WO2015159801A1 - タイヤ構成部材の供給装置、及び、タイヤ構成部材の供給方法 - Google Patents

タイヤ構成部材の供給装置、及び、タイヤ構成部材の供給方法 Download PDF

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Abstract

 タイヤ構成部材の供給装置は、第1構成部材が切り出される第1連続体と第2構成部材が切り出される第2連続体とを送り出す送出器と、前記第1及び第2連続体を搬送する搬送器と、前記第1及び第2連続体が所定長さ搬送される毎に、搬送方向に直交する交差方向に沿った切断位置で前記第1及び第2連続体を切断する切断器と、前記第1及び第2連続体が前記切断位置から前記所定長さ搬送される間に、前記第1及び第2連続体の前記搬送方向の位置を検出する位置検出器と、前記第1及び第2連続体の前記搬送方向の前記位置に基づいて、前記第1及び第2連続体が前記切断位置から前記所定長さ搬送される間に、前記第1及び第2連続体の下流端の位置が前記搬送方向で互いに一致するように前記第1及び第2連続体の搬送距離を調整する位置調整器と、を備えている。上記供給装置によれば、タイヤ構成部材の供給時の精度を向上させることができる。

Description

タイヤ構成部材の供給装置、及び、タイヤ構成部材の供給方法
 本発明は、タイヤ構成部材の供給装置と供給方法[an apparatus and a method for supplying tire material members]とに関する。
 下記特許文献1及び2には、タイヤ構成部材の供給装置が開示されている。特許文献1の装置は、連続する2つのプレアセンブリを搬送方向に沿って平行に供給する機構と、2つのプレアセンブリを切断する機構と、2つのプレアセンブリの長さを測定する機構と、測定結果に基づいて2つのプレアセンブリの長さの差を補正する機構と、を有している。
 特許文献2の装置は、タイヤ構成部材を搬送するコンベヤと、コンベヤをドラムに対して水平方向に進退させる進退機構と、コンベヤを揺動してコンベヤの前端部をドラムの外周面に対して鉛直方向に進退させる揺動機構と、を有している。進退機構と揺動機構とによって、コンベヤの前端部をドラムの外周面に当接させた状態でタイヤ構成部材がコンベヤからドラムに巻き付けられる。
日本国特表2011-518691号公報 日本国特開2012-121226号公報
 特許文献1の補正機構による補正では、2つのプレアセンブリの長さの差が比較的大きい場合には十分に補正できないことがある。特に、2つのプレアセンブリが1個のタイヤのタイヤ幅方向の一側と他側とに取りつけられることがある。このような場合に2つプレアセンブリの長さが異なると、タイヤの運動性能やユニフォミティ性能が影響を受ける。このため、2つのプレアセンブリを同じ長さにすることが好ましい。
 特許文献2の進退機構及び揺動機構によるタイヤ構成部材の位置調整は煩雑になることがある。一般的に、タイヤ構成部材をドラムに巻き付ける際には、ドラムに対するタイヤ構成部材の位置が重要である。このため、タイヤ構成部材をドラムへと送り出すコンベヤの前端部とドラムとの位置関係(即ち、コンベヤの前端部とドラムとの隙間)の精度向上が求められている。
 本発明の目的は、タイヤ構成部材の供給時の精度を向上させることのできる、タイヤ構成部材の供給装置と供給方法とを提供することにある。
 本発明の第1の特徴は、タイヤ構成部材の供給装置であって、第1構成部材が切り出される第1連続体と第2構成部材が切り出される第2連続体とを送り出す送出器と、前記第1連続体及び前記第2連続体を搬送する搬送器と、前記第1連続体及び前記第2連続体が所定長さ搬送される毎に、前記第1連続体及び前記第2連続体の搬送方向に直交する交差方向に沿った切断位置で前記第1連続体及び前記第2連続体を切断する切断器と、前記第1連続体及び前記第2連続体が前記切断位置から前記所定長さ搬送される間に、前記第1連続体及び前記第2連続体の前記搬送方向の位置を検出する位置検出器と、前記第1連続体及び前記第2連続体の前記搬送方向の前記位置に基づいて、前記第1連続体及び前記第2連続体が前記切断位置から前記所定長さ搬送される間に、前記第1連続体及び前記第2連続体の下流端の位置が前記搬送方向で互いに一致するように前記第1連続体及び前記第2連続体の搬送距離を調整する位置調整器と、を備えたタイヤ構成部材の供給装置を提供する。
 本発明の第2の特徴は、タイヤ構成部材の供給方法であって、第1構成部材が切り出される第1連続体と第2構成部材が切り出される第2連続体とを送り出し、送り出された前記第1連続体及び前記第2連続体を搬送し、前記第1連続体及び前記第2連続体が所定長さ搬送される毎に、前記第1連続体及び前記第2連続体を切断し、前記第1連続体及び前記第2連続体が前記切断位置から前記所定長さ搬送される間に、前記第1連続体及び前記第2連続体の搬送方向の位置を検出し、前記第1連続体及び前記第2連続体の前記搬送方向の前記位置に基づいて、前記第1連続体及び前記第2連続体が前記切断位置から前記所定長さ搬送される間に、前記第1連続体及び前記第2連続体の下流端の位置が前記搬送方向で互いに一致するように前記第1連続体及び前記第2連続体の搬送距離を調整する、タイヤ構成部材の供給方法を提供する。
 本発明の第3の特徴は、タイヤ構成部材が巻き付けられる組み立て機構にタイヤ構成部材を供給する装置であって、前記タイヤ構成部材を搬送する搬送器と、前記搬送器を鉛直に移動させ、前記搬送器上の前記タイヤ構成部材の鉛直位置を調整する鉛直調整器と、を備え、前記鉛直調整器が、前記搬送器の搬送方向が水平な状態で、前記搬送器を上方移動させて前記搬送器上の前記タイヤ構成部材を前記組み立て機構に接触させる、タイヤ構成部材の供給装置を提供する。
 本発明の第4の特徴は、タイヤ構成部材が巻き付けられる組み立て機構に前記タイヤ構成部材を供給する方法であって、前記タイヤ構成部材を搬送器によって搬送する搬送工程と、前記搬送器によって搬送される前記タイヤ構成部材を鉛直移動させて、前記搬送器の鉛直位置を調整する鉛直調整工程と、を備え、前記鉛直調整工程では、前記搬送器の搬送方向が水平な状態で前記搬送器を上方移動させて、前記搬器上の前記タイヤ構成部材を前記組み立て機構に当接させる、タイヤ構成部材の供給方法を提供する。
図1は、タイヤ構成部材の供給装置の平面図である。 図2は、上記供給装置の側面図である。 図3は、上記供給装置の平面図(送出工程~搬送工程~位置検出工程)である。 図4は、上記供給装置の平面図(位置調整工程~切断工程)である。 図5は、上記供給装置の平面図(構成部材の長さ計測)である。 図6は、上記供給装置の側面図(搬送調整工程前)である。 図7は、上記供給装置の側面図(搬送調整工程中:角度調整工程)である。 図8は、上記供給装置の側面図(搬送調整工程中:鉛直調整工程)である。
 本実施形態に係るタイヤ構成部材の供給装置及び供給方法について、図面を参照しつつ説明する。具体的には、(1)タイヤ構成部材の供給装置、(2)タイヤ構成部材の供給方法、(3)作用・効果、(4)その他の実施形態について説明する。
 なお、同一又は同等の構成要素には、同一の符号が付されている。なお、図面は構成要素を模式的に示しており、図面中の構成要素は実際のそれらが正確に示されたものではないことは理解されるべきである。また、構成要素の実際の寸法や構成要素間の実際の比率は、図面中では異なって示される場合がある。
(1)タイヤ構成部材の供給装置
 タイヤ構成部材の供給装置について説明する。図1及び図2に示されるように、供給装置100は、タイヤ構成部材としての第1構成部材[first material member]10A及び第2構成部材[second material member]20Aを、搬送方向MDの下流側に位置する組み立て機構[assembling mechanism]としてのドラム200に供給する。供給装置100は、タイヤの製造装置の一部を構成しており、タイヤを構成する構成部材(10A,20A)を、回転可能に支持されたドラム200(組み立て機構)に供給し、構成部材(10A,20A)をドラム200に巻き付けて未加硫タイヤを形成する。
 供給装置100は、送出器[feeder]110と、搬送器[conveyer]120と、切断器[cutter]130と、位置検出器[position detector]140と、位置調整器[position adjuster]と、補助位置検出器[supplemental position detector]150と、鉛直調整器[vertical adjuster]170と、揺動機構[swing mechanism]180と、を備えている。なお、鉛直調整器170及び揺動機構180は、図2や平面図には示されていない(図6~図8参照)。
 送出器110は、第1構成部材10Aが切り出される第1連続体[first continuous material member]10と、第2構成部材20Aが切り出される第2連続体[second continuous material member]20とを保持し、第1連続体10及び第2連続体20を搬送器120へと送出する。第1連続体10及び第2連続体20は、帯状の部材であり、ロール状に巻かれている。第1連続体10が所定長さLで切断されることで、第1構成部材10Aが形成される。同様に、第2連続体20が所定長さLで切断されることで、第2構成部材20Aが形成される。第1構成部材10A(第2構成部材20A)の連続方向は、第1連続体10(第2連続体20)の搬送方向MDである。
 送出器110は、第1連続体10及び第2連続体20が巻き付けられた回転体を有している。回転体は、回転軸を中心に回転可能であり、回転することで第1連続体10及び第2連続体20を連続的に送り出す。一つの回転体に第1連続体10及び第2連続体20が共に巻き付けられているので、第1連続体10及び第2連続体20の送出量を一致させやすい。
 なお、回転体を回転させる駆動機構によって第1連続体10及び第2連続体20が送り出されてもよいし、駆動機構を設けずに、搬送器120によって第1連続体10及び第2連続体20が引っ張られることで、第1連続体10及び第2連続体20が送り出されてもよい。
 第1構成部材10A及び第2構成部材20Aの連続方向は、互いに平行であり、搬送方向MDに沿っている。このため、送出器110は、第1連続体10及び第2連続体20の送出長さを互いに一致させることができる。第1連続体10及び第2連続体20は、搬送方向MDに直交する交差方向CDに、間隔をおいて配置されている。
 搬送器120は、送出器110から送出された第1連続体10及び第2連続体20を、第1連続体10及び第2連続体20の連続方向が互いに平行となるように搬送する。搬送器120は、フィードローラ121、上流コンベヤ122、及び、下流コンベヤ123を有している。搬送方向MDの上流から下流へと、フィードローラ121、上流コンベヤ122、及び、下流コンベヤ123の順で配置されている。
 フィードローラ121は、送出器110から送り出された第1連続体10及び第2連続体20を、搬送方向MDの下流へと導く。上流コンベヤ122及び下流コンベヤ123は、それぞれ、回転ローラと、回転ローラに架けられた無端ベルトと、を有している。なお、上流コンベヤ122及び下流コンベヤ123は、回転ローラのみによって構成されてもよい。
 上流コンベヤ122は、切断器130の切断位置よりも上流に位置し、切断位置へとタイヤ構成部材を搬送する。上流コンベヤ122は、第1連続体10を搬送する第1上流コンベヤ1221と、第2連続体20を搬送する第2上流コンベヤ1222と、を有している。第1上流コンベヤ1221及び第2上流コンベヤ1222の搬送方向は、互いに平行である。
 下流コンベヤ123は、切断器130の切断位置よりも下流に位置する。下流コンベヤ123は、第1連続体10(第1構成部材10A)を搬送する第1下流コンベヤ1231と、第2連続体20(第2構成部材20A)を搬送する第2下流コンベヤ1232と、を有している。第1下流コンベヤ1231及び第2下流コンベヤ1232の搬送方向は、互いに平行である。
 上流コンベヤ122及び下流コンベヤ123の少なくとも一方は、位置調整器として機能し、第1連続体10及び第2連続体20の搬送距離を調整する。なお、第1連続体10及び第2連続体20の搬送距離の調整については、追って詳述する。
 切断器130は、搬送器120によって第1連続体10及び第2連続体20が所定長さL搬送される毎に、交差方向CDに沿った切断位置で第1連続体10及び第2連続体20を切断する。切断器130は、交差方向CDに沿って第1連続体10及び第2連続体20を跨がって配置されており、第1連続体10及び第2連続体20を合わせて切断する切断刃[cutter blade]131を有している。
 切断刃131は、交差方向CDに沿って延在されており、交差方向CDに沿った切断位置で第1連続体10及び第2連続体20を同時に切断する。図1中に、切断刃131の切断位置を含む、交差方向に延びる仮想線FL1が示されている。
 切断刃131は、駆動機構(図示せず)によって駆動され、切断時以外は第1連続体10及び第2連続体20から離れた位置に退避されており、切断時は第1連続体10及び第2連続体20に当接されて第1構成部材10A及び第2構成部材20Aを切り出す。
 なお、切断刃131は、第1連続体10と第2連続体20を合わせて切断する単一の切断刃として設けられずに、第1連続体10用の切断刃及び第2連続体20用の切断刃を別々に備えて設けられてもよい。
 位置検出器140は、第1連続体10及び第2連続体20が切断位置から所定長さL搬送される間に、第1連続体10及び第2連続体20の搬送方向MDの位置を検出する。位置検出器140は、第1連続体の搬送方向MDの位置として、第1連続体10の下流端10E(図3参照)の位置を検出する。同様に、位置検出器140は、第2連続体20の搬送方向MDの位置として、第2連続体20の下流端20E(図3参照)の位置を検出する。
 位置検出器140は、第1連続体10の下流端10Eを撮像する第1カメラ141と、第2連続体20の下流端20Eを撮像する第2カメラ142と、を有している。第1カメラ141及び第2カメラ142は、切断器130よりも下流に位置している。第1カメラ141及び第2カメラ142は、切断位置を含む仮想線FL1と、仮想線FL1から下流に所定長さLの位置の仮想線FL2と、の間の第1連続体10及び第2連続体20を撮像する。
 位置検出器140は、搬送中の第1連続体10及び第2連続体20を撮像してもよいし、撮像位置で一旦停止されている第1連続体10及び第2連続体20を撮像してもよい。本実施形態では、検出精度を高めるために、位置検出器140は、撮像位置で一旦停止された第1連続体10及び第2連続体20を撮像する。
 第1カメラ141及び第2カメラ142は、単一の支持台143に固定されている。さらに、支持台143は、搬送器120の下流コンベヤ123と共用の支持フレーム160に固定されている。第1カメラ141及び第2カメラ142は、別の支持台に固定されてもよいし、支持台143は、搬送器120の下流コンベヤ123とは別に固定されてもよい。第1カメラ141と第2カメラ142との相対的位置ズレを抑制でき、かつ、第1カメラ141及び第2カメラ142と搬送器120との相対的位置ズレを抑制できる。
 なお、位置検出器140は、第1連続体10が所定地点を通過した時間を取得して、その通過時間から第1連続体の位置を検出してもよいし、第1連続体10の下流端10E以外の位置を検出してもよい。
 補助位置検出器150は、位置検出器140よりも下流に位置している。補助位置検出器150は、第1連続体10から切り出された第1構成部材10Aと、第2連続体20から切り出された第2構成部材20Aとを撮像するカメラである。補助位置検出器150の撮像位置と第1カメラ141の撮像位置との間の距離は、所定長さLである(図5参照)。同様に、補助位置検出器150の撮像位置と第2カメラ142の撮像位置との間の距離も、所定長さLである。
 補助位置検出器150は、第1構成部材10A及び第2構成部材20Aの下流端を撮像し、第1カメラ141及び第2カメラ142は、第1構成部材10A及び第2構成部材20Aの上流端を撮像する。従って、補助位置検出器150及び第1カメラ141の撮像結果に基づいて、第1構成部材10Aが所定長さLで切断されたか否かを判定できる。同様に、補助位置検出器150及び第2カメラ142の撮像結果に基づいて、第2構成部材20Aが所定長さLで切断されたか否かを判定できる。
 位置検出器140及び補助位置検出器150は、対象部材の位置を検出できればよく、カメラ以外のセンサなどでもよい(光学センサや接触センサなど)。
 位置調整器は、制御部[controller](図示せず)と搬送器120とによって構成されている。位置調整器は、第1連続体10及び第2連続体20の搬送方向MDの位置に基づいて、第1連続体10及び第2連続体20が切断位置から所定長さL搬送される間に、第1連続体10及び第2連続体20の下流端(10E,20E)の搬送方向MDの位置が互いに一致するように、第1連続体10及び第2連続体20の搬送距離を調整する。
 より詳細には、位置調整器の制御部は、第1連続体10及び第2連続体20の搬送方向MDの長さを位置検出器から取得して、それらを比較する。制御部は、第1連続体10及び第2連続体20が切断位置から所定長さL搬送される間に、上述した比較に基づいて、搬送器120を制御して第1連続体10及び第2連続体の搬送距離を調整する。この調整によって、切断位置から所定長さL搬送された状態で、第1連続体10の下流端10E及び第2連続体20の下流端20Eの位置を互いに一致させることができる。
 図6~図8に示される鉛直調整器170は、下流コンベヤ123(搬送器120)の鉛直位置を調整する。鉛直調整器170は、下流コンベヤ123を支持する支持フレーム160を移動する。鉛直調整器170は、支持フレーム160(下流コンベヤ123)を、鉛直に上昇又は下降させる。
 鉛直調整器170は、支持フレーム160の下方に配置されている。鉛直調整器170は、下流コンベヤ123上の第1構成部材10A及び第2構成部材20Aがドラム200に接触される接触位置[contact position](図8)と、下流コンベヤ123上の第1構成部材10A及び第2構成部材20Aをドラム200よりも下方に位置させる非接触位置[non-contact position]との間で、下流コンベヤ123を移動させる。鉛直調整器170は、第1支持台171と、第2支持台172と、駆動機構(図示せず)と、を有している。第1支持台171は、鉛直に延在する移動軸173に沿って鉛直に移動される。
 図7では、下流コンベヤ123が非接触位置に位置されており、第2支持台172は、第1支持台171と隣接されている。第2支持台172が移動軸173に沿って上方移動されると、図8に示される状態になる。図8では、下流コンベヤ123が接触位置に位置されており、第2支持台172は、第1支持台171と離間されている。
 鉛直調整器170は、鉛直移動のみを行い、水平移動や揺動は行わない。そのため、鉛直調整器170は、下流コンベヤ123の搬送方向が水平な状態で、下流コンベヤ123を上方移動させて、下流コンベヤ123上の第1構成部材10A及び第2構成部材20Aをドラム200に接触させる。
 揺動機構180は、ドラム200の回転軸と平行な揺動軸181周りに下流コンベヤ123を揺動させる。揺動軸181は、交差方向CDに沿って延在されている。揺動機構180は、図6~図8に示される供給装置100の側面図において、下流コンベヤ123の下流端を円弧状の軌跡に沿って移動させる。
 揺動機構180は、下流コンベヤ123の搬送方向が水平な状態と、下流コンベヤ123の搬送方向が傾斜された状態(上流端が上方に位置し、下流端が下方に位置された状態)との間で、下流コンベヤ123を揺動させる。図6では、下流コンベヤ123の上流端が上流コンベヤ122の下流端と連続するように、下流コンベヤ123が傾斜されている。図7では、下流コンベヤ123が水平にされており、下流コンベヤ123の上流端は、上流コンベヤ122の下方に位置している。
 (2)タイヤ構成部材の供給方法
 上述した供給装置100によるタイヤ構成部材の供給方法について説明する。本実施形態の供給方法は、送出工程と、搬送工程と、切断工程と、位置調整工程、位置検出工程と、搬送調整工程とを備えている。
 送出工程では、送出器110が、第1連続体10及び第2連続体20を搬送方向MDの下流へと連続して送出する。搬送工程では、搬送器120が、送出工程で送出された第1連続体10及び第2連続体20を、それらの連続方向が互いに平行となるように搬送する。
 切断工程では、第1連続体10及び第2連続体20は、所定長さL搬送される毎に、上述した切断位置で連続方向に対して直交して、又は、傾斜角度をつけて、切断器130によって切断される。図1及び図2は、切断工程で第1連続体10及び第2連続体20が切断された状態を示している。切断位置よりも下流には、切り出された第1構成部材10A及び第2構成部材20Aが配置され、切断位置よりも上流には、第1連続体10及び第2連続体20が配置される。
 ここで、位置検出工程について説明する。第1連続体10及び第2連続体20が新たに下流コンベヤ123上に搬送されると、図3に示される状態となる。ここで、第1連続体10の下流端10Eは第1カメラ141の撮像位置(範囲)に配置され、第2連続体20の下流端20Eも第2カメラ142の撮像位置(範囲)に配置される。位置検出工程では、図3に示される状態で、上述した位置検出器140によって、第1連続体10及び第2連続体20の位置が検出される。
 図3に示される状態から第1連続体10及び第2連続体20がさらに搬送されると、図4に示される状態になる。図4に示される状態は、図1に示される状態から第1連続体10及び第2連続体20が所定長さL搬送され(て、第1構成部材10A及び第2構成部材20Aが切り出され)た状態である。
 ここで、位置調整工程について説明する。位置調整工程では、図1に示される状態から図4に示される状態までの間に、第1連続体10及び第2連続体20の搬送方向MDの位置が一致するように、第1連続体10及び第2連続体20の搬送距離が調整される。本実施形態では、図3に示される位置検出工程で検出された位置に基づいて搬送距離が調整される。
 例えば、第1連続体10の搬送方向MDの位置が、第2連続体20の搬送方向MDの位置よりも上流である場合は、次のように制御が行われる。制御部は、第1下流コンベヤ1231(又は/及び第1上流コンベヤ1221)の搬送量を、第2下流コンベヤ1232(又は/及び第2上流コンベヤ1222)の搬送量よりも大きくする。この結果、第1連続体10の下流端10Eの位置と、第2連続体20の下流端20Eの位置が搬送方向MDに沿って一致される。
 第1構成部材10A及び第2構成部材20Aが切り出された図4に示される状態から、第1構成部材10A及び第2構成部材20A(並びに、第1連続体10及び第2連続体20:これも搬送工程である)が更に搬送されると、図5に示される状態となる。図5に示される状態では、第1構成部材10Aの下流端及び第2構成部材20Aの下流端は、補助位置検出器150の撮像位置に位置されている。第1構成部材10Aの上流端は、第1カメラ141の撮像位置に位置され、第2構成部材20Aの上流端は、第2カメラ142の撮像位置に位置されている。
 制御部は、補助位置検出器150の検出結果と第1カメラ141の検出結果に基づいて、第1構成部材10Aの長さを測定できる。同様に、制御部は、補助位置検出器150の検出結果と第2カメラ142の検出結果に基づいて第2構成部材20Aの長さを測定できる。例えば、第1構成部材10A及び第2構成部材20Aの測定された長さに基づいて、第1構成部材10A及び第2構成部材20Aのドラム200への巻き付けを制御できる。
 なお、切断工程で切り出された第1構成部材10A及び第2構成部材20Aに関しては、ドラム200に供給されるまでに、搬送調整工程が行われる。具体的には、搬送調整工程は、下流コンベヤ123の傾斜角度を調整する角度調整工程と、下流コンベヤ123の鉛直位置を調整する鉛直調整工程と、を含んでいる。
 角度調整工程では、下流コンベヤ123が傾斜状態から水平状態になるように、下流コンベヤ123の角度が調整される。角度調整工程前は、上流コンベヤ122から第1連続体10及び第2連続体20を受け取れるように、下流コンベヤ123の上流端は、上流コンベヤ122の搬送方向の延長線上に配置されている。図6は、角度調整工程前の状態を示している。
 角度調整工程後は、下流コンベヤ123は水平となる。図7は、角度調整工程後の状態を示している。この状態では、下流コンベヤ123の上流端は、上流コンベヤ122の下方に位置しており、下流コンベヤ123の下流端は、ドラム200の下方に位置している。
 なお、角度調整工程では、第1構成部材10A及び第2構成部材20Aを下流コンベヤ123によって移動させながら、下流コンベヤ123の角度が調整されてもよい。あるいは、下流コンベヤ123による第1構成部材10A及び第2構成部材20Aの搬送が一旦停止された状態で、下流コンベヤ123の角度が調整されてもよい。
 鉛直調整工程は、角度調整工程後に行われる。鉛直調整工程では、水平な下流コンベヤ123が上方に移動される。図8は、鉛直調整工程後の状態を示しており、下流コンベヤ上の第1構成部材10A及び第2構成部材20Aは、ドラム200に接触されている。次いで、第1構成部材10A及び第2構成部材20Aは、下流コンベヤ123からドラム200へと受け渡され、ドラム200に巻き付けられる。
 なお、第1構成部材10A及び第2構成部材20Aのドラム200への受け渡し後には、次の第1構成部材10A及び第2構成部材20Aが形成される。具体的には、下流コンベヤ123が下方に移動されてから、下流コンベヤ123が傾斜状態に戻される。次いで、第1連続体10及び第2連続体20が下流コンベヤ123上に搬送され、次の第1構成部材10A及び第2構成部材20Aが切り出される。
 (3)作用・効果
 タイヤ構成部材(第1構成部材10A及び第2構成部材20A)は、ゴム部材やコードからなるカーカスプライ等からなり、切断後に搬送方向MDに縮むことがある。このため、第1構成部材10Aの長さと第2構成部材20Aの長さとが一致しない場合がある。しかし、本実施形態に係る供給装置100によれば、搬送器120による搬送中に、第1連続体10の下流端10Eの位置と、第2連続体20の下流端20Eの位置とを一致させることができる。このため、第1構成部材10Aの長さと第2構成部材20Aの長さとを一致させることができる。即ち、タイヤ構成部材の長さのばらつきを抑制できる。
 第1連続体10及び第2連続体20の搬送距離の調整は、切断位置から所定長さLの搬送中に行なわれる。調整を所定長さLの搬送後に行おうとすると、所定長さLの搬送後に第1連続体10及び第2連続体20を搬送方向MDに沿って上流や下流に移動させなければならないので、搬送処理が煩雑になる。しかし、所定長さLの搬送中に調整を行うことで、搬送処理を簡略化することができる。
 また、第1構成部材10Aはドラム200のタイヤ幅方向の一側に取りつけられ、第2構成部材20Aは他側に取りつけられるので、第1構成部材10Aの長さと第2構成部材20Aの長さとが異なると、製造されたタイヤの運動性能やユニフォミティ性能に影響が及ぶおそれがある。しかし、本実施形態によれば、第1構成部材10Aの長さと第2構成部材20Aの長さとの差を大幅に低減できるので、製造されたタイヤの運動性能やユニフォミティ性能の低下を抑制できる。
 本実施形態の位置検出器140は、第1カメラ141及び第2カメラ142を有している。別々に搬送される第1連続体10及び第2連続体20を個別のカメラで撮影することで、第1連続体10及び第2連続体20の検出位置精度を高めることができる。従って、第1構成部材10Aの長さと第2構成部材20Aの長さとの差をさらに低減できる。また、第1連続体10及び第2連続体20を個別のカメラで撮影することで、1つのカメラで撮影する場合よりも、位置検出に要する時間を低減できる。
 ここで、第1カメラ141及び第2カメラ142は、搬送器120と共に支持フレーム160に固定されている。このため、第1カメラ141と第2カメラ142と間の位置ずれや、これらカメラ141及び142と搬送器120との間の位置ずれを抑制できる。従って、位置ずれによる検出精度の低下を抑制できる。
 本実施形態の切断器130は、第1連続体10及び第2連続体20を合わせて切断する切断刃131を有している。単一の切断刃131で第1連続体10及び第2連続体20を切断するので、別々の切断刃によって切断する場合よりも、切断位置のずれを抑制できる。また、切断に要する時間も短縮できる。
 なお、ここまで説明してきた作用・効果は、鉛直調整器170及び揺動機構180がなくても実現され得る。以下、鉛直調整器170及び/又は揺動機構180による作用・効果について説明する。
 本実施形態では、鉛直調整器170によって、搬送器120を水平にした状態で搬送器120が上方に移動される。タイヤ構成部材(第1構成部材10A及び第2構成部材20A)をドラム200の外表面に接触させる際には、搬送器120を鉛直にのみ移動されるので、傾斜角度を調整しつつ搬送器120を鉛直に移動させる場合と比較して、搬送器120の鉛直位置精度が高められる。従って、搬送器120(下流コンベヤ123)の前端とドラム200との隙間の精度を高めることができる。また、搬送器120の鉛直移動は、簡易な機構によって実現できる。
 また、供給装置100は、鉛直調整器170から独立して駆動される揺動機構180も有している。揺動機構180によって、上流コンベヤ122に対する下流コンベヤ123の位置を調整できる。
 揺動機構180は、下流コンベヤ123の上流端が切断位置の下流に位置する第1位置(図6)と、下流コンベヤ123の上流端が切断位置よりも下方に位置する第2位置(図7及び図8)との間で下流コンベヤ123を揺動する。揺動機構180の第1位置は、図2に示す位置である。揺動機構180によって、第1位置にある下流コンベヤ123の上流端の位置(第1連続体10及び第2連続体20の受取位置)と、第2位置にある下流コンベヤ123の下流端の位置(第1構成部材10A及び第2構成部材20Aのドラム200への供給位置)とを、異なる高さ(鉛直に異なる位置)に設定できる。
 一般的に、ロール状に巻かれた第1連続体10及び第2連続体20は、上流コンベヤ122の上流側で、フィードローラ121等によって一定長さ確保される。このため、フィードローラ121は比較的高い位置に配置される。本実施形態では、揺動機構180によって、上流コンベヤ122から下流コンベヤ123への受取位置と、下流コンベヤ123からドラム200への供給位置との高さを調整できる(異なる高さに設定できる)。
 このため、受取位置を比較的高い位置に設定し、供給位置を比較的低い位置に設定できる。従って、フィードローラ121が比較的高い位置に配置されても、フィードローラ121から下流コンベヤ123へと第1連続体10及び第2連続体20を円滑に搬送することができる。
 なお、第1連続体10及び第2連続体20を一定長さ確保する必要がない場合には、揺動機構180を設けずに、鉛直調整器170のみによって下流コンベヤ123の位置を調整してもよい。また、供給装置100が置かれた床面に窪みを形成し、フィードローラ121によって確保される第1連続体10及び第2連続体20を窪みに収納すれば、フィードローラ121を比較的高い位置に配置する必要はない。このため、揺動機構180を設けずに、鉛直調整器170のみで下流コンベヤ123の位置が調整されてもよい。
(4)その他の実施形態
 このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態などを含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
 例えば、補助位置検出器150は、搬送方向MDに移動可能でもよい。補助位置検出器150の位置を変更することで、種々のタイヤサイズに対応できる。また、位置検出器140が搬送方向MDに移動可能でもよい。また、上記実施形態の供給装置100は、補助位置検出器150を備えていたが、補助位置検出器150を備えていなくてもよい。
 さらに、上述した鉛直調整器170及び/又は揺動機構180による作用・効果は実現されないが、鉛直調整器170及び/又は揺動機構180は必ずしも設けられなくてもよい。この場合、ドラム200の位置は、図1及び図2中に点線で示されるように配置されればよい。
 日本国特許出願第2014-83455号(2014年4月15日出願)及び日本国特許出願第2014-83566号(2014年4月15日出願)の全ての内容は、ここに参照されることで本明細書に援用される。本発明の実施形態を参照することで上述のように本発明が説明されたが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、請求の範囲に照らして決定される。また、上述した実施形態及び変形例の各特徴は、適宜の組み合わせで採用可能である。

Claims (13)

  1.  タイヤ構成部材の供給装置であって、
     第1構成部材が切り出される第1連続体と第2構成部材が切り出される第2連続体とを送り出す送出器と、
     前記第1連続体及び前記第2連続体を搬送する搬送器と、
     前記第1連続体及び前記第2連続体が所定長さ搬送される毎に、前記第1連続体及び前記第2連続体の搬送方向に直交する交差方向に沿った切断位置で前記第1連続体及び前記第2連続体を切断する切断器と、
     前記第1連続体及び前記第2連続体が前記切断位置から前記所定長さ搬送される間に、前記第1連続体及び前記第2連続体の前記搬送方向の位置を検出する位置検出器と、
     前記第1連続体及び前記第2連続体の前記搬送方向の前記位置に基づいて、前記第1連続体及び前記第2連続体が前記切断位置から前記所定長さ搬送される間に、前記第1連続体及び前記第2連続体の下流端の位置が前記搬送方向で互いに一致するように前記第1連続体及び前記第2連続体の搬送距離を調整する位置調整器と、を備えたタイヤ構成部材の供給装置。
  2.  請求項1に記載のタイヤ構成部材の供給装置であって、
     前記位置調整器は、前記第1構成部材の前記搬送方向の長さと前記第2構成部材の前記搬送方向の長さとを比較して、前記第1連続体及び前記第2連続体が前記切断位置から前記所定長さ搬送される間に、前記第1連続体及び前記第2連続体の前記下流端の位置が前記搬送方向で互いに一致するように、前記第1連続体及び前記第2連続体の前記搬送距離を調整する、タイヤ構成部材の供給装置。
  3.  請求項1又は2に記載のタイヤ構成部材の供給装置であって、
     前記位置検出器が、前記第1連続体の前記下流端を撮像する第1カメラと、前記第2連続体の前記下流端を撮像する第2カメラと、を有している、タイヤ構成部材の供給装置。
  4.  請求項3に記載のタイヤ構成部材の供給装置であって、
     前記第1カメラ及び前記第2カメラが、前記搬送器と共に支持台に固定されている、タイヤ構成部材の供給装置。
  5.  請求項1~4の何れか一項に記載のタイヤ構成部材の供給装置であって、
     前記切断器が、前記交差方向に沿って前記第1連続体と前記第2連続体を跨がって配置され、かつ、前記第1連続体及び前記第2連続体を切断する切断刃を有している、タイヤ構成部材の供給装置。
  6.  タイヤ構成部材の供給方法であって、
     第1構成部材が切り出される第1連続体と第2構成部材が切り出される第2連続体とを送り出し、
     送り出された前記第1連続体及び前記第2連続体を搬送し、
     前記第1連続体及び前記第2連続体が所定長さ搬送される毎に、前記第1連続体及び前記第2連続体を切断し、
     前記第1連続体及び前記第2連続体が切断位置から前記所定長さ搬送される間に、前記第1連続体及び前記第2連続体の搬送方向の位置を検出し、
     前記第1連続体及び前記第2連続体の前記搬送方向の前記位置に基づいて、前記第1連続体及び前記第2連続体が前記切断位置から前記所定長さ搬送される間に、前記第1連続体及び前記第2連続体の下流端の位置が前記搬送方向で互いに一致するように前記第1連続体及び前記第2連続体の搬送距離を調整する、タイヤ構成部材の供給方法。
  7.  タイヤ構成部材が巻き付けられる組み立て機構にタイヤ構成部材を供給する装置であって、
     前記タイヤ構成部材を搬送する搬送器と、
     前記搬送器を鉛直に移動させ、前記搬送器上の前記タイヤ構成部材の鉛直位置を調整する鉛直調整器と、を備え、
     前記鉛直調整器が、前記搬送器の搬送方向が水平な状態で、前記搬送器を上方移動させて前記搬送器上の前記タイヤ構成部材を前記組み立て機構に接触させる、タイヤ構成部材の供給装置。
  8.  請求項7に記載のタイヤ構成部材の供給装置であって、
     前記搬送方向と直交する交差方向に沿った揺動軸周りに前記搬送器を揺動する揺動機構をさらに備えている、タイヤ構成部材の供給装置。
  9.  請求項8に記載のタイヤ構成部材の供給装置であって、
     前記タイヤ構成部材が切り出される連続体を送り出す送出器と、
     前記連続体が所定長さ搬送される毎に、前記搬送方向と直交する交差方向に沿った切断位置で前記連続体を切断する切断器と、をさらに備えており、
     前記揺動機構が、前記搬送器の上流端が前記切断位置の下流に位置する第1位置と、前記搬送器の前記搬送方向が水平で、かつ、前記搬送器の上流端が前記切断位置よりも下方に位置する第2位置との間で、前記搬送器を揺動する、タイヤ構成部材の供給装置。
  10.  請求項7~9の何れか一項に記載のタイヤ構成部材の供給装置であって、
     前記組み立て機構がドラムである、タイヤ構成部材の供給装置。
  11.  タイヤ構成部材が巻き付けられる組み立て機構に前記タイヤ構成部材を供給する方法であって、
     前記タイヤ構成部材を搬送器によって搬送する搬送工程と、
     前記搬送器によって搬送される前記タイヤ構成部材を鉛直移動させて、前記搬送器の鉛直位置を調整する鉛直調整工程と、を備え、
     前記鉛直調整工程では、前記搬送器の搬送方向が水平な状態で前記搬送器を上方移動させて、前記搬器上の前記タイヤ構成部材を前記組み立て機構に当接させる、タイヤ構成部材の供給方法。
  12.  請求項11に記載のタイヤ構成部材の供給方法であって、
     前記搬送方向と直交する交差方向に沿った揺動軸周りに前記搬送器を揺動させて、前記搬送器の角度を調整する角度調整工程をさらに備えている、タイヤ構成部材の供給方法。
  13.  請求項11又は12に記載のタイヤ構成部材の供給方法であって、
     前記組み立て機構がドラムである、タイヤ構成部材の供給方法。
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