WO2015097745A1 - スライダー組立機のスライダー検査装置 - Google Patents
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Abstract
胴体と引手と板バネより成るスライダーの板バネの姿勢が規定の固定姿勢であるかを簡単に検出できるスライダー組立機のスライダー検査装置とする。スライダー(4)の板バネ(3)の上面における前寄り部(3A)、中間部の前寄り部(3C)、中間部の後寄り部(3D)、後寄り部(3B)に第1・第2・第3・第4高さ感知バー(52,53,54,55)を接触することで、各高さ感知バー(52~55)の高さが板バネ(3)の姿勢に対応した高さとなるようにし、この第1~第4高さ感知バー(52~55)の高さをカメラ(80)で撮影し、その画像を画像処理して高さをそれぞれ検出し、この検出した高さに基づいて板バネ(3)の姿勢が規定の固定姿勢であるかを検査してスライダーの良品、不良品を検査するスライダー検査装置。
Description
本発明は、スライダー組立機で組み立てしたスライドファスナー用のスライダーを検査するスライダー組立機のスライダー検査装置に関する。
スライドファスナー用のスライダーが特許文献1に開示されている。
このスライダーは、胴体と引手と板バネの3部品を備え、胴体に引手、板バネを順次組み付け、胴体を加締めることで板バネを胴体に固定して組み立てる。スライダーは板バネの停止爪が胴体の爪孔からエレメントガイド部に突出した停止状態である。引手を操作することで係止爪がエレメントガイド部から抜け出た非停止状態となる。これにより、停止機能を有するスライダーである。
このスライダーは、胴体と引手と板バネの3部品を備え、胴体に引手、板バネを順次組み付け、胴体を加締めることで板バネを胴体に固定して組み立てる。スライダーは板バネの停止爪が胴体の爪孔からエレメントガイド部に突出した停止状態である。引手を操作することで係止爪がエレメントガイド部から抜け出た非停止状態となる。これにより、停止機能を有するスライダーである。
前述したスライダーは、胴体の前方取付柱と後方取付柱に跨って板バネを載置し、その状態で前方取付柱と後方取付柱を加締めて板バネを胴体に固定している。板バネを前方取付柱と後方取付柱に跨って規定の状態で載置し、前方取付柱と後方取付柱を正しく加締めることによって板バネを胴体に規定の姿勢で固定することができる。しかし、板バネの組み付け誤りや、取付柱と板バネとの間に異物が介在するなどが生じた場合には、板バネの姿勢が規定の固定姿勢とは異なり、引手を操作することで板バネを停止状態、非停止状態とすることができないスライダー、つまり不良品となることがある。
本発明は、前述の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、板バネの姿勢が規定の固定姿勢であるかを簡単に検査できるようにしたスライダー組立機のスライダー検査装置とすることである。
本発明は、スライダー4は、胴体1、引手2、板バネ3を備え、胴体1は、板バネ3を取付ける前方取付柱12及び後方取付柱13を有し、胴体1に引手2、板バネ3を組み付け、胴体1の前方取付柱12及び後方取付柱13を加締めて板バネ3を胴体1に固定したスライダー4を組み立てるスライダー組立機のスライダー検査装置であって、
スライダー検査装置は、スライダー4に向けて上下方向に移動する可動体50を有し、可動体50には、スライダー4の板バネ3に向けて移動する高さ感知バーを備え、
前記可動体50を上方位置から規定の下方位置に移動することで、高さ感知バーが板バネ3に接触して胴体1の前方取付柱12及び後方取付柱13に固定された板バネ3の姿勢に応じた高さとなるようにし、
スライダー検査装置には、前記板バネ3に接触した高さ感知バーを撮影するカメラ80を設け、
前記カメラ80の撮影画像に基づき板バネ3の姿勢に応じた高さ感知バーの高さを検出し、
その検出した高さによってスライダーの良品、不良品を検査するようにしたことを特徴とするスライダー組立機のスライダー検査装である。
スライダー検査装置は、スライダー4に向けて上下方向に移動する可動体50を有し、可動体50には、スライダー4の板バネ3に向けて移動する高さ感知バーを備え、
前記可動体50を上方位置から規定の下方位置に移動することで、高さ感知バーが板バネ3に接触して胴体1の前方取付柱12及び後方取付柱13に固定された板バネ3の姿勢に応じた高さとなるようにし、
スライダー検査装置には、前記板バネ3に接触した高さ感知バーを撮影するカメラ80を設け、
前記カメラ80の撮影画像に基づき板バネ3の姿勢に応じた高さ感知バーの高さを検出し、
その検出した高さによってスライダーの良品、不良品を検査するようにしたことを特徴とするスライダー組立機のスライダー検査装である。
本発明のスライダー組立機のスライダー検査装置は、前記板バネ3は前方取付柱12に固定された前寄り部3Aと後方取付柱13に固定された後寄り部3Bを有し、
前記可動体50は、前記胴体1の前方取付柱12と後方取付柱13に固定された板バネ3の前寄り部3Aと後寄り部3Bの少なくとも一方に接触する高さ感知バー52,55を備えたものにできる。
前記可動体50は、前記胴体1の前方取付柱12と後方取付柱13に固定された板バネ3の前寄り部3Aと後寄り部3Bの少なくとも一方に接触する高さ感知バー52,55を備えたものにできる。
本発明のスライダー組立機のスライダー検査装置は、前記スライダー4は、胴体1、引手2、板バネ3を備え、胴体1は板バネ3を取付ける前方取付柱12及び後方取付柱13と、前方取付柱12及び後方取付柱13の間に引手2を挿入する隙間19を備え、
前記板バネ3は、前方取付柱12に固定された前寄り部3Aと後方取付柱13に固定された後寄り部3Bと、前方取付柱12と後方取付柱13の間に配設された中間部35を有し、
前記可動体50は、板バネ3の中間部35に接触する高さ感知バー53,54を備えたものにできる。
前記板バネ3は、前方取付柱12に固定された前寄り部3Aと後方取付柱13に固定された後寄り部3Bと、前方取付柱12と後方取付柱13の間に配設された中間部35を有し、
前記可動体50は、板バネ3の中間部35に接触する高さ感知バー53,54を備えたものにできる。
本発明のスライダー組立機のスライダー検査装置は、前記可動体50には、スライダー4の板バネ3に向けて移動する第1高さ感知バー52、第2高さ感知バー53、第3高さ感知バー54、第4高さ感知バー55を備え、前記第1高さ感知バー52は板バネ3の前寄り部3Aと対向し、前記第2高さ感知バー53は板バネ3の中間部の前寄り部3Cと対向し、前記第3高さ感知バー54は板バネ3の中間部の後寄り部3Dと対向し、
前記第4高さ感知バー55は板バネ3の後寄り部3Bと対向し、
前記可動体50を上方位置から規定の下方位置に移動することで、第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55が板バネ3の前記各部3A,3C,3D,3Bにそれぞれ接触して胴体1の前方取付柱12及び後方取付柱13に固定された板バネ3の姿勢に応じた高さとなるようにし、
スライダー検査装置には、前記板バネ3に接触した前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55を撮影するカメラ80を設け、
前記カメラ80の撮影画像に基づき板バネ3の姿勢に応じた第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55の高さを検出し、
その検出した高さによってスライダーの良品、不良品を検査するようにできる
前記第4高さ感知バー55は板バネ3の後寄り部3Bと対向し、
前記可動体50を上方位置から規定の下方位置に移動することで、第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55が板バネ3の前記各部3A,3C,3D,3Bにそれぞれ接触して胴体1の前方取付柱12及び後方取付柱13に固定された板バネ3の姿勢に応じた高さとなるようにし、
スライダー検査装置には、前記板バネ3に接触した前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55を撮影するカメラ80を設け、
前記カメラ80の撮影画像に基づき板バネ3の姿勢に応じた第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55の高さを検出し、
その検出した高さによってスライダーの良品、不良品を検査するようにできる
本発明のスライダー組立機のスライダー検査装置は、スライダー検査装置に、上下方向に移動する前記可動体50の位置を検出する検出手段を設け、
前記可動体50が規定の下方位置まで移動したときに、検出手段により可動体50の下方位置を検出し、
前記検出手段の検出信号でカメラ80を撮影動作するようにできる。
前記可動体50が規定の下方位置まで移動したときに、検出手段により可動体50の下方位置を検出し、
前記検出手段の検出信号でカメラ80を撮影動作するようにできる。
このようにすれば、可動体50が規定の下方位置となった時点で確実にカメラ80で撮影することができるので、スライダー4の板バネ3の高さを正確に検出できる。
本発明のスライダー組立機のスライダー検査装置は、前記可動体50に、前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55の高さを検査する際に基準となる基準高さ部材60を取り付け、
前記可動体50が規定の下方位置に移動したときに、前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55は、板バネ3の姿勢に応じて前記基準高さ部材60から突出するようにし、
前記基準高さ部材60から突出した第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55の突出寸法をカメラ80の撮影画像に基づき検出するようにできる。
前記可動体50が規定の下方位置に移動したときに、前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55は、板バネ3の姿勢に応じて前記基準高さ部材60から突出するようにし、
前記基準高さ部材60から突出した第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55の突出寸法をカメラ80の撮影画像に基づき検出するようにできる。
このようにすれば、第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55の基準からの突出寸法によってスライダーの板バネ3の高さとするので、その板バネ3の上面の高さを正確に検出できる。
本発明のスライダー組立機のスライダー検査装置は、前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55は、スライダー4と対面する可動体50の下面50aから下方に突出した状態を保持して可動体50とともに下方に移動し、かつ前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55が板バネ3の上面の各部に接触することで前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55の移動を停止して可動体50のみが規定の下方位置に移動するようにし、
前記可動体50に取り付けられた前記基準高さ部材60は、前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55の突出寸法を検出する基準となる基準バー61を有した杆体62を備え、
前記杆体62は、可動体50とともに上下に移動し、かつスライダー4を支持している部材と接触すると停止し、可動体50のみが所定の下方位置まで移動するようにし、
前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55は基準バー61から上方に突出し、その突出寸法をカメラ80の撮影画像に基づき検出するようにできる。
前記可動体50に取り付けられた前記基準高さ部材60は、前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55の突出寸法を検出する基準となる基準バー61を有した杆体62を備え、
前記杆体62は、可動体50とともに上下に移動し、かつスライダー4を支持している部材と接触すると停止し、可動体50のみが所定の下方位置まで移動するようにし、
前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55は基準バー61から上方に突出し、その突出寸法をカメラ80の撮影画像に基づき検出するようにできる。
このようにすれば、基準バー61のスライダー4からの高さが常に一定で、その基準バー61からの突出寸法でスライダー4の板バネ3の高さを検出するから、検査動作を複数回実施した場合でも常にスライダーの板バネの高さを正確に検出できる。
本発明のスライダー組立機のスライダー検査装置は、前記可動体50には、スライダー押え部材70を設け、前記スライダー押え部材70は、可動体50とともに上下方向に移動し、かつスライダー4の引手2に接触すると停止し、前記スライダー押え部材70が引手2に接触すると可動体50のみが所定の下方位置まで移動することができる。
このようにすれば、スライダー4の浮き上がりを防止できるので、スライダーの板バネの高さを正確に検出できる。
本発明によれば、スライダー4の板バネ3の高さを検出できるから、その検出した高さと規定した高さとに基づいてスライダー4の板バネ3の姿勢が規定の固定姿勢であるかを簡単に検査し、それによってスライダーが良品であるか不良品であるかを検査できる。
また、高さ感知バーをカメラ80で撮影し、その画像に基づき高さ感知バーの高さを検出するので、形状や大きさの異なるスライダーでも対応できる。
また、高さ感知バーをカメラ80で撮影し、その画像に基づき高さ感知バーの高さを検出するので、形状や大きさの異なるスライダーでも対応できる。
本発明のスライダー組立機で組み立てるスライドファスナー用のスライダーは、図1乃至図3に示すように、胴体1と引手2と板バネ3を備えている。
胴体1、引手2、板バネ3を詳細に説明する。図1乃至図3においてスライダーが移動する方向を前後方向、スライダーの移動方向と直交する方向を左右方向とする。
胴体1は、ファスナーエレメントが挿通する前後方向に向かうエレメントガイド部10を有すると共に、上面である上翼板11に前方取付柱12と後方取付柱13及びエレメントガイド部10に開口した爪孔14を有している。
前方取付柱12は、上翼板11の前部に前後方向に向かう左右一対の前方取付壁15,15を備え、この左右一対の間隔が設けられた前方取付壁15,15間に板バネ3が収容される凹陥部16を有する。一対の前方取付壁15は上部寄りの肉厚が下部寄りの肉厚よりも薄く、相対向した内側面の上部寄りに板バネ載置部15aを有している。
胴体1、引手2、板バネ3を詳細に説明する。図1乃至図3においてスライダーが移動する方向を前後方向、スライダーの移動方向と直交する方向を左右方向とする。
胴体1は、ファスナーエレメントが挿通する前後方向に向かうエレメントガイド部10を有すると共に、上面である上翼板11に前方取付柱12と後方取付柱13及びエレメントガイド部10に開口した爪孔14を有している。
前方取付柱12は、上翼板11の前部に前後方向に向かう左右一対の前方取付壁15,15を備え、この左右一対の間隔が設けられた前方取付壁15,15間に板バネ3が収容される凹陥部16を有する。一対の前方取付壁15は上部寄りの肉厚が下部寄りの肉厚よりも薄く、相対向した内側面の上部寄りに板バネ載置部15aを有している。
後方取付柱13は、上翼板11の後部に前後方向に向かう左右一対の後方取付壁17,17を備え、この左右一対の間隔が設けられた後方取付壁17,17間に板バネ3が収容される凹陥部18を有する。
一対の後方取付壁17の後方寄り下部は厚肉となり、相対向した内側面の後部寄り上部に板バネ載置部17aを有している。
左右一対の前方取付壁15と左右一対の後方取付壁17とは前後方向に一直線状に連続し、前方取付壁15の後端面15bと後方取付壁17の前端面17bとは前後方向に離隔し、両者の間に前後方向の隙間19を有している。
一対の後方取付壁17の後方寄り下部は厚肉となり、相対向した内側面の後部寄り上部に板バネ載置部17aを有している。
左右一対の前方取付壁15と左右一対の後方取付壁17とは前後方向に一直線状に連続し、前方取付壁15の後端面15bと後方取付壁17の前端面17bとは前後方向に離隔し、両者の間に前後方向の隙間19を有している。
引手2は、前後方向一側にリンク部20を有し、前後方向他側に持ち手部21を有し、リンク部20の枢軸22が前方取付壁15と後方取付壁17との間の隙間19に嵌まり合うように胴体1に組み付ける。
板バネ3は、前後方向に向かう上板30の前端と前後方向に向かう下板31の前端とが連結片32で一体的に連結された略つの字形状で、下板32の後端に停止爪33が下向きに一体に設けてあると共に、上板30の後端は停止爪33よりも後方寄りで、下向き片34を有している。
上板30の前後方向中間部の幅が前部寄りの幅及び後部寄りの幅よりも大きく、拡幅部35としてある。
上板30の幅は下板31の幅よりも大きく、下板31が凹陥部16,18の下方に収容され、上板30が板バネ載置部15a,17aに載置される。
上板30の前後方向中間部の幅が前部寄りの幅及び後部寄りの幅よりも大きく、拡幅部35としてある。
上板30の幅は下板31の幅よりも大きく、下板31が凹陥部16,18の下方に収容され、上板30が板バネ載置部15a,17aに載置される。
胴体1に引手2を組み付けた後に、板バネ3を次のようにして組み付ける。
板バネ3の下板31を胴体1の凹陥部16,18に差し込むことで、その停止爪33を爪孔14に挿入して上板30の前部寄りを前方取付壁15の板バネ載置部15aに載置する。この状態で板バネ3の後部寄りを押して図2、図3に示すように、上板30の後部寄りを後方取付壁17の板バネ載置部17aに載置し、上板30の拡幅部35を前方取付壁15と後方取付壁17との間の隙間19に嵌合することで、拡幅部を前方取付壁15の後端面15bと後方取付壁17の前端面17bに接する。
板バネ3の下板31を胴体1の凹陥部16,18に差し込むことで、その停止爪33を爪孔14に挿入して上板30の前部寄りを前方取付壁15の板バネ載置部15aに載置する。この状態で板バネ3の後部寄りを押して図2、図3に示すように、上板30の後部寄りを後方取付壁17の板バネ載置部17aに載置し、上板30の拡幅部35を前方取付壁15と後方取付壁17との間の隙間19に嵌合することで、拡幅部を前方取付壁15の後端面15bと後方取付壁17の前端面17bに接する。
この状態で前方取付壁15及び後方取付壁17の板バネ3の上板30よりも上方に突出した部分を加締めて上板30に押しつけることで、板バネ3を胴体1に固定し、スライダー4を組み立てる。
これにより、一対の前方取付壁15と後方取付壁17は、その先端部がそれぞれ内側に折れ曲がり、板バネ3が胴体1から抜けおちないようにしている。
これにより、一対の前方取付壁15と後方取付壁17は、その先端部がそれぞれ内側に折れ曲がり、板バネ3が胴体1から抜けおちないようにしている。
本発明のスライダー組立機は、図4に概略的に示すように、所定角度ごとに矢印方向に間欠回転する回転盤であるターンテーブル40の周囲に、部品供給装置、例えば胴体供給装置41、引手供給装置42、板バネ供給装置43、加締め装置44、スライダー検査装置45、スライダー排出装置46を、ターンテーブル40の回転方向に間隔を置いて取り付けてある。
ターンテーブル40は円盤状で、その周縁部にスライダーの胴体1を動かさないように支持する胴体支持部、例えば収納凹部40aを回転方向に等間隔で複数有している。
ターンテーブル40は円盤状で、その周縁部にスライダーの胴体1を動かさないように支持する胴体支持部、例えば収納凹部40aを回転方向に等間隔で複数有している。
前述のスライダー組立機はスライダーを次のようにして組み立てる。
ターンテーブル40を間欠回転して1つの収納凹部40aを胴体供給装置41と対向させ、その胴体供給装置41で胴体1を収納凹部40aに供給してセットする。
この後、ターンテーブル40の回転により胴体1がセットされた収納凹部40aを引手供給装置42と対向させ、その引手供給装置42から胴体1に引手2を供給して組み付ける。
以下同様にして板バネ供給装置43で板バネ3を胴体1に供給して組み付け、加締め装置44で胴体1を加締めして組み立て完了してスライダー4とする。
この組み立て完了したスライダー4をスライダー検査装置45で検出し、スライダー排出装置46でターンテーブル40の収納凹部40aから図示しない良品溜め部と不良品溜め部に選別して排出する。
ターンテーブル40を間欠回転して1つの収納凹部40aを胴体供給装置41と対向させ、その胴体供給装置41で胴体1を収納凹部40aに供給してセットする。
この後、ターンテーブル40の回転により胴体1がセットされた収納凹部40aを引手供給装置42と対向させ、その引手供給装置42から胴体1に引手2を供給して組み付ける。
以下同様にして板バネ供給装置43で板バネ3を胴体1に供給して組み付け、加締め装置44で胴体1を加締めして組み立て完了してスライダー4とする。
この組み立て完了したスライダー4をスライダー検査装置45で検出し、スライダー排出装置46でターンテーブル40の収納凹部40aから図示しない良品溜め部と不良品溜め部に選別して排出する。
次に、本発明のスライダー検査について説明する。
スライダー4の板バネ3の姿勢が規定の固定姿勢であれば、そのスライダー4は良品である。スライダー4が良品であれば、板バネ3は、停止爪33が胴体1の爪孔14からエレメントガイド部10に突出した正しい停止状態である。引手2の操作で板バネ3は、その停止爪33がエレメントガイド部10から抜け出た正しい非停止状態となる。
板バネ3の規定の固定姿勢とは、図2及び図3に示すように、上板30の前部寄りが前方取付壁15の板バネ載置部15aに載置し、板バネ30の後部寄りが後方取付壁17の板バネ載置部17aに載置する。上板30の拡幅部35が前方取付壁15と後方取付壁17との間の隙間19に嵌合し、板バネ3の上面(上板30の上面)が板バネ載置部15a,17aに沿った形状で、かつ胴体1の上面(上翼板11)から板バネ3の上板30の上面までの寸法、つまり板バネ3の高さが規定の高さであることである。
スライダー4の板バネ3の姿勢が規定の固定姿勢であれば、そのスライダー4は良品である。スライダー4が良品であれば、板バネ3は、停止爪33が胴体1の爪孔14からエレメントガイド部10に突出した正しい停止状態である。引手2の操作で板バネ3は、その停止爪33がエレメントガイド部10から抜け出た正しい非停止状態となる。
板バネ3の規定の固定姿勢とは、図2及び図3に示すように、上板30の前部寄りが前方取付壁15の板バネ載置部15aに載置し、板バネ30の後部寄りが後方取付壁17の板バネ載置部17aに載置する。上板30の拡幅部35が前方取付壁15と後方取付壁17との間の隙間19に嵌合し、板バネ3の上面(上板30の上面)が板バネ載置部15a,17aに沿った形状で、かつ胴体1の上面(上翼板11)から板バネ3の上板30の上面までの寸法、つまり板バネ3の高さが規定の高さであることである。
しかしながら、板バネ3の組み付け誤りや、板バネ載置部15a,17aと板バネ3の上板30との間に異物が介在したりすると、スライダー4の板バネ3の姿勢が、前述の規定の固定姿勢と異なることがある。
前方取付壁15の板バネ載置部15aと上板30との間に異物が介在すると、図3における板バネ3の前寄り部3Aの高さが規定の高さよりも高くなる。
後方取付壁17の板バネ載置部17aと上板30との間に異物が介在すると、図3における板バネ3の後寄り部3Bの高さが規定の高さよりも高くなる。
前方取付壁15の板バネ載置部15aと上板30との間に異物が介在すると、図3における板バネ3の前寄り部3Aの高さが規定の高さよりも高くなる。
後方取付壁17の板バネ載置部17aと上板30との間に異物が介在すると、図3における板バネ3の後寄り部3Bの高さが規定の高さよりも高くなる。
また、板バネ3の上板30の拡幅部35が前方取付壁15と後方取付壁17との間の隙間19に嵌合せずに、拡幅部35の前部が前方取付壁15の上端面に引掛かった場合には、図3における拡幅部35の前部の高さ、つまり板バネ3の中間部の前寄り部3Cの高さが規定の高さよりも高くなる。
拡幅部35の後部が後方取付壁17の上端面に引掛かった場合には、図3における拡幅部35の後部の高さ、つまり板バネ3の中間部の後寄り部3Dの高さが規定の高さよりも高くなる。
拡幅部35の後部が後方取付壁17の上端面に引掛かった場合には、図3における拡幅部35の後部の高さ、つまり板バネ3の中間部の後寄り部3Dの高さが規定の高さよりも高くなる。
このように、板バネ3の姿勢が規定の固定姿勢と異なる場合には、板バネ3の前寄り部3Aの高さ、後寄り部3Bの高さ、中間部の前寄り部3Cの高さ、中間部の後寄り部3Dの高さの少なくとも1つが規定の高さと異なる。
板バネ3の前寄り部3Aの高さとは、胴体1の前方取付壁15、15に形成された板バネ載置部15aと加締めた前方取付壁15により板バネ3の上板30が前方取付柱12に取付けられた位置の高さである。
板バネ3の後寄り部3Bの高さとは、胴体1の後方取付壁17、17に形成された板バネ載置部17aと加締めた後方取付壁17により板バネ3の上板30が後方取付柱13に取付けられた位置の高さである。
板バネ3の中間部とは、胴体1の前方取付壁15と後方取付壁17の間で隙間19に位置する部分である。引手2の枢軸22が挿入される隙間19には板バネ載置部が設けられず板バネ3は胴体1の上面(上翼板11)と離間している。板バネ3の上板30の拡幅部35は板バネ3の中間部になっている。
板バネ3の拡幅部35から前方取付柱12及び後方取付柱13に向かって板バネ3の上板30の幅が狭くなり、板バネ3の中間部は拡幅部35の中心、中央から前方取付柱12寄りの中間部の前寄り高さ3C及び後方取付柱13寄りの中間部の後寄り高さ3Dを有している。
板バネ3の中間部の前寄り部3Cの高さとは、板バネ3の拡幅部35の中心、中央から前方取付柱12寄りに板バネ3の上板30の幅が狭くなった位置までの高さである。
板バネ3の中間部の後寄り部3Dの高さ3Dとは、板バネ3の拡幅部35の中心、中央から後方取付柱13寄りに板バネ3の上板30の幅が狭くなった位置までの高さである。
板バネ3の前寄り部3Aの高さとは、胴体1の前方取付壁15、15に形成された板バネ載置部15aと加締めた前方取付壁15により板バネ3の上板30が前方取付柱12に取付けられた位置の高さである。
板バネ3の後寄り部3Bの高さとは、胴体1の後方取付壁17、17に形成された板バネ載置部17aと加締めた後方取付壁17により板バネ3の上板30が後方取付柱13に取付けられた位置の高さである。
板バネ3の中間部とは、胴体1の前方取付壁15と後方取付壁17の間で隙間19に位置する部分である。引手2の枢軸22が挿入される隙間19には板バネ載置部が設けられず板バネ3は胴体1の上面(上翼板11)と離間している。板バネ3の上板30の拡幅部35は板バネ3の中間部になっている。
板バネ3の拡幅部35から前方取付柱12及び後方取付柱13に向かって板バネ3の上板30の幅が狭くなり、板バネ3の中間部は拡幅部35の中心、中央から前方取付柱12寄りの中間部の前寄り高さ3C及び後方取付柱13寄りの中間部の後寄り高さ3Dを有している。
板バネ3の中間部の前寄り部3Cの高さとは、板バネ3の拡幅部35の中心、中央から前方取付柱12寄りに板バネ3の上板30の幅が狭くなった位置までの高さである。
板バネ3の中間部の後寄り部3Dの高さ3Dとは、板バネ3の拡幅部35の中心、中央から後方取付柱13寄りに板バネ3の上板30の幅が狭くなった位置までの高さである。
そこで、本発明は、スライダー4における板バネ3の高さを、図3に示す前寄り部3A、後寄り部3B、中間部の前寄り部3C、中間部の後寄り部3Dにおいて検出し、その4ヶ所の検出高さが規定した高さと一致すれば板バネ3の姿勢が規定の固定姿勢であるとしてスライダー4を良品と判定し、不一致であれば板バネ3の姿勢が規定の固定姿勢でないとしてスライダー4を不良品と判定する。
なお、一致、不一致とは許容範囲を設け、その許容範囲内であれば一致、許容範囲を越えれば不一致とすることを含むものである。
なお、一致、不一致とは許容範囲を設け、その許容範囲内であれば一致、許容範囲を越えれば不一致とすることを含むものである。
本発明のスライダー検査装置45を図5及び図6を参照して説明する。
スライダー検査時にスライダー4を支持するターンテーブル40は、組立機本体47に図示しない縦軸で回転自在に取り付けられ、図示しない駆動源で間欠回転される。
ターンテーブル40は円盤40bに胴体セット体40cを回転方向に間隔を置いて複数取り付けてある。
胴体セット体40cには上面と外周側面に開口した収納凹部40aが形成してある。
組立機本体47には円盤40bの回転中心から上方に突出したテーブル48が固定してある。このテーブル48に取付部材49が取り付けてある。
スライダー検査時にスライダー4を支持するターンテーブル40は、組立機本体47に図示しない縦軸で回転自在に取り付けられ、図示しない駆動源で間欠回転される。
ターンテーブル40は円盤40bに胴体セット体40cを回転方向に間隔を置いて複数取り付けてある。
胴体セット体40cには上面と外周側面に開口した収納凹部40aが形成してある。
組立機本体47には円盤40bの回転中心から上方に突出したテーブル48が固定してある。このテーブル48に取付部材49が取り付けてある。
取付部材49は上下方向に向かうガイド49aを有している。このガイド49aに沿って可動体50が胴体セット体40cで支持したスライダー4に接近する方向及び離隔する方向、例えば上下方向に移動自在に支承してある。
取付部材49に駆動源、例えばシリンダー51を取り付ける。そのシリンダー51の可動杆51aを可動体50に連結する。これにより、可動体50の移動手段としてある。
取付部材49に駆動源、例えばシリンダー51を取り付ける。そのシリンダー51の可動杆51aを可動体50に連結する。これにより、可動体50の移動手段としてある。
可動体50には、スライダー4の板バネ3の上面と対向した第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55が上下方向に移動するように設けてある。
第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55は図示しないスプリングで下方に移動することで、待機位置に保持してある。第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55が待機位置であると、各感知バーの下部分が可動体50の下面50aよりも下方に突出し、各感知バーの上部分が可動体50の上面50bよりも上方に突出する。第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55は、待機位置で保持され、可動体50とともに上下方向に移動する。
第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55は図示しないスプリングで下方に移動することで、待機位置に保持してある。第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55が待機位置であると、各感知バーの下部分が可動体50の下面50aよりも下方に突出し、各感知バーの上部分が可動体50の上面50bよりも上方に突出する。第1・第2・第3・第4高さ感知バー52,53,54,55は、待機位置で保持され、可動体50とともに上下方向に移動する。
第1高さ感知バー52は図5に示すようにスライダー4の板バネ3の上面における前寄り部3Aと上下方向に対向し、第2高さ感知バー53、第3高さ感知バー54、第4高さ感知バー55は同様にスライダー4の板バネ3の上面における中間部の前寄り部3C、中間部の後寄り部3D、後寄り部3Bと上下方向にそれぞれ対向している。
可動体50を図示の上方位置から下方に向けて移動すると、第1~第4高さ感知バー52~55が可動体50とともに下方に移動する。
そして、第1~第4高さ感知バー52~55の下端面がスライダー4の板バネ3の上面における各部3A,3C,3D,3Bにそれぞれ接触すると各高さ感知バー52~55は停止する。可動体30がさらに下方に向けて移動することで、可動体50が所定の下方位置まで移動する。
そして、第1~第4高さ感知バー52~55の下端面がスライダー4の板バネ3の上面における各部3A,3C,3D,3Bにそれぞれ接触すると各高さ感知バー52~55は停止する。可動体30がさらに下方に向けて移動することで、可動体50が所定の下方位置まで移動する。
これによって、第1~第4高さ感知バー52~55の高さはスライダー4の板バネ3の姿勢に対応した高さとなる。第1~第4高さ感知バー52~55の高さを検出し、検出した高さと規定の固定姿勢であるときの第1~第4高さ感知バー52~55の規定の高さと比較することで、スライダー4の板バネ3の姿勢が規定の固定姿勢であるかを検査し、スライダーが良品か不良品かを検査する。
つまり、スライダー4の板バネ3の姿勢が規定の固定姿勢であれば、板バネ3の上面の各部の高さが規定の高さと同一であるから、第1~第4高さ感知バー52~55の検出した高さと規定の高さを比較することで、板バネ3の姿勢が規定の固定姿勢であるかを検査できる。
つまり、スライダー4の板バネ3の姿勢が規定の固定姿勢であれば、板バネ3の上面の各部の高さが規定の高さと同一であるから、第1~第4高さ感知バー52~55の検出した高さと規定の高さを比較することで、板バネ3の姿勢が規定の固定姿勢であるかを検査できる。
可動体50には第1~第4高さ感知バー52~55の高さを検査する際の基準を有する基準高さ部材60が取り付けてある。
このようにすることで、第1~第4高さ感知バー52~55の高さを基準からの突出寸法として検出できるから、その高さを正確に検出することができる。
このようにすることで、第1~第4高さ感知バー52~55の高さを基準からの突出寸法として検出できるから、その高さを正確に検出することができる。
基準高さ部材60は、可動体50に上下方向に移動可能に支承した杆体62と、杆体62の可動体50の上面50bよりも上方に突出した上部分に取り付けた基準バー61を有している。
基準バー61は、第1~第4高さ感知バー52~55における可動体50の上面50bよりも突出した上部分52a,53a,54a,55aと交差するように水平方向に向けて設けられ基準となる。
杆体62の下端部は可動体50の下面50aよりも下方に突出し、胴体セット40cの上面40dにおける収納凹部1aよりも後方寄りと対向している。
基準バー61は、第1~第4高さ感知バー52~55における可動体50の上面50bよりも突出した上部分52a,53a,54a,55aと交差するように水平方向に向けて設けられ基準となる。
杆体62の下端部は可動体50の下面50aよりも下方に突出し、胴体セット40cの上面40dにおける収納凹部1aよりも後方寄りと対向している。
基準高さ部材60の杆体62は図示しないスプリング等によって下方に移動されることで図示の下方位置に保持される。基準バー61は可動体50の上面50bよりも上方に位置し、杆体62の上部分は胴体セット体40cの上面40dよりも上方に位置している。
基準高さ部材60は可動体50とともに上下に移動する。基準高さ部材60は杆体62の下端面が胴体セット体40cの上面40dに接触して停止する。
この後、可動体50が下方に移動すると杆体62は停止したままで、可動体50のみが規定の下方位置まで移動する。
基準高さ部材60は可動体50とともに上下に移動する。基準高さ部材60は杆体62の下端面が胴体セット体40cの上面40dに接触して停止する。
この後、可動体50が下方に移動すると杆体62は停止したままで、可動体50のみが規定の下方位置まで移動する。
このようであるから基準高さ部材60の基準バー61は胴体セット体40cの上面40dから一定の高さで、その胴体セット体40cの収納凹部40aにスライダー4の胴体1が支持してあるから、スライダー4の胴体1の上面から基準バー61までの高さは常に一定である。
可動体50にはスライダー押え部材70が上下方向に移動可能に設けてある。
このスライダー押え部材70は、可動体50に上下方向に移動可能に支承した摺動杆72と、摺動杆72の可動体50の下面50aから下方に突出した下部分に設けたスライダー押え71を備えている。
スライダー押え71は図6に示すように、一対の押え片71a,71aを有している。
一対の押え片71a,71aは、スライダー4の上方に位置し、スライダー4の引手2における胴体1の前方取付柱12よりも左右両側部と対向している。
そして、スライダー押え部材70は図示しないスプリング等で下方に移動されて図示の下方位置に保持される。スライダー押え71が下方位置であると、スライダー押え71はスライダー6よりも上方に位置する。
スライダー押え71よりも基準高さ部材60の杆体62の下端面が下方に位置している。
このスライダー押え部材70は、可動体50に上下方向に移動可能に支承した摺動杆72と、摺動杆72の可動体50の下面50aから下方に突出した下部分に設けたスライダー押え71を備えている。
スライダー押え71は図6に示すように、一対の押え片71a,71aを有している。
一対の押え片71a,71aは、スライダー4の上方に位置し、スライダー4の引手2における胴体1の前方取付柱12よりも左右両側部と対向している。
そして、スライダー押え部材70は図示しないスプリング等で下方に移動されて図示の下方位置に保持される。スライダー押え71が下方位置であると、スライダー押え71はスライダー6よりも上方に位置する。
スライダー押え71よりも基準高さ部材60の杆体62の下端面が下方に位置している。
スライダー押え部材70は可動体50とともに上下に移動する。スライダー押え部材70の押え片71aが引手2に接触するとスライダー押え部材70は停止する。その後、可動体50が下方に移動するとスライダー押え部材70は停止したままで、可動体50のみが規定の下方位置まで移動する。
次に、スライダー4の検査動作の一例を説明する。
検査動作を開始する以前には、図5及び図6に示すように、可動体50は上方位置で待機する。第1~第4高さ感知バー52~55は下方位置で待機し、第1~第4高さ感知バー52~55はスライダー4の板バネ3の上面よりも上方に位置する。杆体62及びスライダー押え71も下方位置で待機する。杆体62及びスライダー押え71は胴体セット体40cの上面40d及びスライダー4よりも上方にそれぞれ位置する。
このようであるから、ターンテーブル40の回転によりスライダー4が可動体50、第1~第4高さ感知バー52~55、スライダー押え71と干渉することがない。
検査動作を開始する以前には、図5及び図6に示すように、可動体50は上方位置で待機する。第1~第4高さ感知バー52~55は下方位置で待機し、第1~第4高さ感知バー52~55はスライダー4の板バネ3の上面よりも上方に位置する。杆体62及びスライダー押え71も下方位置で待機する。杆体62及びスライダー押え71は胴体セット体40cの上面40d及びスライダー4よりも上方にそれぞれ位置する。
このようであるから、ターンテーブル40の回転によりスライダー4が可動体50、第1~第4高さ感知バー52~55、スライダー押え71と干渉することがない。
シリンダー51の可動杆51aを伸長することで可動体50を上方位置から下方に向けて移動する。第1~第4高さ感知バー52~55、杆体62、スライダー押え71は可動体50とともに下方に向けて移動する。
これにより、最初に杆体62が胴体セット体40cの上面40dに接して杆体62が停止する。杆体62は可動体50とともに移動しないので、基準バー61が規定の高さ位置で停止する。
これにより、最初に杆体62が胴体セット体40cの上面40dに接して杆体62が停止する。杆体62は可動体50とともに移動しないので、基準バー61が規定の高さ位置で停止する。
可動体50が、さらに下方に向けて移動することで、次に、スライダー押え71の一対の押え片71aがスライダー4の引手2における前方取付柱12よりも左右両側部分に接し、スライダー押え71でスライダー4を収納凹部40aに押しつける。
これによって、スライダー4の浮き上がりが防止され、スライダー4の板バネ3の上面は胴体セット40cの上面40dを基準とした規定の高さとなるので、後述するようにして板バネ3の上面の各部の高さを正確に検出することができる。
これによって、スライダー4の浮き上がりが防止され、スライダー4の板バネ3の上面は胴体セット40cの上面40dを基準とした規定の高さとなるので、後述するようにして板バネ3の上面の各部の高さを正確に検出することができる。
可動体50が、さらに下方に向けて移動することで、最後に、第1~第4高さ感知バー52~55の下端面が板バネ3の上面の各部3A,3C,3D,3Bにそれぞれ接触する。その接触した状態から可動体50をさらに下方に向けて移動することで、可動体50を規定の下方位置とする。これにより、図7に示すように第1~第4高さ感知バー52~55の高さは、スライダー4の板バネ3の姿勢に応じた高さで、第1~第4高さ感知バー52~55の上部分52a,53a,54a,55aが基準バー61よりも上方に突出する。
この第1~第4高さ感知バー52~55の上部分52a,53a,54a,55aの基準バー61からの突出寸法H1,H2,H3,H4を、可動体50が規定の下方位置まで移動した時点で測定する。突出寸法を測定後にシリンダー51の可動杆51aを縮小し、可動体50を上方に向けて移動することで、可動体50を前述の上方位置とする。
この第1~第4高さ感知バー52~55の上部分52a,53a,54a,55aの基準バー61からの突出寸法H1,H2,H3,H4を、可動体50が規定の下方位置まで移動した時点で測定する。突出寸法を測定後にシリンダー51の可動杆51aを縮小し、可動体50を上方に向けて移動することで、可動体50を前述の上方位置とする。
測定した突出寸法H1,H2,H3,H4はスライダー4の板バネ3の上面における各部3A,3C,3D,3Bの高さと比例した値である。その突出寸法H1,H2,H3,H4に基づく各部3A,3C,3D,3Bの高さと規定した各部の高さとを比較する。検出した突出寸法に基づく高さと規定の高さが一致すれば板バネ3の姿勢が規定の固定姿勢であるとして良品とする。検出した突出寸法に基づく高さと規定の高さが不一致であれば板バネ3の姿勢が規定の固定姿勢ではないとして不良品とする。
なお、一致、不一致とは、許容範囲を設定し、その許容範囲内であれば一致、許容範囲を越えれば不一致とすることを含むものとする。
なお、一致、不一致とは、許容範囲を設定し、その許容範囲内であれば一致、許容範囲を越えれば不一致とすることを含むものとする。
第1~第4高さ感知バー52~55の上部分52a~55aの基準バー61からの突出寸法H1~H4を測定器を用いて検出することができる。しかし、本発明は、可動体50の上下方向に移動する速度が速く、測定器で検出することは困難である。そこで本発明はカメラで基準バー61の部分を撮影し、その画像を画像処理することで第1~第4高さ感知バー52~55の上部分52a~55aの基準バー61からの突出寸法H1~H4を検出するようにした。
例えば、図6に示すようにテーブル48にカメラ80を取り付ける。可動体50が規定の下方位置まで移動したことを検出する検出手段を設ける。検出手段の検出信号でカメラ80を撮影動作する。このようにすることで、可動体50が規定の下方位置の時点でカメラ80で基準バー61の部分を撮影する。
例えば、図6に示すようにテーブル48にカメラ80を取り付ける。可動体50が規定の下方位置まで移動したことを検出する検出手段を設ける。検出手段の検出信号でカメラ80を撮影動作する。このようにすることで、可動体50が規定の下方位置の時点でカメラ80で基準バー61の部分を撮影する。
撮影した画像は図8に示すように、基準バー61と第1~第4高さ感知バー52~55の上部分52a,53a,54a,55aである。図8に示す画像に基づき基準バー61の上面61aから第1~第4高さ感知バー52~55の上端面52b,53b,54b,55bまでの距離を画像処理により求める。これにより、前述の突出寸法H1,H2,H3,H4を検出することができる。
可動体50が規定の下方位置まで移動したことを検出する手段は、例えば図5に示す手段である。この検出手段は取付部材49に取り付けたセンサ90と、可動体50に取り付けた検出子91を備え、可動体50が規定の下方位置まで移動したときに、そのセンサ90が検出子91を検出して検出信号を出力するようにする。
そして、センサ90の検出信号でカメラ80を撮影動作するようにする。
そして、センサ90の検出信号でカメラ80を撮影動作するようにする。
前述のようにして検出した第1~第4高さ感知バー52~55の上部分52a~55aの基準バー61からの突出寸法H1~H4は板バネ3の固定姿勢に対応した値であるから、検出した突出寸法H1~H4と規定の固定姿勢のときの規定した突出寸法と図示しないコントローラなどによって比較し、一致すれば良品、一致しなければ不良品とする。
このように、カメラ80で撮影した画像を画像処理して第1~第4高さ感知バー52~55の上部分52a~55aの基準バー61からの突出寸法H1~H4を検出するので、高速で検出することができ、高速でスライダーを組み立てるスライダー組立機に対応することが可能である。
また、寸法、形状などが異なるスライダーであっても規定した第1~第4高さ感知バー52~55の上部分52a~55aの基準バー61からの突出寸法を変更することで良品、不良品の検査が可能である。
また、寸法、形状などが異なるスライダーであっても規定した第1~第4高さ感知バー52~55の上部分52a~55aの基準バー61からの突出寸法を変更することで良品、不良品の検査が可能である。
実施の形態では、板バネ3の前寄り部3Aの高さ、後寄り部3Bの高さ、中間部の前寄り部3Cの高さ、中間部の後寄り部3Dの高さを第1~第4高さ感知バー52~55を用いて検出したが、これに限ることはない。
例えば、板ばね3の前寄り部3Aの高さ、後寄り部3Bの高さ、中間部の前寄り部3Cと中間部の後寄り部3Dのどちらか一方の高さを第1・第4高さ感知バー52,55、第2高さ感知バー35と第3高さ感知バー54のどちらか一方を用いて検出しても良い。
また、板バネ3の中間部の前寄り部3Cと中間部の後寄り部3Dの高さを第2・第3高さ感知バー53,54を用いて検出し、板バネ3の前寄り部3Aの高さ、後寄り部3Bの高さは検出しないようにしても良い。
また、板バネ3の前寄り部3Aと後寄り部3Bの高さを第1・第4高さ感知バー52,55を用いて検出し、中間部の前寄り部3Cの高さ、中間部の後寄り部3Dの高さを検出しないようにしても良い。
例えば、板ばね3の前寄り部3Aの高さ、後寄り部3Bの高さ、中間部の前寄り部3Cと中間部の後寄り部3Dのどちらか一方の高さを第1・第4高さ感知バー52,55、第2高さ感知バー35と第3高さ感知バー54のどちらか一方を用いて検出しても良い。
また、板バネ3の中間部の前寄り部3Cと中間部の後寄り部3Dの高さを第2・第3高さ感知バー53,54を用いて検出し、板バネ3の前寄り部3Aの高さ、後寄り部3Bの高さは検出しないようにしても良い。
また、板バネ3の前寄り部3Aと後寄り部3Bの高さを第1・第4高さ感知バー52,55を用いて検出し、中間部の前寄り部3Cの高さ、中間部の後寄り部3Dの高さを検出しないようにしても良い。
1…胴体、2…引手、3…板バネ、3A…前寄り部、3B…後寄り部、3C…中間部の前寄り部、3D…中間部の後寄り部、4…スライダー、12…前方取付柱、13…後方取付柱、15a…板バネ載置部、17a…板バネ載置部、30…上面板、35…拡幅部、40…ターンテーブル、45…スライダー検査装置、50…可動体、52…第1高さ感知バー、53…第2高さ感知バー、54…第3高さ感知バー、55…第4高さ感知バー、60…基準高さ部材、61…基準バー、62…杆体、70…スライダー押え部材、71…スライダー押え、72…摺動杆、80…カメラ。
Claims (8)
- スライダー(4)は、胴体(1)、引手(2)、板バネ(3)を備え、胴体(1)は、板バネ(3)を取付ける前方取付柱(12)及び後方取付柱(13)を有し、胴体(1)に引手(2)、板バネ(3)を組み付け、胴体(1)の前方取付柱(12)及び後方取付柱(13)を加締めて板バネ(3)を胴体(1)に固定したスライダー(4)を組み立てるスライダー組立機のスライダー検査装置であって、
スライダー検査装置は、スライダー(4)に向けて上下方向に移動する可動体(50)を有し、可動体(50)には、スライダー(4)の板バネ(3)に向けて移動する高さ感知バーを備え、
前記可動体(50)を上方位置から規定の下方位置に移動することで、高さ感知バーが板バネ(3)に接触して胴体(1)の前方取付柱(12)及び後方取付柱(13)に固定された板バネ(3)の姿勢に応じた高さとなるようにし、
スライダー検査装置には、前記板バネ(3)に接触した高さ感知バーを撮影するカメラ(80)を設け、
前記カメラ(80)の撮影画像に基づき板バネ(3)の姿勢に応じた高さ感知バーの高さを検出し、
その検出した高さによってスライダーの良品、不良品を検査するようにしたことを特徴とするスライダー組立機のスライダー検査装置。 - 前記板バネ(3)は前方取付柱(12)に固定された前寄り部(3A)と後方取付柱(13)に固定された後寄り部(3B)を有し、
前記可動体(50)は、前記胴体(1)の前方取付柱(12)と後方取付柱(13)に固定された板バネ(3)の前寄り部(3A)と後寄り部(3B)の少なくとも一方に接触する高さ感知バー(52),(55)を備えた請求項1記載のスライダー組立機のスライダー検査装置。 - 前記スライダー(4)は、胴体(1)、引手(2)、板バネ(3)を備え、胴体(1)は板バネ(3)を取付ける前方取付柱(12)及び後方取付柱(13)と、前方取付柱(12)及び後方取付柱(13)の間に引手(2)を挿入する隙間(19)を備え、
前記板バネ(3)は、前方取付柱(12)に固定された前寄り部(3A)と後方取付柱(13)に固定された後寄り部(3B)と、前方取付柱(12)と後方取付柱(13)の間に配設された中間部(35)を有し、
前記可動体(50)は、板バネ(3)の中間部(35)に接触する高さ感知バー(53),(54)を備えた請求項1又は2記載のスライダー組立機のスライダー検査装置。 - 前記可動体(50)には、スライダー(4)の板バネ(3)に向けて移動する第1高さ感知バー(52)、第2高さ感知バー(53)、第3高さ感知バー(54)、第4高さ感知バー(55)を備え、前記第1高さ感知バー(52)は板バネ(3)の前寄り部(3A)と対向し、前記第2高さ感知バー(53)は板バネ(3)の中間部の前寄り部(3C)と対向し、前記第3高さ感知バー(54)は板バネ(3)の中間部の後寄り部(3D)と対向し、
前記第4高さ感知バー(55)は板バネ(3)の後寄り部(3B)と対向し、
前記可動体(50)を上方位置から規定の下方位置に移動することで、第1・第2・第3・第4高さ感知バー(52),(53),(54),(55)が板バネ(3)の前記各部(3A),(3C),(3D),(3B)にそれぞれ接触して胴体(1)の前方取付柱(12)及び後方取付柱(13)に固定された板バネ(3)の姿勢に応じた高さとなるようにし、
スライダー検査装置には、前記板バネ(3)に接触した前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー(52),(53),(54),(55)を撮影するカメラ(80)を設け、
前記カメラ(80)の撮影画像に基づき板バネ(3)の姿勢に応じた第1・第2・第3・第4高さ感知バー(52),(53),(54),(55)の高さを検出し、
その検出した高さによってスライダーの良品、不良品を検査するようにした請求項3記載のスライダー組立機のスライダー検査装置。 - スライダー検査装置に、上下方向に移動する前記可動体(50)の位置を検出する検出手段を設け、
前記可動体(50)が規定の下方位置まで移動したときに、検出手段により可動体(50)の下方位置を検出し、
前記検出手段の検出信号でカメラ(80)を撮影動作するようにした請求項1~4いずれか1項に記載のスライダー組立機のスライダー検査装置。 - 前記可動体(50)に、前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー(52),(53),(54),(55)の高さを検査する際に基準となる基準高さ部材(60)を取り付け、
前記可動体(50)が規定の下方位置に移動したときに、前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー(52),(53),(54),(55)は、板バネ(3)の姿勢に応じて前記基準高さ部材(60)から突出するようにし、
前記基準高さ部材(60)から突出した第1・第2・第3・第4高さ感知バー(52),(53),(54),(55)の突出寸法をカメラ(80)の撮影画像に基づき検出するようにした請求項4又は5記載のスライダー組立機のスライダー検査装置。 - 前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー(52),(53),(54),(55)は、スライダー(4)と対面する可動体(50)の下面(50a)から下方に突出した状態を保持して可動体(50)とともに下方に移動し、かつ前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー(52),(53),(54),(55)が板バネ(3)の上面の各部に接触することで前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー(52),(53),(54),(55)の移動を停止して可動体(50)のみが規定の下方位置に移動するようにし、
前記可動体(50)に取り付けられた前記基準高さ部材(60)は、前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー(52),(53),(54),(55)の突出寸法を検出する基準となる基準バー(61)を有した杆体(62)を備え、
前記杆体(62)は、可動体(50)とともに上下に移動し、かつスライダー(4)を支持している部材と接触すると停止し、可動体(50)のみが所定の下方位置まで移動するようにし、
前記第1・第2・第3・第4高さ感知バー(52),(53),(54),(55)は基準バー(61)から上方に突出し、その突出寸法をカメラ(80)の撮影画像に基づき検出するようにした請求項6記載のスライダー組立機のスライダー検査装置。 - 前記可動体(50)には、スライダー押え部材(70)を設け、前記スライダー押え部材(70)は、可動体(50)とともに上下方向に移動し、かつスライダー(4)の引手(2)に接触すると停止し、前記スライダー押え部材(70)が引手(2)に接触すると可動体(50)のみが所定の下方位置まで移動するようにした請求項7記載のスライダー組立機のスライダー検査装置。
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