WO2015005300A1

WO2015005300A1 - 放送番組再生システムおよびその制御方法、ならびにテレビジョン装置および放送受信装置

Info

Publication number: WO2015005300A1
Application number: PCT/JP2014/068106
Authority: WO
Inventors: 仁志吉谷
Original assignee: シャープ株式会社
Priority date: 2013-07-09
Filing date: 2014-07-08
Publication date: 2015-01-15
Also published as: JP2015019170A; JP5667248B2

Abstract

　テレビジョン装置（２）は、チャンネル切換要求を受け付けた後、切換先チャンネル情報を番組関連情報受信装置（６）に送信する。番組関連情報受信装置（６）は、切換先チャンネル情報に対する応答を、テレビジョン装置（２）に送信する。テレビジョン装置（２）は、応答を受信してから、チャンネル切り換えを開始する。これにより、テレビジョン装置（２）における放送番組の再生と、端末装置における番組関連情報の再生とを、常に連携して切り換えることができる。

Description

放送番組再生システムおよびその制御方法、ならびにテレビジョン装置および放送受信装置

　本発明は、放送番組を再生する放送番組再生システムおよびその制御方法、ならびにテレビジョン装置および放送受信装置に関する。

　従来、テレビジョン装置において視聴中の放送番組に関連する情報（番組関連コンテンツ等）を、視聴者の端末装置（携帯電話、タブレット端末等）にリアルタイムで配信する、いわゆるマルチスクリーン型放送の検討が活発になされている。この放送方式によって、テレビジョン装置を通じて放送番組を視聴者に視聴させつつ、端末装置を通じてその放送番組に関する情報を視聴者に閲覧させるサービスが可能になる。このようなサービスの提供を受けた視聴者は、放送番組に関する情報がリアルタイムかつ簡易に手に入るので、放送番組をより積極的に視聴するようになることが期待される。

　図７は、従来技術に係るマルチスクリーン放送方式を採用した放送番組再生システム１０１の構成を示す図である。この図に示すように、放送信号送信装置１０９は、マルチスクリーン型放送信号を送信する。この放送信号は、放送番組および当該放送番組に関連する番組関連情報を含んでいる。一般に、複数の異なるチャンネルのそれぞれにおいて、異なる放送番組およびそれに対応する番組関連情報を含んだ異なるマルチスクリーン型放送信号が送信されている。

　放送番組再生システム１０１では、放送信号を受信可能なテレビジョン装置１０２とは別に、同じ放送信号を受信可能な番組関連情報受信装置１０６が用意されている。この番組関連情報受信装置１０６が同じ放送信号を受信して番組関連情報を抽出し、携帯端末１０８に送信する。この結果、テレビジョン装置１０２において視聴中の放送番組に関する情報が、携帯端末１０８においてリアルタイムに再生される。

　図７の例では、テレビジョン装置１０２および番組関連情報受信装置１０６は、同じチャンネルを選局している。テレビジョン装置１０２は、選局中のチャンネルにおけるマルチスクリーン型放送信号を受信し、そのマルチスクリーン型放送信号に含まれる、レストランを紹介する放送番組を再生する。一方、番組関連情報受信装置１０６は、選局中のチャンネルにおけるマルチスクリーン型放送信号を受信し、そのマルチスクリーン型放送信号に含まれる番組関連情報Ａを抽出して携帯端末１０８に送信する。携帯端末１０８は、受信した番組関連情報Ａを再生する。図７の例では、携帯端末１０８は、放送番組に登場するレストランに関する情報（名称、所在地等）を、画面に表示する。

　以上のように、視聴者は、携帯端末１０８に対して特別な操作をすることなく、テレビジョン装置２を通じて放送番組（レストラン紹介番組）を視聴しながら、同じ放送番組に関する情報（レストラン情報）を、携帯端末１０８を通じて閲覧することができる。

　しかし、放送番組再生システム１０１には、テレビジョン装置１０２においてチャンネルが切り換わると、切り換え後の放送番組とは無関係の情報が携帯端末１０８において再生される問題がある。図８は、この問題を説明する図である。この図に示す例では、視聴者は、図７に示す放送番組がテレビジョン装置１０２において再生されているときに、リモートコントローラ１０４の数字ボタンを押下することによって、テレビジョン装置１０２に対して、選局中のチャンネルを他のチャンネルに切り換えることを要求する。テレビジョン装置１０２は、この要求を受けて、チャンネルを切り換える。これによりテレビジョン装置２は、切り換え後の放送番組（プロ野球番組）を再生する。

　一方、番組関連情報受信装置１０６は、テレビジョン装置１０２においてチャンネルが切り換わった事実を何ら把握していないので、依然として、切り換え前のチャンネルにおける番組関連情報Ａを、携帯端末１０８に送信し続ける。この結果、携帯端末１０８は、切り換え前のチャンネルにおける放送番組に登場するレストランに関する情報（名称、所在地等）を、画面に表示し続ける。

　このように、従来技術では、テレビジョン装置１０２におけるチャンネル切り換え後に、携帯端末１０８における番組関連情報が、切り換え後の放送番組に関連するものに変更されない。したがって、視聴者は不満を覚えてしまう。

　この問題を解決するために有効と考えられる技術が、特許文献１に開示されている。特許文献１の技術では、通信端末装置５００が、放送信号に基づく３チャンネルのＴＶ画像を表示しているとき、３チャンネルを示すコンテンツ特定情報を映像表示装置６００に送信し、映像表示装置６００は、受信したコンテンツ特定情報を用いて、放送信号に基づく３チャンネルのＴＶ画像を表示する。これにより、通信端末装置５００と映像表示装置６００とにおいて、同じチャンネルのＴＶ画像が表示される。この技術を放送番組再生システム１０１に応用することによって、図８に示す問題は、次のように解決される。

　図９は、テレビジョン装置１０２に対してチャンネル切換要求があった場合に、テレビジョン装置１０２が再生する放送番組に関連する番組関連情報が、携帯端末１０８において正常に再生される例を説明する図である。この図に示す例では、テレビジョン装置１０２は、選局中のチャンネルを他のチャンネルに切り換える要求を受けると、切り換え後の放送番組を再生する。図９の例では、テレビジョン装置１０２は、プロ野球番組を再生している。さらにテレビジョン装置１０２は、切り換え先のチャンネルを表す情報を、番組関連情報受信装置１０６に送信する。

　番組関連情報受信装置１０６は、受信した切り換えチャンネル情報に基づき、切り換え先のチャンネル番号を特定する。これにより、選局中のチャンネルを、特定した番号のチャンネルに切り換える。その結果、番組関連情報受信装置１０６は、受信するマルチスクリーン型放送信号を、切り換え後のチャンネルにおける信号に切り換える。そして、受信したマルチスクリーン型放送信号から、切り換え後のチャンネルの放送番組に関連する番組関連情報Ｂを抽出し、携帯端末１０８に送信する。これにより携帯端末１０８は、受信した番組関連情報Ｂを再生する。図９の例では、放送中のプロ野球ゲームに関する情報（対戦チーム名、スコア等）を画面に表示する。

　以上のように、図９の例では、テレビジョン装置２に対してチャンネル切換要求があった後、テレビジョン装置２が再生する放送番組と、端末装置が再生する番組関連情報とが、切り換え後の同じチャンネルのものに連携して切り換わる。したがって、ユーザが不満を覚えることはない。

日本国公開特許公報「特開２００８－７２４６７号公報（２００８年３月２７日公開）」

　しかしながら、放送番組再生システム１０１では、テレビジョン装置１０２が番組関連情報受信装置１０６に切換先チャンネル情報を送信したとしても、携帯端末１０８が、切り換え前の番組関連情報を依然として再生し続ける可能性がある。図１０は、その可能性を説明する図である。

　図１０の例では、テレビジョン装置１０２が送信した切換先チャンネル情報は、何らかの理由（通信障害、遅延等）で番組関連情報受信装置１０６に届いていない。したがって番組関連情報受信装置１０６は、切り換え前のチャンネルの放送番組に関連する番組関連情報Ａを携帯端末１０８に送信し続ける。一方、テレビジョン装置１０２は、再生する放送番組を、切り換え後のチャンネルの番組関連情報に切り換える。すなわち、テレビジョン装置１０２が番組関連情報受信装置１０６に切換先チャンネル情報を送信したにも関わらず、テレビジョン装置１０２において再生される放送番組と、携帯端末１０８において再生される番組関連情報とは、互いに無関係のものになっている。

　同様の問題は、視聴者がリモートコントローラ１０４を用いて短時間で次々とチャンネルを切り換える操作を行った場合にも起こりうる。この場合、番組関連情報受信装置１０６がテレビジョン装置１０２から切換先チャンネル情報を受信した後、チャンネル切り換え処理を完了させる前に、次のチャンネルへの切り換え要求がテレビジョン装置１０２に対してなされてしまう。したがって、テレビジョン装置１０２において選局中のチャンネルと、番組関連情報受信装置１０６において選局中のチャンネルとが一致しなくなるので、テレビジョン装置１０２において再生される放送番組と、携帯端末１０８において再生される番組関連情報とが、互いに無関係のものになってしまう。

　さらに、同様の問題は、テレビジョン装置１０２から送信された切換先チャンネル情報が番組関連情報受信装置１０６に正しく届いたにもかかわらず、番組関連情報受信装置１０６が何らかの原因で切換先チャンネル情報を正しく処理できない場合にも起こりうる。

　本発明は上記の課題を解決するためになされたものである。そして、その目的は、テレビジョン装置における放送番組の再生と、端末装置における番組関連情報の再生とが、常に連携して切り換わる放送番組再生システムを提供することにある。

　本発明の一態様に係る放送番組再生システムは、上記の課題を解決するために、
　テレビジョン装置と、放送受信装置と、端末装置とを備えている放送番組再生システムであって、
　上記テレビジョン装置は、
　　チャンネルを選局する第１の選局手段と、
　　上記第１の選局手段が選局中の上記チャンネルにおける、放送番組および当該放送番組に関連する番組関連情報を含む放送信号を受信する放送信号受信手段と、
　　受信された上記放送信号に含まれる上記放送番組を再生する放送番組再生手段と、
　　選局中の上記チャンネルを他のチャンネルに切り換えるためのチャンネル切換要求を受け付ける受付手段と、
　　上記チャンネル切換要求の受け付け後、上記他のチャンネルを表すチャンネル情報を上記放送受信装置に送信するチャンネル情報送信手段と、
　　上記放送受信装置から送信された、上記チャンネル情報に対する応答を受信する応答受信手段と、
　　上記応答が受信された後、上記第１の選局手段が選局中の上記チャンネルを上記他のチャンネルに切り換えるチャンネル切換手段とを備えており、
　上記放送受信装置は、
　　チャンネルを選局する第２の選局手段と、
　　上記第２の選局手段が選局中の上記チャンネルにおける、放送番組および当該放送番組に関連する番組関連情報を含む放送信号を受信する第２の放送信号受信手段と、
　　受信された上記放送信号に含まれる上記番組関連情報を上記端末装置に送信する番組関連情報送信手段と、
　　上記テレビジョン装置から送信された上記チャンネル情報を受信するチャンネル情報受信手段と、
　　上記チャンネル情報が受信された後、上記チャンネル情報への応答を上記テレビジョン装置に送信する応答送信手段と、
　　上記チャンネル情報が受信された後、上記第２の選局手段が選局中の上記チャンネルを、上記チャンネル情報が表す上記他のチャンネルに切り換える第２のチャンネル切換手段とを備えており、
　上記端末装置は、
　　上記放送受信装置から送信された上記番組関連情報を再生する番組関連情報再生手段を備えていることを特徴としている。

　本発明の一態様に係る放送番組再生システムによれば、テレビジョン装置における放送番組の再生と、端末装置における番組関連情報の再生とを、常に連携して切り換えることできる効果を奏する。

本発明の一実施形態に係る放送番組再生システムが、テレビジョン装置に対してチャンネル切換要求があった後、テレビジョン装置が再生する放送番組と、端末装置が再生する番組関連情報とを、切り換え後の同じチャンネルのものに連携して切り換える様子を示す図である。本発明の一実施形態に係る放送番組再生システムの全体構成を示す図である。本発明の一実施形態に係るテレビジョン装置の要部構成を示すブロック図である。本発明の一実施形態に係る番組関連情報受信装置の要部構成を示すブロック図である。本発明の一実施形態に係る放送番組再生システムが実行する処理の流れを示すシーケンス図である。本発明の他の実施形態に係るテレビジョン装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。従来技術に係るマルチスクリーン放送方式を採用した放送番組再生システムの構成を示す図である。従来技術に係る放送番組再生システムにおける問題を説明する図である。従来技術に係る放送番組再生システムにおいて、テレビジョン装置に対してチャンネル切換要求があった場合に、テレビジョン装置が再生する放送番組に関連する番組関連情報が、携帯端末において正常に再生される例を説明する図である。従来技術に係る放送番組再生システムにおいて、テレビジョン装置が番組関連情報受信装置に切換先チャンネル情報を送信したとしても、携帯端末が、切り換え前の番組関連情報を依然として再生し続ける可能性があることを説明する図である。

　〔実施形態１〕
　本発明に係る一実施形態について、図１～図５を参照して以下に説明する。

　（放送番組再生システム１０１の概要）
　図２は、本実施形態に係る放送番組再生システム１の全体構成を示す図である。この図に示すように、放送番組再生システム１は、テレビジョン装置２、リモートコントローラ４、番組関連情報受信装置６（放送受信装置）、携帯端末８（端末装置）、および放送信号送信装置９を備えている。

　放送番組再生システム１において、放送信号送信装置９は、マルチスクリーン型放送信号を送信する。この放送信号は、所定のチャンネルにおける放送番組、および当該放送番組に関連する番組関連情報を含んでいる。本実施形態では、ＩＰＤＣ（IP Data Cast）方式に基づき、同一の放送信号に放送番組および番組関連情報が格納されているが、本発明はこれに限定されない。

　本実施形態では、複数の異なるチャンネルのそれぞれにおいて、異なる放送番組およびそれに対応する番組関連情報を含んだ異なるマルチスクリーン型放送信号が同時に送信されている。一つの放送信号送信装置９が、異なるチャンネルにおける複数のマルチスクリーン型放送信号をそれぞれ送信することもできる。また、放送局ごとに用意された異なる放送信号送信装置９が、個別のチャンネルにおけるマルチスクリーン型放送信号をそれぞれ送信することもできる。

　放送番組再生システム１では、マルチスクリーン型放送信号を受信可能なテレビジョン装置２とは別に、同じマルチスクリーン型放送信号を受信可能な番組関連情報受信装置６が用意されている。この番組関連情報受信装置６がマルチスクリーン型放送信号を受信して、当該マルチスクリーン型放送信号に含まれる番組関連情報を抽出し、携帯端末８に送信する。この結果、テレビジョン装置２において視聴中の放送番組に関する情報が、携帯端末８においてリアルタイムに再生される。

　図２の例では、テレビジョン装置２および番組関連情報受信装置６は、同じチャンネルを選局している。テレビジョン装置２は、選局中のチャンネルにおけるマルチスクリーン型放送信号を受信し、そのマルチスクリーン型放送信号に含まれる、レストランを紹介する放送番組を再生する。一方、番組関連情報受信装置６は、選局中のチャンネルにおけるマルチスクリーン型放送信号を受信し、そのマルチスクリーン型放送信号に含まれる番組関連情報Ａを抽出して携帯端末８に送信する。携帯端末８は、図示しない再生部（番組関連情報再生手段）を用いて、受信した番組関連情報Ａを再生する。図２の例では、携帯端末８は、放送番組に登場するレストランに関する情報（名称、所在地等）を画面に表示する。

　以上のように、放送番組再生システムでは、視聴者は、携帯端末８に対して特別な操作をすることなく、テレビジョン装置２を通じて放送番組（レストラン紹介番組）を視聴しながら、同じ放送番組に関する情報（レストラン情報）を、携帯端末８を通じて閲覧することができる。

　ここでいう番組関連情報とは、放送番組に関連した、携帯端末８において再生可能な任意の情報である。たとえば、放送番組に関連する画像または音声等のコンテンツそのものであればよい。このように、マルチスクリーン型放送信号に放送番組に関連するコンテンツが番組関連情報として予め含まれていれば、携帯端末８は、インターネット等にアクセスできなくても、番組に関連するコンテンツをマルチスクリーン型放送信号から取得して再生することできる。

　また、番組関連情報は、ネットワーク回線を通じて取得可能な、画像、音声、テキスト、またはウェブページ等のコンテンツにアクセスするための所定のアクセス情報（ＵＲＬ等）であってもよい。この場合、番組関連情報の再生とは、携帯端末８が、ＵＲＬ等のアクセス情報によって特定されるコンテンツを、ネットワーク回線を通じてサーバ等の外部装置から取得して再生することを意味する。

　携帯端末８には、各放送局に共通して対応したアプリケーションがインストールされていてもよい。このアプリケーションは、各放送局から提供される番組関連情報を一括して扱い、かつ、再生するものであればよい。視聴者は、番組関連情報を閲覧する際、このアプリケーションを通じて、番組に関するより詳細な情報を入手したり、または、番組に登場した商品を予約したり購入したりすることもできる。

　詳しくは後述するが、放送番組再生システム１では、視聴者がテレビジョン装置２においてチャンネルを切り換える操作を行うと、テレビジョン装置２が再生する放送番組と、端末装置が再生する番組関連情報とが、切り換え後の同じチャンネルのものに連携して切り換わる。この仕組みについて説明する前に、本実施形態に係るテレビジョン装置２および番組関連情報受信装置６の内部構成について、それぞれ以下に説明する。

　（テレビジョン装置２の構成）
　図３は、本発明の一実施形態に係るテレビジョン装置の構成を示したブロック図である。この図には、たとえば画面サイズ１６：９（１９２０×１０８０ドット）の液晶表示装置２９を有するテレビジョン装置２の全体を示す。テレビジョン装置２は、バス３４に接続されたＣＰＵ３５およびメモリ３６を有している。テレビジョン装置２の動作は、ＣＰＵ３５およびメモリ３６に記憶された各種の制御プログラムにより制御される。すなわちテレビジョン装置２は、ＣＰＵ３５を含むコンピュータシステムによって制御されており、テレビジョン装置２をコンピュータシステムによって動作させるためのプログラムは、メモリ３６に記憶されている。

　メモリ３６は、通常、ＲＡＭによって構成されるが、一部にＲＯＭを含んでいても良い。また、書き換え可能なフラッシュメモリ等を含んでいても良い。メモリ３６には、オペレーティングシステムおよび各種の制御ソフト等が記憶されている。さらに、放送信号に含まれるＥＰＧデータ等の番組情報に関するデータ、および電子番組表および操作に関する情報等をオンスクリーン表示（ＯＳＤ）する際に必要となるＯＳＤ用画像データ等も、記憶されている。また、メモリ３６は、各種制御動作に必要なワークメモリとして働くワーク領域を有している。

　テレビジョン装置２は、この他、デジタル放送受信用アンテナ２１、デジタルチューナー部２２（第１の選局手段、第１の放送信号受信手段、チャンネル切換手段、第１のチャンネル切換手段）、デジタル復調部２３（放送番組再生手段）、分離部（ＤＭＵＸ）２４（放送番組再生手段）、ビデオデコード／キャプチャ部２５（放送番組再生手段）、映像処理部２６（放送番組再生手段）、加算回路２７（放送番組再生手段）、ビデオ出力変換部２８（放送番組再生手段）、液晶表示装置２９、ＥＰＧ／ＯＳＤ／予約処理部３０（放送番組再生手段）、オーディオデコード部３１（放送番組再生手段）、オーディオ出力変換部３２（放送番組再生手段）、スピーカ３３（放送番組再生手段）、リモコン受光部３７（受付手段）、選局部３８（選局手段、第１の選局手段、受付手段）、切換先チャンネル情報送信部３９（チャンネル情報送信手段）、およびチャンネル切換応答受信部４０（応答受信手段）を備えている。

　デジタルチューナー部２２は、デジタル放送受信用アンテナ２１を介して受信するマルチスクリーン型放送信号のチャンネルを選局し、選局したチャンネルにおけるマルチスクリーン型放送信号を受信する。その際、選局部３８からの選局指示に応じて受信するチャンネルを選局する。デジタルチューナー部２２からの受信信号は、デジタル復調部２３において復調され、分離部２４に送られる。

　分離部２４は、デジタル復調部２３から入力された、復調された放送信号において多重化されている映像データおよび音声データを、互いに分離する。そして、映像データをビデオデコード／キャプチャ部２５に送り、一方、音声データをオーディオデコード部３１に送る。さらに、分離部２４は、放送信号に含まれるＥＰＧデータ等のデータを抽出し、ＥＰＧ／ＯＳＤ／予約処理部３０に送る。なお、分離部２４によって抽出された各種データは、ＣＰＵ３５による書き込み制御によって、必要に応じてメモリ３６に記録される。

　ビデオデコード／キャプチャ部２５は、分離部２４によって分離された映像データをデコードすることによって映像信号を生成したり、映像データに含まれるビデオ情報を静止画としてキャプチャしたりする。ビデオデコード／キャプチャ部２５は、生成した映像信号を映像処理部２６に送る。

　映像処理部２６は、入力された映像信号に対して各種の映像処理を行う。たとえば、ノイズリダクション、シャープネス調整、およびコントラスト調整等の映像処理を行い、液晶表示装置２９に対して最適な映像信号となるように映像信号を変換する。映像処理部２６は、変換後の映像信号を加算回路２７に送る。

　加算回路２７は、映像処理部２６から受け取った映像信号に、必要に応じて他のデータを加算してから、ビデオ出力変換部２８に出力する。たとえば、ＥＰＧ／ＯＳＤ／予約処理部３０から電子番組表（ＥＰＧ；Electronic Program Guide）データを受け取った場合には、映像信号に電子番組表データを加算する。他に、ＯＳＤ（オン・スクリーン・ディスプレイ）データを映像信号に加算してもよい。

　ビデオ出力変換部２８は、受信した映像信号を液晶表示装置２９に表示させるための駆動回路を含んでいる。また、加算回路２７から受け取った映像信号を液晶表示装置２９に送る。液晶表示装置２９は、送られてきた映像データを画面上に表示する。

　ＥＰＧ／ＯＳＤ／予約処理部３０は、定期的に更新保存されたＥＰＧデータに基づき電子番組表を作成し、また、予め決められたレイアウト情報等に基づき、画像データ、文字データ、基本図形等を組み合わせてＯＳＤデータを作成する。ＯＳＤデータとは、たとえば、予めメモリ３６に記憶された設定メニュー画面、音量ケージ、現在時刻、選局チャンネル等の各種情報を描画するためのデータである。また、ＥＰＧ／ＯＳＤ／予約処理部３０は、前記の電子番組表を利用して番組の予約処理等を行う。

　オーディオデコード部３１は、分離部２４によって分離された音声データをデコードすることによって音声信号を生成し、オーディオ出力変換部３２を介してスピーカ３３に送る。その際、オーディオ出力変換部３２は、入力された音声信号をスピーカ３３での再生に最適な信号に変換してスピーカ３３に供給する。スピーカ３３は、供給された信号に基づき音声を出力する。

　リモコン受光部３７は、リモートコントローラ４からの光信号を受信して、リモートコントローラ４からの制御信号を受け付けるためのものである。後から説明するチャンネル切り換え要求等、視聴者からの指示は、このリモートコントローラ４を介して行われる。

　選局部３８は、リモコン受光部３７が受信した制御信号を解析して、切り換え先のチャンネルの番号を決定する。そして、受信する放送信号のチャンネルを、決定した番号のチャンネルに切り換えるように、デジタルチューナー部２２に指示する。

　切換先チャンネル情報送信部３９は、切り換え先のチャンネルを表す情報を、番組関連情報受信装置１０６に送信する。

　チャンネル切換応答受信部４０は、切換先チャンネル情報に対する応答を、番組関連情報受信装置１０６から受信する。

　（番組関連情報受信装置６）
　図４は、本発明の一実施形態に係る番組関連情報受信装置６の要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、番組関連情報受信装置６は、デジタル放送受信用アンテナ６１、デジタルチューナー部６２（選局手段、第２の選局手段、チャンネル切換手段、第２のチャンネル切換手段）、デジタル復調部６３、番組関連情報抽出部６４、送信部６５（番組関連情報送信手段）、選局部６６（選局手段、第２の選局手段）、切換先チャンネル情報受信部６７（チャンネル情報受信手段）、およびチャンネル切換応答部６８（応答送信手段）を備えている。

　デジタルチューナー部６２は、選局中のチャンネルにおけるマルチスクリーン型放送信号を、デジタル放送受信用アンテナ６１を介して受信する。その際、選局部６６からの選局指示に応じて受信するチャンネルの選局を行う。デジタルチューナー部６２からの受信信号は、デジタル復調部６３において復調され、番組関連情報抽出部６４に送られる。

　番組関連情報抽出部６４は、受け取った放送信号に含まれる番組関連情報を抽出し、送信部６５に出力する。送信部６５は、受け取った番組関連情報を携帯端末８に送信する。より詳細には次の通りである。送信部６５は、入力された番組関連情報を、いったん、図示しないメモリに格納する。そして、携帯端末８に対して、番組関連情報の取得処理を実行するように指示する信号を送信する。携帯端末８は、この信号を受信すると、番組関連情報受信装置６に対して、番組関連情報の取得を求める信号を送信する。送信部６５は、この信号を受信すると、メモリから番組関連情報を読み出し、携帯端末８に送信する。

　選局部６６は、入力された切換先チャンネル情報を解析することによって、切り換え先のチャンネルの番号を決定する。そして、受信する放送信号のチャンネルを、決定した番号のチャンネルに切り換えるように、デジタルチューナー部６２に指示する。

　切換先チャンネル情報受信部６７は、テレビジョン装置２から送信される切換先チャンネル情報を受信する。

　チャンネル切換応答部６８は、切換先チャンネル情報に対する応答であるチャンネル切換応答をテレビジョン装置２に送信する。

　（放送番組再生システム１の処理）
　本実施形態に係る放送番組再生システム１は、視聴者がテレビジョン装置２においてチャンネルを切り換える操作を行うと、テレビジョン装置２が再生する放送番組と、端末装置が再生する番組関連情報とを、切り換え後の同じチャンネルのものに連携して切り換えることできる。これを実現するための放送番組再生システム１における処理の流れについて、図１、図２、および図５を参照して説明する。

　図１は、本実施形態に係る放送番組再生システム１が、テレビジョン装置２に対してチャンネル切換要求があった後、テレビジョン装置２が再生する放送番組と、端末装置が再生する番組関連情報とを、切り換え後の同じチャンネルのものに連携して切り換える様子を示す図である。図５は、本実施形態に係る放送番組再生システム１が実行する処理（放送番組再生システム１の制御方法）の流れを示すシーケンス図である。

　視聴者は、図２に示すように、レストランを紹介する放送番組を、テレビジョン装置２を通じて視聴している。ここで、図５に示すように、まず視聴者が、リモートコントローラ４における所定の数字ボタン押下する（ステップＳ１）。この数字ボタンは、所定のチャンネルに対応している。すなわち視聴者は、数字ボタンを押下することによって、リモートコントローラ４に対して、選局中のチャンネルとは異なる切り換え後のチャンネルを指定する操作を行う。

　図５に示すように、リモートコントローラ４は、テレビジョン装置２において選局中のチャンネルを、視聴者によって指定されたチャンネルに切り換える旨を、テレビジョン装置２に要求する（ステップＳ２）。その際、たとえば、指定されたチャンネルの番号をコードした所定の制御信号を生成して、テレビジョン装置２に送信する。

　このチャンネル切換要求（すなわち制御信号）を、テレビジョン装置２のリモコン受光部３７が受信し、選局部３８に出力する（受付工程）。選局部３８は、入力された制御信号内のリモコンコードを判別する（ステップＳ３）。これにより、切り換え先のチャンネルの番号を決定する（ステップＳ４）。選局部３８は、決定したチャンネル番号を、切換先チャンネル情報送信部３９に出力する。

　（切換先チャンネル情報の送信）
　切換先チャンネル情報送信部３９は、入力されたチャンネル番号を表す切換先チャンネル情報を生成し、番組関連情報受信装置６に送信する（ステップＳ５、チャンネル情報送信工程）。この時点において、選局部３８は、デジタルチューナー部２２に対してチャンネルの切り換えをまだ指示しない。

　番組関連情報受信装置６において、切換先チャンネル情報受信部６７が、切換先チャンネル情報を受信し、選局部６６に出力する（チャンネル情報受信工程）。選局部６６は、入力された切換先チャンネル情報を解析することによって、切り換え先のチャンネルの番号を決定する。そして、受信する放送信号のチャンネルを、決定した番号のチャンネルに切り換えるように、デジタルチューナー部６２に指示する。

　（チャンネル切換応答の送信）
　デジタルチューナー部６２は、この指示を受けて、チャンネル切換処理を開始する（ステップＳ６）。その際、まず、デジタルチューナー部６２は、チャンネル切換処理を開始する旨を、チャンネル切換応答部６８に通知する。チャンネル切換応答部６８は、この通知を受けると、切換先チャンネル情報に対する応答であるチャンネル切換応答を、テレビジョン装置２に送信する（ステップＳ７、応答送信工程）。

　（テレビジョン装置２におけるチャンネル切り換え）
　テレビジョン装置２において、チャンネル切換応答受信部４０が、チャンネル切換応答を受信する（応答受信手段）。チャンネル切換応答受信部４０は、チャンネル切換応答を受信した旨を、切換先チャンネル情報送信部３９に通知する。この通知を受けて、選局部３８は、選局中のチャンネルを、要求されたチャンネルに切り換えるように、デジタルチューナー部２２に指示する。

　デジタルチューナー部２２は、この指示を受けて、チャンネル切換処理を開始する（ステップＳ８、第１のチャンネル切換工程）。その際、デジタルチューナー部２２は、選局中のチャンネルを、選局部３８から指定されたチャンネルに切り換えることによって、受信するマルチスクリーン型放送信号を、要求されたチャンネルにおけるものに切り換える（第１の放送信号受信工程）。これにより、デジタル復調部２３以降において処理される信号が、切り換え後のチャンネルにおけるマルチスクリーン型放送信号に変更される。

　この結果、テレビジョン装置２が再生する放送番組が、切り換え前のチャンネルのものから、切り換え後のチャンネルのものに切り換わる（ステップＳ９、放送番組再生工程）。具体的には、図２に示すレストラン紹介番組が、図１に示すプロ野球番組に切り換わる。

　（番組関連情報受信装置６におけるチャンネル切り換え）
　このとき、番組関連情報受信装置６においても、チャンネル切換処理が開始されている。すなわちデジタルチューナー部６２は、選局中のチャンネルを、選局部６６から指定されたチャンネルに切り換えることによって、受信するマルチスクリーン型放送信号を、指定されたチャンネルにおけるものに切り換える（第２のチャンネル切換工程）。これにより、デジタル復調部６３以降において処理される信号が、切り換え後のチャンネルにおけるマルチスクリーン型放送信号に変更される。

　この結果、番組関連情報抽出部６４は、切り換え後のチャンネルの放送番組に関連する番組関連情報Ｂを、受信されたマルチスクリーン型放送信号から抽出し、送信部６５に出力する（番組関連情報送信工程）。送信部６５は、切り換え後のチャンネルにおける番組関連情報Ｂを携帯端末８に送信する（ステップＳ１０）。これにより、携帯端末８が再生する番組関連情報が、切り換え前のチャンネルの放送番組に関連する番組関連情報Ａから、切り換え後のチャンネルの放送番組に関連する番組関連情報Ｂに切り換わる（ステップＳ１１、番組関連情報再生工程）。具体的には、図２に示すレストラン情報が、図１に示すプロ野球情報に切り換わる。

　以上のように、本実施形態に係る放送番組再生システム１では、視聴者がテレビジョン装置２に対してチャンネルを切り換える操作を行った後、テレビジョン装置２は、再生する放送番組をレストラン番組からプロ野球番組に切り換える。一方、携帯端末８は、再生する番組関連情報を、レストラン番組に関する情報から、プロ野球番組に関する情報に切り換える。その際、視聴者は、番組関連情報受信装置６に対してチャンネルを切り換える操作を何ら行っていない。携帯端末８に対しても同様である。したがって、テレビジョン装置２における放送番組の再生切り換えに連携した、携帯端末８における番組関連情報の再生切り換えを、視聴者に多大な手間をかけさせることなく実現することができる。

　（本実施形態のまとめ）
　本実施形態では、テレビジョン装置２は、チャンネル切換要求を受け付けた後、直ちにチャンネルを切り換えるのではなく、まず、切り換え先のチャンネルを表す切換先チャンネル情報を番組関連情報受信装置６に送信する。番組関連情報受信装置６は、切換先チャンネル情報を受信すると、それに対する応答であるチャンネル切換応答をテレビジョン装置２に送信するとともに、選局中のチャンネルを、受信した切換先チャンネル情報が表すチャンネルに切り換える。テレビジョン装置２は、チャンネル切換応答を番組関連情報受信装置６から受信した後に初めて、選局中のチャンネルを、切り換え要求されたチャンネルに切り換える。

　すなわちテレビジョン装置２は、番組関連情報受信装置６がチャンネル切換処理を実行することが保証されてから初めて、自身におけるチャンネル切換処理を実行する。これにより、番組関連情報受信装置６がチャンネルを切り換えていないにも関わらず、テレビジョン装置２のみがチャンネルを切り換えるような事態は起こらない。その結果、テレビジョン装置２が、切り換え後のチャンネルの放送番組を再生するときに、携帯端末８は、切り換え後のチャンネルの放送番組に関する情報を確実に再生することができる。

　以上のように、本実施形態に係る放送番組再生システム１によれば、テレビジョン装置２における放送番組の再生と、携帯端末８における番組関連情報の再生とを、常に連携して切り換えることができる。

　なお、テレビジョン装置２に対するチャンネル切換要求は、リモートコントローラ４のチャンネルアップボタンまたはチャンネルダウンボタンを視聴者が押下することによっても与えられる。あるいは、リモートコントローラ４の放送方式選択ボタン（地上デジタル放送選択ボタン、ＢＳ放送選択ボタン、ＣＳ放送選択ボタン等）を視聴者が押下することによっても、与えられる。たとえば、地上デジタル放送の放送番組を視聴中に、視聴者がＢＳ放送選択ボタンを押下した場合は、現在選局中の地上デジタル放送のチャンネルから、ＢＳ放送番組の視聴時に最後に選局されていたＢＳ放送のチャンネルに切り換える旨の要求が、リモートコントローラ４からテレビジョン装置２に対してなされる。このような要求も、本発明の一実施形態におけるチャンネル切換要求の範囲内に含まれる。

　また、テレビジョン装置２に対するチャンネル切換要求は、リモートコントローラ４を介して入力されるものに限られない。たとえば、テレビジョン装置２に備えられたチャンネル切換ボタンを視聴者が直接押下することによって、テレビジョン装置２に対してチャンネル切換要求がなされても良い。

　〔実施形態２〕
　本発明に係る第２の実施形態について、図６を参照して以下に説明する。なお、上述した第１の実施形態と共通する各部材には同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。

　本実施形態に係る放送番組再生システム１では、切換先チャンネル情報送信部３９は、切換先チャンネル情報を番組関連情報受信装置６に送信した後、チャンネル切換応答受信部４０がチャンネル切換応答を受信することなく、予め指定された所定時間（たとえば３秒）が経過した場合、切換先チャンネル情報を番組関連情報受信装置６に再送信する。

　上記の構成によれば、番組関連情報受信装置６は、何らかの事情で一時的にチャンネル切り換え処理ができず、そのため応答を返せなかった場合であっても、所定時間の経過後にテレビジョン装置２から再度提供される切換先チャンネル情報を用いて、チャンネル切り換え処理を再度試みることができる。この結果、テレビジョン装置２がチャンネル切換要求を受け付けた後、テレビジョン装置２および番組関連情報受信装置６のそれぞれにおいてチャンネルが切り換わらずに長時間が経過することを、未然に防止することができる。

　（テレビジョン装置２における処理の流れ）
　図６は、本実施形態に係るテレビジョン装置２が実行する処理の流れを示すフローチャートである。この図に示すように、テレビジョン装置２は、まず、リモートコントローラ４からチャンネル切換要求を受信したか否かを判定する（ステップＳ２１）。ステップＳ２１における判定の結果が「偽」であるとき（Ｎｏ）、テレビジョン装置２は、ステップＳ２１の判定を繰り返す。

　（切換先チャンネル情報の送信）
　一方、ステップＳ２１における判定の結果が「真」であるとき（Ｙｅｓ）、切換先チャンネル情報送信部３９は、切換先チャンネル情報を番組関連情報受信装置６に送信する（ステップＳ２２）。その後、切換先チャンネル情報送信部３９は、切換先チャンネル情報を番組関連情報受信装置６に送信した旨をチャンネル切換応答受信部４０に通知する。

　この通知を受けて、チャンネル切換応答部６８は、チャンネル切換応答を番組関連情報受信装置６から受信した否かを判定する（ステップＳ２３）。ステップＳ２３における判定の結果が「真」であるとき（Ｙｅｓ）、チャンネル切換応答受信部４０は、チャンネル切換応答を受信した旨を選局部３８に通知する。選局部３８は、この通知を受けると、チャンネルの切り換えをデジタルチューナー部２２に指示する。この指示を受けて、デジタルチューナー部２２は、選局中のチャンネルを、切換先チャンネル情報送信部３９から指定された新たなチャンネルに切り換える（ステップＳ２４）。

　一方、ステップＳ２３における判定の結果が「偽」であるとき（Ｎｏ）、チャンネル切換応答受信部４０は、チャンネル切換応答を未だ受信していない旨を切換先チャンネル情報送信部３９に通知する。この通知を受けて、切換先チャンネル情報送信部３９は、最新の切換先チャンネル情報を番組関連情報受信装置６に送信してから、予め指定された所定時間（たとえば３秒）が経過したか否かを判定する（ステップＳ２５）。

　ステップＳ２５における判定の結果が「偽」であるとき（Ｎｏ）、図６に示す処理はステップＳ２３に戻り、チャンネル切換応答受信部４０が、再度、チャンネル切換応答を受信したか否かを判定する。すなわち、切換先チャンネル情報送信部３９が切換先チャンネル情報を番組関連情報受信装置６に送信してから、チャンネル切換応答受信部４０がチャンネル切換応答を受信することなく所定時間が経過するまでの間、ステップＳ２３およびＳ２５の処理が繰り返される。

　（切換先チャンネル情報の再送信）
　一方、ステップＳ２５における判定の結果が「真」であるとき（Ｙｅｓ）、切換先チャンネル情報送信部３９は、予め指定された所定回数（たとえば３回）、同じ切換先チャンネル情報を番組関連情報受信装置６に再送信したか否かを判定する（ステップＳ２６）。ステップＳ２６における判定の結果が「偽」であるとき（Ｎｏ）、図６に示す処理はステップＳ２２に戻り、切換先チャンネル情報送信部３９は、同じ切換先チャンネル情報を番組関連情報受信装置６に再送信する。

　一方、ステップＳ２６における判定の結果が「真」であるとき（Ｙｅｓ）、テレビジョン装置２は、チャンネル切換処理を中止する（ステップＳ２７）。これにより、切換先チャンネル情報を指定回数繰り返して番組関連情報受信装置６に送信したにも関わらず、番組関連情報受信装置６からチャンネル切換応答が帰ってこない場合に、チャンネル切換応答を延々と送り続けることを未然に防止できる。なお、チャンネル切換処理を中止する際には、テレビジョン装置２は、その旨を視聴者に通知することが好ましい。たとえば画面に、チャンネル切換処理が失敗した旨を視聴者に通知するメッセージを表示する。

　〔実施形態３〕
　テレビジョン装置２が備える各制御ブロック、および、番組関連情報受信装置６が備える各制御ブロックは、集積回路（ＩＣチップ）等に形成された論理回路（ハードウェア）によって実現してもよいし、ＣＰＵ（Central Processing Unit）を用いてソフトウェアによって実現してもよい。

　後者の場合、テレビジョン装置２および番組関連情報受信装置６は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するＣＰＵ、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ（またはＣＰＵ）で読み取り可能に記録されたＲＯＭ（Read Only Memory）または記憶装置（これらを「記録媒体」と称する）、上記プログラムを展開するＲＡＭ（Random Access Memory）などを備えている。そして、コンピュータ（またはＣＰＵ）が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、たとえば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体（通信ネットワークや放送波等）を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。

　〔まとめ〕
　本発明の態様１に係る放送番組再生システムは、テレビジョン装置と、放送受信装置（番組関連情報受信装置６）と、端末装置（携帯端末８）とを備えている放送番組再生システムであって、
　上記テレビジョン装置は、
　　チャンネルを選局する第１の選局手段（選局部３８、デジタルチューナー部２２）と、
　　上記第１の選局手段が選局中の上記チャンネルにおける、放送番組および当該放送番組に関連する番組関連情報を含む放送信号を受信する第１の放送信号受信手段（デジタルチューナー部２２）と、
　　受信された上記放送信号に含まれる上記放送番組を再生する放送番組再生手段（デジタル復調部２３、分離部２４、ビデオデコード／キャプチャ部２５、映像処理部２６、加算回路２７、ビデオ出力変換部２８、ＥＰＧ／ＯＳＤ／予約処理部３０、オーディオデコード部３１、オーディオ出力変換部３２）と、
　　選局中の上記チャンネルを他のチャンネルに切り換えるためのチャンネル切換要求を受け付ける受付手段（選局部３８）と、
　　上記チャンネル切換要求の受け付け後、上記他のチャンネルを表すチャンネル情報を上記放送受信装置に送信するチャンネル情報送信手段（切換先チャンネル情報送信部３９）と、
　　上記放送受信装置から送信された、上記チャンネル情報に対する応答を受信する応答受信手段（チャンネル切換応答受信部４０）と、
　　上記応答が受信された後、上記第１の選局手段が選局中の上記チャンネルを上記他のチャンネルに切り換えるチャンネル切換手段（選局部３８、デジタルチューナー部２２）とを備えており、
　上記放送受信装置（番組関連情報受信装置６）は、
　　チャンネルを選局する第２の選局手段（選局部６６、デジタルチューナー部６２）と、
　　上記第２の選局手段が選局中の上記チャンネルにおける、放送番組および当該放送番組に関連する番組関連情報を含む放送信号を受信する第２の放送信号受信手段（デジタルチューナー部６２）と、
　　受信された上記放送信号に含まれる上記番組関連情報を上記端末装置に送信する番組関連情報送信手段（送信部６５）と、
　　上記テレビジョン装置から送信された上記チャンネル情報を受信するチャンネル情報受信手段（切換先チャンネル情報受信部６７）と、
　　上記チャンネル情報が受信された後、上記チャンネル情報への応答を上記テレビジョン装置に送信する応答送信手段（チャンネル切換応答部６８）と、
　　上記チャンネル情報が受信された後、上記第２の選局手段が選局中の上記チャンネルを、上記チャンネル情報が表す上記他のチャンネルに切り換える第２のチャンネル切換手段（選局部６６、デジタルチューナー部６２）とを備えており、
　上記端末装置は、
　　上記放送受信装置から送信された上記番組関連情報を再生する番組関連情報再生手段を備えていることを特徴とする放送番組再生システムである。

　上記の構成によれば、テレビジョン装置は、チャンネル切換要求を受け付けた後、直ちにチャンネルを切り換えるのではなく、まず、切り換え先のチャンネルを表すチャンネル情報を放送受信装置に送信する。放送受信装置は、チャンネル情報を受信すると、それに対する応答をテレビジョン装置に送信するとともに、選局中のチャンネルを、受信したチャンネル情報が表すチャンネルに切り換える。テレビジョン装置は、応答を放送受信装置から受信した後に初めて、選局中のチャンネルを、切り換え要求されたチャンネルに切り換える。

　すなわちテレビジョン装置は、放送受信装置がチャンネル切り換え処理を実行することが保証されてから初めて、自身におけるチャンネル切り換え処理を実行する。これにより、放送受信装置がチャンネルを切り換えていないにも関わらず、テレビジョン装置のみがチャンネルを切り換えるような事態は起こらない。その結果、テレビジョン装置が、切り換え後のチャンネルの放送番組を再生するときに、端末装置は、切り換え後のチャンネルの放送番組に関する情報を再生できる。

　以上のように、態様１に係る放送番組再生システムによれば、テレビジョン装置における放送番組の再生と、端末装置における番組関連情報の再生とを、常に連携して切り換えることできる効果を奏する。

　本発明の態様２に係る放送番組再生システムでは、さらに、上記態様１において、上記チャンネル情報送信手段は、上記チャンネル情報を上記放送受信装置に送信した後、上記応答受信手段が上記応答を受信することなく、予め定められた所定時間が経過した場合、上記チャンネル情報を上記放送受信装置に再送信することが好ましい。

　上記の構成によれば、放送受信装置は、何らかの事情で一時的にチャンネル切り換え処理ができず、そのため応答を返せなかった場合であっても、所定時間経過後にテレビジョン装置から再度提供されるチャンネル情報を用いて、チャンネル切り換え処理を再度試みることができる。この結果、テレビジョン装置がチャンネル切り換え要求を受け付けた後、テレビジョン装置および放送受信装置のそれぞれにおいてチャンネルが切り換わらずに長時間が経過することを、未然に防止することができる。

　本発明の態様３に係るテレビジョン装置は、
　チャンネルを選局する選局手段（選局部３８、デジタルチューナー部２２）と、
　選局中の上記チャンネルにおける、放送番組および当該放送番組に関連する番組関連情報を含む放送信号を受信する放送信号受信手段（デジタルチューナー部２２）と、
　受信された上記放送信号に含まれる上記放送番組を再生する放送番組再生手段（デジタル復調部２３、分離部２４、ビデオデコード／キャプチャ部２５、映像処理部２６、加算回路２７、ビデオ出力変換部２８、ＥＰＧ／ＯＳＤ／予約処理部３０、オーディオデコード部３１、オーディオ出力変換部３２、）と、
　選局中の上記チャンネルを他のチャンネルに切り換えるためのチャンネル切換要求を受け付ける受付手段（選局部３８）と、
　上記チャンネル切換要求の受け付け後、上記他のチャンネルを表すチャンネル情報を、上記放送信号を受信する放送受信装置に送信するチャンネル情報送信手段（切換先チャンネル情報送信部３９）と、
　上記放送受信装置から送信された、上記チャンネル情報に対する応答を受信する応答受信手段（チャンネル切換応答受信部４０）と、
　上記応答が受信された後、上記選局手段が選局中の上記チャンネルを上記他のチャンネルに切り換えるチャンネル切換手段（選局部３８）とを備えている。

　上記の構成によれば、テレビジョン装置における放送番組の再生と、端末装置における番組関連情報の再生とを、常に連携して切り換えることできる放送番組再生システムを構成するテレビジョン装置を実現することができる。

　本発明の態様４に係る放送受信装置は、
　チャンネルを選局する選局手段（選局部６６、デジタルチューナー部６２）と、
　上記選局手段が選局中の上記チャンネルにおける、放送番組および当該放送番組に関連する番組関連情報を含む放送信号を受信する放送信号受信手段（デジタルチューナー部６２）と、
　受信された上記放送信号に含まれる上記番組関連情報を、当該番組関連情報を再生する端末装置に送信する番組関連情報送信手段（送信部６５）と、
　テレビジョン装置から送信された、上記チャンネルとは異なる他のチャンネルを表すチャンネル情報を受信するチャンネル情報受信手段（切換先チャンネル情報受信部６７）と、
　上記チャンネル情報が受信された後、上記チャンネル情報への応答を上記テレビジョン装置に送信する応答送信手段（チャンネル切換応答部６８）と、
　上記応答が送信された後、上記選局手段が選局中の上記チャンネルを、上記チャンネル情報が表す上記他のチャンネルに切り換えるチャンネル切換手段（選局部６６、デジタルチューナー部６２）とを備えている。

　上記の構成によれば、テレビジョン装置における放送番組の再生と、端末装置における番組関連情報の再生とを、常に連携して切り換えることできる放送番組再生システムを構成する放送受信装置を実現することができる。

　本発明の態様５に係る制御方法は、テレビジョン装置と、放送受信装置（放送受信装置）と、端末装置（携帯端末８）とを備えている放送番組再生システムの制御方法であって、
　上記テレビジョン装置において、選局中のチャンネルにおける、放送番組および当該放送番組に関連する番組関連情報を含む放送信号を受信する第１の放送信号受信工程と、
　上記テレビジョン装置において、第１の放送信号受信工程において受信された上記放送信号に含まれる上記放送番組を再生する放送番組再生工程と、
　上記放送受信装置において、選局中の上記チャンネルにおける、放送番組および当該放送番組に関連する番組関連情報を含む放送信号を受信する第２の放送信号受信工程と、
　上記放送受信装置において、第２の放送信号受信工程において受信された上記放送信号に含まれる上記番組関連情報を上記端末装置に送信する番組関連情報送信工程と、
　上記端末装置において、上記放送受信装置から送信された上記番組関連情報を再生する番組関連情報再生工程と、
　上記テレビジョン装置において、選局中の上記チャンネルを他のチャンネルに切り換えるためのチャンネル切換要求を受け付ける受付工程と、
　上記テレビジョン装置において、上記チャンネル切換要求の受け付け後、上記他のチャンネルを表すチャンネル情報を、上記放送受信装置に送信するチャンネル情報送信工程と、
　上記放送受信装置において、送信された上記チャンネル情報を受信するチャンネル情報受信工程と、
　上記放送受信装置において、上記チャンネル情報が受信された後、上記チャンネル情報への応答を上記テレビジョン装置に送信する応答送信工程と、
　上記テレビジョン装置において、上記放送受信装置から送信された、上記チャンネル情報に対する応答を受信する応答受信手段と、
　上記テレビジョン装置において、上記応答が受信された後、選局中の上記チャンネルを上記他のチャンネルに切り換える第１のチャンネル切換工程と、
　上記放送受信装置において、上記チャンネル情報が受信された後、選局中の上記チャンネルを、上記チャンネル情報が表す上記他のチャンネルに切り換える第２のチャンネル切換工程とを含んでいる。

　上記の構成によれば、態様１に係る放送番組再生システムと同様の作用効果を奏する。

　態様３に係るテレビジョン装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記テレビジョン装置が備える各手段として動作させることにより上記テレビジョン装置をコンピュータによって実現させるプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。

　態様４に係る放送受信装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記放送受信装置が備える各手段として動作させることにより上記放送受信装置をコンピュータによって実現させるプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。

　本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。

　本発明は、マルチスクリーン型放送信号に含まれる放送番組および番組関連情報を連携して再生する各種の放送番組再生システムとして、幅広く利用できる。

　１　放送番組再生システム
　２　テレビジョン装置
　４　リモートコントローラ
　６　番組関連情報受信装置
　８　携帯端末
　９　放送信号送信装置
　２１　デジタル放送受信用アンテナ
　２２　デジタルチューナー部
　２３　デジタル復調部
　２４　分離部
　２５　ビデオデコード／キャプチャ部
　２６　映像処理部
　２７　加算回路
　２８　ビデオ出力変換部
　２９　液晶表示装置
　３０　ＥＰＧ／ＯＳＤ／予約処理部
　３１　オーディオデコード部
　３２　オーディオ出力変換部
　３３　スピーカ
　３４　バス
　３５　ＣＰＵ
　３６　メモリ
　３７　リモコン受光部
　３８　選局部
　３９　切換先チャンネル情報送信部
　４０　チャンネル切換応答受信部
　６１　デジタル放送受信用アンテナ
　６２　デジタルチューナー部
　６３　デジタル復調部
　６４　番組関連情報抽出部
　６５　送信部
　６６　選局部
　６７　切換先チャンネル情報受信部
　６８　チャンネル切換応答部

Claims

　テレビジョン装置と、放送受信装置と、端末装置とを備えている放送番組再生システムであって、
　上記テレビジョン装置は、
　　チャンネルを選局する第１の選局手段と、
　　上記第１の選局手段が選局中の上記チャンネルにおける、放送番組および当該放送番組に関連する番組関連情報を含む放送信号を受信する第１の放送信号受信手段と、
　　受信された上記放送信号に含まれる上記放送番組を再生する放送番組再生手段と、
　　選局中の上記チャンネルを他のチャンネルに切り換えるためのチャンネル切換要求を受け付ける受付手段と、
　　上記チャンネル切換要求の受け付け後、上記他のチャンネルを表すチャンネル情報を上記放送受信装置に送信するチャンネル情報送信手段と、
　　上記放送受信装置から送信された、上記チャンネル情報に対する応答を受信する応答受信手段と、
　　上記応答が受信された後、上記第１の選局手段が選局中の上記チャンネルを上記他のチャンネルに切り換えるチャンネル切換手段とを備えており、
　上記放送受信装置は、
　　チャンネルを選局する第２の選局手段と、
　　上記第２の選局手段が選局中の上記チャンネルにおける上記放送信号を受信する第２の放送信号受信手段と、
　　受信された上記放送信号に含まれる上記番組関連情報を上記端末装置に送信する番組関連情報送信手段と、
　　上記テレビジョン装置から送信された上記チャンネル情報を受信するチャンネル情報受信手段と、
　　上記チャンネル情報が受信された後、上記チャンネル情報への応答を上記テレビジョン装置に送信する応答送信手段と、
　　上記チャンネル情報が受信された後、上記第２の選局手段が選局中の上記チャンネルを、上記チャンネル情報が表す上記他のチャンネルに切り換える第２のチャンネル切換手段とを備えており、
　上記端末装置は、
　　上記放送受信装置から送信された上記番組関連情報を再生する番組関連情報再生手段を備えていることを特徴とする放送番組再生システム。
　上記チャンネル情報送信手段は、上記チャンネル情報を上記放送受信装置に送信した後、上記応答受信手段が上記応答を受信することなく、予め定められた所定時間が経過した場合、上記チャンネル情報を上記放送受信装置に再送信することを特徴とする請求項１に記載の放送番組再生システム。
　チャンネルを選局する選局手段と、
　選局中の上記チャンネルにおける、放送番組および当該放送番組に関連する番組関連情報を含む放送信号を受信する放送信号受信手段と、
　受信された上記放送信号に含まれる上記放送番組を再生する放送番組再生手段と、
　選局中の上記チャンネルを他のチャンネルに切り換えるためのチャンネル切換要求を受け付ける受付手段と、
　上記チャンネル切換要求の受け付け後、上記他のチャンネルを表すチャンネル情報を、c上記放送信号を受信する放送受信装置に送信するチャンネル情報送信手段と、
　上記放送受信装置から送信された、上記チャンネル情報に対する応答を受信する応答受信手段と、
　上記応答が受信された後、上記選局手段が選局中の上記チャンネルを上記他のチャンネルに切り換えるチャンネル切換手段とを備えていることを特徴とするテレビジョン装置。
　チャンネルを選局する選局手段と、
　選局中の上記チャンネルにおける、放送番組および当該放送番組に関連する番組関連情報を含む放送信号を受信する放送信号受信手段と、
　受信された上記放送信号に含まれる上記番組関連情報を、当該番組関連情報を再生する端末装置に送信する番組関連情報送信手段と、
　テレビジョン装置から送信された、上記チャンネルとは異なる他のチャンネルを表すチャンネル情報を受信するチャンネル情報受信手段と、
　上記チャンネル情報が受信された後、上記チャンネル情報への応答を上記テレビジョン装置に送信する応答送信手段と、
　上記チャンネル情報が受信された後、上記選局手段が選局中の上記チャンネルを、上記チャンネル情報が表す上記他のチャンネルに切り換えるチャンネル切換手段とを備えていることを特徴とする放送受信装置。
　テレビジョン装置と、放送受信装置と、端末装置とを備えている放送番組再生システムの制御方法であって、
　上記テレビジョン装置において、選局中のチャンネルにおける、放送番組および当該放送番組に関連する番組関連情報を含む放送信号を受信する第１の放送信号受信工程と、
　上記テレビジョン装置において、第１の放送信号受信工程において受信された上記放送信号に含まれる上記放送番組を再生する放送番組再生工程と、
　上記放送受信装置において、選局中の上記チャンネルにおける、放送番組および当該放送番組に関連する番組関連情報を含む放送信号を受信する第２の放送信号受信工程と、
　上記放送受信装置において、第２の放送信号受信工程において受信された上記放送信号に含まれる上記番組関連情報を上記端末装置に送信する番組関連情報送信工程と、
　上記端末装置において、上記放送受信装置から送信された上記番組関連情報を再生する番組関連情報再生工程と、
　上記テレビジョン装置において、選局中の上記チャンネルを他のチャンネルに切り換えるためのチャンネル切換要求を受け付ける受付工程と、
　上記テレビジョン装置において、上記チャンネル切換要求の受け付け後、上記他のチャンネルを表すチャンネル情報を、上記放送受信装置に送信するチャンネル情報送信工程と、
　上記放送受信装置において、送信された上記チャンネル情報を受信するチャンネル情報受信工程と、
　上記放送受信装置において、上記チャンネル情報が受信された後、上記チャンネル情報への応答を上記テレビジョン装置に送信する応答送信工程と、
　上記テレビジョン装置において、上記放送受信装置から送信された、上記チャンネル情報に対する応答を受信する応答受信手段と、
　上記テレビジョン装置において、上記応答が受信された後、選局中の上記チャンネルを上記他のチャンネルに切り換える第１のチャンネル切換工程と、
　上記放送受信装置において、上記応答が送信された後、選局中の上記チャンネルを、上記チャンネル情報が表す上記他のチャンネルに切り換える第２のチャンネル切換工程とを含んでいることを特徴とする制御方法。