されず、生産ライン10は、2本以上であれば任意の本数の並設される生産ルートを有していてもよい。
 図1の説明に戻って、端末装置20は、生産ライン10へ投入する製品の投入計画を情報処理装置100から受信して表示する。端末装置20の一例としては、例えば、生産ライン10で作業を行う作業員が使用するタブレット端末を採用できる。端末装置20は、上記のタブレット端末の他にも、例えば、可搬型のパーソナルコンピュータや、スマートフォン、携帯電話機等の移動体通信端末等を採用することもできる。
 情報処理装置100は、生産ライン10へ投入する製品の投入計画を生成して端末装置20へ送信する装置であり、次の処理を実行する。情報処理装置100は、生産ライン10から搬出させる製品の順序を受付ける。情報処理装置100は、製品の通過経路および通過時間が生産ライン10における製品の通過経路およびタクトタイムと同一な仮想ラインの搬出部へ、受付けた順序の逆順序および所定の間隔で製品を投入する第1シミュレーションを実行する。
 情報処理装置100は、第1シミュレーションの結果である仮想ラインの投入部から搬出される製品の間隔および順序に基づいて、投入部からの搬出順序の逆順序で仮想ラインの投入部へ製品を投入する第2シミュレーションを実行する。情報処理装置100は、第2シミュレーションの結果である仮想ラインの搬出部から搬出される製品の順序が、受付けた順序と一致する場合に、仮想ラインの投入部から搬出される製品の間隔および順序の逆順序を、生産ライン10へ投入する製品の間隔および順序として決定する。これにより、情報処理装置100は、生産ライン10から製品を理想搬出順序で搬出させることができ、生産性を向上可能な製品投入計画の生成時間を短縮することができる。
 次に、生産ライン10が有するA用ルート11、B用ルート12およびC用ルート13の構成について説明する。図1に示すように、A用ルート11は、作業端末14と、通信部15とを有する。さらに、A用ルート11は、製品を搬送する搬送装置(図示略)を備える。搬送装置は、例えば、ベルトコンベアによって実現される。搬送装置は、生産ライン10の投入部から投入される処理前の製品を作業端末14が作業を行う作業位置まで搬送し、処理後の製品を生産ライン10の搬出部まで搬送する。
 作業端末14は、例えば、マニピュレータ等の産業用ロボットによって実現される。作業端末14は、作業位置まで搬送されてくる種類名がAの製品に対してA用の処理を行う。ここで行われる処理は、例えば、製品の加工、製品への部品の取付け等である。
 通信部15は、例えば、NIC(Network Interface Card)や、無線LAN等の通信モジュール等によって実現される。通信部15は、ネットワークNを介して情報処理装置100と有線または無線で接続され、情報処理装置100との間で情報の通信を司る通信インタフェースである。通信部15は、作業端末14から入力される作業端末14の稼働状況を示す情報を情報処理装置100に送信する。
 また、B用ルート12は、作業端末16と、通信部17とを有する。C用ルート13は、作業端末18と、通信部19とを有する。作業端末16,18は、マニピュレータ等の産業用ロボットによって実現される。作業端末16,18は、作業対象となる製品の種類と、製品に対して行う処理の内容とが作業端末14とは異なる。つまり、作業端末16は、種類名がBの製品に対して、B用の処理を行う。作業端末18は、種類名がCの製品に対して、C用の処理を行う。
 通信部17,19は、通信部15と同様の構成を有する通信インタフェースである。通信部17,19は、接続される作業端末16,18から入力される作業端末16,18の各稼働状況を示す情報を情報処理装置100に送信する。
 続いて、端末装置20の構成について説明する。図1に示すように、端末装置20は、通信部21と、表示部22と、制御部23とを有する。なお、端末装置20は、図1に示す機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイス等の機能部(図示略)を有する。
 通信部21は、例えば、無線LAN等の通信モジュール等によって実現される。通信部21は、ネットワークNを介して情報処理装置100と無線で接続され、情報処理装置100との間で情報の通信を司る通信インタフェースである。通信部21は、生産ライン10へ投入する製品の種類および個数、生産ライン10から搬出させる製品の順序を含む投入計画の生成要求の情報が制御部23から入力される。通信部21は、制御部23から入力された投入計画の生成要求の情報を情報処理装置100へ送信する。
 また、通信部21は、生産ライン10へ投入する製品の投入順序および投入間隔を含む投入計画の情報を情報処理装置100から受信する。通信部21は、受信した投入計画の情報を制御部23に出力する。
 表示部22は、各種情報を表示するための表示デバイスである。表示部22は、例えば、表示デバイスとして液晶ディスプレイ等によって実現される。表示部22は、制御部23から入力された投入計画の情報を表示する画面等の各種画面を表示する。
 制御部23は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。
 また、制御部23は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されるようにしてもよい。なお、制御部23は、表示制御部の一例である。
 制御部23は、入力デバイス(図示略)によって、投入計画の生成要求の情報が入力されると、入力された投入計画の生成要求の情報を、通信部21およびネットワークNを介して、情報処理装置100へ送信する。また、制御部23は、通信部21およびネットワークNを介して、情報処理装置100から投入計画の情報を受信すると、投入計画の情報を表示する画面を生成し、表示部22に表示させる。
 次に、情報処理装置100の構成について説明する。図1に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、情報処理装置100は、図1に示す機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイス等の機能部を有することとしてもかまわない。
 通信部110は、例えば、NICや、無線LAN等の通信モジュール等によって実現される。通信部110は、ネットワークNを介して生産ライン10および端末装置20と有線または無線で接続され、生産ライン10および端末装置20との間で情報の通信を司る通信インタフェースである。
 通信部110は、生産ライン10から各作業端末14,16,18の稼働状況を示す情報を受信する。通信部110は、受信した作業端末14,16,18の稼働状況を示す情報を制御部130に出力する。
 また、通信部110は、端末装置20から投入計画の生成要求の情報を受信する。通信部110は、受信した投入計画の生成要求の情報を制御部130へ出力する。また、通信部110は、制御部130から入力された投入計画の情報を端末装置20に送信する。
 記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、タクトタイム情報記憶部121と、製品情報記憶部122と、作業員情報記憶部123と、工程手順情報記憶部124と、作業実績情報記憶部125とを有する。また、記憶部120は、制御部130での処理に用いる情報を記憶する。
 タクトタイム情報記憶部121は、A用ルート11、B用ルート12およびC用ルート13のタクトタイムを示す情報等を記憶する。製品情報記憶部122は、生産ライン10へ投入される製品の種類を示す情報等を記憶する。作業員情報記憶部123は、生産ライン10で作業する複数の作業員の技術ランクを示す情報等を記憶する。工程手順情報記憶部124は、各作業端末14,16,18に実行させる処理の工程手順を示す情報等を記憶する。作業実績情報記憶部125は、各作業端末14,16,18の作業実績を示す情報等を記憶する。
 制御部130は、例えば、CPUやMPU等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現されるようにしてもよい。制御部130は、受付部131と、第1シミュレーション部132と、第2シミュレーション部133と、決定部134とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図1に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
 受付部131は、例えば情報処理装置100の電源が投入されると、通信部110およびネットワークNを介して、生産ライン10および端末装置20から送信される情報の受信を待機する。受付部131は、通信部110が生産ライン10および端末装置20から送信される情報を受信すると、通信部110によって受信された情報の入力を受付ける。
 受付部131は、例えば、生産ライン10から送信されるA用ルート11、B用ルート12の稼働状況の情報や、端末装置20から送信される投入計画の生成要求の情報を受付ける。そして、受付部131は、受付けた情報を第1シミュレーション部132へ出力する。投入計画の生成要求の情報は、前述したように、生産ライン10へ投入する製品の種類および個数、生産ライン10から搬出させる製品の順序(以下、「理想搬出順序」と記載する)を含む。
 ここで、例えば、理想搬出順序と同一の順序で生産ライン10へ製品を投入した場合、各生産ルートのタクトタイムの違いによっては、理想搬出順序で製品が搬出されないことがある。また、理想搬出順序と同一の順序で生産ライン10へ製品を投入した場合、理想搬出順序で製品が搬出されたとしても、生産ライン10全体としてのタクトタイムが嵩み、生産性に改善の余地が残る。
 一方、製品の投入順序を変えながら仮想的に生産ライン10へ順方向に製品を流すシミュレーションを繰り返し実行すれば、理想搬出順序となり且つ生産性が向上する製品の投入順序を突き止めることが可能である。
 しかし、かかるシミュレーションでは、製品の種類や生産ルートの数が増大すると、製品の投入順序の組み合わせ数が膨大となり、製品の適切な投入順序を得るまでに膨大な処理および時間を要する。
 そこで、第1シミュレーション部132は、製品の通過経路および通過時間が生産ライン10における製品の通過経路およびタクトタイムと同一な仮想ラインの搬出部へ、理想搬出順序の逆順序および所定の間隔で製品を投入する第1シミュレーションを実行する。つまり、第1シミュレーション部132は、理想搬出順序の逆順序で、仮想的に生産ライン10へ逆方向に製品を流して逆解析を行うことにより、製品の適切な投入順序を導出する。
 ここで、図3~図7を用いて、第1シミュレーションの一例について説明する。図3~図7は、第1シミュレーションの一例を示す図である。種類名がA,B,Cの3種類の製品をそれぞれ6個ずつ生産ライン10へ投入する場合に、第1シミュレーション部132が実行する第1シミュレーションの一例について説明する。
 以下では、種類名がAの6個の製品を区別するため、6個の各製品の製品名をA1,A2,A3,A4,A5,A6と記載する。同様に、種類名がBの6個の製品の製品名をB1,B2,B3,B4,B5,B6と記載し、種類名がCの6個の製品の製品名をC1,C2,C3,C4,C5,C6と記載する。
 図3の(a)に示すように、第1シミュレーション部132には、例えば、受付部131からA1,A2,A3,A4,A5,A6,B1,B2,B3,B4,B5,B6,C1,C2,C3,C4,C5,C6という理想搬出順序の情報が入力される場合がある。
 かかる場合、第1シミュレーション部132は、図3の(b)に示す仮想ライン10aを用いて、第1シミュレーションを実行する。仮想ライン10aは、製品の通過経路および通過時間が生産ライン10における製品の通過経路およびタクトタイムと同一である。具体的には、仮想ライン10aは、投入部と搬出部との間に、タクトタイムが5分のA用ルート11aと、タクトタイムが10分のB用ルート12aと、タクトタイムが15分のC用ルート13aが並設される。
 そして、第1シミュレーション部132は、仮想ライン10aの搬出部へ、理想搬出順序の逆順序および所定の間隔で製品を投入する第1シミュレーションを実行する。具体的には、第1シミュレーション部132は、C6,C5,C4,C3,C2,C1,B6,B5,B4,B3,B2,B1,A6,A5,A4,A3,A2,A1の順に、仮想ライン10aへ搬出部から投入部へ製品を流す第1シミュレーションを実行する。
 このとき、第1シミュレーション部132は、図4および図5に示す投入間隔の初期値を選定する処理を実行し、その結果、得られる間隔を投入間隔の初期値として設定した上で、第1シミュレーションを実行する。
 具体的には、第1シミュレーション部132は、例えば、種類名がCの製品を投入する間隔の初期値を設定する場合、まず、図4の(a)に示すように、仮想ライン10aにおけるC用ルート13aのタクトタイムよりも短い間隔(例えば、10分)を設定する。そして、第1シミュレーション部132は、C6,C5,C4,C3,C2,C1の順で、仮想ライン10aの搬出部から順次投入する。
 その後、図4の(b)に示すように、第1シミュレーション部132は、例えば、C6の処理が完了する前に、C5がC用ルート13aに到着し、C用ルート13aで製品の滞留が発生すると、製品の投入間隔を段階的に広げて、再度C6から順に製品を投入する。
 そして、図5(a)に示すように、第1シミュレーション部132は、最終的に、製品の投入間隔をC用ルート13aのタクトタイムと同じ15分まで広げ、C6から順に製品を投入する。その結果、図5の(b)に示すように、第1シミュレーション部132は、C用ルート13aで製品の滞留が発生しなくなる場合に、C用ルート13aのタクトタイムと同じ15分を、種類名がCの製品を投入する間隔の初期値として設定する。
 第1シミュレーション部132は、種類名がA,Bの製品についても同様の処理を実行し、種類名がAの製品を投入する間隔の初期値として5分を設定し、種類名がBの製品を投入する間隔の初期値として10分を設定する。
 さらに、第1シミュレーション部132は、タクトタイム情報記憶部121、製品情報記憶部122、作業員情報記憶部123、工程手順情報記憶部124および作業実績情報記憶部125の情報に基づき、C1,B6およびB1,A6の投入間隔を設定する。
 このとき、第1シミュレーション部132は、C1,B6およびB1,A6について、同時搬出は許容、搬出順序の入れ替わりは非許容、生産ルート内での滞留は非許容として、C1およびB6の投入間隔と、B1およびA6の投入間隔の初期値を設定する。
 そして、図6の(a)に示すように、第1シミュレーション部132は、C6,C5,C4,C3,C2,C1の順に15分間隔で、仮想ライン10aの搬出部から順次投入する。続いて、第1シミュレーション部132は、C1の投入から5分間隔を空けて、B6,B5,B4,B3,B2,B1の順に10分間隔で、仮想ライン10aの搬出部から順次投入する。
 これにより、図6の(b)に示すように、C1およびB6は、10分間並行して処理されて略同時に処理が完了する。このため、図6の(c)に示すように、C1およびB6は、略同時に、仮想ライン10aの投入部から搬出される。ただし、C用ルート13aから投入部までの距離は、B用ルート12aから投入部までの距離よりも若干長い。このため、厳密には、B6の方がC1よりも若干早く搬出される。
 続いて、図6の(b)に示すように、第1シミュレーション部132は、B1の投入から5分間隔を空けて、A6,A5,A4,A3,A2,A1の順に5分間隔で、仮想ライン10aの搬出部から順次投入する。これにより、図6の(c)に示すように、B1およびA6は、5分間並行して処理されて略同時に処理が完了する。
 このため、図6の(d)に示すように、B1およびA6は、略同時に、仮想ライン10aの投入部から搬出される。ただし、B用ルート12aから投入部までの距離は、A用ルート11aから投入部までの距離よりも若干長い。このため、厳密には、A6の方がB1よりも若干早く搬出される。
 その結果、図7に示すように、仮想ライン10aは、C6,C5,C4,C3,C2,B6,C1,B5,B4,B3,B2,A6,B1,A5,A4,A3,A2,A1の順に製品を投入部から搬出する。そして、第1シミュレーション部132は、第1シミュレーションの結果である仮想ライン10aの投入部から搬出される製品の間隔および順序を第2シミュレーション部133へ出力する。
 図1の説明に戻って、第2シミュレーション部133は、第1シミュレーション部132から入力される第1シミュレーションの結果に基づいて、第2シミュレーションを実行し、第2シミュレーションの結果を決定部134へ出力する。決定部134は、第2シミュレーション部133から入力される第2シミュレーションの結果に基づいて、生産ライン10へ投入する製品の間隔および順序を決定する。
 ここで、図8を用いて第2シミュレーションの一例と合わせて、決定部134が実行する処理の一例について説明する。図8は、第2シミュレーションの一例を示す図である。図8の(a)に示すように、第2シミュレーション部133は、第1シミュレーションの結果である仮想ライン10aの投入部から搬出される製品の間隔および順序の逆順序で、仮想ライン10aの投入部へ製品を投入する第2シミュレーションを実行する。
 ここでは、第2シミュレーション部133は、A1,A2,A3,A4,A5,B1,A6,B2,B3,B4,B5,C1,B6,C2,C3,C4,C5,C6の順で、仮想ライン10aの投入部へ製品を投入する。その結果、図8の(b)に示すように、仮想ライン10aは、A1,A2,A3,A4,A5,A6,B1,B2,B3,B4,B5,B6,C1,C2,C3,C4,C5,C6の順で製品を搬出する。そして、第2シミュレーション部133は、第2シミュレーションの結果である仮想ライン10aの搬出部から搬出される製品の間隔および順序を決定部134へ出力する。
 決定部134は、第2シミュレーション部133から入力される第2シミュレーションの結果である仮想ライン10aの搬出部から搬出される製品の順序が理想搬出順序と一致するか否かを判定する。ここでは、仮想ライン10aの搬出部から搬出される製品の順序が理想搬出順序と一致している。
 このため、決定部134は、仮想ライン10aの搬出部から搬出される製品の間隔および順序を、生産ライン10へ投入する製品の間隔および順序として決定する。そして、決定部134は、決定した製品の投入間隔および投入順序を含む製品の投入計画の情報を通信部110およびネットワークNを介して、端末装置20へ送信する。なお、端末装置20の制御部23は、ネットワークNおよび通信部21を介して受信した投入計画の情報を表示する画面を生成し、表示部22に表示させる。
 一方、決定部134は、仮想ライン10aの搬出部から搬出される製品の順序が理想搬出順序と一致しないと判定した場合、仮想ライン10aの搬出部へ投入する製品の間隔を変更する。そして、決定部134は、変更後の間隔で第1シミュレーションを再度実行するように、第1シミュレーション部132へ指示する。さらに、決定部134は、第2シミュレーションを再度実行するように、第2シミュレーション部133へ指示する。
 そして、決定部134は、再度実行させた第2シミュレーションの結果、仮想ライン10aの搬出部から搬出された製品の順序が理想搬出順序と一致するか否かを判定する。決定部134は、一致すると判定した場合、仮想ライン10aの搬出部から搬出される製品の間隔順序を、生産ライン10へ投入する製品の間隔および順序として決定する。一方、決定部134は、一致しないと判定した場合、再度第1シミュレーションおよび第2シミュレーションの実行を指示する。
 次に、図9および図10を用いて、本実施例によって作成した投入計画で製品を処理した場合の総処理時間と、対比例として、単純に理想搬出順序で製品を生産ライン10へ投入した場合の総処理時間との差について説明する。図9は、対比例の投入計画および総処理時間の一例を示す図である。図10は、本実施例の投入計画および総処理時間の一例を示す図である。
 図9に示すように、対比例の投入計画では、理想搬出順序で製品を生産ライン10へ投入する。具体的には、対比例の投入計画では、まず、A1,A2,A3,A4,A5,A6の順に5分間隔で製品をA用ルート11へ投入する。続いて、対比例の投入計画では、A6の投入から5分の間隔を空けて、B1,B2,B3,B4,B5,B6の順に10分間隔で製品をB用ルート12へ投入する。続いて、対比例の投入計画では、B6の投入から10分の間隔を空けて、C1,C2,C3,C4,C5,C6の順に15分間隔で製品をC用ルート13へ投入する。その結果、総処理時間は、180分となった。
 一方、図10に示すように、実施例の投入計画では、まず、A1,A2,A3,A4,A5の順に5分間隔で製品をA用ルート11へ投入する。そして、実施例の投入計画では、A5の投入と略同時にB1をB用ルート12へ投入し、A5の投入から5分の間隔を空けてA6をA用ルート11へ投入する。これにより、B1およびA6は、5分間並行して同時処理され、略同時に搬出される。ここで、実施例の投入計画は、対比例の投入計画に比べて総処理時間を5分短縮することができる。
 その後、実施例の投入計画では、B1の投入から10分の間隔を空けて、B2,B3,B4,B5の順に10分間隔で製品をB用ルート12へ投入する。そして、実施例の投入計画では、B5の投入から5分の間隔を空けてC1をC用ルート13へ投入する。続いて、実施例の投入計画では、B5の投入から10分の間隔を空けてB6をB用ルート12へ投入する。これにより、C1およびB6は、10分間並行して同時処理され、略同時に搬出される。ここで、実施例の投入計画は、対比例の投入計画に比べて総処理時間を10分短縮することができる。
 その後、実施例の投入計画では、C1の投入から15の間隔を空けて、C2,C3,C4,C5,C6の順に15分間隔で製品をC用ルート13へ投入する。その結果、実施例の投入計画は、総処理時間は、165分となった。このように、実施例の投入計画は、対比例の投入計画に比べて、総処理時間を15分短縮することができる。
 図1に戻って、情報処理装置100の制御部130は、生産ライン10の稼働状況が変化する場合に、リアルタイムで投入計画を修正して、製品投入修正計画を生成する。具体的には、制御部130の受付部131は、ネットワークNおよび通信部110を介して、生産ライン10から稼働状況が変化したことを示す情報を受付けると、稼働状況に応じた第1シミュレーションを再度実行するように、第1シミュレーション部132に対して指示する。また、受付部131は、第1シミュレーションの結果に基づき、再度第2シミュレーションを実行するように、第2シミュレーション部133に対して指示する。
 ここで、図11~図14を用いて生産ライン10の稼働状況が変化した場合に制御部130が行う処理の一例について説明する。ここでは、B1の処理時に故障が発生し、処理に20分間の遅延が生じた場合を例に挙げて説明する。
 図11は、故障発生前の製品当初投入計画における製品搬送の時刻表の一例を示す図である。図12は、故障発生時の製品投入計画における製品搬送の時刻表の一例を示す図である。なお、図11および図12におけるX発は、生産ライン10の投入部を製品が出発する時刻を示す。A発は、A用ルート11の作業端末14を製品が出発する時刻を示す。B発は、B用ルート12の作業端末16を製品が出発する時刻を示す。C発は、C用ルート13の作業端末18を製品が出発する時刻を示す。Z発は、生産ライン10の搬出部を製品が出発する時刻を示す。また、図11および図12では、時刻を3ケタの数字で記載している。例えば、図11および図12に示す時刻120は、時刻1時20分を示している。
 また、図13は、故障発生前の製品当初投入計画における製品の移動位置および時刻の関係の一例を示す図である。図14は、故障発生時の製品投入修正計画における製品の移動位置および時刻の関係の一例を示す図である。なお、図13および図14における縦軸方向は、生産ライン10における製品の移動位置を示しており、横軸方向には、時刻を示している。また、図13および図14では、種類名がAの製品の移動位置を太実線によって示し、種類名がBの製品の移動位置を点線によって示し、種類名がCの製品の移動位置を一点鎖線によって示している。
 例えば、A1の移動位置を示す太実線は、投入部からA用ルート11まで延伸し、その後、時間が経過する方向(図中右方向)へ延伸して、A2の移動位置を示す太実線が投入部からA用ルート11に到達する位置から搬出部まで延伸している。
 ここで、A1の移動位置を示す太実線が投入部からA用ルート11まで延伸する部分は、A1が投入部からA用ルート11まで移動していることを示す。また、A1の移動位置を示す太実線が図中右方向へ延伸する部分は、A1がA用ルート11で5分間処理されていることを示す。また、A1の移動位置を示す太実線が搬出部まで延伸する部分は、A1がA用ルート11から搬出部まで移動していることを示す。
 制御部130は、理想搬出順序がA1,A2,A3,A4,A5,A6,B1,B2,B3,B4,B5,B6,C1,C2,C3,C4,C5,C6の場合、図11に示す製品当初投入計画を生成する。
 図11に示す製品当初投入計画では、まず時刻000からA1,A2,A3,A4,A5の順に5分間隔で製品を生産ライン10へ投入する。そして、製品当初投入計画では、A5の投入と略同時にB1を生産ライン10へ投入し、A5の投入から5分の間隔を空けてA6を生産ライン10へ投入する。
 その後、製品当初投入計画では、B1の投入から10分の間隔を空けて、B2,B3,B4,B5の順に10分間隔で製品を生産ライン10へ投入する。そして、製品当初投入計画では、B5の投入から5分の間隔を空けてC1を生産ライン10へ投入する。続いて、製品当初投入計画では、B5の投入から10分の間隔を空けてB6を生産ライン10へ投入する。その後、製品当初投入計画では、C1の投入から15分の間隔を空けて、C2,C3,C4,C5,C6の順に15分間隔で製品を生産ライン10へ投入する。
 これにより、各製品は、図13に示すように、時刻007から時刻237までの間に理想搬出順序で搬出される。なお、図11および図13では、B1およびA6が略同時に搬出される記載となっているが、厳密には、A6の方がB1よりも微小時間だけ早く搬出される。同様に、図11および図13では、C1およびB6が略同時に搬出される記載となっているが、厳密には、B6の方がC1よりも微小時間だけ早く搬出される。
 なお、製品当初投入計画では、B5の投入時にC用ルート13が非処理中であるため、B5をB用ルート12へ投入すると同時に、C1をC用ルート13へ投入して、B5およびC1を同時処理することは可能である。ただし、B5およびC1を同時に投入すると、B5の投入から10分後にB6を投入した場合に、B6よりも前にC1が搬出されて理想搬出順序とならない。そこで、制御部130は、B5の投入から5分後にC1を投入する製品当初投入計画を生成する。これにより、製品当初投入計画は、理想搬出順序を実現することができる。
 生産ライン10は、このような製品当初投入計画に従って稼働中に稼働状況が変化した場合、その旨を示す情報を情報処理装置100へ送信する。例えば、生産ライン10は、B1の処理中にB用ルート12が故障してB1の搬出に15分の遅延が発生する場合、その旨を示す情報を情報処理装置100へ送信する。
 情報処理装置100の制御部130は、生産ライン10からB1の搬出に15分の遅延が発生することを示す情報を受付けた場合、B1よりも後に投入される種類名がBの製品以降に投入予定の全製品について、第1シミュレーションおよび第2シミュレーションを実行する。
 これにより、制御部130は、図12に示す故障発生時の製品投入修正計画を生成することができる。具体的には、制御部130は、図12と図11とを対比すると明らかなように、故障による遅延を考慮して、B1のB用ルート12出発時刻および搬出部出発時刻が、製品当初投入計画よりも15分遅くなる製品投入修正計画を生成する。
 ただし、制御部130は、A用ルート11が故障していないため、A用ルート11の稼働を継続させ、既に処理中であるA5の処理を完了させ、B1の次に投入予定のA6をB1の投入から20分の間隔を空けて生産ライン10へ投入する製品投入修正計画を生成する。
 さらに、制御部130は、A6の後に投入予定の全製品について、製品当初投入計画と同一の投入順序で、製品当初投入計画よりも投入時刻を20分遅らせる製品投入修正計画を生成する。これにより、図14に示すように、製品投入修正計画では、理想搬送順序で全製品を搬出することができる。また、製品投入修正計画では、B用ルート12が故障しても、A用ルート11を継続して稼働させることにより、生産性の低下を抑制することができる。
 図1に戻って、情報処理装置100の制御部130は、例えば、生産ライン10へ特急品が投入される場合に、理想搬出順序に特急品を追加して、第1シミュレーションおよび第2シミュレーションを実行して、製品投入修正計画を生成する。
 具体的には、制御部130の受付部131は、ネットワークNおよび通信部110を介して、端末装置20から特急品が投入されること、特急品を処理する生産ライン10および特急品の搬出順番を示す情報を受付ける。そして、受付部131は、受付けた情報に基づき、理想搬出順序に特急品を追加して第1シミュレーションを再度実行するように、第1シミュレーション部132へ指示する。
 また、受付部131は、第1シミュレーションの結果に基づき、再度第2シミュレーションを実行するように、第2シミュレーション部133に対して指示する。これにより、制御部130は、特急品が投入される場合に、特急品を含む理想搬出順序で全ての製品が搬出される製品投入修正計画を生成することができる。
 次に、実施例の投入計画生成システム1の動作について説明する。図15は、実施例の投入計画生成処理の一例を示すフローチャートである。
 まず、情報処理装置100の受付部131は、端末装置20から生産ライン10から搬出させる製品の搬出順序を受付けたか否かを判定する(ステップS1)。受付部131は、搬出順序を受付けない場合には(ステップS1:否定)、搬出順序の受付を待機してステップS1の判定を繰り返す。受付部131は、搬出順序を受付けた場合には(ステップS1:肯定)、受付けた搬出順序を第1シミュレーション部132へ出力する。
 第1シミュレーション部132は、受付部131から搬出順序が入力されると、製品の投入間隔の初期値設定を行う(ステップS2)。第1シミュレーション部132は、仮想ライン10aの搬出部へ、受付部131によって受付けられた搬出順序の逆順序および設定を行った初期値の間隔で製品を投入する第1シミュレーションを実行する(ステップS3)。第1シミュレーション部132は、第1シミュレーションの結果である仮想ライン10aの投入部から搬出される製品の間隔および順序を第2シミュレーション部133へ出力する。
 第2シミュレーション部133は、第1シミュレーション部132から入力される第1シミュレーションの結果に基づいて、第2シミュレーションを実行する。具体的には、第2シミュレーション部133は、仮想ライン10aの投入部から搬出される製品の間隔および順序の逆順序で仮想ライン10aの投入部へ製品を投入する第2シミュレーションを実行する(ステップS4)。第2シミュレーション部133は、第2シミュレーションの結果である仮想ライン10aの搬出部から搬出される製品の順序を決定部134へ出力する。
 決定部134は、第2シミュレーション部133から入力される第2シミュレーションの結果と、受付部131によって受付けた搬出順序とが一致するか否かを判定する(ステップS5)。すなわち、決定部134は、仮想ライン10aの搬出部から搬出される製品の順序と、受付部131によって受付けた搬出順序とが一致するか否かを判定する。
 決定部134は、一致すると判定した場合には(ステップS5:肯定)、ステップS6へ進む。決定部134は、一致しないと判定した場合には(ステップS5:否定)、仮想ライン10aに投入する製品の間隔を変更する(ステップS10)。そして、決定部134は、第1シミュレーション部132に対して、再度、第1シミュレーションを実行するように指示して、ステップS3に戻る。
 ステップS6において、決定部134は、特急品が投入されるか否かを判定する。決定部134は、特急品が投入されない場合には(ステップS6:否定)、ステップS7へ進む。決定部134は、特急品が投入される場合には(ステップS6:肯定)、ステップS1で受付けた搬出順序に特急品を追加する(ステップS11)。そして、決定部134は、第1シミュレーション部132に対して、再度、第1シミュレーションを実行するように指示して、ステップS3に戻る。
 ステップS7において、決定部134は、生産ライン10の稼働状況が変化したか否かを判定する。決定部134は、稼働状況が変化した場合には(ステップS7:肯定)、第1シミュレーションを実行するように指示して、ステップS3に戻る。
 決定部134は、稼働状況が変化しない場合には(ステップS7:否定)、ステップS8へ移す。ステップS8において、決定部134は、第1シミュレーションの結果である仮想ライン10aの投入部から搬出される製品の間隔および順序の逆順序を、生産ライン10へ投入する製品の投入順序および間隔として決定する(ステップS8)。そして、決定部134は、決定した製品の投入順序および間隔を含む投入計画を端末装置20へ送信し(ステップS9)、投入計画生成処理を終了する。
 このように、情報処理装置100は、次の処理を実行する。情報処理装置100は、投入部と搬出部との間に、生産する製品の種類およびタクトタイムが異なる生産ルートが並設された生産ライン10から搬出させる製品の順序を受付ける。また、情報処理装置100は、製品の通過経路および通過時間が生産ライン10における製品の通過経路およびタクトタイムと同一な仮想ライン10aの搬出部へ、受付けた順序の逆順序および所定の間隔で製品を投入する第1シミュレーションを実行する。また、情報処理装置100は、第1シミュレーションの結果である仮想ライン10aの投入部から搬出される製品の間隔および順序に基づいて、順序の逆順序で仮想ライン10aの投入部へ製品を投入する第2シミュレーションを実行する。また、情報処理装置100は、第2シミュレーションの結果である仮想ライン10aの搬出部から搬出される製品の順序が、受付けた順序と一致する場合に、仮想ライン10aの投入部から搬出される製品の間隔および順序の逆順序を、生産ライン10へ投入する製品の間隔および順序として決定する。その結果、生産ライン10から製品を理想搬出順序で搬出させることができ、生産性を向上可能な製品投入計画の生成時間を短縮することができる。
 また、情報処理装置100の決定部134は、仮想ライン10aの搬出部から搬出される製品の順序が、受付部131で受付けた順序と一致しない場合に、仮想ライン10aの搬出部へ投入する製品の間隔を変更し、第1シミュレーションと第2シミュレーションとを再度実行するように指示し、仮想ライン10aの搬出部から搬出される製品の順序が、受付部131で受付けた順序と一致するか否かを判定する。その結果、生産ライン10から製品を理想搬出順序で搬出させることができる製品投入計画の信頼性を向上させることができる。
 また、情報処理装置100の受付部131は、同一種類の製品の列を生産ライン10から順次搬出させる順序を受付ける。その結果、生産ライン10の次工程を円滑に進めることができる。
 また、情報処理装置100の受付部131は、生産ライン10に特急品が投入される場合に、受付けた順序に対して特急品を追加して、第1シミュレーションと第2シミュレーションとを再度実行するように指示し、生産ライン10へ投入する製品の間隔および順序を再決定するように指示する。その結果、特急品が投入される場合に、生産ライン10から製品を理想搬出順序で搬出させることができ、生産性を向上可能な製品投入修正計画を短時間で生成することができる。
 また、情報処理装置100の受付部131は、生産ライン10の稼働状況の変化に応じて、第1シミュレーションと第2シミュレーションとを再度実行するように指示し、生産ライン10へ投入する製品の間隔および順序を再決定するように指示する。その結果、例えば、一部の生産ルートの故障などに起因して生産ラインの稼働状況が変化する場合に、生産ライン10から製品を理想搬出順序で搬出させることができ、生産性の低下を抑制可能な製品投入修正計画を短時間で生成することができる。
 なお、上記実施例では、情報処理装置100の各機能部を1つの装置としたが、これに限定されない。例えば、情報処理装置100の各機能部をSaaS等のクラウドコンピューティングサービスを用いて構成し、処理能力を高めることで、より高速に製品の投入計画生成を行ってもよい。また、情報処理装置100の各機能部をSaaS等のクラウドコンピューティングサービスを用いて構成し、同一工場内の複数の生産ライン10や、異なる工場の生産ライン10で作業する作業者の端末装置20へそれぞれ効率的な投入計画を送信してもよい。
 また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、第1シミュレーション部132と、第2シミュレーション部133とを統合してもよい。また、図示した各処理は、上記の順番に限定されるものではなく、処理内容を矛盾させない範囲において、同時に実施してもよく、順序を入れ替えて実施してもよい。
 さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。
 ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図16は、投入計画生成プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
 図16に示すように、コンピュータ300は、各種演算処理を実行するCPU301と、データ入力を受け付ける入力装置302と、モニタ303とを有する。また、コンピュータ300は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置304と、各種装置と接続するためのインタフェース装置305と、他の情報処理装置等と有線または無線により接続するための通信装置306とを有する。また、コンピュータ300は、各種情報を一時記憶するRAM307と、ハードディスク装置308とを有する。また、各装置301~308は、バス309に接続される。
 ハードディスク装置308には、図1に示した受付部131、第1シミュレーション部132、第2シミュレーション部133および決定部134の各処理部と同様の機能を有する投入計画生成プログラムが記憶される。また、ハードディスク装置308には、タクトタイム情報記憶部121、製品情報記憶部122、作業員情報記憶部123、工程手順情報記憶部124、作業実績情報記憶部125および、投入計画生成プログラムを実現するための各種データが記憶される。入力装置302は、例えば、コンピュータ300の管理者から操作情報、管理情報等の各種情報の入力を受け付ける。モニタ303は、例えば、コンピュータ300の管理者に対して表示画面等の各種画面を表示する。インタフェース装置305は、例えば印刷装置等が接続される。通信装置306は、例えば、図1に示した通信部110と同様の機能を有しネットワークNと接続され、生産ライン10および端末装置20と各種情報をやりとりする。
 CPU301は、ハードディスク装置308に記憶された各プログラムを読み出して、RAM307に展開して実行することで、各種の処理を行う。また、これらのプログラムは、コンピュータ300を図1に示した受付部131、第1シミュレーション部132、第2シミュレーション部133および決定部134として機能させることができる。
 なお、上記の投入計画生成プログラムは、必ずしもハードディスク装置308に記憶されている必要はない。例えば、コンピュータ300が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータ300が読み出して実行するようにしてもよい。コンピュータ300が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD-ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にこの投入計画生成プログラムを記憶させておき、コンピュータ300がこれらから投入計画生成プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
 1 投入計画生成システム
 10 生産ライン
 10a 仮想ライン
 11,11a A用ルート
 12,12a B用ルート
 13,13a C用ルート
 14,16,18 作業端末
 15,17,19,21,110 通信部
 20 端末装置
 22 表示部
 23 制御部
 100 情報処理装置
 120 記憶部
 121 タクトタイム情報記憶部
 122 製品情報記憶部
 123 作業員情報記憶部
 124 工程手順情報記憶部
 125 作業実績情報記憶部
 130 制御部
 131 受付部
 132 第1シミュレーション部
 133 第2シミュレーション部
 134 決定部
 N ネットワーク

Claims (15)

  1.  投入部と搬出部との間に、生産する製品の種類およびタクトタイムが異なる生産ルートが並設された生産ラインから搬出させる製品の順序を受付け、
     製品の通過経路および通過時間が前記生産ラインにおける製品の通過経路およびタクトタイムと同一な仮想ラインの搬出部へ、受付けた前記順序の逆順序および所定の間隔で製品を投入する第1シミュレーションを実行し、
     前記第1シミュレーションの結果である前記仮想ラインの投入部から搬出される製品の間隔および順序に基づいて、該順序の逆順序で前記仮想ラインの投入部へ製品を投入する第2シミュレーションを実行し、
     前記第2シミュレーションの結果である前記仮想ラインの搬出部から搬出される製品の順序が、受付けた前記順序と一致する場合に、前記仮想ラインの投入部から搬出される製品の間隔および順序の逆順序を、前記生産ラインへ投入する製品の間隔および順序として決定する、
     処理をコンピュータが実行することを特徴とする投入計画生成方法。
  2.  前記決定する処理は、前記仮想ラインの搬出部から搬出される製品の順序が、受付けた前記順序と一致しない場合に、前記仮想ラインの搬出部へ投入する製品の間隔を変更し、前記第1シミュレーションと前記第2シミュレーションとを再度実行するように指示し、前記仮想ラインの搬出部から搬出される製品の順序が、受付けた前記順序と一致するか否かを判定する、
     ことを特徴とする請求項1に記載の投入計画生成方法。
  3.  前記受付ける処理は、同一種類の製品の列を前記生産ラインから順次搬出させる順序を受付ける、
     ことを特徴とする請求項1に記載の投入計画生成方法。
  4.  前記受付ける処理は、前記生産ラインに特急品が投入される場合に、受付けた前記順序に対して前記特急品を追加して、前記第1シミュレーションと前記第2シミュレーションとを再度実行するように指示し、前記生産ラインへ投入する製品の間隔および順序を再決定するように指示する、
     ことを特徴とする請求項1に記載の投入計画生成方法。
  5.  前記受付ける処理は、前記生産ラインの稼働状況の変化に応じて、前記第1シミュレーションと前記第2シミュレーションとを再度実行するように指示し、前記生産ラインへ投入する製品の間隔および順序を再決定するように指示する、
     ことを特徴とする請求項1に記載の投入計画生成方法。
  6.  投入部と搬出部との間に、生産する製品の種類およびタクトタイムが異なる生産ルートが並設された生産ラインから搬出させる製品の順序を受付け、
     製品の通過経路および通過時間が前記生産ラインにおける製品の通過経路およびタクトタイムと同一な仮想ラインの搬出部へ、受付けた前記順序の逆順序および所定の間隔で製品を投入する第1シミュレーションを実行し、
     前記第1シミュレーションの結果である前記仮想ラインの投入部から搬出される製品の間隔および順序に基づいて、該順序の逆順序で前記仮想ラインの投入部へ製品を投入する第2シミュレーションを実行し、
     前記第2シミュレーションの結果である前記仮想ラインの搬出部から搬出される製品の順序が、受付けた前記順序と一致する場合に、前記仮想ラインの投入部から搬出される製品の間隔および順序の逆順序を、前記生産ラインへ投入する製品の間隔および順序として決定する、
     処理をコンピュータに実行させることを特徴とする投入計画生成プログラム。
  7.  前記決定する処理は、前記仮想ラインの搬出部から搬出される製品の順序が、受付けた前記順序と一致しない場合に、前記仮想ラインの搬出部へ投入する製品の間隔を変更し、前記第1シミュレーションと前記第2シミュレーションとを再度実行するように指示し、前記仮想ラインの搬出部から搬出される製品の順序が、受付けた前記順序と一致するか否かを判定する、
     ことを特徴とする請求項6に記載の投入計画生成プログラム。
  8.  前記受付ける処理は、同一種類の製品の列を前記生産ラインから順次搬出させる順序を受付ける、
     ことを特徴とする請求項6に記載の投入計画生成プログラム。
  9.  前記受付ける処理は、前記生産ラインに特急品が投入される場合に、受付けた前記順序に対して前記特急品を追加して、前記第1シミュレーションと前記第2シミュレーションとを再度実行するように指示し、前記生産ラインへ投入する製品の間隔および順序を再決定するように指示する、
     ことを特徴とする請求項6に記載の投入計画生成プログラム。
  10.  前記受付ける処理は、前記生産ラインの稼働状況の変化に応じて、前記第1シミュレーションと前記第2シミュレーションとを再度実行するように指示し、前記生産ラインへ投入する製品の間隔および順序を再決定するように指示する、
     ことを特徴とする請求項6に記載の投入計画生成プログラム。
  11.  情報処理装置と、端末装置とを有する投入計画生成システムであって、
     前記情報処理装置は、
     投入部と搬出部との間に、生産する製品の種類およびタクトタイムが異なる生産ルートが並設された生産ラインから搬出させる製品の順序を受付ける受付部と、
     製品の通過経路および通過時間が前記生産ラインにおける製品の通過経路およびタクトタイムと同一な仮想ラインの搬出部へ、受付けた前記順序の逆順序および所定の間隔で製品を投入する第1シミュレーションを実行する第1シミュレーション部と、
     前記第1シミュレーションの結果である前記仮想ラインの投入部から搬出される製品の間隔および順序に基づいて、該順序の逆順序で前記仮想ラインの投入部へ製品を投入する第2シミュレーションを実行する第2シミュレーション部と、
     前記第2シミュレーションの結果である前記仮想ラインの搬出部から搬出される製品の順序が、受付けた前記順序と一致する場合に、前記仮想ラインの投入部から搬出される製品の間隔および順序の逆順序を、前記生産ラインへ投入する製品の間隔および順序として決定する決定部と、
     決定した前記生産ラインへ投入する製品の間隔および順序の情報を前記端末装置へ送信する通信部と、を有し、
     前記端末装置は、
     前記情報処理装置から前記生産ラインへ投入する製品の間隔および順序の情報を受信する通信部と、
     受信された前記生産ラインへ投入する製品の間隔および順序の情報を表示する表示制御部と、
     を有することを特徴とする投入計画生成システム。
  12.  前記決定部は、前記仮想ラインの搬出部から搬出される製品の順序が、受付けた前記順序と一致しない場合に、前記仮想ラインの搬出部へ投入する製品の間隔を変更し、前記第1シミュレーションと前記第2シミュレーションとを再度実行するように指示し、前記仮想ラインの搬出部から搬出される製品の順序が、受付けた前記順序と一致するか否かを判定する、
     ことを特徴とする請求項11に記載の投入計画生成システム。
  13.  前記受付部は、同一種類の製品の列を前記生産ラインから順次搬出させる順序を受付ける、
     ことを特徴とする請求項11に記載の投入計画生成システム。
  14.  前記受付部は、前記生産ラインに特急品が投入される場合に、受付けた前記順序に対して前記特急品を追加して、前記第1シミュレーションと前記第2シミュレーションとを再度実行するように指示し、前記生産ラインへ投入する製品の間隔および順序を再決定するように指示する、
     ことを特徴とする請求項11に記載の投入計画生成システム。
  15.  前記受付部は、前記生産ラインの稼働状況の変化に応じて、前記第1シミュレーションと前記第2シミュレーションとを再度実行するように指示し、前記生産ラインへ投入する製品の間隔および順序を再決定するように指示する、
     ことを特徴とする請求項11に記載の投入計画生成システム。
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