WO2016194702A1 - 電子装置 - Google Patents
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- H05K7/14—Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
Definitions
- the circuit board 20 has a rectangular shape with four corners chamfered, and the mounting surface (21, 22) of the component is in the case 10 with a posture perpendicular to the arrow P (pressure direction during ultrasonic welding). Be contained.
- a switch 7 for example, a membrane switch
- a sensor 8 acceleration sensor, angular velocity sensor, etc.
- MEMS microelectromechanical system
- the electronic apparatus 1 includes a connector 2 to which a cable or the like for exchanging signals with an external device is connected, and a connector substrate 40 on which the connector 2 is mounted.
- the first case member 11 has a hole 11 d for penetrating and fixing the connector 2.
- the hole 11d can be closed with a waterproof cap 3 when the connector 2 is not used.
- the elastic force generated by the compression of the first elastic member 31 acts in a direction perpendicular to the surface 21 of the circuit board 20, and the elastic force generated by the compression of the second elastic member 32 is a direction perpendicular to the surface 22 of the circuit board 20. Act on. Therefore, during ultrasonic welding, the circuit board 20 is less likely to be displaced in a direction parallel to the surfaces 21 and 22. In addition, since the compressed state of the first elastic member 31 and the second elastic member 32 is maintained inside the case 10 even after the welding by the ultrasonic welding method is completed, the play of the circuit board 20 is suppressed, and the case The circuit board 20 can be fixed in a stable position within the circuit 10.
- the connector board 40 on which the connector 2 fixed to the case 10 is mounted and the circuit board 20 are connected by the flexible cable 6, the connector board 40 is formed by ultrasonic welding to the case 10. Even if ultrasonic vibration propagates to the circuit board 20, it is difficult to transmit the vibration from the connector board 40 to the circuit board 20.
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Abstract
電子部品8が実装された回路基板20と、回路基板20を内部に収容した状態で超音波溶着法により加工されるケース10と、回路基板20とケース10との間に介在する弾性部材30とを備えており、回路基板20は弾性部材30を介して間接的にケース10に固定される。回路基板20が弾性部材30を介して間接的にケース10に固定されるため、ケース10が超音波溶着法によって加工される際、回路基板20上の電子部品8へ超音波の振動が伝わり難くなる。
Description
本発明は、超音波溶着法によって加工されるケースの内部に電子部品が内蔵された電子装置に関するものである。
超音波溶着法は、熱可塑性樹脂のパーツ同士を接触させて超音波の振動と圧力を加えることにより溶着させる技術であり、様々な産業分野で広く利用されている。
電子部品が実装された回路基板を収容するケースに超音波溶着加工を施す場合、超音波の振動が回路基板に伝達し、電子部品が振動の影響を受ける場合がある。下記の特許文献1には、上下に分割された樹脂ケースの両端部をそれぞれ超音波溶着する際に、一端部に加える超音波振動と他端部に加える超音波振動とが180度の位相差を持つようにした超音波溶着法が記載されている。これにより、ケースの両端部から伝搬する振動がケースの中央部分で互いに打ち消し合うため、ケースの中央部分に配置された回路基板上の電子部品が振動の影響を受け難くなる。
しかしながら、上記特許文献に記載された超音波溶着法では、ケースの中央部分に電子部品を配置させる必要があるため、電子部品を自由な位置に配置できないという問題がある。また、ケースや回路基板の形状によっては、ケースの中央部分であっても適切に振動がキャンセルされない場合があり得るため、ケースや回路基板の形状が制約されるという問題もある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、超音波溶着法によって加工されるケースの内部の電子部品へ超音波の振動を伝わり難くすることができるとともに、電子部品の配置やケースの形状の自由度を高めることができる電子装置を提供することにある。
本発明に係る電子装置は、電子部品が実装された回路基板と、前記回路基板を内部に収容した状態で超音波溶着法により加工されるケースと、前記回路基板と前記ケースとの間に介在する弾性部材とを備え、前記回路基板は、前記弾性部材を介して間接的に前記ケースに固定される。
上記の構成によれば、前記回路基板が前記弾性部材を介して間接的に前記ケースに固定されるため、前記ケースが超音波溶着法によって加工される際、前記回路基板上の前記電子部品へ超音波の振動が伝わり難くなる。また、前記電子部品の配置や前記ケースの形状に応じて前記電子部品への振動の伝搬が大きく変化しないため、前記電子部品の配置や前記ケースの形状の自由度が向上する。
上記の構成によれば、前記回路基板が前記弾性部材を介して間接的に前記ケースに固定されるため、前記ケースが超音波溶着法によって加工される際、前記回路基板上の前記電子部品へ超音波の振動が伝わり難くなる。また、前記電子部品の配置や前記ケースの形状に応じて前記電子部品への振動の伝搬が大きく変化しないため、前記電子部品の配置や前記ケースの形状の自由度が向上する。
好適に、前記弾性部材は、前記回路基板の一方の面と前記ケースとの間に挟まれた第1弾性部材と、前記回路基板の他方の面と前記ケースとの間に挟まれた第2弾性部材とを含んでよい。
上記の構成によれば、前記回路基板が両面から前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材によって挟まれるため、前記ケースの内部で前記回路基板が安定に固定される。
上記の構成によれば、前記回路基板が両面から前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材によって挟まれるため、前記ケースの内部で前記回路基板が安定に固定される。
好適に、前記ケースは、超音波溶着法によって溶着される第1ケース部材及び第2ケース部材を有してよい。前記第1弾性部材は、前記回路基板の一方の面と前記第1ケース部材との間に挟まれてよい。前記第2弾性部材は、前記回路基板の他方の面と前記第2ケース部材との間に挟まれてよい。前記回路基板は、前記超音波溶着法による溶着の際、前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材に加えられる圧力の方向と前記一方の面及び前記他方の面とが垂直になる姿勢で前記ケースの内部に収容されてよい。
上記の構成によれば、前記超音波溶着法による溶着の際、前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材に加えられる圧力の方向と、前記回路基板の前記一方の面及び前記他方の面とが垂直になるため、前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材を前記圧力によって圧縮させつつ、前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材を超音波溶着させることが可能になる。これにより、前記ケースの内部で前記回路基板がより安定に固定される。
上記の構成によれば、前記超音波溶着法による溶着の際、前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材に加えられる圧力の方向と、前記回路基板の前記一方の面及び前記他方の面とが垂直になるため、前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材を前記圧力によって圧縮させつつ、前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材を超音波溶着させることが可能になる。これにより、前記ケースの内部で前記回路基板がより安定に固定される。
好適に、前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材の一方は、前記回路基板及び前記弾性部材を収容する空間を有してよい。前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材の他方は、前記空間の開口部を塞ぐ板状の部材でよい。
好適に、前記回路基板の一方の面に当接する前記第1弾性部材の当接面の少なくとも一部と、前記回路基板の他方の面に当接する前記第2弾性部材の当接面の少なくとも一部とが、前記回路基板を間に挟んで対向してよい。
上記の構成によれば、前記第1弾性部材の当接面と前記第2弾性部材の当接面とが対向して前記回路基板を間に挟んだ場所において、前記回路基板の位置が安定的に定まり易くなるため、前記ケースの内部で前記回路基板が安定に固定される。
上記の構成によれば、前記第1弾性部材の当接面と前記第2弾性部材の当接面とが対向して前記回路基板を間に挟んだ場所において、前記回路基板の位置が安定的に定まり易くなるため、前記ケースの内部で前記回路基板が安定に固定される。
好適に、前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材の少なくとも一方は、前記回路基板の縁部の全周に当接してよい。
上記の構成によれば、前記回路基板が厚み方向と垂直な方向へずれ難くなるため、前記ケースの内部で前記回路基板が安定に固定される。
上記の構成によれば、前記回路基板が厚み方向と垂直な方向へずれ難くなるため、前記ケースの内部で前記回路基板が安定に固定される。
好適に、上記電子装置は、押しボタンと、前記回路基板の前記一方の面に実装されたスイッチとを備えてよい。前記ケースは、前記押しボタンが貫通する孔と、前記孔の周り囲んで立設され、前記第1弾性部材に向かって突出し、前記押しボタンによって押下される前記第1弾性部材の押下領域の周りを囲むように前記第1弾性部材と当接する立設部とを有してよい。前記スイッチは、前記押しボタンの押下によって変形した前記第1弾性部材と当接する位置に実装されてよい。
上記の構成によれば、前記立設部が前記孔の周りを囲んで立設されており、また、前記押しボタンによって押下される前記第1弾性部材の押下領域の周りを囲むように前記第1弾性部材と前記立設部とが当接する。そのため、前記押しボタンと前記孔との隙間から前記ケースの内部に侵入した水は、前記立設部と前記第1弾性部材とによって仕切られた空間内に留まり、前記ケースの更に内部へ侵入し難くなる。
上記の構成によれば、前記立設部が前記孔の周りを囲んで立設されており、また、前記押しボタンによって押下される前記第1弾性部材の押下領域の周りを囲むように前記第1弾性部材と前記立設部とが当接する。そのため、前記押しボタンと前記孔との隙間から前記ケースの内部に侵入した水は、前記立設部と前記第1弾性部材とによって仕切られた空間内に留まり、前記ケースの更に内部へ侵入し難くなる。
好適に、上記電子装置は、前記ケースに固定されるコネクタと、前記コネクタが実装されたコネクタ用基板と、前記コネクタ用基板と前記回路基板とを接続する可撓性ケーブルとを備えてよい。
上記の構成によれば、前記ケースへの超音波溶着加工によって前記コネクタ用基板に超音波の振動が伝搬しても、前記コネクタ用基板と前記回路基板とが前記可撓性ケーブルによって接続されるため、前記コネクタ用基板から前記回路基板へ振動が伝わり難くなる。
上記の構成によれば、前記ケースへの超音波溶着加工によって前記コネクタ用基板に超音波の振動が伝搬しても、前記コネクタ用基板と前記回路基板とが前記可撓性ケーブルによって接続されるため、前記コネクタ用基板から前記回路基板へ振動が伝わり難くなる。
本発明によれば、回路基板が弾性部材を介して間接的にケースに固定されるため、超音波溶着法によって加工されるケースの内部の電子部品へ超音波の振動を伝わり難くすることができるとともに、電子部品の配置やケースの形状の自由度を高めることができる。
以下、図1~図3を参照して、本発明の実施形態に係る電子装置1を説明する。
図1A及び図2Aは、本実施形態に係る電子装置1の斜視図であり、押しボタン5を有する正面側から見た図と、その反対側の面から見た図をそれぞれ示す。図1B及び図2Bは、図1A及び図2Aに対応する分解斜視図を示す。図3は、本実施形態に係る電子装置1のA-A線断面図である。
図1A及び図2Aは、本実施形態に係る電子装置1の斜視図であり、押しボタン5を有する正面側から見た図と、その反対側の面から見た図をそれぞれ示す。図1B及び図2Bは、図1A及び図2Aに対応する分解斜視図を示す。図3は、本実施形態に係る電子装置1のA-A線断面図である。
本実施形態に係る電子装置1は、超音波溶着法によって加工されるケース10の内部に、振動の影響を受け易い電子部品が実装された回路基板20を収容したものである。この電子部品は、例えば、MEMS(micro electro mechanical systems)を備えたセンサ(加速度センサ,角速度センサ等)である。電子装置1は、ケース10と回路基板20との間に介在した弾性部材30を有しており、弾性部材30を回路基板20とともにケース10の内部に収容する。回路基板20は、この弾性部材30を介して間接的にケース10に固定される。従って、ケース10に超音波溶着の振動が加わっても、弾性部材30によって振動が減衰するため、回路基板20の電子部品にはケース10からの振動が伝わり難くい。
ケース10は、角に丸みを帯びた直方体状の形状に形成されており、超音波溶着法により溶着加工される第1ケース部材11と第2ケース部材12を有する。第1ケース部材11は、回路基板20や弾性部材30を収容するための空間11eを有する。第2ケース部材12は、この空間11eの開口部を塞ぐ板状の部材である。空間11eの開口部に面する第1ケース部材11の内縁部11sには、第2ケース部材12の縁12cに当接する当接面11cと、第2ケース部材12の内面12aに当接する当接面11bとが設けられている。第2ケース部材12は、この内縁部11sの段差において第1ケース部材11と超音波溶着される。超音波溶着の際、第2ケース部材12は、図の矢印Pの方向(開口部からみた空間11eの奥行き方向)に向かって圧力を加えられる。
回路基板20は、四隅が面取りされた矩形の形状を持ち、部品の実装面(21,22)が矢印P(超音波溶着時の圧力方向)に対して垂直となる姿勢でケース10の内部に収容される。回路基板20の第1ケース部材11側の面21(一方の面)には、後述する押しボタン5によって作動するスイッチ7(例えばメンブレンスイッチなど)が実装される。回路基板20の第2ケース部材12側の面22(他方の面)には、MEMSを備えたセンサ8(加速度センサ,角速度センサなど)が実装される。その他、回路基板20には種々の電子部品が実装される。
本実施形態に係る電子装置1は、外部の機器との間で信号をやり取りするためのケーブル等が接続されるコネクタ2と、コネクタ2が実装されたコネクタ用基板40を有する。第1ケース部材11は、コネクタ2を貫通して固定するための孔11dを有する。孔11dは、コネクタ2の未使用時に防水用のキャップ3で塞ぐことができる。
コネクタ用基板40は、ケース10の内部に収容されており、第1ケース部材11に立設された2本の支柱11kによって一方の面が支えられるとともに、第2ケース部材12の内面12aに立設された2本の支柱12bによって他方の面が支えられる。支柱11kは円柱状のボスを備えており、このボスの側面がコネクタ用基板40の側縁の溝部に係合することで、コネクタ用基板40の面と平行な方向の位置が固定される。図の例において、コネクタ用基板40の横にはバッテリ4が配置される。
第1ケース部材11と第2ケース部材12が超音波溶着される際、振動がコネクタ2とコネクタ用基板40に伝わる。本実施形態では、この振動が回路基板20へ伝わり難くなるようにするため、回路基板20とコネクタ用基板40とが可撓性ケーブル6によって接続される。可撓性ケーブル6の一方の端子部6aが回路基板20に接続され、他方の端子部6bがコネクタ用基板40に接続される。
弾性部材30は、回路基板20を間に挟み込んだ2つの部材(第1弾性部材31,第2弾性部材32)を有する。第1弾性部材31は回路基板20の一方の面21と第1ケース部材11の内面11fとの間に挟まれ、第2弾性部材32は回路基板20の他方の面22と第2ケース部材12の内面12aとの間に挟まれる。
第1弾性部材31は、1つの面に開口部が設けられた略箱型の容器の形状を持つ。第1弾性部材31の開口部に面した内縁部31sには、回路基板20の縁23に当接する当接面31cと、回路基板20の一方の面21に当接する当接面31bとが設けられている。回路基板20は、この内縁部31sの段差において第1弾性部材31と嵌合する。回路基板20の縁23の全周が内縁部31sの当接面31cに当接しているため、回路基板20は厚み方向と垂直な方向(面21,22と平行な方向)へずれを生じ難い。第1弾性部材31の開口部と反対側の面31aは、第1ケース部材11の内面11fに当接する。
第2弾性部材32は、略直方体状の形状を持ち、対向する2つの面(32a,32b)を空洞部32dが貫通している。第2弾性部材32の面32aは、第2ケース部材12の内面12aに当接する。第2弾性部材32の面32bは、回路基板20の面22に当接するととともに第1弾性部材31の額縁部31gに当接する。第2弾性部材32の側面には、回路基板20の面22に配置された可撓性ケーブル6の端子部6aを避けるように切り欠き部32cが形成される。
なお、空洞部32dは、回路基板20の面22に実装される部品を避けるためのものであるため、部品の高さが低い場合には、面32aにおける空洞部32dの開口部を塞いで、第1弾性部材31と同様な箱型容器の形状としてもよい。
本実施形態に係る電子装置1は、回路基板20に実装されたスイッチ7を作動させるための押しボタン5を備える。押しボタン5は略円筒状の形状を持ち、丸みを帯びた一方の端部が第1ケース部材11の孔11aを貫通する。押しボタン5の他方の端部は、抜け止め用のフランジ部5aを有する。
押しボタン5は、第1弾性部材31の面31aに設けられた押下領域31eに当接する。押しボタン5が押下されると、押下領域31eを中心として第1弾性部材31が変形し、押下領域31eの反対側の面に設けられた突起31fがスイッチ7と当接することにより、スイッチ7が作動する。
押しボタン5が貫通する第1ケース部材11の孔11aの周囲には、第1弾性部材31に向かって突出した立設部11gが立設される。この立設部11gは、押下領域31eの周りを囲むように第1弾性部材31と当接する。押下領域31eの周りにはリング状の凹部31dが形成されており、立設部11gのリング状の先端部が凹部31dの底面に当接する。孔11aと押しボタン5の隙間から侵入した水は、立設部11gと第1弾性部材31とによって仕切られた空間内に留まる。
第1弾性部材31の面31aが当接する第1弾性部材31の内面11fには、第1弾性部材31及び第2弾性部材32の位置を所定の場所に合わせるためのリブ11rが形成される。リブ11rは、回路基板20を挟み込んだ状態の第1弾性部材31及び第2弾性部材32の側面部を囲むように形成される。
上述した構成を有する本実施形態に係る電子装置1によれば、次のような効果が得られる。
(1)回路基板20が弾性部材30を介して間接的にケース10に固定されることにより、ケース10が超音波溶着法によって加工される際、回路基板20上の電子部品へ超音波の振動が伝わり難くなるため、電子部品への振動の影響を低減できる。また、回路基板20における電子部品の配置や、ケース10の形状、回路基板20の形状などに応じて電子部品への振動の伝搬が大きく変化しないため、前記電子部品への振動の伝搬を抑制しつつ、電子部品の配置やケース10等の形状の自由度を向上できる。
(2)回路基板20が両面から第1弾性部材31及び第2弾性部材32によって挟まれるため、ケース10の内部において回路基板20を安定に固定することができる。
(3)超音波溶着法による溶着の際、第1ケース部材11及び第2ケース部材12に加えられる圧力の方向(矢印P)と、回路基板20の部品の実装面(21,22)とが垂直になる姿勢で、回路基板20がケース10の内部に収容される。第2ケース部材12から第1ケース部材11へ矢印Pの方向に圧力が加わると、第1ケース部材11と回路基板20との間に挟まれた第1弾性部材31が圧縮されるとともに、第2ケース部材12と回路基板20との間に挟まれた第2弾性部材32が圧縮される。第1弾性部材31の圧縮により生じた弾性力は回路基板20の面21と垂直な方向に作用し、第2弾性部材32の圧縮により生じた弾性力は回路基板20の面22と垂直な方向に作用する。そのため、超音波溶着の際、面21,22と平行な方向へ回路基板20が位置ずれを生じ難くなる。また、超音波溶着法による溶着が完了した後も、ケース10の内部で第1弾性部材31及び第2弾性部材32の圧縮状態が維持されるため、回路基板20のガタつきを抑制し、ケース10内で回路基板20を安定した位置に固定できる。
(4)第1弾性部材31の当接面31bと第2弾性部材32の当接面32bとが対向して回路基板20を両面から挟んだ場所において、回路基板20の位置が安定的に定まり易くなるため、ケース10の内部において回路基板20を安定に固定できる。
(5)回路基板20の縁23の全周が第1弾性部材31の内縁部31sに当接しているため、回路基板20が厚み方向と垂直な方向(面21,22と平行な方向)へずれを生じ難くすることができる。これにより、ケース10の内部において回路基板20を安定に固定できる。
(6)立設部11gが押しボタン5の孔11aの周りを囲んで立設されており、押しボタン5によって押下される第1弾性部材31の押下領域31eの周りを囲むように第1弾性部材31と立設部11gとが当接している。これにより、押しボタン5と孔11aとの隙間からケース10の内部に水が侵入しても、侵入した水は立設部11gと第1弾性部材31とによって仕切られた空間内に留まる。従って、ケース10の外側に突出した押しボタン5を設けた場合でも、ケース10の内部へ水を侵入し難くすることが可能となり、高い防水性能を得ることができる。
(7)ケース10に固定されたコネクタ2が実装されるコネクタ用基板40と回路基板20とを可撓性ケーブル6によって接続しているため、ケース10への超音波溶着加工によってコネクタ用基板40に超音波の振動が伝搬しても、コネクタ用基板40から回路基板20へ振動を伝わり難くすることができる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
上述した実施形態におけるケースの形状や回路基板の形状、電子部品の配置などは一例であり、本発明はこの例に限定されない。
上述した実施形態では弾性部材が2つの部材(第1弾性部材31,第2弾性部材32)によって構成されているが、本発明はこの例に限定されない。本発明の他の実施形態では、例えば、1枚の弾性部材を折ってその間に挟み込むように回路基板を配置させてもよい。
上述した実施形態では、振動の影響を受け易い電子部品の例としてMEMSを含んだ加速度センサ等のICを挙げたが、本発明の他の実施形態では、水晶振動子を備えたICや、セラミック・ガラスなどを用いた部品などを電子部品として回路基板に実装してもよい。
1…電子装置、2…コネクタ、3…キャップ、4…バッテリ、5…押しボタン、6…可撓性ケーブル、7…スイッチ、8…センサ、10…ケース1、11…第1ケース部材、11a…孔、11e…空間、11g…立設部、12…第2ケース部材、20…回路基板、30…弾性部材、31…第1弾性部材、31e…押下領域、32…第2弾性部材、40…コネクタ用基板。
Claims (8)
- 電子部品が実装された回路基板と、
前記回路基板を内部に収容した状態で超音波溶着法により加工されるケースと、
前記回路基板と前記ケースとの間に介在する弾性部材とを備え、
前記回路基板は、前記弾性部材を介して間接的に前記ケースに固定される
ことを特徴とする電子装置。 - 前記弾性部材は、
前記回路基板の一方の面と前記ケースとの間に挟まれた第1弾性部材と、
前記回路基板の他方の面と前記ケースとの間に挟まれた第2弾性部材とを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の電子装置。 - 前記ケースは、超音波溶着法によって溶着される第1ケース部材及び第2ケース部材を有し、
前記第1弾性部材は、前記回路基板の一方の面と前記第1ケース部材との間に挟まれ、
前記第2弾性部材は、前記回路基板の他方の面と前記第2ケース部材との間に挟まれ、
前記回路基板は、前記超音波溶着法による溶着の際、前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材に加えられる圧力の方向と前記一方の面及び前記他方の面とが垂直になる姿勢で前記ケースの内部に収容される
ことを特徴とする請求項2に記載の電子装置。 - 前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材の一方が、前記回路基板及び前記弾性部材を収容する空間を有し、
前記第1ケース部材及び前記第2ケース部材の他方が、前記空間の開口部を塞ぐ板状の部材である
ことを特徴とする請求項3に記載の電子装置。 - 前記回路基板の一方の面に当接する前記第1弾性部材の当接面の少なくとも一部と、前記回路基板の他方の面に当接する前記第2弾性部材の当接面の少なくとも一部とが、前記回路基板を間に挟んで対向する
ことを特徴とする請求項2乃至4の何れか一項に記載の電子装置。 - 前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材の少なくとも一方が、前記回路基板の縁部の全周に当接する
ことを特徴とする請求項5に記載の電子装置。 - 押しボタンと、
前記回路基板の前記一方の面に実装されたスイッチとを備え、
前記ケースは、
前記押しボタンが貫通する孔と、
前記孔の周りを囲んで立設され、前記第1弾性部材に向かって突出し、前記押しボタンによって押下される前記第1弾性部材の押下領域の周りを囲むように前記第1弾性部材と当接する立設部と
を有し、
前記スイッチは、前記押しボタンの押下によって変形した前記第1弾性部材と当接する位置に実装される
ことを特徴とする請求項2乃至6の何れか一項に記載の電子装置。 - 前記ケースに固定されるコネクタと、
前記コネクタが実装されたコネクタ用基板と、
前記コネクタ用基板と前記回路基板とを接続する可撓性ケーブルと
を備えることを特徴とする請求項2乃至7の何れか一項に記載の電子装置。
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