WO2015098726A1 - 飲料充填装置 - Google Patents

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Abstract

加熱されたプリフォーム(6)からブロー成形によりボトル(1)を成形する成形部(8)と、成形されたボトルに殺菌剤を接触させる殺菌部(9)と、殺菌部から出たボトルをリンスするリンス部(10)と、リンス部でリンスされたボトルに飲料を充填し密封する充填部(11)とが連結され、上記成形部から上記殺菌部及びリンス部を経て上記充填部へとボトルを走行路上で連続走行させる走行手段が設けられ、少なくとも上記殺菌部から上記充填部に至る箇所がチャンバーで覆われた飲料充填装置において、殺菌部用チャンバー(9a)とリンス部用チャンバー(10a)との間に雰囲気遮断チャンバー(32)が設けられ、この雰囲気遮断チャンバーには排気手段が設けられ、充填部用チャンバー(11)には清浄エア供給手段が設けられ、充填部用チャンバー内から清浄エアがリンス部用チャンバー内を通って雰囲気遮断チャンバー内に流入し、雰囲気遮断チャンバー内で殺菌部用チャンバー内からの気流と合流し、この合流した気流が上記排気手段によって雰囲気遮断チャンバー外に排出されるようにした。これにより、ボトルを殺菌する殺菌剤によりボトル成形機や検査機の機器等が腐食しないようにする。

Description

飲料充填装置
 本発明は、ボトルの成形からボトルの過酸化水素による殺菌を経て飲料の充填に至るまでを連続的に行う飲料充填装置に関する。
 従来の飲料充填装置として、プリフォームからブロー成形によりボトルを成形する成形部と、成形部で成形されたボトルについて各種検査を行う検査部と、検査済みのボトルを過酸化水素のミストで殺菌する殺菌部と、殺菌部で殺菌されたボトルをエアリンスするエアリンス部と、エアリンス部でエアリンスされたボトルに飲料を充填し密封する充填部とが連結され、成形部から充填部へとボトルを連続走行させる走行手段が設けられ、成形部から充填部に至る箇所がチャンバーで覆われたものが存在する。この飲料充填装置における検査部と殺菌部との間には、雰囲気遮断チャンバーが設けられ、この雰囲気遮断チャンバーからチャンバー内の空気がブロア等によりチャンバー外に常時排出されるようになっている。このように雰囲気遮断チャンバーから排気されることにより、殺菌部内に流入した過酸化水素の余剰ミストが内気と共にチャンバー外へと排出され、過酸化水素の検査部や成形部への流入が阻止される。これにより、検査部や成形部の各種機器が過酸化水素による損傷から保護される(例えば、特許文献1参照。)。
特開2010-179943号公報
 従来の飲料充填装置では検査部のスペースが比較的大きく、雰囲気遮断チャンバーの設置スペースを検査部側に食い込むようにして確保することができることから、雰囲気遮断チャンバーが検査部と殺菌部との間に設けられている。しかし、検査部による検査が簡易化され又は省略される場合は、検査部用チャンバーも狭小化又は省略されるため、雰囲気遮断チャンバー側から過酸化水素が検査部側や成形部側へと漏れ出やすくなる。ことに成形部用チャンバーは気密性が低いので、過酸化水素が成形部用チャンバー外へと漏れ出やすくなる。
 したがって、本発明は、上記諸問題点を解消することができる飲料充填装置を提供することを目的とする。
 上記課題を解決するため、本発明は次のような構成を採用する。
 なお、図面の参照符号を括弧付きで付するが、本発明はこれに限定されるものではない。
 すなわち、請求項1に係る発明は、加熱されたプリフォーム(6)からブロー成形によりボトル(1)を成形する成形部(8)と、成形されたボトル(1)に殺菌剤を接触させる殺菌部(9)と、殺菌部(9)から出たボトル(1)をリンスするリンス部(10)と、リンス部(10)でリンスされたボトル(1)に飲料を充填し密封する充填部(11)とが連結され、上記成形部(8)から上記殺菌部(9)及びリンス部(10)を経て上記充填部(11)へとボトル(1)を走行路上で連続走行させる走行手段が設けられ、少なくとも上記殺菌部(9)から上記充填部(11)に至る箇所がチャンバーで覆われた飲料充填装置において、殺菌部用チャンバー(9a)とリンス部用チャンバー(10a)との間に雰囲気遮断チャンバー(32)が設けられ、この雰囲気遮断チャンバー(32)及び上記殺菌部用チャンバー(9a)の一方又は双方に排気手段が設けられ、充填部用チャンバー(11a)には清浄エア供給手段が設けられ、充填部用チャンバー(11a)内から清浄エアがリンス部用チャンバー(10a)内を通って雰囲気遮断チャンバー(32)内に流入し、又はさらに上記殺菌部用チャンバー(9a)内に流入し、この流入した気流が上記排気手段によって排気されるようにした飲料充填装置を採用する。
 なお、上記清浄エアとは、例えば無菌エアである。
 請求項2に記載されるように、請求項1に記載の飲料充填装置において、成形部(8)が成形部用チャンバー(8a)で覆われ、この成形部用チャンバー(8a)と殺菌部用チャンバー(9a)との間に、給気用チャンバー(25)が設けられ、この給気用チャンバー(25)に清浄エア供給手段が設けられ、清浄エア供給手段により供給される清浄エアが給気用チャンバー(25)内から成形部用チャンバー(8a)内及び殺菌部用チャンバー(9a)内へと流れるようにしたものとすることも可能である。
 請求項3に記載されるように、請求項2に記載の飲料充填装置において、清浄エア供給手段にはヒータ(29)が設けられ、加熱された清浄エアが給気用チャンバー(25)内に供給されるようにしたものとすることも可能である。
 請求項4に記載されるように、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の飲料充填装置において、殺菌部用チャンバー(9a)内で殺菌剤を供給されつつボトル(1)が走行する箇所がトンネル部材(49)で覆われたものとすることも可能である。
 請求項1に係る発明によれば、加熱されたプリフォーム(6)からブロー成形によりボトル(1)を成形する成形部(8)と、成形されたボトル(1)に殺菌剤を接触させる殺菌部(9)と、殺菌部(9)から出たボトル(1)をリンスするリンス部(10)と、リンス部(10)でリンスされたボトル(1)に飲料を充填し密封する充填部(11)とが連結され、上記成形部(8)から上記殺菌部(9)及びリンス部(10)を経て上記充填部(11)へとボトル(1)を走行路上で連続走行させる走行手段が設けられ、少なくとも上記殺菌部(9)から上記充填部(11)に至る箇所がチャンバーで覆われた飲料充填装置において、殺菌部用チャンバー(9a)とリンス部用チャンバー(10a)との間に雰囲気遮断チャンバー(32)が設けられ、この雰囲気遮断チャンバー(32)及び上記殺菌部用チャンバー(9a)の一方又は双方に排気手段が設けられ、充填部用チャンバー(11)には清浄エア供給手段が設けられ、充填部用チャンバー(11a)内から清浄エアがリンス部用チャンバー(10a)内を通って雰囲気遮断チャンバー(32)内に流入し、又はさらに上記殺菌部用チャンバー(9a)内に流入し、この流入した気流が上記排気手段によって排気されるようにした飲料充填装置であるから、従来の検査部による検査の簡易化又は省略に伴い検査部用チャンバーが狭小化又は省略されたとしても、過酸化水素等の殺菌剤が検査部側や成形部側へと漏れ出ないようにすることができ、ひいては気密性が低い成形部用チャンバー(8a)から外部への殺菌剤の漏れ出しも防止される。
 請求項2に記載されるように、請求項1に記載の飲料充填装置において、成形部(8)が成形部用チャンバー(8a)で覆われ、この成形部用チャンバー(8a)と殺菌部用チャンバー(9a)との間に、給気用チャンバー(25)が設けられ、この給気用チャンバー(25)に清浄エア供給手段が設けられ、清浄エア供給手段により供給される清浄エアが給気用チャンバー(25)内から成形部用チャンバー(8a)内及び殺菌部用チャンバー(9a)内へと流れるようにした場合は、給気用チャンバー(25)に流入した清浄エアによって、殺菌部(9)における余剰の殺菌剤が成形部(8)側へと流れないようにすることができる。
 請求項3に記載されるように、請求項2に記載の飲料充填装置において、清浄エア供給手段にはヒータ(29)が設けられ、加熱された清浄エアが給気用チャンバー(25)内に供給されるようにした場合は、成形部(8)から出たボトル(1)が清浄エアで温められつつ所定の温度に保たれた状態で上記殺菌部(9)へと搬送されるので、殺菌部(9)でのボトル(1)の殺菌効果が向上する。
 また、過酸化水素等の殺菌剤のガスがチャンバー(9a)内で高濃度化するとボトル(1)の搬送ライン上で結露し、ボトル(1)内に混入して残留する恐れがある。この対策として、加熱した清浄エアをチャンバー(25)からチャンバー(9a)内へと供給することにより、殺菌剤のガス濃度の低減と飽和蒸気圧の上昇により、過酸化水素等の殺菌剤の結露を防止することが出来る。
 請求項4に記載されるように、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の飲料充填装置において、殺菌部用チャンバー(9a)内で殺菌剤を供給されつつボトル(1)が走行する箇所がトンネル部材(49)で覆われたものとした場合は、ボトル(1)に付着させるべき殺菌剤の流れが乱れないようにすることができる。従って、ボトル(1)に殺菌剤を均一に付着させつつ、排気を行うことができる。
本発明に係る飲料充填装置により製造された包装体であるボトルの正面図である。 本発明に係る飲料充填装置の実施形態1の概略平面図である。 図2中、III-III線矢視断面図である。 本発明に係る飲料充填装置の実施形態2の概略平面図である。 図4中、V-V線矢視断面図である。 本発明に係る飲料充填装置の実施形態3の概略平面図である。 図6中、VII-VII線矢視断面図である。
 以下に本発明を実施するための形態について説明する。
<実施の形態1>
 最初に、この飲料充填装置によって製造される包装体について説明すると、この包装体は、図1に示すように、容器であるボトル1と蓋であるキャップ2とを備える。符号aはボトル1内に充填された飲料を示す。
 ボトル1の胴部は略円筒形であるが、角筒形等その他の形状であってもよい。胴部の底は底部で閉じられ、上側には円形の開口を有した首部1aが設けられる。
 ボトル1の首部1aには雄ネジ3が形成され、キャップ2には雌ネジ4が形成され、雌雄ネジ4,3の螺合によりボトル1の首部1aの開口が密封される。また、ボトル1の首部1aには、雄ネジ4の下方においてサポートリング5が形成される。後述するように、ボトル1はサポートリング5を介して図3に示すグリッパー7により保持されつつ飲料充填装置内を走行する。
 ボトル1は、図3に示す略試験管状のPET製プリフォーム6をブロー成形することにより形成される。ボトル1は、PET製に限らずポリプロピレン、ポリエチレン等他の樹脂を用いることも可能である。プリフォーム6は、射出成形等により成形され、略試験管状の本体の上端にボトル1と同様な首部1aを備える。この首部1aにはプリフォーム6の成形と同時に雄ネジ3が形成される。
 キャップ2はポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂を材料にして射出成形等により形成され、キャップ2の成形と同時に雌ネジ4も形成される。
 次に、上記ボトル1に飲料aを充填する飲料充填装置について説明する。
 図2及び図3に示すように、この飲料充填装置は、ボトル1の成形部8と、ボトル1の殺菌部9と、ボトル1のリンス部10と、飲料aをボトル1に充填し密封する充填部11とを具備する。
 ボトル1の成形部8は成形部用チャンバー8aにより覆われ、ボトル1の殺菌部9は殺菌部用チャンバー9aで覆われ、リンス部10はリンス部用チャンバー10aで覆われ、充填部11は充填部用チャンバー11aで覆われる。これらのチャンバーは隣り合うもの同士が相互に連結され、全体として一体化される。また、各チャンバー間には隔壁14が設けられる。
 成形部用チャンバー8aには、プリフォーム6を成形部用チャンバー8a内に入れるための供給口12が設けられる。成形部用チャンバー8aはブロー成形機等を保護するためのものであって、各所で大気中に導通していることから、成形部用チャンバー内は略大気圧と同圧の0Pa程度に維持される。
 成形部用チャンバー8aの近傍にはプリフォーム供給機(図示せず)が設置される。プリフォーム供給機には、図3に示すプリフォーム6が多数装填される。プリフォーム供給機は、プリフォームコンベア13によって、プリフォーム6を図3のごとく首部1aが上向きになった正立状態にして成形部8内に供給口12から送り込むようになっている。
 プリフォーム供給機は公知の機械であるから、その詳細については説明を省略する。
 図2に示すように、成形部用チャンバー8a内には、プリフォーム6の搬送路と、成形路と、ボトル1の搬送路とが設けられる。
 プリフォームの搬送路は、上記プリフォームコンベア13によって搬送されるプリフォーム6を受け取るホイール15と、このホイール15からプリフォーム6を受け取って搬送する無端コンベア16と、無端コンベア16からプリフォーム6を受け取ってボトル成形路側に受け渡すホイール17とを具備する。
 プリフォーム6の搬送路からボトル成形路に至る個所には図3に示すマンドレル18が等ピッチで配置され、これらのマンドレル18がプリフォーム6の搬送路とボトル成形路との間を循環運動するようになっている。各マンドレル18は上記プリフォームコンベア13によって搬送される各プリフォーム6の口部1a内に入り込んでプリフォーム6を保持しつつボトル成形路へと移動する。
 上記無端コンベア16の両側にはヒータ(図示せず)が配置され、プリフォーム6は無端コンベア16に沿って搬送されつつ、ヒータによって口部aよりも下側がブロー成形温度まで加熱される。
 ボトル成形路は、比較的大径のホイール19の回りに設定される。このホイール19の周囲にはホイール19の回転と同期的に水平面内で旋回運動を行う成形型(図示せず)が所定のピッチで多数配置される。
 成形型は二つ割り可能なブロー成形用金型であって、上流側のホイール17から加熱されたプリフォーム6が到来すると、ホイール19の回りのボトル成形路上を走行しつつ、プリフォーム6をマンドレル18ごと挟み込む。マンドレル18の中心には貫通孔が形成されており、この貫通孔内にブローノズル(図示せず)がプリフォーム6内へと挿入され、ブローノズルからプリフォーム6内に空気等の気体が吹き込まれることによって、成形型内でボトル1に成形される。成形型は、ボトル搬送路に接近したところで型開きし、ボトル1を解放する。
 また、この時マンドレル18がボトル1の口部1aから離脱し、ボトル1を解放する。マンドレル18はその後上記プリフォーム6の搬送路側へと戻る。
 ボトル搬送路は、図2に示すように、成形型から解放されたボトル1を受け取るホイール20と、このホイール20からボトル1を受け取って下流側のホイール22へと受け渡すホイール21とを具備する。
 このボトル搬送路上には、図3に示すグリッパー23が所定のピッチで多数配置される。グリッパー23は各ホイールの回りを円運動可能であり、上流側ホイール20のグリッパーから下流側ホイール21のグリッパーへとボトル1の口部1aを掴み換えるようになっている。
 上流側のホイール20の回りにおける所定箇所には、必要に応じてボトル1の口部1aの端面1b(図1参照)を検査する検査装置であるカメラ24が配置される。カメラ24による撮像に基づいて端面1bにおける平滑性の良否や気泡、底ゲートのズレ、打ち傷、練込異物の有無等が判別され、平滑性が悪い場合は図示しない除去手段によってボトル搬送路から該当するボトル1が除去される。このように端面1bの平滑性が良いボトル1のみに飲料を充填することで、後にキャップ2で口部1aを閉じた際、ボトル1の気密性を長期にわたり維持することができる。
 ボトル搬送路は、成形部用チャンバー8aよりも下流側の殺菌部用チャンバー9a、リンス部用チャンバー10a、充填部用チャンバー11aへと伸び、これらのチャンバー内においても上記グリッパー23と同様なグリッパーによりボトル1の搬送を行う。
 ボトル1の搬送方向に見て成形部用チャンバー8aの下流側には殺菌部用チャンバー9aが配置されるが、図2及び図3に示すように、両チャンバー8a,9aの間には、必要に応じて給気用チャンバー25が設けられる。
 給気用チャンバー25には、図3に示すように、清浄エア供給手段として、給気用ダクト26が連結され、この給気用ダクト26に給気用ブロア27とフィルタ28とヒータ29とが設けられる。フィルタ28によって浄化されたエアがヒータ29によって加熱され、この加熱された清浄なエアが給気用チャンバー25内に供給される。
 また、給気用チャンバー25には、図2に示すように、ボトル搬送路の一部をなすホイール22が上記成形部用チャンバー8a内のホイール21に連なるように配置される。上記成型部8側から来るボトル1はホイール22の回りを走行する間、上記加熱エアを吹き付けられることから、プリフォーム6の段階で加熱されたことによる温度が維持され、あるいは温度の低下が防止され、あるいは更に加熱される。これにより、ボトル1が次の殺菌部9内に至って殺菌される際の殺菌効果が高められる。
 給気用チャンバー25内に清浄エアが供給される結果、給気用チャンバー25内の圧力は、例えば0Pa~5Pa程度に維持され、給気用チャンバー25内に流入した清浄エアは給気用チャンバー25内から上流側の成形部用チャンバー8aと下流側の殺菌部用チャンバー9aへと流れる。
 なお、この給気用チャンバー25やホイール21、22は省略可能であり、成形部8から来るボトル1を直ちに次の殺菌部9へと導くことも可能である。
 殺菌部用チャンバー9a内には、図2に示すように、ボトル搬送路の一部をなすホイール30が上記給気用チャンバー25内のホイール22に連なるように配置される。
 このホイール30の回りにおける所定箇所には、図3に示すように、殺菌剤である過酸化水素のミスト又はガスをボトル1に向かって供給する殺菌剤供給手段としてのノズル31が設けられる。ノズル31はその先端の吐出孔がその直下を走行するボトル1の口部1aの開口に正対しうるように定位置に設置される。
 ノズル31は、一本であっても複数本であってもよく、上記ホイール30の周囲のボトル搬送路に沿って設置される。
 過酸化水素のミストは、公知のミスト生成装置によって生成することが可能である。
 ボトル1はホイール30の回りをその口部1aを上に向けた状態で搬送され、その搬送路の上方においてノズル31の下端の吐出孔がボトル1の首部1aに向かって開口し、ミスト生成装置からノズル31内に送られた過酸化水素のガスは凝結ミストとなってノズル31の吐出孔からボトル1の口部1aに向かって連続して吹き出る。そして、吹き出た過酸化水素の凝結ミストの流れの一部は走行するボトル1の口部1aからボトル1内へ流入してボトル1の内面を殺菌し、過酸化水素の凝結ミストの流れの他部分はボトル1外へと流れてボトル1の外面を殺菌する。
 殺菌部用チャンバー9a内には、過酸化水素のミストが供給されるのみであるから、殺菌部用チャンバー9a内の圧力は、例えば大気圧と同程度の0Paに維持される。
 なお、殺菌部用チャンバー9a内で殺菌剤を供給されつつボトル1が走行する箇所が、必要に応じて、トンネル部材49で覆われる。その場合、ボトル1が殺菌部用チャンバー9a内に入り、かつ、トンネル部材49内に入ったところで過酸化水素のミスト若しくはガス又はこれらの混合物がボトル1に吹き付けられる。これにより、ノズル31から流出する殺菌剤である過酸化水素のミスト若しくはガス又はこれらの混合物は、殺菌部用チャンバー9a内を流れる気流に乱されることなくボトル1内へと円滑に流入し、また、ボトル1の外面に沿って円滑に流れる。
 ボトル1の搬送方向に見て殺菌部用チャンバー9aの下流側にはリンス部用チャンバー10aが配置されるが、図2及び図3に示すように、両チャンバー9a,10aの間には雰囲気遮断チャンバー32が設けられる。
 雰囲気遮断チャンバー32内には、図2に示すように、ボトル搬送路の一部をなすホイール33が上記殺菌部用チャンバー9a内のホイール30と後述するリンス部用チャンバー10a内のホイール34とに連なるように配置される。これにより、殺菌部9から来るボトル1は雰囲気遮断チャンバー32内を通ってリンス部10へと走行する。
 雰囲気遮断チャンバー32には、図3に示すように、排気手段として、排気用ダクト35が連結され、この排気用ダクト35に排気用ブロア36とフィルタ37とが設けられる。
 雰囲気遮断チャンバー32内の気体は、排気用ブロア36によって排気用ダクト35に流入し、フィルタ37により濾過された後、雰囲気遮断チャンバー32の外へ排出される。この排気手段により雰囲気遮断チャンバー32内の圧力は、例えば-20Pa~0Paの範囲内に維持される。その結果、上流側の殺菌部用チャンバー9aと下流側のリンス部用チャンバー10aから気流が雰囲気遮断チャンバー32内へと流入し、この気流が排気用ダクト35から雰囲気遮断チャンバー32の外へと排出される。このため、殺菌部9で吐出された過酸化水素は上流の成形部用チャンバー8a内や下流の充填部用チャンバー11a内へと流れなくなり、成形部8における各種機器の過酸化水素による腐食が防止される。
 雰囲気遮断チャンバー32の下流側には、リンス部用チャンバー10aが配置される。
 図2に示すように、リンス部用チャンバー10a内には、ボトル搬送路の一部を構成するホイール34が設けられる。このホイール34の回りには図3に示すノズル41が所定のピッチで多数配置され、ホイール34と共回りするようになっている。全ノズル41には図示しないがエア供給源から来る清浄エアが加熱された後にマニホルドを介して配分される。そして、各ノズル41のバルブが開かれると清浄エアがボトル1内に吹き込まれる。
 ボトル1はホイール34の回りをグリッパー23に保持されつつ旋回運動をし、その間にノズル41からエアを吹き付けられる。ノズル41から噴き出たエアは、ボトル1の内外面に接触し、上述のノズル31からボトル1に供給された過酸化水素の余剰分を除去する。同時にボトル1に付着した過酸化水素を加熱して活性化させ、これにより殺菌効果を高める。また、このエアの吹き出しにより、リンス部用チャンバー10a内の圧力は、例えば20Pa程度に維持される。その結果、リンス部用チャンバー10aから上流側の雰囲気遮断チャンバー32へと向かう気流が発生する。
 なお、上述のリンス部10は、エアによりリンスを行うエアリンス部であるが、温水によりリンスを行う温水リンス部で代替することも可能である。あるいは、エアリンス部10に続いて温水リンス部を設けてもよい。また、図3ではエアリンスが正立状態のボトルに対して行われているが、倒立状態のボトルに対してエアリンスを行っても良い。
 上記リンス部用チャンバー10aの下流側の充填部用チャンバー11a内には、ボトル搬送路の一部を構成するホイール38,39,40が設けられる。これらのホイールのうち大径のホイール39回りには図3に示す充填ノズル42が所定のピッチで多数配置され、ホイール39と共回りするようになっており、ホイール39及びその回り全体がフィラーとして構成される。全充填ノズル42には図示しないが飲料供給源から来る殺菌済みの飲料がマニホルドを介して配分され、ボトル1はホイール42の回りをグリッパー23に保持されつつ旋回運動をし、各充填ノズル42のバルブが開かれると飲料がボトル1内に一定量ずつ充填される。
 充填部用チャンバー11a内におけるフィラーよりも下流側には、キャッパーが配置される。キャッパーは、ホイール43の回りをグリッパー23に保持されつつ旋回する充填済みのボトル1の口部1aにキャップ2を打栓するための装置である。このホイール43は、その上流側が中間ホイール40を介してフィラーのホイール39に連結され、下流側にはボトル1を充填部用チャンバー11a外に排出するための排出用ホイール44が接続される。フィラーにおけるホイール39の回りで飲料を充填されたボトル1は、キャッパーにおけるホイール43の回りを走行する際にキャップ2で口部1aを塞がれ、密封された後、排出用ホイール44を経て、充填部用チャンバー11aの搬出口45から飲料詰めボトルとして充填部用チャンバー11aの外部に搬出される。
 また、充填部用チャンバー11aには、図3に示すように、清浄エア供給手段が設けられる。すなわち、給気用ダクト46が充填部用チャンバー11aに連結され、この給気用ダクト46に給気用ブロア47とフィルタ48とが設けられる。この清浄エア供給手段によって清浄エアが充填部用チャンバー11a内に供給され続けられることにより、充填部用チャンバー11a内の圧力は例えば20~50Pa程度に維持される。
 これにより、微生物を含んだ外気の充填部11内への侵入が阻止される。また、充填部用チャンバー11a内に流入した清浄エアは、エアリンス部用チャンバー10a内を通って雰囲気遮断チャンバー32内へと流れ、排気用ダクト35から雰囲気遮断チャンバー32の外へと排出される。また、充填部用チャンバー11a内に流入した清浄エアは、キャッパー側へも流れる。
 なお、充填部用チャンバー11aにおける搬出口45寄りの箇所には、排出用ホイール44から搬出口45へと伸びる排出用コンベアが設けられ、このコンベアを浸漬して殺菌する殺菌槽(図示せず)が搬出口45の近傍に設けられる。この殺菌槽内には例えば過酢酸が貯留され、この過酢酸が充填部用チャンバー11a内で蒸散しようとする。そこで、充填部用チャンバー11aの搬出口45の近傍に、ダクト(図示せず)が設けられ、このダクトが図3に示したダクト35に連結される。これにより、上記殺菌槽から発散する過酢酸が過酸化水素のミストとともにダクト35からチャンバー外へと排出される。
 次に、上記飲料充填装置の作用について説明する。
 (1)図3に示すようなプリフォーム6が多数用意され、プリフォーム供給機のコンベア13によって成形部用チャンバー8a内に供給される。
 (2)成形部用チャンバー8a内に供給されたプリフォーム6は、図3に示すマンドレル18に保持され、無端コンベア16によってマンドレル18ごと搬送されつつヒータによって所定箇所がブロー成形温度まで加熱される。
 (3)加熱されたプリフォーム6は、マンドレル18からグリッパーに受け渡された後、ホイール19の回りを旋回する成形型に挟まれ、ボトル成形路上で搬送されつつ、ブローノズル(図示せず)からエアが吹き込まれる。これにより、成形型内でボトル1が成形される。
 成形されたボトル1は、成形型の型開き後、グリッパーで成形型外に受け渡され、ホイール20のグリッパー23に保持されつつホイール20の回りを走行しながら、口部1aの端面1bを検査するカメラ24の直下を通り、端面検査に付される。端面検査の結果、端面1bの平滑性が悪いボトル1は除去装置によって、ボトル搬送路から除去される。
 なお、マンドレル18は、プリフォーム6を搬送するため、無端コンベア16側へと戻る。
 (4)良品のボトル1は、成形部用チャンバー8a内から給気用チャンバー25内へと搬送される。給気用チャンバー25内には、給気用ダクト26から清浄エアが常時吹き込んでいることから、ボトル1は清浄エア内を通って殺菌部用チャンバー9a内へと搬送される。なお、この清浄エアは加熱されていても良い。
 (5)ボトル1は殺菌部用チャンバー9a内に入って、過酸化水素のミストを吹き付けられる。ボトル1の内外面には過酸化水素のミスト又はガスが均一に付着する。その際、ボトル1には成形前のヒータによる加熱の残熱が存在し、また、給気用チャンバー25内で加熱された清浄エアから給熱されていることから、ボトル1に付着した過酸化水素が活性化され、殺菌効果が高まる。
 (6)過酸化水素のミストが付着したボトル1は、雰囲気遮断チャンバー32内に入る。雰囲気遮断チャンバー32内は排気用ブロア36によって常時排気されていることから、例えば大気圧よりも低圧の-20Pa~0Paに維持される。
 このため上流側の殺菌部用チャンバー9a内からは過酸化水素のミストを含んだ気流が雰囲気遮断チャンバー32内に流入し、下流側のリンス部用チャンバー10a内からはリンス用のエアが雰囲気遮断チャンバー32内に流入し、両気流は排気用ダクト35から雰囲気遮断チャンバー32外に排出される。
 これにより、殺菌部9で吐出された過酸化水素は上流の成形部用チャンバー8a内や下流の充填部用チャンバー11a内へと流れなくなり、成形部8における各種機器や充填部11におけるボトル、飲料等への過酸化水素の付着、混入が防止される。
 また、雰囲気遮断チャンバー32内にはリンス用の加熱されたエアが流入するので、ボトル1は過度に冷却されることなく適度な高さの温度に維持される。
 (7)雰囲気遮断チャンバー32内を通過したボトル1は、表面に過酸化水素のミストが付着した状態でリンス部用チャンバー10a内に至る。
 リンス部用チャンバー10a内には加熱された清浄エアが常時吹き込まれているので、このエアからの伝熱により、ボトル1の表面に付着した過酸化水素が活性化され、殺菌効果が高められる。また、清浄エアによるリンスによって、ボトル1の表面から余剰の過酸化水素が除去される。
 (8)リンスされたボトル1は、充填部用チャンバー11a内に搬送され、フィラーによって、口部1aから飲料を定量充填され、さらに、キャッパーによってキャップ2が被せられ密封される。そして、ボトル1は飲料の包装体として搬出口45から充填部用チャンバー11aの外へと搬出される。
 充填部用チャンバー11a内には清浄エアが常時供給されている。この清浄エアの供給によって充填部用チャンバー11a内の圧力はリンス部用チャンバー10a内の圧力よりも高く維持される。このため、充填部用チャンバー11a内からリンス部用チャンバー10a内を通って雰囲気遮断チャンバー32内へと至る気流が発生する。この気流は雰囲気遮断チャンバー32から排気用ダクト35を伝って雰囲気遮断チャンバー32の外へと排出されることは上述したとおりである。
<実施の形態2>
 図4及び図5に示すように、この飲料充填装置は、実施の形態1の場合と同様に、ボトル1の搬送方向に見て成形部用チャンバー8aの下流側には、殺菌部用チャンバー9aが配置され、両チャンバー8a,9aの間に、必要に応じて給気用チャンバー25が設けられる。
 また、ボトル1の搬送方向に見て殺菌部用チャンバー9aの下流側には、リンス部用チャンバー10aが配置され、両チャンバー9a,10aの間には雰囲気遮断チャンバー32が設けられる。
 ただし、この実施の形態2では、実施の形態1において雰囲気遮断チャンバー32に設けられていた排気手段が殺菌部用チャンバー9aに移し替えられている。すなわち、排気用ダクト35が殺菌部用チャンバー9aに連結され、この排気用ダクト35に排気用ブロア36とフィルタ37とが設けられる。
 フィルタ37は、過酸化水素を水と酸素に分解して無害化するものであれば良い。活性炭フィルタ、白金触媒等がこの種のフィルタとして用いられる。また、フィルタに代えて、過酸化水素ガスを水にトラップさせ、水酸化ナトリウムなどのアルカリ剤で中和し、排水するようにしたスクラバー等を用いても良い。
 殺菌部用チャンバー9a内の気体は、排気用ブロア36によって排気用ダクト35に流入し、フィルタ37により濾過された後、殺菌部用チャンバー9aの外へ排出される。この排気手段により殺菌部用チャンバー9a内の圧力は、例えば-20Pa~0Paの範囲内に維持される。また、雰囲気遮断チャンバー32内の圧力は、そこから内気が吸引されないため、0Pa~5Paの範囲内に維持される。その結果、上流側の給気用チャンバー25と下流側のリンス部用チャンバー10aから気流が殺菌部用チャンバー9a内へと流入し、この気流が排気用ダクト35から殺菌部用チャンバー9aの外へと排出される。このため、殺菌部9で吐出された過酸化水素は上流の成形部用チャンバー8a内や下流の充填部用チャンバー11a内へと流れなくなり、成形部8等における各種機器の過酸化水素による腐食が防止される。
 また、殺菌部用チャンバー9a内で殺菌剤を供給されつつボトル1が走行する箇所がトンネル部材49で覆われる。
 これにより、ノズル31から流出する殺菌剤である過酸化水素のミスト若しくはガス又はこれらの混合物は、上記気流に乱されることなくボトル1内へと円滑に流入し、また、ボトル1の外面に沿って円滑に流れる。
 この実施の形態2における飲料充填装置によれば、ボトル1は殺菌部用チャンバー9a内に入り、かつ、トンネル部材49内に入ったところで過酸化水素のミスト若しくはガス又はこれらの混合物が吹き付けられる。
 また、殺菌部用チャンバー9a内は排気用ブロア36によって常時排気されていることから、例えば大気圧よりも低圧の-20Pa~0Paに維持される。このため、過酸化水素のミストを含んだ気流が、排気用ダクト35から殺菌部用チャンバー9a外に排出される。これに加えて、下流側のリンス部用チャンバー10a内からリンス用のエアが、雰囲気遮断チャンバー32を通って殺菌部用チャンバー9a内に流入し、給気用チャンバー25からのエアも殺菌部用チャンバー9a内に流入することから、これらのエアも余剰の過酸化水素のミストを巻き込んで排気用ダクト35から殺菌部用チャンバー9a外へと流出する。
 ボトル1はトンネル部材49内を走行しつつ過酸化水素のミスト若しくはガス又はこれらの混合物を吹き付けられることから、過酸化水素はボトル1の内外面に均一に付着する。また、ボトル1には成形前のヒータによる加熱の残熱が存在し、また、給気用チャンバー25内で加熱された清浄エアから給熱されていることから、ボトル1に付着した過酸化水素が活性化され、殺菌効果が高まる。
 かくて、殺菌部9で吐出された過酸化水素は上流の成形部用チャンバー8a内や下流の充填部用チャンバー11a内へと流れなくなり、成形部8における各種機器や充填部11におけるボトル、飲料等への過酸化水素の付着、混入が防止される。
 なお、実施の形態2において、実施の形態1におけるものと同一の箇所には同一の符号をもって示すこととし、重複した説明を省略する。
<実施の形態3>
 図6及び図7に示すように、この飲料充填装置は、実施の形態1の場合と同様に、ボトル1の搬送方向に見て成形部用チャンバー8aの下流側には、殺菌部用チャンバー9aが配置され、両チャンバー8a,9aの間に、必要に応じて給気用チャンバー25が設けられる。
 また、ボトル1の搬送方向に見て殺菌部用チャンバー9aの下流側には、リンス部用チャンバー10aが配置され、両チャンバー9a,10aの間には、雰囲気遮断チャンバー32が設けられる。
 ただし、この実施の形態3では、実施の形態1において雰囲気遮断チャンバー32に設けられていた排気手段と同様な排気手段が殺菌部用チャンバー9aにも設けられる。
 すなわち、排気用ダクト50が殺菌部用チャンバー9aに連結され、この排気用ダクト50に排気用ブロア51とフィルタ52とが設けられる。
 殺菌部用チャンバー9a内の気体は、排気用ブロア51によって排気用ダクト50に流入し、フィルタ52により濾過された後、殺菌部用チャンバー9aの外へ排出される。この排気手段により殺菌部用チャンバー9a内の圧力は、例えば-20Pa~0Paの範囲内に維持される。
 また、雰囲気遮断チャンバー32内からも同様な排気手段によって排気されるので、その中の圧力も、-20Pa~0Paの範囲内に維持される。
 その結果、上流側の給気用チャンバー25から気流が殺菌部用チャンバー9a内へと流入し、この気流が排気用ダクト50から殺菌部用チャンバー9aの外へと排出される。このため、殺菌部9で吐出された過酸化水素は上流の成形部用チャンバー8a内や下流の充填部用チャンバー11a内へと流れなくなり、成形部8等における各種機器の過酸化水素による腐食が防止される。
 また、殺菌部用チャンバー9a内で殺菌剤を供給されつつボトル1が走行する箇所がトンネル部材49で覆われている。
 これにより、ノズル31から流出する殺菌剤である過酸化水素のミスト若しくはガス又はこれらの混合物は、上記気流に乱されることなくボトル1内へと円滑に流入し、また、ボトル1の外面に沿って円滑に流れる。
 この実施の形態3における飲料充填装置によれば、ボトル1は殺菌部用チャンバー9a内に入り、かつ、トンネル部材49内に入ったところで過酸化水素のミスト若しくはガス又はこれらの混合物が吹き付けられる。
 また、殺菌部用チャンバー9a内は排気用ブロア51によって常時排気されていることから、例えば大気圧よりも低圧の-20Pa~0Paに維持される。このため、過酸化水素のミストを含んだ気流が、排気用ダクト50から殺菌部用チャンバー9a外に排出される。
 一方、下流側のリンス部用チャンバー10a内からのリンス用のエアは、雰囲気遮断チャンバー32内に流入し、そこから同様な排気手段によって排気用ダクト35から雰囲気遮断チャンバー32外へと流出する。
 ボトル1はトンネル部材49内を走行しつつ過酸化水素のミスト若しくはガス又はこれらの混合物を吹き付けられることから、過酸化水素はボトル1の内外面に均一に付着する。また、ボトル1には成形前のヒータによる加熱の残熱が存在し、また、給気用チャンバー25内で加熱された清浄エアから給熱されていることから、ボトル1に付着した過酸化水素が活性化され、殺菌効果が高まる。
 かくて、殺菌部9で吐出された過酸化水素は上流の成形部用チャンバー8a内や下流の充填部用チャンバー11a内へと流れなくなり、成形部8における各種機器や充填部11におけるボトル、飲料等への過酸化水素の付着、混入が防止される。
 なお、実施の形態3において、実施の形態1におけるものと同一の箇所には同一の符号をもって示すこととし、重複した説明を省略する。
1…ボトル
6…プリフォーム
8…成形部
8a…成形部用チャンバー
9…殺菌部
9a…殺菌部用チャンバー
10…リンス部
10a…リンス部用チャンバー
11…充填部
11a…充填部用チャンバー
25…給気用チャンバー
29…ヒータ
32…雰囲気遮断チャンバー

Claims (4)

  1.  加熱されたプリフォームからブロー成形によりボトルを成形する成形部と、成形されたボトルに殺菌剤を接触させる殺菌部と、殺菌部から出たボトルをリンスするリンス部と、リンス部でリンスされたボトルに飲料を充填し密封する充填部とが連結され、上記成形部から上記殺菌部及びリンス部を経て上記充填部へとボトルを走行路上で連続走行させる走行手段が設けられ、少なくとも上記殺菌部から上記充填部に至る箇所がチャンバーで覆われた飲料充填装置において、殺菌部用チャンバーとリンス部用チャンバーとの間に雰囲気遮断チャンバーが設けられ、この雰囲気遮断チャンバー及び上記殺菌部用チャンバーの一方又は双方に排気手段が設けられ、充填部用チャンバーには清浄エア供給手段が設けられ、充填部用チャンバー内から清浄エアがリンス部用チャンバー内を通って雰囲気遮断チャンバー内に流入し、又はさらに上記殺菌部用チャンバー内に流入し、この流入した気流が上記排気手段によって排気されるようにしたことを特徴とする飲料充填装置。
  2.  請求項1に記載の飲料充填装置において、成形部が成形部用チャンバーで覆われ、この成形部用チャンバーと殺菌部用チャンバーとの間に、給気用チャンバーが設けられ、この給気用チャンバーに清浄エア供給手段が設けられ、清浄エア供給手段により供給される清浄エアが給気用チャンバー内から成形部用チャンバー内及び殺菌部用チャンバー内へと流れるようにしたことを特徴とする飲料充填装置。
  3.  請求項2に記載の飲料充填装置において、清浄エア供給手段にはヒータが設けられ、加熱された清浄エアが給気用チャンバー内に供給されるようにしたことを特徴とする飲料充填装置。
  4.  請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の飲料充填装置において、殺菌部用チャンバー内で殺菌剤を供給されつつボトルが走行する箇所がトンネル部材で覆われたことを特徴とする飲料充填装置。
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