WO2015037163A1 - 水耕栽培装置及び水耕栽培方法 - Google Patents

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Abstract

 水耕栽培装置(1)は、地上部(A)で合成した養分を地下部(B)に蓄積する植物(100)を育成するために地下部(B)に潅水する。水耕栽培装置(1)は、略密閉状態で地下部(B)を収容する空間部(20)と、地下部(B)又は地下部(B)周辺における空間部(20)の水分量を検知するセンサ部(14)と、空間部(20)に外気を導入し、空間部(20)内の温度及び湿度を制御する空調ファン(41)と、外気量又は外気導入時間を調整するように空調ファン(41)を駆動させてセンサ部(14)により検知される水分量を制御する制御部(3)とを備える。

Description

水耕栽培装置及び水耕栽培方法
 本発明は、植物体を育成する水耕栽培装置及び水耕栽培方法に関する。
 土を使わずに植物の根(地下部)を水に浸して植物栽培を行う水耕栽培の開発が進められている。特に根物作物の場合、水耕栽培による育成を良好とするためには、根部の雰囲気条件が重要な要素となる。例えば、根部における高湿により病害を招く場合もあれば、適切な湿度管理により根毛の発達が促進される場合もある。
 水耕栽培に関する技術としては、下記の特許文献1、2が知られている。
 特許文献1には、高湿条件下を実現することにより発根を迅速に促進する方法が記載されている。特許文献2には、根保持部近傍に設けた結露センサの信号により霧化部及び空気制御部を制御して、根近傍の水分を十分な量に保持することが記載されている。
 しかしながら、上述した特許文献1、2に記載された技術は、水耕栽培装置において植物の地下部における環境条件について言及していない。
 また、特許文献1、2に記載された技術は、植物の育成環境として高湿条件とすることが望ましいことが記載されている。したがって、育成環境として高湿状態が望ましくない植物体を育成することに応用することができない。
 そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものである。本発明は、植物の地下部における環境をより良好とすることができる水耕栽培装置及び水耕栽培方法を提供することを目的とする。
特開2010-110225号公報 特開平3-15323号公報
 本発明の第1の態様に係る水耕栽培装置は、地上部で合成した養分を地下部に蓄積する植物を育成するために前記地下部に潅水する水耕栽培装置であって、略密閉状態で前記地下部を収容する空間部と、前記地下部又は前記地下部周辺における前記空間部の水分量を検知するセンサ部と、前記空間部に外気を導入する外気導入部と、前記空間部内の温度及び湿度を制御する空調部と、前記外気導入部から導入する外気量又は外気導入時間を調整するように前記空調部を駆動させて前記センサ部により検知される水分量を制御する制御部とを備えることを特徴とする。
 本発明の第2の態様に係る水耕栽培装置は、上記第1の態様の水耕栽培装置であって、前記制御部は、前記センサ部により検知した前記水分量が第1所定値になった場合には、前記空調部を駆動させて、前記第1所定値よりも少ない第2所定値になるまで前記外気導入部から前記空間部に導入する外気量又は外気導入時間を調整することを特徴とする。
 本発明の第3の態様に係る水耕栽培装置は、上記第1又は第2態様の水耕栽培装置であって、前記外気導入部は、前記空間部に設けた開口部を備えることを特徴とする。
 本発明の第4の態様に係る水耕栽培方法は、地上部で合成した養分を地下部に蓄積する植物を育成するために前記地下部に潅水する水耕栽培方法であって、前記地下部を栽培するために略密閉状態で前記地下部を収容する空間部において、前記地下部又は前記地下部周辺の水分量を検知し、前記空間部に外気を導入する外気導入部から導入する外気量又は外気導入時間を調整して、前記水分量を制御することを特徴とする。
本発明の実施形態として示す水耕栽培装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施形態として示す水耕栽培装置の他の構成を示す断面図である。
 以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
 本発明を適用した水耕栽培装置1は、例えば図1乃至図3に示すように構成されている。この水耕栽培装置1は、植物体100の育成のために土を使わない水耕栽培を行う。
 水耕栽培装置1は、植物体100の根101、102(地下部B)に液体を供給して、植物体100を栽培する。本実施形態として示す水耕栽培装置1は、地上部Aで合成した養分を地下部Bに蓄積する植物、例えば根物作物を育成するものについて説明する。この根物作物としては、例えば図1に示す植物体100としてのオタネニンジン(朝鮮人参、高麗人参)が挙げられる。この植物体100において、本実施形態では、例えばオタネニンジンを示すが、これに限定したものではない。また、本実施形態では植物体100に液体を供給するものについて説明するが、当該液体としては、水や水に栄養分を加えた培養液を含む。
 図1に示す水耕栽培装置1は、主根101と側根102とを有する植物体100を育成する。水耕栽培装置1は、支持部11(11a,11b)と、主根潅水部(12、13)と、側根潅水部(30、31、32、33)と、制御部3とを有する。
 支持部11は、植物体100を支持する。この支持部11は、蓋部11aと貫通部11bとを有する。この支持部11は、植物体100の主根101を側部から支持する。図1の水耕栽培装置1において、支持部11は、例えば蓋部11aの中心位置に貫通部11bを持つ円柱状のスポンジが使用可能である。これにより支持部11は、スポンジと植物体100の摩擦力で植物体100を支持する。
 なお、植物体100を支持できるものであれば、地上部をひも状のもので吊るなど、支持部11の手段は問わない。なお、この蓋部11aには、複数の貫通部11bが設けられていてもよい。
 支持部11によって支持されている植物体100は、主根101の上端が蓋部11aから露出している。主根101の上端からは、上方に向けて植物体100の茎及び葉103が延びている。水耕栽培装置1の上方には光源2が設けられている。この光源2は、例えば複数のLEDからなる。茎及び葉103は、光源2から発せられた光Lを受けて光合成を行うことが可能となる。
 この支持部11は、栽培槽30の上方に支持部11を配置している。この支持部11は、植物体100の主根101を貫通部11bによって支持している。これにより、水耕栽培装置1は、地下部Bを栽培するために略密閉して地下部Bを収容する空間部20を形成している。
 主根潅水部は、栽培槽30内の空間部20に向けて主根101に霧状に液体(ミスト)13aを噴霧することにより主根101(地下部B)への潅水を行う。主根潅水部は、取付部12、及び、噴霧部13を有する。
 取付部12は、栽培槽30の内壁に設けられる。例えば取付部12は、栽培槽30の四方端から中央に向けて液体13aを噴霧する構成であってもよい。また、取付部12は、噴霧部13が主根101に液体13aを供給できれば栽培槽30における任意の高さ位置に設けられていればよい。取付部12には、一又は複数の噴霧部13が取り付けられる。
 噴霧部13は、霧状の液体13aを噴霧する。噴霧部13は、図示しない液体供給配管と接続されている。噴霧部13は液体供給配管から供給された液体13aを霧状(ミスト状)にして、ノズル部から噴射する。
 この噴霧方式としては、高圧気体を使用した霧吹きタイプや、超音波ミストなどが挙げられる。さらに、2流体方式のミストによるものが望ましいが、1流体方式のミストでもよい。さらにそれ以外のNFT、DFTによるものでも構わない。なお、潅水をNFT、DFTにより行う場合、必ずしも空間部20を略密閉系にする必要はないが、地下部Bの状態の安定化のために略密閉系とすることが望ましい。
 さらに、空間部20には、水分量を検知するセンサ部14が設けられている。本実施形態において、センサ部14は、支持部11の地下部B側に取り付けられている。なお、センサ部14は、空間部20内の壁面、床面、天井面(支持部11の底面)に設けられていてもよい。さらに、センサ部14は、空間部20内、支持部11、又は、植物体100自身の少なくとも一つに設けられていればよい。すなわち、センサ部14は、地下部B又は地下部B周辺における空間部20の水分量を検知できればよい。センサ部14によって検出された水分量は、制御部3に供給される。
 さらに、栽培槽30には、空調ファン41が設置されている。空調ファン41は、栽培槽30における空間部20に空気を導入する(空気導入部)。さらに、空調ファン41は、制御部3によって制御される。これにより、空調ファン41は、空間部20内の温度及び湿度を制御する空調部としても機能する。
 なお、図1は空調ファン41を備えた一例を示したが、これに限るものではない。例えば、図1に示すように単純に空間部20の周辺の外気を導入してもよく、コンプレッサとエアドライヤなどを用いて、ドライエアを空間部20に供給してもよい。
 制御部3は、水耕栽培装置1によって植物体100を栽培するための制御を実施する。制御部3は、例えば、水耕栽培装置1に付属した制御機器であってもよい。また、制御部3は、ユーザのパーソナルコンピュータや携帯端末等であってもよい。更に、制御部3は、単一の水耕栽培装置1及び光源2のみならず、多数の水耕栽培装置1及び光源2と接続されていてもよい。
 制御部3は、予めメモリに各噴霧部13の噴霧間隔及び噴霧時間を表すデータを記憶している。そして制御部3は、図示しないタイマによって計時されている時刻に基づいて噴霧間隔となったことを判定する。これに応じ、制御部3は、予め設定されている噴霧時間に亘って各噴霧部13から噴霧を行わせる。これにより、制御部3は、所望の噴霧部13から、所定の噴霧間隔、噴霧時間に亘り、液体13aを主根101に与えることができる。
 側根潅水部は、側根102を液体110に浸すことにより側根102への潅水を行う。側根潅水部は、栽培槽30、液体導入流路31、液体排出流路32、及び、循環ポンプ33を有する。
 栽培槽30には、液体導入流路31から導入された液体31aを蓄える。栽培槽30は、主根101から伸びる側根102を浸す容量以上の液体110を蓄える。また、栽培槽30は、側根102への潅水を行う液体面が主根101の下端よりも下方に位置するよう液体110の容量が調整されている。これにより液体面が主根101へ触れてしまうことによる細根の発生及び主根101の腐敗などを抑制する。
 液体導入流路31には、側根102を浸している液体110を循環させる循環部としての循環ポンプ33が接続されている。この循環ポンプ33は、制御部3の制御に応じて回転数が調整される。循環ポンプ33の回転数を調整することにより、液体導入流路31から栽培槽30に導入される液体31aの量及び液体排出流路32から排出される液体32aの量を調整できる。
 これにより、栽培槽30における液体110の循環量が調整される。この循環量は、主根潅水部によって主根101に潅水を行う量よりも多くするよう調整される。これにより、水耕栽培装置1は、主根101へ供給する液体量よりも多い液体量によって側根102への潅水を行う。なお、栽培槽30の液体110を循環させる構成としては、循環ポンプ33のみならず、栽培槽30を傾ける手段などであってもよい。
 更に、制御部3は、光源2と接続されている。光源2は、制御部3によって地上部Aに対する照射時間等が調整される。
 更に、制御部3は、空間部20における物理量(温度、湿度(水分量)を含む)を適切な範囲に制御する。このために、制御部3は、外気導入部(センサ部14)から導入する外気量又は外気導入時間を調整する。このために、制御部3は、空調部(センサ部14)を駆動させる。これにより、制御部3は、センサ部14により検知される水分量を制御する。
 水分量の制御のための外気量又は外気導入時間は、栽培する植物体100の種類等によって異なる。具体的には、植物体100によって必要な噴霧部13による潅水量が異なり、さらに、植物体100が育成するために適切な地下部B又は地下部B周囲の水分量が異なる。
 したがって、制御部3は、予め設定された植物体100への潅水量、適切な水分量によって外気量及び外気導入時間を制御する。これにより、制御部3は、センサ部14を駆動させて、空間部20内を適切な水分量に調整する。
 以上のように、この水耕栽培装置1は、地上部Aで合成した養分を地下部Bに蓄積する植物体100において地下部Bに潅水する。そして、水耕栽培装置1は、空間部20によって、地下部Bを栽培するために略密閉状態で地下部Bを収容する。その状態で、センサ部14によって、水耕栽培装置1は、地下部B又は地下部B周辺における空間部20の水分量を検知する。さらに水耕栽培装置1は、空調ファン41を備えることによって、空間部20に外気を導入する外気導入部と、空間部20内の温度及び湿度を制御する空調部とを有する。水耕栽培装置1は、外気導入部から導入する外気量又は外気導入時間を調整するように空調ファン41を駆動させてセンサ部14により検知される水分量を制御する。
 これにより、水耕栽培装置1は、植物体100の地下部Bにおける環境をより良好とすることができる。例えば、水耕栽培装置1は、支持部11によって空間部20が略密閉状態であっても、空間部20における湿度が高まることを抑制できる。これにより、地下部B及び地下部Bの周囲が過湿状態になることを抑制できる。
 さらに、水耕栽培装置1は、空間部20内の空調のために空調ファン41を設けている。これにより水耕栽培装置1は、効率的に空間部20における過湿状態を抑制できる。
 上述した水耕栽培装置1において、制御部3は、空間部20における水分量を所定量を超えないように制御することが望ましい。このために、制御部3は、センサ部14により検知した水分量が第1所定値になったか否かを判定する。制御部3は、センサ部14により検知した水分量が第1所定値になった場合に、空調ファン41を駆動させる。制御部3は、センサ部14により検出した水分量が、第1所定値よりも少ない第2所定値になったかを判定する。制御部3は、センサ部14により検出した水分量が第2所定値となるまで空調ファン41から導入する外気量又は外気導入時間を調整する。
 この第1所定値は、植物体100を育成するときにおいて、植物体100にとって過湿状態となることを防ぐための空間部20の水分量である。第2所定値は、植物体100を育成するために好ましい空間部20の水分量である。この第1所定値及び第2所定値は、植物体100ごとによって異なる。したがって、水耕栽培装置1は、例えば植物体100の育成者の操作等によって、植物体100に応じた第1所定値及び第2所定値が設定される。
 なお、制御部3は、噴霧部13による潅水を停止しているタイミングで空調ファン41を駆動させて外気を導入することが望ましい。これにより、水耕栽培装置1は、植物体100への潅水状態を安定させることができる。すなわち、外気が空間部20に導入されることによってミスト状の液体13aが飛散することを抑制できる。
 さらに、水耕栽培装置1は、シャッタ機構を設けてもよい。このシャッタ機構は、ミスト状の液体13aが飛散することを抑制するため、外気が直接液体13aや地下部Bに当たることを遮るように構成される。これにより、空調ファン41を駆動させることによる空間部20内の外気の流出を抑制することができる。
 このような水耕栽培装置1によれば、空間部20内の水分量が第1所定値となった場合に第2所定値となるよう制御できる。これにより、この水耕栽培装置1は、制御部3の制御によって空間部20の水分量が第2所定値となるように空調ファン41を制御できる。したがって、この水耕栽培装置1によれば、空間部20内が過湿状態なることを精度良く抑制することができる。
 さらに、この水耕栽培装置1において、図2に示すように、空間部20に開口部42を設けていてもよい。この開口部42は、空間部20の壁面に設けられている。なお、開口部42は、空間部20の壁面に限らず、支持部11に設けられていてもよい。
 このような水耕栽培装置1は、開口部42から、空間部20内の水分を含む空気を空間部20の外に排気する。開口部42は、自然に空間部20から水分を排出することができる。したがって、この水耕栽培装置1によれば、空間部20における水分量が過多となることを抑制できる。
 なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
 特願2013-189512号(出願日:2013年9月12日)の全内容は、ここに援用される。
 本発明によれば、地下部を収容している空間部に外気を導入するので、植物の地下部における環境をより良好とすることができる。
 A 地上部
 B 地下部
 1 水耕栽培装置
 3 制御部
 14 センサ部
 20 空間部
 41 空調ファン
 42 開口部
 100 植物体

Claims (4)

  1.  地上部で合成した養分を地下部に蓄積する植物を育成するために前記地下部に潅水する水耕栽培装置であって、
     略密閉状態で前記地下部を収容する空間部と、
     前記地下部又は前記地下部周辺における前記空間部の水分量を検知するセンサ部と、
     前記空間部に外気を導入する外気導入部と、
     前記空間部内の温度及び湿度を制御する空調部と、
     前記外気導入部から導入する外気量又は外気導入時間を調整するように前記空調部を駆動させて前記センサ部により検知される水分量を制御する制御部と
     を備えることを特徴とする水耕栽培装置。
  2.  前記制御部は、前記センサ部により検知した前記水分量が第1所定値になった場合には、前記空調部を駆動させて、前記第1所定値よりも少ない第2所定値になるまで前記外気導入部から前記空間部に導入する外気量又は外気導入時間を調整することを特徴とする請求項1に記載の水耕栽培装置。
  3.  前記外気導入部は、前記空間部に設けた開口部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の水耕栽培装置。
  4.  地上部で合成した養分を地下部に蓄積する植物を育成するために前記地下部に潅水する水耕栽培方法であって、
     前記地下部を栽培するために略密閉状態で前記地下部を収容する空間部において、前記地下部又は前記地下部周辺の水分量を検知し、
     前記空間部に外気を導入する外気導入部から導入する外気量又は外気導入時間を調整して、前記水分量を制御すること
     を特徴とする水耕栽培方法。
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