WO2015107763A1 - スイッチング電源 - Google Patents

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Abstract

 スイッチング電源は、入力電圧を変換し出力電圧を生成するスイッチング方式の電源回路と、目標電圧(Vt)と電源回路からの出力電圧(Vout)との差電圧に基づいて、電源回路のスイッチング素子を制御し、当該電源回路からの出力電圧を当該目標電圧に収束させるフィードバック制御を実行する制御ICとを備え、制御ICは、電源回路の起動の際に、目標電圧(Vt)の前回値に規定値(ΔVt)を加算した値に基づいて目標電圧(Vt)の今回値を設定することを特徴とする。これにより、起動時に出力電圧のオーバーシュートを精度よく抑制することができるスイッチング電源を提供することを目的とする。

Description

スイッチング電源
 本発明は、スイッチング電源に関する。
 従来のスイッチング電源として、例えば、特許文献1には、ソフトスタート回路を備えたスイッチング方式DC-DCコンバータが開示されている。このソフトスタート回路は、コンバータの出力電圧が設定電圧に到達するまでは、ソフトスタート用コンデンサとソフトスタート用分割抵抗とによる電圧と、出力電圧が設定電圧であるとき出力電圧検出用分割抵抗による電圧と等しくなる基準電圧とを比較し、出力トランジスタのデューティ期間を制御する。
特開2008-301581号公報
 ところで、上述のソフトスタート回路を備えたスイッチング方式DC-DCコンバータは、上記のように構成されることで起動時の出力電圧のオーバーシュートを低減しているが、例えば、より高精度なオーバーシュートの抑制が望まれている。
 本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、起動時に出力電圧のオーバーシュートを精度よく抑制することができるスイッチング電源を提供することを目的とする。
 上記目的を達成するために、本発明に係るスイッチング電源は、入力電圧を変換し出力電圧を生成するスイッチング方式の電源回路と、目標電圧と前記電源回路からの出力電圧との差電圧に基づいて、前記電源回路のスイッチング素子を制御し、当該電源回路からの出力電圧を当該目標電圧に収束させるフィードバック制御を実行する制御ICとを備え、前記制御ICは、前記電源回路の起動の際に、前記目標電圧の前回値に規定値を加算した値に基づいて前記目標電圧の今回値を設定することを特徴とする。
 また、上記スイッチング電源では、前記制御ICは、前記電源回路の起動の際に、前記出力電圧に前記規定値を加算した値を前記目標電圧の初期値とするものとすることができる。
 また、上記スイッチング電源では、前記制御ICは、前記規定値を可変とするものとすることができる。
 また、上記スイッチング電源では、前記制御ICは、予め設定された最終的な最終目標電圧と前記出力電圧との差電圧が相対的に大きい場合に前記規定値を相対的に大きくし、前記最終目標電圧と前記出力電圧との差電圧が相対的に小さい場合に前記規定値を相対的に小さくするものとすることができる。
 また、上記スイッチング電源では、前記制御ICは、前記目標電圧、又は、前記出力電圧が予め設定された最終的な最終目標電圧となった後に、当該目標電圧を当該最終目標電圧に固定するものとすることができる。
 本発明に係るスイッチング電源は、制御ICの演算によって電源回路の起動制御を行うので、例えば、部品の特性バラツキの影響を抑制することができ、起動時に出力電圧のオーバーシュートを精度よく抑制することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係るスイッチング電源の概略構成を表す構成図である。 図2は、実施形態に係るスイッチング電源の制御ICの概略構成の一例を表すブロック図である。 図3は、実施形態に係るスイッチング電源の制御ICによる起動制御の一例を表すフローチャートである。 図4は、実施形態に係るスイッチング電源の制御ICによる起動制御を行った際の出力電圧波形の一例を表す線図である。 図5は、変形例に係るスイッチング電源の制御ICによる起動制御を行った際の出力電圧波形の一例を表す線図である。
 以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
 図1は、実施形態に係るスイッチング電源の概略構成を表す構成図である。図2は、実施形態に係るスイッチング電源の制御ICの概略構成の一例を表すブロック図である。図3は、実施形態に係るスイッチング電源の制御ICによる起動制御の一例を表すフローチャートである。図4は、実施形態に係るスイッチング電源の制御ICによる起動制御を行った際の出力電圧波形の一例を表す線図である。
 図1に示す本実施形態に係るスイッチング電源1は、入力電圧Vinを変換し出力電圧Voutを生成するスイッチング方式の電源回路2と、当該電源回路2のスイッチング素子(トランジスタ23)を制御する制御IC(Integrated Circuit)3とを備える。このスイッチング電源1は、電源回路2のスイッチング素子のオン(ON)・オフ(OFF)を制御IC3によって制御することにより、当該電源回路2から安定した直流電圧を生成、出力するものである。
 本実施形態の電源回路2は、電源21、コンデンサ(C1)22、スイッチング素子としてのトランジスタ(Q1)23、ダイオード(D1)24、インダクタ(L1)25、コンデンサ(C2)26等を含んで構成されるスイッチング方式の降圧型DC-DCコンバータ回路である。電源21は、直流電源であり、陰極にGND端子が接続され、陽極にコンデンサ22の一端、及び、トランジスタ23のドレイン端子が接続される。コンデンサ22は、平滑化用のコンデンサであり、他端にGND端子が接続される。トランジスタ23は、Nチャンネル電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)であり、上述のようにドレイン端子に電源21の陽極が接続されると共に、ソース端子にダイオード24のカソード、及び、インダクタ25の一端が接続され、ゲート端子に制御IC3が接続される。ダイオード24は、整流用のダイオードであり、アノードにGND端子が接続される。インダクタ25は、他端にコンデンサ26の一端、及び、負荷デバイス(電力を消費する電気機器)への出力端子(電源回路2の出力端子)が接続される。コンデンサ26は、平滑化用のコンデンサであり、他端にGND端子が接続される。電源回路2は、制御IC3によってトランジスタ23のデューティ期間(ON期間)が制御されることで、電源21が印加する直流の入力電圧Vinを直流の出力電圧Voutに電圧変換して出力端子から負荷デバイスに出力する。
 制御IC3は、電源回路2の駆動を制御するものであり、CPU、ROM、RAM及びインターフェースを含む周知のマイクロコンピュータを主体とする電子回路を含んで構成される集積回路である。制御IC3は、GND端子、及び、トランジスタ23のゲート端子が接続されると共に、電圧検出ライン4を介して電源回路2の出力端子が接続されており、電源回路2からの出力電圧Voutが入力される。そして、制御IC3は、目標電圧Vtと電源回路2からの出力電圧Voutとの差電圧に基づいて、電源回路2のスイッチング素子であるトランジスタ23を制御し、当該電源回路2からの出力電圧Voutを当該目標電圧Vtに収束させるフィードバック制御を実行する。制御IC3は、目標電圧Vtと出力電圧Voutとの差電圧に基づいてトランジスタ23の制御量を演算し当該制御量に基づいて当該トランジスタ23を制御する。
 より詳細には、制御IC3は、目標電圧Vtと、電圧検出ライン4を介して入力される電源回路2からの出力電圧Voutとの差電圧を演算する。目標電圧Vtは、フィードバック制御において、出力電圧Voutの目標となる電圧であり、典型的には、電源回路2に接続される負荷デバイスで要求される電圧等に応じて定まるが、電源回路2の起動時には後述するように可変設定される。そして、制御IC3は、演算した目標電圧Vtと出力電圧Voutとの差電圧に基づいて、トランジスタ23の制御量を演算する。ここで、トランジスタ23の制御量は、典型的には、スイッチング素子であるトランジスタ23のオン期間の長さに相当するデューティ期間である。電源回路2の出力電圧Voutは、当該デューティ期間が相対的に長くなるほど相対的に大きくなり、当該デューティ期間が相対的に短くなるほど相対的に小さくなる。制御IC3は、いわゆるP制御、PI制御、あるいは、PID制御によって、演算した目標電圧Vtと出力電圧Voutとの差電圧が小さくなるように(すなわち、出力電圧Voutが目標電圧Vtに収束するように)トランジスタ23の制御量であるデューティ期間を演算する。制御IC3は、例えば、目標電圧Vtと出力電圧Voutとの差電圧とトランジスタ23の制御量であるデューティ期間との対応関係を規定した制御量マップ(あるいは数式モデル)等が記憶部に記憶されており、当該制御量マップを用いて目標電圧Vtと出力電圧Voutとの差電圧から、制御の目標とするデューティ期間を演算する。具体的には、制御IC3は、目標電圧Vtと出力電圧Voutとの差電圧が相対的に大きいほどデューティ期間を相対的に長くし、当該差電圧が相対的に小さいほどデューティ期間を相対的に短くする。そして、制御IC3は、演算したデューティ期間に基づいて、パルス幅変調したPWM信号(パルス信号)を生成してトランジスタ23に出力し、出力電圧Voutが目標電圧Vtに収束するように当該トランジスタ23をオン・オフ制御する。
 そして、本実施形態の制御IC3は、電源回路2の起動の際に、上記目標電圧Vtを段階的に増加するように設定することで、当該電源回路2の起動時に出力電圧Voutのオーバーシュートを精度よく抑制することができるようにしている。
 ここで、電源回路2の起動時とは、典型的には、当該スイッチング電源1に対して電源回路2の起動信号が入力され、あるいは、予め設定された起動条件を満たし、電源回路2の起動が開始した時点から、電源回路2の出力電圧Voutが予め設定された最終的な最終目標電圧Vftに収束する時点までの期間である。上記最終目標電圧Vftは、電源回路2に接続される負荷デバイスで要求される電圧に応じて予め固定値として設定され、記憶部に記憶されている。
 具体的には、制御IC3は、電源回路2の起動の際に、目標電圧Vtの前回値に規定値ΔVtを加算した値に基づいて目標電圧Vtの今回値を設定する。ここで、目標電圧Vtの今回値とは、典型的には、現在の制御周期で用いられる目標電圧Vtであるのに対して、目標電圧Vtの前回値とは、現在の制御周期の1つ前の過去の制御周期で用いられた目標電圧Vtである。目標電圧Vtの初期値は、0であってもよいが、例えば、起動開始時点の出力電圧Voutに規定値ΔVtを加算した値を用いることが好ましい。本実施形態の制御IC3は、電源回路2の起動の際に、出力電圧Voutに規定値ΔVtを加算した値を目標電圧Vtの初期値とする。規定値ΔVtは、予め任意に設定される値である。起動時の出力電圧Voutのオーバーシュートは、トランジスタ23のオン期間の長さに相当するデューティ期間が相対的に長くなると発生しやすくなる傾向にある。規定値ΔVtは、この点を踏まえて、デューティ期間が長くなりすぎてオーバーシュートが発生しないような値として、実験等に基づいて予め設定され、記憶部に記憶されている。ここでは、規定値ΔVtは、固定値である。
 そして、本実施形態の制御IC3は、目標電圧Vt、又は、出力電圧Voutが上記最終目標電圧Vftとなった後に、当該目標電圧Vtを当該最終目標電圧Vftに固定する。言い換えれば、制御IC3は、電源回路2の起動の際に、出力電圧Voutが最終目標電圧Vft以下で、かつ、出力電圧Voutに規定値ΔVtを加算した値が最終目標電圧Vft未満である場合に、目標電圧Vtを、出力電圧Voutに規定値ΔVtを加算した値に設定する。
 ここで、図2のブロック図を参照して、本実施形態の制御IC3の概略構成の一例を説明する。
 制御IC3は、図2に示すように、機能概念的に、目標電圧演算部31と、減算部32と、フィードバック演算部33と、PWM制御部34とを含んで構成される。
 目標電圧演算部31は、目標電圧Vtを演算するものである。目標電圧演算部31は、電源回路2の起動の際には、目標電圧Vtの前回値に規定値ΔVtを加算した値に基づいて目標電圧Vtの今回値を設定する。ここでは、目標電圧演算部31は、目標電圧Vtの初期値を、起動開始の際の出力電圧Voutに基づいて設定する。目標電圧演算部31は、電圧検出ライン4を介して電源回路2からの出力電圧Voutが入力される。目標電圧演算部31は、電源回路2の起動開始時点(起動開始直前)の出力電圧Voutを検出し、当該出力電圧Voutの状態を確認する。なお、電源回路2の起動開始時点(起動開始直前)の出力電圧Voutは、0Vである場合に限らず、例えば、電源回路2に接続される負荷デバイスの負荷状態の影響で所定の電圧となっている場合もある。ただし、電源回路2の起動開始時点(起動開始直前)の出力電圧Voutは、典型的には、最終目標電圧Vft未満となっている。そして、目標電圧演算部31は、電源回路2の起動の際に、起動開始時点での出力電圧Voutに規定値ΔVtを加算した値を目標電圧Vtの初期値とする。そして、目標電圧演算部31は、目標電圧Vt、又は、出力電圧Voutが上記最終目標電圧Vftとなった後に、当該目標電圧Vtを当該最終目標電圧Vftに固定する。目標電圧演算部31は、演算、設定した目標電圧Vtを減算部32に出力する。
 減算部32は、目標電圧Vtと出力電圧Voutとの差電圧を演算するものである。減算部32は、目標電圧演算部31から目標電圧Vtが入力され、電圧検出ライン4を介して電源回路2からの出力電圧Voutが入力される。減算部32は、入力された目標電圧Vtと出力電圧Voutとの差電圧を演算して、当該演算した差電圧をフィードバック演算部33に出力する。
 フィードバック演算部33は、目標電圧Vtと出力電圧Voutとの差電圧に基づいて、トランジスタ23の制御量(フィードバック制御量)を演算するものである。フィードバック演算部33は、減算部32から目標電圧Vtと出力電圧Voutとの差電圧が入力される。フィードバック演算部33は、P制御、PI制御、あるいは、PID制御(ここでは一例としてPI制御)によって、入力された目標電圧Vtと出力電圧Voutとの差電圧に基づいて、当該差電圧が小さくなるようにトランジスタ23の制御量であるデューティ期間を演算する。フィードバック演算部33は、演算したデューティ期間に応じた信号をPWM制御部34に出力する。
 PWM制御部34は、トランジスタ23の制御量であるデューティ期間に応じて実際にトランジスタ23をオン・オフ制御するものである。PWM制御部34は、フィードバック演算部33からトランジスタ23の制御量であるデューティ期間に応じた信号が入力される。PWM制御部34は、入力されたデューティ期間に応じた信号に基づいて、パルス幅変調したPWM信号を生成してトランジスタ23に出力し、出力電圧Voutが目標電圧Vtに収束するように当該トランジスタ23をオン・オフ制御する。
 次に、図3のフローチャートを参照して制御IC3による電源回路2の起動制御の一例を説明する。なお、これらの制御ルーチンは、数msないし数十ms毎の制御周期(クロック単位)で繰り返し実行される。 
 まず、制御IC3の目標電圧演算部31は、電源回路2の起動信号が入力され、あるいは、予め設定された起動条件を満たし、電源回路2の起動が開始されると、今回の制御周期が起動時の初回の制御周期であるか否か、言い換えれば、初回の目標電圧設定であるか否かを判定する(ステップST1)。目標電圧演算部31は、初回でないと判定した場合(ステップST1:No)、ステップST2、ステップST3をとばしてステップST4の処理に移行する。
 目標電圧演算部31は、初回であると判定した場合(ステップST1:Yes)、現時点での出力電圧Voutを検出する(ステップST2)。
 次に、目標電圧演算部31は、ステップST2で検出した現時点での出力電圧Voutを暫定的に目標電圧Vtとする(ステップST3)。
 次に、目標電圧演算部31は、ソフトスタート制御、すなわち、電源回路2の起動の際に、目標電圧Vtを段階的に増加するように設定する制御を実施するか否かを判定する(ステップST4)。目標電圧演算部31は、例えば、スイッチング電源1全体の作動状態や電源回路2に接続される負荷デバイスの負荷状態等に応じてソフトスタート制御の要否を判定すればよいが、ここでは基本的にはソフトスタート制御要として判定される。
 目標電圧演算部31は、ソフトスタート制御を実施すると判定した場合(ステップST4:Yes)、現時点での出力電圧Voutが予め設定された最終目標電圧Vft以下であるか否かを判定する(ステップST5)。
 目標電圧演算部31は、現時点での出力電圧Voutが最終目標電圧Vft以下であると判定した場合(ステップST5:Yes)、現在の目標電圧Vtに予め設定された規定値ΔVtを加算した値を演算し、これを一旦、目標電圧Vtの今回値とする(ステップST6)。この場合、目標電圧演算部31は、現在の制御周期が起動時の初回の制御周期である場合には、ステップST3で暫定的に目標電圧Vtを出力電圧Voutとしているので、結果的に、目標電圧Vtの初期値は、出力電圧Voutに規定値ΔVtを加算した値となる。そして、初回以降の目標電圧Vtは、目標電圧Vtの前回値に規定値ΔVtを加算した値となる。
 次に、目標電圧演算部31は、ステップST6で演算した目標電圧Vtが最終目標電圧Vft未満であるか否かを判定する(ステップST7)。
 制御IC3は、目標電圧演算部31によってステップST6で演算した目標電圧Vtが最終目標電圧Vft未満であると判定した場合(ステップST7:Yes)、現在設定されている目標電圧Vt、ここでは、目標電圧Vtの前回値に規定値ΔVtを加算した値(初回の場合には出力電圧Voutに規定値ΔVtを加算した値)に基づいて、トランジスタ23のPI制御を実行し(ステップST8)、現在の制御周期を終了し、次回の制御周期に移行する。この場合、制御IC3の減算部32は、現在設定されている目標電圧Vtと出力電圧Voutとの差電圧を演算する。制御IC3のフィードバック演算部33は、当該差電圧に基づいてトランジスタ23の制御量であるデューティ期間を演算する。制御IC3のPWM制御部34は、当該デューティ期間に基づいてパルス幅変調したPWM信号をトランジスタ23に出力し当該トランジスタ23をオン・オフ制御する。
 目標電圧演算部31は、ステップST4にてソフトスタート制御を実施しないと判定した場合(ステップST4:No)、ステップST5にて現時点での出力電圧Voutが最終目標電圧Vftより大きいと判定した場合(ステップST5:No)、ステップST7にてステップST6で演算した目標電圧Vtが最終目標電圧Vft以上であると判定した場合(ステップST7:No)、目標電圧Vtを最終目標電圧Vftに固定し(ステップST9)、ステップST8の処理に移行する。この場合、制御IC3は、現在設定されている目標電圧Vt、ここでは、最終目標電圧Vftに基づいて、トランジスタ23のPI制御を実行する。
 図4は、制御IC3によって上記のような起動制御が実行された際の出力電圧波形の一例を表している。図4は、横軸を制御周期単位の時間軸(Time[STEP])、縦軸を電圧(Voltage[V])としている。
 上記のように構成されるスイッチング電源1は、図4に示すように、電源回路2の起動時に、制御IC3によって目標電圧Vtが制御周期毎に段階的に増加するように設定される。本実施形態のスイッチング電源1は、電源回路2の起動の際には、制御IC3によって、目標電圧Vtの前回値に規定値ΔVtを加算した値が目標電圧Vtの今回値に設定される。これにより、スイッチング電源1は、電源回路2の起動の際に、目標電圧Vtと出力電圧Voutとの差電圧が極端に大きくなることを抑制することができる。この結果、スイッチング電源1は、電源回路2の起動の際にトランジスタ23に要求されるデューティ期間を相対的に短くすることができる。したがって、スイッチング電源1は、電源回路2の起動の際に目標電圧Vtに対して出力電圧Voutが極端に大きくなってしまう現象、すなわち、オーバーシュートが発生することを抑制することができる。そして、スイッチング電源1は、目標電圧Vtが最終目標電圧Vftで固定された後、時点t11にて出力電圧Voutが目標電圧Vtに収束すると電源回路2の起動が完了し、安定した出力電圧Voutを出力することができる。
 そして、本実施形態のスイッチング電源1は、電源回路2の起動の際の目標電圧Vtの今回値を、目標電圧Vtの前回値に規定値ΔVtを加算した値とすることで、例えば、電源回路2に接続される負荷デバイスの負荷が急増するなどして、出力電圧Voutが一時的に低下したような場合であっても、当該出力電圧Voutの変動にかかわらず、目標電圧Vtの単位時間当たりの増加量を一定とすることができる。この結果、スイッチング電源1は、電源回路2の起動を開始した時点から、電源回路2の出力電圧Voutが目標電圧Vt(=最終目標電圧Vft)に収束する時点t11までの期間である電源回路2の起動期間T1をほぼ一定にすることができ、起動開始から起動完了までの時間にバラツキが生じることを抑制することができる。なお、目標電圧Vt’は、上述の従来技術に係る目標電圧(基準電圧)に相当し、この場合、起動期間T1’にバラツキが生じ、この結果、予め設定された所望の起動時間を超過してしまうおそれがある(時点t12参照)が、本実施形態のスイッチング電源1では、上記のように起動期間T1をほぼ一定にすることができるので、起動時間の超過等を抑制することができる。また、スイッチング電源1は、電源回路2に接続される負荷デバイスの負荷が極端に大きくなった場合でも適正に起動することができる。
 また、スイッチング電源1は、起動初期においては、現在の出力電圧Voutを基準として、規定値ΔVtを加算した値を目標電圧Vtの初期値に設定することができるので、起動初期における目標電圧Vt、及び、出力電圧Voutの立ち上がりを向上することができる。
 そして、本実施形態のスイッチング電源1は、上記のようにして、制御IC3の演算によってトランジスタ23に要求するデューティ期間を制御し、電源回路2の起動制御を行うので、例えば、アナログ回路によって同様の機能を実現するような場合と比較して、部品の特性バラツキの影響を抑制することができ、これにより、電源回路2の起動時に出力電圧Voutのオーバーシュートを精度よく抑制することができる。また、スイッチング電源1は、例えば、アナログ回路によって同様の機能を実現するような場合と比較して、構成部品点数を抑制することができるので、部品搭載面積を削減し装置を小型化することができる。
 以上で説明したスイッチング電源1によれば、入力電圧Vinを変換し出力電圧Voutを生成するスイッチング方式の電源回路2と、目標電圧Vtと電源回路2からの出力電圧Voutとの差電圧に基づいて、電源回路2のトランジスタ23を制御し、当該電源回路2からの出力電圧Voutを当該目標電圧Vtに収束させるフィードバック制御を実行する制御IC3とを備える。制御IC3は、電源回路2の起動の際に、目標電圧Vtの前回値に規定値ΔVtを加算した値に基づいて目標電圧Vtの今回値を設定する。したがって、スイッチング電源1は、制御IC3の演算によって電源回路2の起動制御を行うので、部品の特性バラツキの影響を抑制することができ、電源回路2の起動時に出力電圧Voutのオーバーシュートを精度よく抑制することができる。この結果、スイッチング電源1は、信頼性を向上することができる。また、スイッチング電源1は、目標電圧Vtの前回値に規定値ΔVtを加算した値に基づいて目標電圧Vtの今回値を設定することから、電源回路2の起動時間を安定化することができるので、起動性能を一定にすることができ、また、電源回路2に接続される負荷デバイスの負荷が極端に大きくなった場合でも適正に起動することができる。
 さらに、以上で説明したスイッチング電源1によれば、制御IC3は、電源回路2の起動の際に、出力電圧Voutに規定値ΔVtを加算した値を目標電圧Vtの初期値とする。したがって、スイッチング電源1は、起動初期における目標電圧Vt、及び、出力電圧Voutの立ち上がりを向上し電源回路2を素早く起動することができる。
 さらに、以上で説明したスイッチング電源1によれば、制御IC3は、目標電圧Vt、又は、出力電圧Voutが予め設定された最終的な最終目標電圧Vftとなった後に、当該目標電圧Vtを当該最終目標電圧Vftに固定する。したがって、スイッチング電源1は、出力電圧Voutが目標電圧Vt(最終目標電圧Vft)に収束した後は、安定した出力電圧Voutを出力することができる。また、スイッチング電源1は、例えば、最終目標電圧Vftとの関係で、目標電圧Vtの前回値と規定値ΔVtとの和で規定される目標電圧Vtの今回値がちょうど最終目標電圧Vftと一致するような大きさに当該規定値ΔVtが設定されておらず、目標電圧Vtの前回値と規定値ΔVtとの和で規定される目標電圧Vtが最終目標電圧Vftを超えてしまうような場合であっても、目標電圧Vtが最終目標電圧Vftを超えようとした場合に、当該目標電圧Vtを当該最終目標電圧Vftに固定することができる。この点でも、スイッチング電源1は、確実に安定した出力電圧Voutを出力することができる。
 なお、上述した本発明の実施形態に係るスイッチング電源は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
 以上の説明では、制御IC3は、規定値ΔVtを固定値であるものとして説明したが、規定値ΔVtを可変としてもよい。制御IC3は、例えば、スイッチング電源1の外部環境や電源回路2に接続される負荷デバイスの負荷状況等に基づいて規定値ΔVtを変更してもよい。また、制御IC3は、例えば、この規定値ΔVtを適宜変更することで電源回路2の起動時間を任意に設定することもできる。つまり、制御IC3は、所望の起動時間に応じて規定値ΔVtを任意に設定することで、当該起動時間を任意に設定することができる。言い換えれば、このスイッチング電源1は、ソフトウェア的に規定値ΔVtを変更することで、簡単に電源回路2の起動時間を所望の時間に変更することができるので、製造コストも抑制できる。
 図5は、変形例に係るスイッチング電源の制御ICによる起動制御を行った際の出力電圧波形の一例を表す線図である。
 本変形例に係るスイッチング電源1の制御IC3は、一例として、最終目標電圧Vftと出力電圧Voutとの差電圧に基づいて、規定値ΔVtを演算、設定する。本変形例に係る制御IC3の目標電圧演算部31は、図5に示すように、最終目標電圧Vftと出力電圧Voutとの差電圧が相対的に大きい場合に規定値ΔVtを相対的に大きくし、当該差電圧が相対的に小さい場合に規定値ΔVtを相対的に小さくする。ここでは、目標電圧演算部31は、最終目標電圧Vftと出力電圧Voutとの差電圧が相対的に小さくなる起動完了直前の規定値ΔVt2を、当該差電圧が相対的に大きい起動初期の規定値ΔVt1より小さな値に設定する。この場合、目標電圧演算部31は、規定値ΔVt1から規定値ΔVt2までの間の期間における規定値ΔVtについては、最終目標電圧Vftと出力電圧Voutとの差電圧に基づいて段階的に小さくしていくようにすればよい。
 この場合、スイッチング電源1は、例えば、起動完了までに要する制御周期回数[STEP]を一定とした上で、規定値ΔVtを上記のように可変とすることで、起動時間を一定とした上で、目標電圧Vt、及び、出力電圧Voutの立ち上がり方を変更することができる。上記の場合、変形例に係るスイッチング電源1は、起動初期の規定値ΔVt(ΔVt1)をオーバーシュートが起こらない範囲で相対的に大きくする一方、起動完了直前の規定値ΔVt(ΔVt2)を相対的に小さくすることができるので、出力電圧Voutの立ち上がりを向上させつつ、オーバーシュートを確実に抑制することができる。なお、スイッチング電源1は、起動完了までに要する制御周期回数[STEP]を変えて、言い換えれば、起動時間を変えた上で、上記のような規定値ΔVtの可変設定を行うこともできる。
 なお、以上の説明では、電源回路2は、スイッチング方式の降圧型DC-DCコンバータ回路であるものとして説明したが、これに限らず、例えば、スイッチング方式の昇圧型DC-DCコンバータ回路であってもよいし、スイッチング素子を備えた他の回路であってもよい。また、電源回路2は、直流電源である電源21を含んで構成されるものとして説明したが、これに限らず、当該電源21にかえて、他の電源回路等から入力電圧Vinが供給される入力端子を含んで構成されるものであってもよく、例えば、AC-DCコンバータ回路の一部に組み込まれるものであってもよい。
 また、このスイッチング電源1は、規定値ΔVt以外にも、例えば、最終目標電圧Vft、目標電圧Vtと出力電圧Voutとの差電圧とトランジスタ23の制御量であるデューティ期間との対応関係を規定した制御量マップ、P制御、PI制御、あるいは、PID制御等で用いられるフィードバックゲイン、電流・電圧の変化特性等をソフトウェア的に変更することも可能であり、これにより、簡単に微調整を行うことができる。
1  スイッチング電源
2  電源回路
3  制御IC
23  トランジスタ(スイッチング素子)
31  目標電圧演算部
32  減算部
33  フィードバック演算部
34  PWM制御部
Vft  最終目標電圧
Vin  入力電圧
Vout  出力電圧
Vt  目標電圧
ΔVt  規定値

Claims (5)

  1.  入力電圧を変換し出力電圧を生成するスイッチング方式の電源回路と、
     目標電圧と前記電源回路からの出力電圧との差電圧に基づいて、前記電源回路のスイッチング素子を制御し、当該電源回路からの出力電圧を当該目標電圧に収束させるフィードバック制御を実行する制御ICとを備え、
     前記制御ICは、前記電源回路の起動の際に、前記目標電圧の前回値に規定値を加算した値に基づいて前記目標電圧の今回値を設定することを特徴とする、
     スイッチング電源。
  2.  前記制御ICは、前記電源回路の起動の際に、前記出力電圧に前記規定値を加算した値を前記目標電圧の初期値とする、
     請求項1に記載のスイッチング電源。
  3.  前記制御ICは、前記規定値を可変とする、
     請求項1又は請求項2に記載のスイッチング電源。
  4.  前記制御ICは、予め設定された最終的な最終目標電圧と前記出力電圧との差電圧が相対的に大きい場合に前記規定値を相対的に大きくし、前記最終目標電圧と前記出力電圧との差電圧が相対的に小さい場合に前記規定値を相対的に小さくする、
     請求項3に記載のスイッチング電源。
  5.  前記制御ICは、前記目標電圧、又は、前記出力電圧が予め設定された最終的な最終目標電圧となった後に、当該目標電圧を当該最終目標電圧に固定する、
     請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のスイッチング電源。
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